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事業報告書
社会福祉法人 渋谷区社会福祉事業団 平成27年度 事 業 報 告 書 平成27年度 渋谷区社会福祉事業団 事業報告 「災害(天災)は、忘れた頃にやってくる」とは、寺田寅彦の言葉であると言われてい ます。平成23年3月11日に起きた東日本大震災は、まだ忘れることができず、復興の 途上にあります。東日本大震災の強い記憶が消えない中で、平成28年4月14日に熊本 県で震度7という強い地震が発生し、その後は何百回という余震に苦しむ被災地の現状が ありました。それでも人々がじっと耐え、長い列を作り、食料や水を順番に受け取る映像 が流れました。 被災地には、いつも高齢者や障害者、乳幼児等、私達が皆で守らなければならない人々 がいます。今、大人である私達は、被災地に心を寄せ、人間の英知を結集して、今度の災 害も乗り越えていかなければなりません。 平成25年4月は東日本大震災から3年目の年でございました。渋谷区の待機児対策の 一環として、「神宮前あおぞらこども園」並びに「本町きらきらこども園」を開園し、平 成26年4月には、「恵比寿のびのびこども園」と「神宮前あおぞらこども園にじ」を開 園いたしました。更に、平成27年4月には「西原保育園ゆめ」を開園し、「神宮前あお ぞらこども園にじ」をリニューアルして「神宮前保育園にじ」の運営を行い、平成28年 4月には、「本町そよかぜこども園」を開園いたしました。事業団では現在、認定こども 園4園、保育園2園の運営を行っておりますが、渋谷区の待機児対策は、更なる区の努力 を必要としております。保育の受け皿の確保には、保育士の確保が急務となります。事業 団では、公立・私立合同の採用説明会の実施、学校訪問、地方まで広げて採用のPR等に 努力しておりますが、目を見張るような成果はまだ上げることができません。 良質な保育、教育の実現、また、保護者の要望にできる限り応えるには、保育士の力量 が不可欠です。しかし、事業団の保育事業はまだ3年、毎年新しい園の開園準備に心を砕 いてまいりました。保育士全体の経験も浅く、知識や保育力も未熟なところがあります。 これからは年間計画に基づいて、保育士の研修の強化を図ります。 また、保育の内容ですが、子どもの体力不足が言われております。幸い、大きな事故に は繋がってはおりませんが、子どもがバランスを崩して転び、歯の打撲になっている怪我 等があります。こども園、保育園では、リズム遊び、伝承遊び等を保育の中に取り入れ、 天気の良い日には散歩に出かけて体を動かすことに、重点的に取り組んでおります。今後 も専門家の指導も含めて体を動かす遊びを取り入れてまいります。 事業団のこども園・保育園では * 好奇心を持ち、自分で考えやり抜く子 1 * 豊かな感性にあふれ、やさしく思いやりのある子 * 健やかなからだを持つ子 の育成を保育教育の理念としております。「三つ子の魂百まで」と言います。園児が、人 間として優しく元気で豊かな感性や個性を持った人に成長した時、いつ何処にいても、皆 んなそれぞれ、英知の発揮ができる人になってほしいと願いつつ、園の運営を行ってまい ります。 平成27年度の実施事業は次のとおりです。 1 渋谷区社会福祉事業団 本部事務局の運営 (1) 本部事務局 (2) 保育対策室 (3)施設係 2 「渋谷区あやめの苑・代々木」の管理運営 (1)特別養護老人ホーム事業 (2)高齢者在宅サービスセンター事業 3 ア ショートステイ事業 イ デイサービス事業 ウ 入浴サービス事業 エ 介護者教室事業 「渋谷区美竹の丘・しぶや」の管理運営 (1)特別養護老人ホーム事業 (2)ショートステイ事業 (3)地域高齢者支援事業 4 母子生活支援施設「ブルーメ笹塚」の管理運営 5 障害福祉サービス事業所(生活介護)「渋谷区生活実習所つばさ」の管理運営 6 授産施設「渋谷区立幡ヶ谷授産場」の管理運営 7 地域活動支援センター「渋谷区幡ヶ谷のぞみ作業所」の管理運営 8 「渋谷区立新橋作業所」の管理運営 (1)障害福祉サービス事業所(就労継続支援B型) (2)物品受託加工事業 9 認定こども園「神宮前あおぞらこども園」の管理運営 10 認定こども園「本町きらきらこども園」の管理運営 11 認定こども園「恵比寿のびのびこども園」の管理運営 2 12 認定こども園「本町そよかぜこども園」の開設準備 13 「神宮前保育園にじ」の管理運営 14 「西原保育園ゆめ」の管理運営 15 地域包括支援センター及び居宅介護支援事業所の管理運営 (1)「渋谷区豊沢・新橋地域包括支援センター」の管理運営 (2)「渋谷区富ヶ谷・上原地域包括支援センター」の管理運営 (3)「渋谷区あやめの苑・代々木地域包括支援センター」の管理運営 ア 地域包括支援センター事業 イ 居宅サービス計画作成事業(ケアプランの作成) ウ 要介護認定調査 (4)「渋谷区ケアステーション本町地域包括支援センター」の管理運営 ア 地域包括支援センター事業 イ 施設管理 (5)「渋谷区ケアステーション笹幡地域包括支援センター」の管理運営 ア 地域包括支援センター事業 イ 居宅サービス計画作成事業(ケアプランの作成) ウ 要介護認定調査 エ 施設管理 (6)「渋谷区千駄ヶ谷・北参道地域包括支援センター」の管理運営 (7)「渋谷区ケアコミュニティ・原宿の丘地域包括支援センター」の管理運営 ア 地域包括支援センター事業 イ 居宅サービス計画作成事業(ケアプランの作成) ウ 要介護認定調査 これらの施設及び事業の管理運営に当たっては、当事業団設立当初の「事業団設立趣意 書」に基づき、次の基本方針を踏まえた事業執行を行い、区民福祉の増進を図かりました。 [基本方針] 1 利用者の人格、個性を尊重し、利用者のより快適な生活実現のためのサービス提供を 行う。 2 地域に根差し、地域に親しまれる開かれた施設づくりを目指す。 3 社会の変化や区民の要請に的確に対応できる柔軟な組織や運営体制の確立を図る。 3 ◇ 事業団の職員配置(平成28年3月31日現在) 事務局長 正規職員 理学 療法士 20人 35人 66人 2人 - + 3人 +1人 +2人 +2人 +2人 - - - - 5人 8人 72人 - - - - ▲ 4人 ▲2人 ▲1人 - 作業 療法士 保健師・ 看護師 栄養士 母子 支援員 調理 少年 指導員 生活 支援員 2人 25人 2人 3人 3人 1人 6人 - + 1人 - + 1人 - - ▲1人 - 5人 1人 3人 - - 6人 - + 3人 - ▲ 2人 - - - (増減) 非正規職員 (増減) 職業 指導員 施設管理 保育士 心理療法 担当職員 用務 合 計 5人 2人 91人 - - 284人 - + 1人 +23人 - - +35人 12人 2人 30人 8人 - 152人 - ▲ 3人 +1人 - - ▲8人 (増減) (増減) (増減) +:増加 介護士 9人 (増減) 非正規職員 介護支援 専門員 事務 11人 非正規職員 正規職員 課長 1人 (増減) 正規職員 施設長 総合計 ▲:減少 -:増減なし (増減) 436人 +27人 ※ 施設長は、事務5人、母子支援員1人、保育士5人 ※ 課長は、総務課長(事務3人)、保育担当課長(保育士1人)、保育担当副参事(事務1人)、施設課長( 事務1人)、事業課長(介護支援専門員、介護士各1人)及びセンター長(介護支援専門員1人) ※ 正規職員は、給与規程の適用を受ける職員(特定職員、再任用職員、渋谷区からの派遣職員を含む。ただ し、週40時間未満の職員は除く)(以下、同じ。) ※ 非正規職員には、再任用職員(週40時間未満勤務)、準職員、非常勤職員及び臨時職員を含む。(以下、 同じ。) ※ 介護支援専門員には、生活相談員を含む。以下、同じ。 ※ 上記のほか短時間勤務臨時職員あり(事務・介護士・看護師・栄養士・少年指導員・心理療法士・生活支 援員・調理・保育士・産業カウンセラー) 4 渋谷区社会福祉事業団本部事務局の事業報告 Ⅰ 本部事務局 1 理事会及び評議員会 次のとおり、理事会及び評議員会を開催した。 (1)理事会の開催状況(平成27年4月1日~平成28年3月31日) 開催日 第76回 平成27年 5月28日 第77回 平成27年 10月21日 第78回 平成28年 3月29日 議 題 備 考 (報告事項) 1 西原保育園ゆめ建設工事につい て (議案) 1 定款の一部改正 原案どおり決定 1 平成26年度 事業報告 〃 2 平成26年度 決算報告 〃 (議案) 1 理事の選任 原案どおり決定 2 組織及び事務分掌規程の一部改 〃 正 3 平成27年度 補正予算 〃 (議案) 1 理事、監事及び評議員の改選 原案どおり決定 2 施設の長の任命 〃 3 平成28年度 事業計画 〃 4 平成28年度 予算 〃 5 平成27年度当期末支払資金残 〃 高の積立資産への繰入 (2)評議員会の開催状況(平成27年4月1日~平成28年3月31日) 開催日 第50回 第51回 平成27年 5月28日 平成27年 10月21日 議 題 (報告事項) 1 西原保育園ゆめ建設工事につい て (議案) 1 定款の一部改正 1 平成26年度 事業報告 2 平成26年度 決算報告 (議案) 1 理事の選任 2 組織及び事務分掌規程の一部改 正 3 平成27年度 補正予算 5 備 考 原案どおり決定 〃 〃 原案どおり決定 〃 〃 第52回 平成28年 3月29日 (議案) 1 理事、監事及び評議員の改選 2 施設の長の任命 3 平成28年度 事業計画 4 平成28年度 予算 2 予算・決算等の調製及び予算の執行統制 3 職員の人事管理・福利厚生・研修 原案どおり決定 〃 〃 〃 (1)職員の人事管理・給与管理を行った。 (2)職員の健康管理のための健康診断を実施した。 (3)職員の福利厚生のための共済会等の加入事務を行った。 (4)職員研修の受講の調整、啓蒙を行った。 4 本部事務局と各施設に関する調整 本部事務局は、各施設と業務委託者である渋谷区との連絡調整の役目を担い、施設や 事業の目的を明確にし、各施設がより効果的な事業運営ができるよう側面から援助を行 った。 保育施設の運営に関しては、保育対策室が各こども園・保育園を統括し、円滑なこど も園・保育園運営の支援を行った。新たに開設する「本町そよかぜこども園」に関わる 各種説明会、職員採用、研修計画及び実施、各種物品の購入等、開園準備を行った。 また、機能強化型地域包括支援センターに「認知症地域支援推進員」として、保健師 または看護師を配置するため、採用に意を尽くし、適正な職員配置のもと、業務遂行で きるよう努めた。 5 本部事務局(総務係・保育対策室)の職員配置(平成28年3月31日現在) 事務局長 正規職員 1人 課長 3人 事務 施設管理 保育士 8人 1人 2人 合計 15人 ※ 課長は、総務課長(事務)、保育担当課長(保育士)、保育担当副参事(事務)各1人 6 本部事務局の勤務体制 職員の勤務時間は、午前8時30分から午後5時15分までである。 6 Ⅱ 施設係 1 複合施設「渋谷区美竹の丘・しぶや」の施設維持管理 施設全体の維持管理として、清掃、総合案内、設備保守管理、24時間警備、外構管 理等を担当し、施設が安全で常に清潔であるように努めた。 また、区役所仮庁舎が平成27年度に移転してきたため、多目的ホールや会議室等の 公用利用が増えた。 平成27年度は消防・防災訓練を2回実施した。 2 「シニア・いきいきコミュニティ・美竹の丘」の管理運営 多目的ホール、会議室、料理室、クラブ室、和室、集会室を有するコミュニティ施設 の管理運営により登録団体に文化・コミュニティ活動の場を提供した。 また、地域で運営されるコミュニティ委員会の活動支援に努めた。 3 施設係の職員配置(平成28年3月31日現在) 館長 (施設課長) 正規職員 事務 1人 非正規職員 4 施設管理 1人 合計 総合計 2人 1人 2人 5人 3人 施設係の勤務体制 職員は1か月ごとの勤務割表により、週平均40時間勤務する。 職種 事務 施設管理 勤務 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 平常 8:30 17:15 遅番 12:30 21:15 7 渋谷区あやめの苑・代々木の事業報告 渋谷区あやめの苑・代々木は、特別養護老人ホームと高齢者在宅サービスセンターが併 設された地域の高齢者福祉施設である。特養及びショートステイの定員80床を5グルー プに分け、1グループ16名として、小人数を決まった職員が介助を行うことで、なじみ の深い関係を作り、安心した環境で快適に生活できるように努めている。 平成27年4月より、デイサービスの定員を20名から25名に増員し、多様なニーズ に応え、日常生活動作の向上を目的としている。 平成17年度にISO9001の認証を取得し、平成26年度は更新審査である本審査 に合格し、さらに質の高いサービスを提供するため各職種が専門職としての自覚を持ち、 順調に運営している。渋谷区から受託した事業は、次のとおりである。 ◆ 特別養護老人ホーム事業 ◆ 高齢者在宅サービスセンター事業 ・ショートステイ事業 ・デイサービス事業 それぞれの事業の運営状況は以下のとおりである。 1 施設の利用状況 (1)特別養護老人ホーム事業(定員70人) ア 入退居の状況 (単位:人) 5 70 4 69 3 68 2 67 1 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 入居 18 2 0 1 2 1 1 3 0 1 退居 18 2 0 1 2 1 2 2 0 在籍 70 70 70 70 70 70 69 70 70 8 10月 11月 12月 1月 2月 3月 3 2 2 1 3 3 1 70 70 69 70 66 イ 入居者の年齢・性別(平成28年3月31日現在) (単位:人) 25 20 15 10 5 0 65~ 69歳 70~ 74歳 75~ 79歳 80~ 84歳 85~ 89歳 90~ 94歳 95~ 99歳 100歳 ~ 8 0 0 2 1 3 1 0 1 女性 62 0 4 4 20 7 14 9 4 計 0 4 6 21 10 15 9 5 男性 ウ 70 ※ 平均年齢 全体 87.0 歳(87.5 歳)男性 86.1 歳(88.4 歳)女性 87.1 歳(87.4 歳) ※ 最高齢者 男性 100 歳(99 歳)女性 103 歳(103 歳) ( )内は前年度 入 浴 入居者の介助状況(平成28年3月31日現在) 全介助 一部介助 見守り 食 事 26人 11人 33人 入 浴 50人 15人 5人 排 泄 45人 18人 7人 移 動 45人 13人 12人 更 衣 39人 22人 9人 食 事 全介助 37.2% 見守り 7.2% 見守り 47.1% 一部 介助 21.4% 一部 介助 15.7% 9 全介助 71.4% 排 泄 移 見守り 17.1% 見守り 10% 一部 介助 25.7% 動 一部 介助 18.6% 全介助 64.3% 更 全介助 64.3% 衣 見守り 12.9% 全介助 55.7% 一部 介助 31.4% エ 入居者の要介護度(平成28年3月31日現在) 要介護度 介護度1 介護度2 介護度3 介護度4 介護度5 入居者数 ※ 計 1人 1人 10人 23人 35人 70人 1.4% 1.4% 14.3% 32.9% 50.0% 100.0% 平均介護度 4.3 度(4.4 度) 介護度1 1.4% 介護度2 1.4% 介護度5 50.0% 介護度3 14.3% 介護度4 32.9% 10 オ 入居者の疾病状況(重複計上) 疾患群 病 名 人数 脳血管系疾患 脳梗塞後遺症、脳出血後遺症、多発性脳梗塞、硬膜下 血腫、パーキンソン病、外傷性くも膜下出血、心原性 脳梗塞、慢性硬膜下血腫 悪性新生物 胃癌、右前頭葉腫瘍 精神神経系疾患 循環器系疾患 呼吸器系疾患 内分泌系疾患 筋骨格系疾患 消化器系疾患 2人 認知症、アルツハイマー、うつ病、てんかん、レビー 小体、高次脳機能障害、進行性核上麻痺、症候性てん かん、脊髄損傷、統合失調症、双極性障害、 高血圧、慢性心不全、狭心症、不整脈、心肥大、心房 細動、大動脈弁閉鎖不全、閉塞性血栓血管炎、心房中 隔欠損症、洞不全症候群、たこつぼ型心筋症、深部静 脈血栓症、陳旧性心筋梗塞 気管支炎、喘息、気管支喘息、慢性気管支炎、間質性 肺炎、 糖尿病、高脂血症 54人 62人 6人 18人 廃用性症候群、骨粗鬆症、変形性膝関節症、関節リウ マチ、変形性腰椎症、両側変形性股関節症、まん性関 節リウマチ 便秘症、胆のう炎、胆石、C型肝炎、B型肝炎、人工 肛門、胃潰瘍、肝硬変、逆流性食道炎、胆管結石、ま ん性肝炎、 18人 28人 眼科系疾患 白内障、緑内障、黄班変性症、 16人 耳鼻科系疾患 慢性中耳炎、難聴 33人 泌尿器系疾患 神経因性膀胱、腎機能障害、慢性腎臓病、腎盂炎まん 性腎不全 7人 皮膚科系疾患 尋常性乾癬、乾燥性湿疹、褥瘡 5人 自己免疫疾患 橋本病、甲状腺機能低下症、 3人 血液系疾患 貧血、HTLV-関連脊椎症 6人 (2)ショートステイ事業 -短期入所生活介護事業、介護予防短期入所生活介護事業- ◆ 34人 月別利用状況(定員:10人/日) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 利用者数 44人 48人 44人 45人 40人 39人 利用日数 312日 338日 321日 307日 339日 291日 平均利用日数 7.1日 7.0日 7.3日 6.8日 8.5日 7.5日 11 10月 12月 1月 2月 3月 41人 計 利用者数 45人 42人 43人 43人 39人 利用日数 309日 272日 297日 300日 291日 306日 3,683日 平均利用日数 6.9日 6.5日 6.9日 7.0日 7.5日 7.5日 ※ ◆ 11月 513人 7.2日 平均利用率 100.6%(99.3%) ショートステイ利用者の要介護度(年間・実人員) 支援1 3人 1人 7人 22人 29人 25人 2.7% 0.9% 6.3% 19.8% 26.2% 22.5% 利用者数 ※ 支援2 介護度1 介護度2 介護度3 介護度4 介護度5 平均介護度 3.3 度(3.2 度) *要支援を除く 支援1 2.7% 介護度5 21.6% 支援2 0.9% 介護度1 6.3% 介護度2 19.8% 介護度4 22.5% 介護度3 26.2% (3)デイサービス事業 -通所介護事業、介護予防通所介護事業、介護予防支援事業- ア デイサービス ◆ 月別利用状況(定員25人/日) 12 24人 計 111人 21.6% 100.0% 4月 5月 6月 7月 8月 9月 利用者数A 306人 294人 321人 339人 320人 319人 利用者数B 193人 194人 189人 175人 181人 197人 利用者数C 35人 47人 44人 44人 41人 39人 計 534人 535人 554人 558人 542人 555人 出 席 率 82.2% 82.3% 85.2% 82.7% 83.4% 85.4% 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 利用者数A 344人 355人 353人 345人 385人 398人 4,079人 利用者数B 206人 176人 177人 176人 167人 187人 2,218人 利用者数C 44人 33人 31人 29人 29人 計 594人 564人 561人 550人 581人 出 席 率 88.0% 90.2% 93.5% 91.7% 92.8% ◆ 446人 615人 6,743人 91.1% ※ 利用者数Aは、介護給付(要介護1から5)の利用者 ※ 利用者数Bは、予防給付(要支援1から2)の利用者 ※ 利用者数Cは、介護予防支援事業利用者(要支援1) ※ 前年度出席率は、96.2% 87.4% デイサービス利用者の要介護度(平成28年3月31日現在) 支援1 利用者数 ※ 30人 支援2 介護度1 介護度2 介護度3 介護度4 介護度5 17人 18人 23人 15人 10人 8人 18.5% 19.5% 25.0% 16.3% 10.9% 8.7% 平均介護度 2.1 度(2.0 度) *要支援を除く 介護度5 1.1% 介護度4 8.7% 支援1 18.5% 介護度3 10.9% 支援2 19.5% 介護度2 16.3% 介護度1 25.0% 13 1人 計 92人 1.1% 100.0% イ 入浴サービス事業 4月 5月 6月 7月 8月 9月 利用者数 1人 1人 1人 1人 1人 1人 利用回数 4回 5回 4回 5回 4回 4回 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 利用者数 1人 1人 1人 1人 1人 1人 12人 利用回数 5回 4回 4回 4回 1回 3回 47回 ウ 介護者教室 開催日 第1回 第2回 テーマ 参加人数 「介護保険改正後の制度と 区の高齢者福祉サービス」 「管理栄養士が提案する食欲増進に 9月12日 向けての取り組み」 5月16日 12月19日 「訪問看護サービスを知ろう」 33 人 第4回 3月19日 「転ばないための体力づくり」 17 人 計 111 人 デイサービス家族懇談会 開催日 第1回 2 30 人 第3回 合 エ 31 人 参加人数 2月12日・2月13日(2日間) 15人 処遇の状況 (1)年間行事実施状況 行 事 名 誕生会 世界・日本の郷土食 4月 5月 6月 お花見ドライブ 花まつり 誕生会 世界・日本の郷土食 端午の節句昼食会 菖蒲湯 動物とのふれあい 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 実施内容 摘 要 お祝いと会食 桜エビとしらすのかき揚げ丼 (静岡) お琴演奏、日本舞踊、唱歌 お祝いと会食 魯肉飯(台湾) 各フロアに鯉のぼりを飾り、会食 立正寺主催 小動物とのふれあい 日本動物病院福祉協会 によるボランティア お祝いと会食 ジユーシー(沖縄) 14 午後のお茶会 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 7月 8月 七夕夕食会 お盆行事(苑庭) 動物とのふれあい お祝いと会食 海南チキンライス (シンガポール) 各フロアに七夕を飾り、会食 迎え火、送り火 小動物とのふれあい 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 納涼祭 お祝いと会食 れんこん蒲焼丼(岐阜県) 盆踊り、模擬店、ゲーム 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 9月 敬老会 動物とのふれあい 10 月 11 月 12 月 1月 2月 フルーツバイキング 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 午後のお茶会 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 二期会コンサート 動物とのふれあい 紅葉ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 餅つき クリスマス会 ゆず湯 紅葉ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 新年祝賀会 初詣 誕生会 世界・日本の郷土食 節分 買い物サロン 午後のお茶会 お祝いと会食 真鯛のアクアパッツア (イタリア) 敬老のお祝い、ギター演奏、家族 と会食 小動物とのふれあい 日本動物病院福祉協会 によるボランティア 招待者、区関係者、家 族、近隣、山谷かきの み園、ボランティア 招待者、区関係者、家 族、ボランティア 日本動物病院福祉協会 によるボランティア お祝いと会食 鰹のタタキ(高知県) 和菓子、抹茶を提供 お祝いと会食 シュニッツェル(オーストリア) オペラ 小動物とのふれあい お祝いと会食 ぶりのあつめし丼(大分県) ケーキやお菓子を楽しむ お祝いと会食 ヒヨットカーケ(ノルウエー) グループ毎におせち料理会食、 祝賀 鳩森神社参拝 お祝いと会食 祭り寿司(岡山県) 豆まき 出張衣料販売 ケーキバイキング 15 日本動物病院福祉協会 によるボランティア 近隣ドライブ 誕生会 世界・日本の郷土食 3月 雛祭り 阿波踊り 動物とのふれあい お祝いと会食 シーフードリゾット (クロアチア) フロアで雛人形を飾り、会食 小動物とのふれあい 初台連 日本動物病院福祉協会 によるボランティア 近隣ドライブ (2)クラブ活動実施状況 クラブ名 実施日等 実施内容 音楽クラブ 毎週水曜日 ハーモニカ等の伴奏による合 唱(唱歌・季節の歌・なつメ ロ等)楽器演奏 手芸クラブ 毎月1回 毛糸を用いた共同作品 お好みクラブ 毎月1回 書道、風船バレー、歌の会 それいけクラブ 毎週月曜日 歌(唱歌、なつメロ) おしゃれクラブ 毎月1回 お化粧、マニキュア クラブトントン 毎月3回 歌、体操、レクリエーション クラシックコンサ ート 毎月1回 山口音楽教室(バイオリン、 ピアノ等) 映画上映会 毎月1回 懐かしの邦画 アロママッサージ 毎月6回 ハンドマッサージ 参加人員 20~25 人 7~8 人 20~30 人 内容及び心身の 状況により参加 35~45 人 8~10 人 4~5 人 (3)ボランティアの受入状況 ボランティアの受け入れは、ボランティアの活動意思を尊重し、「入居者ケアの 向上を図る」「地域との交流を図る」「施設への理解を深める」等の方針により受 け入れを図った。 活 動 参加者等 延人数 1階喫茶コーナー「あい」にて 飲食物の提供 「あい」 900人 入居者の生活援助 (散歩・お話し相手・入浴後の ケア・車椅子の清掃等) リプレンスプラス、ボランティアセ ンター、「あい」、一般、NPOド ットファイブトーキョー、帝京短期 大学 600人 理髪ボランティア (入居者の理髪) 理容師、アートネイチャー企業ボラ ンティア 96人 16 各種行事への付き添い、納涼祭 模擬店参加等 一般、「あい」、南新宿町会、初台 連、山谷かきのみ園、NPOドッド ファイブトーキョー 各種クラブ活動 一般 613人 施設慰問 山谷かきのみ園、やしの実会、東洋 英和女学院茶道部、二期会(渋谷法 人会)、ガールスカウト、ベッラ・ カンパネーラ、六本木二郎、原田直 之、大道芸研究会、渋谷消防少年団 330人 合 計 65人 2,604人 (4)実習生の受入状況 [ 実人員 ] [ 延人員 ] ① 介護福祉士 13人 188人 ② 看護学生 39人 109人 6人 30人 ④ 介護職員初任者研修 68人 93人 ⑤ その他 10人 76人 136人 496人 ③ 人事院公務員研修 計 (5)医療体制 ① 管理医勤務日数 45日 ② 従事医勤務日数 151日 ( 内訳 ③ )内科医 ( 91日 ) 皮膚科 ( 12日 ) 精神科医 ( 24日 ) 整形外科 ( 24日 ) 歯科医口腔衛生指導日数 24日 (6)防災体制 実施項目 実施内容 4月 あやめの苑の防災対策 あやめの苑・代々木防災対策内容確認 5月 初期消火訓練 消火器の取り扱い説明と放水訓練 6月 AED使用訓練 警視庁講和、心肺蘇生・AED使用訓練 7月 火災報知機と館内通報訓練 複合火災受信機の取り扱い方法と館内放送訓練 17 8月 避難訓練と誤嚥、誤飲の対 応訓練 9月 火災発生時の対応訓練 10 月 防災無線通信訓練 防災無線通信と非常用発電機始動訓練 11 月 消火栓位置確認放水訓練 各階消火栓の数と位置確認と放水訓練 12 月 防災備蓄品の確認訓練 非常食と防災備蓄品、非常用バッテリーの確認 1月 あやめの苑の防災対策 職員のための防災対策と防災機器確認 2月 AED使用訓練 代々木警察署合同による訓練 町会等との合同防災訓練 代々木三丁目町会、代々木四丁目町会、消防団、渋 谷消防署代々木出張所との合同防災訓練(通報・初 期消火・避難誘導訓練、担架使用方法)、消防署に よる講評 3月 ※ 3 入居者をシーツで包み、ベッドから窓際へ移動と誤 嚥、誤飲の対応訓練 119番通報訓練・避難口確認と避難用すべり台使 用 応急救護訓練(救護法の基本訓練)は、研修として通年で実施した。 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長 正規職員 1人 課長 2人 事務 2人 非正規職員 調理 正規職員 3人 非正規職員 2人 ※ 作業 理学 療法士 療法士 1人 1人 介護支援 専門員 介護士 4人 21人 1人 21人 看護師 6人 合計 栄養士 1人 総合計 42人 24人 課長は、総務課長(事務)・事業課長(介護士)各1人 ※ 正規職員の介護士のうち2人が育休取得中 ※ 上記のほか短時間勤務臨時職員あり(事務・介護士・看護師・栄養士) 4 勤務体制 職員は1か月ごとの勤務割表により、週平均40時間勤務する。 18 66人 (1)特別養護老人ホーム及びショートステイ担当職員 職種 勤務 早番 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 7:00 15:45 平常 介護士 8:00 遅番 16:45 10:15 深遅 13:00 夜勤 21:30 8:30 17:15 夜勤 9:30 早番 調理員 21:45 7:15 平常 看護師 19:00 6:00 平常 16:30 14:45 8:30 遅番 17:15 10:45 19:30 (2)デイサービス担当職員 職種 勤務 平常 介護士 看護師 遅番 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 8:30 17:15 9:45 18:30 (3)その他の職員 職種 事務 介護支援専門員 栄養士 作業療法士 理学療法士 5 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 8:30 17:15 職員研修 職 管理者 種 研修内容 個別機能訓練加算算定について、制度改正について、 ギャップシニア・コンソーシアムが目指すもの、他事 業所の取り組みからヒントを探そう、高齢者施設の虐 待防止研修、介護予防・日常生活支援総合事業におけ るこれからの通所介護研修、福祉施設送迎ドライバー 研修の具体的あり方、在宅サービス事業管理者向けワ ークショップ研修、介護予防・日常生活支援総合事業 の実施に向けての自治体の取り組みと課題、指導者を 育成する教育、地域リハビリテーション研究大会、い くつになっても、いきいきと暮らせる町をつくる地域 ケア担当保険者職員セミナ- 19 延 参加人数 延 研修日数 33 人 14 日 介護支援専 門員 介護士 看護師 栄養士 調理員 事務員 初任者研修、介護支援専門員研修、主任介護支援専門 員研修、ケアマネージャー連絡協議会研修会、中間支 援スタッフのための支援力アップ塾、多様な主体の地 域貢献活動による地域包括ケア推進事業、養護者によ る高齢者虐待対応研修、精神疾患の理解と対応、介護 支援専門員研修、大人の発達障害の基礎知識、慢性呼 吸器障害の理解と支援、高齢者の生活を守る成年後見 人制度研修会、高齢者のための環境整備、生活相談員 研修、認定調査員現任研修、地域包括ケアのこれか ら、認知症多職種協働研修、キャラバンメイト研修、 生活相談員支援力を高めよう、地域ケア会議運営に係 る実務者研修、保険者と介護支援専門員がともに行う ケアマネジメントの質の向上ガイドライン、介護認定 調査員学習会、いまだからこそ生活相談員の仕事につ いて考える 新任研修、ユニットケアにおける看取り援助看護・介 護の心構えと役割、地域が支えるチームケア推進事業 2015、重度化に対応したユニット型施設の新しいケ ア、第1回たんの吸引の実施のための研修、第2回た んの吸引の実施のための研修、組織のサービス水準を 保ち高めるためのOJT、他職種で臨む排泄サポート 研修、和田行男先生から学ぶ認知症ケアに関する研 修、地域づくりによる介護予防の推進、社会福祉従事 者人権研修、認知症ケアに関する基礎研修、サービス マナー研修、ファシリテーションスキルの活かし方、 介護職員スキルアップ研修、認知症実践者研修公開講 座、認知症実践者研修、デイサービスリスクマネジメ ント研修、福祉用具サービス従事者講習会、接遇マナ ー研修、看取りと他職種連携、伝え方・受け方の実 践、リスクマネジメント研修、職員を輝かせるための マネジメント手法を考える、在宅で「食べる」を通し て生活を支援する、スタッフのモチベーションアップ と人材確保、精神症状のある利用者などへの苦情対 応、福祉レクリエーションセミナー、デイサービスの 基本を学ぼう 施設における看取りケアの共通理解、老人福祉施設感 染症対策指導者講習会、高齢者への薬物療法とそのリ スク 栄養管理講習会、中央ブロック栄養士会、嚥下食実践 セミナー 介護報酬事務に関する研修会(基礎編・応用編)社会 福祉法人・施設会計基礎実務研修、社会福祉法人・施 設会計基礎実務研修B、労働関係法令に関する研修 20 58 人 52 日 75 人 90 日 3人 3日 8人 8日 5人 6日 全職員 NRP研修、サービスマナー研修、記録について、倫 理について、看取りケアについて、個人入浴時の注意 点、皮下出血予防入浴時注意点研修、入浴枕の使い 方、ストーマ装具交換について、テンダーケアについ て、T字ひげそりレクチャー、AED訓練、骨折に対 する機能解剖について、物品管理手順について、全身 清拭について、適正な室温管理について、バルーンカ テーテルの注意、苦情に学ぶ、ノロ対応研修、爪切り について、職員のモチベーションアップについて、介 護拒否の方への対応、スライディングボード研修、レ クリエーション研修、排泄ケアにおける感染症予防、 背抜き体位交換、ミーティングとは何か?会議とは何 か?、BPSD研修、虐待防止研修、モチベーション 研修 21 518 人 52 日 渋谷区美竹の丘・しぶやの事業報告 渋谷区美竹の丘・しぶやは、渋谷区で初めて開設された「ユニットケア」による特別養 護老人ホームである。全室を入居者のプライバシーに配慮した個室とし、7~8室の個室 と食事や機能訓練を行うリビングを1つの生活単位(ユニット)として、小人数の家庭的 な雰囲気の中で介護を行っている。渋谷区から受託した事業は、次のとおりである。 ◆ 特別養護老人ホーム事業 ◆ ショートステイ事業 ◆ 地域高齢者支援事業 また、それぞれの事業の運営状況は以下のとおりである。 1 施設の利用状況 (1)特別養護老人ホーム事業(定員127人) ア 入退居の状況 (単位:人) 6 127 126 125 4 124 123 2 122 121 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 入居 28 1 5 1 2 1 3 5 2 2 3 2 1 退居 28 4 2 2 1 2 2 5 4 0 4 1 1 127 126 127 126 127 127 125 127 126 127 127 在籍 127 124 22 120 イ 入居者の年齢・性別(平成28年3月31日現在) (単位 :人) 40 30 20 10 0 ウ ~64 歳 65~ 69歳 70~ 74歳 75~ 79歳 80~ 84歳 85~ 89歳 90~ 94歳 95~ 99歳 100歳 ~ 男性 30 1 2 2 3 7 6 4 5 0 女性 97 0 0 2 5 17 20 27 20 6 計 1 2 4 8 24 26 31 25 6 127 ※ 平均年齢 全体88.3歳(88.9歳)男性83.6歳(84.2歳)女性89.7歳(90.4歳) ※ 最高齢者 男性99歳(99歳)女性109歳(108歳) ( )内は前年度 入居者の介助状況(平成28年3月31日現在) 全介助 一部介助 見守り 食 事 36人 28人 63人 入 浴 92人 31人 4人 排 泄 72人 43人 12人 移 動 71人 34人 22人 更 衣 64人 41人 22人 食 事 入 浴 全介助 28.3% 見守り 49.6% 一部 介助 22.1% 23 見守り 3.2% 一部 介助 24.4% 全介助 72.4% 移 動 排 泄 見守り 9.4% 見守り 17.3% 全介助 55.9% 全介助 56.7% 一部 介助 33.9% 一部 介助 26.8% 更 衣 見守り 17.3% 全介助 50.4% 一部 介助 32.3% エ 入居者の要介護度(平成28年3月31日現在) 要介護度 介護度1 介護度2 介護度3 介護度4 介護度5 利用者数 ※ 計 1人 8人 26人 50人 42人 127人 0.7% 6.3% 20.5% 39.4% 33.1% 100.0% 平均介護度 4.0度(4.0度) 介護度2 6.3% 介護度1 0.7% 介護度3 20.5% 介護度5 33.1% 介護度4 39.4% 24 オ 入居者の疾病状況(重複計上) 疾患群 病 名 人数 脳血管系疾患 脳梗塞、脳出血後遺症 38 人 悪性新生物 前立腺癌、乳癌 13 人 精神神経系疾患 認知症、うつ病、パーキンソン病、てんかん、統合 失調症、脊髄小脳変性症、小児麻痺 105 人 循環器系疾患 高血圧、狭心症、期外収縮、慢性心不全、高脂血症 70 人 呼吸器系疾患 陳旧性肺結核、喘息、気管支拡張症 内分泌系疾患 糖尿病、甲状腺機能低下症 21 人 筋骨格系疾患 大腿骨頚部骨折後遺症、腰痛、変形性膝関節炎、後 縦靭帯骨化症、変形性脊椎症等 56 人 消化器系疾患 消化管癌術後、胆石、肝障害 23 人 眼科系疾患 白内障、逆まつげ 10 人 泌尿器系疾患 膀胱炎、前立腺肥大、腎結石 7人 皮膚科系疾患 白癬、爪白癬、老人性そう痒症、天疱創、帯状疱疹 5人 婦人科系疾患 子宮脱 1人 自己免疫疾患 シェーグレン症候群、慢性関節リウマチ 3人 6人 (2)短期入所(ショートステイ)事業 -短期入所生活介護事業、介護予防短期入所生活介護事業- ◆ 月別利用状況(定員28人/日) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 利用者数 114人 112人 117人 125人 122人 121人 利用日数 808日 840日 813日 880日 875日 823日 平均利用日数 7.1日 7.5日 6.9日 7.0日 7.2日 6.8日 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 利用者数 121人 125人 127人 121人 112人 125人 1,442人 利用日数 845日 840日 849日 836日 787日 852日 10,048日 平均利用日数 7.0日 6.7日 6.7日 6.9日 7.0日 6.8日 7.0日 ※ 平均利用率 98.0%(100.4%) 25 ◆ ショートステイ利用者の要介護度(年間・実人員) 要支援1 要支援2 介護度1 介護度2 介護度3 介護度4 介護度5 利用者数 ※ 6人 18人 61人 61人 53人 42人 2.2% 6.6% 22.5% 22.5% 19.6% 15.5% 平均介護度 2.7度(2.5度) 介護度5 11.1% 30人 計 271人 11.1% 100.0% *要支援を除く 要支援1 2.2% 要支援2 6.6% 介護度4 15.5% 介護度1 22.5% 介護度3 19.6% 介護度2 22.5% 2 処遇の状況 (1)年間行事実施状況 ア 全体実施 行事名 7月 夏まつり 9月 敬老会 3月 春まつり イ 実施内容 保育園との合同開催により、1階ロビーや玄関前エントラ ンス、2Fのコミュニティ施設を会場として模擬店やゲー ムコーナー、子供神輿などを実施した。 2階ホールを会場として実施し、区長と区議会議長からお 祝いの言葉と花束等の贈呈があった。その後、ボランティ アによる合唱などを鑑賞した。 2階ホールでは、ボランティアによるコンサートを実施。 料理室を喫茶コーナーに。クラブ室ではメイクボランティ アによるメイクを行い、集会室で野点のセットで写真撮影 を行った。 各ユニット実施 各ユニットでは、年間を通して次のような行事を実施した。 ◆ 入居者に関するもの 誕生日会 ◆ 食に関するもの お菓子づくり、おやつバイキング、寿司パーティー、カレーパーティー、出前、 そばうち、パンづくり、たこやきパーティ、ランチ会 26 ◆ 季節に関するもの 菖蒲湯、母の日、父の日、七夕、納涼行事、お月見、ゆず湯、クリスマス、正 月行事、節分、バレンタインデー、ひな祭り ◆ 外出に関するもの 神宮外苑銀杏並木散策、イルミネーション見物 (2)クラブ活動実施状況 クラブ名 音楽クラブ(歌謡曲) 音楽クラブ(唱歌) 工作クラブ(切り絵・ 切り紙) シネマ倶楽部 園芸クラブ 裁縫クラブ 実施日等 実施内容 参加人数 第4 火曜日 第1・3 水曜日 発声練習を兼ねたカラオケや合 唱 20~30人 ピアノ伴奏によるコーラス指導 35~45人 毎月1回 切り絵の製作 2か月に 1回 3か月に 1回 2か月に 1回 スクリーンを使用し、昔懐かしい 映画を上映 10~20人 花苗の手入れと植え替え 10~15人 裁縫 10~15人 5~10人 (3)ボランティアによる行事の開催状況 活 動 名 喫茶ベルコリン ハモニカ&オカリナ演奏 内 容 5階会場においてお茶やケーキ類のサ ービス ハモニカ、オカリナ、草笛の演奏と歌 唱 ボランティア の延参加人数 61 人 70 人 歌唱(歌謡曲) CDによるカラオケと参加者の合唱 60 人 歌唱(歌謡曲) CDによるカラオケ 21 人 朗読 詩や絵本、紙芝居等の朗読 63 人 ワンポイント・メイク及 びハンドマッサージ お化粧と手指・腕・足等の簡単なマッ サージ 6階美容室において、ヘアカット・シ ャンプー・ブローを行う ヘアカット 38 人 91 人 動物とふれあう会 犬や猫の小動物とのふれあい 傾聴(会話) 個人またはグループによる会話や傾聴 書道 書道 12 人 生け花 華道 1人 舞踊リハビリ(舞リハ) 日本舞踊を取入れた主に上半身の運動 27 52 人 103 人 40 人 折り紙 創作折り紙を楽しむ 12 人 合 計 624 人 (4)施設内のイベント活動 活 動 名 内 容 回数 シャンソン・コーラス・ピアノ 等の演奏、歌の披露 園児・児童による歌や踊りの披 露等(美竹の丘保育園、あおぞら こども園、渋谷消防少年団との交 流) 歌や踊りの披露、模擬店、ゲー ムコーナー等の開催 歌唱&楽器演奏等 保育園等との交流会 夏まつり、敬老会、 春まつり 合 計 延参加人数 6回 180 人 23 回 200 人 3回 400 人 32 回 780 人 (5)医療体制 ① 管理医勤務日数 107日 ② 従事医勤務日数 155日 ( 内訳 ③ )内科医 ( 79日 ) 皮膚科 ( 28日 ) 精神科 ( 24日 ) 整形外科 ( 24日 ) 歯科医口腔衛生指導日数 56日 (6)防災体制 実施項目 4月 防災研修・訓練 5月 合同消防訓練 6月 防災研修・訓練 普通救命講習 7月 防災研修・訓練 8月 防災研修・訓練 9月 防災研修・訓練 実施内容 4階で実施。消防設備機器についての基礎知識、取扱い及び非 常時の放送設備の使用方法等について。 6階Dユニットからの出火を想定した施設全体の消防訓練(通 報、非常放送、初期消火、避難誘導等を実施) 5階で実施。消防設備機器についての基礎知識、取扱い及び非 常時の放送設備の使用方法等について。 応急手当について学ぶため、2階ケアコミュニティ多目的ホー ルで、普通救急救命講習3時間コースを実施した。 6階で実施。消防設備機器についての基礎知識、取扱い及び非 常時の放送設備の使用方法等について。 8階で実施。消防設備機器についての基礎知識、取扱い及び非 常時の放送設備の使用方法等について。 9階で実施。消防設備機器についての基礎知識、取扱い及び非 常時の放送設備の使用方法等について。 28 3 10月 合同防災訓練 11月 防災研修・訓練 12月 防災研修・訓練 1月 防災研修・訓練 2月 防災研修・訓練 3月 防災研修・訓練 5階Dユニットからの出火を想定した施設全体の参加による合 同防災訓練(地震の安否・被災状況の確認・応急手当、火災通 報、非常放送、初期消火、避難誘導、点呼確認等を実施) 4階で実施。消火器・消火栓の扱い方、防火戸の役割・通過方 法、避難誘導について。 5階で実施。消火器・消火栓の扱い方、防火戸の役割・通過方 法、避難誘導について。 B1階で実施。夜間の火災発生時の対応、非常用発電機の使用 方法について。 7階で実施。消火器・消火栓の扱い方、防火戸の役割・通過方 法、避難誘導について。 8階で実施。消防設備機器についての基礎知識、取扱い及び非 常時の放送設備の使用方法等について。 地域高齢者支援事業 介護予防事業(地域支援事業~一般高齢者施策~)として、シニアトレーニングスタ ジオにおいて、日常生活に必要な筋力の維持、向上を目指した運動機能トレーニングを 行うことにより、寝たきり等の要介護状態になる一因である転倒の防止及び加齢による 運動機能の低下から日常生活における支障を防ぐことを目的として実施した。 (1)高齢者健康トレーニング教室 ◆ 参加人数 延379人 ◆ 内 容 マシントレーニング、ストレッチ体操、リズム体操、セラバンドトレ ーニング、栄養改善・口腔機能の講習、レクリエーションなど 実施曜日 期 間 日数 回数 6月19日 12日 12回 第1回 水・金曜日 平成27年 5月13日~ 第2回 水・金曜日 平成27年 9月 2日~10月14日 12日 12回 第3回 水・金曜日 平成27年11月11日~12月18日 12日 12回 第4回 水・金曜日 平成28年 12日 12回 1月13日~ 2月19日 (2)シニアトレーニングスタジオ自由利用 ◆ 参加人数 延3,195人 ◆ 内 容 高齢者健康トレーニング教室や過去において実施した各種教室の修了 者が運動を継続するためのトレーニングスタジオでのマシントレーニン グなど 実施曜日 日・火・水・ 金曜日 期 間 平成27年4月 3日~平成28年3月30日 29 日数 回数 192日 287回 4 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長 正規職員 1人 課長 介護支援 専門員 事務 2人 3人 5人 非正規職員 栄養士 45人 1人 51人 作業 理学 療法士 療法士 正規職員 1人 看護師 1人 非正規職員 ※ 介護士 合計 7人 66人 3人 54人 総合計 120人 課長は、総務課長(事務)・事業課長(介護支援専門員)各1人 ※ 正規職員のうち介護士3人が育休取得中、事務1人が育休取得中 ※ 非正規職員のうち介護士1人が産休取得中 ※ 上記のほかに短時間勤務職員あり(事務・介護士・栄養士・看護師) 5 勤務体制 職員は1か月ごとの勤務割表により、週平均40時間勤務する。 (1)介護士 職種 勤務 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 早番1 7:00 15:45 早番2 8:00 日勤1 介護士 16:45 9:15 日勤2 11:15 遅番2 20:00 12:15 遅番3 勤 19:00 10:15 遅番1 夜 18:00 21:00 13:15 22:00 7:10 21:50 (2)看護師 職種 勤務 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 日 勤 看護師 8:30 17:15 夜 勤 9:30 30 16:30 (3)その他 職種 事務 介護支援専門員 栄養士 作業療法士 理学療法士 6 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 8:30 17:15 職員研修 職 種 介護支援専 門員 介護士 栄養士 看護師 事務 全職員 研修内容 介護認定審査会委員新規研修、東京都介護支援専門 員研修、東京都介護支援専門員実務従事者基礎研修 、がん終末期をどこで迎えるか、介護支援専門員等 研修会、介護サービス事業管理者高齢者権利擁護研 修、介護サービスにおける医療と介護の連携、職場 の要生活相談員の支援力を高めよう、相談員のため の事故後の家族対応マニュアル アルツハイマー型認知症高齢者へのケアの知識と技 術、なるほどなっとくシーティング講座、ユニット ケアにおける看取り援助の看護・介護の心構えと役 割、たんの吸引等の実施のための研修、福祉用具を 使った安全で質の高いケアとリスク管理の重要性、 多職場で臨む排泄サポート研修、二次障害を作らな いためのやさしい動作介助・ポジショニングに関す る研修、介護福祉士実習指導者講習会、接遇マナー 研修、福祉施設のための苦情対応、中核人材養成研 修、いま求められる高齢者の健康管理とは、介護職 員スキルアップ研修、認知症介護研修、介護職に必 要なリスクマネジメント研修、看取り期に望まれる 実際のケア、ミーティングとは何か会議とは何か 【内部研修】 ポジショニング・体位交換、救急搬送対応、感染症 防止、普通救命講習、事故防止、認知症ケア、移乗 介助、介護士ができる医療的ケア・褥瘡予防、感染 症対応、ユニットケア、看取りケア、虐待、接遇マ ナー、骨折予防 栄養管理講習会、中央ブロック栄養士会 ユニットケアにおける看取り援助の看護・介護の心 構えと役割、たんの吸引等実施のための研修指導看 護師研修、老人福祉施設等感染症対策指導者養成研 修、高齢者の結核と施設における結核対策、施設内 リーダー職員研修(看護実務者研修) 人権問題雇用主研修、賃金管理に必要な事務ポイン ト解説、雇用管理の基本、就業規則作成見直しのポ イント、労働時間の範囲・計算方法、介護サービス における医療と介護の連携、定着率アップのための 人事管理、メンタルヘルスケアと職場要求 普通救命講習、虐待防止研修、サービスマナー研修 31 延 参加人数 延 研修日数 11人 28日 472人 111日 4人 4日 7人 8日 8人 8日 96人 3日 ブルーメ笹塚の事業報告 1 事業運営に関する報告 渋谷区立母子生活支援施設ブルーメ笹塚は、児童福祉法内施設として社会的擁護の推 進を目指し「母と子が安心できる場」の実現を基本理念に掲げ、今年度も昨年に引き続 き、「母の自立支援」「子どもの育ちへの支援」「親子関係を育むための支援」「施設 退所後の生活の広がりへの支援」「児童虐待防止」を重点的に取り組んだ。 運営にあたっては、職員の資質の向上とチーム力強化を目指し、区の関係機関(子ど も女性相談、生活福祉課、子ども家庭支援センター、保健相談所、教育センター等)と 連携し支援に取り組んだ。 例年、当施設の支援内容は入居世帯の支援ニーズにより大きく変化している。今年度 は世帯の入退所が多く、乳幼児が増加したこと、中高生も増加したことが特徴的であっ た。その結果、支援の実績は昨年の数値と異なるところもあった。 母親に対しては、就労をはじめ生活基盤の強化のために、チーム体制による相談支援 の実施、日常の家事支援や養育支援に取り組んだ。さらに、今年度は、僅かではあるが 「休息」という意味合いを込めて乳幼児の30分間の補助保育を積極的に実施した。 児童に対しては遊びや学習の機会に真摯に向き合う姿勢で養育支援を実施した。 また、退所者にはアフターケアとして、就職や子どもの進学等の継続的な相談を受け るとともに、奨学金制度・都営住宅の募集などの情報提供を行った。退居児童に対して は遊び場や相談先としての場の提供だけでなく、主に中学生を対象とした学習会(学習 ボランティアの協力により実施)への参加を呼びかけ、学力の補完・向上や高校受験等 のための学習支援を実施し、一定の成果を得た。 地域との関わりとしては、地域交流事業の参加者が増加した。また、入所児童が施設 内で友人と遊ぶ機会が多く、その際に職員が地域の児童に対しても遊び支援をしたこと も特徴的であった。 2 施設の利用状況(平成28年3月31日現在) 定員 16世帯 入居世帯数 14世帯 入居児童数 22人 32 入居者合計 36人 母親平均年齢 38.5歳 ◆ 入居児童の内訳 (平成28年3月31日現在) 乳幼児 12人 ◆ 小学校 低学年 小学校 高学年 2人 中学生 2人 3人 世帯の内訳 3人 合 0人 計 22人 ◆ 入居理由 世帯数 2人世帯 9世帯 3人世帯 4世帯 4人世帯 0世帯 5人世帯 0世帯 6人世帯 1世帯 計 ◆ 短大生 大学生 専門学校生 高校生 DV・虐待 避難 14.3% 母子関係 改善 7.1% 経済的困窮 14.3% 生活環境不良 14.3% 14世帯 住宅困窮 50.0% 入・退居状況 世帯数 人数(うち児童数) 入居 9世帯 21人(12人) 退居 7世帯 20人(13人) 退居世帯の平均利用期間 1年7か月 <退居先> 都営住宅:1世帯、区営住宅:1世帯、民間:4世帯 その他:1世帯 [月別入退所の動向] 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 3 入居世帯数 1 0 2 1 1 2 0 0 0 1 0 1 退居世帯数 1 1 1 0 1 0 0 1 1 0 0 1 全世帯数 12 11 12 13 13 15 15 14 13 14 14 14 入居人数 3 0 4 2 3 5 0 0 0 2 0 2 退居人数 3 3 3 0 4 0 0 3 2 0 0 2 合計人数 35 32 33 35 34 39 39 36 34 36 36 36 支援の状況 (1)子どもの育ちへの支援 ア 遊び支援 33 児童の遊び支援は、子どもの様子確認や要保護児童に関わる貴重な時間であり、 遊びを通して楽しさを実感してもらい、心の安定を育む時間として有効であった。 春休みや夏休みなど、学校の長期休業期には援助の実績が高く、学習室だけでは手 狭となり、事務所を開放し年齢差のある児童を同時に支援するという状況であった。 [ 遊び支援の実績(年間:1,138 人・2,177 時間) 140 延人数 700 120 時間 600 100 500 80 400 60 300 40 200 20 100 0 10 4月 5月 6月 7月 8月 9月 月 延人数 86 時間 イ ]―入居児童― 94 83 11 月 98 109 99 117 85 12 1月 2月 3月 月 89 74 0 96 108 130 185 85 219 232 239 415 110 141 128 121 172 学習支援 学習支援は平日の18時15分~19時に宿題を中心に行い、学習の習慣付けや 学力の向上・補完を行い、隔週日曜日は学習ボランティアによる勉強会を実施した。 また、不登校気味の児童に対しては「学校に登校する」という習慣を付けるとこ ろからの取り組みとして、朝の声掛けや宿題を行うなど、個々の児童の特性に応じ た支援を行った。登校代行も数回行なった。 [ 学習支援の実績(年間:336 人・260 時間) 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 ]―入居児童― 50 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 延人数 時間 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 延人数 25 40 57 41 34 25 32 6 13 19 22 22 時間 31 43 36 37 25 24 5 7 12 15 8 17 34 (2)安心した生活をするための支援 母と子が安全で安心して暮らせる「生活の場」の提供を第一の目標とし、就労支援 では職業選択のための相談や、就労の継続のために保育園の登園・降園代行、病児の 預かりを行った。 また、家事や休息など母の必要に応じ補助保育を行い、母親の育児負担の軽減を図 り、子どもとの生活時間が確保できるように取り組んだ。支援を希望する世帯も増え 補助保育の実績が増加した。 ア 生活の場の提供 近年、施設建物の老朽化に伴い、水周りや電気設備等の修繕工事が増えてきてい る。今年度は子どもの遊び場の確保のために、事務室前の庭を整備し、外遊びがで きるように取り組んだ。その結果として、雑草対策にもなり不快害虫の発生予防に もなった。 イ 就労支援・養育支援 ① 子どもの預かり [ 子どもの預かりの実績(年間:補助保育 2,606 人・病児保育 35 人) 補助保育 300 病児保育 250 200 150 100 50 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 1月 2月 3月 月 補助保育 242 200 226 225 254 240 253 220 183 169 191 203 病児保育 2 7 3 3 2 6 3 3 2 3 0 1 ② 登園・降園の代行 [ 登降園代行の実績(年間:18 人) ] 6 4 2 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 登降園代行 1 0 2 5 0 2 35 10 月 11 月 12 1月 2月 3月 月 1 1 2 0 3 1 8 7 6 5 4 3 2 1 0 ] ウ 同行支援 入居者の様々な生活課題を解決するために、社会資源の紹介や情報提供をし、必 要に応じて専門機関の紹介とその機関への同行支援を行った。 ◆ 今年度に同行した専門機関等 ○区役所・市役所 ○病院 ○小学校 (3)安定した心身を回復するための支援 今年度は心理担当職員が2名となり月4日ずつの勤務であった。相談を希望する母 親が定着するようになり、定期的な面談も実施できるようになった。 母や子の心のケアを目的として、通常の業務を通し、専門的な視点での支援や支援 全体への助言などを行った。昨年に比べると学習支援が減り、補助保育が増えている のは面談以外は職員と同じ支援をするため実績も前述の子ども支援の傾向に準じてい る。 [心理担当職員の実績] 延人数(人) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 遊び 3 6 10 3 8 7 13 10 16 10 4 4 94 学習 0 3 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 6 補助保育 19 19 32 21 28 19 17 21 22 11 1 14 224 面接 5 2 3 5 2 4 7 7 5 4 3 5 52 軽面接 10 8 5 5 2 3 1 1 1 0 0 3 39 ○ ○ ○ ○ 面接 子 場 対 ど 面 応 も 観 察 対母 応親 専 助 門 言 的 合計 ケース会議 ○ ○ ○ ○ 日々の業務 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (4)自立に向けての支援 ソーシャルワークの手法による自立支援を以下のプロセスで実施した。 6月合同面接 ⇒ 自立計画策定 ⇒ 11月面接 ⇒ 自立計画策定 ⇒ 見直しのサ イクルで、入居者と共に自立支援計画を立て、自立に向けて支援した。 (5)年間行事の実施状況 母や子の社会性を養い、親子の絆を深め、心身のリフレッシュを図ることを目的と して各行事を行い、児童の健全育成を図った。児童対象行事は、日本の伝統的な歳時 36 を取り入れた企画で、母親も自由参加とし、親子での楽しい時間を共有できた。 全体行事 4月 母親対象行事 児童対象行事 全員懇談会 遠足 5月 ディズニーランド 6月 その他 入学・進級を祝う会 子ども会 定期健診(母親) 防災訓練 子どもの日・母の日 を祝う会 子ども会 防災訓練 防災訓練 居室点検 定期面談(合同) 七夕会、子ども会 夏休みの引率:プー ル、サーカス 防災訓練 教養講座 「園芸セラピー: 夏野菜」 夏休みの引率:プール (2回)、アスレチッ ク、科学技術館見学 子ども会 防災訓練 全員懇談会 お月見会 防災訓練 10月 教養講座: 「園芸セラピー: 冬野菜」 引率レク:ものづくり フェア 定期健診(母子) 防災訓練 消防署職員の指導に よる救命訓練 11月 定期面談 教養講座: 「クリスマスツリー」 勤労感謝の日を祝う会 子ども会 防災訓練 子ども会 防災訓練 居室点検 7月 8月 バス遠足 遊園地ぐりんぱ 9月 12月 クリスマス会 1月 新春顔合わせ会 2月 3月 防災訓練 全員懇談会 餅つき会(地域 交流事業) 節分会 防災訓練 ひな祭り会 引率レク:クラシック コンサート 防災訓練 (6)アフターケア(退居世帯に対し) ア 母親支援 退居世帯には、退居時面談を実施し、退居後の生活についての支援内容を検討し アフターケアとして取り組んだ。 主な対応として、電話や来訪での相談、情報提供を行った。退居1年以内の世帯 にはクリスマス会に招待をすることにより、また餅つき会には近隣に居住している 世帯を招待して近況を聞く機会としている。 37 [退居者の支援の実績] 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 イ 延人数(人) 来 所 うち心理担当 職員対応(人) 4 3 4 3 7 3 9 5 8 3 3 11 63 0 0 0 0 0 0 0 2 1 1 3 3 10 電話(延人数) 26 16 12 7 23 4 17 21 12 9 21 32 200 子ども支援 退居児童も入居児童と区別することなく支援をした。ただし、利用時間は17時 までとしている。学習支援は主に中学生・高校生を対象とし、毎月第3日曜日に実 施した。 [ 遊び支援の実績(年間:189 人・270 時間) 45 40 35 30 25 20 15 10 5 0 70 延人数 60 時間 50 40 30 20 10 4月 5月 6月 7月 8月 9月 [ ]―退居児童― 10 月 11 月 12 月 0 1月 2月 3月 延人数 9 13 16 10 11 3 4 16 34 9 23 41 時間 18 16 21 18 19 5 7 22 51 8 21 64 学習支援の実績(年間:13 人・29 時間) ]―退居児童― 4.5 4 3.5 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 延人数 時間 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 1月 2月 3月 月 延人数 0 4 2 1 0 0 1 2 1 1 1 0 時間 0 8 6 2 0 0 2 5 3 2 1 0 38 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 (7)安全・防災管理 防犯カメラの設置し、システム全体を更新し、職員や管理人による監視や施錠管理 により不審者の侵入に備えた。 災害に対しては、防災訓練を毎月実施し、10月には消防署職員からの教育指導を 受けた。一部の入居者ではあるが職員とともに9月の地域防災訓練にも参加した。 施設内には災害発生時に備え、飲料水や食料など備蓄品として管理をしている。特 に今年度は、職員研修の一環として、職員全員が上級救命講習を受講し災害に備える 体制の強化に努めた。 (8)関係機関と地域の理解・協力 支援関係者との協働ネットワークの構築の一つとして、渋谷区要保護児童対策地域 協議会に参加した。 また、施設の全体行事のクリスマス会や地域交流事業として実施している餅つき会 では、近隣の福祉施設の職員や民生委員等に参加いただき、事業の実態について理解 する機会を設け交流を深めた。 入居者にはお花見会や夏休みのラジオ体操などの町会行事の紹介をし、地域住民の 一員として参加した。 [ 遊び支援の実績(年間:254 人・356 時間) 80 70 60 50 40 30 20 10 0 ]―地域児童― 140 延人数 120 時間 100 80 60 40 20 10 4月 5月 6月 7月 8月 9月 月 11 月 12 1月 2月 3月 月 延人数 25 26 30 18 2 24 10 9 0 20 19 時間 32 40 26 4 26 8 8 0 41 33 121 17 0 71 (9)その他 ア ボランティアの受け入れ 学習支援を目的としたNPO団体の協力で高校生、中学生の児童を対象とした「 学ボラ学習会」を月に1回実施した。 39 学習指導 教養指導 延人数 イ 25人 行事・保育 5人 施設整備 31人 合計 7人 68人 実習生の受入 社会福祉人材の育成のため、保育士実習生の受入を行った。 保育士養成校(大学・短大・専門学校):3校 実習生:5名 4 延実習期間:56日間 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長 母子支援員 少年指導員 正規職員 1人 3人 1人 合計 5人 ※ 上記のほか短時間勤務臨時職員あり(少年指導員、心理担当職員) 5 勤務体制 職員は1か月毎の勤務割表により、週平均40時間勤務する。 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 7:30 16:15 9:00 平日 17:45 9:30 18:15 11:15 土日 8:30 20:00 17:15 ※ 祝祭日・年末年始は休日である。(ただし、5月4日・12月30日・1月2日は勤務 した。) ※ 夜間は夜間管理員を配置している。 6 職員研修 職員の資質の向上のため外部研修を取り入れての体系的な計画を策定し、受講した。 新任職員に対しては内部研修やOJTにより支援力の向上を目指した。 また、今年度は事業の運営に直接的に関係する内容の研修を企画し実施し全員が受講 した。 (1)施設外研修 職種 母子支援員 研修内容 ・都:精神保健福祉研修 40 少年指導員 ・東社協:母子福祉部会「新任職員研修会」「合同研修会」 ・母子福祉部会従事者会「初任者研修」「研修会」「研究会」 ・母子支援員会「研修会」 ・都消防協会:上級救命講習 ・東京ウィメンズプラザ:「職務関係者研修」 ・都:母子生活支援施設主催「子どもを考える会」研修 ・精神保健福祉研修 ・全国母子生活支援施設職員研修会 ・母子福祉部会従事者会「初任者研修」「研修会」「研究会」 (2)施設内研修 ・「園芸セラピー」 7 情報公開 児童福祉法で3年毎に受審することが定められている第三者評価は平成25年度に受 審し、インターネット上で公開している。 今年度は東京都の通知に基づき「自己評価」を実施し、その結果報告は常時閲覧可能 な状態にして情報公開に努めた。 41 渋谷区生活実習所つばさの事業報告 1 事業運営に関する報告 生活介護事業として、利用者の日々の生活、活動支援を中心に事業を推進し、年間事 業計画に基づく各種の行事や活動を実施した。また、個別支援計画のもと、日中活動を 通じて個々の利用者が必要とする支援を行った。 平成27年度事業の重点的取組については、今年度より、給食提供を外部委託せず所 内調理とした。利用者の残飯の量が減り、また、平成27年11月にご家族に試食して いただく機会を設けたところ、概ね好評であったので、今後もおいしく安全な給食提供 が維持できるよう取り組む。 また、職員の質の向上に向けての取組みの成果として、「支援のための視点と実際の 支援」などの内容で、短時間勤務職員に向けて紙面で発信する取り組みを始めた。 さらに、20回目の地域交流行事である「つばさまつり」で、記念品として『手作り クッキー』を地域や関係者の方々に贈呈し喜ばれた。これからも近隣の方々に来所して もらえる地域交流行事を目指して取り組みたい。 運営に当たっては、次の基本理念に従い、事業を展開している。 ア 共に生きる社会の一員として利用者の意思と人格を尊重し、自立した個人として の人権を守る。 イ 地域で豊かな社会生活を送るために必要とするサービスを提供する。 ウ 地域に親しまれる開かれた施設づくりを目指す。 2 利用定員 3 事業実施状況 23人 (1) 施設の利用状況 (平成28年3月31日現在) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 在籍者数 22 人 22 人 22 人 22 人 22 人 21 人 支援日数 21 日 18 日 22 日 22 日 21 日 19 日 延出席者 408 人 356 人 422 人 404 人 368 人 352 人 出 席 率 90.7% 92.5% 89.6% 85.8% 82.0% 90.7% 送迎バス 21 人 21 人 21 人 21 人 42 21 人 20 人 合計/平均 10月 11月 12月 1月 2月 3月 在籍者数 20 人 20 人 20 人 20 人 20 人 20 人 平均 20.9人 支援日数 21 日 19 日 19 日 19 日 20 日 22 日 合計 243日 延出席者 369 人 339 人 383 人 合計 4,378人 出 席 率 90.4% 88.3% 90.2% 86.4% 87.6% 89.5% 平均 88.6% 送迎バス 19 人 19 人 19 人 18 人 18 人 18 人 平均 19.7人 325 人 333 人 319 人 ※ 利用終了者2人。8月に1人(他施設利用)、9月に1人(転居)。 ※ 休業日 土曜日及び日曜日と国民の祝祭日、年末年始(12月29日から1月3 日) (2)利用者の年齢と性別 (平成28年3月31日現在) 20歳 25歳 30歳 35歳 40歳~ ~24歳 ~29歳 ~34歳 ~39歳 ~19歳 合計 平均 男性 1人 3人 5人 2人 3人 0人 14人 27.9歳 女性 0人 0人 1人 1人 3人 1人 6人 35.2歳 合計 1人 3人 6人 3人 6人 1人 20人 30.1歳 (3)利用者の障害程度(平成28年3月31日現在) 障害程度区分 区分6 区分5 区分4 区分3 区分2 区分1 合 計 男性 8人 6人 0人 0人 0人 0人 14人 女性 4人 0人 1人 1人 0人 0人 6人 合計 12人 6人 1人 1人 0人 0人 20人 区 愛 の 手 帳 合 分 身 体 障 害 者 手 帳 1級 2級 3級 未取得 合 計 1 度 0人 0人 0人 1人 1人 2 度 3人 2人 0人 13人 18人 3 度 1人 0人 0人 0人 1人 4 度 0人 0人 0人 0人 0人 未取得 0人 0人 0人 0人 0人 計 4人 2人 0人 14人 20人 43 身体障害者手帳取得状況 愛の手帳取得状況 1級 20.0% 3度 5.0% 1度 5.0% 2級 10.0% 未取得 70.0% 2度 90.0% (4)入所前の状況(平成28年3月31日現在) 学校在学 中学校 特別支援学校 1人 他の福祉施設 15人 4人 在宅 0人 合計 20人 (5)年間行事実施状況 ※ PT:理学療法士、ST:言語聴覚士 月別 4月 5月 6月 7月 8月 行 事 誕生会 誕生会 社会訓練 (江戸東京博物 館他) 外食 (グループで実 施) 七夕・浴衣会 誕生会 誕生会 宿泊訓練 (石和温泉) 11月 師 安全衛生 誕生会 つばさまつり 誕生会 外食 (グループで実 施) その他 音楽、運動、創作、 機織り、PT、ST 健康診断 ・検便 内科・精神科検診 避難訓練 (火災想定) 音楽、運動、創作、 機織り、ST 内科・精神科検診 音楽、運動、創作、 機織り、PT 内科・精神科検診 個人面談「個別 支援計画説明」 音楽、運動 創作、 機織り、PT 内科・精神科検診 個人面談「個別 支援計画説明」 音楽、運動、機織り PT、ST 内科・精神科検診 避難訓練 (地震想定) 家族会 音楽、運動、創作、 機織り、PT 9月 10月 講 音楽、運動、機織り PT、ST 音楽、運動 創作、 機織り、PT 44 内科・精神科検診 歯科検診 避難訓練 (地震想定) 災害時訓練(伝言ダイヤ ルの利用訓練) 内科・精神科検診 検便 内科・精神科検診 インフルエンザ予防接種 災害時訓練(火災想定) 家族会 家族会 家族会 12月 1月 2月 3月 誕生会 クリスマス会( 家族参加) 新年を祝う会 誕生会 節分 誕生会 誕生会 納め会 音楽、運動 機織り PT、ST 音楽、運動、創作、 機織り、PT、ST 音楽、運動、創作、 機織り、PT ST 音楽、運動、創作、 機織り、PT、ST 内科・精神科検診 家族会(行事の終 了時に事務連絡) 内科・精神科検診 家族会(行事の終 了時に事務連絡) 内科・精神科検診 内科・精神科検診 外出時避難訓練・通報訓 練(地震想定) 家族会 (6)活動の実施状況 日課表を策定し、個別支援計画に沿って支援をした。1日の流れを構造化し明瞭に することで、利用者個々が「次に何をするのか。」という見通しが立ち、混乱による 拒否やパニックなどの誘発原因とならないように配慮した。 項 目 内 容 健康に関する領 域 ・定期健康診断を実施した。 ・歯科検診を実施した。(歯科通院困難者対象) ・内科医、精神科医による検診を月1回実施した。 ・インフルエンザ予防接種を実施した。 ・昼食時服薬の管理と服用支援を行った。 ・月1回の体重測定を行った。 ・栄養士による栄養相談(今年度相談件数0件)。 ・理学療法士と言語聴覚士による生活動作や口腔機能改善のための助言を 受け、足置きの設置や口腔機能運動などを日課に取り入れた。 ・リンパマッサージやしもやけ対策の足湯等を必要な方に実施した。 日常生活に関す る領域 ・食事、排泄、着脱衣等の生活動作の介助、支援を行った。 コミュニケーシ ョン・対人関係 に関する領域 ・集団生活における基本的な約束事(順番、自他の所有物の区別等)を理 解し行動できるように支援した。 ・個を大事にしながらも、「みんなの中の一人」としての行動が出来るよ うに支援した。 日中活動・社会 参加に関する領 域 ・ビーズ、機織り、和紙、創作活動を通じて楽しみながら、集中力や達成 感を得られるように支援した。 ・製パン活動において、一般販売と共に区内のこども園や保育園へのアレ ルギー用のパンを納品した。 ・「つばさまつり」において製品などを販売し、収益を支給金として利用 者に還元出来た。また、こども園による「ベビー服の販売」をした。 ・講師による音楽療法(月1回)では、音楽を通して情緒的安定や音楽を 楽しむ一助となるような動きを取り入れた。 ・運動、創作は、講師(月1回)による指導のもと皆で参加するものと、 個々の利用者の特性を配慮しての活動を実施した。 ・プール活動は、職員とプール・サポーターの引率により、毎週3~4人 の利用者が水、金曜日午後に参加した。 ・午後は利用者個々の体力や体調に合わせ、日向ぼっこから4km程度の ウォーキングを実施した。 45 ・所内外行事を実施した。 生活基盤・家族 支援に関する領 域 4 ・利用者への昼食サービスを提供した。 ・利用希望者を対象に送迎バスによるサービスを実施した。 ・緊急一時保護施設利用時の送迎バスサービスを実施した。 ・家族が安心して利用できるように保護施設や居宅介護事業所との綿密な 連絡を図り、利用者の健康や安全、情緒の安定に配慮した。 ・家族との個別面談の実施 その他 (1) ボランティアの受入状況 活動:1日 延人数 (平成28年3月31日までの1年間) 活動:半日 124人 プール活動 71人 行 事 68人 合 10人 計 273人 (2) 人材育成に寄与することを目的に、資格(教員等)取得のための演習・実習を受け 入れた。また、中学生の職場体験ほか、進路選択のための特別支援学校などの実習を 受け入れた。 実習種別 体験実習 (特別支援学校 施設、家庭) 延人数 5 社会福祉士 (相談援助技術 実習) 16人 教員免許のた めの介護体験 24人 25人 合計 65人 職員研修 生活支援員、栄養士、事務等の職域や職層に応じた外部研修に延24人参加した。 また、「障害者虐待防止法」の所内研修を実施した。 6 施設管理に関する報告 (1)建物・設備等の維持管理 建物・設備・機器類については、必要に応じて保守業者等に委託し、常に整備点検 を行うとともに、良好な施設環境に努めた。 (2)防災体制 消防設備・器具の定期点検及び防災教育の徹底を図るために、年間防災計画に基づ く避難訓練、引取訓練を行った。防災会議を開催した。地域の防災訓練に参加した。 46 7 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長 正規職員 1人 事務 生活支援員 1人 5人 非正規職員 3人 看護師 調理員 合計 正規職員 非正規職員 1人 1人 総合計 7人 1人 栄養士 13人 6人 ※ 生活支援員のうち1人はサービス管理責任者 ※ 上記のほかに短時間勤務臨時職員あり(生活支援員、調理) 8 勤務体制 勤務体制は、午前8時30分から午後5時15分までである。 47 渋谷区立幡ヶ谷授産場の事業報告 Ⅰ 幡ヶ谷授産場 1 事業運営に関する報告 幡ヶ谷授産場は、社会福祉法に基づき設置された授産施設である。施設の設置主旨に 従い、高齢者や低所得者に対して仕事と場所を提供し、安全かつ効率的に作業ができる ように指導した。このことを通して、利用者の生活の安定と生きがいが得られるように 配慮して運営した。 また、作業に関しては、次のような点に留意した。 (1)危険性、有害性、不快感がなく、安全であること (2)作業内容が複雑でなく短時間で習得できること (3)納期に切迫されないこと (4)作業が肉体的に過重な負担とならないこと 2 利用定員 ◆ 3 場内作業利用定員 30人 利用者の内訳(平成28年3月31日現在) 簡易作業 利用資格 場内 60歳以上の者 4 居宅 計 19人 - 19人 (うち心身障害者) (1人) - (1人) (うち生活保護受給者) (1人) - (1人) 計 19人 - 19人 作業状況(平成28年3月31日現在) 場内 作業種別 簡易作業 在籍 延実働 人数 人数 年間工賃 支払額 居宅 在籍 延実働 人数 人数 19人 216人 11,636,943円 0人 0人 48 計 年間工賃 支払額 在籍 延実働 人数 人員 0円 19人 216人 年間工賃 支払額 11,636,943円 5 防災体制 消防計画に基づき、渋谷区幡ヶ谷のぞみ作業所と連携し、総合防災訓練を行った。 6 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長 正規職員 事務 1人 職業指導員 1人 非正規職員 7 合計 2人 4人 3人 3人 総合計 7人 勤務体制 職員の勤務時間は、午前8時30分から午後5時15分までである。 8 福利厚生 (1)嘱託医による健康相談 (2)バス旅行によるレクリエーション ◆ 実 施 日 平成28年2月19日(金) ◆ 場 館山いちご狩りセンター(いちご狩り) ◆ 参加人数 所 18人 Ⅱ 渋谷区幡ヶ谷のぞみ作業所 1 事業運営に関する報告 渋谷区幡ヶ谷のぞみ作業所は、障害をもつ人たちが生産活動や創造活動を行うための 拠点となる地域活動支援センターである。利用者が地域において自立した生活を営むこ とができるよう支援を行った。 2 利用定員 25人 49 3 利用状況 (1)利用者の年齢と性別(平成28年3月31日現在) 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~69歳 70~79歳 合計 平均 男性 0人 6人 3人 0人 0人 0人 9人 37.7歳 女性 1人 1人 2人 1人 1人 0人 6人 43.8歳 計 1人 7人 5人 1人 1人 0人 15人 40.1歳 (2)利用者の障害程度(平成28年3月31日現在) 愛の手帳 利用者の障害程度 合計 2度 4 3度 男性 4人 4人 1人 9人 女性 1人 4人 1人 6人 計 5人 8人 2人 15人 愛の手帳 3度 53.4% 愛の手帳 2度 33.3% 作業状況(平成28年3月31日現在) 作業種別 従事人数 延実働人数 年間工賃支払額 簡易作業 15人 189人 1,163,115円 公園清掃 (14人) (168人) 1,036,701円 15人 189人 2,199,816円 計 5 愛の手帳 4度 13.3% 4度 年間行事実施状況 利用者相互の親睦を図るとともに、自主・自立の心を育成してゆくため以下のとおり 年間行事を実施した。 行 事 4月 療育音楽会・誕生会・お花見会(幡ヶ谷駅近辺) 5月 療育音楽会・誕生会・大道芸鑑賞会 6月 療育音楽会・社会見学(キューピーマヨテラス 3グループに分かれて実施)・ 健康診断 7月 療育音楽会・誕生会・日帰りバス社会見学(NTT技術史料館・神代植物公園) 8月 暑気払い(4グループに分かれて実施) 50 9月 療育音楽会・誕生会・スポーツ大会(渋谷区スポーツセンター) 10月 療育音楽会・誕生会・音楽鑑賞会 11月 療育音楽会・誕生会・連合運動会(渋谷区スポーツセンター) 日帰りバス旅行(野田方面) 12月 療育音楽会・誕生会・納め会 1月 療育音楽会・誕生会・初詣・新年会 2月 療育音楽会・誕生会・ボウリング大会(笹塚ボウル) 3月 療育音楽会・おつかれさま会 保護者会 6 年間3回(4月、9月、2月) 防災体制 幡ヶ谷授産場と連携して総合避難訓練を実施した。 7 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長(兼務) 職業指導員 正規職員 非正規職員 1人 合計 総合計 2人 3人 6人 6人 9人 ※ 幡ヶ谷授産場の施設長が、渋谷区幡ヶ谷のぞみ作業所の施設長を兼務する。 ※ 非正規職員の職業指導員のうち1人が育休取得中 8 勤務体制 職員の勤務時間は、午前8時30分から午後5時15分までである。 9 健康管理 年1回の健康診断と嘱託医による月1回の健康相談を実施した。 51 渋谷区立新橋作業所の事業報告 1 事業運営に関する報告 新橋作業所は、渋谷区条例に基づき、障害者及び高齢者等の福祉の増進に寄与するた めに設置された作業所である。 障害者を対象とした「障害者総合支援法」に基づく指定障害福祉サービス事業所とし て、就労継続支援B型事業を行っている。また、併せて、高齢者等を対象とした物品の 受託加工等事業を行っている。 利用契約した障害者及び利用承認された高齢者等の方に、就労機会の提供等を行うこ とにより、その自立を助け、生活の安定を図ることを目標に運営した。 また、作業に関しては、次の事柄に配慮した。 (1)危険性、有害性等がなく、作業が安全であること (2)加工材料に含まれている個人情報等の漏洩を防止すること (3)障害等の程度に応じて作業の質、量の配分をすること (4)納期を確実に履行すること 2 3 利用定員 ◆ 障害者 25人 ◆ 高齢者等 10人 利用者状況 (1)利用者の内訳(平成28年3月31日現在) 利用資格 人数 (1)障害者 人数の内訳 18人 (2)高齢者等 9人 計 60歳以上の者 9人 低所得者 0人 区長が適当と認めた者 0人 27人 (2)利用者の年齢と性別 男性 女性 合計 18~ 29歳 30~ 39歳 40~ 49歳 50~ 59歳 60~ 69歳 70~ 79歳 80歳 ~ 1人 1人 2人 1人 2人 3人 0人 2人 2人 1人 1人 2人 4人 3人 7人 2人 6人 8人 1人 2人 3人 52 合計 平均 10人 17人 27人 60.2歳 61.9歳 61.3歳 (3)利用者の障害程度 1級 愛 の 手 帳 4 2度 3度 4度 なし 合計 1人 1人 2人 1人 2人 3人 なし 1人 3人 8人 1人 11人 合計 0人 3人 11人 4人 18人 作業状況(平成28年3月31日現在) 作業種別 簡易作業 5 1人 1人 身体障害者手帳 2級 3級 4級 在籍人数 延実働人数 27人 年間工賃支払額 316人 14,396,031円 防災体制 消防計画に基づき、年2回(6月、2月)の避難訓練を実施し、新橋区民施設の総合 訓練(10月)に参加した。 6 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設長 正規職員 事務 1人 職業指導員 1人 非正規職員 生活支援員 合計 1人 1人 4人 3人 3人 6人 ※ 生活支援員のうち1人はサービス管理責任者 7 勤務体制 職員の勤務時間は、午前8時30分から午後5時15分までである。 8 福利厚生 (1)嘱託医による健康相談を毎月2回実施 (2)レクリエーション行事の実施 ◆ ◆ バス旅行 ・ 実 施 日 平成27年10月16日(金) ・ 行事内容 富士サファリパーク (静岡県裾野市) ・ 参加人数 25人 その他 新年食事会 (参加人数 35人) 53 総合計 10人 認定こども園・保育園の事業報告 事業団は、渋谷区の待機児の解消を図るとともに、「良質な保育、幼児教育」を保障 し、就学前のすべての子どもが「基礎的な生活習慣や社会性、礼儀」を身につけ、学習 の基礎となる「好奇心、探究心、思考力や豊かな感性」の涵養を図り、次世代を育成す るという渋谷区の重点施策に応えるために、保育所型認定こども園「神宮前あおぞらこ ども園」「本町きらきらこども園」「恵比寿のびのびこども園」の3園及び認可保育所 「神宮前保育園にじ」「西原保育園ゆめ」の2園の運営を行った。また、平成28年4 月開設の認定こども園「本町そよかぜこども園」の開設準備を行った。 事業団が運営するこども園や保育園では、入園児すべてに「保育所保育指針」「幼稚 園教育要領」「渋谷区幼児教育プログラム」に基づいた良質な保育・教育の提供を一体 的に行った。 子育て支援事業「ひろば事業」は3年目を迎え、一時保育、子育て広場、体験給食、 子育てに関する講演会、講習会の実施、相談などを行い、参加者も増え成果をあげた。 (1)「神宮前あおぞらこども園」「本町きらきらこども園」「恵比寿のびのびこども園」 の3園は長時間保育、短・中時間保育に加え、子育てひろば、一時保育事業も行い、 順調に事業運営がされている。 (2)「神宮前保育園にじ」は、内部改修をした区立神宮前保育園の施設を借り受け、当 初は神宮前あおぞらこども園の分園として運営していたが、更なる待機児解消及び保 育の充実を図るため、平成27年4月から認可保育所としての運営を開始した。 (3)「西原保育園ゆめ」は、工事期間が延長し、園舎の完成が平成27年4月の開園に 間に合わなかったため、完成するまでの期間は渋谷区スポーツセンター駐車場内にあ る仮設園舎で運営することとなった。平成27年5月末に園舎が完成し、子どもや保 護者が混乱することなく、新園舎へ移転することができた。 (4)「本町そよかぜこども園」は、渋谷区から施設を借り受けて平成28年度から運営 するための準備に当たり、保育教育計画・保育教育課程の策定、職員採用及び職員研 修、初度調弁備品の選定等を行った。 1 説明会等の開催 次のとおり説明会等を開催した。 (1)西原保育園ゆめ 54 日 時 内 容 1 平成27年4月1日 スポーツセンター駐車場内の区立初台保育園 仮設園舎において、0歳児12人、1歳児1 7人、2歳児20人、3歳児8人、4歳児5 人の合計62人で保育を開始する。 2 平成27年5月30日 ゆめ本園舎への移転及び近隣内覧会 3 平成27年5月31日 保護者内覧会 4 平成27年6月中旬 7月入園予定者面接及び契約 5 平成27年7月1日 7月入園16人の入園式(0歳児8人、1歳 児7人、5歳児1人) 6 平成27年7月11日 開園披露 (2)本町そよかぜこども園 日 内 平成27年9月18日 本町第二保育園保護者説明会 2 平成27年11月7日 入園説明会 4 5 平成28年2月16日~24 日 平成28年2月25日~27 日 平成28年3月12日・14 日 入園予定者面接(会場:幡ヶ谷区民会館) 本町第二保育園からの転園児契約(会場:本 町第二保育園) 入園児契約(会場:本町第二保育園) 6 平成28年3月26日 入園予定者内覧会 7 平成28年4月1日 入園式 職員採用 第1次募集 第2次募集 筆記試験 平成27年9月12日 面接・実技試験 平成27年10月21日~10月24日 筆記試験 平成27年12月5日 面接・実技試験 平成27年12月17日~12月19日 応募者合計51人中 採用者合計17人 3 容 1 3 2 時 ・平成28年2月1日付採用者 2人 ・平成28年4月1日付採用者 15人 園児定員 (1)神宮前あおぞらこども園 55 保育種別 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 2号・3号認定児 10人 20人 20人 1号認定児 計 10人 20人 20人 合計 22人 22人 22人 116人 3人 4人 6人 13人 25人 26人 28人 129人 (2)本町きらきらこども園 保育種別 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 2号・3号認定児 12人 20人 20人 1号認定児 計 12人 20人 20人 合計 22人 23人 22人 119人 2人 4人 4人 10人 24人 27人 26人 129人 (3)恵比寿のびのびこども園 保育種別 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 2号・3号認定児 9人 20人 28人 30人 1号認定児 計 (4)神宮前保育園にじ 保育種別 9人 20人 28人 30人 合計 15人 15人 117人 3人 3人 6人 18人 18人 123人 (長時間保育のみ) 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 2号・3号認定児 10人 13人 13人 5人 5人 合計 46人 (5)西原保育園ゆめ (長時間保育のみ) 保育種別 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 2号・3号認定児 ※ 4 20人 24人 20人 8人 5人 5人 合計 82人 2号・3号認定児は、長時間保育利用児、1号認定児は、短・中時間保育利用児 在籍数の推移 (1) 神宮前あおぞらこども園 保育種別 2号・3号認定児 1号認定児 計 保育種別 2号・3号認定児 1号認定児 計 4月 5月 6月 7月 8月 9月 107人 106人 106人 108人 108人 107人 8人 8人 8人 8人 8人 9人 115人 114人 114人 116人 116人 116人 10月 11月 12月 1月 2月 3月 107人 106人 103人 104人 104人 104人 1,270人 9人 9人 9人 9人 9人 116人 115人 112人 113人 113人 56 9人 合計 103人 113人 1,373人 (2) 本町きらきらこども園 保育種別 2号・3号認定児 4月 5月 6月 7月 8月 9月 114人 114人 115人 114人 111人 111人 5人 5人 5人 5人 5人 5人 119人 119人 120人 119人 116人 116人 10月 11月 12月 1月 2月 3月 112人 112人 112人 112人 112人 112人 1,351人 5人 5人 5人 5人 5人 117人 117人 117人 117人 117人 4月 5月 6月 7月 8月 9月 111人 110人 110人 110人 110人 109人 5人 5人 5人 5人 5人 6人 116人 115人 115人 115人 115人 115人 10月 11月 12月 1月 2月 3月 109人 108人 107人 106人 106人 105人 1,301人 6人 6人 6人 6人 6人 115人 114人 113人 112人 112人 4月 5月 1号認定児 計 保育種別 2号・3号認定児 1号認定児 計 合計 5人 60人 117人 1,411人 (3) 恵比寿のびのびこども園 保育種別 2号・3号認定児 1号認定児 計 保育種別 2号・3号認定児 1号認定児 計 6人 合計 67人 111人 1,368人 (4) 神宮前保育園にじ 保育種別 2号・3号認定児 保育種別 2号・3号認定児 35人 10月 33人 34人 11月 34人 6月 34人 12月 34人 7月 34人 1月 34人 8月 35人 2月 34人 9月 32人 3月 34人 合計 407人 (5) 西原保育園ゆめ 保育種別 2号・3号認定児 保育種別 2号・3号認定児 4月 62人 10月 80人 5月 63人 11月 80人 6月 63人 12月 79人 57 7月 79人 1月 79人 8月 79人 2月 79人 9月 78人 3月 79人 合計 900人 5 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設 職種 あおぞら きらきら のびのび 正規職員 事務 看護師 保育士 1人 非正規職員 正規職員 1人 1人 1人 21人 1人 8人 1人 20人 非正規職員 正規職員 11人 1人 1人 非正規職員 正規職員 にじ 1人 正規職員 2人 1人 正規職員 1人 1人 4人 89人 1人 30人 総合計 23人 2人 35人 12人 22人 1人 34人 12人 22人 2人 30人 8人 10人 1人 19人 3人 5人 非正規職員 合計 9人 非正規職員 計 用務 20人 6人 非正規職員 ゆめ 6 園長 13人 3人 21人 2人 26人 5人 98人 8人 138人 40人 ※ 神宮前あおぞらこども園の非正規職員の保育士のうち1名が産休取得中 ※ 上記のほかに短時間勤務臨時職員あり(事務、保育士、心理士、産業カウンセラー) 勤務体制 職員は1か月ごとの勤務割表により、週平均40時間勤務する。 職種 勤務 A B C 平常 保育士 D E F 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 7:25 16:10 7:45 16:30 8:00 16:45 8:30 17:15 9:00 17:45 9:30 18:15 10:00 G 18:45 11:00 H 19:45 12:00 20:45 看護師 平常 8:30 17:15 用務 平常 8:30 17:15 ※ にじ及びゆめは19時45分で勤務終了のため、Hの勤務区分は適用なし。 58 7 年間行事実施状況 日本の伝統文化の継承や季節に合わせた行事を取り入れ、年間の行事を計画し実施し た。また、毎月誕生会を計画し、その月の誕生児を全員でお祝いした。毎月様々な想定 を立て、行事を実施した。 (1)こども園・保育園の共通年間行事 行 事 名 4月 入園進級お祝い会 5月 こどもの日の集会 縁日ごっこ 7月 七夕の集会 プール開き 8月 9月 10 月 12 月 1月 すいか割り ね ら い ・新しい友達を知る ・入園、進級を喜び、みんなでお 祝いをする ・こどもの日の由来を知る ・友達と一緒に体を動かし、ゲー ムを楽しむ ・親子で縁日ごっこに参加し、地 域の人と一緒に楽しく過ごす ・七夕について知り、楽しんで集 会に参加する ・プールでの約束事を知る ・プール遊びを友達と楽しむこと に期待する ・すいか割りを皆で楽しむ ・園での子ども達の様子や成長を お知らせし、成長を喜び合い、園 に対しての理解と親しみを持って 敬老カードの送付 もらう ・高齢者を大切に思う気持ちを伝 える ・親子で体を動かし、楽しい1日 を過ごす 運動会 ・一人ひとりの子どもが力を発揮 し、みんなで成長を喜び合う ・秋の自然の中で園外保育を楽し む バス遠足 ・秋の自然を感じながら芋ほりを (3歳~5歳) 楽しむ ・他園の友達とバス遠足を楽しむ ・歌や劇ごっこなど、のびのびと 幼 児 親 子 お 楽 し み 表現する 会 ・保護者に見守られながら表現遊 びを楽しむ ・集会を楽しみ、クリスマスの雰 囲気を味わう 年末こども会 ・会食、おやつを異年齢児と過ご すことで交流を楽しむ ・新しい年の始まりを祝う ・お正月遊びや伝承遊びを知り楽 新年子ども会 しむ ・もちつきを楽しむ 乳児お楽しみ会 ・子ども達の成長を共に喜び、楽 59 内 容 ・クラス、子ども、職員の紹介 ・お楽しみの催しもの(パネルシ アター・紙芝居など) ・クラスの製作物紹介 ・体操、ゲームなど ・手づくりおもちゃコーナー ・お店屋さん、レストラン ・盆踊り ・七夕の由来を知る ・パネルシアター ・劇を見て約束を覚える ・体操、ゲーム ・乳児、幼児に分かれてすいか割 りをする ・敬老カードを送る ・オープニング ・体操、競技、遊戯 ・地域競技 ・行き先は昭和記念公園、ぽんぽこ 村など ・発表会 ・職員による出し物 ・園児、保護者、職員のみんなで楽 しいひと時を過ごす ・集会、会食 ・キャンドルサービス ・クリスマスの製作の紹介 ・サンタからお楽しみプレゼント ・集会、獅子舞 ・十二支の由来を知る ・年長による書き初め ・お正月遊び ・幼児からの歌 しいひと時を一緒に過ごす 2月 3月 ※ 節分 ・節分について知る ・豆まきを楽しむ ひな祭り ・ひな祭りについて知る ・お茶会や会食を通じて、異年齢 児の交流を楽しむ お別れ遠足 ・春の訪れを感じ、異年齢の友達 と一緒に遊ぶ ・みんなで楽しい思い出を作る 就学お祝い会 ・年長児をみんなで祝う ・就学に期待を持つ お別れ会 ・卒園、退園する園児や異動、退 職する職員とお別れをする ・乳児クラスの出し物 ・体験給食 ・節分の由来を知る ・ゲーム、豆まき ・ひな祭りの由来 ・集会、ゲーム ・お雛様の製作紹介 ・会食、お茶会 ・各クラス年長児との触れ合い遊び ・幼児クラスオリエンテーリング ・行き先は代々木公園など ・保護者、地域、来賓、在園児で就 学のお祝いをする ・年長児の保護者体験給食 ・卒園、退園する園児や異動、退職 する職員を紹介する 上表のほか、リサイクルバザー(きらきら・のびのび)、おばけ大会(きらき ら・のびのび)、芋煮会(のびのび)などを行った。 (2)小学校等の連携について ア 神宮前あおぞらこども園 就学に向けた年長児の神宮前小学校との交流が始まって3年になるが、今年度は オープンスクールを通してさらに充実した内容になった。 計画の主体は神宮前小学校であるが、実施後に意見交換を行い、次へつながるよ うにした。子ども達は交流を通じて、小学生に親しみを持ち、小学校を知る良い機 会となった。また、保護者会においても、学校教諭による説明で同様の効果が得ら れた。 対 象 テーマ 6月 1年生 ・園の友達と仲良 くなろう 7月 1年生 ・シャボン玉で遊 ぼう(校内研究授 業) 8月 全校 10 月 1年生 12 月 1年生 2月 1年生担任 3月 1年生 イ ・水車まつり ・小学校ってどん なところだろう ・小学校は楽しい な ・5歳児保護者会 参加 (就学に向けて) ・小学生になって みよう 内 容 ・一緒に遊びながら、お互いの名前を覚え交流を深 める ・学校紹介 ・小学生と一緒にシャボン玉で遊び、交流を深める ・まつりに参加し、一緒にゲームをして交流を深め る ・運動会でやったダンスを見てもらう ・縄跳びやけん玉などで一年生と交わって遊ぶ ・体験給食をする ・ペアになった小学生と一緒に、自然物を使った作 品を作り、作った玩具で遊ぶ ・小学校の教諭から具体的な話を聞き、保護者から の質問に答えてもらう ・授業の見学、参加の後、ランドセルを借りて小学 生の体験を行う 本町きらきらこども園 60 就学に向けて年長児が渋谷本町学園小学校との交流を行っている。子ども達は交 流を通じて、小学生に親しみを持ち、小学校を知る良い機会となっている。 対 10 月 象 5年生 6年生 11 月 9年生 12 月 1月 テーマ 2月 ウ 容 ・ランチルームで栄養士の話を聞いて給食を食べる ・パレードの練習 を見学しよう ・5、6年生の鼓笛隊の練習を見学する ・本町学園を探検 して本を読もう ・おもちゃで遊ぼ う ・大体育館で楽し く遊ぼう ・校庭で楽しく遊 ぼう(第二グラン ド) ・楽しく英会話 1年生 内 ・給食を食べよう ・作品展を見学し て1年生と一緒に 勉強しよう ・校庭で楽しく遊 ぼう(第二グラン ド) ・施設見学と、図書室で本の読み聞かせや読書体験 をする ・9年生が作った布の玩具で一緒に遊ぶ ・広い体育館で体を動かして遊ぶ ・雪が降った後のため、体育館を借り、本町第二保 育園とドッチボールやゲームをして遊ぶ ・ALT(外国語指導助手)の先生と一緒に英会話 を楽しむ ・作品展を見て回り、その後1年生と一緒に授業に 参加する ・リレーや自由遊びを楽しむ 恵比寿のびのびこども園 就学に向けて年長児が長谷戸小学校との交流を行っている。隣接する小学校の児 童と触れ合うことで、園児は小学生に親しみを持つことができた。 対 象 テーマ 8月 ・小学校を知ろう 9月 ・小学校を知ろう ・小学校の校庭で 運動会をしよう ・運動会に参加し よう 10 月 1年生 11 月 1月 1年生 5年生 1年生 2月 3月 1年生 ・なかよくなろう ・算数をやってみ よう ・給食を食べてみ よう ・おもちつきをし よう ・正月遊びをしよ う ・昔遊びをしよう ・図工をやってみ よう ・ありがとうの会 をしよう 内 容 ・通学路を知る ・校庭で遊ぶ ・副校長の案内で校内を探検し、体育館で遊ぶ ・総練習に参加する ・運動会に参加する ・自己紹介をする ・一緒に遊ぶ(玉入れ) ・算数の模擬授業を受ける ・1年生と給食を食べる ・小学生と一緒におもちつきをして、おもちを食べ る ・こままわしを教えてもらう ・昔遊びを小学生に教えてもらい一緒に楽しむ ・1年生の教室の飾り作りをする(花、竹とんぼ) ・出し物をする(歌) ・1年間の感想を話す 61 放課後ク ラブの子 ども達 エ ・ありがとうの会 をしよう ・放課後クラブを 体験してみよう ・放課後クラブでの過ごし方を知り一緒に遊ぶ 神宮前保育園にじ 年長児がいないため、オープンスクールの参加はなかったが、運動会練習の際、 校庭や屋上を借りて、その時に小学生と触れ合うことができた。 オ 西原保育園ゆめ 年長児は2人のみだったが、西原小学校と交流を行った。 9月 11 月 対 象 1年生 5年生 12 月 1年生 1月 3月 2年生 テーマ ・小学校訪問 ・5年生と交流 ・手作りおもちゃ であそぶ ・体験給食 1年生 ・正月あそび 全学年 ・放課後クラブ訪 問 内 容 ・小学校見学と保育園運動会のポスター掲示、回収 ・5年生の教室を訪れ、読み聞かせの体験 ・1年生の生活科の授業に参加する ・2年生と一緒に給食を食べる ・体育館で1年生と一緒にコーナーに分かれて、正 月あそびを楽しむ ・放課後クラブの施設と活動を見学する (3)地域、高齢者との交流 神宮前あおぞらこども園は、事業団内の特別養護老人ホーム「渋谷区美竹の丘・し ぶや」に訪問し、高齢者とともに歌の披露や手遊びなどで交流を図った。 本町きらきらこども園は、4月と10月の2回、本町地域の清掃活動に園児ととも に参加した。平成27年度より、サロンに行き高齢者と交流をしているが、歌の披露 やふれあい遊び等をして喜ばれている。 恵比寿のびのびこども園は、毎月定期的にまたは行事ごとに、地域のシニアクラブ 「喜楽会」の方との交流を行った。 西原保育園ゆめは、地域の方々を開園披露式典に招待し保育園の紹介をした。また、 運動会、もちつき、卒園お祝い会などの行事にも招待し、子どもの姿を見てもらった。 さらに、しぶやボランティアセンターの方々とも交流をした。 (4)恵比寿のびのびこども園の体育指導 ・子どもの健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力を養う。 ・子どもの保育にあたる職員が、安全な体育指導の方法を学ぶ。 2つの目的を持ち、渋谷サービス公社の体育指導員に指導を依頼し、昨年度に続き 実施した。 [ねらい] ・子どもの運動能力を高める。 ・体の巧みさが増す幼児期に、専門指導員が指導することにより、運動能力の発達 62 向上をめざし、子ども達の運動欲求を満たす。 [実施対象] 月 4月 5月 6月 7月 9月 10 月 11 月 12 月 3歳児(29人)、4・5歳児(29人) ね ら い ・保育士等が補助者として入り、日常保育 で行える体操の補助方法を身につけてもら う ・実技種目が行える基礎体力を養う ・体操座りやコーチの言ったことをできる ように促す ・主に身体作りをメインとし、基本的な身 体の使い方や動くことへの意欲をもたせる ・保育士等が補助者として入り、日常保育 で行える体操の補助方法を身につけてもら う ・主に身体作りをメインとし、基本的な身 体の使い方や動くことへの意欲をもたせる ・マットは側転導入まで実施 ・鉄棒は逆上がり練習 ・保育士等が補助者として入り、日常保育 で行える体操の補助方法を身につけてもら う ・運動会の目標に取り組む ・5歳児は逆上がりのやり方を男女で分け て教える ・4歳児は前回りから足抜きお尻回りまで 連続技に挑戦 ・保育士等が補助者として入り、日常保育 で行える体操の補助方法を身につけてもら う ・実技種目が行える基礎体力を養う ・体操座りやコーチの言ったことをできる ように促す ・主に身体作りをメインとし、基本的な身 体の使い方や動くことへの意欲をもたせる ・保育士等が補助者として入り、日常保育 で行える体操の補助方法を身につけてもら う ・脚力、腕力を導入部分に取り入れ跳び箱 につなげる ・両足跳びができるように反復練習を行う ・開脚跳びに挑戦させる ・体支持力、脚力、瞬発力、懸垂力、バラ ンス力を運動で身に付ける 1月 ・マット、跳び箱の導入 ・足首を強くする 2月 ・体作り(体を動かす楽しさを身に付け る) ・体と脳を一緒に動かし、動き方を伝える 63 内 容 ・準備体操 ・柔軟体操(体操座り、長座体前屈、前屈、開 脚前屈、飛行機、スーパーマン) ・ラベンダー体操 ・サーキット ・準備体操 ・柔軟体操(体操座り、長座体前屈、前屈、開 脚前屈、飛行機、スーパーマン) ・かけあし体操 ・鉄棒(足抜き回り、鼻付けキープ、鼻付け両 足あげキープ、つばめ、鼻付け逆上がり) ・マット(ゆりかご、ブリッジ、前転、倒立、 側転、倒立前転) ・準備体操 ・柔軟体操(体操座り、長座体前屈、前屈、開 脚前屈、飛行機、スーパーマン) ・4歳児 前回り+足抜き回り ・5歳児 逆上がり ・準備体操 ・柔軟体操(長座体前屈、前屈、開脚前屈、飛 行機、スーパーマン) ・サーキット(チーター、おいも、うさぎ、く ま) ・準備体操 ・柔軟体操(長座体前屈、前屈、開脚前屈、飛 行機、スーパーマン、アザラシ、ブリッジ) ・年中跳び箱 (山登り、開脚跳び、ひっかけ跳び、両足跳 び) ・ヒップホップ体操、準備体操 ・平均台、跳び箱 ・ヒップホップ体操 ・サーキット ・長座体前屈、開脚前屈、飛行機、スーパーマ ン、ブリッジ等 ・ラベンダー体操 ・長座体前屈、開脚前屈、飛行機、スーパーマ ン、ブリッジ等 ・保育士等が補助者として入り、日常保育 での補助方法を学ぶ ・体作り(基本的な体の使い方や、動くこ とへの意欲を持たせる) 3月 8 ・ラベンダー体操 ・ヒップホップ体操 ・マット前転、フープグーパー跳び、足掛けま わり、跳び箱ジャンプ ひろば事業 神宮前あおぞらこども園、本町きらきらこども園及び恵比寿のびのびこども園の3園 において、一時保育及び子育てひろば(体験給食、子育てに関する講演会、講習会の実 施、相談、身体計測など)を行った。恵比寿のびのびこども園の子育て広場は、こども 園の乳児定員が多く部屋が確保できなかったため、保育に支障が生じないようにホール を利用して6月より週2回程度の実施となった。 (1)一時保育の利用 利用者合計数を前年度と比較すると、神宮前あおぞらこども園は、減少したが、本 町きらきらこども園は約1.24倍の増となった。恵比寿のびのびこども園は、近隣 の区立恵比寿保育園でも一時保育が始まったので、その影響があることを懸念したが、 結果として約1.15倍の増となった。利用の理由は、「子どもが集団生活に慣れる ため」「リフレッシュ」「病院受診のため」「就労のため」が上位を占めている。利 用年齢は、神宮前あおぞらこども園で、0歳児の利用が41%と突出しているが、3 園共に0歳児、1歳児、2歳児の利用が全体の85%~90%を占めている。利用地 域は、神宮前あおぞらこども園及び恵比寿のびのびこども園は、広域から利用されて いる。利用時間は、4時間利用者が8時間利用者に比べて1割程度多い。 ア 登録者・利用者 施設 あおぞら きらきら のびのび 登録・利用 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 合計 登録者 51人 15人 10人 0人 1人 1人 78人 利用者 401人 243人 248人 61人 19人 15人 987人 登録者 31人 33人 16人 6人 3人 2人 91人 利用者 144人 386人 238人 108人 22人 7人 905人 登録者 34人 41人 15人 5人 2人 2人 99人 利用者 231人 480人 160人 69人 18人 5人 963人 ※ 利用時間は4時間または8時間 ※ 1か月に1人10回まで利用が可能 64 イ 地域別登録者数 あおぞら一時保育(78人) 神宮前 きらきら一時保育(91人) 41 千駄ヶ谷 8 富ヶ谷 本町 51 6 上原 4 恵比寿 4 西原 4 渋谷 3 代々木 3 大山町 2 広尾 2 宇田川町 1 0 幡ヶ谷 15 初台 12 代々木 10 笹塚 1 その他 2 0 10 20 30 40 50 60 10 20 30 40 50 60 のびのび一時保育(99人) 広尾 恵比寿 恵比寿南 恵比寿西 東 代官山町 鉢山町 猿楽町 桜丘町 千駄ヶ谷 その他 26 21 14 11 8 6 5 2 1 1 4 0 ウ 10 20 30 40 50 60 理由別利用者数(複数回答あり) 理由 病院 受診 施設 就労 子どもが 集団生活 に慣れる ため 学校 行事 冠婚 葬祭 リフレ ッシュ その他 合計 あおぞら 18人 27人 26人 7人 0人 20人 0人 98人 きらきら 21人 42人 40人 10人 2人 32人 12人 159人 のびのび 30人 27人 44人 23人 1人 41人 9人 175人 計 69人 96人 110人 40人 3人 93人 21人 432人 65 あおぞら一時保育 利用理由別 きらきら一時保育 利用理由別 病院受診 18.4% リフレッシュ 20.1% リフレッシュ 20.4% 冠婚葬祭 0.6% 学校行事 13.1% 就労 26.4% 学校行事 6.3% 就労 27.6% 集団生活 26.5% リフレッシュ 23.5% 病院受診 13.2% 冠婚葬祭 1.3% 学校行事 7.1% のびのび一時保育 利用理由別 その他 7.5% 集団生活 25.2% その他 5.1% 病院受診 17.1% 就労 15.4% 集団生活 25.2% (2)ひろばの利用 ひろばでは、体験給食、見学会、身体計測、講習会、講演会など様々な事業を実施 した。保護者の関心が最も高かったのは見学会であった。毎月1回実施日を設け、当 該日に2回実施したが、入園申込み前には回数を増やして対応した。 ひろば事業では、保護者の心身のリフレッシュを目的としたヨガ体験教室が好評で、 毎回キャンセル待ちの状況だった。保護者がヨガ体験に参加している間は子どもを無 料で預かるが、1回の人数に限りがあるため、今後は実施回数を増やすなど検討が必 要である。 恵比寿のびのびこども園は、待機児解消のため定員の弾力的受入れを行っており、 保育室の空きがなく自由利用は実施していないが、毎月の行事に親子で参加できる機 会を提供し、その際に相談事業などを行った。 講演会や講習会では、「ヨガ」「おはなし会」「足もみ体験」「こどもの安全教育」 などを行った。登録者は0歳児、1歳児の保護者が多く、利用者もそれに比例してお り、地域的には園周辺に住んでいる方の利用が多い。 66 ア ひろば事業内訳 項目 施設 あおぞら 体験 給食 見学会 講演会 講習会 身体 計測 ヨガ 自由 利用 合計 8人 87人 10人 5人 57人 361人 528人 きらきら 53人 82人 22人 59人 54人 304人 574人 のびのび 25人 107人 65人 8人 40人 112人 357人 計 86人 276人 97人 72人 151人 イ 777人 1,459人 年齢別登録者 施設 0歳児 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 合計 あおぞら 130人 196人 33人 14人 6人 0人 379人 きらきら 80人 36人 16人 9人 2人 7人 150人 のびのび 32人 31人 34人 13人 1人 1人 112人 242人 263人 83人 36人 9人 8人 641人 計 神宮前あおぞらひろば 利用年齢別(379人) 本町きらきらひろば 利用年齢別(150人) 4歳(6人) 1.6% 3歳(14人) 3.7% 3歳(9人) 6.0% 0歳(130人) 34.3% 2歳(33人) 8.7% 5歳(7人) 4.7% 2歳(16人) 10.7% 1歳(196人) 51.7% 恵比寿のびのびひろば 3歳(13人) 利用年齢別(112人) 11.6% 4歳(2人) 1.3% 1歳(36人) 24.0% 0歳(80人) 53.3% 4歳(1人) 0.9% 5歳(1人) 0.9% 2歳(34人) 30.3% 1歳(31人) 27.7% 9 0歳(32人) 28.6% 防災対策・避難訓練実施状況 消防法に基づき消防計画を策定し、防災設備・避難誘導器具等の日常点検の徹底を図 った。年間の防災計画に従い避難訓練を毎月1回行うとともに、その計画の中に火災・ 消火訓練、地震、けがや事故に対応する救急車の要請訓練、不審者訓練、災害訓練、引 取り訓練も取り入れて、様々な局面に対応できるよう訓練を行った。 67 種別 災害想定 訓練のねらい 火災 調理室より出火 ・年間計画と防災職員体制を確認する ・避難方法、誘導経路を知る(役割分担の確認) ・防災頭巾、靴、避難用品の点検 5月 火災 近隣より火災 ・火災発見者は、慌てず正確に知らせる 6月 地震 火災 不審者 園内 地震火災 安全退避訓練 ・地震発生時は、園児の安全を確保し、敏速に避難 させる ・不審者侵入の際は、できるだけ不安を抱かせない ように不審者から遠ざけ、不審者に対応する者は刺 激しないようにする 7月 火災 火災 遅番の時間帯 事務室 ・火災発見者は、慌てずに正確に知らせる ・ベルの音を聞き、非常事態が起きたことを知る ・遅番時間帯の火災に対する基本的な動き方を経験 する 8月 地震 火災 関東地方 中震度発生 火災 ・水遊び、プール遊び中の避難方法を知らせる ・水着等の子どもの安全を確保する ・職員同士、声を掛け合って行動する 9月 地震 火災 関東地方 強震度発生 近隣より火災 ・園庭に集まる ・第一避難場所まで避難する ・引き渡し訓練を行う 10月 地震 火災 火災総合訓練 通報訓練 消火訓練 ・消防署員の指導を受ける ・災害の怖さを子ども達に教える ・通報、避難、消火など一連の動きを敏速に行う 11月 地震 火災 ・散歩中に災害が発生し、その場での避難誘導と園 への報告を行う 12月 地震 火災 散歩先にて地震 発生 関東甲信越地方 強震度発生 午睡時 1月 火災 近隣店舗より出 火 ・初期消火をする ・消火の報告を行う ・通報、消火協力のあり方を考える 2月 火災 不審者侵入 火災 ・警察に通報し、安全に避難させる ・不審者対応確認と、調理室ごみ置き場より出火し た場合の避難方法を知る ・刺又の使い方の指導を受ける 3月 地震 火災 机上訓練 関東地方 中震度発生 ・予告なしの総合訓練を行う ・年間反省を行い、次年度の考慮すべき点を話し合 い、次年度の参考にする 4月 ※ 机上訓練 ・午睡中の園児の安全を確保し、敏速に避難させる 園児は、職員の指示に従って行動できるようにする。 ※ 職員は、避難方法、消火活動、救護などの方法を確実に身につける。 ※ 園児の安全確保を図り、的確な判断と適切な行動を取れるようにする。 ※ 年1回は消防署立ち会いのもと、通報訓練、消火訓練を行う。 ※ 園長不在時の訓練も行う。 ※ 全職員が救命救急講習を受講し、資格取得(AED操作講習含む)をする。非常勤、臨 68 時職員には未受講者がいるため、引き続き講習を計画する。また、3年ごとに再講習が必 要になるため、資格の有効年月日を確認した。 ※ 不審者対応については、警察署に出向依頼をする。 ※ しぶや保育メール(緊急メール配信システム)登録者状況 神宮前あおぞらこども園は約70%、本町きらきらこども園は約90%、恵比寿のびの びこども園は約58%、神宮前保育園にじは約72%、西原保育園ゆめは約70%となっ ている。毎年度の更新が必要になるため、新年度のお知らせ配布時に声掛け・周知を行っ ている。 10 職員研修 (1)新規採用者に対する取り組み 新規採用者については、法人内のこども園及び保育園において、約10日間の現場 研修を行った。また、現場研修とは別に事業団独自の総合研修として、「リスクマネ ジメント」「コミュニケーションスキル初級編」「マナー研修」「保護者の苦情対応」 「救命救急講習(AED操作講習含む)」などの研修を実施した。 (2)現職員研修の取り組み 質の高い保育教育サービスを提供するために、職員の質の向上、専門技術の習得、 法改正など新たな制度に伴う様々な研修(区の保育研修、公立保育園研究会主催研修、 東社協研修)に参加した。また、各園で職場内研修を計画し実施した。 全体研修については、区内の公立保育園、私立保育園及び認定こども園にも参加を 呼びかけた。 研修内容 保育講座(おもちゃ作り) 教養研修「アフリカの子ども達」 人形作りと演じ方 保育研修 「子どもの姿をとらえる幼児理解」 保育研修 「保育が見えるわくわくチャート」 アレルギー疾患児対応について 東社協研究大会 延べ参加人数 24人 52人 19人 研修機関 講師依頼 講師依頼 講師依頼 35人 講師依頼 29人 講師依頼 各園1人 各園1人 保育講座(保育の方法) 各園1人 保育講座(保育内容) 救命救急講習 体育指導研修1回目(全2回) 体育指導研修2回目(全2回) リーダー養成研修 (保育経験5年以上を対象) 希望者 29人 46人 46人 東京都 東京都社会福祉協議会 渋谷区子ども家庭部保育 課 公立保育園研究会 消防署 渋谷サービス公社指導員 渋谷サービス公社指導員 6回の講義を受ける 講師は各園長 24人 69 コミュニケーション 保護者対応 子どもの気になる行動と特徴 リスクマネジメント プール遊びにおける安全指導 全職場内 全職場内 全職場内(心理士) 全職場内 全職場内 (3)各園の職場研修の取り組み ア 神宮前あおぞらこども園 保育記録の取り方、沐浴指導について、アナフィラキシ―対応について(エピペ ンの扱い)、人権について、保健衛生研修(下痢嘔吐の処理など) イ 本町きらきらこども園 安全管理、乳児おもちゃ作り、園庭整備について、保護者対応 ウ 恵比寿のびのびこども園 危機管理研修、発達支援研修、保護者対応、自己評価研修、親子ふれあい遊び講 習、人形作り(赤ずきんセット) エ 神宮前保育園にじ 領域別検討会(音楽リズム、体作り、着脱など)、マニュアル読み合わせ オ 西原保育園ゆめ カプラブロック遊び方講習、子どもの人権、危機管理、幼児虐待、保育を楽しく するために、ヨガ講習 11 その他の取り組み (1)第三者評価の実施 ア 本町きらきらこども園 10月19日 11月24日 1月26日 3月29日 4月中旬 イ 事前打ち合わせ 職員説明会及び保護者アンケート配付 訪問調査 保護者112人中66人回答(回答率:58.9%) 職員 26人中26人回答(回答率:100%) 評価結果報告 ホームページ公開 神宮前保育園にじ 10月19日 1月12日 2月23日 3月29日 4月中旬 事前打ち合わせ 職員説明会及び保護者アンケート配付 訪問調査 保護者 30人中29人回答(回答率:96.6%) 職員 14人中14人回答(回答率:100%) 評価結果報告 ホームページ公開 70 (2)インターンシップ及び職場体験の実施 施設 あおぞら きらきら にじ ※ インターンシップ こども教育 川村学園 目白大学 宝仙大学 女子大学 1人 3人 1人 1人 職場体験 上原中学校 合計 2人 6人 1人 1人 インターンシップは、平成27年8月3日~8月28日のうち5日間 (3)実習生及び見学者受入 希望があれば随時受け入れ可能だが、実習生の申し込みはなかった。 見学は、採用試験受験予定者が各園を訪問した。 (4)夏体験ボランティア受入(主に7月、8月の夏休み期間) 施設 あおぞら きらきら のびのび にじ 計 小学生 2人 5人 7人 中学生 9人 7人 3人 5人 24人 高校生 5人 3人 2人 10人 大学生 9人 4人 13人 合計 11人 21人 10人 12人 54人 (5)年末保育の実施 恵比寿のびのびこども園 平成27年12月29日 申込34人中、30人利用 平成27年12月30日 申込28人中、24人利用 (6)苦情対応について 渋谷区社会福祉事業団が運営するこども園・保育園は、利用者から寄せられた苦情、 意見、指摘を真摯に受け止め、ISO10002:2004に基づいた苦情対応、解 決に向けて迅速、誠実、公正に対応を行い、原因を特定し、再発防止策を講じている。 各園の平成26年度の苦情についてはホームページで公開している。 71 地域包括支援センター・居宅介護支援事業所の事業報告 平成27年度は、「あやめの苑・代々木地域包括支援センター」「ケアステーション本 町地域包括支援センター」「ケアステーション笹幡地域包括支援センター」「ケアコミュ ニティ・原宿の丘地域包括支援センター」「豊沢・新橋地域包括支援センター」「富ヶ谷・ 上原地域包括支援センター」及び「千駄ヶ谷・北参道地域包括支援センター」の7か所を 受託している。さらに本町及び笹幡については、施設全体の維持管理を含めた運営を受託 している。それぞれの地域における高齢者福祉サービスの拠点として、地域との連携強化 を図るとともに、課題把握に努めた。 また、平成27年度より、あやめ、本町、原宿、豊沢の4か所が機能強化型の指定を受 け、それぞれの圏域での統括的役割を担うことになった。加えて、介護予防機能強化支援 員1名を配置し、平成28年度より開始される総合事業等の準備に取り組んできた。 介護保険制度改正を受け、「地域ケア会議」の開催、認知症初期集中支援チーム及び認 知症アウトリーチ(※)チームの活用、「認知症カフェ」開設(あやめ、千駄ヶ谷)、認 知症サポーター養成講座の開催及び講師派遣等、地域住民・関係機関等との連携を強化し、 「地域包括ケア」の構築に向けた取り組みを実践してきた。 (※)アウトリーチ:手を伸ばす、手を差し伸べるという意味。ケアを必要としている人が自ら施設を訪れるのではなく、援助する 人が積極的に出向き、信頼関係を構築しながらサービス利用の動機付けや必要なサービス提供を行うこと。 1 事業内容 (1)介護予防ケアプラン作成及び介護予防事業の紹介 (2)高齢者の介護や保健・福祉サービス利用等の総合相談支援 (3)虐待に関する相談等の権利擁護事業 72 ◆ 地域包括支援センター利用状況(平成28年3月31日現在) ア 相談件数 施設 4月 5月 6月 7月 8月 9月 豊沢・新橋 739件 723件 775件 885件 799件 682件 富ヶ谷・上原 537件 476件 682件 674件 577件 485件 あやめ 723件 591件 683件 761件 620件 627件 本町 541件 504件 711件 644件 737件 723件 笹幡 707件 689件 651件 681件 674件 633件 千駄ヶ谷・北参道 319件 376件 435件 401件 477件 423件 原宿 561件 504件 539件 583件 546件 510件 施設 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 豊沢・新橋 861件 697件 712件 759件 770件 911件 9,313件 富ヶ谷・上原 615件 561件 531件 474件 559件 582件 6,753件 あやめ 682件 607件 546件 732件 743件 734件 8,049件 本町 829件 770件 787件 730件 849件 903件 8,728件 笹幡 818件 619件 626件 664件 641件 646件 8,049件 千駄ヶ谷・北参道 462件 467件 418件 407件 452件 414件 5,051件 原宿 631件 631件 517件 533件 558件 608件 6,721件 6月 7月 8月 9月 イ 介護予防事業新規契約件数 施設 4月 5月 豊沢・新橋 6件 5件 8件 10件 8件 8件 富ヶ谷・上原 6件 13件 5件 11件 13件 3件 あやめ 9件 4件 6件 4件 2件 4件 本町 4件 5件 5件 12件 13件 9件 笹幡 5件 8件 10件 9件 7件 8件 千駄ヶ谷・北参道 4件 1件 9件 7件 8件 5件 原宿 6件 2件 3件 6件 3件 7件 73 施設 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 豊沢・新橋 9件 7件 4件 3件 8件 17件 93件 富ヶ谷・上原 3件 4件 6件 2件 3件 4件 73件 あやめ 6件 6件 3件 6件 9件 10件 69件 本町 9件 6件 9件 11件 8件 12件 103件 笹幡 7件 10件 7件 6件 9件 10件 96件 千駄ヶ谷・北参道 2件 4件 2件 4件 2件 4件 52件 原宿 4件 1件 4件 10件 10件 4件 60件 ウ ケアプラン作成件数 施設 4月 5月 6月 7月 8月 9月 豊沢・新橋 203件 196件 201件 211件 205件 208件 富ヶ谷・上原 151件 162件 120件 205件 169件 165件 あやめ 185件 187件 184件 182件 172件 182件 本町 242件 243件 240件 245件 246件 247件 笹幡 224件 217件 221件 217件 212件 215件 千駄ヶ谷・北参道 132件 130件 137件 132件 144件 142件 原宿 125件 128件 123件 127件 132件 130件 施設 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 豊沢・新橋 207件 208件 205件 203件 205件 214件 2,466件 富ヶ谷・上原 163件 165件 159件 161件 156件 161件 1,937件 あやめ 169件 167件 168件 170件 186件 185件 2,137件 本町 246件 238件 244件 257件 241件 252件 2,941件 笹幡 214件 220件 216件 212件 219件 215件 2,602件 千駄ヶ谷・北参道 142件 139件 140件 142件 135件 146件 1,661件 原宿 134件 127件 130件 131件 138件 146件 1,571件 74 ◆ 居宅介護支援事業利用状況(平成28年3月31日現在) ア 居宅介護事業申請受付件数及びケアプラン作成件数 施設 あやめ居宅 笹幡居宅 原宿居宅 施設 あやめ居宅 笹幡居宅 原宿居宅 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1件 1件 0件 1件 0件 1件 27件 26件 26件 22件 22件 24件 25件 0件 0件 0件 3件 4件 46件 44件 45件 46件 50件 47件 1件 1件 1件 1件 0件 1件 45件 47件 47件 44件 43件 44件 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 5件 3件 5件 1件 0件 2件 20件 25件 26件 30件 27件 27件 30件 312件 6件 2件 4件 1件 2件 0件 47件 50件 53件 57件 59件 61件 60件 618件 1件 0件 3件 0件 2件 1件 12件 43件 41件 44件 42件 48件 41件 529件 ※上段は申請受付件数、下段はケアプラン作成件数。 イ 認定調査実施件数 施設 4月 5月 6月 7月 8月 9月 あやめ居宅 54件 48件 57件 57件 58件 60件 笹幡居宅 72件 93件 87件 94件 82件 90件 原宿居宅 29件 34件 45件 25件 17件 30件 施設 10月 11月 12月 1月 2月 3月 計 あやめ居宅 64件 48件 51件 64件 70件 71件 702件 笹幡居宅 61件 64件 71件 72件 100件 102件 988件 原宿居宅 36件 21件 19件 28件 43件 48件 375件 75 ◆ 施設利用状況(平成28年3月31日現在) ア ケアステーション本町 4月 5月 6月 7月 8月 9月 多目的室登録団体数 0団体 1団体 1団体 0団体 0団体 多目的室 920人 955人 865人 819人 756人 1,078人 26人 49人 76人 0人 946人 1,004人 941人 819人 利用人数 足湯 合計 0人 0団体 0人 756人 1,078人 開館日 26日 26日 26日 27日 26日 26日 1日平均利用人数 36人 39人 36人 30人 29人 41人 10月 11月 12月 多目的室登録団体数 1団体 0団体 0団体 多目的室 982人 946人 237人 287人 利用人数 足湯 合計 1月 0団体 2月 計 0団体 3団体 998人 1,267人 855人 1,181人 11,622人 314人 254人 269人 0団体 3月 307人 1,819人 1,219人 1,233人 1,312人 1,536人 1,109人 1,488人 13,441人 開館日 27日 25日 24日 24日 25日 27日 309日 1日平均利用人数 45人 49人 55人 64人 44人 55人 43人 ※ 平成28年3月31日現在の登録団体数116団体 ※ イ 足湯の夏期休止期間7~9月 ケアステーション笹幡 4月 利用人数 介護者教室 5月 6月 7月 8月 9月 347人 321人 374人 280人 297人 266人 開館日 26日 26日 26日 27日 26日 26日 1日平均利用人数 13人 12人 14人 10人 11人 10人 ボランティ ア室 10月 11月 12月 利用人数 介護者教室 1月 2月 3月 計 342人 430人 289人 225人 403人 開館日 27日 25日 24日 24日 25日 27日 309日 1日平均利用人数 13人 17人 12人 9人 16人 11人 13人 ボランティ ア室 76 300人 3,874人 2 職員配置(平成28年3月31日現在) 施設 豊沢・新橋 富ヶ谷・上 原 あやめ 本町 笹幡 千駄ヶ谷・ 北参道 原宿 総合計 職種 課長 介護支援 保健師・ 施設管理 専門員 看護師 3人 1人 事務 正規職員 非正規職員 2人 正規職員 2人 非正規職員 1人 正規職員 1人 1人 3人 1人 1人 4人 3人 正規職員 2人 非正規職員 2人 正規職員 1人 非正規職員 1人 正規職員 3人 5人 1人 8人 2人 7人 1人 1人 3人 1人 4人 非正規職員 0人 正規職員 4人 非正規職員 1人 2人 6人 1人 正規職員 1人 3人 26人 8人 1人 39人 非正規職員 0人 3人 7人 0人 0人 10人 職員数は、地域包括支援センター及び居宅介護支援事業所の合計 ※ センター長が課長(介護支援専門員)である施設 あやめ センター長が介護支援専門員を兼務している施設 豊沢・新橋、富ヶ谷・上原、本町、笹幡、原宿 ※ センター長が看護師を兼務している施設 千駄ヶ谷・北参道 ※ 3 上記のほか短時間勤務臨時職員あり(事務) 勤務体制 職員は1か月ごとの勤務割表により、週平均40時間以内の勤務とする。 (1)地域包括支援センター及び居宅介護支援事業所職員 職種 介護支援 専門員 看護師 10人 1人 ※ ※ 4人 2人 2人 非正規職員 合計 勤務 平常 遅番A 遅番B 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 8:30 17:15 9:00 17:45 10:15 19:00 77 総合計 6人 4人 7人 10人 11人 4人 7人 49人 (2)地域包括支援センター管理係職員(本町・笹幡) 職種 事務 施設管理 勤務 早番 平常 遅番 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 8:00 16:45 8:30 17:15 10:15 19:00 ※ 早番及び遅番は笹幡のみ 4 職員研修 地域包括支援センター及び居宅介護支援事業所においては、介護支援専門員の資格に 関わる専門研修、認定調査員の研修等に参加している。高齢者を支援する上で必要な専 門的知識をより深めるため、認知症研修、高齢者虐待防止や在宅医療等の研修、権利擁 護に関する研修等に参加し、福祉・保健・医療の連携を図るため、自己研鑚に努めた。 78