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島田警察署協議会議事録
島田警察署協議会議事録 ○ 日 時 ○ 会 場 ○ 出席者 平成 29 年1月 25 日(水) 午後2時 30 分から午後4時 30 分 島田警察署講堂 委 員(10 人中9人出席) 会 長 暮 林 和 委 員 濵谷 友子、森下清子、河村 多喜雄、村岡真生 曽根 達裕、田代 保廣、米澤 國雄、村松竜二郎 警察署 署長 副署長 警務課長 会計課長 生活安全課長 刑事課長 地域課長 交通課長 警備課長 1 前期業務推進結果(平成 28 年9月~12 月) (1) 報告概要 ア 振り込め詐欺被害防止対策について ○ 金融機関に対し預手プランの普及と不審な取り扱いの通報を依頼 ○ 高齢者宅への訪問指導を集中的に実施 ○ コンビニ等に啓発文書を掲示し、客等に対する防犯指導の実施 イ 夕暮れ時の歩行者事故防止対策について ○ 地元FMラジオで「早めのライトオン」時報を開始 ○ 自治会や企業の講習会等において、交通安全教育や自発光式反射材の普 及促進 ○ 夕暮れ時間帯における歩行者妨害違反の取締りを強化 (2) 委員からの要望・意見(○~委員 ※~警察) ○ 島田駅周辺の自転車や歩行者の交通指導・取締りを実施してもらいマナーが 良くなり、かなり効果があったと思う。引き続き指導をお願いする。 ○ 島田署独自の活動である「FMしまだ」を活用した広報活動も良かったと思 う。是非続け欲しい。 2 平成 29 年年間業務重点及び次期業務重点(平成 29 年1月~4月)について (1) 諮問事項 ア 年間業務重点 ○ 関係機関、住民と連携した安心安全な地域の実現 ○ 高齢者の交通事故抑止対策の推進 イ 次期業務重点 1 点目 新年度に向けた非行防止対策の推進について 少年非行は年々減少傾向にあるが、インターネット環境の普及などによ り、少年が被疑者や被害者となるサイトへの誹謗中傷の書き込み、裸の写真 の送付などの新たな事案が全国的に増加傾向にある。これらの行為を防止す るため、進学、進級する時期に少年や保護者への指導を行い、防犯意識を醸 成し非行防止を図る。 2点目 高齢者及び新入学児童園児への交通安全教育の推進について 重要な課題である高齢者の交通事故を防止するためには、まず高齢者自 身が「自分の身は自分で守る」という意識を持つことが重要であり、そう した意識付けを行うための参加体験型の交通教育を推進する。また新入学 の子どもの交通事故を防止するため、通学路を通勤経路にする運転者に対 する指導取締りと子どもたちへの安全教育を推進する。 (2) 委員からの要望・意見(○~委員、※~警察) ○ 非行防止は警察の対策も重要だが、自治会・町内会等が音頭を取り健全な社 会環境を構築することが肝要と考える。非行のない社会を築くにはどのような 活動をすればよいのかを住民に投げ掛け、自分たちの住む地域の在り方を目指 すことが大事である。 ○ 昨今、近隣同士の人間関係が希薄となってきている。 「挨拶運動」 「お祭りへ の参加」等、コミュニティを醸成することも重要と考える。警察もそのような 社会を醸成するためのご努力を願いたい。 ○ 朝夕の子ども達の見守り強化。高齢者は朝も早いし時間もあるので活用して はどうか。また、子ども達の登下校の様子などをメモにして警察に提供する等 すれば子供達の変化に気付き細かな指導に役立つと思う。特に新学期は環境変 化に対応できず悩む子も多い時期でもあるので注意深く見守って行く必要が あると思う。 ※ ボランティアや学校側との情報交換を積極的に進めていきたい。 ○ 非行防止対策の中にいじめ防止対策も組み入れてもらいたい。今の子供たち は SNS やラインで言葉のいじめが横行しているようである。ラインなどの使い 方を指導してはどうか。 ※ 非行防止対策でも、インターネットやラインなどを使っての誹謗中傷につい て学校の生徒らに説明や指導をしている。今後はライン等の適切な使い方など についても指導していきたい。 ○ 暴走族がいたら徹底的に取締り、なくして欲しい。 ○ 荒れている学校があると聞く。 ※ スクールサポーターが学校を回って情報交換や必要な少年の継続補導をし ている。 ○ 市町行政や様々な団体が防犯活動をしている。同じ目標であるから連携して やって欲しい。 ○ 今後、高齢者の定義が 75 歳以上に変わるというが、警察も高齢者の中でも 事故発生の高い層に的を絞った教育や指導・取締りをしてはどうか。 ※ 効果的な対策を講じていきたい。 ○ 高齢者と新入学児童・園児を一同に集めた合同教室を開催する。児童・園児 の真摯な姿を人生の先輩である高齢者が接することで自覚と責任感が培われ ると考える。 ○ シルバーポリスなどボランティアを活用し登下校時において交通安全を呼 び掛け意識の高揚を図る。 ○ 高齢者の免許返納を促す教育をしているのか。免許の返納は家族の後押しが ないと決められない。家族の意識を変えるような指導教育をしてはどうか。 ※ 事故の実例をあげて、被害者が自分の家族だったら、子供・お孫さんだった らと危機感を持たせ返納を促している。今後も家族への助言などをしていきた い。 ○ 子どもは間違いと気付かずに無謀なマナー違反をすることがある。道路はも ちろんだが、駐車場での危険も見逃せない。その点を踏まえた教育が必要だと 思う。 ○ 自転車保険の義務化や高齢者対象の自転車安全大会は有効だと思う。 ○ 無灯火での自転車事故の割合が高いと聞いた。車も自転車も歩行者も自分の 存在を認識させる努力を徹底していかなければならない。 (3) その他、委員からの意見・要望等 ○ 道路交通法が改正され、高齢者が違反した場合に認知症検査や臨時高齢者講 習が制度化されるとのことであるが、高齢者の交通事故抑止に効果があると思 う。認知症などの高齢者が大きな事故を起こす前に是非とも強力に進めていた だきたい。 ○ 警察と行政の連携も必要だが自分の身は自分で守るという意識も必要で、防 犯活動も自治会や住民が率先して対応することが大切だと思う。 (4) 答申等 ア 新年度に向けた非行防止対策の推進については ・ ボランティアなど各種団体との情報交換によるきめ細やかな指導 ・ 暴走行為など非行事案に対する指導、取締りの強化 ・ 誹謗中傷やいじめなどが潜在するインターネット、SNS 利用の指導強化 を推進されたい。 イ 高齢者及び新入学児童園児への交通安全教育の推進について ・ 高齢者と児童園児との合同教室の開催 ・ 高齢者事故の分析による的を絞った高齢者講習 ・ 家族への指導助言による免許自主返納 を推進されたい。