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プレスリリース - OZASAHAYASHI
OZASAHAYASHI KYOTO | NEW YORK 平成27年8月28日 各位 OZASAHAYASHI 林眞夕弓 小笹義朋 2015年 4 月 、 京 都 に 開 廊 致 し ま し た OZ ASAH AYASH I は 、 中 京 区 御 所 南 の ギ ャ ラ リ ー ス ペ ー ス と 、 今 回新たに四 条 大 宮 の プ ロ ジ ェ ク ト ス ペ ー ス 、o z a s a h a y a s h i _ pr o j e c t を オ ー プ ン 致 し ま す 。 この二つの ス ペ ー ス で 、NY 在 住 の マ キ カ オ ル と 、 東 京 と N Y で 作 家 活 動 を 続 け て い る 福 島 出 身 の 古 川 弓 子 による企画展覧会を開催致します。ご多忙のこととは存じますが、ぜひ御高覧頂けましたら幸いでございます。 o za s a hay a s h i _ k y o t o : 京 都 市 中 京 区 亀 屋 町 1 7 5− 8 マ キ カ オル :『Be t w e e n Mi r r o r s 』 ヒカリと影 の 反 射 、 水 、 氷 、 風 、 天 候 そ し て 樹 々 の 葉 な ど 、 自 然 の エ レ メ ン ト が 生 み 出 す 現 象 の 変 容 。 そ の 再定義を知 覚 体 験 と 反 影 を 通 し て 問 い か け る 作 家 、 マ キ カ オ ル 。 新 作 『Be t we e n Mi r r o r s 』 は 、 今 年 の 5 月 、北欧アイ ス ラ ン ド の レ ジ デ ン シ ー に 滞 在 し て 制 作 さ れ た 作 品 で す 。 陽 が 完 全 に 沈 ま な い 白 夜 の ヒ カ リ が も たらす世界 は 、 内 窓 に い く つ も 重 な っ た 幻 想 風 景 を 創 り だ し ま す 。 し か し 眼 に 視 え て い る 風 景 は 現 実 に 存 在 している。 マ キ が 捉 え た の は 、 鏡 の な か の 鏡 が 延 々 と 映 し 出 し て ゆ く よ う な 終 り な き 静 謐 な 青 い 世 界 。 そ れ は生理的で あ り 感 情 的 で も あ る p a r a d oxica l c a m o u f l a g e ( 逆 説 的 な カ モ フ ラ ー ジ ュ ) 。 そ し て 時 間 と と も に 失われる事 象 の な か に 身 を 置 き な が ら も 、 自 身 が 感 じ 、 触 れ て 呼 び 覚 ま さ れ た 意 識 と 記 憶 の ビ デ オ イ ン ス タ レーション 作 品 を 新 作 写 真 4 点 と と も に 発 表 し ま す 。 古 川 弓 子:『 灰 か ぶ り 』 新作インス タ レ ー シ ョ ン 『 灰 か ぶ り 』 は 、 2 0 0 3 年 に 「 大 地 の 芸 術 祭 越 後 妻 有 ア ー ト ト リ エ ン ナ ー レ 」 に て伝承文学 を 題 材 に 制 作 し た 『 粟 福 と 米 福 』 の 一 連 の 作 品 、 2 0 1 4 年 の 故 郷 「 福 島 」 の 変 容 を 表 し た 立 体 、 そ し て 『 灰 か ぶ り 』 を 再 読 し 制 作 し た 作 品 で す 。『 粟 福 と 米 福 』 は シ ン デ レ ラ 物 語 に 似 た 地 方 に 伝 わ る 昔 話 。 またシンデレラは和名で『灰かぶり』という。そして会津出身である古川にとって『灰』が『放射能』とい う 隠 喩 に も 感 じ と っ て い る 。 2 0 1 5 年 に 在 る 古 川 は 、 二 人 の 娘 の 義 理 母 と い う 立 場 に な っ て い る 。『 粟 福 と 米 福』から12年というひとつのサイクルを巡って、新旧の作品を組み合わせ、古川は再度『シンデレラ/灰 かぶり』の意味を問います。『見えにくい世界が広がっていくなかで、本質を見抜くためのガラスの靴はどこ だろう』と 。 o za s a hay a s h i _ p r o je c t : 京 都 市 中 京 区 壬 生 馬 場 町 3 7−3 K YO T O ART H O ST E L k u m a g u s u k u 1 F GO N E a n d F OUND : マ キ カ オ ル + 古川弓子 単語の Blue は 青 、 碧 、 蒼 と 日 本 語 で 表 記 さ れ る 。 確 か に 空 も 海 も 青 い と 言 う け れ ど 、 た だ の 青 色 だ け で は な い。マキカオルのアイスランデイックブルーに含まれる深遠に折り重なるブルーな世界。それらは現実にはな い風景を自 然 現 象 と ヒ カ リ の 反 影 に よ っ て 創 造 さ れ て い る 。 マ キ は 息 を ひ そ め 、 そ の 瞬 間 を 心 に 眼 ( カ メ ラ ) に焼き付け、そして媒体を変えて表現する。古川弓子は、今夏2年ぶりに NY を訪れて制作した陶器作品とと もに、床に観覧者の往来で消えてしまうかもしれない言葉を青いチョークで紡ぐ。それは、過去から現在そし て未来に繋 が る かな痕跡をなぞる行為のようです。 古い京都の町家を改装したユニークな空間である ozasahayashi-project は、ozasahayashi_kyoto のギャラ リースペースとは違う試行と思考をもって、各作家が自身の表現に対する可能性を指し示す site spesific in st allation 作 品 を 制 作 し ま す 。 175-8 Kameya-cho, Nakagyo-ku, Kyoto 6040811 Japan +(0)75-744-6108 www.ozasahayashi.com [email protected] OZASAHAYASHI KYOTO | NEW YORK 記 o z asah ayash i_k yo t o 京都市中京区亀屋町175−8 T el: 07 5 − 7 4 4 − 6 1 0 8 期 間 : 2 0 1 5 年 9 月 1 9 日 ( 土 )− 1 0 月 2 4 日 ( 土 ) 営業時間:13:00ー19:00 営業日:火ー土 オ ー プ ニ ン グ レ セ プ シ ョ ン : 9 月 1 9 日 ( 土 )、 1 8 : 0 0 − 2 0 : 0 0 アーティストトーク:期日未定(近日 web にてお知らせします) Ges t Spea k er : 小 崎 哲 哉 (『 R E A L TO K YO 』『 R E A L K YO TO 』 発 行 人 兼 編 集 長 ) o z asah ayash i_pr o ject 京 都 市 中 京 区 壬 生 馬 場 町 3 7 − 3 K YO TO A R T HO S TE L k u m ag u s u k u 1 F 期間:2015年9月20日(日)ー10月25日(日) 営業時間:16:00ー21:00 営業日:金、土、日 (10月2日(金)は休廊) M eet up Art i s t s : マ キ カ オ ル + 古 川 弓 子 詩の朗読 by 古川弓子 9 月 2 0 日( 日 ) 1 6 : 0 0 ー 1 8 : 0 0 i nf o @o zasah ayash i.co m w w w .o zasah ayash i.co m OZASAHAY A SH I は 、 三 カ 所 の 異 な る ス ペ ー ス に お い て 、 視 覚 芸 術 の 認 識 を 拡 げ 、 文 化 的 対 話 を 生 み だ す 現 代 美術作品を 紹 介 い た し ま す 。 ozasahayashi _ky o to は、日本国内だけでなく海外のミッドキャリアアーティストの個展、グループ展を企画 し紹介する 現 代 美 術 ギ ャ ラ リ ー で す 。 ozasahayashi _p r o je ct は 、 古 い 京 都 の 町 家 を リ ノ ベ ー ト し た ユ ニ ー ク な ス ペ ー ス で す 。 革 新 的 で 実 験 的 な 芸 術的表現を 促 進 し 、 次 世 代 ア ー テ ィ ス ト の 育 成 、 作 品 発 表 の 場 も 兼 ね た 多 目 的 な ス ペ ー ス で す 。 175-8 Kameya-cho, Nakagyo-ku, Kyoto 6040811 Japan +(0)75-744-6108 www.ozasahayashi.com [email protected]