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富士設計通信 めだか 平成24年5月14日 第9号

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富士設計通信 めだか 平成24年5月14日 第9号
富士設計通信
平成24年 5月 14日 第 9号
清流を止まることなく、川上をめざして・・・
1.新東名高速道路開通
1.
新東名高速道路が平成24年4月14日に開通し
ました。私は、平成10年より第二東名高速道路
富士川橋の工事に着工から竣工までの約6年間工
事施工に携わりました。新東名富士川橋は、一級
河川富士川を一跨ぎするアーチ橋です。架橋地点
右岸側に身延道(馬坂峠)、左岸側に位置する自
然公園「明星山」の景観を引き立てています。橋
梁形式は、高速道路を支える桁を鋼製、アーチ本
体をコンクリート製とした綱・コンクリート複合
アーチ橋です。
【設計開発室 市川 渉】
設計開発室 市川 渉】
当時この急流富士川に6年の短期間で上下
2本の橋梁が施工できるのだろうかと疑心暗
鬼でした。移りゆく年月の中、富士川橋もそ
の姿を変えてゆき見事なアーチ橋に変貌を遂
げました。6年間は色々な困難の連続でした
が、完成したときの達成感は言い表せません。
その過程を共有できた事は、私の生涯の中の
輝ける一瞬でした。その思いの詰まった富士
川橋を含めた新東名高速道路が開通です。
2.地上型3Dレーザースキャナ事業報告
【海野敦司・下村公紀】
海野敦司・下村公紀】
3D機動グループでは、日本全国様々な場所で、多種多様な森林を対象とした3Dレーザース
キャナを用いた計測作業をおこなってきました。3月中旬は北海道の道北地区にて2日間の計測
作業を実施しました。 現地の状況は、平均気温-4℃、最低気温-10℃の厳しい 状況であり、現場での積雪深は約2m程度でした。車での移動 のあとは、雪上車に乗り換え現場まで移動するような所で、ど うなることかと思いましたが、十分な準備と天候にも恵まれて、 無事に作業を完了させることができました。
営業面では昨年3月下旬、宇都 宮大学にて開催されました「第1 23回日本森林学会大会」におい 北海道での現場風景
て、地上型3Dレーザースキャナ を用いた森林計測を主とした企業展示に参加して来ました。
弊社のブースにも多くの方が来られPRさせていただきました。
「この精度ならいろいろ出来そう」「今後、計測を依頼したい」な
ブース全景写真
ど積極的な意見も聞けました。
今回の企業展示では、多くの方からの様々な意見・感想を聞け、地上型3Dレーザースキャナ
計測の向上すべき点などが見えてくるなど、非常に有意義な企業展示となりました。今後も昨年
度の経験を生かして、技術向上などに努めていきたいと思います。今年は海外進出します!
3.社員の防災アンケート調査
【総務・営業 寺田 香奈】
総務・営業 寺田 香奈】
平成23年3月11日に東日本大震災が発生、その4日後の15日には富士宮でも震度6強の
大きな地震が発生し、自然災害の脅威を改めて痛感してから1年が経過しました。
昼間の地震と夜間の地震では、それぞれ状況は異なりますが、地震発生時は何を考えたでしょ
うか、そして1年たった今はどうでしょう?
現在どれだけの防災準備を家でしているのか、富士設計内でアンケートを実施してみました。
11日、15日に起こった停電などの影響か、か
なりの人がベットの近くに懐中電灯を用意してい
ましたが、非常持出袋については準備していない方も結構いることがわかりました。
アンケートの10番目の質問、皆さんの回答はどうでしょうか。防災訓練や地域の行事に参
加するのは、地域での交流を深め、どこに誰が住んでいるのか互いに知ることができ、非難時
に大きな助けになるそうです。
皆様も現在どういう防災の準備をしているのか、見直してみてはいかがでしょうか。
4.花の湯慰労会
【設計開発室 渡辺 一弘】
渡辺 一弘】
平成24年4月7日(土)に毎年恒例の慰労会が、花の湯にて盛大に開催されました。昨年
は東日本大震災の影響等から中止となったため、2年振りの開催です。
昨年度は「東日本大震災」「富士宮の震度6強地震」「台風15号」等の数々の災害に見
舞われ、我社においても悲しみを乗り越えてフル回転で災害復旧工事に携わってきました。
今年の慰労会は上記鬱憤を晴らすべく、当社社員、関係者を招いての総勢40数名の参加
者で、豪華景品を巡ってのビンゴ大会、じゃんけん大会を中心に大いに親睦を深めました。
さて、今回私が執筆となったのはじゃんけん大会で優勝し、豪華景品(旅行券?万円分)を
GETしてしまったためであります。過去にこの手の大会で勝ち残ったことなどただの一度も
無く、早期敗退が常であった私としては、今年度の運気は4月上旬にすべて使い果たしたの
は間違いの無い事実となりましょう。
とはいっても今回の不幸?な出来事にめげず、仕事に遊びに「全身全霊」取り組んでいく
所存でありますので、今後とも富士設計並びに私目の応援をお願いいたします。
慰労会全体の様子
5.富士設計出産ラッシュ
ビンゴ大会勝利者(小澤幸宏さん)
じゃんけん大会勝利の瞬(筆者)
【実石 貴・小澤 幸宏・杉山
幸宏・杉山 梨恵】
梨恵】
春の暖かい風が富士設計に3人の新たな命を運んできてくれました。父親・母親となった社員は
気持ちを新たに、仕事に家庭に充実した毎日を送っています。
富士設計出産ラッシュの先陣を切りまして、3月上旬に第二子(女の子)を出産しました。
上の子もお姉さんになったことがうれしいらしく、オムツ替えや、赤ちゃんの お世話を楽しんでやってくれ、とても助かっております。現在、良く笑い、声 も出すようになりおかげさまで順調に成長しています。早く仕事に復帰し、育 児と仕事両立して行きたいと思っています。(調査・情報室 杉山) 4月4日に吹き荒れた春一番が、我が家に新しい家族を連れてきてくれました。2948gの元気
な男の子です。早産気味のため家内が3ヶ月ほど入院しており、私自身オロオロしてしまいまし
たが、職場の皆さんが温かくサポートしてくださったおかげで、何とか乗り切ることができま
した。
今は片手で抱けるほど小さな命ですが、父親として身の引き締まる思いです。
今まで以上に、緊張感を持って仕事に取組み、職場の皆さんの期待に応えられる
よう励みたいと思います。(調査・情報室 小澤)
4月23日に待望の男の子が誕生しました。第一子の時は自分を父親にさせてもらった感謝で
いっぱいでした。今回は上の子がお姉ちゃんになるため毎日必死に格闘し、もがき苦しん
でいる姿を見守りながら応援している日々です。これも試練です。自分は父親と して成長できているのかな?それぞれの立場で、そこに立ってみないと見ること ができない景色を楽しみながら、二人の子供と共に成長していけるよう、これか らも仕事に家庭に頑張っていきます。(調査・情報室 実石)
6. Staff of MEDAKA 【調査・情報室 桑畑 宏希
】
【調査・情報室 桑畑 宏希】
調査・情報室の桑畑 宏希 (くわはた ひろき)です。
昨年7月に一週間程作業体験を受けた後に入社内定を頂き、今年の4月に入社致しました。
大学での専攻は海洋資源学科で、主に陸・海の地質、地 球の歴史を学びました。富士設計は、地上の形態を測りな がら人に優しい構築物を創る建設コンサルタント業です。 測量・設計の会社ということで、私の専攻とは直接関連す るような所はないように思われるのですが、地質と同じく 「大地と向き合う」という点では変わらないと思いました。 これからは、技術系社会人として日々努力し会社に必要と される人間になりたい と思います。
時間外測量研修
私のスタジオです。
私事ですが、音楽を製作したり聴く事が私の趣味です。
大学ではダンスサークルに入っていて、ダンスを通じて音
楽に興味を持ち、今に至るのですが、楽器経験がないため
製作にいつも苦労しています。こちらも仕事以上とはいか
ないまでも日々勉強しながら楽しくできればいいなと思い
ます。諸先輩の皆さん、これから私は当たり前の事ができ
るよう日々精進し頑張りますのでよろしくお願い致します。
7.富士設計グルメレポート第2弾
【立石恒彦・戸塚知代】
立石恒彦・戸塚知代】
今回は、浅間大社に程近い神田通り商店街にあるお店「ままん」をご紹介します。
「ままん」とは、フランス語でお母さんという意味です。4年前、他の
方が創めたお店でしたが現在でもその方の意志を引き継ぎ愛情込めた手
作り料理(おふくろの味)を目指しています。そんな手作りにこだわる
「ままん」では、地元の食材を使った料理や地酒を提供し、昼はバスツ
アーのお客様で行列ができることもあります。また、毎月一回満月の夜
には個々に好きな楽器を持ち込みフリーライブハウスとなります。富士 宮やきそばを使った、マリリンメンローやペ ペロンチーノなどのアイデア料理も是非とも ご賞味ください。美味しい料理とお酒、音楽 大好きなあなた下記のサービス券を持って足 を運んでみてください。
「ままん」マスター
今回はマスターの佐野一満さんのご好意により、ワンドリンクサービス券を提供
していただけました。 (グラスビール・グラス三ヶ日ハイボール・ソフトドリンク)
営業時間 午前11時~15時、17時~20時 定休日 水曜日
~編集部より~
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突然の豪雨・竜巻が発生したGW、いかがお 過ごしだったでしょうか。体が休めても、 心が休めなかった方は多いと思います。 災害は、いつも私たちと隣り合わせ ですので、いつ何が起きても万全の 体制で臨めるよう準備して頂きた いと思います。
●ご意見・ご感想・ご質問など、お気軽にご連絡ください。
本 社 〒418-0022 静岡県富士宮市小泉468-1
TEL 0544-26-5191 FAX 0544-26-8969
http://www.fujiarchitect.co.jp/
mail:[email protected]
富士支店 TEL 0545-30-6466
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