309 組織病理検査学特論

組織病理検査学特論
（Advanced Study in Histopathology）
科 目 名
単位数（時間）
２単位(30時間)
担当者
則松
科目コード
309
選択区分
選択
履修時期
１前
良明
疾患の病因・病態を組織形態学的および分子組織学的観点からその変化を捉え、疾
病の本態について理解する。また診断や治療に直結する検査法(免疫組織細胞化学、
ISH、FISH、遺伝子解析等)について学習し、考察を深める。さらに、これらの知識の
統括、活用に基づいて、実践現場における疾病の予防、早期発見、治療、病態解析に
有用な病理組織検査を実施、開発できる高度な専門性を養う。
授業目標
授業内容とスケジュール
回
内
容
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(１)子宮頸部・体部腫瘍の組織分類、病期、予後、疫学
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(２)子宮頸部・体部腫瘍の分子生物学と応用的検査法
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(３)子宮頚部における扁平上皮病変
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(４)子宮頚部における腺病変
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(５)子宮体部におけるホルモン不均衡内膜と細胞質変化(化生)
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(６)子宮体部におけるⅠ型癌とその前癌病変
婦人科疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(７)子宮体部におけるⅡ型癌
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(１)糸球体腎炎の発生機序と各種検査方法
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(２)糸球体腎炎の臨床的・病理組織学的分類
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(３)原発性糸球体腎炎
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(４)系統的疾患・血管性疾患における糸球体腎炎
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(５)代謝性疾患における糸球体腎炎
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(６)腎盂・尿管・膀胱における炎症と前癌病変
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(７)腎盂・尿管・膀胱における尿路上皮癌
泌尿器疾患の組織形態学的捉え方と応用的検査法
(８)腎盂・尿管・膀胱における扁平上皮癌・腺癌
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成績評価方法
必携あるいは
参考図書・文献
備
課題レポート(50%)および口頭試問(50%)を併せて総合的に評価する
参考図書
小池盛雄他編：組織病理アトラス（第５版）、文光堂
Kurman RJ (ed): Blaustein’s pathology of the femalegenital tract. 5th edn,
New York,Springer-Verlag,2001.
Robert O. Petersen (ed): Urologic Pathology, 3rd edn, Philadelphia,
Lippincott Williams & Wilkins, 2009.
考
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