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GLOVIA/MyOFFICE
環境貢献ソリューションの取り組み
2006.5.19
株式会社富士通研究所
端谷隆文
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背景
温室効果ガス排出量 2004年度速報値
総量:13億2,900万トン 1990年比+7.4%
京都議定書
2008~'12年-6%
業務(オフィス)部門の増加が顕著
CO2の部門別排出量の推移
⇒対策が必要
出典:Stop The 温暖化, 環境省(2005)
1
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All Rights Reserved Copyright(C) FUJITSU LIMITED 2006
IICTと環境
CTと環境
ICT(Information and Communication Technology) 利用で
業務部門の環境負荷を削減可能。
電子会議,SCM*1,
輸配送システム
など
POS*2 ,在庫管理,
物流ソリューション
など
音楽・映像の電子
配信,電子出版
など
人や物の不必要な
移動がなくなる。
*1 : Supply Chain Management
倉庫など,空間を
効率的に利用できる。
*2 : Point of Sale
情報電子化により
媒体の消費が
削減できる。
ソリューション(業務上の問題点を解決するICTシステム)
による環境改善効果が期待される
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2
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ICT
の環境への寄与
ICTの環境への寄与
((「ユビキタスネット社会の進展と環境に関する調査研究会」:
「ユビキタスネット社会の進展と環境に関する調査研究会」: 総務省報道資料
::2005.3.24)
2005.3.24)
総務省
結論
ユビキタスネット社会(2010年)は ▲2,650万t (2.0%) のCO2削減に貢献。
2,650万t-CO2は、火力発電所10.6基分の年間CO2排出量に匹敵。
(石炭火力発電所(40万kW)、稼働率80%で計算。)
(%: 2000年のCO2総排出量(13億3,700万t)に対する比率。)
エネルギー消費量の将来予測
エネルギー消費量の将来予測
増大要因
増大要因
ユビキタス産業の進展、企業・家庭のユビキタス化
減少要因
減少要因
社会・経済構造の変化
ユビキタス分野の電力消費の増加
(億kWh)
ネットワーク
(含、サーバ類)
端末(パソコン、
電話機等)
合
計
2000年
2010年(予測)
187.4
282.2(50.6%増)
108.1
172.1(59.2%増)
295.5
454.3 (53.7%増)
1,120万t-CO2
CO2排出量
1,720万t-CO2
ユビキタスシステム
による環境負荷低減
重厚長大産業からの
産業構造の転換
1,480万t-CO2削減 (1.1%)
1,770万t-CO2削減 (1.3%)
例
(※)
・テレワーク、ITSによる通勤量
削減、交通渋滞削減。
600万t-CO2増加 (0.4%)
410万t-CO2削減 (0.3%)
※利用者増、空調設備増、省エネ化等を考慮した試算値。
(参考)我が国の使用電力量に対する比率
(億kWh)
2000年
・生産・物流・消費の効率化
(電子商取引、ICタグ等)。
1,070万t-CO2削減 (0.8%)
2010年におけるユビキタス関
連市場(情報通信機器、情報
通信サービス等)の拡大効果
を、2010年の経済規模と産業
連関表に適用して比較検討し
た結果。
2010年(予測)
我が国の
使用電力量
8,380.0
9,050.0 (8.0%増)
ユビキタス分野の
電力消費量
使用電力量に対する
ユビキタスの割合
295.5
454.3 (53.7%増)
(参考)ユビキタスネット関連市場の拡大
19.0兆円
(2000年)
3.5%
※
5.0%
28.6兆円
(2003年)
3
87.6兆円
(2010年)
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経済波及効果は120.5兆円
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ユビキタス
ネット社会の進展
ユビキタスネット社会の進展
(総務省報道資料
::2005.3.24)
2005.3.24)
(総務省
「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」ネットワークにつながるユビキタスネット社会によって、「エネルギー利用効
率が改善」、「物の生産を効率化」、「人や物の移動削減」という効果が得られ、これによりCO2排出量(エネルギー
消費量)が削減される。
エネルギー利用効率を改善
生産・流通・輸送
事務所・店舗
・ITS
・エコドライブ
・信号機制御(ITSの双
・BEMS
(ビルエネルギー
管理システム)
物の生産を効率化・紙の使用量を削減
家 庭
生産・流通・輸送
・SCM
・電子タグの活用
・HEMS
(ホームエネルギー
管理システム)
(物のトレーサビリティ、
リサイクル・リユースの
自動化・効率化に貢献)
方向化による情報の活用)
提 言
・研究開発
・省エネ型デバイス
・超伝導デバイス
・量子効果デバイス
・ナノデバイス
等
・光ネットワーク技術
・支援策
・ネットワークの省エネ化
・企業のユビキタス設備投資
事務所・店舗
・ペーパレスオフィス
・電子カルテ
・電子マネー
ユビキタスネット社会の進展
経済成長・利便性向上と環境の両立
無意識での省エネ化(ストレス・フリーで自動的)
人・物の移動を少なくする
生産・流通・輸送
・物流・配送管理支援
システム
事務所・店舗
・テレワーク
・TV会議
・遠隔医療
家 庭
家 庭
・オンラインショッピング
・音楽、画像、ソフト配信
・電子出版
・音楽配信
・ソフト配信
環境計測
・センサーネットワーク、リ
モートセンシング等の活用
多様な環境情報を包括的
に収集・分析し、迅速かつ
適切な対応を可能とする
CO2計測ネットワークの
構築。
(CO2可視化)
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ユビキタスネット社会の進展により環境負荷低減(「京都議定書」の履行)へ貢献
4
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ユビキタスネット
化
ユビキタスネット化
(総務省報道資料
::2005.3.24)
2005.3.24)
(総務省
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BEMS: Building Energy Management System
5
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環境影響評価
手法
環境影響評価手法
富士通 ソリューションの環境影響評価
ソリューションの導入前後でCO2排出量を比較
導入前
CO2排出
の7要因
導入後
物の消費量
人・物の移動量
オフィススペース
倉庫スペース
ICT機器電力量
データ通信量
環境影響要因DB
削減量
物の消費量
・・・
・・・
データ通信量
トータルで
CO2削減
評価
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6
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環境貢献ソリューション
富士通 ソリューションの環境影響評価において,
環境改善効果に優れたソリューションを
環境貢献ソリューションとして社内認定する制度を運用中
(2004.6業界初
ICT環境効率評価ガイドラインに準拠)
導入前
CO2排出
の7要因
„
-15%
物の消費量
人・物の移動量
オフィススペース
倉庫スペース
ICT機器電力量
データ通信量
導入後
削減量
物の消費量
・・・
・・・
データ通信量
トータルで
CO2削減
認定ソリューションに環境ラベル付与(拡販)
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評価
の前提
評価の前提
z お客様の運用段階(原則として1年間)でのCO2排出量を試算します。
運用ステージにおける
環境影響を評価
企
画
運 用
設計/開発
お客様運用先での
環境影響に着目
廃棄
環境影響評価
結果を提示
z ICTの潜在能力
例えば,e-ラーニングなどのICT利用で航空機や鉄道移動を減らした場合,輸送
機関の運行が変わらなければ,実質的には環境負荷は変わりません。しかし,
多くの人がICTを利用することで輸送ダイヤの改正などが起こり,実質的に環
境負荷が削減される可能性があります。
人・物の移動
オフィススペース
8
倉庫スペース
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環境影響要因
それぞれの対象ごとにCO2排出量を計算 (消費量×原単位)
環境影響要因
環境影響要因
調査項目
調査項目
物の消費量
物の消費量
紙,CD,書籍など
紙,CD,書籍など
人の移動量
人の移動量
航空機,電車,バス,自家用車など
航空機,電車,バス,自家用車など
物の移動量
物の移動量
営業用トラック,鉄道貨物,航空貨物など
営業用トラック,鉄道貨物,航空貨物など
オフィススペース
オフィススペース
倉庫スペース
倉庫スペース
人のスペース(作業効率含む),機器スペースなど
人のスペース(作業効率含む),機器スペースなど
普通倉庫,冷蔵倉庫など
普通倉庫,冷蔵倉庫など
ICT・ネットワーク機器
ICT・ネットワーク機器
サーバ,PCなど機器の消費電力量
サーバ,PCなど機器の消費電力量
電力消費量
電力消費量
ネットワークデータ
ネットワークデータ
ネットワークデータ通信量
ネットワークデータ通信量
通信量
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通信量
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オフィススペースの環境負荷
(原単位は時代とともに,更新)
空調
照明
石油・ガス
消費エネルギ
(1年間,1m2あたり)
電気 136
ガス 44
重油 11
熱供給 17
動力
電気
CO2
原単位
Mcal (158.1 kWh) 0.44
0.39
Mcal (4.4 m3) 2.19
2.22
Mcal (1.2 L) 2.75
2.76
Mcal (17 Mcal) 0.31
0.34
オフィス1m2あたりの原単位
オフィススペース
契約対象床面積:
13.1 m2/人
13.0
(駐車場・共有部分・空室を除く)
(社)日本ビルヂング協会
オフィススペース環境負荷
工数(人)×1,149kg-CO
工数(人)×1,045kg-CO2/人
ソリューション導入による効率化を
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工数換算し反映
87.7kg-CO
80.2kg-CO2/m2・年
ビル館使用エネルギ:(財)日本エネルギー経済研究所
10
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事例:MyWeb Portal Office
情報共有の効率化
導入前
導入後
MyWebで一元管理,
資料配布や電話確認など
工数削減
掲示物
議事録
スケジュール管理
CO2排出量(%)
専用サーバ
100
80
60
0.04
20.7%
3.8
2.3
92.8
45.9
40
20
0
30.9
3.4
データ通信量
ICT機器電力
オフィススペース
物の使用量
0.2
導入前
導入後
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評価についてよくある質問
1. 従来にないサービスを提供している場合は?
2. サーバ利用の按分方法は?
3. 新規ソリューションを評価する際は?
4. 富士通独自の評価では?
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12
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通常のサービスの評価
単純な導入前後の比較
導入前(実績)
導入後(実績)
ex. 総務・人事伝票を
年間20万枚処理する。
IT化されるが,同じ価値
(効果)を前提とする。
ex. 総務・人事伝票を
年間20万枚処理する。
ex. 紙伝票を手作業で
処理していた。
ex. 総務・人事伝票を
電子データ,
年間20万枚処理する。
システム化
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従来にないサービスの評価
導入後を基準に,導入前を推定した比較を行う
導入前(推定)
導入後(実績)
IT技術がなければ,
実現が困難だった。
IT技術の進歩で実現!
ex. メルマガ,開発技法
※同じ価値(効果)を
前提とする
試算対象のソリューション
を導入しなかった場合
を推定する。
導入後(実績)を試算
Cf. Digital Europe
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・e-banking: オンラインバンキングと従来型銀行取引の比較
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香川県庁様「行政情報
提供システム」
香川県庁様「行政情報提供システム」
導入前
環境貢献ソリューション:WebLinks-Neo
*郵便による,県民の声の収集
*手作業による,ホームページ公開/更新
導入後
「行政情報提供システム」の導入により
*メール,インターネットの活用
*ホームページ登録をシステム化
広聴活動(県民の声を県政に反映)
現在の
県民サービス
z知事へのメール(インターネット)
を維持すること ・投稿:538通/年,公開:276件/年
を前提に,
z意見公募(パブリックコメント)
導入前を想定
・年15回実施,意見投稿:143件/年
県民の負担軽減
県庁の経費削減(送料 他)
z県政モニター
・モニター500人,年12回実施予定
・手書き,郵送
広報活動(県民への情報公開)
zメルマガかがわ
県庁職員の事務効率化
・HTMLファイルの手作り,
承認用紙回送
公開作業:1時間
・購読者:2,724人,週1回配信
zホームページの公開・更新
・年間:3,033件
公開作業:1時間⇒10分/件
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
CO2削減量
100
80
60
17,690kg
2.3
12.9
89.6%
66.4
0.1
40
20
0
8.6
1.7
18.4
導入前(想定)
NWデータ通信量
IT・NW機器電力
倉庫スペース
オフィススペース
物の移動
物の使用量
導入後
1.メルマガかがわを郵便で送った場合と比較
1.メルマガかがわを郵便で送った場合と比較(2,724人に,週1回配信)
(2,724人に,週1回配信)
2.ホームページ登録作業等の事務作業を効率化
2.ホームページ登録作業等の事務作業を効率化
(年間:3,033件を登録。登録作業1件あたり,1時間⇒10分に短縮
(年間:3,033件を登録。登録作業1件あたり,1時間⇒10分に短縮等)
等)
3.ペーパーレス
3.ペーパーレス (78万枚→0枚)
(78万枚→0枚)
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サーバ利用の按分
課題:サーバを複数の業務(ソリューション)で利用して
いる場合の環境負荷評価をどうするか?
対策:データ通信量,利用時間,利用人数などで按分して
評価する。実際の運用形態を調査し実績に基づく
ことが望ましい。
事例:eラーニング
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など多数
17
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新規ソリューションの評価
試算範囲の設定,シナリオ作成を効率的に行うために
試算範囲の設定:
1)調査項目の明確化
2)類似事例の参照
調査項目
シナリオの作成:
1)公開情報の利用
2)模擬実験
3)類似事例の転用
導入後
導入前
紙(枚数)
工数(人月)
スペース(m2)
電力(kWh)
データ(MB)
類似事例を調べるために,事例の分類,活用が必要
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類型化
最大の削減要因
新規ソリューション
① オフィススペース
GLOVIA-MyOFFICEなど
② 人・物の移動
Internet Navigwareなど
③ ICT機器電力
Futuricなど
④ 物(紙)の消費
ドキュメント電子化など
⑤ 倉庫スペース
電子文書保存など
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最大の削減要因:オフィススペース
事例:
GLOVIA/MyOFFICE
事例:GLOVIA/MyOFFICE
導入前
人事・総務・勤労に関わる
業務を,紙伝票に手書き
記載・ファイルし,専任者に
より処理していた。
人事・総務・勤労に関わる
業務を GLOVIA/MyOFFICE
で各自が処理し,紙は要保管
書類のみ出力処理する。
導入後
事務処理効率化
専用サーバ1台
手書き,
タイムカード,
各種伝票処理
業務効率
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20
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
GLOVIA/MyOFFICE
100
80
28.6%
85.8
60
26.2
40
42.5
20 14.2
0
1.3
導入前
NWデータ通信量
IT・NW機器電力
オフィススペース
物の使用量
1.4
導入後
(従業員千名規模の企業のケース)
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最大の削減要因:人の移動
事例: eラーニング
Internet Navigware
eラーニングInternet
導入前
交通手段を利用し,全国
各地から,東京での集合
教育を受講していた。
インターネットを利用し,
各自が,自席で,自由な
時間に遠隔教育を受講
出来るようになった。
導入後
従業員の効率的
スキルアップ
集合教育,
テキストによる授業,
限られた受講日程
・時間・距離の有効活用
・コストダウン
コスト削減
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22
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
eラーニング Internet Navigware
100
IT・NW機器電力
95.1
80
60
93.1%
2.1
40
2.9
2.8
20
2.0
2.0
0
導入前
人の移動
オフィススペース
物の使用量
導入後
(5千名規模の社内研修のケース)
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23
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最大の削減要因:人の移動
事例:
Virtual Product simulator (VPS)
事例:Virtual
導入前
導入後
¾ 関係者が1ヶ所に集まって
デザインレビューを実施。
¾ 実際に試作機を作って問
題点の潰し込みを実施。
¾ 3Dデータで設計検証を実施。
¾ ネットワークを介し,デザイン
レビューを実施。
デジタルプロトタイピングの適用
・バーチャルなものづくり環境
・遠隔地コラボレーション
遠地出張,
集合デザインレビュー,
試作機ベースの作込み
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24
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
VPS
100
2.2
80
29.1%
94.7
1.6
60
67.7
40
20 3.1
0
オフィススペース
人の移動
物の使用量
1.6
導入前
導入後
試作品数:25台(モールド+板金),25台(板金のみ)の計50台のケース
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25
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最大の削減要因:
ICT機器電力
最大の削減要因:ICT機器電力
事例:施設管理システム Futuric
導入前
ビル管理のシステムは,
約20年おきに見直される
ため,ミニコンベースの古
いシステムを使っていた。
空調設備
電気設備
照明設備
最新機器構成による省電力
化,新システムの機能アップ
による作業効率アップを大幅
に図った。
導入後
省エネ・作業効率化
・稼動設備の効率的な活用
・災害時の安全確保,省エネルギー対策
電気設備
空調設備
照明設備
手書き,
老朽化した機器,
古いシステム
防災設備
コスト削減
防犯設備
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
施設総合管理システム Futuric
100
80
0.1
38.8
46.9%
60
40
IT・NW機器電力
0.0
61.1
オフィススペース
13.3
39.8
20
0
NWデータ通信量
導入前
導入後
*導入前のCO2排出量を100%とした
(3千名規模のオフィスビルのケース)
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最大の削減要因:紙の消費
事例:ドキュメント電子化ソリューション
導入前
版下の作成,校正,製本は,
印刷業者に依頼。物流倉庫
に保管し,要求に応じ,配送
を行っていた。
印刷業者は,介在せず,執筆
者がWeb公開までを行う。
基本は,Web参照とし,物流
倉庫からの配送は,大幅に 削
減を図った。
導入後
大量な紙マニュアルの
物流コスト・改版コストの削減
紙マニュアル,
大量な物流コスト,
改版コストの負担
マニュアル
管理効率化
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
ドキュメント電子化ソリューション
100
80
0.1
13.4
66.3%
8.5
0.6
60
40
0.0
78.1
4.6
20
0
0.0
26.1
導入前
NWデータ通信量
IT・NW機器電力
倉庫スペース
オフィススペース
物の移動
物の使用量
2.3
導入後
(大手保険会社のケース)
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最大の削減要因:倉庫スペース
事例: 電子文書
保存ソリューション
電子文書保存ソリューション
導入前
導入後
¾過去5年間分の資料を倉庫保管していた。
¾過去資料の検索は,人が倉庫に探しにい
くため,手間と時間がかかっていた。
¾過去資料は,原本性を保証された電子文書と
して保管され,紙の保管が不要になった。
¾過去資料を端末から検索が可能となり,大幅な
業務作業の効率化とスピードアップが図れた。
過去資料の電子保管により
①保管スペースの削減
②業務作業の効率化
③スピートアップ が図れた。
・書類保管スペースを開放し,
重要な業務に当てる時間を
有効に使えるようになった。
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CO2排出量比較
CO2排出量(%)
電子文書保存ソリューション
100
80
80.1%
46.7
0.5
60
40
21.8
20
31.5
0
0.5
NWデータ通信量
IT・NW機器電力
倉庫スペース
オフィススペース
物の使用量
3.2
15.8
導入前
導入後
(各種の計量証明事業を手掛ける企業のケース)
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認定分野の拡大
富士通グループ関係会社へ展開
院内情報web
金融
EGMAIN
NavigStage
産業
Navigware
ヘルスケア
NetSeeds
HyperTown
公共
MyWeb
@FOMS
物流
SalesPowerup
WebコアEnter.
インターネット
WebLinks-Neo
まるごとEOB
流通
インストールサービス
glovia.com
ERP*1
MyOFFICE
ClientPLM
J *2
Framework
EDCCRM
Futuric
ITS*4
EDRAS
ネットワーク
HITKOT
安否確認・職員
セキュリティ
招集サービス
環境業務
SLIMOFFICE
PRESS
Media
教育
Solution
電子文書
手のひら静脈認証
電子文書保存
アウトソーシング
PC-LCM
コンサルティング
ARGUS
Sorja21
中堅企業
KMASTER
IPKNOWLE運用管理
DGE電子決裁
ナレッジマネジメント
Campusmate-J
VPS
SCM*5
ECODUCE
ProcureMART
開発フレームワーク
AMO
製品サポート
モバイルナレッジ
*1
*2
*3
*4
*5
ERP:Enterprise Resource Planning
PLM:Products Lifecycle Management
CRM:Customer Relationship Management
ITS:Intelligent Transport Systems
SCM:Supply Chain Management
*3
多くの分野へ適用可能
(24分野 54商品)2006.3
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お客さまの反響
三越様の環境報告書にソリューションの導入効果が掲載され,
→ お客様自身が導入による環境改善効果をアピール
百貨店向けPOSシステム(B-STOREPOWER)
導入前
紙伝票,紙ジャーナルの電子化
サーバを18台から6台に集約
導入後
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三越様の環境報告書(2005年度)
から抜粋All Rights Reserved, Copyright FUJITSU LIMITED 2005
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業界標準化への取り組み
経済産業省
社団法人 産業環境管理協会
ICTソリューションの業界標準化を図るべく,
ICTの環境効率評価ガイドラインの作成に,
キヤノン, 東芝, NEC, NTT,日立,富士ゼ
ロックス,松下電器と参加,標準化進行中。
委員長:東京大学)松野助教授
事務局:産業環境管理協会(経産省外郭団体)
日本環境効率フォーラム
(委員長 : 東京大学 松野助教授)
キヤノン
東芝
NEC
NTT
日立
富士ゼロックス
富士通
松下
②設計・開発・製造
③出荷
④流通
①調達
⑤設置
⑥立上作業
⑦運用
⑨廃棄・リサイクル
環境効率=
⑧回収
ICTのライフサイクル
ICTはシステム構成機器とソフトウェア製品や
サービスの組み合わせで構成されることから,
これらを勘案してシステム境界を設定する。
製造から使用・リサイクルまでのライフサイクル
の中で,調査対象と考えられるステージ。
評価する製品(システム)に応じて追加や除外を
行い,最適な評価対象ステージを決める。
ICTソリューションの提供する価値
ICTソリューションの環境負荷
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出典:平成17年度 情報通信技術(ICT)の環境効率評価ガイドライン
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まとめ
„
富士通グループ関係会社へ展開し,24分野,54商品に及
ぶ多種の環境貢献ソリューションを認定いたしました。
„
環境貢献ソリューションの結果をお客様へ提示し,環境配
慮製品の導入で,業務効率の向上とともに環境配慮のア
ピールを積極的に推進いたします。
今後の展開:
„ 業界標準に準拠し,環境効率を考慮したソリューションの
環境影響評価
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富士通
公開サイト
富士通公開サイト
環境貢献ソリューションとは
http://jp.fujitsu.com/about/csr/eco
/solutions/envsolutions/certification.html
検索サイトで,キーワード:「環境貢献」と入力してください !
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