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NI PXIe-1082 ユーザマニュアルおよび仕様

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NI PXIe-1082 ユーザマニュアルおよび仕様
PXI
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2014 年 1 月
372752B-0112
サポート
サポート
技術サポートのご案内
ni.com/support
世界各地のオフィス
ni.com/niglobal から、お問い合わせ先、サポート電話番号、電子メールアドレス、現在実施中のイベントに
関する最新情報を提供する各国現地オフィスのウェブページにアクセスできます。
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
〒 105-0012 東京都港区芝大門 1-9-9 野村不動産芝大門ビル 8F/9F Tel: 0120-527196
National Instruments 米国本社
11500 North Mopac Expressway Austin, Texas 78759-3504
USA Tel: 512 683 0100
サポート情報の詳細については、
「技術サポートおよびプロフェッショナルサービス」を参照してください。ナ
ショナルインスツルメンツのドキュメントに関してご意見をお寄せいただく場合は、ナショナルインスツルメンツ
のウェブサイト、ni.com/jp/info にある Info Code に「feedback」とご入力ください。
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法的情報
保証
NI のデバイスは受領書などの書類によって示される請求日から 1 年間、素材および製造技術上の欠陥について保証されます。
National Instruments Corporation(以下「NI」という)は弊社の裁量により、保証期間中、欠陥があると証明される製品を
修理、交換致します。本保証は部品および労務費に及びます。
NI のソフトウェア製品が記録されている媒体は、素材および製造技術上の欠陥によるプログラミング上の問題に対して、受領書
などの書面によって示される請求日から 90 日間保証致します。NI は、保証期間中にこのような欠陥の通知を受け取った場合、
弊社の裁量により、プログラミングの指示どおりに実行できないソフトウェア媒体を修理、交換致します。NI は、ソフトウェア
の操作が中断されないこと、および欠陥のないことを保証致しません。
お客様は、保証の対象となる製品を NI に返却する前に、返品確認 (RMA: Return Material Authorization) 番号を NI から取得
し、パッケージ外に明記する必要があります。NI は、保証が及んでいる部品をお客様に返却する輸送費を負担いたします。
本書の内容については万全を期しており、技術的内容に関するチェックも入念に行っております。技術的な誤りまたは誤植が
あった場合、NI は、本書を所有するお客様への事前の通告なく、本書の次の版を改訂する権利を有します。誤りと思われる個所
がありましたら、NI へご連絡ください。NI は、本書およびその内容により、またはそれに関連して発生した損害に対して、一
切責任を負いません。
NI は、ここに記載された以外、明示または黙示の保証は致しません。特に、商品性または特定用途への適合性に関する保証は致
しません。NI 側の過失または不注意により発生した損害に対するお客様の賠償請求権は、お客様が製品に支払われた金額を上限
とします。NI は、データの消失、利益の損失、製品の使用による損失、付随的または間接的損害に対して、その損害が発生する
可能性を通知されていた場合でも、一切の責任を負いません。NI の限定保証は、訴訟方式、契約上の責任または不法行為に対す
る責任を問わず、過失責任を含め、適用されます。NI に対する訴訟は、訴訟原因の発生から 1 年以内に提起する必要がありま
す。NI は、NI の合理的に管理可能な範囲を超えた原因により発生した履行遅延に関しては一切の責任を負いません。所有者が
インストール、操作、保守に関する NI の指示書に従わなかったため、所有者による製品の改造、乱用、誤用、または不注意な
行動、さらに停電、サージ、火災、洪水、事故、第三者の行為、その他の合理的に管理可能な範囲を超えた事象により発生した
損害、欠陥、動作不良またはサービスの問題については、本書に定める保証の対象となりません。
著作権
著作権法に基づき、National Instruments Corporation(米国ナショナルインスツルメンツ社)の書面による事前の許可なく、
本書のすべてまたは一部を写真複写、記録、情報検索システムへの保存、および翻訳を含め、電子的または機械的ないかなる形
式によっても複製または転載することを禁止します。
National Instruments は他者の知的財産を尊重しており、お客様も同様の方針に従われますようお願いいたします。NI ソフト
ウェアは著作権法その他知的財産権に関する法律により保護されています。NI ソフトウェアを用いて他者に帰属するソフトウェ
アその他のマテリアルを複製することは、適用あるライセンスの条件その他の法的規制に従ってそのマテリアルを複製できる場
合に限り可能であるものとします。
エンドユーザ使用許諾契約および他社製品の法的注意事項
エンドユーザ使用許諾契約(EULA)および他社製品の法的注意事項は以下の場所にあります。
• 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information および <National Instruments> ディレクトリにあります。
• EULA は、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥License ディレクトリにあります。
• NI 製品とともに作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal
Information.txt をお読みください。
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Microsoft Corporation in the United States and other countries.
本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は、それぞれの企業の商標または商号です。
National Instruments Alliance Partner Program のメンバーは National Instruments より独立している事業体であり、
National Instruments と何ら代理店、パートナーシップまたはジョイント・ベンチャーの関係にありません。
特許
National Instruments の製品 / 技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報
( ヘルプ→特許情報 )、メディアに含まれている patents.txt ファイル、または「National Instruments Patent Notice」
(ni.com/patents)のうち、該当するリソースから参照してください。
輸出関連法規の遵守に関する情報
ナショナルインスツルメンツの輸出関連法規遵守に対する方針について、また必要な HTS コード、ECCN、その他のインポー
ト / エクスポートデータを取得する方法については、「輸出関連法規の遵守に関する情報」
(ni.com/legal/export-compliance)を参照してください。
National Instruments Corporation 製品を使用する際の警告
(1) National Instruments Corporation(以下「NI」という)の製品は、外科移植またはそれに関連する使用に適した機器の
備わった製品として、または動作不良により人体に深刻な障害を及ぼすおそれのある生命維持装置の重要な機器として設計さ
れておらず、その信頼性があるかどうかの試験も実行されていません。
(2) 上記を含むさまざまな用途において、不適切な要因によってソフトウェア製品の操作の信頼性が損なわれるおそれがありま
す。これには、電力供給の変動、コンピュータハードウェアの誤作動、コンピュータのオペレーティングシステムソフトウェ
アの適合性、アプリケーション開発に使用したコンパイラや開発用ソフトウェアの適合性、インストール時の間違い、ソフト
ウェアとハードウェアの互換性の問題、電子監視・制御機器の誤作動または故障、システム(ハードウェアおよび / またはソフ
トウェア)の一時的な障害、予期せぬ使用または誤用、ユーザまたはアプリケーション設計者の側のミスなどがありますが、
これに限定されません(以下、このような不適切な要因を総称して「システム故障」という)。システム故障が財産または人体
に危害を及ぼす可能性(身体の損傷および死亡の危険を含む)のある用途の場合は、システム故障の危険があるため、1 つの形
式のシステムにのみ依存すべきではありません。損害、損傷または死亡といった事態を避けるため、ユーザまたはアプリケー
ション設計者は、適正で慎重なシステム故障防止策を取る必要があります。これには、システムのバックアップまたは停止が
含まれますが、これに限定されません。各エンドユーザのシステムはカスタマイズされ、NI のテスト用プラットフォームとは
異なるため、そしてユーザまたはアプリケーション設計者が、NI の評価したことのない、または予期していない方法で、NI 製
品を他の製品と組み合わせて使用する可能性があるため、NI 製品をシステムまたはアプリケーションに統合する場合は、ユー
ザまたはアプリケーション設計者が、NI 製品の適合性を検証、確認する責任を負うものとします。これには、このようなシス
テムまたはアプリケーションの適切な設計、プロセス、安全レベルが含まれますが、これに限定されません。
コンプライアンス
電磁両立性に関する情報
このハードウェアは、ハードウェアの適合宣言(DoC)に記載される電磁両立性(EMC)の制限、および当該する規制基準に基づ
1 これらの基準および制限は、ハードウェアを意図された
いて所定の試験が実施され、これらに適合するものと認定されています。
電磁環境で操作する場合に、有害な電磁妨害から保護するために設けられました。たとえば、高感度または高ノイズのハードウェア
が近接する場所で使用されるなどの特別な場合は、電磁妨害が起こる可能性を最小限に抑えるために追加の軽減対策を実行する必要
がある場合もあります。
このハードウェアは当該する EMC の規制基準に準拠していますが、特定の設置において電磁妨害が起こらない保証はありませ
ん。ハードウェアによるラジオおよびテレビ受信への電磁妨害が起こる可能性、そして許容できない性能低下を最小限に抑える
には、ハードウェアのドキュメントおよび DoC1 の手順に厳密に従って取り付け、使用してください。
ハードウェアの電源を切入し、正規の無線通信サービスまたはその他の隣接する電気装置に電波妨害を起こしていると判断した
場合は、以下の措置を取ってください。
•
•
•
レシーバ(妨害を受けているデバイス)のアンテナを再設定する。
トランスミッタ(妨害を起こしているデバイス)をレシーバに対して再配置する。
トランスミッタを異なるコンセントに接続し、トランスミッタとレシーバを異なる分岐回路に配置する。
海中または工業地帯などの特殊な EMC 環境で使用する場合、EMC 基準に準拠するために、金属、シールドケースの使用が必要
な可能性のあるハードウェアもあります。製品の設置要件については、ハードウェアのユーザドキュメントおよび DoC1 を参照
してください。
ハードウェアが試験対象または試験導線に接続されている場合、システムは障害により影響を受けやすくなり、地域の電磁環境
に電磁妨害を起こす可能性があります。
このハードウェアを住宅地域で使用されますと、有害な混信を引き起こすことがあります。ユーザは自己負担で電磁妨害の問題
を解決するか、ハードウェアの操作を停止する必要があります。
ナショナルインスツルメンツによって明示的に許可されていない変更および修正は、地域の取締規則下でハードウェアを操作す
るユーザの権利を無効にする可能性があります。
1 適合宣言(DoC)には、ユーザまたは設置者に対する重要な EMC 準拠および手順が記載されています。この
製品の適合宣言を入手するには、ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検
索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。
目次
このマニュアルについて
表記規則 .....................................................................................................................................................ix
関連ドキュメント ...................................................................................................................................x
第1章
はじめに
シャーシを梱包から取り出す .............................................................................................................1-1
使用を開始する前に...............................................................................................................................1-1
主な機能 .....................................................................................................................................................1-2
シャーシの説明 .......................................................................................................................................1-4
オプション機器 .......................................................................................................................................1-6
EMC フィラーパネル ..........................................................................................................1-6
ラックマウントキット.........................................................................................................1-6
スロットブロッカー .............................................................................................................1-6
NI PXIe-1082 シャーシバックプレーンの概要 .............................................................................1-6
CompactPCI との相互運用性 ........................................................................................1-6
システムコントローラスロット .......................................................................................1-7
ハイブリッド周辺機器スロット .......................................................................................1-8
PXI Express 周辺スロット .................................................................................................1-8
システムタイミングスロット ...........................................................................................1-9
PXI ローカルバス...................................................................................................................1-10
PXI トリガバス .......................................................................................................................1-11
システム基準クロック.........................................................................................................1-11
PXIe_SYNC_CTRL ...............................................................................................................1-14
第2章
取り付けおよび構成
安全性について .......................................................................................................................................2-1
シャーシの冷却に関する注意事項 ....................................................................................................2-2
適切な通気を確保する.........................................................................................................2-2
シャーシの周囲温度 .............................................................................................................2-5
ファンの速度を設定する ....................................................................................................2-5
フィラーパネルを取り付ける ...........................................................................................2-5
スロットブロッカーを取り付ける ..................................................................................2-5
ラックマウント .......................................................................................................................................2-5
アースを接続する ...................................................................................................................................2-6
電源に接続する .......................................................................................................................................2-6
PXI Express システムコントローラを取り付ける .......................................................................2-6
周辺機器モジュールを取り付ける ....................................................................................................2-9
電源制御スイッチ LED 表示器 ...........................................................................................................2-10
© National Instruments
vii
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
目次
リモート電圧監視および制御 ............................................................................................................ 2-11
制御モードスイッチ .............................................................................................................................. 2-12
PXI_CLK10 背面コネクタ ................................................................................................................... 2-13
MAX での PXI Express システム構成 ............................................................................................. 2-13
PXI-1 システム構成 .............................................................................................................. 2-14
システム構成および初期化ファイルを使用する ......................................................................... 2-15
第3章
メンテナンス
メンテナンス間隔 .................................................................................................................................. 3-1
準備 ............................................................................................................................................................. 3-1
掃除 ............................................................................................................................................................. 3-2
内部の掃除 .............................................................................................................................. 3-2
外部の掃除 .............................................................................................................................. 3-2
ファンフィルタを掃除する ................................................................................................................. 3-2
AC メインサーキットブレーカをリセットする .......................................................................... 3-3
モジュール式電源を交換する ............................................................................................................ 3-3
取り外し .................................................................................................................................. 3-4
取り付け .................................................................................................................................. 3-4
構成 ........................................................................................................................................... 3-4
アースを接続する ................................................................................................................. 3-4
電源に接続する ..................................................................................................................... 3-4
付録 A
仕様
付録 B
ピン配列
付録 C
技術サポートおよびプロフェッショナルサービス
用語集
索引
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
viii
ni.com
このマニュアルについて
『NI PXIe-1082 ユーザマニュアル』には、NI PXIe-1082 シャーシの機能、
およびシャーシの構成、モジュールの取り付け、シャーシの操作に関する
情報が記載されています。
表記規則
このマニュアルでは以下の表記規則を使用します。
→
矢印(→)は、ネスト化されたメニュー項目やダイアログボックスのオプ
ションをたどっていくと目的の操作項目を選択できることを示します。ファ
イル→ページ設定→オプションと表記されている場合は、まずファイルメ
ニューをプルダウンし、次にページ設定項目を選択し、最後にダイアログ
ボックスでオプションを選択します。
このアイコンは、注意すべき重要な情報を示します。
このアイコンは、人体への損傷やデータ損失、システムクラッシュなどを
回避するために必要な注意事項を示します。製品にこの記号が付いている
場合は、添付されている『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両立
性について』というドキュメントを参照して必要な安全対策を講じてくだ
さい。
太字
太字のテキストは、メニュー項目やダイアログボックスオプションなど、
ソフトウェアでユーザが選択またはクリックする必要がある項目を示しま
す。また、太字のテキストはパラメータ名を示します。
斜体
斜体のテキストは、変数、強調、相互参照、または重要な概念の説明を示
します。また、斜体のテキストは、ユーザが入力する必要がある語句また
は値のプレースホルダも示します。
monospace
このフォントのテキストは、キーボードから入力する必要があるテキスト
や文字、コードの一部、プログラムサンプル、構文例を表します。また、
ディスクドライブ、パス、ディレクトリ、プログラム、サブプログラム、
サブルーチンなどの名称、デバイス名、関数、演算、変数、ファイル名お
よび拡張子の引用にも使用されます。
© National Instruments
ix
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
このマニュアルについて
関連ドキュメント
以下のドキュメントには、このマニュアルを使用する上で役に立つ情報が
記載されています。
•
IEEE 1101.1-1991、『IEEE Standard for Mechanical Core
Specifications for Microcomputers Using IEC 603-2 Connectors』
(英語)
•
IEEE 1101.10、『IEEE Standard for Additional Mechanical
Specifications for Microcomputers Using IEEE 1101.1 Equipment
Practice』(英語)
(英語)、
• 『PICMG EXP.0 R1.0 CompactPCI Express Specification』
PICMG(PCI Industrial Computers Manufacturers Group)
(Rev. 2.0、PCI Special Interest
• 『PCI Express Base Specification』
Group、英語)
• 『PXI-5 PXI Express Hardware Specification』(Rev. 1.0、
PXI Systems Alliance、英語)
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
x
ni.com
1
はじめに
この章には、NI PXIe-1082 シャーシの主な機能の説明、およびナショナ
ルインスツルメンツが提供するキットの内容とオプションの機器が記載さ
れています。
シャーシを梱包から取り出す
梱包およびシャーシに破損がないか、注意深く点検します。金属部分に破
損がないことを確認します。ハンドル、ハードウェア、スイッチなどすべ
てに破損がないことを確認します。シャーシの内部に破損、破片、または
取り外されたコンポーネントがないか点検します。出荷中にシャーシが破
損したと考えられる場合は、運搬業者に対して損害賠償を行ってください。
点検および / または再出荷に備えてできる限り梱包を保管してください。
使用を開始する前に
NI PXIe-1082 シャーシには、以下のものが含まれています。
❑ NI PXIe-1082 シャーシ
❑ フィラーパネル
❑ AC 電源ケーブル(表 1-1 を参照。)
❑ 『NI PXIe-1082 ユーザマニュアル』
❑ PXI Platform Services 2.0 以降のバージョンに付属するソフトウェア
メディア
❑ 『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両立性について』
❑ シャーシ番号のラベル
© National Instruments
1-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第1章
はじめに
表 1-1
AC 電源ケーブル
電源ケーブル
標準規格
標準 120 V(米国)
ANSI C73.11/NEMA 5-15-P/IEC83
220 V(スイス)
SEV
240 V(オーストラリア)
AS C112
230 V(ヨーロッパ共通)
CEE(7)、II、IV、VII IEC83
120 V(北米)
ANSI C73.20/NEMA 5-15-P/IEC83
230 V(英国)
BS 1363/IEC83
表 1-1 に記載したものがキットに含まれていない、または不適切な AC
電源ケーブルが含まれている場合は、ナショナルインスツルメンツにお問
い合わせください。
主な機能
NI PXIe-1082 シャーシは、高性能の 8 スロット PXI Express バックプ
レーンと高出力電源を組み合わせることで、広範囲にわたる用途に最大限
に使用できるように設計されています。シャーシのモジュール式設計によ
り高レベルの保全性が確保され、その結果、平均復旧時間(MTTR)が大
幅に短縮されます。NI PXIe-1082 シャーシは『PXI-5 PXI Express
Hardware Specification』(英語)に完全に準拠し、高度なタイミング
および同期機能を提供します。
NI PXIe-1082 シャーシの主な機能は、以下のとおりです。
• 計測要件を満たす高い性能
– 各 PXI Express スロットの専用帯域幅(x4 PCIe)で最大 1 GB/s
(単方向)を実現
–
–
–
–
–
–
–
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
PXIe の高い冷却要件を満たす 38 W の電力(1 スロットあたり)
PXI スロットに ±25 ppm の安定性を備えた低ジッタの内部
10 MHz 基準クロックを提供
PXIe スロットに ±25 ppm の安定性を備えた低ジッタの内部
100 MHz 基準クロックを提供
0 ~ 30 ℃で 43.6 dBA の静かな動作環境を実現
変速が可能なファンコントローラにより、冷却およびアコース
ティックエミッションを最適化
リモート電源制御
PXI および CompactPCI 仕様に準拠
1-2
ni.com
第1章
•
高い信頼性
–
–
–
–
•
はじめに
0 ~ 55 ℃の拡張された温度範囲
電源、温度、およびファンの監視
HALT 試験で高い信頼性を実証済み
現場交換可能な電源シャトル
マルチシャーシに対応
–
PXIe システムタイミングスロットでシャーシ間の正確な同期を
実現
–
–
•
スイッチ不要の CLK10 経路設定
オプションの機能
–
–
–
–
–
© National Instruments
背面 CLK10 I/O コネクタ
前面および背面のマウントキット
交換用の電源シャトル
EMC フィラーパネル
冷却性能を高めるスロットブロッカー
システム保証プログラム
1-3
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第1章
はじめに
シャーシの説明
図 1-1 および 1-2 は、NI PXIe-1082 シャーシの前面および背面パネルの
主な機能を示しています。図 1-1 は NI PXIe-1082 の前面、図 1-2 は
NI PXIe-1082 の背面を示しています。
6
NI PXIe-1082
5
4
2
3
3
1
1
2
3
4
5
6
電源制御スイッチ
電源制御スイッチ LED
取り外しが可能なシャーシ脚部
シャーシの持ち運び用ハンドル
シャーシのモデル名
バックプレーンコネクタ
7
8
11
7
8
9
10
11
9
システムコントローラ拡張スロット
PXI Express システムコントローラスロット
PXI Express ハイブリッド周辺スロット
PXI Express システムタイミングスロット
PXI Express 周辺機器スロット
図 1-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
10
1-4
NI PXIe-1082 シャーシの前面
ni.com
第1章
2
3
10
9
11
7
はじめに
12
14
4
13
1
5
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
電源シャトル
プッシュリセット型サーキットブレーカ
ユニバーサル AC 入力
シャーシの接地ネジ
10 MHz REF OUT BNC
10 MHz REF IN BNC
リモート制御および電圧監視コネクタ
図 1-2
© National Instruments
1-5
6
8
エアフィルタの固定器具
エアフィルタ固定ネジ
電源シャトルの ID ラベル
ファン速度のセレクタスイッチ
制御モードセレクタスイッチ
電源シャトルのハンドル(2 つ)
電源シャトルの取り付けネジ(8 本)
NI PXIe-1082 シャーシの背面
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第1章
はじめに
オプション機器
NI PXIe-1082 シャーシに使用する以下のオプションの機器を注文する際
は、ナショナルインスツルメンツにお問い合わせください。
EMC フィラーパネル
オプションの EMC フィラーパネルキットは、ナショナルインスツルメン
ツにより提供されています。
ラックマウントキット
2 つのオプションのキットを使用して、PXIe-1082 シャーシをラックにマ
ウントすることができます。最初のオプションは、シャーシの前面に使用
するマウントブラケットのペアです。2 番目のオプションは、背面に使用
するラックマウントキットです。背面に使用するラックマウントキットは
前面のキットとは異なり、ラックに容易に取り付けることが可能です。詳
細については、図 A-3 の「NI シャーシラックマウントキット部品」を参
照してください。
スロットブロッカー
ナショナルインスツルメンツ製のオプションのスロットブロッカーを使用
すると、すべてのスロットを使用していない時に熱性能を高めることがで
きます。
NI PXIe-1082 シャーシバックプレーンの概要
このセクションには、NI PXIe-1082 シャーシのバックプレーン機能の概
要が記載されています。
CompactPCI との相互運用性
NI PXIe-1082 では、単一の PXI Express シャーシ内で以下のデバイスを
使用することができます。
•
•
•
•
•
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
PXI Express と互換性のある製品
CompactPCI Express と互換性のある 4 リンクシステムコントローラ
CompactPCI Express と互換性のあるタイプ 2 の周辺機器
PXI 周辺機器
標準 CompactPCI 周辺機器
1-6
ni.com
第1章
はじめに
NI PXIe-1082 アーキテクチャの概要については、図 1-3 を参照してくだ
さい。
䊥䊮䉪#4
䊥䊮䉪#3
䊥䊮䉪#2
0
x4
䊥䊮䉪#1
PLX
PEX8612
PCIeࠬࠗ࠶࠴
x4
5
x4
0
PLX
PEX8612
PCIeࠬࠗ࠶࠴
1
1
x4
0
x4
x4
5
PLX
PEX8616
PCIeࠬࠗ࠶࠴
1
5
x4
x4
6
x4
x4
PCIe/PCI
䊑䊥䉾䉳
H
1
2
図 1-3
3
4
5
H
6
H
7
H
8
NI PXIe-1082 バックプレーンアーキテクチャ
システムコントローラスロット
シャーシのスロット 1 に取り付けるシステムコントローラスロットは、
CompactPCI Express および PXI Express 仕様により定義された 4 リン
ク構成のシステムスロットです。このスロットには、システムコントロー
ラモジュール用に 1 スロットよりも幅が大きい 3 つの拡張スロットがあ
ります。これらのスロットによりシステムコントローラが左に拡張するた
め、周辺機器スロットの使用が不要になります。
バックプレーンは、3 つのシステムスロットの x4 PCI Express(PCIe)
リンクを PCIe スイッチに経路設定します。3 つの PCIe スイッチには、
各周辺スロットに経路設定する x4 PCIe リンク、および 32 ビット /
33 MHz PCI バスをハイブリッドスロットに供給する PCIe-PCI ブリッジ
に経路設定する x1 リンクがあります。スロット 2 はシステムスロットの
開いているリンクに直接接続します。PCIe および PCI 接続については、
図 1-3 を参照してください。
デフォルトで、システムコントローラは PS_ON# 信号を使用して電源を
制御します。このラインで論理 LOW になると、電源が投入されます。
© National Instruments
1-7
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第1章
はじめに
メモ
システムコントローラが電源を制御するには、シャーシの背面にある制御モー
ドスイッチがデフォルトの位置にある必要があります。制御モードスイッチの
詳細については、第 2 章「取り付けおよび構成」の「制御モードスイッチ」セ
クションを参照してください。
ハイブリッド周辺機器スロット
このシャーシでは、『PXI-5 PXI Express Hardware Specification』(英
語)により定義された 4 つのハイブリッド周辺機器スロット(スロット
5 ~ 8)を提供します。ハイブリッド周辺機器スロットは、以下の周辺機
器モジュールに対応しています。
•
PCI Express x4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
PXI Express 周辺機器
• PCI Express x4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
CompactPCI Express タイプ 2 の周辺機器
• J2 コネクタを J2 の上の 8 列に取り付けられている XJ4 で置き換え
たハイブリッド対応 PXI 周辺機器モジュール。詳細については、
『PXI Express Specification』(英語)を参照してください。PXI 周辺
機器は、バックプレーンの 32 ビット PCI バスを介して通信します。
• バックプレーンの 32 ビット PCI バスでの CompactPCI 32 ビット
周辺機器
ハイブリッド周辺スロットは、PXI Express の完全な機能および PXI ロー
カルバスを除く 32 ビット PXI の機能を提供します。ハイブリッド周辺ス
ロットは、左および右の PXI ローカルバス 6 のみに接続されます。
PXI Express 周辺スロット
PXI Express 周辺スロットには、スロット 2 とスロット 3 の 2 つがあり、
以下のモジュールに対応しています。
•
•
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
PCI Express x4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
PXI Express 周辺機器
PCI Express x4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
CompactPCI Express タイプ 2 の周辺機器
1-8
ni.com
第1章
はじめに
システムタイミングスロット
システムタイミングスロット(スロット 4)は、以下の周辺機器モジュー
ルに対応しています。
•
•
•
PCI Expressx 4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
PXI Express システムタイミングモジュール
PCI Express x4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
PXI Express 周辺機器
PCI Express x4 または x1 リンクをシステムスロットに提供する
CompactPCI Express タイプ 2 の周辺機器
図 1-4 にあるように、システムタイミングスロットには 3 つの専用差動
ペア(PXIe_DSTAR)があり、このペアが各ハイブリッド周辺機器スロッ
トの TP2 コネクタから XP3 コネクタに接続されます。または、システム
タイミングスロットの XP3 コネクタに経路設定されます。PXIe_DSTAR
ペアは、高速トリガ、同期、およびクロックに使用することができます。
詳細については、『PXI Express Specification』(英語)を参照してくだ
さい。
また、システムタイミングスロットには各スロットに接続されるシングル
エンド(PXI Star)のトリガがあります。詳細については、図 1-4 を参照
してください。
システムタイミングスロットにはピン(PXI_CLK10_IN)があり、このピ
ンを介してシステムタイミングモジュールは、バックプレーンが位相ロッ
クする 10MHz クロックのソースになります。詳細については、「システ
ム基準クロック」セクションを参照してください。
システムタイミングスロットにはピン(PXIe_SYNC_CTRL)があり、こ
のピンを介してシステムタイミングモジュールは、PXIe_SYNC100 のタ
イミングを制御することができます。詳細については、『PXI Express
Specification』(英語)およびこの章の「PXIe_SYNC_CTRL」セクショ
ンを参照してください。
© National Instruments
1-9
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
はじめに
PXI_STAR2
PXI_STAR6
PXI_STAR5
PXI_STAR0
PXIe_DSTAR9
PXIe_DSTAR8
PXIe_DSTAR0
PXIe_DSTAR1
PXIe_DSTAR1
PXIe_DSTAR2
H
1
2
3
図 1-4
4
5
PXIe_DSTAR10
PXI_STAR4
PXI_STAR3
PXI_STAR1
H
6
PXIe_DSTAR11
第1章
H
7
H
8
PXIe_DSTAR と PXI Star の接続図
PXI ローカルバス
PXI バックプレーンのローカルバスは、各周辺スロットを左および右に隣
接する周辺スロットと接続するデイジーチェーンバスです。
このバックプレーンは、隣接する PXI スロット間の PXI ローカルバス 6
を経路設定します。スロット 1 の左のローカルバス 6 は、どこへも経路
設定されません。スロット 8 の右のローカルバス 6 も、どこへも経路設定
されません。
ローカルバス信号は、高速 TTL 信号から最大 42 V のアナログ信号に対応
します。
初期化ソフトウェアでは隣接する各周辺機器モジュールに特有の構成情報
を使用して、ローカルバスとの互換性を評価します。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
1-10
ni.com
第1章
はじめに
PXI䝖䝸䜺䝞䝇
H
1
2
3
図 1-5
4
5
H
6
H
7
H
8
PXI トリガバスの接続図
PXI トリガバス
すべてのスロットは、8 つのトリガラインを共有しています。これらのト
リガをさまざまな方法で使用することができます。たとえば、トリガを使
用して、異なる PXI 周辺モジュールの操作を同期させることができます。
他のアプリケーションでは、1 つのモジュールがシステム内の正確にタイ
ミングが調整されたシーケンスを動作するモジュールを制御することが可
能です。モジュールは相互にトリガを渡し、システムが監視または制御し
ている非同期の外部イベントに対して正確なタイミングで応答することが
できます。
システム基準クロック
PXIe-1082 シャーシは、PXI_CLK10、PXIe_CLK100、および
PXIe_SYNC100 を各信号用の独立したドライバのあるすべての周辺ス
ロットに供給します。
独立したバッファ(ソースインピーダンスがバックプレーンにマッチし、
スロット間のスキューが 500 ps 未満の場合)は、各周辺機器スロットに
対して PXI_CLK10 を駆動します。この共通基準クロック信号を使用し
て、測定または制御システムで複数のモジュールを同期させることができ
ます。
独立したバッファが PXIe_CLK100 を各周辺スロットに駆動します。これ
らのクロックは、100 ps 未満のスキューにマッチしています。この差動ペ
© National Instruments
1-11
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第1章
はじめに
アは、バッファが PXIe_CLK100 を駆動するために、LVPECL 終端を持つ
周辺機器で終端される必要があります。その結果、周辺機器がない場合、
または PXIe_CLK100 に接続されない周辺機器を使用する場合、この差動
ペアでそのスロットに駆動されるクロックは存在しないことになります。
独立したバッファが PXIe_SYNC100 を各周辺スロットに駆動します。こ
の差動ペアは、バッファが PXIe_SYNC100 を駆動するために、LVPECL
終端を持つ周辺機器で終端される必要があります。その結果、周辺機器が
ない場合、または PXIe_SYNC100 に接続されない周辺機器を使用する場
合、この差動ペアでそのスロットに駆動されるクロックは存在しないこと
になります。
図 1-6 は、PXI_CLK10、PXIe_CLK100 および PXIe_SYNC100 における
デフォルトのタイミングです。
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
PXIe_CLK100
PXI_CLK10
PXIe_SYNC100
図 1-6
システム基準クロックのデフォルト動作
システムを外部クロックに同期させるには、システムタイミングスロット
で PXI_CLK10_IN を介して外部ソースから PXI_CLK10 を駆動可能です。
ピン配列については、表 B-7 の「システムタイミングスロットの XP4 コ
ネクタピン配列」を参照してください。10MHz クロックがこのピンで検
出された時に、バックプレーンがこの外部クロックに対して PXI_CLK10、
PXIe_CLK100 および PXIe_SYNC100 信号を自動的に位相ロックし、こ
れらの信号をスロットに分配します。システムタイミングスロットの
PXI_CLK10_IN ピンで提供される外部クロックの詳細については、付
録 A の「仕様」を参照してください。
また、シャーシの背面にある 10 MHz REF IN コネクタから 10 MHz ク
ロックを駆動することもできます。コネクタの位置については、図 1-2 を
参照してください。10MHz クロックがこのコネクタで検出された時に、
バックプレーンがこの外部クロックに対して PXI_CLK10、PXIe_CLK100
および PXIe_SYNC100 信号を自動的に位相ロックし、これらの信号をス
ロットに分配します。シャーシの背面パネルにある 10 MHz REF IN コネ
クタで提供される外部クロックの詳細については、付録 A の「仕様」を
参照してください。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
1-12
ni.com
第1章
はじめに
10 MHz クロックがシステムタイミングスロットの PXI_CLK10_IN ピンお
よびシャーシの背面にある 10 MHz REF IN コネクタに存在する場合、シス
テムタイミングクロックの信号が選択されます。バックプレーンが
10 MHz クロックを選択する方法については、表 1-2 を参照してください。
表 1-2
システムタイミング
スロット PXI_CLK10_IN
バックプレーン外部クロック入力の真理値表
背面シャーシパネル
10 MHz REF IN
クロックなし
クロックなし
クロックなし
10 MHz クロックあり
10 MHz クロックあり
クロックなし
バックプレーン PXI_CLK10、
PXIe_CLK100 および PXIe_SYNC100
バックプレーンがクロックを生成
PXI_CLK10、PXIe_CLK100 および
PXIe_SYNC100 が背面シャーシパネル
(10 MHz REF IN)に対して位相ロック
PXI_CLK10、PXIe_CLK100 および
PXIe_SYNC100 がシステムタイミング
スロット(PXI_CLK10_IN)に対して位
相ロック
10 MHz クロックあり
10 MHz クロックあり
PXI_CLK10、PXIe_CLK100 および
PXIe_SYNC100 がシステムタイミング
スロット(PXI_CLK10_IN)に対して位
相ロック
バックプレーンの PXI_CLK10 のコピーは、シャーシの背面にある
10 MHz REF OUT コネクタにエクスポートされます。コネクタの位置につ
いては、図 1-2 を参照してください。このクロックは、独立したバッファ
により駆動されます。シャーシの背面パネルにある 10 MHz REF OUT 信
号の詳細については、付録 A の「仕様」を参照してください。
© National Instruments
1-13
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第1章
はじめに
PXIe_SYNC_CTRL
PXIe_SYNC100 はデフォルトとして 10 ns のパルスで PXI_CLK10 に同
期します。PXIe_SYNC100 の周波数は 10/n MHz で、この n は正の整数
を表しています。n はデフォルトで 1 であるため、PXIe_SYNC100 は
100 ns の周期になります。しかしながら、バックプレーンにより n が他
の整数になるようにプログラムすることができます。たとえば、n が 3 に
設定されている場合、PXIe_SYNC100 は PXI_CLK10 との位相関係を維
持しながら 300 ns の周期になります。n の値は、1 ~ 255 までの正の整
数に設定することができます。
システムタイミングスロットには PXIe_SYNC100 用の制御ピンがありま
す。この制御ピンは PXIe_SYNC_CTRL と呼ばれており、n>1 の時に使
用されます。システムタイミングスロットのピン配列については、表 B-6
の「システムタイミングスロットの XP3 コネクタピン配列」を参照して
ください。PXIe_SYNC_CTRL 入力仕様については、付録 A の「仕様」
を参照してください。
デフォルトで、PXIe_SYNC_CTRL ピン上のバックプレーンで検出される
高レベル信号により、PXIe_SYNC100 信号が同期して再起動します。次
の PXI_CLK10 エッジで、PXIe_SYNC100 信号が再起動します。これに
より、複数のシャーシ間で PXIe_SYNC100 を一致させることが可能にな
ります。この方法を含むタイミングの詳細については、図 1-7 を参照して
ください。
PXI_CLK10
PXIe_SYNC_CTRL
PXIe_SYNC100
SYNC100ศ࿘ჾ
䛣䛣䛷෌㉳ື
図 1-7
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
PXIe_SYNC_CTRL を再起動として使用した時の
PXIe_SYNC100(3.33 MHz 時)
1-14
ni.com
取り付けおよび構成
2
この章には、NI PXIe-1082 シャーシの準備および操作方法が記載されて
います。
シャーシを電源に接続する前に、この章およびキットに付属する『はじめ
にお読みください : 安全対策と電磁両立性について』というドキュメント
をお読みください。
安全性について
注意
トラブルシューティング、メンテナンスまたは検査手順を行う前に、以下の注
意事項をよくお読みください。
この機器には人命および安全を損なう危険な電圧が含まれているため、使
用する際に負傷を負う可能性があります。
© National Instruments
•
シャーシの接地 — シャーシでは、アースからシャーシのグランドま
での接続が必要になります。アースは、感電を最小限に抑えるため
に、この機器の使用中に接続されている必要があります。アース接続
の手順については、「アースを接続する」セクションを参照してくだ
さい。
•
通電回路 — シャーシの操作または修理などの作業を行う際は、保護
カバーを取り外さないでください。内部コンポーネントの調整および
修理などの作業は、資格を有する技術者により行われる必要がありま
す。この製品の修理などの作業中に、アースから電源プラグへの接続
は切断されている必要があります。特定の状況下では危険電圧が存在
する場合があるため、細心の注意を払ってください。
•
爆発性大気 — 引火性のガスがある環境でシャーシを使用しないでく
ださい。このような状況でこの機器を使用すると、ガスまたは煙霧が
発生する可能性があります。
2-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
•
部品の交換 — 機器において交換可能な部品は、電気的および機械的
に全く同じ部品のみに限られます。交換用部品に関する詳細について
は、ナショナルインスツルメンツにお問い合わせください。異なる交
換用部品を取り付けると、シャーシを操作する際に負傷を負う可能性
があります。また、交換用部品が合わない場合、機器が破損または発
火する場合があります。
•
改造 — シャーシを一切改造しないでください。不適切な改造により、
安全上の問題が発生する恐れがあります。
シャーシの冷却に関する注意事項
NI PXIe-1082 シャーシは、作業台または計測ラックの上で使用するよう
に設計されています。シャーシの構成に関わらず、以下のセクションに記
載されている冷却措置を取ってください。
適切な通気を確保する
NI PXIe-1082 の第 1 排気口は、シャーシの上部にあります。第 1 吸気口は
シャーシの背面にあり、吸気口では空気が電源シャトルに入るとフィルタ
を通ります。第 2 吸気口および排気口は、シャーシの側面にあります。
シャーシの電源およびシャーシに接続されたモジュールを十分に冷却する
ために、シャーシと周辺機器間の適切な通気が確保される必要があります。
これらの通気口を図 2-1 に示します。NI PXIe-1082 シャーシの通気口の位
置は、図 2-2 のとおりです。これらの通気口が確保されない場合、熱に関
連する障害がシャーシまたはモジュール内で発生する恐れがあります。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-2
ni.com
第2章
取り付けおよび構成
1.75 in.
(44.45 mm)
NI PXIe-1082
1.75 in.
(44.45 mm)
3.00 in.
(76.20 mm)
図 2-1
© National Instruments
2-3
NI PXIe-1082 冷却用通気口
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
2
3
1
NI
PX
Ie-
10
62
4
1
2
第 1 排気口
エアフィルタ
3
4
図 2-2
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-4
第 1 吸気口
第 2 吸気口 / 排気口
NI PXIe-1082 通気口
ni.com
第2章
取り付けおよび構成
シャーシの周囲温度
シャーシのファン制御システムでは、自動ファン速度モード時にファンの
速度を制御するため吸気温度を使用します。このため、シャーシの周辺温
度は、シャーシの背面にあるファン吸気口外の温度として定義されます。
この温度は、周辺機器および / または障害物に応じて室内の周辺温度より
も高くなる可能性があることに注意してください。付録 A「仕様」にあ
るように、ユーザはこの周辺温度が定格周辺温度を上回らないように注意
する必要があります。周辺温度が定格温度を上回ると、この章の「電源制
御スイッチ LED 表示器」セクションで記載しているように、電源スイッ
チ LED が緑色で点滅します。
ファンの速度を設定する
ファン速度のセレクタスイッチは、NI PXIe-1082 シャーシの背面パネル
にあります。ファン速度のセレクタスイッチの位置については、図 1-2 の
「NI PXIe-1082 シャーシの背面」を参照してください。最高の冷却性能を
発揮するには HIGH を選択し、高い音響性能を発揮するには AUTO を選
択します。AUTO が設定されている時に、ファンの速度はシャーシの吸気
温度によって決まります。
フィラーパネルを取り付ける
モジュールの適切な冷却性能を維持するには、空のスロットに(シャーシ
に付属する)フィラーパネルを取り付けます。付属する取り付けネジで固
定します。
スロットブロッカーを取り付ける
オプションのスロットブロッカーを取り付けると、シャーシの冷却性能を高
めることができます。詳細については、ni.com を参照してください。
ラックマウント
ラックマウントアプリケーションには、ナショナルインスツルメンツ製の
ラックマウントキット(オプション)が必要です。NI PXIe-1082 シャー
シの計測ラックへの取り付けについては、ラックマウントキットに付属す
る手順を参照してください。図 A-3「NI シャーシラックマウントキット
部品」を参照してください。
メモ
ラックをマウントする際は、NI PXIe-1082 シャーシから脚部を取り外すことを
お勧めします。シャーシ脚部を取り外すには、脚部を固定しているネジを取り
外します。
© National Instruments
2-5
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
アースを接続する
注意
NI PXIe-1082 シャーシは、アースをシャーシのグランドに接続する NEMA 規格
5-15 3P プラグ(米国)を利用するように設計されています。感電を最小限に抑
えるために、シャーシに対して電源を供給するコンセントに適切なアースがあ
るかどうかを確認してください。
コンセントに適切なアース接続がない場合、背面パネルにあるシャーシの
接地ネジにアースを接続する必要があります。シャーシの接地ネジの位置
については、図 1-2 の「NI PXIe-1082 シャーシの背面」を参照してくだ
さい。アースを接続するには、以下の手順に従ってください。
1.
接地用圧着端子を使用して、16 AWG(1.3 mm)のワイヤをシャー
シの接地ネジに接続します。ワイヤは黄色い縞がある緑色の絶縁被
覆、または非絶縁(裸線)である必要があります。
2.
丸形または角先開形圧着端子を使用して、反対側のワイヤ端にアース
に接続します。
電源に接続する
注意
以下の起動テストを行う前に、モジュールを取り付けないでください。電源を取
り除くには、AC 電源ケーブルの接続を切断する必要があります。
付属する適切な AC 電源ケーブルを使用して、背面 AC 入力から電源を
取り付けます。AC 入力の位置については、図 1-2 の「NI PXIe-1082
シャーシの背面」を参照してください。
制御モードスイッチにより、シャーシの電源を投入する、またはシャーシ
をスタンバイモードにすることができます。シャーシの背面にある制御
モードスイッチを手動の位置に設定します。すべてのファンが起動し、電
源スイッチ LED が点灯して緑色になることを確認します。制御モードス
イッチをデフォルトの位置に切り替えることで、システムコントローラが
電源を制御することができます。
PXI Express システムコントローラを取り付ける
このセクションでは、PXI Express システムコントローラの NI PXIe-1082
シャーシへの取り付けに関する一般的な手順が記載されています。手順の
詳細および注意事項については、PXI Express システムコントローラの
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-6
ni.com
第2章
取り付けおよび構成
ユーザマニュアルを参照してください。システムコントローラを取り付け
るには、以下の手順に従ってください。
1.
取り付け前に、シャーシバックプレーン上のスロット 1 を検査して
曲がったピンや破損しているピンがないかどうか調べます。
2.
システムコントローラを取り付ける前に、AC 電源を PXI Express
シャーシに接続します。システムコントローラを取り付けている間
に、AC 電源コードがシャーシを接地して、シャーシを電気的破損か
ら保護します。
3.
システムコントローラ PCB をカードガイド(上部および下部)の前
面に置いて、システムコントローラをシステムコントローラスロット
(赤色のカードガイドで示したスロット 1)に取り付けます。システ
ムコントローラをシャーシの背面に差し込み、図 2-3 にあるように、
脱着ハンドルが押し下げられていることを確認します。
NI
PX
Ie-
10
82
4
1
2
3
1
2
NI PXI Express システムコントローラ
NI PXIe-1082 シャーシ
3
4
図 2-3
© National Instruments
脱着ハンドル
システムコントローラ前面パネル取り付けネジ(4 本)
PXIe システムコントローラを取り付ける
2-7
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
4.
抵抗を感じたら、脱着ハンドルを引き上げて、システムコントローラ
をシャーシフレームにしっかりと固定します。取り付けネジを使用し
て、システムコントローラの前面パネルをシャーシに固定します。
5.
キーボード、マウスおよびモニタを適切なコネクタに接続します。シ
ステム構成で必要なデバイスをポートに接続します。
6.
シャーシの電源を投入します。システムコントローラが起動すること
を確認します。システムコントローラが起動しない場合は、システム
コントローラのユーザマニュアルを参照してください。
図 2-4 は、NI PXIe-1082 シャーシのシステムコントローラスロットに取
り付けた PXI Express システムコントローラを示しています。スロットタ
イプに応じて、CompactPCI、CompactPCI Express、PXI または
PXI Express モジュールを他のスロットに配置することができます。
1
2
NI
PX
Ie-
10
82
3
1
NI PXIe-1082 シャーシ
2
NI PXIe システムコントローラ
図 2-4
3
脱着レール
NI PXIe-1082 シャーシに取り付けられた NI PXI Express
システムコントローラ
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-8
ni.com
第2章
取り付けおよび構成
周辺機器モジュールを取り付ける
注意
NI PXIe-1082 シャーシは、異なるスロットでさまざまなタイプの周辺機器モ
ジュールに対応するように設計されています。シャーシの破損を防ぐために、周
辺機器モジュールが対応するスロットに取り付けられているかどうかを確認して
ください。さまざまなスロットタイプの説明については、第 1 章「はじめに」を
参照してください。
このセクションには、周辺機器モジュールの NI PXIe-1082 シャーシへの
取り付けに関する一般的な手順が記載されています。手順の詳細および注
意事項については、周辺機器モジュールのユーザマニュアルを参照してく
ださい。モジュールを取り付けるには、以下の手順に従ってください。
1.
取り付け前に、シャーシバックプレーン上のスロットを検査して曲
がったピンや破損しているピンがないかどうか調べます。
2.
モジュールを取り付ける前に、AC 電源を PXI Express シャーシに接
続します。モジュールを取り付けている間に、AC 電源コードが
シャーシを接地して、シャーシを電気的破損から保護します。
3.
4.
シャーシの電源が切断されていることを確認します。
5.
© National Instruments
図 2-5 にあるように、モジュールをカードガイド(上部および下部)
の前面に置いて、モジュールをシャーシのスロットに取り付けます。
モジュールをシャーシの背面に差し込み、図 2-5 にあるように、脱着
ハンドルが押し下げられていることを確認します。
抵抗を感じたら、脱着ハンドルを引き上げて、モジュールをシャーシ
フレームにしっかりと固定します。取り付けネジを使用して、モ
ジュールの前面パネルをシャーシに固定します。
2-9
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
3
2
NI
PX
Ie10
82
1
6
4
5
1
2
3
周辺機器モジュール前面パネル取り付けネジ(2 本)
NI PXI Express システムコントローラ
NI PXIe-1082 シャーシ
図 2-5
4
5
6
脱着レール
脱着ハンドル
PXI 周辺機器モジュール
PXI、PXI Express または CompactPCI 周辺機器モジュールを取り付ける
電源制御スイッチ LED 表示器
シャーシの電源スイッチには、集積 LED が使われています。この LED
は、以下の 4 つの状態のいずれかを示します。
•
制御スイッチ LED が(点滅ではなく)緑色に点灯した場合、シャーシ
の電源が投入され、シャーシが正常に動作していることを示します。
•
制御スイッチ LED が緑色に点滅している場合、吸気温度がシャーシ
の動作温度の範囲を超えたことを示します。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-10
ni.com
第2章
メモ
取り付けおよび構成
•
制御スイッチ LED が赤色に点滅している場合、電源出力が電圧調整
要件を満たしていないことを示します。
•
制御スイッチ LED が赤色に点灯した場合、システムファンまたは電
源ファンに障害が発生したことを示します。その他のファンは HIGH
で自動的に駆動されます。
2 つのシステムファンまたは電源ファンの両方に障害が発生した場合、シャーシ
は自動的にシャットダウンして、過熱によるシャーシおよびモジュールの破損
を防止します。
リモート電圧監視および制御
NI PXIe-1082 シャーシは、背面パネルにあるメス 9 ピン D-Sub(DB-9)
コネクタでのリモート電圧の監視および制御をサポートしています。
表 2-1 は、9 ピン D-Sub(DB-9)コネクタのピン配列を示しています。
表 2-1
リモート制御および電圧監視コネクタのピン配列
DB-9 ピン
信号
1
論理グランド
2
+5 VDC
3
予約済み
4
+3.3 VDC
5
抑止(アクティブ LOW)
6
+12 VDC
7
予約済み
8
-12 VDC
9
論理グランド
6
1
© National Instruments
2-11
7
2
8
3
9
4
5
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
注意
デジタル電圧計のプローブを背面の 9 ピン D-Sub(DB-9)コネクタに接続する
際は、プローブのリード線を短絡させないように注意してください。電源が破
損する可能性があります。
デジタル電圧計を使用して、NI PXIe-1082 シャーシのすべての電圧レベ
ルが許容可能な範囲内であることを確認することができます。表 2-2 を参
照して、電圧計の 1 本のリード線を背面パネルにあるリモート電圧監視
コネクタ(D-Sub 9 ピン)の電源ピンに接続します。リモート電圧監視コ
ネクタのピン配列図については、表 2-1 を参照してください。電圧計の基
準リード線をグランドピンの 1 つに接続します。各電圧読み取り値を
表 2-2 に記載された値と比較します。
メモ
電圧を確認する時のみに背面パネルの 9 ピン D-Sub コネクタを使用してくださ
い。コネクタを使用して外部デバイスに電源を供給しないでください。
表 2-2
電圧監視コネクタ(DB-9)での電源電圧
ピン
電源
許容可能な電圧レンジ
2
+5 V
4.75 ~ 5.25 V
4
+3.3 V
3.135 ~ 3.465 V
6
+12 V
11.4 ~ 12.6 V
8
-12 V
-12.6 ~ -11.4 V
1, 9
論理グランド
0V
電圧値が指定したレンジ内である場合、シャーシは CompactPCI 電圧
制限の仕様に準拠しています。
制御モードスイッチ
シャーシの背面パネルには、制御モードスイッチがあります。このスイッ
チの位置については、図 1-2 の「NI PXIe-1082 シャーシの背面」を参照
してください。制御モードスイッチは、スイッチの誤動作を防止するため
に押された状態を確認します。
制御スイッチを通常機能させる場合、制御モードスイッチはデフォルトの
位置にある必要があります。システムコントローラが取り付けられていな
いシャーシの電源を投入する場合、スイッチは手動の位置にある必要があ
ります。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-12
ni.com
第2章
取り付けおよび構成
制御モードスイッチが手動の位置に設定されている時、電源が有効になり
ます。この場合、リモート制御および電圧監視コネクタのピン 5 で抑止
信号(アクティブ LOW)を使用して、シャーシの電源を切断することが
できます。リモートでシャーシの電源を切断するには、抑止ピン(ピン
5)を論理グランドピン(ピン 1 または 9)に接続します。この接続が維
持されている間は、シャーシの電源は切断された(STANDBY)状態にな
ります。この接続が切断されると、シャーシの電源が投入されます。
メモ
リモート制御信号がシャーシの ON/OFF(STANDBY)状態を制御するには、制
御モードスイッチが手動の位置にある必要があります。
PXI_CLK10 背面コネクタ
NI PXIe-1082 シャーシの背面には、PXI_CLK10 用に 2 つの BNC コネク
タがあります。これらのコネクタには IN および OUT のラベルが付いて
います。これらのコネクタを使用して、バックプレーンに PXI_CLK10 を
提供する、またはバックプレーンの PXI_CLK10 を別のシャーシに提供す
ることができます。これらの信号に関する詳細については、第 1 章「は
じめに」の「システム基準クロック」セクションを参照してください。
MAX での PXI Express システム構成
シャーシに付属する PXI プラットフォームサービスソフトウェアは、
PXI Express システムコンポーネントを自動的に識別して、pxiesys.ini
ファイルを生成します。システムコントローラに付属する Measurement
& Automation Explorer(MAX)から PXI システム全体を構成し、PXI-1
シャーシを識別することができます。MAX では、PXI システムパラメータ
を定義する pxiesys.ini および pxisys.ini ファイルを作成します。ま
た、MAX ではトリガを経路設定し、予約するためのインタフェースを提
供しているため、DAQmx などのドライバによる動的トリガ経路設定にお
いて、操作の重複によるトリガラインの破損を回避します。PXI トリガの
経路設定および予約に関する詳細については、ni.com/support の技術
データベースドキュメント ID「3TJDOND8」
(
「PXI タイミングおよびトリ
ガ機能の使用」
)を参照してください。
単一または複数のシャーシシステムにおいて、その構成手順は同じです。
© National Instruments
2-13
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第2章
取り付けおよび構成
PXI-1 システム構成
1.
2.
3.
4.
MAX を起動します。
ツリー構図で、デバイスとインタフェースをクリックして展開します。
PXI システムコントローラが構成されていない場合は、PXI システム
(指定なし)として表示されます。このエントリを右クリックして
ポップアップメニューを表示し、次に次のモデルとして識別サブメ
ニューから適切なシステムコントローラモデルを選択します。
PXI システムコントローラをクリックします。この下にシャーシ(マ
ルチシャーシ構成では複数)がリストされています。エントリを右ク
リックして各シャーシを識別し、次に次のモデルとして識別サブメ
ニューから適切なシャーシモデルを選択します。さらに PXI システム
を展開すると、NI-VISA で認識されるシステム内のすべてのデバイス
が表示されます。システムコントローラおよびすべてのシャーシが識
別されると、必要な pxisys.ini ファイルの生成が完了します。
PXI の仕様では、PXI シャーシとシステムモジュールで多くの組み合わせ
が利用可能です。システムインテグレータのために、PXI シャーシおよび
システムモジュールの製造元は製品の機能をドキュメント化する必要があ
ります。PXI Express デバイスでは、ドライバおよび識別のための .ini
ファイルを提供する必要があります。これらのファイルは、システムコン
トローラに付属する PXI プラットフォームサービスソフトウェアの一部と
して提供されます。PXI-1 シャーシの最小要件を記載したドキュメント
は、ASCII テキストを構成された .ini ファイルに含まれています。シス
テムインテグレータ、構成ユーティリティおよびデバイスドライバはこれ
らの .ini ファイルを使用することができます。
PXI-1 シャーシの機能を記載したドキュメントは、シャーシの製造元が提
供する chassis.ini ファイルに含まれています。このファイルに含まれ
る情報は、システムコントローラに関する情報に組み込まれて、
pxisys.ini(PXI システム初期化)と呼ばれる単一の PXI システム初期
化ファイルを作成します。NI システムコントローラでは MAX を使用し
て、chassis.ini ファイルから pxisys.ini ファイルを生成します。
デバイスドライバおよび他のユーティリティソフトウェアは、
pxiesys.ini および pxisys.ini ファイルを読み取って、システム情報
を取得します。初期化ファイルの詳細については、www.pxisa.org(英
語)にある PXI の仕様を参照してください。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
2-14
ni.com
第2章
取り付けおよび構成
システム構成および初期化ファイルを使用する
PXI Express の仕様では、PXI Express シャーシとシステムモジュールで
多くの組み合わせが利用可能です。システムインテグレータのために、
PXI Express シャーシおよびシステムモジュールの製造元は製品の機能を
ドキュメント化する必要があります。最小要件を記載したドキュメント
は、ASCII テキストで構成された .ini ファイルに含まれています。シス
テムインテグレータ、構成ユーティリティおよびデバイスドライバはこれ
らの .ini ファイルを使用することができます。
NI PXIe-1082 シャーシの機能を記載したドキュメントは、シャーシに付
属するソフトウェアメディアの chassis.ini ファイルに含まれていま
す。このファイルに含まれる情報は、システムコントローラに関する情報
に組み込まれて、pxisys.ini(PXI システム初期化)と呼ばれる単一の
システム初期化ファイルを作成します。システムコントローラの製造元
は、システムコントローラを含む特定のシャーシモデル用に pxisys.ini
ファイルを提供します。または、任意の chassis.ini ファイルを読み取
り、対応する pxisys.ini ファイルを生成するユーティリティを提供し
ます。ナショナルインスツルメンツ製のシステムコントローラでは、
NI PXIe-1082 シャーシ用に pxisys.ini ファイルを提供するため、
chassis.ini ファイルを使用する必要はありません。pxisys.ini およ
び chassis.ini ファイルの詳細については、システムコントローラに付
属するドキュメントまたは ni.com/support を参照してください。
デバイスドライバおよび他のユーティリティソフトウェアは、
pxisys.ini ファイルを読み取って、システム情報を取得します。デバイ
スドライバが chassis.ini ファイルを直接読み取る必要はありません。
初期化ファイルの詳細については、www.pxisa.org(英語)にある
PXI Express の仕様を参照してください。
© National Instruments
2-15
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
3
メンテナンス
この章には、NI PXIe-1082 シャーシで行うメンテナンスの基本的な手順
が記載されています。
注意
NI PXIe-1082 シャーシでメンテナンスを行う前に、電源ケーブルの接続を切断
します。
メンテナンス間隔
最長 6 か月間隔でシャーシのファンフィルタを掃除します。動作環境に
おけるシャーシの使用頻度および周囲の埃の量に応じて、フィルタをより
頻繁に掃除する必要がある場合があります。
動作環境に基づいて、必要に応じてシャーシの外部(および内部)から埃を
取り除きます。定期的に掃除することで、安定性と冷却性能が向上します。
準備
このセクションに記載された情報は、資格を有する技術者を対象としてい
ます。この章に記載された手順を実行する前に、キットに付属する『はじ
めにお読みください : 安全対策と電磁両立性について』というドキュメン
トをお読みください。
注意
シャーシ内のコンポーネントの多くは静電気放電により破損しやすいため、静
電気放電がない環境のみでシャーシを操作するようにしてください。シャーシ
の操作中、静電気放電に敏感なデバイスを取り扱う際は、一般的な予防措置を
取ります。シャーシの操作中は、必ず接地対策が施されたリストストラップま
たは同等のものを着用してください。
© National Instruments
3-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第3章
メンテナンス
掃除
掃除の手順には、シャーシの外部 / 内部およびファンフィルタの掃除があ
ります。個々の CompactPCI または PXI Express モジュールの清掃に関す
る詳細については、モジュールのユーザドキュメントを参照してください。
注意
シャーシを掃除または操作する前に、必ず AC 電源ケーブルの接続を切断して
ください。
内部の掃除
低速のドライエアを使用して、シャーシの内部を掃除します。コンポーネ
ントの周りを掃除する際は、柔らかいブラシを使用します。
外部の掃除
乾いた糸くずのない布または柔らかいブラシでシャーシの外側の表面を掃除
します。汚れが残っている場合は、刺激の少ないせっけん水で湿らせた布を
使って汚れを拭き取ります。きれいな水で湿らせた布を使用して、せっけん
水を拭き取ります。シャーシに研磨剤を一切使用しないでください。
注意
シャーシの外部、特に上部の通気口を掃除している間は、シャーシの内部に水
分が入らないように注意します。水分は布を湿らせるだけの量で十分です。前面
または背面パネルコネクタもしくはスイッチを洗浄しないでください。シャー
シを掃除している間は、これらのコンポーネントにカバーを取り付けます。
シャーシを破損させる恐れがある刺激の強い化学洗浄剤を使用しないでくださ
い。ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトンまたは類似した溶剤を含む化学
薬品を使用しないでください。
ファンフィルタを掃除する
ファンフィルタに汚れが付着していると、NI PXIe-1082 シリーズシャー
シの冷却性能が大幅に低減する可能性があります。汚れが見える時はいつ
でもフィルタを掃除します。フィルタの固定器具を取り外して、シャーシ
の背面からエアフィルタを容易に取り外すことができます。フィルタの固
定器具を取り外すには、固定ネジを緩めます。図 1-2 の「NI PXIe-1082
シャーシの背面」は、フィルタカバーおよび固定器具を示しています。
刺激の少ないせっけん水でファンフィルタを洗浄し、次に掃除機またはエ
アブローを使用してファンフィルタを掃除します。フィルタを水ですす
ぎ、乾かしてからシャーシに取り付けます。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
3-2
ni.com
第3章
メンテナンス
AC メインサーキットブレーカをリセットする
AC ソースに接続した NI PXIe-1082 シャーシで過電流が発生した場合、
背面パネルのサーキットブレーカが落ちて、シャーシの破損を防ぎます。
サーキットブレーカをリセットするには、以下の手順に従ってください。
1.
2.
3.
4.
5.
シャーシの電源を切断します。
AC 電源ケーブルの接続を切断します。
ブレーカを押してリセットします。
AC 電源ケーブルを再接続します。
シャーシの電源を投入します。
サーキットブレーカが再度落ちた場合は、以下の手順に従ってください。
1.
2.
3.
4.
シャーシの電源を切断します。
AC 電源ケーブルの接続を切断します。
シャーシからすべてのモジュールを取り外します。
第 2 章「取り付けおよび構成」の「電源に接続する」セクションに
記載された手順を実行します。電源スイッチ LED の点灯が緑色でな
い場合は、ナショナルインスツルメンツにお問い合わせください。
5.
NI PXIe-1082 シャーシが CompactPCI または PXI Express モジュー
ルの所要電力を満たしていることを確認します。シャーシの過負荷に
より、ブレーカが落ちる可能性があります。付録 A の「仕様」を参
照してください。
6.
サーキットブレーカが落ちる原因を引き起こす過電流は、故障した
CompactPCI または PXI Express モジュールにより発生した可能性
があります。トラブルシューティングについては、モジュールに付属
するドキュメントを参照してください。
モジュール式電源を交換する
このセクションには、NI PXIe-1082 シャーシでの AC 電源シャトルの取
り外し、構成、取り付け方法が記載されています。詳細については、交換
用電源シャトルモジュールに含まれた『NI PXIe-1082 Power Supply
Shuttle User Guide』を参照してください。
注意
電源を交換する前に、電源ケーブルの接続を切断します。NI PXI-1042 または
NI PXIe-1062 などの別のシャーシ用の電源シャトルを使用しないでください。
シャーシおよび電源シャトルが破損する場合があります。
© National Instruments
3-3
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
第3章
メンテナンス
電源シャトルを電源に接続する前に、このセクションおよびキットに付属
する『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両立性について』という
ドキュメントをお読みください。
取り外し
NI PXIe-1082 AC 電源は、NI PXIe-1082 AC シャーシでの交換部品です。
電源シャトルを交換する前に、シャーシの後部に適切な隙間があることを
確認してください。シャーシの背面にある電源シャトルから電源ケーブル
の接続を切断します。電源シャトルを NI PXIe-1082 シャーシに固定する
取り付けネジが 8 本あることを確認します。ネジの位置については、
図 1-2 の「NI PXIe-1082 シャーシの背面」を参照してください。プラス
ドライバーを使用して、ネジを外します。電源シャトルの 2 つのリヤハ
ンドルを引っ張り、シャーシの背面から電源シャトルを取り外します。
取り付け
交換用の電源シャトルに破損がないことを確認します。この電源シャトル
のハウジングおよびコネクタに異物がないことを確認します。
PXI_CLK10 コネクタの保護カバーを外します。交換用の電源シャトルを
シャーシの背面にある隙間に取り付けます。プラスドライバーを使用し
て、8 本のネジを締めます。
構成
ファン速度セレクタスイッチは、電源シャトルの背面パネルにあります。
ファン速度セレクタスイッチの位置については、図 1-2 の「NI PXIe-1082
シャーシの背面」を参照してください。最高の冷却性能を発揮するには
HIGH(推奨)を、また静かな動作を実現するには AUTO を選択します。
制御モードスイッチをデフォルトの位置に設定します。
アースを接続する
第 2 章、「取り付けおよび構成」の「アースを接続する」セクションを参
照してください。
電源に接続する
第 2 章、「取り付けおよび構成」の「電源に接続する」セクションを参照
してください。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
3-4
ni.com
A
仕様
この付録には、NI PXIe-1082 シャーシの仕様が記載されています。
注意
仕様は事前の通知なしに変更されることがあります。
電気特性
AC 入力
入力電圧レンジ ............................................... 100 ~ 240 VAC
動作電圧レンジ1 ............................................. 90 ~ 264 VAC
入力周波数 ........................................................ 50/60 Hz
動作周波数範囲 1............................................. 47 ~ 63 Hz
入力電流定格.................................................... 8 ~ 4 A
過電流保護 ........................................................ 10 A サーキットブレーカ
電源変動
3.3 V........................................................... <±0.2%
5 V .............................................................. <±0.1%
±12 V ......................................................... <±0.1%
効率 ..................................................................... 70%(標準)
電源切断 .................................................................... AC 電源ケーブルでは、主電源の
切断を提供します。前面パネルの
電源スイッチにより、内部の
シャーシ電源が CompactPCI/
PXI Express バックプレーンに対
して DC 電源を提供します。ま
た、内部のシャーシ電源を制御す
るのに背面パネルの D-Sub 9 ピン
コネクタおよび電源モードスイッ
チを使用することもできます。
1
動作レンジは、設計により保証されています。
© National Instruments
A-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 A
仕様
DC 出力
DC 電流容量(IMP)
メモ
電圧
最大電流
+3.3 V
32 A
+5 V
27 A
+12 V
32 A
-12 V
2.0 A
5 VAUX
2.0 A
使用可能な最大電力の合計値は 420 W です。
バックプレーンスロット電流容量
V
+5 V
(I/O)
+3.3 V
+12 V
-12 V
5 VAUX
15 A
—
15 A
30 A
—
1A
システムタイミングスロット
—
—
6A
4A
—
1A
PXI-1 周辺機器のハイブリッド
周辺機器スロット
6A
5A
6A
1A
1A
—
PXI-5 周辺機器のハイブリッド
—
—
6A
4A
—
1A
スロット
システムコントローラスロット
周辺機器スロット
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
A-2
ni.com
付録 A
メモ
仕様
システムスロット電流の合計値は 45 A 以下である必要があります。
ハイブリッドスロットの PCI V(I/O) ピンは +5 V に接続されています。
システムスロット内での最大電力損失の値は、140 W 以下である必要があります。
周辺スロットの最大電力損失値は、38.25 W 以下である必要があります。
負荷変動
電圧
負荷変動
+3.3 V
<5%
+12 V
<5%
+5 V
<5%
-12 V
<5%
最大リプルおよびノイズ(20 MHz 帯域幅)
電圧
最大リプルおよびノイズ
+3.3 V
50 mVpp
+12 V
50 mVpp
+5 V
50 mVpp
-12 V
50 mVpp
過電流保護 ........................................................ 自動回復ですべての出力を短絡
回路および過負荷状態から保護
過電圧保護
3.3 V および 5 V .................................... 公称出力電圧を 20 ~ 30% 上回
る値でクランプ
電源シャトル MTTR ....................................... 5 分未満で交換
© National Instruments
A-3
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 A
仕様
シャーシの冷却
モジュール冷却システム .............................. HIGH/AUTO 速度セレクタを持
つ 2 つの 110 CFM ファンによる
強制換気(正圧)
スロットの通気方向 ....................................... モジュール底部から上部へ
モジュール冷却用吸気口 .............................. シャーシ背面の下部
モジュール冷却用排気口 .............................. シャーシの両側面および上部
電源冷却システム ........................................... 統合ファンによる強制換気
電源冷却用吸気口 ........................................... シャーシの右側面
電源冷却用排気口 ........................................... シャーシの左側面
環境
最大使用高度 .................................................... 2,000 m(800 mbar)
(周囲温度 25 ℃時)
汚染度 ................................................................. 2
室内使用のみ
動作環境
周囲温度範囲 .................................................... 0 ~ 55 ℃
(IEC-60068-2-1 および
IEC-60068-2-2 に準拠して試験済
み。MIL-PRF-28800F Class 3
最低温度制限値および
MIL-PRF-28800F Class 2 最高温
度制限値の範囲内。)
相対湿度範囲 .................................................... 10 ~ 90%、結露なきこと
(IEC-60068-2-56 に準拠して試験
済み。)
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
A-4
ni.com
付録 A
仕様
保管環境
周囲温度範囲.................................................... -40 ~ 71 ℃
(IEC-60068-2-1 および
IEC-60068-2-2 に準拠して試験済
み。MIL-PRF-28800F Class 3 制
限値の範囲内。)
相対湿度範囲.................................................... 5 ~ 95%、結露なきこと
(IEC-60068-2-56 に準拠して試験
済み。)
耐衝撃 / 振動
動作時衝撃 ........................................................ 最大 30 g(半正弦波)、
11 ms パルス
(IEC-60068-2-27 に準拠して試験
済み。MIL-PRF-28800F Class 2
制限値の範囲内。)
ランダム振動.................................................... 5 ~ 500 Hz、0.3 grms
アコースティックエミッション
音圧レベル(オペレータ位置)
(ISO 7779 に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F 要件に準拠。)
AUTO ファン(最高周囲温度 30 ℃時)....43.6 dBA
HIGH ファン .................................................... 62 dBA
音響出力
AUTO ファン(最高周囲温度 30 ℃時).. 52.8 dBA
HIGH ファン .................................................... 72 dBA
メモ
仕様は事前の通知なしに変更されることがあります。
安全性
この製品は、以下の情報技術装置の安全基準の要件に適合するように設計
されています。
•
•
© National Instruments
IEC 61010-1、EN 61010-1
UL 61010-1、CSA 61010-1
A-5
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 A
仕様
メモ
UL およびその他の安全保証については、製品ラベルまたは「オンライン製品認証」
セクションを参照してください。
電磁両立性
この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の
EMC 規格の必要条件を満たします。
•
•
•
•
•
EN 61326 (IEC 61326): Class A エミッション、基本イミュニティ
EN 55011 (CISPR 11): Group 1、Class A エミッション
AS/NZS CISPR 11: Group 1、Class A エミッション
FCC 47 CFR Part 15B: Class A エミッション
ICES-001: Class A エミッション
メモ
製品の EMC 決定に適用する基準に関しては、「オンライン製品認証」セクショ
ンを参照してください。
メモ
EMC に適合させるには、このデバイスをシールドケーブルと併用してください。
CE マーク準拠
この製品は、該当する EC 理事会指令による基本的要件に適合しています。
•
•
2006/95/EC、低電圧指令(安全性)
2004/108/EC、電磁両立性指令(EMC)
オンライン製品認証
この製品のその他の適合規格については、この製品の適合宣言(DoC)
をご覧ください。この製品の製品認証および適合宣言を入手するには、
ni.com/certification にアクセスして型番または製品ラインで検索
し、保証の欄にある該当するリンクをクリックしてください。
環境管理
ナショナルインスツルメンツは、環境に優しい製品の設計および製造に努
めています。NI は、製品から特定の有害物質を除外することが、環境の
みならず NI のお客様にとって有益であると考えています。
環境の詳細な情報については、ni.com/environment(英語)の
Minimize Our Environmental Impact(英語)を参照してください。こ
のページには、ナショナルインスツルメンツが準拠する環境規制および指
令、およびこのドキュメントに含まれていないその他の環境に関する情報
が記載されています。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
A-6
ni.com
付録 A
仕様
廃電気電子機器(WEEE)
欧州のお客様へ 製品寿命を過ぎたすべての製品は、必ず WEEE リサイクルセンターへ
送付してください。WEEE リサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツの
WEEE への取り組み、および廃電気電子機器の WEEE 指令 2002/96/EC 準拠について
は、ni.com/environment/weee(英語)を参照してください。
⬉ᄤֵᙃѻક∵ᶧ᥻ࠊㅵ⧚ࡲ⊩ ˄Ё೑ RoHS˅
Ё೑ᅶ᠋ National Instruments ヺড়Ё೑⬉ᄤֵᙃѻકЁ䰤ࠊՓ⫼ᶤѯ᳝ᆇ⠽䋼ᣛҸ (RoHS)DŽ
݇Ѣ National Instruments Ё೑ RoHS ড়㾘ᗻֵᙃˈ䇋ⱏᔩ ni.com/environment/rohs_chinaDŽ
(For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.)
バックプレーン
サイズ......................................................................... 3U サイズ、1 システムスロット
(3 つのシステム拡張スロット付
き)および 7 つの周辺機器スロッ
ト。IEEE 1101.10 機械パッケージ
規格に準拠。
『PXI Express
Specification』(英語)に準拠。
PXI Express および CompactPCI
(PICMG 2.0 R 3.0)3U モジュー
ルに対応。
バックプレーンのベアボード素材 ............ UL 94 V-0 規格
バックプレーンコネクタ ............................. IEC 917、IEC 1076-4-101 および
UL 94 V-0 規格に準拠
システム同期クロック(PXI_CLK10、PXIe_CLK100、
PXIe_SYNC100)
10 MHz システム基準クロック : PXI_CLK10
スロット間の最大スキュー ......................... 500 ps
確度 ..................................................................... 最大 ±25 ppm
(動作温度の全範囲にて有効)
最大ジッタ ........................................................ 5 ps RMS 位相ジッタ
(10 Hz ~ 1 MHz 範囲)
負荷時間率 ........................................................ 45 ~ 55%
無負荷信号の振幅 ........................................... 3.3 V ±0.3 V
© National Instruments
A-7
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 A
仕様
メモ
その他の仕様については、『PXI-1 Hardware Specification』(英語)を参照し
てください。
100 MHz システム基準クロック : PXIe_CLK100
および PXIe-SYNC100
スロット間の最大スキュー ......................... 100 ps
確度...................................................................... 最大 ±25 ppm
(動作温度の全範囲にて有効)
最大ジッタ ........................................................ 3 ps RMS 位相ジッタ
(10 Hz ~ 12 kHz 範囲)
2 ps RMS 位相ジッタ
(12 kHz ~ 20 MHz 範囲)
PXIe_CLK100 での負荷時間率 .................. 45 ~ 55%
絶対差動電圧
(50 Ω 負荷の最大 1.30 V
で終端時またはテブナン終端時).............. 400 ~ 1000 mV
メモ
その他の仕様については、『PXI-5 PXI Express Hardware Specification』
(英語)を参照してください。
外部 10
BNC)
MHz 基準出力(シャーシの背面パネル
確度...................................................................... 最大 ±25 ppm
(動作温度の全範囲にて有効)
最大ジッタ ........................................................ 5 ps RMS 位相ジッタ
(10 Hz ~ 1 MHz 範囲)
出力振幅 ............................................................. 1 VPP ±20% 方形波(50 Ω 負荷)
2 VPP(無負荷)
出力インピーダンス ....................................... 50 Ω ±5 Ω
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
A-8
ni.com
付録 A
仕様
外部クロックソース
周波数 ................................................................. 10 MHz ±100 ppm
入力振幅
背面パネル BNC .................................... 200 mVPP ~ 5 VPP 方形波または
正弦波
システムタイミングスロット
PXI_CLK10_IN ....................................... 5 V または 3.3 V TTL 信号
背面パネル BNC 入力インピーダンス .... 50 Ω ±5 Ω
バックプレーンでの最大ジッタ ................ 1 ps RMS 位相ジッタ
(10 Hz ~ 1 MHz 範囲)
PXIe_SYNC_CTRL
VIH ........................................................................ 2.0 ~ 5.5 V
VIL......................................................................... 0 ~ 0.8 V
PXI スタートリガ
スロット間の最大スキュー ......................... 250 ps
バックプレーン特性インピーダンス ....... 65 Ω ±10%
メモ
PXI スロットおよび PXI スターについては、第 1 章「はじめに」の「システムタ
イミングスロット」セクションを参照してください。
その他の仕様については、『PXI-1 Hardware Specification』(英語)を参照し
てください。
PXI 差動スタートリガ(PXIe-DSTARA、
PXIe-DSTARB、PXIe-DSTARC)
スロット間の最大スキュー ......................... 150 ps
最大差動スキュー ........................................... 25 ps
バックプレーン差動インピーダンス ....... 100 Ω ±10%
メモ
PXIe スロットおよび PXI_DSTAR については、第 1 章「はじめに」の「システ
ムタイミングスロット」セクションを参照してください。
その他の仕様において、NI PXIe-1082 は『PXI-5 PXI Express Hardware
Specification』(英語)に準拠しています。
© National Instruments
A-9
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 A
仕様
機械特性
全体の寸法
標準シャーシ
高さ .................................................... 177.1 mm(6.97 in.)
幅 ........................................................ 271.4 mm(10.68 in.)
奥行き................................................ 396.5 mm(15.61 in.)
メモ
シャーシ脚部を含めると、14.5 mm(0.57 in.)高くなります。テーブルに
シャーシ脚部を伸ばして傾けると、前面で 52.8 mm(2.08 in.)、背面で
14.8 mm(0.583 in.)高くなります。
重量...................................................................... 8.80 kg(19.4 lb)
シャーシ素材 .................................................... アルミ板(5052-H32、
3003-H14 および 6061-T6)、押
出アルミ(6060-T6)、冷延鋼板、
PC-ABS、Santoprene ( 熱可塑
性エラストマ)、ナイロン
仕上げ ................................................................. アルミ、クロム酸亜鉛の表面の
導電性イリダイト処理。冷延鋼板
ポリウレタンエナメル表面のメッ
キ処理。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
A-10
ni.com
付録 A
仕様
図 A-1 および A-2 は、NI PXIe-1082 シャーシの寸法を示しています。こ
の図にある穴は、オプションのラックマウントキットの取り付け穴を示し
ています。計測キャビネットの正面と向かい合うシャーシの面(前面また
は背面)にこれらのキットを取り付けます。前面および背面のシャーシ取
り付け穴(M4 サイズ)は左右対称であることに注意してください。
10.68 in. (271.4 mm)
NI PXIe-1082
6.97 in.
(177.1 mm)
0.57 in.
(14.5 mm)
1.68 in.
(42.6 mm)
12.334 in. (313.28 mm)
1.40 in.
(35.6 mm)
1.823 in.
(46.30 mm)
Front of
PXI Card
0.30 in.
(7.25 mm)
2.13 in.
(54.2 mm)
1.844 in
(46.84 mm)
3.542 in.
(89.97 mm)
15.61 in. (396.5 mm)
図 A-1
© National Instruments
NI PXIe-1082 のシャーシ寸法(前面および側面)
A-11
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 A
仕様
1.01 in.
(25.7 mm)
12.700 in. (322.58 mm)
1.02 in.
(25.8 mm)
8.650 in.
(219.7 mm)
図 A-2
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
NI PXIe-1082 のシャーシ寸法(底部)
A-12
ni.com
付録 A
仕様
図 A-3 は、シャーシのラックマウントのキット部品を示しています。
2
3
1
1
前面ラックマウントキット
2
NI シャーシ
3
図 A-3
メモ
オプションの背面ラックマウントキット
NI シャーシラックマウントキット部品
図 A-3 で示したシャーシは、NI PXI-1042/NI PXIe-1062Q/NI PXIe-1082 製品ラ
インの 1 つです。
© National Instruments
A-13
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
B
ピン配列
この付録には、NI PXIe-1082 シャーシバックプレーンのコネクタピン配
列が記載されています。
表 B-1 は、システムコントローラスロットの XP1 コネクタピン配列を示
しています。
表 B-2 は、システムコントローラスロットの XP2 コネクタピン配列を示
しています。
表 B-3 は、システムコントローラスロットの XP3 コネクタピン配列を示
しています。
表 B-4 は、システムコントローラスロットの XP4 コネクタピン配列を示
しています。
表 B-5 は、システムタイミングスロットの TP2 コネクタピン配列を示し
ています。
表 B-6 は、システムタイミングスロットの XP3 コネクタピン配列を示し
ています。
表 B-7 は、システムタイミングスロットの XP4 コネクタピン配列を示し
ています。
表 B-8 は、ハイブリッド周辺機器スロットの P1 コネクタピン配列を示し
ています。
表 B-9 は、ハイブリッド周辺機器スロットの XP3 コネクタピン配列を示
しています。
表 B-10 は、ハイブリッド周辺機器スロットの XP4 コネクタピン配列を示
しています。
詳細については、『PXI-5 PXI Express Hardware Specification』
(Revision 2.0、英語)を参照してください。仕様の一部については、
PXI Systems Alliance にお問い合わせください。
© National Instruments
B-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 B
ピン配列
システムコントローラスロットピン配列
表 B-1
表 B-2
A
ピン
B
システムコントローラスロットの XP1 コネクタピン配列
ピン
信号
A
GND
B
3.3V
C
5V
D
GND
E
12V
F
12V
G
GND
システムコントローラスロットの XP2 コネクタピン配列
ab
C
D
cd
E
F
ef
1
3PETp1
3PETn1
GND
3PERp1
3PERn1
GND
3PETp2
3PETn2
GND
2
3PETp3
3PETn3
GND
3PERp3
3PERn3
GND
3PERp2
3PERn2
GND
3
4PETp0
4PETn0
GND
4PERp0
4PERn0
GND
4PETp1
4PETn1
GND
4
4PETp2
4PETn2
GND
4PERp2
4PERn2
GND
4PERp1
4PERn1
GND
5
4PETp3
4PETn3
GND
4PERp3
4PERn3
GND
RSV
RSV
GND
6
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
7
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
8
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
9
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
10
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
表 B-3
A
ピン
B
システムコントローラスロットの XP3 コネクタピン配列
ab
C
D
cd
E
F
ef
1
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
2
RSV
RSV
GND
PWR_OK
PS_ON#
GND
LINKCAP
PWRBTN#
GND
3
SMBDAT
SMBCLK
GND
4RefClk+
4RefClk-
GND
2RefClk+
2RefClk-
GND
4
RSV
PERST#
GND
3RefClk+
3RefClk–
GND
1RefClk+
1RefClk-
GND
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
B-2
ni.com
付録 B
表 B-3
A
ピン
ピン配列
システムコントローラスロットの XP3 コネクタピン配列(続き)
B
ab
C
D
cd
E
F
ef
5
1PETp0
1PETn0
GND
1PERp0
1PERn0
GND
1PETp1
1PETn1
GND
6
1PETp2
1PETn2
GND
1PERp2
1PERn2
GND
1PERp1
1PERn1
GND
7
1PETp3
1PETn3
GND
1PERp3
1PERn3
GND
2PETp0
2PETn0
GND
8
2PETp1
2PETn1
GND
2PERp1
2PERn1
GND
2PERp0
2PERn0
GND
9
2PETp2
2PETn2
GND
2PERp2
2PERn2
GND
2PETp3
2PETn3
GND
10
3PETp0
3PETn0
GND
3PERp0
3PERn0
GND
2PERp3
2PERn3
GND
表 B-4
ピン
Z
システムコントローラスロットの XP4 コネクタピン配列
A
B
C
D
E
F
1
GND
GA4
GA3
GA2
GA1
GA0
GND
2
GND
5Vaux
GND
SYSEN#
WAKE#
ALERT#
GND
3
GND
RSV
RSV
RSV
RSV
RSV
GND
4
GND
RSV
RSV
RSV
RSV
RSV
GND
5
GND
PXI_TRIG3
PXI_TRIG4
PXI_TRIG5
GND
PXI_TRIG6
GND
6
GND
PXI_TRIG2
GND
RSV
PXI_STAR
PXI_CLK10
GND
7
GND
PXI_TRIG1
PXI_TRIG0
RSV
GND
PXI_TRIG7
GND
8
GND
RSV
GND
RSV
RSV
PXI_LBR6
GND
システムタイミングスロットのピン配列
表 B-5
ピ
ン
システムタイミングスロットの TP2 コネクタピン配列
A
B
ab
C
D
cd
E
F
ef
1
PXIe_DST
ARC0+
PXIe_DST
ARC0-
GND
PXIe_DSTA
RC8+
PXIe_DSTA
RC8-
GND
PXIe_DSTA
RB8+
PXIe_DSTA
RB8-
GND
2
PXIe_DST
ARA0+
PXIe_DST
ARA0-
GND
PXIe_DSTA
RC9+
PXIe_DSTA
RC9-
GND
PXIe_DSTA
RA8+
PXIe_DSTA
RA8-
GND
3
PXIe_DST
ARB0+
PXIe_DST
ARB0-
GND
PXIe_DSTA
RC1+
PXIe_DSTA
RC1-
GND
PXIe_DSTA
RA9+
PXIe_DSTA
RA9-
GND
4
PXIe_DST
ARB1+
PXIe_DST
ARB1-
GND
PXI_STAR0
PXI_STAR1
GND
PXIe_DSTA
RB9+
PXIe_DSTA
RB9-
GND
5
PXIe_DST
ARA1+
PXIe_DST
ARA1-
GND
PXI_STAR2
PXI_STAR3
GND
PXIe_DSTA
RC10+
PXIe_DSTA
RC10-
GND
© National Instruments
B-3
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 B
ピン配列
表 B-5
ピ
ン
システムタイミングスロットの TP2 コネクタピン配列(続き)
A
B
ab
C
D
cd
E
F
ef
6
PXIe_DST
ARC2+
PXIe_DST
ARC2-
GND
PXI_STAR4
PXI_STAR5
GND
PXIe_DSTA
RA10+
PXIe_DSTA
RA10-
GND
7
PXIe_DST
ARB2+
PXIe_DST
ARB2-
GND
PXI_STAR6
NC
GND
PXIe_DSTA
RB10+
PXIe_DSTA
RB10-
GND
8
PXIe_DST
ARA2+
PXIe_DST
ARA2-
GND
NC
NC
GND
PXIe_DSTA
RC11+
PXIe_DSTA
RC11-
GND
9
NC
NC
GND
NC
NC
GND
PXIe_DSTA
RA11+
PXIe_DSTA
RA11-
GND
10
NC
NC
GND
NC
NC
GND
PXIe_DSTA
RB11+
PXIe_DSTA
RB11-
GND
表 B-6
ピ
ン
システムタイミングスロットの XP3 コネクタピン配列
A
B
ab
C
1
PXIe_CLK1
00+
PXIe_CLK1
00-
GND
PXIe_SYN
C100+
2
PRSNT#
PWREN#
GND
3
SMBDAT
SMBCLK
4
MPWRGD*
5
cd
E
F
ef
PXIe_SYN
C100-
GND
PXIe_DSTA
RC+
PXIe_DSTA
RC-
GND
PXIe_DST
ARB+
PXIe_DSTA
RB-
GND
PXIe_DSTA
RA+
PXIe_DSTA
RA-
GND
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
PERST#
GND
RSV
RSV
GND
1RefClk+
1RefClk-
GND
1PETp0
1PETn0
GND
1PERp0
1PERn0
GND
1PETp1
1PETn1
GND
6
1PETp2
1PETn2
GND
1PERp2
1PERn2
GND
1PERp1
1PERn1
GND
7
1PETp3
1PETn3
GND
1PERp3
1PERn3
GND
1PETp4
1PETn4
GND
8
1PETp5
1PETn5
GND
1PERp5
1PERn5
GND
1PERp4
1PERn4
GND
9
1PETp6
1PETn6
GND
1PERp6
1PERn6
GND
1PETp7
1PETn7
GND
10
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
1PERp7
1PERn7
GND
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
D
B-4
ni.com
付録 B
表 B-7
ピン
Z
ピン配列
システムタイミングスロットの XP4 コネクタピン配列
A
B
C
D
E
F
1
GND
GA4
GA3
GA2
GA1
GA0
GND
2
GND
5Vaux
GND
SYSEN#
WAKE#
ALERT#
GND
3
GND
12V
12V
GND
GND
GND
GND
4
GND
GND
GND
3.3V
3.3V
3.3V
GND
5
GND
PXI_TRIG3
PXI_TRIG4
PXI_TRIG5
GND
PXI_TRIG6
GND
6
GND
PXI_TRIG2
GND
ATNLED
PXI_CLK10_IN
PXI_CLK10
GND
7
GND
PXI_TRIG1
PXI_TRIG0
ATNSW#
GND
PXI_TRIG7
GND
8
GND
PXIe_SYNC_C
TRL
GND
RSV
PXI_LBL6
PXI_LBR6
GND
ハイブリッドスロットのピン配列
表 B-8
ピン
Z
ハイブリッドスロットの P1 コネクタピン配列
A
B
C
D
E
F
25
GND
5V
REQ64#
ENUM#
3.3V
5V
GND
24
GND
AD[1]
5V
V(I/O)
AD[0]
ACK64#
GND
23
GND
3.3V
AD[4]
AD[3]
5V
AD[2]
GND
22
GND
AD[7]
GND
3.3V
AD[6]
AD[5]
GND
21
GND
3.3V
AD[9]
AD[8]
M66EN
C/BE[0]#
GND
20
GND
AD[12]
GND
V(I/O)
AD[11]
AD[10]
GND
19
GND
3.3V
AD[15]
AD[14]
GND
AD[13]
GND
18
GND
SERR#
GND
3.3V
PAR
C/BE[1]#
GND
17
GND
3.3V
IPMB_SCL
IPMB_SDA
GND
PERR#
GND
16
GND
DEVSEL#
GND
V(I/O)
STOP#
LOCK#
GND
15
GND
3.3V
FRAME#
IRDY#
BD_SEL#
TRDY#
GND
12 ~ 14
キーエリア
11
GND
AD[18]
AD[17]
AD[16]
GND
C/BE[2]#
GND
10
GND
AD[21]
GND
3.3V
AD[20]
AD[19]
GND
9
GND
C/BE[3]#
IDSEL
AD[23]
GND
AD[22]
GND
8
GND
AD[26]
GND
V(I/O)
AD[25]
AD[24]
GND
7
GND
AD[30]
AD[29]
AD[28]
GND
AD[27]
GND
© National Instruments
B-5
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 B
ピン配列
表 B-8
Z
ピン
ハイブリッドスロットの P1 コネクタピン配列(続き)
A
B
C
D
E
F
6
GND
REQ#
GND
3.3V
CLK
AD[31]
GND
5
GND
BRSVP1A5
BRSVP1B5
RST#
GND
GNT#
GND
4
GND
IPMB_PWR
HEALTHY#
V(I/O)
INTP
INTS
GND
3
GND
INTA#
INTB#
INTC#
5V
INTD#
GND
2
GND
TCK
5V
TMS
TDO
TDI
GND
1
GND
5V
-12V
TRST#
+12V
5V
GND
表 B-9
ピ
ン
ハイブリッドスロットの XP3 コネクタピン配列
A
B
ab
C
D
cd
E
F
ef
1
PXIe_CLK1
00+
PXIe_CL
K100-
GND
PXIe_SYNC
100+
PXIe_SYNC1
00-
GND
PXIe_DSTA
RC+
PXIe_DST
ARC-
GND
2
PRSNT#
PWREN
#
GND
PXIe_DSTA
RB+
PXIe_DSTAR
B-
GND
PXIe_DSTA
RA+
PXIe_DST
ARA-
GND
3
SMBDAT
SMBCLK
GND
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
4
MPWRGD*
PERST#
GND
RSV
RSV
GND
1RefClk+
1RefClk-
GND
5
1PETp0
1PETn0
GND
1PERp0
1PERn0
GND
1PETp1
1PETn1
GND
6
1PETp2
1PETn2
GND
1PERp2
1PERn2
GND
1PERp1
1PERn1
GND
7
1PETp3
1PETn3
GND
1PERp3
1PERn3
GND
1PETp4
1PETn4
GND
8
1PETp5
1PETn5
GND
1PERp5
1PERn5
GND
1PERp4
1PERn4
GND
9
1PETp6
1PETn6
GND
1PERp6
1PERn6
GND
1PETp7
1PETn7
GND
10
RSV
RSV
GND
RSV
RSV
GND
1PERp7
1PERn7
GND
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
B-6
ni.com
付録 B
表 B-10
ピン
Z
ピン配列
ハイブリッドスロットの XP4 コネクタピン配列
A
B
C
D
E
F
1
GND
GA4
GA3
GA2
GA1
GA0
GND
2
GND
5Vaux
GND
SYSEN#
WAKE#
ALERT#
GND
3
GND
12V
12V
GND
GND
GND
GND
4
GND
GND
GND
3.3V
3.3V
3.3V
GND
5
GND
PXI_TRIG3
PXI_TRIG4
PXI_TRIG5
GND
PXI_TRIG6
GND
6
GND
PXI_TRIG2
GND
ATNLED
PXI_STAR
PXI_CLK10
GND
7
GND
PXI_TRIG1
PXI_TRIG0
ATNSW#
GND
PXI_TRIG7
GND
8
GND
RSV
GND
RSV
PXI_LBL6
PXI_LBR6
GND
© National Instruments
B-7
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
技術サポートおよびプロフェッ
ショナルサービス
C
ナショナルインスツルメンツのウェブサイト(ni.com)のユーザプロ
ファイルにログインして、お客様向けサービス用にカスタマイズされたア
クセスページを表示します。技術サポートおよびその他のサービスについ
ては、弊社のウェブサイト(ni.com)の下記のセクションを参照してく
ださい。
•
サポート — 技術サポート(ni.com/support)には以下のリソース
があります。
–
セルフヘルプリソース — 質問に対する回答やソリューションが
必要な場合は、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト
(ni.com/support)でソフトウェアドライバとアップデート、
検索可能な技術サポートデータベース、製品マニュアル、トラブ
ルシューティングウィザード、種類豊富なサンプルプログラム、
チュートリアル、アプリケーションノート、計測器ドライバなど
をご利用いただけます。ユーザ登録されたお客様は、NI ディス
カッションフォーラム(ni.com/jp/dforum)にアクセスする
こともできます。
–
標準サポート・保守プログラム(SSP)—NI のアプリケーション
エンジニアによる電話または E メールでの個別サポートを受け
ることができるプログラムです。ソフトウェア製品(一部を除
く)または NI Developer Suite を含むバンドルソフトウェアを
ご購入のお客様には、「標準サポート・保守プログラム (SSP)」
の 1 年間のメンバーシップを自動的にご提供いたします。また、
お客様のニーズに合わせて SSP 契約を延長することにより、そ
の特典を継続して確実にご利用いただけるオプションもご用意し
ております。詳細につきましては、ni.com/ssp をご覧くださ
い。
その他の技術サポートオプションについては、ni.com/
services をご覧いただくか、ni.com/contact からお問い合
わせください。
© National Instruments
•
トレーニングと認定 — トレーニングおよび認定プログラムについて
は、ni.com/training を参照してください。また、世界各地で登録
可能なオンサイトトレーニングを提供しております。
•
システムインテグレーション — 時間の制約がある場合や社内の技術
リソースが不足している場合、またはプロジェクトで簡単に解消しな
い問題がある場合などは、ナショナルインスツルメンツのアライアン
C-1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
付録 C
技術サポートおよびプロフェッショナルサービス
スパートナーによるサービスをご利用いただけます。詳しくは、最寄
りの NI 営業所にお電話いただくか、ni.com/jp/alliance をご覧
ください。
•
•
適合宣言(DoC)— 適合宣言とは、適合宣言書によるさまざまな欧
州閣僚理事会指令への適合宣言です。この制度により、電磁両立性
(EMC) に対するユーザ保護や製品の安全性に関する情報が提供され
ます。ご使用の製品の適合宣言は、ni.com/certification(英語)
から入手できます。
Calibration Certificate— ご使用の製品でキャリブレーションがサ
ポートされている場合、ni.com/calibration から Calibration
Certificate (英語)を取得できます。
弊社ウェブサイトの Worldwide Offices セクション(ni.com/
niglobal(英語)
)からは、お問い合わせ先、サポート電話番号、電子
メールアドレス、現行のイベント等に関する最新情報を提供する各国支社
のウェブサイトにアクセスできます。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
C-2
ni.com
用語集
記号
接頭辞
値
p
ピコ
10-12
n
ナノ
10-9
μ
マイクロ
10-6
m
ミリ
10-3
k
キロ
103
M
メガ
106
G
ギガ
109
T
テラ
1012
記号
°
度。
≥
以上。
≤
以下。
%
パーセント。
A
A
アンペア。
AC
Alternating Current(交流)。
ANSI
American National Standards Institute.
AWG
American Wire Gauge(米国ワイヤゲージ規格)。
© National Instruments
用語集 -1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
用語集
B
BNC
BNC(Bayonet Neill Concelman)コネクタ。一般的に使用される同軸
コネクタ。
C
C
摂氏。
cfm
1 分あたり立方フィート量。
CFR
Code of Federal Regulations(連邦規制基準)。
cm
センチメートル。
CompactPCI
より堅牢な機械的フォームファクタを必要とする産業用および / または組
み込みアプリケーション向けに、Peripheral Component
Interconnect(PCI)仕様のバージョン 2.1 以降を手直ししたもの。これ
により、産業界の標準的な機械部品および高性能のコネクタ技術を使用し
て、厳しい環境下の使用に対応したシステムを構築することが可能。PCI
の仕様と電気的互換性があるため、厳しい環境に適した機械的フォーム
ファクタにおいて低コストの PCI 部品を活用することが可能。
CSA
Canadian Standards Association(カナダ規格協会)。
D
D-Sub
Subminiature D connector(サブミニチュア D コネクタ)。
DB-9
9 ピン D-Sub コネクタ。
DC
Direct Current(直流)。
DoC
Declaration of Conformity(適合宣言)。
E
EIA
Electronic Industries Association(米国電子工業会)。
EMC
Electromagnetic Compatibility(電磁両立性)。
EMI
電磁妨害。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
用語集 -2
ni.com
用語集
F
FCC
Federal Communications Commission(米国連邦通信委員会)。
G
g
GPIB
(1)グラム。(2)9.8 m/s2 に等しい加速度の単位。
General Purpose Interface Bus(汎用インタフェースバス)
(IEEE 488)。
gRMS
ランダム振動の単位。ランダム振動のテストプロファイルにおける加速レ
ベルの二乗平均平方根。
H
hr
時間。
Hz
ヘルツ。1 秒あたりの周期数。
I
IEC
International Electrotechnical Commission(国際電気標準会議)。電
気および電子技術の国際標準を策定する組織。
IEEE
Institute of Electrical and Electronics Engineers(米国電気電子技術者
協会)。
IMP
メインフレームのピーク電流。
in.
インチ。
K
kg
キログラム。
km
キロメートル。
L
lb
© National Instruments
ポンド。
用語集 -3
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
用語集
LED
Light Emitting Diode(発光ダイオード)。
M
m
メートル。
MHz
メガヘルツ 100 万ヘルツ。1 ヘルツ= 1 秒あたりの 1 周期。
mi
マイル。
ms
ミリ秒。
MTBF
Mean Time Between Failure(平均故障間隔)。
MTTR
Mean time to repair(平均復旧時間)。
N
NEMA
National Electrical Manufacturers Association(米国全国電機製造業
者協会)。
NI
National Instruments(ナショナルインスツルメンツ)。
P
PXI
PCI eXtensions for Instrumentation(計測器用の拡張型 PCI)。
PXI_CLK10
10 MHz PXI システム基準クロック。
R
RH
相対湿度。
RMS
Root Mean Square(二乗平均)。
S
s
秒。
STANDBY
バックプレーンは電源が切断された(OFF)の状態であるのに対し、
シャーシは AC 主電源に接続されている状態。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
用語集 -4
ni.com
用語集
T
TTL
Transistor-Transistor Logic(トランジスタ - トランジスタ論理)。
U
UL
Underwriter's Laboratories(米国保険業者安全試験所)。
V
V
ボルト。
VAC
Volts alternating current(交流電圧)。
Vpp
ピーク - ピーク電圧。
W
W
ワット。
こ
効率
パーセントで表される出力電源の入力電源に対する比率。
し
システム基準クロック
10 MHz クロックで、PXI_CLK10 とも呼ばれる。このクロックは、
シャーシ内のすべての周辺機器スロットおよびシャーシの背面にある
BNC コネクタ(10 MHz REF OUT と表示)に提供される。測定または制
御システムで複数のモジュールの同期に使用することが可能。シャーシの
背面にある 10 MHz REF IN および OUT BNC コネクタを使用して、複数
のシャーシを 1 つの基準クロックに同期させることが可能。PXI バックプ
レーンの仕様では、PXI_CLK10 の実装ガイドラインを定義。
システムコントローラ
PXI シャーシのスロット 1 への取り付けのために構成されたモジュール。
クロックソースおよびバックプレーンでのデータ転送処理などのシステム
コントローラ機能を実行するという点で、PXI システムでは特有なデバイ
ス。このようなデバイスを他のスロットに取り付けると、デバイス、PXI
バックプレーンまたは両方が破損する可能性がある。
© National Instruments
用語集 -5
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
用語集
システムタイミングス
ロット
ジッタ
スロット 4 に位置し、他のスロットへの専用トリガラインを持つ。
クロックが通常の公称間隔から遷移する時間での急速な微変動。単位 : 秒
RMS。
自動
自動ファン速度制御。
す
スキュー
信号の伝送時間の差。
スロットブロッカー
隣接するスロットにおける通気性を向上させるために空のスロットに取り
付けられたアセンブリ。
て
デイジーチェーン
バスから信号を伝播させる方式。この方式では、デバイスのバスにおける
位置によってデバイスの優先順位が決まる。
電源シャトル
シャーシの電源を含む取り外し可能なモジュール。
電源変動
入力 AC 電圧における指定した変更の結果、DC 電圧出力が変化する安定
した状態での最大パーセント(90 ~ 132 VAC または 180 ~ 264 VAC に
ステップ変化)。
は
バックプレーン
コネクタおよびコネクタピンを接続するための信号パスがあるプリント回
路基板のアセンブリ。
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
用語集 -6
ni.com
用語集
ふ
フィラーパネル
シャーシ内の空のスロットをふさぐのに使用する空のモジュールの前面パ
ネル。
負荷変動
無負荷から最大負荷の出力電流へのステップ変化の結果、DC 電圧出力が
変化する安定した状態での最大パーセント。
よ
抑止
© National Instruments
電源を切断すること。
用語集 -7
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
索引
前面(図)、1-4
取り付け。「取り付け、構成、および操
作」の項を参照
ファンの速度、設定、2-5
メンテナンス。「NI PXIe-1082 シャーシ
のメンテナンス」の項を参照
ラックマウント、2-5
NI PXIe-1082 シャーシのメンテナンス、3-1
AC メインサーキットブレーカをリセッ
トする、3-3
準備、3-1
静電気放電による破損(注意)、3-1
掃除
外部の掃除、3-2
内部の掃除、3-2
ファンフィルタ、3-2
メンテナンス間隔、3-1
NI PXIe-1082 シャーシを梱包から取り出す、
記号
コネクタのピン配列。
A
AC 電源ケーブル(表)、1-1
C
Calibration Certificate(NI リソース)、C-2
CE マーク準拠、仕様、A-6
CLK10 背面コネクタ、2-13
CompactPCI、NI PXIe-1082 バックプレー
ンとの相互運用性、1-6
CompactPCI との相互運用性、1-6
D
DB-9 コネクタ
電源電圧(表)、2-12
ピン配列(表)、2-11
1-1
NI PXIe-1082 バックプレーン
CompactPCI との相互運用性、1-6
PXI Express 周辺機器スロット、1-8
PXIe_SYNC_CTRL、1-13
再起動として使用する(図)、1-14
PXI ローカルバス、経路設定、1-10
概要、1-6
システム基準クロック、1-11
デフォルト動作(図)、1-12
システムコントローラスロット、1-7
システムタイミングスロット、1-9
仕様、A-7
トリガバス、1-11
ハイブリッド周辺機器スロット、1-8
NI サポートとサービス、C-1
E
EMC フィラーパネルキット、1-6
I
IEC 320 入力、1-5、2-6
M
MAX での PXI Express 構成、2-13
MAX での PXI-1 構成、2-14
MAX での構成(図)、2-14
N
NI PXIe-1082
NI PXIe-1082 シャーシの背面、1-5
アース、接続、2-6
オプション機器、1-6
主な機能、1-2
梱包から取り出す、1-1
© National Instruments
P
PXI Express システムコントローラ、2-6
NI PXIe-1082 シャーシに取り付ける
(図)、2-8
図、2-7
索引 -1
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
索引
PXI Express システムコントローラを取り付
ける(図)、2-7
PXI Express 周辺機器スロット、説明、1-8
PXI Star、経路設定、1-10
PXIe_DSTAR、経路設定、1-10
PXIe_SYNC_CTRL、1-13
再起動として使用する(図)、1-14
仕様、A-9
PXI 差動スタートリガ仕様(PXIe-DSTARA、
PXIe-DSTARB、PXIe-DSTARC)、A-9
PXI スタートリガ仕様、A-9
PXI トリガバス、経路設定(図)、1-11
PXI ローカルバス、経路設定、1-10
け
あ
し
ケーブル、電源(表)、1-1
計測器ドライバ(NI リソース)、C-1
こ
構成。「取り付け、構成、および操作」の項を
参照
さ
サポート技術、C-1
サンプル(NI リソース)、C-1
システム基準クロック、1-11
仕様、A-7
デフォルト動作(図)、1-12
システムコントローラスロット
説明、1-7
ピン配列
XP1 コネクタ(表)、B-2
XP2 コネクタ(表)、B-2
XP3 コネクタ(表)、B-2
XP4 コネクタ(表)、B-3
システムタイミングスロット
説明、1-9
ピン配列
TP2 コネクタ(表)、B-3
XP3 コネクタ(表)、B-4
XP4 コネクタ(表)、B-5
シャーシ初期化ファイル、2-15
シャーシの周囲温度の定義、2-5
シャーシの通気(図)、2-4
シャーシの冷却に関する注意事項
周囲温度の定義、2-5
通気口、2-2
図、2-3
通気口(図)、2-4
シャーシ冷却用通気口、2-2
図、2-3
周辺機器モジュールの取り付け、図、2-10
仕様
CE マーク準拠、A-6
PXIe_SYNC_CTRL、A-9
アース、接続、2-6
安全性、仕様、A-5
安全に関する注意事項、2-1
う
ウェブリソース、C-1
お
オプション機器、1-6
主な機能、1-2
か
外部クロックソース仕様、A-9
環境管理、仕様、A-6
関連ドキュメント、x
き
技術サポート、C-1
技術サポートデータベース、C-1
キット内容、1-1
起動、テスト、2-6
起動をテストする、2-6
く
グランド、接続、2-6
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
索引 -2
ni.com
索引
PXI 差動スタートリガ(PXIe-DSTARA、
PXIe-DSTARB、PXIe-DSTARC)、A-9
PXI スタートリガ、A-9
て
適合宣言(NI リソース)、C-2
電圧監視コネクタ。「DB-9 コネクタ」の項を
参照
電圧監視コネクタ(DB-9)での電圧(表)、
アコースティックエミッション
音圧レベル(オペレータ位置)、A-5
音響出力、A-5
安全性、A-5
外部クロックソース、A-9
環境
管理、A-6
動作環境、A-4
保管環境、A-5
機械特性、A-10
システム基準クロック、A-7
シャーシの冷却、A-4
寸法(図)、A-11、A-12
耐衝撃 / 振動、A-5
電気特性
AC 入力、A-1
DC 出力、A-2
電磁両立性、A-6
廃電気電子機器(WEEE)、A-7
バックプレーン
10 MHz システム基準クロック
(PXI_CLK10)、A-7
100 MHz 基準出力 BNC、A-8
100 MHz システム基準クロック
(PXIe_CLK100 および
PXIe_SYNC100)、A-8
ラックマウントキット寸法(図)、A-13
診断ツール(NI リソース)、C-1
2-12
電源
交換、3-3
アースを接続する、3-4
インストール、3-4
構成、3-4
電源に接続する、3-4
取り外し、3-4
接続する、2-6
電圧監視コネクタ(DB-9)での電圧
(表)、2-11
リモート電圧監視およびインタフェース
制御、2-11
電源ケーブル(表)、1-1
電源制御スイッチ LED 表示器、2-10
電源を交換する、3-3
電磁両立性、A-6
と
ドキュメント
NI リソース、C-1
関連ドキュメント、x
このドキュメントで使用する表記規則、
ix
ドキュメントで使用する表記規則、ix
ドライバ(NI リソース)、C-1
トラブルシューティング(NI リソース)、C-1
トリガバス、1-11
取り付け、構成、および操作
MAX での PXI Express 構成、2-13
MAX での PXI-1 構成、2-14
MAX での構成(図)、2-14
NI PXIe-1082 シャーシに取り付けられた
PXI Express システムコントローラ
(図)、2-8
PXI Express システムコントローラを取
り付ける、2-6
図、2-7
PXIe-1082 を梱包から取り出す、1-1
アースを接続する、2-6
す
スロットブロッカー
インストール、2-5
キット、1-6
寸法(図)、A-11、A-12
せ
制御モードスイッチ、2-12
静電気放電による破損(注意)、3-1
そ
ソフトウェア(NI リソース)、C-1
© National Instruments
索引 -3
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
索引
起動をテストする、2-6
シャーシ初期化ファイル、2-15
シャーシの配置に関する注意事項、2-2
周辺機器モジュールの取り付け、2-9
図、2-10
スロットブロッカーの取り付け、2-5
ファンの速度を設定する、2-5
フィラーパネルの取り付け、2-5
モジュールの取り付け CompactPCI ま
たは PXI モジュール(図)、2-10
ラックマウント、2-5
リモート電圧監視およびインタフェース
制御、2-11
トレーニングと認定(NI リソース)、C-1
ひ
ピン配列、B-1
DB-9 コネクタ(表)、2-11
ふ
ファン、速度を設定する、2-5
ファンの速度を設定する、2-5
ファンフィルタを掃除する、3-1
フィラーパネルの取り付け、2-5
プログラミングサンプル(NI リソース)、C-1
へ
ヘルプ
技術サポート、C-1
な
ナショナルインスツルメンツのサポートと
サービス、C-1
め
は
ら
廃電気電子機器(WEEE)仕様、A-7
ハイブリッド周辺機器スロット、説明、1-8
ハイブリッドスロットのピン配列
P1 コネクタ(表)、B-5
XP3 コネクタ(表)、B-6
XP4 コネクタ(表)、B-6
バックプレーン
CompactPCI との相互運用性、1-6
PXI Express 周辺機器スロット、1-8
PXIe_SYNC_CTRL、1-13、1-14
PXI ローカルバス、経路設定、1-10
概要、1-6
システム基準クロック、1-11
デフォルト動作(図)、1-12
システムコントローラスロット、1-7
システムタイミングスロット、1-9
仕様、A-7
トリガバス、1-11
ハイブリッド周辺機器スロット、1-8
ラックマウント、2-5
キット、1-6
ラックマウントキット寸法(図)、A-13
NI PXIe-1082 ユーザマニュアル
メンテナンス間隔、3-1
り
リモート電圧監視およびインタフェース制御、
2-11
れ
冷却
PXIe-1082 シャーシの空冷、2-2
スロットブロッカーの取り付け、2-5
ファンの速度を設定する、2-5
フィラーパネルの取り付け、2-5
索引 -4
ni.com
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