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「公共施設のあり方について」 [860KB pdfファイル]

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「公共施設のあり方について」 [860KB pdfファイル]
公共施設のあり方について
新城市財政課
1
人口減少、少子・超高齢化の進行
2
厳しい財政状況(歳入増は難しい)
税収は横ばいだが
市債(借金)や地方交付税
に頼る状況
億円
250
10
13
200
13
21
18
41
23
41
19
11
15
11
18
30
29
28
33
12
11
24
32
その他依存財源
150
52
100
56
61
63
64
58
58
市債
国・県支出金
地方交付税
29
36
30
31
30
30
34
その他自主財源
市税
50
77
73
72
73
74
75
76
H20
H21
H22
H23
H24
H25
H26
0
3
厳しい財政状況(増え続ける扶助費と普通建設事業費)
高齢者増による扶助費の増
億円
250
50
200
55
51
53
49
50
25
17
150
17
25
28
26
30
29
33
29
28
30
33
32
33
28
26
30
27
25
50
24
28
30
29
100
49
39
19
19
35
H20
21
21
36
28
26
H21
H22
H23
35
22
22
22
44
20
23
31
37
H25
H26
0
H24
人件費
扶助費
公債費
物件費・維持費
補助費・積立金ほか
繰出金
普通建設事業費等
公共施設の維持・
更新に充当できる
予算は限られてい
る。
4
市民1人あたりの面積は大きい
出所:「新城市公共施設白書(平成26年度版)」P.22
5
公共施設の将来費用予測
長寿命化しても、更新費用の大幅な不足が見込まれる。今ある施設を全てそのまま維
持していくことは困難。
6
基本的な考え方
公共施設の基本方針
総量削減
人口減少や厳しい財政状況などを踏まえ、
施設にかかる費用の削減や、需要に見合った施設規模での更
新、集約化・多機能化などによる施設の見直し
サービス機能の維持
単一目的の施設から多機能化・複合化施設への転換などを図り、
施設規模は縮小しても、スペースの有効活用などによりサービス
機能を可能な限り維持
7
基本的な考え方
4つの柱
施設の最適化
既存施設の転用や多機能化・複合化、民間サービス代替など
施設の長寿命化
定期的な点検・診断と保全などにより施設を長寿命化
歳出の削減
施設の更新や大規模修繕時期に合わせて需要に見合う施設規模
の見直しや管理・運営の効率化などによりコスト削減
歳入の確保
施設跡地など不要となった財産は、売却・貸付などにより歳入確保
8
施設の最適配置の検討
公共施設の機能が住民ニーズや社会環境に即して合致していないかをあらためて
見直し適切に再編すること、同時に市全体の保有総量を縮減し、施設にかかるコ
ストを縮減するために、計画的に最適配置を実施していきます。
手法C
バス 通り沿いの施設に
複 数の機能 が集約され
たおかげで 、とて も便利
にな りました。
手法B
手法A (例2)
手法D
新しい建物にな って 、
安心して 子供たちを
預けられるようにな り
ました。
手法A (例1)
9
施設再配置の検討 (機能に基づく最適配置)
まちづくりの観点から市域レベル、地区レベル、コミュニティレベル等の特性に応じた
施設の配置を考慮し、行政サービスの水準を維持する方策を講じるとともに、10年後
20年後を見据え、次世代に負担を残さないよう配慮します。また、市民の求めるニー
ズを把握し、それに応じた行政サービスの提供ができるよう機能の見直しを行いま
す。
圏域区分
施設の配置基準等
例示
広域レベル
隣接自治体・県と連携し、共同での利用を検
討する施設
市民病院、ごみ処理施設など
市域レベル
市域全体で捉えて、数量・配置を検討する施
設
庁舎、文化会館、観光施設な
ど
地区レベル
地区単位で捉えて、数量・配置を検討する施
設
中学校、体育施設など
コミュニティ
レベル
コミュニティ単位(地域自治区など)で捉えて、 小学校、集会施設、こども園、
数量・配置を検討する施設
など
10
施設再配置の検討 (施設配置状況の分析)
公共施設の配置状況・利用状況などを地域ごとに可視化し、現状を明らかにします。
特に、施設分類などにより、その施設を利用する人の対象とする範囲が異なります。
施設ごとの望ましい利用範囲を検証し、その範囲の重なりが小さくなるように、また地
理的な空白が生じないように配置を見直していく必要があります。今後機能再編を進
めていくにあたっては、それぞれの公共施設の圏域区分に応じた役割が最適となる
ように検討します。
11
施設再配置の検討 (複合化多機能化)
12
学校などと他施設との多機能化・複合化(例)
【メリット】
・多機能化による市民の利便性向上やにぎわい創出
・複合化によるコスト削減
・一般利用者の目による児童・生徒の見守りや安全確保 など
【デメリット】
・児童・生徒のセキュリティ上問題が生じる場合も
・一般利用者用の駐車場問題 など
【検討すべき課題】
・児童・生徒のセキュリティに配慮した動線
・法規制や国補助金の区分の調整
・費用対効果 など
学校
ホール
図書館
老朽化
学校機能
多機能化・複合化
図書館機能
多目的ホール機能
学校も利用可
学校も利用可
ホール
一般利用
出入口
学校
児童・生徒
出入口
図書館
一般利用
出入口
13
事務スペースの集約化(例)
公民館
健康センター
図書館
【メリット】
・スペースの有効活用(他機能の移転や既存機能の充実等)
・窓口一元化による市民の利便性向上(ワンストップサービス等)
・管理一元化によるコスト削減(人件費、機器賃借料、維持管理費)など
【デメリット】
・機能によっては、利用しにくくなる可能性 など
【検討すべき課題】
・開館時間の調整、窓口レイアウト、・費用対効果 など
出張所
それぞれの機能ごとに窓口や事務スペースを設置
(職員もそれぞれに配置)
空いたスペースは他施設の
機能移転または貸付による
歳入確保などに活用
公民館
健康センター
図書館
出張所
受付窓口を1ヶ所に集約し、
サービスの向上と管理の効率化
14
地域ごとの施設のあり方
地域ごとの「実行計画」づくりに順次着手予定
地域別の実行計画とは
地域の公共施設を見直し、将来の施設のあり方を示すもので
す。地域協議会など、各地域で行われているまちづくり団体とと
もに考えていきます。
地域でワークショップを開催予定
地域の皆さんの考えや知恵が必要です。順次、地域でワーク
ショップを開催したいと考えています。
市民フォーラムで取り組みを共有
将来の公共施設のあり方について講演やパネルディスカッション
など、地域ワークショップの成果などを広く共有します。
15
地域を舞台とした横断的な取り組み
まちづくり施策
総合計画
都市計画マスタープラン
地域活性化施策
まち・ひと・しごと創生総合戦略
公共施設の適正配置
公共施設等総合管理計画
施設別・地域別の実行計画
福祉・子育て施策
16
今後の進め方
平成28年度
地域協議会と実行計画を策定するしくみ・体制構築に向けて情報共有を
図っていきます。
平成29年度以降:計画の策定
各地域協議会に、地域の実行計画を策定するしくみ・体制を構築し、適
正配置を検討していきます。
新城市公共施設等総合管理計画
計画的な管理等の考え方などに関する事項を定める
個別施設計画
地域の実行計画
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