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ねずみの相談Q&A(PDF:95KB)
Q1 私たちの家に被害を及ぼすねずみはどんな種類ですか? A 代表的なものはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類です。 Q2 ねずみはいつ行動していますか? A ねずみは警戒心が強く,基本的には夜行性ですが,人が留守などで安全と判断した場合では日中 でも活動すると言われています。 Q3 ねずみはなにを食べていますか? A ドブネズミは雑食性でなんでも食べ,クマネズミやハツカネズミは穀類,種子など植物性のものを好みます。 Q4 ねずみはどのような所に巣を作りますか? A ドブネズミは地中に穴を掘って巣を作り,クマネズミはビルの内部や天井裏などの高い所,ハツカ ネズミは押入れ,納戸,倉庫などに巣を作ります。 Q5 ねずみは1年間にどのくらい増えますか? A ねずみは哺乳類の中でも繁殖力が強く,生まれてから2~3ヵ月で繁殖することできます。環境がよけ れば年に6~7回分娩し,1回に6~10匹くらいの仔を生むと言われています。また,単純計算では, ひとつがいのねずみが1年後には,9,434匹に増えることになりますが,実際には環境等の様々な 要因があるのでそこまで増えることはありません。 Q6 ねずみの行動範囲はどのくらいですか? A ねずみの行動範囲は半径約30mくらいでドブネズミの行動範囲はさらに広いと言われています。 Q7 ねずみの被害はどの時期が多いですか? A ねずみは寒さに弱いため,11~2月頃くらいの冬期間に相談件数が多くなります。 Q8 ねずみはどのくらいの隙間を通り抜けることができますか? A 2cm×2.5cm(500円硬貨くらい)の穴があれば,通り抜けできると言われています。 Q9 ねずみはなぜいろんな物をかじるんですか? A ねずみは1日に約0.5mmずつ伸び続ける歯を調整するため,なんでもかじります。 Q10 ねずみに食べ物をかじられなくするには? A 食べ物は放置せずに,プラスチックや金属性のふた付きの容器に収めましょう。 Q11 ねずみはどんな病原菌を持っていますか? A 食中毒を引き起こすサルモレラ菌や鼠咬症などの様々な病原菌を持っている場合があります。 Q12 ねずみやねずみの巣にはダニいると聞いたことがありますが? A ねずみやねずみの巣にはイエダニというダニがついている場合があり,ねずみが巣からいなくなったり, 死んだりして吸血できなくなるとその場所から移動して人を吸血し,激しいかゆみを引き起こします。 Q13 ねずみが家の中に入ってきます。どうすればいいですか? A 家の周りを点検し,通気口などが破損しているとねずみが侵入してくるため,侵入口を金網等でふさいでください。 Q14 庭に穴があいています。ねずみの穴でしょうか? A 穴を土などでふさいでみてください。翌日,ふさいだ穴が開いていたらねずみの穴の恐れがあります。 Q15 天上裏で音がします。ねずみでしょうか? A 鳥やコウモリ,ハクビシンの例もあります。家の中でかじられたあとやフンがあれば,ねずみの可能性があります。 Q16 毒えさを置いたのですが食べてくれません。よい方法は? A ねずみは警戒心が強いため,すぐには食べません。2~3日くらい様子をみてください。被害にあった食品に まぶすとよく食べます。 Q17 粘着シートや捕獲カゴを置いたのですが,つかまりません。よい方法は? A ねずみは体を隅々につけて移動する性質をもっています。粘着シートや捕獲カゴなどは被害にあった場所の 隅々にしかけてください。また,粘着シートはたくさん設置することで効果があります。 Q18 ねずみの相談件数は増えていますか? A 新潟市保健所に寄せられるねずみに関わる相談件数は,毎年約100件程度でほぼ横這いの状況で推移して いますが,東京都などの大都市では,ねずみによる被害が大きな問題になっています。また,ねずみの被害は, 感染症を媒介するほか,火災の原因,経済的・精神的な被害など多岐にわたっています。 Q19 ねずみで困っています。どうしたらよいですか? A ねずみの被害を防ぐには,「整理・整頓・清掃」が基本です。食品は放置せず,かじらないようにふた付きの容器 に入れて保管し,ねずみの侵入口には金網等でふさぐことが大切です。 新潟市保健所では,窓口及び電話相談のほか,現場指導も行っていますのでご相談ください。 ねずみ・衛生害虫の発生や駆除の方法でお困りのときは 下記にご相談ください。 新潟市保健所 環境衛生課 生活環境係 025-212-8269 (直通)