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貝塚市子ども・子育て支援新制度におけるニーズ調査結果まとめ 1 家族

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貝塚市子ども・子育て支援新制度におけるニーズ調査結果まとめ 1 家族
貝塚市子ども・子育て支援新制度におけるニーズ調査結果まとめ
1 家族構成と保護者の就労状況(P5)
○子供の人数についてみると「2人」が半数を占め、希望する子供の数も「2人」と
なっています。【(4) 就学前児童調査・就学児童調査:問4】
○同居・近居の状況をみると、両親と暮らしているご家庭が9割近くを占め、ひと
り親家庭は就学前児童で 4.5%、就学児童で 9.3%ほどおられます。【(7) 就
学前児童調査:問7・就学児童調査:問5】
○子育てや教育を主に行っている方は、「父母ともに」が半数を占めている一方、
「主に母親」と答えられた家庭も半数近くに上っています。【(8) 就学前児童
調査:問8・就学児童調査:問6】
○子育てに対して気軽に相談できる方の有無については9割以上の方が「いる」
と答えられており、配偶者や家族、友人や知人が多く占めています。【(10)~
(10)-1 就学前児童調査:問 10・就学児童調査:問8】
○保護者の就労状況についてみると、母親では就学前児童で「以前は就労して
いたが、現在は就労していない」が4割を超え最も高く、就学児童では「就労し
ている(パートタイム、アルバイト等)」が4割を超え最も高くなっています。父親
では「就労している(フルタイム;育休・介護休業中は含まない)」が就学前児童
で 93.3%、就学児童で 87.5%と最も高く、大部分を占めています。【(11) 就学
前児童調査:問 11,12・就学児童調査:問9,10】
○パート・アルバイトをしている母親でフルタイムへの転換希望についてみると
「パート・アルバイト等の就労を続けることを希望」と答えられた方が半数に上り
最も多く、「フルタイムへの転換希望がある」と答えられた方は3割程度となっ
ています。【(12)就学前児童調査:問 13・就学児童調査:問 11】
2 お子さんの定期的な教育・保育事業の利用状況(P20)
○平日に幼稚園や保育所などの子どもを預かる施設やサービスを定期的に利用
しているかという設問を見ると、利用している方は6割に及んでいます。【(1)就
学前児童調査:問 15】
○利用しておられない方の理由を見ると「ご自身や配偶者が子どもの面倒をみて
いるため、利用する必要が無い」と答えた方が1/4と最も高くなっています。
【(1)-1 就学前児童調査:問 15-1】
○平日に利用している教育・保育事業の種類でみると0歳から3歳までは「認可
保育所」、4歳、5歳では「幼稚園」が最も利用が高くなっています。【(1)-1 就
学前児童調査:問 15-1】
○平日に幼稚園や保育所などの子どもを預かる施設やサービスを定期的に利用
している理由についてみると、「子どもの教育や発達のため」と「保護者が働い
ている」が過半数以上となりもっと高くなっています。また、地区別でその傾向
を見ると、浜手地区、山手地区では「子どもの教育や発達のため」が、最も高く
なっていますが、中央地区では「保護者が働いている」が最も高くなっています。
【(1)-5 就学前児童調査:問 15-5】
○現在利用しているかどうかにかかわらず今後定期的に平日利用したいと考え
る施設やサービスについては、「認可保育所」が最も高く、次いで「幼稚園」とな
っており、年齢別でみると0歳、1歳、3歳、5歳では「認可保育所」が最も高くな
っており、2歳、4歳では「幼稚園」が最も高くなっています。【(2) 就学前児童
調査:問 17】
3 留守家庭児童会(仲よしホーム)の利用状況(P28)
○平日に留守家庭児童会を利用されていると答えられた方は1割ほどとなってお
り、主な理由としては「保護者が働いている」が大半を占めています。【(1)、(2)
-1 就学児童調査:問 13、14-1】
○利用されていない方の理由として「ご自身や配偶者が子供の面倒を見ている
ため、利用する必要がない」と答えられた方が半数を超えています。【(3) 就
学児童調査:問 15】
○土曜日と日曜・祝日の留守家庭児童会の利用希望については、土曜、日祝日
ともに「利用する必要はない」が最も高くなっており、「ほぼ毎週利用したい」「月
に1~2回は利用したい」と利用意向を示されたのは土曜日では4割、日・祝日
では2割程度となっています。【(2)-2 就学児童調査:問 14-2】
○留守家庭児童会への要望についてみると、「朝の利用時間を延長する」が最も
高くなっており、4割程度の要望が見られます。【(2)-4 就学児童調査:問
14-4】
○小学4年生以降の放課後の過ごし方についてみると6割を超える方が「留守家
庭児童会を利用したい」と答えられており、4割近くの方が「放課後子ども教室
を利用したい」と答えられています。【(2)-5 就学児童調査:問 14-5】
○今後留守家庭児童会を利用したいかという利用希望についての設問では、1
割弱の方が「利用したい」と答えられており、8割を超える方が、「今後も利用し
ない」と答えておられます。一方で、土曜日の利用希望は3割ほどおられ、日
曜・祝日の利用希望も1割を超えておられます。【(3)-1 就学児童調査:問
15-1】
4 病気の際の対応(P38)
○この一年間に子どもが病気やけがで通常の事業が利用できなかったことの有
無については就学前、就学児童ともに半数を超えて「あった」と答えています。
【(1) 就学前児童調査・就学児童調査:問 16】
○その際の対処としては「母親が仕事を休んだ」が就学前児童、就学児童ともに
最も高くなっています。また、その際の対処日数についてみると就学前児童で
は「3日~5日」、就学児童では「1日~2日」が最も高くなっています。【(1)-1
就学前児童調査・就学児童調査:問 16-1】
○子どもが病気やけがで通常の事業が利用できなかった際に、父親又は母親が
休まれて対応された方で「できれば病気の子どものための保育施設などを利
用したい」と答えた方は就学前児童で3割、就学児童で2割弱おられます。【(1)
-2 就学前児童調査・就学児童調査:問 16-2】
○利用するにあたっての望ましいサービスとしては「幼稚園・保育所などに併設し
た施設で子どもをみてくれるサービス」が8割近くと最も高くなっています。次い
で「小児科に併設した施設で子どもをみてくれるサービス」が7割近くとなってい
ます。【(1)-3 就学前児童調査・就学児童調査:問 16-3】
5 土曜日・日曜日・祝日や長期休暇中の定期的な教育・保育事
業の利用希望 (P45)
○土曜日、日曜日・祝日や長期休暇中の定期的な教育・保育事業の利用の有無
についてみると、どちらも「利用する必要はない」が最も高くなっています。地区
別にみてもほぼ同じ傾向を示していますが、中央地区で「ほぼ毎週利用したい」
が若干多くなっています。【(1) 就学前児童調査:問 18】
○長期休暇中の教育・保育事業の利用希望についてみると、「利用する必要は
ない」が最も多いのですが、「休みの期間中ほぼ毎日利用したい」と「休みの期
間中、週に数日利用したい」とを合わせた利用意向を見ると2割強に上ります。
【(2) 就学前児童調査:問 19】
6 育児休業など、仕事と子育ての両立(P49)
○育児休業の取得状況についてみると、母親は「働いていなかった」が半数を超
え最も高く、「取った、あるいは今取っている」と答えた方は全体の1/4程度と
なっています。父親は「育児休業を取らずに働いた」が約8割と最も高くなって
います。また、父親の育児休業取得日数は「3日~5日」が最も高く、次いで「6
日~10 日」が高くなっています。また、育児休業を取らずに働いた理由につい
てみると、母親は「仕事が忙しかった」が最も高く、次いで「収入減となり、経済
的に苦しくなる」が高くなっています。また、父親は「配偶者が無職である、ご自
身や配偶者の親などにみてもらえるなど、制度を利用する必要がなかった」が
約4割で最も高くなっており、次いで「仕事が忙しかった」が高くなっています。
【(1) 就学前児童調査:問 20】
○育児休業取得後の職場復帰についてみると、母親、父親ともに「育児休業取
得後、職場に復帰した」が最も高くなっています。【(1)-1 就学前児童調査:
問 20-1】
○子供と一緒に過ごす時間についての満足度を見ると、母親では、「十分だと思
う」が最も高く、次いで「まあまあ十分だと思う」となっています。父親では「不十
分だと思う」が最も高く、次に「まあまあ十分だと思う」となっています。【(2) 就
学前児童調査:問 21・就学児童調査:問 19】
○仕事と子育てを両立させるうえでの課題についてみると、「子どもや自分が病
気やけがをしたときに代わりに子どもをみてくれる人がいないこと」が半数と最
も高く、次いで「残業や出張が入ること」、「子どもと接する時間が少ないこと」と
なっています。【(4) 就学前児童調査:問 23】
7 お子さんの普段の過ごし方 (P58)
○就学前児童への設問で、将来小学校に通った時の放課後の過ごし方の希望
についてみると、「自宅」が小学校低学年で6割弱、小学校高学年で7割強と最
も高く、次いで「習い事(ピアノ教室、サッカークラブ、学習塾など)」が小学校低
学年、高学年ともに高くなっています。【(4) 就学前児童調査:問 24,25】
○将来、小学校に通った時の土曜日、日曜日・祝日の留守家庭児童会の利用希
望についてみると土曜日、日曜日・祝日ともに「利用する必要はない」がそれぞ
れ 37.5%、75.0%となっています。また、「低学年(1~3 年生)の間は利用した
い」を選んだ方の希望する開始時間は、土曜日、日曜日・祝日が「8時~9時」
の割合が最も高くなっています。終了時間では、土曜日、日曜日・祝日ともに
「18時~19 時」の割合が最も高くなっています。【(2) 就学前児童調査:問
26】
○長期の休暇期間中の留守家庭児童会(仲よしホーム)の利用希望についてみ
ると、「低学年(1~3 年生)の間は利用したい」が約半数に上り、「高学年(4~
6年生)になっても利用したい」が約4割となっています。一方、「利用する必要
はない」と答えた方は1割弱となっています。【(3) 就学前児童調査:問 27】
8 不定期の教育・保育事業や宿泊を伴う一時預かり等の利用
(P65)
○一時預かりなど、不定期に利用する必要がある事業の利用状況についてみる
と、「利用していない」が大半を占め、8割弱と最も高くなっています。利用して
いる事業では、「一時預かり(私用などの理由で、保育所などで一時的に子ど
もを保育するサービス)」、「幼稚園の預かり保育(幼稚園に通う子どもを対象
にして、通常の就園時間を延長して預かるサービスを不定期に利用している場
合)」の割合が1割以下となっています。【(1) 就学前児童調査:問 28】
○保育所などで実施されている「一時預かり」等の利用希望についてみると、3割
を超える方が「利用したい」と答えておられます。
○望ましい子育て支援サービスについてみると。「幼稚園・保育所などの施設で
子どもをみてくれるサービス」が9割を超えて最も高く、次いで「地域子育て支
援センターなどの小規模な施設で子どもをみてくれるサービス」が半数近くに
上っています。【(1) 就学前児童調査:問 29-1】
○この1年間に、冠婚葬祭、家族の病気などの保護者の用事により、お子さんを
「泊りがけで」家族以外にみてもらわないといけないことがあったかについてみ
ると、「なかった」が就学前児童では7割強、就学児童では8割と最も高くなって
います。また、対処方法についてみると、「ご自身や配偶者の親、新せき、友
人・知人にみてもらった(同居している場合も含む)」が就学前児童・就学児童
ともに最も高く、次いで「仕方なく子どもを同行させた」となっています。【(3)
就学前児童調査:問 30・就学児童調査:問 18】
9 地域の子育て支援サービスの利用状況(P71)
○地域子育て支援センター事業の利用状況についてみると、「地域子育て支援
センター事業」が2割弱、「その他市が実施している類似の事業」が若干数とな
っています。一方、「利用していない」は8割弱となっています。【(1) 就学前児
童調査:問 31】
○地域子育て支援センター事業の今後の利用意向についてみると、「新たに利
用したり、利用日数を増やしたいとは思わない」が6割を超え最も高く、「利用し
ていないが、今後利用したい」が2割弱となっています。【(2) 就学前児童調
査:問 32】
○子育てサービスの認知度についてみると、「保育所や幼稚園の園庭などが開
放」が8割を超え最も高く、次いで「母親・父親学級、両親学級、育児学級」が7
割強となっています。またこれらの利用状況についてみると、「保育所や幼稚
園の園庭などの開放」が4割で最も高く、次いで「母親・父親学級、両親学級、
育児学級」が3割強となっています。これらの利用意向についてみると、「保育
所や幼稚園の園庭などの開放」が4割と最も高く、次いで「保健センターの情
報・相談サービス」が3割強となっています。【(3) 就学前児童調査:問 33】
10
市役所などへの要望(P79)
○今後の子育て支援に対する要望についてみると、「小児救急など安心して子ど
もが医療機関を利用できる体制を整備する」が就学前児童で7割弱、就学児
童で6割強と最も高く、次いで就学前児童で「親子が安心して集まれる公園な
どの屋外の施設を整備する」で7割弱、就学児童で「育児休業給付、児童手当、
扶養控除の拡充などの子育て世帯への経済的助成の拡充」が約6割となって
います。【(1) 就学前児童調査:問 34・就学児童:問 22】
11
お子さんの生活週間(P80)
○今後の子育て支援に対する要望についてみると、「小児救急など安心して子ど
もが医療機関を利用できる体制を整備する」が就学前児童で 67.4%、就学児
童で 62.1%と最も高く、次いで就学前児童で「親子が安心して集まれる公園な
どの屋外の施設を整備する」で 65.5%、就学児童で「育児休業給付、児童手当、
扶養控除の拡充などの子育て世帯への経済的助成の拡充」が 60.5%となって
います。また、平日のテレビ・ビデオ(ゲームも含む)の1日あたりの平均視聴
時間についてみると、「2時間以上」が、就学前児童で4割弱、就学児童で4割
強とともに最も高くなっています。就寝時刻についてみると、就学前児童は「21
時~21 時半」で3割、就学児童は「21 時半~22 時」で3割と最も高くなっていま
す。【(1) 就学前児童調査:問 35・就学児童:問 23】
12
子育てを支援する生活環境の整備や子どもの安全確保
(P82)
○外出されるときに、困ること、困ったことについてみると、「買い物や用事などの
合間の気分転換に子どもを遊ばせる場所がない」が4割と最も高くなっていま
す。次いで「自動車の通行が多いにもかかわらず歩道や信号がない道路が多
いので心配」、「小さな子どもとの食事に配慮された場所(店)が少ない」となっ
ています。【(1) 就学前児童調査:問 36】
○遊び場に関して満足しているかについてみると、「満足していない」が就学前児
童で約半数、就学児童で約6割と最も高くなっています。次いで「どちらとも思
わない」が就学前児童・就学児童ともに高くなっています。【(2) 就学前児童
調査:問 37・就学児童:問 28】
13
子育てを実践して感じること(P84)
○ご自身にとっての子育てに対する思いをみると「楽しいと感じることの方が多い」
が就学前児童で約半数、就学児童でも同様に最も高く、次いで「楽しいと感じ
ることとしんどいと感じることが同じくらい」が就学前児童・就学児童ともに4割
程度となっています。【(2) 就学前児童調査:問 40・就学児童:問 31】
○子育てをする中でどのような支援・対策が有効と感じているかについてみると、
就学前児童では「仕事と家庭生活の両立ができる労働環境の整備」が4割弱、
次いで「保育サービスの充実」が約3割となっており、就学児童では「子育てし
やすい住居・まちの環境面での充実」が約半数と高く、次いで「子どもを対象に
した犯罪・事故の軽減」が4割強となっています。【(2)-1 就学前児童調査:
問 40-1・就学児童:問 31-1】
○子育てのつらさを解消する為に必要な支援・対策についてみると、就学前児童
では「地域における子育て支援の充実(一時預かり、育児相談など)」が3割強、
次いで「仕事と家庭生活の両立ができる労働環境の整備」が3割となっていま
す。就学児童では「子どもの教育環境」「仕事と家庭生活の両立ができる労働
環境の整備」がともに4割弱と最も高くなっています。次いで「子どもを対象にし
た犯罪・事故の軽減」が4割弱となっています。
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