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Expanded Systems Guide - akmedia.[bleep]digidesign.[bleep]

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Expanded Systems Guide - akmedia.[bleep]digidesign.[bleep]
Pro Tools®
拡張システム ガ イ ド
Version 8.0.3
法律に基づ く 表示
© 2009 このガ イ ド の著作権は Avid Technology, Inc. (以下
“Avid”) に帰属 し ます。 不許複製。 著作権法に基づ き、 Avid
の書面に よ る同意な く し て、 本書の一部ま たは全部を複製す
る こ と はで き ません。
003, 96 I/O, 96i I/O, 192 Digital I/O, 192 I/O, 888|24 I/O,
882|20 I/O, 1622 I/O, 24-Bit ADAT Bridge I/O, AudioSuite, Avid,
Avid DNA, Avid Mojo, Avid Unity, Avid Unity ISIS, Avid Xpress,
AVoption, Axiom, Beat Detective, Bomb Factory, Bruno, C|24,
Command|8, Control|24, D-Command, D-Control, D-Fi, D- fx,
D- Show, D- Verb, DAE, Digi 002, DigiBase, DigiDelivery,
Digidesign, Digidesign Audio Engine, Digidesign Intelligent Noise
Reduction, Digidesign TDM Bus, DigiDrive, DigiRack, DigiTest,
DigiTranslator, DINR, D- Show, DV Toolkit, EditPack, Eleven, HD
Core, HD Process, Hybrid, Impact, Interplay, LoFi, M- Audio,
MachineControl, Maxim, Mbox, MediaComposer, MIDI I/O, MIX,
MultiShell, Nitris, OMF, OMF Interchange, PRE, ProControl,
Pro Tools M- Powered, Pro Tools, Pro Tools|HD, Pro Tools LE,
QuickPunch, Recti-Fi, Reel Tape, Reso, Reverb One, ReVibe,
RTAS, Sibelius, Smack!, SoundReplacer, Sound Designer II, Strike,
Structure, SYNC HD, SYNC I/O, Synchronic, TL Aggro, TL
AutoPan, TL Drum Rehab, TL Everyphase, TL Fauxlder, TL In
Tune, TL MasterMeter, TL Metro, TL Space, TL Utilities,
Transfuser, Trillium Lane Labs, Vari-Fi Velvet, X- Form, XMON は
Digidesign および / または Avid Technology, Inc. の商標ま たは
登録商標です。 Xpand! は米国特許商標局に登録 さ れていま
す。 その他のすべての商標は、 それぞれの所有者に帰属 し ま
す。
製品の機能、 仕様、 シ ス テム要件、 供給は予告な く 変更する
こ と があ り ます。
Guide Part Number 9320-6429-01 REV A 11/09
取扱説明書に対する ご意見
Avid は常に取扱説明書の品質の向上に努めています。 弊社の
取扱説明書に対する ご感想、 ご指摘、 ご意見があ り ま し た
ら 、 [email protected] ま で電子 メ ールを お送 り く だ さ い。
目次
第 1 章 は じ めに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
拡張シ ャ ーシ を使用 し ない Pro Tools 拡張シ ス テム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
拡張シ ャ ーシ を使用 し た Pro Tools . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 1
シ ス テムの必要条件 と 互換性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
第 2 章 Pro Tools|HD 拡張シ ス テム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
ス ロ ッ ト の順番 と サン プルレー ト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
シ ス テムへカ ー ド を追加する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
Pro Tools|HD カ ー ド を接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース を接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
拡張シ ス テムに電源を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11
第 3 章 Digidesign EB-7 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
内容. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
シ ス テムの必要条件 と 互換性 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
仕様. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
PCIe ホス ト ・ カ ー ド を イ ン ス ト ールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
シ ャ ーシへ電源を接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
Pro Tools|HD カ ー ド を イ ン ス ト ールする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
シ ャ ーシ を コ ン ピ ュ ー タ へ接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
第 4 章 Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ーシ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
第 5 章 Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ と Magma 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ . . . . . . . 23
目次
iii
iv
拡張シス テム ガ イ ド
第1章
は じ めに
Pro Tools|HD® シ ス テ ムは、 コ ン ピ ュ ー タ 本体ま
たは拡張シ ャ ーシに Pro Tools|HD カー ド を追加す
る こ と に よ っ て拡張で き ます。 Pro Tools® シ ス テ
ム を拡張す る と 、 ト ラ ッ ク 数、 プ ラ グ イ ンや ミ キ
サーの処理、 接続で き る オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース を増やせます。
ト ラ ッ ク 数を最大にする ためのシ ス テ ム必
要条件については、 弊社の ウ ェ ブサ イ ト
(www.Avid.com) を ご覧 く だ さ い。
拡張シ ャ ーシ を使用 し ない
Pro Tools 拡張シ ス テム
コ ン ピ ュ ー タ に よ っ ては、 最大 5 つの Pro Tools
カー ド を イ ン ス ト ールで き ます。
コ ン ピ ュ ー タ にあ る よ り も 多 く のカー ド ス ロ ッ ト
を必要 と す る 場合は、 拡張シ ャ ーシ を使用 し て く
だ さ い。
拡張シ ャ ーシ を使用 し た
Pro Tools
Avid 推奨の拡張シ ャ ーシ を使用す る と 、 Pro Tools
シ ス テ ム用のカー ド ス ロ ッ ト 数を増やせます。
拡張シ ャ ーシは、 Pro Tools|HD カー ド 用追加ス
ロ ッ ト を持つシ ャ ーシ、 ホ ス ト カー ド ( コ ン
ピ ュ ー タ に イ ン ス ト ールす る )、 ホ ス ト カー ド と
シ ャ ーシ を接続す る ケーブルに よ っ て構成 さ れ ま
す。 一部のシ ャ ーシには、 シ ャ ーシに イ ン ス ト ー
ルす る コ ン ト ロ ー ラ ー ・ カー ド が付属 し てい ま
す。 よ り 新 し い拡張シ ャ ーシには コ ン ト ロ ー ラ ー
が内蔵 さ れていて イ ン ス ト ールす る 必要がない も
の も あ り ます。
ご使用の機器に対する ケーブルの必要条
件について詳 し く は、 シ ャ ーシの製造元
にご確認 く だ さ い。
第 1 章 : は じ めに
1
シ ス テムの必要条件 と 互換性
Pro Tools|HD シ ス テ ムは、 Pro Tools HD ソ フ ト
ウ ェ ア を起動 し た Avid 推奨の Mac コ ン ピ ュ ー タ
ま たは Windows コ ン ピ ュ ー タ を必要 と し ます。
Avid は、 Avid が動作確認を行っ たハー ド ウ ェ ア
と ソ フ ト ウ ェ アに対 し てのみ互換性を保証 し 、 サ
ポー ト を行い ます。
シ ス テ ム必要条件、 動作を保証す る コ ン ピ ュ ー
タ 、 オペレーテ ィ ン グ シ ス テ ム、 ハー ド ド ラ イ
ブ、 他社の機器について詳 し く は、 以下の弊社の
ウ ェ ブサ イ ト の最新情報を ご覧 く だ さ い。
www.Avid.com
Windows におけ る PCIx と PCIe の互
換性情報
Pro Tools HD Accel シ ス テ ムの ト ラ ッ ク 数を最大
にす る には、 PCIx ま たは PCIe の ス ロ ッ ト を使用
し た HD3 シ ス テ ムが必要です。 拡張シ ャ ーシ を使
用す る 場合は、 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ ・ カー ド
を最初の 64 ビ ッ ト ・ ス ロ ッ ト へ イ ン ス ト ール し
なければな り ません。
詳 し く は、 弊社の ウ ェ ブサ イ ト (www.aved.com)
の互換性のページ を ご覧 く だ さ い。
2
拡張シス テム ガ イ ド
第2章
Pro Tools|HD 拡張シ ス テム
こ の章では以下を説明 し ます。
・ すべての拡張シ ス テ ムの ス ロ ッ ト の順番 と
サンプルレー ト について。
・ コ ン ピ ュ ー タ の ス ロ ッ ト へ拡張シ ス テ ム を
イ ン ス ト ールす る 方法 (拡張シ ャ ーシ を使
用 し ない場合)。
・ FlexCables を使っ て複数の Pro Tools|HD
カー ド を接続す る 方法。 こ れは、 すべてのシ
ス テ ムに共通です。
・ オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を接続す る
方法。 こ れは、 すべてのシ ス テ ム に共通で
す。
コ ン ピ ュ ー タ の構成 (PCIe) のカ ー ド の種類
の順番
1 Accel Core (PCIe 用) カー ド
2 HD Accel (PCIe 用) カー ド
3 SCSI HBA カー ド
拡張シ ャ ーシ を使用 し た コ ン ピ ュ ー タ の構成の
カ ー ド の種類の順番
1 拡張シ ャ ーシのホ ス ト カー ド (PCIe)
2 SCSI HBA カー ド
拡張シ ャ ーシの構成 (PCIe) のカ ー ド の種類
の順番
ス ロ ッ ト の順番 と サン プルレー
ト
ト ラ ッ ク 数を最大に し 、 ト ラ ブルを防止す る ため
には、 カー ド を正 し い ス ロ ッ ト へ イ ン ス ト ールす
る こ と が重要です。
カ ー ド と ス ロ ッ ト の順番
カー ド を コ ン ピ ュ ー タ ま たは拡張シ ャ ーシに イ ン
ス ト ールす る と き は、 Pro Tools シ ス テ ムの構成
に従っ て、 カー ド を種類ご と に ま と め、 以下の順
番で イ ン ス ト ール し て く だ さ い。 こ れ ら の推奨事
項はほ と ん ど の コ ン ピ ュ ー タ に適用 さ れ ますが、
ス ロ ッ ト 番号が異な る 可能性 も あ り ますので、 必
ずご使用の コ ン ピ ュ ー タ の ス ロ ッ ト 番号を確かめ
て く だ さ い。
1 Accel Core (PCIe) カー ド
2 HD Accel (PCIe) カー ド
拡張シ ャ ーシの構成 (PCI) のカ ー ド の種類の
順番
1 HD Core (PCI) カー ド
2 HD Accel (PCI) カー ド
3 HD Process (PCI) カー ド
拡張シ ャ ーシでの SCSI HBA カー ド の使
用には対応 し て ません。
第 2 章 : Pro Tools|HD 拡張システム
3
セ ッ シ ョ ンのサン プルレー ト と 複数
のカ ー ド
Pro Tools|HD は、 サン プルレー ト 44.1 kHz、
48 kHz、 88.2 kHz、 96 kHz、 176.4 kHz、 192 kHz
に対応 し てい ます。 ただ し 、 処理負荷が大 き い
176.4 kHz と 192 kHz のセ ッ シ ョ ン では、 使用で
き る Pro Tools|HD カー ド が 4 つま で と な り ます。
1 つのシ ス テ ム で使用で き る Pro Tools|HD カー ド
の最大数は 7 です。 Pro Tools|HD カー ド を 5 枚以
上使用 し てい る 場合は、 Pro Tools セ ッ シ ョ ン を
176.4 kHz ま たは 192 kHz に設定す る と 、 5 番目
以降のカー ド が自動的にオ フ ラ イ ンにな り ます。
こ の際カー ド を取 り 外す必要はあ り ません。
Pro Tools は余分な カー ド の使用を停止 し 、 サン
プルレー ト が 96 kHz 以下にな る と 再び使用を開
始 し ます。
使用停止中のカー ド に接続 さ れたオーデ ィ オ ・ イ
ン タ ーフ ェ ース はオ フ ラ イ ン と な り 使用で き ませ
ん。 カー ド 5-7 に接続 さ れた イ ン タ ーフ ェ ース が
あ る 場合は電源を切っ てオ フ ラ イ ンに し 、 ルー
プ ・ シ ン ク ・ ケーブルを接続 し 直 し て (使用停止
中の イ ン タ ーフ ェ ース をバ イ パ ス し て)、
Pro Tools を起動 し て く だ さ い。
シ ス テムへカ ー ド を追加する
4 使用す る ス ロ ッ ト の後にあ る 金属のア ク セ ス ・
ポー ト ・ カバーのネジ を外 し 、 カバーを ス ラ イ ド
さ せて ア ク セ ス ・ ポー ト か ら 外 し ます。
カー ド を持つ前に、 コ ン ピ ュータ の中の
電源ケース な ど の接地 (アース) さ れた
金属に触れ、 体や服の静電気を あ ら か じ
め除去 し ておき ます。
5 HD Core (PCI 用) カー ド ま たは Accel Core
(PCIe 用) カー ド を、 以下の通 り コ ン ピ ュ ー タ の
最 も 小 さ い番号の ス ロ ッ ト へ イ ン ス ト ール し ま
す。
・ 一般的な Windows コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ
フ ィ ッ ク ・ カー ド か ら 最 も 遠い ス ロ ッ ト で
す。
ス ロ ッ ト の順番は コ ン ピ ュータ の取扱説
明書で確認 し て く だ さ い。
・ Mac では、 コ ン ピ ュ ー タ の機種に よ っ て ス
ロ ッ ト の順番が異な り ます。 詳 し く は、 5
ページの 「Mac について」 をお読み く だ さ
い。
・ 拡張シ ャ ーシ を使用す る シ ス テ ム の場合は、
シ ャ ーシの機種に対応 し た章をお読み く だ
さ い。
6 HD Accel (PCI 用ま たは PCIe 用) カー ド を次の
Pro Tools カ ー ド を イ ン ス ト ールする には :
1 コ ン ピ ュ ー タ 、 拡張シ ャ ーシ、 周辺機器の電源
を切 り ます。 接地が正 し く 行われ る よ う に、 付属
の AC ケーブルを使っ て拡張シ ャ ーシ を電源 (電
源 タ ッ プや壁の コ ン セ ン ト な ど) へ接続 し ます。
2 電源ケーブル以外のケーブル (ハー ド デ ィ ス
ク 、 モニ タ ー、 USB、 FireWire の接続な ど) をす
べて コ ン ピ ュ ー タ か ら 取 り 外 し ます。
3 コ ン ピ ュ ー タ のケース ま たは拡張シ ャ ーシ を開
き ます。
4
拡張シス テム ガ イ ド
ス ロ ッ ト に イ ン ス ト ール し ます。
カー ド を種類ご と に ま と めて く だ さ い
(た と えば、 すべての HD Accel カー ド を
隣 り 合わせで イ ン ス ト ール し ます)。
7 HD Process カー ド (使用す る 場合) を残 り の ス
ロ ッ ト に イ ン ス ト ール し ます。
最初のカー ド がシ ス テ ムの コ ア ・ カー ド
であ る こ と を確かめて く だ さ い。 拡張
カー ド (HD Accel ま たは HD Process) を
最 も 小 さ い番号の ス ロ ッ ト へ イ ン ス ト ー
ル し てはいけ ません。
8 TDM FlexCables を使っ て、 すべての
Pro Tools|HD カー ド を接続 し ます (6 ページの
「Pro Tools|HD カー ド を接続す る 」 参照)。
PCIe ス ロ ッ ト 4
(隠れてい る)
9 SCSI HBAカー ド に対応 し た拡張シ ャ ーシにSCSI
PCIe ス ロ ッ ト 3
HBA カー ド を イ ン ス ト ールす る 場合は、 最 も 番
号の大 き い残 り の ス ロ ッ ト へ イ ン ス ト ール し ま
す。
ハー ド ウ ェ アの構成を変更 し た と き
(カー ド 、 オーデ ィ オ ・ イ ン ターフ ェー
ス、 同期ケーブルな ど を追加 し た り 取 り
外 し た と き) は、 DigiTest を起動 し てシ
ス テ ムが正 し く 機能する こ と を確かめ ま
す。 DigiTest については、 「DigiTest ガ イ
ド 」 をお読み く だ さ い。
PCIe ス ロ ッ ト 2
AGP ス ロ ッ ト 1
(ビデオ・カ ー ド )
図 1. Mac Pro
10 先程取 り 外 し た ア ク セ ス ・ ポー ト のネジで各
カー ド を固定 し ます。
Mac について
Mac では、 以下の例の通 り 最 も 番号の小 さ い ス
ロ ッ ト はグ ラ フ ィ ッ ク ・ カー ド に最 も 近い ス ロ ッ
ト です。
PCI Express 装備の Mac (Mac Pro な ど) には PCI
Express (PCIe) ス ロ ッ ト が 3 つあ り ます (ス
ロ ッ ト の名前は 2、 3、 4)。 PCI Express の ス ロ ッ
ト 番号は、 ケース を開いた コ ン ピ ュ ー タ を横か ら
みて下か ら 上へつけ ら れてい ます。 PCIe ス ロ ッ ト
2 に Accel Core (PCIe 用) カー ド を イ ン ス ト ール
し て く だ さ い。
第 2 章 : Pro Tools|HD 拡張システム
5
Mac Pro のス ロ ッ ト 4 に HD カ ー ド を イ ン ス ト ー
ルする には :
2 コ ネ ク タ が下向 き に、 [Port A] が高い位置にな
る よ う ケーブルを裏返 し ます。
1 Mac Pro か ら すべての SATA ド ラ イ ブ・ ト レ イ を
取 り 外 し ます。
2 カー ド の後ろ を ア ク セ ス ・ ポー ト に置 き ます。
3 カー ド の前を持ち上げ、 PCIe ス ロ ッ ト の位置に
合わせ、 カー ド を ス ロ ッ ト へ固定 し ます。
4 SATA ド ラ イ ブ ・ ト レ イ を元に戻 し ます。
Port A
Port B
FlexCable の向き を変え る
3 図の よ う に、 FlexCable を最初のカー ド の切込み
Pro Tools|HD カ ー ド を接続する
Pro Tools|HD の各カー ド の上部には、 [Port A]、
[Port B] と 表記 さ れた 2 つのポー ト があ り ます。
ま た FlexCable には 2 つの コ ネ ク タ があ り 、 接続
が正 し く 行われ る よ う [Port A]、 [Port B] と 表記
さ れてい ます。 カー ド 間のデー タ 通信は、 TDM
FlexCable を使っ て カー ド の [Port B] を次のカー ド
の [Port A] へ接続す る こ と に よ っ て可能にな り ま
す。
以下の手順で説明する通 り 、 最初の
FlexCable は常に コ ア ・ カー ド の [Port B]
か ら 最初の拡張カー ド の [Port A] へ接続
し ます。
TDM FlexCable を使 っ て Pro Tools|HD カ ー ド を接
続する には :
1 FlexCable を Pro Tools|HD カー ド へ イ ン ス ト ール
す る 前に、 ケーブルの印刷 さ れた方を手前に し て
両手で持ち、 以下の様にケーブルの [Port B] の部
分を離 し て FlexCable の形を変え ます。 ケーブル
を必要以上に曲げ る と 、 ケーブル内の配線が切れ
る 恐れがあ り ますので注意 し て く だ さ い。
に差 し 、 FlexCable の [Port B] を最初のカー ド の
[Port B] の位置に、 FlexCable の [Port A] を 2 番目
のカー ド の [Port A] の位置に し ます。
Port A コ ネ ク タ
Port B
コネク タ
HD Accel
(または Process)
HD Core
TDM FlexCable を挿入する
4 FlexCableの[Port A] コ ネ ク タ を 2番目のカー ド の
[Port A] へ接続 し ます。 ケーブルがカー ド へ完全
に接続 さ れ る ま で、 優 し く 、 し っ か り と 押 さ え ま
す。 FlexCable の も う 一方 ([Port B] と 表記 さ れて
い る ) を最初のカー ド の [Port B] へ取 り 付け ま
す。
PCI ス ロ ッ ト 3 の HD Accel(ま たは Process)カ ー ド
Port
Port
BB
Port AA
Port
Port
Port
BB
Port AA
Port
PCI ス ロ ッ ト 2 の HD Core カ ー ド
TDM FlexCable で接続 し た 2 つの Pro Tools|HD カ ー ド
を上から見た と こ ろ
TDM FlexCable を イ ン ス ト ールする準備
6
拡張シス テム ガ イ ド
5 接続を確認 し ます。 FlexCable のポー ト が
Pro Tools|HD カー ド の ソ ケ ッ ト に対 し て平にな っ
てい る か、 し っ か り と 接続 さ れてい る か確認 し て
く だ さ い。
6 複数のカー ド を使用す る シ ス テ ムの場合は、 そ
れぞれのカー ド を前のカー ド へ接続 し ます。 上記
の通 り 、 FlexCables を使っ て カー ド 同士を接続
し 、 すべてのカー ド を接続 し ます。 (各拡張カー
ド には FlexCable が 1 本付属 し てい ます。)
7 コ ン ピ ュ ー タ の本体を閉 じ ます。
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース
を接続する
すべての Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース は DigiLink 接続を必要 と し ます。 ま た複
数の イ ン タ ーフ ェ ース を使用す る と き は、 すべて
の Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース間
で [Loop Sync] を接続 し なければな り ません。 複数
の レ ガシー I/O (888|24 I/O ™や 882|20 I/O ™な ど
Pro Tools|24|MIX ™シ リ ーズの イ ン タ ーフ ェ ース)
を使用す る 場合は、 [Slave Clock] を Pro Tools
24|MIX シ リ ーズのすべてのオーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ースへ接続す る 必要があ り ます。
推奨する イ ン タ ー フ ェ ースの順番
種類が異な る オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を使
用す る 場合は、 以下の順番で イ ン ス ト ール し て く
だ さ い。
192 I/O ま たは 192 Digital I/O 最初のオーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース と し て使用 し ます。 こ れ ら の イ
ン タ ーフ ェ ース は、 最 も 忠実度の高い ク ロ ッ ク ・
ソ ース を シ ス テ ム に提供 し ます。
Pro Tools シ ス テ ムに少な く と も 1 台の
192 I/O ™ ま たは 192 Digital I/O ™があ る場
合は、 こ れを最初のオーデ ィ オ ・ イ ン
タ ーフ ェース に し て、 ループ ・ シ ン ク の
マ ス タ ーに し て く だ さ い。
96 I/O 最初の イ ン タ ーフ ェ ース と し て使用す る か
(192 I/O ま たは 192 Digital I/O が イ ン ス ト ール さ
れていない場合)、 ま たは最初の イ ン タ ーフ ェ ー
ス の [Expansion] ポー ト に接続 し た拡張 イ ン タ ー
フ ェ ース と し て使用 し ます。
96i I/O 他の Pro Tools|HD イ ン タ ーフ ェ ース が接
続 さ れていない場合は最初の イ ン タ ーフ ェ ース と
し て使用す る か、 ま たは他の Pro Tools|HD イ ン
タ ーフ ェ ース に接続 し た拡張 イ ン タ ーフ ェ ース と
し て使用 し ます。
レ ガシー I/O 9 ページの 「レ ガシー ・ オーデ ィ
オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を接続す る 」 をお読み く だ
さ い。
DigiLink 接続
DigiLink ケーブルは、 Pro Tools|HD カー ド と Pro
Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を接続 し
ます。 1 つの DigiLink コ ネ ク タ は、 最大 32 チ ャ ン
ネルのオーデ ィ オ ・ デー タ の双方向通信が行え ま
す。 こ の 32 チ ャ ン ネルは、 16 チ ャ ン ネルの 2 つ
のグループに分け ら れ ます。 グループ A = チ ャ ン
ネル 1-16、 グループ B = チ ャ ン ネル 17-32 です。
1 つのシ ス テ ム で使用で き る DigiLink ケーブルの
最大数は 10 (サン プルレー ト が 96 kHz ま での
セ ッ シ ョ ン) ま たは 8 (サン プル レー ト が 176.4
kHz ま たは 192 kHz のセ ッ シ ョ ン) です。
・ Pro Tools|HD カー ド と Pro Tools オーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース は、 各カー ド に付属 し てい る
12 フ ィ ー ト の DigiLink ケーブルを使っ て接続 し ま
す。 ループ ・ シ ン ク のマ ス タ ー と し て機能す る 最
初のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース は、 HD Core
カー ド に接続す る 必要があ り ます。 ス タ ジオの構
成に合わせて、 異な る 長 さ の DigiLink ケーブル
(25 フ ィ ー ト 、 50 フ ィ ー ト 、 100 フ ィ ー ト ) を購
入す る こ と も で き ます。
・ Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の
拡張ポー ト へ 2 番目の Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース を接続す る と き は、 付属の 18
イ ンチの DigiLink ケーブルを使用 し て く だ さ い。
第 2 章 : Pro Tools|HD 拡張システム
7
HD Core または
Accel Core カ ー ド
18- イ ン チ
DigiLink
ケーブル
12- フ ィ ー ト DigiLink ケーブル
Loop Sync ケーブル
図 2. 2 台の 96 I/O、 32- チ ャ ン ネル
HD Core ま たは
Accel Core カ ー ド
18- イ ン チ
DigiLink
ケーブル
12- フ ィ ー ト DigiLink ケーブル
Loop Sync ケーブル
TDM FlexCable
Loop Sync ケーブル
HD Accel カ ー ド または
HD Process カ ー ド
12- フ ィ ー ト DigiLink ケーブル
図 3. 3 台の 96 I/O、 48- チ ャ ン ネル
8
拡張シス テム ガ イ ド
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ースの DigiLink 接続を
行 う には :
1 付属の 12 フ ィ ー ト の DigiLink ケーブルを使っ て
最初のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を HD Core
カー ド へ接続 し ます。
2 以下のいずれか を行い ます。
・ 18 イ ンチの DigiLink ケーブル (オーデ ィ
オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース に付属) を使っ て 2
番目の Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース を最初のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース の拡張ポー ト へ接続 し ます。
Figure 2 on page 8 をお読み く だ さ い。
ま たは
・ 2 番目の Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース を次のカー ド (HD Accel ま たは
HD Process) の DigiLink へ接続 し ます。
3 追加の Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース を次の Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン
タ ーフ ェース ま たはカー ド へ接続 し ます。 Figure 3
on page 8 をお読み く だ さ い。
4 レ ガシー ・ オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース
(888|24 I/O な ど) を接続す る 場合は、 9 ページの
「レ ガシー ・ オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を接
続す る 」 をお読み く だ さ い。
ループ ・ シ ン ク を接続する
ループ ・ シ ン ク を接続する には :
1 付属のループ ・ シ ン ク ・ ケーブルを使っ て最初
の イ ン タ ーフ ェ ース の [Loop Sync Out] を 2 番目
の イ ン タ -フ ェ ース の [Loop Sync In] へ接続 し ま
す。
SYNC を使用する場合は、 SYNC がルー
プ ・ シ ン ク 接続の最初の イ ン タ ーフ ェー
ス にな り ます。 詳 し く は、 「SYNC 周辺機
器ガ イ ド 」 をお読み く だ さ い。
3 最後の イ ン タ ーフ ェ ース の [Loop Sync Out] を最
初の イ ン タ -フ ェ ース の [Loop Sync In] へ接続 し
ます。
レ ガシー ・ オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ー
ス を接続する
192 I/O、 192 Digital I/O、 96 I/O は、 それぞれ 16
チ ャ ン ネルのオーデ ィ オ を レ ガシー ・ オーデ ィ
オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース (レ ガシー I/O) と の間で
送受信で き ます。 レ ガシー I/O と は、 888|24 I/O、
882|20 I/O、 1622 I/O ™、 24 ビ ッ ト ADAT Bridge
I/O ™、 お よ び初期の ADAT Bridge I/O です。
Pro Tools HD は、 888 I/O と 882 I/O には対応 し
てい ません。 (96i I/O には レ ガシー ・ ポー ト があ
り ません。)
レ ガシー ・ ポー ト は拡張ポー ト と 同 じ 様に機能 し
ます。
レ ガシー ・ ポー ト と 拡張ポー ト は共にグ
ループ B : チ ャ ン ネル 17-32 を使用 し ま
す。 レ ガシー ・ ポー ト と 拡張ポー ト の ど
ち ら を使 う かは、 Pro Tools の [ ハー ド
ウ ェ ア設定 ] ダ イ ア ロ グで選択 し なけれ
ばな り ません。
レ ガシー I/O が 1 台の場合は、 Pro Tools MIX の
ペ リ フ ェ ラ ル ・ ケーブルを使っ て レ ガシー ・ ポー
ト へ接続 し ます。 レ ガシー I/O が 2 台の場合は、
Y ケーブル (16 チ ャ ン ネルのペ リ フ ェ ラ ル ・ ケー
ブル ・ ア ダプ タ ) を使っ て 1 つの レ ガシー ・ ポー
ト へ接続で き ます。
Pro Tools|HD シ ス テ ムへ接続で き る レ ガシー I/O
は最大 8 台です。 Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン
タ ーフ ェ ース 4 台 と 16 チ ャ ン ネルのペ リ フ ェ ラ
ル ・ ケーブル ・ ア ダプ タ 4 本が必要にな り ます。
48 kHz を超え る サンプルレー ト の
Pro Tools セ ッ シ ョ ンでは、 レ ガシー ・
ポー ト は使え ません。
2 2番目の イ ン タ ーフ ェ ース の[Loop Sync Out]を次
の イ ン タ -フ ェ ース の [Loop Sync In] へ接続 し ま
す。 後は同様です。
第 2 章 : Pro Tools|HD 拡張システム
9
レ ガシー ・ オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース を接続
する には :
3 [ メ イ ン ] (Main) を ク リ ッ ク し ます。
1 Pro Tools|24 MIX のペ リ フ ェ ラ ル・ ケーブルの一
2 ケーブルの も う 一方を MIX 対応オーデ ィ オ ・ イ
グの左下にあ る [ 識別す る ] (Identify) オプシ ョ
ン を選択 し ます。 選択 し たオーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース の フ ロ ン ト パネルの LED がすべて点灯
し ます。
ン タ ーフ ェ ースへ接続 し ます。
5 選択 し た イ ン タ ーフ ェース が ス タ ジオの ど の イ
3 BNC ケーブルを使っ て、 最初の イ ン タ ーフ ェ ー
ン タ ーフ ェ ース に対応 し てい る か メ モ し て く だ さ
い。
方を 192 I/O、 192 Digital I/O、 ま たは 96 I/O の
[Legacy] ポー ト へ接続 し ます。
ス の [External Clock Out] を レ ガシー ・ オーデ ィ
オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の [Slave Clock In] へ接続 し
ます。
4 [ ハー ド ウ ェ ア設定 ] (Hardware Setup) ダ イ ア ロ
6 各オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース に対 し て上記
の手順を繰 り 返 し ます。
4 レ ガシーI/O を 2 台接続す る 場合は、1 台目の レ
ガシー I/O の [Slave Clock Out] を 2 台目の レ ガ
シー I/O の [Slave Clock In] へ接続 し ます。
最後の レ ガシー I/O の [Slave Clock Out]
は、 どの Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン
タ ーフ ェース に も 接続 し ないで く だ さ い。
888|24 I/O を使用する場合は、 Pro Tools
を起動 し て [ ハー ド ウ ェ ア設定 ] ダ イ ア
ロ グで選択で き る準備がで き る ま で
888|24 の電源は入れないで く だ さ い。 詳
し く は、 「Pro Tools|HD ス ター ト ア ッ プガ
イ ド 」 をお読み く だ さ い。
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース を識別す
る
シ ス テ ムへ複数の同 じ 種類のオーデ ィ オ ・ イ ン
タ ーフ ェース を接続 し てい る 場合は、 各 イ ン タ ー
フ ェ ース を識別す る こ と がで き ます。 こ れに よ っ
て、 [ ハー ド ウ ェ ア設定 ] ダ イ ア ロ グで イ ン プ ッ
ト と ア ウ ト プ ッ ト を設定す る と き に正 し い イ ン
タ ーフ ェース が選択で き ます。
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース を識別する には :
1 [ 設定 ] (Setup) >[ ハー ド ウ ェ ア ] (Hardware) を
選択 し ます。
2 ペ リ フ ェ ラ ルの リ ス ト か ら 、 シ ス テ ム に接続 さ
れてい る オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を選択 し
ます。
10
拡張シス テム ガ イ ド
拡張シ ス テムの I/O チ ャ ン ネル数
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を増設す る と 、 使
用で き る ハー ド ウ ェ ア ・ イ ン プ ッ ト と ハー ド ウ ェ
ア ・ ア ウ ト プ ッ ト のチ ャ ン ネル数が増やせます。
ハー ド ウ ェ ア ・ イ ン プ ッ ト と ハー ド ウ ェ ア ・ ア ウ
ト プ ッ ト にはアナ ロ グ と デジ タ ルの コ ネ ク タ があ
り ます。
I/O チ ャ ン ネル数
Pro Tools|HD オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース に
は、 それぞれ数が異な る ハー ド ウ ェ ア ・ イ ン プ ッ
ト と ハー ド ウ ェ ア ・ ア ウ ト プ ッ ト の コ ネ ク タ と
ポー ト があ り 、 そのい く つかは同時に使用で き ま
す。
Pro Tools|HD I/O の仕様については、
「Pro Tools|HD ス ター ト ア ッ プ ・ ガ イ ド 」
をお読み く だ さ い。
96 I/O と 192 I/O は 「対称的」 な I/O の例で、 イ
ンプ ッ ト ・ チ ャ ン ネル と ア ウ ト プ ッ ト ・ チ ャ ン ネ
ルの数が同 じ です。 た と えば、 アナ ロ グ ・ イ ン
プ ッ ト も アナ ロ グ ・ ア ウ ト プ ッ ト も 8 です。 こ れ
ら の I/O のバ ッ ク ・ パネルにはアナ ロ グ と デジ タ
ルの コ ネ ク タ が多 く あ り ますが、 同時に使用で き
る イ ン プ ッ ト と ア ウ ト プ ッ ト はそれぞれ合計 16
チ ャ ン ネルです。 つま り 、 1 台の I/O で最大 16
チ ャ ン ネルの イ ン プ ッ ト を再生ま たは録音 し なが
ら 、 同時に最大 16 チ ャ ン ネルのア ウ ト プ ッ ト を
モニ タ ーま たは送 り 出す こ と がで き ます。
192 I/O は、 拡張カー ド であ る 192 A/D や
192 D/A を追加す る と アナ ロ グ ・ イ ン プ ッ ト やア
ナ ロ グ ・ ア ウ ト プ ッ ト の数を 16 へ増やせます。
拡張 し た 192 I/O イ ン タ ーフ ェ ース は 「非対称」
の I/O の例で、 イ ン プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル と ア ウ ト
プ ッ ト ・ チ ャ ン ネルの数が異な り ます。 た と えば、
192 I/O に 192 A/D カー ド を イ ン ス ト ールす る と
16 アナ ロ グ ・ イ ンプ ッ ト と 8 アナ ロ グ ・ ア ウ ト
プ ッ ト を持つ I/O にな り ます。 拡張 し た 192 I/O
で も 、 同時に使用で き る イ ンプ ッ ト と ア ウ ト プ ッ
ト はそれぞれ合計 16 チ ャ ン ネルです。
こ の様に 192 I/O イ ン タ ーフ ェ ース を拡張す る 方
法がい く つかあ る ため、 Pro Tools|HD 拡張シ ス テ
ム で使用で き る デジ タ ル I/O と アナ ロ グ I/O の最
大チ ャ ン ネル数は、 以下の例の通 り 、 デジ タ ル接
続を使 う かアナ ロ グ接続を使 う か、 イ ン プ ッ ト と
ア ウ ト プ ッ ト のチ ャ ン ネル数を対称にす る か非対
称にす る かに よ っ て異な り ます。
アナ ロ グ 最大 96 の イ ン プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル と ア
ウ ト プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル。 以下が必要です。
・ 16 アナ ロ グ ・ イ ン プ ッ ト と 8 アナ ロ グ ・ ア
ウ ト プ ッ ト に変更 し た 192 I/O イ ン タ ー
フ ェ ース 4 台 (各 イ ン タ ーフ ェ ースへ A/D
カー ド を追加す る 必要あ り )
・ 8 アナ ロ グ ・ イ ン プ ッ ト と 16 アナ ロ グ ・ ア
ウ ト プ ッ ト に変更 し た 192 I/O イ ン タ ー
フ ェ ース 4 台 (各 イ ン タ ーフ ェ ースへ D/A
カー ド を追加す る 必要あ り )
アナ ロ グ ・ ア ウ ト プ ッ ト よ り も アナ ロ グ ・ イ ン
プ ッ ト を増や し たい場合は、 D/A カー ド の数を減
ら し て A/D カー ド の数を増や し て く だ さ い。 逆
に、 ア ウ ト プ ッ ト を増や し たい場合は A/D カー
ド の数を減 ら し て D/A カー ド の数を増や し て く
だ さ い。
I/O 数を最大にする構成例
拡張シ ス テムに電源を入れる
イ ン タ フ ェ ース 10 台を使っ た Pro Tools|HD シ
ステム (セ ッ シ ョ ンのサン プルレー ト が最大
96 kHz の場合)
こ のセ ク シ ョ ン では、 拡張シ ス テ ムの電源の入れ
方について説明 し ます。 電源を入れ る 前に、 拡張
シ ャ ーシ と コ ン ピ ュ ー タ がケーブルで接続 さ れて
い る こ と を確認 し て く だ さ い。 シ ス テ ム の電源が
入っ てい る 状態でケーブルが コ ン ピ ュ ー タ か ら 外
れた場合は、 コ ン ピ ュ ー タ と 拡張シ ャ ーシの電源
を切っ てか ら 接続 し 直 し て く だ さ い。
デジ タ ル 最大 160 の イ ン プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル と
ア ウ ト プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル (192 Digital I/O イ ン
タ ーフ ェース 10 台使用)
アナ ロ グ 最大 120 の イ ン プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル と
ア ウ ト プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル。 以下が必要です。
・ 16 アナ ロ グ ・ イ ンプ ッ ト と 8 アナ ロ グ ・ ア
ウ ト プ ッ ト に変更 し た 192 I/O イ ン タ ー
フ ェ ース 5 台 (各 イ ン タ ーフ ェ ースへ A/D
カー ド を追加す る 必要あ り )
拡張シ ャ ーシ を接続する と き、 ま たは拡
張シ ャ ーシにカー ド を イ ン ス ト ールする
と き は必ずコ ン ピ ュータ と 拡張シ ャ ーシ
の電源を切っ て く だ さ い。
・ 8 アナ ロ グ ・ イ ン プ ッ ト と 16 アナ ロ グ ・ ア
ウ ト プ ッ ト に変更 し た 192 I/O イ ン タ ー
フ ェ ース 5 台 (各 イ ン タ ーフ ェ ースへ D/A
カー ド を追加す る 必要あ り )
イ ン タ フ ェ ース 8 台を使っ た Pro Tools|HD シ
ステム (セ ッ シ ョ ンのサン プルレー ト が
96 kHz を超え る場合)
デジ タ ル 最大 128 の イ ン プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル と
ア ウ ト プ ッ ト ・ チ ャ ン ネル (192 Digital I/O イ ン
タ ーフ ェース 8 台使用)
第 2 章 : Pro Tools|HD 拡張システム
11
シ ス テムの起動 と シ ャ ッ ト ダウ ン
シ ス テ ム を起動す る と き は、 決ま っ た順序で各 コ
ン ポーネ ン ト の電源を入れ る 必要があ り ます。
Pro Tools シ ス テムを起動する には :
1 すべての機器 ( コ ン ピ ュ ー タ を含む) の電源が
オ フ にな っ てい る こ と を確認 し て く だ さ い。
2 拡張シ ャ ーシの電源を入れ ます。
3 外付けハー ド デ ィ ス ク の電源を入れ ます。 回転
が安定す る ま で約 10 秒待ち ます。
4 MIDI イ ン タ ーフ ェ ース、 MIDI 機器、 同期機器を
使用 し てい る 場合は、 その電源を入れ ます。
5 すべての出力機器のボ リ ュ ーム を下げた状態で
ProTools オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の電源を
入れ ます。 オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の初期
化が終わ り ス テー タ ス LED の点滅が停止す る ま
で少な く と も 15 秒待ち ます。
6 コ ン ピ ュ ー タ の電源を入れ ます。
Pro Tools シ ス テムを シ ャ ッ ト ダウ ンする には :
1 すべての出力機器 と モニ タ ーのボ リ ュ ーム を下
げ ます。
2 コ ン ピ ュ ー タ を シ ャ ッ ト ダ ウ ン し ます。
3 すべての ProTools オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ー
ス の電源を切 り ます。
4 MIDI イ ン タ ーフ ェ ース と MIDI機器の電源を切 り
ます。
5 外付けハー ド デ ィ ス ク の電源を切 り ます。
6 拡張シ ャ ーシの電源を切 り ます。
12
拡張シス テム ガ イ ド
第3章
Digidesign EB-7 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシ
Digidesign EB-7 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシは、
Pro Tools|HD シ ス テ ム用の 7 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ー
シです。 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシには 7 つの
Pro Tools|HD (PCIe) カー ド が イ ン ス ト ールで き 、
こ れに よ っ てプ ラ グ イ ンや ミ キサーの処理能力を
向上 さ せた り 、 シ ス テ ム に接続す る オーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース の数を増やす こ と がで き ます。
内容
・ 拡張シ ャ ーシ : 4U、 19 イ ンチ ・ ラ ッ ク マ ウ
ン ト 筐体
・ PCIe ホ ス ト ・ カー ド : 拡張シ ャ ーシ を接続
す る ためにホ ス ト ・ コ ン ピ ュ ー タ に イ ン ス
ト ールす る 専用カー ド
・ iPass ケーブル : ホ ス ト ・ カー ド を PCIe-toPCIe 拡張シ ャ ーシへ接続す る 3m のケーブ
ル
シ ス テムの必要条件 と 互換性
PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシは、 Pro Tools HD ソ フ
ト ウ ェ ア を起動 し た Digidesign 推奨の コ ン ピ ュ ー
タ を必要 と し ます。
Pro Tools|HD シ ス テ ム の基本的な必要条件を満た
すだけでは拡張シ ャ ーシ を使っ て ト ラ ッ ク 数を最
大にす る こ と がで き ない場合があ り ます。
Avid は、 Avid が動作確認を行っ たハー ド ウ ェ ア
と ソ フ ト ウ ェ アに対 し てのみ互換性を保証 し 、 サ
ポー ト を行い ます。
シ ス テ ム必要条件、 動作を保証す る コ ン ピ ュ ー
タ 、 オペレーテ ィ ン グ ・ シ ス テ ム、 ハー ド デ ィ ス
ク 、 サー ド パーテ ィ ーの機器について詳 し く は、
以下の弊社の ウ ェ ブサ イ ト を ご覧 く だ さ い。
www.Avid.com
・ AC 電源ケーブル
第 3 章 : Digidesign EB-7 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシ
13
仕様
こ のセ ク シ ョ ン では、 Digidesign PCIe-to-PCIe 拡
張シ ャ ーシの ス ロ ッ ト の配置 と 技術仕様を説明 し
ます。
ハー ド ウ ェ アの仕様
ホス ト ・ カ ー ド
・ PCIe カー ド
シ ャ ーシのス ロ ッ ト
ス ロ ッ ト の配置
・ PCIe ス ロ ッ ト x 7
PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシには、 前か ら 見て右か
ら 左へ順番に番号 (1-7) が付け ら れた ス ロ ッ ト
があ り ます。
・ 以下の Pro Tools|HD カー ド に対応 し てい ます。
・ Accel Core (PCIe 用 )
・ HD Accel (PCIe 用 )
7 6 5 4 3 2 1
シ ャ ーシの大き さ
・ 幅 : 19 イ ンチ
・ 高 さ : 4U (4 ラ ッ ク )
iPass ケーブル
・ ケーブル長 : 3m
通気の必要条件
本体の前面 と 後面には通気用の空間が必要です。
本機器を ラ ッ ク やス タ ジオの建具に取 り 付け る と
き は、 本体の前面や後面を塞がず、 十分な通気を
確保 し て く だ さ い。
PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシのス ロ ッ ト 番号
14
拡張シス テム ガ イ ド
PCIe ホス ト ・ カ ー ド を イ ン ス
ト ールする
PCIe ホス ト ・ カ ー ド を イ ン ス ト ールする には :
1 コ ン ピ ュ ー タ お よ び周辺機器の電源を切 り ま
す。
シ ャ ーシへ電源を接続する
PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシの リ ア ・ パネルにあ る
AC 電源 コ ネ ク タ には、 標準の AC 電源ケーブル
を接続 し ます。 シ ャ ーシは自動切換式 (100V ~
240V) で、 ど の国で も 標準のモジ ュ ラ ー ・ ケーブ
ルを使っ て AC 電源 コ ン セ ン ト へ接続で き ます。
2 コ ン ピ ュ ー タ の本体を開け ます。 コ ン ピ ュ ー タ
シ ャ ーシへ電源を接続する には :
へのカー ド の イ ン ス ト ール方法について詳 し く
は、 それぞれの説明書をお読み く だ さ い。
• 付属の AC ケーブルを シ ャ ーシのバ ッ ク パネル
にあ る AC コ ネ ク タ へ接続 し ます。
帯電防止バ ッ グか ら カー ド を取 り 出す前
に、 接地 さ れた金属の表面 ( コ ン ピ ュータ
内の電源ケース な ど) に触れ、 体や服の静
電気を あ ら か じ め除去 し て く だ さ い。
3 コ ン ピ ュ ー タ 内の空 き ス ロ ッ ト の中で最 も 番号
が小 さ い ス ロ ッ ト へ PCIe ホ ス ト ・ カー ド を イ ン
ス ト ール し ます。
・ 一般的な Windows コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ
フ ィ ッ ク ・ カー ド か ら 最 も 遠い ス ロ ッ ト で
す。
AC 電源 コ ネ ク タ
シ ャ ーシへ電源ケーブルを接続する
ス ロ ッ ト の順番は コ ン ピ ュータ の取扱説
明書で確認 し て く だ さ い。
・ 一般的な Mac コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ
フ ィ ッ ク ・ カー ド に最 も 近い ス ロ ッ ト です。
コ ン ピ ュ ー タ に PCIe ホス ト ・ カ ー ド を イ ン ス ト ール
する
第 3 章 : Digidesign EB-7 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシ
15
Pro Tools|HD カ ー ド を イ ン ス
ト ールする
Pro Tools オーデ ィ オ ・ カ ー ド を シ ャ ーシに イ ン ス
ト ールする には :
4 拡張シ ャ ーシの最初のPCIe ス ロ ッ ト にPro Tools
Accel Core カー ド を イ ン ス ト ール し ます。 (前か
ら シ ャ ーシ を見て一番右の ス ロ ッ ト )
7 6 5 4 3 2 1
1 シ ャ ーシのバ ッ ク ・ パネル上の電源ス イ ッ チが
オ フ にな っ てい る こ と を確認 し ます。
2 接地が正 し く 行われ る よ う に、 付属の AC ケー
ブルを使っ て シ ャ ーシ を電源 (電源 タ ッ プや壁の
コ ン セ ン ト な ど) へ接続 し ます。
3 拡張シ ャ ーシの ト ッ プ ・ カバーか ら 6 つのネジ
を外 し 、 カバーをバ ッ ク ・ パネルの方へス ラ イ ド
さ せて外 し ます。
6 つのネジ を外す
0
1
2
3
ト ッ プ ・ パネルのネジ
16
拡張シス テム ガ イ ド
4
5
6
7
PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシのス ロ ッ ト 番号
5 残 り の HD Accel カー ド を シ ャ ーシの次の番号の
ス ロ ッ ト へ イ ン ス ト ール し ます。
6 すべての Pro Tools カー ド を TDM FlexCable で接
続 し ます。 メ Pro Tools|HD カー ド を接続す る モ on
page 6 をお読み く だ さ い。
7 FlexCable でカー ド を接続 し た後、 オーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース を接続 し ます。 メオーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース を接続す る モ on page 7 をお読み
く だ さ い。
複数のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェース を
使用する方法について詳 し く は、 メ拡張シ
ス テ ムの I/O チ ャ ンネル数モ on page 10 を
お読み く だ さ い。
8 オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース を接続 し た後、
シ ャ ーシ を コ ン ピ ュ ー タ へ接続
する
こ こ に戻っ て イ ン ス ト レーシ ョ ン を最後ま で行っ
て く だ さ い。
シ ャ ーシ を コ ン ピ ュ ー タ へ接続する には :
1 iPass ケーブルの x4 コ ネ ク タ を シ ャ ーシの iPass
例
以下の表に PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシのすべて
の ス ロ ッ ト を使っ た カー ド の構成 と オーデ ィ オ ・
イ ン タ ーフ ェ ース の接続の例を示 し ます。
ケーブル ・ ポー ト へ接続 し ます。 し っ か り と 接続
し て く だ さ い。
x4 コ ネ ク タ
シ ャ ーシのカ ー ド と 複数のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース
スロ ッ ト
カー ド
スロ ッ ト 1
Accel Core (イ ン タ ー フ ェ ース #1
と #2)
スロ ッ ト 2
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #3 と
#4)
スロ ッ ト 3
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #5 と
#6)
スロ ッ ト 4
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #7 と
#8)
ス ロ ッ ト 5*
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #9 と
#10)
ス ロ ッ ト 6*
HD Accel
7*
HD Accel
スロ ッ ト
x8 コ ネ ク タ
iPass ケーブルのコ ネ ク タ の細部
iPass ケーブル・ポー ト
iPass ケーブルを シ ャ ーシへ接続する
*
カ ー ド は 44.1 kHz、 48 kHz、 88.2 kHz、 96 kHz で
のみ使用可
こ のシ ャ ーシに イ ン ス ト ールで き る のは
Pro Tools|HD (PCIe) 用カー ド だけです。
PCI カー ド には対応 し てい ません。
第 3 章 : Digidesign EB-7 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシ
17
2 iPass ケーブルの x8 コ ネ ク タ を コ ン ピ ュ ー タ の
PCIe ホ ス ト ・ カー ド のポー ト へ接続 し ます。 し っ
か り と 接続 し て く だ さ い。
iPass ケーブル・ポー ト
全に電源が入 る と 電源ス イ ッ チの LED が点灯 し
ます。
電源ス イ ッ チ
フ ロ ン ト パネルの電源ス イ ッ チの場所
iPass ケーブルを PCIe ホス ト ・ カ ー ド へ接続する
4 外付けハー ド ・ ド ラ イ ブの電源を入れ ます。 回
転が安定す る ま で約 10 秒待ち ます。
シ ス テムを起動する
5 MIDI イ ン タ ーフ ェース、 MIDI 機器、 同期機器を
シ ス テ ム を起動す る と き は、 決ま っ た順序で各 コ
ン ポーネ ン ト の電源を入れ る 必要があ り ます。
使用 し てい る 場合は、 その電源を入れ ます。
6 すべての出力機器のボ リ ュ ーム を下げた状態で
Pro Tools シ ス テムを起動する には :
1 すべての機器 ( コ ン ピ ュ ー タ を含む) の電源が
オ フ にな っ てい る こ と を確認 し て く だ さ い。
2 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシのバ ッ ク ・ パネルに
あ る 電源ス イ ッ チを オ ン に し ます。
ProTools オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の電源を
入れ ます。 オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の初期
化が終わ り ス テー タ ス LED の点滅が停止す る ま
で少な く と も 15 秒待ち ます。
7 コ ン ピ ュ ー タ の電源を入れ ます。
シ ス テムを シ ャ ッ ト ダウ ンする
Pro Tools シ ス テムを シ ャ ッ ト ダウ ンする には :
0
1
2
3
4
5
6
7
1 すべての出力機器 と モニ タ ーのボ リ ュ ーム を下
げ ます。
電源ス イ ッ チ
バ ッ クパネルの電源ス イ ッ チの場所
3 PCIe-to-PCIe 拡張シ ャ ーシのバ ッ ク ・ パネルに
あ る 電源ス イ ッ チを オ ン に し ます。 シ ャ ーシに完
2 コ ン ピ ュ ー タ を シ ャ ッ ト ダ ウ ン し ます。
3 ProTools オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の電源
を切 り ます。
4 MIDI イ ン タ ーフ ェ ース と MIDI機器の電源を切 り
ます。
5 外付けハー ド デ ィ ス ク の電源を切 り ます。
6 拡張シ ャ ーシの フ ロ ン ト ・ パネルにあ る 電源ス
イ ッ チを押 し ます。
18
拡張シス テム ガ イ ド
第4章
Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ーシ
Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張
シ ャ ーシ
Magma PE6R4 拡張シ ャ ーシは、 Pro Tools|HD シ ス
テ ム用 PCIe ホ ス ト カー ド が付属 し た 6 ス ロ ッ ト
の拡張シ ャ ーシです。 PE6R4 には最大 6 つの
Pro Tools|HD (PCI 用 ) カー ド が イ ン ス ト ールで
き 、 こ れに よ っ てプ ラ グ イ ンや ミ キサーの処理能
力を向上 さ せた り 、 シ ス テ ムに接続す る オーデ ィ
オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の数を増やす こ と がで き ま
す。
Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ー
シのス ロ ッ ト の配置
Magma PE6R4 拡張シ ャ ーシには、 前か ら 見て右か
ら 左へ順番に番号 (1-6) が付け ら れた PCI ス
ロ ッ ト があ り ます。
Magma PE6R4 拡張シ ャ ーシ用の PCI ホ ス
ト カー ド はあ り ません。
スロ ッ ト 1
スロ ッ ト 6
Magma PE6R4 のス ロ ッ ト 番号
第 4 章 : Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ーシ
19
Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ー
シ を構成する
拡張シ ャ ーシ を接続する
コ ン ピ ュ ー タ に PCIe ホス ト ・ カ ー ド を イ ン ス
ト ールする には :
1 コ ン ピ ュ ー タ 、 拡張シ ャ ーシ、 周辺機器の電源
を切 り ます。 接地が正 し く 行われ る よ う に、 付属
の AC ケーブルを使っ て拡張シ ャ ーシ を電源 (電
源 タ ッ プや壁の コ ン セ ン ト な ど) へ接続 し ます。
2 コ ン ピ ュ ー タ の本体を開け ます。 コ ン ピ ュ ー タ
へのカー ド の イ ン ス ト ール方法について詳 し く
は、 カー ド の説明書をお読み く だ さ い。
帯電防止バ ッ グか ら カー ド を取 り 出す前
に、 接地 さ れた金属の表面 ( コ ン ピ ュー
タ 内の電源ケース な ど) に触れ、 体や服
の静電気を あ ら か じ め除去 し て く だ さ い。
2 各ケーブルの も う 一端を拡張シ ャ ーシの対応 コ
ネ ク タ へ取 り 付け ます。 各ケーブルの両端は同 じ
表記 ([x1] ま たは [x3]) の コ ネ ク タ へ取 り 付け な
ければな り ません。
イ ン フ ィ ニバン ド ・ ケーブルの接続方
法について詳 し く は、 拡張シ ャ ーシの
ガ イ ド をお読み く だ さ い。
3 SCSI HBA を使用す る 場合は、以下のいずれか を
行い ます。
・ Windows コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ フ ィ ッ ク ・
カー ド へ最 も 近い 64 ビ ッ ト ・ ス ロ ッ ト へ
SCSI HBA を イ ン ス ト ール し ます。
ま たは
・ Mac コ ン ピ ュ ー タ では、 最 も 大 き い番号の
残 り の ス ロ ッ ト へ SCSI HBA カー ド を イ ン ス
ト ール し ます。
Pro Tools カ ー ド を イ ン ス ト ールする
3 コ ン ピ ュ ー タ 内の最 も 番号が小 さ い ス ロ ッ ト へ
PCIe ホ ス ト ・ カー ド を イ ン ス ト ール し ます。
・ 一般的な Windows コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ
フ ィ ッ ク ・ カー ド か ら 最 も 遠い ス ロ ッ ト で
す。
ス ロ ッ ト の順番は コ ン ピ ュータ の取扱説
明書で確認 し て く だ さ い。
・ 一般的な Mac コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ
フ ィ ッ ク ・ カー ド に最 も 近い ス ロ ッ ト です。
シ ャ ーシへホス ト カ ー ド を接続する には :
1 各 イ ン フ ィ ニバン ド ・ ケーブルの一端を ホ ス ト
カー ド の 2 つの コ ネ ク タ ([x1] と [x3] と 表記 さ れ
た) へ取 り 付け ます。
20
拡張シス テム ガ イ ド
Pro Tools オーデ ィ オ ・ カ ー ド を シ ャ ーシに イ ン ス
ト ールする には :
1 拡張シ ャ ーシの最初の ス ロ ッ ト に
Pro Tools|HD Core カー ド を イ ン ス ト ール し ます。
2 残 り のカー ド を シ ャ ーシの次の PCI カー ド ・ ス
ロ ッ ト へ以下の順番で イ ン ス ト ール し ます。
・ HD Accel
・ HD Process
こ のシ ャ ーシに イ ン ス ト ールで き る のは
Pro Tools|HD (PCI 用 ) カー ド だけです。
PCIe カー ド には対応 し てい ません。
3 すべての Pro Tools カー ド を TDM FlexCable で接
続 し ます。 6 ページの 「Pro Tools|HD カー ド を接
続す る 」 をお読み く だ さ い。
Magma PE6R4
(構成例)
シ ャ ーシのカ ー ド と 複数のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース
スロ ッ ト
カー ド
スロ ッ ト 1
HD Core (イ ン タ ー フ ェ ース #1 と
#2)
スロ ッ ト 2
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #3 と
#4)
スロ ッ ト 3
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #5 と
#6)
スロ ッ ト 4
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #7 と
#8)
ス ロ ッ ト 5*
HD Accel (ま たは Process)
(イ ン タ ー フ ェ ース #9 と #10)
ス ロ ッ ト 6*
HD Accel (ま たは Process)
*
カ ー ド は 44.1 kHz、 48 kHz、 88.2 kHz、 96 kHz で
のみ使用可
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース を接
続する
7 ページの 「オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェース を接
続す る 」 をお読み く だ さ い。
第 4 章 : Magma PE6R4 6 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ーシ
21
22
拡張シス テム ガ イ ド
第5章
Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ と Magma 64
ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ
Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ー
シ と Magma 64 ビ ッ ト 7 ス ロ ッ
ト 拡張シ ャ ーシ
Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ と Magma 64
ビ ッ ト 7 ス ロ ッ ト 拡張シ ャ ーシは、 Pro Tools|HD
シ ス テ ム用 PCI ホ ス ト カー ド が付属 し た PCI 拡張
シ ャ ーシです。 こ れ ら には最大 7 つの
Pro Tools|HD (PCI 用 ) カー ド が イ ン ス ト ールで
き 、 こ れに よ っ てプ ラ グ イ ンや ミ キサーの処理能
力を向上 さ せた り 、 シ ス テ ムに接続す る オーデ ィ
オ ・ イ ン タ ーフ ェ ース の数を増やす こ と がで き ま
す。
ス ロ ッ ト の配置
Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ と Magma 64
ビ ッ ト 33 MHz モデル P7R464-D1 シ ャ ーシ と
P7R464C1.5-D1 シ ャ ーシには、 前か ら 見て右か ら
左へ順番に番号 (1-7) が付け ら れた PCI ス ロ ッ
ト があ り ます。
電源
スロ ッ ト 1
スロ ッ ト 7
Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ、 Magma モデル
P7R464-D1 と P7R464C1.5 のス ロ ッ ト 番号
第 5 章 : Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ と Magma 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ
23
Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ ま
たは Magma 64 ビ ッ ト 7 ス ロ ッ ト 拡
張シ ャ ーシ を構成する
拡張シ ャ ーシ を接続する
5 SCSI HBA を使用す る 場合は、以下のいずれか を
行い ます。
・ Windows コ ン ピ ュ ー タ では、 グ ラ フ ィ ッ ク ・
カー ド へ最 も 近い 64 ビ ッ ト ・ ス ロ ッ ト へ
SCSI HBA を イ ン ス ト ール し ます。
ま たは
コ ン ピ ュ ー タ にシ ャ ーシのホス ト ・ カ ー ド を イ ン
ス ト ールする には :
1 コ ン ピ ュ ー タ 、 拡張シ ャ ーシ、 周辺機器の電源
を切 り ます。 接地が正 し く 行われ る よ う に、 付属
の AC ケーブルを使っ て拡張シ ャ ーシ を電源 (電
源 タ ッ プや壁の コ ン セ ン ト な ど) へ接続 し ます。
2 コ ン ピ ュ ー タ の本体を開け ます。 コ ン ピ ュ ー タ
へのカー ド の イ ン ス ト ール方法について詳 し く
は、 カー ド の説明書をお読み く だ さ い。
帯電防止バ ッ グか ら カー ド を取 り 出す前
に、 接地 さ れた金属の表面 ( コ ン ピ ュー
タ 内の電源ケース な ど) に触れ、 体や服
の静電気を あ ら か じ め除去 し て く だ さ い。
3 コ ン ピ ュ ー タ 内の最 も 番号が小 さ い ス ロ ッ ト へ
ホ ス ト ・ カー ド を イ ン ス ト ール し ます。 一般的な
Windows コ ン ピ ュ ー タ (HP Workstation xw8000 な
ど) では、 グ ラ フ ィ ッ ク ・ カー ド か ら 最 も 遠い ス
ロ ッ ト です。 一般的な Mac コ ン ピ ュ ー タ では、 グ
ラ フ ィ ッ ク ・ カー ド に最 も 近い ス ロ ッ ト です。
ス ロ ッ ト の順番は コ ン ピ ュータ の取扱説
明書で確認 し て く だ さ い。
シ ャ ーシの コ ン ト ロー ラ ー ・ カ ー ド を イ ン ス ト ー
ルする には (シ ャ ーシの機種に よ っ て必要な場
合) :
1 拡張シ ャ ーシの拡張ス ロ ッ ト に Magma
Controller カー ド を イ ン ス ト ール し ます。
2 拡張シ ャ ーシ ・ ケーブルの一端を コ ン ト ロ ー
ラ ー ・ カー ド へ取 り 付け ます。 必要であれば、
Magma のガ イ ド をお読み く だ さ い。
Pro Tools カ ー ド を イ ン ス ト ールする
Pro Tools オーデ ィ オ ・ カ ー ド を シ ャ ーシに イ ン ス
ト ールする には :
1 Pro Tools|HD Core カー ド を拡張シ ャ ーシの最初
の ス ロ ッ ト (Magma モデル P7R-D1 と P7RQ-D1
では ス ロ ッ ト 4) へ イ ン ス ト ール し ます。
2 残 り のカー ド を シ ャ ーシの次の PCI カー ド ・ ス
ロ ッ ト へ以下の順番で イ ン ス ト ール し ます。
4 1 メ ー ト ル ま たは 1.5 メ ー ト ルの拡張シ ャ ーシ ・
・ HD Accel
ケーブルを ホ ス ト カー ド へ取 り 付け ます。 必要で
あれば、 シ ャ ーシのガ イ ド をお読み く だ さ い。
・ HD Process
6 フ ィ ー ト の拡張シ ャーシ ・ ケーブルに
は対応 し てい ません。
24
・ Mac コ ン ピ ュ ー タ では、 最 も 大 き い番号の
残 り の ス ロ ッ ト へ SCSI HBA カー ド を イ ン ス
ト ール し ます。
拡張シス テム ガ イ ド
3 すべての Pro Tools カー ド を TDM FlexCable で接
続 し ます。 6 ページの 「Pro Tools|HD カー ド を接
続す る 」 をお読み く だ さ い。
Magma 64 ビ ッ ト 7 ス ロ ッ ト
ボ イ ス数を最大にする
(構成例)
64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシは、 サン プルレー ト
96 kHz ま での ス テ レ オのセ ッ シ ョ ン では最大のボ
イ ス数を提供 し ますが、 サン プルレー ト 176.4
kHz と 192 kHz ではボ イ ス数が減少 し ます。
シ ャ ーシのカ ー ド と 複数のオーデ ィ オ ・ イ ン タ ー
フ ェ ース
スロ ッ ト
カー ド
拡張ス ロ ッ
ト
コ ン ト ロー ラ ー ・ カ ー ド (必要で
はない機種あ り )
スロ ッ ト 1
HD Core (イ ン タ ー フ ェ ース #1 と
#2)
スロ ッ ト 2
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #3 と
#4)
スロ ッ ト 3
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #5 と
#6)
スロ ッ ト 4
HD Accel (イ ン タ ー フ ェ ース #7 と
#8)
ス ロ ッ ト 5*
HD Accel (ま たは HD Process)
(イ ン タ ー フ ェ ース #9 と #10)
ス ロ ッ ト 6*
HD Accel (ま たは HD Process)
7*
HD Accel (ま たは HD Process)
スロ ッ ト
さ ら にサ ラ ウ ン ド のセ ッ シ ョ ン では、 サン プル
レー ト 44. kHz と 48 kHz で も ボ イ ス数が減少 し
ます。
コ ン ピ ュ ー タ 、 拡張シ ャ ーシ、 ハー ド デ ィ ス ク の
組み合わせに よ る Pro Tools シ ス テ ムの最大ボ イ
ス数については、 弊社の ウ ェ ブサ イ ト
(www.Avid.com) を ご覧 く だ さ い。
* カ ー ド は 44.1 kHz、 48 kHz、 88.2 kHz、 96 kHz で
のみ使用可
オーデ ィ オ ・ イ ン タ ー フ ェ ース を接
続する
7 ページの 「オーデ ィ オ ・ イ ン タ ーフ ェース を接
続す る 」 をお読み く だ さ い。
第 5 章 : Digidesign 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ と Magma 64 ビ ッ ト 拡張シ ャ ーシ
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拡張シス テム ガ イ ド
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