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[DBMoto] メタデータ管理手順

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[DBMoto] メタデータ管理手順
[DBMoto]
メタデータ管理手順
株式会社クライム
作成日: 2016/05/27(金)
更新日: 2016/05/27(金)
バージョン: 1.0
[DBMoto]メタデータ管理手順
目次
1 はじめに.................................................................................................................. 3
1.1 範囲................................................................................................................ 3
1.2 対象バージョン .................................................................................................... 3
2 メタデータとは ........................................................................................................... 4
2.1 メタデータの作成 ................................................................................................. 4
2.1.1 プロバイダを選択.............................................................................................. 5
2.1.2 接続文字列を設定 .......................................................................................... 5
2.1.3 カタログの選択 ................................................................................................ 6
2.1.4 メタデータの定義.............................................................................................. 6
2.1.5 サマリー........................................................................................................ 7
2.2 メタデータ設定 .................................................................................................... 8
2.2.1 接続プロパティ ................................................................................................ 9
2.2.2 プライマリバックアッププロパティ・セカンダリバックアッププロパティ .............................................. 9
2.3 メタデータのバックアップ ........................................................................................ 10
2.4 メタデータのリストア ............................................................................................ 11
2.4.1 標準リストア ................................................................................................. 11
2.4.2 カスタムリストア............................................................................................... 12
2.5 メタデータの切り替え ........................................................................................... 17
3 更新履歴 .............................................................................................................. 18
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Copyright(C) 2016 Climb.Inc. All Rights Reserved.
[DBMoto]メタデータ管理手順
1 はじめに
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本ドキュメントに記載されたイラスト、写真、文章の一部またはすべてを無断で複製、転載することを禁止します。

本ドキュメントは製品を購入されたお客様、評価版をご使用のお客様向けに株式会社クライムが提供しております。
1.1 範囲
本ドキュメントは、DBMoto のメタデータの設定や操作手順について記載しております。
1.2 対象バージョン
本ドキュメントは、以下の製品のバージョンに対応しております。

DBMoto Ver. 9.x
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[DBMoto]メタデータ管理手順
2 メタデータとは
メタデータは、DBMoto に登録されたデータベースの認証情報や接続設定、選択されているテーブル、作成されたレプリ
ケーションの設定情報などを蓄積している専用のデータベースです。
デフォルトで metadata という名前のメタデータが作成されています。
このメタデータは複数作成可能ですが、レプリケーションにあたって使用できるメタデータは 1 つのみ(太字のもの)です。
⇒メタデータの切り替え方法
メタデータごとに保存先のデータベースを変えることができます。デフォルトではローカルにファイル形式で保存される
Microsoft SQL Server Compact Edition(CE)を使用しますが、そのほか DBMoto で対応しているデータ
ベースを使用していただくことも可能です。
レプリケーションとは無関係のデータベースも選択可能です。
2.1 メタデータの作成
メタデータはメタデータエクスプローラーのツールバー上の新規メタデータから作成可能です。
ウィザード形式で作業を進めることができます。
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[DBMoto]メタデータ管理手順
2.1.1 プロバイダを選択
まずメタデータの名前を決定し、データを保存するデータベースを選択します。
ここではデフォルトの Microsoft SQL Server CE を選択します。
2.1.2 接続文字列を設定
次に、データベース接続を設定します。新規で作成する場合は Data Source のボタンから新規データベース作成を
選択します。ファイルダイアログが開くので任意のフォルダに移動してファイル名を決めて保存してください。
テストボタンで接続テストが可能です。なお、必須欄の Password は設定する必要はありません。
※Oracle や MySQL などの他のデータベースを選択した場合、ソース接続設定と同じ設定欄となります。
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2.1.3 カタログの選択
Oracle や MySQL などのデータベースを選択した場合にのみ設定可能です。
どのスキーマ上にメタデータテーブルを作成するかを決定します。
2.1.4 メタデータの定義
新しいメタデータデータベースを作成が選択されていることを確認します。
もしメタデータのバックアップ(後述)からリストアする場合はその下の「バックアップファイルから設定されたメタデータを
リストアします」チェックボックスにチェックを入れ、バックアップファイルを選択してください。
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2.1.5 サマリー
最後に設定内容を確認し、問題なければ完了を押します。
ソース接続の定義へ進みます。にチェックを入れるとそのままソース接続設定ウィザードが開きます。
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2.2 メタデータ設定
メタデータには、ほかにもいくつか設定項目が用意されています。この設定項目にアクセスするには、メタデータを選択し右
クリックで開くメニューのプロパティを選択します。
メタデータ接続プロパティウィンドウが開きます。
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2.2.1 接続プロパティ
接続プロパティでは、当該メタデータで使用されているデータベースを表示します。
接続を選択して表示される右側のボタンを押すと、ソース接続設定と同じデータベース接続設定画面が開きます。
このデータベースは変更可能です。特に後述のプライマリ・セカンダリバックアップを設定している場合に効果があります。
2.2.2 プライマリバックアッププロパティ・セカンダリバックアッププロパティ
プライマリバックアッププロパティおよびセカンダリバックアッププロパティでは、メタデータ上に保存されている設定を他のデータ
ベースにコピーする機能です。
定期間隔ごとに設定変更の有無を確認し、変更があれば反映します。
接続を選択して表示される右側のボタンを押すと、ソース接続設定と同じデータベース接続設定画面が開きます。
DBMoto で対応しているデータベースを指定できます。
バックアップの有効で true と false を切り替えることで利用の有無を切り替えられます。
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2.3 メタデータのバックアップ
メタデータはプライマリ・セカンダリバックアッププロパティとはまた別の機能として、XML ファイル形式でバックアップを取得す
ることができます。
この機能は、変更を追跡する必要がない、ある特定の時点のバックアップがほしいときや、あるいは障害発生時の設定
調査を行うときに役立ちます。
この項目をクリックするとファイルダイアログが開きますので、保存先のフォルダを開き、ファイル名を決定して保存します。
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2.4 メタデータのリストア
バックアップ XML ファイルからメタデータのリストアを行うことが可能です。
リストアには 2 種類あり、設定全てを現在のメタデータに上書きしてリストアする標準リストア、リストアするレプリケーショ
ンを選択して現在のメタデータに取り込むカスタムリストアがあります。
リストアの項目は、メタデータ上で右クリックして開くメニューの、「バックアップ」のすぐ下にあります(上記画像)。
クリックすると次のように選択画面が開きます。標準リストアかカスタムリストアどちらかを選択します。
2.4.1 標準リストア
標準リストアを選択して OK を押すと、ファイルダイアログが開くのでメタデータのバックアップファイルを選択します。
上書きに関する警告が表示されます。問題がなければ「はい」を押します。
リストアが正常終了すれば以下の通りメッセージが表示されます。
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2.4.2 カスタムリストア
カスタムリストアを使用すれば、バックアップファイルから一部のレプリケーションのみをインポートすることができます。
カスタムリストアを選択して OK を押すと、ウィザードが開きます。
1. バックアップファイルの選択
リストアに使用するバックアップファイルを右側のボタンから選択します。
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2. レプリケーションの選択
バックアップファイル内に保存されているレプリケーションのリストから、リストアするレプリケーションを選択します。
元のトランザクション参照ポイントを保持にチェックを入れることで、初期リフレッシュを実施しないミラーリング時に、その
保持されたトランザクション参照ポイントからのミラーリングを実施することもできます。
3. 接続のマッピング
レプリケーションの設定で、ソースおよびターゲットの接続先サーバまたはそのスキーマを変更する場合はここで変更します。
赤字で表示されている個所は既存のメタデータで使用できない接続・修飾子を示しています。
新しい修飾子の下の項目を選択するとドロップダウンメニューが開き、既存のメタデータ上の接続・スキーマが表示される
ので任意のスキーマを選択します。
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4. レプリケーションの詳細を設定
ここではソース接続とターゲット接続設定の変更も可能ですが、もしテーブル単位でも変わっている場合、テーブル欄のボ
タンを押すことでレプリケーション元・先のテーブルを変更可能です。
下:左がソーステーブルの変更、右がターゲットテーブルの変更
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5. グループのマッピング
取り込むレプリケーションをグループに参加させるかを設定します。
6. サマリー
ウィザードでの設定が概要と表示されるので、間違いがないか確認し、開始を押します。
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7. 処理
レプリケーション作成の進捗が表示されます。エラーがある場合は下部のフィールドに表示されます。
すべて成功したら閉じるを押しウィザードを閉じます。
インポートされたレプリケーションはすぐに利用可能な状態になっています。
この際、すでに同名のレプリケーションが存在していると、以下のような警告メッセージが表示されます。
「はい」を押すと名前が変更されて登録されます。
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2.5 メタデータの切り替え
複数のメタデータがあり、有効にするメタデータを切り替えたい場合の手順を紹介します。
1.
Data Replicator を停止します。
2.
有効にしたいメタデータを選択し右クリックします。
3.
メニューの中に「既定のメタデータにする」という項目があるのでこれを選択すると、それが使用されます。(太字に
なったら設定完了です。)
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3 更新履歴
版
1.0
修正日
2016/05/27(金)
修正者
S.F
内容
初版
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