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平成27年度 事業報告

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平成27年度 事業報告
平 成 2 7 年 度
事 業 報 告
社会福祉法人 啓光福祉会
Ⅰ
法人本部
Ⅱ
啓光学園(含、なかまの樹)
Ⅲ
啓光ホーム
Ⅳ
啓光えがお
Ⅴ
啓光相談支援センター
経営理念
○ 一人ひとりの尊厳を重んじ、利用者本位の経営を行う。
○ 支援技術の高い職員を育成し、福祉サービスの向上を図る。
○ 計画的、経済的で、職員参加型の運営を行う。
○ 地域にとけ込み、福祉の充実・発展に寄与する。
平成28年4月 1 日
1
【Ⅰ
1
法人本部】
役員構成
理事8名、監事2名、評議員17名
2
評議員会・理事会開催
開催年月日
提
案 議 案 等
理事会 評議員会
議決
承認
・平成26年度事業報告
○
○
・平成26年度決算報告
○
○
・啓光福祉会定款変更について
○
○
・啓光学園運営規程一部変更について
○
○
・第1次補正予算
○
○
・第2次補正予算
○
○
・事業所別就業規則の統合について
○
○
・マイナンバー制度開始に伴う就業規則等一部改正について
○
○
・啓光えがお運営規程一部改正について
○
○
平成27年
報告事項
5月24日
・4月、5月の事業報告
・(仮称)さくら作業所整備計画
・グループホーム整備計画
議案
・監事監査報告
協議事項(理事会)
・グループホーム整備計画(覚書)
・新福祉農園
・理事検討会報告
9月27日
報告事項
・6月~9月の事業報告
・予算執行状況
・新給与制度について
議案
協議事項(理事会)
・新給与制度について
・経営理念について
2
開催年月日
提
案 議 案 等
理事会 評議員会
議決
承認
・啓光福祉会給与規程改正について
○
○
・第3次補正予算
○
○
・啓光学園運営規程一部改正について
○
○
・啓光えがお運営規程一部改正について
○
○
12月20日 報告事項
・10月~12月の事業報告
・予算執行状況
議案
12月28日 議案
・さくら作業所新築工事請負契約について
平成28年
報告事項
3月20日
・事業活動報告
○
・さくら作業所新築工事状況報告
・社会福祉法人制度改正に向けて
・福祉医療機構退職金共済制度の変更について
・給与規程細則制定について
・平成28年度4月1日付人事異動について
議案
・第4次補正予算
○
○
・法人組織規程の一部改正について
○
○
・特定個人情報取扱規程について
○
○
・平成28年度事業計画について
○
○
・平成28年度予算について
○
○
・平成28年度給食業務委託契約について
○
○
・平成28年度設備管理、保安警備、清掃、洗濯業務委託契約について
○
○
・経営理念について
○
○
・施設長人事について
○
・評議員委嘱について
○
協議事項(理事会)
・グループホーム整備に係る賃貸借契約について
3
3
法人監査
平成28年5月11日
4
啓光学園会議室において実施
苦情相談
法人オンブズマン
橋本喜美江氏(福祉関係者代表)
吉田道子氏(NPO法人代表)
5
① 苦情相談窓口開設
啓光学園 5回、啓光えがお 3回、なかまの樹 3回
② 苦情件数
啓光学園 0件、啓光えがお 0件、なかまの樹 0件
職員懲戒委員会
平成27年1月及び7月に職員の過失による業務中の交通事故が発生した。平成27年
8月この2件の事故について、理事長から啓光福祉会職員懲戒委員会に対し処分に関する
諮問を行った。審議会からの答申に基づき、8月7日に以下のとおり懲戒処分を実施した。
・ けん責処分(主事1名)
・ 7日間の出勤停止処分(主事1名)
・ 口頭注意(参事1名、副参事1名)
6
会議
① 経営会(理事長・統括施設長・施設長・生活支援課長)
毎月開催 年12回
さくら作業所整備事業調整、啓光農園整備調整、3ヵ所目のグループホーム整備調
整、給与制度打合せ、法人新年会見直し、法人職員採用打合せ、児童施設の
存続について検討、駐車場整備調整、社会福祉法人改革について調整等
② 運営会(理事長、統括施設長・施設長・生活支援課長・係長・主任)
毎月開催:年12回
③ 給食検討委員会(管理栄養士、各施設代表者、委託先管理責任者)
毎月開催:年12回
7
法人事業
① さくら作業所整備完了:和田 441 番地、敷地面積 203.3 ㎡、建築面積 121.5 ㎡
② グループホームの計画
・ 啓光ホーム3ヵ所目の計画
・ 対象物件:和田 1721-7、敷地面積 231 ㎡、軽量鉄骨2階建、延床面積 162.3 ㎡
・ 平成 27 年 9 月 29 日:合意書締結(平成 28 年 6 月~借上、改修工事、平成 29 年 4 月開設)
・ 平成 28 年 2 月 19 日:建替計画に変更…調整中
③ 啓光ファーム(啓光農園)整備完了
・ 和田 91 番地、農地 844 ㎡、休憩所 2 棟、倉庫 1 棟、トイレ 2 個、流し台 2 個
④ 啓光相談支援センター事業体制の改善
・ 営業日数週3回、職員体制:非常勤 1 名に変更し事業収支の改善を図った。
⑤ 理事検討会:5月~11 月 7 回開催(給与制度の改正)…完了
4
8
広報紙他
・
「呑気」の発行・・・・・・・平成27年5月発行
・
「啓光だより」の発行・・・・平成27年9月、平成28年1月発行
※ 部数各600部
5
【Ⅱ
1
啓光学園】
利用者の生活支援
(1) 支援の方針として、落ち着ける環境をつくることと、職員の支援技術の向上を柱に、日
中の活動と夜間休日における生活が充実するよう、支援に当たった。
(2) 特別なケアや対応を要する利用者に対して、より専門性をもって対応するように研究検
討チームを発足させ、日常的な対応と検証を行った。
・夜尿対応検討チーム
(職員3名、対象ケース3件)
・児童自閉症対応検討チーム(職員3名、対象ケース3件)
・成人自閉症対応検討チーム(職員3名、対象ケース3件)
(3)コミュニケーションの方法として、写真や絵のカードを積極的に活用して視覚的に情報
を受け取りやすい方法を取り入れた。
(4)幼児期、学齢期、過年等の年齢に合わせた支援を実施した。高校卒業後の進路先に向け
て特別支援学校と連携を図った。
(5)なかまの樹では、個人の持っている力を最大限に発揮することと、身体面、健康面のケ
アの両面から支える事を主眼に支援を行った。
2
日課・支援
(1)日課
生活時間について、利用者の実態に応じて一人ひとりのペースを大切にして生活できるよ
うに配慮した。
(2)なかまの樹
新施設の広い居住スペースを有効利用して、リラックスできるスペースと働く場とし
て機能のメリハリがつくよう空間の工夫を行った。
(3)ショートステイ
家族の病気、入院等で介護が困難となり、緊急かつ長期間の受け入れ要請があり、多摩
市在住利用者で延べ5件、多摩市以外の方で3件を受け入れた。利用枠が少ないために受
け入れられないケースも多く、今後の課題となっている。
<平成27年4月1日
区分
~
定員
平成28年3月31日>
利用実人員
平均利用日数
稼働率
(1人当り)
(前年比)
利用延日数
短期入所
4
184
690
4
65%(±0)
日中一時
-
104
215
2
-
多摩市
2
147
624
4
87%(+2)
6
3
生活介護
活動内容を、啓光学園3、なかまの樹1の計4グループがそれぞれに役割と性格を持って利
用者の活動要求に応えていく様にした。また、それぞれのグループが自主製品作製に着手し、
地域のイベント等で販売を行った。
(1)福祉農園から新たに借りた畑に移転した。
(2)聖ヶ丘作業の移転に向けて協議、検討を行った。
(3)リサイクル園芸班、聖ヶ丘作業所の職員配置を変更し、活性化を図った。
(4)なかまの樹では、スプラウトの顧客を拡大した。(売上223,316円/前年比△62,169円)
4
食
事
(1)業務調整及び指示
①メニューの選択が簡易に出来るよう、セレクト食事の内容を検討及び変更した。次年度は
日常的にメニューの選択ができるように検討していく。
②行事に合わせて季節を感じさせる食事メニューの提供に努めた。
③『ケトン食』を必要とする短期利用者の受け入れを行い、提供した。
④なかまの樹では、施設で行っていた二次調理の裏ごし作業を、厨房内で行い提供する形式
に変更した。
(2)衛生管理
ウィルス性の感染拡大予防対策として、フロアーと厨房間の情報共有が円滑となるよう、
マニュアルを修正した。
(3)利用者一人あたりの給与栄養目標量の確保
利用者に対して嗜好調査を実施した。次年度は、選択メニューに対する利用者の評価も調査
し、メニューに反映できるようにしていく。
5
健康管理
(1)日常支援実施内容
① 慢性疾患や日常的なケアが必要な利用者に対する処置を、症状や状態を医師に確認しな
がら実施した。
② 訪問歯科では、検診を毎月実施し、歯の治療及び健康管理を行った。
③なかまの樹では、一人ひとりに応じた健康面のケアと医療的ケアの実施を行った。
(2)定期健康診断等(なかまの樹は未実施)
定期健康診断(年1回)、細菌検査(年3回)、訪問歯科診療(毎月)
身体測定(月1回)、内科健診(隔月1回)、精神科相談(月1回)
予防接種(随時):インフルエンザ、ポリオ(児童)、日本脳炎(児童)
7
6
諸行事
<啓光学園>
施設主催:クリスマス会、夏祭り、新年会、レク会(ケーキバイキング、バーベキュー、日
帰り温泉旅行)、生活介護会(6/9~6/13 家族が来園し作業内容を見学)、季節
歳時記(お正月・夏休み、成人を祝う会、七夕・お月見・節句等々)
参 加 型:地域行事(スポーツの集い、多摩障害者作品展、都障害者美術展、福祉バザー、障害
者ふれあいスポーツ大会、子どもの碑慰霊祭)、出店(調布・府中・多摩3市合同ホットハ
ート、清瀬喜望園祭り、多摩げんきフェスティバル、福祉バザー、
その他(青年教室、赤い羽根共同募金、withchild 運動会:テント、機材貸出し)
<なかまの樹>
施設主催:クリスマス・忘年会、夏祭り、ボウリング、日帰り旅行(ジブリ博物館)
7
防災・安全対策
(1)防災と安全確保の為に、消防計画に基づいた日頃の訓練を行った。
対
策
実
施
時
期
避難訓練の実施
毎月内容を変えて実施
防災用非常食の備蓄
給食備蓄を含めて、人数分の食料と飲料水保管
消防署・地域等の訓練参加
消防署や地域が行う訓練・講習会に参加
消防設備及び避難口の点検
業者の定期点検外に、随時点検の実施
(2)避難訓練
火災訓練:4月、5月、7月、9月、11月、12月、1月、2月
通報訓練:6月( 多摩市総務部防災安全課と合同)
地震訓練:8月
消火訓練:10月、3月
(3)なかまの樹では、移転に伴い防災対応マニュアルの見直しを行った。
8
運営管理
(1)利用者の経歴、個人情報、個別の記録、個別支援計画書等をパソコンで一括管理できるシ
ステムを導入し、段階的に運用を開始した。
(2)業務の標準化を目指し、業務毎のマニュアルを作成した。また、職員同士の OJT と主任に
よる遂行管理を実施し、周知を図った。
9
事務関係
(1)契約などによる事務処理の煩雑化や個別の対応などによる事務の肥大化防止への対応を行
った。
(2)事務業務改善に努め、事務及び事務手続きが速やかで円滑に進むように仕組みを工夫した。
8
10 人事・研修
(1)派遣研修の実施
①新任、中堅、リーダー層研修に該当する職員の派遣(7名)
②専門技術向上、及び人権擁護にかかわる研修への派遣(15名)
③制度や専門業務にかかわる研修への派遣(5名)
(2)合同研修会の実施
日時
3月26日(土)14:00~15:30
内容
「知的障害の基礎知識(意思決定支援に言及しながら)」
(3)研修報告会の実施
派遣研修で得た知識を、派遣職員自身の復習とともに全職員に報告することで研修の成
果を全職員に還元させた。
11
会議・委員会
年間計画どおり実施した。
職員会議(月1回)、運営会議(月2回)、フロアー会議・ケース検討会(月2回)
食事検討委員会(月1回)、支援検討会(月4回)、保健検討会(年2回)
施設サービス点検調整委員会(オンブズマン年6回)、サービス改善向上委員会(年4回)
苦情解決委員会(随時)
12
地域・ボランティア・研修の受け入れ
(1) 社会福祉法人 東京アフターケア協会 清瀬喜望園の長期職員研修の受け入れ(3名)
(2) 多摩市社会福祉協議会の夏ボランティア受け入れ(3名)
(3)行事ボランティア受け入れ(キッズ、夏祭り、クリスマス会等)
(4)三菱東京 UFJ 銀行の新入社員研修の受け入れ(なかまの樹)
(5)理髪ボランティア(月1回)、理容師・美容師(それぞれ月1回)の来園
(6)大学、専門学校実習生の受け入れ (79名)
13
家族連絡会の開催
利用者に関する報告、意見交換を行い、相互の協力を図った。
4月、7月、10月、12月、2月 計5回
9
【参考】
啓光学園職員構成
平成28年3月31日現在
常勤換算
雇用
形態
人数
施設長
常勤
1
総務課長
兼任
(1)
総務
常勤
3
管理栄養士
常勤
1
サービス提供責任者
常勤
1
児童発達支援管理責任者
常勤
1
看護師
常勤
3
2
看護師
パート
1
0.8
児童指導員
常勤
2
2
保育士
常勤
4
4
生活支援員
常勤
23
19.8
生活支援員
パート
4
2.6
嘱託
2
職 種
医師
計
46
10
成人部
児童部
1
1
26.2
1
8
【Ⅲ
1
啓光ホーム(共同生活援助)】
利用状況
平成28年3月31日現在
利用者
啓光ホーム石村
啓光ホーム伊野
5名
8名
※啓光ホーム伊野
2
平成27年7月11日 男性1名入居
運営状況
(1) 利用者それぞれの生活スタイルを守りながら生活が送れるよう支援した。また、日中活動の
場となる会社や各作業所に順調に通えるように連携を図った。
(2) 利用者一人ひとりの口腔内や健康面の状況把握に対して課題が見つかり、来年度は改善に向
けた取り組みを行う。
3 利用者の支援
(1)啓光ホーム伊野では7月に新規に入居された方の生活状況、日中の活動の場の状況等のアセ
スメントを行い個別支援計画を策定した。
(2)利用者の土日の生活が充実するよう、通院や買い物の付添い、ガイドヘルパーを活用した外
出を実施した。
(3)地域のイベント等の情報を提供した。また、法人本部の行事にも希望者を募り参加した。
4
防災
啓光ホーム石村の火災報知器設置準備を行った。
5
食事の提供
(1)世話人は、新鮮な食材を使用して、利用者に栄養があり、美味しい食事の提供を行った。
(2)献立は、グループホームの特性を生かして、利用者の嗜好や季節感が反映されるように配
慮し、当日の状況などによっても臨機応変に対応して提供した。
6
金銭管理
(1)利用者の金銭管理は、複数職員によるチェックと法人によるチェックを行い、適正に管理
した。
7
衛生管理
(1)啓光ホーム内外の清掃や除草等の環境整備を行った。
(2)ゴミ出しなど地域との関わりを含めて適切に行った。
11
【Ⅳ
1
啓光えがお(生活介護通所施設)】
利用者の生活支援
開所6年目、これまで施設が培ってきた利用者・家族及び関係諸機関との関係を大切にし
ながら、サービスの自己点検を行い不備を順次改善する事で、より安心・安全で満足してい
ただけるようなサービス提供に努めた。
① 支援手順書をもとに項目別マニュアルを作成・更新し、生活支援のポイントをいつ
でも確認できるようにした。
② 事故対応に当たっては事後処理だけでなく職員全体で改善検討を行い、以後の未然
防止に備えた。
③ 職員間の連携を強化し、複数の目と見方によって問題解決に取り組んだ。また、虐
待へつながる要素を洗い出し、防止に向けてチームで取り組んだ。
(1)利用者サービスの質の向上
①
「経営理念」を施設内に掲げるとともに面接時などに確認することで、職員倫理
綱領・行動規範の周知徹底を図った。
②
利用者の人権・尊厳・権利の尊重に基づく支援の基本姿勢と方向性は、職員それ
ぞれが常に考え自己を見直すことができるように、日常的に互いの目と対話を重
視した。
③
個別支援計画の作成にあたってはサービス管理責任者をはじめ複数の職員が作成
に関与し、モニタリング手順の徹底と毎月の報告書により進捗状況を明確にした。
④
利用者の作業や個別環境を整え、企画行事に力を入れるなど、毎日通いたくなるよ
うな魅力的な施設作りに努めた。
⑤
緊張緩和計画に沿って体の状態に合ったケアに努めた。
(2)個別支援計画と支援の流れ
支援計画書・モニタリング報告書の書式を変更し、内容・実施状況の明確化と作成
業務の効率化を図り、相談支援センターと連携しながら活用した。
(3)マニュアルに沿った適切な対応
手順書をもとに、項目別のマニュアルを作成・整備し、施設の現状に合わせた内容
に更新した。
事故防止・対応、感染症対応、虐待防止、運転・添乗、車いす固定、福祉用具取扱、
設備・備品取扱など
2
日
課
(1)年間予定表、月間予定表、週間予定表に加えて必要に応じて係別予定表、個別日課表
を作成・工夫し、利用者一人ひとりに応じた提示に努めた。
(2)送迎時刻表を定期的に見直し、利用者や家族の事情に合うように調整した。
(3)利用者のいない時間をフォローワークタイムとし、環境整備や作業設定を効率よく実
施できるようにした。
12
3
生活介護
(1)しごと支援
利用者が、より多くの役割を経験し、要領を体得できるように作業種の選択肢を増
やし、工程分析表を用いながら挑戦と達成への支援を行った。
① 受託事業
公園清掃
② 新規受注業者・機関
ゴミカレンダー配付
4か所
③ 自主製品新規開発(手芸品、木工品、陶芸品など10品目)
④ ネットワークへの参加(たまげんき、3市共同受注マッチングモデル事業)
⑤ 工賃支給実績(年間3,516,949円
前年比 361,654円増)
(一人あたり平均 3,755円/月 前年比63円増)
⑥ 環境整備
レイアウト変更、席環境の整備、個別パーテーションの設置、菓子製造許可申
請計画
⑦ 係体制と主な取り組み
取り組み実績
加工・製作係
・ノルマ対応、作業計画、製品・部材管理
(共同作業)
・受注先開拓 ・席環境作り
工芸・デザイン係
・スペースの有効利用(陶芸室、織工芸室)
(個別作業)
・個別環境の整備 ・マスコット釣り商品化
園芸・バイオ係
・環境整備・商品開発(紙製植木鉢、紙レンガ)
(小集団・移動作業) ・製品販売先の開拓(保育所、幼稚園など 8 か所)
共通
・販売の仕事(喫茶なな、西東京カローラ社内販売)
・係ごとの催事企画
(2)感覚・感性に関わる支援の実施
音楽活動(週2回)、体育活動(週1回)、
創作活動(作品展出展)東京都障害者総合美術展 2点入選、1点佳作
多摩市障がい者美術作品展
多摩美術大学賞
(3)身体機能に関わる支援の実施
理学療法(利用者の希望と理学療法士の見解に基づく緊張緩和プログラム、車いす・舗
装具作成、取扱への支援)、運動活動、排泄支援
(4)その他の支援
移動支援、場面転換支援、時間管理支援(職員による作業時間配分の分析、作業工
程の提示による時間感覚への働きかけ)、安全確保、コミュニケーション支援、私
物管理支援、送迎支援、自立支援活動、公共機関利用支援、地域の社会資源活用支
援
(5)地域生活支援事業(日中一時)
年間利用総人数=79名(対前年19名増)
13
登録者=27名(対前年7名増)
4
食事支援
(1)メニューボードを作成、音楽を流し、心地良い食事環境の整備に取り組んだ。おぼん、
トレイ、個別食器の整備を行った。
(2)器具の消毒・室内清掃を毎日励行するとともに感染症対応マニュアルに衛生管理の項目
を追加するなど衛生管理の徹底を図った。
(3)検討委員会や栄養士との連携により特別食、ケトン食、アレルギー食などに対応した。
アレルギー対応は、保護者との綿密な確認をもとに行った。また、セレクト食も実施し
た。
(4)テーブル担当を明確にして支援体制を強化した。また、報告・連絡の徹底を図り、柔軟
かつ適切な対応に努めた。
(5)行事における二次調理を実施した。
5
健康管理
(1)毎朝の顔色をはじめとする体温、身体状況のチェック、看護師による巡回、保護者間の
情報連絡、看護師による対応指導を行った。
(2)排泄チェックをもとに健康状態の変化を把握し、柔軟な対応に努めた。
(3)昼食後の歯磨き支援について、方法を保護者と確認の上で行った。
(4)健康管理支援の実施
定期健康診断(年1回)、健康測定(月1回体重など)、インフルエンザ予防接種(年
1回)
(5)その他の健康管理実施状況
① 日常チェックとともに適時血圧・脈泊の測定を行い、状況に応じて保護者への連
絡、静養支援を行った。
② 発作、アトピー、アレルギーなどの個別状況の把握と配慮、塗り薬などの処置を
保護者や看護師による確認の上で実施した。
③ 身体機能の変化を見逃すことのないよう、理学療法士からの助言を得ながらケア
の仕方を学んだ。
④ トイレ・手洗いの衛生や室内の加湿など随時チェックを行い、適切な環境維持に
努めた。
⑤ 希望により理容、美容を月に1回実施した。
⑥ 救急、または保護者による対応が困難であると判断された場合、通院の手配と付
き添いを行った。
⑦ 日中服薬は個別の事情に応じて預かり管理した。また、預かり薬は年に一度交換
した。
6
行事・レクリエーション
入所式、盆踊り、からきだ夏祭り、上映会、クリスマス忘年会、もちつき会、新年会、
14
季節歳時記月1度、参加型5回、休日プログラム9回、出店・協力型24回、宿泊旅行(電
車:成田、TDS、バーベキュー:葛西、グルメ:埼玉、散策:浅草、日帰り外出(ショッピング、プー
ル、動物園)、宿泊体験4回、やきそば会3回
7
防災・安全対策
総合福祉センターの共同防火・防災管理協議会及び防災設備学習会に参加するとともに、
防災訓練を1月に1度実施(内総合福祉センター防災訓練6月、10月、2月)して、防
災や緊急事態に備えた。
8
運営管理
関連法令に基づく運営管理の基本を踏まえ、職員研修や職員会を通じて運営上の目標や課
題を職員間で共有することで、効率の良い運営管理に努めた。
(1)営業日数増加への取り組み
休日プログラムの開催
年間12日(昨年度比7日増)
(2)短期利用施設への送迎
新規実施先:日野療護園、多摩療護園
(3)超過勤務の削減
役割分担により行事の準備等を効率的に行うことで、超過勤務の削減に努めた。(昨
年度比25.5時間減)
(4)広報活動の実施
① 法人広報誌
年3回
② 「えがお通信」月1回
近況報告、職員紹介、月間予定表
③ 「週間プログラム」毎週金曜日
9
近況報告、お知らせ、週予定
事務関係の取り組み
(1)施設経営
① 職員会などを通じて会計のしくみ、収支を周知した。
② 収入増に向けての調査、提言を行いサービス推進費増額に繋がった。
③ 月ごとに利用日数、通所率、職員数などをデータ化し管理した。
④ 拠点区分としての視点で、相談支援センターとの業務分担状況を管理した。
(2)個人情報の適切な管理
個人情報保護規程に則り、適正な情報管理に努めた。
(3)その他
ハローワーク及び福祉人材センターへの求人、手続きを行った。
10
人事・研修
職員研修(外部) ビジネス基礎講座、感染症、食品衛生実務講習会、安全運転管理者
15
講習各1名、中堅職員研修2名
(内部) 5月職員研修(映画観賞)『人生ここにあり』、7月職員研修『こ
どもサポート』、10月職員研修『障害者権利条約と意志決定支援』、
11月職員研修『事故検証と権利条約』、3月合同研修『知的障害とは?
自己決定支援の視点から』
11
会議・委員会
職員会(月1回)、事故防止検討会、入退所判定会(1回)、サービス向上委員会、
給食検討委員会(月1回)、広報委員会(広報誌発行3回)などを実施し、円滑な施設運営
に努めた。
12
地域・実習生・ボランティアの受け入れ
多摩市中学校職場体験
13
17名、野津田高校介護実習 11名、各大学介護等体験 46名
保護者との関わり
(1)活動見学週間、給食試食会、保護者懇談会の実施(年3回)、クリスマス、新年会、販売
会などイベントへの招待
(2)保護者会(総会、全体会)
、保護者役員会への参加
(3)将来を考える会への情報提供、協力
(4)電話による欠席確認・対応及び記録
16
【参考】
(1)利用者の状況 H28 年 3 月現在
①利 用 定 員55名(登録者48 名)
②対 象 者
多摩市内とその周辺に在住の18歳以上の方で関連法令による生活介護
を希望する方。
③区分別登録者数 (昨年度比較)
区分6=22名(2名増)
区分5=17名(4名増)
区分4= 9名(5名減)
区分3= 0名(1名減)
④年齢・性別構成
18~19
20~29
30~39
男
1
10
10
女
0
6
計
1
16
40~49
50~59
60~
計
8
0
0
29
4
9
0
0
19
14
17
0
0
48
全利用者平均34.4歳 男性平均33.3歳 女性平均35.9歳
⑤利用者の入退
平成27年 4月 1名 契約
平成27年12月 1名 契約
平成28年 2月 1名 退所 施設入所のため
⑥年間利用実績
平成27年度
開所日数
平成26年度
255日
開所日数
250日
利用延人数
11,095人
利用延人数
10,911人
年間利用実績
90.2%
年間利用実績
89.7%
(2)職員構成
職
種
定数
常勤
管理者 施設長
1
1
1
サービス管理責任者
1
1
1
支援員
22
7
15
22
1
1
2
(1)
(1)
(0.1)
看護師
1
1
0.4
運転手
6
6
2.3
事務員
医師
非常勤
常勤換算
嘱託医 内科・外科・皮膚科(年2回)随時通院対応
17
備
考
嘱託
【Ⅴ
1
啓光相談支援センター】
基本方針
障害者総合支援法に基づき、障害のある人が自立した日常生活又は社会生活を営むことが
できるよう、多摩市担当部署及び関係諸機関との連携を強化し、中立・公正な相談支援に努
めた。
2
事業内容
(1)福祉サービスを利用するための情報提供、相談を行った。
(2)社会資源を活用するための支援を行った。
(3)社会生活能力を高め推進するための支援を行った。
(4)専門機関の紹介を行った。
3
計画相談支援の流れ
申請・相談→サービス等利用計画案作成依頼→サービス等利用計画案の作成→サービス等
利用計画の作成→支給決定→サービス等利用計画書提出→サービス利用開始→モニタリング
4
障害福祉サービス等の利用計画の作成(計画相談支援)
(1)サービス等利用計画についての相談及び作成などの支援が必要な場合、障害者の自立し
た生活を支え、障害者の抱える課題の解決や適切なサービス利用に向けてよりきめ細か
い支援に努めた。
(2)障害福祉サービス等の申請対象者について、サービス等利用計画の作成を行った。
(3)モニタリング時にサービス担当者会議の開催、事業所訪問、自宅訪問を行い、サービス
利用状況を見守った。
5
対象者
(1)障害福祉サービスを申請した障害者
(2)地域相談支援を申請した障害者
6
対象地域
実績 多摩市、町田市、日野市、八王子市、三鷹市、国立市、府中市、足立区、杉並区、
北区、荒川区、大田区
18
7
8
従事者
・管理者
1名(兼務)
・相談支援専門員
1名(専従)1 月~3 月まで 1 名追加
・事務職員
1名(兼務)
相談営業日、営業時間
月・水・金の 3 日間(祝日、及び12月29日から1月3日を除く)
9:00 ~ 17:00
9
設置場所
東京都多摩市南野3-15-1 多摩市総合福祉センター
啓光えがお内
10
年間実績
サービス利用支援 100件(対当初目標値+30件、前年比66件増)
モニタリング
53件(対当初目標値△ 7件、前年比41件増)
(給付費 2,512,687 円/人件費等支出 2,192,376 円/差引収益
11
運営管理
(1)給付費の収入と人件費・事務費を勘案し、目標件数を定めた。
(2)業務計画を作成し、効率的な業務管理を行った。
(3)多摩市相談支援専門員研修会に専門員を派遣した。
(4)業務に必要な車やパソコンなどの備品は既存のものを活用した。
19
320,311 円)
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