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ソグナップ滑り止め

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ソグナップ滑り止め
S-TEI07
ソグ ナッ プ滑 り止 め
滑らな い施設 づくり
床の転倒事故に対する
安全管理方法
【安全管理のご提案】
「安全管理基準がないから」では大変なことになる
『リスク回避』のための提案
株式会社
未来開発
〒113-0033
大阪府岸和田市臨海町3-2
TEL:0120-255-664
FAX:072-432-5370
大阪工場:製造開発部
ISO 9001:2008 UKAS-QM06616
≪国際品質保証規格認証取得工場≫
SIT2012M
【賠償責任を負わされる時代です】
①
②
③
④
⑤
滑りやすいと分かっていた所有者(オ-ナ-)
滑りやすいと気づいていた管理者(ビルメン)
滑りやすい材質を使用した設計者(ゼネコン)
滑りやすい材質を販売した製造者(メ-カ-)
滑って転んだ利用者(ユ-ザ-)
過去の判例では上記の順位で責任追及されています
滑り事故での訴状事例
事例その 1(駅ビルで転倒、2,200 万円の賠償)
JR 池袋駅ビル 7 階通路で主婦(69 歳)が転倒、左足を骨折し、左股関節の機能が失われる後遺症が残った。この主婦は、
駅ビル会社『池袋ターミナルビル』を訴え、これに対し東京地裁が『転倒事故は床に油や水などが付着し、滑りやすくなって
いたことが原因』として、2,200 万円の支払いを命じる判決を出した。
事例その 2(施設内の転倒に賠償命令)
東京・渋谷の場外馬券売り場「ウインズ渋谷」敷地内の御影石の上で雨の日に転倒した男性に東京地裁は、JRA の過失
を認め休業損害や慰謝料として約260万円の支払いを命じた。
「石は光を反射するほど磨かれ、下り坂のうえ、折からの雨でぬれており、歩行者が転倒する無視し難い可能性をはらんで
いたといわざるを得ない。設置・管理には瑕疵があった」とした。
判決によると、男性はウインズの前を歩行中、歩道との縁石として設置された御影石の上で足を滑らせ転倒、腰などを捻挫
事例その 3(プールの廊下で転倒、原告勝訴)
事故当時、被告は施設各所に足を拭くマットを置き、踊り場には体を拭くように促す注意書きを提示していたが、プール・シ
ャワー利用後、水着が水分を相当含んだ状態で利用者が通行することがあり、本件廊下の床面上に水滴が飛散し、滑りや
すくなったこと、殊に前記コンクリート壁の端付近の箇所は、利用者の体から落ちた水滴が集まって小さな水溜りが出来や
すく、利用者は素足で本件廊下を通行するので転倒し受傷する危険性があったこと、被告の係員は 1 時間おきに清掃を行っ
ていたが、清掃前には危険を防止する措置が執られていなかったこと、以上の通りであったから、本件施設には、設置また
は保存の瑕疵があった。
床面を滑らなくするにはどうするか?
『ソグナップ・防滑施工』それが安全管理方法
∥
【安全な施設管理】
SIT2012M
2
施工箇所
県立公園中央広場
材
御影石
質
発注者
施設管理者様
施工箇所
高速道路サービスエリア・パーキングエリア
材
磁器タイル
質
発注者
エリア管理者様
施工箇所
マンションエントランス部
材
テラコッタタイル
質
発注者
施工箇所
生涯学習センターエントランス部
材
大理石・御影石
質
発注者
SIT2012M
管理組合様
市役所様
3
施工箇所
幼稚園エントランス部
材
モザイクタイル(小丸)
質
発注者
施工箇所
病院ホール部
材
大理石
質
発注者
建設会社設計部様
施工箇所
ファーストフード店舗内部
材
質
炻器質タイル
発注者
店舗管理者様
施設理事様
全国無料
防滑デモ施工 優先予約受け付け中
全国出張測定可(有償)
滑り抵抗値(BPN・CSR・μs)測定可
SIT2012M
4
ソグナップ防滑(ボウカツ)改修工法の仕様
防滑(滑りを防ぐ) 改修工事
とは
「滑りを防ぐ」ための施工のことです
通常、床面と足が密着した状態で歩行するとガラスの上でも基本的には滑りにくいものです
しかし、そこに水・油脂成分・土砂等の第三要素が床面と足の間に入り込むことによって「滑り」が
発生する
さらに浴場・プールサイドなどは水アカ・体脂肪・温泉成分等が付着すると「滑り」の勢いは更に
パワーアップします
ソグナップ防滑改修工法は
ソグナップ大阪工場(ISO:9001 取得工場)にて開発製造している™ソグナップ防滑剤(αシリー
ズ、βシリーズ、γシリーズ、δシリーズ、他)を用いて石・タイルの歩行面から数ミクロンの深さ迄
を改質(⇒防滑効果形成)し、石・タイルの床材自体が防滑効果を発揮出来る様な機構を持たせる
作業工法
「滑り」が止まるメカニズムは
上記™ソグナップ防滑剤を用いた、ソグナップ工法にて形成されたソグナップポケット(無数の穴・隙
間)に水・雨水等が入り、水にて満杯のポケット上を歩行する事により足(靴)とポケットには表面張
力効果発生=吸盤状態を形成し、滑りを止める
☆
電子顕微鏡写真:御影石 本磨き仕上げ 倍率 3000 倍
防滑改修工事
防滑改修前
もともと微細な穴・隙間があります
防滑改修後
数マイクロメートル大に穴・隙間が
広がります
防滑改修の特徴
タイル、石材等の床が水に濡れても滑りません
現状のタイル、石材等の床材に施工できます
防滑効果の強弱を選択できます
床材が磨耗しない限り効果が持続します(現場条件によりメンテナンスは必要)
現状の美観をほとんど変えません
施工後ホルムアルデヒド・VOC(揮発性有機化合物)放散無し
SIT2012M
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他の工法の比較
(効果とメリット)
美
観
効果と持続性
処理後の
メンテナンス
環境上の留意点
SIT2012M
穴あけ処理
エッジング処理
塗膜処理
貼り付け処理
ソグナップ™
防滑
バーナー加工
ソグナップ・
コート
ソグナップ・
グリハード
現状の石・タイルの美
観を殆ど損なわない。
但し鏡面仕上げの場合
は光沢に若干の変化が
生じる場合がある。
目視で凸凹が明
確に判る。高低差
が大きい為、床材
表面の美観は著
しく変化する。光
沢は失う。
床 材 表 面 が 塗 料 部 分的 に貼 り付
で 覆 わ れ て い る ける為、目視で明
為、美観は全く変 確に判る。
化する。
水に濡れた時、特に効
果を発揮する(参照:
滑り抵抗値試験結果)
施工の前と後で歩行接
地面が変わらないの
で、床材自体の磨耗度
も殆ど変わらない。効
果の持続性は3~5年
(但し歩行頻度、使用
条件により異なる)
。
通常行っている清掃で
OK。デッキブラシ、ポ
リッシャーを使用して
清掃するのが良い。風
呂場、プールサイド等
は脂肪を分解する洗剤
が必要。
(ワックス塗布厳禁)
乾燥状態、湿潤状
態、両方に効果あ
り。凸凹の高低差
が大きい為、新し
い時期の効果は
高いが、凸部が磨
耗してくると効
果が下がる。耐用
年数は短い。
コート基剤の種
類により持続性
は様々。塗布基剤
と床表面の接着
性・膜厚状況によ
っても異なる。
又、混合骨材の消
耗により滑りや
すくなる。
処理溶剤は酸性の混合
液使用(普通物)
。
最終工程の際、中和す
る。
火器使用。ブラス
ト工法等と同様
に既存施設での
処理に於いて難
あり(粉塵、騒音
等々)
。
第4種危険物。コ 特になし。
ーティング基剤
の成分により安
全性が異なる。
局 部の 処理 とし
て効果あり。材料
の 接着 性に より
効 果の 持続 力は
異なる。歩行頻度
に より 磨耗 が激
しく、剥がれ易く
なる。床表面に凸
状 態形 成の 為つ
まずく場合有り
凸 凹 が 大 き い 為 剥がれ、磨耗、等 ゴ ミや 汚れ が付
ゴ ミ が 溜 ま り 易 に於いて、その箇 着し易く、除去困
い。ゴミが除去し 所 よ り 汚 れ が 入 難。
にくい為、清掃に り 込 み 衛 生 面 に
時 間 が か か る と 難がある。また、
共に、衛生面・美 塗 り 替 え の 際 の
観に課題がある 剥離作業が大変
( 使 用 場 所 限 定 である。
有り)
6
滑り抵抗値について
東京都では近年の事故災害の多さを受け、『東京都福祉のまちづくり条例(原則基準)』として「床材
として妥当な滑り抵抗値 」が『BPN値40以上が望ましい』と表記されています
(『滑りにくさ』の目安として、BPST という試験機で測定した BPN という単位の値を採用しています)
BPST(British Portable Skid Resistance Tester)英国式振り子試験機(単位=BPN)
英国の道路研究所で表面の滑り抵抗を測定する目的で開発されたもので、日本道路公団、
日本道路協会等が調査に採用しています。しかし現場での設定方法が困難であり、測定子
の状態、測定環境下の温度・湿度等の係数を入力する計算式を採用するため、現場条件等
により数値のバラツキが発生し、又測定者の読み取る角度による数値読み取り変動も発生
する(この試験機は基本的に車との対応を考慮した設計となっているので、人間の歩行時
の動作の滑り基準に適用するには注意が必要)
BPST測定機・(開発=英国国立道路研究所)
【振り子の先端のすべり片を滑らせた際に損失するエネルギーから算出】
【動摩擦係数測定(DCOF)】
【測定値表示単位】
BPN(British Pendulum Number)値
BPN=0.00(最小値)~150.0(最大値)
【測定原理】
振り子の先にゴム製のスライダーを取り付け、振り
子が降り下ろされたときのスライダーが測定面を
通過するときの抵抗の程度を読み取る
※アスファルトなどを走る車のすべりを考査するには適当
※1989年3月、東京都建設局から出された『歩行者系道路のカラー舗装設計・施工指針(案)』の
なかで、BPSTが歩行者の感じるすべりを測定する試験機として取り上げられ、すべり基準として
BPN値40以上と記されています
※東京都土木技術研究所設定【雨がかかる公共の場所に使用する舗装材を対象とした基準値】
※取り扱う際は次のような点に注意!!
 基準値「BPN40 以上」は「雨がかかる公共の場所」が対象
 振り子式の BPST は凹凸の大きな面では安全性が過小評価され、凹凸の小さい面では過大
評価される傾向がある
 この試験機は、基本的に車との対応を考慮の為、人間の歩行時の動作と対応しない場合も
あります
【床面測定値による評価 対象基準:舗装材】※測定機製造メーカー指標
BPN 数値
評価分類
24以下
危険
25~34
最低の範囲
35~64
満足できる範囲
65以上
優秀
注)対象床材質により評価基準数値及び分類は異なる
SIT2012M
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CSR(斜め引張形すべり試験機)
東工大式滑り試験機、測定値は CSR と呼び、摩擦係数値ではなく、すべり抵抗値と呼ぶ
歩行動作の条件(鉛直荷重・初期引張り荷重・前置時間・荷重速度)で、滑り片を斜め上方に引
っ張った時の引張荷重・時間曲線からすべり抵抗を算出する
携帯型すべり試験機【Model:OH-101/シリアル№:111-042/メーカー:東北測器】ONO・PPSM
【すべり片を斜め上方に引っ張ったときの引っ張り力から算出】
【静摩擦係数測定(SCOF)】
【測定値表示単位】【製品仕様:OH-101】
CSR(Coefficient of Slip Resistance)
滑り係数値
CSR=0.00(最小値)~0.99(最大値)
【測定原理】
床面と接触する測定子(ゴムシート/30㎠)に、20kg
の荷重をかけて 18°斜め上に引っ張り、滑り
抵抗値を測定する
すべり係数値(CSR)の算出法
CSR=F480 デジタル表示数値/196
=荷重計(ロードセル)の値 Kgf(又は N)/20Kgf(又は196N)
 すべりの評価指標
【すべり最適値及び許容範囲】(但し:測定機製造メーカー指標)
CSR 安全数値範囲
評価分類(条件)
0.40~0.9
下足で歩行する場合(靴、サンダルなど)
0.35~0.9
上足で歩行する場合(靴下、スリッパなど)
0.45~0.9
素足で歩行する場合
0.50~0.9
傾斜路部分
注)対象床材質により評価基準数値及び分類は異なる
※歩行者の安全性と快適性を評価軸にした、建築物の床面を測定する試験方法
※人間の動作・感覚を取り入れた評価方法
SIT2012M
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トリラボ スリップメータ測定機
(傾倒式静摩擦係数測定機)
滑り片を水平に動かした際に、滑り片が滑り始める角度から算出する方法
TRILAB スリップメータ測定機・(開発=東北大)
【すべり片を水平に動かした際にすべり片が滑り始める角度から算出】
【静摩擦係数測定(SCOF)】
【数値表示単位】
μs(摩擦係数)
μs=0.00(最小)~1.73(最大・tan60°)
【測定原理】
測定対象面に接触子を介して鉛直方向から
荷重を加え徐々に加圧シャフトを傾け、接触
子が滑り始めた角度をθとして摩擦係数μs
を表示
【TRILAB スリップメータ Type:TL501】
【摩擦係数測定原理】
μs=Fh/Fn=tanθ
μs=0.00(最小)~1.73(最大・tan60°)
【 ソグナップ滑り抵抗値基準範囲 】《トリニティー
μs<0.3
すべりを伴う歩行領域
Type:TL501》(但し:測定機製造メーカー指標)
歩行時に極めて滑りやすい
0.3≦μs<0.5
状況により危険
乾燥時の歩行においては、すべりを生じにくいが、
水濡れ時の歩行においては、すべりを生じることも
ある
0.5≦μs
安全
乾燥時の歩行、水濡れ時の歩行、いずれにおいて
も歩行時にはすべりは生じず、安全性が高い
現在日本では、建築基準法などの法律上では基準値や規制は設けられていません。また、タイルメー
カーが発売している「滑りにくいタイル」にも基準がなく、その殆どは感覚値であったり、単に凹凸があ
るという形状に頼っているだけで防滑効果は低かったり、などというのが現状です
SIT2012M
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防滑改修
試験日
:
試験場所 :
試験規格 :
試験条件 :
供試品
:
ソグナップで施工した場合の試験結果
平成 22 年 4 月 30 日
財団法人 全国タイル検査・技術協会 岐阜試験室
ASTM E303
室温 20℃ 湿潤時水温 20℃
陶磁器質タイル(施釉) / 天然御影石(本磨き)
◆ 滑り抵抗値 ◆
陶磁器質タイル : 施ゆう 床タイル
天然石 : 御影石 本磨き
滑り抵抗値(BPN値)
滑り抵抗値(BPN値)
防滑処理前
防滑処理後
1
7
2
6
34
3
7
1
81
1
30
2
79
2
29
3
80
3
30
1
36
2
35
3
防滑処理前
防滑処理後
滑り抵抗値の強弱と床材の景観(色合い、光沢等)について
ソグナップ滑り止めの工法は、滑り抵抗値の強弱が調整できます。当工法は前述しましたように、床
材に微細な穴を開けることによって滑りを抑制します。つまり滑り抵抗値の強弱は、単位面積当たり
の穴の数によって決まるということです。すなわち、穴の数が多くなれば滑り止めの効果が強くなる
ということです。弊社データによりますと、BPN値 30~80 程度の間で調整できます。
余り数値を高くする(滑り抵抗をきつくする)と、お年を召された方の歩行に於いて摺り足でお歩きに
なる場合が多く、躓きの原因になる可能性も含んでいます
床の材質、表面状態により異なりますが、特に鏡面仕上げの床材の場合、光沢、色合いに変化が
生じる場合があります。つまり、滑り止め効果を強くするということは、穴の数が多くなり、光の反射
率が少なくなり、光沢、色合いが変化するということです。特に黒色の素材に顕著に表れます。
(本磨き、鏡面仕上げの場合サンプル床材等でご確認お願いいたします
SIT2012M
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効果の持続性
防滑機能は、床材に微細な穴を開けることによって機能を発揮します。
したがって、石・タイルに開けた穴がその深さ及び穴数を保っている間は効果が持続するという
ことです。
石・タイルの表面が歩行頻度により、数ミクロン磨耗すれば滑り止め効果は何%か減衰すると
言う原理です。おおまかな評価ですが、御影石や磁器タイル・セラミックタイルは材質の硬度が
かなり硬い為、表面の磨耗は少ないが、大理石や砂岩及び陶器質・炻器質タイル等は材質硬
度が低い為、磨耗が発生する可能性を含んでいる(⇒防滑効果減衰)。
防滑改修施工による床材の耐摩耗性(=防滑効果減衰性)
効果の持続性に関連するデ-タ-として、耐摩耗性試験結果をご参照ください
試験日
:
平成 16 年 7 月 13 日
試験場所 :
財団法人 全国タイル検査・技術協会 岐阜試験室
試験規格 :
準拠規格 JIS A5209
テスト材 :
天然御影石 本磨き 300×300×10mm
試験項目
耐摩耗性
(g)
テスト材 №
滑り止め
処理前
滑り止め
処理後
①
0.004
0.005
②
0.004
0.004
③
0.006
0.003
規格の基準値
0.1g 以下
床材へのダメージ度に関連するデ-タ-として、吸水率試験結果をご参照ください
試験日
:
平成 16 年 7 月 13 日
試験場所 :
財団法人 全国タイル検査・技術協会 岐阜試験室
試験規格 :
準拠規格 JIS A5209
テスト材 :
炻器質施釉床タイル 300×300×8mm (IPS-300/CS23)
試験項目
吸水率
(%)
テスト材 №
滑り止め
処理前
滑り止め
処理後
①
0.24
0.24
②
0.28
0.28
③
0.30
0.30
規格の基準値
1.0%以下
(ソグナップ防滑処理は表面の数ミクロン深さの為材料全深さ迄ダメージを与える事は無い)
≪防滑施工後の効果効能評価として床材自体の摩耗度を基準に考察し、効果効能評価と
しました。床材自体の摩耗=防滑効果減衰≫
≪防滑ポケット(穴・隙間)に汚れ(第三要素)が満杯に詰まりポケットの機能(防滑
効果)が発揮しなくなる可能性があります、その時は洗剤でポケット内部の第三要素の
除去をお願いします≫
SIT2012M
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使用洗剤・溶剤の仕様
施工場所、床材により 11 種類の洗剤・溶剤を使い分けて施工を行います
名称
区分
用
途
α01
滑り止め溶剤
各種タイル・石材用 防滑効果強
α02
滑り止め溶剤
各種タイル・石材用 防滑効果中
α03
滑り止め溶剤
各種タイル・石材用 防滑効果弱
α04
滑り止め溶剤
大理石・人造大理石用
α05
滑り止め溶剤
鏡面仕上げ・本磨用補助剤
β01
洗 剤
動植物系油分除去用洗剤
β02
洗 剤
塩素、カルシュウム、鉄分、温泉成分除去用洗剤
β03
洗 剤
体脂肪除去用洗剤
β04
洗 剤
鉱物系油分除去用洗剤
ガンマ
洗 剤
施工後メンテナンス用 アルカリ洗剤
デルタ
洗 剤
施工後メンテナンス用 酸性洗剤
※ 詳細は別途 MSDS(安全データシート)をご参照下さい
施工後はホルムアルデヒドや VOC(揮発性有機化合物)放散は一切無し
保証・アフターフォローについて
滑り止め保証期間
【メーカー保証3年】
※
※
※
※
但し、床材の摩耗による防滑効果減衰は対象外とします
但し、汚れなど第 3 の要素が原因の場合は除く
大理石・人造大理石(テラゾー)の保証は1年間とします
施工終了後に保証書を発行いたします。別添サンプルをご参照ください。
アフターフォロー
下記のように無償点検実施
定 期 点 検
施工後、6ヶ月、1年、2年、3年 計4回実施
定期点検時の防滑効果検証方法:
点検ポイント個所は施工完了時抵抗値考察場所と同じ場所にて実施。
施工完了時の滑り抵抗値と各回点検実施時の抵抗値との比較を考察し検証する。
点検ポイント箇所を現状にて一度滑り抵抗値を測定し、その後同場所を洗剤にて洗浄後
再度測定し、定期点検報告は洗浄後の数値を以って考察し定期点検検証報告とする
SIT2012M
12
ソグナップ防滑施工後の防滑効果について
ソグナップ防滑改修工事は、石・タイルに穴を開けて滑りにくくする工法の為、表面が
汚れにより覆われてしまうとこの効果も満足に得られません。したがって、効果を長期
に亘り快適にご利用いただく為にも日々の清掃をお願い致します。
清掃時、汚れ除去の目安として下記の事を考慮願います
排気ガスや煤煙などは、適宜に希釈した弱酸性洗剤を、
ジュースや植物油、体脂肪や石鹸カスなどは、適宜に希釈したアルカリ性洗剤、等を
用いて、ポリッシャーにて機械洗、浄若しくはブラシ等で擦り洗浄していただく事でよ
り良く汚れ除去が可能になります。
ガムはケレン、もしくはスチーム洗浄機で除去してください。
ホコリや砂に関しては穴をふさぐ要因にはなりませんが、やはり表面を覆ってしまうと
滑りの原因となります。汚れに応じ、水洗いにて適宜に除去願います。
機械洗浄やブラシ洗浄でソグナップ防滑効果が減衰することは決してございません。
※注意
防滑改修施工後、床面にワックス等の使用は絶対に避けてください。
ソグナップ洗剤には下記の様な洗剤を揃えています
【日常のメンテナンス=軽微な汚れ】
水洗い、もしくは、洗剤による洗浄をお勧めします。
◎ 洗剤を使用して洗浄する場合
① パッド等にて、洗剤を床面に塗布してください。
② ポリッシャー、デッキブラシ等で、擦り洗いしてください。
③ 十分な水で、洗剤を洗い流してください。
※ 洗剤が残留すると、すべりの原因になります。ご注意ください。
推奨洗剤:ソグナップ γガンマ(アルカリ性):株式会社ソグナップ取り扱い
【定期メンテナンス=日常で除去不可能な汚れ】
◎ 洗剤を使用して洗浄する場合
上記参照
推奨洗剤: ソグナップ δデルタ(酸性)
:株式会社ソグナップ取り扱い
SIT2012M
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保証書サンプル(表)
SIT2012M
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保証内容(裏)
【保証規定】
1.無料保証規定
1) 保証期間は、3年(但し、砂岩・石灰岩・大理石等の石種は除く)
2) 保証期間内に、下記の注意書に従った正常な使用状態で滑ると感じられた場合
弊社、技術者が現場確認の上、補修させていただきます。
(お客様の瑕疵が明らかな場合、この限りではありません)
3) 保証期間内でも次の場合は有料補修となりますので、ご了承下さい。
① 注意書と異なる使用状態で発生した効果の低下による補修施工
② 竣工後の床材の張り替え・交換による再施工
③ 竣工時と異なる使用目的で、床材を使用された場合の効果の低下による補修施工
④
火災・天災・公害・泉質・埃・汚れ等外部要因により発生した効果の低下による補修施工
⑤
竣工後使用したワックス・薬品及び洗浄剤が原因で発生した効果の低下による補修施工
⑥
表面に記載された加盟店以外にご依頼になった場合
⑦
本保証書の字句を訂正された場合及び本保証書をご提示されない場合
4) 保証期間内でも特に出張補修を行った場合又は離島及び遠隔地への出張補修を行った場合に
は、出張に要する実費を申し受けます。
2.補修施工について
1)万一補修の必要が生じた場合には、表面に記載された代理店までお電話いただくか又は
ご来店願い補修をお申し付け下さい。サービス担当者がお伺い致します。
但し、補修の可否はご使用状態によりますのでサービス担当者が点検の上、
判断させていただきます。
2)保証期間外の補修は、再施工として有料にて承ります。
※ 以上は、滑り止め施工『 防滑改修 』に関する保証のすべてであり、加盟店はこれを超えて責
任を負わないものとします。尚、お問い合わせ、及び保証期間経過後の再施工等についてご不
明の場合は、加盟店宛てにお問い合わせ下さい。
【注意書】
● メンテナンス上の留意点
1) ワックス・磨など施工床面の表面を加工処理しないで下さい。防滑の効果が失われます。
薬剤を含んだ化学モップを使用しないで下さい。効果が低下します。
2) 浴場の場合毎日洗剤を用いてデッキブラシ又はポリッシャーにての洗浄をお薦め致します
体脂肪、石鹸カス等付着すると効果が失われます、適正な液体洗浄剤【メンテナンス
マニュアル参照】で清掃を行って下さい。
3) 洗浄剤は極力研磨材やメタ珪酸などの含まれていないものを使用して下さい。もし左記
物性含む洗浄剤使用時は使用後流水洗浄及び高圧洗浄作業を確実に行って下さい
洗浄剤は、a)厨房など油の多い場所 → アルカリ性洗剤
b)浴場・プールなど水等によりヌメリが多い場所→ 酸性洗剤をご使用下さい
※洗浄剤についてお悩みの方は、ご相談下さい
●
SIT2012M
竣工後に施工上の斑疵が発見された場合は、すぐご連絡下さい。
本保証書は再発行致しませんので大切に保管して下さい。
15
Fly UP