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南海トラフ巨大地震に備えちょき!

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南海トラフ巨大地震に備えちょき!
災害に備える
[避難の際携行するもの]
基本的な備品はもちろん、家族構成によって必需
品は異なります。緊急時にすぐに持ち出せるよう
に、普段から用意しておきましょう。
地震防災アドバイザー 川端 信正 氏
□□ヘルメット又は防災ずきん
□□革手袋 又は 軍手
□□マスク □ 厚底の靴
マスク
災害直後の砂塵や火災現場近く
の通り抜け、噴火に伴う降灰な
どに対処する。避難所では風邪
などの感染防止や汚物の臭気除
けに使用する。
厚底の靴
災害で屋外には、散乱した倒壊建物の木材などに、
はみ出た釘、割れたガラスが散乱している。踏み抜
いて足に怪我をしないように厚底の靴が良い。出水
の中を歩行するときには脱げやすい長靴より、スニ
ーカーなどの方が歩きやすい。
比較的入手しやすいものを中心に
選択しています。
明かり、情報収集
緊急時に使用
自分と大切な家族に必要になる
□□携帯電話
□□懐中電灯
□□予備用電池
□□携帯ラジオ
□□携帯電話用充電器
□□笛(ホイッスル)
□□応急医療品
□□ビニール袋・ポリ袋
□□トイレットペーパー
□□コンタクトレンズ・眼鏡・入れ歯
□□タオル・下着・靴下
□□衛生用品 □ 生理用品
□□おむつ・離乳食・乳児用ミルク
懐中電灯・携帯ラジオ・予備用電池
非常用食料
□□携行食
□□水 500ml × 1 人
ビニール袋・ポリ袋
わずかなスペースで持て、様々な用
途に使える。ゴミ袋、持ち物の整理
整頓、大型ポリ袋の底を頭が通るよ
う切り取ってかぶれば降雨時のポン
チョになる。小
さなポリ袋は怪
我をした際に応
急用の包帯に、
洋式トイレに敷
いて排泄物を入
れる簡易トイレ
にもなる。
コンタクトレンズ・
眼鏡・入れ歯
常用の補正器具は就寝時、外した後
定位置に置くように常置場所を決め
ておこう。とくに高齢者の総入れ歯
を外して就寝すると、夜中に避難行
動が必要になった時忘れやすい。
身分証・保険証・メモカード
血液型・緊急連絡先・通帳のコピー
など。普段服用している薬を記した
メモを作成し、保険証や運転免許証
などと一緒にしておく。
衛生用品
ガーゼ、綿棒、マスク、ティッシュ、
ウエットティッシュ、歯磨きや洗顔
のセット、ドライシャンプーなど。
赤ちゃん用ではおしりふきなども用
意する。
□
□
□
□
□
ティッシュペーパー
日常服用している薬
使い捨てカイロ
小銭・現金
保険証・メモカード
水 500ml × 1 人
医療品・衛生用品・日常品2
□□缶切り・栓抜き・ナイフ
□□筆記具・メモ帳
□□現金
□□ライター
□□ガムテープ
□□非常食
□□紙皿・紙コップ
□□スプーン・箸
□□ラップ・アルミホイル
□□空の段ボール箱
□□洗面用品 □ 応急医薬品 □ 着替え・大型タオル・スリッパ
□□トイレットペーパー
□ 毛布または寝袋・座布団
□□電池使用ランタン
□ 携帯電話の充電器
□□アイマスク・耳栓・補聴器・入れ歯用洗浄剤など
現金
多少の現金の手持ちがないと困るこ
とがある。しかし多額になると防犯
上の問題がある。無理なく用意でき
る範囲で、数万円程度は有った方が
良い。
多目的ナイフ
避難所生活を開始して困ったと気
づくものは小物に多い。用途の多い
「多目的ナイフ」があると便利。
スプーンや箸は、洗って
再利用できるものを。
空の段ボール箱
小物の整理や、床に敷く
など多目的に利用できる。
ラップ・アルミホイル
きれいな水は貴重なので余分には
使えない。食料を盛りつける時、ラ
ップを敷いてそこに盛れば皿を洗
わなくて済む。
応急医薬品
絆創膏・きず薬・胃腸薬・風邪
薬・鎮痛剤・目薬など。ビタミ
ン剤やミネラルサプリメント・
便秘薬があるとストレスケア
にも役立つ。
携帯電話の充電器
携帯電話の充電器は持参したが
停電で使用不能ということがあ
る。バッテリー切れに備えて予
備電池なども用意しておく。充
電器は電池をセットして充電で
きるものの他、車のシガーソケッ
トから充電できるオプションが
あると便利。 端末側のソケット
は事前に確認して用意しておく。
トイレットペーパー
避難所のトイレは頻繁に多数の人が使うので、詰ま
らないようトイレットペーパーを必ず使用する。
アイマスク・耳栓
集団生活では様々な生活習慣の人が一緒にな
る。避難所は夜間就寝時に消灯する(避難所に
よる)とトイレに行くのに困るが、点灯したまま
だと眠れなくなることもあるので、アイマスクは
必需品。避難所生活では色々な生活音が出る。
夜間せき込む人や、他人の話し声、それらが耳
障りとなり眠れなくなる場合も多い。そんな
時に耳栓をすると多少は違う。海外旅行の旅
客機内の夜間減灯の経験があれば、その時どう
だったか思い出せば参考になるだろう。慣れ
ない避難所生活を健全に過ごす為に、必要にな
るものを準備しておこう。
置いておく習慣をつけておこう。
❸ 自宅に備え災害後に役立てるもの
生理用品
生理用品は地震後すぐに売り切れて
しまう。不意の災害に備えて普段か
ら余分に買って備蓄しておく。
おむつ・離乳食・乳児用ミルク
乳幼児・高齢者の紙おむつなどもす
ぐに売り切れる。乳児用ミルク、離
乳食缶詰なども家族状況に合わせて
準備する。
小銭・現金
少額でも現金を持とう。10 円硬貨
は 1 枚でもいいから必ず用意してお
く。アナログ式公衆電話を利用する
際に必要になる。
その他 あると便利なアイテム
アルミ製ブランケットシート
ヘッドライト
簡易携帯トイレ
手のひらに収まるミニサイズながら、広げればからだ
を包むシートに早変わり。保温効果で寒い夜の屋外で
も暖をとることができる。
一定量を備蓄
多目的・工具類
□□食料
□□スリッパ
□□カセットコンロ □ ほうき・ちり取り・軍手
□□ウォータータンク・荷物運搬カート
□ 飲料水
□ 使い捨てカイロ
□ 簡易トイレまたはポリ袋
食料
7 日~10 日分程度を。
飲料水
1 人 1 日 3ℓ× 7 日分×家族数を
備蓄。
予備のボンベは普段から必ず購入
し備えておく。
カセットコンロは温かいタオルで
からだを拭く時にも活躍。携帯コ
ンロはコンパクトで持ち運びしや
すいが屋外使用のみに限られる。
スリッパ
散乱した食器や照明、額や窓ガラ
スなどの破片から足の怪我を防ぐ
為に。災害後の室内では必ずスリ
ッパや靴を履く。
簡易トイレまたはポリ袋
洋式便器に不透明のポリ袋を敷い
て、凝固剤・殺菌剤、なければ猫砂
などを入れる。用を足した後しっ
かり袋を縛り、暫定的に蓋付きの
ポリバケツに納める。
ほうき・ちり取り
災害により散乱した室内の片付けに「ほう
き」
「ちり取り」など、停電時でも使用でき
る清掃用具を用意しておく。
ブルーシート
複数枚備えておきたい。壁や窓、屋根が
破損した時に、破損箇所を覆う。汚れた
床に敷く。庭に出した家具を覆う。庭の
樹木に括り付けてテント代わりにも使え
るなど、応用範囲の広い便利な防災用品。
□ ブルーシート
□ 緊急用工具類
ウォータータンク・荷物運搬カート
給水車から水を貰っても、バケツでは重い
し、こぼしやすい。ポリタンクを荷物運搬
カートに載せると運びやすい。ウォーター
タンクは折り畳めるタイプのものもある。
緊急用工具類
(バール・スコップ・おの・のこぎり・ジャッキ)
バールは玄関ドアがひしゃげた際などこ
じ開ける のに使用する。
他は近隣住民の応急救出・復旧など(例:
倒壊した建物に埋もれた人の救出など)
に使用する。
▶食料品と飲料水は
▶
「買う」
「保存」
「使う」のサイクルで
備蓄用の食料品や飲料水にも賞味期限があります。
気づいたら期限切れ、といった事態を防ぐために
は購入・保存、日常生活で消費して、必要量が欠け
ないよう必ず補充する “ ランニングストック方式 ”
保存
緊急用に便利な簡易携帯トイレ。メ
ーカーにより凝固剤・殺菌剤入りなど
があり、日常でも持ち歩きたい。
+❶+❷
使う
LED ダイナモマルチラジオ
特に幼い子どものいる女性にと
っては必携。夜、子どもの手を
引き荷物を持って避難する際な
どには欠かせない。
スプーン・箸
いつ持ち出す必要が生じるか判らな
いので、平常時に常備薬は定位置に
カセットコンロ
AM/FM ラジオ、携帯・スマホ充電器、ライトにサイレ
ンも付いて 1 台で災害に必要な複数の機能を兼ね備え
ている。電源・電池不要の手動充電式。
出すもの」の中身を加えます。
非常食・日常品1
買う
応急行動として 1 次避難場所に向か
う時、家族各人がペットボトル(飲
料水 500ml 入り)を
家族各人 1 本ずつバッ
グやポケットに入れ
て携行する。普段か
ら冷蔵庫の中などす
ぐ出せる場所に入れ
ておくのが良い。清
涼飲料水やお茶はあ
まり適当でなく、普通
の天然水が最適。
※❷ に「❶リュックに入れて持ち
小物類
日常服用している薬
携行食
ビスケットやカンパン、チョコレー
トに羊羹など。少量でもカロリーが
高いものが良い。
+❶
防災特集
防災特集
小型軽量で明るい LED 製品で、乾電
池はどこにでも売っている単 1 、単
3 を使用しているものが良い。ただ
し乾電池は災害直後真っ先に売り切
れるので必ずスペアを持っておく。
ろうそくは火災発生の恐れがあるの
で照明としては不適当。
倒壊家屋に閉じ
込められる状況
など、助けを求
める・危険を知
らせる際に使用
する。プラスチ
ック製の安価な笛で良い。普段の外
出時からバッグに入れておく。
❷ 避難所などで必要となるもの
最低限これらは用意しておきましょう。
❶ リュックに入れて持ち出すもの
笛(ホイッスル)
[避難所・自宅で必要になるもの]
有ると無いとでは大違い。命にかかわります。
身につけるもの
手の届くところに
災害に備える
「避難の際携行するもの」に加えて、避難所や災害
後自宅で必要になるものをまとめました。❶❷❸
が揃うと災害発生時に、きっと皆さんとご家族の
お役に立つものになるでしょう。
地震防災アドバイザー 川端 信正 氏
をとるようにしましょう。
撮影協力:東京臨海広域防災公園
撮影協力:東京臨海広域防災公園
心肺蘇生法と
AED の使い方
AED とは、自動体外式除細動器の略。コンピューター
によって心臓のリズムを調べ、除細動(電気ショック)
が必要かどうかを判断する機械です。救急現場で一般
の人でも簡単に安心して除細動を行うことができるよ
うに設計されています。
地震防災アドバイザー 川端 信正 氏
[生活再建と心のケア]
生活再建のための各種手続き
忘れないで !! 心臓マッサージ( 胸骨圧迫)を、強く! 速く! 絶え間なく!
▶
1 ▶反応の確認
被災後の生活
被災時に自分や家族の安全を確保することと同様
に、被災後の後始末そして生活再建への取り組み
は、防災を考えるうえでの重要なポイントといえ
ます。
地震防災アドバイザー 川端 信正 氏
▶[り災証明書
▶
] 判定の基準
および申請・発行の窓口※
▶
4 ▶心肺蘇生法
被害認定基準
種 類
基 準 等
全壊
住家が滅失したもので、住家の損壊(焼失、流失)
部分の床面積が、その建物の延床面積7割以上
に達したもの、または、住家の主要構造物の被害
額(以下「経済的被害」)がその住家の時価の5割
以上に達した程度のもの
大規模半壊
上記損壊等部分が、延床面積の5割以上7割未
満若しくは経済的被害が4割以上5割未満に達
する程度のもの
半壊
住家の損壊が甚だしいが、補修すれば元通りに
再使用できる程度のもの。損壊等部分が、延床
面積の2割以上7割未満のもの、または、経済的
被害が2割以上5割未満程度のもの
一部損壊
建物の一部が破損したもの。ただし、窓ガラス
等の数枚破損した程度の軽微な被害は除く
[り災証明書]とは市区町村に対し被災者が申請し発行を受けるもので、被災
の事実を公的に認める証明書となります。
何らかの
「応答」
や
「しぐさ」
がない
▶り災証明書の申請・発行担当窓口
▶
胸骨圧迫をする場所
強く…成 人は少なくとも5㎝、小児は胸の
厚さの約1/3沈むように
速く…1分間あたり少なくとも約100回の
テンポで
絶え間なく…中断は最小限にする
▶
2 ▶応援を呼ぶ
周りの人に声をかけ、
119番通報。
AEDを用意する。
誰か来て
ください!
胸が少なくとも5㎝沈むように
▶
が到着しだい電気ショック
5 ▶AED
電源を入れた後、音声メッセージに従うだけです
頭の近くにAEDを置き、AEDの
電源を入れる
(AEDの操作がし
やすい)
自治体により、福祉課・市民課・総務課、
または消防署など申請・発行窓口が異
なりますので最寄りの自治体へお問い合せください。
▶自宅の解体とその費用
▶
解体は各個人が解体業者に依頼して行います。業者は知人に紹介してもらう
など信頼できるところを選びましょう。あてがない場合は住まいがある自治
体に相談するか、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
▶自宅の建て替えや補修
▶
自宅やマンションを建て替えたり補修するとなった時は、公的な生活再建支
援を受けることができます。被災によりリフォームやハウスクリーニング、瓦
や畳の取り替え、屋内外の清掃などで多くの出費が重なるためです。
被災者生活再建支援金は、基礎支援金と加算支援金で構成されていますが
頻繁に変更されますので、具体的な条件や金額、申請期間などは被災後にお
住まいの地域の自治体へお問い合せください。
⁃⁃木造は、延床面積1坪あたり3万円前後
⁃⁃鉄筋コンクリート造は、同じく7万円前後
保険金の申請時に必要となる書類
⁃⁃保険証書 ● 建物の所有を証明する書類
保険の補償対象となる損害が生じたら、速やかに保険会社へ連絡を。契約し
⁃⁃印鑑 ● 本人確認書類
ている保険会社がわからない場合は、
生命保険協会 災害地域生保契約照会センター フリーダイヤル:0120-001731
日本損害保険協会 地震保険契約会社照会センター フリーダイヤル:0120-501331 にてご確認ください。
▶
3 ▶呼吸を見る
普段どおりの息
(正常な呼吸)
があるかないか
を観察
※地域によって異なります
防災特集
防災特集
▶地震保険・火災保険の申請を
▶
解体費用の目安
被 災 後 の 子 ど も た ち へ の「 心 の ケ ア 」
電極パットの貼付け位置が図示さ
れているので、胸をはだけて電極
パットを貼付ける
東日本大震災後の子どもたちに出た心の変化
誰も傷病者に触れて
いないことを確認し
ショックボタンを押す
▶ ック後は、ただちに心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行う
6 ▶ショ
MEMO
⁃⁃物音に敏感になったり、
イライラするようになった
⁃⁃災害を思い出すような話題やニュースになると話題を変えたり、その
場から立ち去ろうとする
⁃⁃災害のことを思い出して突然おびえたり、興奮や混乱することがある
⁃⁃無表情でぼんやりすることが多くなった ● よく甘えるようになった
⁃⁃以前は一人でできていたことができなくなった
⁃⁃外出を怖がるようになった ● 学校を休みがちになった
専門家からのアドバイス
● 幼い子どもは、
ひとりにさせず、
□
子どもの甘えを受け入れることも必要。
● 年長の子どもは、仲間と出会い、のびのびと遊ぶことが役立つ。
● 避難所でボランティア活動を行う、家の手伝いをするなどの大
人との共同作業が子どもの心を癒やす。
※内閣府
「災害に係る住家の被害認定基準運用指針」
の情報をNTTタウンページが編集しました。
MEMO
台風
毎年、日本各地に被害をもたらす台風。風水害、高潮害、波浪害などさまざ
まな爪痕を残します。身近な災害だけに、油断は禁物です。
地震防災アドバイザー 川端 信正 氏
台風が来たら…
毎年来る台風は、起こり得る災害をある程度予測できます。
事前に情報を集め“正しく恐れる”ことが大事です。
▶家の中・屋外でするべき対策
▶
屋内
屋外
雨戸や厚手の
カーテンを閉じる
テレビやラジオ、
携帯電話などで
最新情報をチェック
浸水する恐れが
ある場合は、
家具や電化製品を
高所に移動
懐中電灯、予備電池、非常食、
飲み水や生活用水の準備
屋外やベランダで
飛ばされそうなものは
ロープで固定、
植木鉢等は室内へ
種類
拘束力
津波の高さが約2mを超えると木造住宅は完全に破壊され、
5mを超えるとコンクリートのビルも破壊されます。立っている
人に波高50cmの津波がぶつかると200kgを超える重量にな
り、人は転倒し押し流されてしまいます。
▶津波は何度も沿岸に押し寄せる
▶
津波は時間を置いて何回も押し寄せます。1波目よりも2波目の方が高
いことがよくあります。
1波目の波高で安心してはいけません。そして、
津波は最初に海水が引く
「引き波」
もあれば、最初に高い波が襲う
「押し
波」
の時もあります。海面の様子を見に行ってはいけません。
※
▶津波警報・注意報
▶
の種類と取るべき行動
地震が発生した時、気象庁は地震の規模や位置をすぐに推定し、予想さ
れる津波の高さを求め、地震発生から2分程度を目標に、大津波警報、津
波警報、津波注意報を発表します。これらの警報・注意報はあらかじめ決
められた津波予報区単位で出されます。
種類
内容
強
避難中の人はただちに避難行動を終了。時間に
余裕がない場合は生命を守る最低限の行動を。
避難勧告
中
通常の避難行動ができる人も避難行動を開始。
弱
高齢者や障がい者などの要援護者は避難行動を
開始。それ以外の人は避難準備を始める。
発表される津波の高さ
数値での発表
巨大地震の場合の発表
大津波警報
10m 超
10m(5m <予想の高さ≦ 10m)
5m(3m <予想の高さ)
巨大津波
津波警報
3m(1m <予想の高さ≦ 3m)
高い津波
津波注意報
1m(0.2m ≦予想の高さ≦ 1m)
(表記しない)
暴風
勢力の非常に強い台風は、時に風速が時速200㎞
を超えることも。建物が壊れたり、その破片が時速
200㎞のスピードで飛び人に被害をもたらしたり、
命
を奪う凶器になる。
対処法
窓や雨戸に鍵をかけ、場合によっては補強を。窓ガラスには飛
散防止フィルムを貼ったり、飛来物の飛び込みに備えカーテ
ンを閉めて。外出は極力避け、外にいる時は早めの帰宅を。
大雨
台風は、低気圧や前線により広い範囲に猛烈な雨を
ふらせます。大きな川の洪水の多くは、台風による大
雨が原因で発生する。
対処法
土砂災害、洪水、家屋への浸水など、
自宅周囲の状況により起
こり得る災害を想定し
「大雨警報」
「洪水警報」
「土砂災害警戒
情報」
などをチェック。場合によっては早めの避難準備を。
高潮
強風と低気圧により遠浅の海岸などで海面が上昇す
ること。日本では標高4mまで上昇した記録が有る。
対処法
海岸に近い所では、高潮による浸水に備え、避難場所と避難
経路を再度確認しておく。
1959年、和歌山県潮岬付近に上陸し、特に愛知県の伊勢湾沿岸に甚大な被害をもたらした
「伊勢湾台風」
。死者・不明者合わせて5,000
人を超え、昭和以降に発生した災害の中では東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ犠牲者を出す結果となってしまいました。
※1 災害対策基本法より抜粋した情報をNTTタウンページが編集しました。※2 急速に発達する低気圧
MEMO
▶地震の揺れ直後に
▶
津波が到達することがある
防災特集
防災特集
津波からの避難
爆 弾 低 気 圧 ※2 に よ り 引 き 起 こ さ れ る 主 な 災 害
被害を
過去に大きな
台
もたらした 風
▶津波は強い力でぶつかってくる
▶
水を入れたポリ袋を
ダンボールに入れる
避難指示
避難準備情報
地震防災アドバイザー 川端 信正 氏
津波から命を守る
浸水しそうな場所に
土嚢をつむ
ポリ袋を使った水嚢の作り方
▶自治体の避難勧告等に従う
▶
TVやラジオなどのメディア、自治体から発信されるスピーカーからの
放送や広報車の巡回、携帯電話のメールサービスやWebなどから情
報を収集して、いつでも迅速に避難できるよう備えましょう。
窓や雨戸をテープや
ベニヤ板などで補強
土嚢代用
※ 1
台風や水害などにより、地域の土地・建物などに被害が発生する恐れの
ある場合に住民に対して行われるものです。原則として市町村長の判
断で行われます。避難に関する発令には3つの種類があります。
(右表)
雨どいや側溝などが
ゴミで詰まっていないか
掃除する
津波
東日本大震災でまざまざと見せつけられた津波の脅威。1万5千人を超す犠牲
者の 92.5%は津波による溺死だとみられています。教訓を無駄にしないため、
沿岸部では「揺れたら逃げる」の徹底を。
▶「津波地震」
▶
〜揺れは小さいが大津波は来る〜
大きな地震に遭遇したら、海岸近くにいる場合は、いち早く避難
することが必要です。
地震の揺れから2-3分後に、津波が沿岸に到達し、津波警報発
表前に津波が海岸に到達することがあります。津波から身を守
るには、大きな揺れを感じたら津波警報の発表を待たず、いち
早く“高いところ”に移動し様子をみることです。
地震の揺れが小さいのに、大津波に襲われることがあります。ゆっくりと
断層が破壊するタイプの地震です。ゆっくりした揺れですから人は大き
な揺れを感じません。
しかし、ゆっくりであっても海底変動が大きいと大
津波が起きます。“揺れは小さいが、ゆさゆさと長い間揺れている地震”
は大津波が沿岸を襲うことがあるのです。
「津波地震」
と呼ぶこうした地
震にも警戒しましょう。
▶車避難は禁物
▶
▶津波避難は
▶
“ 横方向 ”より“ 縦方向 ”
車による避難は交通渋滞を起こします。また、道路を倒壊家屋
が塞ぎ車の走行ができない箇所が随所に発生します。路上につ
ながった車の列に津波が追いつく。津波被害でよくあるケース
です。車による避難は、障がいのある人、病人、高齢者など、
やむ
を得ない場合にのみ行う、そうしたルールづくりが必要です。
避難は、遠く離れた高台まで行くのでなく、近くにある建物の上階に上
がることを考えましょう。避難は“横方向に移動”より“縦方向に移動”。そ
れが津波避難の鉄則です。
※気象庁ホームページ
(http://www.jma.go.jp/jma/index.html)
の情報を
NTTタウンページが編集しました。
MEMO
南海トラフ地震に備えちょき
つなみまん
ゆうどうくん
たいさくくん
ヘルパちゃん
▶特徴
▶
1 南海トラフ地震はプレートの 境界で発生する
地球の表面は、10数枚の
「プレート」
(岩板)
に覆われています。プレート
はゆっくりと動いており、土佐湾沖ではフィリピン海プレートがユーラシ
アプレートの下に沈み込んでいます。沈み込むとき、ユーラシアプレー
トの先端が引き込まれ、そこにひずみが発生しています。このひずみが
限界に達したとき、一気にはね上がって、南海トラフ地震が発生します。
トラフ博士
じしんまん
高知県防災キャラクター
▶特徴
▶
2 南海トラフ地震は歴史的に 繰り返し発生している
特 に 大 き な 被 害 を も た ら す「 揺 れ 」と「 津 波 」
南海トラフ地震の揺れは長く強い
津波はすぐにやってくる
南海トラフ地震の揺れによって、 ○耐震性の低い住宅の倒壊
○室内の家具や電気製品の転倒・落下
○ブロック塀や墓石の転倒
○道路や橋の損壊
といった様々な被害が発生します。また、住宅の下敷きになっ
たり家具に避難経路をふさがれたりすることによって、津波や
火災の犠牲になる危険もあります。
津波は、地震の揺れが始まってから、早いところで3分、遅い
ところでも 15 分程度で、高知県の全沿岸域に押し寄せます。
地震の揺れがおさまったらすぐに避難を始めないと、ほとんど
の場合間に合いません。
また、「津波は引き波から始まるとは限らないので、引き波がな
いからといって安心しない」、「津波は何度も繰り返し襲ってく
るので、避難したら安全が確認できるまで家に戻らない」といっ
たことも重要です。
過去の南海地震は、
おおむね100年から150年ごとに繰り返し発生して
います。最近に発生した南海地震は昭和21年
(1946年)
12月21日、そ
の前は安政元年
(1854年)
12月24日でした。
国の機関では、今後30年以内に南海地震の震源域を含む南海トラフに
おいてM8〜M9クラスの規模の地震が発生する確率は70%程度であ
ると公表しています。
■1600年以後の東海・東南海・南海・日向灘地震
フィリピン海プレート
ユーラシアプレート
北アメリカプレート
太平洋プレート
(参考:「地震調査研究推進本部 南海トラフの地震活動の長期評価
(第二版)
について」をもとに作成)
西暦
日向灘地震
現在
ここで南海トラフ地震が
発生するんだ!
1968年
1946年
日向灘地震
(昭和43年)
4月1日
(M7.5)
1944年
?
南海地震
306年
2年後
昭和南海地震(昭和21年)
12月21日
(M8.0)
安政南海地震(安政元年)
12月24日
(M8.4)
147年
1662年
日向灘地震
(寛文2年)
10月31日
(M7.6)
1605年
東海地震
現在
92年 32時間後
1854年
1707年
東南海地震
前回発生から
約160年経過
昭和東南海地震(昭和19年)
12月7日
(M7.9)
時間差発生
安政東海地震
(安政元年)
12月23日
(M8.4)
宝永地震
(宝永4年)
10月28日
(M8.6)
102年
時間差発生
3連動
同時発生
3連動
慶長地震
(慶長9年)
2月3日
(M7.9)
同時発生
非常に多くの被害が発生 でも、事前の備えで被害は減らせる!
揺れによる建物全壊棟数
80,000
80,000
(単位:棟数)
72,000
60,000
津波による死者数
40,000
36,000
30,000
さらに住宅の耐震化を
みんなが行うと
40,000
20,000
0
津波からすぐ逃げるという
意識をみんなが持って、
素早く避難できると
20,000
10,000
南海トラフ地震は、南海トラフ及びその周辺の地域における地殻の境界を震源とする大規模な地震をいい、
この中には南海地震や東南海地震、東海
地震などが含まれます。それぞれの地震が単独で発生する場合もあれば、複数の地震が同時または時間差で発生する場合もあります。この場合、南
海地震単独で発生した場合と比べて非常に広い範囲で大きな被害が発生することから、県外からの早期の支援が期待できない可能性もあります。
▶特徴
▶
4 南海トラフ地震によって
色々な被害が発生する
H25.5
H28.3
将来
(耐震化率74%) (耐震化率77%)(耐震化率100%)
津波による死者数
40,000
津波からすぐ逃げる
という意識が下がると
被害は増える!
20,000
17,000
10,000
8,200
(単位:人)
36,000
30,000
9,400
▶特徴
▶
3 南海トラフ地震は広域に被害をもたらす
(単位:人)
8,200
3,700
0
H25.5
H28.3
将来
早期避難
早期避難
早期避難
( )
( )
( )
意識率20%
意識率70%
意識率100%
0
H25.5
H28.3
将来
早期避難
早期避難
早期避難
( )
( )
( )
意識率20%
意識率70%
意識率50%
津波から避難するためにも、避難場所を確認しておくことが大切!
地震から身を守るために重要なキーワード
その① すぐやろう、家具の転倒防止と住宅の耐震化
南海トラフ地震が発生すると、津波、地盤変動、液状化、土砂崩れ
といったさまざまな現象が発生し、高知県に大きな被害をもたら
します。
津波から逃げるためにも、まずは揺れから身を守らなければなりません。家具の転倒防止や住宅の耐震化は必ず行いましょう。
その② あっ、揺れだ。大事な頭をまず守ろう。
右の上の写真は、昭和南海地震発生直後の高知市街で、地盤沈
下によって水没し長期間浸水が続きました。下は同じアングルで
撮影した現在の高知市街です。
室内では、丈夫な机の下などに避難しましょう。屋外では、落下物やブロック塀の倒壊に注意し、かばんなどで頭を守り、安全な場所に移動しましょう。
その③ 避難場所、持っていくのはまず命
大事なのは、荷物よりも命です。揺れがおさまったらとにかくすぐに逃げましょう。
上の写真:高知市提供
下の写真:高知大学 岡村眞特任教授提供
MEMO
MEMO
防災特集
防災特集
●月日は陽暦
「揺れ」や「津波」による被害
覚えておこう 災害用伝言ダイヤル「171」
災害発生時
(震度6弱以上の地震など)
にはNTTの災害用伝言ダイヤルサー
ビスが稼働します。事前契約などは一切不要。家族や友人などが被災した場
合の安否の確認や連絡などに活用できるので、
かけ方を覚えておきましょう。
災害時以外にも体験できる日があるので、練習しておきましょう。
体験利用日
毎月1日、15日、1月1日〜3日、防災週間
(8/30〜9/5)
、防災とボランティア
週間
(1/15〜1/21)
地震が起こった時、できるだけ身軽に避難できるようにするた
め、持ち出し品は避難に必要な物品や貴重品に限りましょう。
●メガネ、補聴器、入れ歯、普段飲んでいる薬、
おくすり手帳 または お薬情報
●懐中電灯、携帯ラジオ、予備の電池
●ヘルメット・防災頭巾、運動靴
●現金
(小銭が重宝)
、貴重品
1 7 1
ガイダンスが流れます
2
被災地の方は自宅の電話番号を、
被災地以外の方は被災地の方の電話番号を
ガイダンスが流れます
ガイダンスが流れます
伝言を入れる
(30秒)
建物は、今大丈夫でも、
きちんと手入れをしていかなくては、
だんだん地震に弱くなっていきます。早めの対応が一番です。ひとつでも下にあてはま
るところがあったら、住宅耐震相談センターなどに相談しましょう。
家の外側
家の内側
瓦葺きの場合、
ずれ、割れはありませんか?
ひさしの下側が腐っていたり、すき間があ
いていませんか?
モルタル壁に、亀裂やひびなどが入ってい
ませんか?
板張り壁が、腐っていたり、すき間があいて
いませんか?
基礎のコンクリートに亀裂が入っていませ
んか?
土台が腐っていたり、
シロアリの被害にあっ
ていませんか?
雨漏りはしていませんか?
歩くと床がきしんだり、傷んでいるところは
ありませんか?
ビー玉や丸鉛筆が床の上で転がりません
か?
建具の建付けや、動きの悪いところはあり
ませんか?
台風などの時に、家全体がよく揺れません
か?
ガイダンスが流れます
被災地の方は自宅の電話番号を、
被災地以外の方は被災地の方の電話番号を
× × × )× × × - × × × × ( × × × )× × × - × × × ×
( 市外局番を
入れてください
揺 れ か ら 命 を 守 る「 住 宅 の 耐 震 化 」
市外局番を
入れてください
ガイダンスが流れます
伝言を聞く
▶避難生活に備えて家に蓄えておくもの
▶
地震が起きた直後は、水、食料、日常生活用品もすぐには入手で
きません。救援活動が受けられるまでの間の水や食料などを各
家庭で蓄えておく必要があります。また、津波の浸水想定区域の
場合は、家に戻ることができなくなりますので、避難場所に食料
などの備蓄をしておく必要があります。
3 日分以上の備蓄は必要!
●飲料水
1人1日3リットル分の水は飲料用に必要であると言われて
います。
●食料
水道・ガス・電気が使えない状態が長く続く場合があります
ので、次の基準で選んで保存しておきましょう。
(1)
常温で長期保存ができる。
(2)
調理が不要。
(3)
かさばらず備蓄スペースを節約できる。
(4)
カロリー、栄養価が十分。
(5)
高齢者・幼児用の食料としても適する。
●その他
粉ミルク、紙オムツなどそれぞれの家庭の事情から必要なもの。
▶非常持ち出し品や備蓄品を日常生活の中でどう置くか
▶
●非常持ち出し品:逃げ出す時の通り道、目につくところ、寝室の枕元に
一つにまとめて。袋に入れる、
ひもをつけて壁にかけるなど一工夫。
●夜の地震に備えて、枕元に、懐中電灯、ラジオ、スリッパ
(靴)
などの非
常持ち出し品を備えましょう。
●水・食料品は日常的に多く備蓄し、定期的に買い替えて、古くなったも
のから順に使用しましょう。 お問い合せ先 高知県南海トラフ地震対策課
電話:088-823-9798 Eメール:[email protected]
課ウェブサイト:http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/010201/
※工事契約のトラブルにご注意!
相談!
工事の
時には
家族などとよく相談しましょう。
市町村や、住宅耐震相談センター
(088‐825‐1240)
などに、
相談しましょう。
「今ならお得です」
などと言って契約を急がせる業者は要注意
です。
数社から見積書をもらい、比較しましょう。
▶相談窓口が設置されています
▶
!
工事の
契約は
名 称
住宅耐震相談センター
住宅の耐震診断・改修の無料相談
(
(一社)
高知県建築士事務所協会内)
Tel.088-825-1231
Fax.088-822-1170
土日祝日を除く
9:00〜17:00
Tel.088-856-7898
Fax.088-855-6260
毎週火・木・金
10:00〜16:00
(公社)
高知県建築士会
Tel.088-822-0255
Fax.088-822-0612
土日祝日を除く
9:00〜17:00
(一社)
高知県建設業協会 建築部会
Tel.088-824-6171
Fax.088-824-6173
土日祝日を除く
8:30〜17:00
(一社)
高知県中小建築業協会
Tel.088-822-0303
Fax.088-822-0304
土日祝日を除く
9:00〜17:00
Tel.0570-016-100
土日祝日を除く
10:00〜17:00
住まいのことならなんでも相談 (公財)住宅リフォーム 紛争処理支援センター
南海トラフ地震
対策推進
地域本部一覧
受付時間
毎週火・金
13:30〜16:30
住宅の耐震診断・改修設計、
(公社)
日本建築家協会四国支部 高知地域会
建築物の設計に関する無料相談
安芸地域本部
連絡先
Tel.088-825-1240
Fax.088-822-1170
(一社)
高知県建築士事務所協会
住宅の耐震改修工事に関する相談
必ず書面
(契約書、図面、工事見積書など)
で、契約しましょう。
特定商取引法
(訪問販売等)
による契約の場合、契約書を受領
した日から8日以内ならクーリング・オフ
(無条件で契約解除)
ができます。契約書面にクーリング・オフの記載のない場合は、
8日が過ぎていてもクーリング・オフができます。
疑問な点がある時や契約トラブルは、高知県立消費生活セン
ター
(088‐824‐0999)
などにご相談ください。
各市町村に耐震相談窓口が設置されているほか、住宅耐震相談センターなど下記の
機関で耐震診断などのご相談を受け付けています。お気軽にお問い合せください。
相談内容
※詳しいパンフレットは南海トラフ地震対策課ウェブサイトで閲覧可能です。また郵送をご希望の方は上記へご連絡ください
(在庫切れの場合はご容赦ください)
本文防災タウン_6_03
高知県防災キャラクター
©やなせたかし
Tel.0887-34-8520 安芸市矢ノ丸1-4-36 安芸総合庁舎3F [email protected]
中央東地域本部 Tel.088-863-2570 南国市大埇甲1592
[email protected]
中央西地域本部 Tel.088-892-6580 吾川郡いの町1381 伊野合同庁舎4F
[email protected]
須崎地域本部
Tel.0889-42-0510 須崎市東古市町6-26 須崎第二総合庁舎4F [email protected]
幡多地域本部
Tel.0880-34-2670 四万十市古津賀4-61 中村合同庁舎3F [email protected]
本文防災タウン_6_14
帰宅困難
避難経路を確認しよう
地震や風水害が起きて交通機関がとまると、勤め先等から自宅に帰れない「帰宅困難
者」が多数発生します。遠方まで徒歩で帰宅することは困難です。通常、20キロ以
遠は帰宅が難しいとされています。その時、家族同士で安否確認をどうするか、連
絡ができない時の対策などを家族で考えておきましょう。
災害が発生して避難が必要になった時、どの道路を通って避難場所に行ったらいい
か、平常時に実際に歩いて確認しておきましょう。老朽化した建物の近く、自動販
売機のきわ、水路沿いの通路、崖沿いの道、小さな橋など危険が潜む箇所がたくさ
んあります。どの道路を通ったらいいかチェックしておきましょう。
記事:地震防災アドバイザー 川端信正
記事:地震防災アドバイザー 川端信正
防災特集
被災後の生活に役立つ品
防災特集
●停電しているときに必要
懐中電灯
(各部屋に備える。)
・携帯ラジオ・電池
●衛生用品
タオル、
トイレットペーパー、ウェットティッシュ、下着類
(着
替え)
、救急薬品・生理用品・おむつ・マスク
●断水しているときに必要
(水を使わないように)
ラップフィルム
(皿に敷いて使用)
ビニール袋
(穴をあければ合羽にもなる。)
●復旧や救出に必要
手袋
(軍手)
・バール・ジャッキ・スコップ
●ガスや暖房がないとき
カセットコンロ・使い捨てカイロ
●交通機関が止まっているとに移動に便利
バイク・自転車
●公衆電話をかけるのに必要
小額のお金
(小銭)
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ガイダンスが流れます
備蓄品
非常持ち出し品
「地震が起こった時の非常持ち出し品」
と
「避難生活のための備蓄品」
は違う。
▶避難する時に持ち出すもの
▶
伝言の再生方法
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※携帯電話の災害用伝言版サービス、災害用ブロードバンド伝言版でも同じ
ように体験利用日があります。
備えのチェック 非常持ち出し品と備蓄
伝言の録音方法
Fly UP