...

2011 年 8 月

by user

on
Category: Documents
5

views

Report

Comments

Transcript

2011 年 8 月
Hello みなさ~~ん
お元気ですか !?
カナダから TOLEVIA の Mari です。
こんにちは ☆ !
日本の夏はいかがお過ごしでしょうか?
こちらバンクーバーは、例年にない涼しい夏が続いて
おりました。・・・が!
最近、ちょこっと蒸し暑く
感じる日が出てきて、やっと夏らしくなってきたかな ?
というところです。
さて、今回はカナダからのお便り Vol. 2 でございます。
今回取り上げるイベントは、現地ボランティア活動。
先月、日本から 1 ヶ月バンクーバーへお勉強に来てい
た若い 18 歳の生徒さん達から、「現地の人達と自然
に触れ合えるような、ボランティア活動に参加してみ
たいんです!」との熱いリクエストを受けまして、
『環境森林保護活動』への参加をアレンジしました!
道中での記念撮影
今回、ボランティア活動への参加
を志願した、大阪からの 18 歳、
仲良し 3 人組
(左から Maho ちゃん, Riko ちゃん,
Kengo くん )
イヤ~、こんな短期間の滞在中に
自らボランティア活動を希望する
なんて、なかなか今時にない感心
な子達ですヨ
こちらは、日本のようにイベントがしょっちゅう街の
あちこちで行われているわけではないので、一日限り
の単発のボランティアというのは、なかなかないもの
なんですね。また、ちゃんとした団体の活動になると、
登録手続きが必要だったり、それなりの資格がないと
ボランティアメンバーにさへもなれない場合があった
りします。また、ある程度一定期間の参加が求められ
るものも多いんですね。
☆
そんな中、この環境ボランティアへ参加できたのは、
本当にラッキーでした ☆
探すの苦労しましたが~ ++;
さて、この日の参加メンバーは、現地に住むレギュラ
ーのボランティア陣と、私達のような飛び入り参加の
メンバー、計約 15 名強。
まずは、メンバーの簡単な自己紹介から始まり、その
後森林へ入って行う活動において、それぞれ使う道具
の説明などが行われました。
(真剣に聞いていて、すっかり写真を撮り忘れてしま
った。。。ゴメンナサイ ><;)
説明が終わって、いざ森林へ!
森林公園の中
この日の気温は 20 度前後。
でも、森林の中はもっとひんやり。
空気が澄んでる感じがしました。
肉体労働には最適な温度です!
青空を覆う木々のお陰で、強い
日差しを直接受けることもなく、
快適な散歩道が続く。。。
ラ~ララ~ ♪♪
さて、森の中を進むこと約 10 分、作業地点に到着。
早速、仕事の役割分担が始まりました。
私達は初心者なので、枝をカットする作業は危険だ
ろうとのことで、“ Bundling ” というカットされた枝
をまとめる作業を任されました。
「な~んだ、それなら簡単!!」
・・・と思いきや、これが意外とプロセスが難しい。
色々と説明してくれるのだが「・・・?????」
「まぁ、実際にやってみた方が分かりやすいよ!」
との誰かさんの一声で、とりあえず挑戦することに。
Bundling Procedure (バンドリングのプロセス)
STEP 1
まずは大きなシートを下に引く。
その上に、小枝をカットした、
長めの太い枝を 3 本。
写真の左端っこにちょこっと映
っているが、実はシートの下に、
枝と垂直の方向でロープが 3 本
置いてある。
さあ、これらが一体どう使われ
るのか、乞うご期待・・・☆
STEP 2
ベテランチームがカットしてきた枝を、更に枝きりバサミで綺麗にしていく。小枝など、出っ張ったものを
Cut Cut Cut !!
18 歳、最近の現代っ子に、こんな土仕事はどうなんだろうか・・・とちょっぴり心配だっ
たが、意外にか・な・り・楽しんでいる様子。。。^^‘
そして、何故か女の子の方が元気 !?
STEP 3
きれいに剪定された枝をシートの上に並べていく。この時、枝に付いた種を振り落とさないようにするのが
ポイント。種が巻き散ると、そこからまた新しい木が繁殖してきて、森林を破壊してしまうからだ。
さぁ、ここまでは簡単簡単。。^^
さて、枝も十分のせたことだし、お次はどうすれば・・・ ??
ということで、ここでインストラクター登場!
STEP 4
森林保護活動の中心ボランティア
メンバー。
ブリティッシュコロンビア州立大
学卒。専攻はマイクロバイオロジ
ーとのことで、さっすが~ !!
「枝の下に引いてあるシートを持
って、くるめていくんだよ・・」
と、なんだか教え方も優しい ~ ♪
(もちろん全て英語です!)
さて、ここからがちょっと面白い。
言葉で説明するのは難しいので、写真でご説明しよう !
STEP 5
シートの下に引いてあった 3 本のロープで、シートごと枝を縛る作業。ロープの片端に輪を作っておいて、そこへ
反対側のロープを差し込んで、ギューーーーーっと縛っていく。足で押して押して、どーーんどん x 10 小さく!!
さて、ここからはちょっとややこしいぞ。。。 ^^;
STEP 6
ロープとシートを使って絞りあげた木々を、今度は薄い紐で結んでいく作業。
(注:この紐は、もちろん環境に優しい素材のもの。そのうち腐ってちゃんと土に戻っていくようになっている)
ただ単に結ぶのではなく、更にこの紐でしっかりと絞りあげられるように、特別な輪っかを作る。
これが結構難しい。
STEP 7
・・・が、リコちゃんが意外に得意みたい !?
紐で縛った部分から、シートを順にはがしていく。
Riko ちゃんがあまりに得意なので、みんなびっくり ** !
でも「せっかくなのでみんなやってみましょう!!」ということで、Maho ちゃん
もトライ。「Oh !? みんな意外に飲み込みはや~い ^^!」
ハイ! 全て縛れました。
Bundling 1 つ目、完成です。Yappiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!!!!
「スゴーーイ、スゴーーーイ!!」と喜んでいるところへ、
ちょうどおやーつタイム ☆!
まぁ、なんともタイミングがいいね ♪
休憩 1
ボランティアレギュラーメ
ンバーの方が、手作りで用
意してくれた『クッキー &
パウンドケーキ』☆
ドリンクは、やっぱり
定番の『レモネード』だ!
休憩 2
ひと仕事終えた後のレモネ
ード。スカッとして、ホン
ト美味しい ~!!
お仕事終えた、お父さんの
ビールと同じかな !^^?
というわけで、クッキーを 2 つもたいらげた 3 人さんは、
またもやパワー全開!
Bundling Process も、もう頭にしっかりと入っちゃって、
慣れた手つきで 2 つ目、3 つ目とどんどん仕上げていく。
あれ !? なんだか、ものすっごく楽しんじゃってる !?
「来週もまた来たーーーーーーーい !!」って・・・
「エッ!? 本当 ^^?」
So Fun !!
普段、大阪の生活では絶対
にしないであろう経験。
これが意外にみんなすっご
く楽しんじゃって、やっぱ
り自然と触れ合うっていい
ことだなぁ~ ・・・としん
みり実感。
バンクーバー滞在中の思い
出トップランキングに入っ
たようで、私も嬉しいな ♪
「面接のアピール材料にし
たらいいよ!」・・・と、
ついつい余計なアドバイス
を。。。
ho ho ho
というわけで、ちょっと長めになりましたが
「環境ボランティア ・森林保護活動」のレポートでした!
「ところで、Mari さんはちゃんと仕事したの ??」・・・と
疑問に思った皆さん、 ご心配なく!!
私はカメラマンですので、働いている姿こそ写っていません
が、ちゃーーーんと見えないところで、ちょこちょこと働い
ております ^^
今日は、私にとっても本当に有意義な 1 日になりました。
Maho ちゃん、Riko ちゃん、Kengo くん、どうもありがとう ☆ !
最後のページは、お ・ま ・け。
『みんな~
お疲れ様でした!!』ってことで、私の大好きな
某有名イタリアンレストランでディナーしました~ ** !
上 : Restaurant “ Marcello ”
このお店はピザがとっても有名。
ウェイターの方が 2 種類お勧め
してくれたので、両方食べられ
るように、“ ハーフ & ハーフ ”
にしてもらいました。
右側の葉っぱののっかってるの
が、美味しかったーーー ☆
Maho ちゃんは、「こんな美味
しいピザ食べたことない!」っ
て嘘のような本気のコメント ^^
左 : Café “ Calabria ”
このカフェは、まるで美術館の
ような雰囲気を漂わせるインテ
リアで有名。3 人さんは、ジェ
ラート食べてニッコリ ^^
というわけで、最後まで読んで下さった皆様、ありが
とうございました!
Vol. 2 『環境ボランティア・活動レポート』というこ
とで更に長くなってしまいましたが、「最近の若い学
生さんもみんな結構頑張っているんだなぁ・・・」と
いうことがお伝えできていたら嬉しいです ♪
そうそう、 最後に本日の Key Word のご紹介 ☆!
この日、作業の中でとにかくよく出てきた単語がこれ。
Biodegradable
この単語は 3 つの言葉から成っていて、
1. bio ― 生物の
2. degrade ― 退化する
de ― 下へという意味の接頭語。よって grade を下げるという意味合い。
( 今回は環境の話題なので「減成する」ということですが、他にも様々
な意味があるので、辞書で調べてみてね! )
『
3.able ― できる ( = can )
つまり、
Biodegradable = 生物が退化しうる
自然と土に戻って、環境に優しい
ようするには、
そんな感じの意味合いになります。
生物の勉強と英語の勉強、そして実際の森林保護活動、
せっかくなら何か教育的なボランティア活動の体験を
提供してあげたかったので、私も大満足の一日でした!!
では、See you next time ~
Mari from Vancouver
2011 年 8 月 1 日
Fly UP