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魚 雷 調 定 用 ケ ー ブ ル
防 衛 庁 規 格 NDS 魚 雷 調 定 用 ケ ー ブ ル 1. 適用範囲 F 8750C 制定 昭和38.11.19 改正 平成11.11.22 この規格は,艦船の魚雷電気調定管制回路に使用する魚雷調定用ケーブル (以下,ケーブルという。)について規定する。 2. 3. 引用規格 この防衛庁規格に引用した次の規格は,その最新版を適用する。 JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法 JIS C 3152 すずめっき軟銅線 JIS C 3410 船用電線 JIS C 3521 通信ケーブル用難燃シース燃焼性試験方法 NDS F 8701 艦船用電線 種類・記号 種類及び記号は, 表 1 のとおりとする。 表1 種類・記号 種類 記号 付表番号 魚雷調定用ポリエチレン絶縁クロロプ レンゴムシースケーブル MTCENPS 1 魚雷調定用EPゴム絶縁ポリオレフィ ンエラストマーシースケーブル MTCAPS 2 備考 1. EPは,エチレンプロピレンを表す。 2 . 表 1 の記号に使用した文字の分類及び分類名は, 表 2 のとおりである。 表2 分類及び分類名 分類 分類名 線心数又は主な用途 多心 魚雷調定用 材 料 その他 文字 M TC 絶縁体 ポリエチレン E シース クロロプレンゴム N ポリオレフィンエラストマー A 可とう性 P 一括遮へい S 2 F 8750C 4. 性能 性能は, 表3 のとおりとする。 表3 項目 5. 5.1 性能 試験方法 適用箇条番号 導体抵抗 付表1 及び 2 の値以下 7.2 耐電圧 付表1 及び 2 の試験電圧に規定時間耐えなければ ならない。 7.3 絶縁抵抗 付表1 及び 2 の値以上 7.4 屈曲性(一般) 導体素線の断線及びシースにき裂を生じないで耐 電圧試験に耐えなければならない。 7.5 低温屈曲性 シースにき裂を生じてはならない。 7.6 耐水圧性 シース内に浸水がなく,300V/1分間の電圧 に耐えなければならない。 7.7 耐ひねり性 導体の断線並びに絶縁体及びシースにき裂を生じ てはならない。 7.8 静電容量 付表1 及び 2 の値に適合しなければならない。 7.9 耐炎性 炎を取り去ったとき自然に炎が消え,かつ,燃焼 が止まった試験片表面をぬぐったとき,燃えた部 分が試験片の先端に達していないこと。 7.10 難燃性 燃焼がケーブルの最上端まで達してはならない。 7.11 構造 構造は, 付表1 及び 2 によるほか,次による。 導体 導体は, 6.1 のすずめっき軟銅線を素線としてより合わせる。 5.1.1 より合せの方法 5.1.2 より線の接続 5.2 性能 絶縁体 より合せの方法は, JIS より線の接続は, JIS C C 3410 による。 3410 に よ る 。 絶縁体は,次のとおりとし,絶縁体の平均厚さは 付表1 及び 2 の値以上,最小 厚 さ は 付表1 及び 2 の値の80%以上とする。 5.2.1 ポリエチレン絶縁体 5.2.2 EPゴム絶縁体 5.3 テープ 5.4 識別 5.5 遮へい編組 NDS F 6 . 2 のポリエチレンを導体と同心状に被覆する。 6.3 のEPゴムを導体と同心状に被覆する。 テープは, 6.5 のテープを絶縁体,より合せ又は遮へい編組の上に施す。 識別は,絶縁体の色により行い, 付図1 のとおりとする。 遮へい編組は,遮へい付き絶縁体の場合,絶縁体上に 6.1 の素線を用い, 8701 による方法で均一に編組する。 F 5.6 より合せ 3 8750C より合せは,絶縁又は遮へいを施した線心をより合わせる。また,より合せ に際しては,必要により 6 . 4 の介在物を入れながら,各層右よりとし,よりピッチは,層心径 の15倍以下とする。 なお,各層間には,必要により 6.5 のテープを施す。 5.7 シース シースは,次のとおりとし,シースの平均厚さは, 付表1 及び 2 の値以上,最 小厚さは, 付表1 及び 2 の値の85%から0.1mm減じた値以上とする。 5.7.1 クロロプレンゴムシース 6.6 の黒のクロロプレンゴムをケーブル心と同心状に 被覆する。 5.7.2 ポリオレフィンエラストマーシ−ス 6.7 の黒のポリオレフィンエラストマーを ケーブル心と同心状に被覆する。 5.8 6. 仕上り外径・許容差 仕上り外径及び許容差は, 付表1 及び 2 のとおりとする。 材料 6.1 すずめっき軟銅線 6.2 ポリエチレン すずめっき軟銅線は, JIS ポリエチレンの材料特性 項目 導体許容温度 常 温 耐 空 気 老 化 性 特性 ℃ MPa 伸び 最小値 % 最小値 90 加熱時間 h 96 引張強さの残率 % 伸びの残率 最小値 綿糸・合成繊維 % 最小値 EPゴムは, NDS テープ F F C 341 8701 による。 C 3410 により,MTCA 8701 による。 クロロプレンゴム 6.7 ポリオレフィンエラストマー 試験方法 8701 による。 綿糸及び合成繊維は,MTCENPSの場合は, JIS 6.6 7. 80 テープは,MTCENPSの場合は, JIS PSの場合は, NDS による。 7.12.2 65 F 0 により,MTCAPSの場合は, N D S 6.5 7.12.1 300 ℃ 6.4 − 9.8 加熱温度 EPゴム 試験方法適用箇条番号 75 引張強さ 6.3 3152 による。 ポリエチレンは, 表4 のとおりとする。 表4 機 械 的 特 性 C クロロプレンゴムは, JIS C 3410 による。 ポリオレフィンエラストマーは, NDS F 8701 7.1 4 F 構造試験 構造試験は, JIS C 3005 による。 8750C 7.2 導体抵抗試験 導体抵抗試験は, JIS 7.3 耐電圧試験 7.4 絶縁抵抗試験 7.5 屈曲試験(一般) 7.6 低温屈曲試験 7.7 耐水圧試験 耐電圧試験は, N D S C F 3005 による。 8701 による。 絶縁抵抗試験は, NDS F 8701 による。 屈曲試験(一般)は, NDS 低温屈曲試験は, NDS F F 8701 による。 8701 による。 耐水圧試験は,完成品から適切な長さの試料をとり,試料の両端又は片端 (片端の場合は,槽内の端を密封する。)を槽外に出し,1.2m以上が槽内にあるように水圧 槽に入れる。この状態で使用最大圧力の1.5倍の水圧を連続2時間加圧した後,そのままの状 態で 7.3 に規定する方法で300Vを1分間加え,これに耐えるかどうかを調べる。また,シ ースを剥いで浸水の有無を調べる。 7.8 ひねり試験 ひねり試験は, NDS F 8701 により,常温及び−30℃について 2 行う。おもりの重さは,ケーブルの断面積1mm 当たり0.276Nとする。 7.9 静電容量試験 静電容量試験は, NDS F 8701 による。 7.10 耐炎試験 耐炎試験は, J I S C 3410 による。 7.11 難燃試験 難燃試験は, J I S C 3521 による。 7.12 材料試験 7.12.1 引張試験 引張試験は, NDS 7.12.2 空気老化試験 F 8701 による。 空気老化試験は, N D S F 8701 による。ただし,ポリエ チレンの老化条件は, 表4 により,クロロプレンゴムの老化条件は, JIS C 3410 によ る。 7.12.3 空気加圧老化試験 7.12.4 耐油試験 ムの浸油条件は, JIS 7.12.5 空気加圧老化試験は, NDS 耐油試験は, NDS C F F 8701 による。 8701 による。ただし,クロロプレンゴ 3410 による。 ハロゲン化水素ガス発生試験 ハロゲン化水素ガス発生試験は, NDS F 8 7 0 1 による。 7.12.6 銅鏡腐食試験 7.12.7 発煙試験 7.12.8 酸素指数試験 8. 呼び方は,ケーブルの種類の後又は記号にハイフンを付けた後に線心数を付記し, 呼び方 銅鏡腐食試験は, NDS 発煙試験は, NDS F F 8701 による。 8701 による。 酸素指数試験は, NDS F 8701 による。 次のとおりとする。 魚雷調定用ポリエチレン絶縁クロロプレンゴムシースケーブル 又は 45心 MTCENPS−45 魚雷調定用EPゴム絶縁ポリオレフィンエラストマーシースケーブル 9. 65心 又は MTCAPS−65 表示 ケーブルの表示は,ケーブルに適切な方法で製造者名(又はその略号)及び製造年 を連続的に行う。 付表1 魚雷調定用ポリエチレン絶縁クロロプレンゴムシースケーブル(MTCENPS) 記号 MTCENPS 線心数 45 無遮へい30 導体 絶縁体 厚さ 遮へい 編組線 径 より合 せ外径 (約) シース 厚さ 仕上り 外径 仕上り 外径許 容差 導体抵抗 (20℃) 試験電圧 (5分) 絶縁抵抗 (20℃) 最大静電 容量 概算 質量 標準 条長 公称断 面積 素線数/ 素線径 外径 mm 2 mm mm mm mm mm mm mm ±mm Ω/km V MΩkm μF/km kg/km m 0.2 7/0.2 0.6 0.4 − 14 1.5 18.1 0.5 91.8 1000 100 0.38 380 200 無遮へい5 0.7 遮へい 10 0.9 1. 構成及び適用箇条番号 (1) すずめっき軟銅より線 (2) ポリエチレン絶縁体(識別) (3) テープ(遮へい線心だけ) (4) 遮へい編組(遮へい線心だけ) (5) テープ(遮へい線心だけ) (6) より合せ(介在物) (7) より合せ上テープ (8) クロロプレンゴムシース ( 5.1 ) ( 5.2 及び5.4) ( 5.3 ) ( 5.5 ) ( 5.3 ) ( 5.6 ) ( 5.3) ( 5.7 ) 0.1 2. 適用試験項目及び箇条番号 (1) 構 造 (7.1) (2) 導 体 抵 抗 (7.2) (3) 耐 電 圧 (7.3) (4) 絶 縁 抵 抗 (7.4) (5) 屈曲性(一般) (7.5) (6) 低 温 屈 曲 性 (7.6) (7) 耐 水 圧 性 ( 7.7 ) (8) 耐 ひ ね り 性 (7.8) (9) 静 電 容 量 (7.9) (10) 耐 炎 性 (7.10) (11) 材 料 (7.12) (参考) (1) 公称電圧 AC:125V DC:150V (2) 導体許容温度 75℃ F 5 8750C MTCAPS 線心数 65 無遮へい53 導体 絶縁体 厚さ 遮へい 編組線 径 より合 せ外径 (約) シース 厚さ 仕上り 外径 仕上り 外径許 容差 導体抵抗 (20℃) 試験電圧 (5分) 絶縁抵抗 (20℃) 最大静電 容量 概算 質量 標準 条長 μF/km kg/km m 公称断 面積 素線数/ 素線径 外径 mm 2 mm mm mm mm mm mm mm ±mm Ω/km V MΩkm 0.5 12/0.23 0.96 0.4 − 21 2.5 26.0 1.0 40.2 1000 100 遮へい 12 1. 構成及び適用箇条番号 (1) すずめっき軟銅より線 (2) EPゴム絶縁体(識別) (3) テープ(遮へい線心だけ) (4) 遮へい編組(遮へい線心だけ) (5) テープ(遮へい線心だけ) (6) より合せ(介在物及びテープ) (7) より合せ上テープ (8) ポリオレフィンエラストマーシース 0.55 1000 200 0.12 (5.1) (5.2及び 5.4 ) (5.3) (5.5) (5.3) (5.6) (5.3) (5.7) 2. 適用試験項目及び箇条番号 (1) 構 造 (7.1) (2) 導 体 抵 抗 (7.2) (3) 耐 電 圧 (7.3) (4) 絶 縁 抵 抗 (7.4) (5) 屈 曲 性 ( 一 般 ) ( 7.5) (6) 低 温 屈 曲 性 (7.6) (7) 耐 ひ ね り 性 ( 7.8 ) (8) 静 電 容 量 (7.9) (9) 難 燃 性 (7.11) (10) 材 料 (7.12) (参考) (1) 公称電圧 AC:125V DC:150V (2) 導体許容温度 85℃ 8750C 記号 6 F 付表2 魚雷調定用EPゴム絶縁ポリオレフィンエラストマーシースケーブル(MTCAPS) F 付図1 7 8750C 線心識別及び配列 MTCENPS−45 白 黒 黒 白 黒 黒 黒 黒 2層目 10心 赤 黒 3層目 16心 黒 白 黒 線心配列 1層目 4心 赤 4層目 15心 赤 黒 黒 黒 白 赤 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 無遮へい線心 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 遮へい線心 黒 黒 MTCAPS−65 白 黒 赤 黒 黒 黒 黒 黒 黒 白 黒 白 黒 黒 黒 黒 黒 黒 白 赤 黒 赤 黒 赤 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 4層目 24心 黒 黒 黒 黒 黒 黒 黒 3層目 19心 黒 黒 黒 黒 2層目 14心 黒 黒 黒 黒 黒 黒 線心配列 1層目 8心 黒 黒 無遮へい線心 遮へい線心 8 F 8750C F NDS 魚 序文 雷 調 定 用 F 9 8750C 8750C ケ ー ブ ル 解 説 この解説は,本体に規定・記載した事柄,及びこれらに関連した事柄を説明するもので, 規格の一部ではない。 1.作成の経緯 1.1 改正の趣旨 今 回 のN D S の 改 正 は , 旧 版 以 降 の 諸 情 勢 の 変 化 に 対 応 し , 規 格 内 容 の 見 直し等の改正を行うことを趣旨とするものである。 1.2 改正時の経緯等 1.2.1 廃止された経緯等 NDS XXF 8750(魚雷調定用ケーブル) は,昭和3 XXF 8 7 0 1 B ( 艦 船 用 電 線 )の 改 正 及 び 旧 規 格 9年5月25日付で廃止されている。 1.2.2 B版制定の経緯等 NDS ケーブルの断線事故が生じたために,昭和39年5月25日付で改正を行った。 1.2.3 C版制定の経緯等 今 回 のN D S の 改 正 は , 主 に 絶 縁 材 料 と シ ー ス 材 料 の 変 更 に あ る。 なお,C版制定の原案作成を平成9年度に社団法人 日本電線工業会に作業を委託し,工業会 内に組織した「魚雷調定用ケーブル規格改正原案作成委員会」(委員長 株式会社フジクラ 村 山元久)で検討した。 C版での主な改正は次のとおりである。 (1) 絶縁体材料を天然ゴムから45心ケーブルはポリエチレンに,65心ケーブルはEPゴ ムに変更した。 (2) シース材料をクロロプレンゴムから65心ケーブルはポリオレフィンエラストマーに変 更した。 (3) 使用材料の変更に伴い,品名を変更した。 (4) 単位をSI単位とした。 (5) MTCAPS−65は,艦内配線されるため, NDS F 8701G と同様にノンハ ロゲン難燃ケーブルとした。 2. ケーブル取扱上の注意 このケーブルは,その構造上取扱には注意を要する。特にMTCENPS−45は魚雷発射の 際ケーブルを切断する関係上,導体が細く無理な屈曲,ひねりを受けると断線する恐れがあるた め,特に注意を必要とする。 以下簡単にその注意事項を述べる。 (1) ケーブルにプラグを取付ける際には無理な張力,ひねりを加えないこと。 (2) 両端にプラグを取付けたケーブルを運搬又は取扱う場合には,プラグ付近のケーブル 部分にプラグの重量及び屈曲が集中するため,特にこの部分の取扱には注意のこと。 3. 規定項目及び改正個所の内容説明 C 版 制 定 時 の 主 な 改 正 説 明 な ど 参 考 と な る 事 項 は , 解 説 表 による。 解1 10 F 8750C 解説表 箇条番号 1. 項目 適用範囲 説明 絶縁体及びシース材料の変更等により,魚雷調定用ゴム絶縁クロロプレンシー スケーブルという表現を魚雷調定用ケーブルに変更した。 2. 引用規格 (1) JIS (2) 使用材料及び引用規格の変更等により,次の規格を追加した。 (3) Z 8301 の様式に合わせて,引用規格を本項に移した。 JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法 JIS C 3152 すずめっき軟銅線 JIS C 3410 船用電線 JIS C 3521 通信ケーブル用難燃シース燃焼性試験方法 引用規格の変更により,次の規格を削除した。 JIS 3.表1 種類・記号 C 3102 電気用軟銅線 使用材料の変更に伴い,種類及び記号を次のようにした。 魚雷調定用ポリエチレン絶縁クロロプレンゴムシースケーブル MTCENPS 魚雷調定用EPゴム絶縁ポリオレフィンエラストマーシースケーブル MTCAPS 3. 備考 種類の変更に伴い,備考に次の表現を追加した。 1.EPは,エチレンプロピレンを表す。 3.表2 分類及び分 類名 記号の変更に伴い,その記号の説明を次のように追記した。 ポリエチレン絶縁体 : E ポリオレフィンエラストマーシース : A 4. 性能 NDS F 8701の項目の順番に合わせて,性能の項目を4項とした。 4.表3 性能 (1) NDS F 8701 に合わせて,構造及び材料の項目を削除した。 (2) NDS F 8701 に合わせて項目の順番を入れ替え,表現を変更 F 8764 した。 (3) NDS に合わせて,項目名を耐水性から耐水圧性に 変更した。 (4) MTCAPSに適用する難燃性の項目を追加した。 5. 構造 NDS F 8701の項目の順番に合わせて,構造を 5項とした。 5.1 導体 NDS F 8701に合わせて,5.1.1及び5.1.2を追加した。 解2 11 8750C F 解説表(続き) 箇条番号 5.2 項目 絶縁体 説明 (1) 絶縁材料の変更に伴い,項目名をゴム絶縁体から絶縁体に変更した。 (2) 絶縁材料としてポリエチレン及びEPゴムを規定した。 (3) NDS F 8701 に合わせて,5.2.1 及び 5.2.2 を追加 した。 5.3 テープ NDS F 8701に合わせて,本項を追加した。 5.4 識別 (1) NDS F 8701 に合わせて,項目名を線心色別から識別に変更 した。 (2) 5.5 遮へい編組 絶縁材料の変更に伴い,ゴム絶縁体という表現を絶縁体に変更した。 編組方法は, NDS F 8701を引用し,表現方法をNDS F 870 1 に合わせた。 5.6 より合せ 表現方法をNDS F 8701に合わせ,介在物及び各層間のテープは必要 により入れると規定した。 5.7 シース (1) シース材料の変更に伴い,項目名をクロロプレンシースからシースに 変更した。 (2) シース材料として黒のポリオレフィンエラストマーを追加した。 (3) NDS F 8701 に合わせて,5.7.1 及び 5.7.2 を追加 した。 5.8 6. 6.1 6.2 6.3 仕上り外径 NDS F 8701に合わせて,項目名に許容差を追記し,仕上り外径・許 ・許容差 容差とした。 材料 (1) NDS (2) 絶縁材料の変更に伴い,天然ゴムの項目を削除した。 すずめっき NDS F 軟銅線 性の項目を削除した。 ポリエチレ 絶縁材料の変更に伴い,本項を追加し,ノンハロゲン性を除きNDS ン 701の特性とした。 EPゴム 絶縁材料の変更に伴い,本項を追加し,特性はNDS F 8701 の項目の順番に合わせて,材料を6 項とした。 8701に合わせて,JIS した。 解3 C 3152によると規定し,特 F F 8 8701によると 12 F 8750C 解説表(続き) 箇条番号 6.4 項目 綿糸・合成 説明 (1) NDS 繊維 F 8701 に合わせて,綿糸と合成繊維の2つの項目に分 かれていたものを1つの項目とした。 (2) 特性はMTCENPSの場合は, JIS CAPSの場合は,NDS 6.5 テープ DS 6.7 3410により,MT 8701によるとした。 使用材料の変更に伴い,項目名を布テープからテープに変更し,特性はMTC ENPSの場合は, JIS 6.6 F C F C 3410 により,MTCAPSの場合は,N 8701 によるとした。 クロロプレ 項目名をクロロプレンからクロロプレンゴムに変更し,特性はJIS ンゴム 410によるとした。 ポリオレフ シース材料の変更に伴い,本項を追加し,特性は NDS ィンエラス とした。 F C 3 8701 による トマー 7. 試験方法 (1) 試験方法の引用規格は JIS を優先とし,次いでNDSを引用した。 (2) 7.7 耐水圧試験の試験水圧を NDS F 8764に合わて,使 用最大圧力の1.5倍とした。 (3) 性能の追加に伴い,7.11 (4) NDS F 難燃試験 の項目を追加した。 8701 に合わせて、7.12 材料試験はすべての項 目を列挙し 7.12.5∼7.12.8 を追加した。 8. 呼び方 NDS F 8701に合わせて,本項を追加した。 付表 使用材料・品名等の変更により付表を 付表1及び 2に分けた。 付表1 (1)より合せ外径の数値を丸めた。 (2)仕上り外径許容差を変更し,これにより仕上り外径を見直した。 (3)絶縁体材料の変更により,概算質量を変更した。 付表2 (1)より合せ外径の数値を、約の表現に合わせて切り上げた。 (2)絶縁体及びシース材料の変更により,概算質量を変更した。 付図 線心配列の表現を変更した。 解4 解説付表1 NDS NDS XXF XXF 8750B(魚雷調定用ケーブル)とNDS 8750B 種類 F 8750C(魚雷調定用ケーブル)の対照表 NDS 記号 F 8750C 種類 記号 魚雷調定用ゴム絶縁クロロプレンシースケ ーブル 45心 MTCNPS−45 魚雷調定用ポリエチレン絶縁クロロプレン ゴムシースケーブル 45心 MTCENPS−45 魚雷調定用ゴム絶縁クロロプレンシースケ ーブル 65心 MTCNPS−65 魚雷調定用EPゴム絶縁ポリオレフィンエ ラストマーシースケーブル 65心 MTCAPS−65 解5 . F 1 3. 8750 C