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の進捗状況要約 <平成15年4月~平成17年3月

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の進捗状況要約 <平成15年4月~平成17年3月
機能強化計画の進捗状況(要約)【信金版】
(別紙様式3)
1.15年4月から17年3月の全体的な進捗状況
①アクションプログラムに基づく30項目の個別計画について着実に実施を図りました。
②主な進捗状況は下記5.の通りであり、個別計画において当金庫が掲げた施策は今後引き続き検討課題としたものを除き全て実施しました。
2.16年10月から17年3月までの進捗状況
①基本的に16年9月までに構築した態勢や取組みを継続して推進しました。
②16年10月から17年3月における新たな取組みは以下の通りです。
・ビジネスマッチングの仕組みとしてインターネットを利用した「元気こうせいビジネスタウン」を構築しました。
・融資新商品として「こうせい事業再生ローンきずな」、「こうせい工場ローンきずな」を発売しました。
・渉外担当者、融資課長を対象とした新規事業所開拓折衝スキル講座(提案書作成と提案型折衝スキル)や営業課長、融資課長を講師とした目利き研修を実施しました。
・売掛債権担保融資制度の取扱いを開始しました。
・信用金庫取引約定書並びに貸付関連書式を改定し17年2月から使用を開始しました。
3.計画の達成状況
①業務推進
融資特化の業務推進により貸出金残高は2年間で174億円増加しました。
②審査業務
融資審査態勢の強化や経営改善支援、再生支援による債権健全化に向けた体制整備強化を図ることができ、15年度は11社、16年度は10社の債務者区分が上昇しました。
③地域貢献、顧客志向
経営情報やビジネスマッチング情報を提供する取組みが強化できました。又、スコアリングモデルによる融資新商品を発売しました。
④人材育成
内部研修や外部研修への派遣を通じて融資スキルが向上しつつあります。又、中小・地域金融機関としての使命と役割を改めて見直すことにより、役職員の意識が革新されました。
4.計画の達成状況に対する分析・評価及び今後の課題
①平成15年度から平成16年度の2年間において、基本的な態勢の整備等について定着が図られ、機能強化計画の各種取組みは着実に進捗していると評価していますが、中小企業金融の担い手として17年度以降もこうした取組みを
継続して推進することが必要です。
②創業・新事業支援、再生支援などの分野については、その効果が顕在化するまでに一定の時間を要するものでありますが、「目利き」能力向上を図ることはもとより、外部機関との連携や外部の人材活用を図るなど実効性ある手段
を活用し、具合的な成果の早期実現を図っていく必要があります。
③当金庫は従来より、営業地域の特性や経営特性に応じ身の丈に合う取組みを実施してきましたが、今後更に個性的かつ効果的な取組みの推進を図っていく方針です。
1
(大阪厚生信用金庫)
5.アクションプログラムに基づく個別項目の計画の進捗状況
項 目
具体的な取組み
スケジュール
15年度
Ⅰ.中小企業金融の再生に向けた取組み
1.創業・新事業支援機能等の強化
(1)業種別担当者の配置等融資審査態勢の強化 ・ 本部役員による出前相談により ・ 融資部に経営改善支援課を設
案件取込力のレベルアップを図る 置する。審査人員を増強する。
とともに、事前審査による的確で素 ・ 出前相談を計画的に実施する。
・ 東京商工リサーチより大阪市全
早い対応をはかる。
・ 新規設立法人の情報入手によ 域の法人設立情報を入手する。
・ 業種別の特色などのデータを
り、新規事業所の開拓を強化す
BSIエデュケーションよりソフトを購
る。
・ 業界動向などの専門知識吸収 入して、業種特性の分析に利用す
のために、優良取引先を講師とし る。
・ 中小企業支援センターの内容
た研修会の実施を検討する。
・ 目利き力アップの為の全信協等 把握のために金庫内研修を実施
する。
の研修へ参加する。
・ 府信協の目利き研修へ参加す
・ 業界特性及び企業情報等の
る。
データベースを活用する。
・ 中小企業支援センターの各機 ・ 中小企業金融公庫と業務連携
協力に関する覚書を締結。
能の活用を図る。
・ 中小企業金融公庫と業務連携
を図る。
16年度
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
・ 府信協の目利き研修へ参加す ・ 15年5月に「経営改善支援課」
設置済。審査人員1名増。
る。
・ 特定業種の目利き研修実施。 ・ 出前相談を計画的に実施。
・ 営業課長又は融資課長講師に ・ 出前相談による融資会議への
よる目利き研修会を検討。(講師を 上程総件数・金額
累計360件976億円。
取引先から変更)
・ 上記実施状況の検証を行い、そ ・ 東京商工リサーチより法人設立
れを踏まえより効果的な施策を検 情報(大阪市全域)を入手し、営業
店サーバより出力可能とした。融
討する。
資実績累計12件792百万円。
・ BSIエデュケーションよりソフトを
購入、業種別指標を業況推移表、
取引先概要表に出力。
・ 「業種別審査辞典」活用開始と
取引先概要表改訂実施。
・ 「こうせい不動産担保調査主任
者」設置。
・ 業種別担当者の設置。
・ 特定業種調査担当者の設置。
備 考 ・ 出前相談による融資会議への上
程総件数・金額 16年度下期72件
210億円。
・ 法人設立情報利用による融資実
績16年度下期4件511百万円
・ 営業課長・融資課長講師による
目利き研修会実施。
・ 渉外担当者、融資課長を対象と
した新規事業所開拓折衝スキル
講座(提案書作成と提案型折衝ス
キル)実施。
・ 中小企業支援センターの業務
について金庫内研修を実施。
・ 支店長1名中小企業診断士取
得。
・ 中小企業金融公庫、国民生活
金融公庫、商工組合中央金庫と業
務連携をし、業務内容について研
修を実施。
・ 経営自己診断システム(中小企
業基盤整備機構)の活用と取引先
への案内実施。
・ 営業課長・融資課長講師による
目利き研修会実施。
・ 渉外担当者、融資課長を対象と
した新規事業所開拓折衝スキル
講座(提案書作成と提案型折衝ス
キル)実施。
(2)企業の将来性や技術力を的確に評価できる ・ 府信協「目利き研修」へ支店
人材の育成を目的とした研修の実施
長、融資課、および営業課より参
加させる。
・ 大阪近郊で実施される予定の
「目利き研修」にも、参加を検討す
る。
・ 外部講師を招いた金庫内研修
の実施を検討する。
・ 中小企業診断士を目指す人材
育成の環境整備を検討したい。
・ 特定業種の目利き研修実施。
・ 中小企業診断士を目指す人材
育成の環境整備を検討したい。
・ 外部講師を招いた金庫内研修
の実施を検討する。
・ 府信協「目利き研修」へ支店
長、融資課、および営業課より参
加させる。
・ 大阪近郊で実施される予定の
「目利き研修」にも、参加を検討す
る。
・ 府信協「目利き研修」へ職員を
参加させる。
・ 特定業種の目利き研修実施。
・ 営業課長又は融資課長講師に
よる目利き研修会を検討。
・ 府信協「目利き研修」へ参加。 ・ 中小企業診断士による受験説明
累計支店長7名、次長3名、課長12 会開催。
・ 営業課長・融資課長講師による
名。
・ 中小企業診断士を受験する職 目利き研修会実施。
員に対する受講料金庫負担決定。 ・ 渉外担当者、融資課長を対象と
15年度申込者16名の内 7名選 した新規事業所開拓折衝スキル
講座(提案書作成と提案型折衝ス
出。
・ 外部講師による目利き力養成 キル)実施。
研修実施。参加職員数104名。
・ 支店長を講師とした特定業種の
目利き研修実施。
参加職員数140名。
・ 中小企業診断士による受験説明
会開催。
・ 営業課長・融資課長講師による
目利き研修会実施。
・ 渉外担当者、融資課長を対象と
した新規事業所開拓折衝スキル
講座(提案書作成と提案型折衝ス
キル)実施。
2
(大阪厚生信用金庫)
項 目
具体的な取組み
スケジュール
15年度
16年度
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
備 考 (3)産学官とのネットワークの構築・活用や日本 ・ 近信協からの情報を基に個別に ・ 近信協を通じて参加する予定。 ・ 近信協を通じて参加する予定。 ・ 近信協を通じて参加済。(15年6 ・ 近信協を通じて参加済。(16年12 中小企業の技術力や知的財産の
月、12月、16年4月、12月)
月)
評価、事業可能性評価等の必要
政策投資銀行との連携。「産業クラスターサポート 検討する。
がある場合には、(財)大阪産業振
会議」への参画
興機構や(財)大阪市都市型産業
振興センター等の活用を検討す
る。
別紙様式2に記載。
(4)ベンチャー企業向け業務に係る、日本政策投 ・ 取組まない
資銀行、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫
等との情報共有、協調投融資等連携強化
(5)中小企業支援センターの活用
・ 大阪府・大阪市中小企業支援 ・ 大阪府・大阪市中小企業支援セ
センターのポスターを営業店店頭 ンターよりポスター・パンフレット等
の提供を受け各店に備え置く。
に掲示する。
・ 大阪府・大阪市中小企業支援 ・ 大阪府・大阪市中小企業支援セ
センターのパンフレット等を営業店 ンターの内容把握のため、営業担
当者向け研修を実施する。
店頭に備え置く。
・ 金庫職員に大阪府・大阪市中
小企業支援センターの事業内容等
について研修を実施し、同セン
ターの活用を指導する。
当金庫の融資取引先は、経営組
織別先数では個人経営が42.
9%、法人が残り57.1%である。
この内従業員30名未満の事業所
が83.3%と、小規模事業所の割
合が高く、取引先顧客の特性より、
日本政策投資銀行、中小企業金
融公庫、商工組合中央金庫等との
協調投融資等連携強化を要するよ
うな大規模な資金需要は発生しに
くく、取組みは不要と考えている。
但し、ベンチャー支援は信用金庫
にとって重要な課題であると認識し
ており、財団法人大阪産業振興機
構のベンチャー支援施策等の活用
を検討する。
別紙様式2に記載。
・ 基本的には平成15年度実施施 ・ 大阪府・大阪市中小企業支援セ
策を継続するものとし、大阪府・大 ンターの広報誌・パンフレットを店
阪市中小企業支援センターの事業 頭備置。
内容・サービスメニュー等に変更 ・ (財)大阪産業振興機構(大阪府
中小企業支援センター)のポス
があれば、その都度対応する。
ター掲出。
・ (財)大阪産業振興機構(大阪府
中小企業支援センター)の事業内
容等について研修実施。
・ 当金庫インターネットホームペー
ジより(財)大阪産業振興機構の
ホームページへのリンク実施。
・ 取引先に対する活用ご案内を指
示。 ご案内の実績(累計330件)
内訳 創業支援サービスステー
ション(28件) 創業者の為のアド
バイザー派遣(7件) 中小企業の
為のアドバイザー派遣(95件) 事
業可能性評価(15件) その他
(185件)
3
・ 取引先に対する活用ご案内を引
き続き指示。
ご案内の実績(累計78件)
内訳 創業支援サービスステー
ション(7件) 創業者の為のアドバ
イザー派遣(0件) 中小企業の為
のアドバイザー派遣(15件) 事業
可能性評価(0件) その他(56件)
(大阪厚生信用金庫)
項 目
具体的な取組み
スケジュール
15年度
2.取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
(1)経営情報やビジネス・マッチング情報を提供 ・ 当金庫が主催する労務相談会・ ・ 大阪府・大阪市中小企業支援
する仕組みの整備
法律相談会・税務相談会等の広報 センターよりポスター・パンフレット
等の提供を受け各店に備え置く。
活動を実施する。
・ 当金庫ホームページにメール相 ・ 大阪府・大阪市中小企業支援
センターの内容把握のため営業担
談機能を追加する。
・ 大阪府・大阪市中小企業支援 当者向け研修を実施する。
センターのポスターを営業店店頭 ・ ビジネスマッチング等ニーズの
ある先に、財団法人大阪産業振興
に掲示する。
・ 大阪府・大阪市中小企業支援 機構の「マッチング支援」業務の活
センターのパンフレット等を営業店 用を勧めるよう営業担当者に指導
する。
店頭に備え置く。
・ 金庫職員に大阪府・大阪市中 ・ 当金庫ホームページにメール相
小企業支援センターの事業内容等 談機能追加。
について研修を実施し活用するよ ・ 大阪府異業種グループ交流促
進協議会に加入。
う指導をする。
・ 財団法人大阪産業振興機構地
域産業振興部における「マッチン
グ支援」業務の活用を勧める。
・ 大阪府異業種グループ交流促
進協議会に加入し、情報収集に努
める。
16年度
・ 基本的には平成15年度実施施
策を継続するものとし、財団法人
大阪産業振興機構の事業内容・
サービスメニュー等に変更があれ
ば、その都度対応する。
・ ビジネスマッチング会を創設し大
阪府異業種グループ交流促進協
議会が主催する「異業種交流会」
に参加。
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
・ 年金労務相談会は毎月3回、税
務、法律、登記相談は毎月1回継
続して開催。相談人数15年度210
名、16年度203名 。
・ 当金庫ホームページにメール相
談機能追加。相談実績26件。
・ 「こうせい経営塾」を15年度年4
回開催。16年7月第2期「こうせい
経営塾」を開講、会員数44名。
・ 大阪府・大阪市中小企業支援
センターの広報誌・パンフレットを
店頭備置。
・ (財)大阪産業振興機構(大阪府
中小企業支援センター)のポス
ター掲出。
・ (財)大阪産業振興機構(大阪府
中小企業支援センター)の事業内
容等について研修実施し、「マッチ
ング支援」業務の活用を勧めるよ
う営業担当者に指導実施。
・ 大阪府異業種グループ交流促
進協議会に加入。
・ 当金庫インターネットホーム
ページより(財)大阪産業振興機構
のホームページへのリンク実施。
・ ㈱日本情報マートと提携してビ
ジネスマッチング「元気こうせいビ
ジネスタウン」を構築。
内容
備 考 ・ 年金労務相談会は毎月3回、税
務、法律、登記相談は毎月1回継
続して開催。(16年度下期128名)
・ 当金庫ホームページのメール相
談サービス。相談実績9件。
・ 第2期「こうせい経営塾」を10
月、1月に実施。
・ ㈱日本情報マートと提携してビ
ジネスマッチング「元気こうせいビ
ジネスタウン」を構築。
内容
・インターネットを利用したマッチング
・全国信用金庫協会を利用した
マッチング
・大阪府異業種交流グループ促進協
議会を利用したマッチング
・㈱ベンチャ-リンクの「東京ビジネスサミッ
ト」を利用したマッチング
・インターネットを利用したマッチング
・全国信用金庫協会を利用した
マッチング
・大阪府異業種交流グループ促進協
議会を利用したマッチング
・㈱ベンチャ-リンクの「東京ビジネスサミッ
ト」を利用したマッチング
(2)コンサルティング業務、M&A業務等の取引
先企業への支援業務の取組み
・ 取組まない
(3)要注意先債権等の健全債権化及び不良債権
の新規発生防止のための体制整備強化並びに実
績公表
(4)中小企業支援スキルの向上を目的とした研
修の実施
別紙様式3−2、3−3及び3−4参照
・ 全信協もしくは、府信協の「企業 ・ 全信協「企業再生支援講座」へ ・ 全信協もしくは府信協の「企業 ・ 「企業再生講座」支店長、副部 ・ 「企業再生講座」支店長、課長3
名受講。(府信協)
再生支援講座」へ職員を参加させ 本部職員(融資部副部長2名)を 再生支援講座」への参加対象の拡 長2名受講。(全信協)
・ 「企業再生講座」支店長、課長8
大を検討する。
参加させる。
る。
名受講。(府信協)
・ 通信講座「自己査定と資産良化
・ 通信講座「自己査定と資産良化 ・ 通信講座「自己査定と資産良化
対策講座」を職員に受講させる。 対策講座」を職員に受講させる(対 対策講座」の受講対象を拡大す ・ 通信講座「自己査定と資産良化
対策講座」15年度18名受講、16年
(対象者は、初年度、融資課長16 象者は、融資課長16名、および本 る。
名、および本部職員2名…債権管 部職員2名…債権管理課、監査 ・ 企業再生支援の通信講座の開 度9名受講。
・ 企業再生支援の通信講座「中
講を検討する。
理課、監査部。 次年度、対象を拡 部)。
小企業経営支援アドバイスコース」
・ 全信協もしくは府信協の「企業再
大)
を16年4月開講、3名受講。
・ 企業再生支援の通信講座開講 生支援講座」へ、支店長・融資課
長クラスの職員を参加させることを
を検討する。
検討する。
4
(大阪厚生信用金庫)
項 目
(5)「地域金融人材育成システム開発プログラ
ム」等への協力
具体的な取組み
スケジュール
15年度
16年度
・ 基本的に平成15年度実施施策
・ 当金庫が主催する労務相談会・ ・ 相談会を継続して実施。
法律相談会・税務相談会等の広報 ・ こうせい経営塾開催(15年度計 を継続していく。
4回開催)。
活動を実施する。
・ 取引先中小企業の財務・経営 ・ 当金庫ホームページにメール相
管理機能向上に対する支援とし 談機能を追加する。
て、こうせい経営塾を継続して実
施する。
・ 当金庫ホームページにメール相
談機能を追加する。
3.早期事業再生に向けた積極的取組み
(1)中小企業の過剰債務構造の解消・再生の取 ・ 融資部に経営改善支援課を設 ・ 融資部に経営改善支援課を設
組み。「早期事業再生ガイドライン」の趣旨を踏ま 置する。本部・営業店と十分連携 置する。
し、経営改善の可能性のある企業 ・ 企業再生支援講座へ職員を参
えた事業再生への早期着手
を選定し支援策を検討していく。 加させる。
・ 中小企業診断士(金庫職員)を ・ 経営改善の可能性のある企業
の選定及び支援策を検討する。
加え、「経営改善支援検討委員
・ 外部コンサルタント利用を検討
会」を設置する。
・ 全信協もしくは府信協の「企業 する。
再生支援講座」へ職員を参加させ ・ 「早期事業再生関連指標群」の
採用を検討する。
る。
・ キャッシュフローに着目した指 ・ 中小企業診断士(金庫職員)を
標群(早期事業再生関連指標群) 加え、「経営改善支援検討委員
を、企業分析手法として採用を検 会」を設置する。
討する。
・ 業況不振先に対する経営アドバ
イスのために外部コンサルタントの
活用を検討する。
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
・ 年金労務相談会は毎月3回、税
務、法律、登記相談は毎月1回継
続して開催。相談人数15年度210
名、16年度203名。
・ 当金庫ホームページにメール相
談機能追加。相談実績26件。
・ 「こうせい経営塾」を15年度年4
回開催。16年7月第2期「こうせい
経営塾」を開講、会員数44名。
備 考 ・ 年金労務相談会は毎月3回、税
務、法律、登記相談は毎月1回継
続して開催。(16年度下期128名)
・ 従来の相談会に加え、新たに登
記相談会を実施。
・ 当金庫ホームページのメール相
談サービス。相談実績9件。
・ 第2期「こうせい経営塾」を10
月、1月に実施。
・ 支援実施状況をフォローする。 ・ 15年5月に「経営改善支援課」 ・ 「企業再生講座」支店長、課長3
名受講。(府信協)
・ 経営改善の可能性のある企業を 設置。
・ 16年3月に中小企業診断士(金
追加選定する。
庫職員)を加え、「経営改善支援検
・ 引き続き支援実施状況をフォ
討委員会」を設置。
ローする。
・ 「企業再生講座」支店長、副部
長2名受講。(全信協)
・ 「企業再生講座」支店長、課長8
名受講。(府信協)
・ 「経営改善支援業務作業要領」
策定。
・ 経営改善支援先20社選定、該
当店と意見交換実施。
・ 経営改善支援先20社に対し「経
営改善計画書」の提出を要請。
・ 16年度経営改善支援先35社追
加選定。
・ 経営改善支援課による該当企
業への訪問活動実施。
・ 企業分析手法としてキャッシュ
フロー計算書を制定。
・ 財団法人中小企業診断協会と
業務提携を結び、再生支援先への
再建策策定のためコンサルタント
派遣。(4社に派遣済)
・ 財団法人大阪産業振興機構の
アドバイザー派遣を利用。(4社申
込1社導入済)
・ 15年度の検討結果に基づき、今
後の対応を検討していく。
・ 「元気出せ大阪ファンド」への出
資。
・ 「元気出せ大阪ファンド」の内 ・ 「元気出せ大阪ファンド」保証によ
容把握。(申請受付期間H15.11∼ る支援1社。運転資金50百万円実
行。
H17.10)
・ 「元気出せ大阪ファンド」へ50
百万円出資。
・ 「元気出せ大阪ファンド」保証に
よる支援1社。運転資金50百万円
実行。
(2)地域の中小企業を対象とした企業再生ファン ・ 「元気出せ大阪ファンド」の制度
ドの組成の取組み
内容及び活用を検討する。
・ 「元気出せ大阪ファンド」への出
資。
・ 9月中旬実施要領が策定される
「元気出せ大阪ファンド」の制度内
容を調査・検討する。
・ 各企業の事業再生プロセスの中
で、再生手段の選択肢として必要
に応じ活用を検討する。
(3)デット・エクイティ・スワップ、DIPファイナンス
等の活用
・ 各企業の事業再生プロセスの中 ・ 各企業の事業再生プロセスの中 ・ DIPファイナンス 1件 35百万円 ・新規事業先へDESによる支援1社
113百万円実行。
で、必要に応じてDIPファイナンス で、必要に応じてDIPファイナンス 実行。
・新規事業先へDESによる支援1社
の活用を検討する。
の活用を検討する。
113百万円実行。
・ DIPファイナンスの内容及び活
用を検討する。
・ RCCの検討状況を把握していく。 ・ 16年度検討結果に基づき、今後 ・ RCCの動向把握中。
(4)「中小企業再生型信託スキーム」等、RCC信 ・ 「中小企業再生型信託スキー
の対応を検討していく
託機能の活用
ム」・「企業再編ファンド」の制度内
容を検討する。
5
・ RCCの動向把握中。
(大阪厚生信用金庫)
項 目
(5)産業再生機構の活用
具体的な取組み
スケジュール
15年度
16年度
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
・ 取組まない
(6)中小企業再生支援協議会への協力とその機 ・ 「大阪府中小企業再生支援協議 ・ 当協議会の活用事例を見た上
で、今後の活用を検討していく。
能の活用
会」の活用事例を参考に検討す
る。
(7)企業再生支援に関する人材(ターンアラウン ・ 全信協もしくは、府信協の「企業
ド・スペシャリスト)の育成を目的とした研修の実 再生支援講座」へ職員を参加させ
る。
施
・ グレードの高い外部セミナーへ
の派遣を検討する。
4.新しい中小企業金融への取組みの強化
(1)ローンレビューの徹底、財務制限条項やスコ ・ キャッシュフロー計算書の取り
アリングモデルの活用等。第三者保証の利用の 入れを検討する。例えば、一定額
以上の融資先についてはキャッ
あり方
シュフロー計算書による検証を前
提とする等。
・ ローンレビューについてはヒアリ
ング項目、チェック項目等を含めた
チェックリストの作成を検討する。
・ スコアリングモデルについて
は、SSC信用格付システム、ア
ラーム管理システム、CRDの信用
リスクデータベース等を比較検討
のうえ当庫にあったモデルを検討
したい。
備 考 「取り組まないとした理由」
「大阪府中小企業再生支援協議
会」を中心に活用していく。
協議会の機能補完の観点から、大
阪府の中小企業再生支援制度(元
気出せ大阪ファンド)との連携も検
討していく。
<ご参照>Ⅰ.3.
(6)中小企業再生支援協議会へ
の協力とその機能の活用
・ 当協議会の活用事例を見た上
で、今後の活用を検討していく。
・ 大阪府中小企業再生支援協議 ・ 「元気出せ大阪ファンド」利用の協
調体制構築。
会にヒアリング実施。
・ 「元気出せ大阪ファンド」利用の協 ・ 「元気出せ大阪ファンド」保証によ
る支援1社。運転資金50百万円実
調体制構築。
・ 「元気出せ大阪ファンド」保証によ 行。
る支援1社。運転資金50百万円実
行。
・ 全信協「企業再生支援講座」へ ・ 全信協もしくは、府信協の「企業 ・ 「企業再生講座」支店長、副部 ・ 「企業再生講座」支店長、課長3
名受講。(府信協)
本部職員(融資部副部長2名)を 再生支援講座」への参加対象の拡 長2名受講。(全信協)
・ 「企業再生講座」支店長、課長8
大を検討する。
参加させる。
・ 全信協もしくは府信協の「企業再 ・ グレードの高い外部セミナーへ 名受講。(府信協)
・ 通信講座「自己査定と資産良化
生支援講座」へ支店長、融資課長 の派遣を検討する。
対策講座」15年度18名受講、16年
クラスの職員の参加を検討する。
度9名受講。
・ 企業再生支援の通信講座「中
小企業経営支援アドバイスコース」
を16年4月開講、3名受講。
・ 取引先概要表の改訂(定性情報 ・ 実施状況を検証し、改善点を検
討する。
など集約)する。
・ キャッシュフロー計算書を制定
する。
・ ローンレビューの制度化を検討
する。
・ スコアリングモデルによる商品
を研究する。
・ スコアリングモデルによる商品
を開発する。
6
・ 「取引先概要表」「業況推移表」 ・ 中小企業総合事業団の自己診
断システムを活用したスコアリング
改訂。
・ キャシュフロー計算書システム モデル融資商品等を追加発売。
こうせい事業再生ローン「きずな」
開発完了。
・ 貸出後の要求性残高推移の管 こうせい工場ローン「きずな」
理システムを取扱開始。
・ 不動産業種の案件フォローアッ
プとして行程表によるトレース実
施。
・ 与信額8億円以上(不動産業5
億円以上)の取引先を対象とした
チェックリストによる融資会議への
報告実施。
・ キャシュフロー計算書を制定、
与信30百万円以上を対象に実施。
・ 中小企業総合事業団の自己診
断システムを活用したスコアリング
モデル融資商品等を発売。
(17年3月末残高実績)
こうせいサポート「きずな」
93件 608百万円
こうせいアシストパッケージ
318件 5,060百万円
こうせい事業再生ローン「きずな」
3件 538百万円
こうせい工場ローン「きずな」
2件 83百万円
(大阪厚生信用金庫)
項 目
(3)証券化等の取組み
具体的な取組み
・ 売掛債権融資保証制度の内部
研修を行う。
・ パンフレット等により売掛債権
担保融資保証制度を中小企業者
へ案内する。
・ その他証券化について、信金中
金等による業界スキームができれ
ば、取扱いの是非の検討を行う。
スケジュール
16年度
・ 売掛債権担保融資保証制度の
情報を収集する。
・ 同制度活用のための審査、管理
体勢を検討する。
・ 引き続き、売掛債権担保融資保
証制度の情報を収集する。
・ 売掛債権担保融資保証制度に
ついて制度の変更あり再度検討す
る。
・ 大阪市・大阪府信用保証協会の ・ 大阪府信用保証協会の売掛債
売掛債権担保融資保証制度の情 権担保融資保証制度の取扱開
始。
報収集実施。
・ 大阪府信用保証協会の売掛債
権担保融資保証制度の取扱開
始。
・ 取引先に対するモニターにより
上記プログラム案の有効性を検討
する。
・ 検討結果により実行又は再検討
を行う。
・ キャシュフロー計算書システム
開発完了。
・ キャシュフロー計算書を制定、与
信30百万円以上を対象に実施。
・ 税理士法の添付書面、キャッ
シュフロー計算書添付による金利
のインセンティブ商品を開発(16年
4月1日)したが、対象先が少なく、
外部の自己診断システム(中小企
業基盤整備機構)を活用したスコ
アリングモデルの商品を開発した
ことから取扱を6月28日に中断し
た。
・ 中小企業総合事業団の自己診
断システムを活用したスコアリング
モデル融資商品等を発売。(Ⅰ-4(1)参照)
・ 中小企業総合事業団の自己診
断システムを活用したスコアリング
モデル融資商品等を追加発売。
(Ⅰ-4-(1)参照)
・ 倒産確率把握・管理のための外
部データ・システム導入を検討す
る。
・ 格付対象を与信額10百万円以
上に拡大する。
・ 帝国データバンクの予想損失率
を、新規先の発掘と既存先の倒産
確率のデータとして活用。(こうせ
いアシストパーケージ当金庫基準
として採用)
・ 格付データ入力(与信額30百万
円以上)と自己査定区分との検証
実施。
・ 貸倒実績率算出システム導入。
16年3月期自己査定より運用。
・ 与信額30百万円以上先の信用
リスクの計量化を実施。(318社)
・ 格付データ入力(与信額10百万
円以上)完了。(1,006社)
・ 格付データ入力(与信額10百万
円以上)完了。(1,006社)
・ CRDのデータを活用した格付シ
ステム導入を決定。
(4)財務諸表の精度が相対的に高い中小企業に 相対的に精度が高いと考えられる ・ 他金融機関先行事例を情報収
対する融資プログラムの整備
「税理士法第33条の2第2項に規定 集する。
する添付書面」が添付された財務 ・ 取引先の財務諸表の実態を調
諸表であり、且つ、資金の動きを 査する。
明解に把握できるよう、商法上の ・ 融資プログラム案を検討する。
作成義務はないキャッシュフロー
計算書の提出できる中小企業につ
いては、何らかのインセンティブを
付与する融資プログラムを検討す
る。
(5)信用リスクデータベースの整備・充実及びそ
の活用
・ 与信額30百万円以上の法人先 ・ 格付を本格実施(与信額30百
については原則格付けを実施す 万円以上の法人先については原
則実施)する。
る。
・ 自己査定の毀損実績のデータ ・ 自己査定の毀損実績をデータ
ベース化する。
ベース化を行う。
・ 例えばCRDやアラーム管理シ ・ 外部データ・システムによる倒
ステムによる倒産確率の把握管理 産確率の把握管理手法を研究・検
討する。
手法を研究・検討する。
5.顧客への説明態勢の整備、相談・苦情処理機能の強化
(1)銀行法等に義務付けられた、貸付契約、保証 ・ 信用金庫取引約定書の文書表
契約の内容等重要事項に関する債務者への説明 現も平易で解り易い表現に改める
とともに「差入方式」から「双方署
態勢の整備
名方式」へ改定する。
・ 「重要事項説明書」の制定によ
り、貸付契約・保証契約の内容に
ついて債務者への説明を行う。
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
15年度
・ 信用金庫取引約定書等の改定 ・ 基本的に16年度の取組みを継
続する。
に当たり情報を収集する。
・ 信用金庫取引約定書の文書表
現も平易で解り易い表現に改める
とともに「差入方式」から「双方署
名方式」へ改定する。
・ 金融庁の事務ガイドラインに
従って、「重要事項説明書」等の作
成に着手する。
・ 職員に対し、貸付契約、保証契
約の内容等重要事項に関する債
務者への説明方法について研修
を実施する。
7
備 考 ・ 信用金庫取引約定書の文書表 ・ 保証債務の法改正に伴う書式
現を変更し、「双方署名方式」とし 変更と説明会実施。
・ 信用金庫取引約定書並びに貸
た。(17年2月実施)
・ 与信取引に関する顧客への説 付関連書式を改定し17年2月から
明体制に係る庫内規則及びクレ 使用を開始。
ジットポリシーの制定。
・ 貸付契約、保証契約の内容等
重要事項に関する債務者への説
明方法について、部店長会議及び
各課長会議にて研修を実施。又、
各営業店にて勉強会を実施。
・ 近代セールス社「事務ガイドライ
ン対応・融資説明・完全マニュア
ル」を配布。
・ 貸付契約、保証契約の内容等
重要事項に関する研修および理
解度テストを実施。
・ 保証債務の法改正に伴う書式
変更と説明会実施。
・ 信用金庫取引約定書並びに貸
付関連書式を改定し17年2月から
使用を開始。
(大阪厚生信用金庫)
項 目
具体的な取組み
スケジュール
15年度
16年度
(2)「地域金融円滑化会議」の設置・開催
・ 「地域金融円滑化会議」での他 ・ 四半期毎に開催される「地域金 ・ 基本的に16年度の取組みを継
続する。
融円滑化会議」へ出席する。
の金融機関の事例研究。
・ 上記事例を活用した研修制度 ・ 上記会議での他の金融機関の
事例や体勢について研究し、会議
の検討。
・ 上記事例を活用した予防策の 等で周知する。
・ 内部研修を検討する。
策定。
・ 他金融機関の苦情・相談体制を ・ 予防策の策定を検討する。
参考にし、現状の体勢を検証す
る。
(3)相談・苦情処理体制の強化
・ 苦情等の実例をもとに、会議時
の研修、臨店指導を実施する。ま
た、苦情事項をサービス向上に反
映できるものは実施していく。
・ 「苦情処理規定」制定及び「苦
情処理マニュアル」改訂。
6.進捗状況の公表
・ コンプライアンス責任者連絡会 ・ 研修項目の充実を行い、会議研
を実施する。その中で苦情等の分 修の他、臨店指導を継続実施す
析を行い、その結果および対策等 る。
について部店長会議および課長会
議の中での研修を実施する。
・ 改善すべき事項については、
サービス向上に反映させていく。
・ 「苦情処理規定」制定及び「苦情
処理マニュアル」改訂。
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
備 考 ・ 四半期毎に開催される「地域金 ・ 課長会議での研修を実施。臨
融円滑化会議」への出席及び事例 店指導実施。
発表。(計4回)
・ 「リレーションシップバンキング
の機能強化委員会」で事例発表。
・ 事例を活用したコンプライアンア
ス研修実施。
・ コンプライアンアス委員会にて
予防策検討。
・ 課長会議での研修を実施。臨
店指導実施。
・ 毎月コンプライアンス責任者連 ・ コンプライアンス委員会で苦情
処理メモの事例報告、疑わしい取
絡会を実施。
引事例報告、コンプライアンスに関
・ 苦情内容を各会議で注意喚
する提案書の検討等を実施。
起。
・ 「苦情処理規定」制定及び「苦
情処理マニュアル」改訂。
・ 苦情に基づき取引先送付文書
の文言を一部改善。
・ 課長会議で苦情等の実例をもと
に研修実施。
・ 苦情等の実例をもとに臨店指導
の実施。
・ 機能強化のため、コンプライア
ンス責任者連絡会に替えコンプラ
イアンス委員会を発足(16年9月)
・ コンプライアンス委員会で苦情
処理メモの事例報告、疑わしい取
引事例報告、コンプライアンスに関
する提案書の検討等を実施。
・ 15年度末現在進捗状況の公表。 ・ 「機能強化計画」の要約を15年9 ・ 16年度上期進捗状況を16年11
・ 公表時期は、半期及び年度情 ・ 公表媒体の検討。
月ホームページ上で公表。
報開示(ディスクージャー)時に実 ・ 個別項目の計画及び15年度上 ・ 16年度上期末現在進捗状況の 月にホームページ上で公表。
・ 15年度上期進捗状況を15年12
公表。
期末現在進捗状況の公表。
施予定。
月ホームページ上で公表。
・ 公表媒体は、ホームページ、
・ 15年度末現在進捗状況の要約
ディスクージャー誌等検討する。
を16年7月ホームページ上で公
表。
・ 16年度上期進捗状況を16年11
月ホームページ上で公表。
Ⅱ.各金融機関の健全性の確保、収益性の向上等に向けた取組み
1.資産査定、信用リスク管理の強化
(1)①適切な自己査定及び償却・引当の実施
・ 通信講座「自己査定と資産良化 ・ 通信講座「自己査定と資産良化 ・ 通信講座「自己査定と資産良化
対策講座」(対象者は初年度融資 対策講座」を職員に受講させる。 対策講座」の受講対象を拡大す
課長16名及び本部職員2名…債権 (対象者は、融資課長16名及び本 る。
・ 中間自己査定を実施する。(16
管理課、監査部。次年度対象を拡 部職員2名…債権管理課、監査
年9月基準)
部)
大)を受講させる。
・ 信金共同事務センターの自己 ・ 自己査定支援システム導入に
査定支援システムを導入し、中間 伴う勉強会を実施する。
・ 自己査定改正委員会において、
自己査定を実施する。
システム導入に伴う規定を改正す
る。
・ 中間自己査定を実施する。(15
年9月基準)
8
・ 通信講座「自己査定と資産良化 ・ 中間自己査定を16年10月に実
対策講座」15年度18名受講、16年 施。(16年9月基準)
度9名受講中。
・ 自己査定支援システム勉強会
を9月度融資課長会議で実施。
・ 自己査定規定、自己査定基準
等改定。
・ 当初、共同センター自己査定支
援システムによって中間自己査定
実施する予定であったが、サーバ
納入が15年10月に遅延したため、
15年11月に実施。
・ 中間自己査定を16年10月に実
施。(16年9月基準)
(大阪厚生信用金庫)
項 目
具体的な取組み
スケジュール
15年度
16年度
(1)②担保評価方法の合理性、処分実績からみ ・ 定例的なデータ収集方法を検 ・ 不動産担保評価規定を制定(規 ・ 定期的な検証を実施することに
より評価精度の向上を目指す。
定化)する。
た評価精度に係る厳正な検証
討、制度化する。
・ 不動産担保評価規定を制定(規 ・ 定例的なデータ収集方法を検
討、制度化する。
定化)する。
・ 債務者区分別の評価基準を検 ・ 債務者区分別の評価基準を検
討する。
討する。
(1)③金融再生法開示債権の保全状況の開示
15年9月導入予定の共同事務セン
ターの自己査定支援システムの立
ち上げ状況により、15年9月末計
数について開示を検討する。
2.収益管理態勢の整備と収益力の向上
(2)信用リスクデータの蓄積、債務者区分と整合 ・ SSCの企業格付システムによる
的な内部格付制度の構築、金利設定のための内 企業格付を実施する。
部基準の整備等
・ プライシングシステムのグレード
アップを検討する。
・ 信用リスクデータを蓄積する。
3.ガバナンスの強化
(2)①半期開示の実施
・ 地域住民がより容易に理解しや
すいものとなるよう、全信協から示
された開示方針を踏まえ開示項
目、説明方法、開示媒体について
検討する。
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
・ 不動産担保評価適用規程の改
定、不動産担保評価細則の制定。
・ 年間の担保不動産売却実績を
集計中。
・ 全先の年1回見直しをルール。
・ 自己査定規定に簡易鑑定評価
規定(破綻懸念先以下に簡易鑑定
評価を実施)を制定。(適用は17年
度以降)
備 考 ・ 自己査定規定に簡易鑑定評価
規定(破綻懸念先以下に簡易鑑定
評価を実施)を制定。(適用は17年
度以降)
・ 16年3月期自己査定支援シス ・ 16年度上期実績を開示。(16年
・ 共同事務センターの自己査定支 ・ 15年度期末実績を開示する。
11月発行ディスクロージャー誌)
・ 16年度上期末実績を開示する。 テム導入完了。
援システムの導入を準備する。
・ 上記システムの納入遅延によ
・ 上記システムの納入遅延によ
り、15年9月末計数については簡
り、今期は簡便法による金融再生
便法による金融再生法債権の集
法債権の集計となり、保全状況は
計となり、保全状況は開示しない。
開示しない。
16年9月末計数については開示予
定。
・ 15年度期末実績を開示。(16年
8月発行ディスクロージャー誌)
・ 16年度上期実績を開示。(16年
11月発行ディスクロージャー誌)
・ 30百万以上の貸出先を対象とし
て格付データの入力をする。プライ
シングについては、指標レートの
適用状況をトレースする
・ 10百万以上の貸出先を対象とし
て格付データの入力をする。
・ プライシングについては、指標
レートの適用状況をトレースする。
・ 格付データ入力(与信額30百万 ・ SSCプライシングシステムと、従来の
円以上)と自己査定区分との検証 当庫指標レートとの比較検討を実
施。
実施。
・ 格付データ入力(与信額10百万
円以上)完了。(1,006社)
・ プライシングについては、債務
者区分別指標レートと実態レートと
の検証実施。指標レートとの乖離
先として約250先把握、順次個別
交渉を開始。但し、その過程で対
象を10百万円以上拡大しプライシ
ングを精緻化したうえで、個別交渉
を再度実施。
・ SSCプライシングシステムと、従来の
当庫指標レートとの比較検討を実
施。
・ 開示項目、説明方法、開示媒体
を検討する。
・ 半期開示を実施(15年上期実
績)する。
・ 開示項目、説明方法を再検討す
る。
・ 半期開示を実施(16年上期実
績)する。
・ 15年11月全信協の開示方針に
基づき、半期開示実施(15年度上
期実績)。
開示媒体:ディスクロージャー誌
「大阪厚生信用金庫の現況」
開示方法:ディスクロージャー誌を
店頭据え置き
・ 16年11月全信協の開示方針に
基づき、半期開示実施(16年度上
期実績)。
開示媒体:ディスクロージャー誌
「大阪厚生信用金庫の現況」
開示方法:ディスクロージャー誌を
店頭据え置き
9
・ 16年11月全信協の開示方針に
基づき、半期開示実施(16年度上
期実績)。
開示媒体:ディスクロージャー誌
「大阪厚生信用金庫の現況」
開示方法:ディスクロージャー誌を
店頭据え置き
(大阪厚生信用金庫)
項 目
具体的な取組み
スケジュール
15年度
16年度
進捗状況
15年4月∼17年3月
16年10月∼17年3月
備 考 (2)②外部監査の実施対象の拡大等
・ 16年度検討結果により、ディスク
(2)③総代の選考基準や選考手続きの透明化、 ・ 現在の総代選考基準の検討。 ・ 総代選考基準を検討する。
会員・組合員の意見を反映させる仕組み等の整 ・ 全信協がとりまとめる総代会機 ・ 全信協がとりまとめる総代会機 ロージャー誌に掲載する。
能向上策を踏まえ、ディスクロー 能向上策を踏まえ、ディスクロー
備
ジャー誌に掲載する項目を検討す ジャー誌に掲載する項目を検討す
る。
る。
(2)④中央機関が充実を図る個別金融機関に対 前年度実績データをカスタマイズ
する経営モニタリング機能等の活用方針
し、フロー収益力強化、他信用金
庫との比較等を主眼に各種会議
用資料として活用を検討する。
・ 総代候補選考基準策定。
・ 全信協の総代会機能向上策を
踏まえ、ディスクロージャー誌に掲
載する項目案を策定。
・ 16年8月発行のディスクロー
ジャー誌に掲載。
・ 信金中央金庫が作成する14年 ・ 信金中央金庫が作成する15年 ・ 14年度経営分析資料に基づき ・ 15年度経営分析資料に基づき
度経営分析資料を基に、各種会議 度経営分析資料を基に、各種会議 15年11月度部長会に他金庫との 16年11、12月度部長会に他金庫と
の比較検討資料提出
用資料としての活用を検討する。 用資料としての活用を検討する。 比較検討資料提出
・ 15年度経営分析資料に基づき
16年11、12月度部長会に他金庫と
の比較検討資料提出
(3)経営(マネジメント)の質の向上に向けた取組
み
4.地域貢献に関する情報開示等
(1)地域貢献に関する情報開示
・ アクションプログラムの個別計 ・ 開示項目や内容及び公表媒体
画を実施することにより、本業によ を検討する。
る地域貢献活動の内容を充実す ・ 地域貢献活動を公表(14年度実
績)する。
る。
・ 地域住民がより容易に理解しや ・ 地域貢献活動の内容を見直しす
すいものとなるよう、全信協から示 る。
された開示方針を踏まえつつ、ディ
スクロージャー媒体、開示項目及
び内容について検討する。
・ ディスクロージャー媒体として
は、ディスクロージャー誌のほか、
ミニディスクロージャー、チラシ、ポ
スター、ホームページ等を検討す
る。
・ 地域住民が当金庫の活動につ
いて、どのような評価や期待を持っ
ているかをモニターできる仕組み
について検討する。
・ 開示項目や内容及び公表媒体
を検討する。
・ 地域貢献活動を公表(15年度実
績)する。
・ 上記の活動内容についての評
価、期待についてモニターできる
仕組みについて検討する。
5.法令等遵守(コンプライアンス)
行員による横領事件等、金融機関と顧客等とのリ
レーションシップに基づく信頼関係を阻害するおそ
れがある問題の発生防止
・ 11月全信協の開示方針に基づ
き、地域貢献情報開示実施(14年
度実績)。
開示媒体:ディスクロージャー誌
「大阪厚生信用金庫と地域社会」
開示方法:ディスクロージャー誌を
店頭据え置き。
・ 16年度の地域貢献活動の追加
行動計画を策定。
・ 16年8月発行のディスクロー
ジャー誌にて15年度実績を公表。
・その他関連する取組み(Ⅱ-5行
員による横領事件等、金融機関と
顧客等とのリレーションシップに基
づく信頼関係を阻害するおそれが
ある問題の発生防止)に記載
(備考)別紙様式1による個別項目の計画数・・・30
10
(大阪厚生信用金庫)
3.その他関連する取組み(別紙様式2)
項 目
進捗状況
15年4月∼17年3月
具体的な取組み
16年10月∼17年3月
・ (財)大阪産業振興機構の広報誌・パンフレットを店頭備置。
・ 取引先に対する活用ご案内を引
・ (財)大阪産業振興機構(大阪府中小企業支援センター)のポスター き続き指示。
掲出。
・ (財)大阪産業振興機構(大阪府中小企業支援センター)の事業内容
等について研修実施。
・ 当金庫インターネットホームページより(財)大阪産業振興機構の
ホームページへリンク実施。
・ 取引先に対する活用ご案内を指示。
・ 取引先に対する活用ご案内を引き続き指示。
Ⅰ-1-(3)産学官とのネットワーク構築・活用
・財団法人大阪産業振興機構との連携を強化しつつ、既存事業所取引先・新規開拓先に対し、同機構の
活用を勧める
・(財)大阪産業振興機構のポスターを営業店店頭に掲示
・(財)大阪産業振興機構のパンフレット等を営業店店頭に備え置く
・金庫職員に(財)大阪産業振興機構の事業内容等について研修を実施し、同機構の活用を指導
・当金庫インターネットホームページより(財)大阪産業振興機構へのリンクを検討
・「特定非営利活動法人近畿エネルギー・環境高度化推進ネットワーク」(NPO−EEネット)へ参加する
Ⅰ-1-(4)ベンチャー企業向け業務
・ 取引先に対する活用ご案内を引
・既存事業所取引先・新規開拓先に対し、ベンチャー・ビジネス支援策を行っている大阪府・大阪市及びそ ・ (財)大阪産業振興機構の広報誌・パンフレットを店頭備置。
の関連団体である(財)大阪産業振興機構、(財)大阪市都市型産業振興センターの下記施策活用を勧め ・ (財)大阪産業振興機構(大阪府中小企業支援センター)ポスター掲 き続き指示。
出。
る
・ (財)大阪産業振興機構(大阪府中小企業支援センター)の事業内容
(1)ベンチャー融資(制度融資)
等について研修実施。
(2)各種情報提供①創業準備オフィスの紹介②異業種・技術交流会・セミナーの紹介等
・ 当金庫インターネットホームページより(財)大阪産業振興機構の
・上記団体の広報紙・パンフレット等を営業店店頭に備え置く
ホームページへリンク実施。
・当金庫ホームページより、(財)大阪産業振興機構・(財)大阪市都市型産業振興センターへのリンクを検
・ 取引先に対する活用ご案内を指示。
討する
・コンサルティング機能強化のため、ベンチャー・ビジネスに強い「弁理士」との連携を検討する
・ 15年5月「コンプライアンス個人チェックリスト」の制定、年2回実施(9 ・ 「金融取引ルールブック」を活用
月、2月)。
した研修を実施中。(本部および営
・ 15年5月「コンプライアンスのしおり」熟読指示。
業店毎月1回研修状況を報告)
・ 運転免許証の点検表を制定、年2回点検実施(9月、2月)。
・ 15年7月「信用金庫職員の服務と倫理」の活用指示。
・ 毎月試験問題を基に営業店で研修会実施。
・ 事例対策にコンプライアンス責任者連絡会を活用。
・ 管理職昇格者、コンプライアンスオフィサー2級試験受験(6月、2
月)。
・ 15年11月「コンプライアンスマニュアル」改定。
・ 15年11月∼12月全営業店にコンプライアンス研修実施。
・ 16年3月役職員全員に必携コンプライアンスマニュアル作成配布。
・ 体制の充実を図るため16年度コンプライアンスプログラムを策定。
・ 16年5月「コンプライアンスのための金融取引ルールブック」(当庫オ
リジナル版)を制定。
・ 「金融取引ルールブック」を活用した研修を実施中。(本部および営
業店で6月より実施、毎月1回研修状況を報告)
・ 機能充実のため、16年9月コンプライアンス責任者連絡会に替えコン
プライアンス委員会を発足。
・ 個人情報の管理を一元的に検討・対策を講じるために、「個人情報
管理委員会」を発足。
Ⅱ-5行員による横領事件等、金融機関と顧客等との ・「コンプライアンス個人チェックリスト」の制定
リレーション
・「コンプライアンスのしおり」熟読を指示
・運転免許証の点検表を制定
・「信用金庫職員の服務と倫理」の活用を指示
・コンプライアンスマニュアルの見直し
・コンプライアンス責任者連絡会の活用方法を検討
・試験問題を基に営業店で研修会を実施
・コンプライアンス研修を実施
・コンプライアンスオフィサー2級試験の受験を実施
・金融ルールブックの作成、配布とこれを活用した研修実施
11
(別紙様式3−2)
Ⅰ
中小企業金融の再生に向けた取組み
2.取引先企業に対する経営相談・支援機能の強化
(3)要注意先債権等の健全債権化及び不良債権の新規発生防止のための体制整備強
化並びに実績公表
・融資部に経営改善支援課を設置し、営業店と連携の上経営改善
の可能性のある企業の選定及び支援策を検討する。
・中小企業診断士(金庫職員)を加え、
「経営改善支援検討委員会」
を設置する。
具体的な取組み
・全信協等の実施する企業再生支援講座へ参加する。
・外部コンサルタントの利用を検討する。
・要注意先債権等の健全化実績について、業績評価への反映を検
討する。
・企業を的確に判断するために業種別特性の理解を深める。
・中小企業金融公庫と業務連携を図る。
・融資部に経営改善支援課を設置する。
・全信協等が実施する企業再生支援講座へ参加する。
・業種別特性の理解を深めるためのシステムを検討する。
15年度
・経営改善の可能性のある企業の選定及び支援策を検討する。
・中小企業診断士(金庫職員)を加え、
「経営改善支援検討委員会」
を設置する。
スケジュール
・外部コンサルタントの利用を検討する。
・中小企業金融公庫と業務連携協力に関する覚書を締結。
・15 年度実績の公表。
16年度
・支援実施状況をフォローする。
・経営改善の可能性のある企業を追加選定する。
・引き続き支援実施状況をフォローする。
備考(計画の詳細)
(1)経営改善支援に関す ・15 年 5 月「経営改善支援課」設置。
「経営改善支援検討委員会」
る体制整備の状況(経 ・中小企業診断士(金庫職員)を加え、
営改善支援の担当部署 を設置。
を含む)
・
「企業再生講座」融資部副部長 2 名受講。
(全信協)
「企業再生講座」支店長 5 名、課長 3 名受講。(府信協)
15年4月∼17年3 ・
進
月
・BSI エデュケーションよりソフトを購入、業種別指標を業況推移
捗
表、取引先概要表に出力。
状
・
「業種別審査辞典」活用開始と取引先概要表改訂実施。
況
・中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、商工組合中央金庫と業
務連携をし、業務内容について研修を実施。
・業績評価に要注意先債権等の健全化実績を反映した。
16年4月∼1 ・国民生活金融公庫、商工組合中央金庫と業務連携をし、業務内
7年3月
容について研修を実施。
・
「企業再生講座」課長 3 名受講。
(府信協)
「経営改善支援業務作業要領」策定。
(2)経営改善支援の取組 ・
み状況(注)
15年4月∼17年3
・経営改善支援先に対する基本的な考え方
① 本部と営業店が共同して、財務分析、経営改善計画立案、
経営改善計画の進捗状況のトレース等、支援・協力により
月
企業再生を図る。
② 経営建て直し、融資案件の取組み方、対応の改善により債
務者区分のランクアップを図る。
・経営改善支援先 20 社選定、該当店と意見交換実施。
・経営改善支援先 20 社に対し「経営改善計画書」の提出を要請。
・経営改善支援課による該当企業への訪問活動実施。
・15年度経営改善支援の取組み実績を当庫ホームページにて公
表。
・16年度経営改善支援先 35 社選定。
・財団法人中小企業診断協会と業務提携を結び、再生支援先への
再建策策定のためコンサルタント派遣。(4社に派遣済)
・財団法人大阪産業振興機構のアドバイザー派遣を利用。(4 社申
込 1 社導入済)
・16 年 10 月支援先を 9 社追加選定。
・経営改善支援先の現状と支援状況のフォローアップ実施。
・ランクアップ実績
15 年度 11 社 16 年度 10 社
・経営改善支援のための内部体制及び中小企業診断協会ほか外部
機関との連携体制が構築できたものと評価。
・ランクアップとしては一定の成果があったが、経営改善支援先
の見直しを含めて追加先の検討を行う必要がある。
・アドバイザー派遣等については効果があったと評価できるが、
外部機関の支援方法以外に当庫独自の経営改善支援態勢も必要と
考える。
16年4月∼17 ・15年度経営改善支援の取組み実績を当庫ホームページで公表。
年3月
・16年度経営改善支援先 35 社選定。
・財団法人中小企業診断協会と業務提携を結び、再生支援先への
再建策策定のためコンサルタント派遣。(4社に派遣済)
・財団法人大阪産業振興機構のアドバイザー派遣を利用。(4 社申
込 1 社導入済)
・10 月に支援先を 9 社追加選定。
・経営改善支援先の現状と支援状況のフォローアップ実施。
・ランクアップ実績
16 年度 10 社
(大阪厚生信用金庫)
(別紙様式3−3)
経営改善支援の取組み実績
大阪厚生信用金庫
【15年4月∼17年3月】
(単位:先数)
期初債務者数
うち
αのうち期末に債務者
経営改善支援取組み先 α αのうち期末に債務者 区分が変化しなかった先
区分が上昇した先数 β
γ
9,298
12
405
11
2
7
53
19
13
2
破綻懸念先
38
4
0
3
実質破綻先
101
0
0
0
49
0
0
0
9,944
46
15
16
正常先
要
うちその他要注意先
注
意
うち要管理先
先
破綻先
合 計
4
注) ・期初債務者数及び債務者区分は15年4月当初時点で整理
・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含まない。
・βには、当期末(17年3月末)の債務者区分が期初(15年4月当初)より上昇した先数を記載。
なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めない。
・期初(15年4月当初)の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末(17年3月末)に債務者区分が「うちその他要注意先」に
上昇した場合はβに含める。
・期初(15年4月当初)に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については
(仮に選定時の債務者区分が期初(15年4月当初)の債務者区分と異なっていたとしても)期初(15年4月当初)の債務者区分に
従って整理すること。
・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めない。
・γには、期末(17年3月末)の債務者区分が期初(15年4月当初)と変化しなかった先数を記載。
・みなし正常先については正常先の債務者数に計上のこと。
(別紙様式3−4)
経営改善支援の取組み実績
大阪厚生信用金庫
【16年度(16年4月∼17年3月)】
(単位:先数)
期初債務者数
正常先
うち
αのうち期末に債務者区
αのうち期末に債務者区
経営改善支援取組み先 α
分が変化しなかった先
分が上昇した先数 β
γ
0
8,655
0
563
31
8
21
38
5
2
3
破綻懸念先
54
8
0
6
実質破綻先
157
0
0
0
72
0
0
0
9,539
44
10
30
要
うちその他要注意先
注
意
うち要管理先
先
破綻先
合 計
注) ・期初債務者数及び債務者区分は16年4月当初時点で整理
・債務者数、経営改善支援取組み先は、取引先企業(個人事業主を含む。)であり、個人ローン、住宅ローンのみの先を含まない。
・βには、当期末の債務者区分が期初より上昇した先数を記載。
なお、経営改善支援取組み先で期中に完済した債務者はαに含めるもののβに含めない。
・期初の債務者区分が「うち要管理先」であった先が期末に債務者区分が「うちその他要注意先」に
上昇した場合はβに含める。
・期初に存在した債務者で期中に新たに「経営改善支援取組み先」に選定した債務者については
(仮に選定時の債務者区分が期初の債務者区分と異なっていたとしても)期初の債務者区分に従って整理すること。
・期中に新たに取引を開始した取引先については本表に含めない。
・γには、期末の債務者区分が期初と変化しなかった先数を記載。
・みなし正常先については正常先の債務者数に計上のこと。
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