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こちら - 東京和僑会
一般社団法人東京和僑会
第 5 回和僑国際交流会 in バンコク レポート
2013 年 5 月 15 日(水)~18 日(土)
・日
<開催概要>
時 : 2013年5月15日(火)~18日(土)
【5 月 15 日】 19:30~
タイ王国和僑会例会
【5 月 16 日】 9:00~ ジェトロ・バンコク
10:30~
11:30~
12:00~
14:00~
15:00~
16:00~
VOICE HOBBY CLUB(カルチャーセンター)
@EASE(タイマッサージ)
マイポーチ
AKKO ギャラリー
メイドリーミン
タイビジネスセミナー
【5 月 17 日】 16:00~ ABC++(レンタルオフィス見学)
・会
【5 月 18 日】 15:00~ クエッションアンサーMTG
場 : バンコク
・参加人数 : 8 名
一般社団法人東京和僑会
・主 催 : 一般社団法人東京和僑会
第5回和僑国際交流会 in バンコク
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■5 月 15 日(水)
19:30~ タイ王国和僑会例会参加。
会場はソイ 39 の日本料理屋寅治郎で行いました。東京和僑会 8 名、岡山和僑会 9 名、その他タイ王国和僑
会のメンバー約 30 名で総勢約 50 名の和僑が集まりました。会場は貸し切りさながらで日本で宴会をしていると
勘違いする程、日本的な空間と雰囲気でした。
◆店舗寅治郎にご用意頂いたウェルカムボード
◆会場の写真
会場はスクンビット通りからソイ39を入り、徒歩 15 分ほどに日本料理居酒屋 寅治郎があります。東京和僑会
の高橋さんからの乾杯の挨拶の後は、それぞれ参加者が名刺交換や情報交換などを行い、有意義な機会とな
りました。
◆タイ王国和僑会:辺田 剛士 氏
◆辺田氏の挨拶の様子
辺田氏からはタイ王国和僑会の活動状況などをお話頂きました。
参加者皆“和僑”であるがゆえにあちこちでコミュニケーションが活発に行われました。
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◆岡山和僑会:仁科 慎太郎 氏
◆名刺交換の様子
15 日の例会には、岡山和僑会から 9 名の参加者が集まりました。代表の仁科氏からは、岡山の中小企業の
海外展開を和僑会の繋がりの中で積極的にこのような機会を創っていきたいとのお話を頂きました。
◆寅治郎にて
◆名刺交換の様子
今回の国際交流会で最初に多くの方と交流する機会を組んだことが有意義な交流につながりました。参加さ
れた皆様も非常に有意義な時間となったとの事で、今後も海外和僑会を訪問の機会の際に、イベントと合わせ
て企画して参りたいと思います。
今回の会場となった店舗“寅治郎”では受付にウェルカムボードが用意されていました。気温 37 度の中、ようや
くたどり着いたお店でウェルカムボードがあったので疲れが吹き飛びました。
■5 月 16 日(木)
■9:00~ ジェトロ・バンコク
ジェトロ・バンコクではタイの経済環境の概要をお伺いしました。日本企業の進出サポートをしているディレクタ
ーの橋本氏よりタイの概況についてお話をして頂きました。ASEAN の経済概況、タイの一般情報、洪水被害の
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対応、投資状況などについてお聞きしました。
アジア各国のGDPを比較すると、マレーシア、中国に続き多くタイは一人当たりGDP3 位に位置しており 6000
ドルです。先進国の仲間入りの目安は 10,000 ドルと言われていますので、このままの上昇するとジェトロの資料
では 2019 年頃には 10,000 ドルを達成する見込みです。最近日本への観光旅行者も増加しているとの事で、所
得が増えて来ている証拠が表れてきています。
※現地ジェトロスタッフからの内容一部掲載:
「華僑・華人がビジネスをしている割合も多くなっていますが、華僑も長くタイに滞在することでタイ人化してき
ています。高等教育も比較的レベルが上がって生きている。メディカルツーリズムも盛んで、中国をはじめ世界
各国からタイへ医療を受けるために入国するケースがあります。ASEAN地域の日本人は、カンボジア、マレー
シアなどは現地語の問題や医療レベルの問題もあるため、病気の際はタイへ来る方が多いです。タイで仕事を
するにはワークパミットという労働許可書が必要となります。一人駐在員を置く場合は、タイ人を 4 人雇う必要が
あります。タイ商工会議所の会員数は 1460 社となっており、世界の商工会議所の中でもバンコクは上海に次い
で 2 番目に所属している企業数が多い都市です。雇用情勢も非常に良好となっており失業率1%を切る状況で、
人材を雇い入れるためには容易ではなくなってきています。最低賃金も上昇している。」
◆ジェトロ・バンコクにて
◆説明会の会場
◆ジェトロバンコク会議室からの眺め
◆ジェトロバンコク受付ロビーにて
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■10:30~ タイ王国和僑会会員企業-訪問企業① AKKO ギャラリー
スクンビット通りにあります、AKKOギャラリーを訪れました。
絵のパワー、絵の情熱を鈴木氏から伺い致しました。AKKOギャラリーは世界中の画家から展示販売してほし
いとの依頼が来ている有名なギャラリーとなっています。鈴木氏からは一つ一つの絵をご紹介いただきました。
日本の有名な版画家の棟方志功の弟子の作品など、希少な絵画が展示販売されています。
個性的な絵画も多く、見ていても飽きません。販売をしているのでバンコク訪問の記念に 1 枚の絵も良いかも
しれません。場所はスクンビット通り SOI49 と 51 付近にあります。
◆AKKO ギャラリー 外観
◆AKKO ギャラリーにて
■訪問企業② @EASE(タイマッサージ)、
タイ王国和僑会会員 上野氏の店舗です。
日本人が多いエリアでマッサージ店を展開しています。店内は綺麗で店舗に入った途端気持ちがほぐれる様な
雰囲気のマッサージ店です。2 時間で 250 バーツ(約 800 円)ほどでマッサージを受けれらます。
上野氏はマイポーチの他に、日本式カラオケ店、マッサージ店とプリン専門店の事業も行っています。
■訪問企業③ マイポーチ
同じく上野氏が経営している和洋中泰を取り入れた上品な味を提供する“マイポーチ”というレストランを見学致
しました。店内の内装は日本的な清潔感があり、建て付けもしっかりとした建築されている点は日本企業ならで
はの店舗づくりをしていると肌で感じることができました。
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◆タイ王国和僑会:上野氏店舗 マイポーチ
◆マイポーチ入口にて
■訪問企業④ VOICE HOBBY CLUB(カルチャーセンター)
バンコクにて日本人の駐在員向けのカルチャーセンターを経営されているのが、岡範子氏です。フルーツを花形
に造形するカ―ビングや、刺繍、料理教室、ベリーダンス教室などを運営しています。
※岡氏のお話を一部掲載:
「タイのNO.1の先生を集めカルチャー教室を運営しています。假屋崎省吾氏の教え子の方も芸術作品をここで
教えていたこともあります。1993 年 1 月に VOICE HPBBY クラブが設立されました。設立した時はバブルの影響
もあり、海外駐在から帰ると家が一軒建つ程景気が良かった時代ですが、今では時代が変わり駐在員も若手が
多くなり生活レベルも変わりました。昔のように余裕をもって海外生活を謳歌できる時代ではなくなりました。ここ
のクラブにきている人は、比較的お金に余裕がある方が通われています。」
◆タイ王国和僑会:ボイス・ホビー・クラブ
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■訪問企業⑤ メイドリーミン
東京・秋葉原にあるメイド喫茶の海外店舗です。2013 年 4 月にオープンしたばかりで、日本の小売り企業が多く
入居している専門店モールに出店されています。
このメイドリーミンが新規出店の際に 10 人の募集枠のところに、300 人の応募があったほど注目されています。
日本語もしっかりしていて、細かいサービスなどもあり日本のサブカルチャーが確実にアジア市場に浸透してい
ることを目の当たりにすることが出来ました。
◆タイ王国和僑会:めいどリ~ミン 上田氏
◆タイ王国和僑会:パーソネル・コンサルタント・マンパワー・タイランド社
■訪問企業⑥ 16:00~タイビジネスセミナーパーソネル・コンサルタント・マンパワー・タイランド社
この日の最後にはタイ王国和僑会を中心的に運営されている小田原氏の企業訪問を行いました。アソークとい
うスクンビット通りに面した大きなビルの3階に会社がありました。BTS直結の利便性の高い場所にオフィスがり
ます。小田原氏は人材紹介会社を経営しています。店内は明るく、広々としたオフィスになっており、日本企業が
主の取引先で多くのパンフレットが並べられていました。下のフロアにはギャラリーが併設されており、絵画の展
覧会や、カルチャースクール、タイ王国和僑会の早朝勉強会などに使用されていました。
◆タイ王国和僑会:パーソネル・コンサルタント・マンパワー・タイランド社にて
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■夕食
谷田貝氏お勧めのタイ料理屋にて食事を致しました。
◆タイ料理屋
■5 月 17 日(金)
※辺田 剛士 氏のアジアビジネスセンター(レンタルオフィス)訪問
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■5 月 18 日(土)
今回の国際交流会の企画で初めてクエッションアンサーMTGを行いました。これは、この数日の滞在の中で、
気づいたことや、ビジネスに際しての新たに生まれた質問事項をタイ王国和僑会の 3 名の方に同席頂き、質問
時間を設けさせていただきました。参加した東京和僑会会員の皆様からたくさんの質問があり、よりいっそうタイ
での学びを定着化させることが出来たと思います。今後もこのクエッションアンサーMTGは実施していきたいと
思います。
◆5/18 タイ王国和僑会早朝読書会
◆クエッション・アンサー(Q&A)MTG
◆Q&A MTG 谷田貝代表よりタイの実情に付いて伺う
当日は、小田原氏の会社のギャラリーにて実施致しました。車座になり互いの疑問点を理解しあいました。タイ
の和僑会メンバーとさらに情報交換を深めることにもなり、アンケート結果からも非常に有意義な時間となりまし
た。
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■食事会
今回の第 5 回和僑国際交流会最後の食事会の様子です。
香港和僑会の米山氏も同席されました。米山氏は東日本大震災後、大量に支援物資が香港に集まり、日本に
送る役割を中心的に担っていた方が米山氏でした。
さらなる和僑会の発展の為に、語り合った食事会となりました。
◆今回最後の食事会
◆香港和僑会の米山氏(右下の方)
■おわりに
第 5 回和僑国際交流会を成功裏に終えることが出来ました。今回のポイントは大きく 3 つありました。タイ王国
和僑会会員との交流、会員企業訪問、タイのビジネス概要の理解。お陰様ですべての目的を達成することがで
きました。これは一重にタイ王国和僑会の皆様の多大なるご支援・ご協力の賜物であります。お忙しい中、東京
から赴いた私たちを温かく歓迎していただき、丁寧な案内をしていただいた小田原様、谷田貝様をはじめとする
タイ王国和僑会の皆様方へ感謝申し上げます。
今回東京和僑会からは 8 名の方が参加されました。アンケートからも「予想以上の気づきを得た」「非常に有意
義な交流会だった」と多数のご好評をいただきました。
タイの皆様方から頂いた温かい気持ちを、11 月 22 日、23 日に行われる和僑世界大会 in バンコクへ繋げて参
りましょう!日本から一人でも多くバンコクを訪れ、成長過程にあるビジネス環境を感じて頂ければと思います。
また、今回は岡山和僑会の 9 名、香港和僑会の方も 1 名お会いする機会もありました。和僑会同士で横連携す
る機会も本交流会の意味するところでもあります。そのような点でも今回の第 5 回和僑国際交流会は非常に有
意義な時間となりました。
今後も東京和僑会では海外の和僑会と交流する機会を定期的に実施して参りますので、今回参加出来なか
った方も、次回以降是非ご参加頂き和僑の繋がりを築き上げて頂ければ幸いです。
今回お世話になりましたすべての方に御礼申し上げます。ありがとうございます。
(永野)
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