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マット運動 - LoiLo

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マット運動 - LoiLo
ロイロノート実践事例集
体育
ICT環境
マット運動
2~3 人 組 の グ ル ー プ で iPad を
1 台 活 用 、電 子 黒 板
単元の目標
○マット運動に進んで取り組み、できるようになる喜びを味わうとともに、児童一人ひとりが関わり合って
学習する楽しさやマット運動のもつ楽しさを体感できる。
○自己の課題を見つけその能力に応じためあてをもち、練習の仕方を考えることができる。
また、自己の技を評価することで、成果や新たな課題に気付くことができる。
○自己の力に合った技ができる。また、技を組み合わせた動きができる。
単元計画
時
学 習 活 動 ★はロイロノート活用の 場 面
1
○単元の流れを確認し、学習の見通しをもつ。
★基礎・基本の技を練習し、自己の今の力を確認する。
★学習を振り返り次時の活動について確認する。
本時
2
★開脚後転の技のポイントを理解し、課題を見つける。
○課題解決のための練習の場を選び、練習する。
★練習した技の成果を確認し、学習を振り返る。
3
★跳び前転の技のポイントを理解し、課題を見つける。
○課題解決のための練習の場を選んで練習をする。
★練習した技の成果を確認し、学習を振り返る。
4
○練習した技を組み合わせた動きを考える。
★技と技とのつなぎの工夫を考えて練習する。
○学習を振り返る。
5
★できるようになった技を発表する。
○単元を通しての自分の学習の成果をまとめる。
★自分の学習の成果を他の児童と伝え合う。
本時の内容
自分の力にあった練習の方法を考えて取り組むとともに、
マット運動の技が安定してできるようになることを単元のねらいと
した。
本時はその導入部分に当たり、単元の流れを確認した後、基礎基
本の技となる前転・後転の練習をした。「ロイロノート」は「写真
を撮る」の機能で動画を撮り、その後に自分の技を動画で見て、自
分たちが技の出来ばえを確認することに活用していった。
本時のねらい
「 前 転 や 後 転 を 練習して、きれいな技ができるよ う に な ろ う 」
導入
単 元 の 導 入 と し て 、単 元 を 通 し て ど の よ う に 学 習 を 進 め て い く の か を 児 童 に 説 明 し 、学 習 の 見 通 し を も た せ た 。
そ の 後 、単 元 の 中 で 取 り 組 む 技 の 試 技 の 映 像 を 見 せ 、そ れ ぞ れ の 技 が ど の よ う な も の か を 具 体 的 に イ メ ー ジ さ せ た 。
展開
こ の 時 間 は 、基 礎 ・ 基 本 の 技 と な る 前 転 ・ 後 転 が よ り き れ い に 出 来 る よ う に な る た め に 練 習 に 取 り 組 ん だ 。
まず、
「 ロ イ ロ ノ ー ト 」で 自 分 の 技 を 動 画 で 記 録 し 、そ れ を 見 て 今 の 自 分 の 技 が ど の く ら い で き て い る の か を
学 習 カ ー ド の イ ラ ス ト と 比 べ て 確 認 し た 。そ の 後 、自 分 が 考 え た 、直 し た い ポ イ ン ト を 中 心 に 練 習 に 取 り 組 ん だ 。
まとめ
練 習 に 取 り 組 ん だ 後 、自 分 が ど の く ら い 技 が 上 達 し た の か を 確 認 す る た め 、も う 一 度「 ロ イ ロ ノ ー ト 」で 技 を 動 画 で
記 録 し 、前 に 記 録 し た 技 と 見 比 べ る こ と で ど の く ら い 技 が き れ い に 出 来 る よ う に な っ た か を 振 り 返 っ た 。
ロイロノート活用シーンの説明
本時では、前転・後転の現段階での自分の力を知るために、「ロイロノート」の動画撮影機能を使って技を撮影
し、その後動画を確認し、もっときれいな技が出来るように練習に取り組んだ。練習後にはもう一度自分の技を動
画で撮影し、練習前の動画と接続して確認することでどのくらい上達したのかを確認した。
体育では自分の動きを自分で確認することが難しいため、「ロイロノート」を使って今の技の出来ばえだけでな
く、その前後の技も確認できたことが有用であった。記録した動画はお絵かきカードで日付を書き、接続したカー
ドをコンパクトにまとめ、保存をしていった。接続したカードをコンパクトにまとめる機能は、単元が進み、動画
が増えていく際に学習日で分かりやすく記録をまとめるのに大変有効であった。
授業者からのコメント
児童は自分たちで「ロイロノート」を使い、マット運動の技をする自分の姿を確認しながら、学習を進めていくこと
ができた。また、学習が進んでいくと、自分のノートにマット運動の記録が増えていくことがうれしかったようだった。
「 ロ イ ロ ノ ー ト 」 を iPad で 活 用 し て い く だ け で な く 、 従 来 の 学 習 で 行 っ て い る 学 習 カ ー ド を 使 っ た 記 述 等 の 活 動 と 併 用
したことも効果があったように感じた。
( 柳 井 市 立 柳 井 南 小 学 校 淺 野 充 彦 ) 
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