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第三回ユーロマネー日本資本市場コングレス - Euromoney Conferences

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第三回ユーロマネー日本資本市場コングレス - Euromoney Conferences
第三回ユーロマネー
第三回ユーロマネー日本資本市場
ユーロマネー日本資本市場コングレス
日本資本市場コングレス
日本資本の
日本資本の活用を
活用を考える
2008 年 9 月 24~25 日、グランドハイアット東京
2008
2008 年 9 月 24 日 水曜日
08:00-09:00
09:00-09:15
09:15-10:30
10:30-11:20
11:20-12.05
受付開始
ホワイエ(2~3 階)
開会挨拶: ユーロマネー・コンファレンス、マネージング・ディレクター、アジア太平洋担当、ニック
ニック・
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
ニック・ヘイワード氏
ヘイワード
パネル 1: グローバル市場
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
グローバル市場の
市場の現状
「なんびとも一島嶼にてはあらず」と詩人ジョン・ダンが書いているように、21 世紀現在、独自に発展できる国はない。アメリカ住宅市場を発端とする世界的な信用危機の影響は、邦銀の場
合、比較的少ないと言われる。しかし、半年前の日本経済に関する楽観的ムードは一変した。インフレ上昇により企業は利ざやの減少に直面しているが、ここ数年の賃金の伸び悩みもあり、
コスト上昇分を消費者に転嫁することも難しい。日本企業はこれまで順調にアメリカからアジアへと市場を分散・シフトさせてきたが、世界的な景気減速とアジアのインフレ上昇は、内需の振
るわない日本経済にとっても打撃となりそうだ。日本はリセッション入りしたのだろうか?その程度と期間は?ここでは、9 月初頭に公表された財政刺激策の効果を評価し、政府・日銀による
国内景気テコ入れのための金融政策のあり方について議論する。2007 年 9 月と 2006 年の 9 月に続き、2008 年 9 月にも新たな首相が誕生する。新政権が依然としてねじれ国会への対応
を余儀なくされるという事実は、深刻な不況を回避するため必要な法整備の足かせになる可能性がある。このオープニング・パネルではグローバル経済の現状と、それが日本に及ぼす影響
を検証し、今後 12 ヶ月間のアメリカ、ユーロ圏、日本における GDP と金利を予測する。
議長: ユーロマネー・コンファレンス、エディター、マーク
マーク・
ジョンソン氏
マーク・ジョンソン
講演者: アジア開発銀行研究所、所長、河合
河合 正弘氏
正弘
財務省、国際局次長、中尾
中尾 武彦氏
武彦
三菱UFJ証券株式会社、参与、景気循環研究所長、嶋中
嶋中 雄二氏
雄二
シティバンク銀行株式会社、代表取締役社長兼法人金融部門長、ロバート
ロバート・
ロバート・スネル氏
スネル
休憩
ホワイエ(2~3 階)
ワークショップ A :日本
日本における
変革-
-生ま ワークショップ B :国際機関
国際機関クレジット
クレジット-
ワークショップ C :コモディティー
コモディティー市場
市場の
日本における政策金融機関
における政策金融機関の
政策金融機関の変革
国際機関
クレジット-グローバル金利市
グローバル金利市
コモディティー
市場の見通しと
見通しとコモディティ
しとコモディティ
れ変わる日本政策投資銀行
場の逃避先~
ー・インデックス
逃避先~欧州投資銀行特別講演~
欧州投資銀行特別講演~
インデックスの
デックスの発展
わる日本政策投資銀行
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
バジル(2 階)
アニス(2 階)
主催: 三菱 UFJ 証券
この 10 月、日本の政策金融機関は変革の時を迎え、発足 7
年にして発行残高が 13 兆円を超える規模に達するなど、プ
レゼンスを高めてきた財投機関債市場にも一つの節目が訪
れている。2001 年 9 月に財投機関初の SB を発行して以
来、約 1 兆 4 千億円の発行残高を有する DBJ は、機関債
市場に留まらず、日本債券市場の代表的発行体となった。
将来の完全民営化に向け、また 10 月の株式会社化を控え、
今月、ビジネスプラン及びその一部を成す中期経営計画を
公表予定である。本セッションでは、同行による今後のビジ
ネスプランや資金調達方針などに関するプレゼンテーション
及びクレジットアナリストとのディスカッションを通じて、一連
の政策金融改革の進捗を整理しながら、その最大の焦点の
一つである DBJ の民営化に関する理解を深める。
主催: 日興シティグループ
シティグループ証券
証券&
日興シティグループ
証券&シティバンク銀行
シティバンク銀行
サブプライムによる金融恐慌に陥って以来、世界各国の国
債市場で変調が顕在化している。過去 2、3 ヶ月、ボラティリ
ティが急騰し、相場の急騰と暴落、急激なフラットニング、お
よび、イールドカーブ上の各年限において、スワップ・レートと
国債利回りの間の歪みが極端になっている。このような金利
市場を背景に、事業債および金融債のクレジット・スプレッド
が急拡大しており、新発債執行は非常に難しいものとなって
いるが、その事情は主導的地位にある国際機関といえども
例外ではない。当ワークショップは、当該分野における最新
の市場経験を検証し、相対的に良好な収益性を示している
国際機関債投資を詳細に分析し、さらに、事情に詳しい欧州
投資銀行のドル資金調達部門のヘッドであるサンディープ・
ダーワン氏をご紹介する。
主催: ドイツ銀行
銀行グループ
ドイツ銀行
グループ
昨今の商品価格高騰によって、グローバル市場におけるコ
モディティーの役割が急速に拡大している。ボラティリティー
が高まり、景気が減速するなかで、今後、商品市場はどのよ
うな展開をみせるのか?また、こうした環境のなかで、インデ
ックスがどのように発展したのか?こうした課題と今後の発
展について議論を深める。
議長:三菱UFJ証券株式会社、投資銀行部門、キャピタル・
マーケット部、エグゼクティブ・ディレクター、平田
平田 誠一郎氏
誠一郎
講演者: 日本政策投資銀行、財務部長、横山
横山 洋一郎氏
洋一郎
三菱 UFJ 証券株式会社、リサーチ本部、デット・リサーチ部、
シニア・クレジット・アナリスト、安蒜
安蒜 信彦氏
信彦
12.15-13.00
13.00-14.00
14.00-14.45
ワークショップ D :インフレヘッジニーズ
インフレヘッジニーズ高
インフレヘッジニーズ高まる中
まる中での JGBi
(弊社インフレ
弊社インフレ調査
インフレ調査を
調査を手がかりに)
がかりに)
議長: シティ、資本市場債券部、ヨーロッパ・中東・アフリカ地
域担当公共セクター共同部長、フィリップ
フィリップ・
フィリップ・ブラウン氏
ブラウン
講演者: 欧州投資銀行、経営顧問、アメリカ・アジア・太平洋
地域 資本市場調達部 次長、サンディープ
サンディープ・
サンディープ・ダーワン氏
ダーワン
シティ、債券ストラテジー&アナリシス部、マネージング・ディ
レクター、マーク
マーク・
マーク・スコフィールド氏
スコフィールド
日興シティグループ証券株式会社、金融商品本部、外国債
券トレーディング部、ディレクター、マーク
マーク(
マーク(オーティス)
オーティス)・ゾー
ニア氏
ニア
ワークショップ E :インターナショナル
インターナショナル円
インターナショナル円の発行について
発行について:
について:現
状、課題、
課題、そして今後
そして今後への
今後へのステップ
へのステップ
講演者: ドイツ証券株式会社、グローバル・マーケッツ統括
本部、ディレクター、コモディティーズ部長、北方
北方 宏之氏
宏之
ワークショップ F :地方債
地方債の
地方債の商品性向上に
商品性向上に向けて~
けて~地方自
治体に
治体に求められる起債運営
められる起債運営・
起債運営・IR 等のあり方
のあり方について~
について~
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
バジル(2 階)
アニス(2 階)
主催: 三菱 UFJ 証券 / ゲスト参加: 財務省
日本で物価連動国債の発行が始まってから 4 年半が経つ。
足元の物価は近年まれに見る上昇となる反面、BEI は本格
的に回復してきてはいない。直近の弊社インフレサーベイに
も、このような相反する傾向が反映されている。投資家の期
待インフレ率とインフレヘッジニーズは確実に高まり、物価連
動国債への関心が高まってきているものの、物価連動国債
への積極的な投資姿勢は未だ本格的に顕在化してきていな
い。本セッションではまずマクロ的な物価動向を概観した後、
インフレ連動商品としての本邦の物価連動国債について、投
資家の視点を参照しつつ、その商品的特徴や投資環境につ
いて、発行体と踏み込んだ議論を行う。
議長(兼講演者): 三菱 UFJ 証券株式会社、デットリサーチ
部、シニア債券ストラテジスト、澤野
澤野 哲郎
哲郎氏
講演者: 三菱 UFJ 証券株式会社、デットリサーチ部、クオン
ツアナリスト、西村
西村 崇氏
ゲスト: 財務省、理財局、国債企画課長、貝塚
貝塚 正彰氏
正彰
主催: 日興シティグループ
日興シティグループ証券
シティグループ証券&
証券&シティバンク銀行
シティバンク銀行
サムライ債、ユーロ円債、グローバル円債からなる「インター
ナショナル円債」市場は、グローバル市場の影響を受けなが
らここ最近急激に成長している。しかしながら、市場は今だに
現地円の商慣習の多大な影響を受けている。ここでは、これ
らのパラメーターの中で、グローバルなクレジット状況、ドキ
ュメンテーションの調整などによって、どのように市場が影響
を受けてきたかを要約し、今後の市場発展についてコメント
する。
主催: ゴールドマン・
ゴールドマン・サックス
公募地方債の発行残高は約 38 兆円に達し、銀行等引受債
と併せると 70 兆円を超える発行残高を有する等、日本の地
方債市場のプレゼンスは国内外において高まっている。昨今
の地方債市場では、年限・発行形式の多様化、依頼格付取
得、IR 等の取り組みが進み、非居住者等に対する非課税措
置の導入と相まって、更なる投資家層拡大の兆しが見られて
いる。かかる環境下、地方公共団体財政健全化法の施行を
控え、今秋には健全化判断比率の公表が予定される等、地
方財政の透明性が求められている。本セッションでは、発行
体、投資家のパネルディスカッションを通じ、地方債の商品
性向上に繋がる検討課題について探る。
議長:ゴールドマン・サックス証券株式会社、投資銀行部門、
マネージング・ディレクター、小泉
小泉 泰郎
泰郎氏
講演者: フコクしんらい生命保険株式会社、財務部長、林
林宏
明氏
大阪市財政局、財務部、資金担当課長、大東
辰起氏
大東 辰起
東京都財務局、主計部、公債課、課長、関
関 雅広氏
雅広
デクシア・クレディ・ ローカル東京支店、支店長、ロベール
ロベール・
ロベール・
ヴェルディエ氏
ヴェルディエ
講演者: 日興シティグループ証券株式会社、金融商品本
部、クレジット・トレーディング部、ディレクター、トニー
トニー・
トニー・ケイ氏
ケイ
日興シティグループ証券株式会社、資本市場本部、デット・シ
ンジケート部、バイスプレジデント、ダンカン
ダンカン・
ダンカン・フィリップス氏
フィリップス
昼食
ワークショップ G : GSE の近況
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
主催: フレディマック
ここ数ヶ月来、GSE(政府系住宅金融機関)が注目の的となっている。昨年からの住宅危機の
影響が広がる中、GSE は住宅市場のみならず経済全般の安定を支えるための極めて重要
な役割を担ってきた。最近成立した法案も、アメリカの住宅金融システムにおける GSE の重
要さを裏付けるものである。このセッションでは市場の現状を考察し、フレディマックの最新の
事業見通しを報告するとともに、2008 年の住宅経済回復法の主要な項目についてまとめる。
講演者: フレディマック、シニアバイスプレジデント・アンド・トレジャラー、ファンディング・アン
ド・インベスター・リレーションズ、ティモシー
ティモシー・
ティモシー・ビッツバーガー氏
ビッツバーガー
ホワイエ(2~3 階)およびグランドボールルーム イースト(3 階)
ワークショップ H :銀行
銀行による
バジル(2 階)
銀行による資金調達市場
による資金調達市場の
資金調達市場の概況
主催: 日興シティグループ
日興シティグループ証券
シティグループ証券&
証券&シティバンク銀行
シティバンク銀行
現在の環境下では、主要な流動性、シンジケートによる貸し出し、レバレッジ・ファイナンスお
よびストラクチャード・ファイナンスにおいては、挑戦的な局面が引き続き継続している。しか
しながら、発行体および投資家がともに現在の銀行市場の中で共通に納得することができる
機会および特定できるいくつか特定のパターンをもった選択肢を見出すことができる。
講演者: シティバンク銀行株式会社、法人金融部門、買収ファイナンス業務およびシンジケー
ト・レンディング業務の責任者、アジズ
アジズ・
アジズ・ディーン氏
ディーン
14.55-15.40
15.40-16.00
16.00-17.00
ワークショップ I :RMBS
RMBS の流動性向上に
ワークショップ K :地域金融機関
地域金融機関の
日本における
流動性向上に向けて ー クーポン ワークショップ J :日本
地域金融機関のバランスシートマネジメン
日本におけるカバード
におけるカバード・
カバード・ボンド
規格化の
の意義と
バジル(2 階) トにおける挑戦
アニス(2 階)
規格化
意義と課題 グランドボールルーム ウエスト(3 階)
における挑戦と
挑戦と収益機会
主催:ゴールドマン
ゴールドマン・
主催:クリフォード
クリフォード・
主催: あおぞら銀行
ゴールドマン・サックス
クリフォード・チャンス
あおぞら銀行
住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)が MBS の発行を開 新生銀行によるカバード・ボンドの発行がさる 7 月に延期さ 地域金融機関を取り巻く環境は大きく変化しており、今後さら
始して 7 年半、発行実績は約 9 兆円に上り、日本の証券化 れたが、これは日本におけるカバード・ボンドの新規発行を に厳しさを増していくであろう。その変化は、貸出業務の主た
市場の発展を牽引する役割を果たして来た。残高も 7 兆円 取り巻く状況が未だ判然としない事の証左と言える。このセッ る対象であった顧客ポートフォリオの変容であり、それと対を
強となり、流通市場における流動性の更なる向上は、他の一 ションでの主な議題は以下二点である。
なす預金過多による資金運用面でのバランスシートの変容
般債と同様に大きな課題となっている。米国 MBS 市場の例
である。地域金融機関はこれら二つの面で経営の変革を迫
に鑑みるに、流動性向上のためには TBA*市場の創設が期 • カバード・ボンドの主な特徴及び投資家へのアピール
られており、変革による資産ポートフォリオと顧客の関係の
待されるところであり、その第一歩として MBS クーポンを規 • 日本におけるカバード・ボンド案件の組成に際しての課題 再構築を成し遂げることで、進みつつある再編の動きに勝つ
経営が可能になる。このワークショップでは、貸出金と有価
格化することが考えられる。本セッションでは、発行体、証券
証券というバランスシートの2大資産を取り巻く課題と、その
会社、投資家のパネルディスカッションを通じ、クーポン規格
ビジネスチャンスを検証する。
化の意義と課題について探る。
*TBA (To Be Announced): RMBS の先物取引であり、取引
時点で受渡銘柄が特定されず、決済日の 48 時間前に実際
• 貸出ポートフォリオと有価証券ポートフォリオ
• 伝統的貸出/再生ビジネス/ ABL
の受渡銘柄が通知される。取引時点では発行体、年限、クー
ポンが特定される。
• 債券/株式/ヘッジファンド等のオルタナティブ投資
導入講演: あおぞら銀行、専務執行役員 金融法人営業本
神田
議長:ゴールドマン・サックス証券株式会社、投資銀行部門、 講演者: クリフォードチャンス法律事務所、パートナー、神田
部長、稲垣
稲垣 裕志氏
英一氏
マネージング・ディレクター、小泉
小泉 泰郎氏
裕志
泰郎
英一
講演者: あおぞら銀行、金融法人業務部 部長、穂刈
穂刈 俊彦
クリフォードチャンス法律事務所、マネージングパートナー、
講演者: 独立行政法人住宅金融支援機構、市場資金部長、
氏
ピーター・
キルナー氏
小島 俊郎氏
俊郎
ピーター・キルナー
あおぞら銀行、証券業務部長、柳谷
柳谷 俊郎氏
東京海上アセットマネジメント投信株式会社、運用第二部シ
クリフォードチャンス法律事務所、カウンセル、レンフォン
レンフォン・
・ラ
俊郎
レンフォン
イ氏
ニア・ファンド・マネージャー兼クオンツ企画運用部シニア・ク
オンツ・アナリスト、三橋
三橋 威夫氏
威夫
日本生命保険相互会社、資金証券部、担当課長、坂根
坂根 直統
氏
休憩
ホワイエ(2~3 階)
パネル 2 :インフレ
インフレ - 日本、
中国、
、アジア
グランドボールルーム ウエスト(3階) パネル 3 : 改革 VS 規制
グランドボールルーム イースト(3 階)
日本、中国
アジア太平洋地域ではインフレが高騰している。それが日本・中国・アジア諸国へどう影響す 欧米金融機関による評価損計上が相次ぐ中、政府、規制当局、中央銀行が直面する問題
るのか。欧米の消費需要が減速するなか、中国・日本を中心とするアジア域内貿易への日本 は、もはや銀行間取引市場の流動性減少や住宅市場の崩壊、銀行破綻ではなく、危機後の
の依存度はますます高まっている。アジア各国の中央銀行は地域のインフレ高騰にどう対処 管理体制となりつつある。規制は緩すぎたのだろうか。米財務省の新たな規制強化案は効果
するのか、またインフレの原因はどこも同じなのか。それとも中国・アジアでは需要の拡大 的なのか。また他国へ及ぼす影響はどうなのか。金融機関に時価評価を義務付ける会計基
が、日本ではコスト上昇がインフレを押し上げているのか。それぞれのインフレがもたらす結 準は問題を増幅させている。前回の危機の再発防止を意図した会計ルールが、逆に現在の
果とは。日本の債券投資家はインフレからどのように身を守り、また利益を上げることができ 危機をさらに悪化させているのではないか。市場の成長を促すとともにリスクを効率的に管
るのか。インフレ連動国債などの日本の現物インフレ連動商品の魅力とは。インフレ戦略の 理できる適切な規制レベルとは。新商品の革新はほとんど監視されないままだったのだろう
一助となるデリバティブ商品の流動性とは。アジアのインフレ連動商品で「支払い」サイドとな か。グローバル投資銀行がいっせいに見直し・改革作業に着手しつつある今こそ、東京が出
っているのは誰なのか。このパネルでは、日本の投資家が市場の状況変化から利益を上 し抜くチャンスなのか? このパネルでは規制環境の変化を予測し、日本の銀行・機関投資家
げ、実質リターンのリスクをヘッジするための様々な現物およびストラクチャード商品を検証 への影響を探る。
する。
議長: ユーロマネー・コンファレンス、エディター、マーク
マーク・
ジョンソン氏
議長: ブルームバーグ、コラムニスト、ウィリアム
ウィリアム・
ペセク氏
ウィリアム・ペセク
マーク・ジョンソン
講演者: 株式会社日本総合研究所、調査部、主任研究員、河村
河村 小百合
小百合氏
講演者: 国際通貨基金、アジア太平洋地域事務所、所長、有吉
有吉 章氏
DIAM アセットマネジメント株式会社、チーフエコノミスト、小出
小出 晃三
晃三氏
香港上海銀行、在日代表兼 CEO、スチュアート
スチュアート・
スチュアート・ミルン
ミルン氏
金融庁、証券取引等監視委員会、総務課長、佐
佐々木 清隆氏
株式会社第一生命経済研究所、経済調査部、副主任エコノミスト、西濵
西濵 徹氏
清隆
マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社、CIO 兼マネージング・ディレクター、白
白
国際通貨研究所、経済調査部長、チーフエコノミスト、竹中
竹中 正治氏
正治
木 信一郎
信一郎氏
17.05-18.05
18.10-18.45
18.45-19.45
パネル 4 : グローバル信用市場
グローバル信用市場の
信用市場の沈静過程における
沈静過程における国内投資家
における国内投資家にとっての
国内投資家にとっての絶好
にとっての絶好の
絶好の機会
パネル 5 :次世代日本企業
次世代日本企業の
次世代日本企業のファイナンシング
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
グランドボールルーム イースト(3 階)
破産が歴史的低水準の時代は終わりを告げ、安いクレジットを存分に活用した借り手企業
は、新たな環境への調整を迫られている。もし、アメリカが深刻な不況に突入すれば、デフォ
ルト率は 2 桁に増加するだろう。いずれ流動性が回復すれば社債の価格は急騰し、キャッシ
ュを潤沢に持つ買い手には絶好のチャンスとなるのだろうか。クレジット・デフォルト・スワップ
(CDS)市場に反映されたリスク評価は本当に正確なのか。実際にはリスクのミスプライシン
グが起きていたのではないか。クレジット市場の沈静過程で投機筋が果たす役割とは。CDS
保有者がスワップで利益を得るために企業が追い詰められるケースが出てくるのか。クレジ
ットデリバティブ市場の規模は、実際に企業が発行する債券の額を何倍も上回るが、沈静過
程でそれはどのような影響となって現れるのか。難しい市場環境が続くと予測される中、賢明
な債券・クレジット投資家に限っては、2008 年と 2009 年が十年に一度のチャンスとなるかも
しれない。現在の市場環境で、リスクを避けながらどのように利益を上げるかについて議論
する。
議長: ユーロウィーク、日本担当エディター、マーク
マーク・
・B・ジョンソン氏
マーク
ジョンソン
講演者: ドイツ証券株式会社、グローバル・マーケッツ統括本部、クレジット商品本部、マネー
ジング•ディレクター、クレジット/コモディティーズ•ストラクチャリング統括部長、堀江
堀江 隆一
隆一氏
東京海上日動あんしん生命保険株式会社、経理財務部、財務グループ、次長、古徳
古徳 弘行
弘行氏
マニュライフ生命保険株式会社、常務執行役員兼資産運用担当バイスプレジデント、須藤
須藤 智
英氏
株式会社ニッセイ基礎研究所、金融研究部門、主任研究員、徳島
徳島 勝幸氏
勝幸
スタンダード&プアーズ、主席アナリスト、信用市場分析・格付け規準担当、山岡
山岡 隆正
隆正氏
インタビュー: 日本版政府系
日本版政府系ファンド
ファンドの
ファンドの創設
司会:ユーロマネー・ジャパン・ダイジェスト、エディター、ローレンス
ローレンス・
ローレンス・ホワイト氏
ホワイト
インタビュアー: 参議院議員、前内閣府大臣政務官、経産財政金融担当、田村
田村 耕太郎氏
耕太郎
カクテル・レセプション 三菱 UFJ 証券主催
日本企業の利益はこれまでのところ持ちこたえているが、低迷する国内市場と少子高齢化が
将来の暗雲となっている。トヨタ、ソニー、任天堂、ホンダなどは日本を代表するブランドであ
り、その質の高さは世界的に認知されている。次に世界に名をとどろかすことになる日本企
業は、いつ、どんなところから出現するのか。国内でキャッシュフローを生み出すことを期待で
きないとしたら、グローバル市場への攻勢を支える資金をどのように調達するのか。資金調
達に際して日本企業は邦銀を活用すべきか、それとも欧米の銀行と組むべきか。日本は統
合再編の時代を迎え、新たな業界のリーダーが誕生するのか。そうであればその業界とは何
なのか。業界再編に外資系企業が果たす役割とは。日本企業は成長を確保するため海外で
マーケットシェアを取る必要がある。その方法とは。(敵対的)買収か、それとも友好的合併
か。成長確保のために必須の市場はどこなのか。欧米では株価が抑制されバリュエーション
が低下しており、 潤沢なキャッシュを持つ日本企業にとっては、企業買収を通じた成長のた
めの有利な条件が整いつつある。それは果たして現実になるのか。
導入講演:イー・モバイル株式会社、代表取締役会長兼 CEO、千本
千本 倖生氏
倖生
議長:日本経済新聞社、ヴェリタス編集部、編集委員、前田
前田 昌孝氏
昌孝
講演者: 日産ディーゼル工業株式会社、ボルボ・パワートレイン・ジャパン、チーフフィナンシ
ャルオフィサー兼バイスプレジデント、平井
平井 謙一
謙一氏
経済産業省、経済産業政策局、産業組織課長、新原
新原 浩朗氏
浩朗
日興アセットマネジメント株式会社、チーフ・グローバル・ストラテジスト、ジョン
ジョン・
ヴェイル氏
ジョン・ヴェイル
ゴールドマン・サックス証券株式会社、投資銀行部門、M&A 統括責任者、マネージング・ディ
レクター、矢野
矢野 佳彦氏
佳彦
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
グランドボールルーム イースト(3 階)
2008 年 9 月 25 日 木曜日
08.00-08.55
08.55-09.00
09.00-09.20
09.20-10.20
10.20-10.50
10.50-11.50
受付開始
ホワイエ(3 階)
開会挨拶:ユーロマネー・コンファレンス、マネージング・ディレクター、アジア太平洋担当、ニック
ニック・
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
ニック・ヘイワード氏
ヘイワード
基調講演: 金融庁、佐藤
佐藤 隆文長官
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
隆文
パネル 6 :ファンド
ファンド・
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
ファンド・マネージャーは
マネージャーはリターンを
リターンを生み出しているか?
しているか?
グローバルな機関投資家は、資産そのものではなく、リスクの組み合わせがもたらすプレミアムを求めている。株式・債券のロングオンリー戦略はダイナミズムに欠け、相関が高く、ベンチマー
ク並みのリターンを生み、フィーは低めである。機関投資家は株式・債券ベンチマークに対して割高の手数料を支払っている。グローバリゼーションは、ファンド・マネージャーが得意とする地
理的分散戦略の効果を薄めた。機関投資家にとって現状は充分なのだろうか。とても充分とは言えなくなりつつある。これはファンド・マネージャーにとって何を意味するのか。ファンド・マネー
ジャーは資産ではなくリスクをトレーディングする戦略を活用することができるのか。リスクプレミアムの抽出・獲得においてデリバティブが果たす役割とは。ファンド・マネージャーは、効果的に
リターンの源泉を抽出し、クレジット、景気、期間、インフレ、流動性、通貨などのリスクをうまく分割し、マネージすることができるのか。ポートフォリオ管理において、レバレッジは標準ツールで
あるべきか。機関投資家はベータばかりを重視し、アルファをないがしろにしていないか。シンセティックなヘッジファンドの複製は、過去の実績に基づいているため、あまり意味がないのか。
爆発的成長を見せた上場投資信託(ETF)は、日本において次のブームの主役になるのか。ETF は幅広い資産に対するコスト効率の高いシンセティックな投資であるが、成長の足かせとなる
要素は何か。このような変化を背景に、日本のファンド・マネージャーは、もはや大半の資金を日経平均や国内債券に投資する必要のない新たな投資戦略を展開することになるのだろうか。
このパネルでは、グローバルな資産運用業界の移り変わるダイナミズムと傾向を分析し、それが世界最大の投資資金を抱える日本に与える影響について議論する。
議長: ユーロマネー・ジャパン・ダイジェスト、エディター、ローレンス
ローレンス・
ローレンス・ホワイト氏
ホワイト
講演者: SG アセットマネジメント証券株式会社、エグゼクティブ・マネージング・ディレクター
ー、ニコラ
ニコラ・
ゴッセル氏
ニコラ・ゴッセル
UBS グローバル・アセット・マネジメント株式会社、取締役兼チーフインベストメントオフィサー、グローバルインベストメントソリューションズグループ、アセットアロケーションヘッド、近藤
近藤 敬子氏
敬子
日本経済新聞厚生年金基金、常務理事兼運用執行理事、久保
久保 俊一氏
俊一
レミアス LLC、パートナー、レミアス・ジャパン・リミテッド、社長、アンソニー
アンソニー・
・ミラー氏
アンソニー
ミラー
セコム企業年金基金、常務理事 運用執行理事、八木
八木 博一氏
博一
休憩
ホワイエ(3階)
ワークショップ L : 株主からの
対話)
)
ワークショップ M : 資産クラス
株主からのガバナンス
からのガバナンス (株主と
株主と企業の
企業の対話
資産クラスとしての
クラスとしての外国為替
としての外国為替
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
グランドボールルーム イースト(3 階)
主催: 日興アセットマネジメント
日興アセットマネジメント
日本における今年の株主総会の主な特徴の一つとして株主側提案が株主総会前に取り下げ
られるケースが見られた。この事象の主な理由として、株主と企業の対話を中心としたコミュ
ニケーションが活発に行われた結果としてお互いの意見の歩み寄りが実現したことが考えら
れる。そこで、この特徴を踏まえて”株主からのガバナンス”というテーマを中心に、今後株主
と企業の前向きな対話がさらに活発化していくのか、またどのように発展すればいいのか、現
状の課題と今後の展望について議論する。
導入講演: 日興アセットマネジメント株式会社代表取締役会長兼 CEO、ティモシー
ティモシー・
・マッカー
ティモシー
シー氏
シー
講演者:経済産業省、経済産業政策局、産業組織課長、新原
新原 浩朗氏
慶應義塾大学、准教授、小幡
小幡 績氏
日興アセットマネジメント株式会社、株式運用部、企業調査グループ、シニア・マネージング・
ディレクター、ローレンス
ローレンス・
プレーガー
ローレンス・プレーガー氏
主催: ドイツ銀行
ドイツ銀行グループ
銀行グループ
最近の市場の混乱を受けて、投資家は従来の資産クラスを見直す動きを強めている。こうし
たなか、従来、資産クラスとは見なされてこなかった外国為替を運用戦略に取り入れ、継続的
に収益を上げる市場参加者が現れるようになった。外国為替を、株式や債券などの従来の資
産クラスとは相関性の低い一つの確立した資産クラスと見なす傾向が強まっている背景に
は、こうした動きがある。このセッションでは、外国為替によって収益を上げる理論的背景と、
ベンチマークとしての活用について説明する。
講演者: ドイツ銀行 AG ロンドン支店、グローバル・マーケッツ統括本部、グローバル・リスク
戦略グループ、ディレクター、年金・保険向け通貨ソリューション・ヘッド、トークィル
トークィル・
トークィル・ウィートレ
イ氏
11.55-12.55
12.55-13.00
13.00-14.00
パネル 7 : グリーン・
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
グリーン・テクノロジー 世界的な
世界的な問題に
問題に日本からの
日本からの解決策
からの解決策
日本は最先端の省エネ技術を誇り、トヨタのプリウス等は輝かしい功績のひとつである。クリーン・コール・テクノロジーを活用したプラント、太陽光パネル、電池技術、低電力冷蔵技術、省エネ
家電、エネルギー効率の高い建物設計などの分野でも日本はリードしている。新たな技術と革新だけが、地球をこの危機から救うことができる。改善と効率化への飽くなき欲求をテコに、日本
は新技術の継続的な高度化をはかるハイエンドの製造分野においてリーダーとなっている。膨大な追加投資が緊急に必要とされるが、日本は、解決策を編み出すために必要な研究・開発に
投資できる資本を持っている。アイディアを模索するテクノロジー企業と、製品を実際に製造するメーカーに必要な資金を供給するために、金融機関はどんな役割を果たせるのか。スタートア
ップ企業を支援するベンチャー・キャピタルや、革新的テクノロジー開発まであと一歩の中小企業などに不可欠なインキュベーション・ファンドはあるのか。日本の伝統的美徳とされる、多くの
企業のリソースを相互活用し、共通の目的のために協力して解決策を導くというやり方が、この危機への答えとはならないのか。このパネルでは、グリーン・テクノロジーの先進国である日本
が最前線に立ち続け、潜在能力を最大限に発揮することができるように、民間の資金を産業界のために活用する戦略を議論する。
議長: ユーロマネー・コンファレンス、エディター、マーク
マーク・
・ジョンソン氏
マーク
ジョンソン
講演者: ジャパン・ベンチャー・パートナーズ LLC、パートナー、伊藤
伊藤 武氏
カーライル・グループ、マネージング・ディレクター、丸茂
丸茂 正人氏
正人
国際金融情報センター、総務部長、櫻
櫻庭 千尋氏
千尋
京都大学大学院、経済学研究科、地球環境学堂、教授、植田
植田 和弘氏
和弘
閉会挨拶 :ユーロマネー・コンファレンス、マネージング・ディレクター、アジア太平洋担当、ニック
ニック・
ヘイワード氏
グランドボールルーム ウエスト(3 階)
ニック・ヘイワード
昼食
ホワイエおよびグランドボールルーム イースト(3 階)
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