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(22)産業施設(PDF:223KB)
第3章 用途別実態把握 (22)産業施設 (22)産業施設 1)施設概要 ① 施設一覧 本市には、創業や中小企業者の新たな事業活動を支援することにより、地域産業の活性化や中 小企業者の技術力の向上に寄与することを目的とした産業施設として、産業活性化プラザがあり ます。 なお、現在の産業活性化プラザは、ホルトホール大分(平成 25 年 7 月 20 日開館)に移転し ています。 図表 No 1 施設一覧 名 称 産業活性化プラザ (平成 24 年 3 月 31 日時点) 所 在 地 荷揚町4-36 建築年度 昭和43 延床面積 (㎡) 934.46 備 考 ホルトホール大分に移転 (平成25年7月20日開館) ② 施設配置図 図表 施設配置図 (平成24年3月31日時点) 237 第3章 用途別実態把握 (22)産業施設 2)実態把握 ① 建物状況 ■ 産業施設の建物総合評価結果 平成 23 年度の産業施設の建物状況について評価を行いました。結果は以下の通りです。 図表 建物状況 (平成 24 年 3 月 31 日時点) 平 成 23 年 度 基本情報 築 年 数 昭和43 934.46 未実施 43 × × × 自 動 ド ア 手 す り 点 字 ブ ロ ク プ × × × ※1 手すり・鏡・低い操作ボタン等 ※2 節水型便器、高効率照明器具・LED 照明、雨水・中水設備等 図表 建物総合評価結果(平成 24 年 3 月 31 日時点) パターン① 耐震性 老朽化 ・耐震安全性が確保されていない ・さらに、老朽化が進行している ⇒耐震安全性の確保とともに、老朽化 対策も必要な施設 評 価 優先1 ①耐震安全性 3 2 ⑤維持 管理費 振分基準 ; ① =1の施設 =1の施設 1 ②老朽化 状況 0 ④環境 対応状況 該 当 施 設 | コ メ ン ト 該当施設 8 産業活性化プラザ # # # < 1 施設 > ③バリアフリー 対応状況 建築年度 昭和43 | ・旧耐震基準の建物で、特に築年も古 く、耐震化と老朽化対策が必要な施設 です。 ※産業活性化プラザは、平成 25 年 7 月 20 日にホルトホール大分に移転しています。 238 太自 陽然 光エ 発ネ 電ル のギ 導 入 ・ 屋 上 ・ 壁 面 緑 化 等 環 境 対 応 設 備 ※ 2 × × × ー ※ 1 車 い す 用 ス ロ ー ㎡ 障 が い 者 用 ト イ レ ④環境対応 ッ エ車 レい ベす 用 タ ー 産業活性化プラザ ③バリアフリー対応 ) 1 名 称 耐 震 改 修 ( No 延 床 面 積 ② 老朽化 ー 建 築 年 度 ① 耐震化 ⑤維持管理費 (千円) 光 熱 水 費 建 物 管 理 委 託 費 797 1,134 小 破 修 繕 費 82 第3章 用途別実態把握 (22)産業施設 ② コスト状況 年間トータルコストの合計は、2,263 万円です。内訳は、施設にかかるコストが 217 万円(約 10%) 、事業運営にかかるコストが 1,852 万円(約 82%) 、減価償却相当額が 194 万円(約 9%)です。 図表 施設別行政コスト計算書(平成 23 年度)(円) Ⅰ.現金収支を伴うもの 【コストの部】 施 る 設 コ に ス か ト か か 事 か 業 る 運 コ 営 ス に ト 産業活性化 プラザ 小破修繕費 光熱水費 建物管理委託費 その他物件費 81,900 797,004 1,133,752 158,512 施設にかかるコスト 計 2,171,168 一般職員人件費 臨時職員人件費 人件費 計 運 委託費(土地・建物以外) 営 その他物件費 費 運営費 計 人 件 費 事業運営にかかるコスト 計 現金収支を伴うコスト 計 【収入の部】 使用料収入 収入 諸収入 現金収支を伴う収入 計 9,360,000 2,000,000 11,360,000 5,789,829 1,368,599 7,158,428 18,518,428 図表 トータルコスト(平成 23 年度) (万円) 2,500 2,263万円 2,000 217 万円 1,500 一般職員人件費 936万円 20,689,596 1,000 1,024,307 584,213 1,608,520 500 1,942,528 事業運営に かかるコスト計 1,852 万円 (81.8%) Ⅱ.現金収支を伴わないもの 【コストの部】 減価償却相当額 減価償却相当額 194万円 光熱水費 80万円 施設にかかる コスト計 (9.6%) 建物管理委託費 113万円 0 臨時職員人件費 200万円 委託費(土地・建物以外) 579万円 現金収支を伴う 収入計 161 万円 その他物件費 137万円 Ⅲ.総括 コストの部合計(トータルコスト) 収入の部合計 収支差額 22,632,124 1,608,520 21,023,604 3)今後の検討の視点 産業活性化プラザは平成 25 年にホルトホール大分に移転しており、今後は新しい施設での運 営状況、利用状況を把握し、新しいニーズへの対応などを適宜確認しながら効果的な運営を図っ ていくことが必要です。 239