...

学校通信 2011年4月11日 号 (746KBytes)

by user

on
Category: Documents
9

views

Report

Comments

Transcript

学校通信 2011年4月11日 号 (746KBytes)
2011-4-11
School Newsletter 2011-#1
三育学院サンタクララ校 学校通信
4250 Latimer Ave. San Jose, CA 95130
Phone: 408-378-8190 Fax:408-378-1190
www.saniku.org
学校カレンダー
• 4月11日(月)
1 学期開始
• 4月11日(月)~14(木)
新年度保育・学習説明会
• 4月15日(金)~
個人面談(日程、予定は各クラス毎
に調整)
• 5月9日(月)~12日(木)
日本語専科 授業参観
• 5月11日(水)・12日(木)
すがすがしい春の日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
日曜日に行われた入園式。すみれ組(3歳児)
、たんぽぽ組(4歳児)
、ひまわり組(5歳児)
がそれぞれに名前を呼ばれて、壇上に上がりました。たった1年ずつしか歳は違わないのです
が、子ども達の様子はずいぶん違います。大人の1年と、子ども達の1年の違いに改めて目を
向ける経験となりました。また、入学式では、立ち居振る舞いから伝わってくる1年生のやる
気、どんと腰を据えた中学1年生の余裕、そして在校生の歓迎の言葉の力強さ、どれをとって
も子ども達の素晴らしい可能性と力が伝わってきて、大変うれしく思いました。
今日から、今年度の学びが始まります。これから始まる子ども達の大切な1年が、実り豊か
なものとなるように、教職員一同心を合わせてより良い学校づくりに取り組み
たいと思っていますので、よろしくお願いいたします。学校と家庭が協力して
子ども達の成長をともにサポートして参りましょう。
小・中学部 授業参観
• 5月23日(月)
・24日(火)
幼稚部 保育参観
eyoshida田saniku.org
4学8-821-6625
―吉田松陰の言葉から考えるー
吉田松陰には、教育者と革命家という二つの顔があります。教育者としての松蔭は「知行合
一」を唱える陽明学者、しかし、学者は口舌の徒であるとして学問のみに留まることを嫌い、
知と行が合致しなければならないと常に考えていたようです。それが、松蔭の革命家としての
側面に現れていきました。松蔭は、教師としても卓越した教育者であったことは松下村塾にお
いて維新の俊才を育てたことからも明らかですが、彼の本当のすごさは、教師としてというよ
りも人としてどのような状況においても常に周りに人の道を説き、関わった人々に人生のパラ
ダイムシフトともいえる大きな感化を与えていたことです。
「人賢愚(けんぐ)ありと雖(いえど)も、各々(おのおの)一、二の才能なきはなし、
「人賢愚(けんぐ)ありと雖(いえど)も、各々(おのおの)一、二の才能なきはなし、湊合(そうごう)して大成する時は必ず全備する所あら
し、湊合(そうごう)して大成する時は必ず全備する所あら
ん。是れ亦年来(ねんらい)人を閲(えっ)して実験する所なり。人物を棄遺(きい)せざるの要術、是れより外(ほか)復(ま)たあることな
し。」
し。」
人間には賢愚の違いはあるが、どんな人間でも一つや二つのすぐれた才能を持っているものである。全力を傾けてひとりひとりの特性
を大切に育てていくならば、その人なりのもち味を持った一人前の人間になることができる。今まで多くの人と接してきて、これこそが人を
大切にする要術であると確信した。
これは松陰が26歳の時に、牢にいる囚人たちを更正させ、牢屋を幸福な場所にするための方策を書いた「福堂策 上」の中
の言葉です。一度道を外れた囚人たちも、この言葉に触れてどれほど慰められ、希望を感じたことでしょう。「俺にもできる」
「私にもできる」という人間のより良くなりたいという本能に働きかける温かい希望の言葉です。
子ども達は一人ひとり違います。その子ども達に対して、駄目なところを指して失望を与えるのではなく、良いところを知ら
せ、その部分を延ばすように、その部分から全体が良い感化を受けていくように導けたらどんなに素晴らしいだろうと思います。
子ども達に対して常に「あなたは素晴らしい。You are special」
「あなたは価値がある。You are precious」と語りかけることは、
子ども達が自分達の才能を延ばし、大成するためのエネルギーになるのではないでしょうか。聖書のイザヤ書には、こんな言葉
があります。「あなたは私の目に高価で尊い、私はあなたを愛している」これは、神様が私達を愛しているという語りかけです
が、そのような語りかけを、子ども達に向かっていつも続けていきたいと思います。
校長 吉田栄一
入園・入学式 4 月 10 日(日)報告
入園・入学式が行われ、新入園、新入学を迎えた皆さんが笑顔で新しいスタートを切りました。皆さんを心から歓迎いたします。
本校のWEBサイトが新しくなりました
今年度本校のWEBサイトが新しくなりました。これからは、在園、在校生、保護者の皆さん、同窓生の皆さんにも役に立つ生きた
情報を発信していきたいと考えていますので、ご期待ください。
URLはこれまでと同様、 www.saniku.org です。
人事 2011 年度新任教員の紹介
今年度着任した 2 人の教員をご紹介いたします。新しい環境でのフレッシュなスタート、保護者の皆さんにご協力をいただき、そ
れぞれの良いところを十二分に発揮してくれることを期待しています。どうかよろしくお願いいたします。
■ 石井元子(いしいもとこ)
•
2011年度
2011年度 小学部 2年担任
今年度から、石井元子先生が着任しました。どうかよろしくお願いいたします。
■ 栗原真理江
栗原真理江(
(くりはらまりえ) 2011年
2011年度 中学部 2年担任
•
今年度から、栗原真理江先生が着任しました。どうかよろしくお願いいたします。
学校づくりの方向性<ビジョンと取り組みについて>
① 神様にしっかりつながっている学校、神様の愛を伝える学校
この学校の根幹を成すもので、三育学院サンタクララ校の特徴、ミッションスクールとしての存在意義がここにあります。
② 子ども達と保護者の皆さんに喜んで奉仕する学校
子ども達と、保護者の皆さんと常に一対一の丁寧で温かい関係を構築すること。
③ 伸び続け、学び続ける学校
外見も中身も美しい学校、学ぶ学校、言葉を大切にする学校、安全で平和な学校などより具体的な目標を掲げ一つ一つ取り組
んでいきます。
本校は、昨年、一昨年に引き続き上記 3 つの大目標を掲げて、より良い学校づくりに取り組んでいます。それぞれの大目標には、
さらに具体的な目標があります。もちろん一気にすべてを動かし、達成することはできませんが、目標達成のために一歩一歩前
進し、より良い学校づくりを目指していきますので、保護者の皆さんのご理解をいただき、温かいサポートをお願いいたします。
年度初めに配布される書類
年度はじめには、たくさんの書類が配布されますが、下記の書類は子ども達の情報アップデートまた、安全確保のために大切な
書類です。忘れずに担任に提出してください。ご協力をお願いいたします。
•
非常時計画表
•
家庭調査票
•
Consent to treatment(治療に関する同意書)
新しく追加される書類
これまで本校は子ども達の「健康に関する書類」の提出をお願いしていませんでしたが、今年度から新たに本校でも子
ども達の「健康に関する書類」を提出いただくことになりました。お手数をおかけしますが、皆さんのご理解とご協力を
お願いいたします。なお、この「健康に関する書類」は、年度初めに配る諸書類とは別に(混乱を避けるために時期をず
らして)配布いたします。
個人面談
年度初めの面談は、担任と保護者が良い関係を築く第一歩。子ども達の情報をたくさん担任に伝えること、担任を知り、自分を
知ってもらうことで、これからの 1 年間互いに協力しやすい下地を作るチャンスです。ぜひ、この機会を上手に利用してスムーズ
な 1 年のスタートといたしましょう。
専科プログラム(登校日の変更)
2010 年度に新しい形で再スタートをきった日本語専科は、これまでの 1 年間、学習効果と登校日のチョイスを確保す
るために、複式学級制をとってきました。複式学級制には色々な良い点がありますが、週に 1 回の登校で学びをする場
合には、その良さが現れにくく、より充実した学びを確保するために 2011 年度からは、単式学級制に変更いたしまし
た。この変更により、登校日のチョイスは狭くなりましたが、その不便さを補って余りあるような、充実した学びを提供し
てまいりたいと思っています。
聖書のプレゼント
小学部以上の新入背、転入生には学校から、聖書をプレゼントいたします。聖書は、私たちが幸せに生きるためにはどうすればよ
いのかということについて、神様が与えてくださった「幸せな生き方の How To 本」です。折に触れて、聖書を開くことをおすすめ
します。
教科書無償配布について
5 年ほど前より、文部科学省から無償で配布されてきた教科書の配布に関する規定が大変厳しくなり
ました。今年度も次のようなお知らせが送られて来ています。本校も指導に従い、下記の約束事を守る
ことになりますので、あらかじめ皆さんにお知らせいたします。なお、下記に該当する(外国籍のみを有
する児童・生徒)場合には、教科書配布について領事館に直接お問い合わせください。
■次のものは、教科書無料給与対象とならないので留意すること:
外国籍のみ保持者(外国籍のみ保持者が、日本人学校、あるいは補習授業校に在学している場合は、教科書代および送料の
双方を自己負担し各自購入する必要がある)
園児・児童・生徒募集中
本校では随時入園入学の募集を行っています。お知り合いや友人で、あるいは赴任されて間もない方々の中で、お子さ
んの日本語教育を考えていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、ぜひ本校での学びをお勧めください。皆さんのご協力を
よろしくお願いいたします。
奨学金
経済的なことが理由で、本校で学びたい、学びを続けたいという意志がありながら、入学すること、続けることが困難であると
いうような場合、本校には三育で学びたい子供達のための奨学金制度があります。本校はこの奨学金を「未来をになう子ども
達への投資」と考えています。奨学金の申し込み詳細については事務室にお問い合わせください。
新年度PTA保護者会執行部 募集中
2011 年度、PTA保護者会執行部のメンバーとして、本校のPTA活動の要として関わってくださる方を募
集しています。PTAの活動は、すべて学校に通う子ども達のために行われる活動(直接的、また間接的
に)です。学校と保護者の皆さんが、子ども達のためにしたいこと、してあげたいことを実現する積極的な
活動です。執行部という言葉は重たいイメージがありますが、現在本校のPTA活動は無理なくできる非
常にシンプルなものになっています。「子ども達のために一緒に何かしようよ」という思いで、喜んで引き
受けてくださる明るい皆さんをお待ちしています。
★PTA執行部アドバイザー、校長(吉田栄一)、事務長(小谷仁)、教頭(前川英樹)までお気軽にお問い合わせください。
言葉にこだわった学習への取り組み
お知らせとご協力のお願い
外国に住んで日本語で学ぶ場合に肝心なのは、言葉の数(語彙数)と言葉の意味(イメージ力)、そして漢字力です。本校は、子
ども達にできるだけ言葉と文化の両面において日本で経験するものと近いものを提供したいと考え、これまでも色々な取り組
みをしてきました。丁寧な文字指導や漢字指導もその一環ですが、来年度は2010年度に引き続き「低学年か
らの辞書引き学習」に取り組んでいきます。また、学校全体で読書習慣(読書の楽しさ)定着のために、色々
な取り組みにチャレンジしようと考えています。子ども達の言葉の力を豊かに育てるため
のこれらの取り組みに、保護者の皆さんのご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
送迎の際、保護者の皆さんにお願いしたいこと
3:00~4:00→ドロップオフゾーン(校舎側の黄色い縁石)の駐車はご遠慮ください。
学校の正門側、黄色い縁石は、ドロップオフゾーンです。3:00~4:00pmは他校のお迎えと、ひまわり組~中学部ま
での登園登校時間が重なっているので、大変こみあいます。そこで、登園(ひまわり組)登校(小中学部)の皆さんに
はドロップオフをお願いしています。3:00~4:00pmの間にドロップオフゾーンに駐停車している車があると、短い時
間でも大変な混雑混乱の原因になります。皆さんのご協力をお願いいたします。
駐車場付近での安全確保にご協力をお願いいたします。
駐車場内で、かなりのスピードで走行する車を見かけます。駐車
駐車場付近
駐車場付近では
場付近では、
では、制限速度 5mph 徐行運転を厳守してく
ださい。また、駐車場内を歩行する際は、お子さんの安全に気をつけて監督をお願いいたしま
す。特に小さなお子さんをお持ちの皆さんは、必ず手を引いて安全確保をお願いいたします。
学校での事故の多くは、駐車場付近で起こっています。そのうちの大半は、車両が制限速度を
守ること、歩行の際の監督と注意で防げるものだそうです。学校関係者同士の事故ということになれば、お互いに
とって本当に後味の悪い苦い経験となることでしょう。どうか、駐車場付近での安全確保について、皆さんのご協力
をお願いいたします。(他校の保護者の皆さんにも、徐行運転に関しては学校を通してお願いをしています。)駐車場
で車をこすられた、運転手不在の間にへこんでいたという連絡がいくつか入ってきています。お互いに運転に気をつ
けることはもちろんですが、もし接触してしまった、こすってしまったなどの場合にはメモを残すなど互いに心ある対応
をいたしましょう。
図書室内のブックキオスク(古本販売棚)
図書室内にブックキオスク(古本販売棚)を設置しています。これは、皆さんに不要になった本を寄付していただき、その本を図
書室で陳列販売するというものです。バザーの古本市のように一気に沢山の本が並ぶわけではありませんが、年間を通して
本のリサイクルをすることで、子ども達や保護者の皆さんのためにもなり、大きな手間もかからずに細く長く続けることができ
ます。(簡単に言うと、年中OPENの小さな古本市です)皆さんぜひお立ち寄りになって、頻繁に棚をチェックして、掘り出し物を
探してください。このブックキオスクが、図書室に足を運ぶ楽しみの一つになればと期待しています。なお、ブックキオスクの売
上金は学校図書充実のために用いられます。
第5回 Reunion(三育同窓会)in 東京
7月10日(日)東京原宿にあるSDA東京中央教会で、 第5回 Reunion(三育同窓会)
が計画されています。三育学院サンタクララ校に関わりのある皆さんと旧交を温め、
つながりを保っていくことが主な目的です。日本に既に帰国された方で、現在も連絡
を取り合っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ Reunion のことをお知らせください。
また、夏に一時帰国を計画して、7月10日前後に東京近郊にいらっしゃる方も、ぜひ、
お友達をさそってお集まりください。
◆
◆
Reunion 当日の時間など詳しい情報は、決まり次第本校のウェブサイトにアップデ
ートしていく予定ですので、参考になさってください。
過去4回のリユニオンの様子は、本校のホームページ、同窓会のカテゴリーに
て見ることができます。
SDA東京中央教会
150-0001 東京都渋谷区神宮前 1-11-1
Fly UP