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Cisco IOS Firewall データ シート
データ シート Cisco IOS Firewall データ シート ネットワークを公共のインターネットやプライベート WAN に接続すると、ネットワークはセキュリティ の脅威に満ちた危険な環境にさらされることになります。ネットワークを接続することにより、セキュ リティ侵犯、マルウェア、不要なアプリケーション トラフィックが発生する危険性が生まれ、その結 果、収益や生産性が低下して、企業の評判が損なわれる場合もあります。 今日では、プライバシーの保護、国の安全保障、また多くの場合企業の説明責任を強化するため に制定された、業界規制および政府/地方自治体の法規制に準拠することが強く求められていま す。こうした規制の一例が、カード会員のデータを受信、保管、または転送するすべてのベンダー に関係する PCI DSS(PCI データ セキュリティ基準)です。米国には、医療産業における HIPAA (医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)、金融サービス業界の GLBA(金融制度改革 法)、会計分野の SOX 法(企業改革法)などの規制があります。EU(ヨーロッパ連合)のプライバシ ー保護法である Directive on Data Protection(データ保護条例)の規定では、EU 非加盟国への 個人情報の転送は、許容レベルのプライバシー保護を提供している組織だけに制限されていま す。罰金、刑罰、および訴訟は、セキュリティ侵犯が発生して企業が法規制に違反した場合に被る ことの一部にすぎません。 Cisco IOS® Firewall は、変化を続ける今日の脅威環境に必要となる脅威に対する防御機能を提 供します。ターゲットを絞った攻撃が危険度を増し、従業員のモバイル化が進んだことで、ネットワ ーク境界の概念は大きく変化し、オフィス内と外の区別がなくなり、接続できる場所すべてがオフィ ス空間となりました。 ブランチ オフィスやホーム オフィスなどに幅広く展開される Cisco IOS Firewall は、広範囲なセ キュリティをカバーし、統合型セキュリティ アプローチに不可欠な展開の柔軟性とコスト上のメリット を提供します(図 1)。 Cisco IOS Firewall は、簡単に使用できる、コスト効果に優れた認定済みのファイアウォール ソリ ューションです。 図1 一般的な Cisco IOS Firewall の展開 Cisco IOS Firewall は、本社とブランチ オフィスの Cisco® サービス統合型ルータ上で稼働し、セ キュリティ ゾーン ポリシーによってネットワークをセグメント化し、ブランチ オフィスのリソースを保 護します。 All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 1 of 11 データ シート Cisco IOS Firewall の機能および利点 Common Criteria EAL4 認定を取得している Cisco IOS Firewall には、次のような利点があります。 ● アプリケーション保護:インスタント メッセージング トラフィック、ピアツーピア ファイル共有トラフィ ック、HTTP トンネリング アプリケーションなどの不要なアプリケーションをブロックすることで、帯 域幅利用率を削減して、従業員の生産性を向上させます。 ● ネットワーク境界の強化:すべてのネットワーク エントリ ポイントに適用することを推奨します。 「最前線」を保護することで、機密リソースへの不正アクセスを阻止します。 ● 卓越した投資回収率:法規制の遵守に対応すると共に、ルーティング、境界セキュリティ、侵入 検知、VPN 機能、ユーザ単位の認証と許可をルータで実行します。 ● 容易なプロビジョニングと管理:Cisco Configuration Professional、Unified Firewall MIB、およ び Cisco Security Manager を使用して、Cisco TAC 推奨ファイアウォール ポリシーを迅速に 展開し、ファイアウォール アクティビティを監視し、軽減ポリシーを動的に設定できます。 表 1 に、Cisco IOS Firewall の機能を示します。 表1 機能と利点 機能 利点 ネットワーク ゾーン分割 正確なゾーン分割機能により、ネットワークの内側、外側、お よび DMZ サブグループのセキュリティを容易に展開し、不正 アクセスを防止できます。 PCI 要件 3:保存されているカード会員のデータの保護 管理オプションと柔軟性 Cisco Configuration Professional 、 Cisco Security Manager、Unified Firewall MIB からの管理アクセス、および 監査証跡とロギングを実行できます。 アプリケーション トラフィックのレートとセッションの制御 ポリシー マップのポリシングによりファイアウォール ポリシー にレート制限を適用し、ネットワーク帯域幅の使用状況を制御 できます。セッション ポリシングによりネットワーク ホストへの 接続レートを制限し、DoS 攻撃(サービス拒絶攻撃)を防御で きます。 ハイアベイラビリティ* ステートフル フェールオーバーにより、ほとんどの TCP ベー ス サービスについて、2 台のルータ間でアクティブ/スタンバイ フェールオーバーを実行できます。ルータまたは回線の障害 時 にもア クテ ィブ セ ッシ ョンを 継 続 できる よう に、ファ イ ア ウォール セッション ステートが保持されます。 仮想(VRF 対応)ファイアウォール VRF 対応ファイアウォール機能により、分離されたルート ス ペースおよび重複したアドレスを扱える仮想ファイアウォール が提供されます。 認証プロキシ ネットワー ク管理 者は、HTTP、Telnet、FTP、HTTPS イン PCI 要件 10:ネットワーク リソースとカード会員のデータに対 ターフェイスを使用する Cisco IOS Firewall 認証プロキシに より、各ユーザのネットワーク リソースへのアクセスを認証お するすべてのアクセスの追跡および監視 よび許可できます。 トランスペアレント ファイアウォール トランスペアレント ファイアウォールにより、デバイスにスタ ティックに定義されたアドレスを変更することなく、既存ネット ワーク内にステートフル レイヤ 2 ファイアウォールを実装でき ます。「ルーテッド」モードと同じレイヤ 3 ~ 7 フィルタリングが 提供されますが、Bump-In-The-Wire 方式により簡単に展開 できます。 ポリシー マップのポリシングとセッション制御 Policy-map のポリシングによりファイアウォール ポリシーに レート制限を適用し、ネットワーク帯域幅の使用状況を制御で きます。セッション ポリシングによりネットワーク ホストへの接 続レートを制限し、DoS 攻撃を防御できます。 インスタント メッセンジャーのブロック イ ン ス タ ン ト メ ッ セ ン ジ ャ ー の ブ ロ ッ ク に よ り 、 MSN Messenger、Yahoo! Messenger、Windows Messenger、お よび AOL Instant Messenger の拒否または許可をサービス 単位で制御できます。また、音声やビデオ チャットおよびファ イル転送をブロックして、サービスをテキスト チャットだけに制 限できます。 ピアツーピアの制御 ピアツーピアの制御により、BitTorrent、Gnutella、KaZaA、 eDonkey ファイル共有ネットワークへのアクセスを個別にブ ロックできます。特定のピアツーピア ネットワークでサポートさ All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 2 of 11 データ シート 機能 利点 れる特定のアクティビティを制限するために、Cisco IOS ソフ トウェア リリース 12.4(9)T において、サービス別に機能改善 が行われています。 プロトコル準拠チェック こ の 機 能 に よ り 、 HTTP 、 Simple Mail Transfer Protocol (SMTP; シンプル メール転送プロトコル)、Extended SMTP (ESMTP)、Internet Mail Access Protocol(IMAP)、および Post Office Protocol 3(POP3)プロトコルへの準拠が強制で きます。また、所定のアプリケーション サービス ポート上で、 不要なトラフィックを容易に検出して防御できます。HTTP イン スペクシ ョン では 、Java アプレ ット フィ ル タリン グによ り、 HTTP トラフィック内の悪質なコンテンツがブロックされます。 Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(9)T では、ポリシー適用 のための正規表現照合が設定できるようになっています。ま た 、HTTP メ ソッド 、URL と URI、ヘッダ ー 名 など の 各 種 HTTP オブジェクトや、URI 最大長、ヘッダー最大長、ヘッ ダー最大数、ヘッダー行最大長、非 ASCII ヘッダー、重複 ヘッダー フィールドなどの値に関する詳細なアプリケーション インスペクションおよび制御を設定できます。この機能により、 バッファ オーバーフロー、HTTP ヘッダーの脆弱性、バイナリ または非 ASCII 文字インジェクシ ョン、および Structured Query Language(SQL; 構造化照会言語)インジェクション、 クロスサイト スクリプティング、ワーム攻撃などによる悪用を ブロックできます。 Cisco IOS ソフトウェア Intrusion Prevention System (IPS; 侵入防御システム)の統合 アプリケーション レベルの攻撃によるネットワークのフラッディ ングを防止します。 PCI 要件 6:安全性の高いシステムおよびアプリケーションの 開発と保守 Cisco IOS ソフトウェア Content Filtering の統合 悪質または不適切な Web サイトへのアクセスを制御および ブロックします。 * 現在、Cisco ISR 1841、Cisco ISR 2800 および 3800 シリーズ、Cisco 3700 シリーズ マルチサービス アク セス ルータ、Cisco 7200 シリーズ ルータ、および Cisco 7301 ルータでサポートされています。 * Zone Based Policy Firewall ではなく、Classic IOS Firewall でのみサポートされます。 データ以外に対する脅威への対応:ユニファイド コミュニケーションの保護 音声およびビデオも、セキュリティ攻撃のターゲットになります。電話料金詐欺などの懸念は、ユニ ファイド コミュニケーション環境においても従来の電話網と変わりません。また、今日では、会話の プライバシー、メッセージの機密性、およびユーザとデバイスの認証に関する法規制がいっそう厳 しくなっています。したがって、ユニファイド コミュニケーションの対策では、グローバル組織に直接 影響を与える SOX 法、GLB 法、HIPAA、PCI DSS、ヨーロッパの Basel II、およびその他の規定 におけるセキュリティ要件をユニファイド コミュニケーション アーキテクチャの中で反映させる必要 があります。セキュリティをインフラストラクチャの中に統合すれば、DoS 攻撃やワームのような、 通常はデータ ネットワークを標的にしているものの、攻撃に成功すれば音声ネットワークにも影響 を及ぼす可能性のある悪質なアクティビティを未然に防ぐことができます。 すべてのユニファイド コミュニケーション レイヤを組み込んだ包括的で体系的なアプローチでは、 アプリケーション、エンドポイント、呼制御、およびネットワーク インフラストラクチャが考慮の対象と なります。特にブランチ オフィスでは、シスコのサービス統合型ルータによって、音声とセキュリティ 機能のすべてを同じデバイスに組み込むことができるので、ユニファイド コミュニケーションを簡単 に保護できます。表 2 に、ユニファイド コミュニケーションを保護するための具体的なサポート内容 を示します。 表2 ユニファイド コミュニケーションを保護する機能 機能 利点 Session Initiation Protocol(SIP)Application Layer Gateway(ALG)インスペクション SIP ALG インスペクションにより、不正コール、コール ハイ ジャック、その他の SIP の悪用、および関連 DoS 攻撃を防 止できます。この保護機能は、プロトコルへの準拠とアプリ ケーションのセキュリティ保護に役立ちます。また、SIP トラ フィックに適用するポリシーとセキュリティ チェック、および除 外するメッセージまたはユーザをより詳細に制御できます。 All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 3 of 11 データ シート 機能 利点 音声プロトコルとメディア ストリームのインスペクションのサ ポート Cisco IOS Firewall を Cisco Communications Manager Express と一緒に構成することにより、スキニー ローカル イ ンスペクション(Skinny Client Control Protocol [SCCP])な ど、すべての音声プロトコルのローカル インスペクションをよ り詳細にサポートできます。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(20)T 以降が必要です。また、Cisco IOS Firewall は、 MS NetMeeting、RealMedia、MS Netshow などのメディア ストリームのインスペクションもサポートしています。 H.323v3 および v4 のサポート Cisco IOS Firewall は、Annex E、Annex G、Annex D など の H.323v3 および v4 をサポートしています。また、ファックス やコール転送もサポートされます。 インスタント メッセージングの音声制御のサポート Cisco IOS Firewall は、インスタント メッセージングの許可、 拒否、アラートのポリシーとロギング処理をサポートしていま す 。 こ れ に は 、 一 般 的 な テ キ ス ト チ ャ ッ ト 、 SIP Live Communication Server のサポート、およびファイル転送と添 付ファイル、ホワイトボード、アプリケーション共有、ゲーム、テ レビ/音声会議、URL、広告、ティッカー、ポップアップなどのそ の他のサービスが含まれます。 信頼型ファイアウォール制御 信頼型ファイアウォール制御では、メディア フローに対する Simple Traversal of User Datagram(STUN)プロトコル要求 を受信したときにピンホール(特定のアプリケーションによる保 護されたネットワークへのアクセスを許可するためにファイア ウォール で開 かれ るポー ト)を動 的に開 ける よう、ファ イア ウォールにインテリジェンスを組み込みます。この要求は、ピ ンホールが確実に本物のコールに対してのみ開かれるよう、 ファイアウォールによって認証/許可されます。 Cisco IOS Firewall の管理 Cisco Configuration Professional Cisco Configuration Professional は、Cisco IOS ソフトウェアを実行している Cisco サービス統 合型ルータおよび Cisco 7200 シリーズ/7301 ルータ用の GUI デバイス管理ツールです。このツ ールでは、LAN および WAN インターフェイス、Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)、ステートフルなアプリケーション ファイアウォール ポリシー用の高性能ウィザードお よび高度な設定サポートが提供されています。ファイアウォール ウィザードでは、高度、中度、低度 のファイアウォール ポリシー設定を、ワンステップで展開できます。また、Cisco Configuration Professional は、ワンクリック ルータ ロックダウン機能、および Cisco TAC の推奨事項に基づい てルータ設定のチェックして変更を提案する革新的なセキュリティ監査機能を備えています。図 2 および図 3 に、ユーザ インターフェイスの例を示します。 All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 4 of 11 データ シート 図2 Cisco Configuration Professional の GUI によるファイアウォール ポリシーの定義 Cisco Security Manager Cisco Security Manager は、エンタープライズクラスの管理アプリケーションで、シスコ デバイス の種別に依存せずに、シスコのネットワークおよびセキュリティ デバイスに対してファイアウォー ル、VPN、および IPS セキュリティ サービスを設定できます。このアプリケーションは、Cisco Firewall 製品ファミリをサポートする各種のシスコ デバイス間のファイアウォール ルールを管理す る統合インターフェイスの役割を果たします。柔軟なルール指定方式により生産性の向上とルール 構成の改善が可能で、強力なツールセットを使用して設定エラーを識別し、ファイアウォール ルー ルを最適化できます。 All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 5 of 11 データ シート 図3 Cisco Security Manager の GUI によるファイアウォール ポリシーの定義 表 3 ~ 11 に、Cisco IOS Firewall の製品仕様を示します。テストには Cisco IOS ソフトウェア リ リース 12.4(15)T6 および *12.4(22)T を使用しています。 表3 パフォーマンスおよび容量 プラットフォーム Cisco IOS ソ フ ト ウェ ア リ トラフィック負荷 リース 12.4(15)T6 によるテ スト スループット 3845 最大 CPS(コネクション/秒) 729 Mbps* 最大同時コネクション数 176000 コネクション 3825 最大 CPS 3800 コネクション/秒 最大同時コネクション数 146000 コネクション 最大 CPS 2000 コネクション/秒 最大同時コネクション数 98000 コネクション/秒 最大 CPS 1500 コネクション/秒 最大同時コネクション数 94000 コネクション 最大 CPS 710 コネクション/秒 最大同時コネクション数 75000 コネクション 2851 2821 1861* 6700 コネクション/秒 564 Mbps* 452 Mbps* 352 Mbps* 90 Mbps* * ステートフル HTTP トラフィックの 64K HTTP オブジェクト サイズによる最大スループット 表4 ファイアウォール サービスのサポート ユーザ グループ ファイアウォールのサポート ゾーン内ファイアウォールのサポート ステートフル インスペクション エンジン デフォルトでのセキュア ネットワーク ポスチャ デバッグ用パケット トレーサ* All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 6 of 11 データ シート パケット スニッフィング用のパケット キャプチャ機能* フロー単位の個別のインスペクション パラメータ VRF/VLAN 対応 NAT 双方向 NAT ポリシー NAT VPN NAT の透過性 破棄パケット キャプチャ機能 ステートレス SYN フラッド防御 TCP セッション タイムアウト(設定可能オプションの指定) UDP セッション タイムアウト(設定可能オプションの指定) * Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(20)T 以降が必要 表5 アクセス制御のサポート インバウンド ACL(アクセス コントロール リスト) アウトバウンド ACL レイヤ 2(トランスペアレント モード)ACL 時間ベースのポリシー ACL の編集(既存 ACL に対する個々のルールの挿入と削除) ACL へのコメントの追加 オブジェクト グループ化のサポートによる簡易ファイアウォール ポリシー定義* サービス オブジェクト グループでの「no type」照合機能 時間ベースの ACL ACL エントリ行番号による ACL エントリの追加/削除 ACL の名前変更 ACL エントリの有効化/無効化 * Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(20)T 以降が必要 表6 ルーティング ネットワークの統合のサポート セキュリティ コンテキスト(仮想ファイアウォール) トランスペアレント ファイアウォール(レイヤ 2 トランスペアレント ファイアウォール) 混合モード(同じデバイスでの L2/L3 ファイアウォール) スタティック ルート Open Shortest Path First(OSPF)ルーティング RIP ルーティング EIGRP ルーティング IS-IS ルーティング(複数のコンテキスト) BGP ルーティング(複数のコンテキスト) マルチキャスト希薄/稠密モード マルチキャスト PIM 双方向モード マルチキャスト PIM 希薄モード スタティック マルチキャスト ルート(mroute) QoS(トラフィック シェーピング) All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. 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Page 7 of 11 データ シート 表7 高度なインスペクション サービスのサポート HTTP ポート 80 の誤使用防止:HTTP トンネル防止 RFC 準拠チェックによるプロトコル異常検出 HTTP コマンド フィルタリング:任意の HTTP コマンドのフィルタリング MIME タイプ フィルタリング HTTP メッセージの正規表現フィルタリング SMTP/ESMTP 制御 RFC 準拠チェックによるプロトコル異常検出* 送信者に基づく電子メール メッセージの許可/拒否/ログまたはレート制限* 受信者に基づく電子メール メッセージの許可/拒否/ログまたはレート制限* 添付ファイルの名前/拡張子に基づく電子メール メッセージの許可/拒否/ログまたはレート制限* ヘッダーまたはメッセージ本文の内容に基づく電子メール メッセージの許可/拒否/ログまたはレート制限* 多数の受信者または無効な電子メール アドレスが含まれる電子メール メッセージの拒否/レート制限/ログによるスパム対策* 電子メール リレーの使用制御によるスパム対策* IM およびピアツーピアの制御 Windows Messenger インスタント メッセージングのフィルタリング AIM インスタント メッセージングのフィルタリング Yahoo インスタント メッセージングのフィルタリング MSN インスタント メッセージングのフィルタリング Kazaa ピアツーピア サービスのフィルタリング Gnutella ピアツーピア サービスのフィルタリング ファイル転送の許可/拒否/ログ テレビ会議の許可/拒否/ログ 音声チャットの許可/拒否/ログ 指示サービスの開始の制御 コンテンツ/URL フィルタリング 複数の URL フィルタリング サーバ(プライマリ/バックアップ)のサポート 長い URL のフィルタリング(1024 バイトを超えるもの) HTTP サーバ応答のバッファリング URL 監査(ユーザがアクセスを試みている URL の確認) ローカル URL フィルタリング例外ポリシー(IP アドレス/ローカル ポリシーに基づく) Java ブロッキング アンチスパイウェア アンチスパム アンチフィッシング 自動アップデート * Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(20)T 以降が必要 表8 ユニファイド コミュニケーションのサポート Session Initiation Protocol(SIP) RFC 3262(PRACK)* RFC 3265(SUBSCRIBE/NOTIFY)* All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 8 of 11 データ シート RFC 3311(UPDATE)* RFC 3515(REFER)* RFC 3428(MESSAGE)* RTP および RTCP 接続インスペクション* レート制限* SIP を使用した PAT* 必須ヘッダー フィールド(From、To、Call-Id、Cseq、Via、Max-Forwards)の存在および有効性確認の実施* 禁止されたヘッダー フィールドの確認の実施* SIP ダイアログおよび SIP トランザクションの適用* 発信者/着信者の許可/拒否リストとヘッダー フィールドの URL の照合* Max-Forwards ヘッダー フィールドのチェック(Max-Forwards =0 時の処理はユーザ設定可能)* SIP シグナリング ポートでの非 SIP パケットの認識* サードパーティ登録/登録解除の許可/拒否、許可する場合の許可ユーザの指定* バッファ オーバーフローに対する保護* DDOS 攻撃に対する保護* ユーザ設定可能な許容 SIP コマンド/拡張機能* Skinny Client Control Protocol(SCCP) 組み込み IP アドレスおよびポートの変換* ダイナミック ピンホール* プロトコル準拠* スキニー シグナリングおよびメディア チャネルのタイムアウト設定* H.323 制御 H.323(v1 および v2)(NAT/PAT)* H.323(v3 および v4)(NAT/PAT)* H.225:RAS* H.323:ダイレクト コール シグナリング* H.323:T.38(Fax over IP)* * Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(20)T 以降が必要 表9 モニタリングおよび管理のサポート SSHv2 SNMPv3* Cisco Configuration Professional Cisco Security Manager* Netflow 管理トラフィック用クラスマップ(MPF) * Classic Cisco IOS Firewall でのみサポート 表 10 IPv6 のサポート IPv6 インスペクション、アクセス制御、および管理* IPv6 ファイアウォール* * Classic Cisco IOS Firewall でのみサポート All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 9 of 11 データ シート 表 11 プラットフォームのサポート 製品 サポートされるプラットフォーム Cisco 800 シリーズ ルータ Cisco 831*、836*、837*、851、857、871、876、877、878、 881、888 Cisco 1700* シリーズ モジュラ アクセス ルータ Cisco 1701、1702、 1711、1712 、1721 、1751、1751-V、 1760 Cisco ISR 1800 シリーズ Cisco ISR 1801、1802、1803、1811、1812、1841 Cisco 2600* シリーズ マルチサービス プラットフォーム Cisco 2610XM、2611XM、2620XM、2621XM、2650XM、 2651XM、2691 Cisco ISR 2800 シリーズ Cisco ISR 2801、2811、2821、2851 Cisco 3600* シリーズ マルチサービス プラットフォーム Cisco 3660 Cisco 3700* シリーズ マルチサービス アクセス ルータ Cisco 3725 および 3745 Cisco ISR 3800 シリーズ Cisco ISR 3825 および 3845 Cisco 7200 シリーズ ルータ Cisco 7201、7204VXR、7206VXR Cisco 7300 シリーズ ルータ Cisco 7301 Cisco ASR 1000 シリーズ アグリゲーション サービス ルー タ Cisco ASR 1002、1004、1006 * サポート終了のルータ プラットフォーム 関連情報 Cisco IOS Firewall およびその他のルータ セキュリティ テクノロジーの詳細については、次の Web ページを参照してください。 ● Cisco IOS Firewall:www.cisco.com/jp/go/iosfirewall/ ● Cisco IOS ソフトウェア IPS:www.cisco.com/jp/go/iosips/ ● Cisco IOS コンテンツ フィルタリング:www.cisco.com/jp/go/ioscontentfiltering/ ● Cisco Configuration Professional:www.cisco.com/jp/go/ccp/ ● Cisco Router and Security Device Manager:www.cisco.com/jp/go/sdm/ ● PCI の準拠に関するシスコの情報:www.cisco.com/jp/go/pci/ All contents are Copyright © 1992–2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. This document is Cisco Public Information. Page 10 of 11 データ シート ©2009 Cisco Systems, Inc. All rights reserved. Cisco、Cisco Systems、およびCisco Systemsロゴは、Cisco Systems, Inc.またはその関連会社の米国およびその他の一定の国における登録商標または商標です。 本書類またはウェブサイトに掲載されているその他の商標はそれぞれの権利者の財産です。 「パートナー」または「partner」という用語の使用はCiscoと他社との間のパートナーシップ関係を意味するものではありません。(0809R) この資料に記載された仕様は予告なく変更する場合があります。 シスコシステムズ合同会社 〒107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255(フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間 : 平日10:00~12:00、13:00~17:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/ 09.10 お問い合せ先