...

- 1 - とちぎ版文化プログラム策定等業務委託仕様書 本仕様書は、栃木県

by user

on
Category: Documents
16

views

Report

Comments

Transcript

- 1 - とちぎ版文化プログラム策定等業務委託仕様書 本仕様書は、栃木県
とちぎ版文化プログラム策定等業務委託仕様書
本仕様書は、栃木県(以下「甲」という。)が発注するとちぎ版文化プログラム策定等業
務を受託する者(以下「乙」という。)の業務について、必要な事項を定める。
1
委託業務名
とちぎ版文化プログラム策定等業務
2
委託業務の目的
東京オリンピック・パラリンピック大会を契機として、本県の魅力ある文化を国内外
に発信し、本県文化の振興や地域の活性化を図るため、県内における文化の現状把握・
分析を行うとともに、専門家のノウハウを取り入れ、栃木国体までを見据えた文化の振
興戦略となる「とちぎ版文化プログラム」を策定する。
3
委託期間
契約締結日から平成29年3月24日まで
4
委託料上限額
8,780,000円(消費税及び地方消費税含む)
5
委託業務内容
(1) 栃木県の文化を取り巻く環境等の概要整理
文化プログラムを検討する前提となる本県の文化を取り巻く環境や国・東京都の動
きについて、既存資料及び受託業者がもつ情報を活用し、分析と整理を行う。
〈調査項目〉
・
県内各地の主要な文化資源や文化的活動の現状と課題の整理
・
ロンドンオリンピックにおける実施プログラム、我が国における検討経緯や東京
都の動きなど文化プログラムに関する情報収集及び分析
・
文化施設や文化イベント等における外国人旅行者の受け入れ対応等に関する国、
東京都等の指針、関連調査の分析
(2) とちぎの特色ある文化資源と活用状況に関する調査
県内文化団体へのアンケートや関係者へのヒアリングを実施し、その結果を分析し、
文化プログラムの取り組みにおいて中心となる文化資源を掘り起こし、課題と強みの
整理を行う。
①
文化団体等のアンケート調査
・
県内の主な文化団体、文化イベントの実施主体等を対象とし、県と協議の上決
定する。(200団体程度)
- 1 -
・
各団体の活動状況や担い手に関すること、文化イベントへの関わりや外国人の
参加・交流状況など20問程度を想定。
②
関係者へのヒアリング調査
・
文化プログラムの担い手となる文化イベントの関係者や市町担当者などへヒア
リングを実施する。(15カ所程度)
(3) 外国人から見たとちぎの文化的魅力に関する調査
下記の調査を通じて、外国人から見た本県の文化的魅力の検証や、インバウンドに
つながる魅力づくりに向けた検討を行う。
①
外国人モニターによる現地視察
・
外国人モニターによる栃木県内の文化イベントや文化財、観光施設等の視察を
行い、訪日外国人(旅行者、短期滞在者)の関心やニーズに関する意見をとりま
とめる。
・
外国人モニターは、観光やまちづくり、日本文化などの仕事や研究に従事して
いる日本在住の外国人を想定。欧米圏、アジア圏、中東圏出身者各2名以上とし、
それぞれ別個に行動するものとする。
②
来県した外国人へのアンケート調査
・
調査項目は、来県の目的、来県のきっかけや情報源、訪問前の期待やとちぎの
魅力、サービスや受け入れに関する評価などについて15問程度を想定。
・
実際に来県している外国人に調査すること。計100人程度を想定。
(4) 会議(検討会議、推進協議会)の運営補助
会議資料の作成及び説明支援を行い、検討会議・推進協議会で出された意見の集約、
専門的観点からの助言などを行う。
[推進協議会]市町文化行政主管課長、関係団体等の長で構成。年3回を上限に開催
[検討会議]市町文化行政担当者、関係団体等の担当者で構成。年4回を上限に開催
①
検討会議・推進協議会における調査結果報告、プログラム検討の中間報告説明
②
会議発言要旨の作成
③
協議内容のとりまとめとプログラムへの反映
(5) プログラム(振興戦略と文化事業実行計画)の作成
上記の調査結果をふまえ、検討会議、推進協議会の意見を集約し、とりまとめを行
った上で、プログラムの策定を行う。
組織委員会が策定する「アクション&レガシープラン」や国の「文化力プロジェク
ト」、「beyond 2020 プログラム」の分析や整合性をふまえ、文化プログラムの方向
性及び方針を決める。
〈プログラムの内容〉
①
文化プログラムの意義・目的
- 2 -
②
栃木県の文化の現状、課題、強み
③
取組方針(骨子となる考え方)
・
とちぎの特色ある文化資源の活用
・
次代を担う人材の育成
・
国内外に向けた情報発信の強化
・
その他
④
オール栃木の機運の醸成方策と効果的PR手法
⑤
将来にわたるプログラム継続の方向性(レガシーの継承)
⑥
プログラムの実施により、地域活性化等、地元のメリットにつなげるための手法
⑦
事業計画
・
プログラム期間中における、各年度の文化事業の実行計画(各年度のテーマ、
実施プラン、スケジュールなど)
・
実施体制
(6) 文化シンポジウムの実施企画・運営業務
①
趣
旨
とちぎ版文化プログラムを推進していくためには、文化団体、芸術家、NPO、民
間企業等の参画が不可欠なことから、関係者の積極的な参画と結集を呼びかけ、本
県の文化の振興に向けて県民が一丸となる機運の醸成を図るためのシンポジウムを
開催する。
②
実施時期
平成28年12月頃(県と協議の上、日時決定)
③
会
場
栃木県総合文化センターサブホール若しくは宇都宮市内の同程度の会場
④
主な対象
県内文化行政関係者、文化団体、芸術家、NPO、民間企業、一般県民
⑤
内
容
基調講演、文化活動等の事例発表、パネルディスカッション等
6
年間計画等
・
平成28年4月市町文化行政担当者会議(※委託前)
・
推進協議会(年3回を上限に開催)
・
検討会議(年4回を上限に開催)
・
平成28年9月
中間報告(プログラム骨子案の提示)
・
平成28年末頃
文化シンポジウムの開催
・
平成29年1月
プログラム素案とりまとめ
・
平成29年3月
とちぎ版文化プログラム策定
- 3 -
7
実施計画書の提出
乙は、契約締結後遅滞なく、甲(実施担当課)と協議の上、委託業務の具体的な実施計
画を作成し、甲(同)に「業務実施計画書」(任意様式)として提出するものとする。
8
委託業務の実施担当課
〒320-8501
栃木県宇都宮市塙田1-1-20(栃木県庁本館7階南側)
栃木県県民生活部県民文化課文化振興担当
電
話
028-623-2152
ファックス
028-623-2121
電子メール
[email protected]
ホームページアドレス
9
酒井
http://www.pref.tochigi.lg.jp/a01/alltochigi.html
成果品の提出
(1) 成果物は製本および電子納品による。
(2) 製本による報告書は以下のとおりとする。
10
・
とちぎ版文化プログラム全体版:A4縦型・白黒印刷
・
とちぎ版文化プログラム概要版:A4縦型・カラー印刷
80頁程度・400部
8頁程度・1,000部
委託料の支払い
委託料の支払いは、受託者からの請求により委託契約金額の3割を限度として前金払
いとすることができ、残金は業務完了後の精算払いとする。
11
その他
(1) 業務の成果は、甲に帰属する。
(2) 乙は、委託業務を自ら実施するものとする、ただし、業務を効率的に行う上で必要
と思われる業務について、あらかじめ甲の承認を受けた上で、他者に委託することが
できるものとする。
(3) この仕様書に明記されていない事項または業務上疑義が生じた場合は、甲と乙との
協議により進めるものとする。
- 4 -
Fly UP