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パレートの法則とあなた
9 月 23 日ブログ「パレートの法則とあなた」 22 日(土)0 時半過ぎ 10 分遅れの電車が最寄り駅に到着。ドアが開いた途端、秋らしい さわやかな空気が漂い「ああ秋分だなあ」とつぶやいているほろ酔い加減のわたし… 厳しい残暑ともそろそろお別れできそうで嬉しい限りです。 本日のタイトル「パレートの法則」というものをご存知でしょうか。 イタリアのパレートという経済学者が 19 世紀のイギリスにおける所得と資産分布を調査し たところ、20%の富裕層にイギリス全体の資産総額の 80%が集中し、この現象は継続して 繰返されることを発見した法則のことです。 いわゆる「2・8 の法則」といわれるものです。 この裏づけが「78:22 宇宙の法則」です。 ・正方形の面積を 100 として、その正方形に内接する円の面積は 78 になり、つまり正方形 の残りの面積は 22 となる。 ・空気中の成分がほぼ窒素 78 に対して酸素等が 22 の割合になっている。 ・人間の身体も水分がほぼ 78、その他の物質が 22 の割合でできている。 これが大自然の“宇宙の法則”です。 これを企業が導入した例として、世界ブランド No.1 コカコーラのビン。 縦横比率は 78:22…さすがですね。 そう考えるとマンションもレンタブル比 78%程度がバランス的にいいです。 (売り専有面積 78:22 共用部分等) 組織でも、社員の 8 割はいわゆる平凡・ダメ社員。残りの 2 割は優秀社員で、組織を引っ 張っている。 あなたは、社内でどちらに分類されていますか! これを発展(?)させた法則が働きアリの理論。 女王アリを中心とした無数のアリ集団には、 「よく働くアリが 2 割、普通に働くアリが 6 割、 怠け者のアリが 2 割存在する」という法則で、経営者、管理職向け研修講座「組織論」で、 わたしも学んだ記憶があります。 1 会社の中でも、上位2割が高い生産性を上げ、中位6割は並で、下位2割が神輿にぶら下 がっているという組織論。 まさにわたしが対象とする仲介営業店舗の分析にもそっくり当てはまる法則です。 組織論はともあれ、このブログを読んでいただくあなたには、せめて社内トップクラスの 2 割から 6 割の上位クラスに踏みとどまっていただきたい。 業績目標として、あなたの“年収の 3 倍+α”以上が一つの目安となります。 発想を変えて個人に当てはめると、あなたの持ち時間一日 24 時間、一ヶ月 30 日、一年 365 日の一番有効な時間である 20%の効率を更に高めるためにはどうすべきか。 例えば一日 24 時間で、あなたの頭がよく働く一日の時間帯を見極めることです。 これはとても大事なことです。 A 君は、いつも朝 7 時には出社し、2 時間余りを誰もいない店舗で「閃きの必要な販促・ 求むチラシ原稿」「重点顧客への報告書・重要事項説明書等」を作成する。また専門誌の 気になる記事を精読し、ノート等(備忘録)に自分の言葉で整理し書き留めておく。 朝礼終了後には、頭を休めながら印刷する。そしてお昼を食べ、眠気に誘われる午後に、 ポスティングに向かい身体を動かす。その分時には夜は早めに退社し、あなたにとって 楽しみなことに“アフター5”を使える日々を創る…。 同様に夜強い B 君は、仲間が少なくなった夜、社のパソコンは使用しないで自前のノート パソコンに向かって A 君同様の時間の利用をする。 期待通りの業績が上がれば、誰にも気兼ねなく有給休暇を取って○○○する。 朝も夜も弱い人はどうすれば…お昼を含んだ時間帯です。 机でさっと昼食を済ませ、集中して業務に取り組むことです。 こういった習慣をつけることが必要ですが、別に毎日でなくても大丈夫。 週の 20%、せめて 2 日程度(お昼なら 3、4 日)続けていくことです。 業務効率を図るために当然取り組むべきことは、「お客様のランク分け(2:6:2)」を常に していくこと。その上位 2 割のお客様を中心に時間配分「営業とは人と会い、話す」こと を実践し続ける強い意志を持っていただきたい。 2 結果につなげるために必要な業務…物件下見、ポスティング、ホームページメンテ、 住宅メーカー・ホームビルダー・同業他社等訪問から、いま効果に結びつくことを常意識 し「2:8」に選別し実行する。 こういったことを「当たり前」に出来たあなたは、「2:6:2」の最後の2になるはずがあ りえません。 わたしの大好きな「ダーウィンの進化論」(宇宙の真理) 最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが域延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できるものである。 人生は誰にとっても「一回限りの片道切符」。充実した日々を創ってください。 以上 3