Comments
Description
Transcript
若手研究者インターナショナル・トレーニング
若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 【公表】 事業名 申請大学 大学名・申請専攻等名 主担当教員 所属・職・氏名 アジア・アフリカ諸地域に関する研究者養成の国際連携体制構築 東京外国語大学国際学術戦略本部(OFIAS) 大学院総合国際学研究院・教授・青山 亨 1.事業の実施状況 (1)申請時に提出した事業の目的及び将来構想の概要 【事業の目的】 本事業(ITP-AA)は、アジア・アフリカ研究において高いレベルと長い歴史を誇る世界の研究機関と のコンソーシアムを活用した国際的な連携体制を構築し、アジア・アフリカの諸事情に通じつつ、欧 州等における学界で活躍しうる若手研究者の養成を図り、日本から発信されるアジア・アフリカ研究 の世界的な認知度を高めることを目的とする。 【将来構想】 本学は、将来構想の中核として、教育面では「世界諸地域の言語・文化・社会に関する高等教育の 拠点」として、 「世界諸地域の言語・文化・社会および地球社会化した世界に関する先端的な研究に取 り組める専門研究者の養成」を、そして、研究面では、 「世界諸地域の言語・文化・社会に関する学際 的かつ先端的な研究拠点」として、 「(1)世界諸地域の言語の個別研究の推進、多言語の対照研究を基 礎とする言語理論の構築、ならびにそれらの成果の言語教育への応用、(2)世界の諸文化、社会に関す る個別的研究の推進、および複合的、領域横断的な研究領域の開拓、(3)世界諸地域、とりわけ、アジ ア・アフリカの言語・文化・社会に関する国内的・国際的共同研究の推進ならびに研究資料の収集と 情報資源化」を推進することとしている。 本計画は、上記(1)、(2)、(3)のすべてに関わるが、とりわけ、アジア・アフリカ諸地域の言語・文 化・社会に関わるものであり、これを通じた専門研究者を育成するものである。また、研究を推進す るために、 「海外の研究機関と連合し、国際的・先端的な共同研究を組織的に展開する」こと、そして、 「世界の研究機関・図書館・研究者との連携・協力のもと、リエゾンオフィスを活用しつつ、共同研 究や現地語史資料の収集・保存・情報化などの事業を推進し、地域研究のリサーチ・ハブ化を進める」 ことがグランドデザインに謳われており、本計画は、若手研究者を派遣することにより、この活動を 推進し、さらには、教育の将来構想に謳われている教育面での「先端的な専門研究者」の養成をめざ すものである。 ・上述の目的に対する達成状況とその理由 目標を上回る成果を得た □十分に達成された □概ね達成された □ある程度達成された □ほとんど達成されなかった 【理由】 第一に、若手研究者の派遣機関別の派遣延べ人数は、当初目標 32 名に対して実施 52 名であり、目 標を上回る成果を得ていることである。第二に、本事業が設定した 4 つの目標について、初年度から 最終年度までの累積的な達成状況が示す成果である。これについては、以下に詳細を示したい。 1)アジア・アフリカ研究における、世界的な連携研究指導体制の確立 際立った多様性を有するアジア・アフリカの研究にあっては、単一の機関において、すべての地域、 テーマをカバーすることは不可能であり、質の高い研究を生み出すためには、若手研究者が適切な指 導者の下で研鑽を積むことが不可欠である。このため、本事業では、研究分野・領域を共有する海外 の主導的な大学とともに結成したアジア・アフリカ研究・教育コンソーシアム(CAAS)の加盟機関と の連携教育体制を確立した。具体的には、事業期間中、CAAS 加盟機関に対して事業担当教員延べ 20 名および事務担当職員延べ 8 名を派遣している。 1 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 2)アジア・アフリカ諸地域への若手研究者の派遣 アジア・アフリカの現実を踏まえた地域研究者を養成すべく、これら諸地域にある海外パートナー 機関に対して若手研究者を派遣し、現地での調査研究、資料収集並びに現地研究者との協力関係構築 を行った。具体的には、事業期間中、アジア・アフリカ地域の海外パートナー機関に対して博士前期 課程学生延べ 5 名、博士後期課程学生延べ 13 名を派遣している。 3)CAAS 加盟機関等、欧米における主導的な研究機関への若手研究者の派遣 より高度な分析能力を磨くため、アジア・アフリカ諸地域における十分な調査研究の経験を有し、 研究資料を蓄積した若手研究者を、CAAS を主体とする欧米等の研究機関に派遣し、理論面での訓練を 施した。具体的には、事業期間中、CAAS を主体とする欧米等の海外パートナー機関に対して博士前期 課程学生延べ 4 名、博士後期課程学生延べ 27 名を派遣している。 4)CAAS 機関等における研究成果の発信 研究成果の国際的な認知度の向上と、国際的な研究者コミュニティでのネットワーク形成のため、 CAAS 加盟機関等と共同で、若手研究者を主体とするワークショップ・シンポジウム等を企画・開催し、 研究成果の英語等での発表を通じて、研究成果を世界的に発信するとともに、アジア・アフリカ研究 の中心である CAAS 加盟機関等の若手研究者との切磋琢磨の機会を与えた。具体的には、以下の通りに 実施した。 平成 19 年度には、ITP 事業に関するパンフレットの作成及び Web サイトの構築を行った。 平成 20 年度には、事業担当教員 2 名及び事業担当事務職員 1 名をオランダ・ライデン大学に派遣し、 翌年の CAAS 主催国際シンポジウム・ワークショップ開催準備のための協議を行った。 平成 21 年度には、韓国・大田広域市で開催された国際学会 International Convention of Asian Scholars 6 において本事業で派遣した若手研究者 1 名が研究報告を行った。さらに、ITP-AA とライデ ン大学が共催して第 1 回 CAAS 国際シンポジウム・ワークショップ Religion, Identity and Conflict を開催し、本事業で派遣した若手研究者 4 名が研究報告を行った。シンポジウムの研究成果は論集と して刊行された。 平成 22 年度には、ITP-AA とフランス・フランス国立東洋言語文化学院が共催して第 2 回 CAAS 国際 シンポジウム Migration, Mobility and Globalization を開催し、本事業で派遣した若手研究者 2 名 が研究成果の報告を行った。シンポジウムの研究成果は論集として刊行された。 平成 23 年度には、ITP-AA とイギリス・ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院が共催して第 3 回 CAAS 国際シンポジウム Making a Difference: Representing/Constructing the Other in Asian/African Media, Cinema and Languages を開催し、本事業で派遣した若手研究者 2 名が研究成果の報告を行った。 シンポジウムの研究成果は論集として刊行された。 平成 24 年度には、本事業期間終了後であるが、本事業で派遣された若手研究者が研究成果を発表す る機会として、期間中に企画され、シンガポール・シンガポール国立大学で開催された第 4 回 CAAS 国 際シンポジウム Sustainable Cities において若手研究者 3 名が研究成果の報告を行った。シンポジウ ムの研究成果は電子版論集として刊行の準備中である。 以上の記述から明らかなように、本事業が設定した 4 つの目標すべてにわたって、初年度から最終 年度に至るまで、十分な達成状況を示している。 平成 21 年度中間評価においては、現地調査のためのアジアの研究機関および理論的な研究のための 西欧の研究機関の 2 つのグループの研究機関を海外パートナーとしてその両方を学生に経験させると いう本事業の狙いは地域研究者の育成のための「優れた模範となりうる魅力的な」体制として高く評 価されており、この狙いは本事業の最終年度に至るまで維持されたと言ってよい。また、中間評価に おいて指摘された、本事業の運営が大学全体を挙げて組織的に行われている点、CAAS 加盟機関との連 携を最大限に活用することで、本学の国際戦略の一翼を担う事業展開を行っている点も、最終年度に 至るまで当初の狙いが実現されたと評価できる。 一方、中間評価で指摘された、CAAS 以外の海外パートナー機関との連携が、 「個別的で場当たり的な ものになっているという印象がある」という点に対しては、個々の若手研究者の研究テーマに即した 最善の研究機関を選定するという「テーラーメイド」の方式を採用した結果であり、若手研究者の育 成には効果を与えていること、また、海外パートナー機関の選定と連携は、本学が世界各国の研究機 関との間に長年にわたって積み重ねてきた国際連携のうえに可能となったものであり、本学の地域研 究の拠点という特性を反映したものであることを指摘しておきたい。 2 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) (2)若手研究者養成のための組織的な取組状況 ①若手研究者養成のための組織的な枠組み作り、及び実施機関全体としての事業実施・支援体制の整 備状況 1)本プログラムの円滑かつ効果的な推進を期すため、 「国立大学法人東京外国語大学若手研究者インタ ーナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)委員会に関する申合せ」 (平成 19 年 11 月 1 日施行) を策定し、同申合せに基づき、国際学術戦略本部に全学組織として「TUFS-ITP 委員会」を設置して事 業の運営を行った。 2)本プログラム受託事業実施経費を有効に活用するため、 「若手研究者インターナショナル・トレーニ ング・プログラム(ITP)派遣研究者の手引き」を作成・配布した。 3)ITP 事業によって派遣された本学若手研究者への生活面での支援を含め、本学の海外での活動を効 果的に推進するため、国際学術戦略本部の主導により、卒業生、在籍者を問わず、海外在住の本学関 係者のネットワークであるグローバル・コミュニティの形成を進めた。 4)若手研究者の派遣後の研究生活の進捗状況を確認し、必要な助言を行うため、 「TUFS-ITP 委員会」 の下に「TUFS-ITP 事業委員会」を設けるとともに、派遣若手研究者全員に月例報告書を提出させる体 制を整備した。報告書は、 「TUFS-ITP 委員会」委員長及び担当教員が確認のうえ、本学国際学術戦略 本部のホームページ(http://ofias.jp/j/itp/events/)に随時掲載し、広く広報した。 5)派遣の終了した若手研究者の研究成果を担当教職員、国際学術戦略本部及び「TUFS-ITP 委員会」と して確認するとともに、新たに派遣が決定した若手研究者の研究計画を確認し、必要な助言を与える ため、 「TUFS-ITP 研究成果報告会・研究計画報告会」を開催する体制を整備し、年に 2~3 回のペース で開催した。 6)派遣の終了した若手研究者に対し、積極的に研究成果を発表するよう指導した。そのため、本プロ グラムの共同企画として開催した国際シンポジウムにおいて発表の機会を提供した。 ②海外パートナー機関との連携状況(海外パートナー機関との間で形成したネットワークの活用状 況、共同企画や海外パートナー機関からの受入等、双方向の交流についても言及して下さい。 ) 1)本学の提唱により発足したアジア・アフリカ研究・教育コンソーシアム(CAAS)の活動は、この間、 加盟機関の増加、シンポジウムの開催により、一層の進展を見た。CAAS シンポジウムは、2009 年ライ デン大学、2010 年フランス国立東洋言語文化学院 (INALCO)、2012 年ロンドン大学東洋・アフリカ研 究学院 (SOAS) 、2013 年シンガポール国立大学と持ち回りで開催し、2014 年はコロンビア大学、2015 年は韓国外国語大学校、そして、2016 年は東京外国語大学で開催予定である。また、CAAS の 6 機関と の間で、新たな共同研究プロジェクト、ヨーロッパ連合のエラスムス・ムンドゥス基金への応募やダ ブルディグリーの協定などに関して、話し合いを行っている。この意味で、ITP 事業で培った連携の さらなる発展が見込める状況にある。 別紙の通り、CAAS 諸機関からの本学への訪問、本学で開催される国際シンポジウムへの出席も盛ん に行われており、双方向の交流が進んでいる。 2)CAAS 以外の海外パートナー機関は、アジア・アフリカ・ヨーロッパの計 15 機関に及ぶ。そのうち、 香港中文大学、インドネシア大学、ガジャ・マダ大学、マールブルク大学、リーズ大学の 5 機関は以 前より交流協定を結んでいた機関であり、教員の受け入れ、学生交流を含む連携が継続している。ま た、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学の場合、ITP で若手研究者を派遣したのを契機 に、機運が高まり、2012 年に、同大学関係者が来日し、交流協定の締結に至っている。ジャダブプル 大学からはベンガル語の教員を 2013 年 4 月から受け入れている。レバノン・アメリカン大学の場合は、 本学がベイルートに中東研究日本センターを置いているため、このセンターの諸活動に協力いただい ている。 別紙の通り、これら諸機関からの本学への訪問、本学で開催される国際シンポジウムへの出席も盛 んに行われており、双方向の交流が進んでいる。 ITP の活動の結果、本学の海外パートナー機関の数と交流の質は飛躍的に伸び、今後の本学の国際学 術戦略の展開の基礎を築くことができた。 3 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) (3)本事業による取り組み成果の国内外に対する情報発信の状況 1)プログラム HP を日本語版と英語版の二種類作成し、情報発信を行っている。 日本語版 HP http://ofias.jp/j/itp/index.html 英 語版 HP http://ofias.jp/itp/index.html 2)派遣若手研究者の派遣中の活動報告(月次レポートおよび派遣報告書)を下記の HP に掲載している。 月次レポート http://ofias.jp/j/itp/events/ 派遣報告書 http://ofias.jp/j/itp/activities/ichiran2012.html http://ofias.jp/j/itp/activities/ichiran3.html http://ofias.jp/j/itp/activities/ichiran2.html http://ofias.jp/j/itp/activities/ichiran.html 3)本事業を運営する本学国際学術戦略本部が定期的に発行する OFIAS Newsletter に、ITP プログラム 共同企画等の実施内容について日本語と英語で掲載し、公表している。この OFIAS Newsletter は、本 プログラムのパートナー機関、本学協定校、本学卒業生・外国人教員などからなる TUFS グローバル・ コミュニティに対し、定期的に配付を行っている。上記 Newsletter は、OFIAS の HP からも PDF 版に より閲覧可能である。 <ニューズレター> http://ofias.jp/j/about/index.html 掲載号:OFIAS Newsletter No.9, No.10, No.13, No.14, No.15,No.16 4)ITP 事業概要を記した三つ折り版パンフレット(日本語・英語表記)を作成・発行した。 このパンフレットは、ITP の説明会や報告会において配布すると共に、担当教員が海外出張時に持参 し、パートナー機関等への事業説明にも使用した。 <OFIAS 三つ折りリーフレット> http://ofias.jp/j/about/index.html 5)CAAS 加盟機関による共同企画を開催すると同時に英語版の Proceedings を発行している。本プログ ラム共同企画として、下記の 3 シンポジウムを開催した。それと同時に Proceedings(英文)を発行 してパートナー機関、各国国会図書館等に配付、本事業とプログラム成果の情報発信を行った。これ ら 3 回の共同企画の Proceedings は、CAAS の HP からも閲覧可能となっている。 <共同企画> 平成 21 年 8 月 第 1 回 CAAS 国際シンポジウム(於:ライデン大学) 平成 22 年 11 月 第 2 回 CAAS 国際シンポジウム(於:INALCO) 平成 24 年 2 月 第 3 回 CAAS 国際シンポジウム(於:SOAS) <Proceedings> http://ofias.jp/j/caas/activities/index.html <第 1 回~第 3 回 CAAS 国際シンポジウム>http://ofias.jp/j/itp/topics/ 6) CAAS 加盟機関の共同企画として、上記 3 回のシンポジウム開催と同時に、派遣若手研究者等によ る研究成果発表ワークショップを開催した。また、本プログラムでは、派遣した若手研究者に派遣に よる研究成果の積極的な発表の指導・支援を行い、学術誌等への発表 40 本、国際会議における発表 36 本(平成 25 年 6 月 28 日現在)が行われた。 (詳細については、実施報告書資料 3 を参照) 4 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 2.今後の展望 ・これまでの実施状況を踏まえて、事業実施期間終了後の展望について記入して下さい。 (自己資金、若しくは他の競争的資金等 による同様の事業の継続状況等) 平成 21 年度の中間評価では、本事業の「今後の展望」に関して、CAAS 以外のアジア・アフリカ現 地の海外パートナーとの連携について十分な検討や点検が行われていないこと、また、中間評価の時 点では十分な数の学術論文の刊行や学会での発表が行われていないことの 2 点について、改善すべき 点として、指摘があった。本報告書では、前者については、 「1. 事業の実施状況」で述べたように、 若手研究者の自主性を尊重した形で研究者を派遣することで、これらの海外パートナー機関と広範な 連携が可能となった事実を指摘しておきたい。また、後者については、文系のフィールドワークを中 心とする研究では長期的な視点が必要であること、さらに、実際に本事業の最終年度までには多数の 学術論文の刊行と学会での発表が行われている事実を指摘しておきたい。 具体的には資料 3 に記載したとおりであるが、とりわけ、提出された修士論文 2 本、博士論文 1 本、 研究職に就職したもの 3 名、修士課程修了後に博士課程に進学したもの 2 名であることを指摘してお きたい。今後、業績の数は増大することが期待される。 このような実施状況を踏まえて、事業実施期間終了後の展望について以下に述べたい。 本事業によって、欧米等諸国の研究機関との間には CAAS による緊密な連携体制が、また、アジア・ アフリカ現地の研究機関との間にも連携体制が構築されている。これらの連携体制を今後に生かして いくためには、自己資金もしくはその他の競争的資金の獲得によって、若手研究者の海外への派遣を 継続していくことが必要である。そのために、本学では下に挙げたような制度を利用する方策を探っ ているところである。 1)平成 25 年度「卓越した大学院拠点形成支援補助金」 文部科学省の支援事業で、博士後期課程の学生を対象として、海外渡航旅費を含む研究環境整備の ための経費を補助するものである。本学は、平成 24 年度に引き続いて平成 25 年度にも採択され、若 手研究者の海外派遣を支援しているところである。 2)頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム 日本学術振興会の支援事業で、国際共同研究に携わる博士後期課程以上の若手研究者の海外派遣を 支援するものである。本学は平成 24 年度から 3 年間のプログラムが採択されており、非英語圏への若 手研究者の派遣を行っている。 3)東京外国語大学国際教育支援基金 平成 21 年度から本学では国際教育支援基金助成事業を行っており、経済協力開発機構(OECD) 、国 連教育科学文化機関(UNESCO) 、国際移住機関(IOM)を中心とする国際機関におけるインターンシッ プの実施による高度な国際協力人材の養成および、PCS(平和構築・紛争予防)国内外研修・研究発表 に対して支援を行っている。 4)大学の世界展開力強化事業 日本学術振興会の支援事業で、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を進めるための海 外の大学との国際教育連携の取組を支援するものである。本学では東南アジアの海外パートナー大学 との連携の取り組みを強化するために、平成 25 年度の応募に向けて準備中である。現時点では、学部 学生の交流を目的とするものであるが、強化された連携体制をもとに大学院生の交流の拡大を視野に 入れている。 5)海外日本語教育インターン派遣プログラム 国際交流基金の事業であり、本学では平成 21 年度から本プログラムに基づいて CAAS 加盟機関であ る韓国外国語大学校、コロンビア大学を含む複数の大学に日本語インターンを派遣している。直接的 には日本語教師の育成を目的とするが、間接的には海外パートナー機関との連携体制の維持に貢献し ている。 6)留学生交流支援制度(長期派遣) 日本学生支援機構が提供する奨学金で、修士または博士の学位取得を目指し、海外の大学に留学する 学生等を対象とする。本学でもこの制度の活用によって若手研究者の海外派遣を促進している。 5 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 資料1.若手研究者の養成 (1)海外パートナー機関への派遣者数及び派遣期間 ・海外パートナー機関との共同企画参加のみの派遣を除きます。 ・さらに派遣者がいる場合は欄を追加して下さい。 ①第 1 年度(平成 19 年度) 派遣先機関 1 インドネシア国立ウダヤナ大学 2 ジャダブプル大学 マイソール大学 マールブルク大学 ロンドン大学東洋・アフリカ研究 学院 3 4 ベトナム国家大学ホーチミン市 人文社会科学大学 5 計4名 ②第 2 年度(平成 20 年度) 派遣先機関 派遣期間(_日間) 派遣者職名等 平成 19 年 12 月 17 日 ~平成 20 年 2 月 29 日(75 日) 平成 20 年 2 月 27 日 ~平成 20 年 3 月 31 日(34 日) 平成 20 年 2 月 28 日 ~平成 20 年 3 月 31 日(33 日) 平成 20 年 3 月 27 日 ~平成 20 年 3 月 31 日(5 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 1 年 大学院地域文化 研究科博士前期 課程 2 年 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 1 年 派遣期間(_日間) 派遣者職名等 1 マールブルク大学 平成 20 年 4 月 1 日~ 平成 20 年 4 月 26 日 (26 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 1 年 2 マールブルク大学 平成 20 年 8 月 25 日 ~平成 21 年 1 月 24 日(153 日) 平成 21 年 1 月 25 日 ~平成 21 年 2 月 24 日(31 日) 平成 20 年 4 月 1 日~ 平成 20 年 4 月 27 日 (27 日) 平成 21 年 3 月 22 日 ~平成 21 年 3 月 31 日(10 日) 平成 20 年 4 月 1 日~ 平成 20 年 7 月 31 日 (122 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 1 年 ライデン大学 3 ロンドン大学東洋・アフリカ研究 学院 4 ロンドン大学東洋・アフリカ研究 学院 5 ベトナム国家大学ホーチミン市 人文社会科学大学 6 ベトナム国家大学ホーチミン市 人文社会科学大学 平成 20 年 9 月 25 日 ~平成 21 年 1 月 8 日 (106 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 7 インドネシア大学 8 イスタンブル・ビルギ大学欧州連 合研究所 平成 20 年 4 月 23 日 ~平成 21 日 3 月 31 日(343 日) 平成 20 年 8 月 5 日~ 平成 21 年 3 月 31 日 (239 日) 大学院地域文化 研究科博士前期 課程 2 年 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 6 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 9 ロンドン大学東洋・アフリカ研究 学院 10 香港中文大学 11 計 10 名(前年度継続 3 名) ③第 3 年度(平成 21 年度) 派遣先機関 平成 20 年 9 月 1 日~ 平成 20 年 11 月 21 日 (82 日) 平成 20 年 11 月 26 日 ~平成 21 年 2 月 28 日(95 日) (一時帰国:平成 20 年 11 月 22 日~平成 20 年 11 月 25 日) 平成 20 年 10 月 2 日 ~平成 20 年 11 月 27 日(57 日) 平成 20 年 12 月 4 日 ~平成 21 年 3 月 31 日(118 日) (一時帰国:平成 20 年 11 月 28 日~平成 20 年 12 月 3 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 派遣期間(_日間) 派遣者職名等 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 1 ロンドン大学東洋・アフリカ研究 学院 平成 21 年 4 月 1 日~ 平成 21 年 9 月 21 日 (174 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 2 シンガポール国立大学 平成 21 年 4 月 1 日~ 平成 21 年 6 月 30 日 (91 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 3 インドネシア大学 平成 21 年 4 月 1 日~ 平成 21 年 4 月 24 日 (24 日) 大学院地域文化 研究科博士前期 課程 2 年 4 イスタンブル・ビルギ大学欧州連合 研究所 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 平成 21 年 5 月 1 日~ 平成 22 年 2 月 28 日 (304 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 平成 21 年 5 月 19 日~ 平成 21 年 7 月 18 日 (61 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 6 フランス国立東洋言語文化学院 平成 21 年 9 月 10 日~ 平成 22 年 3 月 31 日 (203 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 7 シンガポール国立大学 平成 21 年 8 月 1 日~ 平成 22 年 2 月 28 日 (212 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 3 年 8 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 平成 21 年 9 月 27 日~ 平成 22 年 3 月 26 日 (181 日) 大学院地域文化 研究科博士後期 課程 2 年 9 計 8 名(継続 3 名) 5 7 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ④第 4 年度(平成 22 年度) 派遣先機関 1 ミーマール・スィナン芸術大学 ライデン大学 2 レバノン・アメリカン大学 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 3 ハルツーム大学平和研究所 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 派遣期間(_日間) 派遣者職名等 平成 22 年 5 月 6 日~ 平成 23 年 1 月 31 日 (271 日) 平成 23 年 2 月 1 日~ 平成 23 年 3 月 31 日 (59 日) 大学院総合国際 学研究科・博士 後期課程 1 年 平成 22 年 5 月 12 日~ 平成 22 年 9 月 30 日 (142 日) 平成 22 年 10 月 1 日~ 平成 23 年 3 月 31 日 (178 日) (一時帰国:平成 23 年 2 月 16 日~平成 23 年 2 月 20 日) 大学院地域文化 研究科・博士後期 課程 3 年 平成 22 年 7 月 1 日~ 平成 22 年 10 月 14 日 (106 日) 平成 22 年 10 月 15 日 ~平成 23 年 2 月 28 日 (137 日) 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 2 年 4 ガジャ・マダ大学 平成 22 年 8 月 1 日~ 平成 22 年 9 月 30 日 (61 日) 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 1 年 5 ガジャ・マダ大学 平成 23 年 2 月 1 日~ 平成 23 年 3 月 31 日 (59 日) 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 1 年 6 計5名 8 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ⑤第 5 年度(平成 23 年度) 派遣先機関 1 ガジャ・マダ大学 ライデン大学 2 韓国外国語大学校 3 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 4 コロンビア大学 北京師範大学 5 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 6 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 7 ライデン大学 8 計 7 名(継続 1 名) ⑥第 6 年度(平成 24 年度) 派遣先機関 派遣期間(_日間) 派遣者職名等 平成 23 年 4 月 1 日~ 平成 23 年 9 月 30 日 (183 日) 平成 23 年 10 月 1 日~ 平成 23 年 11 月 30 日 (61 日) 平成 23 年 9 月 30 日~ 平成 24 年 3 月 22 日 (174 日) (一時帰国:平成 23 年 10 月 31 日) 平成 23 年 10 月 1 日~ 平成 24 年 3 月 31 日 (183 日) 平成 23 年 10 月 7 日~ 平成 24 年 3 月 9 日 (155 日) 平成 24 年 3 月 10 日~ 3 月 31 日(22 日) 平成 24 年 2 月 4 日~ 平成 24 年 3 月 31 日 (57 日) 平成 24 年 3 月 27 日~ 平成 24 年 3 月 31 日 (5 日) 平成 24 年 3 月 28 日~ 平成 24 年 3 月 31 日 (4 日) 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 2 年 派遣期間(_日間) 派遣者職名等 1 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 平成 24 年 4 月 1 日 (1 日) 2 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 3 ロンドン大学東洋・アフリカ研究学 院 4 ライデン大学 5 ライデン大学 6 韓国外国語大学校 平成 24 年 4 月 1 日~ 平成 24 年 4 月 7 日 (7 日) 平成 24 年 4 月 1 日~ 平成 24 年 7 月 26 日 (117 日) 平成 24 年 4 月 1 日~ 平成 24 年 10 月 31 日 (214 日) 平成 24 年 7 月 3 日~ 平成 24 年 9 月 4 日 (64 日) 平成 24 年 7 月 11 日~ 平成 24 年 10 月 31 日 (113 日) 9 大学院地域文化 研究科・博士後期 課程 3 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 2 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 2 年 大学院総合国際 学研究科・博士前 期課程 1 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 1 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 3 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 3 年 大学院総合国際 学研究科・博士前 期課程 2 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 2 年 大学院総合国際 学研究院・リサー チフェロー 大学院総合国際 学研究科・博士前 期課程 2 年 大学院総合国際 学研究科・博士前 期課程 2 年 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 7 韓国外国語大学校 8 韓国外国語大学校 9 シンガポール国立大学 10 計 9 名(継続 4 名) 平成 24 年 8 月 1 日~ 平成 24 年 9 月 30 日 (61 日) 平成 24 年 8 月 3 日~ 平成 24 年 10 月 31 日 (90 日) 平成 24 年 9 月 1 日~ 平成 24 年 10 月 31 日 (61 日) 10 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 1 年 大学院地域文化 研究科・博士後期 課程 3 年 大学院総合国際 学研究科・博士後 期課程 3 年 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) (2)派遣若手研究者の選考状況 ①選考結果 派遣者数 第 1 年度(平成 19 年 4 / 度) 第 2 年度(平成 20 年 7 / 度) 第 3 年度(平成 21 年 5 / 度) 第 4 年度(平成 22 年 5 / 度) 第 5 年度(平成 23 年 6 / 度) 第 6 年度(平成 24 年 5 / 度) ※ 派遣者数・応募者数に前年度継続者を含まない。 応募者数 5 7 10 11 11 7 ②募集・選考方法 学内の公募により応募した若手研究者の審査については、書類審査とともに、本学国際学術戦略本部 の設置する TUFS-ITP 委員会委員が面接審査を行う体制を整備した。書類審査は、TUFS-ITP 委員会が 行い、書類審査を合格した候補者について、TUFS-ITP 委員会委員長及び委員の 2 人体制で、各候補者 あたり各 20 分間面接審査を行うこととした。 募集から選考、決定までのプロセス及び選考基準は、次のとおり。 1.海外派遣若手研究者の募集及び選考を行う根拠規定 「国立大学法人東京外国語大学若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP)委 員会に関する申合せ」 (平成 19 年 10 月 23 日制定) 2.募集・選考日程 1) 6 月~7 月 :TUFS-ITP 委員会が学内募集要項案を作成 2) 8 月 :国際学術戦略本部において、学内募集要項案を審議・承認 3) 9 月 :大学院教授会において学内募集要項について報告。ホームページに掲載 4) 12 月上旬~中旬:申請受け付け(提出書類:願書、学業成績証明書、健康診断書、指導教員推薦 書、派遣先受入教員との連絡状況を示す文書) 5) 1 月中旬~下旬:書類審査及び面接 6) 1 月下旬~2 月初旬:TUFS-ITP 委員会及び国際学術戦略本部で審議・決定 7) 2 月初旬 :決定通知 3.選考基準 (1)研究テーマが、派遣先の海外パートナー機関の研究領域と合致していること。 (2)研究計画が明確であり、成果が期待できること。 (3)指導教員による指導方針が明示されていること。 (4)現地調査と理論構築のバランスを取り得ること。 (5)研究を遂行するに足る語学力を有すること。 (6)多文化での生活への適応能力を有すること。 註: 「国立大学法人東京外国語大学若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 委員会に関する申合せ」第 10 条 11 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) (3)海外パートナー機関との連携状況、及び海外パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資す る具体的な活動内容(単位取得、外国語による学術論文作成、口頭研究発表、実験、インターンシッ プ等)とその効果(派遣された若手研究者へのアンケート集計結果などがあれば、その抜粋を資料と して添付して下さい。 ) ・海外パートナー機関の数がさらにある場合は、欄を追加して下さい。 ① 機関名(国名):ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院(イギリス) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院(SOAS)は本学が加盟する国際コンソーシアム(CAAS)の加 盟機関の一つであり、本事業による若手研究者の派遣は同コンソーシアムの協力関係に基づき実 施した。SOAS 側からは、本プログラムの運営方針協議のため、また本学内で開催された国際シン ポジウムへの出席のため延べ 7 名の研究者が来学した。また、同学院を会場とした本プログラムの 共同企画第 3 回 CAAS 国際シンポジウムは本学とのマッチングファンドで実施された。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 SOAS には 5 年間で延べ 16 名の若手研究者派遣を実施した。若手研究者は「インド近現代史」「移 民研究(アジア、クルド、マグレブ)」「紛争地における平和構築(スーダン、レバノン)」「政治思想・政 治学(トルコ、ネパール)」「社会経済学(アジア)」の各分野で、受入教員及び本学指導教員の共同 指導に基づき、授業聴講、資料収集、セミナー・学会参加、研究者交流を実施。主として、これまでに 行ってきた現地調査を土台として理論構築のトレーニングを受けた。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表が 18 本、国際会議等での発表が 20 本行われた。 ② 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :ライデン大学(オランダ) 16 人、延べ派遣日数: 7 人、延べ派遣日数: 7 人、延べ受入日数: 1,560 日) 33 日) 10 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) ライデン大学は本学が加盟する国際コンソーシアム(CAAS)の加盟機関の一つであり、本事業に よる若手研究者の派遣は同コンソーシアムの協力関係に基づき実施した。 ライデン大学側からは、本プログラムの運営方針協議のため、研究者 2 名が来学した。また、同大 学を会場とした本プログラムの共同企画第 1 回 CAAS 国際シンポジウムは本学とのマッチングファン ドで実施された。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 ライデン大学には 5 年間で延べ 6 名の若手研究者派遣を実施した。それぞれ「宗教学(アジア)」 「オスマン近代史」「インドネシア前近代史」「戦後日本研究」「社会学(日本)」の分野で、受入教員及 び本学指導教員の共同指導に基づき、授業聴講、資料収集、セミナー・学会参加、研究者交流を実 施。主として、これまでに行ってきた現地調査を土台として理論構築のトレーニングを受けた。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表が 4 本、国際学会等での発表が 2 本 行われた。また、派遣若手研究者のうち 1 名は、派遣期間中の研究成果が認められ、2013 年 8 月か らライデン大学に助教として採用されることが決定した。 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 6 人、延べ派遣日数: 10 人、延べ派遣日数: 2 人、延べ受入日数: 12 433 日) 53 日) 10 日) (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ③ 機関名(国名):シンガポール国立大学(シンガポール) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) シンガポール国立大学人文社会科学部(NUS)は本学が加盟する国際コンソーシアム(CAAS)の 加盟機関の一つであり、本事業による若手研究者の派遣は同コンソーシアムの協力関係に基づき 実施した。NUS 側からは、本学内で開催された国際シンポジウムへの出席のため 2 名の研究者が来 学した。また、CAAS 機関の若手研究者研鑽のため、同大学を会場とした第 4 回 CAAS 国際シンポ ジウム(2013 年 1 月)の開催について合意した。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 NUS には 3 名を派遣した。それぞれ「インドネシア人女性移民労働者研究」「中国近世文学」「言 語文化教育学」の分野で、受入教員及び本学指導教員の共同指導に基づき、授業聴講、資料収 集、セミナー・学会参加、研究者交流を実施。主として、これまでに行ってきた現地調査を土台として 理論構築のトレーニングを受けた。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表が 10 本、国際会議での発表が合計 11 本行われている。 また、NUS 受入教員の一人であるレンレン・タン教授は 2010 年に本学で開催した国際シンポジウ ムに出席するため、本学を訪問し、本学若手研究者との交流も行っている。 ④ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 3 人、延べ派遣日数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 1 人、延べ派遣日数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 2 人、延べ受入日数: 機関名(国名) :フランス国立東洋言語文化学院(フランス) 364 日) 6 日) 3 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) フランス国立東洋言語文化学院(INALCO)は本学が加盟する国際コンソーシアム(CAAS)の加盟 機関の一つであり、本事業による若手研究者の派遣は同コンソーシアムの協力関係に基づき実施し た。INALCO 側からは、本プログラムの運営方針協議のため、学長を含め、研究者 3 名が来学した。 また、同学院を会場とした本プログラムの共同企画第 2 回 CAAS 国際シンポジウムは本学とのマッ チングファンドで実施された。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 Catherine Mayeur-Jaouen 教授及び Anne de Tinguy 教授の指導の下、「Ethnic and race relations and their impact on the integration of immigrants in host societies: The case of North African Arab/ Muslim Immigrants in France」をテーマに、パリをフィールドとしてインタビュー調査を行い、また、博士 論文執筆のための資料収集を行った。 本派遣では、実際にパリのムスリム移民コミュニティを訪問、インタビュー調査を行い、通常は統計 に出て来ることのない移民の実態を明らかにすることができた。 ⑤ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :コロンビア大学(アメリカ) 1 人、延べ派遣日数: 9 人、延べ派遣日数: 3 人、延べ受入日数: 203 日) 49 日) 7 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) コロンビア大学は 2010 年 4 月に国際コンソーシアム(CAAS)に新規加盟をした機関であり、以後 本プログラムパートナー機関に追加し、コンソーシアムの協力関係に基づき、若手研究者派遣を行っ た。本プログラム実施期間中のコロンビア大学からの研究者受入、マッチングファンドの実績はない が、CAAS 機関の若手研究者研鑽のため、同大学を会場とした第 5 回 CAAS 国際シンポジウム (2014 年 10 月)の開催について合意済みである。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 コロンビア大学の Guobin Yang 教授の指導の下、「中国の農村地域における義務教育を終えた生 13 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 徒の進路分岐」をテーマに、授業聴講、資料収集、セミナー・学会参加、研究者交流を実施した。 本派遣では、コロンビア大学の豊富な文献資料を活用し、経済発展の著しい中国における学校教 育が経済・社会の発展とどのような相互関係にあるのかを究明することを目的に、資料収集及び分 析、また、研究対象へのアプローチの手法を習得し、引き続き行われた北京師範大学での現地調査 で実践した。 また、コロンビア大学の博士課程に在籍する学生たちと教育開発や子供の権利に関連する学術 的な議論と実務的な経験の共有を行うなど、貴重な経験を得ることができた。 ⑥ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :韓国外国語大学校(韓国) 1 人、延べ派遣日数: 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 155 日) 6 日) 0 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 韓国外国語大学校(HUFS)は 2011 年 3 月に国際コンソーシアム(CAAS)に新規加盟をした機関で あり、以後本プログラムパートナー機関に追加し、コンソーシアムの協力関係に基づき、若手研究者 派遣を行った。HUFS からは、2012 年 3 月に本学内で開催された国際シンポジウムへの出席のため 研究者 1 名が来学。また、CAAS 機関の若手研究者研鑽のため、同大学校を会場とした第 6 回 CAAS 国際シンポジウムの開催(2015 年予定)について合意済みである。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 HUFS には延べ 4 名の若手研究者派遣を実施した。それぞれ「記憶研究」「日系新宗教の文化人 類学的研究」「応用言語学(韓国語教育)」の分野で、受入教員及び本学指導教員の共同指導に基 づき、授業聴講、資料収集、セミナー・学会参加、研究者交流を実施した。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表が 1 本、国際学会等での発表が 1 本 行われた。また、1 名については、韓国人研究者の著書の翻訳を行い、日本の出版社からの出版が 決定した。 ⑦ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 4 人、延べ派遣日数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 0 人、延べ派遣日数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 1 人、延べ受入日数: 機関名(国名) :ミーマール・スィナン芸術大学(トルコ) 438 日) 0 日) 2 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 歴史学科の Abdullah Uçman 教授との研究指導のための連携が促進された。 パートナー機関からの受入やマッチングファンド等の実績はない。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「タンズィマート期におけるオスマン・ジャーナリズムについて」をテーマに、Abdullah Uçman 教授の 指導の下、 オスマン帝国の近代化運動と新オスマン人のジャーナリズム活動に関する資料収集を 行い、オスマン帝国における世論形成に関する研究を進めた。 派遣期間中に、1860 年から 1867 年にイスタンブルで創刊された民間の新聞・定期刊行物合わせ て 9 件のデジタル版を収集。うち 2 件の解読に成功した。 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 14 271 日) 0 日) 0 日) (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ⑧ 機関名(国名):レバノン・アメリカン大学(レバノン) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) レバノン・アメリカン大学 Walid Mubarak 教授との研究指導のための連携が促進された。 パートナー機関からの受入やマッチングファンド等の実績はないが、本学の中東研究日本センタ ー(ベイルート)での諸活動に協力いただいている。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「紛争地域における女性の活動と政治参加~レバノンの事例を通して」をテーマに、Mubarak 教授 の指導の下、レバノンにおける女性の政治参加に関する第一次資料及び第二次資料の収集にあた った。女性の参政権を制限付きでしか認めていないレバノンにおいて、現地 NGO や国際団体の実施 するセミナーや研究会への参加、女性団体へのインタビュー調査の機会を得るなど、紛争地域にお ける女性問題を研究するための貴重な成果を得た。 ⑨ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :ハルツーム大学(スーダン) 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 142 日) 0 日) 0 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 平和研究所長アルタイイブ・ハジュ・アッティイア所長との研究指導のための連携が促進された。 パートナー機関からの受入やマッチングファンド等の実績はない。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「スーダンの事例から見る紛争後民主化が直面する課題」を研究テーマに、スーダン南部独立を 問う国民投票を控えたスーダン(ハルツーム)をフィールドとした資料収集とインタビュー調査、現地 マスメディアからの情報収集を行い、海外パートナー機関でなければ得られない成果を得た。 ⑩ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :パリ第 13 大学(フランス) 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 106 日) 0 日) 0 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) パートナー機関側の受け入れ体制の変更、また、本学側若手研究者の研究分野の調整により、 パリ第 13 大学との連携については、フランス国立東洋言語文化学院に移管することとした。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 該当無し。 15 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ⑪ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 0 人、延べ派遣日数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 0 人、延べ派遣日数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 0 人、延べ受入日数: 機関名(国名) :インドネシア大学(インドネシア) 0 日) 0 日) 0 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) インドネシア大学教養学部のウントゥン・ユドヨノ教授との研究指導連携が促進された。 本学からは担当教員がインドネシア大学を若手研究者現地指導のため訪問した一方、インドネシ ア大学からは、2010 年 3 月に本学で開催した国際シンポジウムに研究者を 1 名招へい、2011 年 9 月から 11 ヶ月間ウィレム・ファン・デア・モーレン教授を本学アジア・アフリカ言語文化研究所外国人 研究員として招へい、また、ベトナム語の外国語教員として 2012 年 4 月から 2 年間の任期でモハン マド・ウマル・ムスリム准教授を招へい中である。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「ジャカルタ南部、パサール・ミングー地区における下層社会とネットワーク:下位階層住人ネットワ ークの成立」を研究テーマに、インドネシア大学ウントゥン・ユドヨノ教授の指導のもと、同地区での参 与観察、アンケート調査、大学院での社会格差と社会排除に関するゼミへの参加とプレゼンテーショ ン等を行い、修士論文作成のための資料と情報の収集及び研究分析等、海外パートナー機関でな ければ得られない成果を得た。 なお、本派遣の成果として、2011 年に修士論文が提出されている。 ⑫ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 2 人、延べ派遣日数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 1 人、延べ派遣日数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 3 人、延べ受入日数: 機関名(国名) :イスタンブル・ビルギ大学(トルコ) 367 日) 3 日) 550 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) イスタンブル・ビルギ大学欧州連合研究所長アイハン・カヤ教授との研究指導連携が促進された。 パートナー機関からの受入やマッチングファンド等の実績はない。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「現代トルコにおける国家の正統性とイスラーム」を研究テーマに、アイハン・カヤ教授の指導のも と、現代トルコのイスラーム思想・言説、運動と世俗主義に関連するトルコ語文献による研究を行っ た。また、「イスラーム派」の関連団体に所属する人々を対象とした聞き取り調査を行い、文献を精読 するために必要とされる様々な背景知識を理解することができた。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表が 5 本、国際会議での発表が 2 本行 われている。 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 2 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 16 331 日) 0 日) 0 日) (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ⑬ 機関名(国名):ベトナム国家大学ホーチミン市(ベトナム) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学グェン・ヴァン・フエ教授との研究連携が促進さ れた。同大学からは、2010 年 11 月に本学で開催した国際研究会に研究者 1 名を招へいしている。 また、継続的な教育研究交流の結果、ベトナム語の外国語教員として 2012 年 4 月から 2 年間の任 期で、ディン・ルー・ザン准教授を招へい中である。なお、2012 年 11 月には、同大学学長が来学し、 国際学術交流協定に調印することが決定した(2012 年 11 月 23 日締結済)。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「南ベトナムにおける大乗仏教と上座仏教の接触」の研究のため、人文社会科学大学において、 グェン・ヴァン・フエ教授の指導のもと、ベトナム仏教の全般に関する修学とともに、同大学と関係が 深いタム・ドゥック僧から、ベトナムの仏教宗派及び各派の考え方、ベトナム仏教教会についての最 新情報の収集を行い、博士論文執筆のために必要な知識の習得と現地調査を行うことができ、海外 パートナー機関でなければ得られない成果を得た。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への発表が 4 本、国際会議における発表が 2 本行 われている。 ⑭ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :リーズ大学(イギリス) 3 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 5 人、延べ受入日数: 233 日) 0 日) 218 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) リーズ大学は、2003 年 3 月以来の国際交流協定校であり、平成 19 年度~平成 24 年度の間に、 本学国際教育プログラムにより、計 24 名の学生を派遣、24 名の学生を受け入れた。また、交流打 合せ及び本学で開催した国際シンポジウムに参加のため、延べ 5 名の研究者の受入を行ってい る。 なお、同大学との学術交流協定は、上記交流実績に基づき、2010 年 3 月に更新された。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 該当無し。 ⑮ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :ウダヤナ大学(インドネシア) 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 5 人、延べ受入日数: 0 日) 0 日) 15 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 文学部クトゥツタ・スダナ・アスティカ教授による研究指導のための連携が促進された。また、2011 年 9 月から 11 ヶ月間、ウダヤナ大学よりクトゥット・アルタワ教授を本学アジア・アフリカ言語文化研 究所外国人研究員として招へいした。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「現代バリ社会における部落への帰属/非帰属をめぐる内部対立の過程と要因」に関する共同研 究及び長期調査のための調査地の選定、現地マスメディアからの情報収集、並びに研究の基盤とな る日常的地方語であるバリ語の習得を行い、海外パートナー機関でなければ得られない成果を得 17 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) た。 ⑯ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :マールブルク大学(ドイツ) 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 1 人、延べ受入日数: 75 日) 0 日) 330 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) マールブルク大学宗教学部エディット・フランケ教授及びカティヤ・トリプレット教授との研究連携が 促進された。同大学との学術交流協定は、本プログラム派遣を含む交流実績が双方において認めら れ、2009 年 2 月に更新された。また、2012 年 5 月には Petra Kienle 国際交流部長が来学し、今後の 交流協議を行った。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「20 世紀前半ドイツの知的状況におけるアジア的モメント」を研究テーマに、同大学宗教学部エデ ィット・フランケ教授及びカティヤ・トリプレット教授と本学指導教員による共同指導の下、同大学オッ トー・アルキーフでの資料収集及び分析を行った。また、国際シンポジウム「オットー・シンポジウ ム」、「アジア・ヨーロッパ間の宗教史におけるダイナミクス」への参加等を通じ、海外パートナー機関 でなければ得られない成果を得るとともに、国際学会への参加により、各国の若手研究者との連携 を深め、今後研究を進めていくうえでのネットワーク作りという面でも、非常に有意義な成果を得た。 なお、本派遣の研究成果として、学術誌等への論文発表 1 本と国際会議での発表 1 本が行われ ている。 ⑰ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :香港中文大学(中国/香港) 3 人、延べ派遣日数: 5 人、延べ派遣日数: 1 人、延べ受入日数: 193 日) 22 日) 1 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 香港中文大学文学部リン・ナカノ准教授との研究指導連携が促進された。同大学は、2001 年 2 月 以来、本学との国際学術交流協定校の関係にあり、同協定を基盤として連携を促進した。 香港中文大学からは 2008 年 12 月に何志明教授が、2011 年 11 月には Stephen Nagyj 准教授が、 それぞれ交流協議のため、本学を訪問している。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「在香港インドネシア人女性家事労働者の文学活動についての研究」をテーマに、リン・ナカノ准教 授の指導のもと、参与観察調査・研究及び分析を行った。本研究は、現代インドネシア文学に関する 貴重な研究である。これにより、グローバル化のただ中にある発展途上国の社会底辺に生きる女性 移民労働者の文化と主体性の新しい関係性に関する実態を明らかにすることができた。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表が 5 本、国際会議での発表が 7 本行 われている。 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 2 人、延べ受入日数: 18 175 日) 0 日) 2 日) (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ⑱ 機関名(国名):マイソール大学(インド) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) マイソール大学レカ・シャルマ教授及びナガラジャ・ラオ教授との研究指導連携が促進された。同 連携は、本学担当教員と、海外パートナー機関であるマールブルク大学の指導教員との協議によ り、マイソール大学を海外パートナー機関とすることが関連資料収集上有益であるとの合意に至った ものである。パートナー機関からの受入やマッチングファンド等の実績はない。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「20 世紀前半ドイツの知的状況におけるアジア的モメント」を研究テーマに、インドのヨーロッパへ の影響に関わる資料分析の指導をシャルマ教授及びラオ教授より受けた。ドイツの宗教学者ルドル フ・オットー(1869-937)のアジア(インド)との接点を解明するうえで、オットーがインドにおいて展開し た知見を得ることができた。アジア・アフリカの宗教・文化に対し、ヨーロッパの精神状況がどのように 向き合っていったのか、当時の歴史的コンテクストにおいて研究するための貴重な成果を得た。 ⑲ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :ジャダブプル大学(インド) 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 10 日) 0 日) 0 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 比較文学科シュバー・ダスグプタ教授による研究指導のための連携が促進された。同連携は、本 学担当教員と、海外パートナー機関であるマールブルク大学の指導教員との協議により実現したも のである。また、2012 年度に本学に新設されたベンガル語研究の立ち上げに際しては、ジャダブプ ル大学より、ベンガル語の外国語教員として上記のダスグプタ教授(任期:2013 年 4 月から 2 年間) を派遣することが合意された。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「20 世紀前半ドイツの知的状況におけるアジア的モメント」を研究テーマに、インドのヨーロッパへの 影響に関わる資料分析の指導をダスグプタ教授より受けた。ドイツの宗教学者ルドルフ・オットー (1869-937)のアジア(インド)との接点を解明するうえで、オットーがインドにおいて展開した知見を 得ることができた。アジア・アフリカの宗教・文化に対し、ヨーロッパの精神状況がどのように向き合っ ていったのか、当時の歴史的コンテクストにおいて研究するための貴重な成果を得た。 ⑳ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 1 人、延べ派遣日数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 0 人、延べ派遣日数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 0 人、延べ受入日数: 機関名(国名) :ガジャ・マダ大学(インドネシア大学) 10 日) 0 日) 0 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) ガジャ・マダ大学 Riboet Darmosoetopo 教授との研究指導のための連携が促進された。また、同 大学からは、2010 年 4 月から 2 年間、ラフマット・ソーレ准教授をインドネシア語の外国語教員として 招へいした。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「古代ジャワにおける寺院組織と社会-考古遺物からの考察」をテーマに、Riboet Darmosoetopo 教授の指導の下、刻文に関する文献調査及び遺跡調査を行った。本研究は、古代ジャワ時代の文 化財に関する貴重な研究である。これにより、インドネシアにおける文化財保存の現状を明らかにす 19 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ることができた。 なお、本派遣による研究成果として、学術誌等への論文発表 1 本が行われている。 ㉑ 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 機関名(国名) :北京師範大学(中国) 3 人、延べ派遣日数: 1 人、延べ派遣日数: 1 人、延べ受入日数: 303 日) 4 日) 730 日) ○パートナー機関との連携状況(パートナー機関からの受入やマッチングファンド等、人的・経費的 支援状況についても言及して下さい。) 北京師範大学農村教育研究院の朱小蔓教授との研究指導連携が促進された。同連携は、本学 担当教員と、海外パートナー機関であるコロンビア大学との共同指導により実施された理論面でのト レーニングを実践する場として有益であるとの合意に基づき、実現したものである。 パートナー機関からの受入やマッチングファンド等の実績はない。 ○パートナー機関での若手研究者の海外研鑚に資する具体的活動内容とその効果 「中国の農村地域における義務教育を終えた生徒の進路分岐」をテーマに、朱小蔓教授の指導に 基づき、北京師範大学と UNESCO 北京事務所において、調査及び分析を行った。これにより、近年 急速に経済発展を遂げている中国の社会と教育動向、特に農村地域の教育発展について、情報収 集や統計の分析、また、政府統計の取り扱いの手法を習得することができた。 若手研究者の派遣実績(延べ派遣人数: 担当教職員の派遣実績(延べ派遣人数: 研 究 者 の 受 入 実 績(延べ受入人数: 1 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ派遣日数: 0 人、延べ受入日数: 20 22 日) 0 日) 0 日) (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ○海外パートナー機関の見直し状況(申請当初より海外パートナー機関の見直しが行われた場合はその理 由を記入して下さい。見直しを行っていない場合は、 「該当なし」と記載して下さい。 ) 【申請当初より追加された海外パートナー機関】 1) コロンビア大学(アメリカ) 2) 韓国外国語大学校(韓国) 3) インドネシア国立ウダヤナ大学(インドネシア) 4) ガジャ・マダ大学(インドネシア) 5) ジャダブプル大学(インド) 6) マイソール大学(インド) 7) イスタンブル・ビルギ大学(トルコ) 8) ミーマール・スィナン芸術大学(トルコ) 9) 香港中文大学(中国) 10) 北京師範大学(中国) 11) レバノン・アメリカン大学(レバノン) 12) ハルツーム大学(スーダン) 13) マールブルク大学(ドイツ) 14) パリ第 13 大学(フランス) 【見直しの理由】 1) 本事業は、アジア・アフリカの諸地域の研究に関し、「理論と現実のバランスを有する研究者の養成」を 特色としている。このため、アジア・アフリカの現地での調査と、それに基づくデータ分析のための理論面 での訓練を組み合わせた派遣を行った。 2) 理論面での訓練は、「アジア・アフリカ研究・教育コンソーシアム」(CAAS)に加盟するアジア・アフリカ研 究の世界トップレベルの研究機関へ派遣して行った。CAAS 加盟機関は当初計画時のフランス国立東洋 言語文化学院(INALCO)、ライデン大学、ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院(SOAS)、シンガポール国立 大学人文社会学部(NUS)に、2010 年上記 1)コロンビア大学、2011 年上記 2)韓国外国語大学校の 2 機関 が加わった。 3) 一方、理論面での訓練に先立ち行うこととしているアジア・アフリカの現地での調査は、主に本学の学術 交流協定校を海外パートナー機関として実施した。派遣する若手研究者の研究に照らし、学術交流協定 校以外の研究機関を海外パートナー機関とすることが最適であると TUFS-ITP 委員会が判断した場合も 含め、上記 3)~12)の 10 機関を追加したものである。 4) また、理論面での訓練にあっても、派遣する若手研究者にとって最適であると TUFS-ITP 委員会が判断 した場合には、CAAS 加盟機関以外の機関を海外パートナー機関として認定することとし、上記 13)マー ルブルク大学、14)パリ第 13 大学の 2 機関を追加した。 5) 本学は世界の 27 言語を基盤とした 14 地域に関する研究を行うことを特色としており、研究対象地域が極 めて多様である。このため、アジア・アフリカの海外パートナー機関については、申請当初から全てを確 定することが困難であった。 以上の理由により、海外パートナー機関の見直しを行ったものである。 21 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 資料2.共同企画の実施状況 ① 共同企画名 開催場所 海外パートナ ー機関 内容(若手研 究者の発表等 について) ② 共同企画名 開催場所 ③ ④ 第 1 回 CAAS 国際シンポジウム “Religion, Identity and Conflict” ライデン大学 開催期間 平成 21 年 8 月 25 日 CAAS 加盟機関(ライデン大学、INALCO、SOAS、NUS) 2 つのパラレルセッションで各 2 つ、計 4 テーマを設け、 「宗教・アイデン ティティ・紛争」をテーマにワークショップを開催した。 テーマ毎に CAAS 機関等のシニア研究者 2 名をディスカッサントとする形式 で、本学 ITP 若手研究者 4 名を含む合計 12 名の CAAS 機関若手研究者による発 表が行われた。(2010 年 3 月 Proceedings 出版) 第 2 回 CAAS 国際シンポジウム “Migrations, Mobility and Globalization” INALCO 開催期間 平成 22 年 11 月 25 日-26 日 海外パートナ ー機関 内容(若手研 究者の発表等 について) CAAS 加盟機関(ライデン大学、INALCO、SOAS、NUS、コロンビア大学) 共同企画名 開催場所 第 3 回 CAAS 国際シンポジウム “Making a Difference-Representing/ Constructing the Other in Asian/ African Media, Cinema and Languages” ロンドン大学 SOAS 開催期間 平成 24 年 2 月 16 日-18 日 海外パートナ ー機関 内容(若手研 究者の発表等 について) CAAS 加盟機関(ライデン大学、INALCO、SOAS、NUS、コロンビア大学、韓国外 国語大学校) 3 日間にわたり、 「他者表象」をテーマに 16 のセッションが行われ、合計 45 の発表が行われた。 本学からは ITP 若手研究者 2 名を含む 7 名が発表を行った。 (2012 年 10 月 Proceedings 出版) 共同企画名 開催場所 2 日間に渡り CAAS 機関等のシニア研究者をチェアとする形式で、 「マイグレ ーション・モビリティ・グローバリゼーション」をテーマに 8 つのセッション が行われ、本学 ITP 若手研究者 2 名を含む 37 の発表が行われた。 (2011 年 3 月 Proceedings 出版) 開催期間 海外パートナ ー機関 内容(若手研 究者の発表等 について) ⑤ 共同企画名 開催場所 開催期間 海外パートナ ー機関 内容(若手研 究者の発表等 について) 22 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 資料3.学術面の成果及び成果の発表状況 派遣若手研究者による研究成果発表 ①学術雑誌等(紀要・論文集等も含む)に発表した論文又は著書 ・査読がある場合、印刷済及び採録決定済のものに限って記載して下さい。査読中・投稿中のものは除きます。 ・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。 ・海外パートナー機関の研究者との共著論文には、文頭の番号に○印を付して下さい。 著者名 1 題 名 細淵倫子 生きるための選択―ジャカルタ南部パサール・ミングーにおける 貧困からの脱却 発行所 著者名 2 題 名 発行所 3 5 6 パサール・ミングーにおけるジャワ人若年層の言語使用分析 (原文:インドネシア語) インドネシア大学 巻号 頁 井上順孝ほか 編(分担執筆:田中浩典) ベトナムの仏教 丸善出版 巻号 掲載誌名 頁 568~569 Hironori Tanaka 題 名 HIỆ N ĐẠ I HÓA CỦ A PHẬ T GIÁO VIỆ T NAM NHÌN TỪ QUAN ĐIỂ M PHẬ T GIÁO HỆPHÁI KHẤT SĨ [ベトナム語、日本語訳:現代化するベトナム仏教 -乞士派仏教教団を通して-] 発行所 ICVNS 著者名 Hironori Tanaka 題 名 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 田中浩典 東京外国語大学大学院 総合国際学研究科 著者名 Kyosuke Adachi 著者名 題 名 発行所 頁 巻号 頁 巻号 17 頁 発行年 掲載誌名 発行年 35~42 ベトナム南部における上座仏教と大乗仏教の接触についての考察 発行所 発行所 4 Formation of Multiethnic Society and Religious Emigration in South Vietnam 発行所 題 名 巻号 掲載誌名 発行年 著者名 題 名 9 発行年 修士学位論文 2011 年 査読 有・無 細淵倫子 題 名 7 8 頁 著者名 発行所 4 巻号 掲載誌名 43~61 Jāpana meṃ Hindi pustakoṃ ki anamola virasateṃ (紹介記事・ヒンディー語・共著) World Hindi Secretariat 巻号 頁 33~37 (Mauritius) 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 インドネシア大学文学部研 究誌 BIPA プログラム 2008 年 査読 有・無 世界宗教百科事典 2012 年 査読 有・無 The Fourth International Conference on Vietnamse Studies Vietnam (CD-ROM) 2012 年 査読 有・無 Proceedings of the Postgraduate Papers, 2nd International Conference, CAAS 2011 年 査読 有・無 言語・地域文化研究(東京外 国語大学紀要) 2011 年 査読 有・無 Visva Hindi Patrika 2012 年 査読 有・無 足立享祐 イギリス東インド会社と言語の審級―ボンベイ管区における法廷言 語問題を中心に― (研究論文) 多言語社会研究会 巻号 6 頁 151~173 著者名 足立享祐 題 名 マラーティー語教科書の揺籃と西洋科学の翻訳―ジョージ・ジャーヴ ィス(1794-1851)の活動を中心に― (附、調査報告) 発行所 東京外国語大学「高度な言 語運用能力に基づく地域 研究者養成」 著者名 Chie Warashina 巻号 2012 頁 253~268 題 名 Das Heilige in Tensions between Practical and Scientific Theology 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 10 巻号 頁 23 31~40 発行年 多言語社会研究会年報 2011 年 査読 有・無 往還と横断と―地域文化研究 から総合国際学へ― 2010 年 査読 有・無 Proceedings of the Postgraduate Workshop, Inaugural International Conference, CAAS 2010 年 査読 有・無 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 著者名 11 題 名 発行所 著者名 12 Akane Oikawa 題 名 ‘Migration’ and Exophonic Writing in Dramas Translated by Tsuga Teishō 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 及川 茜 20 巻号 頁 256~271 49~58 翻訳論としての『四鳴蝉』―中国戯曲をめぐる雅俗意識― 中国俗文学研究会 巻号 21 頁 74~99 題 名 イギリスにおけるリテラシー教育政策とエスニック・マイノリティ児 童の基礎学力形成 題 名 日本国際教育学会 巻号 18 頁 96~98 現代イギリスの多文化主義と社会統合 —公教育における多様性の容 認と平等の問題— 明石書店 巻号 頁 261~275 中島 久朱 題 名 英国における「コミュニティの結束」政策とエスニック・マイノリテ ィの教育 発行所 学文社 著者名 Kusu Nakajima 題 名 Social Cohesion Policy and Education for Minority Ethnic Children in the UK: A Case Study of Turkish-Kurds’ Community in London 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 中島 久朱 題 名 多元化社会の公教育:現代英国公教育におけるマルチカルチュラリズ ムとコミュニタリアニズム 発行所 國立曁南國際大學比較 教育學系 著者名 岸田圭司 題 名 発行所 著者名 巻号 頁 巻号 頁 巻号 頁 60~71 1~9 453~459 イラク戦争とクルド社会(仮) 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 2013 年 査読 有・無 第八屆東亞現代中文文學國際 學術研討會論文集 2011 年 発行年 査読 有・無 Proceedings of the Postgraduate Papers, 2nd International Conference, CAAS 2011 年 査読 有・無 中国俗文学研究 2011 年 掲載誌名 吉田書店 巻号 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 頁 発行年 査読 有・無 国際教育 2012 年 査読 有・無 国際移動と教育 2011 年 査読 有・無 日本国際教育学会 20 周年記念 年報 国際教育学の展開と多 文化共生 2010 年 査読 有・無 Proceedings of the Postgraduate Workshop, Inaugural International Conference, CAAS 2010 年 査読 有・無 第五屆東亞研究生國際研討 會曁比較教育經典閲讀學術 論壇 會議手冊曁論文集 2010 年 査読 有・無 ポスト冷戦のユーラシア― ―紛争研究の最前線(仮) 2013 年 11 月 出版確定 査読 有・無 Shiho Sawai 題 名 Membebaskan Fetish “Babu” dalam Sastra Indonesia? – Cerpen “Bukan Yem”oleh Etik Juwita 発行所 Himpunan Sarjana Kesusastraan Indonesia 21 地域研究 中島 久朱 著者名 18 19 頁 中島 久朱 発行所 17 巻号 著者名 著者名 発行年 掲載誌名 著者名 発行所 16 身在東瀛、心在境外:初探日本人的漢文戲劇創作 第八屆東亞現代中文文 學國際學會 題 名 掲載誌名 及川 茜 発行所 発行所 15 映画に見るエクソフォニー―二〇〇〇-二〇一〇年の日本映画をめ ぐって― 京都大学地域研究統合 巻号 13 巻 2 号 頁 108~125 情報センター 題 名 13 14 及川 茜 巻号 1 頁 24 295~305 掲載誌名 発行年 Prosiding Konferensi Internasional Kesusastraan XXII UNY-HISKI 2012 年 査読 有・無 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 著者名 22 題 名 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 Shiho Sawai 23 発行所 著者名 Shiho Sawai 題 名 43~50 巻号 頁 43~63 Women’s Liberation or Containment? Social Organization of Indonesian Muslim Female Domestic Workers in Hong Kong Tokyo University of Foreign Studies 巻号 頁 80~98 Shiho Sawai 題 名 Literary Activities of Muslim Indonesian Migrant Domestic Workers in Hong Kong 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 新井政美・編(分担執筆:幸加木文) 題 名 26 発行所 巻号 頁 11~22 『イスラムと近代化―共和国トルコの苦闘』うち、 「ギュレン運動の台頭」 、 「イスラム政党の自己変革と軍部の介入」 、 「イスラム政党とギュレン運動の新展開」の各節 193~208, 講談社 巻号 541 頁 208~214, 214~236 著者名 幸加木文 題 名 現代トルコにおけるフェトゥッラー・ギュレンの思想および運動の志 向性とその変容 発行所 著者名 題 名 発行所 著者名 29 頁 著者名 25 28 巻号 “Re-commodification” or “De-commodification” of Self after Marriage? Wage-Employment and Self-positioning Strategies of Indonesian Wives in International Marriage in Hong Kong Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies 発行所 27 Linguistic Vulnerability of a Female Maid: A Short Story Entitled “May Not Yem” 発行所 題 名 24 Shiho Sawai 題 名 巻号 頁 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 Proceedings of the Papers, 3rd International Conference, CAAS 2012 年 査読 有・無 Proceedings of the Papers of the International Symposium “Dynamics of Marriage/Divorce Flow in Asia” 2011 年 査読 有・無 Proceedings of the Papers of G-COE/KIAS/JSPS Joint International Workshop “Conflicts, State-building, and Civil Society in the Muslim Societies” 2010 年 査読 有・無 Proceedings of the Postgraduate Workshop, Inaugural International Conference, CAAS 2010 年 査読 有・無 選書メチエ 2013 年 査読 有・無 博士学位論文 2013 年 査読 有・無 幸加木文 研究動向:現代トルコにおけるフェトゥッラー・ギュレンとその運動 の位置付け 社団法人日本イスラム 巻号 76 頁 33~50 協会 掲載誌名 発行年 イスラム世界 2011 年 査読 有・無 幸加木文 現代トルコにおけるラーイクリキ概念の再解釈の試み ―フェトゥッラー・ギュレンの言説を一例に― 発行所 上智大学イスラーム地 域研究機構 著者名 Aya Kokaki 題 名 Political Influence of Religion-based Civic Movements in Turkey: The Case of Gülen Movement 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 30 掲載誌名 巻号 4 頁 巻号 頁 25 56~66 59~68 トルコ共和国とラーイクリキ 掲載誌名 発行年 掲載誌名 発行年 (SOIAS Research Paper Series) 2011 年 査読 有・無 Proceedings of the Postgraduate Workshop, Inaugural International Conference, CAAS 2010 年 査読 有・無 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 31 著者名 山﨑美保 題 名 9 世紀から 10 世紀前半の古代ジャワ社会におけるシーマ定立の意義 とそれに伴う儀式の役割―古ジャワ語刻文からの考察― 発行所 32 東京外国語大学 題 名 中日教育研究協会 頁 7~12 Nepal in Between Contentious Politics HKICEPS 巻号 頁 358~363 David Publishing Company(USA) 巻号 Vol.2,No.9 頁 675~687 著者名 Nami Makino 題 名 The Place Which Sustains the Imagination of a “Nation”: The Seoul National Cemetery 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 曺喜昖(ちょ・ひよん) (監訳:李泳采、翻訳:牧野波) 題 名 巻号 頁 朴正煕 動員された近代化: 韓国、開発動員体制の二重性 彩流社 著者名 Sungwook Hong 題 名 Can Social Enterprise Become a Component of ‘Sustainability’ in South Korea? 発行所 OFIAS, Tokyo University of Foreign Studies 著者名 洪 著者名 題 名 題 名 発行所 査読 有・無 中日教育論壇 2013 年 査読 有・無 Conference Proceedings 2012HKICEPS(Hong Kong International Conference on Education, Psychology and Society) 2012 年 査読 有・無 巻号 頁 巻号 掲載誌名 発行年 掲載誌名 2012 年 査読 有・無 Proceedings of the Papers, 4th International Conference, CAAS 2013 年 12 月 出版確定 査読 有・無 2013 年 査読 有・無 掲載誌名 発行年 頁 Sociology Study Journal 掲載誌名 発行年 Proceedings of the Papers, 4th International Conference, CAAS 2013 年 12 月 出版確定 査読 有・無 性旭 社会的企業の国際比較研究の可能性―Janelle A. Kerlin (ed.), Social Enterprise: A Global Comparison を読んで― 東京外国語大学海外事 巻号 15 頁 257~264 情研究所 掲載誌名 発行年 クァドランテ 2013 年 査読 有・無 冨澤宣太郎 日本近世における朱子学受容に関する研究 -山崎闇斎の朱子学を中心に- 発行所 著者名 発行年 発行年 発行所 発行所 発行年 2011 年 Purna Bahadur Karki 発行所 題 名 掲載誌名 掲載誌名 Kinship in Nepal: Envisioning a Contemporary Perspective 37 40 第三期 題 名 35 39 巻号 発行年 東京外国語大学大学院博士 後期課程論叢 言語・地域文 化研究 Purna Bahadur Karki 題 名 著者名 38 187~210 关于「日本事情」和《日本概况》的比较和讨论 —日语教育中“文化”部分的定位和现状— Discussion and Comparison on “Japanese Affairs Subjects” in Japan and China: Positioning and Current Situation of “Culture” Part in Japanese Language Education 発行所 36 頁 郭恬 著者名 34 17 著者名 発行所 33 巻号 掲載誌名 巻号 掲載誌名 頁 発行年 修士学位論文 2013 年 査読 有・無 2013 年 査読 有・無 Yih-Jye Hwang & Lucie Cerna 編(分担執筆:Maja Vodopivec) Global Challenges: Peace and War(書名) Chapter 11: “The Pacific War” Koninklijke Brill NV 巻号 頁 26 掲載誌名 155~178 発行年 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) ②国際会議における発表 ・発表者名(参加研究者を含む全員の氏名を、論文等と同一の順番で記載)、題名、発表した学会名、開催場所、発表時期を記載 して下さい。共同発表者がいる場合は、全ての発表者名を記載し、主たる発表者に○印を付して下さい。 ・口頭・ポスターの別、発表者決定のための審査の有無を区分して記載して下さい。 ・さらに数がある場合は、欄を追加して下さい。 ・海外パートナー機関の研究者との共同発表には、文頭の番号に○印を付して下さい。 発表者名 1 題 名 学会名 発表者名 2 題 名 学会名 発表者名 題 名 3 学会名 発表者名 4 題 名 Hironori Tanaka HIỆ N ĐẠ I HÓA CỦA PHẬ T GIÁO VIỆ T NAM NHÌN TỪ QUAN ĐIỂ M PHẬ T GIÁO 口頭・ポスター HỆPHÁI KHẤT SĨ [ベトナム語、日本語訳:現代化するベトナム仏教 -乞士派仏教教団を通して-] The Fourth International Conference on 場所 Hanoi, Vietnam Vietnamse Studies Vietnam 5 題 名 学会名 発表者名 6 Formation of a Multiethnic Society and Religious Emigration in 口頭・ポスター South Vietnam The Second International Conference, 場所 INALCO, France Consortium for Asian and African Studies 発表者名 7 題 名 学会名 発表者名 8 近代インドの言語問題における「ヴァナキュラー」 口頭・ポスター ―植民地形成期のマラーティー語論を事例として― NIHU プログラム現代インド地域研究 (東京 外国語大学拠点) 若手研究者セミナー 場所 東京外国語大学 ―<コロニアル状況と知の力学>― 発表者名 9 題 名 学会名 発表者名 10 題 名 学会名 発表者名 11 題 名 学会名 審査 有・無 2010 年 11 月 審査 有・無 2012 年 10 月 足立享祐 近代マラーティー語における辞書編纂と言語認識―モールズワース著 『マラーティー語・英語辞典 A dictionary Murat,hee & English (1831)』 の編纂を巡って― 場所 マハーラーシュトラ研究会 口頭・ポスター 東京外国語大学 審査 有・無 2011 年 3 月 足立享祐 東インド会社ボンベイ管区における言語法制(1799-1861) 場所 多言語社会研究会第 6 回全国大会 口頭・ポスター 京都大学 審査 有・無 2010 年 12 月 足立享祐 マラーティー語聖書編纂史における言語と文化概念 日本南アジア学会第 23 回全国大会 場所 口頭・ポスター 法政大学 審査 有・無 2010 年 10 月 Chie Warashina Das Heilige in Tensions between Practical and Scientific Theology The inaugural International Conference, CAAS 場所 口頭・ポスター Leiden University, the Netherlands 審査 有・無 2009 年 8 月 及川 茜 題 名 学会名 2012 年 11 月 足立享祐 題 名 学会名 有・無 Hironori Tanaka 学会名 発表者名 審査 寓言書寫和語言策略:以李永平、張貴興為例 第五届海外華人研究与文献收藏機構国際会 議「華人的美洲移民路」 場所 口頭・ポスター カナダ・ブリティッシュコロンビ ア大学 審査 有・無 2012 年 5 月 Akane Oikawa Exophonic Movies? Japanese Language in Films of 2000-2010 The Third International Conference, Consortium for Asian and African Studies 場所 口頭・ポスター SOAS, University of London, UK 審査 有・無 2012 年 2 月 Akane Oikawa ‘Migration’ and Exophonic Writing in Dramas Translated by Tsuga 口頭・ポスター Teisho The Second International Conference, 場所 INALCO, France Consortium for Asian and African Studies 審査 有・無 2010 年 11 月 及川 茜 身在東瀛,心在境外 ―初探日本人的傳奇創作― 第八屆東亞現代中文文學國際學術研討會 27 場所 口頭・ポスター 慶應大学日吉キャンパス 審査 有・無 2010 年 11 月 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 発表者名 12 題 名 学会名 発表者名 13 題 名 学会名 発表者名 14 題 名 学会名 発表者名 15 題 名 学会名 発表者名 16 題 名 Kusu Nakajima Education and ‘Community Cohesion’: Key Findings from the Research on 口頭・ポスター Educational Issues of Turkish-Kurd Children in London Xiv World Congress of World Council of 場所 Bogazici University, Turkey Comparative Education Societies 17 多元化社会の公教育:現代英国公教育におけるマルチカルチュラリズ 口頭・ポスター ムとコミュニタリアニズム 第五屆東亞研究生國際研討會曁比較教育經 場所 國立曁南國際大學, 台湾 典閲讀學術論壇 発表者名 18 題 名 Social Cohesion Policy and Education for Minority Ethnic Children in the UK: A Case Study of Turkish-Kurds' Community in London The inaugural International Conference, Consortium for Asian and African Studies 19 地域研究コンソーシアム(JCAS)次世代 ワークショップ 題 名 学会名 発表者名 21 題 名 学会名 発表者名 22 23 The Impact of the Intra Northern Power Struggle on the Implementation of the CPA in Sudan 国際平和研究学会 場所 題 名 学会名 2010 年 5 月 審査 有・無 2009 年 8 月 審査 有・無 2012 年 12 月 審査 有・無 2012 年 11 月 アブディン・モハメド・オマル なぜハルツームに「春」が来ないのか スーダン情勢報告討論会 場所 口頭・ポスター 一橋大学 審査 有・無 2011 年 11 月 Mohamed Omer Abdin Peace Agreements as Means of Political Exclusion: An Analysis of the Political Context of the Sudanese Peace Agreements 日本国際政治学会 場所 口頭・ポスター つくば国際会議場 審査 有・無 2011 年 11 月 アブディン・モハメド・オマル 南部独立後スーダンはどこにむかうのか? ―国家と宗教問題をめぐる議論の変容― 日本アフリカ学会 場所 口頭・ポスター 弘前大学 審査 有・無 2011 年 5 月 Mohamed Omer Abdin Political Mobilization in Post-Referendum North Sudan Sudan Studies Association 30th Annual Conference 場所 口頭・ポスター Ohio State University, USA 審査 有・無 2011 年 5 月 Mohamed Omer Abdin The Right to Self-determination: A New Challenge to National Identity in African States UTCP Graduate Student Conference 場所 口頭・ポスター 審査 有・無 2011 年 3 月 東京大学 Shiho Sawai Himpunan Sarjana Kesusastraan Indonesia 発表者名 口頭・ポスター 三重大学 学会名 学会名 24 場所 口頭・ポスター 東京外国語大学アジア・アフリカ 言語文化研究所(AA研) Membebaskan Fetish “Babu” dalam Sastra Indonesia? – Cerpen “Bukan Yem” oleh Etik Juwita 題 名 口頭・ポスター Leiden University, the Netherlands 題 名 発表者名 有・無 Mohamed Omer Abdin 学会名 20 場所 The Dynamics of Political Mobilization Strategies in North Sudan; Examining the Impact of the Independence of South Sudan 題 名 発表者名 審査 Mohamed Omer Abdin 学会名 発表者名 2010 年 6 月 Kusu Nakajima 題 名 学会名 有・無 中島 久朱 学会名 発表者名 審査 場所 Universitas Indonesia 口頭・ポスター Negeri Yogyakarta, 審査 有・無 2012 年 11 月 Shiho Sawai and Christine Bose Exploring the Use of Web2.0 and Religious-Writing Activities of 口頭・ポスター Indonesian Female Domestic Workers in Hong Kong Eastern Sociological Society (USA) Annual 場所 Millenium Hilton, NY, USA Meeting 審査 有・無 2012 年 2 月 Shiho Sawai Linguistic Vulnerability of a Female Maid: A Short Story Entitled 口頭・ポスター “May Not Yem” The Third International Conference, 場所 SOAS, University of London, UK Consortium for Asian and African Studies 28 審査 有・無 2012 年 2 月 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。 若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP) 平成 25 年度事後評価資料(実施報告書) 発表者名 25 題 名 学会名 発表者名 26 題 名 学会名 発表者名 32 35 Political Influence of Religion-based Civic Movements in Turkey: The Case of Gülen Movement The inaugural International Conference, Consortium for Asian and African Studies 場所 場所 審査 有・無 2009 年 8 月 審査 有・無 2009 年 8 月 審査 有・無 2010 年 12 月 審査 有・無 2009 年 8 月 審査 有・無 2012 年 4 月 Purna Bahadur Karki 場所 口頭・ポスター Ramada Hotel, Osaka 審査 有・無 2012 年 4 月 Purna Bahadur Karki Nepal Armed Conflict and Peace Process in the Human Rights Perspective Human Rights in the Aftermath Graduate Symposium 場所 口頭・ポスター University of California Davis USA 審査 有・無 2012 年 3 月 Nami Makino 学会名 The Fourth International Conference, Consortium for Asian and African Studies 学会名 口頭・ポスター Claremont Graduate University A Place Sustaining the Imagination of a ‘Nation’― Seoul National Cemetery 題 名 2010 年 8 月 Purna Bahadur Karki 題 名 発表者名 口頭・ポスター Leiden University, the Netherlands 学会名 題 名 有・無 Aya Kokaki Third Asian Conference on Arts & Humanities(ACAH) 学会名 36 Islamic Intellectuals’ Thoughts and Discourses on the Issues of 口頭・ポスター “Politicization of Islam” in Turkey Kyoto International Conference Islamic Area Studies(IAS) 3rd International 場所 Conference Center Kinship in Nepal: Envisioning Contemporary Perspective 発表者名 審査 Aya Kokaki 題 名 発表者名 口頭・ポスター Daejung Converntion Center, South Korea South Asian Studies Association’s Six Annual Conference 学会名 34 場所 学会名 題 名 2011 年 4 月 Shiho Sawai Constitution Assembly Election and Role of Assembly Members in Nepal 発表者名 33 Literary Activities of Muslim Indonesian Migrant Domestic Workers 口頭・ポスター in Hong Kong The inaugural International Conference, Leiden University, the Netherlands 場所 Consortium for Asian and African Studies 題 名 発表者名 有・無 Shiho Sawai International Convention of Asia Scholars 題 名 口頭・ポスター Universitas Airlangga, Indonesia 学会名 発表者名 31 場所 Literary Activities of Muslim Indonesian Migrant Domestic Workers in Hong Kong 学会名 審査 Shiho Sawai 題 名 題 名 口頭・ポスター University at Albany, USA Himpunan Sarjana Kesusastraan Indonesia 発表者名 30 場所 学会名 発表者名 29 New Trends in Information Researches Urbanitas dan Sastra: dari Perspektif Kasus Buruh Migran Perempuan di Hong Kong 学会名 28 Exploring the Use of Web2.0 and Writing Activism of Indonesian Female Domestic Workers in Hong Kong 題 名 発表者名 27 Shiho Sawai and Djoko Sigit Sayogo 場所 口頭・ポスター National University of Singapore 審査 有・無 2013 年 1 月 Sungwook Hong Can Social Enterprise Become a Component of ‘Sustainability’ in 口頭・ポスター South Korea? The Fourth International Conference, National University of Singapore 場所 Consortium for Asian and African Studies 審査 有・無 2013 年 1 月 Maja Vodopivec Society, Nature and Technology in Post-3.11 Japan – New Networks 口頭・ポスター Born in Translating Science Fiction into Reality Soteigai – Alternative Politics and Leiden University, the Netherlands 場所 Academic Intervention after 3.11 29 審査 有・無 2012 年 9 月 (平成25年度事後評価) この様式は、独立行政法人日本学術振興会において定められたものです。追加を認められている項目を除き、様式の改変はできません。