...

平成24年 1月26日発行 (№ 55)

by user

on
Category: Documents
5

views

Report

Comments

Transcript

平成24年 1月26日発行 (№ 55)
No. 55
発行日:平成24年1月26日
発 行:鰺ヶ沢町家庭教育推進協議会
編 集:鰺ヶ沢町子育てサポートセンター
新年早々、雪かきに追われた日で体が痛いのは私だけでしょうか? 雪かきと言えば 3 学
期が始まって、通学路やスクールバスのバス停の雪が心配でした。 子どもの為と、ここ一
番家の前の 片づけついでに皆さんで協力したら如何かしら。 子ども達の目にはとても頼
りがいのあるお父さん お母さんに映ることまちがいなし! 24 年は目指せ親力アップ!
てぃー
ちゃんの独り言
No.10 「イケメン」より「イクメン」へ
子育てグループ「ランドセル」親子制作
和菓子作り
おませな低学年の女の子たちが「わたし○○君
好き」「わたしは○○君と結婚する」と言うので、
◆日 時 2月 25日 (土) 「どうして?」と尋ねると、「イケメンだ
受付 9 : 00 開始 9 : 15
から」との答えにびっくり。まあ、好み
◆場 所 中央公民館 2階和室
は人それぞれだからいいとして、早熟な
◆参加資格 町内の幼児 (4才) から小学生、 及び
ことですね。
保護者 (保護者の方は、 一緒にご参加願います)
子どもの世界では " イケメン " が流行り
◆参 加 費 500円 (子ども一人につき) ですが、巷では、" イクメン " が話題になっ
ているようです。これは、育児をする男性を称しています。 *和菓子3個作ります。
◆持 ち 物 エプロン ・ 手ふきタオル ・ ハサミ
もうかれこれ十数年前になりますが、「育児をしない男
を父とは呼ばない」という厚生省のキャンペーンがありま
◆申し込み 中央公民館 (鰺ヶ沢地区振興センター)
した。国をあげて男性の育児参加を勧めなくてはならなか
TEL&FAX : 72 - 2859
った頃から少しずつですが、意識の変化が見られ今や、 ◆しめ切り 2月15日 (水)
男の子育てが珍しくなくなったようです。母子手帳ならぬ
おひな様も作ります
" パパ手帳 " を配布したり、" パパと子どものおでかけイベ
ント " を開催したりと何かとおせっかいをした成果でしょ
主催 : 子育てグループ 「ランドセル」 後援 : 鰺ヶ沢町教育委員会
うか。
また、企業からも男性の育児参加への働きかけが盛ん
になっています。それは、男性が育児に関わることで新
しい視点で仕事を見直すことができると大いに期待を込
めているのです。
(そんなことは三十
年も前から言っていたことだけど)
2月 4日(土)
私の周りには、三十数年前から
18日(土)
第2・4土曜日9時∼11時
3月 3日(土)
育児をする男性がたくさんいました。
17日(土)
みなみ保育園 TEL:79−2530
夫婦ともに仕事をしながら家事・育
児をするということは、協力しなけ
2月 18日(土)
れば家庭が成り立たない状況を抱え
3月は休みです
たていし愛児園 TEL:72−1246
ていたからですが、世間から見ると
多数派ではなく、揶揄されたことも一度や二度ではあり
ませんでした。
2月 18日(土)
当時、職場の上司や同僚の中には全く家事や育児を人
3月は休みです
中村保育所 TEL:72−2704
まかせにしている人がいました。(今は女性でもあるそ
うな)そのような人の中には、子育てしながら働く人の
2月 1日(水)豆まき
立場を思いやることができない人がいました。子どもを
2日(木)身体測定
14日(火)グッドママスクール
病院へつれていくために休暇を要求した男性に、「おか
鰺ヶ沢保育所 TEL:72−2067 21日(火)避難訓練
毎週月∼金曜日
ちゃ、どうしてらんだば!」と怒った上司には、ほんと
23日(木)お誕生会
<午前の部>
うにあきれました。今もいるかな? こんな情けない人!
3月 1日(木)身体測定
8時30分∼
人が生きていくためには、決して自分の思いどおりに
1 1時30分
2日(金)新年お楽しみ会
いかない事が多いです。子育てにしても身の回りの事に
7日(水)お誕生会
<午後の部>
14日(水)避難訓練
しても、一つ一つ処理していくことが必要であり、あた
13時30分∼
15日(木)グッドママスクール
15時30分
りまえなことです。そのあたりまえなことを男も女も、
19日(月)お別れ会
あたりまえにやり続けていくことで人は、人として成長
していくことができるのです。
保育園
行事予定表
かかしっこデイ
「 育休を取得して思うこと」
第一に、家計への影響です。育休は「休
職」と同じで無給です。ボーナスはもちろ
増田貴人(弘前大学教育学部 准教授)
ん、在職年数が減るわけですから退職金も
減額です。育児休業給付金という補填があ
7月末の第二子の出生にともない、10月の1ヶ月間なが
るとはいえ、月給の5割まで。月収半減を
ら育児休業(育休)を取得してみました。その話をどこから
手放しで受け入れられる人はいないのでは
か聞き出してきた(!)子育てサポートセンタースタッフか
ないでしょうか。出世にも影響するでしょ
ら、さっそく原稿依頼をいただきましたのをきっかけに、思
うままにあの嵐のような日々を思い返してみることにします。 うし、仕事があるだけでもありがたいとい
うご時世に、自ら仕事を控え収入を減らすというのは、かなり
実はもともと、5年前の第一子の出生時も育休をとりたい
の勇気が必要です。父親が家計の主たる担い手になっているこ
とは思っていましたが、他県から異動して日が浅かったこと
とがまだ多いなか、家計の事情を考慮せずただ単に育休取得を
などあって、当時は取得できなかったという伏線がありまし
勧めるのは、無責任というほかありません。
た。ですから、家内の第二子の妊娠がわかったときは、妊娠
第二に、男性への育児支援の乏しさにも気づかされました。
を喜ぶ気持ちと同じくらい、今度こそ何とか
育休を取得したいなとは思っていました。
育児と労働の両立を、といったとき、働きたい(でも結婚・出
許されるなら1ヶ月以上、例えば半年や1年
産で退職等に至る)女性への支援は、まだ途上とはいえ少しづ
の長期で取得できたらいいなとも思ってい
つ整ってきています。一方で、育児をしたいと考える男性への
ました。ただ、学生の卒論指導やずいぶん
支援はほぼありませんし、子育て支援施設がもつ支援のノウハ
前から依頼されていた、対外的な研修・
ウも、まだまだ母親支援が中心になっていて、父親支援につい
講座担当の仕事のこと、同僚の先生が
てはほとんど手持ちがないことも多いのです。男性を念頭にお
体調を崩されていたことなどがあって、
いた育児環境整備もまだまだです。多くのおむつの交換スペー
できるだけ周囲への負担を小さく済ませることができる期間
スが、女性トイレしかおかれていないことはその象徴ともいえ
を模索し、1ヶ月間だけ取得できたということです。
ます。あるいは、カーテンの奥で母乳を与える母親の心情もわ
休みの間、仕事から離れて日中に子どもと過ごせる日々は、 かりますが、カーテンの手前におむつ交換や粉ミルクの授乳が
今考えても本当に贅沢な時間でした。その間に感じることが
できる空間を用意しておきながら、授乳室自体に男性入室禁止
できたこともたくさんあります。子どもの育ちを確認したり、 とするところもありました。父親と乳児が2人だけでまちを歩
子どもの変化に驚きや喜びを感じたり、といった子どもにま
くことをイメージしながら、店や通りを見直してみると、母親
つわる話だけではありません。今までの仕事から距離をおけ
にはない不便さが案外多く横たわっています。
たことで、自分の働き方の見直しやこれまでの自分の仕事の
男性には妊娠という助走期間がない分、育児へ
整理、仕事の方向性を冷静に考えることができ、復帰後の仕
の専念は本人も思い切った覚悟が必要だし、
事をより深めてくれたこともメリットのひとつです。
周囲にも心の準備をもつ時間がありません。
子どもとの散歩のあいだに、落ち葉や影の変化などの自然
真剣に育児に取り組むために、周囲の理解
を感じるというような感性も刺激されました。自分自身のこ
とサポートはより重要となります。安易な
とばかりではなく、第一子(4歳)が母親(家内)と抱っこ
男女平等意識で育休取得を求めるよりも、
したり、ゆっくりと話ができる時間を確保してあげることが
企業の協力を得て短時間勤務などの柔軟な働き
できたことも、家内の授乳や夜泣きなどに伴う身体的・精神
方を模索しながら、男性ならではの育児のかかわりかた、そし
的負担をわずかでも軽くしてあげられたことも、育休を取得
てその支援を考えていくことの方が重要なのではないかと考え
して良かったといえることです。もちろん3ヶ月の第二子が
させられた1ヶ月でもありました。
いつもいつもおとなしく言うことを聞いてくれたわけではあ
りませんし、ときには声を荒げたりしたこともないとはいえ
ませんが、それもいい経験として
今では片付けることができます。
子どもと一緒に泣き、笑い、食べ、
眠り、…そういった当たり前の家
庭の日常にこそ幸せが隠れている
ことを、再認識させてくれた日々
でもありました。
男性の育休取得率は、全国でも2%に満たず、青森県内に
至っては2010年のデータですが0.8なのだそうです。 女性の取得率が概ね8割で推移しているのと比べると、低調
なのは一目瞭然です。実際に取得してみた現在、これほど低
調なのはなんとなく理解できますし、男女共同参画社会推進
を隠れ蓑に、男性の取得率が低いから取得してもらおう、と
いう単純な考えには強い抵抗を感じます。それは、育休を取
得できること自体、とても恵まれたことであることにも気づ
かされたからです。
十一月二十六日︵土︶に山村開発センターで、
子育てグループ﹁ランドセル﹂主催の紙相撲大
会が盛大に行われました。見事優勝に輝いたの
は、西海小学校 六年 冨田成重くん︵写真左︶で
す。
冨田くんは、紙相撲大会に保育所年長組の頃
から挑戦し、見事、悲願の優勝を成し遂げまし
た。優勝が決まった瞬間、大きなガッツポーズ
をした冨田くんでした。おめでとう∼!
紙相撲大会 に行ってきたよ!
に行ってきたよ!
鰺ヶ沢町子育てサポートセンター
場所:中央公民館1階
【開設日】月・木【開設時間】9:30∼15:30【TEL&FAX】0173-72-2874
【メールアドレス】[email protected]
Fly UP