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もしあなたが高可用性システムの管理者になったら

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もしあなたが高可用性システムの管理者になったら
夜な夜な! なにわオラクル塾 第100回記念大会 &
ORACLE MASTER de Night!
もしあなたが高可用性システムの管理者になったら
~事例から学ぶ! 高可用性システム管理のはじめの一歩~
2013年3月13日
日本オラクル株式会社
テクノロジー製品事業統括本部 ソリューション本部 支社ソリューション部
1
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するも
のです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも
組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提
供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際
の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機
能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されま
す。
Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の 米国及びその他の国における登録
商標または商標です。そ の他の名称はそれぞれの会社の商標の可能性があります。
2
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Program Agenda
 もしあなたが高可用性システムの管理者になったら
~オラクルの最大可用性アーキテクチャ(MAA)の技術~
 高可用性システムの管理とOracle Enterprise Manager
 高可用性システム管理の実例
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もしあなたが高可用性システムの
管理者になったら
4
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高可用性が求められる背景
~企業を取り巻く環境~
24時間365日のアクセス
SLA(※)の締結と遵守
市場の急速な変化への対応
グローバルビジネスの対応
※ SLA = Service Level Agreement
ビジネスの機会喪失の防止
顧客、取引企業との信頼関係
5
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法的な義務
株主からの信頼
高可用性が求められる背景
IT管理者を取り巻く環境
 可用性要件に最も適したアーキテクチャを選択し、 実装するのは、 きわめて困難なタスク
 高可用性に求められるアーキテクチャ
– すべてのコンポーネントに冗長性を持たせること
– コンピュータ障害、ストレージ障害、人的エラー、データ破損およびサイト障害からの保護
を提供すること
– できるだけ素早く透過的に停止からリカバリすること
– 計画停止時間を排除または短縮するソリューションを提供すること
– 一貫した高いパフォーマンスを実現すること
– 配置、管理および拡張が容易であること
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もし あなたが高可用性システム の管理者になったら
どのよ うな技術・スキルを身につけるべきでしょう か?
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高可用性システムの特徴
継続的稼動
迅速なエラー検出
メンテナンス・アクティビティを実行するための停止時間はほとん
ど、またはまったく許容できないという場合、ソフトウェアで冗長化
されたデータへの継続的なアクセスが不可欠です。表をデータ
ベース内の別の場所に移動したり、ハードウェアにCPUを追加す
るといったアクティビティは、高可用性アーキテクチャではエンド・
ユーザーに対して透過的に行う必要があります。
コンポーネントに障害が発生した場合、素早い検出は予期しない
障害からリカバリする上でのもう1つの重要な要素です。停止か
ら素早くリカバリできても、問題の検出にさらに90分かかったとし
たら、SLAを遵守できない可能性があります。環境の監視には、
状態を素早く表示するための信頼できるソフトウェア、および
DBAに問題を通知する機能が必要です。
迅速な復旧
信頼性
障害発生時に障害からリカバリする方法には多くの選択肢があ
ります。高可用性環境で起こり得る障害のタイプ、およびビジネ
ス要件を満たす時間内に障害からリカバリする方法を決定するこ
とが重要です。アーキテクチャには、品質保証契約(SLA)で規定
された時間内にリカバリする能力があるでしょうか。
信頼できるハードウェアは高可用性ソリューションの1つの要素で
す。信頼できるソフトウェア(データベース、Webサーバー、アプリ
ケーションなど)も同様に、高可用性ソリューションを実現する上
で重要です。
8
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高可用性システムの管理は大変?
 技術を「見渡す」力が必要
– 複数の技術を身につけ、要件に応じて組み合わせ、管理するスキル
– 要件例
 ハードウェア障害対応、データ論理破損への対応、誤操作による
データ損失への対応、リカバリ時間○○以内、リカバリポイント、
etc.
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高可用性システムのイメージ


フラッシュバック
迅速に人為ミスの直前まで復旧
部分的な可用性の積み重ねでは、サ
ービスレベルは維持できない
システム全体の観点でサービスレベル
管理が必要
同期
本番サイト
大規模自然災害
スタンバイサイト
監視
監視
人為ミス
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ハードウェア障害
ネットワーク障害
バックアップ・リカバリ
例:RAC環境でのData Guard構成
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Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)
 Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)は、
Oracleの実証済み高可用性テクノロジーと成功事例に基づいたOracle
のベスト・プラクティスのブループリント
 MAAの目的
– すべての停止を回避、検出および修復するためのベスト・プラクティスを提供
– 最適な高可用性アーキテクチャをシンプルに構成すること
 ハードウェアやOSの影響を受けない
 高可用性のソリューションと体験をすぐに提供
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オラクルの主な高可用性テクノロジー
高可用性を実現するテクノロジー
Real Application Clusters
データ障害
Flashback
RMAN & Oracle Secure Backup
ASM
Active Data Guard
GoldenGate
システム変更
Online Reconfiguration
Rolling Upgrades
データ変更
Online Redefinition
アプリ変更
Edition-based Redefinition
計画外停止
計画停止
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Oracle MAA Best Practices
ノード障害
オラクルの最大可用性アーキテクチャ
Oracle Maximum Availability Architecture(MAA)
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高可用性システムの構成要素が増えると・・
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一般的な技術習得のアプローチの難しさ
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一元管理できる標準的なインターフェースがあったら?
迅速なヘルスチェック
管理作業の簡素化
 管理ポイントの素早い習得
 作業ミスのリスク削減


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高可用性システムの管理と
Oracle Enterprise Manager
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コマンドラインからの管理だったら
慣れているし信用できるけど、
GUIツールに任せられるのかしら
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(例)Data Guardの管理をマウス一つでできたら?
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広範に渡るデータベース管理業務
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インターフェースとしてのOracle Enterprise Manager
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Oracle Enterprise Manager
• 統合化されたシステム管理
• アプリケーション管理
• インフラストラクチャ管理
• 業務視点のビューも提供
• 開発~運用のライフサイクルを効率化
• 包括的なテスト
• 予防的な監視
• 深い診断と問題解決へのアドバイスなど
• オラクル環境に特化した多彩な機能群
• EBS向け機能群
• Oracle Databaseのチューニング機能 など
IT投資価値の最大化とTCO削減
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Oracle Enterprise Managerの革新
UIの刷新
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Oracle Enterprise Managerの構成
• 管理サービス
• 管理リポジトリ
• UI の提供
• 管理エージェントからの情報を
管理リポジトリへ保存
• 管理エージェントが収集した
情報を格納
• 管理エージェント
• 管理対象の情報を収集
• 管理サービスに情報を送信
管理対象のサーバー
管理用サーバー
WLS
http/https
http/https
管理サービス
管理エージェント
DB
http/https
管理コンソール
管理対象のサーバー
管理情報の収集・格納
管理操作の実行
管理情報の参照
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管理リポジトリ
管理エージェント
DB
高可用性システムの効率的な管理
例:高可用性コンソール
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ツールを使用した「トップダウンアプローチ」
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Oracle Enterprise Manager活用のメリット
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高可用性システム管理の実例
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RAC + ASM + Data Guardの構成を採用
MAA構成の3大要素技術の採用
某サービス企業様にて、高可用性を実現するために
『RAC + ASM + Data Guard』の構成を採用
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新しい3つの技術を採用することに対する不安
「そもそもどうやって構築すればいいのだろう?」
旧バージョン(10g,11gR1)のRACの運用経験しかなく
加えてASMやData Guardの知見がない
構築をどのように行えばよいか分からない
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Data Guardの概要(Physical Standby Database)
MAAの中核となる機能であり、災害対策や負荷分散機能を提供する
プライマリデータベースと物理的に同一のスタンバイデータベースを構成し、
プライマリデータベースに対する更新がリアルタイムに反映される(災害対策)。
スタンバイ側で取得したRMANバックアップでプライマリ側のリストアが可能(負荷分散)
Active Data Guard機能でスタンバイ側をREAD-ONLYでOPENすれば、
クエリも実行可能(負荷分散)

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RAC + ASM + Data Guardの構築手順書を作成①
各要素技術の仕様の確認と構築手順の洗い出しを行う
RAC/ASM/Data Guardのマニュアルを参照しながら、
各要素技術の構成要素を把握し、構築手順書をまとめる
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RAC + ASM + Data Guardの構築手順書を作成②
1人月近くをかけて、構築手順書を作成…
新技術の採用に伴い、構築手順書の作成に多くの工数が必要でした。
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本番環境でData Guard構築失敗
環境差異を手順書で考慮できておらず、リアルタイム適用が動かなかった
リアルタイム適用の為のスタンバイREDOログファイルの構成条件
① プライマリDB内のオンラインREDOログファイルと同サイズ
② プライマリDB内のREDOグループ数+1以上のグループ(Threadあたり)
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EMを使えば、簡単にData Guardの構築が可能①
EMに従えば、考慮ポイントや作業の抜け漏れがありません
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EMを使えば、簡単にData Guardの構築が可能②
環境に応じて動的に構成情報を取得するのでミスも発生しません
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スタンバイ・データベースの追加
当該データベースの可用性タブ
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前提条件
 Archivelogモードで稼働しているOracle Database (11.2.0.3)のシングルインスタンス
構成データベースのフィジカルスタンバイ構成を構築
– データファイルはファイルシステムを使用
Archivelogモードでない場合はエラーとなる
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スタンバイ・データベースの追加
スタンバイ・データベースのタイプの選択
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バックアップ・タイプの選択
スタンバイ・データベース作成の元バックアップの選択
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バックアップ・オプション
バックアップ取得並列度、スタンバイREDOログファイルの確認
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スタンバイ・データベースの場所
ホスト、ORACLE_HOME、インスタンス名の決定
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スタンバイ・データベースのファイルの場所
データファイルの配置先、リスナーの選択
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スタンバイ・データベースの構成
アーカイブ場所、FRA、資格証明の選択
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スタンバイ・データベースの追加:確認
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スタンバイ・データベースの作成の完了
Data Guardページにスタンバイ・データベースがリストされる
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EMによりMAA構成導入の敷居が大きく下がります
EMを利用してMAA構成や管理を容易に行うことが可能
MAAアドバイザを利用すれば、
推奨のソリューションからMAA構成を検討できます
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MAAアドバイザ(1)
すべての障害
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MAAアドバイザ(2)
コンピュータ-障害・ヒューマンエラー・記憶域管理・データ破損・サイト障害
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ARCHIVELOGモードへの変更
ARCHIVELOGモードをチェック
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変更の適用
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MAAアドバイザ
残りの推奨
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フラッシュバック・データベースの構成
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高速リカバリ領域の場所
OS上のディレクトリを選択
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高速リカバリ領域の設定完了
フラッシュバック・データベースの有効化完了
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フラッシュバック問い合わせの設定
サプリメンタル・ロギングの有効化
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MAAアドバイザ
残りの推奨(データの破損)
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初期化パラメータの変更
db_ultra_safe の設定
DB_ULTRA_SAFE は、ブロック破損の検出機能を高める初期化パラメータ
DB_BLOCK_CHECKING, DB_BLOKCK_CHECKSUM および
DB_LOST_WRITE_PROTECT を変更します。
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初期化パラメータ:DB_ULTRA_SAFE
ブロック破損の検出機能を高める
 DB_ULTRA_SAFE には、
OFF,DATA_ONLY,DATA_AND_INDEX を指定する
 それぞれの初期化パラメータで以下の設定
–
–
–
DB_ULTRA_SAFE = OFF *デフォルト値

DB_BLOCK_CHECKING = OFF

DB_BLOCK_CHECKSUM = TYPICAL

DB_LOST_WRITE_PROTECT = NONE
DB_ULTRA_SAFE = DATA_ONLY

DB_BLOCK_CHECKING = MEDIUM

DB_BLOCK_CHECKSUM = FULL

DB_LOST_WRITE_PROTECT = TYPICAL
DB_ULTRA_SAFE = DATA_AND_INDEX

DB_BLOCK_CHECKING = FULL

DB_BLOCK_CHECKSUM = FULL

DB_LOST_WRITE_PROTECT = TYPICAL

DB_BLOCK_CHECKING,DB_BLOCK_CHECKSUM もしくは
DB_LOST_WRITE_PROTECT を 明示的に設定している場合には設定した値
が優先されます。
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 DB_BLOCK_CHECKING は、データブロックの更新処理を行う
際にもブロックチェックを実行するか指定するパラメータ
 DB_BLOCK_CHECKING = OFF *デフォルト値
 SYSTEM 表領域のブロックのみチェック
 DB_BLOCK_CHECKING = LOW
 SYSTEM 表領域のチェックに加え、ユーザ表領域
に対してもチェック
 DML 文にてキャッシュ内のブロックが更新された
際に、キャッシュ内のブロックヘッダをチェック
 DB_BLOCK_CHECKING = MEDIUM
 LOW を設定した際のチェックに加え、索引構成表
を除いたすべての表ブロックに対するブロック
チェックが実行
 DB_BLOCK_CHECKING = FULL
 MEDIUM を設定した際のチェックに加え、すべて
の索引および表に対するブロックチェック
初期化パラメータ:DB_ULTRA_SAFE
補足

DB_BLOCK_CHECKSUM は、ブロック内に格納されているデータを元に
チェックサムを計算しデータブロックに格納するか指定する初期化パラメータ
–
–
–
61
DB_BLOCK_CHECKSUM = OFF(FALSE)

SYSTEM 表領域に対してのみチェックサムの計算および格納

ユーザ表領域に対しては、行わない
DB_BLOCK_CHECKSUM = TYPICAL(TRUE) *デフォルト値

ディスクにブロックを書き出す時点でチェックサムを計算しブロックに格納

チェックサムが格納されたブロックを読み込んだ場合に、ブロックに格納さ
れているデータを元にチェックサムを再計算し格納されている値と比較

計算したチェックサムの値が前回書き込んだ際に計算した値と異なる場合
には、チェックサムエラーが出力
 DB_LOST_WRITE_PROTECTは、欠落した書込みの検出を行う
か指定するパラメータ
 データ・ブロックの欠落した書込みは、ディスクに書き込まれなかっ
たにもかかわらず、ブロック書込みの完了を通知する場合に発生
 DB_LOST_WRITE_PROTECT = NONE *デフォルト値
 消失書込みの検出機能を無効。
 DB_LOST_WRITE_PROTECT = TYPICAL
 read/write 表領域に対する消失書込みの検出機
能を有効
DB_BLOCK_CHECKSUM = FULL

TYPICAL を設定した際の動作に加え、UPDATE および DELETE 文での
バッファ キャッシュ上でブロックを更新する際も、チェックサムの値の比較
および更新後のチェックサムの再計算

計算したチェックサムの値が前回書き込んだ際に計算した値と異なる場合
には、チェックサムエラーが出力
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
 DB_LOST_WRITE_PROTECT = FULL
 read/write および read only 表領域の消失書込み
の検出機能を有効
MAAアドバイザ
すべての推奨の実装
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Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
MAAアドバイザ
すべてのソリューション(すべての障害・コンピュータ障害)
63
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
MAAアドバイザ
すべてのソリューション(ヒューマンエラー・記憶域障害)
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Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
MAAアドバイザ
すべてのソリューション(データの破損・サイト障害)
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EMを使えば、MAAの運用も容易に①
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EMを使えば、MAAの運用も容易に②
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EMがあれば技術力が不要?スキルがつかない?
 一定の技術力がなければEMも十二分に扱うことはできない
 EMを使うことで、効率的に技術を見渡し身につけることができる
 for 入門者
– 効率的に高可用性システムのスキルを身につけられる入口
 for 中上級者
– 高可用性システムの管理作業を大幅に効率化するツール
– スキルトランスファーを円滑に行うための媒体
68
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高可用性DBへの接続
DataGuard環境への接続クライアント設定
Tnsnames.ora
 Data Guard 環境での接続時フェイルオーバーに
ついて
–
69
接続時フェイルオーバーを用い、指定されたアドレスの順番に接続を行う場合は
右のような形式で使用します。

ホスト名 host1 ポート 1521 で起動しているリスナーに登録された
SERVICE_NAME dg00 に接続を試み、

接続できなかった場合には、次にホスト名 host2 ポート 1521 で起動して
いるリスナーに登録された SERVICE_NAME dg00 に接続を試みます。
–
Data Guard 環境の場合、プライマリとスタンバイがスイッチオーバーすると右の
設定では ORA-1033 がエラーとして返されるようになります
–
プライマリとスタンバイが切り替わり、ホスト名 host1 ポート 1521 で起動してい
るリスナーに登録された SERVICE_NAME dg00 がスタンバイデータベースとな
り、マウント状態になる為です。
–
この現象は、ORA-1033 はデータベース側のエラーの為、Oracle Net のエラー
とは認識されない為の現象で仕様上の動作となります。
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dg00 =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = host1)(PORT = 1521))
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = host2)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = dg00)
)
)
Data Guard 環境での接続時フェイルオーバーの実装
Tnsnames.oraは変更なし
 マウント状態のスタンバイデータベースへ接続を
行おうとした場合にも、接続時フェイルオーバーを
有効とする方法
1.
プライマリデータベースにて新しくサービスを作成
し、起動
SQL> exec dbms_service.create_service('dg00','dg00');
SQL> exec dbms_service.start_service('dg00');
2.
70
プライマリデータベースにてSTARTUPトリガーを
作成(両ノードで作成することでスイッチオーバーを
繰り返してもエラーなく接続が可能)
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dg00 =
(DESCRIPTION =
(ADDRESS_LIST =
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = host1)(PORT = 1521))
(ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = host2)(PORT = 1521))
)
(CONNECT_DATA =
(SERVICE_NAME = dg00)
)
)
SQL> CREATE OR REPLACE TRIGGER manage_DGservice
2 after startup on database
3 DECLARE
4 role VARCHAR(30);
5 BEGIN
6 SELECT DATABASE_ROLE INTO role FROM V$DATABASE;
7 IF role = 'PRIMARY' THEN
8
DBMS_SERVICE.START_SERVICE('dg00');
9 END IF;
10 END;
11 /
Oracle Restartとの組み合わせ
 Oracle Restart/Oracle Cluster構成のデータベース・サービスを追加する
際にData Guard構成用パラメータを追加
srvctl add service -d <db_unique_name> -s <service_name>
[-l [PRIMARY][,PHYSICAL_STANDBY][,LOGICAL_STANDBY][,SNAPSHOT_STANDBY]]
[-y {AUTOMATIC | MANUAL}]
-l [PRIMARY][,PHYSICAL_STANDBY][,LOGICAL_STANDBY][,SNAPSHOT_STANDBY]
サービス・ロールのリスト。
データベースの起動時に、サービス・ロールの1つが現在のデータベース・ロールに一致する場合にのみサービスは起動されます。
-y {AUTOMATIC | MANUAL}
サービスの管理ポリシー。
AUTOMATIC(デフォルト)の場合、サービスは計画された再起動(SRVCTLを使用)または障害の後、データベースの再起動時に
サービス・ロールに従って自動的に起動されます。
MANUALの場合、データベースの計画された再起動(SRVCTLを使用)時にサービスは自動的には再起動されません。サービスは
実行中にOracle Restartで監視され、障害が発生すると再起動されます。
71
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まとめ
72
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
参考情報
各種情報のWebサイト
 Oracle Maximum Availability Architecture (MAA)
http://www.oracle.com/technetwork/jp/content/maa-094615-ja.html
 Oracle Technology Network セミナー オンデマンドコンテンツ
http://www.oracle.com/technetwork/jp/content/index-086873-ja.html
 オラクルデータベースインサイダー
https://blogs.oracle.com/dbjp/
73
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データベース環境を
最新化することのメリット
74
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
長年にわたるOracle Database の進化
Database から Engineered Systems へ
Oracle
10g
Oracle8i
Oracle8
ハッシュ/
コンポジット・
パーティション
レンジ・
パーティション マテリアライズ
ド・ビュー
Oracle6 スタンバイDB パラレルDML
AQ
Java/XML対応
パラレル・クエリ
行レベルロック
アドバンスト・
レプリケーション
Oracle7
Oracle5
Oracle4
Oracle2
‘79
読取り一貫性
‘84
75
パラレルサーバ
‘85
‘88
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
‘92
‘97
‘99
Oracle9i
Grid Control
Real
Application
Clusters
Transparent
Data
Encryption
Data Guard
Automatic
Storage
Management
XML DB
9i OLAP
‘01
Oracle
11g
Engineered
Systems
Real
Application
Testing
Oracle
Database
Appliance
Advanced
Exadata
Compression
ADDM
※日本国内出荷
R1:2007年 10
R2:2009年 11月
‘04
‘07
‘09
‘10
‘13
Database 10g 以降の主な機能拡張
最新技術によるITコストの最適化をサポート
10g
 管理の自動化
WebベースのEM、ADDMによる分析の実行、
自動オプティマイザ統計収集、AWR、サーバー
生成アラート、各種アドバイザ機能、メモリの自
動チューニング機能
 記憶領域関連の新機能
SYSAUX表領域、表領域容量の使用状況監
視、ビッグファイル表領域、セグメントの縮小機
能、ASM
 データのロードとアンロード
Data Pumpエクスポートおよびインポート、クロ
スプラットフォーム・トランスポータブル表領域
 高可用性のための拡張機能
フラッシュ・リカバリ領域、フラッシュバック・デー
タベース、フラッシュバック・ドロップ、フラッシュ
バック問合せ、フラッシュバック・テーブル機能
 その他の拡張機能
VPDの拡張、データベース・リソース・マネージャ
の拡張、新しいトレース機能の理解、再開可能
領域割当ての拡張
76
Copyright © 2013, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.
11gR1
 管理の自動化
AWRベースラインに基づくメトリックしきい値、自
動メンテナンス・タスクの拡張、自動メモリー管
理の設定、自動SQLチューニング、SQL計画管
理、
 高可用性のための拡張機能
フラッシュバック・データ・アーカイブ、フラッシュ
バック・トランザクション・バックアウト
 記憶領域関連の新機能
パーティションの拡張、データ圧縮の拡張、
 セキュリティ関連の拡張機能
表領域の暗号化、Oracle SecureFiles
 障害復旧のための拡張機能
サポート・ワークベンチ、データ・リカバリ・アドバ
イザ、SQL修復アドバイザ
 その他の拡張機能
データベースの複製、データベース・リプレイ、
SQLパフォーマンス・アナライザ、問合せの結果
キャッシュ
11gR2
 記憶領域関連の新機能
ASMの拡張、ASM Cluster File System
(ACFS)
 高可用性のための拡張機能
Real Application Clustesの拡張、Oracle
Clusterwareの拡張、Single Access Client
Name(SCAN)、ポリシーベース管理(サー
バープール)、Real Application Clusters
One Node
 障害復旧のための拡張機能
スタンバイ・データベースを利用した自動ブ
ロック修正
 パフォーマンス向上のための拡張機能
パラレル・クエリーにおける自動パラレル度
設定、In Memory Parallel クエリー
 その他の拡張機能
オンライン・アプリケーション・アップグレード
最新のデータベース環境におけるメリット
性能の向上が業務パフォーマンス向上とITコストの最適化を実現
77
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最新のデータベース環境におけるメリット
具体的なメリットの例
78
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79
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80
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夜な夜な! なにわオラクル塾 第100回記念大会 &
ORACLE MASTER de Night!
データベースプラットフォーム技術動向と
システム導入のトレンド
2013年3月13日
日本オラクル株式会社
製品戦略統括本部 テクノロジーアライアンスビジネス推進本部
以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。
また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは
できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント
(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい
ては、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
2
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Oracle Corporation
Oracle Corporation 最新企業プロファイル
企業規模
• 売上
: $37.1B* (直近12ヶ月)
イノベーションへの投資
• 開発者
: 32,000人
• 市場評価 : #1 : 50製品カテゴリ
/インダストリ
• サポートアナリスト
: 18,000人、27言語
• 顧客
: 380,000社、145ヶ国
• パートナ
: 20,000社
• システム・コンサルタント
: 17,000人
• 社員
: 108,000人
• 研修
• 技術者
: 14,000,000人
(Oracle オンライン・コミュニティ)
* GAAP revenue reported in USD as of May 31, 2012
4
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: 1,500,000人(生徒)/年
• コンソーシアム
: 850 (独立ユーザグループ)
: 800,000人 (参加者)
技術革新と技術融合に向けたR&D投資
$6.0
(予定)
$4.5B $4.5B
$1.3B $1.5B
FY04
5
FY05
$1.9B
FY06
$2.2B
FY07
$2.7B $2.8B
FY08
FY09
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$3.3B
2004年からの
研究開発費累計
$30B
FY10
FY11
FY12
FY13
Oracle Engineered Systems
Hardware and Software, Engineered to Work Together
6
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Oracle Engineered Systems
ITコスト構造を改善し、事業変革への貢献を目指す
DESIGN
GOAL
7
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
Simplify IT.
- 複雑なシステム環境を最適化

Extreme Performance.
- 歪なコンピュータアーキテクチャを最適化
最小限のサーバ・リソースから処理性能を引き出すために
歪なコンピュータ・アーキテクチャの最適化が重要
2003 vs 2010
処理性能
性能
CPU
(相対比)
X
32
トランジスタ数
ボトルネック
Network
拡大傾向
ボトルネック
HDD
X
時間
8
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1.x
回転数
Oracle Engineered Systems
Hardware and Software, Engineered to Work Together

ソフトウェアごとの処理特性に最適なシステム構造
- 例) DBは、DB処理に対して最もバランスのとれた構成上で稼働させる
DEIGN
CONCEPT

ソフトウェアとハードウェアを密に連携させ統合
- 最大の特徴。ハードウェア・リソースを最大活用できるようソフトウェアを改良
- 比類なき性能、可用性、簡素化を実現

徹底的にチューニング, デバッグ, 最適化した後に出荷

システム構造全体を対象にした管理機構
- ソフトウェアとハードウェアを通貫した、きめ細やかな管理機能
9
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Oracle Engineered Systems
Oracle Exadata X3
Database In-Memory Machine
Exadata X3 | Database In-Memory Transformation
2010
2012
2009
2008
DW処理の高速化
オンライン処理の高速化&
大規模DBに向けた強化
Database On Disk
11
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拡張性の強化
巨大なFlashメモリ領域
全ての I/O はFlashへ
Database In-Memory
X3
Oracle Exadata Database In-Memory Machine
完成されたシステム – コンピュータ、ストレージ、ネットワーク
• Database Cluster
– インテル製 データベース・サーバー(128コア)
– Oracle Linux
– Oracle Database 11g
– 10 ギガ イーサネット
• Storage Grid
– インテル製 ストレージ・サーバー(168コア)
– ディスク総量 504 テラバイト
– フラッシュ・ストレージ 22.4 テラバイト
– Exadata Storage Server Software
• InfiniBand Network
– 内部接続用(40 Gb/sec)
12
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Oracle Exadata Database Machine : 網羅的な製品ファミリー
よりお求めやすい1/8ラックをラインナップに追加
1/8
13
1/4
1/2
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フル
マルチラック
Exadata アーキテクチャ例: Smart Scan + Infiniband
ストレージ層にソフトウェアを組み込むことで、不必要なデータ読取りを最小化する
従来構成 : 性能ボトルネック
Exadata : Smart Scan
Client
DB Server
CPU負荷
多大
演算処理
演算処理
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帯域不足
大量の
Disk I/O
ストレージ層で
分散処理
40Gb/s
5~8Gb/s
大量
データ
Storage
14
CPU負荷
軽減
演算処理
帯域節約
最小限の
Disk I/O
Exadata アーキテクチャ New : Smart Flash Cache Write-Back
データブロック書出し処理20倍高速化による、大量トランザクション(DML)のレスポンス高速化
従来構成 : 性能ボトルネック
✔ ✔
✔ ✔
Update
Client
Insert
Delete
Update
Exadata : Smart Flash Cache
✔✔
✔✔
Update
レスポンスの
遅延
Insert
Delete Update
レスポンスの
改善
空き領域待ち
DB Server
DBメモリ空間
DBメモリ空間
DRAM
DRAM
領域飽和
40Gb/s
40Gb/s
Storage
データブロック書出し
※Disk I/O発生
データ・ファイル
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Flash
データ・ファイル
※ :変更データブロック
15
書出し処理の
高速化
Disk Write Cache
Exadata アーキテクチャ : Smart Flash Log
Flashを賢く利用したログ書込み機構の最適化による、OLTP処理を3倍高速化
従来構成 : 性能ボトルネック
✔✔✔
Exadata : Smart Flash Log
✔
✔
✔
Commit Commit
Commit Commit
Client
Commit
DB Server
Commit
レスポンスの
遅延
DBメモリ空間
DBメモリ空間
DRAM
DRAM
ログ・ファイル
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WIN
WIN
:REDOログ
Disk vs Flash
早く書込み終了した方
を選択
ログ書込みの
高速化
WIN
Flash SSD
ログ・ファイル
※
16
40Gb/s
40Gb/s
Disk I/O発生
(Write Cache無し)
Storage
レスポンスの
改善
Disk Write Cache
Exadata アーキテクチャ : Smart Flash Log

例外的遅延

Flashの採用

Exadata StorageのWrite Cache

Redoログの書込み先
Flashを賢く(Smart)利用

Smart Flash Log 有効化
Flashは例外的に書込み性能が劣化
•


削除サイクル,ウェアレベリング
Flash、ディスクへの並列書込み
何れかが完了した時点でトランザク
ションをコミット
Flashの利用容量は全体の0.1%
OLTP処理を3倍高速化、例外的遅延を極小化し処理性能を安定化
17
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Hybrid Columnar Compression
データ圧縮によるストレージ利用効率と処理性能の向上
圧縮無し
OLTP
Compression
1
/
3



18
DW
Compression
1
/
10
Archive
Compression
1
/
15-50
ストレージ必要容量を最小化すると共に、Disk I/Oを最小化することで検索性能を高速化
既存のアプリケーションの変更は一切必要なし
アーカイブデータをDB上に保持することで、トレーサビリティやコンプライアンス要件にも対応可能
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Exadata X3 | Database In-Memory Transformation
Hybrid Columnar
Compression
In-Memory
26TB
DRAM + FLASH
情報系
データベース
(Data Warehouse)
10
200TB
19
20TB
20TB
DRAM + FLASH
勘定系
データベース
(Online Transaction)
情報系処理
の高速化
1/
1/
60TB
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オンライン処理
の高速化
3
20TB
20TB
AES-NI + Advanced Security Option
シリコンチップ内でデータの暗号化/復号化
性能劣化を極小化し、堅牢性の高いデータベースの実現を容易にする
 Xeon 5600プロセッサの暗号化アクセラレーション(AES-NI)
+ Advanced Security Option によるデータベース暗号化
 性能を劣化させることなく、データ暗号化を可能に
データベースの復号化
Oracle DB 11g R2 Enterprise Edition
TDE AES-256ビット
暗号化速度
(MB/CPU秒)
データベースの暗号化
Oracle DB 11g R2 Enterprise Edition
TDE AES-256ビット
10X
Xeon 5570
IPP 無し
20
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8X
Xeon 5570
IPP 有り
Xeon 5570
IPP 無し
Xeon 5570
IPP 有り
あらゆるワークロードの統合を可能にするExadata
Best Platform for…
情報系システム
- データウェアハウス、バッチ処理
勘定系システム
- オンライン処理、更新型バッチ処理
共通基盤システム
- データベースクラウド
オンライン処理と分析処理の両立
ウェアハウス処理の並列化
対話型データ活用と高可用性を実現するDW
オンライン処理のセキュリティを保障
21
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経営資源である情報を活用できているのか?
22
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企業システムとシステム環境の課題
個別最適された異種システムの混在
情報とビジネス・プロセスの断片化
企業情報システムの硬直化
23
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克服すべきシステム環境の問題点
効果的な情報活用を阻害する一般的な課題
情報精度の問題
コストの問題
ファイルサーバー
基幹システム (業務別DB)
データ抽出
加工
ファイル転送
情報鮮度の問題性能の問題
DWH、DM
T 本部
データ抽出
加工
A社 ETL製品
A社 BI製品
C社 ETL製品
D社 BI製品
U 本部
データ抽出
加工
データ抽出
加工
E社 レポート製品
24
S 本部
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V 本部
効果的な情報活用の実現に向けて
情報活用戦略を再検討する上で、今、何をすべきか?
意思決定プロセス
ワークスタイル | スキル
Big Data
情報
活用
25
施策
立案
施策
実行
効果
測定
企業内に蓄積されている情報の
活用基盤を整備
市場変化
への対応
新法制度
への対応
コスト削減
個別最適
情報の散在
複雑な環境
社外情報
社内情報
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コンソリデーションが事業継続所要コストを適正化する
2010年
1999年
データ量
GB
トランザクション数
・・・・
(例) DB数:4 -> 最大
6
情報システム
管理者数
システム環境の肥大化、複雑化
-> 高コスト化、サービス品質の低下

情報システム部員1人当たりの負荷増大
-> サービス品質の低下
26
・・・・
・・・・
DBサーバ数

TB~PB
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・・・・
(例) DB数:40 ->最大
880
コンソリ
デーション
&
自動化
(横ばい)
システム統合によるIT環境のシンプル化
運用作業の自動化によるサービス品質の均一化
サーバー仮想化を中心に考えるサーバー統合の効果
H/W集約は、物理サーバー台数削減は可能ではあるが効果は限定的
業務A
業務B
業務C
業務A
サーバー統合
27
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業務B
業務C
INNOVATION
28
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Oracle Exadata がもたらすお客様価値
卓越した情報処理性能が情報系システムの既成概念を覆す
北陸コカ・コーラ 様
データベースの統合

15ラック -> 1ラック
Teradata × 2 ラック, Redbrick × 1 ラック
汎用機 × 8 ラック, Oracle × 4 ラック
-
情報精度、鮮度の向上

販売情報確定 : 2日後 -> 翌朝
余剰在庫削減
売れ筋商品 : 1日分削減
その他商品 : 3日分削減
-
運用コストの削減

-
29
販売電力費用 : 80% 削減
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北陸コカ・コーラ 様
卓越した情報処理性能が情報系システムの既成概念を覆す
データの
発生/入力
データの
分析/活用
情報鮮度の劣化
(データ伝搬、集計時間の増大)
保守/運用コストの増大
(用途別データマートの増加)
変化対応速度の遅滞
(情報系DBの再設計/再構築)
勘定系
データベース
30
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情報系
データベース
北陸コカ・コーラ 様
卓越した情報処理性能が情報系システムの既成概念を覆す
データの
発生/入力
データの
分析/活用
勘定系データベース
を直接参照する
 設計、構築、運用コストの抑制
 情報鮮度の向上
(意思決定の精緻化/迅速化)
 業務変化への柔軟な対応
勘定系
データベース
Oracle Exadata
31
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Oracle Exadata がもたらすお客様価値
卓越した情報処理性能が真に活用できる情報基盤を実現
某国内金融サービス企業 様

複数系統を集約した統合情報活用基盤

経営・業務の変化に対して、柔軟に対応可能
な仕組みを実現
-

オンライン処理系データベース構造を
そのまま分析用途で利用
業務部門からのニーズを汲み上げつつ、
迅速に TRY & ERROR を実施可能なシステム
環境を実現
-
32
試行錯誤に要する時間、労力、コストを最小化
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Oracle Exadata がもたらすお客様価値
情報基盤の常識を払拭し、システムの変化対応力を向上させる
自社内でトライ&エラーを可能にする
従来の情報系システム構築のアプローチ
SQL
SQL
SQL
ユーザ要件
ヒヤリング
DWH物理設計
データ・ローティング
分析用(DHW)
データモデル設計
SQL開発
分析システム・リリース
リードタイム:数か月~1年以上
変化するユーザ要件に追随するための再構築サイクル
ユーザ部門
機能変更、追加要望
従来の情報系システムの課題



33
業務変更、Try & Errorに要する時間、労力、コストがかかりすぎる
情報系システムの実現リードタイム、柔軟性の欠落が、経営/業務の変化対応力の足枷となっている
情報系システムの維持、メンテナンスに高度なスキルを要すると共に、多大な労力が必要となる
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Oracle Exadata がもたらすお客様価値
情報基盤の常識を払拭し、システムの変化対応力を向上させる
自社内でトライ&エラーを可能にする
Exadataによる、情報系システム構築のアプローチ
SQL
SQL
SQL
オンライン処理系のDBを
そのまま分析用途で利用可能
オンライン系データベース
Exadataの卓越した処理性能により
分析用途でのパフォーマンスを担保
ユーザ要件
ヒヤリング
SQL開発
分析システム・リリース
リードタイム:数日~数週間
再構築サイクルの短縮
ユーザ部門
機能変更、追加要望
Exadataによる情報系システムの変革



34
業務変更、Try & Errorに要する時間、労力、コストを最小化
経営/業務の変化対応を支える、情報活用/分析システムの実現
高度なITスキルを必要としないため、ユーザ部門自らによる分析画面の変更、機能追加も可能
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Oracle Exadata がもたらすお客様価値
グループ共通情報活用基盤がM&Aと先行者優位戦略を支える
アサヒグループホールディングス 様
-
Oracle Exadataを採用したグループ
共通情報活用基盤の実現
-
営業酒類支援システム
-
販売動向分析処理時間
-
データ容量圧縮
2時間 -> 30秒 : 240倍
-
35
3億件のデータを1/10に圧縮
必要な情報を迅速に取得可能な、真に
利用できる情報システムに変化
他システムも順次統合
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Oracle Exadata がもたらすお客様価値
アサヒグループホールディングス様の取り組み
データベース・クラウドサービス
データベース・クラウドサービス「統合Oracleサービス」メニューとして提供
-
利用するコア数に応じた月額料金で事業会社に対して提供
従来の構築手法と比較してシステム構築期間の大幅な短縮
データベース・ITインフラの専門チームが運用
システムの負荷に応じて、スロット数を拡張可
SLAや性能要件によってExadataやその他構成も選択可
別構成のOracle
データベースも提供
->
->
->
->
->
Aシステム:
3スロット
Oracle DB
Oracle DB
Oracle Linux
Exadata
「従量課金サービス」
「俊敏性の向上」
「安定性の向上」
「システムの拡張性」
「システムの柔軟性」
データベース統合基盤に
必須の機能

Bシステム:
2スロット
リソース管理機能
-
各システムに対してCPU等の
リソースを区分けして提供
-
特定システムの暴走等による
CPU占有などを抑制
統合Oracleサービス
予め構築済みの状態で引き渡されるため、
構築期間と費用を削減
Exadata メニューを安価に提供
36
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Cシステム:
1スロット
他システムのパフォーマンスを
保証する仕組み
Oracle Exadata がもたらすお客様価値
アサヒグループホールディングス様の取り組み
データベース・クラウドサービス
酒類の販売実績システムがデータベースクラウド上で2011年秋から稼働
さらに、清涼飲料事業における営業支援システムも2012年中に統合予定
Before 【現状の課題】
After 【導入効果】
Excel
マート:8Core
キューブ:16Core
マート:8Core
マート:8Core
キューブ:16Core
キューブ:8Core
キューブ:16Core
キューブ:16Core
 パフォーマンス維持のためキューブやインデックスが多数あり、
メンテナンスが困難
 過度に多数のマートを作成したことにより、夜間バッチ処理が
終了せず、日中の業務に影響
 分析指標ごとにExcelを作成、ユーザーがPC上でデータを集計
 帳票によってはデータ取得に数時間を要する
37
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BIEE
BIEE
BIEE
 キューブは撤廃
データマートとインデックスを大幅削減
-> 保守運用作業コスト軽減
 HCC圧縮により明細データ容量を大幅削減
 パフォーマンスの大幅向上
Oracle 10Core分  従来不可能だった商品ジャンル横串の検索
も可能となった
-> 業務効率が向上
担当者販売店別 商品実績 の年累計実績の検索:
1時間56分 → 29秒(約240倍 高速)
3億件の販売実績の明細データの圧縮効果
データサイズ 10分の1に圧縮
インデックスの削減効果
867個 → 10個未満に
データベースエンジニアの目指す道
38
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技術革新の歴史
情報処理性能とコストパフォーマンスの飛躍的な向上
1,000,000
400
USD/tpmC (単位コスト)
tpmC (処理性能 )
900,000
350
800,000
300
700,000
250
600,000
500,000
200
400,000
150
300,000
100
200,000
50
100,000
0
1996年
2000年
Oracle 7
8
8i
2010年
9i
出所) Transaction Processing Performance Council - Result (Oracle Database Enterprise Edition 且つ USD単位のみ抜粋)
39
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10g
11g
0
経営資源である“情報”をあらゆるリスクから守る
Oracle Maximum Availability Architecture (MAA)
RAC
Active Data Guard
– 拡張性の確保
– 一点障害抑止
– 災害対策
– データ破損対策
– クエリ・オフロード
Flashback
GoldenGate
– アクティブ-アクティブ
– 異種混在環境のサポート
– 人的ミス対策
本番サイト
障害対策サイト
Automatic Storage Management
Application Test Suite
– テスト作業の自動化
– 構築/移行コストの最小化
40
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– ボリューム管理
– 一点障害抑止
RMAN & Fast Recovery Area
– 高速な自動データ・バックアップ
– データ・ブロック単位での迅速リカバリ
– 人的ミスの抑制
Oracle Secure Backup
– バックアップデータの保護
– Tape、クラウドの活用
オラクルのデータベース・セキュリティ
データベース・プラットフォームに組み込まれた包括的なセキュリティ機能
Oracle Database Firewall
監査
Oracle Database Vault
Sensitive
Procurement
権限のない不正な
操作の防止
Confidential
HR
統合された
セキュリティの担保
SQLインジェクション
Allow
Log
Alert
Substitute
アプリケーション
DBA権限のコントロール
Block
サーバへの不正侵入
不正SQLの
検知と遮断
内部からの攻撃
41
Public
Rebates
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Oracle Advanced Security
データベース
暗号化
バックアップ
暗号化
外部出力データ
の暗号化
テストデータの
マスキング
データベース・アプリケーションのデザイン改善
 これからのデータベース・アプリケーションのデザイン方針(例)
– バッチアプリケーションは、極力DB側で処理をするように記述
– DBの機能をフルに活用する
– パラレルクエリ、パラレルDMLを積極的に利用する
– 集合関数や分析関数などを積極的に活用する
 デザインの改革はアプリケーション品質改善に効果をもたらす
– 大量データを扱う環境+改善されたSQLでの高速処理を活用する
– 従来アプリケーションロジックを1つのSQLで処理させることで実現可能
– SQLの分析関数などのDB機能を活用することで、アプリケーション内のでIF文、エラーハ
ンドリング、変数を削減でき、ユーザが記述するコードを大幅に削減できる
– アプリケーション不具合の要因のほとんどは、ユーザプログラムのちょっとした記述ミス
42
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データベース・アプリケーションのデザイン改善
従来の方式?それともDB機能をフル活用?
従来方式
AP
DB機能フル活用
メリット
メリット
• SQL文がシンプル
• アプリ移行が容易=パッケージ向き
- DBは何でもOK
- 極論はファイルとしてDBを使う
• SQL知識が不要
• DBリソース不要=DBサーバーが貧弱でも動作
• 性能改善が困難
• ユーザコードが少ない
= 品質改善可能
• ネットワーク負荷減少
• DB機能を活用により性能改善可能
- パラレル処理
- Partition
- SQL関数
• テスト工数削減可能
• データベースデザインがシンプル
AP
課題
DB
43
• ユーザ記述コードが増加
- 変数
- 条件文
- 数式
= コード量増加に伴う Bugの苗床
= Debugなどの時間がかかる
• AP-DB間の通信回数増により性能劣化
• DB機能有効活用が困難
- Indexを多様
• APサーバー負荷増
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課題
DB
•
•
•
•
DBサーバーの負荷増
DB依存のコードになり易い
性能でないDBでは実現不可能
SQL知識が必要
課題解決はDBエンジニアの腕の見せ所
Oracle Databaseエンジニアに求められるスキル
最新のデータベーステクノロジーを実装するためには、
従来のOracle Databaseの基礎技術に加えて、最新技術の習得が求められます
習得すべき技術の例
 データベース設計・チューニング
– 超高速DBを前提とした索引設計
– データ圧縮の活用
 データベースAP設計/開発
– 逐次処理ではなく、大量データ一括処理
 データベース運用
– マルチテナントDB環境での性能管理
– バックアップ・リカバリ戦略
44
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 セキュリティ設計
 可用性設計
– Oracle MAA(*)を元にした設計
– パッチマネジメント
– ローリングアップグレード
 データ移行
– 異機種間での停止時間を最小にする
データ移行手法
(*) MAA : Maximum Availability Architecture
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夜な夜な! なにわオラクル塾 第100回記念大会 &
ORACLE MASTER de Night!
オラクル認定資格最新動向
2013年3月13日
日本オラクル株式会社
オラクルユニバーシティ ビジネス推進部
シニアマネージャ 阿部憲三郎
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以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。
また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことは
できません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメン
ト(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さ
い。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい
ては、弊社の裁量により決定されます。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。
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アジェンダ

外部環境の変化がもたらすITスキルのニーズ

グローバル・スタンダードな標準技術とは?

グローバル・スタンダード・スキルを証明する資格
:ORACLE MASTER

3
–
資格体系と市場評価 / アジア市場における資格取得動向
–
<Appendix>Oracleトレーニング・オンデマンドのご紹介
まとめ
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外部環境の変化がもたらすIT
スキルのニーズ
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外部環境の変化1:クラウドコンピューティングの台頭
グローバル・スタンダードなテクノロジーの必要性向上
 クラウドコンピューティングの形態
– SaaS (Software as a Service)
– PaaS (Platform as a Service)
– IaaS (Infrastructure as a Service) / HaaS (Hardware as a Service)
 クラウド普及による影響
– グローバル・スタンダードなテクノロジーの採用が進むと予測される
 クラウド環境でサポートされるソフトウエア、開発言語
– プロジェクトメンバーのグローバル化 (PaaS , IaaS)
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外部環境の変化がもたらすIT業界のニーズの変化(まとめ)
標準技術(グローバル・スタンダード)の採用が進むと予測される
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外部環境の変化
今後よりニーズの高まると予想される動き
1. クラウドの普及
• 標準技術(グローバル・スタンダード)の採用
• 開発チームのグローバル化
• 開発の短納期化
2.標準化と全体最適化の拡大
• 標準技術(グローバル・スタンダード)の採用
• サーバー統合
• パッケージ導入 etc.
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グローバル・スタンダードな
標準技術とは?
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グローバル・スタンダードな標準技術とは?
グローバル・スタンダードになる標準技術の条件
 グローバルに市場がある
 グローバルで活用範囲が広い
 グローバルで競争力のある
 グローバルで廃れない
Oracle Database
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Oracle Database
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Oracle Databaseのグローバル市場シェア
グローバル市場シェアNo.1
Oracle >
シェア伸び率
Oracle
>
( No.2 +
No.3 +
No.4 +
No.5 +
No.6 +
No.7 +
No.8)
No.2
業界平均
参考ページ:http://www.oracle.com/us/products/database/number-one-database-069037.html?ssSourceSiteId=ocomjp
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Oracle Databaseスキルの重要性
 廃れることのない技術
– ITシステム
=
データを管理するシステム
 No.1の市場シェア
– Oracle > (No.2+No.3+No.4+No.5+No.6+No.7+No.8)
 重要度の高まり
– 激しい環境の変化
– データ量の増加
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新規デジタルデータ
2009年
2020年
800
Exabytes
ネットワーク・トラフィック
~2009年(累計)
150
2010年(単年)
Exabytes
12
12
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急増する情報デバイス
ゲーム/家電
カード・リーダ
スマートフォン
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各種センサー/メータ
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衛星
(GPS)
ETC/VICS
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グローバル・スタンダード・スキルを
証明する資格:
ORACLE MASTER
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ORACLE MASTER概要
4つにレベル分けされた資格体系
Silver以上はGlobalで認定(Oracle Certified Program)
資格名称
ORACLE MASTER
Platinum(OCM)
ORACLE MASTER
Gold
(OCP)
ORACLE MASTER
Silver
(OCA)
ORACLE MASTER
Bronze
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認定レベル
DBAエキスパート トップレベルのエキスパート(技術責任者)
DBA上級 最適なDB構築・運用が行える上級DBA
DBA中級 上位技術者のもとで実践的な作業が行える
DB 基礎 IT業界で働く上でおさえておきたいレベル
試験
実技
試験
1試験
1試験
2試験
Platinum Club
「ORACLE MASTER Platinum」の取得者が企業の枠を超えて交流できる場を提供する
コミュニティ
 特別イベント開催
 「Platinum Club」メンバー専用イベントを年に数回開催
– オラクル・コーポレーションや日本オラクルのトップ
技術者を招き、オラクルテクノロジーに関する最新動向
の情報提供・質疑応答
 「Platinum Club」懇親パーティ
– 日本オラクルのエンジニアや他のPlatinum取得者の方々
との交流機会の提供
 Oracle Certified Master Profiles(英語サイト)でのプロファイル公開
 Platinum of the Year表彰(毎年度)
– Oracle製品に関わるプロジェクトの開発・運用・ソリューション提案・ソリュー
ション企画等におけるビジネス貢献を事例により評価・表彰
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ORACLE MASTER
市場評価
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技術者からのORACLE MASTERの評価
今後取得を目指すベンダー資格として高い支持
質問:次に挙げるベンダ資格の中で、あなたが「a.既に取得済みのもの」、「b.今後取得を目指しているも
の」があれば、それぞれいくつでもお選びください。
「今後取得を目指している資格(%)」
*括弧内の数値は、「取得済み資格(%)」
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
ORACLE MASTER Silver
ORACLE MASTER Bronze
シスコ技術者認定資格アソシエイト(CCNA)
ORACLE MASTER Gold
シスコ技術者認定資格プロフェッショナル(CCNP)
VMWare認定資格(VCP)
MySQL資格
Oracle認定Javaプログラマ(OCJ-P)
マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)
Oracle認定Webコンポーネントディベロッパ
Oracle認定Javaディベロッパ
ORACLE MASTER Platinum
12.7 (12.5)
11.6 (12.5)
11.5 (9.5)
10 (7.6)
9.5 (2.5)
9.1 (2)
8.5 (1.2)
(0.5)
5.8
8.4 (12.5)
6.2 (12.7)
5.8 (4.9)
5.8 (0.4)
5.3 (1.1)
出典:@IT自分戦略研究所/JOB@IT 読者調査レポート(201112実施)
(順位については「今後取得を目指している資格」を基準とし、同
位の場合は「取得済み資格」の順位が高いものを上位としています)
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ORACLE MASTER資格取得者数の推移
250,000
230,000資格突破 *
*
(2012/11 現在)
200,000
150,000
100,000
50,000
0
1997年1998年1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年2011年2012年
*2003年10月より、日本のオラクルマスター資格制度がグローバル対応に改定されたことに伴い、取得資格数の算出方法が変更されました。これにより、資
料中の取得資格数は過年度に遡って再計算した数字になっております。例えば、一人の受験者がOracle8、Oracle8i、Oracle9iに対してPlatinumを順次取得さ
れた場合は、従来の計算方法では合わせて1件としていたところ、対応製品バージョン毎に1件とカウントし、合計3件として再計算されております。
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アジア市場での
Oracle Database資格トレンド
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<Appendix>
Oracleトレーニング・オンデマンド
のご紹介
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Oracle トレーニング・オンデマンドのご紹介
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Oracle トレーニング・オンデマンド:コースラインナップ
 データベース関連コース
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学習日数
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リリース
Oracle Database 11g: 入門 SQL基礎 I
3日間
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Oracle Database 11g: 管理 クイック・スタート
2日間
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Oracle Database 11g: 管理 ネクスト・ステップ
3日間
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Oracle Database 11g R2: 管理ワークショップ II
5日間
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Oracle Database 11g: SQL チューニングワークショップ
3日間
218,295 円
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Oracle Database 11g: パフォーマンス・チューニング
5日間
363,825 円
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Oracle Grid Infrastructure 11g R2: クラスタ&ASM管理
4日間
363,720 円
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Oracle Database 11g R2: RAC管理
3日間
272,790 円
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Oracle Database 11g R2: 新機能
5日間
363,825 円
4月予定
Exadata and Database Machine 管理ワークショップ
3日間
363,825 円
3月予定
 ミドルウェア/Java関連コース
コース名
23
学習日数
価格(税込)*
リリース
Oracle WebLogic Server 11g: 管理
5日間
363,825 円
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Oracle Essbase 11.1.2 Bootcamp
5日間
454,650 円
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Java SE 7 New Features
2日間
103,950 円
3月予定
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Oracle トレーニング・オンデマンド:コースラインナップ
 オペレーティング・システム関連コース
コース名
Oracle Solaris 11 新機能
学習日数
5日間
価格(税込)*
454,650 円
リリース
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 ビジネス・アプリケーション関連コース
コース名
学習日数
価格(税込)*
リリース
E-Business Suite R12 一般会計(GL)
4日間
363,720 円
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E-Business Suite R12 買掛管理(AP)
3日間
272,790 円
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E-Business Suite R12 売掛管理(AR)
3日間
272,790 円
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RightNow カスタマ サービス管理
3日間
272,790 円
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 その他のコース
コース名
24
学習日数
価格(税込)*
リリース
ORACLE MASTER Bronze 資格取得準備セミナーTraining On Demand
1日間
72,765 円
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Java資格取得準備セミナー Training On Demand
1日間
51,975 円
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まとめ
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まとめ
ORACLE MASTER取得により標準技術をグローバルに証明
 グローバルに市場がある
 グローバルで活用範囲が広い
 グローバルで競争力のある
 グローバルで廃れない
ORACLE MASTER
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