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エコアクション 21

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エコアクション 21
エコアクション21
環境活動レポート
〔第41期:H26.7.1~H27.6.30〕
平成27年9月30日作成
株式会社 小宮山土木
目 次
1.環境方針
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
2.事業内容
・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
1)事業所名及び代表者氏名
2)所在地
3)環境保全の責任者及び担当者
4)事業内容
5)事業規模
3.活動組織
・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
4.環境目標
・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
1)環境目標値
(1)事務所
(2)作業所
(3)CO2排出量削減目標値合計
2)環境活動計画及び具体的施策
5.環境活動の取組結果と評価
・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
1)取組結果
2)取組評価
6.環境関連法規への違反、訴訟等の有無
・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
7.環境事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・
15
8.地域環境活動
・・・・・・・・・・・・・・・・・
18
9. 代表者による全体評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
19
1. 環境方針
【企業理念】
当社は、地球規模の保全が全人類の最重要課題の一つであることを認識し、
事業活動において環境負荷の継続的低減に努め、持続的に発展できる経済社会
の実現に寄与します。
【環境方針】
当社は、建設業という事業活動から原材料の消費、廃棄物の排出などにより
ともすれば環境破壊を推進してしまう事業活動を行っています。このことを踏
まえ、ここに、全社一丸となって環境理念に基づく以下の環境活動を実施し、
環境負荷の継続的低減を推進します。
1.グリーン購入等を推進し、資源・エネルギーの節減に努めます。
2.廃棄物の分別・リサイクルを推進し、減量化に努めます。
3.環境関連法規を遵守します。
4.EMSの継続的な改善と事業活動を実施し、環境負荷の低減に
努めます。
5.化学物質の低減により環境汚染の予防に努めます。
6.環境製品の販売、生産等により環境に配慮した工法・サービス
を提供します。
7.協力会社に対しても環境方針・環境目標を周知し環境活動への
協力を得るよう努めます。
8.当社の環境方針、環境目標及び環境活動はホームページ等を利
用し一般に公開します。
2007年11月20日制定
2011年7月20日改定
長野県北佐久郡立科町大字牛鹿1616-1
株式会社小宮山土木
代表取締役社長 1
2. 事業内容
1)事業所名及び代表者名
事業所名
株式会社小宮山土木
代表取締役社長
小宮山 尚明
2)所在地
〒384-2308
長野県北佐久郡立科町大字牛鹿1616-1
TEL:0267-56-1299 FAX:0267-56-3522
3)環境保全の責任者及び担当者
環境管理責任者
瀬下 勝
担当者
小宮山 聡次郎
連絡先
電話・FAX所在地と同じ
E-mail:[email protected]
HPアドレス:http://komiyama.jp/
4)事業内容
土木工事業 とび土工工事業 石工事業 管工事業 鋼構造物工
事業 ほ装工事業 しゅんせつ工事業 造園工事業 水道施設工
事業 鉄筋工事業 さく井工事業 建築工事業 大工工事業 土
壌汚染状況調査
5)事業規模
39期
40期
41期
(H24.7~H25.6)
(H25.7~H26.6)
(H26.7~H27.6)
百万円
2,323
2,082
2,375
総人員
人
49
47
48
床面積 事務所
m2
402.9
402.9
402.9
規模
単位
売上高
2
3. 活動組織
組 織 図
代表取締役
小宮山尚明
環境管理
責任者
事務局
総務部
土木部
地下工事部
基礎工事部
工務部
環境建築部
※各部門の環境責任者は部門長、各現場の環境責任者は工事責任者とする
【 各 責 任 者 及 び 実 施 事 項 】
責任者
実施事項
■ 環境経営に関する方針を定め、それを誓約する。
代表取締役
■ 環境への取組の方向性を明示し、全従業員に周知する。
■ 環境経営システムが有効に機能しているか、取組みは適切に実施されているか評価し、
見直しをする。
■ 具体的な環境への取組みに関する環境目標、環境活動計画を策定し、社員に周知する。
環境管理責任者
担当者
■ 環境目標の達成状況を確認し、必要に応じて是正処置や予防処置を指示する。
■ 各部門責任者に対して必要な計画、指示、指導等を行う。
■ 活動計画・活動実績を取りまとめ、代表者による見直し資料を作成する。
部門長・工事責任者
全従業員
■ 環境管理責任者の下、必要な計画、指示、指導、教育・訓練を実施する。
■ 環境方針、環境目標を基本に定められた活動計画に従い活動に取り組む
3
4. 環境目標
1)環境目標値
目標値については、ベースを39期(2012.7~2013.6)の実績値とし、3年間(40期~
42期)の目標を下表の通り策定した。(目標値は事務所、作業所と分けて管理する)
《目標値》
(1)事務所
項目
管理単位
単位
総使用量
kWh
39期実績 40期目標 41期目標 42期目標
96,739
①電気
CO2換算値
Kg-CO2
50,110
総使用量
Kg
5,856
②液化石油ガス
(LPG)
CO2換算値
Kg-CO2
17,579
総使用量
L
18,688
③ガソリン
CO2換算値
Kg-CO2
43,387
総使用量
L
87
④軽油
CO2換算値
Kg-CO2
228
総使用量
L
8,048
⑤灯油
CO2換算値
Kg-CO2
20,055
⑥紙使用量
総使用量
kg
1,107
⑦水使用量
総使用量
⑧廃棄物排出量
総排出量
m3
390
t
0.0
4
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
(2)作業所
項目
管理単位
単位
総使用量
kWh
39期実績 40期目標 41期目標 42期目標
86,960
①電気
排出係数:0.518(H23年度中部電力)
CO2換算値
Kg-CO2
45,045
総使用量
L
84,409
②ガソリン
CO2換算値
Kg-CO2
195,969
総使用量
L
142,828
③軽油
CO2換算値
Kg-CO2
374,829
総使用量
L
41,752
④灯油
CO2換算値
Kg-CO2
104,043
総使用量
Kg
245
⑤アセチレン
⑥廃棄物排出量
CO2換算値
Kg-CO2
829
総排出量
t
1,539.0
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
対前年比
対前年比
対前年比
1%削減
1%削減
1%削減
(3)CO2排出量削減目標値合計
単位
39期実績 40期目標 41期目標 42期目標
事務所
kg-CO2
131,359
作業所
kg-CO2
720,715
対前年比
対前年比
対前年比
合計
kg-CO2
852,074
1%削減
1%削減
1%削減
売上げ単位当り
kg-CO2/百万円
5
366
2)環境活動計画及び具体的施策
① 電気使用量の削減
・場所や時間による、不要な電気・電源のOFF
・残業及び夜間照明は必要最小限にする
② 燃料使用量(液化石油ガス)の削減
・事務所内の冷暖房設定を適正化する(夏季:28℃以上、冬季:25℃以下を標準とする)
・エアコンの終業時の消し忘れを無くする。
③~④ 燃料使用量(ガソリン・軽油)の削減
・工事車両、重機等のアイドリングストップの励行
・エコドライブの励行
⑤ 紙使用量の削減
・両面コピー、両面印刷の徹底
・裏紙の活用
・資料の保管はPDFを利用し、データとして保管する。
⑥ 水使用量の削減
・生活用水は、水を出しっぱなしにしない等節水に努める
⑦ 廃棄物発生の抑制
・ゴミの分別を徹底し、リサイクルに努める
・仕入れ数量の適正化
・化学物質の低減に努める
⑧ グリーン購入の推進
・ファイル等の事務用品はエコマーク商品を購入する
・コピー用紙等の事務用品は再生紙の購入を推進する
・自社の名刺・パンフレット等の再生紙化を検討する
⑨ 環境に配慮した工法・サービスの提供
・ヘッドバー工法
・遠心力吹付工法
・クリット工法杭
・CVスプレー工法
⑩ 地域環境への貢献
・環境ボランティア活動への積極参加
・地域周辺のゴミ拾い
6
5.環境活動の取組結果と評価
1)41期取組結果
(1)事務所
項目
管理単位
単位
総使用量
kWh
89,383
88,489
116,856
CO2換算値
Kg-CO2
46,300
45,837
60,531
総使用量
Kg
5,405
5,351
901
CO2換算値
Kg-CO2
16,227
16,063
2,705
総使用量
L
21,462
21,247
21,247
CO2換算値
Kg-CO2
49,827
49,328
49,328
総使用量
L
42
42
638
CO2換算値
Kg-CO2
111
110
1,674
総使用量
L
5,537
5,482
5,622
CO2換算値
Kg-CO2
13,798
13,661
14,010
⑥紙使用量
総使用量
kg
865
856
⑦水使用量
総使用量
m3
395
⑧廃棄物排出量
総排出量
t
0.0
40期実績値 41期目標 41期実績値 対目標値比 評価
①電気
②液化石油ガス
(LPG)
132%
×
17%
○
100%
○
1519%
×
103%
×
924
108%
×
391
1,078
276%
×
0.0
0.0
0%
-
③ガソリン
④軽油
⑤灯油
(評価 ○:達成 ×:未達成)
(2)作業所
項目
管理単位
単位
総使用量
kWh
108,274
107,191
170,955
CO2換算値
Kg-CO2
56,086
55,525
88,555
総使用量
L
84,643
83,797
79,500
CO2換算値
Kg-CO2
196,512
194,548
184,572
総使用量
L
198,935
196,946
139,588
CO2換算値
Kg-CO2
522,074
516,853
366,326
総使用量
L
32,650
32,324
31,867
CO2換算値
Kg-CO2
81,361
80,549
79,410
総使用量
Kg
151
149
143
CO2換算値
Kg-CO2
512
504
484
総排出量
t
1,499.5
1,485
132.0
40期実績値 41期目標 41期実績値 対目標値比 評価
①電気
②ガソリン
③軽油
④灯油
⑤アセチレン
⑥廃棄物排出量
159%
×
95%
○
71%
○
99%
○
96%
○
9%
○
(評価 ○:達成 ×:未達成)
7
(3)自社太陽光パネル発電量
管理単位
単位
40期実績値
41期実績値
総発電量
kWh
20,470
144,740
CO2換算値
Kg-CO2
10,603
74,975
太陽光発電
(4)CO2排出量削減目標値合計
単位
40期実績値 41期目標値 41期実績値 対目標値比 評価
事務所
kg-CO2
126,263
124,999
128,248
103%
×
作業所
kg-CO2
856,545
847,979
719,347
85%
○
合計
kg-CO2
982,808
972,978
847,595
87%
○
自社太陽光発電量
kg-CO2
10,603
差引合計
kg-CO2
972,205
972,978
772,620
79%
○
売上げ単位当り
kg-CO2/百万円
467
410
325
79%
○
74,975
-
(評価 ○:達成 ×:未達成)
※参考 Co2排出係数
単位発熱量
電気(中部電力H23)
0.518
-
液化石油ガス(LPG)
0.0598
50.2
ガソリン
0.0671
34.6
軽油
0.0687
38.2
灯油
0.0679
36.7
アセチレン
0.0673
50.3
8
環境活動の取組結果の評価
活動計画
1.電気使用量の削減
①場所や時間による不要な電気、電源の
OFF
②残業及び夜間照明を必要最小限にする
活動結果
①休憩時間などの消灯はこま
めに実施できた
②時間外での照明は必要箇所
を除いて消灯できている
③設定した温度をほぼ守って
いるが、日によっては不可能
な場合があった
今後の施策
維持継続実施
③事務所内の冷暖房温度の適正化
2.燃料使用量の削減
①駐車場でのエンジンの掛けっ放
しは見られなくなった
①工事車両、重機等のアイドリングストップの励行 ②個人の意識の高揚がまだ未
徹底の感あり
②エコドライブの励行
維持継続実施
①両面印刷は実施されてきて
いる
②裏紙の活用はほぼ実施され
ている
③グループウエアを用いた通達など
紙を使用しない方法が確立で
きている
維持継続実施
3.紙使用量の削減
①両面コピー、両面印刷の徹底
②裏紙・再生紙の活用
③PDFの利用
4.水使用量の削減
①生活水は出しっぱなしのないように節水
に努める
5.廃棄物発生の抑制
①仕入れ数量の適正化
②ごみの分別を徹底し、リサイクル化に
努める
③化学物質の低減に努める
①節水は適宜実施されたが、
目標達成はできなかった。
維持継続実施
①仕入れに関しては、現場での材料検
収があるため、ロット単位での仕入れ
の場合は必要以上となってしまう場合
がある。期限内であれば他現場で余っ
た材料でも使用できるよう発注者側で
も考えていただきたい
②分別は適宜実施された
③工法の多様化に伴い減量化できてい
ないのが現状である
維持継続実施
①再生紙の購入はあまり進ま
なかった
②再生紙のコストを考慮し実
現にいたらず
維持継続実施
6.グリーン購入の推進
①コピー用紙等の事務用品は再生紙の購入を
推進する
②自社の名詞・パンフレット等の再生紙化を検討
する
7.環境に配慮した工法・サービスの提供
①ヘッドバー工法
別紙
②遠心力吹付工法
維持継続実施
③クリット工法杭
④CVスプレー工法
8.地域環境への貢献
①環境ボランティア活動への積極参加
①周辺地域の緑化運動などの
ボランティア活動を実施
②26.11.15実施
②地域周辺のゴミ拾い
9
維持継続実施
別紙 環境に配慮した工法・サービスの提供取組結果
項目
単位
41期目標
41期実績値
対目標値比
評価
ヘッドバー工法
千円
3,500
20,591
588%
○
遠心力吹付工法
千円
40,000
22,830
57%
×
クリット工法杭
本
50
36
72%
×
CVスプレー工法
㎡
1,400
1,583
113%
○
(評価 ○:達成 ×:未達成)
10
3)結果の考察
(第41期H26年7月~H27年6月までの活動に基づき考察しました)
総評
今期は、事務所と作業所合わせて7項目で目標を達成することができた。
事務所における二酸化炭素排出量は、目標値比103%で、オーバーする結果に
なってしまった。しかし、会社全体の二酸化炭素排出量の8割を超える
作業所の結果が、目標に対して85%の排出量で抑えることができたので、
合計結果も、目標にたいして87%と達成することができた。
作業所での、燃料の使用量が結果を大きく左右するが、軽油の使用量が少な
ければ、それだけ重機が稼働していないということであり、売上との
バランスをとりたいところでもある。ちなみにこの41期は、非常に効率よく
事業活動が行われたといえるのではないだろうか。
【事務所】
①電気
目標88,489kwh→結果116,856kwh 【対目標132%】
今期の電気使用量は達成することができなかった。
原因としては、エアコン設備を、ガス仕様のものから電気仕様のものに新しく
替えたことが挙げられる。
②液化石油ガス
目標5,351kg→結果901kg 【対目標17%】
LPG使用量は目標を達成することができた。
大幅に減少した原因としては、電気量の項目で述べたことと同様のことが
挙げられる。
③ガソリン
目標21,247L→結果21,247L 【対目標100%】
④軽油
目標42L→結果638L 【対目標1519%】
⑤灯油
目標5,482L→結果5,622L 【対目標103%】
軽油・灯油ともに目標をオーバーしてしまった。特に軽油に関しては、倉庫
付近の資材置場等の整備・造成に重機を使用した際の燃料が計上されているのが
大幅な目標未達成の原因である。
ガソリンに関しては、目標値比100%ではあるが、年々増加傾向にあったこと
を考慮すると、前年を下回ったことは評価できる。
11
⑥紙使用量
目標856kg→結果924kg 【対目標108%】
紙の使用量は目標を達成することができなかった。
今後も裏紙の使用、無駄な印刷物の削減を徹底していく。
目標391m3→結果1,078m3 【対目標276%】
水使用量は目標に対して276%となり、前年度より使用量が増えてしまった。
⑦水使用量
一時期、鉄筋加工機械の冷却用水に水道水を使用していたことが原因と
思われる。
⑧廃棄物排出量
目標0t→結果 0t 【対目標0%】
今期は事務所からの産廃排出に該当するものはなかった。
【作業所】
①電気
目標107,191kwh→結果170,955kwh 【対目標159%】
電気使用量は目標に対して、159%と達成することができなかった。
鉄筋加工の工場の稼働状況が忙しくなったことが主な原因であると考えられる。
②ガソリン
目標83,797L→結果79,500L 【対目標95%】
③軽油
目標196,946L→結果139,588L 【対目標71%】
④灯油
目標32,324L→結果31,867L 【対目標99%】
作業所の燃料は、3項目とも達成することができた。
特に軽油は目標値比71%と、大幅に抑えることができた為、会社全体の
二酸化炭素排出量の目標達成の要因となった。
12
⑤アセチレン
目標149kg→結果143kg 【対目標96%】
アセチレン使用量は、主に溶接作業等の際に使用される為、その年の工事の受
注内容に左右されるところが大きい。
今後も現場で使用するアセチレンを余すことなく効率的に使用することを
心がけて、使用量の削減に努めていく。
⑥廃棄物排出量
目標1,485t→結果132t 【対目標9%】
廃棄物排出量は対目標9%で、目標を達成した。
廃棄物排出量の実績は舗装等の工事の受注量で大きく左右されてくるので、
常に前年を下回ることができるわけではないが、排出量を減らす創意工夫を
検討していく。
13
6. 環境関連法規への違反、訴訟等の有無
当社の企業活動に伴い適用される環境関連法規等は、次表のとおりです。
環境管理責任者 瀬下 勝が中心となり法規の遵守事項についてチェックを行い、現在
及び過去3年間問題の無いことを確認いたしました。
また、同様に関係機関及び近隣住民からの指摘、苦情、訴訟などは1件もございませ
んでした。
環境関連法規リスト
法規制等の名称
該当する活動及び要求事項
順守状況
分別状況確認:問題なし
・一般廃棄物及び産業廃棄物の管理、排出
廃棄物処理法
・多量排出事業者(排出量1,000t以上)は処理計画書
及び同実施書の作成、報告
廃棄物置場:良好
マニュフェスト確認:保管OK
回付遅れなし
契約書・許可証:整備OK
計画書・報告書の提出:6/末OK
長野県廃棄物の適正な
処理の確保に関する条
例
建設リサイクル法
準多量排出事業者(排出量500t以上1,000t未満)は
処理計画書及び同実施書の作成、報告
対象建設工事の届出、再資源化等の実施、報告、記録
の作成
期間中該当なし
適正処理
建設副産物適正処
理推進要綱
再生資源利用計画書及び同実施書の作成、報告
適正処理
建設機械に関する技
術指針(排出ガス対
策型建設機械指定制
度)
排気ガス対策型建設機械の使用義務
適正使用
騒音規制法
対象特定建設業の届出、規制値の遵守
期間中該当なし
振動規制法
対象特定建設業の届出、規制値の遵守
期間中該当なし
大気汚染防止法
対象特定工事の届出、作業基準
期間中該当なし
水質汚濁防止法
知事への届出、排水基準測定の実施・記録
期間中該当なし
下水道法
届出、沈砂池等設備の設置
期間中該当なし
河川法
届出、沈砂池等設備の設置
期間中該当なし
消防法
軽油・灯油の指定数量保管の届出、基準
建築基準法
建築物の設計・施工
期間中該当なし
長野県景観条例
環境保全と育成
期間中該当なし
労働安全衛生法
安全衛生責任者、有機溶剤取扱責任者、特定化学物質
適正処理
適正処理
等作業主任者の選任
石綿予防規則
石綿飛散防止、アスベスト使用建築物解体・除去工事の届
出、作業記録の保管
期間中該当なし
粉じん障害防止規則
粉じん装置の設置届、定期検査
期間中該当なし
土壌汚染防止法
土対法に基づく調査、処理
期間中該当なし
悪臭防止法
悪臭の生ずる物の焼却の禁止
期間中該当なし
高圧ガス保安法
高圧ガスボンベ使用時 危険時の措置と届出
期間中該当なし
14
7. 環境事業
当社では環境に関する以下の事業を行っています。
1)「リクターマット」の製造・販売・施工
廃タイヤ等のリサイクルゴムを主原料とした、循環型社会の新しい舗装材料としての「リクター
マットの製造・販売・施工を行っております。
信州リサイクル製品認定証
リクターマット
施工例
2)太陽光発電の設置・運用
社屋屋上に太陽光発電設備を設置し、電力会社と「再生可能エネルギーからの電力需給契約」を
むすび、運用しております。
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3)紫外線・赤外線カットコーティング 「UIーシールドα」の施工業務
塗るだけで近赤外線を50%カットし、室内温度を2℃~5℃低減、最大で20%の省エネ※1
を可能にする窓ガラス用コーティング剤の施工を行っております。
※1 理論値です
当社経理室試験施工風景
4)電気自動車用急速充電器の設置・施工業務
将来の電気自動車の普及を見据え、電気自動車用急速充電器を自社施工、設置しました。
今後、ご依頼があれば設置・施工業務を行っていきます。
当社設置事例
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5)地中熱を利用した冷暖房設備の導入
地中熱を利用した冷暖房設備の施工・販売展開を図っています。 また、社内の冷暖房に一部導入を行い、消費電力の削減を図っています。
パネルヒーター
冷温水熱交換システム
モニター
6)ソーラーパネル用基礎杭の施工・販売展開
ソーラーパネル用基礎杭の施工・販売展開を図っています。
(ソーラーパネルの基礎に杭を使用することで、コンクリート工事が不要となるため、型枠等の残
材及び撤去時のコンクリート殻など廃棄物の削減に役立ちます。)
社内展示場
基礎杭
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8. 地域環境活動
1)会社周辺地域のごみ拾い
会社周辺の町道沿いのごみ拾いを
定期的に行っております。
2)地域緑化活動への参加
地域緑化活動の一環として、会社周辺の
空地に菜の花の栽培や、花桃の苗の植え
付けを行っています。
3)緊急災害資材置場の設置
緊急災害時等の対応が出来るよう
緊急災害資材置場を設置し、緊急
用の資材を保管しています。
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9. 代表者による全体評価
41期におけるエコアクション21の活動実績は、二酸化炭素排出量の合計目標に対して、87%という
結果を出すことができました。振り返るとこの847,595Kg-CO2という数値は、4年前の37期の実績と
ほぼ同じ水準の排出量であります。しかし、決定的に違うのは、売上高であります。売上当たりの
二酸化炭素排出量に直しますと、37期が478Kg-CO2/百万円で、41期が357Kg-CO2/百万円と
なります。二酸化炭素排出量が同じであっても、売上に差が生じるということは、必ずしも売上と
二酸化炭素排出量は比例しないということがわかりました。では、事業活動の中の何が二酸化
炭素排出量の増減のカギを握るのか、繁忙期または閑散期、重機の稼働状況はどうなのか、
どういった工種の現場が一番燃料(資源)を使用するのか、そのようなことを研究していき、環境に
配慮した工法・サービスを開発、提供していくことがエコアクション21の活動における我々の課題の
一つと認識しております。最小限の資源を使って、最大限の事業活動をしていく。当たり前のことでは
ありますが、このことを肝に銘じて今後も活動してまいります。
株式会社小宮山土木 代表取締役 小宮山 尚明
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