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Ⅸ 飲料水・食料はどこで入手するのか
Ⅸ 飲料水・食料はどこで入手するのか・・・ 災害時には、ライフライン施設が破損し、水道、ガス、電気などの供給が長期にわ たって停止するおそれがあります。また、物資の入手が非常に困難となることが予 想されます。 1. 飲料水はバケツやポリタンクを持参して ● 状況に応じて市が指定する応急給水拠点で、飲料水の供給を受けることができ ます。 ● 断水した地域では、避難所等を中心に、給水車による運搬給水で、一人 1 日当 たり 3 リットルを目安に飲料水が供給されます。 ● 給水を受ける場合は、バケツ、ビニール容器などを持って、集まりましょう。 2. 食料は避難所で ● 避難所に避難された被災者の方や住居での炊事が困難な方などを対象に食糧等 を供給します。 ● 食料は避難所で必要数を把握した後、市の備蓄品や協定事業者などから、非常 食を調達し、配布します。 ● 自衛隊やボランティアなどの協力を得て、避難所で炊き出しも行います。 3. 災害発生後 3 日間は家庭内備蓄も必要 ● 道路状況などの影響によって、被災者全員に災害直後から飲料水、必需品など の供給ができないことが考えられます。 ● ふだんから家庭内で、ミネラルウォーター、缶詰、乾パン、身の回りの用品を 備蓄し、災害発生から 3 日間は、家庭内備蓄で対応できるようにしましょう。 26 大 大津 津市 市の の対 対策 策 ◆ 災害発生時における相互応援協定の締結 ● 飲料水や食料に関する協定を行政間や民間団体と締結して、災害発生時の飲料 水、生活物資、食糧等の確保に努めています。 ◆ 食糧等の備蓄の推進 ● 食糧(乾パン、アルファ化米等) 、毛布等の備蓄に努めています。 ◆ 災害発生後の応急給水 ● 災害発生の直後は、消火用水の供給、病院・福祉施設等の緊急給水を優先しま す。 ● 給水量については、災害発生から3日以内は、1 人 1 日 3 リットル、7 日目ま でには 20 リットル、20 日目までには 100~200 リットルを供給することを 目標とします。 ◆ 避難所での食料等の配布 ● 小学校・中学校の体育館や指定場所を供給拠点として食料や生活必需品の配布 を行います。 ● 避難所では、避難所管理責任者(市職員、施設管理者等)が供給された食料を 受領し、自主防災組織のリーダー等と協力し、避難所入所者への配布を行いま す。 ● その他在宅等の被災者への配布は、自主防災組織が行います。 27