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戦略1:スマホでのスタンダード化

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戦略1:スマホでのスタンダード化
2014年10月期
株主説明会資料
2015年1月29日
株式会社モルフォ
(東証マザーズ:3653)
本資料に記載の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時点で入手可
能な情報および仮説に基づき当社が判断したものであります。当該仮説や判
断に含まれる不確定要素や事業環境の変化による影響等の様々な要因に
より、実際の業績等は本資料記載の業績予想とは異なる場合があることをご
承知おきください。
目次
1
会社の概要
2
2014年10月期の事業概況
3
2015年10月期の戦略
1
会社の概要
Corporate Profile
(2015年1月29日現在)
社名
株式会社モルフォ ( Morpho, Inc. )
設立年月日
2004年5月26日
資本金
868,400千円
事業内容
画像処理技術の研究開発および製品開発ならびにライセンシング
所在地
東京都千代田区西神田3-8-1 千代田ファーストビル東館12階
代
表
取
締
役
平
常
務
取
締
役
染
役
漆
山
正
幸
木
下
耕
太
能
勢
征
児
取
役員
締
賀
谷
督
謙
太
基
朗
社
外
取
締
役
社
外
監
査
役
社
外
監
査
役
上
原
将
人
(公認会計士)
社
外
監
査
役
平
野
高
志
(弁護士)
國
井
利
泰
(常勤)
最高技術顧問
東京大学名誉教授
従業員数
59名
主要株主
平賀督基
株式会社NTTドコモ
主要取引銀行
三菱東京UFJ銀行
みずほ銀行
上場金融商品取引所
東京証券取引所マザーズ(証券コード:3653)
(上場日:2011年7月21日)
情報セキュリティマネジメント
ISO27001認証取得(JQA-IM0922)
※資本金・従業員数に関しましては、2014年10月末での抽出データとなります。
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4
経営理念
新たなイメージング・テクノロジーを創造する集団として
革新的な技術を最適な「かたち」で実用化させ、
技術の発展 と 豊かな文化の実現に貢献します。
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5
中期ビジョン -中期的に目指す姿
『全ての「カメラ」に知能を持たせる』
画像処理技術の進化によりマン・マシンインターフェイスを
進化させることで人々へ「感動」と「喜び」を与える
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6
沿革
2004年
5月
東京都港区南青山に株式会社モルフォを設立
9月
本社を東京大学本郷キャンパス内(東京都文京区本郷)に移転
6月
NTTドコモ(NEC製)端末へ「PhotoSolid®」の搭載開始
11月
NTTドコモ(NEC製)端末へ「MovieSolid®」の搭載開始
2007年
10月
株式会社NTTドコモと業務・資本提携
2009年
3月
Sony Ericssonとのライセンス契約を締結
2011年
2月
本社を東京都文京区後楽(飯田橋ファーストタワー)に移転
5月
当社ソフトウェア製品の累計ライセンス数が3億ライセンスを突破
7月
東京証券取引所マザーズ市場に株式上場
8月
Samsung Electronics とのライセンス契約を締結
9月
「PhotoSolid®」の搭載ライセンス数の累計が1億ライセンスを突破
2月
Morpho US, Inc. 設立
6月
LGとのライセンス契約を締結
2006年
2012年
11月
2013年
2月
スペインの通信事業者テレフォニカ社とライセンス契約を締結
5月
Lenovoのスマートフォンに製品搭載
7月
Huaweiのスマートフォンに製品搭載
8月
Motorolaとのライセンス契約を発表
9月
モルフォ製品の累計ライセンス数が5億ライセンスを突破
10月
2014年
HTC とのライセンス契約を発表
Morpho Korea, Inc. 設立
4月
本社を東京都千代田区西神田(千代田ファーストビル東館)に移転
9月
モルフォ製品の累計ライセンス数が8億ライセンスを突破
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7
2
2014年10月期の事業概況
2014年10月期 総括
当期の取り組み1. スマートフォン海外メーカーの新規開拓&既存取引先の拡販
・ 海外スマートフォンメーカーとの取引拡大
・・・ Huawei社、Motorola社
・ 新製品開発採用商品
・・・ Morpho Super-Resolution、 Morpho WDR、 Morpho Rapid Effect
・ 累計ライセンス数
・・・ 8億ライセンスを突破
・ 中国メーカーへの事業活動強化
・・・ Thundersoft社との業務提携
当期の取り組み2. ネットワークサービス市場への展開
・ ネットワークサービス展開にむけたトライアル、新サービス展開
・・・ 遠隔見守りサービス「Rusuban Cam」の開始
(Android Application Award 2014のローカル賞受賞)
・ 新規事業展開にむけた認識・検出系の技術開発推進
・・・ ※参考 DeepLearning画像認識器提供開始(2014.12)
当期の取り組み3. 新規事業展開に向けた開発、取り組み
・ 車載、監視カメラ等市場への展開に向けた試作
・ 半導体メーカーへの営業活動の実施
・ 「名刺画像切り出し技術(4隅検出)」がSansanの名刺管理サービス「Eight」に採用
その他
・ 本社オフィスの移転
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9
業績の推移
単位:百万円
科目
売上高
2010年10月期 2011年10月期 2012年10月期 2013年10月期 2014年10月期
1,417
1,565
855
1,049
1,405
313
208
▲479
52
295
22%
13%
▲56%
5%
21%
経常利益
307
181
▲472
73
329
当期利益
250
76
▲557
30
309
営業利益
営業利益率
売上高
2010年10月期
2011年10月期
2012年10月期
2013年10月期
2014年10月期
営業利益
※
本資料では便宜上2011年10月期以前の個別決算と2012年10月期以降の連結決算を比較しております。
(2012年10月期に子会社を設立し、連結決算へ移行しました。)
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10
半期業績の推移
単位:百万円
科目
2012年10月期 2012年10月期 2013年10月期 2013年10月期 2014年10月期 2014年10月期
上期
売上高
下期
上期
下期
上期
下期
485
369
502
547
614
791
▲207
▲272
30
22
85
209
▲42%
▲73%
6%
4%
13%
26%
経常利益
▲198
▲273
50
22
93
235
当期利益
▲217
▲340
42
▲12
60
248
営業利益
営業利益率
売上高
2012年10月期
上期
2012年10月期
下期
2013年10月期
上期
2013年10月期
下期
2014年10月期
上期
2014年10月期
下期
営業利益
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11
ソフトウェア製品別の売上高構成
2013年10月期
2014年10月期
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ロイヤリティ売上高推移
(2014年12月12日現在)
単位:百万円
ロイヤリティ集計
対象期間【目安)
当社会計期間
(※1) SonyMobileCommunications社(旧SonyEricssonMobileCommunications社)は、海外携帯メーカーに含めております。
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主な製品ラインナップ
(2014年12月12日現在)
新規開発製品
※ 2014年10月期に新たに開発した製品
Morpho Super-Resolution™
超解像
Morpho WDR™
ワイドダイナミックレンジ技術
Rusuban Cam™
遠隔見守りアプリ
Morpho Rapid Effect™
エフェクト画像生成技術
その他主な製品
PhotoSolid®
静止画手ブレ補正
Morpho Panorama™
広角パノラマ画像合成
MovieSolid®
動画手ブレ補正
Morpho Effect Library™
画像エフェクト
FrameSolid®
フレーム補間
Morpho JPEG Engine™
圧縮画像伸張技術
ImageSurf®
画像高速表示
Morpho Defocus™
背景ぼかし写真撮影
PhotoScouter®
シーン自動認識
Morpho Cinemagraph™
シネマグラフ撮影
TrackSolid®
被写体自動追尾
Morpho Group Photo™
集合写真編集
Morpho Denoiser™
静止画ノイズ除去
Morpho Video Denoiser™
動画ノイズ除去
Morpho HDR™
ハイダイナミックレンジ画像合成
In the Loop™
写真共有アプリケーション
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3
2015年10月期の戦略
2015年10月期 中期事業戦略 -3期目
ターゲット市場
当社戦略
携帯電話端末
戦略1:スマホでのスタンダード化
(スマートフォン)
(Shoot機能のグローバル展開/ディファクトスタンダード化)
ネットワーク
戦略2:ネットワークサービスの展開
サービス
(Show/Search機能展開)
新規領域
戦略3:新規事業領域への投資
(ハード/事業領域)
(Computational Photography分野他)
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研究開発・製品開発の方向性
「 撮 る」 機 能
画像の処理
「見る」機能
情報の抽出
3S
新たな付加価値
情報の利用
「探す 」機能
通信の利用
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中期ビジョンの実現に向けて
『全ての「カメラ」に知能を持たせる』
知能を持たせる
Shoot
スマートフォン
/携帯電話
新規カメラ
全ての「カメラ」
Show
Search
戦略1
(技術領域の拡大)
戦略2
スマホでのスタンダード化
ネットワークサービスの展開
戦略3
新規事業領域への投資
(対象の拡大)
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戦略1 スマホでのスタンダード化
スマートフォン市場
顧客内での
ハイエンドからの
展開
新規開発製品
Hi
X
スマートフォンメーカーへのア
プローチ
Mid
既存製品 / RTL
Low
X
チップベンダーの活用
デファクトスタンダード化にむけ、ハイエンド実績に基づく顧客内での展開
およびチップベンダーを活用したミドル・ローエンド市場の攻略に注力
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戦略1の状況・進捗、第12期課題
戦略1:スマホでのスタンダード化
■第10期、第11期の進捗
・国内中心の取引から海外顧客中心への転換を実現
・ミドル、ローエンド端末開拓にむけたアクションの実施
- チップセットメーカーへのアプローチ
- 中国での業務提携
・海外でのサポート体制整備
■第12期の課題
・中国メーカーへの積極的な働きかけ、拡販の実現
・チップセットメーカーの攻略
・海外進出の加速
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戦略2 ネットワークサービスの展開
既存技術の活用
及びサービスや組込との連動
により、強みを作り込み
事業展開
アプリケーションによるサービス
画像処理技術の活用
(トライアル、ノウハウ収集)
In The Loop
Rusuban Cam
・
・
ノウハウ/収集した情報
・
スマートフォン
への組込
スマートフォンへの
組込技術
画像処理技術
サーバーへのエンジン提供サービス
自動画質補正
・画像処理技術の活用
・スマートフォン組込との連携
・アプリケーションサービスで
のノウハウ活用
アノーテーション(画像認識)
タギング
アグリゲーション
・
・
・
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21
戦略の状況・進捗、第12期課題
戦略2ネットワークサービスの展開
■第10期、第11期の進捗
・トライアルとしてアプリを展開
・アプリの運営によるクラウドサービスのノウハウ取得
・認識機能の基礎的な研究開発(DeepLearningへの取組)
■第12期の課題
・認識技術の開発及び活用した製品のリリース
・開発製品を駆使し、展開・販売を推進
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戦略3 新規事業領域への投資
個別案件への対応(きっかけ/Door Open)
専任担当者(エンジニア)のアサイン
研究開発を通じた優位性の確立
案件を通じ、展開領域を絞り込み事業化を推進
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戦略の状況・進捗、第12期課題
戦略3新規事業領域への投資
■第10期、第11期の進捗
・個別案件の受注、技術開発等により対応
・個別案件からの展開は停滞
・新規領域開拓に向けた既存技術の開発、製品改良
■第12期の課題
・マーケティングに基づく製品化、カスタマイズ
・開発した製品による販売促進
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2015年10月期 業績予想
単位:百万円
連結損益計算書
科目
2014年10月期
(通期実績)
売上高
2015年10月期 業績予想
(通期)
増減額
1,405
1,600
+194
営業利益
295
350
+54
経常利益
329
340
+10
当期純利益
309
220
▲89
1株当たり
当期純利益
195.30
135.42
▲59.88
円 銭
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25
新製品の紹介① Morpho WDR™
『WDR(ワイド ダイナミック レンジ)』
input
output
HDR風のドラマティックな効果
「Morpho WDR」は自動的に明るさを調整した画像を合成するソフトウェアで、
1枚の画像から明るさの階調を補正した画像を生成します。
このため、従来のハイダイナミックレンジ技術よりも処理時間を短くすることができ
ます。
※「WDR」はWide Dynamic Rangeの略称です。
Copyright © 2015 Morpho, Inc. All Rights Reserved.
26
新製品の紹介② Morpho Rapid Effect™
『エフェクト画像生成技術』
input
output
「Morpho Rapid Effect」は、GPU処理に対応したエフェクト画像生成技術です。
従来版と比較して約2.5倍~5倍の高速での画像処理を実現しました。
HD、30fps の動画でもリアルタイムにエフェクト加工をすることが可能になりました。
多様なエフェクト処理が可能で、現時点で28種類のエフェクトを提供しています。
Copyright © 2015 Morpho, Inc. All Rights Reserved.
27
お問い合わせ先
管理部 経営企画グループ
TEL:03-3288-3288
E-Mail: [email protected]
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