...

S for YZF R1

by user

on
Category: Documents
21

views

Report

Comments

Transcript

S for YZF R1
Speed Pulse Modulator
NEGOTIATOR - S for YZF R1
製品コード:SPM-0004-00
対応車種:09~YZF R1
○ご使用になる前に
この度は、弊社製品をお買い求め頂きまして、誠にありがとうございます。
本紙では、製品の車体装着及び、操作方法を記載しております。
説明文をよくご理解いただき、正しく装着頂きます様、お願いいたします。
・パッケージ内容
内容
スピードパルスモジュレータ本体
丸ギボシ(オス) *スリーブ含む
丸ギボシ(メス) *スリーブ含む
ハーネスセット(赤/黒)
スイッチボックス
数
1
4
6
1
1
○製品概要
●スピードパルスモジュレータとは?
スピードパルスモジュレータとは、スピードに関する様々な制御を、スピードセンサ信号を処理する
事で調整,制御する装置です。
スピードパルスモジュレータを用いて、以下の制御が可能となります。
①速度リミッターの解除
②メーターの速度表示補正
○装着,使用上の注意事項
●本製品は、サーキット走行専用パーツです。装着車輌での一般公道走行はできません。
装着時加工ミス等による事故や、製品の破損等は、全てユーザー本人の責任として、弊社では
一切の責任を負いませんので、ご了承下さい。
●装着時加工ミス等による車輌及び、その他関連パーツの破損、それに伴う事故などについては
全て運転者本人の責任とし、弊社は一切の責任を負いませんので、ご了承下さい。
●装着及び設定は、必ず整備資格のある方プロショップスタッフが行って下さい。
また、装置の役割等が理解できない場合も、必ずプロショップにご相談下さい。
●装着時には、必ず該当車輌のサービスマニュアルを参照し、該当専用工具を用いて下さい。
●説明書に記載されていない改造や仕様変更等は、故障,破損の原因となりますので、絶対に行わ
ないで下さい。
●誤動作,トラブルの原因になりますので、強度のノイズ発生源付近への本体取り付け及び、配線の
取り回しは、回避してください。(イグニッションコイル,ハイテンションコード等)
●本製品は、電装系統が純正車輌と同じ条件下にて正常動作の確認を行った物であり、純正と異な
る特殊な部品が装着された車輌に対する安定動作保障は致しかねます。
特殊な部品の例:社外イグニッションコイル,ハイテンションコード,レーシングプラグ,HID・・・その他
●配線加工は、本紙をご熟読頂き、サービスマニュアルと照らし合わせながら、指定どおりに行って下
さい。機器の破損につながりますので、異なる位置への配線等、絶対に行わないで下さい。
●本製品は、スイッチボックス接続部等、完全防水ではございませんので、雨等を回避できる箇所に
装着して下さい。また、高圧洗浄器等による洗車を行う際は、必ず、製品を取り外して下さい。
●本製品は精密機器の為、振動等があまりにもひどい場合に、本来の性能が発揮できない、或いは、
最悪の場合、破損に至る可能性がございますので、装着時に防震対策を施す等、お気をつけ下さい。
また、エンジンの真横,マフラーの付近等、高温になる場所にも、熱による破損の恐れがございます
ので装着しないで下さい。
●本製品は、非分解式です。破損の原因になりますので、絶対に行わないで下さい。
●不具合,異常動作が確認されましたら、直ちにエンジンを停止し、ご連絡下さい。
○取り付け方法
製品を車輌に装着する手順を記載します。
作業を開始する前に、以下の点にご注意下さい。
*必ず車輌サービスマニュアルを参照の上、作業を行ってください。
*配線加工を行う際は、必ずメインスイッチを”OFF”にして下さい。
また、通電状態において起こり得る、思わぬ事故や機器の破損を防ぐために、バッテリーを
取り外してから作業を行う事を推奨します。
①外装の取り外し
本製品取り付けの為、ECUへの配線加工を施します。
その為に、以下の外装パーツの取り外しを行います。
・左サイドカバー
ECU
配線加工を実施する前に
ECUカプラーを本体から
取り外してください。
*取り外しは、サービスマニュアルに従い、確実に行ってください。
②ハーネス加工図
ECU
ECU赤白と黒に製品の
赤と黒を割り込ませる。
ハーネス加工Aを参照
製品本体
ECU黄青を切断し、製品の
青と黄に接続。
ハーネス加工Cを参照
ECU白黄を切断し、製品の
黄と白に接続。
ハーネス加工Bを参照
上図は、車輌ECUと本製品の接続をあらわした、簡易配線図です。
各部のより詳細な加工方法は、以下に続くハーネス加工A,ハーネス加工B,ハーネス加工Cの項目を
ご参照下さい。
*ハーネスの接続には、半田付け或いは付属のギボシをお使い頂き、加工の際は
半田ごて、ギボシ圧着用ペンチ等の、専用工具をご使用下さい。
加工不良による、ハーネスの接触不良は誤動作の元となり、最悪の場合、機器の破損に
繋がります。
*ECUハーネスの配線加工は、なるべくカプラーから距離を離した場所で行ってください。
カプラの根元付近を切断加工し、不具合が生じると、修復が困難な場合がございますので
ハーネスを束ねているテープ等を除去し、ハーネスに余裕を持たせて作業してください。
・ハーネス加工A
写真の様に、ECUの赤白ハーネスに、付属品の
赤ハーネスを、半田付け,もしくは付属品のギボシ端子を
用いて接続します。
半田付けの際は、必ず絶縁テープを用いて、加工部を
保護してください。
また、ギボシ圧着時は必ず専用工具を使用し、電線の
短絡等を防ぐ為、必ずスリーブをお使い下さい。
写真の様に、ECUの黒ハーネスに、付属品の
黒ハーネスを、半田付け,もしくは付属品のギボシ端子を
用いて接続します。
半田付けの際は、必ず絶縁テープを用いて、加工部を
保護してください。
また、ギボシ圧着時は必ず専用工具を使用し、電線の
短絡等を防ぐ為、必ずスリーブをお使い下さい。
ECUハーネスに接続した付属ハーネス赤と
付属ハーネス黒を、製品本体の赤及び黒
ハーネスに、半田付けもしくは、付属品のギボシ
端子を用いて、同色で接続します。
*ギボシを用いた配線の割り込ませ方
丸ギボシを用いて、配線を割り込ませる方法を以下に示します。
配線加工の参考にして下さい。
配線例は、黄ハーネスに黒ハーネスを割り込ませています。
①黄ハーネスを切断
②丸ギボシ圧着
切断した黄ハーネスを再度接続する為に丸ギボシを圧着。
この時、オスギボシ,メスギボシのどちらかに、割り込ませる
黒ハーネスを、同時に圧着します。
拡大
一個のギボシに配線二本を同時に圧着
写真は、オスギボシですが、オスメスどちら
でも結構です。
つないで完成
・ハーネス加工B
ECUハーネスの白黄を切断し、製品本体の黄
及び白ハーネスに、半田付けもしくは、付属品の
ギボシ端子を用いて、接続します。
(写真はギボシ端子使用時)
接続は、ECUハーネス切断後、ECUカプラー側の
白黄ハーネスを製品本体の白ハーネスに、もう
一方を、製品本体の黄ハーネスに接続します。
半田付けの際は、必ず絶縁テープを用いて、加工
部を保護してください。
また、ギボシ圧着時は必ず専用工具を使用し
電線の短絡等を防ぐ為、必ずスリーブをお使い
下さい。
*ECUハーネスは、加工不良を防ぐ為に
保護チューブや、ハーネステープを多めに除去し
カプラーから離れた箇所で切断して下さい。
・ハーネス加工C
ECUハーネスの黄青を切断し、製品本体の青
及び緑ハーネスに、半田付けもしくは、付属品の
ギボシ端子を用いて、接続します。
(写真はギボシ端子使用時)
接続は、ECUハーネス切断後、ECUカプラー側の
黄青ハーネスを製品本体の緑ハーネスに、もう
一方を、製品本体の青ハーネスに接続します。
半田付けの際は、必ず絶縁テープを用いて、加工
部を保護してください。
また、ギボシ圧着時は必ず専用工具を使用し
電線の短絡等を防ぐ為、必ずスリーブをお使い
下さい。
*ECUハーネスは、加工不良を防ぐ為に
保護チューブや、ハーネステープを多めに除去し
カプラーから離れた箇所で切断して下さい。
・製品本体の設置
ハーネス加工完了後、図の様に、ハーネスを
まとめ、製品本体を、左サイドカバーインナー
パネルに、設置します。
○操作方法
本製品は、ファイナル変更時に発生する、速度表示のズレを補正する事が可能です。
以下に操作手順を示します。
*本製品でスピード表示補正を行っても、メーターその物が従来から持っている速度表示誤差
が修正される物ではございません。
原理をご理解いただき、正しくご使用下さい。
①設定モードへの移行
製品本体に、付属の設定スイッチボックスを接続し、電源をONにします。
設定用スイッチボックス
電源ON
図の様にLEDが点灯したら、設定モード
への移行完了です。
②設定方法
以下の手順で、現在のファイナル値を入力します。
赤ボタン押し(確定)
黄ボタン押し(選択)
”F”表示から開始し、ボタン操作により一周して”F”に戻った時、設定値に変更があると、最新の
データを、メモリに書き込みます。
フロント(ドライブ)
スプロケット歯数設定
F
リア(ドリブン)
スプロケット歯数設定
F
R
10の桁設定
初期表示は設定値
黄ボタン押す度に
数値上昇
1
10の桁設定
初期表示は設定値
黄ボタン押す度に
数値上昇
4
ここで設置値に変更があると
メモリに新しいデータを記憶させます
10の桁設定
初期表示は設定値
黄ボタン押す度に
数値上昇
1の桁設定
初期表示は設定値
黄ボタン押す度に
数値上昇
7
7
R
F
*ドライブスプロケット設定範囲 ⇒ 10~19
*ドリブンスプロケット設定範囲 ⇒ 10~59
*設定が完了したら、電源を切りスイッチボックスを取り外してください。
スイッチボックスを接続したままでは、設定モードから抜け出せず、製品は動作しません。
*設定モード時、メーターにエラー表示が出る場合がございますが、設定終了後、電源を入れ
直すと復帰しますので、ご注意下さい。
製品に関するお問い合わせについて
・製品の製造には万全を期しておりますが万一、品質不良等の際は、新しい製品との交換或いは
点検,無償修理致します。
これは、製品自体の品質のみに責任を持つものであり、修理工賃,整備費,点検や返品に伴う送料
等、製品の品質以外に関わる全ての事柄について、一切責任を負いません。
・製品の仕様は、諸事情により、予告なく変更する場合がございますので、予めご了承下さい。
・製品の保証期間は、商品御購入後から6ヶ月です。
上記内容及び、お気づきの点がございましたら、下記、販売元までお問い合わせ下さい。
販売元:有限会社シーベル
製造元:スペシャルエージェント
〒636-0821 奈良県生駒郡三郷町立野北2-12-6-307
TEL:0745-34-1270
FAX:0745-60-4583
Fly UP