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石灰窒素
稲わらの腐熟促進には 石灰窒素が効果的! 作付を有利にする、稲わら腐熟。 ■ 窒素が稲わらの腐熟促進 ■ アルカリが酸性を中和 ■ 微生物が活発化 酸性 窒素の働き ▶ 炭素率 減少 石灰 (アルカリ) の働き ▶ 酸性 中和 微生物活性化 稲わら腐熟 粒状 腐熟促進の 3つの メリット メリット 1 石灰窒素 稲わらをそのまま土壌にすき込むと、 腐熟が遅れ、 さまざまな問題が起こります。 石灰窒素を効果的に使うことで、 翌年の作付の生産性アップが期待できます。 稲わらの腐熟が進み、有機物残さ が減少。 メリット 2 代かき、田植えの作業性が向上。 メリット 3 わき※の発生を低減し、根腐れなど の生理障害を抑制 ※ 根の生育に有害なガスが発生する 「わき」 という現象が見られます。 供 給/ 製 造/ 粒状 石灰窒素 ■ 稲わら腐熟効果の比較 土づくりとしての効果 ※自社試験データ 土壌:黒ボク土、土壌水分条件:最大容水量の60%、保管温度条件:30℃ 試験開始前 石灰窒素処理区で、稲わらの分解が促進され、 分解率が高くなりました。 分解率(%) ※ 分解率:稲わらが経時的にどの程度分解したかを示している 70 ■ 石灰窒素処理 (20㎏/10a) ◆ 土壌すき込み処理 60 ■ 石灰窒素処理(20㎏/10a) 50 体積が 減少 40 42日後の 腐熟状況 30 ◆ 土壌すき込み処理 20 10 0 14日後 28日後 42日後 56日後 ■ 石灰窒素の使い方 ※ 施用量の目安は、20㎏/10a STEP 1 稲刈り後、 石灰窒素を全面散布。 STEP 2 石灰窒素と土壌を混和。 STEP 3 春には稲わら減少。 ※(写真左) 土壌すき込み、 (写真右) 石灰窒素処理 使用上の注意 ● ● 播種または定植にあたり、7∼10日前に散布し、土とよく混ぜてください。 施肥作業後、24時間以内は飲酒しないでください。 石灰窒素を使用した稲わらの腐熟促進技術が 農水省が提供する 「担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログ」に掲載されました。 石灰窒素は、①肥効が持続する、②施肥量を削減する効果が高い、 ③土壌からの流亡が少ないなどの特長があります。 そのため、被覆肥料や化学合成緩効性窒素肥料とおなじく 「肥効調節型肥料」 に認定され、 エコファーマー認定用の資材として使用できます。 ☆詳しい使い方については最寄りのJAにご相談ください。 26.6.30 AD