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青少年支援センターだより「はぐくみ」第15号(PDF:900KB)

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青少年支援センターだより「はぐくみ」第15号(PDF:900KB)
青少年支援センターだより「はぐくみ」
松江市青少年支援センターだより
松江市青少年支援センターだより
は ぐ く み
●も
も く じ●
新たに3機関が加わり
本年度支援連絡会開催
青少年支援連絡会流れ・組織図
見逃さないで孤独のサイン(メディア教育)
職員雑感
平成23
平成23年
23年 9 月発行
第15号
ドラムスクール(音楽&ものづくりスタジオ)
平成 23 年上半期支援状況(4 月~9 月)
1
2
3
3
4
4
新たに3機関が加わり
本年度支援連絡会開催
昨年度結成した、松江市青少年支援連絡会の平成
健康福祉部健康まちづくり課、松江市社会福祉協
23 年度連絡会議を7月 22 日、スティックビルにお
議会、島根県東部発達障害者支援センターが本会
いて、31 構成機関の代表者の出席のもと開催しま
に加入して頂くことになりました。
次に、情報交換に移り、島根県青少年家庭課、
した。
最初に、教育委員会松浦
副教育長から、「松江市青
松江少年鑑別所等8機関から、本年度の取り組み
状況等の報告をいただきました。
少年支援連絡会も2年目
続いて、松江市教育委員
を迎え、顔の見える関係が
会が平成 22 年度から取り
でき、きめ細かな連携がで
組んでいる、
「子どもたちを
きつつある。昨年4月、
「子
メディア漬けから守る健全
ども・若者育成支援推進法」が施行され、困難を有
育成事業」への理解を深め、
する子どもや若者を支援する体制が整備された一
今後、本会として取り組む
方、困難を抱える若者も多くなっている。そうした
べき対策に資するため、松
中、本年4月、松江市発達・教育支援センターを開
江市教育委員会教育指導講師伊藤紀子氏から事業
設した。現在、市内中学生による問題行動が多発し
概要の説明を受け、その後、携帯会社の取り組み
ているが、今後とも解決に向け努力していくことと
状況について、携帯会社を代表して株式会社NT
しているので協力頂きたい。(要旨)」との挨拶に
Tドコモ中国支社島根支店桂浩二課長から説明を
より始まりました。
受けました。
協議に入り、事務局から松江市青少年支援連絡会
最後に、会長の松浦副教育長から、メディア対
設置要綱の一部改正、松江市青少年支援セミナー実
策について、松江市青少年支援連絡会参加機関が、
施計画が提案され、拍手を持って承認されました。
実施可能な対策を積極的に取り組んで欲しい旨を
この設置要綱の一部改正により、新たに、松江市
要請し閉会となりました。
1
2
青少年支援センターだより「はぐくみ」
昨年度青少年支援センターの新たな取り組みとして、
「松江市青少年支援連絡会」を設置、
活動してまいりましたが、今年度は新たに3機関を加えより充実した子ども・若者のため
の支援を目指し、各機関のより密なる連携を図っていきたいと思います。ここで、再度、
連絡会の流れ・組織図をご紹介いたします。
青少年支援連
絡会の目的
活動内容
社会生活を営む上で困難を有する子ども・若者に対し、関係機関が連携し、必要な支援を
早期かつ円滑に行う
・子ども・若者の支援に係る各機関の役割・機能分担の調整
・子ども・若者の支援に必要な体制の整備
・子ども・若者の支援に携わる人材の養成
子ども・若者支援の流れ・支援連絡会の組織図
複数の機関での支援(対
応 )が必要 な場合は 、関
係機関の担当者が集まっ
て支援策を検討します。
困難を抱える子ども・若者
その保護者等
青少年支援センター
青少年支援センター
総合相談窓口
総合相談窓口
総合窓口から直接各
関係機関に支援をお
願いすることもあり
ます。
教
福
どこに相談してよいかわか
らない時、まずは支援センタ
ーへお気軽にご相談くださ
い。
育
祉
保健・医療
青少年支援連絡会
学 校
雇
矯正・更生保護
用
地 域
企 業
団体・NPO
円滑な社会生活
( 就業・修学等)
青少年支援連絡会構成機関
教
育
島根県教育庁(特別支援教育室、義務教育課生徒指導推進室、島根県教育センター)、松江市教育委員会
(学校教育課、青少年相談室、発達・教育相談支援センター(エスコ)、生涯学習課、青少年支援
青少年支援センター
センター)、松
江市青少年育成連絡協議会
福
祉
島根県健康福祉部青少年家庭課、中央児童相談所、わかたけ学園、松江市健康福祉部(保健福祉課、家庭
相談室、障がい者福祉課、生活福祉課、健康まちづくり課)、松江市社会福祉協議会
保健・医療
松江保健所、島根県立心と体の相談センター、島根県東部発達障害者支援センター(ウィッシュ)
矯正・更生
保
護
松江保護観察所、松江少年鑑別所、島根県警察本部少年女性対策課、松江警察署
雇
松江公共職業安定所、島根県商工労働部雇用政策課、しまね東部若者サポートステーション(サポステ松
江)、ふるさと島根定住財団(ジョブカフェ)、松江市産業経済部定住雇用推進課
用
青少年支援センターだより「はぐくみ」
子どもたちをメディア漬けから守る健全育成事業
見逃さないで孤独のサイン
「ゲームやテレビが好き。でももっと好きなのは
今、社会になじめない、家族以外と交われな
家族、友達、地域のいろいろな人。
」メディア接触
い「引きこもり」の人が70万人「引きこもり
をコントロールし、良質な自分の生活を送ってい
群」「引きこもり親和群」などという新語も出
く子ども。子どもたちの孤独のサインを見逃さず、
てきました。
みなさんと一緒に取り組みたいと思います。
韓国は、過度なメディア接触によるネット中
松江市教育委員会 メディア対策推進委員会事務局
毒の危険にさらされた子どもたちを、国をあげ
伊藤 紀子(TEL55-5970)
て予防したり治療したりする取り組みを始め
ました。
「ゲーム病
韓国の精神科医の言葉です。「学校が本当に
誰か気づいて
楽しければ大丈夫」「遊ぶ能力を育てれば大丈
孤独のサイン」
夫」その大役は家庭、学校だけでなく社会も担
(益田中学校の標語)
イラスト しほ
っています
職 員雑感
毎日、
毎日、支援に
支援にあたっている
あたっているセンター
いるセンター職員
センター職員の
職員の日頃の
日頃の想いをシリーズで
いをシリーズで載
シリーズで載
ようと思
います。
いてください!
せようと
思います
。篤い想いを聞いてください
!
先日参加した研修の中で、子どもの権利宣言や介護
私の三つの取り組み
所 長
村上 誠
昨年4月から、松江市青少年支援センターで、様々
な困難を抱えた子ども、若者と向き合っていますが、
次の三つのことを大事にして取り組んでいます。
一つ目は、行政の狭間にいる子ども、若者に目を
憲章、ノーマライゼーションの 8 つの原則などを改
めて目にし、基本に立ち返って学ぶ事の意義について
考えさせられました。
日々相談業務にあたる中で不登校、少年非行、発達
障がい、就労困難な若者達、そして悩みを抱える保護
者等々、その内容は多様です。いわゆる「傾聴」の極
意なるものはあらゆる研修で学ぶ所ですが、その実践
向けようということです。
困難を抱える子ども・若者は、行政機関のサービ
編はなかなかマニュアル通りには行きません。子ども
スを受けることなく、困難を丸抱えして過ごしてい
が厚い壁にぶち当たって初めて何かに気付き学ぶよ
ます。このような若者に行政機関の様々のサービス
うに、指導員として「気付き」、それを「築き」とし
を届けたいと思っています。
て蓄えて行けるような感性を持ちたいものだと思い
二つ目は、就労支援に力を注ごうということです。
ます。
「自立した生活の第一歩は就労」と位置づけ、職の
日頃心に残る言葉などをランダムに書き溜めたマ
ない若者の就労支援に取り組んでいます。事業所主
イノートの 1 ページ目に、自分への戒めのような、
の皆様、若者の就労について、ご理解とご協力をお
応援歌のような(勝手に自分がそう思い込んでいる)
願いします。
詩があります。どこから書き写した詩だったのか忘却
三つ目は、関係機関との連携強化です。若者への
支援は様々であることから、関係機関との連携が必
要です。昨年度、31 機関の参加を頂き、松江市青少
年支援連絡会を結成し、連携強化を図っています。
**********************
四季の心で
の彼方ですが、それをご紹介して、結びとさせていた
だきます。ありがとうございました。
~四季の心~
人に接する時には春のように温かい心で
仕事をする時には夏のように燃える心で
物思う時は秋のように澄んだ心で
指導員
上田順子
この数年、教育や保健福祉、心理や精神医学等々、
それぞれ専門分野にたつ方々の講義やセミナーに参
加する数多くの機会に恵まれました。
己を責める時は冬のように厳しい心で
3
4
青少年支援センターだより「はぐくみ」
音楽&ものづくりスタジオ
がら徐々に解け合いやがて、1 つの曲になっ
ドラムスクール
ていきました。曲はさらに最高潮に達し、魂
のゆさぶりさえ感じる講習でした。音楽もま
た人と人とのコミュニケーションにはなく
てはならないものだと感じました。
今後、スタジオ事業では、若者の次の一歩
音楽&ものづくりスタジオでは、スタジオ
を踏み出すきっかけづくりをコンセプトに
貸出事業の他に主催事業として、隔週木曜日
すべての若者を受け止めて、ここが心の居場
の 18:00 より(月 2 回)ドラムスクール
所になるよう努力していきたいと思います。
を開講しています。講師は歌島昌智氏(プロ
お問い合わせ:音楽&ものづくりスタジオ実行委員会
(事務局 青少年支援センター)
TEL 2 4 -7 6 0 2 E メール [email protected]
のドラマー&キーボーディスト)にお願いし
ております。
バンドをリードするドラムは、一定のリズ
ムを最後まで刻み続ける肉体的にかなりハ
ードなパートのようです。この日も青年は歌
島講師と共に難しいリズムを長い時間叩き
つづけるコツを練習していました。
講師のキーボードと音のかけあいをしな
平 成 23 年 上 半 期 支 援 状 況
4 月から 9 月末日までの上半期、相談件数は次の表の通りです。今後も継続的に学習支援・就労支援・
生活支援(悩み相談、居場所の提供等)を行っていきます。
4月
5月
6月
7月
8月
9月
計
学校問題(不登校・いじめ暴力行為等)
学校問題
50
94
127
110
142
112
635
家庭問題(ひきこもり・家庭内暴力等)
家庭問題
8
2
4
7
4
8
33
対人・
対人・社会(就労等)
社会
51
66
71
43
59
63
353
個 人
人 (疾病・性格等)
34
13
28
29
24
8
136
問題行動(犯罪・不良行為等)
問題行動
0
18
3
4
3
2
30
そ の 他
1
3
4
1
8
17
34
144
196
237
194
240
210
1221
計
相談時間等
*開所時間 月曜日~金曜日
午前9時から午後5時まで
*休 日
土・日、祝日、年末年始
*相談用電話等
●電話
0800-200-2700(通話料無料)
●FAX 0852-20-2852
●メール [email protected]
*来所時間の
来所時間の予約もできます
予約もできます。
もできます。電話にてお
電話にてお受
にてお受けします。
けします。
松江市青少年支援センター(松江市教育委員会)
〒690-0061 松江市白潟本町 43 スティックビル 6 階
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