...

Ⅱ.事業の概要 - 昭和音楽大学

by user

on
Category: Documents
38

views

Report

Comments

Transcript

Ⅱ.事業の概要 - 昭和音楽大学
Ⅱ.事業の概要
1. 教学関係 (昭和音楽大学・同短期大学部)
1) 海外研修
2) 招聘教授
3) 芸術特別研究
2. 演奏会関係
1) 演奏会
2) テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ活動報告
3) 生涯学習講座
3. 研究所関係
1)
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
オペラ研究所
バレエ研究所
舞台芸術政策研究所
歌曲研究所
アートマネジメント研究所
音楽療法研究所
音楽教育研究所
ピリオド音楽研究所
4.附属教室関係
1) 附属音楽・バレエ教室
2) 附属ピアノアートアカデミー
海 外 研 修
1.イタリア研修
◎平成27年度イタリア研修概要
(目的)日本で学んだヨーロッパの文化について、現地の社会と芸術に直接触れることに
より更に見識を深め、実技レッスンやアンサンブル等の授業を本学研修所で集中的に受講
することにより、学生各自の感性・芸術性等を向上することを目的とする。
(日 程)
平成27年度は、国際情勢の悪化により海外への渡航を全研修で中止とした。
「海外研修Ⅰ」のみ国内で代替研修を実施した。
【平成27年度実績】
○海外研修Ⅰ
◆長期A団(ピアノ)
平成28年1月31日~3月7日(国内代替)
◆長期B団(声楽)
平成28年2月 7日~3月5日(国内代替)
○海外研修Ⅱ
中止
◆ヨーロッパ実技
○海外研修Ⅳ
◆ヨーロッパ見学
開催せず(10 名未満)
2.英語研修
㈱ブリティッシュ・ヒルズが運営する福島県の研修施設において、アートマネジメントコ
ース及び舞台スタッフコース学生を対象とした「英語研修」を必修科目として実施。
【平成27年度実績】
○日程 平成28年2月24日~27日(参加者 41 名)
3.アートマネジメント・舞台スタッフ研修
平成27年度は国際情勢が悪化したことから中止とした。
4.バレエロンドン研修
平成27年度は国際情勢が悪化したことから中止とした。
5.ミュージカル実技研修
平成27年度は国際情勢が悪化したことから中止とした。
6.ニューヨーク見学研修
平成27年度は、
ニューヨークに加えボストンのバークリー音楽院の見学も計画したが、
国際情勢が悪化したことから中止とした。
イタリア研修所利用状況
利用者 (人)
期間
日数
H27(2015)
7月29日
H27(2015)
11月29日
利用目的
8
スキヤヴォン国際ピアノマスタークラス
1
スキャヴォンマラソン大会
本学 招聘 地域
本学
教職 講師 住民
学生
員
等
等
4
3
2
15
その他
他大学・高校
生利用7名
360
テロの影響で海外研修実績なし
計
※ 本学研修における、「地域住民等」は研修中
に開催する演奏会聴衆者を示す。
4
3
2
360
376
7
招 聘
教 授
○平成27年度 招聘教授実績
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
招聘教授名
田中 久子
ユージン・コーポロン
ジョン・オコーナー(客員教授)
P.L.グラーフ
担当
コレペティトゥア
指揮(ウインドシンフォニー)
ピアノ
フルート
招聘期間
4 月 12 日~4 月 25 日
5 月 24 日~6 月 1 日
5 月 31 日~6 月 14 日
8 月 17 日~8 月 19 日
8 月 27 日~9 月 1 日
マルコ・ガンディーニ(客員教授)
大学オペラ演出
8 月 26 日~10 月 12 日
ジョナサン・オースティン・アイアー
ダンス(ミュージカル)
8 月 30 日~9 月 6 日
マリエッラ・デヴィーア(特別客員教授) 声楽
11 月 4 日、6 日、7 日
アンジェロ・ミケーレ・エッリーコ
デヴィーア教授・ピアニスト 11 月 4 日、6 日、7 日
タイガー大越(客員教授)
トランペット
11 月 10 日
チャールズ・ナイディック
クラリネット
1 月 9 日~1 月 15 日
特別授業(公開講座等)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
ブラニミール・スローカー
ロベルト・サンティーニ
アマンダ・マッケロー
タンブッコ・パーカッション・アンサンブル
ブロニスワヴァ・カヴァラ
ウィーン=ベルリン・ブラスクインテット
ヴァンソン・ダヴィッド
トロンボーン
イタリア語
バレエ
打楽器
ピアノ
管楽器
サキソフォン
6 月 15 日
9 月 16 日、18 日
9 月 29 日
10 月 3 日
11 月 20 日
12 月 14
1 月 19 日
平成27年度 芸術特別研究演目一覧
日 時
名 称
会 場
分野 チケット
備考
区分 数予定
C
50
A
20
A
20
B
50
学外公演
A
10
B
50
学外公演
B
20
A
30
C
100
学外公演
D
50
学外公演
D
50
学外公演
D
50
C
50
学外公演
B
30
A
70
学外公演
A
10
C
50
D
230 教職流用不可
A
100
D
230 教職流用不可
4月18日(土)
4月19日(日)
4月25日(土) 4月25日(土)
4月25日(土)
4月26日(日)
4月26日(日)
5月1日(金)
5月2日(土)
5月3日(日・祝)
5月3日(日・祝)
5月4日(月・祝)
5月4日(月・祝)
5月5日(火・祝)
5月6日(水・振休)
5月16日(土)
5月19日(火)
5月26日(火)
5月31日(日)
6月2日(火)
14:00
14:00
11:00
14:00
15:00
14:00
18:30
18:30
15:00
14:00
13:00
13:00
14:00
14:00
14:00
15:00
18:20
6月6日(土)
14:30 歌舞伎(日本伝統音楽演習との乗入れ)
国立劇場
D
25
学外公演
教職流用不可
6月7日(日)
14:30 歌舞伎(日本伝統音楽演習との乗入れ)
国立劇場
D
25
学外公演
教職流用不可
ユリホール
C
A
A
C
B
B
B
C
C
B
B
C
A
B
C
A
A
C
B
C
A
A
A
C
B
A
A
A
B
B
B
B
50
100
10
50
50
50
50
50
50
100
100
50
30
50
50
100
30
50
30
50
100
30
20
50
50
20
50
100
50
50
50
100
6月9日(火)
6月13日(土)
6月13日(土)
6月16日(火)
9月12日(土)
9月13日(日)
9月27日(日)
9月29日(火)
10月8日(木)
10月10日(土)
10月11日(日)
10月13日(火)
10月15日(木)
10月18日(日)
10月22日(木)
10月25日(日)
10月27日(火)
11月5日(木)
11月7日(土)
11月10日(火)
11月21日(土)
11月24日(火)
11月28日(土)
11月予定
12月6日(日)
12月8日(火)
12月12日(土)
12月13日(日)
12月20日(日)
12月23日(水・祝)
12月23日(水・祝)
1月9日(土)
しんゆりフレッシュジャズ企画 細川千尋コンサート
ユリホール
アルテリッカ プレイベント 2015年同伶会新人演奏会
ユリホール
ジェラール・プーレ ヴィヴァルディ「春」
ユリホール
藤原歌劇団 「ラ・トラヴィアータ ~椿姫~」
ジーリオ
チョン・キョンファ ヴァイオリン・リサイタル
相模原市民会館
藤原歌劇団 「ラ・トラヴィアータ ~椿姫~」
ジーリオ
音楽劇「母さん」
アートセンター
篠崎史紀 後藤正孝 デュオコンサート
ユリホール
和太鼓 梵天コンサート2015 ~ジャズと邦楽~
ジーリオ
人間国宝の競演 友枝昭世と山本東次郎の至芸(狂言)
麻生市民館ホール
近未来名人寄席
新百合21ホール
近未来名人寄席
新百合21ホール
昭和音楽大学アートマネジメントコース企画公演
ユリホール
劇団民藝「海霧」
麻生市民館ホール
フィナーレ公演 東京交響楽団コンサート
ジーリオ
第1809回N響定期公演「マ・メール・ロワ 他」
NHKホール
学内演奏会①
ユリホール
雅楽(日本伝統音楽演習との乗入れ)
ユリホール
14:00 吹奏楽団昭和ウィンド・シンフォニー第16回定期演奏会
能(日本伝統音楽演習との乗入れ)
第17回作曲学科作品発表
14:00 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ特別演奏会
15:00 第1812回N響定期公演「ホルン協奏曲 他」
18:20 学内演奏会②
14:00
18:20
18:20
14:00
14:00
18:20
ユリホール
ジーリオ
NHKホール
ユリホール
しんゆりシアターミュージカル特別公演
アートセンター
しんゆりシアターミュージカル特別公演
アートセンター
スターダンサーズ・バレエ団「チューダー作品」
ジーリオ
教員研究発表①
ユリホール
教員研究発表②
ユリホール
大学オペラ公演2015「フィガロの結婚」
ジーリオ
大学オペラ公演2015「フィガロの結婚」
ジーリオ
学内演奏会③
ユリホール
第8回室内楽定期演奏会
ユリホール
14:00 短大バレエ特別公演
作曲学科作品・研究発表
14:00 第22回コンチェルト定期演奏会
第13回学長賞声楽コンクール本選
18:20 教員研究発表③
18:20
14:00
18:30
15:00
ジーリオ
ジーリオ
ユリホール
ジーリオ
ジーリオ
ユリホール
英語劇「ハムレット」
スタジオ・リリエ
学内演奏会④
ユリホール
管弦楽団第34回定期演奏会
ジーリオ
第13回電子オルガン定期演奏会
ユリホール
音大オーケストラ・フェスティバル(昭和×桐朋)
ミューザ川崎
モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・ジャパン・かわさき2015
ジーリオ
14:00 学部バレエ試演会・卒業公演
吹奏楽指導実習発表会
14:00 第40回メサイア
14:00 第40回メサイア
韓国オペラ「王子とクリスマス」
14:00 スターダンサーズ・バレエ団「くるみ割り人形」
14:00 スターダンサーズ・バレエ団「くるみ割り人形」
14:00 吹奏楽定期演奏会 ※追加公演
ジーリオ
ジーリオ
横浜みなとみらい
ジーリオ
ジーリオ
ジーリオ
ジーリオ
ジーリオ
学外公演
学外公演
学外公演
学外公演
学外公演
演奏会・講座・提携事業等
Ⅰ演奏会
(1)平成27年度実績
月日
曜日
名称
会場
4月6日
月
平成27年度 入学式奏楽・祝賀演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
5月19日
火
第1回学内演奏会
ユリホール
5月31日
日
吹奏楽団第16回昭和ウインド・シンフォニー定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
6月9日
火
第17回作曲学科作品発表
ユリホール
6月16日
火
第2回学内演奏会
ユリホール
7月5日
日
学部ミュージカルコース(3年)前期成果発表会
スタジオ・リリエ
7月15日
水
室内合奏団第5回定期演奏会
ユリホール
7月18日
土
学部ミュージカルコース(4年)前期成果発表会
スタジオ・リリエ
7/14~20
火~月
WASBE(世界吹奏楽大会)
アメリカ(サンノゼ)
8月5日
水
短大バレエコース(1,2年)前期試演会
スタジオ・リリエ
8月6日
木
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI2015
昭和音楽大学管弦楽団×テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
ミューザ川崎
シンフォニーホール
8月30日
日
Jazz Festival at Conservatory 2015
国立音楽大学
8月30日
日
ペーター = ルーカス・グラーフ フルート・リサイタル
ユリホール
8月31日
月
ペーター = ルーカス・グラーフ フルート公開レッスン
C103
9/4~10
金~木
日豪文化交流事業(ジャズ交流)
オーストラリア
9/8~10/11
-
文化庁 アートマネジメント人材育成事業
昭和音楽大学
9月12日
土
しんゆりシアターミュージカル特別公演2015
「ファンタスティックス」
川崎市アートセンター
9月13日
日
〃
川崎市アートセンター
9月19日
土
音楽大学ビッグバンド・ジャズフェスティバル
ウェスタ川越
9月29日
火
教員・研究員研究発表①
ユリホール
10月8日
木
〃 ②
ユリホール
10月10日
土
大学オペラ公演2015
「フィガロの結婚」(上海音楽学院との交流プロジェクト)
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月11日
日
〃
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月13日
火
第3回学内演奏会
ユリホール
10月18日
日
短大バレエ特別公演
「MANON」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月20日
火
第13回学長賞声楽コンクール 予選
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月23日
金
第4回アンサンブルコンクール
ユリホール
10月25日
日
第22回コンチェルト定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月27日
火
第13回学長賞声楽コンクール 本選
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
11月5日
木
教員・研究員研究発表③
ユリホール
日豪学生ジャズ交流 WAYJO日本来日プログラム
5日C101、6日TNswingJAZZ
11月5,6日
木・金
11月10日
火
第4回学内演奏会
ユリホール
11月21日
土
管弦楽団第34回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
11月23日
月・祝
かわさきジャズ・ビッグバンド・スペシャルセッション
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
11月24日
火
第13回電子オルガン定期演奏会
ユリホール
11月28日
土
第6回音楽大学オーケストラ・フェスティバル
昭和音楽大学、桐朋音楽大学
ミューザ川崎
シンフォニーホール
月日
曜日
名称
会場
12月4,5日
土
昭和音楽大学・上海音楽院交流プログラム「フィガロの結婚」上海公演
上海東方芸術中心(上海)
12月6日
日
学部バレエコース試演会・卒業公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月12日
土
第40回メサイア
横浜みなとみらいホール
12月13日
日
第40回メサイア
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月20日
日
韓国子ども合唱オペラ「王子とクリスマス」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
1月22日
日
学部ミュージカルコース(3年)後期成果発表会
スタジオ・リリエ
12月25日
金
短大バレエコース(1,2年)後期試演会
スタジオ・リリエ
1月9日
土
吹奏楽団第29回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月6日
土
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月14日
日
大学院修士課程修了オペラ公演「秘密の結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」
学部ミュージカルコース・舞台スタッフコース卒業公演
「SEUSSICAL」
2月17日
水
「韓日大学声楽交流コンサート」(ソウル公演)
ソウル市立大学ホール
2月21日
日
短大バレエコース卒業公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月27日
土
大学院室内楽コンサート
ユリホール
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
2月28日
日
学部・短大ジャズコース・ポピュラー音楽コース卒業ライブ
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月16日
水
文化庁委託 新進芸術家育成事業「オペラアリア・コンサート」
新国立劇場オペラパレス
3月18日
金
卒業演奏会
ユリホール
3月19日
土
〃
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月20日
日
卒業式奏楽
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月25日
金
第5回音楽大学フェスティバル・オーケストラ
ミューザ川崎シンフォニーホール
3月26日
土
第5回音楽大学フェスティバル・オーケストラ
東京芸術劇場
Ⅱ演奏会(テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ)
(Ⅰ)平成27年度実績
<本学主催>
月日
曜日
名称
会場
6月13日
土
特別演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
9月12日
土
第11回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月29日
火
第九演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月5日
土
第12回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
8月6日
木
フェスタ・サマーミューザKAWASAKI2015
昭和音楽大学管弦楽団×テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ
ミューザ川崎
シンフォニーホール
10月25日
日
昭和音楽大学第22回コンチェルト定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月20日
日
韓国子ども合唱オペラ「王子とクリスマス」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
3月16日
水
文化庁委託 新進芸術家育成事業「オペラアリア・コンサート」
新国立劇場 オペラパレス
<外部依頼公演>
月日
曜日
名称
会場
4月18日
土
フラ交響詩 アルテリッカ音楽祭プレイベント
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
4月25日
土
藤原歌劇団公演「椿姫」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
4月26日
日
藤原歌劇団公演「椿姫」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
4月29日
水
スターダンサーズ・バレエ団公演「ジゼル」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
5月4日
木
こどもコンサート
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
6月6日
土
混声合唱団M響演奏会
神奈川県立音楽堂
7月12日
日
若い芽を育てるピアノコンチェルト(スガナミ楽器)
町田市民ホール
8月21日
金
スターダンサーズ・バレエ団公演「シンデレラ」
日生劇場
8月22日
土
スターダンサーズ・バレエ団公演「シンデレラ」
日生劇場
8月23日
日
スターダンサーズ・バレエ団公演「シンデレラ」
日生劇場
8月29日
土
OPERA NOVELLA第6回公演「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」
ハーモニーホール座間・大ホール
8月30日
日
OPERA NOVELLA第6回公演「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」
ハーモニーホール座間・大ホール
9月26日
土
スターダンサーズ・バレエ団9月公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
9月27日
日
スターダンサーズ・バレエ団9月公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月6日
日
師走に響く第九の調べ 伊勢原第九コンサート
伊勢原市民会館
12月23日
水
スターダンサーズ・バレエ団公演「くるみ割り人形」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月25日
金
スターダンサーズ・バレエ団公演「くるみ割り人形」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
12月26日
土
スターダンサーズ・バレエ団公演「くるみ割り人形」
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
1月8日
金
スターダンサーズ・バレエ団公演「コッペリア」
東京文化会館
2月28日
日
THREE CONCERTOS(ジェラール・プーレ、菅野博文)
紀尾井ホール
Ⅲ.生涯学習講座・提携事業
(1)平成27年度実績
<本学主催>
月日
曜日
通年(隔週)
日
通年
土・日
名称
しょうわ ジュニア・オーケストラ
※前期は、かわさきジュニア・オーケストラに参加・活動
会場
南校舎教室
ピアノ指導法講座
南校舎教室
5月~9月
月
日本歌曲を歌おう!Ⅶ
5/11・25、6/8・22、7/6・/13・27、8/17、8/31(月)、9/6(日)
北校舎教室
5月26日
火
特別授業一般公開 日本伝統音楽演習「雅楽」
ユリホール
6月2日
火
特別授業一般公開 日本伝統音楽演習「能」
ユリホール
7月19日
日
音楽療法講座Ⅰ
児童領域の音楽療法―ワークショップを中心に―
南校舎C511
8月9日
日
音大で学ぶ!音楽録音・編集講座
〔ProTooLsを使って〕
南校舎C411
レコーディングスタジオ
8月11日
火
しょうわ ジュニア・オーケストラ 夏休み体験教室
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
8月29日
土
音大で学ぶ!音楽・楽譜制作講座
〔Finaleを使って(初級)〕
南校舎C411
8月29日
土
短大バレエ特別公演プレ講座Ⅰ
20世紀から21世紀へ…バレエが輝き続ける理由に迫る!
南校舎C511
8月30日
日
音大で学ぶ!音楽・音響プログラミング講座
〔Max7を使って〕
南校舎C411
9月6日
日
短大バレエ特別公演プレ講座Ⅱ
「マノン・レスコー」」小説、オペラ、バレエ…その魅力とは?
南校舎C511
9月6日
日
大学オペラ公演プレ講座Ⅰ
2時間で学ぶモーツァルト
南校舎C511
9月27日
日
大学オペラ公演プレ講座Ⅱ
「フィガロの結婚」の楽しみ方&ハイライトコンサート
南校舎C511
10月4日
日
短大バレエ特別公演プレ講座Ⅲ
振付家が語る!!「MANON」公演の楽しみ方
南校舎C511
10月4日
日
大学オペラ公演プレ講座Ⅲ
本番直前!「フィガロの結婚」制作現場より
南校舎C511
10月~3月
月
日本歌曲を歌おう!Ⅷ
10/5・26、11/16・30、12/7・21、1/18,2/8・22(月)、2/27(土)
北校舎教室
10月9日
金
大学オペラ公演 ゲネプロ見学会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
10月15日
木
大学バレエ特別公演 稽古見学
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
11月8日
日
音楽療法講座Ⅱ
精神科領域の音楽療法
南校舎C511
11月15日
日
音大で学ぶ!音楽・音響プログラミング講座
〔Max7を使って(中・上級/初級)〕
南校舎C411、C418
11月15日
日
偉大な詩人 ガブリエール・ダンヌンツィオとその声楽作品
ユリホール
11月29日
日
教養講座 誰でも楽しめる!洋楽ポップス&ロック講座 第1回
アメリカ編/ブラック・ミュージックとプレスリーとポップス工房
南校舎C511
12月6日
日
教養講座 誰でも楽しめる!洋楽ポップス&ロック講座 第2回
イギリス編/ビートルズと英国ロックの政界侵攻
南校舎C512
2月7日
日
音楽療法講座Ⅲ
中高年の音楽療法―声と身体を使って―
南校舎C511
3月12日
土
教養講座
ジャポニスムの美術と音楽~ドビュッシー、ラヴェル、サティ~
南校舎C511
3月21日
月・振
しょうわ ジュニア・オーケストラ 第11回定期演奏会
テアトロ・ジーリオ・ショウワ 南校舎C411
南校舎C411
3月26日
土
音大で学ぶ!音楽・楽譜制作講座
〔Finaleを使って(初級)〕
3月27日
日
音大で学ぶ!音楽・音響プログラミング講座
〔Max7を使って(中・上級/初級)〕
<共催>
月日
曜日
名称
会場
公益財団法人 日本オペラ振興会
4月7日
火
ヴットリオ・グリゴーロ 声楽公開レッスン
テアトロ・ジーリオ・ショウワ
株式会社 プレルーディオ
通年
月・木
オペラ歌手と童謡を歌う会(全12回)
4/20、5/18、6/18、7/16、8/17、9/17、10/19、11/26、12/17、1/21、2/22、3/24
ユリホール
5月30日
土
SHOWAミュージック・カフェ2015①
「ピアノトリオ&声楽」
ユリホール
6月7日
日
~あなたも名演奏家~
おとなのコンサート Vol.11
ユリホール
7月4日
土
コンサート&ディナー ~至福のひと時~
上野真理(ヴァイオリン)&久保田葉子(ピアノ)
ユリホール
7月12日
日
SHOWAミュージック・カフェ2015②
「電子オルガン・ピアノ・ドラム&ミュージカル」
ユリホール
9月26日
土
~あなたも名演奏家~
おとなのコンサート Vol.12
ユリホール
12月19日
土
SHOWAミュージック・カフェ2015③
「打楽器&サックス」
ユリホール
2月20日
土
SHOWAミュージック・カフェ2015④
「オーディション選出者によるコンサート Incipit」
ユリホール
3月6日
日
~あなたも名演奏家~
おとなのコンサート Vol.13
ユリホール
<提携事業>
新冠町提携事業(新冠町/北海道)
1.音楽団体演奏クリニック 2.パートナーシップ・コンサート&アウトリーチ・コンサート
3.「ハバネロ・サックス」ミニコンサート
かわさき ジュニア・オーケストラ(公益財団法人 川崎市文化財団)
《オペラ研究所》
○オペラ研究所の事業
昭和音楽大学オペラ研究所は、昭和音楽大学の建学の精神に基づき、総合芸術たるオペラ
およびその関連領域について研究することを目的とする。
●平成 27 年度活動内容
1.
「オペラ資料のアーカイヴ化を通じた情報センター機能の構築」
文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の補助(平成 24~28 年度予定)を受け、
オペラ情報センター機能の構築を目指して、オペラ情報・資料のアーカイヴ化およびデータ
のアーカイヴ・システムの開発を進めた。
【プロジェクト研究員(五十音順、敬称略)
】
石田 麻子
昭和音楽大学 教授
大仁田 雅彦
昭和音楽大学 教授
小畑 恒夫
昭和音楽大学 教授
岸田 生郎
昭和音楽大学 教授
酒井 健太郎
昭和音楽大学 専任講師
下八川 共祐
公益財団法人日本オペラ振興会 常務理事
杉 理一
ニュー・オペラ・プロダクション 代表(元 NHK プロデューサー)
鈴木 とも恵
昭和音楽大学 准教授
富永 直人
公益財団法人日本オペラ振興会オペラ歌手育成部 講師、イタリア語通訳・
翻訳
中山 欽吾
公益財団法人東京二期会 理事長、大分県立芸術文化短期大学 学長
仁科 岡彦
公益財団法人日本オペラ振興会事業部 部長
根木 昭
昭和音楽大学 教授、オペラ研究所 所長
溝上 智恵子
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 教授
山口 毅
公益財団法人東京二期会 事務局長、企画制作部 部長、マーケティング部
部長
1) オペラ関連資料のアーカイヴ化、及びシステムの開発
当初の計画に基づき平成 26 年度に仮公開したアーカイヴ・システム『オペラ情報
センター』へのフィードバックをもとに、システムの再構築(リファクタリング)を
おこなった。
2) データベースへの入力
昨年度に引き続き、
『オペラ情報センター』へのデータ入力を行った。過去に刊行し
てきた『日本のオペラ年鑑』に掲載された公演一覧より 10,000 件分の入力が終了した
ほか、主要団体の公演においては詳細情報の充実につとめた。
3)韓国での情報収集
期日:平成 27 年 4 月 22 日(水)~25 日(土)3 泊 4 日
出張者:
・石田麻子(教授/オペラ研究所研究員)
・下八川共祐(公益財団法人日本オペラ振興会常務理事/当プロジェクト研究員)
目的:韓国におけるオペラ事情に関する情報収集
視察先:“世宗カメラータ”によるリーディングコンサートほか
4)特別講演会『新しい韓国オペラの胎動―“世宗カメラータ”の試み』の開催
期日:平成 27 年 6 月 7 日(日)
会場:昭和音楽大学北校舎 5 階 ラ・サーラ・スカラ
作曲家でソウル市オペラ団団長の李建鏞(イ・ゴニョン)氏を講師に迎え、ソウル
市オペラ団が 2012 年から行っている“世宗カメラータ”と名付けられたオペラ創作の
手法について、特別講演会を行った。
5)資料の電子化
寄贈された資料のうち、劣化の度合いの激しいオープンリールテープ 22 本を電子化
した(業者委託)
。
2.日本国内におけるオペラ団体の活動実態調査と資料収集
音楽評論家の関根礼子氏を中心に、日本国内におけるオペラ団体の活動実態調査と資料収
集を継続しておこなった。蓄積した情報は、『日本のオペラ年鑑』編纂に活かされるほか、
オペラ関係者の要望に応じて提供される。
3.
『日本のオペラ年鑑 2014』の編纂・刊行
音楽評論家の関根礼子氏を編纂委員長とし、日本国内で行われたオペラ公演についての
記録と分析記事を掲載する『日本のオペラ年鑑 2014』を編纂・刊行した。本事業は平成 8
年度から継続的におこなわれているもので、本年度は文化庁委託事業「平成 27 年度次代の
文化を創造する新進芸術家育成事業」として本学が受託した。
【編纂委員(五十音順、敬称略)】
石田 麻子 昭和音楽大学教授、独立行政法人日本芸術文化振興会プログラムオフィサー
(音楽分野)
小畑 恒夫 昭和音楽大学 教授
小村 公次 音楽評論家
関根 礼子 音楽評論家、公益財団法人三菱 UFJ 信託芸術文化財団 理事(編纂委員長)
堀内 修 音楽評論家
山﨑 篤典 音楽・舞台プロデューサー
【編纂委員以外の関係者(掲載座談会参加、敬称略)】
中村 孝義 大阪音楽大学理事長
響 敏也
作家・音楽評論家
大田美佐子 神戸大学大学院准教授
4.新国立劇場との提携
本学が公益財団法人新国立劇場運営財団と交わした研究成果やデータの相互貸与に関す
る覚書にもとづき、当研究所が引き続きその窓口となった。
《バレエ研究所》
昭和音楽大学バレエ研究所は、国内唯一の大学附属バレエ研究機関として平成 18 年に設立
された。海外のバレエ教育に関する最新動向を調査するとともに、日本のバレエ文化の現状に
ついても調査研究し、わが国に適したバレエ教育方法を整備・提案することを目的としている。
●平成 27 年度活動内容
1. 「バレエ情報センター機能の構築」
[平成 27~31 年度]
文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の補助を受け「バレエ情報センター機
能の構築」プロジェクトに着手した。国内随一のバレエアーカイヴを構築し、我が国にお
けるバレエ研究の拠点を形成することを目指し、5 カ年に渡る研究を開始した。
【プロジェクト研究員】
研究代表
小山 久美
バレエ研究所所長
研究員[学内]
(五十音順)
石田 麻子
オペラ研究所、昭和音楽大学 教授
岩部 純子
昭和音楽大学 特任専任講師/短期大学部 非常勤講師
尾崎 瑠衣
バレエ研究所 研究員、昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
小㞍 健太
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
根木 昭
昭和音楽大学大学院研究科 科長、昭和音楽大学 教授
研究員[学外]
(五十音順)
薄井 憲二
公益社団法人日本バレエ協会 会長
海野 敏
東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科 教授
大原 永子
新国立劇場 舞踊芸術監督
高野 明彦
国立情報学研究所、東京大学大学院情報理工学系研究科 教授
高橋 典夫
一般社団法人日本バレエ団連盟 理事長
松澤 慶信
日本女子体育大学体育学部運動科学科 教授
溝上 智恵子
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 教授
【プロジェクト研究員会議の開催】
■平成 27 年度 第 1 回研究員会議
期日:平成 27 年 10 月 13 日(火)
会場:昭和音楽大学北校舎 3 階 会議室
議題:平成 27 年度の事業計画について
1) バレエ研究所所蔵資料の確認・整理及び国内外のバレエ資料、アーカイヴの情報収集
本年度は、国内外のバレエ資料を取り巻く状況を調査し、バレエ研究所が所蔵するバレ
エ関係資料の内容・点数の洗い出しと見直しをおこない、アーカイヴ化する情報や資料の
検討をした。
2) デジタルアーカイヴのデータ基盤構築Ⅰ
アーカイヴ化のためのデータ基盤構築に着手した。すでにバレエ研究所でおこなったデ
ータベースを参考にしつつ、技術者と緊密な連携を図り、次年度から行う入力作業や本格
的なデジタルアーカイヴ作業に向けて適切なプログラムを検討し、構築を始めた。
3) 国内外バレエ環境に関する調査
来年度に本格的な実施を予定している国内におけるバレエ環境に関する調査の準備を
開始した。来年度調査する項目については、日本国内のバレエ教室数、生徒数、教師数、
バレエコンクール数、バレエ団の数に関する調査を実施する予定であり、本年度は、平成
23 年度にバレエ研究所が実施した『バレエ教育に関する全国調査』を参考に、調査スケ
ジュールやアンケート配布先の検討、関係資料等の情報収集をおこなった。
2. 日本バレエ団連盟からの再委託業務
一般社団法人バレエ団連盟より、同連盟が文化庁に申請し採択を受けた、文化庁平成 27
年度「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」における調査・研究業務の一部の再委
託を受け、報告書の編集・校正業務をおこなった。
3. バレエ情報総合データベース
平成 25 年度から公開しているバレエ情報総合データベースについては、本年度は、一
般社団法人日本バレエ団連盟から寄贈された資料の一部を受け入れ、入力作業と収録デー
タの修正作業をおこなった。
4. バレエダンサーの栄養に関する研究
「栄養学受講者を対象とする水中体重秤量法による体脂肪率測定」
本実験は、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「バレエ教育現場との連携に
よる日本におけるバレエ教育システムに関する研究」
[平成 20~24 年]の一環として、平
成 23、24 年度に教育方法研究開発グループが実施した実験を継続するもので、女性バレ
エダンサーの体組成の調査である。
実施日:平成 27 年 7 月 18 日(土)
実施場所:慶應義塾大学スポーツ医学研究センター(日吉キャンパス)
参加者数:19 名
5. International Symposium on Performance Science 2015 での研究発表
京都の龍谷大学で行われた ISPS(演奏科学国際シンポジウム)で研究発表をおこなった。
期日:平成 27 年 9 月 3 日(木)
場所:龍谷大学 大宮キャンパス(京都)
研究テーマ:
『Characteristic features of Japanese ballet education : A national survey
and comparison with the UK』
内容:バレエ研究所が平成 23 年に実施した『バレエ教育に関する全国調査』のデータ
をもとに、英国でのインタビュー及び統計データと比較分析するもの
発表者:小山久美、海野敏、尾崎瑠衣
【バレエ研究所研究員】
所長
小山 久美
昭和音楽大学短期大学部 教授
バレエ研究所アドヴァイザー(五十音順)
石井 清子
東京シティ・バレエ団 評議員
海野 敏
東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科
家
牧 阿佐美
新国立劇場バレエ研修所 所長
教授、舞踊評論
研究員(五十音順)
市瀬 陽子
聖徳大学音楽学部音楽総合学科 准教授、
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
岩部 純子
昭和音楽大学 特任専任講師/短期大学部 非常勤講師
尾崎 瑠衣
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
勝川 史憲
慶應義塾大学スポーツ医学研究センター 教授、
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
小㞍 健太
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
杉本 亮子
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
村山 久美子
昭和音楽大学・短期大学部 非常勤講師
【バレエ研究所研究員会議の開催】
■平成 27 年度 第 1 回研究員会議
期日:平成 27 年 5 月 27 日(水)
場所:昭和音楽大学北校舎 3 階 会議室
議題:平成 26 年度の活動報告と平成 27 年度の活動について
【バレエ研究所ミーティングの開催】
■平成 27 年度 第 1 回バレエ研究所ミーティング
期日:平成 27 年 5 月 12 日(火)
場所:昭和音楽大学北校舎 バレエ研究所
議題:研究員会議の開催と研究所規程の検討及び日本バレエ団連盟再委託業務の確認
■平成 27 年度 第 2 回バレエ研究所ミーティング
期日:平成 27 年 8 月 6 日(木)
場所:昭和音楽大学北校舎 バレエ研究所
議題:バレエ研究所データベースの今後についてと私立大学戦略的研究基盤形成支援事
業研究員会議の開催、規程見直し
《舞台芸術政策研究所》
昭和音楽大学舞台芸術政策研究所は、舞台芸術政策・マネジメントに関する調査・研究と提
案・発信を行うことを目的に、平成 25 年 1 月に設置。関係機関と密接な連携を図りながら、
専門的見地からの舞台芸術に関するデータの収集・分析と振興方策の提案を行い、わが国の舞
台芸術の発展に寄与する。
●平成 27 年度活動内容
平成 27 年度は、本研究所が一昨年度より参画している「川崎市スポーツ・文化複合施設整
備事業」をメイン事業として、専門的見地から、引き続きホール設計に関する各種の提案を行
うとともに、実施設計が終了した 6 月以降は、開館記念行事の企画や開館後のホール運営に関
する取り組みをはじめている。
また、アジア各国の舞台芸術関係者(劇場・音楽堂、アーティストマネジメント事務所、舞
台芸術研究機関等)が一堂に会し、音楽界の国際情勢に関する意見交換・情報交換をする場で
あるFACP(アジア文化芸術交流促進連盟)に参加し、各国の情報を収集した。さらに、従
来、オペラ研究所が担っていた『日本音楽芸術マネジメント学会』の事務局運営を、平成 27
年 4 月から舞台芸術政策研究所が行っている。
【研究員】
所長
根木 昭
昭和音楽大学大学院研究科長、教授
研究員 (五十音順)
赤木 舞
昭和音楽大学非常勤講師
石田 麻子
昭和音楽大学教授
伊勢谷宣仁
昭和音楽大学非常勤職員
大仁田雅彦
昭和音楽大学教授
岸田 生郎
昭和音楽大学教授
酒井健太郎
酒井 誠
佐藤 良子
干場 辰夫
吉原 潤
昭和音楽大学専任講師
昭和音楽大学アートセンター指定管理運営室ディレクター
昭和音楽大学助教
昭和音楽大学舞台芸術政策研究所研究員
昭和音楽大学専任講師
【川崎市事業への参画】
・事業名称:スポーツ・文化複合施設整備等事業(川崎市富士見地区)
・代表企業:鹿島建設株式会社
・参画内容:ホール設計及び運営時のアドバイス・提案等
【第 33 回FACP2015 韓国会議 in ソウルの参加】
期日:平成 27 年 8 月 19 日(木)~8 月 22 日(土)
会場:韓国ソウル「忠武アートホール」
参加者:萩原かおり(准教授)
、家安勝利(アートマネジメント研究所研究員)
【日本音楽芸術マネジマント学会】
① 第 7 回夏の研究会開催
期 日:平成 27 年 7 月 11 日(土)
会 場:東京藝術大学音楽学部
テーマ:第 4 次「文化芸術の振興に関する基本的な方針」の考え方と舞台芸術分野におけ
る課題
参加者:65 名
② 第 8 回秋の研究大会開催
期
日:平成 27 年 11 月 7 日(土)
会
場:昭和音楽大学南校舎
テーマ:指定管理者制度の 10 年(シンポジウムテーマ)
《歌曲研究所》
1.平成 27 年度活動実績
1)特別研究部会
「イギリス作曲家による歌曲」
日 時:平成 27 年 11 月 12 日(木)18:00-20:00
場
所:南校舎 C511 教室
講
師:ジュリアナ・チョンヘ・リー(特別講師)
演
奏:修士課程 2 年 3 名、酒井愛可伴奏講師
曲
目:H.Purcell「Music for a while」
、R.Quilter「Love’s Philosophy」
R.Vaughan Williams「The Vagabond」
内
容:ジュリアナ・チョンヘ・リー氏を特別講師とし、イギリス作曲家による歌曲
について公開レッスンの形で研究会を行った。
2)日本語唱法研究部会
「よみがえる名歌」
日
時:平成 28 年 2 月 18 日(木)18:00-20:00
場
所:南校舎 C511 教室
講
師:山崎裕視講師
演 奏:修士課程 1 年 4 名(内 1 名伴奏)
曲
目:小松耕輔「母」 、成田為三「望郷の歌」
「芒」「うらうらと」
本居長世「水辺月夜の歌」
、近衛秀麿「ふるさとの」
「ナアマの歌」
弘田龍太郎「かもめ」、藤井清水「祭物日に」
「港の時雨」
「庭の山椒の木」
内
容:忘れられ、埋もれていく、日本歌曲黎明期の優れた作品を取り上げ、研究会
を行った。
3)高校生のための歌曲コンクール
平成12年度から実行委員会形式で開催してきた本コンクールを、平成15年度よ
り昭和音楽大学の主催とし音楽教育研究所の研究課題として実施してきた。平成22
年度より歌曲研究所に移管し、継続して研究している。
①過去の参加者数
平成 12 年度(第 1 回)198 名
平成 13 年度(第 2 回)249 名
平成 14 年度(第 3 回)259 名
平成 15 年度(第 4 回)258 名
平成 16 年度(第 5 回)248 名
平成 17 年度(第 6 回)258 名
平成 18 年度(第 7 回)240 名
平成 19 年度(第 8 回)199 名
平成 20 年度(第 9 回)172 名
平成 21 年度(第 10 回)179 名
平成 22 年度(第 11 回)151 名
平成 23 年度(第 12 回)203 名
平成 24 年度(第 13 回)231 名
平成 25 年度(第 14 回)224 名
平成 26 年度(第 15 回)193 名
平成 27 年度(第 16 回)174 名
②平成 27 年度(第 16 回)実施概要
予
選(全国ブロック予選会/公開審査)
・日程:平成 27 年 5 月(9 日間)
・会 場:全国 8 会場
・参加者:174 名(女声 148 名、男声 26 名)
本
選(公開審査)
・日 時:平成 27 年 6 月 6 日(土)
・会 場:テアトロ・ジーリオ・ショウワ
・参加者:41 名(女声 32 名、男声 9 名)
表
彰 ・優秀賞:6 名
・奨励賞:14 名
《アートマネジメント研究所》
アートマネジメント研究所は、アートマネジメントに関する領域の研究および関連分野の
研究を目的としており、
「アートマネジメント研究部会」、「コミュニケーションセンター」
の 2 つの部門で活動している。
●平成 27 年度活動内容
【アートマネジメント研究部会】
アートマネジメント研究部会は、研究員それぞれが、自身の研究活動や共同研究をベ
ースに、時事的なテーマに基づいた研究発表・研究会を行っている。平成 27 年度は、
以下の研究活動および「音楽芸術運営研究 No.9」の発行を行った。
①研究会の実施
・平成 27 年 5 月 19 日(火)
「文化芸術の振興に関する第 4 次基本方針について」
・平成 27 年7月7日(火)
「本学所蔵の学園関係史料について」
・平成 27 年 9 月 29 日(火)
「音楽家クラウス・プリングスハイムの事績を明らかにす
る意義」
「高等教育機関における次世代型アート人材教育の試み」
・平成 27 年 10 月 29 日(木)「北海道教育大学岩見沢校の芸術・スポーツビジネス専攻
の実情」
・平成 27 年 12 月 22 日(火)「地域オペラに関する研究-藤沢市民オペラのケース・ス
タディを通して-」
・平成 28 年 2 月 8 日(月)
「我が国の芸術団体におけるファインドレイジングのあり方」
・平成 28 年 3 月 14 日(月)
「地方の公立文化施設の状況」
②「音楽芸術運営研究 No.9」の発行
研究員の研究活動報告や論文をまとめた「音楽芸術運営研究 No.9」を発行し、関係大
学、文化庁その他の関係機関へも配布した。
【コミュニケーションセンター】
昭和音楽大学コミュニケーションセンター(SCC)は、
「アーツ・イン・コミュニティ」
プログラムの運営とそれに伴う研究活動をおこなっている。
「アーツ・イン・コミュニティ」プログラムは、川崎市麻生区を中心に、学生によるア
ウトリーチ活動等の音楽芸術交流活動を通して、地域貢献と自身の成長を実現し、社会
性を持った音楽人の育成を行う取組みである。平成 18 年度文部科学省「現代的教育ニ
ーズ取組支援プログラム」(現代 GP)に選定され、平成 20 年度より正規授業としてカリ
キュラム化され(科目名「音楽活動研究①、②、③、I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ」)
、平成 23 年度よ
りキャリア関連科目としても位置付けられた。
SCC では、
「音楽活動研究」の授業の全般的な運営、派遣依頼受入れの可否の検討と依
頼元への連絡・交渉、学生の演奏・指導派遣のコーディネート、広報活動等を行った。
①「音楽活動研究」の授業運営
・音楽活動研究分科会と連動した「音楽活動研究」の授業の全般的運営
・音楽活動セミナーの企画
計 16 回(音楽活動研究①:7回、音楽活動研究②: 9 回)
・「音楽の贈り物」公演制作・実施(下記⑤に記載)
②演奏指導活動派遣
麻生区内小学校 3 校、多摩区内小学校 1 校、麻生区内中学校 1 校、福祉施設 2 施設、
川崎市教育委員会事業 1 事業(下記③に記載)、麻生区役所こども支援室事業 1 事業
(小学校 4 校・下記④に記載)、その他 1 件(合計 10 件、延べ 13 箇所)
活動数:演奏活動 14 回、教育指導活動 延べ 70 回
③川崎市教育委員会事業:1 事業
・「平成 27 年度ジュニア音楽リーダー育成事業」
日時:2015 年 8 月 30 日(日)、9 月 6 日(日)
場所:昭和音楽大学
教室等
④麻生区役所こども支援室との連携事業:1 事業
「小学生音楽交流コンサート」
日時・訪問先:①2015 年 9 月 25 日・柿生小学校(木管五重奏の演奏)
②2015 年 11 月 5 日・岡上小学校(打楽器アンサンブルの指導・演
奏)
③2015 年 12 月 10 日・虹ヶ丘小学校(金管五重奏の演奏)
④2016 年 2 月 12 日・西生田小学校(声楽アンサンブルの演奏・指
導)
⑤NPO 法人「しんゆり・芸術のまちづくり」等との地域連携事業:1 事業
・「奏でよう!光のアンサンブル~かさなる音色、つながる想い~」
(kirara@アートしんゆり関連イベント)
日時:2015 年 12 月 24 日(木)16:00-17:25
場所:新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキ
⑥「音楽の贈り物〜お菓子な音のつめあわせ〜」の実施
日時:2015 年 11 月 29 日(日)15:00-17:00
場所:昭和音楽大学 南校舎1階 C103 オーケストラスタジオ、他
⑦広報活動:専用ホームページ、ブログの運用、更新
⑧研究活動:平成 27 年度「日本の音楽系大学等における地域音楽活動の現状調査」実施(2015
年 10 月)と調査結果を踏まえた論文の投稿(投稿先:昭和音楽大学アートマネジメント
研究所紀要)
《音楽療法研究所》
音楽療法研究所は、平成 27 年度「高齢者の音楽療法」を大きなテーマに掲げ、8 月には松
井紀和客員教授による講演会を実施し、9 月には「高齢社会における音楽療法~健康長寿・
ウェルビーイングを目指して~」と題し、公開シンポジウムを実施した。この公開シンポジ
ウムは、平成 26 年度に実施した「高齢者入所施設音楽療法実施事業」に関する内容である。
なお、本事業は神奈川県から神奈川県理学療法士会への委託により、神奈川県理学療法士会
と本研究所が共同研究したものである
(http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/768206.pdf 参照)
。
研究所紀要として平成 23 年度から発行してきた「音楽療法研究」は平成 27 年度で第 5 号
となり、研究所員の研究成果や活動報告、研究会の内容等をまとめている。
音楽療法ディベロップメント事業では、本学学生及び卒業生へのキャリア支援、人材開発、
教材開発が本事業の主な目的と活動である。
研究員らによる研究活動は、平成 25 年度から継続している「アンジェルマン症候群児へ
の音楽療法」
、平成 26 年度から継続している「発達に遅れを示す子どもに対する楽器を利用
したコミュニケーション支援」を実施した。
●平成 27 年度活動内容
平成 27 年度は、以下の 1~6 にわたる事業を行った。
1.研究所主催研究会の開催
松井紀和客員教授を招聘し、外部音楽療法専門家および、音楽療法を学んでいる学生た
ちにも広く門戸を開いた公開講座を実施した。学外者に対しては有料(同伶会音楽療法部
会会員 500 円、他大学生・外部専門家 1,000 円)にて実施した。
・日時: 平成 27 年 8 月 9 日(日)10:30~12:00
・テーマ:
「高齢者の音楽療法」
・講師: 松井紀和博士(本学客員教授)
2.
「高齢者入所施設音楽療法実施事業」についての公開シンポジウム
平成 26 年度に実施した「高齢者入所施設音楽療法実施事業」に関する公開シンポジウ
ムを開催した。
・日時: 平成 27 年 9 月 23 日(祝水)14:00~16:00
・テーマ:
「高齢社会における音楽療法~健康長寿・ウェルビーイングを目指して」
・シンポジスト:深野広美(本学講師、本研究所研究員、日本音楽療法学会認定音楽療法士)
相川浩一(公益社団法人神奈川県理学療法士会理事、理学療法士)
村林信行(本学講師、本研究所研究員、日本音楽療法学会常任理事、
心療内科アーツクリニック大崎院長)
・司会: 羽石英里(本学教授、本研究所所長、日本音楽療法学会認定音楽療法士)
・共催: 同伶会音楽療法部会
3.音楽療法研究所紀要『音楽療法研究』の発行
平成 23 年度に第 1 号を発行し、平成 27 年度で発行 5 年目を迎えた。研究員、博士課
程院生らによる研究成果や活動報告の他、シンポジウムでご講演いただいた内容や研究
会の内容を記載している。平成 27 年度は、11 本の論文及び報告が投稿された。
その他、松井紀和客員教授の講演会の様子は、テープ起こし作業によって、まとめたも
のを記載した。
4.「音楽療法ディベロップメント」事業の開催
1)キャリア支援
学生にとって将来の音楽療法士の仕事に対する意識や意欲を向上させるために、音楽
療法コース学生・大学院生を対象にアンダンティーノの講師を務めている佐野真紀子
氏から平成 28 年 2 月 21 日(日)にアンダンティーノの音楽療法についての講演をし
て頂いた。
2)人材開発
アンダンティーノ講師養成研修として、同伶会音楽療法部会と協力し、同伶会音楽
療法部会会員を対象としたアンダンティーノ講師養成研修を行った。
平成 27 年 11 月 22 日(日)伊藤啓子准教授。
3)教材開発研究
音楽療法で使用している楽器の写真集を作成するため、写真のデータの整理を行った。
5.研究員らによる主な研究活動
1)アンジェルマン症候群児への音楽療法研究
対象児の集中の度合い、対人交流について音楽療法的働きかけを行う場面とそれ以外
の場面を設定し観察を行った。研究実施者:青木久美講師。
2)発達に遅れを示す子どもに対する楽器を利用したコミュニケーション支援
平成 25 年度 Andante 通室児の音楽療法場面のデータ分析および検討を行った。当時
録画した DVD から記録を起こすため、当時の音楽療法に関わりのある現アンダンティー
ノアルバイトの松本直子氏がデータ起こしを行った。研究実施者:田坂裕子講師、伊藤
啓子教授、白川ゆう子専任講師、補助:松本直子氏(アンダンティーノアルバイト)。
6.2 及び 5 に関する研究の学会発表
平成 27 年 9 月 12 日(土)、13 日(日)に開催された第 15 回日本音楽療法学会学術大
会(札幌)にて、「高齢者入所施設音楽療法研究」(ポスター発表)および「発達に遅れ
を示す子どもに対する楽器を利用したコミュニケーション支援」(シリーズとして 2 件、
口演発表)研究発表を実施した。
○2 に関するポスター発表「脳梗塞による歩行障害改善のための音楽療法~個別の歩行状
態に対応した音楽の使用~」○深野広美・三浦優佳、羽石英里・伊藤啓子・白川ゆう子
○5 に関する口演発表「前言語期にとどまる知的障害幼児への個別音楽療法(1)~コミュニ
ケーション支援としてのギャザリングドラム活動の考察~」○松本直子・田坂裕子・伊
藤啓子・白川ゆう子
○5 に関する口演発表「前言語期にとどまる知的障害幼児への個別音楽療法(2)~乳幼児と
養育者にみられるコミュニケーションの視点から検討したギャザリングドラム活動~」
◆田坂裕子・松本直子・伊藤啓子・白川ゆう子
《音楽教育研究所》
○「推薦音楽会」
平成7年度から、附属音楽・バレエ教室の4歳~高校3年生までのピアノ・声楽・
弦・管・打楽器等を専攻している生徒のうち、オーディションにて選出された生徒を
出演対象として「推薦音楽会」を開催している。平成17年度からは音楽教育研究所
の管轄とし、実力のある優秀な生徒の幼少期から中高生までの演奏力・技術力等の成
長について研究課題としている。
平成13年度~27年度の出演数は以下の通り。
( )はオーディション参加者数
平成13年度
31名(73名)
平成14年度
32名(87名)
平成15年度
32名(92名)
平成16年度
27名(97名)
平成17年度
26名(85名)
平成18年度
27名(85名)
平成19年度
28名(85名)
平成20年度
27名(97名)
平成21年度
28名(85名)
平成22年度
31名(81名)
平成23年度
25名(80名)
平成24年度
28名(90名)
平成25年度
28名(87名)
平成26年度
30名(64名)
平成27年度
36名(58名)
○「特別レッスン」
附属音楽・バレエ教室の生徒のうち、前年度の推薦音楽会出演者及び前年度の特別
レッスン受講者を対象に大学教員が定期的にレッスンを実施している。平成21年度
から、音楽・バレエ教室の進学コースに在籍している高校2年生以上で本学への進学
を希望している者のうち、主科実技担当講師が本学の兼務教員でない生徒については、
本人の希望により、無条件で特別レッスンを受講できることにしたため、受講者が増
加した。
なお、13年度から16年度までは附属音楽・バレエ教室にて実施してきたが、1
7年度からは音楽教育研究所の管轄とした。おもな研究内容は、レッスン内容・指導
法、受講している生徒の音楽的・テクニック的上達度となっており、その研究成果を
踏まえ、どのように学生に還元していくのかを検討している。
各年度の受講者数は以下の通り。
平成13年度
17名(ピアノのみ)
平成14年度
14名(ピアノのみ)
平成15年度
22名(ピアノ19名、ヴァイオリン2名、チェロ1名)
平成16年度
20名(ピアノ17名、ヴァイオリン2名、チェロ1名)
平成17年度
18名(ピアノ14名、ヴァイオリン3名、チェロ1名)
平成18年度
23名(ピアノ15名、ヴァイオリン6名、チェロ1名)
平成19年度
20名(ピアノ14名、ヴァイオリン6名)
平成20年度
24名(ピアノ18名、ヴァイオリン6名)
平成21年度
31名(ピアノ22名、ヴァイオリン7名、クラリネット1名、
ホルン2名、トロンボーン1名)
平成22年度
23名(ピアノ14名、ヴァイオリン8名、フルート1名)
平成23年度
21名(ピアノ13名、ヴァイオリン7名、フルート1名)
平成24年度
27名(ピアノ20名、ヴァイオリン5名、フルート2名)
平成25年度
26名(ピアノ17名、ヴァイオリン7名、フルート1名、ク
ラリネット1名)
平成26年度
26名(ピアノ20名、ヴァイオリン4名、オーボエ1名、
電子オルガン1名)
平成27年度
21名(ピアノ12名、ヴァイオリン6名、フルート1名、
オーボエ2名)
○「プラスワン講座」
附属音楽・バレエ教室で開催するピアノのグレード制度「ステップアップ」の審査
に付してミニ講座・ミニコンサートを実施している。平成13年度から16年度まで
「ステップアップ」と「プラスワン講座」は共に音楽教育研究所の管轄であったが、
「ステップアップ」は研究が終了したため、17年度からは音楽・バレエ教室の管轄
となり、以後「プラスワン講座」のみが音楽教育研究所の管轄となった。さまざまな
テーマを用いて音楽を幅広い年齢層のピアノ学習者に多角的に伝えることを研究課題
としている。
平成27年度の実施内容は下記のとおり。
5月17日(日)
新百合ヶ丘校「大きいものから小さいものまで!?
モーツァルトに愛された楽器、クラリネット」
6月13日(土)
中央林間校 「オペラってどんなもの?」
8月
1日(土)
多摩ニュータウン校「演奏に活かす!新しいソルフェージュ」
9月
5日(土)
小田原校
「サクソフォーンの魅力
~色々な形のサックス~」
10月 4日(日)
新百合ヶ丘校 「北国の情景
~生誕 150 年・シベリウスの音楽~」
11月14日(土)
本厚木校
12月19日(土)
藤沢校
「フルートの音色を楽しもう」
「デュオは楽しい!
~クラシックからクリスマスメロディまで~」
1月23日(土)
戸塚校
「色々なリズムを感じてみよう♪」
2月20日(土)
港北ニュータウン校 「ピアノの構造を覗いてみよう!」
3月21日(月・祝) 新百合ヶ丘校 「未定 ※声楽の予定」
○「音楽教育に関する研究活動」
音楽教育に関する研究活動を行い長期的で広い観点から検討し、大学で行っている
教育活動の向上に寄与している。
《ピリオド音楽研究所》
平成 27 年度実績
◆平成 27 年 5 月 23 日(土) 第 17 回公開講座 「音楽歴史の旅」
・レクチャーコンサート〈蓄音機で聴く 20 世紀前半の演奏〉
・内容:人はいつの頃から大切な言葉や音、そして音楽を残そうと思ったのか。19
世紀末に音を記録する装置が発明されて以来、音楽や様々な音がレコードやテ
ープ、さらには CD をはじめとしたデジタル技術により記録され続けている。
本講座では、旧い時代と現代の録音原理の違いなどの解説も随所に交えなが
ら、19 世紀末から 20 世紀前半の名演奏家たちの演奏を「当時の蓄音機」によ
り「生」で聴いた。また彼らの時代の演奏を味わうばかりでなく、現代の演奏
についても改めて考えた。
今回聴く歴史的録音の中には、ヴァイオリンの名手クーレンカンプが、彼が
愛奏していたストラディヴァリウスを用いて録音したと思われる貴重盤も含
まれる。このストラディヴァリウスは現在本学が所蔵しており、本講座ではこ
の楽器の生演奏も披露した。
解説:有田正広 梅田英喜
演奏:小林美恵(ヴァイオリン)
会場:南校舎 C102
入場者:95 名
◆平成 27 年 7 月 26 日(日)第 18 回公開講座
レクチャーコンサート
・テーマ:「エキゾティシズム 〜西洋が受けた, 東
洋の影響…」
・内容:どんな時代も人々は異文化に憧れを持ち、そして互いに影響を与え合う。
20 世紀初頭、パリ万博において西洋人が感じた東洋の魅力とは何か・・・
今回は音楽を通じて、東洋の文化に魅せられた西洋人の音楽を紹介した。
演奏とお話:有田正広
演奏:大学院音楽研究科音楽芸術表現専攻生
ヴァイオリン:甲斐涼太郎
長島陽子/クラリネット:有田奈緒・
宮本奈保/ファゴット:福田敦美/サクソフォーン:梅村吾子/
ピアノ:石渡洸貴 北野雄大 床島愛 守下菜緒 佐々木祐子※
(※助演 講師)
会場:南校舎 C103
入場者:95 名
《附属音楽・バレエ教室》
幼児(2歳)から中高年層まで幅広い年齢層を対象として音楽・バレエ教室を開設し
ている。
教室は平成 25 年 2 月に開校した仙台校を含めて新百合ヶ丘校(大学内)、小田原校、
港北ニュータウン校、多摩ニュータウン校、本厚木校、中央林間校、藤沢校、戸塚校の
9校で展開。約3,500名が在籍している。音楽の各分野では幼児音楽教育、ソルフ
ェージュ、選科(ピアノ、弦・管・打楽器、声楽、作曲)、大人の音楽レッスン(選科
と同科目)
、忙しい方のための音楽レッスン(選科と同科目)、ポピュラー音楽、グルー
プヴォーカル、ウェイクアップヴォーカル、ヴォーカルトレーニング、ジャズヴォーカ
ル、カンツォーネ、文化箏、二胡等のコース、並びに舞台芸術の分野ではバレエ、ミュ
ージカル、ジャズダンス、キッズダンス、朗読サロンコース、また教養講座としてイタ
リア語コースがあるなど、生涯教育の普及活動を通じて地域に貢献している。
《附属ピアノアートアカデミー》
ピアノアートアカデミーは、音楽家を志す人の技術や表現力の向上のみならず、各々の個
性がさらに輝き、ステージに活かされるための人間性を養うことにも重点を置き、真に魅力
あふれる音楽家の育成を目的として開設された。現在小学生から本学の卒業生まで、幅広い
年齢層の人たちが各地から通っており、在籍生は同じ目標を持つ人同士、和気あいあいとし
た雰囲気の中で交流を深め、お互いに刺激しあいながら日々学んでいる。
その成果として、これまでに多くの在籍者が数々の国内外のコンクール優勝、入賞を果た
している。2011 年のリスト生誕 200 年に行われたリスト国際ピアノコンクールで優勝した
後藤正孝、2013 年パデレフスキ国際ピアノコンクール第 3 位の加藤大樹を輩出し国内外か
らの注目を集めた。
2015 年度においても、第 3 回ハノイ国際ピアノコンクールにおいて中村優似が第 2 位、
第 10 回バリス・ドヴァリョーナス国際青少年 ピアノ&ヴァイオリンコンクール(リトアニ
ア)において黒木雪音がグランプリおよび EMCY 賞、PIANALE アカデミー賞、B.ドバリ
ョーナス作品最優秀演奏賞を受賞、第 20 回浜松国際ピアノアカデミーコンクールにおいて
古海行子が第 2 位、尾崎未空が第 3 位を受賞した。
在籍生は演奏活動として、ユリホール、紀尾井ホール、白寿ホール等でのリサイタル、NHK
交響楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、東京シティー・フィルハーモニック管弦楽団、
東京ニューシティー管弦楽団等との共演が挙げられる。このような活動に対して川崎市アゼ
リア輝賞、川崎市音楽特別賞、千葉県芸術文化新人賞、愛知県芸術文化選奨文化新人賞等を
受賞。
○附属ピアノアートアカデミーの活動
・ピアノアートアカデミーコンサート:日本を代表する音楽家をゲストに迎え、デュオ、室
内楽などを取り入れたコンサートを開いており、演奏会全体の流れを考えた選曲で総合的
な場での表現を経験する。
・プレビューアカデミー:毎年12月に小学校2年生~高校2年生を対象に開催。ピアノの個
人レッスンに加え、参加者全員で学ぶワークショップ、そして成果発表の場として学内のユ
リホールでのコンサートを実施。毎年全国各地から受講者、聴講者が来場する。
・ピアノ総合コース:月 1 回の特別レッスンを実施するコース。小学 2 年生~高校 3 年生を対
象に実技、ソルフェージュレッスン、アンサンブルのためのピアノレッスンのほか、成果発
表会なども開催。
・アルテリッカしんゆりにおけるコンサート:附属ピアノアートアカデミーの在籍者を中心に
地域の音楽ファンの方に向けたコンサートの企画運営を行っている。
・イタリア研修所におけるマスタークラス:7 月 6 日~13 日の間でイタリア研修所においてピ
アニストのためのマスタークラスを開催した。学内外から集まった受講生に個人レッスンとコ
ンサートの出演を行い充実した 1 週間であった。
Fly UP