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-6(1) - 種目名 パタコロ Ⅰ Ⅰ 競技の特性 卓球台を使用してラケット

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-6(1) - 種目名 パタコロ Ⅰ Ⅰ 競技の特性 卓球台を使用してラケット
種目名
Ⅰ
パタコロⅠ
競技の特性
卓 球 台 を 使 用 し て ラ ケ ッ ト (う ち わ )で ボ ー ル を
あおぎ,卓球台の相手コートエンドラインから
ボールを落としたり,ゲートを通過させたりし
て得点を競い合うゲームである。予想以上に激
しい攻防が繰り広げられる。
パタコロという名称は,うちわであおぐ時の
音「パタパタ」とボールが転がる「コロコロ」
を掛け合わせたものである。
プレーヤーの実態に合わせてルールや用具を
変更することが容易であり,健常者から障害の
重い人まで楽しめる競技である。
Ⅱ
施設・用具
1.施 設
発泡スチロールのボールや卓球のボールなどを使用するため,風の影響のない屋内
が望ましい。
2.用 具
(1)卓 球 台
卓 球 台 を 横 向 き に 使 う 。 ま た セ ン タ ー ラ イ ン 上 に ゲ ー ト (図 1 . 2 )を 置 く 。
(2)ラ ケ ッ ト
う ち わ (縁をガムテープなどで補強する,図4)
(3)ボ ー ル
ピンポン玉,発泡スチロール製ボールなど数種類を用意する(図4)。
(4)得 点 板
○
●
○
●
図2
○
卓球台
●:選手
: センターライン
:ゲート
図1
全体図
図4
ラケットとボール
-6 (1) -
図3
ゲート
Ⅲ
競技の方法
1.人 数 ( チ ー ム の 編 成 等 )
競技は,通常シングルス,ダブルスで行うが,1チーム3人以上でも行える。
2.競 技 の 進 め 方
(1)審 判 が ゲ ー ム 台 の 中 央 点 に ボ ー ル を 置 き 、 審 判 の 「 セ ッ ト 」 の 合 図 で ラ ケ ッ ト を
頭上に上げ動作を止める。
(2)試 合 は 「レ デ ィ ー , ゴ ー 」の 合 図 で 始 ま り , ラ ケ ッ ト を 動 か す 。
(3)ラ ケ ッ ト を 使 っ て ボ ー ル に 風 を 送 り 相 手 陣 地 か ら ボ ー ル を 出 す よ う に 攻 め , 自 分
のコートからボールを出さないように守る。
(4)ボ ー ル が ゲ ー ム 台 か ら 出 た 時 点 で ゲ ー ム を 中 断 し , 審 判 が 得 点 を 告 げ る 。 点 数 を
取られたチームがボールを選んで再スタートする。
3.得 点 ( 相 手 に 与 え る 得 点 )
(1)相 手 コ ー ト か ら ボ ー ル を 出 す と 1 点 。
(2)ゲ ー ト に ボ ー ル を 通 す と 1点 (た だ し , ラ リ ー 中 に セ ン タ ー ラ イ ン 上 の ゲ ー ト を 通
過 し た 場 合 は ゲ ー ム は 続 行 さ れ る )。
4.勝 敗 の 決 定
競 技 は 3 ゲ ー ム マ ッ チ と し , 2 セ ッ ト 先 取 し た 者 (チ ー ム )が 勝 ち と な る 。 1 ゲ ー ム
は 1 0 点 先 取 し た 者 (チ ー ム )が 勝 ち と な る 。 9 対 9 の 「 デ ュ ー ス 」 に な っ た 場 合 に は
2点差がついた時点で終了となる。ただし最大15点までとする。
5.主 な 反 則
(1)ボ ー ル が ラ ケ ッ ト に 当 た っ た 場 合 で も , 故 意 と 認 め ら れ な い 限 り ゲ ー ム は 続 行 さ
れる。ただし,ラケットに当たったボールがゲートを通ったり,相手コートから
落ちたりするなど直接得点に結びついた場合はノーカウントとする。
(2)ラ ケ ッ ト で ボ ー ル を 止 め た 場 合 は 反 則 と し , 相 手 チ ー ム に 得 点 が 与 え ら れ る 。
Ⅳ
その他
1.段 階 的 練 習 プ ロ グ ラ ム
(1)ス テ ー ジ 1
サイドラインに壁をつける
○
○
○
●
●
(2)ス テ ー ジ 2
サイドラインに壁をとる
○
○
○
●
●
(3)ス テ ー ジ 3
エンドラインに2人,
サイドラインに1人
○
○
●
●
(4)ス テ ー ジ 4
ゲートをつける
○
○
○
●
●
●
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