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1 資料1 資料1
資料1 資料1 第73回「産学協力総合研究連絡会議」議事要録 1.日 時:平成26年2月3日(月) 13:30~17:00 2.場 所:弘済会館 4階 「萩」 3.出席者: (委 員)末松議長、平野議長代理、磯貝委員、井上委員、上村委員、岡野委員、杉井委員、 鈴木委員、田井委員、田中委員、辻村委員、土井委員、永田委員、二瓶委員、村野 委員 (事務局)安西理事長、浅島理事、渡邊理事、西川監事、京藤監事、宮嶌参与、佐久間研究事 業部長、吉野研究事業課長、野口産学協力係長、上田係員、渡邉係員、他関係職員 4.議 事 会議に先立ち ・ 独立行政法人日本学術振興会を代表して、安西理事長より挨拶があった。 ・ 事務局より渡邊理事及び西川監事の紹介があった。 (1) 前回議事要録の確認について 前回会議議事要録(案)については、内容を確認の上、訂正等があれば2月10日(月)まで に事務局へ連絡願うこととした。 (2) 産学協力研究委員会の設置継続について 申請のあった6件について説明者からの説明の後、質疑・審議を行い、6件すべての設置継続 を承認することとした。 なお、各委員会の設置継続にあたって、以下のとおり留意点を付し、委員会としての対応や考 えについて回答を求めることとした。 ① 建設材料第76委員会(昭和19年10月1日設置) 継続期間:平成26年4月1日~平成31年3月31日 説 明 者:宇治 公隆委員長(首都大学東京・教授) 委 員:湯浅 昇(日本大学・教授) 委 員:坂本 淳(大成建設(株)・チームリーダー) 留 意 点:○76委員会で扱っている技術の世界的な位置づけは、どのような数値をも ってベンチマーク評価をしているのか、お示し下さい。 ○今後の活動として、 「時代の変化、要望に応えられる建設材料の検討」など の曖昧な表現ではなく、具体的な活動内容をお示し下さい。 ○委員の高齢化が懸念される。他の委員会の定年制度を参考にされてはどう か。 ○副委員長は、運営の責任者の一人として産業界委員から選出して頂きたい。 ② 光エレクトロニクス第130委員会(昭和36年4月1日設置) 継続期間:平成26年4月1日~平成31年3月31日 説 明 者:黒川 隆志委員長(東京農工大学・名誉教授) 委 員:高良 秀彦(日本電信電話(株)・主任研究員) 委 員:西川 淳(国立天文台・助教) 1 留 意 点:○医療機器や電子顕微鏡の分野に力を入れている有名な会社があるので、企 業委員に取り込まれてはどうか。 ○どこに重点を置いて今後の活動を進めていくのか、方向性を明示して頂き たい。 ③ マイクロビームアナリシス第141委員会(昭和49年9月1日設置) 継続期間:平成26年9月1日~平成31年8月31日 説 明 者:齋藤 弥八委員長(名古屋大学・教授) 委 員:本間 芳和(東京理科大学・教授) 委 員:堂前 和彦((株)豊田中央研究所・室長) 留 意 点:○様々な企業とリンクさせて、テーマが広がるように活動して頂きたい。 ○材料開発におけるナノスケールでのキャラクタライゼーションについて、 企業からの要望を発掘し、それらに応えられるように活動して頂きたい。 ○運営内規に記載されている委員構成に近づけるべく、産業界委員を増やす 方策を検討して頂きたい。 ④ 石炭・炭素資源利用技術第148委員会(昭和59年4月1日設置) 継続期間:平成26年4月1日から平成31年3月31日 説 明 者:宝田 恭之次期委員長(群馬大学理工学研究院・教授) 委 員:徳下 善孝(電源開発(株)・副部長) 委 員:牧野 尚夫(電力中央研究所・首席研究員) 留 意 点:○バイオマス等の新たな分野にもテーマを広げつつ、石炭科学そのものにつ いての議論も活発に行って頂きたい。その際、炭素資源の観点から炭素材料 第117委員会とも連携を取りながら、今後の石炭の在り方について十分な 議論をして頂きたい。 ○准教授が少なく、助教もまったくいないので若手を委員に加えて頂きたい。 ⑤ 真空ナノエレクトロニクス第158委員会(平成6年4月1日設置) 継続期間:平成26年4月1日~平成31年3月31日 説 明 者:三村 秀典次期委員長(静岡大学 電子工学研究所・所長・教授) 委 員:高井 幹夫(大阪大学・名誉教授) 委 員:新垣 実(浜松ホトニクス(株)・理事) 留 意 点:○医療用の高感度撮像はニーズが増えており、海外企業でも日本に基盤を置 いて研究開発している企業もいるので、企業委員の幅を広げて頂きたい。 ○固体素子へのシフトや競合を念頭に、関連分野をテーマとしている光エレ クトロニクス第130委員会等と連携しながら活動して頂きたい。 ○設立時の企業と現在の企業は大幅に変わっており、ニーズが変化している ことを意識し、今後は必要に応じて方向転換も考えながら、活動を充実さ せて頂きたい。 ⑥ 次世代の太陽光発電システム第175委員会(平成16年4月1日設置) 継続期間:平成26年4月1日~平成31年3月31日 説 明 者:小長井 誠委員長(東京工業大学大学院理工学研究科・教授) 委 員:近藤 道雄((独)産業技術総合研究所・所長代理) 委 員:田中 誠(パナソニック(株)・参事) 2 留 意 点:○住宅用の資材メーカーなどの取り込みや、電池や電源などの他の分野と連 携しながら活動して頂きたい。 ○経済性及びカドミウム・テルルの安全性などを配慮しながら活動して頂き たい。 (3) 産学協力研究委員会の設置について 設置申請のあった1件について、設立発起人代表から、委員会の新規設置について説明の後、 質疑・審議を行った結果、設置を承認することとした。 電磁波励起反応場 設置期間:平成26年4月1日~平成31年3月31日 説 明 者:和田 雄二委員長候補(東京工業大学大学院理工学研究科・教授) 委 員:滝澤 博胤(東北大学・教授) 委 員:河野 巧(新日鉄住金化学㈱・グループリーダー) 留 意 点:○厳しい経済情勢の中であっても企業が抜けないよう、5年間で成果を出し、 活発に活動して頂きたい。 (4) 先導的研究開発委員会の活動状況(中間報告)について 平成24年10月に設置された2件の先導的研究開発委員会から、これまでの活動の進捗状況 の報告があった後、質疑を行った。 なお、各委員会の今後の活動にあたって、以下のとおり留意点を付すこととした。 ① 10 年後の多様なサービスを柔軟に構築できる ICT プラットフォームと産官学協働の在り方 説 明 者:今井 秀樹委員長(中央大学理工学部・教授) 委 員:神竹 孝至((株)東芝・首席技監) 留 意 点:○10年後に新しいサービス産業が誕生するようなプラットフォームを作っ て頂きたい。 ○イノベーションの方法そのものについても議論して頂きたい。 ② クライシスに強い社会・生活空間の創成 説 明 者:津田 俊隆副委員長(早稲田大学・教授) 委 員:山田 茂樹(国立情報学研究所・教授) 留 意 点:○「放射線の影響とクライシスコミュニケーション」 、 「原子力は未来技術た りえるか」に関する先導的研究開発委員会と連携しながら活動して頂きたい。 ○アメリカにとってのクライシスはテロであり、そのテロに対する方法論を 参考にしてはどうか。 (5) 平成26年度産学協力国際シンポジウム開催経費の一部援助について 予め各委員に評価いただいた結果に基づき審議した結果、申請5件のうち次の4件を採択する こととし、援助額については、議長一任とすることが承認された。 ○第17回非接触原子間力顕微鏡法国際会議(ナノプローブテクノロジー第167委員会) ○第11回国際ゲノム会議(ゲノムテクノロジー第164委員会) ○シリコン材料の科学と技術フォーラム2014(第7回)(結晶加工と評価技術第145委員会) ○フッ素化学国際会議2014東京(フッ素化学第155委員会) 3 (6) その他 ○文化財の保存等に関するカビ問題とその制御第184委員会について、活動終了が承認された。 ○次回会議は、平成26年8月下旬頃に開催することとした。 ○今回の会議に向けて、研究開発専門委員会のテーマ提案を募集したが、提案がなかった。次回総研 連に向けて、再び募集することとした。 以 上 4