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アントレプレナー支援資金規程 - 慶應義塾大学 研究連携推進本部

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アントレプレナー支援資金規程 - 慶應義塾大学 研究連携推進本部
アントレプレナー支援資金規程
平成15年10月28日制定
平成21年2月24日改正
平成23年2月17日改正
(設置)
第1条 慶應義塾(以下「義塾」という。)にアントレプレナー支援資金(以下「資金」という。)
を置く。
(目的)
第2条 資金は,義塾における学術的研究活動によって生み出された研究成果のうち,知的財産
権が確保されたものの社会的活用を促進し,我が国経済社会における新規事業の創出に資すると
共に義塾における学術的研究活動の活性化を図ることを目的とする。
(運営委員会)
第3条 ① 資金の運営のために,アントレプレナー支援資金運営委員会(以下「運営委員会」
という。)を置く。
② 運営委員会は,次の者をもって構成する。
1 研究担当常任理事
2 教育担当常任理事
3 財務担当常任理事
4 研究連携推進本部 本部長
5 研究支援センター本部事務長
6 塾監局経理部長
7 塾監局経理部資産運用担当課長
③ 委員長は,研究担当常任理事とする。
④ 運営委員会は,必要に応じて委員長が招集する。
⑤ 運営委員会は,次の事項を決定する。
1 起業計画の選定
2 設立されるベンチャー企業への支援形態
3 その他資金の目的達成に必要な事項
(支援要請)
第4条 ① 義塾の専任教職員および正規学生(在学生)は,ベンチャー企業設立に当たって,
次の各号の要件を満たす場合,その事業計画について研究連携推進本部に支援を要請することが
できる。
1 設立される企業が株式会社であること
2 義塾が権利者である知的財産権に基づく収益事業を主たる事業とする研究開発型企業であ
ること
3 前号の知的財産権は,義塾の専任教職員または正規学生(在学生)が研究活動によって
生み出した研究成果を基礎とし,この研究成果を生み出した者(以下「発明者」という。)
が企業の設立に際し,設立(創業)者の一員として応分の出資を行うこと
4 発明者は,設立される企業の株主であるだけでなく,少なくともその企業の研究または開発
に関与すること
② 支援の要請に当たっては,次の各号に定める書類を提出しなければならない。
1 定款(案)
2 会社設立登記の申請書(案)
3 事業計画書
4 支援資金申請書
5 知的財産権に関する説明書
(起業計画の推薦)
第5条 研究連携推進本部は,前条の事業計画を検討し,資金の対象となりうる起業計画を運営
委員会に推薦する。
(起業計画の選定)
第6条 運営委員会は,研究連携推進本部から推薦され,経済的価値の実現が十分見込まれる起
業計画のうちから,資金の対象とするものを選定する。
(支援金額)
第7条 前条により選定された起業計画1件当たりの出資金額は,100万円を上限とする。また,
設立時の発行株式総数に占める出資の割合は30%以下とし,筆頭株主の持ち分を超えることはで
きないものとする。
(営業報告)
第8条 資金の支援を受けた企業は,運営委員会に対して年1回以上営業状況等を報告しなけれ
ばならない。
(権利の処分)
第9条 資金で取得した株式および持分の処分については,運営委員会で決定する。
(管理)
第10条 資金の管理は,塾監局経理部が担当する。
(事務)
第11条 運営委員会の事務は,研究支援センター本部が担当する。
(規程の改廃)
第12条 この規程の改廃は,運営委員会の議を経て,塾長が決定する。
附 則
この規程は,平成15年11月1日から施行する。
附 則(平成21年2月24日)
この規程は,平成21年4月1日から施行する。
附 則(平成23年2月17日)
この規程は、平成 24 年4月1日から施行する。
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