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2014年3月7日(金)、 新石垣空港に新しいシンボルが誕生します
プレスリリース 新石垣空港にステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」誕生 2014年2月28日 2014年3月7日 (金) 、 新石垣空港に新しいシンボルが誕生します 人間国宝・玉那覇有公先生によるステンドグラス 「いのち輝く八重山 (やいま)」 ■設置場所:新石垣空港旅客ターミナルビル チェックインロビー (西側) 2F (石垣市字白保1960-104-1) 公益財団法人 日本交通文化協会(所在地:東京都千代田区有楽町1-1-3東京宝塚ビル、理事長:滝 久雄/ 以下、 当協会) は、 「ゆとりと潤いのある文化的公共空間の創造」 を目的に、全国の駅や空港をはじめとするパブ リックスペースにアート作品を制作・設置する事業を推進しています。 このたび、開港1周年を迎える新石垣空港旅客ターミナルビル チェックインロビー(西側) 2Fに、新たなパブ リックアート作品「いのち輝く八重山 (やいま)」 が誕生し、完成除幕式が3月7日午前11時30分から同所にて開 催されます。 当協会の通算501作目となるこのパブリックアート作品「いのち輝く八重山」 は、地元・石垣島ご出身で、重要 無形文化財「紅型」保持者(人間国宝) である玉那覇有公先生の原画による 「ステンドグラス」 で、 「強い日差しを 受けて、海や山、 すべてのいのちが輝く八重山は、 ここを訪れる人たちもまた、輝くことのできる島」 という想いが、 沖縄が育んだ紅型の 「鮮やかな色」 と 「繊細な形」 で表現されています。 このステンドグラス 「いのち輝く八重山」 が、 新石垣空港の新しいシンボルのひとつとなり、 石垣の空の玄関を行 き交う皆様にゆとりと潤いを与えながら、 末永く親しみを持って愛されることを願っています。 このパブリックアートは、財団法人 日本宝くじ協会の 「社会貢献広報事業」 の助成を受けて整備されます。 1 /5 お問い合わせ TEL: 03 - 3 5 0 4 - 2 2 0 8 FAX: 0 3 -3 5 0 4 - 2 1 1 3 担当:山﨑、 江口 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル プレスリリース 2014年2月28日 新石垣空港にステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」誕生 ステンドグラス 「いのち輝く八重山」 ステンドグラス 「いのち輝く八重山(やいま)」 強い日差しを受けて、海や山、 すべてのいのちが輝く八重山は、 ここを訪れる人たちもまた、輝くことのできる島。 その想いを沖縄が育んだ紅型の 「鮮やかな色」 と 「繊細な形」 で表現しました。 玉那覇有公(たまなは ゆうこう) ステンドグラスの詳細 1936年 石垣島生まれ •サイズ:幅 7.2m 高さ 3.4m その後、 当協会 •2013年夏から原画の制作を開始。 染織家(琉球紅型) のクレアーレ熱海ゆがわら工房(所在地:静岡県熱 海市泉230-1) で、 4人のステンドグラス・マイスター •1996年 重要無形文化財 「 紅 型 」保 持 者( 人 間 国 宝 ) が約半年かけて制作しました。 に認定される。 •琉球紅型宗家城間家十四代・城間栄喜(しろま え いき) に師事。伝統的な紅型技法を習得後も各種 の古染型が伝える意匠や技法についての研究を重 ねながら技の錬磨に努めている。 •沖縄産生地の風合いを生かしながら現代感覚に 沿った作品を発表して高い評価を得ている。 •沖縄の風景、海の情景、道に咲く花など、心に残っ たもの、魅力を感じたものをスケッチして図案の基 本としている。 デザインには特に沖縄の草花が多く •ヨーロッパ中世からの伝統的な製法で現在も手作 りされている 「アンティークグラス」 を使用。作品全 体は約2,000のガラスピースから成っています。 ガラスに •紅型の繊細な模様や線を表現するために、 絵を描いて焼き付ける 「絵付け」 などの特殊加工も 施しています。 「絵付け」 には、鉄や銅などの金属とガラスの粉末か • ら出来ている 「グリザイユ」 と呼ばれるステンドグラ ス専用の顔料を使用。絵付けされたガラスは630℃ で焼き付けられます。 使われ、色彩も華やかで美しい。 2 /5 お問い合わせ TEL: 03 - 3 5 0 4 - 2 2 0 8 FAX: 0 3 -3 5 0 4 - 2 1 1 3 担当:山﨑、 江口 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル プレスリリース 新石垣空港にステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」誕生 2014年2月28日 ステンドグラスの制作について このステンドグラス 「いのち輝く八重山」 は、2013年夏に原画制作が始まり、原寸大制作用型紙の作成→ガラ ス選び→🅐ガラスカット→🅑特殊加工(絵付け・焼成他)→🅒仮組み・検査→🅓鉛桟への組み込み→🅔半田付 け→パテ詰め→🅕仕上げ・最終検査等を経て、 2014年3月7日 (金) のお披露目を迎えます。 ※クレアーレ熱海ゆがわら工房の取材もお受けいたします。 お気軽に当協会 (下記) までお申し込みください。 3 /5 お問い合わせ TEL: 03 - 3 5 0 4 - 2 2 0 8 Ⓐ Ⓓ Ⓑ Ⓔ Ⓒ Ⓕ FAX: 0 3 -3 5 0 4 - 2 1 1 3 担当:山﨑、 江口 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル プレスリリース 新石垣空港にステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」誕生 2014年2月28日 「1%フォー・アーツ」 の実現を パブリックアートの普及・振興事業について―日本に 東京駅に第1号のステンドグラス 「天地創造」 (原 画:福沢一郎) を設置して以来、 当協会は、500点の パブリックアート作品を全国の鉄道駅や空港をはじ め、学校、病院、 ホールなどの公共空間に制作・設置 してきました。 また、以前からパブリックアート普及の重要性を認 識し、 様々な活動をしてきました。 その一環として、2000年に故平山郁夫画伯、住田 正二氏(当時JR東日本相談役)、芸術界、学界、運輸 省(現国土交通省)、運輸業界の代表で構成する 「パ 天地創造(ステンドグラス) 福沢一郎 JR東京駅 1972 ブリックアートに関する特別委員会」 を設置、 そこでの 議論を 「パブリックアートの振興に関する提言」 として まとめました。 そして、 当時の運輸大臣、文化庁長官、 経団連会長並びに主要美大学長ら各界の要人あて に積極的な提言活動を行いました。 当協会のパブリックアートの普及・振興事業の 指標としているのが、美術評論家 ハーバート・リード (1893-1968)の著書「芸術の意味」に書かれた次 の言葉です。 今、我々に欠けているのは芸術家ではない。 豊洲今昔物語(陶板レリーフ) 宮田亮平 有楽町線豊洲駅 2013 大衆である。 芸術に意識を持つ大衆ではない。 無意識的に芸術的な大衆である。 人々が普段の生活の中で芸術に親しむことにより、 社会のモラルが高まり、 その環境の創出にパブリック アートの意義があり、価値があるのだと考えます。 高い文化力は国を豊かにします。 そして、 モノづくり に付加価値をもたらす源泉となり、強い経済をも育て ます。 当協会は、社会共通の価値観としての芸術文化の 振興を日本に根づかせるために、公共事業費の1% を芸術・文化に支出することを義務づける制度「1% フォー・アーツ」 の実現を願っています。 4 /5 お問い合わせ TEL: 03 - 3 5 0 4 - 2 2 0 8 ユートピア (陶板レリーフ) 堀 文子 福島空港 2014 FAX: 0 3 -3 5 0 4 - 2 1 1 3 担当:山﨑、 江口 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル プレスリリース 新石垣空港にステンドグラス「いのち輝く八重山(やいま)」誕生 2014年2月28日 クレアーレ熱海ゆがわら工房 ■所在地:静岡県熱海市泉 230-1 公益財団法人 日本交通文化協会は、芸術文化の振興および Ⓒ 環境芸術推進活動の制作部門として、熱海と信楽に工房を擁し、 ステンドグラス、陶板レリーフ、 モザイク、彫刻、 モニュメントの制作 をはじめ、 パブリックアートの研究や制作支援を行っています。 建築家・隈 研吾氏設計によるクレアーレ熱海ゆがわら工房 は、釉薬研究施設、焼成サンプル室、ステンドグラススタジオ、 ショールーム等も完備され、数多くのアーティストとのコラボレー ションが展開される、 第一級のパブリックアートの創造拠点です。 Ⓐ Ⓓ Ⓔ Ⓑ Ⓕ 🅐 🅑 クレアーレ熱海ゆがわら工房 🅒 宮田亮平先生(陶板レリーフ) 🅓 堀 文子先生(陶板レリーフ) 🅔 野見山暁治先生(ステンドグラス) 🅕 佐野ぬい先生(ステンドグラス) ※ 「クレアーレ」 は、 ラテン語で 「創造」 を意味する、 当協会の文化的公共空間創造推進活動の総称です。 5 /5 お問い合わせ TEL: 03 - 3 5 0 4 - 2 2 0 8 FAX: 0 3 -3 5 0 4 - 2 1 1 3 担当:山﨑、 江口 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル