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2. - Autodesk Buzzsaw

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2. - Autodesk Buzzsaw
Buzzsaw® Professional
2009
トレーニングマニュアル
目次
AUTODESK BUZZSAW PROFESSIONAL のご紹介 ................................. 5
セットアップと動作環境 .............................................................. 8
1.ダッシュボード .................................................................... 9
1.1 ダッシュボードを利用する .........................................................................10
1.2 ダッシュボードの操作方法 .........................................................................11
1.3 ダッシュボード表示の概要 .........................................................................11
1.4 サイトレベルのダッシュボード .................................................................12
1.5 プロジェクトレベルのダッシュボード ......................................................14
1.6 ダッシュボードの表示 .................................................................................17
1.7 Buzzsaw Professional と権限 .........................................................................20
2. ビジネスプロセス ................................................................. 22
2.1 ビジネスプロセスの追加 .............................................................................23
2.2 フォームログの使用.....................................................................................24
2.3 フォームログの検索.....................................................................................25
2.4 フォームログのエクスポート .....................................................................26
3. ビジネスプロセスの利用 ........................................................ 27
3.1 フォームログの表示.....................................................................................28
3.2 フォームの表示 ............................................................................................28
3.3 フォームの追加 ............................................................................................29
3.4 フォームの割り当て
.........................................................................32
3.5 割り当ての取り消し.....................................................................................33
3.6 割り当てられたフォームに返信する ..........................................................34
3.7 フォームの再割り当て.................................................................................34
3.8 フォームの編集 ............................................................................................35
3.9 フォームの削除と復元.................................................................................37
4. レポート ............................................................................ 39
4.1 サイトおよびプロジェクトのレポート ......................................................40
4.2 フォームログの一覧レポート .....................................................................40
-2-
目次
4.3 レポートの印刷、保存、エクスポート ......................................................41
5. 提出依頼パッケージ .............................................................. 43
5.1 提出依頼パッケージの概要 .........................................................................44
5.2 提出依頼パッケージを作成し、アイテムを追加 .....................................46
5.3 送付状の作成 ...............................................................................................48
5.4 送付状の配布 ...............................................................................................50
5.5 送付状の返却 ...............................................................................................51
5.6 送付状に返信 ...............................................................................................52
5.7 送付状の転送 ...............................................................................................53
5.8 提出依頼パッケージの終了、取り消し .....................................................54
5.9 提出依頼パッケージとアイテムのインポート .........................................56
6. 入札管理 ............................................................................ 60
6.1 入札パッケージの作成.................................................................................61
6.2 応札意向を作成する.....................................................................................63
6.3 入札を送信する
.................................................................................65
6.4 送信された入札を削除する .........................................................................66
6.5 入札を更新する
.................................................................................67
6.6 入札を追跡する ............................................................................................67
7. ドキュメント記録
........................................................ 70
7.1 ドキュメント記録の作成(管理者の作業) ..............................................71
7.2 ドキュメント記録に登録情報を追加する ..................................................71
7.3 ファイルを配布する....................................................................................73
7.4 配布物の表示 ...............................................................................................75
8. 管理者用オプション .............................................................. 79
8.1 プロジェクトを作成.....................................................................................80
8.2 ステップ1:プロジェクトデータの定義 ..................................................80
8.3 ステップ2:プロジェクトメンバーの選択 ..............................................82
8.4 ステップ3:役割にプロジェクトメンバーを割り当てる .......................84
8.5 ステップ4:ビジネスプロセス .................................................................86
-3-
目次
8.6 ステップ5:情報ページの管理 .................................................................91
8.7 ビジネスプロセスの複製 .............................................................................94
8.8 フォームログの削除.....................................................................................95
8.9 削除したフォームログの復元 .....................................................................95
8.10 フォームのインポート ...............................................................................96
-4-
概要
Autodesk Buzzsaw Professional のご紹介
インストラクタの連絡先:
名前:
__________________________
住所:
__________________________
__________________________
E メール:
__________________________
電話:
__________________________
Buzzsaw カスタマケアの連絡先:
E メール:
[email protected]
電話:
03-6221-1795
Web:
http://www.autodesk.co.jp/buzzsaw-support
Autodesk, AutoCAD, Buzzsaw、Design Web Format、DWF、DXF は、米国 Autodesk, Inc.の米国およびその他の国における 商標ま
たは登録商標です。その他記載のブランド名、会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
© Copyright 2009 Autodesk, Inc. All rights reserved.
Rev 2009.1
-5-
概要
概要
Autodesk Buzzsaw Professional は Autodesk Buzzsaw Standard のすべての機能に
加え、さらに追加の機能を提供します。Buzzsaw Standard は安全性、ドキュ
メント管理、検索、通知といったインターネット・コラボレーション・プラ
ットフォームとしての主要機能を提供していますが、Buzzsaw Professional は
すべてのプロジェクト・コミュニケーションやタスクの作成、ワークフロー、
トラッキング、レポートの機能もまた提供します。
Buzzsaw Standard はすべてのプロジェクトファイルを一元管理する場所を提
供します。加えて、Buzzsaw Professional はキーとなるプロジェクト・コミュ
ニケーションやタスクを管理するための中心的なトランザクション・ハブを
提供します。以下は Buzzsaw Professional で提供されるいくつかの機能です。
ビジネスプロセス −1 箇所でプロジェクト・コミュニケーションとタス
クのトラッキングを行います。
標準的なフォーム
カスタマイズされたフォーム−項目名、データの種類、フォームのレイ
アウトなどのカスタマイズ
レポート−標準あるいはカスタマイズされたレポートの作成
ダッシュボード − サイトやプロジェクトの担当者用一覧の表示や、サイ
トやプロジェクトに関する情報を簡単に操作できます。
提出依頼パッケージの作成と監視
入札パッケージの作成と Buzzsaw Professional 内で応札の追跡
ドキュメント記録の作成
-6-
概要
このマニュアルの使い方
このマニュアルは Buzzsaw の基本的な使い方を説明している Buzzsaw
Standard メンバー用トレーニングマニュアルの内容を理解していることを前
提としています。Buzzsaw の基本的な使い方を学ぶために、最初にメンバー
用トレーニングマニュアルを読むことをお勧めします。その後、このマニュ
アルを読み、Buzzsaw Professional について学んでください。
またこのマニュアルは、インストラクタが講義で使用することを想定してい
ます。ただし、自分のペースで Buzzsaw Professional の学習を進める自習書と
して使用することもできます。このマニュアルは、参照しやすいように、以
下のような共通の構成になっています。
各レッスンは、その機能の重要性について説明する概要で始まり、そ
の機能の使用方法についての説明が続きます。
なにか操作を行う必要がある場合には、ボタンや選択肢の名前が太字
で表記されます。
役に立つ追加情報は、「注:」として記載されています。
各レッスンの最後では、演習やキーポイントのまとめを行います。
のマークがついている説明は、Autodesk Buzzsaw 2009 で追加
あるいは変更された機能です。
-7-
概要
セットアップと動作環境
Buzzsaw Professional の使用を開始する前に、お使いのコンピュータをチェッ
クし、ハードウェア、ソフトウェア、メモリ構成が適切であることを確認し
ます。動作環境については、Buzzsaw Standard メンバー用トレーニングマニ
ュアルを参照してください。
Buzzsaw Professional で作業を開始する前にすべてが正しくセットアップされ
ているか確認することにより、後で問題に遭遇するリスクが最小限になりま
す。
Buzzsaw を初めて使用するときに、Buzzsaw ソフトウェアがローカル マ
シンにインストールされます。ソフトウェアの更新は、新しいバージョンが
リリースされるたびにファイルをダウンロードして実行できます。つまり、
いつでも最新の機能を利用できるだけでなく、アップグレードのインストー
ルのために送られてくるディスクを気にする必要もありません。
Buzzsaw Professional を利用するには、Buzzsaw Professional としてサイトを契
約する必要があります。Buzzsaw Standard としての契約では、Buzzsaw
Professional の機能は利用できません。
-8-
レッスン 1
1.ダッシュボード
Autodesk Buzzsaw Professional は Autodesk Buzzsaw Standard のすべての機能に
加え、さらに追加の機能を提供します。Buzzsaw Professional はすべてのプロ
ジェクト・コミュニケーションやタスクの作成、ワークフロー、トラッキン
グ、レポートの機能もまた提供します。加えて、Buzzsaw Professional はキー
となるプロジェクト・コミュニケーションやタスクを管理するためのダッシ
ュボードを提供します。
Buzzsaw Professional は、Buzzsaw Standard と同様のやり方でログインします。
サイトに関する操作についても、Buzzsaw Professional で利用可能なプロジェ
クトを参照するダッシュボード、フォームログ、フォームなどを除いて同様
です。
ダッシュボードによって、サイトやプロジェクトをパーソナライズした表示
や、サイトやプロジェクトに関する情報を簡単に操作できます。割り当てら
れたり、期限の設定されたアイテムのようなプロジェクトデータを参照した
りすることができます。サイトダッシュボードからプロジェクトダッシュボ
ードや特定のフォームログにジャンプしたり、フォームログに関する詳細を
参照することができます。
初期設定では、Buzzsaw にログインした際にダッシュボードが表示されます。
またはツリービューや詳細領域を使って、通常のやり方でプロジェクトを表
示することができます。
-9-
レッスン 1
1.1 ダッシュボードを利用する
ダッシュボードは情報ページの一種です。ダッシュボードでは、サイトやプ
ロジェクトに関するパーソナライズされた表示ができ、サイトやプロジェク
トに関する情報を操作するのに簡単な方法です。割り当てられたアイテムや
その期日などのプロジェクト情報を確認できます。サイトダッシュボードか
らプロジェクトダッシュボード、サイト詳細ダッシュボード、特定のフォー
ムや割り当てられたフォームにジャンプできます。
利用可能なダッシュボードは、プロジェクト管理者がプロジェクトで設定し
た内容によって異なります。
ナビゲーションバーにある[サイト情報]または[プロジェクト情報]メニューか
らダッシュボードを選択することで、ダッシュボードを表示することができ
ます。
- 10 -
レッスン 1
1.2 ダッシュボードの操作方法
異なるダッシュボードに切り替えたり、ある操作を実行したりするには標準
ツールバーにあるボタンを利用します。
ボタン
説明
戻る
Web ページの操作と同様に、ダッシュ
ボードの表示を 1 つ前に戻します
進む
Web ページの操作と同様に、ダッシュ
ボードの表示を 1 つ先に進めます
再表示
保存
ページを前回再表示してから追加さ
れた新しいアイテムを表示するため
にダッシュボードを更新します。
ダッシュボードの現在の表示内容を
HTML ファイルとして、ローカルコン
ピュータ上の指定したフォルダ内に
保存します。
1.3 ダッシュボード表示の概要
様々なダッシュボード表示を選択することができます。表示を選択するには、
ナビゲーションツールバーの[プロジェクト情報]または[サイト情報]メニュー
からダッシュボードを選択します。
利用できるダッシュボードは、管理者がサイトまたはプロジェクトにどのよ
うな情報ページを追加したかによって異なります。初期設定では、管理者用
一覧と資産構成ダッシュボードを除いたダッシュボードを、プロジェクトメ
ンバー全員が表示できます。初期設定ではこれらのダッシュボードは、[選択
されたサイトメンバー]オプションが選択されていて、このリストにメンバー
が追加されない限り、管理者だけがこれらのダッシュボードを表示できます。
サイトレベルまたはプロジェクトレベルかによって、利用できるダッシュボ
ードは異なります。
- 11 -
レッスン 1
青地で下線のあるアイテムはクリックできます。例えば、ドキュメント番号
をクリックすると、別ウィンドウにそのフォームが開きます。
ダッシュボードの各セクションは、折りたたみあるいは展開表示ができるの
で、表示する必要のないセクションは折りたたむことができます。
1.4 サイトレベルのダッシュボード
サイトダッシュボードは、サイトおよびアクセス権限のあるすべてのプロジ
ェクトの概要を提供します。サイトレベルでは以下のダッシュボードを利用
できます。
資産構成ダッシュボード−このダッシュボードには次のデータ: プロジ
ェクトの合計数、ファシリティの種類別(例えば、店舗、ビルなど)や
プロジェクトの種類別(例えば、新築、改装、テナント入れ替えなど)
のプロジェクトの合計数が表示されます。この情報はプロジェクト管理
者が定義したプロジェクト情報から取り出されたものです。ファシリテ
ィの種類やプロジェクトの種類といったデータ項目は、プロジェクトを
まとめるのに利用するカテゴリです。これら 2 つの項目が埋められてい
なかった場合、資産構成ダッシュボードの対応する列や項目は未定義と
表示されます。ダッシュボードはこれらの項目が定義されていると、さ
らに意味のあるデータを提供します。[ファシリティおよびプロジェクト
の種類]セクションは、これら 2 つのプロジェクトデータ項目によってま
とめられたサイト内のプロジェクトを表示します。この表はサイト内の
プロジェクトの全てを表現するものではなく、ファシリティの種類とプ
ロジェクトの種類のみを表示します。サイト内には他のプロジェクトも
あるかもしれません。サイト管理者用一覧ダッシュボードであれば、サ
イト内の全てのプロジェクトの完全なリストを表示します。
下記の画面の例では、ファシリティの種類に図書館があります。その行
を確認すると、2 つのプロジェクトがあり、1 つはプロジェクトの種類が
公共事業、もう 1 つは学校であることがわかります。図書館プロジェク
トの合計は 2 つです。公共事業のプロジェクトの合計は 1 つで、学校の
プロジェクトの合計も 1 つです。
- 12 -
レッスン 1
サイト管理者用一覧−このダッシュボードは、アイテムが誰に割り当て
られているかに関係なく、サイト内で割り当てられたアイテムの合計を
表示します。また、今週が期限のアイテム数、今日が期限のアイテム数、
期限超過のアイテム数も参照できます。
- 13 -
レッスン 1
サイト担当者用一覧−このダッシュボードは、個々のチームメンバーに
サイト内で割り当てられている全てのアイテムを表示します。今週が期
限のアイテム数、今日が期限のアイテム数、期限超過のアイテム数も参
照できます。
サイト詳細−このダッシュボードは、サイト内のすべてのフォームを表
示します。フォームの種類別に表を並べ替えたり、担当者アイテムまた
は発行したアイテムで表示したり、フォームが未決、期限超過、期限が
今日、期限が今週といった条件で表示させることができます。
1.5 プロジェクトレベルのダッシュボード
プロジェクトダッシュボードは、プロジェクト名、プロジェクト番号、プロ
ジェクトの住所、割り当てられたアイテムなどのプロジェクトに関する詳細
を表示します。プロジェクトレベルでは以下のダッシュボードを利用できま
す。
プロジェクト管理者用一覧−このダッシュボードに表示されるデータに
は、プロジェクト名、住所、プロジェクト番号があります。この情報は
プロジェクト管理者が定義したプロジェクトデータから取り出されたも
のです。また、このダッシュボードの中ではアイテムが誰に割り当てら
れているかに関係なく、プロジェクト内で割り当てられたアイテムの合
計、今週が期限のアイテム数、今日が期限のアイテム数、期限超過のア
イテム数も参照できます。
- 14 -
レッスン 1
プロジェクト担当者用一覧−このダッシュボードは、個々のチームメン
バーにプロジェクト内で割り当てられている全てのアイテムを表示しま
す。今週が期限のアイテム数、今日が期限のアイテム数、期限超過のア
イテム数も参照できます。
- 15 -
レッスン 1
プロジェクト詳細−このダッシュボードは、プロジェクト内のすべての
フォームを表示します。フォームの種類別に表を並べ替えたり、担当者
アイテムまたは発行したアイテムで表示したり、フォームが未決、期限
超過、期限が今日、期限が今週といった条件で表示させることができま
す。
プロジェクトデータ−このダッシュボードは、プロジェクトセットアッ
プで定義されたデータを表示します。例えば、プロジェクトの開始日、
プロジェクトマネージャ、プロジェクトの予算情報などを参照できます。
- 16 -
レッスン 1
1.6 ダッシュボードの表示
ダッシュボードは、サイトレベルあるいはプロジェクトレベルで利用できま
す。(フォルダはダッシュボードを持ちません。)サイトレベルかプロジェ
クトレベルかによって利用できるダッシュボードが異なります。
管理者用一覧−このダッシュボードは、サイトまたはプロジェクトの概
要を提供します。管理者用一覧はフォームの種類別、プロジェクト別の
未決のアクションアイテムの概要を表示します。(投稿済みアイテムは
このダッシュボードには含まれません。)
例えば、どのプロジェクトにあるものか関係なく、連絡フォームで割り
当てられたアイテムで未決のもの全てを参照したり、特定のプロジェク
トで割り当てられたアイテムで未決のもの全てを参照したりできます。
このダッシュボードから詳細を確認するため、特定のプロジェクトへ簡
単にジャンプできます。
担当者用一覧−このダッシュボードは、個々のチームメンバーに割り当
てられているアイテム、本人が割り当てたアイテム、作成中のフォーム
の下書き、新しいディスカッションアイテムなどを表示します。
管理者用一覧ダッシュボードと担当者用一覧ダッシュボードは異なりま
す。担当者用一覧ダッシュボードは個人のメンバーに割り当てられたア
イテムの数を表示します。一方、管理者用一覧ダッシュボードはプロジ
ェクトメンバー全員に割り当てられたアイテムの数を表示します。
ダッシュボードは、次のセクションに分けられています。表示しているダッ
シュボード(サイト管理、プロジェクト管理など)によって異なるセクショ
ンが表示されます。
プロジェクト情報−このセクションはプロジェクトデータで定義された
プロジェクトに関する情報を表示します。例えば、プロジェクト名、プ
ロジェクト番号、住所を参照できます。このセクションはプロジェクト
担当者用一覧とプロジェクト管理者用一覧ダッシュボードにのみ表示さ
れます。サイト管理者用一覧やサイト担当者一覧には表示されません。
プロジェクト属性−このセクションはプロジェクトデータで定義された
プロジェクトに関する情報を表示します。例えば、プロジェクト開始日、
プロジェクトマネージャ名、プロジェクトの予算情報を参照できます。
このセクションはプロジェクト管理者用一覧ダッシュボードにのみ表示
されます。
- 17 -
レッスン 1
アクションアイテム集計−このセクションは各フォームの種類別の未決
のアイテムの数を表示します。管理者用一覧ダッシュボードでは、この
セクションはサイト内で現在未決の割り当てられたアイテム全てを表示
します。(これには投稿済みのアイテムは含まれません。)担当者用一
覧ダッシュボードでは、このセクションはプロジェクト内で現在未決の
割り当てられたアイテム全てを表示します。(これには投稿済みのアイ
テムは含まれません。)このセクションはサイト担当者用一覧、サイト
管理者用一覧、プロジェクト担当者用一覧、プロジェクト管理者用一覧
ダッシュボードに表示されます。
下書き−このセクションはデータを入力し始めたがまだ送信していない
フォームを表示します。下書きはドキュメント番号を持たず、誰にも割
り当てられていません。
自分に割り当て−他のプロジェクトメンバーから自分に割り当てられた
フォームです。このセクションはプロジェクト担当者用一覧ダッシュボ
ードにのみ表示されます。
- 18 -
レッスン 1
本人が割り当てました−自分が割り当てて、アクションを要求している
フォームです。このセクションはプロジェクト担当者用一覧ダッシュボ
ードにのみ表示されます。
投稿済みアイテム−このセクションはプロジェクト内で投稿されたが割
り当てられていないフォームを表示します。例えば、議事録は全てのプ
ロジェクトメンバーが参照するために投稿されますが、誰にも割り当て
られません。このセクションは、プロジェクト担当者用一覧とプロジェ
クト管理者用一覧にのみ表示されます。
ディスカッション−このセクションは参加者として追加されているディ
スカッションスレッドで未読のものを表示します。一度そのディスカッ
ションを読めば、ダッシュボードには表示されなくなります。このセク
ションはプロジェクト担当者用一覧ダッシュボードにのみ表示されます。
サブプロジェクト−このセクションはサブプロジェクトとその各プロジ
ェクトの未決と期限超過のアイテムの合計数を表示します。サイトおよ
びプロジェクト管理者用一覧ダッシュボードでは、このセクションはサ
ブプロジェクトも含むプロジェクト内の現在未決の全てのアイテムを表
示します。サイトおよびプロジェクト担当者用一覧ダッシュボードでは、
自分に割り当てられたアイテムの数を表示します。また期限超過のアイ
テムの数も参照できます。このセクションは、サイト担当者用一覧、サ
イト管理者用一覧、プロジェクト担当者用一覧、プロジェクト管理者用
一覧ダッシュボードに表示されます。
- 19 -
レッスン 1
1.7 Buzzsaw Professional と権限
利用可能な権限レベルは、Buzzsaw Professional においては特殊な意味を持ち
ます。メンバーに割り当てた権限によって、どんなことができるようになる
かは以下の表を参照してください。
権限レベル
プロジェクトの追
加
サイトメンバーと
グループの追加
サイトメンバーの
編集/削除
プロジェクトメン
バーの追加/削
除
グループの作成
/編集
ユーザ/グルー
プに対する権限
レベルの設定
フォームを完了
させる
ファイル/フォー
ム/フォルダの追
加/編集/削除
既存のファイル/
フォームの更新
/応答
メモ、コメント、マ
ークアップ、リン
クの追加/編集
ファイルの表示/
ダウンロード、通
知管理の設定
フォルダ構成の
表示のみ(ファイ
ルは不可)
サイト
管理者
プロジェク
ト管理者
○
○注1
○
○注2
○
○注3
○
○
○
○注4
○
○
○
○
○
編集
保存
更新
レビュー
○
○
○注5
○
○
○
○注5
○
○
○
○
○注5
○
○
○
○
○
○注5
○
○
表示
一覧
○
○
注1:プロジェクト内にサブプロジェクトを追加することはできます。
注2:[新しいメンバーの追加/メンバーの編集]がチェックされている場合で
す。
注3:[新しいメンバーの追加/メンバーの編集]がチェックされている場合で
す。プロジェクト管理者は、サイトメンバーが他のプロジェクトに権限を持
っている場合は、そのサイトメンバーを削除することはできません。
注4:[新しいメンバーの追加/メンバーの編集]がチェックされている場合は、
サイトレベルのグループが作成できます。チェックされていない場合はプロ
ジェクトレベルのグループのみ作成できます。
- 20 -
レッスン 1
注5:保存権限を持つユーザは、自身が追加あるいは割り当てられたファイ
ル/フォームに対してのみ、表示、編集、ダウンロード、通知設定を行えます。
演習
1. サイトのサイト管理者用一覧ダッシュボードを参照します。
2. [サイト情報]メニューから、サイト個人用一覧を表示します。
3. サイト個人用一覧ダッシュボードのリンクを使って、サブプロジェク
トにジャンプします。
4. プロジェクト詳細ダッシュボードで、あるフォームの種類の未決のア
イテムすべてを表示します。
5. プロジェクト管理者用一覧ダッシュボードで、各セクションを折りた
たみ、[アクションアイテム]セクションだけを表示します。
キー ポイント
ダッシュボードは、割り当てられたアイテムをすばやく参照する方法
です。
ダッシュボードは、サイトとプロジェクトレベルでのみ利用できます。
フォルダはダッシュボードを持ちません。
参照できるダッシュボードは、管理者の設定に左右されます。
- 21 -
レッスン 2
2. ビジネスプロセス
Buzzsaw Professional では、16 種類のビジネスプロセスが利用できます。各ビ
ジネスプロセスは、専用のフォームを持ちます。標準のビジネスプロセスに
は、ドキュメント記録、印刷注文、議事録、掲示、承認、情報の要求、設計
者の補足指示、送付状、追記、提出、提出依頼パッケージ、日報、入札管理、
変更依頼、連絡、コメントあり RFI があります。
ドキュメント記録を除くすべてのビジネスプロセスは常にワークフローの種
類と一緒に設定されます。ワークフローはフォームのパラメータを決定しま
す。例えば、誰がフォームを作成し、そのフォームに誰が返信や承認できる
かといったことなどです。
フォルダやプロジェクトを扱うのと同様にビジネスプロセスを使うことがで
きます。
Buzzsaw Professional のフォームはニーズに合わせてカスタマイズすることが
できます。
- 22 -
レッスン 2
2.1 ビジネスプロセスの追加
ビジネスプロセスをプロジェクトに追加できるのは、管理者だけです。ビジ
ネスプロセスの追加はプロジェクトセットアップの一部として行われます。
注: ビジネスプロセスはプロジェクト内に作成する必要があ
ります。ビジネスプロセスをプロジェクトやプロジェクト内
のフォルダ内に作成できますが、サイトやプロジェクトに含
まれていないフォルダ内には作成できません。
1.
フォルダツリービュー内のプロジェクトを選択します。
2.
右クリックして、[追加]-[ビジネスプロセス]を選択します。[ビジネスプ
ロセスの追加]ウィンドウが開きます。
あるいはプロジェクトセットアップウィザードを使っても新しいビジネ
スプロセスを追加できます。ナビゲーションツールバーの[プロジェクト
セットアップ]から[ビジネスプロセス]を選択します。
3.
ビジネスプロセスの名前を入力します。
4.
ビジネスプロセスの種類を選択します。
- 23 -
レッスン 2
5.
ワークフローの種類を選択します。
6.
[次へ]を選択します。
7.
選択されたワークフローの種類によって、表示されるタブが異なります。
参加者の各タイプ(返信者、ゲートキーパーなど)のタブがあり、フォ
ームの一般的なオプションを設定するタブがあります。
このビジネスプロセスのオプション内容は、このビジネスプロセスで作
成される全てのフォームに適用されます。すなわち、参加者がプロジェ
クトの 4 人のメンバーだけで構成される連絡フォームログを作成した場
合、別のメンバーを参加者としたい場合は、別の連絡フォームログを作
成する必要があります。
8.
フォルダツリービュー内にフォームログが表示されます。
2.2 フォームログの使用
フォームログはフォルダとよく似ていますが、フォームログに含まれるフォ
ームをベースとした特殊な項目を持ちます。また、フォームログは検索、並
べ替えの機能を持っています。フォルダツリービュー内のプロジェクト内に
フォームログは表示され、プロジェクトに関連したフォームを含みます。
プロジェクト管理者がプロジェクトセットアップウィザードを完了したとき
にフォームログは作成されます。最初にフォームログはプロジェクトのルー
トレベルに作成されます。しかし、フォームログが作成された後、プロジェ
クト内のどこでもフォームログを移動させることができます。
プロジェクト内にフォームログを追加せずに、プロジェクトにフォームを追
加することはできません。最初にフォームログを作成してから、フォームロ
グ内にフォームを追加します。
フォームログの中では、ウィンドウの右上にあるページ数を使って、フォー
ムがリスト表示されたページを切り替えることができます。また項目の並べ
替えもできます。フォームログから 1 つのフォームを印刷するには右クリッ
クメニューを使います。または個々のフォームを開いてから印刷します。フ
ォームログで表示されている内容を印刷するには、そのフォームログの一覧
ビューレポートを実行します。
フォームはその状態をすばやく確認できるように色分けされます。
期限超過のフォームは太字で赤色になります。
完了したフォームは灰色で斜体になります。
下書きのフォームは青色です。
作業したり、情報にアクセスしたりするのにツールバーボタンを利用できま
す。オプションにアクセスする権限がない場合は、そのオプションボタンは
表示されません。
- 24 -
レッスン 2
ツールバーはフォームログの上部にあります。行いたい操作のツールバーの
ボタンをクリックします。
ツールバーボタン
説明
新規フォームを開きます。
(削除)
選択されたフォームをごみ箱に移動させて
削除します。
(エクスポート)
フォームログのデータを Microsoft Excel
(.xls)ファイルに書き出します。
フォームログオプションウィンドウを開き
ます。このフォームログ内のフォームにア
クセスできるメンバー、経路のルール、ド
キュメント番号などのオプションを変更で
きます。(フォームログを作成できるメン
バーだけが変更可能です。)
検索ボックスにキーワードを入力し、[検
索]ボタンをクリックしてフォームログ全
体から該当するものを検索します。
クリア – 新規に検索ができるように、検
索ボックスから以前入力したキーワードを
削除します。
未決/完了、未決のアイテムの状態別にフ
ォームログの表示を切り替えるドロップダ
ウンメニューです。
2.3 フォームログの検索
フォームログの中から、ある文字列を含んだフォームを簡単に検索できます。
ツールバー上にある検索テキストボックスに検索したいキーワードを入力し
て、[検索]ボタンを押すだけです。ただし、フォームログに表示されていな
いフィールドのコンテンツは検索されません。
それらのキーワードを含むフォームがフォームログウィンドウ内に表示され
ます。新しいキーワードで検索するには、検索テキストボックスから以前の
キーワードを削除するために、[クリア]を選択します。
- 25 -
レッスン 2
2.4 フォームログのエクスポート
フォームログのデータをすばやく簡単に、ローカルコンピュータ上に
Microsoft Excel(.xls)形式で書き出すことができます。フォームログをエク
スポートした時、実際のフォームがエクスポートされるわけではなく、フォ
ームログで表示されている内容が書き出されます。例えば、フォームの件名、
割り当ての情報、期日などです。
1.
フォームログを開き、ツールバーにある
リックします。
(エクスポート)ボタンをク
2.
[保存]ボタンをクリックして、書き出すデータの場所を選択して、[保存]
ボタンをクリックします。
演習
1. ワークフローの種類に[送信、返信]を使って、承認を追加します。
2. 下記のようにフォームログを設定します。
・すべてのプロジェクトメンバーがフォームの作成と返信ができる。
・返信のデフォルトの期日をフォーム提出後、5 日後にする。
・返信期限 1 日後に期限切れ通知を送信するようにする。
3. フォームログにフォームを追加します。
4. 特定の文字列を使って、フォームログ内を検索してみます。
5. フォームログをエクスポートしてみます。
6. [オプション]ツールバーボタンを使って、フォームログの設定を変更
してみます。
キー ポイント
ビジネスプロセスはフォームを含みます。
ビジネスプロセスはワークフローの種類と一緒に設定されます。
最初にプロジェクト内にビジネスプロセスを追加して、次にフォーム
を作成します。
ビジネスプロセスはプロジェクト内に存在しなければなりません。
フォームログはキーワードを使って、検索することができます。
フォームログはエクスポートすることができます。
フォームログをカスタマイズするには、ログオプションを使用します。
ビジネスプロセス内で変更があったことを知るために、自動通知の設
定が利用できます。
- 26 -
レッスン 3
3. ビジネスプロセスの利用
Buzzsaw Professional は、送信可能で一元管理されたデータベース(フォ
ームログ)に保存される標準的なビジネスプロセスを電子的なフォームで提
供しています。標準フォームには、RFI(情報の要求)、議事録、提出、日
報、連絡、承認、変更依頼、印刷注文、掲示、設計者の補足指示、送付状、
追記があります。
入札管理、提出依頼パッケージ、ドキュメント管理については上記のものと
ビジネスプロセスが異なるので、これらのビジネスプロセスについては別の
レッスンで解説しています。
オンラインフォームは簡単に利用でき、プロジェクトチームメンバー間と同
じように、外部のサプライヤ、協力会社、ベンダーとの間で簡単で素早いコ
ミュニケーションを可能にします。
- 27 -
レッスン 3
3.1 フォームログの表示
一度ビジネスプロセスがプロジェクトに追加されれば、フォームログが作成
され、そこにフォームを追加できます。すべてのフォームはフォームログウ
ィンドウ内に表示されます。
列の項目をクリックすれば、その列の内容(依頼先や依頼元など)で並
べ替えができます。
列の境界をドラッグすれば、列の幅を変更できます。
未決のアイテムだけを表示するように、フォームログの表示を変更でき
ます。
期限超過のアイテムは赤色で表示されます。完了したアイテムは灰色で
表示されます。下書きとして保存されたアイテムは青色で表示されます。
すばやく検索するために、検索テキストボックスにキーワードを入力し
て、検索することができます。
3.2 フォームの表示
フォームログ内のフォームをダブルクリックすれば、そのフォームが表示で
きます。フォームのワークフローでの役割によって、利用可能なオプション
が異なります。例えば、フォームの返信や再割り当てができるかもしれませ
ん。フォームを開くと、別ウィンドウにフォームが表示され、そのウィンド
ウの上部には以下の 6 つのタブがあります。
[一般] − フォームの作成者、フォームの作成日時などを表示します。
[ルート] − フォームが現在誰に割り当てられているかを表示します。フ
ォームが割り当てられてから再割り当てされると、このルートタブには
フォームを再割り当てられたメンバー名が表示されます。
[添付ファイル] −フォームに添付されたファイルを表示します。ここか
ら添付ファイルを表示できますが、追加や削除はできません。
- 28 -
レッスン 3
[ディスカッション] − このフォームに関連付けられた、表示する権限の
あるディスカッションスレッドを表示します。ディスカッションにはパ
ブリックとプライベートの 2 種類があります。パブリックディスカッシ
ョンは、すべてのフォームログ参加者が参照できますが、明示的に権限
を与えられたメンバーだけがコメントの追加や返信ができます。ディス
カッションの参加者だけがダッシュボードからディスカッションを参照
したり、通知メールを受け取ることができます。プライベートディスカ
ッションは、スレッドに追加されたメンバーだけが表示できます。
[バージョン] − ファイルのバージョンタブと同様に、このタブはこのフ
ォームのバージョンを表示します。
[履歴] − (管理者だけが参照可能です。)フォームの操作を表示します。
つまり、誰がフォームを表示したか、誰が割り当てたか、誰が取り消し
たか、誰がフォームを完了させたかといったことです。フォームの経路
は複雑なものになりがちですが、履歴タブは、フォームのワークフロー
のトラッキングに役立ちます。
3.3 フォームの追加
一度フォームログが作成されて、そのフォームログでフォームの新規作成を
する権限が与えられていれば、フォームログにフォームを追加できます。
1.
ナビゲーションバーの[フォーム]メニューから[新しいフォーム]を選択し、
追加したいフォームログを選択します。
- 29 -
レッスン 3
2.
新しいフォームウィンドウが表示されます。
3.
キーボードの[Tab]キーを使って、フィールドを移動し、項目を入力しま
す。
4.
プロジェクト管理者がこのプロジェクトのプロジェクトデータを定義し
ていた場合、いくつかのフィールドはその値を使用します。これらのフ
ィールドはプロジェクト管理者を除いて、編集できません。これらのフ
ィールドが定義されていない場合は、そのフィールドにはなにも表示さ
れません。
いくつかのフィールドは選択された項目にリンクしています。
例えば、情報の要求フォームで、割り当てボタンをクリックしてメンバ
ーを選択すると、受信者フィールドに自動的にそのメンバー名が表示さ
れます。これらのフィールドは編集可能です。手動でこれらのフィール
ドにデータを入力した場合、そのデータは上書きされなくなります。
5.
会社名、住所、ドキュメントのヘッダー、プロジェクト名、プロジェク
ト番号、フッターといったいくつかのフィールドは編集できません。管
理者だけがフォームのオプションを編集して、これらのフィールドを変
更できます。
6.
テキストボックスフィールドでは、複数行の情報を入力できます。
注: 表示可能な行数を超えた行を入力した場合は、テキストボ
ックスの右側にスクロールバーが表示されます。フォームを
印刷した時には、スクロールバーなしにすべてのテキストが
印刷されます。
7.
フォームを割り当てるには、[割り当て]ボタンをクリックして、メンバー
を選択します。フォームの割り当てについては、レッスン 3.4 で詳しく説
明しています。
8.
このフォームに関して他のプロジェクトメンバーに通知をするには、
[CC]または[通知]ボタンをクリックして、リストからメンバーを選択しま
す。メンバーに通知を行うと、このフォームが送信された際に、その選
- 30 -
レッスン 3
択されたメンバーはこのフォームへのリンクを含んだ電子メールを受け
取ります。通知されたメンバーは、そのフォームを表示できるだけで、
フォームの転送、再割り当て、返信、取り消しはできません。添付ファ
イルを表示したり、ディスカッションに参加したりはできます。プライ
ベートグループを通知先に選択した場合、[CC]フィールドにはグループ
名が表示され、個々のメンバー名は表示されません。
9.
ファイルを添付するには、[添付]ボタンをクリックします。
10. フォームにファイルを添付する他に、リンクもできるようになりました。
Buzzsaw 内のファイルにリンクするか、ローカルディスクからリンクする
ファイルをアップロードできます。
[プロジェクトファイルへのリンク]−Buzzsaw 内のファイルまたはフ
ォルダにナビゲートするには、このリンクをクリックします。選択し
たファイルへのリンクがフォームに追加されます。プロジェクト、フ
ォルダ、ファイル、マークアップ、またはファイルの特定のバージョ
ンにリンクできます。フォームまたはフォーム ログにはリンクでき
ません。
[ローカルファイルのアップロードとリンク]−ローカルディスクから
ファイルをアップロードし、Buzzsaw 内のプロジェクトに追加して、
フォームをそのファイルにリンクするには、このリンクをクリックし
ます。[バージョンへのリンク]にチェックを入れると、そのリンクは
最新バージョンではなくアップロードしたバージョンにリンクされま
す。
11. フォームにコメントを追加するには、フォーム上部にある[コメントの追
加]をクリックします。フォームの入力を終えたら、次のどちらかを選択
します。
[下書きとして保存] − フォームログにフォームを保存しますが、そ
のフォームにはドキュメント番号は割り振られず、選択されたメンバ
ーに通知メールも送られません。この下書きは作成者のフォームログ
とダッシュボードにのみ表示されます。他のメンバーは下書きを見る
ことはできません。
[送信] − フォームを保存し、フォームログに追加して、ドキュメン
ト番号を割り振ります。フォームが送信されると、選択されたメンバ
ーにフォームへのリンクを含んだ電子メールが送信されます。
12. フォームをキャンセルするには、単純にウィンドウを閉じます。フォー
ムはフォームログに追加されず、入力した情報は失われます。
13. フォームの追加が完了すると、フォームログ内に表示されます。フォー
ムログの設定は、プロジェクトメンバーが持っている権限の種類により
ます。
- 31 -
レッスン 3
3.4 フォームの割り当て
フォームを追加する際に、Buzzsaw Professional ではタスクを特定のプロジェ
クトメンバーに処理をしてもらうため、フォームに割り当てることができま
す。割り当てられたフォームは、そのメンバーのプロジェクト担当者用一覧
ダッシュボードで、[自分に割り当て]セクションに表示されます。同じフォ
ームはフォームの割り当て者のプロジェクト担当者用一覧ダッシュボードの
[本人が割り当てました]セクションにも表示されます。
1.
フォームを追加して、項目を入力した後、[割り当て]ボタンを選択します。
有効なメンバーのリストが表示されます。
メンバーを選択する画面で、右上でページ指定ができるようになりまし
た。
フォームを誰に割り当てることができるかは、プロジェクト管理者によ
ってフォームログがどのように設定されたのかによります。[メンバーの
選択]のリストに表示されたメンバーからしか割り当てることはできませ
ん。
2.
リストからメンバーを選択します。CTRL キーや SHIFT キーを使って、
複数のメンバーを選択できます。
プライベートグループにフォームを再割り当てすることはおすすめでき
ません。これをおこなってしまうと、プライベートグループのメンバー
の名前が[バージョン]タブや各種のダッシュボードに表示されてしまう場
合があります。
3.
[OK]をクリックします。
4.
日時のフィールドを使って、期日を選択します。(期日が過ぎると、フ
ォームは期限超過となります。)
- 32 -
レッスン 3
5.
割り当てをキャンセルするには、ウィンドウを閉じるか、[下書きとして
保存]を選択します。下書きとして保存すると、そのフォームは自分のプ
ロジェクト担当者用一覧ダッシュボードと自分のフォームログに表示さ
れます。
6.
追加しているフォームの種類によって、[通知]または[CC]ボタンが表示さ
れます。これを使えば、他のプロジェクトメンバーに割り当てをしなく
ても、フォームを追加したことを知らせることができます。
7.
入力が終わったら、[送信]をクリックします。
フォームは保存され、ウィンドウが閉じます。割り当て先(あるいは通知先)
に電子メールが送信されます。その電子メールには、フォームの件名、期日、
フォームへのリンクが含まれます。
3.5 割り当ての取り消し
フォームを別のプロジェクトメンバーに割り当てた後でも、割り当てられた
メンバーが応答できないように、割り当てを取り消すことができます。
1.
フォームを開いて、[割り当ての取り消し]をクリックします。
2.
「割り当てを取り消してよろしいですか?」と確認のダイアログが表示
されるので、[OK]ボタンをクリックします。
- 33 -
レッスン 3
3.
フォームは割り当てられたメンバーのダッシュボードから削除され、フ
ォームの取り消しの通知メールがその人に送信されます。
3.6 割り当てられたフォームに返信する
フォームが割り当てられたら、フォームの作成者に返信することができます。
1.
受け取った通知メールに含まれるリンクをクリックして、フォームを開
きます。あるいは、フォームログ内のフォームをダブルクリックして開
きます。
2.
フォームの[返信]ボタンをクリックします。
3.
フォーム内の[返信]フィールドには、自動的にフォームを割り当てた人の
名前が入ります。フォームを割り当てたメンバーにのみ返信できます。
4.
必要に応じてフォームを編集します。フィールド間を移動するには、
[Tab]キーを利用します。
5.
返信にファイルを添付するには、[添付]ボタンをクリックします。
6.
添付したいファイルを参照します。
7.
フォームへの返信を他のメンバーにも通知したい場合は、[CC]ボタンを
クリックして、メンバーを選択します。
8.
[送信]ボタンをクリックします。
このフォームは、自分のプロジェクト担当者用一覧ダッシュボードの[自分に
割り当て]セクションから削除されます。
3.7 フォームの再割り当て
フォームログでの設定によって、フォームの割り当てを行った後に、別のメ
ンバーにフォームを再割り当てすることができます。
1.
フォームを開きます。
2.
フォームが表示されます。[再割り当て]ボタンをクリックします。
- 34 -
レッスン 3
3.
フォームが編集モードで開きます。[再割り当て]ボタンをクリックして、
メンバーを選択します。
4.
返信が自分に戻ってきて欲しくない場合、[委任します。・・・]オプショ
ンを選択します。これによって返信が自分ではなく直接、元のフォーム
の作成者に行くことになり、自分はアクションが不要となります。
5.
処理が終わったら、[送信]ボタンをクリックします。
そのフォームは自分のダッシュボード内の[本人が割り当てました]セクショ
ンに表示されます。割り当て先のメンバーには、自分のダッシュボードの[自
分に割り当て]セクションにそのフォームが表示されます。
注: 再割り当てする場合、フォームの期日を変更することは
できません。添付ファイルの追加や削除、コメントの追加は
行えます。
フォームの経路は複雑なものになりがちですが、管理者は履歴タブを使って、
フォームのワークフローをトラッキングできます。
3.8 フォームの編集
フォームを編集できるかどうかはフォームのワークフローがどのように設定
されたかによります。フォームを編集できる場合、フォームを開くと、フォ
ームに編集ボタンが表示されます。
1.
フォームログを開き、編集したいフォームをダブルクリックします。フ
ォームが開きます
2.
[編集]ボタンをクリックします。
3.
[Tab]キーを使って、フィールドを移動し、変更したいフィールドで修正
を行います。
- 35 -
レッスン 3
4.
編集可能なフィールドは、立体的に表示されます。ボックスで表示され
ないフィールドは、そのフォーム上では編集できません。
5.
テキストボックスフィールドでは、複数行の情報を入力できます。
注: 表示可能な行数を超えた行を入力した場合は、テキストボ
ックスの右側にスクロールバーが表示されます。フォームを
印刷した時には、スクロールバーなしにすべてのテキストが
印刷されます。
6.
ファイルを添付するには、[添付]ボタンをクリックします。
7.
Buzzsaw 内のファイルにリンクするか、ローカルディスクからリンクする
ファイルをアップロードするには、[プロジェクトファイルへのリンク]か
[ローカルファイルのアップロードとリンク]をクリックします。
8.
フォームにコメントを追加するには、フォーム上部にある[コメントの追
加]をクリックします。
9.
フォームの入力を終えたら、次のいずれかを選択します。
[CC] − このフォームに関して選択したプロジェクトメンバーに通知をす
る場合にクリックします。そのメンバーにこのフォームへのリンクが含
まれた電子メールが送られます。
[送信] − フォームの編集を保存し、選択されたメンバーにフォームへの
リンクを含んだ電子メールが送信されます。
[下書きとして保存] − 行った変更を保存しますが、選択されたメンバー
に通知メールは送られません。
変更内容が反映された新しいバージョンのフォームがフォームログに追加さ
れます。フォームの元の作成者や管理者は、編集できないように、フォーム
を完了させることができます。
フォームの完了:
1.
フォームを開き、[完了]を選択します。
2.
フォームが完了状態となると、そのフォームは元の作成者のプロジェク
ト担当者用一覧ダッシュボードの[本人が割り当てました]セクションから
削除されます。割り当てのタスクが完了する前にフォームが閉じられた
場合は、そのフォームは割り当て先のプロジェクト担当者用一覧ダッシ
ュボードの[自分に割り当て]セクションからも削除されます。
注: フォームを完了すると、以前の割り当て情報は削除されま
す。
- 36 -
レッスン 3
3.9 フォームの削除と復元
フォームログからフォームを削除すると、そのフォームはごみ箱に送られま
す。削除されたフォームはごみ箱が空にされるまで、復元可能です。
フォームの削除:
1.
フォームログウィンドウからフォームを選択します。
2.
ツールバーの削除ボタン
3.
そのフォームは発行した担当者のダッシュボードと、割り当てられた担
当者のダッシュボードから削除されます。
を選択します。
フォームの復元:
1.
Buzzsaw バーの[ごみ箱]アイコンをクリックします。
2.
復元したいフォームを右クリックして、メニューから[復元]を選択します。
3.
そのフォームはフォームログに戻り、割り当てられたプロジェクトメン
バー、割り当てたプロジェクトメンバー両方のダッシュボードに表示さ
れます。
フォームログについても削除と復元が可能です。復元されたとき、すべての
割り当ても復元されます。
演習
1. フォームを追加して、別のメンバーに割り当てます。
2. フォームを編集して、ファイルを添付します。
3. 同じフォームを別のメンバーに再割り当てします。
4. 同じフォームを取り消します。
5. フォームログをアーカイブします。
6. フォームを完了します。
7. 同じ人が作成したすべてのフォームを確認するため、ログウィンドウ
の[作成者]項目で並べ替えを行います。
8. フォームまたはフォームログを削除して、復元してみます。
- 37 -
レッスン 3
キー ポイント
フォームは個人にもグループにも割り当てることができます。
プライベートグループにフォームを割り当てるのはおすすめできませ
ん。
更新権限以上の権限を持つプロジェクトメンバーにのみ、フォームを
割り当てることができます。
フォーム内のフィールド間を[Tab]キーで移動できます。
フォームを完了させると、以前の割り当て情報は失われます。
- 38 -
レッスン 4
4. レポート
レポートは、選択されたサイト、プロジェクト、フォームログに関する一覧
情報を提供します。それには、割り当てられたアイテム、発行したアイテム、
それらのアイテムがいつ期限超過となったかといったアイテムに関する詳細
が含まれます。レポートはダッシュボードの情報を印刷用にまとめるという
意味でもまた便利な方法です。レポートはナビゲーションバーの[レポート]
メニューから実行できます。
レポートは、選択されたサイト、プロジェクト、プロジェクトメンバーの権
限レベルによって異なります。例えば、サイトを選択すれば、プロジェクト
やフォームログのレポートではなく、サイトレベルのレポートを作成できま
す。
- 39 -
レッスン 4
4.1 サイトおよびプロジェクトのレポート
サイトおよびプロジェクトのレポートを作成できます。レポートは割り当て
られたアイテム、発行したアイテム、いつ期限超過になるかといったアイテ
ムに関する詳細を提供します。レポートはダッシュボードの情報を印刷用に
まとめる意味もあります。レポートは、サイト、プロジェクト、フォームロ
グ、フォームの種類で作成できます。各カテゴリには、作成可能な複数のレ
ポートがあります。以下は 3 つの主なカテゴリの説明です。
管理レポート −管理レポートは、サイトまたはプロジェクト内のす
べての未完了アイテムを、担当したアイテム、発行したアイテムに関
係なく一覧表示します。管理者だけが管理レベルのレポートを表示で
きます。サイト管理者はサイトレベルの管理レポートを表示でき、プ
ロジェクト管理者はプロジェクトレベルの管理レポートを表示できま
す。
担当者アイテムレポート − このレポートはサイトあるいはプロジェ
クトレベルで有効です。これは自分に割り当てられたアイテムだけを
一覧表示します。
発行したアイテムレポート − このレポートはサイトあるいはプロジ
ェクトレベルで作成できます。これは自分が他のチームメンバーに割
り当てたすべてのアクションアイテムが一覧表示されます。
レポートの表示:
1.
レポートを開くには、ナビゲーションバーの[レポート]メニューを選択し、
カテゴリを選択します。
2.
選択したサイトまたはプロジェクトレベルのレポートが作成されます。
レポートの上部にある[選択]メニューを使って、レポートの種類を選択で
きます。
4.2 フォームログの一覧レポート
あるフォームログに含まれるアイテムすべてを表示するもの、アイテムが未
完了か完了したかを表示するといったフォームログの一覧レポートを作成す
ることができます。
- 40 -
レッスン 4
一覧ビュー − このレポートはフォームログで表示されている情報を表示
します。例えば、フォームが未決か完了か、割り当て先は誰か、誰に割
り当てられて期日はいつかなどです。一覧ビューレポートは、議事録を
除くすべてのフォームの種類で有効です。議事録では詳細ビューだけが
利用できます。
詳細ビュー − このレポートはフォームログ内の各フォームに関する詳細
の情報を含みます。例えば、RFI(情報の要求)の詳細ビューは、フォー
ムに含まれる質問と回答を表示します。
フォームログレポートの表示:
1.
ナビゲーションバーの[レポート]メニューを選択し、リストからフォーム
ログの種類を選択し、個々のフォームログを選択します。
2.
メニューから一覧ビューまたは詳細ビューを選択します。
3.
レポートが表示されます。
4.3 レポートの印刷、保存、エクスポート
レポート表示ウィンドウにレポートが表示されれば、そのレポートを簡単に
印刷したり、ローカルコンピュータに保存したりできます。
レポートを印刷するには、[印刷]ツールバーボタン
ローカルプリンタに印刷します。
をクリックして、
ローカルコンピュータ上にレポートを保存するには、[保存]ツールバーボ
タン
をクリックして、レポートを保存する場所を選択します。
レポートをエクスポートするには、[エクスポート]ツールバーボタン
をクリックします。
- 41 -
レッスン 4
演習
1. プロジェクトを選択して、[担当者アイテム] – [すべての未完了アイ
テム]のレポートを実行します。
2. フォームログを選択して、[発行したアイテム]のレポートを実行しま
す。
3. レポートを印刷します。
4. レポートをハードディスクに保存します。
5. レポートをエクスポートして、その CSV ファイルを Excel で開いて
みます。
キー ポイント
レポートは、選択したサイト、プロジェクト、フォームログに関する
一覧情報を提供します。
作成できるレポートは権限レベルによって異なります。
- 42 -
レッスン 5
5. 提出依頼パッケージ
Buzzsaw Professional では、すばやく簡単に提出依頼パッケージを作成するこ
とができます。提出依頼パッケージにおいて、自動化されたプロセスの作成、
スケジュール、追跡が可能です。
提出依頼パッケージは、情報の要求や議事録フォームログで追加するのと同
じ方法でプロジェクトに追加します。しかし、追加された提出依頼パッケー
ジフォームログは、提出依頼パッケージのプロセスを管理するための特徴的
な機能を持っています。他のフォームログと同じように、フォームログの中
で参照できる内容はワークフローにおける役割に依存します。
- 43 -
レッスン 5
5.1 提出依頼パッケージの概要
提出依頼パッケージフォームログは、提出依頼のプロセスのスケジュール、
進捗、状況の監視をおこなう主な場所になります。提出依頼パッケージフォ
ームログは、他のフォームログと同様にプロジェクトに追加されます。提出
依頼プロセス上で与えられた役割によっては、[提出依頼パッケージの追加]
のような、ここにあげたすべての項目を参照することができないかもしれま
せん。
他のフォームと同じようにダッシュボードから提出依頼パッケージにアクセ
スすることができます。例えば、あるパッケージが割り当てられた場合、そ
のパッケージは[プロジェクト担当者用一覧]の[自分に割り当て]の中に表示さ
れます。提出依頼パッケージフォームログには、自分の提出依頼にアクセス
できる[提出依頼操作項目]セクションもあります。
- 44 -
レッスン 5
提出依頼プロセスの概要
提出依頼パッケージのプロセスのワークフローは、以下の図のようになりま
す。
以下は Buzzsaw Professional の中で、提出依頼プロセスがどのように働くかの
概要になります。この例では、提出依頼パッケージフォームログがプロジェ
クトにすでに追加済みであると想定しています。提出依頼パッケージフォー
ムログを追加するには、[2.2 フォームログの作成]の手順に従ってください。
1.
パッケージの作成者が提出依頼パッケージフォームログを開き、提出依
頼パッケージを作成します。そのパッケージは送付状作成者に割り当て
られます。
2.
送付状作成者はパッケージに提出項目を追加します。それから送付状を
作成し、設計チームに送信します。
3.
配布者は提出項目を検討し、そのパッケージをゲートキーパーとコンサ
ルタントに配布します。(パッケージをゲートキーパーと同時にコンサ
ルタントに配布することは必須ではありません。)
この時点でクロックが開始されます。
この手順で、配布者は設計チームにパッケージを配布する代わりに、送
付状を送付状作成者に返却することができます。配布者がパッケージの
送付状を返却した場合、クロックは開始されません。
4.
オプションとして、ゲートキーパーとコンサルタントはパッケージの送
付状を、この提出依頼パッケージフォームログにアクセス権が与えられ
たチームの他のメンバーに転送することができます。その転送されたパ
ッケージの送付状の回答を自分の回答内で使用することができます。
5.
コンサルタントはゲートキーパーに回答を返信します。
6.
ゲートキーパーはコンサルタントからの返信を加えた最終回答を送信し
ます。この時点でクロックが停止します。
7.
配布者はパッケージの送付状を閉じて、送付状作成者に返却します。
8.
送付状作成者はそのパッケージを受け取り、必要な改訂版を作成します。
そのパッケージはパッケージ作成者に送付します。
9.
パッケージ作成者はパッケージを完了します。
- 45 -
レッスン 5
5.2 提出依頼パッケージを作成し、アイテムを追加
提出依頼パッケージフォームログがプロジェクトに一度追加されれば、パッ
ケージの追加を始めることができます。パッケージ作成者として任命された
メンバー(通常これはゼネコンです。)だけが、提出依頼パッケージを作成
することができます。
パッケージの作成:
1.
提出依頼パッケージフォームログの中で、[提出依頼パッケージの追加]を
クリックします。
[新しい提出依頼パッケージの追加]ページが表示されます。
2.
必要な項目を入力します。必須の項目は、アスタリスク(*)マークがつ
いています。
3.
入力を終えたら、パッケージを保存するいくつかのオプションがありま
す。
[保存して別に追加] − このパッケージを保存して、引き続き新し
いパッケージを追加します。
[保存して戻る] − このパッケージを保存して、提出依頼パッケー
ジフォームログに戻ります。
- 46 -
レッスン 5
[保存して項目を追加] − このパッケージを保存して、[新しい提出
項目の追加]ページで作業を続けます。
[キャンセル] − 入力したデータを保存せずに提出依頼パッケージ
フォームログに戻ります。
一度パッケージが保存されれば、提出項目を追加する準備ができます。どの
ようにパッケージに提出項目を追加するかの手順は、次のセクションに続き
ます。
提出項目の追加:
パッケージに提出項目を追加する用意ができました。提出項目が追加される
まで、パッケージは送付できません。
1.
提出依頼パッケージフォームログの中で、パッケージ番号をクリックし
ます。
[パッケージの表示]ページが表示されます。
- 47 -
レッスン 5
2.
[提出項目]の領域にスクロールします。[提出項目の追加]をクリックしま
す。[新しい提出項目の追加]ページが表示されます。
3.
項目名、項目の説明、項目の種類、数量を入力します。
4.
添付したいファイルを参照するために、[添付ファイルの追加]をクリック
して、[参照]をクリックします。ハードディスク内または Buzzsaw サイト
内のファイルを選択します。
5.
完了したら、保存オプションのひとつをクリックします。
[保存して別を追加] − 現在の項目を保存し、新しい[提出項目の追加]
ページを開きます。
[保存して戻る] − 現在の項目を保存し、[パッケージの表示]ページに
戻ります。
6.
項目をキャンセルするには、[キャンセル]をクリックします。項目はパッ
ケージに追加されず、入力した情報は失われます。
一度提出項目が追加されれば、パッケージは送付状作成者に割り当てられま
す。送付状作成者は、パッケージが割り当てられ、対応が必要であることを
示す自動通知メールを受け取ります。プロセスの次の手順は、配布者に送付
されるパッケージに関するものです。
5.3 送付状の作成
パッケージは提出項目が追加されており、配布者に送付状を送信する準備を
します。
1.
[提出依頼パッケージ]タブの中で、パッケージ番号をクリックします。
[パッケージの表示]ページが表示されます。この表示の中で、提出項目を
確認できます。さらに項目を追加するには、[提出項目の追加]をクリック
します。
- 48 -
レッスン 5
2.
[送付状の作成]をクリックします。[送付状の送信]ページが表示されます。
3.
送付状を送信するメンバーを選択します。[ログオプション]の中で定義さ
れた配布者だけが一覧に表示されます。
- 49 -
レッスン 5
4.
必要な項目を入力します。入力したコメントがパッケージに保存され、
参加者の役割に従って、ワークフローの参加者は確認することができま
す。例えば、送付状作成者によって入力されたコメントは、送付状作成
者と配布者のみが参照できます。
任意の言語でコメントを入力できます。それらのコメントは翻訳されな
いので、入力された言語で表示されます。
5.
[送信]をクリックします。
一度送付状が作成されれば、パッケージを確認する配布者に送信されます。
配布者は、送付状が割り当てられ、確認が必要なことを示す自動通知メール
を受け取ります。それから配布者はパッケージをゲートキーパーやコンサル
タントに配布できます。あるいは、送付状作成者に返却できます。
5.4 送付状の配布
送付状が作成されると、パッケージを確認する配布者に送信されます。それ
からそのパッケージは、ゲートキーパーに配布するか、送付状作成者に返却
できます。
1.
[提出依頼パッケージ]タブで、パッケージの右端にある操作ドロップダウ
ンリストから[配布]を選択します。
- 50 -
レッスン 5
2.
[配布 送付状]ページが表示されます。
3.
2つの[宛先]フィールドがあります。最初の1つはゲートキーパーを一覧
表示し、必須のフィールドです。2つめの[宛先]フィールドはコンサルタ
ントへのもので、必須フィールドではありません。
4.
必要なフィールドに入力します。
5.
必要に応じて、添付ファイルを追加できます。
6.
他のプロジェクトメンバーからのコメントを参照するには、[すべてのコ
メントを表示する]をクリックします。
7.
[送信]をクリックします。
5.5 送付状の返却
パッケージに情報が不足していたり、不明点がある場合、配布者は送付状を
返却できます。
1.
[提出依頼パッケージ]タブで、操作ドロップダウンリストから[返却]を選
択します。
2.
[返却 送付状]ページが表示されます。
- 51 -
レッスン 5
3.
[宛先]フィールドには、自動的に送付状作成者の名前が入ります。[Cc]を
クリックすることで、送付状を返却する追加のメンバーを選択できます。
4.
[コメント]フィールドにコメントを追加します。
5.
他のプロジェクトメンバーからのコメントを参照するには、[すべてのコ
メントを表示する]をクリックします。
6.
[送信]をクリックします。
5.6 送付状に返信
パッケージが配布された後、ゲートキーパーとコンサルタントはパッケージ
に返信できます。
1.
[提出依頼パッケージ]タブで、パッケージの右端にある操作ドロップダウ
ンリストから[返信]を選択します。
- 52 -
レッスン 5
2.
[送付状の検討]ページが表示されます。
3.
返信するメンバーを選択するため、[宛先]と[CC]ボタンをクリックします。
4.
必要なフィールドを入力します。
5.
必要に応じて、添付ファイルを追加できます。
6.
各項目に対して回答が必要です。項目一覧の右にある[最終回答]ドロップ
ダウンリストから適切な回答を選択します。回答は、配布者、送付状作
成者、パッケージ作成者がパッケージを表示したとき、[最終回答]列に表
示されます。
7.
他のプロジェクトメンバーからのコメントを参照するには、[すべてのコ
メントを表示する]をクリックします。
8.
[送信]をクリックします。
5.7 送付状の転送
パッケージが配布された後、ゲートキーパーはコンサルタントにパッケージ
を転送して、コンサルタントはそれを他のコンサルタントに転送できます。
転送された送付状を受け取ったコンサルタントは返信するか、あるいはパッ
ケージを転送できます。
- 53 -
レッスン 5
1.
[提出依頼パッケージ]タブで、パッケージの右端にある操作ドロップダウ
ンリストから[転送]を選択します。
2.
[転送 送付状]ページが表示されます。
3.
送付状を転送するメンバーを選択するため、[宛先]や[Cc]ボタンを選択し
ます。
4.
必要なフィールドを入力します。
5.
必要に応じて、添付ファイルを追加できます。
6.
他のプロジェクトメンバーからのコメントを参照するには、[すべてのコ
メントを表示する]をクリックします。
7.
[送信]をクリックします。
5.8 提出依頼パッケージの終了、取り消し
パッケージの終了
パッケージの確認が終了し、全員が回答を提出すると、パッケージ作成者は、
パッケージを終了できます。(パッケージ作成者だけが、パッケージを終了
できます。)このオプションはそのパッケージに未終了の送付状がないとき
に、有効です。
1.
[提出依頼パッケージ]タブでパッケージ番号を選択します。
- 54 -
レッスン 5
2.
[パッケージの表示]ページが表示されます。
3.
[終了]をクリックします。
パッケージが終了すると、そのパッケージは編集、送付もできなくなり、提
出項目をパッケージに追加することもできなくなります。パッケージ作成者
は、終了されたパッケージを[再開]することができます。
パッケージを取り消す
パッケージと送付状は取り消すことができます。パッケージが配布あるいは
転送された後、送付状作成者、配布者、ゲートキーパー、コンサルタントは
パッケージを取り消すことができます。
1.
[提出依頼パッケージ]タブで、パッケージの右端の操作ドロップダウンリ
ストから[取り消し]を選択します。
2.
選択内容を確認します。
パッケージが取り消されると、そのパッケージに対して操作を割り当てられ
ていた各メンバーのダッシュボードから割り当てが削除されます。そのパッ
- 55 -
レッスン 5
ケージが割り当てられていたメンバーに対して、パッケージが取り消された
ことを伝える電子メールが送信されます。
5.9 提出依頼パッケージとアイテムのインポート
提出依頼パッケージと提出項目は、各項目を手動で入力する代わりにインポ
ートできます。
インポートする際に、インポートするファイルは特定の形式でなければなら
ないので、注意が重要です。以下はパッケージと提出項目で必要な形式の説
明です。
パッケージをインポートするファイル形式
ファイル形式は、1 つのヘッダー行(このコンテンツは無視されます)を持
ち、UTF-8 エンコードの CSV(コンマ区切り)形式ファイルでなければいけ
ません。その列は同じ列名を使った、以下の順番でなければなりません。
注: すべての列は空白も可ですが、以下の順番でなければなり
ません。
パッケージ名
パッケージの説明
区分番号 – 正確に区分番号と一致しなければなりません。(例えば、1 で
はなく、01 になります。)
区分名 – 正確に区分名と一致しなければなりません。
仕様セクション番号
仕様セクション名
要求された開始日
実際の開始日
要求された完了日
実際の完了日
納入予定日
受注日
すべての日付は、ローカルのタイムゾーンで、特定の時間になります。日時
は現在のローカルの日付と時間形式になるべきです。
ファイルが正しい形式であれば、それを提出依頼パッケージフォームログに
インポートできます。
- 56 -
レッスン 5
1.
[提出依頼パッケージ]タブで、[提出依頼パッケージのインポート]をクリ
ックします。
2.
[インポート]ページが表示されます。
3.
インポートするファイルを操作するために、[参照]をクリックします。ハ
ードディスクや Buzzsaw サイトからファイルを選択できます。
Buzzsaw サイトからファイルを選択した場合は、ファイルのコピーがパッ
ケージにインポートされます。そのため、サイト上のファイルが変更さ
れても、インポートされたファイルは更新されません。
提出項目をインポートするファイル形式
ファイル形式は、1 つのヘッダー行を持ち、UTF-8 エンコードの CSV(コン
マ区切り)形式ファイルでなければいけません。その列は同じ列名を使った、
以下の順番でなければなりません。
注: すべての列は空白も可ですが、以下の順番でなければなり
ません。
項目名
項目の説明
数量
項目の種類
提出項目の種類がその他の場合、その値をここに指定します。
ファイルが正しい形式であれば、それを提出項目として、提出依頼パッケー
ジフォームログにインポートできます。
- 57 -
レッスン 5
1.
提出依頼パッケージフォームログで、パッケージ番号のリンクをクリッ
クします。[パッケージの表示]ページが表示されます。
2.
[提出項目]領域にスクロールします。[提出項目のインポート]をクリック
します。[インポート]ページが表示されます。
3.
インポートするファイルを操作するために、[参照]をクリックします。ハ
ードディスクや Buzzsaw サイトからファイルを選択できます。
Buzzsaw サイトからファイルを選択した場合は、ファイルのコピーがパッ
ケージにインポートされます。そのため、サイト上のファイルが変更さ
れても、インポートされたファイルは更新されません。
注: エクスポートされたファイルをインポートすることはでき
ません。
- 58 -
レッスン 5
演習
1. プロジェクトに提出依頼パッケージフォームログを追加します。
2. パッケージを作成します。
3. 提出項目を追加します。
4. 送付状を作成します。(練習のため、自分自身に送信します。)
5. 送付状を配布します。(再度、自分に送信します。)
6. 送付状に返信します。
7. パッケージを終了します。
キー ポイント
提出依頼パッケージは、他のフォームと同じようにログの中で参照で
きます。
ワークフローのルールは、提出依頼パッケージに適用できます。
提出依頼パッケージはダッシュボードを使ってアクセスできます。
提出依頼パッケージは、他のフォームログと同じように、[ログオプシ
ョン]で設定されたルーティングのルールに従います。
パッケージや提出項目をインポートして時間を節約できます。CSV フ
ァイルは適切な形式と一致しなければなりません。
- 59 -
レッスン 6
6. 入札管理
入札管理を使えば、入札の案内の電子的な配布、入札者とのコミュニケーシ
ョン管理、応答の追跡、入札をオンラインで受け取ることができます。
Buzzsaw 内で入札管理は、プロジェクト内に作成されるビジネスプロセスの
一つです。入札管理ビジネスプロセスは、プロジェクトの外に作成すること
はできません。このレッスンでは、入札管理の管理オプションの設定の仕方
や、入札パッケージのインポート方法などは触れていません。詳細は
Buzzsaw オンラインヘルプを参照してください。
- 60 -
レッスン 6
6.1 入札パッケージの作成
入札管理者が入札パッケージを作成し、入札者に案内を送るには以下の手順
でおこないます。
1.
入札管理ダッシュボードで、[入札パッケージを追加]リンクをクリックし
ます。
2.
パッケージ名を入力します。
3.
入札期日をカレンダーから選択します。
4.
工事を追加するため、[工事の追加]リンクをクリックします。
- 61 -
レッスン 6
5.
追加したい工事を選択し、[追加]をクリックします。[新しい入札パッケ
ージの追加]ページに戻ります。
6.
[すべての工事にベンダーを追加]リンクをクリックします。選択したベン
ダーが入札パッケージのすべての工事に追加されます。
7.
[保存して続行]をクリックして、案内状を作成する次のステップに移りま
す。
8.
[案内の詳細]で、案内状の件名を入力します。
- 62 -
レッスン 6
9.
応札意向の期限の日時を選択します。
10. 入札期日の日時を選択します。
11. プロジェクトの連絡先とその情報を入力します。
12. プロジェクトの説明と追加メモを入力します。
13. ベンダーに追加のファイルを送りたい場合は、[ドキュメントと図面の追
加]リンクをクリックします。[ドキュメントと図面の追加]ページが表示
されます。
14. ドロップダウンメニューから、[ローカルファイル]または[プロジェクト
ファイル]を選択します。
15. 追加したいファイルを選択するため、[参照]ボタンをクリックします。
16. [OK]をクリックし、案内を受け取る有効な受信者を選択します。
17. [送信]ボタンをクリックします。ベンダーに案内が送られます。
6.2 応札意向を作成する
入札の案内を受け取った入札者が、その返答を送るには以下の手順でおこな
います。
1.
入札の案内のメールを受け取った後、入札管理ダッシュボードを表示さ
せます。
2.
入札案内の詳細をレビューするために、入札案内の名称をクリックしま
す。
- 63 -
レッスン 6
3.
[案内状に応答する]ボタンをクリックします。
4.
各工事について、[入札予定]、[入札の可能性あり]、[入札しない]のいず
れかの応札意向を選択します。
5.
必要な場合は、追加コメントを追加します。
6.
[送信]をクリックします。
入札者は、応札意向を送ったことを確認できます。次のレッスンで入札を送
る手順を行います。
- 64 -
レッスン 6
6.3 入札を送信する
応札意向を送った入札者が、入札を送るには以下の手順でおこないます。
1.
入札管理ダッシュボードを表示させます。
2.
対象の入札案内の[今すぐ入札を送信]をクリックします。
3.
ドロップダウンメニューから、[ローカルファイル]または[プロジェクト
ファイル]を選択します。
4.
追加したいファイルを選択するため、[参照]ボタンをクリックします。
5.
[OK]をクリックし、[送信]ボタンをクリックします。入札が入札管理者に
送信されます。上図のように複数の入札ファイルをアップロードするこ
とができるようになりました。
入札が送信されると、[送信済みの入札]タブで送信された入札を表示できま
す。入札管理ダッシュボードから入札の更新または削除ができます。
- 65 -
レッスン 6
6.4 送信された入札を削除する
入札を送信した入札者が、その入札を削除するには以下の手順でおこないま
す。
1.
入札管理ダッシュボードを表示させます。
2.
入札案内名を選択します。入札パッケージ詳細が表示されます。
3.
[送信済みの入札]タブをクリックします。
- 66 -
レッスン 6
4.
ドロップダウンリストから[入札の削除]を選択します。対象の入札が入札
パッケージから削除されます。
6.5 入札を更新する
入札を送信した入札者が、その入札の詳細を更新するには以下の手順でおこ
ないます。
1.
入札管理ダッシュボードを表示させます。
2.
入札案内名をクリックします。入札パッケージ詳細が表示されます。
3.
[送信済みの入札]タブをクリックします。
4.
ドロップダウンリストから[入札の更新]を選択します。[入札のアップロ
ード] ページが表示されます。一回の操作で複数のファイルをアップロ
ードできるようになりました。
5.
ドロップダウンメニューから、[ローカルファイル]または[プロジェクト
ファイル]を選択します。
6.
更新したいファイルを選択するため、[参照]ボタンをクリックします。
7.
[OK]をクリックし、[送信]ボタンをクリックします。入札が更新されます。
6.6 入札を追跡する
入札管理者が、入札者に送信された入札パッケージの進捗を更新および追跡
するには、以下の手順でおこないます。
1.
入札者から返信を受け取ったら、その返信とともに入札パッケージを更
新できます。入札管理ダッシュボードを表示させます。
- 67 -
レッスン 6
2.
更新したい入札パッケージ名をクリックします。
3.
[回答記録]タブをクリックします。
4.
各受信者の[回答]ドロップダウンリストから、[入札予定]、[入札の可能性
あり]、[入札しない]のいずれかを選択します。
5.
[受信経路]項目で、入札者からの回答の受け取り方法を選択します。
6.
誰がどのように入札を送信したかを表示するには、[送信済みの入札]タブ
をクリックします。
演習
入札管理者
1. 新しい入札パッケージを追加します。
2. 入札パッケージにドキュメントを追加します。
3. 入札案内を送信します。
- 68 -
レッスン 6
4. 入札者からの回答で入札を更新します。
5. 入札パッケージの詳細を変更し、入札者に通知メールを送ります。
6. 入札を削除します。
入札受信者
1. 受け取った入札案内メールから応札の意向を作成します。
2. 入札を送信します。
3. 新しい情報で送信済みの入札を更新します。
4. 送信後、その入札を削除します。
キー ポイント
入札管理はプロジェクトに追加されるビジネスプロセスの一つです。
プロジェクト管理者が入札パッケージを作成する前に設定できる管理
者オプションがあります。詳細は Buzzsaw オンラインヘルプを参照
してください。
入札パッケージをインポートすることで時間を節約できます。
管理者は確認の送信を設定できるので、入札受信者は応札意向や実際
の入札の期日が近づいたら、メールを送信することができます。
ベンダーの検索では、必要な検索データを含める設定が可能です。
入札受信者は送信した後に、入札を更新できます。
- 69 -
レッスン 7
7. ドキュメント記録
ドキュメント記録は、契約書の最新版(Buzzsaw 上の特定のバージョン)や、そ
れらのドキュメントの改訂履歴を管理できるようにするとともに、ドキュメ
ント記録からドキュメントの特定の改訂版を受領した人の記録を管理できる
ようにします。ドキュメント記録は、プロジェクトに追加される 1 つのビジ
ネス プロセスです。ドキュメント記録はプロジェクトと切り離しては存在で
きません。1 つのプロジェクトに複数の記録が存在可能です。
このレッスンでは、ドキュメント記録の管理オプションの設定方法や登録情
報のインポート方法は取り上げていません。詳細は Buzzsaw オンラインヘル
プを参照してください。
- 70 -
レッスン 7
7.1 ドキュメント記録の作成(管理者の作業)
ドキュメント記録は、提出依頼や情報の要求がプロジェクトに追加されるの
と同様に、プロジェクトに追加されるビジネスプロセスです。しかし、ドキ
ュメント記録はワークフローと関連付ける必要がない点が、他のビジネスプ
ロセスとは少し異なります。プロジェクトにドキュメント記録を追加するだ
けです。プロジェクトにドキュメント記録を追加するには、レッスン 2.1 の
手順に従ってください。
ドキュメント記録がプロジェクトに追加されると、管理者はオプションを設
定できます。詳細情報は Buzzsaw Professional オンラインヘルプを参照してく
ださい。
7.2 ドキュメント記録に登録情報を追加する
ドキュメント記録に登録情報を追加することでドキュメント記録内に登録情
報を作成できます。その登録情報は、Buzzsaw 内の他の場所に格納されてい
るドキュメントにリンクさせることができます。ドキュメント記録内にドキ
ュメントをコピーするわけではないことに注意してください。
1.
ドキュメント記録内で、[登録情報の追加]リンクをクリックします。
2.
Buzzsaw 内の場所から登録情報を追加するか、プレースホルダーを追加す
るかを選択します。
プレースホルダーを追加することで、実際のファイルにリンクせずに登
録情報を追加できます。後から対応するドキュメントをサイトに追加し、
ドキュメント記録の登録情報を編集して新規に追加されたドキュメント
とリンクできます。
- 71 -
レッスン 7
3.
登録情報にサイト上のファイルを追加する場合は、[参照]ボタンをクリッ
クします。[プロジェクト ファイル ブラウザ]が表示されます。
4.
目的のファイルにナビゲートして[OK]をクリックします。[Shift]キーや
[Ctrl]キーを使うと複数のファイルを追加できます。
5.
この登録情報に関連付ける情報を入力します。複数のファイルを追加す
る場合は、[次へ]ボタンをクリックして次の登録情報に進みます。
6.
[完了]をクリックします。[ドキュメント記録]の[ドキュメント]タブに登
録情報が表示されます。これでこのドキュメントが配布できるようにな
りました。
- 72 -
レッスン 7
7.3 ファイルを配布する
ドキュメント記録内のファイルを配布するには、配布物を作成する必要があ
ります。
1.
ドキュメント記録内で、[ドキュメント]タブをクリックします。
2.
[ドキュメント]タブで、配布するドキュメントを選択します。
3.
[配布]ボタンをクリックします。[新規配布]ページが表示されます。
4.
配布物が電子的か手動かを選びます。手動を選んだ場合、Buzzsaw は電子
メールでの送信はせずに配布物の記録だけを行います。[宛先]、[Cc]、[追
加の名前]および[配布用ドキュメント]はすべて手動による配布物に含め
ることができます。
- 73 -
レッスン 7
5.
[宛先]および[CC]ボタンをクリックして、ファイルを配布するメンバーを
選択します。
6.
[追加の名前]フィールドに名前を追加します。電子メールアドレスをこ
のフィールドに入れることはできません。上記の手順 4 で電子的の配布
オプションを選んでも、このフィールドにリストされた人へはこの配布
物は電子メールで配布されません。
7.
配布物の[配布目的]を選択します。
8.
配布物にファイルを追加するには、[ドキュメントの追加]をクリックしま
す。[ドキュメントの追加]ページが表示されます。
9.
追加したいドキュメントおよび改訂を選択し、[保存して戻る]をクリック
します。新規配布ページに戻ります。
- 74 -
レッスン 7
10. 配布物を送る準備ができたら[送信]ボタンをクリックします。配布物の送
り先と送ったドキュメントを確認するための確認電子メールが送信者に
届きます。配布リスト上のメンバーには配布物へのリンクが含まれた電
子メールが届きます。
7.4 配布物の表示
受け取った配布物を表示する
受け取った配布物を表示するには、以下の方法があります。
受け取った電子メール通知内のリンクをクリックします。リンクをク
リックすると、直接配布物に移動します。
ドキュメント記録を開きます。受け取った配布物は、[配布物]タブ内
の[受け取った配布物]領域内に表示されます。
配布の詳細を表示するには、配布番号をクリックするか、[選択]ドロップダ
ウンから[表示詳細]を選択します。
送信した配布物を表示する
配布物の作成と送信の権限がある場合は、これらの配布物を[すべての配布
物]領域内で表示できます。[配布物]、[ドキュメント]、および[受信者]の各タ
ブを使って表示をフィルタします。それぞれのタブは配布物を異なる方法で
表示します。
- 75 -
レッスン 7
ビューをフィルタして、自分が作成した配布物だけ、指定した配布目的のも
のだけ、管理者の場合は削除済みのものだけを表示することができます。
演習
1. ドキュメント記録を作成します。
2. ドキュメント記録に登録情報を追加します。
3. 配布物を作成し、自分に送ります。
4. 通知メールに記載されたリンクを使って、配布物を表示します。
キー ポイント
ドキュメント記録はプロジェクトに追加されるビジネスプロセスの一
つです。
ドキュメント記録に登録情報をインポートすることで時間を節約でき
ます。
ドキュメント記録内の登録情報は、プロジェクト内のどこにあるドキ
ュメントでもリンクすることができます。(ただし管理者はドキュメ
ント記録を特定のプロジェクトやフォルダにリンクさせることができ
ます。)実際のドキュメントはドキュメント記録内に存在するわけで
はありません。
プロジェクトに追加ウィザードからファイルをアップロードする際に、
ドキュメント記録に簡単に追加することもでき、複数のファイルに属
性の値を一度に適用できます。
管理者はドキュメント記録の属性について、表示と必須の設定が可能
です。
- 76 -
レッスン 7
管理者は、ドキュメント記録のオプションでドキュメントに 10 個まで
の任意の属性項目を追加することができます。
ドキュメントの表示タブの下のほうに 10 個の属性項目が準備されており、
任意に使用可能です。
- 77 -
レッスン 7
ドキュメント記録のオプションで追加された属性項目(ただし、表示に
チェックを入れたもの)は、ドキュメントの属性として表示されます。
- 78 -
レッスン 8
8. 管理者用オプション
管理者だけがプロジェクトを作成し、プロジェクトのセットアップを行うこ
とができます。Buzzsaw Professional では、プロジェクトデータの設定、プロ
ジェクトへのメンバーの追加、役割の追加、ビジネスプロセスの作成、ビジ
ネスプロセスに対するワークフローの設定、情報ページの管理、ビジネスプ
ロセスの複製、削除されたフォームログやフォームの復元が含まれます。
このレッスンでは、それらの作業の手順について説明しています。
- 79 -
レッスン 8
8.1 プロジェクトを作成
新しいプロジェクトを作成した際、プロジェクトセットアップウィザードを
利用することができます。このウィザードでは、以下の 5 つのステップを行
います。
ステップ1:プロジェクトデータの定義
ステップ2:プロジェクトメンバーの選択
ステップ3:プロジェクトメンバーを役割に割り当て
ステップ4:ビジネスプロセス
ステップ5:情報ページの管理
次のセクションでは、これらの 5 つのステップを順番に紹介していきます。
プロジェクトセットアップウィザードを開始するには以下の手順で行います。
1.
詳細領域で右クリックし、[追加] – [プロジェクト]メニューを選択します。
2.
プロジェクトの名前を入力します。
3.
プロジェクトの名前が入力されると、[プロジェクトの追加]ダイアログが
表示されます。このダイアログで、ウィザードを今すぐ実行するか、後
でプロジェクトをセットアップするかを選択できます。[今すぐプロジェ
クトをセットアップする]ボタンをクリックします。
4.
プロジェクトセットアップウィザードの最初のステップが表示されます。
レッスン 8.2 に続きます。
8.2 ステップ1:プロジェクトデータの定義
プロジェクトデータの定義が、プロジェクトを作成して最初のステップです。
管理者はプロジェクトデータによって、ダッシュボード、フォーム、フォー
- 80 -
レッスン 8
ムログ、レポートに表示されるデータをカスタマイズできます。プロジェク
トデータを使えば、プロジェクトメンバーはフォーム作成時の時間を節約で
きます。プロジェクトデータに入力されたデータのほとんどは、フォームや
フォームログのフィールドに自動で書き込まれ、サイト管理者用一覧、プロ
ジェクト管理者用一覧、プロジェクト個人用一覧ダッシュボードに表示され
ます。プロジェクトデータを入力しなければ、そのデータはダッシュボード
上には表示されません。
1.
プロジェクトデータの定義のページが表示されます。
2.
必要に応じてフィールドに入力します。以下の点を注意してください。
フィールドに入力をしなければ、その部分は空白で表示されます。例
えば、ファシリティの種類のフィールドを空白にすると、資産構成ダ
ッシュボードのファシリティタイプの列は 未定義 として表示され
ます。
プロジェクトフォルダの名前とは別に正式なプロジェクト名を入力で
きます。
日付は、お使いのシステムの地域設定にしたがって表示されます。
通貨の数値の表示形式もお使いのシステムの地域設定に従います。
- 81 -
レッスン 8
3.
入力が終わったら、プロジェクトセットアップの残りのステップを続け
る場合は、[保存して実行]ボタンをクリックします。以前作成したプロジ
ェクトのデータを編集した場合は、[終了]ボタンをクリックします。
プロジェクトデータは、ナビゲーションバーの[プロジェクトセットアップ]
からいつでも編集できます。
8.3 ステップ2:プロジェクトメンバーの選択
サイトメンバーが表示や作業を行うには、サイトメンバーをプロジェクトに
追加する必要があります。
1.
プロジェクトセットアップウィザードのステップ2のプロジェクトメン
バーの選択で、[メンバーの追加]ボタンをクリックします。有効なメンバ
ーのリストが表示されます。
2.
リストからメンバーを選択します。複数のメンバーを選択するには、
CTRL キーや SHIFT キーを使用します。
3.
メンバーを選択したら、ウィンドウの下部にあるドロップダウンリスト
から権限を選択します。
- 82 -
レッスン 8
注: 複数のメンバーを選択して追加した際、選択した権限がそ
のメンバー全員に適用されます。各メンバーに異なる権限を
与えるには、メンバーごとに追加をするか、追加後に権限の
列を選択して変更してください。
4.
[OK]をクリックします。
5.
次のステップに進むには、[保存して続行]ボタンをクリックします。
- 83 -
レッスン 8
8.4 ステップ3:役割にプロジェクトメンバーを割り当てる
このステップでは、役割にウィザードのステップ2で選択したプロジェクト
メンバーを割り当てます。Buzzsaw Professional ではデフォルトで役割のセッ
トを提供しています。そのデフォルトの役割がニーズに合わない場合は、独
自の役割を作成することもできます。このステップはオプションです。フォ
ームログに参加するために、役割にメンバーを割り当てる必要はありません。
役割を使うことで、各ワークフロープロセスにおいて、ルールや経路を簡単
に制御できます。
1.
最初にプロジェクトで利用する役割を設定するため、[役割の追加/削除]
ボタンをクリックします。
2.
[役割の追加/削除]ダイアログが表示されます。
- 84 -
レッスン 8
3.
デフォルトで用意されている役割が表示されます。これらの役割を使う
か、独自の役割を作成することもできます。
4.
独自の役割を作成するには、[作成]をクリックします。[役割の追加]ダイ
アログが表示されます。
注: 役割はサイトレベルで存在します。新しい役割を作成する
と、サイトに追加され、すべてのプロジェクトで利用可能に
なります。
5.
[役割の追加]ダイアログで、カテゴリを選択して、役割の名称を入力しま
す。
6.
[OK]をクリックして、[役割の追加/削除]ダイアログに戻ります。
7.
リストから役割を選択して、[プロジェクトへの追加]ボタンをクリックし
ます。
- 85 -
レッスン 8
8.
役割の追加が終わったら、[OK]をクリックします。[ステップ3:役割に
プロジェクトメンバーを割り当てる]画面に戻ります。
9.
役割ドロップダウンリストから、プロジェクトメンバーを割り当てる役
割を選択します。
10. 画面の下部にある[メンバーの追加]ボタンをクリックします。メンバーの
選択ウィンドウから、この役割に割り当てるメンバーを選択します。複
数のメンバーを選択する場合は、CTRL キーや SHIFT キーを使用します。
選択が終わったら、[OK]をクリックします。
11. 異なる役割を割り当てるには、9 と 10 に手順を繰り返します。メンバー
は 1 つ以上の役割に属することができます。
12. メンバーを削除するには、リストからメンバーを選択し、[メンバーの削
除]ボタンをクリックします。
13. 次のステップに進むには、[保存して続行]ボタンをクリックします。
8.5 ステップ4:ビジネスプロセス
このステップでは、ビジネスプロセスの作成と設定を行います。プロジェク
トで利用するビジネスプロセスの種類とそのプロセスに関連したワークフロ
ーの種類を選択できます。プロセスのオプションも設定できます。各プロセ
スの種類ごとに利用可能なワークフローの種類は異なります。様々なビジネ
スプロセスを必要なだけ作成できます。
1.
ビジネスプロセスのページで、[追加]ボタンをクリックします。[ビジネ
スプロセスの追加]ウィンドウが表示されます。
- 86 -
レッスン 8
2.
[名前]フィールドにプロセスの名前を入力します。これはユニークな名前
である必要があります。1 つのプロジェクト内に同じ名前を使うことはで
きません。後で、このプロセスの名前を変更すると、フォルダツリービ
ューに表示される名前も変更されます。
3.
[ビジネスプロセス]リストからビジネスプロセスの種類を選択します。
4.
[ワークフロー]リストからワークフローの種類を選択します。利用できる
ワークフローの種類は、3.で選択したプロセスの種類によって異なります。
- 87 -
レッスン 8
対応するワークフローの図が表示されます。いくつかのプロセス(入札
管理やドキュメント管理など)では、一つの関連するワークフローしか
持っていません。
5.
[次へ]ボタンをクリックします。
6.
選択したワークフローの種類によって、利用できるタブが異なります。
各種の参加者のタブ(返信者、ゲートキーパーなど)があり、一般的な
フォームオプションを設定するタブもあります。このフォームログのオ
プション内容は、このプロセスで作成される全てのフォームに適用され
ます。すなわち、参加者がプロジェクトの 4 人のメンバーだけで構成さ
れる連絡プロセスを作成した場合、別のメンバーを参加者としたい場合
は、別の連絡プロセスを作成する必要があります。以下は各タブの説明
です。
作成者 − このプロセスでフォームを作成できるプロジェクトメンバ
ーを選択します。各個人と同様にグループを選択して、フォームを作
成できるようにできます。また、作成者が通知をしたり、ディスカッ
ションをしたりするメンバーも選択できます。投稿ワークフローの場
合のみ、各メンバーのダッシュボードに何日間表示させるかを設定で
きます。
返信者 − このプロセスで、フォームに返信できるプロジェクトメン
バーを選択します。各個人と同様にグループを選択することもできま
す。また、返信者が通知をしたり、ディスカッションをしたりするメ
ンバーも選択できます。返信のデフォルトの期日がフォーム提出何日
後にするかを選択します。返信期限の前後のいつ、確認通知や期限切
れ通知を出すか設定できます。
検討者 − このフォームをレビューできるプロジェクトメンバーを選
択し、何日以内に返信しなければならないかを指定します。検討者が
レビューの回覧を通知し、フォームを作成者に戻すことができるよう
にするオプションもあります。回覧が完了したときにすべての検討者
に通知するオプションもあります。
- 88 -
レッスン 8
仲介者 − 仲介者となるプロジェクトメンバーを選択し、仲介者が通
知やディスカッションできるメンバーも選択できます。
ゲートキーパー −ゲートキーパーとなるプロジェクトメンバーを選
択し、ゲートキーパーが通知やディスカッションできるメンバーも選
択できます。
コンサルタント −コンサルタントとなるプロジェクトメンバーを選
択し、コンサルタントが通知やディスカッションできるメンバーも選
択できます。
一般 − フォームを表示できるプロジェクトメンバーを選択します。
フォーム単位でフォームの表示とアクセスを参加者のみに制限、すべ
てのプロジェクトメンバー、選択したプロジェクトメンバーのみから
選択できます。また、フォームログに表示される列の順番を指定でき
ます。
7.
[フォーム]タブをクリックして、会社名や住所などフォームで利用される
フィールドの情報を変更します。このタブで入力された情報は、フォー
- 89 -
レッスン 8
ムに表示されます。TAB キーを使って、フィールド間を移動できます。
以下のフィールドが利用できます。
ドキュメント番号:フォームが送信されると番号が割り振られます。
この番号は接頭辞と接尾辞を利用できます。送信ボタンがクリックさ
れるまで、フォームにこの番号は割り振られません。
接頭辞:フォームのドキュメント番号の接頭辞を入力します。接頭辞
には文字と数字を使用できます。例えば、ドキュメント番号を
RFI0001 のようにしたい場合は、接頭辞として RFI を入力します。
接尾辞:フォームのドキュメント番号の接尾辞を入力します。接尾辞
には文字と数字を使用できます。例えば、ドキュメント番号を
0001RFI のようにしたい場合は、接尾辞として RFI を入力します。
桁数:フォームのドキュメント番号で使用する数値の桁数を入力しま
す。これには接頭辞や接尾辞は含まれません。
ドキュメントのヘッダー:フォームのタイトルを入力します。
フッター:標準のフッターを入力します。このフッターが各フォーム
の下部に表示されます。
会社名:フォームに表示させる会社名を入力します。
住所および電話番号:フォームに表示させる住所や電話番号を入力し
ます。
地域:このプロジェクトの地域を入力します。例えば、関東など。
注: [フォーム]タブのオプションはいつでも変更できます。し
かし、オプションの変更が行われてから作成されるフォーム
- 90 -
レッスン 8
にのみ、その情報が反映されます。既存のフォームの内容は
更新されません。
8.
ビジネスプロセスを保存するため、[OK]をクリックします。このプロセ
スはフォルダツリービューに表示されます。そのビジネスプロセスの名
前は、ワークフローで与えたものと同じ名前になります。ビジネスプロ
セスは、[プロジェクトセットアップ] – [ビジネスプロセス]のページに表
示されます。
また、[フォーム] –[フォームログを表示]メニューにも表示されます。
9.
次のステップに進むには、[保存して続行]ボタンをクリックします。
8.6 ステップ5:情報ページの管理
情報ページはナビゲーションバーの[プロジェクト情報]メニューからアクセ
スします。情報ページはダッシュボードやプロジェクトディレクトリのよう
な自動生成されるページやユーザが定義したページを表示します。また、メ
- 91 -
レッスン 8
ンバーがどのページを表示できるか、いつそのページを表示するかを設定す
ることもできます。
各プロジェクトで表示するカスタムの情報ページを選択できます。管理者は
プロジェクトに有効な情報ページを制御できます。標準ページは削除するこ
とができ、必要なカスタムの情報ページをプロジェクトで表示させることが
できます。どんな種類のファイルでも情報ページのソースとして選択できま
すが、表示するのに特殊なアプリケーションを必要としないので、Web ペー
ジ(HTML ファイル)が最適です。Buzzsaw Professional ではデフォルトの情
報ページがあります。初期設定では、異なるページを選択するまで、プロジ
ェクトは自動生成されたページを表示します。
1.
情報ページの管理のページが表示され、Buzzsaw Professional が生成した
デフォルトの情報ページがリストに表示されます。
2.
[ページの追加]ボタンをクリックします。[情報ページの追加]ダイアログ
が表示されます。
- 92 -
レッスン 8
3.
[ページ名]フィールドにページの名前を入力します。ページ名には空白を
含む文字が利用できます。このフィールドは必須項目です。
自動生成されるページのデフォルトの名前を利用する場合は、手順 4 に
進み、ソースを選択します。ソースを選択後、ページ名が生成されます。
ソースとして外部への URL を入力した場合は、ページ名を入力する必要
があります。
4.
[ソースの選択]をクリックして、ページを選択します。このメニューから
自動生成されたページを選ぶか、新しいページのため、プロジェクトフ
ォルダを参照するか、ローカルフォルダを参照するかを選択できます。
情報ページとして外部の Web アドレスを使うために、URL を入力するこ
ともできます。
5.
このページを表示できるユーザを選択します。すべてのプロジェクトメ
ンバーか、個々のメンバーを選択できます。
注: 情報ページへのアクセスを制御する機能は強力なオプショ
ンです。ダッシュボードを表示できるメンバーを制限できま
す。しかしその場合、メンバーが割り当てられたアイテムを
確認するのを妨げることもあるかもしれません。
6.
終わったら[OK]をクリックします。プロジェクトにページを追加したく
ない場合は、[キャンセル]をクリックします。
7.
情報ページが追加されたので、ページの表示の順番を変更するため、[上
に移動]や[下に移動]を利用できます。
ここで表示されるページの順番は、[プロジェクト情報]メニューで表示さ
れる順番と同じものです。
8.
各セッションでログインした際に、初期設定としてどのページがプロジ
ェクトメンバーに表示されるかを設定します。次のオプションから 1 つ
が選べます。この設定はプロジェクトメンバー全員に適用されます。
ユーザが表示できる最初の情報ページ:このオプションが選択される
と、プロジェクトメンバーがサイトにログインしてこのプロジェクト
にアクセスすると、最初に情報ページを表示します。
ファイル表示:このオプションが選択されると、プロジェクトメンバ
ーがサイトにログインしてこのプロジェクトにアクセスすると、最初
に詳細領域にファイルの一覧を表示します。
ユーザが最後に表示したページ:プロジェクトメンバーがサイトにロ
グインしてこのプロジェクトにアクセスすると、前回メンバーが表示
した最後のページが、最初のページとして表示されます。
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レッスン 8
情報ページを削除するには、ページを選択して、[削除]ボタンをクリックし
ます。
8.7 ビジネスプロセスの複製
サイト管理者やプロジェクト管理者は、ビジネスプロセスを複製できます。
ビジネスプロセスが複製された時、元のオプション(経路のルール、通知の
ルール、ヘッダー/フッターやドキュメント番号のオプションなど)は、新
しく複製されたプロセスにコピーされます。ビジネスプロセス内のフォーム
は複製されません。複製はコピーと異なり、プロセスの属性(誰がフォーム
を作成できるのか、など)も複製します。コピーの場合は、プロセスをコピ
ーするだけ(オプションはコピーされません)です。
1.
フォルダツリービューのフォームログを右クリックし、メニューから[複
製]を選択します。
2.
[複製フォームログ]ダイアログボックスで、新しいフォームログの名前を
入力します。
3.
新しいフォームログの[ダウンロード先:]を選択します。ドロップダウン
リストをクリックしてダウンロード先を選択するために、[参照]をクリッ
クします。
4.
このログに関連づけられたグループも複製したい場合は、[プロジェクト
グループを含む]をチェックします。このオプションを選択しただけでは、
- 94 -
レッスン 8
グループのメンバーは含まれません。グループ名とそのグループに割り
当てられた権限だけが複製されます。プライベートグループの場合は、
その設定も複製されます。
グループのメンバーも含んで複製するには、[プロジェクトグループのメ
ンバーを含む]をチェックします。
5.
[OK]ボタンをクリックします。フォルダツリービュー内に新しいログが
出来ます。
8.8 フォームログの削除
フォームログを削除すると、選択されたフォームログとその中に含まれるも
の全てがごみ箱に送られます。削除されたフォームログは、ごみ箱が空にさ
れるまで、復元できます。ごみ箱が空にされてしまうと、フォームログは復
元できません。フォームログが削除されると、すべてのフォームと割り当て
も削除され、対象のメンバーのダッシュボードから(つまり、[自分に割り当
て]と[本人が割り当てました]セクションから削除されます。)も削除されま
す。
1.
フォームログを削除するには、フォルダツリービューからフォームログ
を選択します。
2.
右クリックして、[削除]を選択します。
3.
[削除の確認]ダイアログが表示されるので、[はい]を選択します。
8.9 削除したフォームログの復元
図面や他のドキュメントと異なり、一度ごみ箱を空にしてしまうと、フォー
ムログを復元することはできません。ごみ箱からは復元できます。フォーム
ログが復元されると、フォームとその割り当ても復元され、メンバーはダッ
シュボードにその割り当てを確認できます。
1.
[Buzzsaw]バー内にあるごみ箱をクリックします。
- 95 -
レッスン 8
2.
復元したいフォームログを右クリックして、メニューから[復元]を選択し
ます。
3.
そのフォームログは適切なプロジェクトに戻ります。
8.10 フォームのインポート
Buzzsaw Professional が標準で用意しているフォームに加えて、サイトにフォ
ームをインポートすることができます。Microsoft® InfoPath™の.xsn 形式のフ
ァイルのみインポートすることができます。そのウィザードにアクセスする
には、[サイトのセットアップ]から[フォームのセットアップ]を選択します。
[サイトのフォーム]タブの[新しいフォームのインポート]のリンクをクリック
します。
1.
[フォーム名]フィールドに、フォーム名を入力します。
2.
[参照]ボタンをクリックして、インポートしたい.xsn ファイルを選択しま
す。
3.
[説明]フィールドにフォームの説明を入力します。これはオプションです。
- 96 -
レッスン 8
4.
[インポート]ボタンをクリックします。ファイルのインポートが成功すれ
ば、確認メッセージが表示されます。
ファイルのインポートが成功しなかった場合は、エラーの原因と一緒に
エラーメッセージが表示されます。インポートに成功するまで、ウィザ
ードを先に進めることはできません。
インポートに成功すれば、残りの手順に対して既定値を適用させる場合、
[終了]ボタンが有効になります。この時点で、[終了]ボタンをクリックす
ることができ、既定値で問題ない場合は、インポートの作業を完了でき
ます。それ以外の場合は、既定値を編集するために、ウィザードで作業
を継続します。
5.
続けるために、[次へ >]ボタンをクリックします。
6.
このフォームに関連付けたいワークフローを選択します。
- 97 -
レッスン 8
7.
ワークフローごとに、[詳細]が選択できます。各ワークフロー手順に関連
付けるフォームのビューを選択します。例えば、投稿ワークフローでは、
作成と表示のワークフロー手順が一覧表示されます。各手順でユーザに
表示させるフォームのビューを選択できます。
既定値のビューは、各手順で選択されています。ビジネスの要件次第で
追加の選択は不要かもしれません。
8.
選択が終わったら、[次へ >]ボタンを選択します。
9.
フォームに表示させる[フィールドの内容]を変更します。変更したいフィ
ールドで、ドロップダウンリストから内容を選択します。値を選択する
ことで、そのフィールドには既定値が入ります。フィールドに既定値を
入れたくない場合には、[空欄のままにする]を選択します。その場合、ユ
ーザはそのフィールドに手動でデータを入力できます。
注: 選択したフィールドに入るデータは、プロジェクトデータ
ページやメンバー情報から取得されます。プロジェクトデー
タが定義されていなかったり、メンバーが連絡先を入力して
いなかった場合は、そのフィールドはフォーム上で空欄とな
ります。詳細は、[8.2 ステップ 1:プロジェクトデータの定義]
を参照してください。
10. 各フィールドの右にあるチェックボックスを選択して、フォームログや
ログレポートで表示させたいフィールドを選択します。
11. フォームログやログレポートで表示されるフィールドの順番を変更する
には、フィールドの左にあるチェックボックスを選択します。この画面
で表示されているフィールドの上から下への順番が、フォームログやロ
- 98 -
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グレポートで、左から右に表示される列の順番です。順番を変更するに
は、[上に移動]または[下に移動]ボタンをクリックします。
12. 続けるために、[次へ >]ボタンを選択します。
13. 設定した内容を確認します。
14. 内容が正しい場合は、[終了]ボタンをクリックします。変更が必要な場合
は、目的の手順になるまで、[< 戻る]ボタンをクリックします。
[終了]ボタンをクリックすると、[サイトのフォーム]タブに戻り、新しい
フォームがリストの中に表示されています。
4 つの手順の完了後、インポートされたフォームはサイト上で利用する準備
ができ、プロジェクトにフォームログとして追加できます。
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演習
1. 新しいプロジェクトを作成して、プロジェクトデータを追加します。
2. プロジェクトにメンバーを追加して、各メンバーに異なる権限を割り
当てます。
3. サブコンの役割を作成し、その役割にメンバーを割り当てます。
4. RFI(情報の要求)フォームログを作成し、[送信、返信]のワークフロ
ーの種類を使用します。
5. RFI(情報の要求)プロセスを設定し、サブコンの役割を持つメンバー
だけが、割り当てに返信できるようにします。
6. 情報ページの表示の順番を変更します。
7. プロジェクト詳細ページを表示できるメンバーを変更します。
8. フォームログのオプションで、フォームのフッターを変更します。
9. フォームログを複製します。
10.フォームログを削除して、割り当ての情報がダッシュボードから削除
されたことを確認します。
11.フォームログを復元して、割り当ての情報がダッシュボードに復元さ
れたことを確認します。
12.サイトにフォームをインポートして、プロジェクトにそのフォームを
追加します。
キー ポイント
新しいプロジェクトを作成すると、プロジェクトセットアップウィザ
ードを使って設定ができ、いつでも編集できます。
管理者のみが、ビジネスプロセスの作成、ビジネスプロセスの設定、
メンバーの追加と権限の変更、ビジネスプロセスの複製、ごみ箱から
フォームログの復元を行うことができます。
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レッスン 8
ビジネスプロセスは複製できますが、フォームは複製できません。
フォームログはごみ箱からのみ復元できます。ごみ箱が空にされると、
フォームログを復元することはできません。
サイトにフォームをインポートすることができますが、.xsn ファイル
形式である必要があります。
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