...

F.ドリーム杯 120 分耐久レース規則書

by user

on
Category: Documents
14

views

Report

Comments

Transcript

F.ドリーム杯 120 分耐久レース規則書
F.ドリーム杯 120 分耐久レース規則書
(2016年版)
F.ドリーム平塚は、皆様により気軽にカートレースを楽しんで頂きたいとの願いを込め
て、3つのレベル別の耐久レースを開催しています。F.ドリーム平塚耐久レースは、参加
される皆様にレーシングドライブの楽しさ、レースの緊張感、チームメイトとの共同作業、
日常生活では体験できないひと時を過ごしていただくために開催しています。
1、
はじめに
F.ドリーム平塚で開催しているレースは、
「ゲーム」であり、
「遊び」です。ゲームや遊
びにルールがあるように耐久レースにもルールがあります。楽しく遊んでいただくために
ルールをしっかりと守っていただくようお願いします。また、モータースポーツは常に危
険と隣り合わせです。安全面に十分配慮していただけるようお願いいたします。参加資格
は、レースはあくまでも遊びであるということを認識できる方、心身ともに健康な方、勝
敗よりも安全と楽しさを追求できる方、自分勝手な行動をとらず常に大人な振る舞いがで
きる方、
「怒ってはならない」ことを守れる方ならどなたでも参加できます。
※ 尚、本規則書は必ず最後までお読みいただき、しっかりと理解してください。
2、
申し込み
2-1 参加資格
・ 運転免許やカートライセンス等は必要ない。18歳未満の参加者は保護者の同伴が必要
となる。
・ 参加者は自分の行動、チームメイト、ピットクルー、応援者等の行動について責任を持
てる者に限る。
・ 本競技の趣旨に反する者の参加は認めない。
・ 主催者は参加者に理由を示すことなく参加を拒否することができる。また、それをもっ
て最終決定とし、エントリーフィーは全額返金する。
2-2 参加申し込み方法
・ 指定された受付開始日から、電話またはフロントで参加予約受付を開始する。予約金
¥5,000をフロントもしくは振込みによって入金した時点で本予約とする。予約金
の入金がない場合は仮予約とし、キャンセル待ちのチームが出た場合後者を優先する。
2-3 キャンセル
・ いかなる場合でもキャンセルは原則として認めない。参加申し込みをした時点でキャン
セル料金が発生する。
・ キャンセル料金はエントリーフィーの全額となる。
2-4 参加者の装備
※ 競技を安全におこなうために以下の装備を義務付ける。
ヘルメット
→フルフェイス型、もしくはジェット型(シールドがある物)
レンタルヘルメットもあるが数量が限定される。
グローブ
→指の出る物は使用不可とする。レーシンググローブが望ましい。
レーシングスーツ→レーシングスーツの着用を義務付ける。作業用のツナギは原則使用不
可とする。
(レンタルスーツは1着¥1,000)
レインコート
→雨天時はレインコートを着用することができる。
(レンタルはしていな
い)
2-5 雨天・荒天時
・ 雨天・荒天時は競技が中止となる場合がある。
・ 主催者が当日、競技の中止を宣言した場合は予備日に延期、または不開催となる。
・ 予備日も中止、または不開催となった場合、予約金は返金される。
2-6 参加受付
・ 受付時間は厳守すること。当日フロントで配布される参加申込書に必要事項を記入
し、参加ドライバーの自筆で署名をすること。署名の無い選手、受付時に不在のチーム
は参加することはできない。
・ 申込書にエントリーフィーを添えてフロントに提出した時点で、参加受付とする。
2-7 参加ドライバーの変更
・ 参加申込書が正式に受理された後のドライバー変更、登録抹消は原則的に認めない。
・ 疾病等やむを得ない場合はオフィシャルにその旨を伝え変更、登録抹消の手続きをとる
こと。
・ 参加受理されたドライバーは必ず競技に参加、走行しなければならない。
2-8 ドライバーズミーティング
・ 受付終了後、ドライバーズミーティングを行なう。ドライバーはいかなる理由があって
も参加しなければならない。
2-9 遅刻
・ 参加ドライバーは競技当日、いかなる理由においても遅刻してはならない。
・ ドライバーズミーティング、公式練習、公式予選に遅刻したドライバーが所属するチー
ムは予選キャンセルとみなし、決勝レースは最後尾スタートとする。
・ 決勝レースに遅刻したドライバーの所属しているチームは賞典外とする。
・ 遅刻が理由による参加受理後のドライバー変更、登録抹消は認めない。
・ レースの進行を妨げるチーム、ドライバーについては、オフィシャルの判断により警告、
ペナルティーを科す場合がある。
3、
本規則に関する事項
3-1 規則の解釈
・ 競技は、本規則書に基づき運営、開催されるものとする。
・ 規則、競技に関する解釈についての質疑がある場合、参加者は F.ドリーム平塚の営業
時間内、または競技当日のドライバーズミーティングで質疑を申し立てることができる。
・ 質疑に関する応答は、オフィシャルの解釈、または決定を最終的なものとし、口頭で通
知される。
・ 競技中の質疑に関しては競技運営、進行の妨げになるので控えること。
3-2 公式通知
・ 本規則に掲載されていない事項や参加者に対しての指示、また規則書発表後に発生し
た必要事項の追加、改定は公式通知により示される。
・ 公式通知はオフィシャルによって参加者に通知される。通知の方法は掲示、文書、場内
放送、口頭のいずれかの方法により通知されるものとする。
4、
参加者の遵守事項
4-1 参加者の遵守事項
・ 参加者は、競技期間中はオフィシャルの指示に従わなくてはならない。
・ 参加者は、自身の行動はもちろん、自分のチームのドライバー、ピットクルー、ゲスト、
応援団等、全員の行動についても責任をとらなくてはならない。
・ 参加者は、薬物などによって精神状態をつくろったり、飲酒、酒気を帯びた状態で競技
に参加してはならない。また、喫煙は指定された場所以外ではしてはならない。
・ 参加者は主催者、オフィシャル、他のチーム、他の選手等、他人の名誉を傷つけるよう
な言動をしてはならない。
・ 競技期間中、参加者の責任により発生した事故及び車輌の損害は、全て各チームの責任
とする。
(該当チームが修理代全額負担)競技中他のチームの車輌と接触し自チームの
車輌が破損した場合でも、その責任は自分にあるものとし、他のチーム、選手を絶対に
非難しないこと。
・ 上記を踏まえ、各自責任をもって参加すること。
4-2 ピットの使用
・ ピットの使用は必要最小限にとどめること。また、競技進行の妨げになってはならない。
・ ピットエリア内は火気厳禁とする。
・ コース出入り口は進入禁止とする。
4-3 損害の賠償
・ 本協議で発生した事故において、主催者、サーキットオーナー、運営スタッフは損害な
どの一切の責任、損害賠償の義務を免除されるものとする。即ち、主催者、サーキット
オーナー、運営スタッフは、その職務に最善を尽くすことは勿論であるが、競技中に起
きた、ドライバー、ピットクルー、ゲスト、ギャラリー等の負傷、車輌等の損害に対し
て、一切の保障責任の無いことを参加者は承認すること。
4-4 抗議
・ 文書において抗議をすることができる。
・ 抗議するときは抗議対象となる事実発生後、30分以内に主催者が用意する抗議申立書
に記載し、オフィシャルに提出すること。
・ 正式な手続きを踏んで提出された抗議書のみが受理され、オフィシャルに審議される。
・ オフィシャルは必要であれば証人を立てて実情を調査した上で裁定を下すものとする。
・ 裁定に関しての抗議は一切受け付けない。
・ 口頭による抗議、意見はアピールとみなし、抗議とはしない。
5、
車輌
5-1 参加車輌
・ 主催者が用意するスポーツカート
5-2 参加車輌の決定
・ 参加車輌は原則として抽選で決定する。
・ 車輌抽選はドライバーズミーティング時に行うこととする。
・ 車輌抽選順番はレース当日の参加受付順とする。
5-3 参加車輌の関す遵守事項
・ 抽選により決定した車輌は、競技開催中は各チーム責任をもって使用しなければならな
い。
・ 参加者の不注意(クラッシュ、ドライビングミス等)により生じた車輌の故障、損害は各
チームの責任となる。
・ 参加者は競技開催中いかなる場合においても、車輌に対して性能向上を目的とした加工、
細工、改造をしてはならない。ただし、シート・ドライビングポジション改善等の目的
による加工に関してはこの限りではないが、安全かつ必要最小限にこれをとどめること。
・ 各チーム間においての車輌の貸し借り、交換等は一切認めない。
・ 競技中、参加者の責任により発生した事故および車輌の損害は全て各チームの責任とす
る。競技中他のチームの車輌と接触し、自チームの車輌が破損した場合でもその責任は
自分にあるものとし、他のチーム、選手を非難しないこと。
・ 上記を踏まえ、参加者は各自責任を持って競技に参加しなければならない。
6、参加車輌の改善、修復に関する事項
6-1 参加車輌の改善、修復
・ 参加者の責任により車輌が破損した場合、参加者はオフィシャルの指示に従い、修復す
ることができる。
・ 参加者は競技中車両の修復は出来ないものとする。ただし、オフィシャルの指示がある
場合はこの限りではない。
・ 走行中のクラッシュについて、オフィシャルが修復不可能と判断した場合、スペアカー
は原則的にでないものとする。
・ 軽度の破損の場合は、修復して競技へ復帰できるものとする。但し、破損部品に関して
は該当チームの負担とする。
・ コース内にて走行不能と判断された車輌が出た際はペースカーがコースインし、コース
内の安全が確保された後、車輌の回収を行う。ペースカーの先導走行中は全車両、追い
越し禁止となる。
・ ペースカーは安全第一で徐行走行する。安全の為、止むを得ずコース外を走行する可能
性もある。ペースカー介入中はペースカーの走行ラインを正規コースとし、ドライバー
はペースカーの走行ラインをよく確認して追走すること。
6-2 車輌修復に関するオフィシャルの権限
・ 競技中の全ての場面において、オフィシャルは場所に関係なく車輌を修復、メンテナン
ス等をすることができる。
・ 参加者の責任により車輌が破損した場合、全ての場面においてオフィシャルは車輌回収、
修復をサポートすることができる。但し、車輌修復不能な場合該当チームはリタイアと
なる。
・ 競技中、車輌のトラブルにより走行できなくなった場合や、走行時間が極端に短縮され
た場合、該当チームに対してオフィシャルは何らかの救済措置をとることができる。こ
の場合、救済が必要とオフィシャルが判断した場合のみであり、参加者の申し出は受け
付けない。また、救済措置に関しての抗議は一切受け付けないものとする。
6-3 リタイア
・ 競技中、参加者の責任によって車輌が破損し、オフィシャルが修復不可能と判断した場
合、参加者はリタイアしなければならない。
・ その他の理由により、リタイアするチームは直ちにオフィシャルにリタイアを申し出な
ければならない。
7、
走行中の遵守事項
7-1 走行中の遵守事項(マナー)
・ ドライバーはオフィシャルの出す旗をよく理解、確認し、遵守しなければならない。
・ 競技中、コース内を2台以上で並走するような場面は、双方ともに相手車輌のラインを
必ず1台分残すこと。これはレースにおける最低限のマナーである。
・ プッシング、ブロッキング、進路妨害、故意の衝突など非紳士的な行為をしてはならな
い。
・ 本競技中において、ドライバーとの通信機器(無線、携帯電話等)の使用を一切禁止する。
7-2 提示される信号旗
・ 提示される旗について
(静止)前方に危険あり。追い越し禁止・安全確認。進路変更準備
黄旗
(振動)前方に重大な危険あり。追い越し禁止・安全確認・徐行、停止準備
※黄旗提示区間内でのスピンは黄旗無視とみなし、ペナルティーを命じ
る。
(静止)後方から速度の速い車輌が接近、注意せよ。
青旗
(振動)後方から速度の速い車輌が接近、速度を落とし後続車両に進路を譲
れ。
※オフィシャルの判断により提示しない場合もある。(アウト側から追い
越しをしようとしている場合など)
※決勝レース中は原則的に使用しないものとする。
白旗
前方に重大な危険あり、全車追い越し禁止。ただちに速度を落とし徐行
せよ。停止準備。
赤旗
競技の中止。追い越し、追い抜き禁止、全車輌は安全を確認しながら速
度を落とし完全に停止せよ。
オレンジボール
車輌、またはドライバーに異常があるため直ちにピットインせよ。
黄赤旗
車輌からのオイル・雨・雪・その他などにより急激な路面コンディショ
(オイル旗)
ン変化が発生した場合、オフィシャルの判断で掲示する。提示終了のタ
イミングはオフィシャルの判断とする。
黒白旗
競技中の危険行為に対しての警告。提示された車輌は危険行為を慎むこ
と。
※ピットインの必要はない。
黒旗
緑旗
ペナルティー。提示された車輌は直ちにピットインせよ。
競技開始。フルコースコーションの解除
チェッカー旗
競技終了
7-3 ショートカット、コース外走行について
・ 競技中いかなる場合においてもコースをショートカットしてはならない。ただし、オフ
ィシャルの指示がある場合はこの限りではない。
・ 危険回避のためやむなくコース外に回避した場合、必ず一時停止し安全確認の上コース
へ復帰すること。その際、コース上を走行する車輌に優先権があるものとし、走行して
いる車輌の進路を妨害してはならない。
・ 競技中、いかなる場合においてもコース外を走行して他の車輌を追いこしてはならない。
7-4 走行中の車輌トラブル
・ 走行中、何らかのトラブルが車輌に発生した場合、ドライバーは片手を挙げ減速するこ
とを後続車両に合図しなければならない。同時に速やかに減速し、ピットインしなけれ
ばならない。
7-5 車輌改善、修復とドライバー交代
・ クラッシュ等で車輌修復が必要な場合、該当チームは修復が終了するまで競技に復帰す
ることはできない。
・
決勝レース中、オレンジボールによる車輌修復時は原則としてドライバー交代は認め
ない。但し、車輌修復時に規定連続運転時間を超えた場合は、ドライバー交代ができ
る。その際必ずドライバー交代の旨をオフィシャルへ伝えなければならない。
7-6 競技の中断
・ 天候の悪化、計測器のトラブル等の理由で競技を中断する必要があるとオフィシャルが
判断した場合、競技を中断する。
・ 天候の悪化により競技が中断された場合、オフィシャルは競技を短縮、延期、中止する
ことができる。短縮、中止される場合は、競技中断の合図が出された周回の前の周回終
了時点の順位を公式結果とする。尚、レース成立の条件は競技時間の50%とする。
・ レース成立の条件は競技時間の50%経過とする。
・ その他のトラブルによって中断された場合、オフィシャルの判断によってレース再開の
方法を決定する。その後、公式通知として参加者に発表される。
・ レース中止、または短縮時のエントリーフィーについては、レース消化時間の割合によ
って、未走行時間分の料金は参加者に返金される。
・ レース中止、短縮時に返金される割合は以下の通りとする。
・ レース時間が60分以上(50%以上)の場合、60分レース料金としてビジター¥25,
700、メンバー¥20,600を走行料金とし、60分経過以後の走行料金はメンバ
ー・ビジター共に1分あたり170円で計算し、未消化時間分は返金される。
・ レース時間が60分未満の場合はレース不成立とする。
・ 不成立の際の返金額はエントリーフィー×レース未消化時間割合となる。
例:120分耐久レースにおけるレース90分経過時点で中止の場合。
75%経過の為、レース成立。90分レース料金としてビジター¥30,800、メン
バー¥25,700を走行料金とし、残りの支払い金額は返金される。
例:120分耐久レースにおけるレース30分経過時点で中止の場合。
25%経過の為、レース不成立。30分レース料金としてビジター¥9,000、メン
バー¥7,725を走行料金とし、残りの支払い金額は返金される。
7-7 ピットイン、ピットアウト、ピットロード
・ ピットイン、ピットアウト時には以下の定義を守らなければならない。
・ ピットインの際、ドライバーはピットロード入り口20メートル手前コースのアウト側
に寄り片手を挙げ、ピットインする意思を後続の車輌に示さなければならない。
・ ピットロードは完全徐行すること。徐行の定義はリアタイヤをロックさせることなく直
ちに停止できる速度とする。
・ 公式練習・予選・決勝レースにおいて、ピットロード中央の停止線で完全停止し、その
後徐行でドライバー交代枠まで自走すること。先に停止線で停止している車輌がいる場
合、後方で待機し、前車両が進んだ後に停止線まで進み一時停止をおこなう。ピットロ
ード内で接触事故などが起きた場合、警告、ペナルティーとなる。ドライバーは車輌が
完全に停止するまでは走行姿勢を保ち、完全に停止してから自力で進行方向左側に降車
すること。次走者は後方の安全を確認してから走行を開始すること。尚、発進する際、
チーム員は車輌に触れてはならない。
・ コースインする際、必ずコース入り口の停止線で一時停止をして片手を挙げ、コース上
の車輌にコースインをする意思を示すこと。コース上を走行の車輌が優先権をもってい
るので妨げにならないよう合流すること。
・ 決勝レース中、ドライバー交代枠以外でのドライバー交代は認めない。枠がいっぱいの
場合は枠が空くまで後方で待機しなければならない。
・ ピットロード内は原則として追い越し禁止とする。
・ 決勝レース終了後のピットロード内一時停止は、ペナルティーの対象外とするが、決勝
終了後のピットロード内は混雑するので、必ず一時停止を行う事とする。
8、
失格、ペナルティー、警告に関する事項
8-1 失格
・ 失格は以下の反則行為に科せられる。チーム関係者全員が対象となる。
・ 主催者、オフィシャル、他のチーム、他の選手等、他人の名誉を傷つけるような言動を
した場合。
・ オフィシャルの指示に従わない場合。
・ 他人の安全を省みることなく、自分勝手な行動をした場合、それが原因で事故をおこし
た場合。
・ 規則違反
・ ペナルティーを5回以上受けた場合。
・ 不当にアドバンテージを得て競技に参加した場合。
・ ドライバーウェイト搭載違反
8-2 ペナルティー
・ 公式練習、公式予選中にペナルティーがあった場合は一律10分間のタイムペナルティ
ーが科せられる。また、全ての計測タイムを無効とし、決勝レースは最後尾スタートと
する。
・ 決勝レース中、失格にならない程度の違反に関しては下記のタイムペナルティーが科せ
られる。
1、フラッグ無視(黄旗) 60秒
2、フラッグ無視(黄旗以外) 30秒
3、ピットロード内安全運転義務違反 30秒
4、ブロッキング、プッシング、進路妨害 30秒
5、規定連続運転義務違反 60秒
6、警告無視 30秒
7、フライング 30秒
8、上記以外の危険行為、安全運転義務違反、マナー違反 30秒
・ 決勝レース終了の5分前からレース終了までの間にタイムペナルティーに該当する行
為があった場合、オフィシャルは該当チームに黒旗の提示はしない。レース終了後、該
当チームの総周回数よりペナルティーの内容に関係なく、練習走行時の1位の車輌のラ
ップタイムが30秒以上の場合2周減算、30秒未満の場合3周減算とし、その後の公
式結果とする。
8-3 警告
・ 競技中、危険行為やスポーツマンシップに反する行為があったドライバー、チーム員に
対して提示される。以後、そのような行為は慎むこと。
・ 同一チームで2回以上警告を受けた場合は、ペナルティーとなる。
8-4 公式練習、公式予選、決勝レース中のペナルティーの受け方
・ 下記の手順でペナルティーを受けること。
1、オフィシャルは、該当車輌にゼッケン番号と黒旗を提示し、ピットインを命ずる。
2、指示を受けた車輌は直ちにピットインをしなければならない。
3、ピットロード中央線で一時停止をする。
4、ペナルティーボックスまで徐行で進む。
5、ペナルティーボックスに停止した時点で担当オフィシャルによりタイム計測が
される。
6、ペナルティーストップが終了後、後方の安全を確認してコースへ復帰できる。
・ ペナルティーストップの間、ドライバー交代はできない。
8-5 映像判定導入について
・ オフィシャルは映像判定を導入する場合がある。
・ 映像判定はコース内オフィシャルから報告を受けた競技長の判断により映像を判定材
料として使用することができる。
・ 映像は原則的にレース中・レース後ともに参加者には公表しないものとする。
・ 映像判定は参加チームからの要請では使用しないものとする。レース進行の妨げになる
ような要請・アピールはペナルティーの対象とする。
9、
F.ドリーム杯120分耐久レースに関する特別事項
9-1 参加資格
・ F.ドリーム平塚主催のドリーム90分耐久レース・ネクストライ90分耐久レースに
参加経験を有するもの。
・ F.ドリーム平塚が参加を認めたもの。
9-2 レース構成
・ 最高出走台数を13台とする。
・ 最低出走台数は7台とし、開幕戦時エントリーが7チーム以下の場合、レース不成立と
する。
・ 公式練習走行を20分間おこなう。
・ 公式予選走行は3ヒートノックダウン方式で行う。
・ 決勝レースは120分の耐久レースをおこなう。
9-3 参加車輌
・ ドライバーズミーティング時、競技に使用する車輌を抽選で決定する。
・ 第2戦以降は前戦の順位で下位のチームから使用カートを選定することする。
・ 使用カートの決定は、ドライバーズミーティングの中で、競技長よりチームを順番に指
定し希望カートを決定していくものとする。
・ オフィシャルはカートの情報として事前テスト結果を受付時に配布するものとする。
・ 前戦に参加していないチーム・前戦失格のチームは、選定順番が最後となる。複数チー
ムいる場合は、じゃんけんで順番を決定することとする。
9-4 ポイント
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
ポイント
16
14
12
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
・シリーズ有効ポイントは4戦分とする。
・獲得ポイントが一番多いチームをシリーズチャンピオンとする。
・獲得ポイントが同ポイントの場合、優勝回数で順位を決定する。優勝回数も同じ場合は、
2位の回数にて決定する。それでも同じ場合は3位の回数…と順番に比べる事とする。
9-5 ウエイトに関する事項
・ チーム平均重量は下記のどちらか選択できる。
①
全てのドライバーの重量合計÷ドライバー人数
②スティント割に応じた平均体重(スティント毎のドライバー重量の合計÷スティント
数)
②を選択する場合、専用のスティント割記入用紙に記入の上、予選終了時から10分間
の間にオフィシャルに提出すること。
なお、用紙に記入された各ドライバーのスティント数が異なる場合、いかなる理由であ
っても該当チームはペナルティーの対象となる。
・ 女性は一律55kgとする。
・ チーム総重量は、参加ドライバー全員がドライビングをするために必要な装備品を全て
身につけた状態で計測したものとする。
・ いかなる場合であってもドライバーにウエイトを積載することは禁止とする。装備品は
スーツ、ヘルメット、グローブ、シューズ、プロテクター等、必要最低限にとどめるこ
と。
・ ドライバー、車輌にウエイトを積載することはできない。
・ レース終了後、上位3チームは計量をおこなう。
9-6 コースに関する事項
・ 開催コースは、正コース・逆走・コース変更のいずれかとする。
・
開催コースは、原則的に当日発表とする。事前発表する場合はホームページ・ブログ
のどちらかで発表される。
9-7 ペースカー介入に関する事項
・
車輌回収が必要な場合やオフィシャルが必要と判断した場合、レース中にペースカー
(以降PC)が介入する事がある。
・
PCがコースインする時はコントロールラインで「PCボード」を全車に提示する。
提示された場合、コース内はフルコースコーションとなり、追い越し追い抜きは一切
禁止となる。また、PCボードは必ずしも順位が1位のチームから出されるものでは
ない。
・ PC は安全第一で徐行走行する。安全の為、止むを得ずコース外を走行する可能性もあ
る。ペースカー介入中はペースカーの走行ラインを正規コースとし、ドライバーはペー
スカーの走行ラインをよく確認して追走すること。
・ PC がコースインする前後は、ピットロード出口は完全にクローズされる。
・ ピットクローズ中は、ピット入口はクローズされず、ドライバー交代だけはすることが
できる。その際ピットロード出口のクローズが解除されるまで待機することとする。
・ PC がコースインする前後は、ハンデストップ専用枠もクローズされ、新しくハンデス
トップ消化を開始することはできないこととする。ただし、PC 介入時点ですでに計測
開始している場合はこの限りではない。
・ PC はコースインの際、ハザードランプを点灯して走行する。原則的に PC はピットイン
する1周前にハザードランプを消灯するものとする。
9-8 レンタルカートフェスティバル選考に関する特別遵守事項
・
接触やクラッシュ、ペナルティーを犯したチームまたはドライバーは第11回レンタ
ルカートフェスティバルの参加資格を剥奪する場合があるので注意すること。
・
F.ドリーム杯120分耐久レースのシリーズ上位チームにレンタルカートフェスティ
バルの参加資格を与えるものとする。但し、レンタルカートフェスティバルのレギュ
レーション変更に伴い、変更となる場合がある。
・
ドライバーは技術の向上に努めることはもちろんの事、その精神も磨き鍛えなくては
ならない。最低限のマナーや相手ドライバーへの思いやりを十分理解し競技に望む事。
・
ドライバーは全て、大人な態度で競技に臨まなくてはならない。競技中に起こった事
全ては自身の責任であり。他人を批判する事のないよう、十分注意すること。
・
レース中の「青旗」は提示しないものとする。周回遅れのチームも自身の技術をもっ
て追い越し、追い抜きをしなくてはならない。
10、
公式練習、公式予選に関する事項
10-1 公式練習
・ オフィシャルが設定した時間内に、公式練習をおこなうことができる。レースに参加す
るドライバーは全て公式練習に参加しなければならない。
10-2 公式予選
・ 公式予選を3ヒートノックダウン方式とする。
・ 公式予選走行は各ヒートごとに各チーム1周のタイムアタックをおこなう。
・ 公式予選走行第1ヒートの走行結果、上位9チームが第2ヒートへ進出することとする。
なお、第2ヒート進出チームの第1ヒート予選走行結果は第2ヒート進出時点でクリア
される。
・ 第2ヒートの予選走行結果、上位6チームが最終ヒートへ進出することとする。なお、
最終ヒート進出チームの第2ヒート予選走行結果は最終ヒート進出時点でクリアされ
る。
・ 最終ヒートの予選走行結果、タイム上位のチームよりスターティンググリッドが決定す
る。なお、予選走行のタイムは最終ヒートの結果を優先とし、スターティンググリット
は以下の通りとなる。
【最前列】 最終ヒート出場チーム → 第2ヒート出場チーム → 第1ヒート出場
チーム 【最後尾】
・ 公式予選走行では各ドライバーは2つのヒートを連続して走行することはできない。
・ シリーズを通して、必ず全てのドライバーが1度は予選走行を行うこと。
・ ショートカット等、不正行為により記録されたタイムは無効とし、該当チームは決勝レ
ース最後尾スタートとする。
・ 公式予選中は無理な追い越し、バトル行為等、他車輌の走行の妨げになるような行為は
禁止する。公式予選中、ドライバーは常に周囲の車輌に気を配り、後方車輌が自車両よ
りも速いと判断された場合、オフィシャルから青旗が提示された場合は、速やかに進路
を譲ること。
・ 予選走行結果が同一タイムの場合、じゃんけんにて予選順位を決定する。
・ 予選ヒートの台数はエントリーチーム数により調整する。上記台数はフルグリット時の
ものとする。
10-3 公式練習中のドライバー交代
・ 公式練習中のドライバー交代は自由に行なうことができる。ただし、レースに参加する
ドライバーは必ず走行しなくてはならない。
10-4 公式練習、公式予選の終了
・ 公式練習、公式予選の終了は、チェッカー旗の提示により終了とする。チェッカー旗を
受けた車輌は速度を落としピットインしなければならない。チェッカー旗の見落とし等
で2回チェッカー旗を受けたチームはペナルティーが科せられる。また、チェッカー旗
後の追い越しは禁止とする。
11、
決勝レースに関する事項
11-1 決勝レース
・ 規定時間内に達成された周回数とゴールラインの通過順序により、順位を決定する。
・ 耐久レースの成立条件は、決勝レース時間の50%とする。また、耐久レースが成立し
た場合は、延期、中止等はないものとする。
11-2 空気圧調整について
・ 決勝レーススタート前に各チームは、自チームの使用している車両の空気圧を 1 度だけ
変更することができることとする。
・ 空気圧を変更する場合、予選走行終了直後から10分以内にエントリー受付時に配布さ
れる変更シートを受付に提出することとする。
・ 調整可能な空気圧の数値は、0.8~2.5kpa とする。
11-3 スタート
・ スタート方式は競技当日のドライバーズミーティングで発表される。
・ スタート前のフォーメーションラップ中にスピンをした車輌は最後尾スタートとなる。
フォーメーションラップ中にスピンをした車輌は隊列に復帰するのは、全車両が通過す
るのを待ってから最後尾へまわること。
・ 競技を開始できず、その原因となった車輌が複数台の場合はオフィシャルの判断で整列
順序を決定する。
11-4 決勝レース中のドライバー交代
・ 必ずドライバー交代専用枠を使用して、ドライバーを交代すること。
・ ドライバー交代枠がいっぱいで交代できない場合は、後方で枠が空くまで待機すること。
・ すぐに走行を開始しないチームはオフィシャルにその旨を伝え、他の車輌の妨げになら
ない場所に自車輌を移動すること。
・ ハンデストップ枠でのドライバー交代はできない。
11-5 決勝レース中のドライバー連続運転時間に関して
・ 連続走行時間は一律、15分以上30分以下とする。
・ 連続運転時間の計測は、電光掲示板上の時間表示とピットロード中央線を基準とする。
・ 電光掲示板の時間表示方法の関係上、ドライバー連続運転時間の計測には前後1分間の
猶予を設けることとする。
・ 決勝レース中は最低5回以上ドライバー交代を行わなければならない。
・ 決勝レース途中に中断・終了の場合はこの限りではない。
11-6 ハンデストップに関する規定
・ チームの平均重量に応じて、決勝レースでは各チームにハンデストップが科せられる。
・ ハンデストップはレース経過115分までに消化すること。レース時間残り5分間はピ
ットクローズとなる。
・ ハンデストップはハンデストップ専用枠で行うこと。
・ ハンデストップ専用枠は1枠とする。
・ レース時間内にハンデストップを消化できなかった場合、該当チームは失格となる。た
だし、レースが中断、中止となる場合はこの限りではない。
・ オフィシャルにより、レースがレインコンディション宣言された場合、各チーム、規定
ハンデストップを半分の秒数(小数点繰り上げ)とする。ただし、レース途中にコンディ
ションが変化した場合はこの限りではなく、ハンデストップの短縮を実施しない場合も
ある。
・ ハンデストップの消化は1度に全て行うこと。途中でカウントを止め、コースに合流す
ることはできない。
・ ハンデストップ枠でのドライバー交代はできない。
・ ピットロード内は原則として追い越し禁止とする。
・ チーム平均体重によるハンデストップ秒数は下記の通りとする。
※チーム平均重量が80キロ以上の場合…ハンデストップ5秒とする。
※チーム平均重量が79キロ以下の場合はウエイト補正を行い、ハンデストップ秒数を
決定する。
※コース変更に応じてハンデストップ秒数は変動するものとし、レース当日のドライバ
ーズミーティングでハンデ秒数は正式に通達される。
【チーム平均重量が80キロ未満チームのウエイト補正に関する事項】
・ チーム平均重量が80キロ未満の場合は、ハンデストップ秒数にウエイトによる補正が
加えられる。なお、ウエイトによる補正の計算は下記の通りとなる。
・ 毎レースごとにオフィシャルは「重量1kg あたりのウエイトハンデ」及び「予想レース
周回数」を定める。
・ 「重量1㎏あたりのウエイトハンデ」×(80キロ-チーム平均重量)が各チーム「1周
あたりのウエイトハンデ」となる。
・ レース毎にオフィシャルが設定した「レース予想周回数」からチーム平均体重に応じて
定めたハンデ対象周回数を「1周あたりのウエイトハンデ」と掛け合わせたものをウエ
イト補正秒数とする。
・ ハンデ対象周回数はハンデストップ秒数のバランスを加味してレースごとにオフィシ
ャルが設定するものとする。
・ ベースハンデストップ5秒+ウエイト補正秒数=各チームのハンデストップ秒数とな
る。(小数点は繰り上げ)
例:Aチームの平均重量が65キロで「予想レース周回数」が223周、
「1kgあた
りのウエイトハンデ秒数」0.033秒の場合。
「1周あたりのウエイトハンデ」=(80キロ-65キロ)×0.033=0.495秒
「ハンデ周回数」=223周-(15キロ×1.5周)=200.5周。
「ハンデストップ秒数」=(200.5×0.495)+5秒=104.247秒
よってAチームのハンデストップ秒数は「105秒」となる。
・ ハンデストップ枠には各チーム専用の計測機が設置される。
・ PC介入時、ハンデストップ枠はクローズされ、新しくハンデストップをスタートする
ことはできない。
・ ハンデストップ専用枠に車輌を停止したドライバーはエンジンを停止した後、自チーム
の計測機のカウントをスタートすること。
・ 計測機のスタートはドライバーが行うこと。チーム員は自チームの計測機をスタートす
ることはできない。ドライバー以外が計測機をスタートした場合はペナルティーの対象
となる。
・ ハンデストップ消化を担当スタッフが確認した後、ドライバーに乗車可能の合図が告げ
られる。消化中、ドライバーは待機場所から離れることはできない。
・ 担当スタッフの確認なく待機場所から離れた場合、またカートに乗車した場合は、ペナ
ルティーの対象となる。
・ 誤って他チームの計測機をスタートさせた場合、再度自チームの計測機をスタートしな
ければならない。
・ ハンデストップを消化したチームの計測機は随時、撤去される。
11-6 決勝レース終了
・ 決勝レース終了の合図は、チェッカー旗の提示においておこなわれる。
・ 規定された時間を経過しても、チェッカー旗が提示されるまでは競技終了ではない。
・ チェッカー旗を受けた車輌は、すべてピットインし、オフィシャルに指示された場所で
車輌を停止させ、降車する事とする。
・ 決勝レース終了後のピットロード内一時停止は、ペナルティーの対象外とするが、決勝
終了後のピットロード内は混雑するので、必ず一時停止を行う事とする。
11-7 ブロッキングに関する規定事項
・ ブロッキングにより他車輌と接触した場合、警告・ペナルティーの対象となる。
・ ブロッキングとは、故意に他車輌の走行を妨害する行為・蛇行運転のことである。
・ 走行中、ブレーキング時に1車身以内後方に車輌がいる場合の進路変更は1度のみとす
る。2度以上進路を変更し、他車輌を巻き込んだ場合は警告・ペナルティーの対象とな
る。
ただし、危険回避と判断された場合はこの限りではない。
・ 後方車輌が並びかけてきた際は、相手が通れる1車身分の走行ラインは確実に残す事。
走行ラインが残っていないと判断された場合、警告・ペナルティーの対象となる。
・ 前走者をパッシングの際、パッシングラインからレコードライン上に復帰する際は後方
車輌の進路を妨げないように細心の注意を図ること。既にレコードライン上から並びか
けていた車輌との接触が起きた場合はブロッキングとして警告・ペナルティーの対象と
なる。
12-1 レギュレーション変更に関する規定事項
・ 本レギュレーションにおいて、レギュレーションの修正が必要と判断された場合、オフ
ィシャルはレギュレーションの変更または追加を行うことができる。
・ レギュレーションの変更、追加が実施される場合、公式通知として発表される。
レギュレーション修正変更記録
2016.03.25 「7-6 競技の中断」 「9-4 ポイント」 について変更致しました。
Fly UP