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食品開発編 - 栄養計算ソフト 献立作成ソフトの八笑堂

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食品開発編 - 栄養計算ソフト 献立作成ソフトの八笑堂
栄養価計算ソフト「ニュートリションライナー」Ver.1
―
食品開発編
操作手引書
―
はじめに
この冊子は栄養価計算ソフト「ニュートリションライナー」Ver.1 シリーズの食品開発編を
ご利用いただくための操作手引書です。
「ニュートリションライナー」Ver.1 食品開発編 では、冷凍食品や加工食品のグラムあた
りの栄養価算出や、お弁当やレストランなどのセットメニュー(組合わせメニュー)の栄
養価計算を行なうことができます。
ソフトのご利用に際して、本冊子を有効にご活用いただければ幸いです。
1
目次
1. ュートリションライナー Ver.1 食品開発編 の基本仕様 .............................................. 3
2. インストールとアンインストール(パソコンへのご導入と削除) ............................... 4
2.1. 体験版(試用版)のインストール .............................................................................. 4
2.2. ライセンスキーの登録................................................................................................. 6
2.3. アンインストール ........................................................................................................ 7
2.4. バージョンアップ ........................................................................................................ 7
3. ソフトの起動 ................................................................................................................... 8
4. 機能のご案内 ................................................................................................................... 9
4.1. 食品ライブラリ ........................................................................................................... 9
4.1.1. 食品作成 ................................................................................................................. 10
4.1.2. 栄養価の集計と出力(食品) ................................................................................ 13
4.1.3. 食品保存先フォルダの新規作成と削除 ................................................................. 15
4.1.4. フォルダ間の食品の移動とコピー ......................................................................... 16
4.2. セットメニューライブラリ ....................................................................................... 17
4.2.1. セットメニュー作成............................................................................................... 18
4.2.2. 栄養価の集計と出力(セットメニュー) .............................................................. 22
4.2.3. セットメニュー保存先フォルダの新規作成と削除 ............................................... 24
4.2.4. フォルダ間のセットメニューの移動とコピー ...................................................... 25
4.3. EXCEL などの表計算ソフトでの読込み .................................................................. 26
4.4. 材料データ ................................................................................................................. 27
4.4.1. 材料データの変更と追加 ....................................................................................... 27
4.4.2. 食品群間の材料の移動 ........................................................................................... 29
4.5. 外部インタフェース .................................................................................................. 30
4.5.1. データのインポート............................................................................................... 31
4.5.2. データのエクスポート ........................................................................................... 32
4.5.3. Ver.A データのインポート .................................................................................... 33
4.6. バックアップ ............................................................................................................. 34
4.6.1. バックアップデータの作成.................................................................................... 34
4.6.2. バックアップデータの読込み ................................................................................ 35
5. 計算対象の栄養素の設定............................................................................................... 36
6. ショートカットメニュー(右ボタンクリック)の操作 ............................................... 37
6.1. ショートカットメニューの機能 ................................................................................ 37
6.2. 複数のファイル指定(範囲指定) ............................................................................ 38
7. マウスコントロール(ドラッグ)の操作 ..................................................................... 39
7.1. ライブラリ内のファイルの複写(コピー) .............................................................. 39
7.2. ライブラリ間のファイルの複写(コピー) .............................................................. 40
さいごに ............................................................................................................................... 41
2
1. ニュートリションライナー Ver.1 食品開発編 の基本仕様
1)
動作環境
ニュートリションライナー Ver.1 食品開発編 は、下記の動作環境でご利用いただくこ
とができます。
表1 ご利用できる動作環境
ご利用できる動作環境
パソコンのOS
WindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows8
インストールに必要な空き領域
100MB 以上
必要なメモリサイズ
512MB 以上推奨(256MB でもご利用は可能)
帳票はすべて PDF※形式により出力されますので、
ご利用できるプリンタの機種に制限等はございませ
ん。
※ 本ソフトの帳票の表示、印刷は Adobe®Reaer®によって行います。
Adobe®Reaer®はアドビシステムズ社の米国および各国での商標、または登録商標です。
プリンタ
2)
食品データベース
栄養価計算の基となる食品データベースには、以下のデータを収載しています。
食品データベース: 日本食品標準成分表 2010(文部科学省資源調査分科会)
3)
取り扱うデータ
本ソフトが作成・管理するデータは以下の拡張子を使用します。
表2 「ニュートリションライナー」Ver.1 食品開発編の取扱いデータ
拡張子
バックアップファイル
NLB
食品データファイル
NLF
セットメニューデータファイル
NLS
3
2. インストールとアンインストール(パソコンへのご導入と削除)
2.1. 体験版(試用版)のインストール
1)
CD からのインストール
八笑堂からお送りした体験版(試用版)CD でインストールを行なう場合の手順は以下の
とおりです。
① PC に体験版(試用版)CD をセットし、CD の中の“setuop.exe”をダブルクリック
により起動します。
② 順次ご案内の画面が表示されます。途中でキャンセルする場合は“キャンセル”
ボタンをクリックします。
※左の画面がインストールの最
終画面です。すぐにニュートリ
ションライナーを起動しない場
合はチェックマークをはずしま
す。
4
2)
ダウンロードファイルからのインストール
八笑堂のホームページからダウンロードした体験版(試用版)ファイルでインストール
を行なう場合の手順は以下のとおりです。
① ダウンロードファイルを解凍します。ダウンロードファイルは ZIP 形式で圧縮され
ています。ZIP 形式対応の解凍プログラムで解凍してください。
② 解凍したフォルダの中の“setup.exe”①をダブルクリックで起動してください。
①
③ 以降は“1) CD からのインストール”と同様です。
5
2.2. ライセンスキーの登録
ライセンスキーを登録することで機能の制限はすべて解除されます。なお、ライセン
スキーの取得方法については弊社ホームページをご覧いただくか、直接弊社宛にお問合
せください。
ライセンスキー登録の手順は以下のとおりです。
① ご購入ガイドの画面から“ライセンスキー入力”画面を表示します。
② “ライセンスキー入力”画面でライセンスキーを入力します。お客様のライセンス
キーは八笑堂からお送りしました“ソフトウェアライセンスキーご案内書”に記
載されています。
6
2.3. アンインストール
アンインストール(PC から本ソフトを削除)する場合は、デスクトップ画面から“ス
タート”
、
“すべてのプログラム”
、
“Nutrition Liner 食品開発編”
、“アンインストール”
を順次クリックして実行するか、コントロールパネルの画面から“プログラムの追加と
削除”によって削除します。
2.4. バージョンアップ
本ソフトのバージョンは、当社ホームページのバージョン情報で常時ご覧いただくこ
とができます。本ソフトのバージョンが更新された際に、最新の機能をご利用いただく
場合は、改めて最新バージョンの体験版(試用版)ソフトをインストールしていただくこと
で、バージョンアップの手続きとなります。
インストール方法は本手引書の「2.1 体験版(試用版)のインストール」と同様
です。この際、インストーラは PC の中に既存のバージョンのソフトを見つけると、自動
的にアンインストールを行った後、最新バージョンのインストールを行います。
バージョンアップを行っても、ライセンスキーと蓄積されたデータは保護されますの
で、バージョンアップ後も変わらず本ソフトを最新の機能でご利用いただくことができ
ます。
7
3. ソフトの起動
本ソフトはインストールの際にデスクトップ上に起動アイコンを作成します。起動の
際はこの起動アイコンをダブルクリックするか、デスクトップ画面から“スタート”、
“す
べてのプログラム”
、
“Nutrition Liner 食品開発編”、さらに“Nutrition Liner 食品開発
編”を順次クリックして起動します。
起動アイコン
8
4. 機能のご案内
4.1. 食品ライブラリ
本ソフトでの食品とは、材料を組み合わせて栄養価計算を行なうための一つの集計単
位のことです。一般の料理のほか、惣菜や菓子類、加工食品、冷凍食品、清涼飲料など、
さまざまな食品を栄養集計の対象として活用することができます。
食品ライブラリとは、この食品を作成、編集、集計、保存しておく食品の集合体のこ
とです。
メインメニューから呼び出される食品ライブラリ画面はフォルダ表示域と食品表示域
で構成されています。フォルダ表示域でポイントしたフォルダに属する食品は、食品表
示域に一覧で表示されます。
食品はファイル名、エネルギー等、一覧表示のタイトル部分をクリックすることで、
それぞれの値に準じて昇順、降順の並び替え表示ができます。
食品表示域
フォルダ表示域
9
4.1.1. 食品作成
1)
保存先フォルダの指定と食品作成の開始
新たに食品を作成する作業は食品作成画面で行います。
食品作成画面を表示するには、作成する食品の保存先となるフォルダ①をあらかじめク
リックし、
“食品作成”ボタン②をクリックします。
②
③
①
既に保存されている食品を編集する場合は、食品表示域に表示されている当該の食品③
をダブルクリックします。
10
2)
食品作成(食品の編集)
本ソフトでの食品作成は、食品名、分量、基準量をそれぞれ入力し、材料とその分量
となる値を一品ずつ設定することで完了します。
①
a) 食品名
食品の名称として任意の文字列を入力します。
b) 分量
食品の各材料の正味量、または準備量に対応する食数を入力します。
c) 基準量
1食分あたりの総正味量に対する栄養価の基準量を入力します。食品を新規で作成す
る際は、基準量としてあらかじめ 100g が設定されています。
d) 食品番号
食品標準成分表の食品番号を入力します。なお、材料検索①機能を利用して設定する
こともできます。
e) 正味量・準備量
正味量、または準備量の何れかを入力します。一方の数値入力により他方の数値が自
動的に算出されて設定されます。
そして、正味量、分量、基準量の相互関係は以下のようになります。
1食あたりの総正味量 = 設定した全ての正味量 ÷ 分量
基準量あたりの各栄養価 = 基準量 ÷ 1食あたりの総正味量
×
食品標準成分値
11
3)
材料の表示順の入れ替え
編集中の食品は、表示されている材料の順序を変更することができます。
表示位置を移動したい材料①をクリックして、上下の移動ボタン②をクリックすること
で、一行ずつ表示されている行が入れ替わります。
②
①
12
4.1.2. 栄養価の集計と出力(食品)
材料の入力がひと通り終了して栄養価の集計を行なう場合は、目的に応じて“計算”
ボタン、または“印刷”ボタン①をクリックします。
①
1)
“計算”ボタン
群別集計表を出力します。設定した食品の栄養価をそれぞれ食品群ごとに集計した一
覧表で出力されます。
計算結果を EXCEL などの表計算ソフトで処理する場合は、
“クリップボードへコピー”
①
ボタン をクリックします。なお、EXCEL などの表計算ソフトへの読込みについては本
手引書の「4.3 EXCEL などの表計算ソフトでの読込み」をご覧ください。
①
13
2)
“印刷”ボタン
全栄養素を対象とした食品明細表と5大栄養素を対象とした食品明細表を出力します。
作成した食品の栄養価について材料ごとの明細と、材料の合計に対する基準量あたりの
値、そして合計値が一覧表で出力されます。
出力する明細表は“印刷”ボタン①をクリックして表示されるプルダウンメニュー②か
ら選びます。
①
②
②
そのほか“保存”ボタンをクリックすると、食品作成画面を表示する際に指定したフ
ォルダに、この画面で設定した食品のデータが保存されます。
14
4.1.3. 食品保存先フォルダの新規作成と削除
食品の保存先となるフォルダは階層構造となっており、どの階層にも自由に追加、削
除ができます。また、フォルダの名前もすべて自由に設定・変更ができます。
フォルダを新規に作成する場合は、上位となる(作成するフォルダを含むことになる)
フォルダ①をあらかじめクリックして、
“フォルダ作成”ボタン②をクリックします。そう
③
すると“新しいフォルダ” が作成されますので、名前を自由に変えてください。
既に登録済みフォルダの名前を変更する場合、またはフォルダを削除する場合は、対
象のフォルダ③をクリックして、画面右下のそれぞれの目的に合ったボタン④をクリック
します。
②
①
③
④
15
4.1.4. フォルダ間の食品の移動とコピー
作成済みの食品は、フォルダ間で移動またはコピーができます。
コピー元または移動元のフォルダでは、対象の食品①をクリックして、“コピー”ボタ
ン②、または“切り取り”ボタン②(移動)をクリックします。そしてコピー先または移
動先のフォルダを表示して、“貼り付け”ボタン③をクリックします。
②
①
③
16
4.2. セットメニューライブラリ
本ソフトでのセットメニューとは、食品を組み合わせて栄養価計算を行なうための一
つの集計単位のことです。ご飯と汁物、主菜、副菜などを組み合わせて一まとめにする
食堂などの定食や、複数のおかずを一まとめにするお弁当など、セットメニューとして
の活用はさまざまです。
セットメニューライブラリとは、このセットメニューを作成、編集、集計、保存して
おくセットメニューの集合体のことです。
メインメニューから呼び出されるセットメニューライブラリ画面はフォルダ表示域と
セットメニュー表示域で構成されています。フォルダ表示域でポイントしたフォルダに
属するセットメニューは、セットメニュー表示域に一覧で表示されます。
セットメニューはファイル名、更新日のタイトル部分をクリックすることで、それぞ
れの値に準じて昇順、降順の並び替え表示ができます。
セットメニュー表示域
フォルダ表示域
17
4.2.1. セットメニュー作成
1)
保存先フォルダの指定とセットメニュー作成の開始
新たにセットメニューを作成する作業はセットメニュー作成画面で行います。
セットメニュー作成画面を表示するには、作成するセットメニューの保存先となるフ
ォルダ①をあらかじめクリックし、“セットメニュー作成”ボタン②をクリックします。
②
②
①
③
既に保存されているセットメニューを編集する場合は、セットメニュー表示域に表示
されている当該のセットメニュー③をダブルクリックします。
18
2)
セットメニューを構成する食品の作成
定食などの主食と副食や、お弁当の中の一品ごとのおかずなどセットメニューを構成
する食品は、新規で食品作成するか、または食品ライブラリに登録済みの食品を呼び出
して設定します。
新規で食品作成する場合は“食品作成”ボタン①をクリックします。操作の詳細は本手
引書の「4.1.1 食品作成」をご覧ください。
既に食品ライブラリに登録済みの食品をセットメニューに設定する場合は、食品検索
画面から食品を選んで設定します。食品検索画面を表示するには“食品検索”ボタン②を
クリックします。
①
②
19
3)
食品の表示順の入れ替え
編集中のセットメニューは、表示されている食品の順序を変更することができます。
表示位置を移動したい食品①をクリックして、上下の移動ボタン②をクリックすること
で、一行ずつ表示されている行が入れ替わります。
②
①
20
4)
食品検索機能の操作
セットメニューに食品ライブラリの食品を設定するには、食品選択域の食品をダブル
クリック、またはクリック※1 した後“追加”ボタンをクリックすることで行います。
食品選択域に表示する食品は、食品ライブラリのフォルダごとの表示、または文字列
による抽出で絞込みます。
食品選択域
食品ライブラリのフォルダ
※1 ここでは、Shift キーを押しながらクリックする範囲指定も可能です。
21
4.2.2. 栄養価の集計と出力(セットメニュー)
セットメニューへの食品の設定がひと通り終了して栄養価の集計を行なう場合は、目
的に応じて“計算”ボタン、または“印刷”ボタン①をクリックします。
①
1) “計算”ボタン
群別集計表、糖尿病交換表、および腎臓病交換表を出力します。作成したセットメニ
ューの栄養価をそれぞれに集計した表が出力されます。
計算結果を EXCEL などの表計算ソフトで処理する場合は、
“クリップボードへコピー”
ボタン①をクリックします。なお、EXCEL などの表計算ソフトへの読込については本手
引書の「4.3 EXCEL などの表計算ソフトでの読込み」をご覧ください。
①
22
4)
“印刷”ボタン
全栄養素を対象としたセットメニュー明細表と5大栄養素を対象としたセットメニュ
ー明細表を出力します。作成したセットメニューの栄養価について食品ごとに分類した
材料ごとの明細と、食品ごとの合計値、さらにセットメニュー(全食品)の合計値が一
覧表で出力されます。
出力する明細表は“印刷”ボタン①をクリックして表示されるプルダウンメニュー②か
ら選びます。
①
②
23
4.2.3. セットメニュー保存先フォルダの新規作成と削除
セットメニューの保存先となるフォルダは階層構造となっており、どの階層にも自由
に追加、削除ができます。また、フォルダの名前もすべて自由に設定・変更ができます。
フォルダを新規に作成する場合は、上位となる(作成するフォルダを含むことになる)
フォルダ①をあらかじめクリックして、
“フォルダ作成”ボタン②をクリックします。そう
③
すると“新しいフォルダ” が作成されますので、名前を自由に変えてください。
既に登録済みフォルダの名前を変更する場合、またはフォルダを削除する場合は、対
象のフォルダ③をクリックして、画面右下のそれぞれの目的に合ったボタン④をクリック
します。
②
③
①
④
24
4.2.4. フォルダ間のセットメニューの移動とコピー
作成済みのセットメニューは、フォルダ間で移動またはコピーができます。
コピー元または移動元のフォルダでは、対象のセットメニュー①をクリックして、“コ
ピー”ボタン②、または“切り取り”ボタン②(移動)をクリックします。そしてコピー
先または移動先のフォルダを表示して、
“貼り付け”ボタン③をクリックします。
②
①
③
25
4.3. EXCEL などの表計算ソフトでの読込み
群別集計表、糖尿病交換表、腎臓病交換表はクリップボードを経由して、EXCEL など
の表計算ソフトで読み込むことができます。
本手引書の「4.1.2 栄養価の集計と出力(食品)
」および「4.2.2 栄養価
の集計と出力(セットメニュー)
」の“計算”ボタンの処理で、“クリップボードへコピ
ー”ボタン①をクリックした場合、計算結果はパソコンのメモリに記憶された状態になっ
ています。
EXCEL などの表計算ソフトを起動して、計算結果の貼り付け位置(通常は最も左上の
セル)②にカーソルを合わせてマウスの右ボタンクリック後、
“貼り付け”③をクリックし
てシートに計算結果を貼り付けます。
①
②
③
EXCEL の画面
EXCEL の画面
26
4.4. 材料データ
本ソフトは食品データとして日本食品標準成分表 2010 を収載しています。
収載のデータは必要に応じて変更、追加することができます。
4.4.1. 材料データの変更と追加
1)
登録済みの材料の選択または新規材料追加の開始
収載されている材料データの名称や、栄養素ごとの栄養価を変更する場合は、材料選
択域に表示されている当該の材料をダブルクリックするか、または当該の材料をクリッ
クした後“編集”ボタンをクリックすることで、材料編集画面を表示して行います。
材料選択域に表示する材料は、食品群ごとのフォルダを選んで表示するか、文字列に
よる抽出で絞り込みます。
業務用食品や加工食品など、新しい材料を追加登録する場合は“材料作成”ボタン①を
クリックして材料編集画面を表示します。
①
材料選択域
食品群ごとの
フォルダ
27
2)
材料データの編集
材料編集画面では、食品番号を除くそれぞれの項目に正確な値を設定します。本ソフ
トでは食品番号が材料データの基礎となるため、食品番号の変更はできません。
材料作成(材料追加)手続きにおいては食品番号を設定するに当たり、それぞれの食
品群の空き番号を使用するようにします。採用した食品番号が既に使用済みの番号の場
合、新たな材料としての登録はできません。
28
4.4.2. 食品群間の材料の移動
本ソフトに登録されている材料について、食品群間で移動することができます。
外部データを取り込んだ場合など、追加で登録されていた材料などは“その他”の食
品群に自動的に分類されている場合があります。そのような場合に効率良く本来の食品
群に移動させることができます。
移動する場合は、対象の材料①をクリック、または範囲指定※1 し、そのまま移動先の食
品群②にドラッグ※2 します。
①
②
※1 範囲指定: Shift キーを押しながらクリックします。
※2 ドラッグ: マウスの左ボタンをクリックしたまま、バックアップ読込み画面に
移動し、押したままだったボタンを解除します。
29
4.5. 外部インタフェース
本ソフトで管理するセットメニューと食品は、「ニュートリションライナー」Ver.1 シ
リーズの別のソフトとデスクトップや Windows 管理下のフォルダを介して、相互にコピ
ーするデータ連携を実践することができます。
エクスポート
食品開発編
(食品・セットメニュー)
インポート
本ソフト
(食品・セットメニュー)
デスクトップや
Windows 管理下
のフォルダなど
栄養分析編
(料理・セットメニュー)
エクスポート
施設給食編
(料理・セットメニュー)
インポート
表3 インポート・エクスポートの対象ファイル
拡張子
食品(料理)データ
NLS
セットメニューデータ
NLF
30
4.5.1. データのインポート
「ニュートリションライナー」Ver.1 シリーズの別のソフトで作成・管理している食品
(料理)やセットメニューは、デスクトップや Windows 管理下のフォルダを介して本ソ
フトのそれぞれのライブラリにインポート(コピー)することができます。
インポートは本ソフトの表示画面を縮小①して、パソコンの画面上に本ソフトの画面と
インポート対象のデータが保存されているフォルダ(デスクトップの場合は除きます。
)
を同時に表示し、インポート対象のデータ②を本ソフトのライブラリ③にドラッグ※1 しま
す。
※1 ドラッグ
Windows 管理下のフォルダ
読み込む食品(料理)データにポイ
ントを合わせ、マウスの左ボタンを
クリックしたまま、食品ライブラリ
に移動し、押したままだったボタン
を解除します。
②
①
③
31
4.5.2. データのエクスポート
本ソフトで作成・管理している食品(料理)やセットメニューは、デスクトップや
Windows 管理下のフォルダを介して「ニュートリションライナー」Ver.1 シリーズの別
のソフトのそれぞれのライブラリにインポート(コピー)することができます。
本ソフトからのエクスポートは、エクスポート対象のデータ①をポイントしてマウスの
右ボタンをクリックします。さらにプルダウンメニューの“エクスポート”②をクリック
して、次に表示されるフォルダの参照画面③でコピー先を決定します。
②
①
③
32
4.5.3. Ver.A データのインポート
本ソフトは、ニュートリションライナー Ver.A のバックアップデータを読み込むこと
ができます。
栄養価計算プログラム「BASIC-4 for Windows」をご利用のお客様は、弊社にてデー
タの変換手続きを行いますので、お気軽にお申込みください。
1) ニュートリションライナー Ver.A データの読込み
ニュートリションライナー Ver.A のバックアップデータの読込みは、本ソフトの表示
画面を縮小①して行います。
パソコンの画面上に本ソフトの画面とバックアップのデータが保存されているフォル
ダ(デスクトップの場合は除きます。)を同時に表示し、ニュートリションライナー Ver.A
のバックアップのデータ②を本ソフトの外部データの取り込み画面③にドラッグ※1 します。
※1 ドラッグ
Windows 管理下のフォルダ
読み込むニュートリションライナー
Ver.A のバックアップデータにポイ
ントを合わせ、マウスの左ボタンを
クリックしたまま、外部データの取
り込み画面に移動し、押したままだ
ったボタンを解除します。
②
①
③
33
4.6. バックアップ
食品データ、セットメニューデータなど、本ソフトに登録した情報が万一破損した場
合など、失う情報を最小限にとどめるため、データのバックアップを定期的に行なって
いただくことをお奨めします。
4.6.1. バックアップデータの作成
バックアップデータの作成は“開始”ボタン①をクリックすることで始まります。
バックアップ作成画面でのファイル名②には、任意の文字列を入力してください。
本ソフトのバックアップデータの拡張子は NLB となります。
①
②
34
4.6.2. バックアップデータの読込み
バックアップデータの読込みは、本ソフトの表示画面を縮小①して行います。
パソコンの画面上に本ソフトの画面とバックアップのデータが保存されているフォル
ダ(デスクトップの場合は除きます。)を同時に表示し、バックアップのデータ②を本ソ
フトのバックアップ読込み画面③にドラッグ※1 します。
※1 ドラッグ
Windows 管理下のフォルダ
読み込むバックアップデータにポイ
ントを合わせ、マウスの左ボタンを
クリックしたまま、バックアップ読
込み画面に移動し、押したままだっ
たボタンを解除します。
②
①
③
35
5. 計算対象の栄養素の設定
本ソフトでは、計算結果の出力対象とする栄養素を選択することができます。
本ソフト表示画面左上の“システム”タグをクリックして“設定”①をクリックすると、
計算対象となる栄養素の設定画面が表示されます。
セットメニュー明細表などを出力する際に、不要な栄養素を対象外とすることで、印
刷ページ数を抑えることができます。
①
36
6. ショートカットメニュー(右ボタンクリック)の操作
マウスの右ボタンをクリックすると下図のようなメニューが表示されます。メニュー
を消したい場合は、何もない場所で左ボタンをクリックすれば消えます。
右クリックして表示されるこのメニューはショートカットメニューと呼ばれ、その画
面でできる主な操作を簡単に表示してくれます。
ショートカットメニュー
6.1. ショートカットメニューの機能
本ソフトでは食品ライブラリ画面とセットメニュー画面の中で、フォルダまたはファ
イルをポイントして右ボタンをクリックした際に、このショートカットメニューが表示
されます。
ショートカットメニューは、表示の都度、操作できる機能のみが選択可能(黒字表示)
となっており、操作する項目(文字)にポイントしてマウスの左ボタンをクリックしま
す。
1)
開く
ポイントしている食品、またはセットメニューの作成画面を表示する際に使用します。
2) 切り取り
ポイントしている食品、またはセットメニューを別の場所に移動する際に使用します。
この“切り取り”はポイントしているファイルを記憶し、後に“貼り付け”を行うこ
とで、移動元となるファイルは削除されて移動先に反映されます。なお、移動先の型(食
品またはセットメニュー)は移動元の型と一致していなければなりません。
対象の食品、またはセットメニューは同時に複数指定することができます。詳細は本
手引書「6.2 複数ファイルの指定(範囲指定)
」をご覧ください。
3) コピー
ポイントしている食品、またはセットメニューを別の場所に複写(コピー)する際に
使用します。
この“コピー”はポイントしているファイルを記憶し、後に“貼り付け”を行うこと
で、複写元となるファイルはそのままに複写先に反映されます。なお、複写先の型(食
品またはセットメニュー)は複写元の型と一致していなければなりません。
対象の食品、またはセットメニューは同時に複数指定することができます。詳細は本
手引書「6.2 複数ファイルの指定(範囲指定)
」をご覧ください。
37
4)
削除
ポイントしている食品、またはセットメニューを削除する際に使用します。
5)
名前の変更
ポイントしている食品、またはセットメニューの名前を変更する際に使用します。
6.2. 複数のファイル指定(範囲指定)
食品、またはセットメニューを移動、または複写(コピー)する際に、複数のファイ
ルを同時に指定することができます。
複数ファイルの指定は Shift キーとマウスを操作することで行います。まず範囲の開始
位置を左クリックでポイント①し、範囲の終了位置では Shift キーを押しながら左クリッ
クでポイント②します。
①
②
38
7. マウスコントロール(ドラッグ)の操作
7.1. ライブラリ内のファイルの複写(コピー)
セットメニューと食品は、それぞれのライブラリの中でマウス操作により、自由にフ
ォルダ間の複写(コピー)ができます。
複写元の食品またはセットメニュー①をクリックして、複写先のフォルダ②にドラッグ※
1 します。
①
②
※1 ドラッグ: マウスの左ボタンをクリックしたまま、複写先のフォルダに移動し、
押したままだったボタンを解除します。
39
7.2. ライブラリ間のファイルの複写(コピー)
食品は、食品ライブラリとセットメニュー作成画面の間で、マウス操作により自由に
複写(コピー)ができます。
複写元の食品①をクリックして、セットメニュー作成画面②にドラッグ※1 します。
①
②
※1 ドラッグ: マウスの左ボタンをクリックしたまま、複写先のセットメニュー作
成画面に移動し、押したままだったボタンを解除します。
40
さいごに
弊社ではお客様に安心してソフトをご利用いただくため、お客様サポートを重視しており
ます。
お気づきの点などございましたら、お気軽にお申し付けください。
本書は予告無く変更、訂正することがございます。また、ご利用のバージョンにより画面
デザインが異なる場合があります。悪しからずご了承ください。
企画・制作
有限会社 八笑堂
石川県金沢市小坂町西 100 番地 3 〒920-0811
電話 076-251-8870
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平成 25 年 10 月 9 日版
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