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平成27年度 前期 修 文 大 学
授業計画 平成27年度 前期 健康栄養学部 管理栄養学科 修 文 大 学 SHUBUN UNIVERSITY 社会心理学 授業科目名(英)Social Psychology ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7612 回 [ローマ字] MASASHI SASAKI 対象学生 2年生 ・社会心理学の研究対象と方法について理解する。 ・社会心理学を学ぶ意義を理解する。 基礎教育科目 2 前期 選択 講義 1 社会心理学とは 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 対人認知 ・対人パーソナリティ認知について理解する。 ・印象形成過程について理解する。 授業内容 水12:10~12:50於研究室 到達目標 キーワード 社会、心理 3 対人魅力 ・対人認知の結果としての対人魅力について理解する。 ・対人魅力を決定する諸要因について理解する。 授業概要 ・社会心理学の基本的概念について講述し、あわせてそれに関連する理 論や根拠になった実験例などについても取り上げる。 4 社会的推論 ・帰属過程について理解する。 ・社会的推論の誤りについて理解する。 教育目標 ・社会心理学の基本的概念と方法論を理解し、さまざまな社会的事象につ いて心理学的観点から分析できるようになることを目標とする。 5 社会的欲求 ・生理的欲求と社会的欲求について理解する。 ・社会的動機付けについて理解する。 到達目標 ・社会心理学の基本的概念や理論について理解する。 ・日常的な社会的事象について社会心理学的な考察ができる。 6 態度 ・態度の定義、態度と行動の関係について理解する。 ・態度変容過程について理解する。 7 自己認知 ・自己意識と没個性化について理解する。 ・自己概念の形成過程について理解する。 8 自己評価 ・社会的比較過程について理解する。 ・自己評価維持機制について理解する。 9 社会的交換 ・社会的交換理論とゲーム理論について理解する。 ・信頼感の形成について理解する。 ホームワーク 教科書・教材 参考書 ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。 指定しない 授業時紹介 10 対人関係 成績評価方法 試験(50%)、レポート(25%)、アサインメント(25%)の成績から総合的に判断する。 A:社会心理学の基本的概念や方法について理解し、日常的な社会的事象について社会心 理学的な考察ができる。 B:社会心理学の基本的概念や方法について理解し、日常的な社会的事象について科学的 な理解ができる。 C:社会心理学の基本的概念や方法について理解している。 11 社会的影響 ・対人関係の諸相について理解する。 ・2者間の関係の発展・崩壊過程について理解する。 ・対人関係を促進・抑制する要因について理解する。 ・社会的促進と抑制について理解する。 ・同調過程について理解する。 ・さまざまな社会的勢力について理解する。 12 集団 ・集団の定義、集団の構造について理解する。 ・集団規範と集団凝集性について理解する。 13 集合行動 ・流行現象、流言について理解する。 ・群衆行動について理解する。 14 ストレス ・ソーシャルサポートによるストレスの緩和について理解する。 ・援助行動とその抑制過程について理解する。 15 文化 ・文化的自己観とその影響について理解する。 生活美学 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 堀 義幸 教員室 5406 回 [ローマ字] Hori Yoshiyuki 対象学生 4年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 1 ガイダンス ・講義概要の説明。 ・美の定義を理解する。 2 色について(1) ・色彩について検証する。 科目区分 基礎教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 授業内容 到達目標 キーワード 光・色・形・五感・心理的効果 3 色について(2) ・色の系列を理解する。 授業概要 美とは何かという本質に触れながら、学生各々の身辺に広がる自然・芸術 及び周辺領域も含めた現空間に存在する美の構造を考察し体験する。 4 色について(3) ・色相環を理解する。 教育目標 視覚表現についての講義内容を理解した上で、各テーマに沿って表現技 術を段階的に習得する。色彩及び形態の理解を深める検証を行う事に よって、美の構造を視覚的に体験し、本質を理解していく。 5 色について(4) ・色立体を理解する。 到達目標 各テーマに沿って生活空間を構成する美の定義を学び、色彩及び形態へ の理解を深める。 6 色について(5) ・明度と彩度を理解する。 7 色について(6) ・陰影ついて理解する。 8 人体について(1) ・人体について検証する。 9 人体について(2) ・人体の骨格について学ぶ。 10 人体について(3) ・姿勢の変化による骨格の動きを学ぶ。 11 立体について(1) ・立体について検証する。 12 立体について(1) ・次元を理解する。 13 立体について(3) ・遠近法を理解する。 14 生活空間(1) ・生活空間を検証する。 15 生活空間(2) ・空間を理解する。 ホームワーク 教科書・教材 日々の生活空間全てに目を向け、自らの五感を働かせ感性を磨く事。 適宜資料配布。 参考書 成績評価方法 講義への取り組み姿勢(60%)、課題提出(40%) 食文化論 授業科目名(英)Food Culture ■授業計画 担当教員名 小木曽 順子 教員室 非常勤講師室 [ローマ字] ogiso junko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 対象学生 4年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 12:20~13:20 回 授業内容 食文化論は 1 新学問 主食・副食の概念 2 はいつから? 古代人のパワー キーワード 食物史・宗教・料理様式・異文化・食習慣 3 雑穀と豆 授業概要 我が国の気候風土や南北に長い島国の地形が独特の食材を育み、先人 達はそれを巧みに生かし、大陸の食文化と融合させ、独自の食文化を築き 上げた。その歴史や背景を学び、今ある食の必然性を解説する。 4 と 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 参考書 成績評価方法 我々の祖先がどのように食材を獲得し、安全かつおいしく食べるために、 どんな工夫と努力を重ねてきたかを学ぶ。わが国の食文化の優れた部分 をまず認識する。そして世界の食文化と対比させ、理解を深める。 我が国の気候風土が育んだ食文化を大切にし、今後、日本の食文化を 守る部分、改める部分、さらに発展させるべき部分を整理し、我々が今な すべき事柄は何かを一人ひとりが共有し、実践へとつなげる。 ・講義内容について毎回必ず復習し、プリント末尾に自身の考え、感想を 簡潔にまとめておく。 ・講義の中でビデオ学習を4回実施するが、そのレポートをホームワークで 仕上げ、翌週提出する。 ・図書館にある関連図書を有効活用し、理解を深める。 毎回、独自のプリントを配布します。 「食文化論」吉川誠次-建帛社 「食文化入門」岡田哲-東京堂出版 「世界の食文化」中国編・フランス編・イギリス編・アメリカ編-農文協 「食の文化を語る」石毛直道-ドメス出版他 1)筆記試験50%、レポート点40%、受講態度10%で評価する。 2)筆記試験は「日本料理の変遷の歴史」、「主要先進国の食文化の特徴」、「和食 (飯と一汁三菜)について、食の安全保障の視点と、健康食の視点への理解度」に 焦点を絞る。また授業の中で食文化関連の4つのビデオを鑑賞後、各自が作成し たレポートをレポート点として評価する。 肉食禁忌 魚食文化 ヨーロッパ文明 5 と香辛料 乳と卵 6 日常食への歩み 7 日本料理の変遷 「酒」と「茶」 8 対比の構図 日本食ブーム 9 の背景 10 フランスとイギリス 行事食は 11 ハレの食事 和食に必須 12 海の幸・山の幸 13 アメリカの食文化 スローフード運動 14 と食育 沖縄に学ぶ 15 和食の未来像 到達目標 古文書に見る「食」の扱いの重さや宗教との関わり、世界四大文 明発祥地とアジアにおける日本の位置づけから「食文化論」の概 要を学ぶ。またユネスコ無形文化遺産選択の共通項を解説する。 コメ・コムギの起源とわが国への伝播を学ぶ。農耕民族と狩猟民 族の対比から、わが国にコメ文化が根づいた必然性と、欧米には 見られない主食・副食の概念を理解する。 古代から雑穀・豆の果たしてきた役割を学ぶ。精進料理・普茶料 理と、ダイズの深い関わりを学ぶ。豆・雑穀の消費量が減り、咀嚼 回数減の現代日本人。今、対処すべきことを検証する。 仏教伝来による肉食の禁忌が時代とともにどんな変遷をたどった か、又それがわが国の魚食文化にどんな影響を与えたかを学ぶ。 やがて明治維新を迎え、一気に肉食解禁へ。 世界の料理の源流と、四大文明の関わりを学ぶ。ヨーロッパの 人々にとって香辛料は欠かせないものだった。シルクロードによる 東西文化の交流は、遥かかなたの日本にまで及ぶ。 古代から中世にかけ、牛乳・卵はわが国庶民の食生活に殆ど登 場しない。仏教では殺生を禁じても牛乳はよいとされた。庶民の食 生活に牛乳・卵が登場し、日常食になる過程を学ぶ。 平安時代から明治に至る迄、外来文化の移入、生産加工技術の 進歩を経て、日本料理が時代とともに変遷していく様を学ぶ。本膳 料理と懐石料理の違いを歴史的背景を含め理解する。 「茶の湯の様式」と料理の深い関わりを通して、「酒」と「茶」の日 本食文化における役割を理解する。「酒」と「茶」の対比の構図を、 改めて考察する。 ビデオ「食は江戸」をもとに今、世界における日本食ブームの源 が江戸にあることを学ぶ。ユネスコ無形文化遺産に登録された「日 常食としての和食」の意味を改めて考える。 フランスとイギリス、それぞれの食文化の特徴、相違点を学ぶ。 フランス革命、イギリス産業革命が世界の食文化に与えた影響を 明確化する。 正月や節句の「ハレ」の食事に代表される年中行事と様々なしき たり、そこに登場する食べ物について学ぶ。食文化の東西比較も 興味深い。 温暖多湿なわが国の気候が育んだ「山の幸」、島国の地形がも たらす「海の幸」を、わが祖先がいかに巧みに取り込んできたか。 和の食材としての重要な位置付けを再確認する。 メイフラワー号を原点に、アメリカ大陸を東から西へ、料理ストー ブを携えての西部開拓の歴史を学ぶ。そして急速にグローバル化 を果たしたアメリカ社会の食文化の功罪について考察する。 スローフード運動発祥の地、イタリアは有機農法が盛ん。人々は 野菜を豊富に食す。野菜摂取不足に悩む現代日本が、今、イタリ ア食文化に学ぶ意義を理解する。 沖縄の現状を学ぶことにより、ファストフードに代表される食のグ ローバル化、外部化、孤食化など現代日本が今、直面する食の問 題点を検証する。 日本国憲法 授業科目名(英)Constitution of Japan ■授業計画 担当教員名 山下 秋子 教員室 非常勤講師室 [ローマ字] Yamashita Akiko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 対象学生 1年 回 授業内容 到達目標 法とは何か。憲法とは何か。日本にはどんなルールがあるのかを 科目区分 基礎教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 1 憲法の概念・法とは 整理してみる。六法や裁判についても確認する。(オリエンテーショ 2 憲法成立の由来 ン) 立憲主義とは何か。憲法の全文を確認し、個人の尊重、国民主 権、平和主義の実現などについての重要事項を整理する。象徴天 皇制と国事行為についても確認する。 人権には何かあるか。新しい人権(プライバシー権、環境権)は、 いつ頃、どのような経緯を経て認められるようになったについて、 判例を基に確認する。 キーワード 法についての基礎知識を理解し、物事を法的に考える力を養う。憲法の理 念を理解する。日々の出来事を法的・客観的に整理できるようにする。 3 基本的人権総論 授業概要 憲法の基本項目を身近な話題の中で整理・検討する。テキスト・プリント・ビデオなどを利用し て具体的に個々の問題について法がどのように作用しているのかを理解する。日常生活の 中での出来事を憲法の権利・義務の観念で他者に説明できる能力を養う。 4 事例研究 尊厳死 自己決定権とはどんな権利か。尊厳死を例に考えてみよう。 教育目標 基本的人権・平和主義・国民主権の3本柱を中心に憲法の理念を整理させ、その知識が机上 の空論でなく、現実の私たちの生活の中で生かされていることを個々の事例の中で確認し、 今のありかたが自分の納得できるものなのか、法の実現の限界があるのか、それぞれに考 えさせる。 5 司法権 生きることさえ許されない・・死刑制度。その残虐性が憲法に違反すると言われた こともあったが現在の私たちの感覚ではどうか。国民裁判員制度が開始されて、私 たち一般人も死刑判決を直視する状況になった。刑罰って何だろう。 到達目標 正しい知識を身につけること。その上で現実の裁判や社会状況に照らし合わせて理解する。 さらに判例を丸暗記するのではなく、自身の考えと比較し「本当にこれでいいのか」と考え、そ れを自分の言葉で他者に伝えることができるようにする。 6 違憲審査制度 ホームワーク 新聞・ニュースなど積極的に情報を収集し、図書館やインターネットで自分 の興味ある時事問題を探してみよう。日々の生活の中にある法律問題を 掘り起こし、自分ならこう解決する!特別な人だけでなく、私たちみんなが 法による解決を望み、実現できるのだと確認してみてほしい。 教科書・教材 吉田仁美編 『スタート憲法』 (成文堂) ISBN978-4-7923-0485-0 他に、必要に応じてプリントを配布する。 参考書 『基本的人権の事件簿』 (有斐閣選書) 他を講義の中で指示する。 裁判所には、違憲審査権、法令その他の処分が憲法に違背して いないか(憲法適合性)を審査し公権的に判断する権限がある。三 権分立をイメージしながら、違憲判決を整理してみよう。 法の下の平等について整理する。事例として民法の女性の再婚禁 止期間を定めた規定を考えてみる。あわせて子供の300日問題、 7 法の下の平等 代理母問題も整理しよう。 表現の自由について、身近な問題を例にして考えてみよう。イン ターネットやいたずらメール、悪質なものは規制すべきだ!何が悪 8 表現の自由 質で許されないのか、誰が判断しどのように制限すればいいの か。 靖国神社公式参拝の是非について考える。マスコミで騒がれる原 9 事例研究 靖国神社 因は何か。国内の視点と外国からの視点を整理して考える。 ポツダム宣言の内容を受けて占領下にGHQによって作られた憲 法。その条文をどう理解するのか、解釈についての変化があるの を知っていますか? 自衛隊の合憲・違憲論の歴史を踏まえて国際社会の一員として日 平和主義 2 本は国際貢献を求められる第2のステージに。どのように行うとよ いか。戦犯問題をどう処理するか。 生活に困ったら国がなんとかしてくれる。憲法25条生存権は社会 生存権 保障・社会福祉・公衆衛生の向上は国家の義務と規定している が、その財源は私たちの税金。どのように行えば納得できるのか。 国民主権と国民代表制について考える。主権が国民にあることと、 国民主権 1 国民の代表者(国会議員)が公権力を行使することは両立できる のだろうか。外国人の参政権は必要なのか。 地方自治を憲法論として捉える。直接投票制により、住民主体の 国民主権 2 自治が実現しやすいと言われています。地方が元気になるための 眼力を養おう。 憲法の個人の尊重、国民主権、平和主義の最終確認を個々の事 憲法改正 (まとめ) 例を振り返りながら行う。私たち一人一人が望む国のありかた憲 法とは何か。 10 平和主義 1 成績評価方法 定期試験は論述形式で行う。設問の内容を正しく理解しているか、それに 対して自分の考えを論理的に伝えることができているかが採点の基準とな る。講義中にランダムに行う小テストの中でコツをつかんでいってほしい。 定期試験の評価に占める割合は50パーセント。残りの50パーセントは講義 の受講態度、小テストなどを総合的に判断して決定する。 11 12 13 14 15 食品流通・管理論 授業科目名(英)Food Distribution・Princi ■授業計画 担当教員名 相墨 一彦 教員室 [ローマ字] AIZUMI KAZUHIKO 対象学生 4年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 回 2 前期 選択 講義 科目区分 基礎教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 授業内容 到達目標 1 オリエンテーション 食品流通を学ぶ意義と目的。 2 流通とは① 流通概念、流通機構について学ぶ。 キーワード 流通システム、食材料管理、地産地消、フランチャイズ 3 流通とは② 業種・業態および消費者について学ぶ。 授業概要 食品流通・管理論(選択科目、基礎教育科目、2単位) 4 流通の仕組み① 卸売業について学ぶ。 教育目標 流通とはなにか、その意義について理解させる。またフランテャイズシステ ム・通信販売など様々な業態を学び、その特徴・役割について理解させる。 5 流通の仕組み② 小売業について学ぶ。 到達目標 食品流通の意義と役割についての基本的事項を理解した後、流通のしくみ を専門的且つ体系的に学び、流通機構全般に関する理解を深める。さらに 食品管理業務について実践面の役に立つよう十分に理解を深める。 6 流通の仕組み③ その他の小売について学ぶ。 7 流通の実態① 無店舗販売・協業化等について学ぶ。 8 流通の実態② 商業立地について学ぶ。 9 現代の流通① 流通の類義語について学ぶ。 10 現代の流通② 流通業と購買行動について学ぶ。 11 現代の流通③ マーケティングと流通について学ぶ。 12 食品管理① 食材の経営管理について学ぶ。 13 食品管理② 食材の安全管理について学ぶ。 14 食品管理③ セントラルキッチン等食品管理の実際について学ぶ。 15 総括 これまでの授業内容の要点整理と今後の食品流通について考え る。 ホームワーク 教科書・教材 参考書 成績評価方法 授業時に提示する。 指定しない。 授業時紹介。 授業受講への取り組み、プレゼンテーション発表、レポート提出等から 総合的に判断する。 社会福祉援助論 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 丹羽 正子 教員室 7609 回 [ローマ字] Niwa Masako 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 1 相談援助(ソーシャ る。 対象学生 2年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 授業内容 社会福祉における 水曜日 13時~14時 相談援助の原則と 2 倫理 社会福祉、社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)、社会福祉に おける人間理解 3 法 授業概要 社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)における援助の方法等に ついて講述する。社会福祉概論で学習した内容をふまえて相談援助の特 質について学ぶ。事例、ワークを通して具体的に学ぶ。 4 の歴史 教育目標 社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)とは何かについて習得する。相談 援助の方法、相談援助の対象と担い手、相談援助の展開等について習得する。 事例、ワークを通して具体的に習得する。 5 用者 到達目標 社会福祉における相談援助(ソーシャルワーク)とは何かについて修得することが できる。相談援助の具体的な方法を修得することができる。相談援助の対象と担 い手、相談援助の展開等から対人援助について具体的に修得することができる。 6 相談援助者 ホームワーク ・毎回、復習を欠かさないこと。 ・日常生活のなかで、対人関係(人間関係)について、コミュニケーションに ついて深く考えるようにすること。 社会福祉援助の方 相談援助者に求められる「人間尊重」、利用者本位の価値観によ る原則について理解する。 直接援助技術(個別援助技術・集団援助技術)、間接援助技術(地 域援助技術など)、関連援助技術(ケアマネジメンなど)について概 要等を理解する。 社会福祉援助技術 欧米の社会福祉援助技術の歴史、日本の社会福祉援助技術の歴 史的発展過程を理解する。 相談の対象となる利 相談の対象となる利用者の特性について理解する。 事例を通して具体的に理解する。 相談援助者になるた 7 めに 1 相談援助者になるた 8 めに 2 プリントを配布する。 社会福祉にける相談援助(ソーシャルワーク)とは何かを理解す ルワーク) キーワード 教科書・教材 到達目標 相談援助の担い手の種類と範囲について概観し、法的に位置づ けられた専門職について理解する。 自己覚知、他者理解について、ワークを通して理解する。 ライフヒストリーを通して人間を理解する。ジェノグラムとエコマップ を通して人や社会との関係から自分を知る。ワークを通して具体的 に理解する。 相談援助の展開過 インテーク、アセスメント、援助のプランニング、援助の実施、評価・ 終結までの全体の流れを理解する。 9 程 参考書 適宜紹介する。 援助関係におけるコ 相談援助の実践におけるコミュニケーションの役割、意味、要素等 を理解する。 10 ミュニケーション 成績評価方法 定期試験(70%)、課題レポート(30%) A :到達目標の達成が全般にわたり十分できている。 B :到達目標の達成がおおむねできている。 C :到達目標の達成が基本的な事項についてできている。 11 面接技法 相談援助における面接の目的、面接の方法、面接の技法につい て理解する。 12 記録 相談援助における記録の目的、記録の書き方、記録の様式、個人 情報保護と情報共有について理解する。 13 事例 1 ショート事例から、高齢者施設における利用者支援について理解 する。 14 事例 2 ショート事例から、高齢者施設における家族支援について理解す る。 15 ネットワークと連携 複数の援助機関、複数の専門職、さらに地域住民等がネットワー クやチームを組み連携・協働して援助を展開することを理解する。 作物論Ⅰ(農園体験) 授業科目名(英)Seminar on Crop Science Ⅰ ■授業計画 担当教員名 佐々木 直 教員室 [ローマ字] SASAKI TADASHI 対象学生 1年 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 回 1 前期 選択 演習 科目区分 基礎教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 授業内容 到達目標 1 オリエンテーション ・農作物栽培の概要について理解する。 2 播種 ・トマト、ナス、キュウリ、ピーマンなどの栽培について学ぶ。 ・シュンギク、ニンジン、トウモロコシの播種について学ぶ。 キーワード 食物、農産物 3 播種 ・ラッカセイの播種について学ぶ。 ・夏野菜の植付けについて学ぶ。 授業概要 栽培面積は少ないが、農作物の栽培方法を理論と実際面から学習すると ともに、生産した農作物の利用について学ぶ。 4 播種・定植 ・トマト、ナス、キュウリ、ピーマンなどの定植について学ぶ。 教育目標 農作物の栽培体験を通して春・夏野菜の旬の時期を知り、「食物と農業」や 「農産物の利用・加工」についての知識を得る。 5 施肥 ・肥料の種類、施肥の時期、方法について学ぶ。 ・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。 到達目標 食料生産のための作物栽培の重要性を理解するとともに、主要畑作物栽 培法の基礎知識や利用・加工について理解する。 6 害虫防除 ・各作物における主要害虫の種類とその防除について学ぶ。 ・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。 7 定植 ・サツマイモの苗の定植を体験する。 ・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。 8 栽培管理 ・シュンギクの収穫を行う ・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。 9 栽培管理 ・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。 10 除草 ・除草の方法について学ぶ。 ・除草作業を行う。 ・ミニトマトの収穫を行う。 11 栽培管理 ・各作物の特性に従って栽培管理作業を行う。 ・ナス、トマト、キュウリなどの収穫を行う。 12 収穫 ・ナス、トマト、キュウリ、ピーマンなどの収穫を行う。 13 収穫 ・ナス、インゲンマメなどの収穫を行う。 14 収穫 ・トウモロコシの収穫を行う。 ・ゴマの播種を行う。 15 まとめ ・ニンジンの収穫を行う。 ・各作物の栽培管理についてまとめる。 ホームワーク 教科書・教材 参考書 成績評価方法 備考 授業の中で指示する。 プリントなどを使用する。 授業内で紹介する。 出席状況、観察・体験レポート等(100%)で総合的に判断する。 A:農作物栽培の重要性、主要畑作物栽培・利用・加工についての基礎的な知識を取得しており、実際 の栽培過程を理解し、有効な栽培方法を計画できる。 B:農作物栽培の重要性、主要畑作物栽培・利用についての基礎的な知識を取得しており、実際の栽培 過程を理解できる。 C:農作物栽培の重要性、主要畑作物の栽培・利用についての基礎的な知識を習得している。 授業計画は天候その他の都合で変更する場合がある。 栽培する農作物(作物学演習Ⅰ・Ⅱ合わせて。作物の種類は変更することがある) サツマイモ(甘藷)、ラッカセイ(落花生)、トウモロコシ(玉蜀黍)、トマト、キュウリ、ピーマ ン、、ニンジン(人参)、ダイコン(大根)、シュンギク(春菊)、ナス(茄子)など。 事前播種期・植え付け期・品種などを調べておく。 基礎英語Ⅰ 授業科目名(英)Basic English I ■授業計画 平田 和人 担当教員名 [ローマ字] Hirata Yorito 対象学生 全学年 教員室 7622 回 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 演習 1 基本語彙、文法、 科目区分 基礎教育科目 履修要件 なし オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 キーワード 基本語彙、文法基礎、英語構文、読解 授業概要 英語の音声、基本語彙や構造、文法概念など基本的な事項について、理 解し定着させるための演習を行う。その際、適宜日本語との比較を通して 学習を進める。 教育目標 英語の音声、基本語彙や構造、文法概念などの基本的な事項について 復習させるとともに、演習を通して自ら学習を進める態度を育成する。 到達目標 英語の音声、基本語彙や構造、文法概念など基本的な事項を身につけ、 基礎的な英語運用能力を身につける。 授業内容 到達目標 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(文型など)を理解するとともに るためのreading & 日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 2 Writing等 演習 3 基本語彙、文法、 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(述語動詞など)を理解するとと るためのreading & もに日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 4 Writing等 演習 5 基本語彙、文法、 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(時制など)を理解するとともに るためのreading & 日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 6 Writing等 演習 7 基本語彙、文法、 ホームワーク ・授業の予習及び復習を行うこと。 教科書・教材 Elementary English Reading & Writing及びハンドアウト 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(名詞句など)を理解するととも るためのreading & に日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 8 Writing等 演習 9 基本語彙、文法、 参考書 成績評価方法 未定 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(前置詞など)を理解するととも るためのreading & に日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 10 Writing等 演習 ・筆記試験を実施する。再試験は概ね30点以上を対象者とする。 ・成績評価基準 A:到達目標の達成が全般にわたり十分できている。 B:到達目標の達成が十分でないところがあるが概ねできている。 C:到達目標の達成が基本的な事項においてできている。 11 基本語彙、文法、 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(修飾語など)を理解するととも るためのreading & に日常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 12 Writing等 演習 13 基本語彙、文法、 構文などを身に付け 基礎的な語彙、構文や文法概念(法など)を理解するとともに日 るためのreading & 常的に用いる語彙や表現を演習を通して身につける。 14 Writing等 演習 15 まとめ 基礎的な英語構文や文法概念について整理するとともにReading & Writing等の演習のまとめをする。 総合英語Ⅰ 授業科目名(英)Comprehensive English I ■授業計画 平田 和人 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 教員室 授業科目ID 単位数 全学年 開講時期 基礎教育科目 必修・選択 基礎英語Ⅰ及び基礎英語Ⅱの単位修得 授業方法 7622 回 1 前期 必修 演習 1 エッセイ①の理 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、文法の復習、リ 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 スニングなどの総合 エッセイ①の理解を通して異文化についての理解を深める。 演習 2 3 エッセイ②の理 キーワード リーディング、文法の定着、リスニング、異文化についての理解 授業概要 世界の法律を扱った様々なエッセイを用いて、語彙力の育成や文法の確 認をしながらリーディング、リスニングなどの総合演習を行う。 教育目標 語彙力の育成と文法の整理をすることで、リーディングびリスニング力を 向上させる。また、エッセイのテーマを通して異文化についての理解を深め させる。 5 到達目標 語彙や文法を身に付け、リーディングびリスニング力を向上させる。また、 エッセイのテーマを通して異文化についての理解を深める。 6 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、文法の復習、リ 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 スニングなどの総合 エッセイ②の理解を通して異文化についての理解を深める。 演習 4 7 ・授業の予習及び復習を行うこと。 8 教科書・教材 未定 10 成績評価方法 エッセイ③の理 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、ライティングなど 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 の総合演習 エッセイ③の理解を通して異文化についての理解を深める。 エッセイ④の理 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、ライティングなど 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 の総合演習 エッセイ④の理解を通して異文化についての理解を深める。 Funny Laws in the World及びハンドアウト 9 参考書 到達目標 Hirata Yorito 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 ホームワーク 授業内容 ・筆記試験を実施する。再試験は概ね30点以上を対象者とする。 ・成績評価基準 A:到達目標の達成が全般にわたり十分できている。 B:到達目標の達成が十分でないところがあるが概ねできている。 C:到達目標の達成が基本的な事項においてできている。 11 12 エッセイ⑤の理 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、ライティングなど 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 の総合演習 エッセイ⑤の理解を通して異文化についての理解を深める。 エッセイ⑥の理 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、ライティングなど 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 の総合演習 エッセイ⑥の理解を通して異文化についての理解を深める。 13 エッセイ⑦の理 14 リーディング、文法、リスニングなどの演習を通して、語彙力、文 解、ライティングなど 法能力を身につけ読解力やリスニング能力を向上させる。また、 の総合演習 エッセイ⑦の理解を通して異文化についての理解を深める。 15 まとめ これまでの演習の整理をする。 応用英語Ⅰ 授業科目名(英)Applied English I ■授業計画 平田 和人 担当教員名 [ローマ字] Hirata Yorito 対象学生 全学年 教員室 7622 回 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 選択 演習 1 科目区分 基礎教育科目 基礎英語Ⅰ&Ⅱ、総合英語Ⅰ&Ⅱの単位を修得し、その成績がすべてAまたはBであること 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 科学テーマ、エッセイ読解、語彙力育成 科学テーマを取り上げたエッセイを用いて、現代科学のさまざまな分野で 用いられる関連語彙の学習とエッセイ全体の要旨の把握を行う。また、正 確に読み取る演習を通して読解力の向上を目指す。 専門分野の英語への橋渡しとなるような基礎的な英語力を育成する。科 学テーマを取り上げたエッセイ読解を通して論理的に展開する英文に慣れ させるとともに科学関連分野の語彙を学習させる。 科学テーマを扱ったエッセイを通して、論理的な構成の英語に慣れるとと もに、科学関連分野の語彙を身につける。 授業内容 科学テーマのエッ 到達目標 エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま 2 セイ読解、トピック① た、同時にトピック①で取り上げられる科学関連分野の語彙や表 現を身につける。 3 4 科学テーマのエッセ 5 イ読解、トピック② エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま た、同時にトピック②で取り上げられる科学関連分野の語彙や表 現を身につける。 6 7 ホームワーク ・授業の予習及び復習を行うこと。 科学テーマのエッセ 8 イ読解、トピック③ 教科書・教材 エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま た、同時にトピック③で取り上げられる科学関連分野の語彙や表 現を身につける。 未定 9 参考書 未定 10 成績評価方法 ・筆記試験を実施する。 ・成績評価基準 A:到達目標の達成が全般にわたり十分できている。 B:到達目標の達成が十分でないところがあるが概ねできている。 C:到達目標の達成が基本的な事項においてできている。 科学テーマのエッセ 11 イ読解、トピック④ エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま た、同時にトピック④で取り上げられる科学関連分野の語彙や表 現を身につける。 12 13 14 15 エッセイの細部の理解、全体の要旨の把握をする力をつける。ま 科学テーマのエッセ た、同時にトピック⑤で取り上げられる科学関連分野の語彙や表 イ読解、トピック⑤ 現を身につける。 中国語Ⅰ 授業科目名(英)Chinese Ⅰ ■授業計画 担当教員名 山西 翼 教員室 [ローマ字] Yamanishi Tsubasa 対象学生 1年 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 回 授業内容 到達目標 1 発音篇 中国、中国語、中国料理などについて概説 2 発音篇 声調、単母音 中国語、中国文化、異文化コミュニケーション 3 発音篇 複合母音、子音 授業概要 まず中国語はどのような言語かを日本語や英語と比較しながら説明し、中国人の考え方や 価値観及び中国の様々な事情を説明する。発音記号であるピンインや基礎的な文法知識を 丁寧に指導する。 4 発音篇 「一」、「不」、第三声の声調変化、ピンインの付け方 教育目標 中国語に興味を持ってもらい、日本語との異同点を注意しながら楽しく学んでもら う。初歩的な中国語の知識を身につけてもらうばかりではなく、日本語や日本文化 に対する再発見も期待する。 5 生ですか 到達目標 中国語の発音記号をマスターし、初歩的な文法知識を使って会話、作文できるよう に。中国語検定試験準4級合格を目指す。 6 か(ポイントと補充単 1 前期 選択 演習 科目区分 一般教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付けます。 キーワード 第一課 あなたは学 人称代名詞、名前の言い方、判断文 本文の意味を理解し、応用できるようにする 第二課 何を飲みます 指示代名詞、動詞述語文、様々な疑問詞、いろいろな飲み物の言 い方 語) 第二課 何を飲みます ホームワーク 予習、復習するように 7 か(本文) 本文の意味を理解し、応用できるようにする 第三課 香港はすごく 形容詞述語文、助詞「了」と「的」の用法。 8 賑やかです 教科書・教材 董紅俊・王麗英著「簡明実用中国語」。隆美出版。2010年3月。 ISBN4-901411-08-X C3087 本文の意味を理解し、応用できるようにする 第四課 我が家は五 9 人家族です(ポイントと 「有」の用法、数字の表現、助数詞、家族名称 補充単語) 参考書 第四課 我が家は五 10 人家族です(本文) 本文の意味を理解し、応用できるようにする 第五課 僕はある自動 成績評価方法 宿題や課題などの平常点50%+期末試験50%。合計100%。 「在」の用法、助動詞「会」と「能」の用法、お金の言い方、いろいろ 11 車会社で働いています な職業の言い方 (ポイントと補充単語) 第五課 僕はある自動 12 車会社で働いています 本文の意味を理解し、応用できるようにする (本文) 第六課 今何時ですか 13 (ポイントと補充単語) 時刻の言い方、形容詞の用法、様々な前置詞、色の表現 第六課 今何時ですか 14 (本文) 本文の意味を理解し、応用できるようにする 15 復習、質疑応答 前期学習した内容の復習、質疑応答。 フランス語Ⅰ 授業科目名(英)French I ■授業計画 担当教員名 竹本 江梨 教員室 [ローマ字] Eri Takemoto 対象学生 1年 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 授業概要 教育目標 基礎教育科目 特になし 必要に応じて対応 回 1 前期 選択 演習 初級フランス語、フランス各地の特色と食文化 食いしん坊のフランス人高校生ヴィルジニーが登場する教科書を使い、初級フラン ス語の文法、語彙などを楽しみながら学習する。また、普段目にする機会の少ない フランス各地の特色や魅力に触れ、風土、食文化に親しむ。 フランス語を学ぶことにより、英語圏以外の世界の存在を意識する。また初級フラ ンス語文法の学習とともに、フランス各地の地理的特徴やそこに生まれた食文化 などに触れ、異文化について考えるきっかけとし、今後の専門的で多様な学習に 生かす。 到達目標 アルファベットの読み方や挨拶、基本的な自己紹介、動詞や形容詞を使った現在形の文が 理解できるレベルまで進み、食に関する語彙も学んでいく。また、パリとその周辺地域、風光 明媚なミディ・ピレネー地方、南仏プロヴァンス地方など、各地の特色について学び、本やイ ンターネットで「自ら調べる」習慣を付ける。 ホームワーク 予習・復習を兼ねて、毎回、学習項目に沿った会話の和訳などを課題とす る。また、各地の特色について提示されたテーマを調べ、配布されたプリン トにまとめる。授業中にDVDなどから新たに得た情報とともに整理し、提出 する。 教科書・教材 参考書 成績評価方法 中島万紀子,一條由紀著:「ヴィルジニー!」,早美出版社,2010年. (ISBN:978-4-86042-063-5) 授業内容 1 教科書 Unité 1 2 Unité 2 3 Unité 2 4 Unité 3 履修のガイダンス、アルファベット、発音、挨拶表現 ・フランスの地理の紹介(22の地域圏など) 名詞の性数と不定冠詞/定冠詞 :本は男性、テーブルは女性? ・世界無形文化遺産「フランス料理」について 部分冠詞:数えられる名詞と数えられない名詞。 クイズ:「魚は数えられるか? ・パリ周辺(イル・ド・フランス地域圏)、特にベルサイユ宮殿につい て 第一群規則動詞(–er動詞):歌手のセドリックが好きです・・・ ・パリのビストロについて 5 Unité 3 第一群規則動詞(–er動詞)つづき&1~20までの数字 6 Unité 4 指示形容詞(この、その、あの) ・ミディ・ピレネー地域圏について(トゥールーズなど) 7 Unité 4 所有形容詞(私の、君の・・・) ・ミディ・ピレネー地域圏(コースとセヴェンヌ周辺、ロックフォール・ チーズなど) 8 Unité 4 指示形容詞と所有形容詞復習、数字1-10 9 Unité 5 一回目の授業で、仏和/和仏辞書をいくつか紹介する。 定期試験および課題の提出と、講義への積極性を総合して評価する。定 期試験では、既習の文法事項が正しく理解され、かつ講義で紹介された各 地の特色が学習できているかどうかが重視される。総合成績の割合は定 期試験60%、課題40%、出席・授業への積極性は参考程度とする。再試験 は定期試験で5割以上の点数がある者、課題を定期的に提出している者 のみとする。 到達目標 10 Unité 5 11 Unité 5 être動詞(~です):私はフランス人です、高校生です・・・ ・プロヴァンス=アルプ=コートダジュール地域圏 コートダジュール地方(特にニース周辺について) avoir動詞(持つ):私は姉がいます、セドリックは車を持っていま す・・・ ・ニースの郷土料理(ソッカ、ニース風サラダなど) être動詞と avoir動詞の復習&否定形:ベアトリスが好きじゃないで す。 ・マントンのレモン祭りなど 12 Unité 6 Il y a (~がある、いる):セドリックの写真がたくさんあります。 ・プロヴァンス地方(アヴィニョン、アルルなど) 13 Unité 6 C'est/Ce sont…(これは~です):これはタルトとケーキです。 ・マルセイユと郷土料理ブイヤベースについて 14 Unité 6 形容詞:セドリックは背が高いです、フランスの女優です・・・ 15 Unité 6 特殊な形容:ベアトリスはきれいです、新しいアルバムです・・・ ・既習の地域についてまとめ 人間関係論 授業科目名(英) Interpersonal Relations ■授業計画 担当教員名 佐々木 直 教員室 [ローマ字] SASAKI TADASHI 対象学生 1年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 回 2 前期 必修 講義 授業内容 到達目標 1 オリエンテーション ・人間関係論で家族の問題を学ぶことについて理解する。 必要に応じて対応 高度成長世代の ・アラカン世代、人口構造の変化について理解する。 2 軌跡(55歳~65歳 ・時代の中で紡ぐ人生と家族について学ぶ。 代) キーワード 人間関係、親子関係、社会学 3 結婚への道 ・青年期の異性交際、配偶者の選択について理解する。 ・見合い結婚と恋愛結婚について学ぶ。 授業概要 親子関係・高齢社会について取り上げ、そこで生じる家族・親子関係・福祉 制度、生活等に触れ、社会学や心理学的に考察しつつ、望ましい人間関 係について考える。 4 結婚と離婚 ・未婚者の増加、結婚年齢の上昇、離婚の増加について学ぶ。 ・日本の離婚制度、再婚の自由について理解する。 教育目標 円滑な人間関係を築くために自己理解と他者理解を深める。 5 子どもの養育と社 ・子どもの養育、親子関係と子どもの社会化について理解する。 ・現代家族の諸問題について学ぶ。 会化 到達目標 人間関係の在り方について認識できるようにする。 6 子どもを取り巻く社 ・置き去りにされるこどもたちについて学ぶ。 ・都市社会の特徴、都市社会の家族について理解する。 会問題 7 親子関係(母子関 ・嫡出子と嫡出でない子(婚外子)について理解する。 ・欧米と日本の違いについて理解する。 係・父子関係) 8 写真に見る現代人 ・飾られた人物写真について考える。 ・死者の写真、生者の単数・複数の写真について学ぶ。 の絆 9 飾られた写真(人) ・人物写真が飾られた部屋、写真への供物について理解する。 ・飾られた人物写真の変化について学ぶ。 との人間関係 ホームワーク 教科書・教材 参考書 成績評価方法 講義の中で指示する。 いま、この日本家族 弘文堂 講義ハンドブック家族社会学 世界思想社 新しい家族社会学 培風館 授業受講への取り組み、出欠および定期試験等から総合的に判断する。 A:家族、親子関係、高齢社会等における人間関係について理解し、自らの人間関 係を振り返り、望ましい人間関係を築くための努力ができる。 B:家族、親子関係、高齢社会等における人間関係について理解し、これらの観点 から自らの人間関係を振り返ることができる。 C:家族、親子関係、高齢社会等における人間関係について理解している。 10 高齢社会と家族 11 老後を子どもに期 待しない団塊世代 12 人間(死者)の尊厳 性と埋葬(葬送) 13 葬送の個人化と意 識の変化 14 家族形態の変化と 人間関係 15 家族機能の変化と 人間関係 ・人口の高齢化について理解する。 ・孤独死のある社会について学ぶ。 ・人生80年時代から90年時代への変化について理解する。 ・団塊世代の親子関係について理解する。 ・高齢者はどこに行くのか、個人としてどう生きるかについて考え る。 ・人の死と葬送について理解する。 ・誰がどのような方法で葬儀を行うかについて学ぶ(墓地、墓、喪 主)。 ・墓の承継と家族関係について理解する。 ・共同墓の増加、散骨の増加について学ぶ。 ・新しい社会的合意について考える。 ・家族構成の変化=核家族化について理解する。 ・家族規模の変化=小家族化について理解する。 ・小家族化の国際比較について学ぶ。 ・危機対応能力の弱化について理解する。 ・新しい家族機能の出現について理解する。 ・家族のゆくえについて考える。 組織の心理学 授業科目名(英) Organizational Psychology ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] MASASHI SASAKI 対象学生 3年生 ・組織心理学の研究対象と方法について理解する。 ・組織とは何かを理解する。 基礎教育科目 2 前期 選択 講義 1 組織とは 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 モチベーション ・モチベーション研究の意義について理解する。 ・科学的管理法について理解する。 授業内容 水12:10~12:50於研究室 到達目標 キーワード 社会、組織、心理 3 ・欲求段階説について理解する。 ・X理論Y理論について理解する。 ・二要因理論について理解する。 授業概要 ・組織心理学の基本的概念について講述し、あわせてそれに関連する理 論や根拠になった実験例などについても取り上げる。 4 ・公平理論について理解する。 ・目標設定理論について理解する。 5 ・選択理論について理解する。 ・フロー理論について理解する。 6 リーダーシップ ・リーダーシップとは何かを理解する。 ・リーダーシップ特性論について理解する。 7 ・リーダーシップ行動論について理解する。 ・リーダーシップ条件適応論について理解する。 教育目標 到達目標 ホームワーク ・組織心理学の基本的概念と方法論を理解し、組織における個人や集団 のさまざまな社会的事象について心理学的観点から分析できるようになる ことを目標とする。 ・組織心理学の基本的概念や理論について理解する。 ・組織における個人や集団の社会的事象について心理学的な考察ができ る。 ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。 8 教科書・教材 指定しない 9 消費者行動 参考書 成績評価方法 授業時紹介 試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。 A:組織心理学の基本的概念や方法について理解し、組織における社会的事象に ついて心理学的な考察、対処ができる。 B:組織心理学の基本的概念や方法について理解し、組織における社会的事象に ついて心理学的な理解ができる。 C:組織心理学の基本的概念や方法について理解している。 ・カリスマ的リーダーシップ論について理解する。 ・変革的リーダーシップ論について理解する。 ・サーバントリーダーシップ論について理解する。 ・消費者行動研究の意義について理解する。 ・マーケティングにおける消費者行動の基礎的内容について学 ぶ。 10 ・AIDMAモデルについて理解する。 ・プロスペクト理論について理解する。 11 組織コミットメント ・組織コミットメントとは何かについて理解する。 ・日本的経営と組織コミットメントの関係について理解する。 12 ・組織社会化について理解する。 ・組織コミットメントにおける集団主義について理解する。 13 キャリア ・キャリアとは何かについて理解する。 ・キャリア発達とは何かについて理解する。 ・キャリア発達の理論について学ぶ。 14 ・組織内キャリア発達について学ぶ。 ・ワークライフバランスについて考える。 15 ・キャリア・トラジッションについて学ぶ。 ・キャリア設計について学ぶ。 カウンセリング論 授業科目名(英) Organizational Psychology ■授業計画 佐々木 政司 担当教員名 [ローマ字] MASASHI SASAKI 対象学生 4年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 教員室 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 7621 2 前期 選択 講義 回 1 授業内容 心理療法理論 2 水12:10~12:50於研究室 心理療法の理解 精神分析療法 カウンセリング、心理 3 授業概要 カウンセリング、心理療法の基礎概念や理論、方法、役割などを解説する。また、心理療法 の代表的理論を取り上げて、それぞれの哲学的基盤、精神病理・心理障害の定義、面接課 程、治療者の役割と介入法などの観点から比較・検討することによって、カウンセリングにお ける人間理解と援助について学ぶ。 4 来談者中心療法 教育目標 カウンセリングや心理療法とは何か、カウンセリングの視点からの人間理解とはいかなるも のかを理解させる。また、なぜ今カウンセリングの視点が重要なのか、その理論や方法、考 え方は社会でどのように利用可能であるかについて理解させる。 5 行動療法 到達目標 カウンセリング、心理療法の基本的知識を得て新しい視野から人間を見つめなおすことに よって、その考え方や人間理解の仕方がいかに社会一般で有用であるかを理解する。また、 こうした視点を自分自身の現実生活へ結びつけることにより、円滑に人間関係を進める能力 を身につけることを目標とする。 6 認知療法 キーワード 心理療法の理解 心理療法の理解 心理療法の理解 認知行動療法 心理療法の理解 7 遊戯療法 ホームワーク ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。 心理療法の理解 8 芸術療法 教科書・教材 参考書 成績評価方法 松原達哉「臨床心理学の全てが分かる本」 授業時紹介 試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。 A:心理療法の各理論とコミュニケーションの理論について理解でき、その視点に 基づいた人間理解ができている。 B:心理療法、コミュニケーションの理論の知識が備わっている。 C:心理療法、コミュニケーション理論の基本的事項について理解している。 到達目標 ・カウンセリング、心理療法とは何か、その定義を理解する。 ・カウンセリング、心理療法が誕生した歴史を学ぶ。 カウンセリングの概念 ・カウンセリング、心理療法が今なぜ必要なのか、その社会的背景について理解す る。 心理療法の理解 9 箱庭療法 心理療法の理解 10 家族療法 心理療法の理解 11 動作法 心理療法の理解 12 コミュニティへのアプ ローチ コミュニケーションの理 ・心理療法にはどのようなものがあるか概観する。 ・それぞれの立場の背景と歴史を理解する。 ・精神分析療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学 ぶ。 ・精神分析療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・精神分析療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・来談者中心療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を 学ぶ。 ・来談者中心療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・来談者中心療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・行動療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・行動療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・行動療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・認知療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・認知療法・認知行動療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・認知療法・認知行動療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・遊戯療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・遊戯療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・遊戯療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・芸術療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・芸術療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・芸術療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・箱庭療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・箱庭療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・箱庭療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・家族療法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・家族療法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・家族療法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・動作法について、その視点からの人間理解の仕方と精神病理の定義を学ぶ。 ・動作法における治療者の役割と援助の方法を理解する。 ・動作法の視点から、自身の人間関係を振り返り理解する。 ・コミュニティアプローチの概念について理解する。 ・コミュニティアプローチの実際について学ぶ。 ・コミュニティの視点をもつことの重要性を理解し、自身の生活を振り返る。 13 論 ・カウンセリングの知識を踏まえ、コミュニケーションについてその考え方を学ぶ。 ・コミュニケーションを円滑に進めるための代表的な理論を理解する。 14 ・実例や実習を通してコミュニケーションの重要性を理解する。 ・カウンセリングの知識や理論と、実際のコミュニケーションとのつながりを理解す る。 まとめと栄養教育への 15 応用 ・全講義についてまとめ、カウンセリングや心理療法について総合的に理解する。 ・栄養教育などにおけるカウンセリングの視点の応用について考える。 体育講義 授業科目名(英) Physical Education,Lecuture ■授業計画 担当教員名 黒柳 淳 教員室 7620 回 [ローマ字] Kuroyanagi Atsushi 対象学生 1年 基礎教養科目 2 前期 必修 講義 1 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 授業内容 健康の定義 体育の概念 ・健康の定義について理解する。 ・体育とは何か、その定義について学ぶ。 月曜日昼休み黒柳研究室 体の健康 2 心の健康 社会的な健康 運動、健康、トレーニング、休養 3 健康づくりの為の 測定と評価 4 体育測定・評価の ・形態測定について学ぶ。 ・筋力について学ぶ。 実際 5 体育測定・評価の ・柔軟性について学ぶ。 ・持久力について学ぶ。 実際 6 体育測定・評価の ・敏捷性について学ぶ。 ・巧緻性について学ぶ。 実際 人間が生涯にわたる、健康の保持増進についての実践力の育成と、体力の向上の為の運 動について理解することを目的に体育講義を学ぶ。自他の健康及び社会生活における健康 を保持増進する為に、運動による健康づくりに対する理解を深めるとともに、健康な身体を作 る為のトレーニング方法について講義をする。 体育とは何か、その意義について理解する。また、健康の保持増進と体力の向上の為の運 動についての体育の役割について理解し、自他の健康及び社会生活における健康を保持増 進する為に、運動による健康づくりに対する理解を深める。さらに健康につながるトレーニン グ方法を学ぶ。 体育講義で得た知識を活かし、健康の保持増進、体力の向上、疾病の予 防などが図れるよう、体育に関する基本的事項を理解する。また、各自の 体格、体力を理解し、維持向上に努める。 ・健康につながる体の動かし方の理解を深める為に実践に移す。 ・常に新聞やテレビを通じて、健康に関する話題に興味を持つ。 ・成人だけでなく、子どもや高齢者の健康にも目を向ける。 7 T-score ・測定と評価とは何か。 ・測定と評価の教育的意義を学ぶ。 ・各自の体格、体力を理解する。(体力測定を含む) ・健康の保持増進の為の評価の仕方を学ぶ。 全面性の原理 個別性の原理 ・基礎体力づくりを基本とした運動が大切な事を理解する。 ・個人の体力に応じた運動が大切な事を理解する。 9 漸進性の原理 継続性の原理1 ・運動量を徐々に増加させていかなければならない事を理解する。 ・運動の継続が生理機能に対し効果が期待できる事を理解する。 授業時資料配布 ・筆記試験70%(健康を保持増進する運動による健康づくり、健康な身体 を作る為のトレーニング方法、体格・体力を評価し改善していく能力の3つ の観点から理解出来ているかを採点) ・平常点30%(授業時の提出物等) ・身体の形態的側面と機能的側面を学ぶ。 ・健康な心を作る為の条件を三つの面から考える。 ・社会的な役割を果たす条件としての健康を学ぶ。 8 参考書 成績評価方法 到達目標 10 継続性の原理2 ・健康には体のリズムを整える事が大切であると理解する。 ・適当な休養期の取り入れ方を学ぶ。 11 過重負荷の原理 ・各自の日常生活を基本とした、健康につながる体の動かし方の 強度設定が大切である事を理解する。 12 自覚性の原理 体力づくりの効果 13 子どもの健康 14 子どもの健康 15 高齢者の体力 ・運動の目的とその効果を理解して実行に移す事を学ぶ。 ・理論的に裏付けられたトレーニングによる好結果を学ぶ。 ・子どもの健康について学ぶ。 ・子どもを理解する事を知る。また、生理機能についての基本を学 ぶ。(体温、呼吸) ・子どもを理解する事を知る。また、生理機能についての基本を学 ぶ。(脈拍と血圧、睡眠) ・子どもの病気と異常について考える。 ・高齢者の運動について理解する。 ・高齢者の体力の特徴と加齢変化について学ぶ。 情報処理演習Ⅰ 授業科目名(英) Practice in Information ProcessingⅠ ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] MASASHI SASAKI 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 演習 1 礎知識 対象学生 1年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 授業内容 情報とパソコンの基 ・情報・情報処理とは何かについて学ぶ。 2 ・拡張子によりファイル種別が規定されていることを理解する。 ・さまざまな記録メディアについて理解する。 水12:10~12:50於研究室 情報処理・ワープロ・表計算・プレゼンテーション・インターネット パソコンについての基礎的な知識について理解させ、その上で、表計算ソフトExcelを用い て、基本的な操作方法を習得させた後、簡単な統計処理などを通して表計算ソフトのさまざま な機能の利用方法について演習する。また、ワープロWordとの連携方法を含め、さまざまな データの表現方法についても解説する。 表計算ソフトExcelについて、その操作方法を習得することを目的とする。また、表計算ソフト を単なる集計のためのソフトウェアとしてだけでなく、高度なデータ処理やグラフを代表とする データ表現、データベースとしての機能を有することを理解させ、複合的な利用法について学 ばせる。 パソコンを利用していく上での、パソコン、OS、表計算ソフト及び記述統計についての基礎 的な知識を理解する。また、表計算ソフトを用いて、栄養計算を含めたさまざまな数値データ を集計・処理することができる。さらに、統計及びグラフ処理、データベース機能を利用でき る。 ・コンピュータに関心を持ち、授業時間以外にもコンピュータに触れる機会をできるだけ多く持 つこと。 ・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、予め自らの習熟度を把握しておくこと。 ・復習のあり方:各回で学習した内容・操作方法について十分に理解を深めておくこと。 データ入力・編集 ・表計算の基本概念について理解する。 ・Excelにおけるデータの入力・編集について学ぶ。 ・基本的な数式の入力について学ぶ。 表の作成 ・セルの書式設定について学ぶ。 ・行・列による編集について学ぶ。 ・罫線の利用方法について学ぶ。 関数の利用 5 ・関数による計算の仕組みについて理解する。 ・ウィザード形式での関数の利用する方法について学ぶ。 ・合計関数(sum)・平均(average)等の関数について学ぶ。 6 ・さまざまな関数の種類と概要について学ぶ。 ・基礎的な数学・統計関数について理解する。 ・絶対参照と相対参照について理解する。 7 ・端数処理の方法について学ぶ。 ・順位付け、ソートについて学ぶ。 ・日付、時間の計算について学ぶ 8 ・条件分岐について理解する。 ・論理関数について理解する。 ・多重条件分岐の方法について学ぶ。 3 4 シート・ブック ・ブックとシートの関係について理解する。 ・シートの操作方法について学ぶ。 ・シート間での集計について学ぶ。 グラフ ・グラフ機能の概要について理解する。 ・ウィザードによるグラフの作成について学ぶ。 ・シート内でのグラフの利用について学ぶ。 データベース 11 ・データベースの基礎的な知識を理解する。 ・Excelにおけるデータベース機能について理解する。 ・データベース関数の利用方法について理解する。 12 ・データベースによる抽出・集計について学ぶ。 ・論理関数と組み合わせた集計・抽出について学ぶ。 ・抽出後のデータ処理について学ぶ。 授業時配付 授業時紹介 10 成績評価方法 ・授業中に課す課題により評価する。 ・成績評価基準 A:パソコン、表計算ソフト、統計についての基礎的な知識を理解しており、表計算ソフトを用 いてさまざまな数値データを統計、グラフ、データベースなどの機能を利用して適切に処理 し、活用することができる。 B:パソコン、表計算ソフト、統計についての基礎的な知識を理解しており、表計算ソフトを用 いて数値データを統計、グラフ、データベースなどの機能を利用して集計・処理する。 C:パソコン、表計算ソフト、統計についての基礎的な知識を理解しており、表計算ソフトを 用 いて数値データを集計し、グラフ化することができる。 ・パソコンの処理の仕組みの基礎について理解する。 ・OSの概念、動作システムについて学ぶ。 データの種類と管理 ・データ形式について理解する。 9 参考書 到達目標 13 基本的な統計処理 ・記述統計の必要性について理解する。 ・代表値の代表性について理解する。 ・平均値、中央値、最頻値の求め方について学ぶ。 ・散布度について理解する。 ・分散・標準偏差の求め方について学ぶ。 ・正規分布における標準偏差の利用ついて理解する。 14 外部データの利用 15 方法とまとめ ・テキストデータの利用方法について学ぶ。 ・OLEの利用について学ぶ。 ・全講義についてまとめ、表計算ソフトの活用方法について学ぶ。 情報処理演習Ⅲ 授業科目名(英) Practice in Information ProcessingⅢ ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] MASASHI SASAKI 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 選択 演習 1 礎 ・コンピュータ・ネットワークとは何かについて学ぶ。 ・インターネットとは何かについて学ぶ。 2 ・ネットワーク・プロトコルについて理解する。 ・TCP/IPについて理解する。 3 ・IPv4、IPv6について理解する。 ・IPアドレス、DNSについて学ぶ。 4 ・サーバ-クライアントシステムについて学ぶ。 ・P2Pについて学ぶ。 対象学生 3年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 キーワード 授業概要 教育目標 インターネットの基 水12:10~12:50於研究室 情報処理・インターネット パソコン及びインターネットについての基礎的な知識について理解させ、イ ンターネット上のサービスの利用法やホームページ等で利用されるHTML などについて演習する。 インターネットを利用した情報の検索・蓄積・発信などの活用法を習得する ことを目的とする。 到達目標 インターネットを利用していく上での、パソコンやインターネットについての基礎的な 知識を理解する。また、情報の検索・蓄積・発信をするための基礎的技術を習得す る。 ホームワーク ・コンピュータに関心を持ち、授業時間以外にもコンピュータに触れる機会をできるだけ多く持 つこと。 ・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、予め自らの習熟度を把握しておくこと。 ・復習のあり方:各回で学習した内容・操作方法について十分に理解を深めておくこと。 教科書・教材 参考書 WEB ・URIの仕組みについて理解する。 ・HTTPについて理解する。 ・WWWについて学ぶ。 6 ・HTMLの文法について学ぶ。 ・HTMLのtagについて学ぶ。 7 ・画像・音声ファイルの扱いについて理解する。 ・MIMEについて学ぶ。 ・漢字コードについて学ぶ。 8 ・Proxy、CGIについて理解する。 ・JAVAについて学ぶ。 9 ・IPSec、SSLについて学ぶ。 ・パケットフィルタリングについて学ぶ。 授業時配付 授業時紹介 ・授業中に課す課題により評価する。 ・成績評価基準 A:インターネットについての基礎的な知識を理解しており、インターネット上の様々なサービ スを適切に活用でき、インターネット上の社会的ルールを守り、情報を適切に発信することが できる。 B:インターネットについての基礎的な知識を理解しており、インターネット上の様々なサービ スを適切に活用でき、また情報を適切に発信することができる。 C:インターネットについての基礎的な知識を理解しており、インターネット上の様々なサービ スを適切に活用できる。 到達目標 5 10 成績評価方法 授業内容 ソーシャル・メディア ・ソーシャル・メディアについて学ぶ。 ・ソーシャル・グラフウィザードについて学ぶ。 ・SNSの利用について学ぶ。 クラウド・コンピュー 11 ティング 画像・音声・動画 ・クラウド・コンピューティングの基礎的な知識を理解する。 ・クラウド・サービスの利用について学ぶ。 12 ・画像形式について理解する。 ・画像形式の変換について学ぶ。 ・用途に応じた画像の処理について学ぶ。 13 ・音声形式について理解する。 ・音声形式の変換について学ぶ。 ・用途に応じた音声の処理について学ぶ。 14 ・動画形式について理解する。 ・動画形式の変換について学ぶ。 ・用途に応じた動画の処理について学ぶ。 認証・暗号化とまと 15 め ・個人識別と本人認証の方法について学ぶ。 ・暗号化の方法について学ぶ。 ・全講義についてまとめ、インターネットの活用法について考える。 情報処理演習Ⅳ 授業科目名(英) Practice in Information ProcessingⅣ ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] MASASHI SASAKI 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 選択 演習 1 礎 ・マルチメディアとは何かについて学ぶ。 ・マルチメディアを利用することのメリット・デメリットについて学ぶ。 2 ・アナログ情報とデジタル情報について理解する。 ・符号化について学ぶ。 対象学生 4年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 基礎教育科目 水12:10~12:50於研究室 キーワード 情報処理・インターネット 授業内容 マルチメディアの基 文字情報処理 教育目標 パソコン及びインターネットにおけるマルチメディアコンテンツの基本的な知 識について理解させ、マルチメディアコンテンツの作成やAndroidアプリケー ションの作成などについて演習する。 インターネットを利用した効果的な情報の発信の方法を習得することを目 的とする。 到達目標 パソコン及びインターネットにおけるマルチメディアコンテンツの基本的な知識につ いて理解し、文字だけではない効果的な情報の発信ができる。 授業概要 ホームワーク 教科書・教材 参考書 ・コンピュータに関心を持ち、授業時間以外にもコンピュータに触れる機会をできるだけ多く持 つこと。 ・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、予め自らの習熟度を把握しておくこと。 ・復習のあり方:各回で学習した内容・操作方法について十分に理解を深めておくこと。 3 画像処理 ・コンピュータによる色彩の処理方法を理解する。 ・マンセルカラーシステムと色の数値化について理解する。 5 ・画像サンプリングの仕組みについて理解する。 ・ピクセル・画素数・解像度について理解する。 ・画像の圧縮技術について学ぶ。 2D画像 6 ・ラスタ表現とベクタ表現について学ぶ。 ・ペイントソフトとドローソフトについて学ぶ。 7 ・画像の特殊効果について学ぶ。 ・2値化について理解する。 3D画像 8 ・3D画像とは何かについて理解する。 ・幾何モデルとモデリングについて学ぶ。 9 ・レンダリングについて学ぶ。 ・シェーディングなどの効果について学ぶ。 3D表示 授業時紹介 10 成績評価方法 ・文字コードについて理解する。 ・テキストファイルについて理解する。 ・文字フォントについて学ぶ。 4 授業時配付 ・授業中に課す課題及び全授業終了後に実施する試験により評価する。 ・成績評価基準 A:マルチメディアコンテンツに関する基礎的な知識や効果的な情報発信の方法について理 解 しており、また、WEBやマルチメディアを利用した効果的な情報発信ができる。 B:マルチメディアコンテンツに関する基礎的な知識や効果的な情報発信の方法について理 解 しており、情報発信ができる。 C:マルチメディアコンテンツに関する基礎的な知識や効果的な情報発信の方法について理 解 している 到達目標 音声 ・音声サンプリングの仕組みについて理解する。 ・サンプリングレートについて理解する。 ・音声の圧縮技術について学ぶ。 動画 ・動画再生の仕組みについて理解する。 ・動画ファイルの構成について学ぶ。 ・動画の圧縮技術について学ぶ。 11 12 13 ・両眼視差について理解する。 ・アナグリフ式、偏光式、シャッター式について学ぶ。 Android ・Androidとは何かについて理解する。 ・Androidアプリケーションについて学ぶ。 14 ・Javaとは何かについて理解する。 ・Java SEについて学ぶ。 ・Eclipseについて学ぶ。 15 ・簡単なAndroidアプリケーションを作成する。 ・全講義についてまとめ、マルチメディアコンテンツの活用法について考える。 生物学 授業科目名(英)Biology ■授業計画 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 参考書 成績評価方法 矢部 富雄 教員室 非常勤 回 2 前期 必修 講義 1 生物の分類と細胞 地球上に存在する生物種について理解する。 説 2 生命の起源と生物 原始生命はどのような方法で現在に至ったのか,生物の進化につ いて理解する。 の進化 細胞・遺伝・代謝と生命現象・内部環境の維持・生態系と環境 3 生命の基本単位 (1) 細胞と細胞小器官の種類とその機能について理解する。 管理栄養士を目指すものにとって,生物の特徴や構造,機能を知ることは必須である。また, 健康的な生涯を送るためには,地球環境や全生物圏について明確に知る必要がある。生物 学を正しく理解するために,基礎となる知識を講義する。 4 生命の基本単位 (2) 細胞膜の構造と機能,細胞を構成している物質について理解す る。 5 生殖方法と細胞の 細胞が増殖するとき,遺伝情報を正しく次代の細胞にどのようにし て引き継いでいるのかを理解する。 分裂 6 生殖細胞の形成と 生殖細胞がどのようにして形成され,そして受精するのかを理解す る。 受精 7 メンデルの遺伝の 形態や性質が親から子へ伝わる遺伝という現象を理解する。 法則 8 遺伝子の本体と DNA 9 環境変異と突然変 個体間における形質の違いである変異の種類について理解する。 異 10 ヒトの身体構造と 恒常性の維持 授業科目ID 単位数 1年 開講時期 専門教育科目 必修・選択 授業方法 質問はメール(講義にて周知)で受け付けます。 Yabe Tomio 生物を構成する物質の特徴や構造,機能といった情報と,現代社会を取り 巻く問題につながる事項までを概説し,生命の科学を理解する上で必須と なる基礎的な知識を理解させる。 細胞の基本構造を知り,細胞を構成する成分の構造と役割を理解する。遺 伝子の構造と役割について理解を深める。生命とは何かを科学的に追求 し,健康との関係について理解する。 ・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し,テキスト等で基礎的 な知識を身につけておくこと。 ・復習のあり方:各講義で学習した内容について,テキスト等を利用して理 解を深めておくこと。 「基礎生物学」 岸本妙子・木戸康博/編 (講談社サイエンティフィク) 2011年 (ISBN978-4-06-155345-3) 「ベーシック生物学」 武村政春・著 (裳華房) 2014年(978-4-7853-5228-8) 「コア講義 生物学」 田村隆明・著 (裳華房) 2008年(978-4-7853-5218-9) ・全講義終了後,筆記試験を実施する。 ・成績評価基準 80点以上 :生物学を理解するために必要な生理機能および生態環境について理解して いる。 70点〜79点:生物学を理解するために必要な生理機能を理解している。 60点〜69点:生物学を理解するために必要な用語について理解している。 【90%】全講義終了後の定期試験の得点 (再試験の受験条件:定期試験において30%以 上の得点率) 【10%】参加姿勢の総合点 授業内容 11 刺激受容と応答 12 異化 13 同化 到達目標 遺伝子の本体であるDNA中の遺伝情報がどのように取り出され, タンパク質に翻訳されるかを理解する。 ヒトの組織と器官が体内環境を一定に保つためにどのようなシス テムをもっているのかを理解する。 外界からのさまざまな刺激に対して,細胞をとりまく内部環境を一 定に保つための神経系と内分泌系について理解する。 生物は,外界から生存に必要な物質を取り入れて,それらを代謝 することにより生命を維持している。この代謝のうち,物質を分解 することによりエネルギーを放出する異化について理解する。 生物は,外界から生存に必要な物質を取り入れて,それらを代謝 することにより生命を維持している。この代謝のうち,エネルギーを 吸収して物質を合成する同化について理解する。 14 生物群集と生態系 集団レベルの生物の生活に影響を与える要因について理解する。 15 生物相互間の関 係と物質循環 地球上に暮らす生物相互間の関係と,生態系における物質循環 について理解する。 基礎生理学 授業科目名(英)Basic Physiology ■授業計画 担当教員名 丹羽利充 教員室 9503 回 授業内容 [ローマ字] Niwa Toshimitsu 対象学生 2年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必修 講義 1 栄養と代謝 炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質の基礎を理解する。 ビタミン、ミネラルの基礎を理解する。 2 消化と吸収 消化器系の構造と機能の基礎を理解する。 胃液、膵液、消化管ホルモン、栄養素の吸収の基礎を理解する。 体液と血液、浸透圧、酸塩基平衡の基礎を理解する。 血液成分、リンパ系、凝固・線溶系の基礎を理解する。 科目区分 専門関連基礎分野 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 到達目標 キーワード 生体機能、メカニズム、分子・細胞・臓器 3 体液・血液 授業概要 人体の機能とそのメカニズムに関する基礎知識を講義する。 4 循環器 教育目標 人体の機能とそのメカニズムに関する基礎知識を理解し習得する。 管理栄養士として必要な基礎生理学を身につける。 5 腎・泌尿器 腎臓の糸球体と尿細管、水・電解質・酸塩基平衡の調節、クリアラ ンス、腎とホルモン、尿路の基礎を理解する。 到達目標 人体の機能とそのメカニズムの基礎を理解する。 6 内分泌 下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、卵巣、精巣のホルモンの 基礎を理解する。 7 体温調節 8 呼吸器 呼吸運動、呼吸中枢の基礎を理解する。 肺気量、ガス交換の基礎を理解する。 9 骨・筋肉 骨の構造と機能の基礎を理解する。 筋肉の構造と収縮の基礎を理解する。 10 脳・神経 ニューロン、中枢神経系の基礎を理解する。 自律神経系、伝達物質、反射の基礎を理解する。 11 記憶と睡眠 12 感覚器 13 生殖 14 細胞と遺伝 細胞の構造と機能、タンパク質合成、細胞分裂と染色体、遺伝形 式の基礎を理解する。 15 まとめ 基礎生理学で学習した事項について整理・復習し理解を深める。 ホームワーク 教科書・教材 教科書の予習・復習をする。 課題提出を求めることもある。 丹羽利充:「医療系学生のための図解生理学テキスト&ノート」 診断と治 療社 2014年 ISBN978-4-7878-2141-6 参考書 心臓と循環、心筋と電気的興奮、心電図の基礎を理解する。 血圧、動脈、静脈、毛細血管、リンパ管の基礎を理解する。 体温の恒常性、日内リズム、熱の産生と放熱、体温調節と発汗、 体温の異常の基礎を理解する。 記憶と海馬の基礎を理解する。 睡眠の種類、神経機構の基礎を理解する。 成績評価方法 授業態度・課題、定期試験の結果から総合的に判断する。 皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚の基礎を理解する。 視覚、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚の基礎を理解する。 女性の生殖機能、妊娠・分娩・授乳、男性の生殖機能、性ホルモン の基礎を理解する。 生理学Ⅰ 授業科目名(英)PhysiologyⅠ ■授業計画 担当教員名 丹羽利充 教員室 9503 回 授業内容 [ローマ字] Niwa Toshimitsu 対象学生 4年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2単位 前期 選択必修 講義 1 栄養と代謝 炭水化物(糖質)、タンパク質、脂質について説明できる。 ビタミン、ミネラルについて説明できる。 2 消化と吸収 消化器系の構造と機能について説明できる。 胃液、膵液、消化管ホルモン、栄養素の吸収について説明できる。 体液と血液、浸透圧、酸塩基平衡について説明できる。 血液成分、リンパ系、凝固・線溶系について説明できる。 科目区分 専門関連基礎分野 後期の生理学Ⅱとともに4単位として履修すること。 「専門演習」を単位取得済であること。 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 到達目標 キーワード 生体機能、メカニズム、分子・細胞・臓器、病態 3 体液・血液 授業概要 人体の機能とそのメカニズム、病態に関する知識を講義する。 4 循環器 教育目標 人体の機能とそのメカニズムに関する知識を理解し習得する。 管理栄養士として必要な生理学を身につける。 病態と関連づけながら学習する。 5 腎・泌尿器 腎臓の糸球体と尿細管、水・電解質・酸塩基平衡の調節、クリアラ ンス、腎とホルモン、尿路について説明できる。 到達目標 人体の機能とそのメカニズムについて説明することができ、さらに病態との 関連についても概説することができる。 6 内分泌 下垂体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、卵巣、精巣のホルモンに ついて説明できる。 7 体温調節 8 呼吸器 呼吸運動、呼吸中枢について説明できる。 肺気量、ガス交換について説明できる。 9 骨・筋肉 骨の構造と機能について説明できる。 筋肉の構造と収縮について説明できる。 10 脳・神経 ニューロン、中枢神経系について説明できる。 自律神経系、伝達物質、反射について説明できる。 11 記憶と睡眠 12 感覚器 13 生殖 14 細胞と遺伝 15 まとめ ホームワーク 教科書・教材 教科書の予習・復習をする。 課題提出を求めることもある。 丹羽利充:「医療系学生のための図解生理学テキスト&ノート」 診断と治 療社 2014年 ISBN978-4-7878-2141-6 参考書 心臓と循環、心筋と電気的興奮、心電図について説明できる。 血圧、動脈、静脈、毛細血管、リンパ管について説明できる。 体温の恒常性、日内リズム、熱の産生と放熱、体温調節と発汗、 体温の異常について説明できる。 記憶と海馬について説明できる。 睡眠の種類、神経機構について説明できる。 成績評価方法 授業態度・課題、定期試験の結果から総合的に判断する。 皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚について説明できる。、 視覚、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚について説明できる。 女性の生殖機能、妊娠・分娩・授乳、男性の生殖機能、性ホルモン について説明できる。 細胞の構造と機能、タンパク質合成、細胞分裂と染色体、遺伝形 式について説明できる。 生理学で学習した事項について整理・復習し理解を深める。 有機化学 授業科目名(英) Organic Chemistry ■授業計画 担当教員名 伊藤要子 教員室 9306 回 [ローマ字] Itoh Youko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必須 講義 1 イントロダクション 対象学生 1年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 授業内容 有機化学についての 到達目標 ・講義の内容・受講のありかた・評価方法 ・有機化学とは -無機化学と何が違うの・大昔から知られていた有機化合物はお酒だ(アルコールを学ぶ) アルカン・アルケン・ 2 アルキン ・アルカン・アルケン・アルキンの構造とそれらの性質について学ぶ。 講義後、随時 有機化合物、官能基、置換体、トランス・シス型、エステル結合、グリコシド結合、ペプチド 結合、遺伝子・DNA、高分子化合物(ポリマー)、付加重合、縮重合 食品・生体の有機化学(糖、アミノ酸、タンパク質、脂肪、) 有機化学は生体(糖、アミノ酸、タンパク質、脂肪、遺伝子)、食品、身の回りの生 活に深く関連した学問である。特に管理栄養における有機化学は、栄養素を分子 レベルで学ぶ上で必須の知識であり、専門科目が理解できるよう基礎学力をつけ る。 生化学、食品化学、栄養学を学ぶために必要な有機化学の知識を理解・習得する。 日常生活や自分の身体と関連づけ、興味を持って有機化学を学ぶ。 専門科目の学習に役立てる有機化学(糖、アミノ酸、タンパク質、脂肪、核酸、遺伝 子)の知識を身につける。 官能基、脂肪族炭化水素、環式炭化水素、生体有機化学、高分子化合物を学ぶ。 講義プリントを熟読し、理解する。 課題を確実に自分で解答できるようにする。 予習:教科書の関連分野、講義プリントを予め予習しておく。 復習:講義で学習したプリントを復習し、理解しておく。課題を復習する。 3 官能基 脂肪族炭化水素 4 ・脂肪と脂肪酸 5 芳香族炭化水素 脂環式炭化水素と 6 テルペン類 ・各クラスや班には特徴があるように、有機化合物の性質は、炭素と水素 からなる基本骨格に結合している官能基で決まる。 官能基の特徴、性質から有機化合物を学ぶ。 ・(多)カルボン酸の化学構造と性質を学ぶ。 ・油っぽく、じっとりと脂肪を化学的に学び、油汚れは、石けんで落とす。 ・界面活性剤を学ぶ。 ・ベンゼンとその誘導体を学ぶ。 ・芳香族化合物を日常の医薬品や食品関連(解熱剤のアスピリン、消毒 薬のフェノール、防虫剤のナフタレン、人工甘味料のサッカリンなど)から 学ぶ。 ・脂環式化合物の誘導体は植物・動物に含まれ、薬品など有益なものも多い ・カロテノイドは色の素、カロテノイドのおかげで世界は色気づいてる。 ・ステロイド(コレステロール、テストステロン、エストロゲンなど)を学ぶ。 生化学の中の有機化学 ・私たちのエネルギー源である高エネルギーリン酸化合物ATPを学ぶ。 7 ・エネルギー代謝 ・ATPの化学結合内に蓄えられた化学エネルギーを利用して生きている。 ・化学発光を学ぶ。 ・核酸(DNAとRNA)の正体は。ピリミジン及びプリン誘導体と五単糖を学ぶ。 8 ・複素環化合物 教科書・教材 参考書 講義プリント 「化学」(系統看護学講座 基礎分野) 医学書院 「新しい基礎有機化学」(三共出版) 「食品を中心とした化学」(東京教学社) ・遺伝子・DNAってなんだを化学する。 ・アルカロイド(ニコチン、コカイン、モルヒネなど)を学ぶ。 食品・生体成分の有機化学 ・単糖類、二糖類、多糖類を学ぶ。 9 ・糖質 ・糖の構造と性質を学ぶ。 ・糖の還元性を学ぶ。 ・セルロース ・濃度 ・糖の結合、グリコシド結合、アノマー(α 、β 形)を学ぶ 10 ・糖やアミノ酸など、濃度の測定法を学ぶ。 講義で行う課題、小テスト、および最終試験の成績を総合的に評価する。 成績評価方法 これらの総合点が60点以上を合格とする。 ・アミノ酸およびタンパク質の構造と性質を学ぶ。 11 再試験受験要件としては、得点が定期試験最高得点の3割以上であること ・ニンヒドリン反応、キサントプロテイン反応、ビューレット反応からアミノ酸の特性を学ぶ。 食品・生体成分の有機化学 ・人体の60%は水分、20%は20種のアミノ酸からなるタンパク質だ。 及び課題で評価する。 12 ・アミノ酸とタンパク質 ・タンパク質のアミノ酸組成と立体構造(一次、二次、三次、四次構造)を学ぶ。 ・髪も、筋肉も、皮膚も、酵素もタンパク質だ。 13 合成高分子化合物 濃度 14 酸とアルカリと中和 酸化と還元 15 まとめ ・合成高分子化合物は天然高分子化合物をまねている。 ・合成繊維、合成樹脂、生活に欠かせないポリマーを知る。 ・イオン交換樹脂で脱イオンのメカニズム学ぶ。 ・さあ、復習だ! ・希釈、%、モル、規定、濃度について再確認。 ・酸とアルカリ、酸化と還元どちらも打ち消し中和だ。 ・有機化学も無機化学もまとめて化学 基礎化学 授業科目名(英)Basic Chemistry ■授業計画 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 授業概要 教育目標 伊藤 要子 Itoh Youko 1 年 専門教育科目 教員室 9306 回 授業内容 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必須 講義 1 イントロダクション 身の回りの化学、化学変化に気づく。 基礎化学の講義の進め方、内容を知る。 講義後、随時 元素、原子・分子、化学式、化学反応、化学結合、酸・アルカリ、酸化・還元、中和 滴定、モル、規定、浸透圧、緩衝液、放射線 自然界は、約100種の元素から構成され、生体も食品もこれらの元素でできている。 生体や食品の変化は全て化学的変化(化学反応)であり、これら日常の化学変化 を踏まえて化学を学ぶ。 生化学、食品化学、栄養学を学ぶために必要な化学の基礎知識を理解・習得する。 日常生活や健康そして自分の身体と関連づけ、興味を持って化学を学ぶ。 (気づきは人生を変えるかも?) 様々な単位は、水の性質を利用している。 単位を学ぶ。 2 水から学ぶ ℃目盛り、熱量、比熱、比重、密度 などを理解し算出法を学ぶ。 (水(H2O)のすばらしさを知る) 希釈の方法と希釈後の濃度計算を理解し、確実に習得する 3 希釈と濃度と単位 (薄めたり、濃縮したりは化学でも調理でも必要です。) 元素、原子、分子を理解する。 4 元素、原子、分子 (難しそうだけど、突き詰めれば原子) 5 化学式 管理栄養士として必要な基礎化学を身につける。 専門科目の学習に役立てる化学の基礎知識を身につける。 到達目標 ホームワーク 到達目標 (化学式、%、モル濃度、pH、中和滴定、緩衝液、酸化・還元など) 高校で学習した化学を復習しておく。 予習:教科書・配布プリントの関連分野を予め予習しておく。 復習:講義で学習した内容を復習し、理解しておく。 講義での課題を復習する。 6 分子量、濃度 7 化学結合 8 物質の三態 身の回りの物質の化学式を知る。 基本的な物質の化学式を学ぶ。 (化学式で示すとちょっとカッコイイ) パーセント濃度計算を理解する。 モルの概念を理解し、モル濃度を計算する。 (濃いもうすいも数字で表そう) 原子と原子の結合には様々な化学結合があることを学ぶ。 イオン結合、共有結合、金属結合、水素結合を理解する。 (友達同士、結婚未満、結婚の関係(結合)) 物質の存在には、気体・液体・固体の3態があることを学ぶ。 (ヒトも相手によって態度を変える) 講義プリント 教科書・教材 参考書 「化学」(系統看護学講座 基礎分野) 医学書院 「これでわかる化学」 三共出版 「ゼロからはじめる化学」丸善(株) 高校の教科書 授業の最後に行う課題、および定期試験の成績を総合的に評価する。 成績評価方法 これらの総合点が60点以上を合格とする。 再試験受験要件としては、得点が定期試験最高得点の3割以上であること 及び課題で評価する。 濃度 9 浸透圧 濃度計算を確認し、濃度測定器(分光光度計)の原理を学ぶ。 浸透圧(低張・等張・高張)、コロイドを学ぶ。 (漬け物、マヨネーズ、ソフトクリーム、寒天など料理は化学だ) 化学反応式(化学変化を1つの式に表わしたもの)を理解する。 10 化学反応 化学反応は様々な法則に従って起こるので、それらの法則を学ぶ。 (彼氏の反応も予測できるかも?) 酸とアルカリの定義を学ぶ。 11 酸とアルカリと規定 規定、中和滴定を理解する。 (青から赤に変わったあの人は、酸性になったのか怒ったのか?) 水素イオン濃度「H+]、pHを理解する。 12 pHと緩衝液 13 酸化と還元 pHの変化を緩やかにする緩衝作用を理解し,緩衝液の作成法を学ぶ。 (ギスギスした社会には緩衝作用のある人が必要だ!) 酸化・還元反応を理解する。 鉄がさびるのも、物が燃えるのも、レタスが褐変するのも酸化反応。 (老化も酸化だ、君たちは若い!) 無機物質 14 放射線化学 生体には微量だが金属元素が必要であることを学ぶ。(金がほしい!) 15 なんでも化学 上記で学んだことの復習とまとめ。 放射線とは何か、なぜ怖いのかを理解する。 (知ってから怖がろう) 統計調査法 授業科目名(英) Research and Statistic analysis ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] MASASHI SASAKI 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 1 統計学の意義 対象学生 2年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門関連基礎科目 授業内容 2 代表値 水12:10~12:50於研究室 到達目標 ・EBN、統計学的なものの見方について理解する。 ・調査的研究法と実験的研究法について理解する。 ・記述統計学と推測統計学の違いについて理解する。 ・分布とは何か、分布をどのように表現したらよいかについて理解 する。 ・平均と分散、標準偏差の性質と算出方法について理解する。 ・2変量の関係をどのように表現したらよいかについて理解する。 ・積率相関係数、回帰係数、偏相関・重相関の算出方法について 理解する。 キーワード 統計、調査、実験、EBN 3 相関と回帰 授業概要 EBNと統計学の考え方と基本的な手法について講述する。 4 確率分布 ・確率事象の生起分布について理解する。 ・代表的な確率分布である正規分布について理解する。 教育目標 EBNと統計学の方法について理解し、収集されたデータに対して的確な分 析・結果整理ができるようになることを目標とする。 5 標本抽出 ・母集団と標本の関係について理解する。 ・さまざまな標本抽出の方法について理解する。 到達目標 ・EBNの概念や指標について理解する。 ・基本統計量の意味、推定・検定の考え方を理解する。 ・実験・観測データの基本的な解析法を身につける。 6 実験計画法 ホームワーク 教科書・教材 参考書 成績評価方法 ・適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。 ・数学(特に代数)についての理解が不足していると思う場合には各自勉 強すること。 ・レポート課題として、各自の興味・関心に基づいた質問項目によるアン ケート調査を行い、その結果を報告することを課す。 ・鈴木良雄・廣津信義「栄養科学シリーズNEXT 基礎統計学」講談社 ・√計算ができる電卓を用意すること。 ・前園宜彦 「概説確率統計」(サイエンス社) ・東京大学教養学部統計学教室 (編)「統計学入門 (基礎統計学)」東京大学出版会 ・佐々木敏「わかりやすいEBNと栄養疫学」同文書院 試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。 A:EBN、統計学の方法や指標について理解し、的確なデータ収集・分析及び結果の整理がで きる。 B:EBN、統計学の方法や指標について理解し、収集されたデータに対して的確な分析及び結 果の整理ができる。 C:EBN、統計学の方法や指標について理解している。 7 推定 ・データを効率的に収集するために、実験計画の三原則及び要因 計画法について理解する。 ・ラテン方格法を中心に、直交表とその設計法について理解する。 ・推定(点推定と区間推定)とその方法について理解する。 ・中心極限定理について理解する。 ・T 分布及びχ 2分布について理解する。 8 検定の考え方 ・帰無仮説と対立仮説、有意水準(危険率)等、検定の基本的な考 え方について理解する。 9 χ 2検定 ・度数分布における検定方法について理解する。 ・連関係数について理解する。 10 t 検定 ・2つの母平均の差の検定方法について理解する。 11 分散分析 ・要因による効果を検定するための分散分析による検定方法につ いて理解する。 12 重回帰分析 ・複数の変数に基づいて予測するための重回帰分析の方法につ いて理解する。 13 meta-analysis ・fixed-effect modelにおけるMantel-Haenszel法を中心に、多くの 研究結果から総括的な評価するための meta-analysis について理 解する。 14 生存時間分析 ・Kaplan-Meier法による生命表を基に、Log-Rank検定等を用いた 生存時間分析について理解する。 15 多変量解析 ・因子分析、数量化分析、共分散構造分析について理解する。 公衆衛生学 授業科目名(英)Public Health ■授業計画 担当教員名 中村 正道 教員室 9502 回 [ローマ字] Nakamura Masamichi 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2単位 前期 必修 講義 1 保健統計の概要 人口静態統計 2 傷病統計 死因統計と分類 人口動態統計 (1) 死産、周産期死亡、乳児死亡、妊産婦死亡 3 人口動態統計 (2) 年齢調整死亡率 対象学生 2年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 統計の概要 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 保健統計 疫学 社会保障 集団レベルでの健康 公衆衛生は、地域社会の組織的な努力と活動によって、集団的レベルにお ける健康の保持・増進のための施策が推進されている。これらの基盤とな る各種公衆衛生活動の実際を解説する。 公衆衛生の目的である人の健康の保持・増進の方法、疾病の予防方法に ついて学ぶ。また人口問題、環境問題といった国家的あるいは地球的規模 における諸問題について考える。 公衆衛生活動の実際を理解することにより、組織社会の中における一個人 としての、健康に関わる役割を知り、もって管理栄養士としての活動の基盤 を形成する。 ・予習、復習を欠かさないこと。 疫学の概念 5 疫学指標 6 疫学の方法 7 スクリーニング 8 根拠に基づいた 保健対策 9 社会保障の概念 国、都道府県、市町村の役割 サクセス管理栄養士講座「社会・環境と健康」 第一出版(前年度のもの) 疾病頻度(罹患率、有病率、致命率) 暴露効果の指標(相対危険、オッズ比、寄与危険、生存率) 生態学的研究、横断研究 症例対照研究、コホート研究 介入研究 敏感度、特異度 陽性反応的中度、陰性反応的中度 ROC曲線 系統的レビューとメタアナリシス ハイリスク戦略とポピュレーション戦略 定義と歴史 参考書 10 医療制度 11 地域保健 12 母子保健 13 学校保健 14 産業保健 15 福祉制度 全講義終了後、筆記試験(100点満点)を実施する。なお、後期に実施する「公衆 成績評価方法 衛生学実習」の履修は、本科目が履修済みでなければならない 定義と領域 因果関係 4 ホームワーク ・課題提出を求めることもある。 教科書・教材 到達目標 授業内容 衛生法規 医療保険 医療費 医療施設と従事者 保健所と市町村保健センター 地域における資源と連携 健康危機管理 母子保健事業 乳幼児健康診査、育児指導、新生児マススクリーニング 健やか親子21 学校保健従事者と役割 児童・生徒の健康 学校保健統計 労働と健康 労働災害 産業保健従事者 社会福祉施設 障害者福祉 高齢者保健 健康管理概論 授業科目名(英)Introduction of Health Care ■授業計画 担当教員名 中村 正道 教員室 9502 回 授業内容 [ローマ字] Nakamura Masamichi 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2単位 前期 必修 講義 1 社会と健康 2 環境と健康 対象学生 1年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 到達目標 健康の概念 公衆衛生の概念 予防医学の歴史 環境保全 ヒトと環境の相互作用 地球規模の環境と健康問題 大気汚染、水質汚濁、土壌汚染 公害 キーワード 環境 健康、生活習慣、感染症、予防医学 3 環境汚染 授業概要 健康の定義、判定および現状について解説する。健康管理技術について 具体例をあげながら、管理の実際について述べる。 4 環境衛生 教育目標 健康管理は、管理栄養士の業務として非常に重要な分野のひとつである。 それに関わる多くの事項について、普段の生活習慣を起点とし、健康管理 技術の考え方、方法等についての知識を獲得する 5 生活習慣 (1) 到達目標 管理栄養士を目指す者が当然知っていなければならない、健康管理上の 重要な諸点について学び、理解を深める 6 生活習慣 (2) 上水道と下水道 廃棄物処理 気候、空気、温熱 生活習慣病の概念 健康日本21 健康の生物心理社会モデル 身体活動・運動の現状と健康影響 健康づくりのための運動の概念 7 生活習慣 (3) 喫煙行動 飲酒行動 8 生活習慣 (4) 9 疾患と予防 (1) 10 疾患と予防 (2) 11 疾患と予防 (3) 12 疾患と予防 (4) 高血圧 脳血管疾患 心疾患 肥満・メタボリックシンドローム 糖尿病 脂質異常症 骨・関節疾患 精神疾患 13 疾患と予防 (5) 感染症 14 疾患と予防 (6) その他の疾患 不慮の事故、自殺 15 国際保健 ・予習、復習を欠かさないこと。 ホームワーク ・課題提出を求めることもある。 教科書・教材 サクセス管理栄養士講座 社会・環境と健康(最新版)/第一出版 参考書 成績評価方法 ・全講義終了後、筆記試験(100点満点)を実施する。 生活リズムと睡眠 ストレスと休養 歯科保健活動 主要部位のがん がん検診 地球規模の健康問題 国際協力 社会福祉概論 授業科目名(英)Introductin to Social Welfare ■授業計画 担当教員名 丹羽 正子 教員室 7609 [ローマ字] Niwa Masako 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必修 講義 対象学生 1年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 回 授業内容 「食」と社会福祉 栄養士が社会福祉を学ぶ意義と目的について理解する。社会福祉の概 1 社会福祉・社会保障と 念・基本理念について理解する。社会保障の全体像について理解する。 は 2 社会福祉の歴史 水13時~14時 社会福祉の法と実施 キーワード 社会福祉・介護・社会保障制度・社会福祉援助 教育目標 現代における社会福祉・介護制度のしくみについて知ることを目的として、社会福 祉の理念や意義、役割、諸外国を含めた歴史的な展開、法体系などについて学 ぶ。さらに所得保障制度や医療保障制度、雇用・就労制度に関する社会保障制度 の概要等について理解する。 社会福祉、介護制度のしくみ、および社会福祉の理念や意義、役割、諸外国を含 めた歴史的展開、法体系について習得する。また、所得保障制度や医療保障制 度、雇用・就労制度に関する社会保障制度の概要等について習得する。 到達目標 社会福祉の理念や意義、役割、諸外国を含めた歴史的な展開、法体系について 修得することができる。さらに所得保障制度や医療保障制度、雇用・就労制度に関 する社会保障制度の概要等について修得することができる。 ホームワーク ・毎回・復習を欠かさないこと。 ・福祉関連の新聞記事には必ず目を通し、現状を把握しておくこと。 ・復習のあり方:各講義で学習した内容について、ノート・配布資料等を利用して理 解を深めておくこと。 教科書・教材 参考書 成績評価方法 後藤卓郎編 「新選・社会福祉 第2版」 ㈱みらい 2013年 ISBN978-4-86015291-8 福祉小六法編集委員会編 「福祉小六法 2015年」 ㈱みらい 2015年 ISBN978‐4-86015-351-9 プリントを配布する。 社会福祉の法体系を理解する。 4 等)、社会福祉の財政について理解する。 社会福祉施設の体系 社会福祉施設の体系と運営について理解する。 と運営、社会福祉の専 社会福祉の専門職について理解する。 門職 5 児童家庭の福祉 児童福祉の基本理念、児童福祉法・児童虐待防止法等児童福祉の法体 系について理解する。 子育て家庭支援の新たな動向について理解する。 6 障害者の福祉 1 障害者(児童を含む)の実態について理解する。 障害の概念、障害者福祉の基本理念について理解する。 障害者福祉の法体系について理解する。 7 小テスト 障害者の福祉 2 障害者総合支援法の障害福祉サービスの体系について理解する。 小テスト実施(範囲 :第1回から第5回までの授業) 8 高齢者の福祉 1 高齢者をめぐる状況について理解する。 高齢者福祉の基本理念について理解する。 9 高齢者の福祉 2 老人福祉法、高齢者虐待防止法等高齢者の法体系について理解する。 老人福祉施策の体系について理解する。 適宜紹介する。 定期試験(70%)、小テスト(20%)、課題レポート(10%) A :到達目標の達成が全般にわたり十分できている。 B :到達目標の達成がおおむねできている。 C :到達目標の達成が基本的な事項についてできている。 日本の社会福祉の歴史を理解する。 諸外国の社会福祉の歴史を理解する。 3 のしくみ、社会福祉の 社会福祉のしくみ(国の福祉行政組織・地方公共団体の福祉行政機関 財政 授業概要 到達目標 10 高齢者の福祉 3 高齢者医療確保法について理解する。 高齢者福祉の動向と今後の課題について理解する。 11 社会保険 社会保険制度について理解する。 医療保険制度、年金保険制度について理解する。 12 介護保険 介護保険法について理解する。 介護保険法による介護給付等について理解する。 13 生活困窮者の福祉 生活困窮者の実態について理解する。 生活保護法、ホームレス自立支援法等法体系について理解する。 生活保護制度のしくみ、生活保護の動向等について理解する。 社会福祉の相談援助 相談援助の多様な方法について理解する。 小テスト実施 (範囲 :第6回から第13回までの授業) 14 小テスト 社会福祉の分野で働く 高齢者施設と居宅サービス関連で働く栄養士の役割について理解する。 児童福祉施設・障害者福祉施設で働く栄養士の役割について理解する。 15 栄養士 医学概論 授業科目名(英)Basic Medicine ■授業計画 担当教員名 森 勇 教員室 9506 回 [ローマ字] ISAMU MORI 対象学生 1年 個体の成り立ち(細胞、組織、器官、器官系)、細胞の構造と機能 (細胞膜、核、細胞小器官)、胚葉、上皮について説明できる 専門教育科目 2 前期 必修 講義 1 生命 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 ホメオスターシス ホメオスターシスおよびネガティヴフィードバックの概念、皮膚、発 汗、体温調節について説明できる 3 血液 血液の構成、血漿浸透圧、造血、赤血球、白血球、血小板、血液 型および貧血について概略を説明できる 4 循環器系 心臓の構造と機能、刺激伝導系、心電図、冠動脈、血圧調節、動 脈硬化、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)について概略を説明 できる 5 呼吸器系 呼吸器の構造と機能、呼吸運動、呼吸機能、呼吸の調節、呼吸器 の疾患(気管支喘息等)について概略を説明できる 6 泌尿器系 腎臓の構造と機能、レニンによる血圧調節、エリスロポエチンによ る造血促進について概略を説明できる 7 運動器系 人体の概要、骨の構造と機能、筋の構造と機能、骨粗しょう症につ いて概略を説明できる 8 消化器系① 咀嚼・嚥下および消化器の構造と機能(口腔、食道、腹腔、胃、十 二指腸、膵臓)について概略を説明できる 9 消化器系② 消化器の構造と機能(肝臓、胆嚢、小腸、大腸、門脈)について概 略を説明できる 10 内分泌系 内分泌の概念、視床下部、下垂体、甲状腺、副腎、内分泌疾患 (バセドウ病等)、メタボリック症候群、糖尿病について概略を説明 できる 11 生殖器系 染色体および生殖器の構造と機能、性周期、妊娠について概略を 説明できる 12 神経系① 神経系の構成、構造と機能、ニューロン、末梢神経系、中枢神経 系、自律神経について概略を説明できる 13 神経系② 大脳皮質、運動路、脳血管、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)につい て概略を説明できる 14 感覚器系 感覚器系の構造および機能、感覚神経、体性感覚、嗅覚、味覚、 視覚、聴覚、平衡感覚について概略を説明できる 15 総括 神経変性疾患、生活習慣病について概略を説明できる 医学概論で学習したすべての事項について整理、復習する キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 授業内容 月火水12:10-12:40 人体 器官系 器官 組織 細胞 ホメオスターシス 疾患 生活習慣病 医療 細胞レベルから個体レベルにおける生命現象について学習する ホメオスターシスの維持と破たん、疾病の成り立ちについて学習する 生活習慣病の概要について学習する 医学を学ぶ上で必要となる医学全般に関する基礎知識の習得 疾病の成り立ちと予防法・治療法に関する基礎知識の習得 生活習慣病の要因、病態、予防法に関する基礎知識の習得 生命現象、細胞、組織、器官、器官系、個体、ホメオスターシス、血液、循 環器、呼吸器、泌尿器、運動器、消化器、内分泌、生殖器、脳・神経、感覚 器に関する基本事項について、また生活習慣病について概説できる シラバスを参考にあらかじめ予習をしておくこと 授業内容を、ノート、プリント、テキストを中心に復習すること イラストでまなぶ人体のしくみとはたらき 第2版 田中越郎著 医学書院 ISBN978-4-260-01507-3 オリジナルプリント 参考書 成績評価方法 授業内容の理解度について、定期試験(100点満点)の得点を評価する 80点以上: A 70点以上:B 60点以上: C 60点未満: D (不合格) 到達目標 解剖生理学Ⅱ 授業科目名(英)Anatomical Physiology II ■授業計画 担当教員名 森 勇 教員室 9506 回 [ローマ字] ISAMU MORI 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必修 講義 1 消化器系① 対象学生 1年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 授業内容 2 消化器系② 月火水12:10-12:40 消化器系 内分泌系 生殖系 神経系 感覚器系 ヒトの身体の構造(解剖学)と機能(生理学) -特に消化器系、内分泌系、代謝、生殖系、神経系、感覚器系ーについ て、細胞から個体レベルにいたるまで、疾病の成り立ちと関連づけ、提示 する 解剖生理学に関する基本的知識の習得、考察能力の開発 病理・病態を理解するために必要な考察能力の開発 臨床的考察能力の開発 消化器系 内分泌系 生殖系 神経系 感覚器系の解剖生理学に関する 基本的事項について説明でき、さらに、病態生理学的および臨床的重要 事項について概説できる シラバスを参考にあらかじめ予習をしておくこと 授業内容を復習し、与えられた課題を中心に各自学習する 3 消化器系③ 4 消化器系④ 内分泌系の解剖生理学(ネガティヴフィードバック、情報伝達を含 む)について説明できる 6 内分泌系② 疾患のメカニズム(バセドウ病、クッシング症候群、原発性アルドス テロン症、尿崩症等)について概説できる 7 代謝① 糖代謝について説明できる メタボリック症候群、糖尿病のメカニズムについて概説できる 8 代謝② 脂質代謝、核酸代謝について説明できる 疾患のメカニズム(脂質異常症、高尿酸血症)について概説できる 9 生殖系① 染色体による性の決定、生殖器の発生学について説明できる 染色体異常について概説できる 10 生殖系② 生殖器の解剖生理学について説明できる 性周期とホルモン、受精、妊娠、出産、周産期について説明できる 11 神経系① ニューロン、静止膜電位および活動電位、神経伝達物質について 説明できる 12 神経系② 末梢神経(脳神経、脊髄神経)、自律神経の構成および機能につ いて説明できる 参考書 成績評価方法 咀嚼・嚥下について説明できる 口腔、食道、腹腔、縦隔、胃の解剖生理学について説明できる 疾患のメカニズム(胃食道逆流症等)について概説できる 十二指腸、膵、内分泌 外分泌の解剖生理学について説明できる 疾患のメカニズム(胃潰瘍・ダンピング症候群等)について概説で きる 肝・胆の解剖生理学(ビリルビン代謝 糖質代謝 脂質代謝 アミノ 酸代謝を含む)について説明できる 黄疸について概説できる 小腸および大腸の解剖生理学について説明できる 腹部の脈管系について説明できる プロバイオティっクスについて概説できる 5 内分泌系① イラストでまなぶ人体のしくみとはたらき 第2版 田中越郎著 医学書院 ISBN978-4-260-01507-3 オリジナルプリント、課題プリント 授業内容の理解度について、定期試験(100点満点)の得点を評価する 80点以上: A 70点以上:B 60点以上: C 60点未満: D (不合格) 到達目標 13 神経系③ 中枢神経系の成り立ち、神経系の発生について説明できる 脳死について説明できる 14 感覚器系 感覚器および皮膚の解剖生理学および体性感覚、視覚、嗅覚、味 覚、聴覚、平衡感覚について説明できる 15 総括 神経疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病等)について概説で きる 解剖生理学Ⅱで学習したすべての事項について整理・復習および 解剖生理学実験Ⅰ 授業科目名(英)Experiment-Based Anatomical Physiology I ■授業計画 担当教員名 森 勇 [ローマ字] ISAMU MORI 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 教員室 授業科目ID 単位数 2年 開講時期 専門教育科目 必修・選択 「解剖生理学Ⅰ」の単位を取得済みであること 授業方法 月火水12:10-12:40 9506 回 授業内容 到達目標 1 前期 必修 実験 1 ガイダンス 実習の全体説明 注意事項 2 マウス①(解剖) 各臓器の配置について説明できる 各臓器の構造と機能について説明できる キーワード 細胞 組織 器官 器官系 個体 ホメオスターシス 生体反応 3 マウス②(血液) 血球、血漿、ヘマトクリットについて説明できる 貧血について概説できる 授業概要 身体の構造(解剖学)と機能(生理学)について、実験用マウス、人体模型 を用い、また、人体生理学的および臨床医学的見地から、学習する 4 人体(人体模型) 各臓器の配置について説明できる 各臓器の構造と機能について説明できる 5 マウス③(神経) 脳の基本構造(大脳・小脳・脳幹・脳室・脳神経)を説明できる 脳の発生について説明できる 教育目標 到達目標 ホームワーク 解剖生理学に関する基本的考察能力の開発 病理・病態を理解するために必要な考察能力の開発 臨床的考察能力の開発 人体の基本的構造について説明できる ホメオスターシス維持について説明できる 種々の疾患の病態生理学について説明できる シラバス、オリジナル実験テキストを参考に、あらかじめ授業内容を予習 し、 十分に理解し、レポートにまとめておくこと 細胞の基本構造について説明できる 6 細胞(細胞の染色) 上皮について説明できる 腎機能について説明できる 7 腎臓(尿定性試験) 腎機能検査について説明できる 動脈と静脈について説明できる 8 血管(動脈・静脈) 脈拍の原理、測定法について説明できる 教科書・教材 参考書 オリジナル実験テキスト イラストでまなぶ人体のしくみとはたらき 第2版 田中越郎著 医学書院 ISBN978-4-260-01507-3 9 心臓(心電図) 心周期・心リズムのメカニズムについて説明できる 心電図の生理学的および臨床的意義について説明できる 10 マウス④(免疫) 免疫・アレルギーのメカニズムについて説明できる アナフィラキシーショックについて説明できる 血圧測定の基本的手技を習得する 成績評価方法 レポート内容(70点)と学習姿勢(30点)を総合評価する(100点満点) 80点以上: A 70点以上:B 60点以上: C 60点未満: D (不合格) 学習姿勢に関し、欠席、遅刻等は減点の対象とする 11 血圧①(血圧測定) 血圧測定の原理および臨床的意義について説明できる 血圧調節のメカニズムについて説明できる 12 血圧②(起立試験) 血圧異常のメカニズムおよび診断について説明できる 呼吸の化学的調節について説明できる 13 呼吸(肺活量測定) 呼吸機能検査について説明できる 骨の構造と機能およびリモデリングについて説明できる 14 運動器(骨密度測定) 骨粗しょう症のメカニズムと診断について説明できる 15 総括 解剖生理学実験Ⅰで学習したすべての事項について整理・復習お よび考察する 生化学Ⅰ 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 寺嶋昌代 教員室 9405 回 [ローマ字] Terazima Masayo 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必修 講義 1 細胞の構造と機能 対象学生 2年生 科目区分 専門教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 細胞、タンパク質、酵素、糖質、脂質、核酸、ATP産生 授業概要 生化学は生命体を構成する分子に注目し、それらの相互作用の理解を基盤とし て生命の理解をめざす。 教育目標 生体の恒常性の維持に必要とされる基本物質の構造と機能およびそれらの代謝 に関する知識を習得する。 ホームワーク 教科書・教材 参考書 到達目標 細胞の基本構造を理解する。 細胞小器官の種類と機能を説明できる。 細胞膜の構造と機能を説明できる。 アミノ酸の構造と、タンパク質の1次構造、2次構造、3次構造、4次構造を アミノ酸とタンパク質の 説明できる。 2 構造と機能 酵素:酵素のはたら 酵素の特性を説明できる、 素の分類 酵素反応式を理解できる。 3 き、酵素反応機構、酵 酵素の種類、補酵素を知っている。 キーワード 到達目標 授業内容 アミノ酸、タンパク質の構造と機能、および代謝について説明できる。酵素の反応機構およびその活性 の調節機構について説明できる。糖質や脂質の構造と機能およびその代謝について説明できる。糖 質、タンパク質、脂質の代謝の相互関連性について説明できる。生体エネルギーの産生と消費につい て説明できる。核酸の構造と機能ならびにその代謝の概略を説明できる。 1.授業計画に従って、授業までに教科書の該当する箇所を予習。 2.学習課題をレポート。 3.整理ノート(付録)を解答。 4.キーワード帳をつくり、暗記。 予習復習に十分な時間を。 わかりやすい生化学 第4版 疾病と代謝・栄養の理解のために 石黒伊雄監修、ヌーベルヒロカワ 生化学のまとめ配布 ヴォート生化学(上、下)第4版 東京化学同人 ヴォート基礎生化学 東京化学同人 ストライヤー生化学第7版 東京化学同人 イラストレイテッド ハーパー・生化学 第29版 丸善 糖の基本的構造を理解する。 糖質代謝:糖質の構造 単糖類、二糖類、多糖類、複合多糖を説明できる。 4 と性質 糖質代謝:解糖系、 5 TCA回路 解糖系の基本を説明できる。 TCA回路の基本を説明できる。 電子伝達系の基本を説明できる。 6 糖質代謝:電子伝達系 ATP産生のメカニズムを説明できる。 糖質代謝:糖新生経 糖新生、グリコーゲン合成・分解、ペントースリン酸回路に関係する物質、およ 7 路、グリコーゲン合成・分 び酵素について説明できる。 解、ペントースリン酸回路 中性脂肪、複合脂質、誘導脂質などについて説明できる。 8 脂質の構造と機能 脂質の代謝:脂肪酸の 脂肪酸合成・分解、コレステロール代謝について、関係する臓器、細胞小器 9 合成・分解、コレステロール 官、関係物質、酵素について説明できる。エイコサノイドの機能を説明できる。 代謝、エイコサノイド リポタンパク質の種類と特徴を説明できる。脂質代謝異常について説明で 脂質の代謝:リポタンパ きる。 10 ク質と脂質代謝異常 タンパク質代謝:消化 タンパク質の消化酵素、吸収の特徴を説明できる。タンパク質の異化につ 11 と吸収、α -ケト酸への いて説明できる。 成績評価方法 レポート・小テスト30%、期末テスト70% 異化 タンパク質代謝:尿素 尿素回路に関係する臓器、物質、酵素について説明できる。糖原性アミノ 酸とケト原性アミノ酸について説明できる。 糖新生 アミノ酸の代謝について説明できる。 タンパク質代謝:アミノ 13 酸の代謝と代謝異常 アミノ酸の代謝異常症について知る。 12 回路、アミノ酸からの タンパク質代謝: ポル ポルフィリンの代謝について説明できる。タンパク質分解の機構について 14 フィリン代謝、プロテア 知る。 ソーム 核酸の種類、基本的構造と、機能について説明できる。 15 核酸の構造と機能 微生物学実験 授業科目名(英)Experiment in Microbiology ■授業計画 担当教員名 佐々木裕子 教員室 講師室 [ローマ字] Sasaki Hiroko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 実験 対象学生 2年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 回 授業内容 到達目標 1 ガイダンス ・微生物学実験を受講するにあたっての心構えを理解する ・実験全体のスケジュールについて理解する ・レポートの書き方について学ぶ 2 培地調製と植菌 ・細菌、酵母、カビの種類による生育条件の違いについて理解する ・微生物の植菌方法について学ぶ 授業後 微生物の観察 ・細菌、酵母、カビの生育状態を観察し、各微生物について顕微鏡観察を 行い、その形態や大きさの違いなどを学ぶ ・担子菌を用いて、組織培養の方法を学ぶ 微生物・発酵・バイオアッセイ・抗生物質・酵素 3 担子菌の組織培養 授業概要 微生物の基本的な取り扱い方、各種の培養方法について理解する。また細菌、酵母、カビ の各微生物の形態や大きさ、適した培養条件などの違いについて実験を行う。さらに発酵食 品、医薬品の製造や発酵工業における微生物の利用について理解する。 4 菌の分離と観察 ・乳酸菌の種類と生育条件について理解する ・市販ヨーグルトからの乳酸菌の分離方法を学ぶ ・ヨーグルトを顕微鏡観察し、微生物の形態や菌数を確認する 教育目標 微生物の基本的な実験方法について身に付けさせ、微生物の形態や大きさなど、その種 類による違いについて学ばせる。また各種発酵の原理や、微生物代謝のメカニズムについて 理解させ、これら微生物がヒトの生活に密接に関わっていることを理解させる。 5 乳酸発酵(1) ・ヨーグルトより分離した乳酸菌を用い、乳酸発酵を行う 到達目標 微生物は食品工業、発酵工業、医薬品工業など様々な分野で利用されている。本実験で は微生物をヒトの身体・生活環境に共生する生物という視点でとらえ、微生物の基本的な取 り扱い方から分離、培養、発酵といった応用的な実験を実施することで微生物の性質を理解 する。 6 乳酸発酵(2) ・乳酸発酵(1)で製造したヨーグルトについて、pHや凝固状態を観察し、 乳酸発酵の原理を学ぶ ホームワーク ・毎回、予習復習を欠かさないこと。 ・予習のあり方:シラバスで次回の実験内容を確認し、事前に基礎的な知 識を身につけておくこと。 ・復習のあり方:各実験で得られた結果について考察し、実験内容に関す る理解を深めておくこと。 キーワード 教科書・教材 プリントを配布 ヨーグルトからの乳酸 7 8 担子菌の純粋培養 (1) バイオアッセイによる ビタミンの定量(1) バイオアッセイによる ビタミンの定量(2) 納豆菌の分離 担子菌の純粋培養 9 (2) 参考書 成績評価方法 林英生・松井徳光:「Nブックス 新版 微生物学」,建帛社,2013,(ISBN9784-7679-0386-6) ・レポート(100%) ・欠席や遅刻、早退、レポートの提出遅延は減点とする ・成績評価基準 80点以上:実験全般に対し、積極的に取り組んでおり、各実験の内容について理解してい る。さらに実験結果に対して的確に考察している。 70~79点:実験全般に対し、積極的に取り組んでおり、各実験の内容について理解してい る。 60~69点:実験全般に対し、興味を持って 積極的に取り組んでいる。 納豆菌の液体培養 ・担子菌を用いて、組織培養から純粋培養する方法を学ぶ ・ビオチン定量のためのバイオアッセイの原理と方法について学ぶ ・ビタミンの定量(1)の結果をまとめ、標準曲線の作成方法を学ぶ ・標準曲線より未知試料のビオチン濃度の求め方を学ぶ ・納豆からの納豆菌の分離方法を学ぶ ・担子菌の純粋培養(1)で培養したものについて継代培養を行い、その 方法と必要性について理解する ・分離した納豆菌の液体培養を行い、寒天培地と異なる培養の特徴を学 ぶ 納豆菌の観察と納豆 ・納豆菌を顕微鏡を形態や大きさを学ぶ ・液体培養を行った納豆菌を用いて納豆を製造し、その原理を理解する 担子菌の観察 ・担子菌の純粋培養(2)で培養したものについて、顕微鏡観察によりその 10 の製造 11 納豆の観察および線 形態を学ぶ 溶酵素の検索 ・製造した納豆を観察し、線溶酵素活性を測定する 12 アミノ酸発酵(1) ・グルタミン酸生産菌を培養し、アミノ酸発酵の原理を学ぶ 13 アミノ酸発酵(2) ・アミノ酸発酵(1)で培養したグルタミン酸生産菌を顕微鏡観察し、培養液 のグルタミン酸を定量する 抗生物質による抗菌 ・細菌、酵母、カビの抗菌試験を行うための、ペーパーディスク法の実施 方法とその原理について理解する 抗生物質による抗菌 ・抗生物質による抗菌試験(1)の結果を測定し、抗生物質の各微生物で の抗菌力の違いについて理解する ・ヒトと微生物との関わりについて、実験結果をとおして考察する 14 試験(1) 15 試験(2) まとめ 食品学実験 授業科目名(英)Laboratory work of Food Science ■授業計画 担当教員名 丹羽 利夫 教員室 9307 回 [ローマ字] Niwa Tosio 対象学生 2年 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 実験 1 科目区分 専門教育科目 履修要件 食品学Ⅰ履修済み(単位を取得した者) オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 2 授業内容 到達目標 食品学実験の注 実験の心構え、薬品に対する理解、試薬の汚染防止、不要物廃棄 意事項(講義) 時の注意、事故に対する注意、実験結果の記録など タンパク質・アミノ 酸に関する実験 (1) タンパク質・アミノ 酸に関する実験 (2) タンパク質・アミノ 酸に関する実験 (3) タンパク質・アミノ 酸に関する実験 (4) タンパク質に共通な化学反応を行いタンパク質を理解する (ビウレット反応) α -アミノ酸に共通な化学反応を行い、タンパク質の構成成分であ るアミノ酸を理解する(ニンヒドリン反応) キーワード 食品成分の理化学的性質の解析 3 授業概要 食品素材および食品成分を用いた基礎および応用実験 4 教育目標 食品(成分)の理化学的性質を調べるためにはどのような方法がある かを知る 5 到達目標 食品(成分)の理化学的性質を探求する基礎技術を修得する 6 脂質に関する実験 油脂の定性反応を通して油脂の化学的性質を知る (1) 7 脂質に関する実験 物理的変化(O/W型・W/O型乳化)を観察しエマルジョンを理解す る (2) 8 脂質に関する実験 油脂の鮮度測定を行い新鮮な油脂、古くなった油脂の性質を知る (3) 9 炭水化物に関する 糖質に共通する化学反応を行い糖質一般について理解する 実験(1) 10 炭水化物に関する 代表的な糖質であるデンプンに関する実験(ヨウ素澱粉反応、ウル チ米・モチ米の判定)を行いデンプンに対する理解度を高める 実験(2) 11 炭水化物に関する デンプンの分解と共に増加する還元糖の光学的定量を通して、い 実験(3) わゆる比色法を学ぶ 実験のまとめは必ずその日のうちに行うこと。 次回の実験項目の概 ホームワーク 要に必ず眼を通しておくこと。実験は、家で復習することが不可能な ものである。必ず時間内に問題を解決する態度を身につけるように。 教科書・教材 参考書 「食品学総論実験」、江角彰彦 著、 同文書院 および配付プリント 食品学で使用した教科書(必ず、実験書と共に教科書の該当ページにも眼 を通すこと 実験の性質上、遅刻は認めない(欠席とする)。 各実験項目ごとに実験態 度および実験レポートで評価する(10点満点、合計150点、後日100点満点 成績評価方法 に換算)。レポートの締切りは1週間後の実験日。レポートの提出遅れは1 日ごとに1点を減じる。実験に関連したことを参考書などで調べたことが記 載してある場合は、評価を高くする。 タンパク質を構成するアミノ酸のPPC(ペーパークロマトグラ フィー)を行いアミノ酸の種類を知る ローリー法によるタンパク質の定量を行い、タンパク質の定量法に ついて知る デンプンの酵素による加水分解(消化)について理解する 12 ヘム色素の定性 食肉の色はミオグロビンによるものである.亜硝酸塩による食肉の 色調変化を観察する 13 成分間反応 メイラード反応やpHよる食品天然色素の色調変化を観察し、調理 中に起こる食品成分間の化学反応を理解する 14 15 食品の鮮度に関す (油脂)、コメ、牛乳の鮮度測定を行い、新しい食品古い食品の判 別法について理解する る実験 液状食品の粘性 オストワルド粘度計を用いて液体の粘性について学ぶ 食品衛生学 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 榮 賢司 [ローマ字] Sakae Kenji 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 教員室 授業科目ID 単位数 2年 開講時期 専門教育科目 必修・選択 授業方法 火曜日 10:00~11:00および15:00~16:00 於9406研究室 9406 回 授業内容 2 前期 必修 講義 1 健康と食品衛生 到達目標 食品衛生の概念、食品の安全性の考え方、安全性確保の手段に ついて学ぶ。 2 法規 衛生行政の組織、厚生労働省、地方衛生行政組織の役割、食品 取扱業者の責務について学ぶ。 食品衛生に関連した主な法規、国際規格について学ぶ。 食品衛生法・食中毒・食品添加物・衛生管理 3 食品と微生物 微生物の種類と性状、微生物の増殖、食品との関係について学 ぶ。 授業概要 食費衛生行政の仕組み、食中毒や寄生虫等のリスク要因、食品の変質、食品の保存法を学 ぶ。さらに食品添加物や1日許容摂取量、また農薬やダイオキシン等の汚染物質についても 学び、安全な食品を提供するための衛生管理手法についての知識を深める。 4 その防止 食品の変質・腐敗、油脂の酸敗、変質防止法について学ぶ。 教育目標 食品営業上守るべき法律を学ぶ。また、衛生学的知識の習得、食品に関わる病気 とその予防、食品の安全性を確保する施設及びシステムのあり方について学ばせ る。 5 食中毒1 食中毒の定義と分類、食中毒の発生状況、細菌性食中毒につい て学ぶ。 到達目標 人の健康を支えるのに必須の食品を安全に提供するために、食品に関わる危害 因子と予防するための知識及び衛生管理に関する認識を深める。 6 食中毒2 細菌性食中毒、ウイルス性食中毒、その他食中毒、食中毒原因物 質の解析法について学ぶ。 7 食中毒3 自然毒・科学性食中毒について学ぶ。食中毒原因物質の解析法 について学ぶ。 キーワード ホームワーク ・毎回、予習復習を欠かさないこと。 ・予習のあり方:シラバスで次回の講義内容を確認し、テキスト等で重要な言葉の 知識を身につけておくこと。 ・復習のあり方:各講義で学習した内容について、ノートの内容を確認し、テキスト 等を利用して理解を深めておくこと。わからない箇所があった場合には必ず教員に 質問すること。 食品衛生行政関連 食品の変質と 食品媒介感染症 8 ・寄生虫 教科書・教材 新入門食品衛生学/和泉喬・小田隆弘/貞包治夫/堀井正治/松岡麻男共著/南江堂 主な消化器系感染症、寄生虫症、人獣共通感染症について学ぶ。 カビ毒、有害化学物質、重金属、放射性物質その他食品に混入す 9 食品中の汚染物質 る恐れのある有害物質について学ぶ。 参考書 成績評価方法 暮らしに役立つ食品表示ハンドブック/全国食品安全自治ネットワーク/群馬県(東 京官書普及株式会社取り扱い) ・全講義終了後、筆記試験を実施する。 ・講義中に数回の小テストを行い、講義の参考とする。成績評価には反映させない。 ・成績評価基準 80点以上:食品衛生法規、リスク要因、安全確保の手段について十分理解している。 70~79点:食品衛生法規、リスク要因、安全確保の手段について概ね理解している。 60~69点:食品安全性確保のための基本的な考え方と管理栄養士としての責務に ついて理解している。 ・再試験受験要件:定期試験点数25点以上 10 食品添加物 食品用の器具と 食品添加物のメリットとデメリット、安全性の評価について学ぶ。 11 容器の衛生 食品用の容器・器具の素材と衛生管理について学ぶ。 12 食品衛生管理1 食中毒の防止対策に関する一般的な衛生管理法について学ぶ。 13 食品衛生管理2 HACCPによる食品の衛生管理法について学ぶ。 輸入食品、遺伝子組み換え食品等最近の食品の安全性に関する 14 食品の安全性問題 事例の概要と対策について学ぶ。 15 まとめ 最近の感染症・食中毒事例に関する考察と全体のまとめ 食品加工学実習 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 馬路 泰蔵 教員室 7607 回 [ローマ字] Maji Taizou 対象学生 3年 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 実習 1 ガイダンス この授業の計画と受講に際しての留意点。チオ硫酸ナトリウム溶 液の調製 2 還元糖の測定1 甘酒の調製、チオ硫酸ナトリウム溶液のファクター測定、ソモギー 変法試薬の調製 甘酒中の還元等の測定 科目区分 専門教育科目 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 授業内容 到達目標 キーワード 食品成分、定量分析、定性分析 3 還元糖の測定2 授業概要 食品成分の定量分析と加工時における成分変化について学習する 4 合い挽き肉の成分 水分、灰分、チッ素測定用試料のサンプリング 測定 教育目標 食品成分の定量法と加工時における成分変化について理解する 5 合い挽き肉の成分 水分の測定・脂質測定準備、灰分の測定、チッ素測定用試料の定 容・試薬調製 測定 到達目標 食品成分の定量法の理解と手技の習得および食品加工の意義の理解 6 合い挽き肉の成分 脂質の測定、灰分の溶解、NaOH・硫酸のファクター測定 測定 7 合い挽き肉の成分 ケルダール蒸溜 測定 8 合い挽き肉の成分 ケルダール蒸溜、ザウワークラウトの調製 測定 9 合い挽き肉の成分 オルトフェナントロリン法による鉄の測定 測定 10 牛乳タンパク質の カゼイン・乳清タンパク質の検出・ヨーグルトの調製 定性 ホームワーク 毎回の実験毎にレポートをまとめ、実験日翌日までに提出 教科書・教材 参考書 食品学総論実験(同文書院)(2年食品学実験で使用した教科書) 新食品分析ハンドブック(同文書院)、食品加工学(建帛社) 11 乳酸の測定 成績評価方法 酵素法によるヨーグルト・漬け物中の乳酸の測定 出席10%、受講態度10%、レポート80% 12 ペクチンのゲル化 ペクチンを使ったゲル化実験 13 脂質の検出 14 抗酸化作用の検 索 15 まとめ 煎り取り法・煮取り法、搾取法、生クリームのチャーニング DPPHを用いたラジカル補足作用を指標とする食品成分の抗酸化 作用の検索 実験全体の総括 調理科学 授業科目名(英)Cookery Science ■授業計画 担当教員名 長野 宏子 教員室 講師室 [ローマ字] Nagano Hiroko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 対象学生 2年 回 授業内容 調理の意義・目的お 調理の意義や目的やおいしさとは?等を理解する 科目区分 専門教育科目 専門基礎分野 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 1 よび食べ物のおいし さ 多種の調理操作や調理器具から基本となるものを理解する 調理操作と調理機器(非加熱調理) 2 調理操作と調理機 キーワード 調理、食素材、食文化 教育目標 調理は、食事計画、献立立案、食品材料の選択、主要な調理操作を経て、 配膳し食事が終わり片付けまでが対象となる。食品の特性を知り、調理に 関わる諸現象から理論的な裏付けを考え、調理の応用へとつなげる授業 である。 調理科学の理論の裏付けを分かりやすく講義する。身近なもの、日常的な ものとの関わりの中から興味を持つことができるよう工夫する。 到達目標 調理学の基本的な知識を習得すること。具体的には、日常の食生活で用 いる食材の特徴と調理過程におこる諸現象 授業概要 授業の予習・復習(および調理実践) ホームワーク 教科書・教材 到達目標 何故、加熱調理をするのか?その理由などを理解する 3 器(加熱調理と調理 機器) 植物性食品の調理 米の種類や炊飯方法、糊化・老化、小麦のグルテンを利用した調 理の特徴を理解する 4 科学(米と小麦) 植物性食品の調理 いもの種類と調理法との関わりや、日本古来の豆(大豆)の調理法 5 科学(いも類、豆類) について理解する 植物性食品の調理 科学(種実類、野菜 類) 植物性食品の調理 7 科学(果実類、藻 類) 動物性食品の調理 8 科学(食肉類) 6 「調理学」 久木、喜多野、新田著 化学同人、2012年出版、ISBN:978-4-7598-1450-7 ゴマなどの種実の調理法や、野菜成分と調理との関わりについて 理解する 果物の特長を生かした調理法や、生・乾燥藻類の扱い方などにつ いて理解する 主菜となる獣鳥肉類の組織や成分の特徴や、肉の加熱による変 化など基本となる調理法を理解する 動物性食品の調理 魚介類の旬、成分、鮮度の見分け方、生物調理や加熱調理の基 本を理解する 9 科学(魚介類) 参考書 「NEW調理と理論」同文書院など 動物性食品の調理 卵成分や卵の調理性(泡立ち、乳化、熱凝固)や、牛乳成分や調 理における色・味・香との関わりを理解する 乳製品) 油脂類の調理科学 油脂の特徴や油脂を用いた揚げ物・炒め物・製菓等への利用につ いて理解する 11 10 科学(卵類、牛乳・ 授業への積極的参加を基本とし、小テストおよび定期テストにより評価す る。再試験の要件は、定期試験満点の3割以上とする。 成績評価方法 ゲル化剤・とろみ剤 ゲル化やとろみをつける食材(寒天・ゼラチン)の特徴と、ゼリーや ゼラチンを用いた調理について理解する 12 の調理科学 調味料・香辛料の調 味噌・醤油・塩・砂糖等の基本的調味料の特徴と調理への関わり を理解する。香辛料と食文化との関わりも理解する 13 理科学 嗜好飲料の調理科 茶、紅茶、コーヒーなどの飲み物の特徴と、市販飲料と比較・考察 する。 14 学 調理文化 15 食の歴史・風土、年中行事等について調理文化から特徴を考察す る 調理学 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 藤澤 和恵 教員室 9205 回 [ローマ字] Fujisawa Kazue 対象学生 1年 専門教育科目 2 前期 必修 講義 1 オリエンテーション 食事計画の意義と管理栄養士の役割 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 授業内容 到達目標 2 調理文化論 調理の起源、調理文化の継承と発展および変容 食事計画 日本人の食事摂取基準 調理操作 調理器具 食文化 3 食事の設計 献立作成論、日本人の食事摂取基準、食品成分表の活用 授業概要 食品が調理され摂取されるまでの過程の変化について科学的に理解する。また調 理操作による栄養性、安全性、生理機能性、嗜好性等に及ぼす影響を理解する。 さらに管理栄養士として実践に役立つ基礎的な力を学ぶ。 4 おいしさと調理性 おいしさを感じるしくみと調理技法、大量調理と調理科学理論 教育目標 食文化を背景とした食事計画としての献立、調理と文化、安全性、栄養性 を総合的に学ぶ 5 食品の調理機能 植物性食品(穀類、いも類) 到達目標 調理と嗜好性、食品の調理機能と特性、調理操作と調理器具について学 び、調理システムの観点から基礎知識を習得する。 6 食品の調理機能 食品の調理機能(たんぱく質を多く含む食品、獣鳥肉類) 7 食品の調理機能 植物性食品(まめ類、果実類、野菜類、キノコ類、海藻類) 8 食品の調理機能 動物性食品(卵類、乳類、) 9 抽出食品素材 ゲル化素材(でんぷん、寒天、ゼラチン、カラギーナン、油脂) 10 油脂類の調理性 調理に用いられる油脂の種類、油脂の調理機能、 11 調味料・香辛料 調味料・香辛料の種類と役割 キーワード 木曜日の昼休み できる限り、食材料の買い物や調理体験を増やし、食品の素材の特徴や ホームワーク それぞれの食品の概量(手ばかり)を知り、旬を把握する。 教科書・教材 参考書 大越ひろ・品川弘子『健康と調理のサイエンス』学文社 授業中に提示する 期末定期試験及び中間小試験、提出物、授業中の学習態度等を総合的に 成績評価方法 評価する。 12 調理操作と調理機器 調理操作の理解と調理システムの把握 13 加熱調理操作 加熱調理の基礎とその種類 14 調理機器と熱源 調理過程で使われる調理機器の特徴と大量調理への発展 15 まとめ 講義内容のまとめと要点の把握 調理学実習Ⅰ 授業科目名(英)Food PreparationⅠ ■授業計画 担当教員名 舟橋 由美 教員室 9106 回 [ローマ字] Funahashi Yumi 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 実習 1 ガイダンス 調理学実習の目的、目標、授業の概要をを理解する。 計量、重量換算について学び、栄養価計算の仕方を習得する。 日本料理・西洋料理・中国料理の特徴、食文化について理解を深める。 2 調理の基本 正しい計量の仕方、皮むき、せん切りなど調理の基本を学ぶ。 廃棄率の求め方、適切な廃棄率を知る。 対象学生 1年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 授業内容 月曜日 到達目標 炊飯の原理を理解する。 食事計画 調理の基礎 調理操作と栄養 3 米・淡色野菜の調理 調味割合、調理にあった野菜の切り方を学ぶ。 日本料理、西洋料理、中国料理を中心とした基礎および応用調理。 調理から試食までの一連の流れの中で、食品の旬や選び方、食文化、配膳、食事 のマナーなどについても学ぶ。 4 卵・緑黄色野菜の調理 味の相乗効果を理解し、適正な塩分濃度を体得する。 教育目標 給食経営管理論実習に向けて、栄養士として必要な調理の知識の習得と 調理技術の向上を目指し、衛生的で安全な食事作りができるようにする。 5 魚・寒天の調理 旬の魚、新鮮な魚の選び方、魚の卸し方について学ぶ。 寒天の調理性や寒天ゼリーの特徴を理解する。 到達目標 調理学で学んだ理論を実習を通して体得する。食品の特性を生かした調理法を学 び、バランスのよい食事をおいしく、無駄なく、手順よく整える能力を身につけ、実 践できるようにする。 6 芋・豆の調理 芋と豆の種類と調理性について学ぶ。 豆の吸水と軟化方法を知り、料理に活かす。 7 米・卵の調理 もち米とうるち米の違いと調理性について学ぶ。 希釈卵液の熱凝固における塩類添加の影響と加熱条件を知る。 8 肉・卵の調理 鶏肉の部位別特徴と適する調理法を知る。 卵の起泡性に影響する因子について学ぶ。 9 でんぷん・ゼラチンの調理 でんぷんの種類と調理性を理解し、調理に活かす。 ゼラチンの調理性やゼラチンゼリーの特徴を理解する。 10 魚介・緑黄色野菜の調理 魚介の調理性を理解し、調理に活かす。 野菜の加熱法の違いによる栄養素の変化について知る。 11 肉・カラギーナンの調理 肉類の油脂の特徴について学び、調理のコツを体得する。 カラギーナンの調理性やカラギーナンゼリーの特徴を理解する。 12 乳・乳製品・果物の調理 乳・乳製品の調理性を理解し、料理のおいしさを追求する。 果物に含まれる酵素について学び、調理に活かす。 キーワード 授業概要 ホームワーク 教科書・教材 参考書 ①調理実習の復習として実習ノート記載(調理のポイント整理、研究課題)する ②実習で作った料理の栄養価を計算する ③自宅でも調理習慣をもち、基本的な材料の切り方や調理法は反復練習をし、 技術向上をはかる 宮下朋子編著「新調理学実習 一般調理から大量調理その基礎と展開」 同文書院 「日本食品成分表2015」 女子栄養大学出版部 「調理のためのベーシックデータ 第4版」 女子栄養大学出版部 だしの材料によるだしのとり方の相違、旨味の特徴を知る。 青菜のゆで方やだし巻き卵の調理ポイントを知り、再現可能にする。 授業時に紹介する 調理技術・姿勢(衛生的な調理の実践、調理技術の向上など)…60% 調理理論の習得(筆記試験・課題)…40% 成績評価方法 ※欠席や遅刻は減点の対象とする ※再試験受験要件 筆記試験において25点以上の得点があること 小麦粉と油脂の調理性を理解し、調理に活かす。 13 小麦粉・油脂の調理 ルーの調整方法やグルテン形成に及ぼす添加物の影響を学ぶ。 ハンバーグステーキにおけるひき肉料理の副材料の役割を理解し、適切 14 肉・緑黄色野菜の調理 な加熱方法を知る。 食品中の酵素について理解し、料理の品質低下を未然に防ぐ。 15 調理実技と 理論のまとめ 全14回の基礎的調理技術と調理理論の習得。 基礎栄養学実験 授業科目名(英)Experiment In Basic Nutrition ■授業計画 担当教員名 佐々木 裕子 教員室 講師室 [ローマ字] Sasaki Hiroko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1 前期 必修 実験 対象学生 2年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門科目 キーワード 授業概要 教育目標 栄養素・消化吸収・代謝・生理作用・生体成分 栄養学についての基本的知識を習得するため、各種栄養素の定性・定 量実験や消化実験などにより、栄養素の構造や性質、体内代謝について 学ぶ。 生体成分等の定性・定量実験をとおして各栄養素の役割について確実に 理解を深める。また基礎的な実験技術や生体成分の取り扱い方について も身に付ける。 定性・定量実験の基礎的技術を身に付け、消化吸収のメカニズムや各種 栄養素の代謝、エネルギー代謝について理解する。 ホームワーク ・毎回の予習と復習を心がけること ・予習:シラバスで次回の実験内容を確認し、事前にテキストを読んでおく ・復習:実験で得られた結果について考察し、さらに理解を深める 参考書 授業内容 2 糖の定性実験 ・単糖類や二糖類の定性実験により、各種糖質の構造や性質につ いて理解する 3 脂質の定性実験 ・中性脂肪やリン脂質、コレステロールの定性実験、ケン化により、 各脂質成分の構造や性質について理解する 4 血中脂質成分の 定量 ・血清中のリン脂質の定量実験を行い、検量線の作成の仕方や試 料中のリン脂質の求め方について学ぶ。 5 肝グリコーゲンの 分離 ・生体組織の取り扱い方について学ぶ ・肝臓より貯蔵型の糖質であるグリコーゲンの分離法について学 ぶ 6 肝グリコーゲンの 定量 ・肝グリコーゲンの定量実験により、グリコーゲンの生体における 役割について理解する 7 タンパク質、アミノ ・各種タンパク質、アミノ酸の定性実験を行い、その構造や性質に ついて理解する 酸の定性実験 8 タンパク質の定量 ・各種タンパク質の定量実験を行い、その構造や性質を理解する 実験 9 ビタミンの定性実 験 ・各種ビタミンの定性実験を行い、その構造や性質を理解する 10 ビタミンの定性実 験 ・尿を試料としてビタミンCの定量実験を行い、生体のビタミンCの 摂取状態を考察する 11 ミネラルの定性実 ・尿を試料として、各種ミネラルの定性実験を行い、生体におけるミ ネラルの重要性について学ぶ 験 12 ミネラルの定量実 ・尿中塩素の定量実験を行い、一日の食塩(相当)排泄量を求める ・血清鉄の定量実験を行い、血液中の鉄の役割について理解する 験 田代操:「生化学実験」,化学同人,2012,(ISBN978-4-7598-0969-5) 中屋豊・宮本賢一:「基礎栄養学」,医歯薬出版,2014(ISBN978-4-26370476-9) ・レポート(70%)とテスト(30%)で評価する ・欠席や遅刻、早退、レポートの提出遅延は減点とする 成績評価方法 80点以上:実験の原理について十分理解し、結果に対し正しく考察している。 70~79点:実験内容について理解できており、結果に対し考察できている。 60~69点:実験内容について理解できている。 到達目標 ガイダンス ・実験の心構えと実験内容、レポートの書き方について理解する 1 試薬調製法と濃度 ・実験に必要な試薬の調製法や濃度計算の方法について学ぶ 計算 授業後 到達目標 教科書・教材 回 ・パンクレアチンによるデンプン、脂肪、タンパク質の消化実験を行 13 in vitro 消化実験 い、消化酵素の役割について学ぶ 14 エネルギー代謝 ・メタボリックアナライザーを用いて安静時のエネルギー代謝量を 求め、エネルギー代謝に関する基本的知識を理解する 15 まとめ ・これまでの実験結果についてのまとめを実施する 応用栄養学Ⅰ 授業科目名(英)Applied NutritionⅠ ■授業計画 担当教員名 松谷康子 教員室 7611 回 [ローマ字] MATSUTANI YASUKO 対象学生 2年生 管理栄養士専門科目 2単位 前期 必修 講義 1 栄養ケア・マネジメント 栄養ケア・マネジメントの定義やプロセスについて理解する。 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 授業内容 到達目標 2 栄養スクリーニング 栄養リスクの判定について理解する。 栄養マネジメント、栄養アセスメント、食事摂取基準 3 栄養アセスメント アセスメントの意義および目的について理解する。 授業概要 対象者の栄養状態を把握し、適切な栄養評価を行うための栄養スクリーニング・栄養アセス メントの必要性、およびそれらの過程や方法を学び、栄養ケア・マネジメントについて総合的 に理解する。日本人の食事摂取基準(2015年版)の基本的な考え方、科学的根拠について学 ぶ。 4 栄養アセスメント 栄養アセスメントの指標、その内容について理解し、個人の栄養状 態の評価方法を学ぶ。 教育目標 栄養状態を的確に把握し、その評価・判定をもとに栄養ケア・マネジメントが計画で きるようにする。食事摂取基準の基本的な考えを理解し、活用法の手法を学ぶ。 栄養アセスメントの結果に基づき、問題解決のための栄養ケア計 5 栄養ケア計画の作成 画を立てる方法を理解し、計画の実施方法を学ぶ。、 到達目標 栄養状態や身体状況に応じた栄養ケア・マネジメントの基本的な考え方を理解す る。食事摂取基準策定の考え方や科学的根拠について理解する。 6 価 キーワード 研究室に掲示 栄養ケア計画野の評 栄養ケア・マネジメントの評価について理解する。 7 食事摂取基準の概要 食事摂取基準の策定方針と意義について理解する。 ホームワーク 授業の予習・復習を行い疑問点は理解しておく。 食事摂取基準策定 8 の基本的事項(1) 教科書・教材 参考書 新食品・栄養科学シリーズ ガイドライン準拠 Г 応用栄養学 」 灘本知憲・宮谷秀一編 化 学同人 厚生労働省「日本人の摂取基準(2015年版)」佐々木 敏他監修 第一出版 食事摂取基準策定 9 の基本的事項(2) 食事摂取基準の各指標を理解するための概念を学ぶ。 エネルギーおよび各栄養素の算定根拠について理解する。 授業時に提示 10 食事摂取基準の活用活用のための理論と方法を理解する。 食事摂取基準活用 成績評価方法 定期試験 (60%)、小テスト(30%)、授業態度・授業への参加度(10%) 11 と食事状況のアセス 食事摂取基準の活用と食事状況のアセスメントの概要を学ぶ。 メント エネルギー・栄養素別 12 食事摂取基準 エネルギー・栄養素別 エネルギー・栄養素の算定根拠について理解する。 13 食事摂取基準 たんぱく質の算定根拠について理解する。 14 食事摂取基準活用 ライフステージ別妊娠・授乳婦、乳児・小児の算定根拠 15 まとめ 学習内容のまとめ 応用栄養学Ⅲ 授業科目名(英)Applied NutritionⅢ ■授業計画 担当教員名 松谷康子 教員室 7611 回 [ローマ字] MATSUTANI YASUKO 対象学生 3年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2単位 前期 必修 講義 1 徴生活習慣 科目区分 履修要件 オフィスアワー 管理栄養士専門科目 応用栄養学Ⅱの単位取得済みであること 研究室に掲示 授業内容 成人期の身体的特 特定健康診査・特定 到達目標 成人期の身体的特徴および生活スタイルについて理解する。 2 保健指導制度 特定健康診査・特定保健指導制度の仕組みについて理解する。 生活習慣病 特定健康診査・特定保健指導制度 高齢期 3 生活習慣病 生活習慣病、メタボリックシンドロームの発症、予防について理解 する。 授業概要 成人期、高齢期の身体的状況の特性を理解した上で栄養管理のあり方を学ぶ。運動時のエ ネルギー代謝や生理機能の変化を理解し、生活習慣病の予防、健康増進を目的とした運動 方法について学ぶ。さらに、ストレス、特殊環境の栄養ケアとリスク管理について理解を深め る。 4 ケア ―糖尿病ー 教育目標 健康維持・増進および疾病予防のための食事摂取基準に基づいた食事改 善の計画と実施、健康に影響を及ぼすリスクの管理について基本的な考 え方や方法を修得することを目標とする・ 5 ケア ―脂質異常ー 脂質異常症の予防のための食事経過を理解する。 到達目標 成長、発達、加齢のに伴う人体の構造や機能の変化と栄養状態との関係 について理解し、栄養アセスメントとリスク管理について理解を深める。 6 ケア ―高血圧症ー 高血圧予防のための食事計画を理解する。 キーワード 生活習慣病の栄養 生活習慣病の栄養 生活習慣病の栄養 更年期の生理的特 ホームワーク 事前、事後の再確認を行い疑問点は理解しておく。 7 徴・栄養ケア 運動時のエネル 教科書・教材 参考書 新食品・栄養科学シリーズ ガイドライン準拠 Г 応用栄養学 」 灘本知憲・宮谷秀一 編 化学同人 授業時に提示 糖尿病予防を目的とした評価と栄養ケアを理解する。 更年期の生理的特徴に応じた栄養ケアを理解する。 8 ギー代謝 運動時のエネルギー代謝経路を理解し、適切な運動量の算定方 法を理解する。 9 運動と健康増進 運動の種類と運動による身体機能の向上について理解する。 高齢期の生理機能 加齢に伴う高齢者の生理的特性や身体的変化について理解す る。 10 の変化 成績評価方法 定期試験 60%、小テスト30%、授業態度・授業への参加度10% 高齢期の食事摂取 11 基準 高齢者の食事摂取基準の概要を理解する。 高齢期のQOL向上を高める生活・食生活改善法について理解す 12 高齢期の栄養管理 る。 13 ストレスと栄養 特殊環境と栄養 ストレス環境下における身体の応答、栄養ケアについて理解する。 14 (気温・気圧) 特殊環境(気温・気圧)における身体の変化と栄養ケアを理解す る。 15 まとめ 学習内容のまとめ 応用栄養学実習Ⅱ 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 橋本 和子 [ローマ字] hashimoto kazuko 対象学生 教員室 授業科目ID 単位数 3年 開講時期 専門教育科目 必修・選択 応用栄養学実習Ⅰの単位取得済みであること。 授業方法 7611 1単位 前期 必修 実習 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 回 授業内容 ガイダンス 1 食事調査の実際 ① 到達目標 3日間の食事記録法を用いた食生活の現状把握と栄養素摂取状 況からみた評価 2 食事調査の実際 ② 食事頻度法(DHQ、FFQg)を用いた食生活の現状把握と栄養素摂 取状況からみた評価 ライフステージ、栄養アセスメント、食事調査、食事摂取基準 3 食事調査の実際 ③ 24時間思い出し法を用いた食生活の現状把握と栄養素摂取状況 からみた評価 授業概要 食事調査法による栄養摂取量の把握及びライフステージ別の具体的事例に基づき、その栄 養状態、身体状況、生活環境などを評価、判断し、栄養ケアプランの作成方法などを修得す る。 4 生活関連調査によ NSIチェックリストを用いた栄養状態のリスクのチェック る評価 教育目標 対象者の特性から個人を理解し、その栄養改善の方法を立案、実践でき る能力を養う。 5 栄養ケアプランと 食事摂取基準① 具体的事例の栄養改善のための指標と栄養ケアプランニング(エ ネルギー量の設定と食事摂取基準) 到達目標 ライフステージ別、生活環境・作業環境の特性を理解し、栄養状態や身体 状況を評価し、それに応じた栄養補給計画、献立作成ができるようにする。 6 栄養ケアプランと 食事摂取基準② 具体的事例の栄養改善のための指標と栄養ケアプランニング(た んぱく質の設定と食事摂取基準) キーワード ホームワーク 応用栄養学実習Ⅰで学んだことを復習しておく。 教科書・教材 竹中優「応用栄養学 栄養マネジメント演習・実習医」歯薬出版 ISBN978-4-263-70635-0 C3047 菱田明監修「日本人の食事摂取基準2015]第一出版 ISBN978-4-8041-1312-8 C1077 参考書 テーマ別課題に対するレポート提出(50%)、筆記試験、実習態度、出席状 成績評価方法 況(50%) ライフステージ別 7 の栄養アセスメント ① ライフステージ別 8 の栄養アセスメント ② ライフステージ別 9 の栄養アセスメント ③ ライフステージ別 10 の栄養アセスメント ④ ライフステージ別 11 の栄養アセスメント ⑤ ライフステージ別 12 の栄養アセスメント ⑥ 妊娠期、授乳期、身体障害児(者) 新生児、乳児期、幼児期 学童期、思春期 成人期、高齢期 生活活動と栄養、スポーツと栄養、運動負荷量と栄養 環境と栄養、災害時の栄養 13 特定保健指導 リスク者の抽出と動機付け支援、積極的支援の方法 14 高齢者の低栄養 高齢者の低栄養状態の改善とその方法と内容 15 まとめ 要点の把握とまとめ 栄養教育論Ⅱ 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 佐喜眞 未帆 [ローマ字] SAKIMA MIHO 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 参考書 教員室 9201 回 授業内容 到達目標 2単位 前期 必修 講義 1 オリエンテーション/栄養 教育の概念 本科目の内容(概要)を把握する。また、栄養教育の概念について 理解する。 2 行動科学理論と栄養教 育-個人の行動変容に 関する理論- オペラント学習理論について学び,栄養教育への活用方法を理解 する。 栄養教育マネジメント・食行動変容・栄養教育プログラム・評価 3 行動科学理論と栄養教 育-個人の行動変容に 関する理論- 社会的学習理論(社会的認知理論)について学び,栄養教育への 活用方法を理解する。 人の行動変容を促す理論や技術と、科学的根拠に基づく栄養教育の方法につい て修得し、単なる知識の詰め込みにならないよう、指導案の実例を交え、実践的に 栄養教育をマネジメントできる能力をつける授業を進めていく。 4 行動科学理論と栄養教 育~個人の行動変容に 関する理論~ 保健信念モデル(ヘルスビリーフモデル)について学び,栄養教育 への活用方法を理解する。 5 栄養マネジメント 栄養教育マネジメントの流れ(計画:plan-実施:do-評価:see)を復 習するとともに理解を深める。 6 栄養アセスメント(1) 栄養教育を実施するするために、目的を理解してアセスメント項目 や情報収集の方法について学ぶ。 7 栄養アセスメント(2) 栄養教育計画を立案するために必要なアセスメント事項について 理解を深め,食に関する問題行動の抽出方法を学ぶ。 8 栄養教育プランニング(1) 栄養教育に関するプログラムの基本的な理論および定義について 理解する。 9 栄養教育プランニング(2) 食に関する問題行動の要因分析方法と栄養教育計画の立案方法 を理解する。 10 栄養教育の目標 栄養教育の目標について理解を深め、それぞれの目標に対応し た方法の選択方法や学習形態の特徴について理解する。 11 栄養教育の方法 栄養教育の目標に対応した種類および方法とともに,その学習形 態について理解する。 12 栄養教育の教材と媒体 栄養教育に利用する教材や媒体の選定方法および個人・集団の 栄養教育の学習形態の特徴を理解する。 13 栄養教育の評価(1) 栄養教育の評価デザインと評価の種類ついて理解する。 14 栄養教育の評価(2) 栄養教育の評価項目や評価手法の信頼性と妥当性ついて理解す る。 15 まとめ 栄養教育のマネジメント全体をまとめる。 授業科目ID 単位数 3年生 開講時期 管理栄養士専門科目 必修・選択 「栄養教育論Ⅰ」の単位取得済みであること 授業方法 火曜日の昼休み 対象者に応じた栄養教育プログラムの作成・実施・評価を総合的にマネジ メントできるような栄養教育(特に、行動科学やカウンセリング)の理論と方 法を習得する。 行動科学やカウンセリングの理論をもとに、対象者が主体的に実践でき、 さらに健康や生活の質(QOL)の向上につなげられる栄養教育プログラム を作成・実施・評価できる能力を修得する。 必要に応じて、授業ノートを回収する。授業でまとめきれなかった部分は自 宅でノートをまとめ、いつでも提出できる状況にしておくこと。 丸山千寿子・安達淑子・武見ゆかり編『栄養教育論』南江堂 (ISBN 978-4-524-26968-6) 適宜プリント配布 定期試験期間中に、筆記試験(100点満点)を実施する。 成績評価方法 定期試験の得点が満点の20%未満の場合、再試験受験不可。 食育指導の理論と方法 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 藤澤和恵 教員室 9205 [ローマ字] FUJISAWA KAZUE 対象学生 2年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 「学校栄養教育の理論と方法」の単位を取得していること 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2単位 前期 選択 講義・演習 栄養教諭関連科目 木曜日の昼休み 回 授業内容 1 オリエンテーション 給食の時間の指導 食育の目標を踏まえた指導内容、指導方法を理解し、指導資料等 を作成する。 給食の時間の指導 3 (2) 授業概要 「学校栄養教育の理論と方法」で修得した栄養教諭の理念や基本理念をふまえ、効果的に 展開するための実践力を習得する。先進的な事例を参考に、課題の設定、計画、実施、評価 のプロセスを学び、更なる展開について深める。 4 (2) 教育目標 児童・生徒の食生活の実態を把握し、給食時間の指導、教科等における指導、特 別活動における指導、家庭・地域社会における指導等を具体に計画する。 5 (3) 到達目標 児童・生徒の食生活の現状を踏まえ、実践課題を設定し、食育指導の全体的な指 導計画を作成できる力をつける。実際の学校で授業ができる知識と力を習得する。 6 導(1) 外部講師による「給食の時間」を活用した模擬授業 給食の時間の指導 「給食の時間」を活用した食育指導の実践・評価(学生による実践 演習・・評価・低学年) 給食の時間の指導 「給食の時間」を活用した食育指導の実践・評価(学生による実践 演習・評価・高学年) 家庭科の時間の指 家庭科の時間の指 7 導(2) ホームワーク 食育指導内容と指導方法について概観する。 2 (1) 食育 給食の時間の活用 家庭科等の他教科との連携 キーワード 到達目標 家庭科と連携した食に関する指導の展開方法(指導案の作成) 外部講師による「家庭科」と連携した模擬授業 家庭科の時間の指 家庭科と連携した食に関する指導の実践・評価(学生による実践 演習・評価) 8 導(3) 教科書・教材 プリント 生活科・総合的な学 「生活科」「総合的な学習の時間」と連携した食に関する指導の展 9 習の時間の指導(1) 開方法(指導案の作成) 参考書 授業中に提示する 生活科・総合的な学 外部講師による「生活科」・「総合的な学習の時間」と連携した模擬 10 習の時間の指導(2) 授業 成績評価方法 期末定期試験・レポート・演習での発表および授業への参加の姿勢・出席等。 道徳・特別活動の時 外部講師による「生活科」・「総合的な学習の時間」と連携した模擬 授業 11 間の指導 体育科・保健体育科 「体育科・保健体育科」と連携した食に関する指導(外部講師によ る指導) 12 と連携した指導 学校・家庭・地域と 13 連携した指導 アレルギー等の個 「学校・家庭・地域」と連携した食に関する指導(外部講師による指 導) 14 別指導 外部講師によるアレルギー等の個別指導の実際 15 まとめ 相互批判と指導評価 栄養教育論実習Ⅰ 授業科目名(英)Practices of Nutriton Education Ⅰ ■授業計画 担当教員名 佐喜眞 未帆 教員室 9201 回 [ローマ字] SAKIMA MIHO 対象学生 3年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1単位 前期 必修 実習 1 オリエンテーション 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 「栄養教育論」の単位取得済みであること 研究室に提示 授業内容 栄養教育のためのア 2 セスメント1 到達目標 栄養教育実習の目的、進行の仕方、テーマ設定と選択等について理解 する。 ライフステージに沿った栄養教育の目標、方法を明らかにして、実施のた めの基礎資料の収集を行う(グループ別) 栄養教育のための キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 栄養マネジメント、栄養教育カリキュラム、栄養教育媒体 栄養教育論実習は栄養学の社会的実践の一形態である。「栄養教育論」 で学習した理論や方法について統合化を図る。実習のなかでは具体的に 設定した対象者の条件に対応した教育目標をたて、立案、実施、評価する ことを修得する。 対象者に応じた栄養教育目標、計画、実施、評価の過程を実践できる力 量をロールプレイング等を実施して実践力を修得する。 学校給食、事業所、福祉施設、病院等での栄養教育の場で対象者に応 じた栄養教育目標、計画、実施、評価の過程を実践できる力量を修得す る。 3 アセスメント2 栄養教育のための 4 アセスメント3 収集した資料を活用するために整理する(グループ別)。 課題やテーマにあった情報を再度検討し整理する(グループ別)。 目標を明確にする。 栄養教育の計画1 目的・目標にあった栄養教育計画書の作成をする(グループ別)。 栄養教育の計画2 グループごとに目標にあった栄養計画書を決定し、クラスに発表する。 栄養教育の計画3 決定した栄養計画書を整理・作成し、分担の担当者等を決定する。 栄養教育の計画4 決定した栄養計画書を整理・作成し、分担の担当者等を決定する。 栄養教育の計画5 分担した担当ごとに教材などを作成する。 栄養教育の計画6 グループでのリハーサルを行い、発表時における問題点等を検討する。 11 栄養教育の実施1 クラス全体でロールプレイングにより発表を実施し、発表に対しての討議 と評価を行う。 12 栄養教育の実施2 発表した実施計画について修正して、新たな実施計画書作成のために情 報収集と整理をする。 5 6 7 ホームワーク 実習後のレポート作成 8 教科書・教材 なし 9 参考書 授業中に堤示する 10 実習終了後の筆記試験、各実習毎のレポート提出。 成績評価方法 定期試験の得点が満点の20%未満の場合、再試験受験不可。 新たに実施計画書の作成をする。 13 栄養教育の実施 クラス全体で評価を行い、臨地実習の場で活かすことのできる実践力を 14 栄養教育実習の評価 修得する。 15 まとめ 全体のまとめ 臨床栄養学Ⅰ(臨床栄養) 授業科目名(英)Clinical Dietics Ⅰ ■授業計画 担当教員名 福井 富穂 教員室 9206 回 [ローマ字] Fukui Tomiho 対象学生 健康栄養部 管理栄養学科 2年 専門教育科目 2単位 前期 必修 講義 1 現状と栄養管理 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 水曜12:10~12:50 授業内容 ガイダンス・医療の チーム医療における 到達目標 医療分野における管理栄養士のあり方と食事療法の重要性を理 解する。 チーム医療が重要視される背景の理解と管理栄養士の役割を理 2 管理栄養士の役割 解する。 と自覚 食事療養制度と栄 健康保険法における食事療養制度と管理栄養士・栄養士に対す る評価が理解できる。 養食事指導 キーワード 栄養アセスメント・チーム医療・POS・テーラーメード医療・病診連携・未病 3 授業概要 病態時の栄養評価、必要栄養量の算出・栄養食事指導などに必要な情報 の把握および栄養アセスメントに基づく栄養補給量の決定など、臨床にお ける基礎知識・技術を学習する。 疾病に対する認識 人々の生活習慣病等慢性疾患に対する捉え方を学び、栄養教育 4 と社会生活上の問 のあり方を考える。 題点 教育目標 栄養状態の評価、栄養補給法・量、栄養教育、食品と医薬品の相互作用 に関する知識・技術を修得する。 5 情報社会と管理栄 栄養指導媒体としての情報管理について学ぶ。 養士・栄養士 到達目標 臨床栄養管理に必要な栄養アセスメントを行うための基礎知識を身につ け、傷病者の栄養状態や疾病コントロール状況を把握する能力を身につけ る。 6 食事調査法の特 疾病コントロール状況の把握に必要な食事調査法の特長を理解 長と栄養食事指導 する。 ホームワーク 予習と復習 POSによるカルテ 診療記録(カルテ)の記載内容と病状・病態の把握に必要なPOS 7 記載と栄養食事指 の理念を理解する。 導 8 教科書・教材 参考書 イラスト症例からみた臨床栄養学 東京教学社 10 筆記試験。ただし、定期試験において得点が30点未満の場合には再試験 患者に対する栄養食事指導内容のカルテ記載に必要なSOAP形 式を理解する。 SOAPによる問題 SOAP形式による具体的な問題点の把握と患者に対する栄養ケア 9 点の分析と実践教 プランニングを理解する。 育 臨床栄養管理ポケツト辞典 建帛社 成績評価方法 の受験を認めない(再履修とする)。 SOAP形式による 記述内容 身体計測に基づく 身体計測値を用いた患者の栄養アセスメントの方法について学 栄養アセスメント ぶ。 栄養補給法・量と 栄養補給の方法と個人に必要なエネルギー量、たんぱく質量の算 11 栄養アセスメントの 出方法について学ぶ。 指標 薬剤の吸収、作用、代謝などに食物摂取の時間や内容の影響、ま 12 食品と医薬品との た一方薬剤が食物摂取や栄養素に及ぼすなど、食物と薬剤の相 相互作用 互作用を理解する。 個別栄養管理の テーラーメイド医療における栄養管理の必要性を理解し、管理栄 13 必要性と栄養士業 養士・栄養士業務との接点を考える。 務 地域連携と生活習 拡大している生活習慣病の予防に必要な病診連携と管理栄養士 14 慣病の予防対策 の役割について理解する。 15 在宅医療と管理栄 在院期間の短縮に伴う早期退院に伴う家庭看護・介護・栄養補給 の実態を理解する。 養士の役割 臨床栄養学Ⅲ(チーム医療・介護) 授業科目名(英)Clinical Dietics Ⅲ ■授業計画 担当教員名 福井 富穂 [ローマ字] Fukui Tomiho 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 教員室 授業科目ID 単位数 健康栄養部 管理栄養学科 3年 開講時期 専門教育科目 必修・選択 臨床栄養学ⅠおよびⅡの履修を終えていること。 授業方法 水曜12:10~12:50 9206 回 授業内容 2単位 前期 必修 講義 1 ントの定義と構成 栄養ケア・マネジメ 到達目標 栄養ケア・マネジメントの定義と栄養マネジメントサイクルを理解す る。 クリニカルパスと栄 医療現場における診療計画書(クリニカルパス)による治療と医療 2 養管理 職種の役割を理解する。 キーワード 臨床栄養・栄養アセスメント・テーラーメード医療・チーム医療 3 栄養アセスメントの 対象者の栄養状態、とくにたんぱく質栄養状態を把握する能力を 身につける。 方法 授業概要 適切な栄養ケアプランの作成には、患者の特性を考慮した栄養治療計画 が必要であり、その計画に従って実践した結果を評価できる能力を養う。 4 栄養ケアプランニ ングの実際 対象者の栄養アセスメントに基づく栄養補給量を算出する技術を 身につける。 教育目標 発症の予防と治療、経過観察に必要な臨床データや栄養評価パラメー ターの解釈、栄養管理計画の立案、モニタリングと評価などについて学ぶ 栄養スクリーニン 5 グと栄養アセスメ ント 栄養スクリーニングによるリスク管理とその栄養アセスメントの技 術を学ぶ。 到達目標 身体計測、各種検査結果から現在の栄養状態や疾病コントロール状況を 個別に評価できる能力を身につける。 6 臨床診査-SGAに SGA(主観的包括的アセスメント)による栄養アセスメントとその評 価方法を理解する。 よる栄養評価- 7 喫食量の把握方 法とその精度 8 身体各部の計測と 正しい身体計測の方法を知るとともにその測定技術を身につけ、 適切な栄養アセスメントが行える。 指標 9 疾病の特長と検査 疾病コントロール状況を適切にアセスメントできる能力を身につけ る。 値による評価 ホームワーク 復習と予習 教科書・教材 参考書 栄養ケア・マネジメント論-経済学からみた栄養管理- 化学同人 今日の病態栄養療法 改訂第2版 南江堂 イラスト症例からみた臨床栄養学 東京教学社 筆記試験。ただし、定期試験において得点が30点未満の場合には再試験 成績評価方法 の受験を認めない(再履修とする)。 食生活の実態を把握する方法とそれぞれの調査法による誤差範 囲を理解するとともに食事調査の技術を身につける> 体格指数による基 疾病コントロール状況を適切にアセスメントし、栄養ケアプランニン 10 礎代謝量の算出と グできる能力を身につける。 その利用 栄養状態の把握と 疾病の重症度を示すパラメーターを用いて個々の患者の栄養状態 11 評価のパラメー を把握できる能力を身につける。 ター 12 糖尿病の食事療 法 エネルギーバランス食(糖尿病食品交換表に基づく食事療法)と低 炭水化物療法について理解する。 エネルギーバランス、低たんぱく質、食塩制限などの食事療法の 13 腎疾患の食事療法 意義を理解するとともに適切な栄養ケアプランニングの技術を学 高齢者に対する栄 14 養ケア・マネジメン ト 特定保健指導の 15 積極的支援の方 法 ぶ。 低リスク・中リスク・高リスク者の栄養ケア・マネジメントサイクルに 基づいた栄養管理の技術を学ぶ。 メタボリックシンドロームの概念に基づくコウリスク(積極的支援)者 に対する栄養ケア・マネジメントサイクルに基づいた栄養管理の技 術を学ぶ。 臨床栄養学実習Ⅰ 授業科目名(英)Practice in Clinical Nutrition Ⅰ ■授業計画 担当教員名 東森佳子 教員室 講師室 回 [ローマ字] Higashimori Keiko 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 1単位 前期 必修 実習 1 オリエンテーション 対象学生 管理 3年 科目区分 専門分野 履修要件 臨床栄養学Ⅰの単位を取得していること オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 授業内容 医療機関における 2 栄養管理システム 約束食事箋(院内食 キーワード 栄養管理基準 栄養管理計画 生活習慣 栄養アセスメント 3 事箋)と食事オー ダーシステム 到達目標 医療機関(病院)の機能と組織について理解し、多職種協働の必 要性を理解するとともに、入院患者年齢構成表に基づく加重平均 栄養所要量表および院内食事箋(治療食食事規約)を理解する。 治療食栄養管理基準の成り立ちとシステム化について理解する。 入院時栄養管理計画書と食事指示並びに摂食管理の必要性につ いて理解する。 授業概要 栄養アセスメントに必要な体格指標の測定、生化学検査に基づく数値の変化、安静時代謝 量など疾病時における臨床検査値の見方、読み方などを理解する。さらに臨床検査値から みた疾病別栄養評価を学ぶ。 4 疾病別栄養基準① メタボリック症候群など生活習慣病のガイドラインを理解する。 教育目標 傷病者に対する食事の提供は、疾病治療のための食事であるとともに患者の生活 習慣や食習慣を尊重し、QOLを低下させない配慮することを学ぶ。 5 疾病別栄養基準② 管理を理解する。 到達目標 病状の改善、疾病の治療・回復など効果的な治療食について、献立立案することによって、 医療の場で活動するために必要な知識・技術を学び医療人としての自覚をもち、実践的な知 識と技術を修得する。 6 疾病別栄養基準③ 疾病別栄養基準を作成する。 成分別(エネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物、食塩など)栄養 7 ホームワーク 予習と復習 SGA(主観的包括的評 価)およびMNA(簡易栄 養状態評価表)による栄 養評価 8 24時間思い出し法 教科書・教材 参考書 イラスト症例からみた臨床栄養学・(東京教学社)、栄養ケア・マネジメント論(化学 同人) 臨床栄養管理ポケット辞典(建帛社) 給食経営管理実習ワークブック(み らい) 成績評価方法 出席数 授業態度 筆記試験 レポート 食歴および食生活状況の把握を行い、栄養評価との関連につい て理解する。 どのように聞き出すのか、コミュニケーションテクニックの用い方と 食事摂取量の把握について理解する。 体組成測定器により個人を測定し、その体格指数からみた栄養評 9 身体計測器の使い方 価の方法を理解する。 10 身体計測演習 上腕周囲径(AC)、皮下脂肪厚(TSF)などからみた栄養状態を評価 する方法を学ぶ。 多職種連携による療養関連情報の相互交換とチーム医療を理解 11 栄養管理実施計画 する。 身長、体重の計測を行って基礎代謝量を算出するとともに個別の 12 身体計測値の活用 栄養必要量を算出する方法を学ぶ。 栄養管理実施計画 13 の作成 NCM(栄養ケアマネ 14 ジメント) 栄養評価に必要な情報を収集し、栄養管理計画書を作成する。 栄養アセスメントとケアプランについて理解する。 NSTにおける管理栄 チーム医療の一員としての管理栄養士の役割と責任について理 解する。 15 養士の役割 公衆栄養学Ⅰ 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 藤澤和恵 教員室 講師室 [ローマ字] FUJISAWA KAZUE 対象学生 3年生 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 必修 講義 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 2年次までの必修単位を取得していること 木曜日の昼休み 回 授業内容 到達目標 1 オリエンテーション 公衆栄養学を学ぶ意義と目的 2 わが国の健康・栄 わが国の食生活の現状と公衆栄養活動 養の歴史と現状 キーワード 健康日本21 3 わが国の健康・栄 わが国の栄養の変遷及び現状と課題(Ⅰ) 養の課題(Ⅰ) 授業概要 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を中心に、地域や職域に おける保健・医療・福祉・介護のシステムと関わって、栄養関連プログラムの作 成・実施・評価について理解する。 4 わが国の健康・栄 わが国の栄養の変遷及び現状と課題(Ⅱ) 養の課題(Ⅱ) 教育目標 職域や地域での公衆栄養活動において、健康づくり運動とりわけ食生活改善 活動のリーダーとなる管理栄養士にふさわしい力を身につけることをめざしま す。 5 健康日本21(Ⅰ) [健康日本21]と公衆栄養活動について理解する。保健活動 や地域栄養活動を実践する。 到達目標 実践の場で活用できる力をつける 6 健康日本21(Ⅱ) [健康日本21]と公衆栄養活動について理解する。保健活動 や地域栄養活動を実践する。 ホームワーク 授業中に提示する 教科書・教材 参考書 酒井徹・郡俊之・山本茂編「公衆栄養学」第4版,講談社,ISBN978-4-06155376-7c3347 日本人の食事摂 7 取基準と公衆栄養 公衆栄養活動の指針(日本人の食事摂取基準活用) 活動(1) 日本人の食事摂 8 取基準と公衆栄養 公衆栄養活動の指針(日本人の食事摂取基準活用) 活動(2) 9 栄養士法と関係法 公衆栄養行政と関係法規(1) 規(Ⅰ) 10 栄養士法と関係法 公衆栄養行政と関係法規(2) 規(Ⅱ) 11 ヘルスプロモー ションとは 適宜紹介する 期末定期試験及び中間小試験、提出物、授業中の学習態度等を総合的に 成績評価方法 評価する。 公衆栄養施策と栄養教育-ヘルス・プロモーションの取り組み- プリシード・プロ 12 シードモデルと公 プリシード・プロシードモデルによる公衆栄養教育への活用(1) 衆栄養 プリシード・プロ 13 シードモデルの活 プリシード・プロシードモデルによる公衆栄養教育への活用(2) 用 世界の健康・栄養 14 世界の健康・栄養政策と管理栄養士の役割 政策 15 まとめ 要点とまとめ 給食管理論 授業科目名(英)Institutional Food Management ■授業計画 担当教員名 服部 尚子 教員室 [ローマ字] Hattori Naoko 対象学生 健康栄養学部 管理栄養学科 2年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 調理学、調理学実習Ⅰ・Ⅱの単位が取得済みであること。 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 専門教育科目 回 2 前期 必修 講義 授業内容 到達目標 1 特定給食施設の 概要 特定給食施設の定義、種類、特徴および管理栄養士の役割 2 特定給食施設の 関係法規 関係法規と行政指導および管理栄養士の配置規定 特定給食施設の 業務とその運営 給食施設における業務とその運営 水曜12:10~12:50 キーワード 特定給食施設 給食管理 成分栄養管理 3 授業概要 特定給食施設における給食運営に必要な管理業務について学習 する。特に、事業所、福祉施設、学校、病院などの各種特定施設にお ける利用者の特徴を理解し、適切な給食管理について学習する。 4 栄養管理計画 対象者の把握、給与栄養量の設定 教育目標 特定給食施設の特徴を理解し、各給食施設における栄養管理業務 について説明できるとともに、多職種との関係についても理解する。 5 食事計画と献立 食事給与(献立)計画、立案 到達目標 特定給食施設の特徴や各給食施設における栄養管理業務につい て、多職種との関係について説明できる。 6 事業所における献 事業所給食の目的、目標、運営方法、栄養管理の目的および献 立の作成と評価 立計画 7 福祉施設における 福祉施設給食の目的、目標、運営方法、栄養・食事管理および献 立の作成と評価 献立計画 8 学校における献立 学校給食の目的、目標、運営方法、学校給食摂取基準および献 立の作成と評価 計画 9 病院における献立 病院給食の目的、目標、運営方法、食事療養制度および献立の 作成と評価 計画 ホームワーク テキストの予習と復習および献立作成と調理過程を考える。 教科書・教材 給食経営管理論 朝倉書店 参考書 成績評価方法 筆記試験、出席数、授業態度、レポートにより評価する。 10 食材料の管理 食材料の発注、検収、保管、下処理など大量調理における効率 的な管理 11 衛生管理 個人、設備機器、設備などの概要と安心・安全な衛生管理のポイ ント 12 作業管理 大量調理における作業分担、使用機器と作業、標準化のポイント 13 人事管理 多職種の職務と効率的な業務分担 14 施設・設備管理 耐用年数と物品管理 15 情報管理 多種類の情報を適切に管理するシステムの構築 給食経営論 授業科目名(英)Institutional Food Service Management ■授業計画 担当教員名 服部 尚子 教員室 [ローマ字] Hattori Naoko 対象学生 健康栄養学部 管理栄養学科 2年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 調理学、調理学実習Ⅰ・Ⅱの単位が取得済みであること。 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 専門教育科目 回 2 前期 必修 講義 授業内容 1 給食経営の基本 到達目標 給食経営の現状 2 給食経営システム 経営の資源、管理機能、管理者の役割 水曜12:10~12:50 原価、オペレーション、人事管理、財務管理 特定給食施設におけるフードサービスのあり方を経営管理面から学 び、顧客の好意、満足度を充足できる栄養・食事管理を適切に行うた めのシステムについて理解する。 経営管理面からみた特定給食施設におけるフードサービスのあり方 を理解するとともに、顧客の好意、満足度を焦点にしたマーケティン グ戦略が設定できる技術を習得する。 特定給食施設におけるフードサービスの実際が理解でき、問題点の 把握ができることを目標とする。 特定給食施設におけるフードサービスに関する情報の収集、分析、報告な 3 外部委託 4 アウトソーシングの概念とコントラクトフードサービスの現状 給食のマーケティ 特定給食市場の現状とマーケティング ング 5 顧客管理 顧客(クライアント)管理の意義と情報の収集 6 献立のコスト管理 メニューの開発、商品化、管理とコスト管理 7 労務管理 組織、リーダーシップ、職員教育、人事考査 8 財務管理 財務諸表、損益計算書、キャッシュフロー ホームワーク どマーケティング・リサーチに興味を持つ。 教科書・教材 給食経営管理論 朝倉書店 9 栄養・食事計画と 生産管理 生産性と作業の標準化 参考書 成績評価方法 筆記試験、出席数、授業態度、レポートにより評価する。 10 品質管理 食事の品質管理と評価・改善 11 危機管理 HACCP、災害時対策、食中毒事故対応 12 特定給食施設にお 事業所給食および福祉施設の給食経営の実際 ける給食経営 13 学校給食における 給食経営の実際(保育所給食を含む) 給食経営 14 病院給食における 給食経営の実際 給食経営 15 フードサービスの 今後 超高齢社会におけるフードサービスのあり方 栄養総合演習Ⅰ 授業科目名(英) ■授業計画 藤澤和恵 他 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 3年生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 専門教育科目 2年次までの必修単位を取得していること 教員室 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 回 2 前期 必修 講義 授業内容 到達目標 1 臨地実習とは 臨地実習の概要を把握する 2 学校給食(1) 子どもが抱える健康・栄養・食生活上の諸問題に対し、健康・ 栄養教育に必要な栄養管理ができる。 キーワード 給食の運営 HACCP 管理栄養士の使命と役割 3 学校給食(2) 学校給食の献立作成、給食の時間で必要な学習指導案を作 成する。 授業概要 「給食経営管理論」の実践の場(学校・事業所等)に必要な知識と技能を修得す ることを目的として、業務の概要を理解するとともに、給食計画や給食の実務 の実際についての理解を深める。 4 事業所(1) 喫食者の状況に対応したサービスの意義・役割を理解する。 教育目標 栄養アセスメント・評価に基づいた適正な栄養管理を行うために、給食経営管 理論、臨床栄養学、公衆栄養学、栄養教育論、応用栄養学で学んだ知識や技 能を統合し実践できる総合的能力を習得する。 5 事業所(2) 喫食者の栄養管理の目標設定、状況に応した献立作成、調 理・盛り付けの基本、従業員・施設の衛生管理を習得する。 到達目標 臨地実習の円滑化を図るための基本的事項について理解・習得する。 6 福祉施設(1) 7 福祉施設(2) ホームワーク 教科書・教材 対象者の心身の特徴に基づいて、栄養状態の評価、栄養管 理の目標設定、献立作成、調理・盛り付け、食事の介助の基 本を習得する。 対象者の心身の特徴に基づいて、栄養状態の評価、栄養管 理の目標設定、献立作成、調理・盛り付け、食事の介助の基 本を習得する。 8 各実習先 個人情報の保護(守秘義務)について。対象者接遇に際して の配慮事項と注意点。 9 実習ノート 業務日誌、報告書作成、まとめの発表等についての基本的 事項について。 10 出勤簿他 適切な身だしなみ、言葉遣いや礼儀について。 11 医療機関(1) 給食の運営としての医療施設 12 医療機関(2) 対象者の基本的権利、インフォームドコンセントについて 13 医療機関(3) 入院患者および外来患者の栄養指導データベースの作成 14 医療機関(4) 入院患者および外来患者の栄養指導データベースの作成 15 まとめ 要点を整理しまつめる。 プリント 参考書 出席状況、提出物、臨地実習前の課題発表、臨地実習後の報告会等を総 成績評価方法 合的に評価する。 卒業研究Ⅰ・Ⅱ 授業科目名(英) 担当教員名 学科専任教員 [ローマ字] 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 四年生 専門教育科目 専門演習の単位取得済であること 教員室 オフィスアワー 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 4 通年 選択必修 演習 卒業論文 卒業論文発表会 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 参考書 前期:卒業研究発表。 後期:卒業論文作成し、主査及び副査の審査を実施し、卒業論文発表会 成績評価方法 後、総合的に評価する。 教職論 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 馬場 康雄 [ローマ字] Yasuo Baba 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 教員室 授業科目ID 単位数 1年 開講時期 教職科目 必修・選択 授業方法 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。 講師室 2 前期 選択 講義 2 教職の意義 授業概要 教育と教職の意義、教師の役割等について考察する。さらに、教師に求め られている資質・能力について考える。そして、近年進められている教育改 革の動向や教育課題について教師の対応、役割について考える。 4 教育目標 教師の身分、職務や役割を理解し、教育実践の基となる使命感や心構え、教 師として必要な資質や能力についての理解を深め、具体的な教育問題の解決 に向けた方策を考え、教職への意識や教育実践への適応性を高める。 5 ホームワーク 教科書・教材 教職の制度の基礎的な知識を習得する。、教職の意義、職務内容、役割 等についての理解を深める。そして、今日の教育現場での様々な課題を理 解し、どのように対応するべきかを考え、教職への実践的な意識を高め る。 ・毎講義後に復習し、授業内容を十分理解しておくこと。 ・授業内容についての小テストを随時行います。また、レポートを提出して もらいます。テーマは授業時に示します。いずれも、授業内容をしっかり理 解しておくことが大切です。 また、本講義の理解の一助とするため、下記 の参考図書を各自で読み進めてください。 3 6 7 8 プリント配布 9 参考書 佐藤晴雄著「教職概論」第3次改訂版-教師を目指す人のために-学陽書房 10 定期試験(50%)、レポート・小テスト・受講態度(50%)の総合評価 A :教職の意義、役割、資質、能力等について理解し、教育課題等に対して実践 成績評価方法 的な問題意識を有している。 B :教職の意義、役割、資質等や教育課題を理解し問題意識を有している。 C :教職の意義、役割、資質等や教育課題等を理解している。 授業内容 11 12 13 14 15 到達目標 ・授業の進め方、講義の内容を把握する。 ・学校教育の概要について理解する。 ・教職とは何かについて考える。 ・教職の楽しさと難しさを知る。 ・関連法規などを通して教職の基本的なことを理解する。 教職の意義 ・教職の意義について考える。 ・教師聖職論、教師労働者論、教師専門職論について理解する。 教職観の変遷と ・専門職観の変化と良い教師の条件について考える。 理想の教師像 ・理想の教師像について考える。 ・戦前及び戦後の教員養成制度ついて理解する。 教師養成の歴史 ・現状の教員養成制度について理解する。 ・教員養成制度の動向について知る。 ・教師の身分と任用について理解する。 教師の任用と服務 ・教師の服務について理解する。 ・教師の身分保障と分限・懲戒について理解する。 ・教師の法的役割と役割意識を理解する。 教師の役割と仕事 ・教師の仕事の特質と内容を知る。 ・教師の仕事の実際について知る。 ・栄養教諭の職務について理解する。 栄養教諭の職務と ・栄養教諭と学校栄養職員との違いについて理解する。 役割 ・栄養教諭の配置で期待される効果について考える。 ・教師の勤務実態について知る。 教師の職場環境 ・教師の悩みと不満について知る。 ・学校の人間関係や教師のライフサイクルについて知る。 ・校長の役割と権限について知る。 管理職・主任の ・副校長・教頭の役割とリーダーシップについて知る。 役割 ・主幹教諭・主任等の種類と機能について知る。 ・教師に必要な資質・能力について理解する。 教師の資質向上と ・教師の力量形成と研修制度を知る。 研修 ・現職教育の実状を知り力量向上に果たしている役割を理解す る。 ・急速に進む教育改革の動向について知る。 教育改革と教師の ・開かれた学校づくりと教師の役割について考える。 役割 ・学校間および地域、保護者の連携と教師の役割について考え る。 ・これからの教師に求められる適性と資質について考える。 魅力ある教師をめ ・魅力があり信頼される教師となるための心構えについて考える。 ざして ・自分が考える理想の教師像についてまとめてみる。 教育課題への実 ・学校が抱える課題について知る。 践的対応と教師 ・学校の安全と危機管理を考える。 ・子どもの学習意欲の向上と学力問題について考える。 (1) 教育課題への実 ・いじめ、不登校など生徒指導上の課題と教師の役割を考える。 践的対応と教師 ・障害児教育の現状と課題について知る。 ・キャリア教育、情報教育、環境教育等の現状と課題について知 (2) 教育実習の意義と ・教育実習の意義と内容について知る。 ・教育実習体験と意識の変化について知る。 進路選択 ・進路選択について考える。 1 ガイダンス キーワード 到達目標 教師の役割 問題解決能力 回 学校と教育の歴史 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 有働 真太郎 教員室 授業科目ID 単位数 1年 開講時期 教職科目 必修・選択 教育や教職に対する関心と思考を維持すること。 授業方法 7618 回 授業内容 2 前期 選択 講義 1 ガイダンス Shintaro Udo 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 ・ポリスにおける教育について学習する。 ・ソフィストとソクラテス等の違いを通じて「教育」「教師」を考える。 ・古代ローマにおける教育について理解する。 ・封建社会における教育について理解する。 中近世ヨーロッパの ・ルネサンス・宗教改革を教育史的に理解する。 3 教育 古代ギリシャ・ロー 教育思想 教育理念 教育の歴史 教育の組織化 教育の制度化 授業概要 教育職員免許法施行規則に規定された「教育の理念並びに教育に関する 歴史及び思想」について、制度史的な側面から学習する。 4 教育の近代化① 教育目標 社会的機能としての教育について、その技術ではなく、歴史や思想、そして 制度的な側面から理解する。 5 教育の近代化② ホームワーク 教科書・教材 参考書 ①学校と教育の歴史について基礎的な知識を習得すること。 ②教育問題の社会的構成について理解を深めること。 ③①②を踏まえて受講者自身の問題意識をもつこと。 ・小テスト前後の復習 ・教育の時事問題を新聞等からピックアップして問題提起 ・内容を理解する一助として、下記の参考図書を各自で読んでみて下さ い。 第1回目での受講者数等の諸条件により、以下の参考書のなかから決定する。 広岡義之編著『教育の制度と歴史』ミネルヴァ書房、2007年 広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』講談社現代新書、1999年 江藤恭二他『子どもの教育の歴史』名古屋大学出版会、2008年 ・基本的には定期考査の得点率による。 ・上記の到達目標に照らして出題し採点する。 成績評価方法 ・小テストを3-4回実施し、この平均得点率を定期試験と同等の比重として取り扱う。 ・100点満点として欠席回数の二乗×1/2を減じる。 ・本講義の教職課程における意味と講義の仕組みについて理解す ・関連資料の検索方法を提示する。 2 マの教育 キーワード 到達目標 到達目標 ヨーロッパにおける ・コメニウスの方法論と、その教育史上の意義を理解する。 ・絶対主義体制における教育のあり方について理解する。 ヨーロッパにおける ・産業社会化を子ども観の誕生に即して理解する。 ・市民革命を教育史的に理解する。 ・ロック、ルソー、ペスタロッチ、フレーベル、モンテッソーリ等の近 代教育思想について学習する。 ・近代公教育システムの成立について理解する。 ・デューイやエレン・ケイ等、新教育運動の理論や実践を学習す ・新教育運動の日本への影響を理解する。 7 新教育運動 ・「児童中心主義」について考える。 ・藩校、寺子屋の役割について学習する。 ・幕藩体制下の諸学派の教育・私塾について学習する。 8 近世日本の教育 ・上記を近代日本の与件として理解する。 近代日本の教育の ・学制の内容と意義について学習する。 9 組織化①(明治前 ・教育令、改正教育令等への紆余曲折の展開を理解する。 期) 近代日本の教育の ・学校令の内容と意義について学習する。 10 組織化②(明治後 ・教育勅語の内容と意義について考察する。 期) ・大正自由教育運動について理解する。 近代日本の教育の 11 組織化③(大正期) ・日本の高等教育の拡充について理解する。 近代の教育思想と 6 組織化 ・諸外国と日本の学校制度の類型を学習する。 ・歴史的に作られてきた学校制度がもたらす現代的問題について 考える。 ・軍国主義体制における教育の役割、戦時下の学校制度について 戦後日本の教育改 理解する。 13 革① ・戦後第1の教育改革について学習する ・教育法規を学ぶうえで必要最低限の法的知識について整理す 戦後日本の教育改 ・戦後日本の教育制度における基本的な概念や理念、基本的な法 14 革② 制度について学習する。 ・教育の量的・質的拡大の歴史を踏まえ、戦後第2の改革・地教行 戦後日本の教育改 法体制について理解する。 15 革③ ・戦後第3の改革における分権・選択・評価のトレンドを学習する。 学校制度の成り立ち 12 と現代的問題 教育心理学 授業科目名(英)Educational Psychology ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] Sasaki Masashi 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 1 対象学生 1年 科目区分 履修要件 オフィスアワー 教職科目 授業内容 到達目標 教育心理学とは 心理学とはどのような学問であるかを理解する 教育心理学とはどのような学問であるかを理解する 発達の理論 発達という現象の意味について理解する 発達の理論について理解する 2 水12:10~12:50於研究室 心理学 教育 学校 3 授業概要 教育活動に携わる上で,人の心のしくみや働きやその発達についてよく理解してお くことは重要である。ここでは,記憶や学習のメカニズム,発達のプロセスなど,教 育に関わる心理学の基本的知見について広く学んでいく。 4 児童期の発達的特徴について理解する 青年期の発達的特徴について理解する 発達と教育の関連について学ぶ 基本的な人間の学習メカニズムについて学ぶ 条件づけの学習過程について理解する 教育目標 教育心理学について全般的に理解させる。教育場面に対する心理学的な知見の 適用について,特にその理論的な理解を十分に深める。また,教育の意義や教師 の持つ役割についても考察を深める。 5 さまざまな学習の過程について理解する 問題解決場面における学習のメカニズムについて学ぶ 到達目標 教師には,教育においてその営みが十分に行われるようにさまざまな役割が求め られる。そのためには,教育場面において適切に活用できるように教育心理学に ついての知識を取得し,理解する。 6 キーワード 学習のメカニズム 記憶の過程 記憶のメカニズムについて学ぶ 記憶のモデルについて理解する 知的能力と測定 7 人間の知的能力の様相について理解する 人間の知的機能について学ぶ 8 人間の能力を測定することの意味について学ぶ 人間の知的能力の測定方法について学ぶ 毎講義終了後に十分な復習を行い,授業内容の理解を進めること。 ホームワーク 教科書・教材 動機づけ 楽しく学べる最新教育心理学/図書文化社 9 参考書 講義中に紹介 動機づけのメカニズムについて学ぶ 人間の全般的な動機づけについて理解する 学習場面におけるさまざまな動機づけ理論について理解する 10 成績評価方法 全講義終了後に筆記試験を実施する 成績評価基準 A:教育心理学の理論や知見について十分に理解しており、教育場面におい て積極的に活用していく能力と態度を持っている。 B:教育心理学の理論や知見について十分に理解しており、教育場面におい て活用することができる。 C:教育心理学の理論や知見について十分に理解している。 児童・生徒の持つ学習動機づけの様態について理解する 学習意欲を促進するために教師のかかわりについて学ぶ 11 ストレスと適応 ストレスのモデルについて学ぶ ストレスに対する対処法略について理解する 教室の人間関係 13 学級集団の特徴について学ぶ 学級集団の機能について理解する 14 教室における教師-生徒関係について学ぶ 生徒に及ぼす教師の影響について理解する 12 まとめ 15 授業全体のまとめを行い,教育心理学について概観する 教育社会学 授業科目名(英)Sociology of Education ■授業計画 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 有働 真太郎 教員室 授業科目ID 単位数 3年 開講時期 教職科目 必修・選択 教育や教職に対する関心と思考を維持すること。 授業方法 7618 回 2 前期 選択 講義 1 か Shintaro Udo 科目区分 履修要件 オフィスアワー 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。短い質問は、授業内で受付ます。 授業内容 教育社会学とは何 ・科学的教育学の発展について学習する。 ・デュルケムの『自殺論』について考察する。 ・いじめ問題、逸脱に関する研究動向について学ぶ。 教育社会学の研究 ・子ども、子ども文化についての研究動向について学ぶ。 3 動向 ・学歴研究の研究動向について学ぶ。 人間形成 教育理念 教育の組織化 教育の制度化 授業概要 教育を制度的・社会的事項との関連から検討して、社会学的に教育現象を分析する。教育社会学の基 礎となる見方や考え方を身につける。社会化、社会階層、学歴社会、ジェンダー、隠れたカリキュラム等 を中心に、現代的かつ身近な諸テーマを取上げながら、それらについて、これまでに蓄積された社会学 的知見を基に検討する。 4 いじめ問題 教育目標 逸脱、ジェンダー、学歴など、教育社会学に関する基礎的知識・概念を得させる。諸概念を理 解するとともに、これらに関する近年の研究動向についても把握させる。本講義を通して、教 師にとっての教育社会学を学ぶ意義について考えさせ、教育社会学的思考を獲得させる。 5 逸脱 到達目標 社会化、社会階層、学歴社会、ジェンダーなど、現在の教育を読み解くキーワードについて 理解する。また、これらのキーワードに関連する研究、新聞記事等の内容を理解する。そし て、これらの用語、概念を用いて、現在直面している教育現象を自身の視点で分析する。 ホームワーク ・問題行動、非行、逸脱の定義について理解する。 ・エスノグラフィーの方法について学ぶ。 6 子どもと社会化 7 ジェンダー 9 学歴と立身出世 参考書 10 近世の学習者 ・教育家族の誕生とその特質について理解する。 ・早期教育のブームとその背景について理解する。 ・日本教育史の中の男女分離と男女共学について学ぶ。 ・立身出世と良妻賢母の考え方について学ぶ。 ・学校文化にみられる「男らしさ」・「女らしさ」について理解する。 ・性分業意識について学ぶ。 ・性分業に関する意識調査についての先行研究を知る。 ・性分業意識が家庭の中でどのように作用しているのか理解す る。 ・メリトクラシーの概念について理解する。 ・日本社会にみられるメリトクラシーについて学ぶ。 ・学歴インフレについて理解する。 ・近世僧侶の学習による社会移動について学ぶ。 ・庶民の学習や学習意欲についてその様子を学ぶ。 ・近世の人々にとって学習がどのような意味をなしたのかを理解する。 ・基本的には定期考査の得点率による。 成績評価方法 ・ラベリング理論について理解し、同理論に関する研究動向を捉える。 ・社会化の概念について理解するとともに、先人の社会学研究について学ぶ。 第1回目での受講者数等の諸条件により決定する。 ・小テストの得点や出席状況・授業態度を考慮することがある。 ・いじめの定義について理解する。 ・いじめに関する統計資料から、実態を把握する。 ・いじめの構造に関する研究から、どのような対策が考えられるかを見出す。 8 性分業 教科書・教材 ・教育社会学とはどのような学問領域なのかについて学ぶ。 ・教育社会学がなぜ必要なのかを理解する。 2 教育社会学の歴史 ・デュルケムの社会学について理解する。 キーワード ・毎回、復習を欠かさないこと。 ・教育関連の新聞記事を毎週各自で拾い、スクラップする。 ・復習のあり方:各講義で学習した内容について、ノート・配付資料等を利 用して理解を深めておくこと。 到達目標 近代日本の教育拡 11 大 (明治期) 近代日本の教育拡 12 大 (大正期) ・明治期の教育拡大について統計的に把握する。 ・これまでの教育拡大理論を理解する。 ・明治期における教育拡大の諸要因について学ぶ。 ・大正期の教育拡大について統計的に把握する。 ・大正期にみられる教育家族について学習する。 ・大正期における教育拡大の諸要因について学ぶ。 ・戦前期における中等教育の進路決定について先行研究から学ぶ。 13 進路決定の要因 ・現在の進路決定要因について学ぶ。 ・大学生の進路決定について考察する。 ・職業配分の概念を理解する。 ・葛藤理論について理解する。 14 社会階層 ・学歴と就職・昇進・結婚との関連性について学ぶ。 現代教育問題の解 ・教師にとっての教育社会学の意義について考察を行う。 ・現代教育に関する課題を選び、教育社会学的な視点で考察を行う。 15 読 まとめ ・全講義についてまとめ、総合的に理解する 教育課程論 授業科目名(英) ■授業計画 担当教員名 馬場 康雄 [ローマ字] Yasuo Baba 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 ホームワーク 教科書・教材 教員室 授業科目ID 単位数 1年 開講時期 教職科目 必修・選択 授業方法 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。 講師室 2 前期 選択 講義 教育課程 カリキュラム 教育課程編成 学習指導要領 教育課程の意義、編成原理等について、理論的・制度史的な側面から学 習する。そして、教育課程の編成の基準である学習指導要領の変遷とそ の内容について、社会的側面から学習する。 学校の教育活動の全体的な計画である教育課程について、歴史や思想、 そして、制度的な側面から理解を深めることで、より効果的な教育課程の 編成について考察する。 ・教育課程の意義、編成原理、編成方法等について理解する。 ・教育課程の基準である学習指導要領の変遷、内容について理解する。 ・教育課程上の諸課題について理解し、受講者自身の問題意識をもつ。 ・毎講義後、復習し授業内容を十分理解しておくこと。授業内容についての小 テストを随時行います。また、レポートを提出してもらいます。テーマは授業時 に示します。いずれも授業内容をしっかりと把握しておくことが大切です。 本講義の「教育課程論」の内容理解の一助とするため、下記の参考図書 各自で読み進めてください。 プリント配布 柴田義松 編著『教育課程論』第二版 学文社 2012年 文部科学省『小学校学習指導要領解説 総則編』東洋館出版社 文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』(株)ぎょうせい 定期試験(50%)、レポート・小テスト・授業態度(50%)による総合評価 A :教育課程に関する知識について体系的に理解し、現代の教育に関する問題 意識を明確に持っている。 成績評価方法 識を明確に持っている。 B :教育課程に関する知識について体系的に理解している。 C :教育課程に関する基礎的知識について理解している。 参考書 回 授業内容 1 教育課程の意義 教育課程の歴史的展 2 開 我が国の教育課程改 3 革の歴史 4 教育課程行政 5 教育課程編成の原理 教育課程編成の社会 6 的基礎 学習方法・形態と教育 7 課程の編成 教育課程編成の実際 8 と課題 到達目標 ・本講義の教職課程における意味と講義の仕組みについて理解する。 ・教育課程とは何か、教育課程の意義について理解する。 ・ 教育課程の基本問題について知る。 ・教育課程の基本問題について知る。 ・近代までの教育課程論について知る。 ・現代の教育課程論について知る。 ・生活経験カリキュラムや学問中心のカリキュラム等について知る。 ・戦前の教育課程について知る。 ・戦後「新教育」のカリキュラム改革について知る。 ・学習指導要領の変遷の概要について理解する。 ・教育課程行政の概略について知る。 ・教育課程の基準の策定について理解する。 ・教育課程の編成の主体について理解する。 ・教育課程編成の意義について理解する。 ・教育の目的、教育の目標とその関係法令等について理解する。 ・学習指導要領は教育課程の基準であることを理解する。 ・教育課程の内容と社会的要請について考える。 ・国際化、情報化、環境問題、人権教育など現代的な課題と教育課 程の編成について考える。 ・学習方法や学習形態を検討する視点について考える。 ・教育課程の編成と授業デザインについて考える。 ・様々な学習形態の実際と特徴について理解する。 ・現学習指導要領の基本的な方針を理解する。 ・現学習指導要領の主な改善事項、特徴を理解する。 ・「生きる力」育成の意義と課題について考える。 ・小学校学習指導要領の変遷について理解する。 小学校の教育課程の ・小学校の学習指導要領の概要・特徴について理解する。 9 構成 ・教授と訓育及び教科指導と生徒指導について考える。 ・中学校・高校の学習指導要領の変遷について理解する。 中学校・高等学校教育 ・中学校・高校の学習指導要領の概要・特徴について理解する。 10 課程の構成 ・「総合的な学習の時間」の意義と課題について考える。 ・学力問題について考える。 11 教育課程と学力問題 ・学力観の変遷について理解する。 ・学力の構造と確かな学力の育成について考える。 ・経営の対象としての教育課程について理解する。 教育課程の経営と評 ・教育課程評価の理論と方法について理解する。 12 価 ・工学的アプローチと羅生門的アプローチを理解する。 ・障害児教育の変遷について理解する。 障害児教育の推進と ・特別支援教育について理解する。 13 課題 ・インクルーシブ教育について考える。 ・指導計画の作成と学習指導案の作成について理解する。 ・「健康」「栄養」に関する教育内容を収集し、教材化を試みる。 14 カリキュラム開発 ・「食に関する指導の手引き」を活用する。 ・教育課程の構造、編成原理、学習指導要領等の理解を深める。 15 教育課程論のまとめ ・教育の諸課題について考える。 ・授業のまとめ 教育の方法と技術 授業科目名(英)Method of Education ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] Sasaki Masashi 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 1 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー キーワード 授業概要 教育目標 到達目標 2年 教職科目 教職課程履修者 水12:10~12:50於研究室 授業内容 オリエンテーション 教育指導法、教育評価 ・本講義では,学習指導法の原理を理解させた上で,講義・演習を通して 情報機器および教材の活用能力の育成を目的とする。 ・学校および教師の役割について学び,教育において必要となる教育方 法・学習指導法・教材および情報技術の活用方法・教育評価の方法などを 取得させる。また,現代の学校教育を巡る諸問題についても理解をさせ る。 ・現代の学校教育の中で教育を行ううえでは,社会情勢の変化に応じて, 教師にも新たな教育技術が求められる。本講義では,そのような現代の教 育において必要な技術を取得することを目指す。 学校教育とは 2 教師とは 3 教育方法 到達目標 ・学校と教師に関する基礎的な知識を取得する。 ・他の教職科目との関連を理解する。 ・学校教育の目的について学ぶ。 ・学校教育の課題について学ぶ。 ・現代の学校を巡る状況について理解する。 ・教師の職務内容について学ぶ。 ・教師を巡る現代的な諸問題について理解を深める。 4 ・教育方法の歴史的変遷について学ぶ。 ・カリキュラムの意義について理解する。 5 ・授業の設計方法について理解する。 ・さまざまな教材の特徴について学ぶ。 ・さまざまな教材の利用法について学ぶ。 学習指導法 6 ・知識・理解力を育成するための授業方法について学ぶ。 7 ・思考・判断力を育成するための授業方法について学ぶ。 8 ・技能を習得させるための授業方法について学ぶ。 9 ・学習への意欲を育成するための授業法について学ぶ。 10 情報技術と教育 ・教育において利用される情報機器について理解する。 ・教育場面におけるメディアの利用について学ぶ。 11 ・教育場面でのインターネットの利用法について学ぶ。 ・インターネットの利用に際して考慮すべき諸問題について学ぶ。 12 ・情報技術を利用する際の倫理的問題について理解する。 ・個人情報保護等の情報技術利用における留意点について理解 する。 ホームワーク 適宜アサインメントを出すが、各回の復習を欠かさないこと。 教科書・教材 参考書 平沢茂「教育の方法と技術」図書文化社 授業時紹介 試験、レポート、アサインメントの成績から総合的に判断する。 A:学習指導法の基本的概念について理解し、情報技術の活用法についても理解 し、教育目標に合わせた授業が設計できる。 成績評価方法 B:学習指導法の基本的概念について理解し、情報技術の活用法についても理解し ている。 C:学習指導法の基本的概念について理解している。 13 測定と評価 ・さまざまな評価の方法を学ぶ。 ・教育目標に応じた評価の方法について学ぶ。 14 15 ・個人差の測定に関する基礎的な知識を学ぶ。 ・教育測定における統計的な基礎を学ぶ。 まとめ ・授業全体のまとめを行い、教育場面における教師の働きについ て理解する。 教育相談の理論と方法 授業科目名(英)Educational Counseling ■授業計画 担当教員名 佐々木 政司 教員室 7621 回 [ローマ字] Sasaki Masashi 授業科目ID 単位数 開講時期 必修・選択 授業方法 2 前期 選択 講義 1 は 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 2年 教職科目 教職課程履修者 水12:10~12:50於研究室 授業内容 学校カウンセリングと 臨床心理学と学校カウ 臨床心理学についてその定義とこころの問題理解の仕方、具体的活動 を学ぶ。 臨床心理学における学校カウンセリングの位置づけについて理解する。 学校カウンセリングの 学校カウンセリング実践におけるアセスメントの役割を理解する。 技法 アセスメントの方法、技法について理解する。 アセスメント 3 授業概要 本講義では、精神的健康に関する臨床心理学的な基礎知識に加え、学校カウンセリングの 基本的考え方と技法、発達障害、摂食障害、うつ、虐待といった、学校場面でみられる種々 のこころの問題について、事例を交えて学習する。 4 技法 教育目標 今、学校場面でどのようなこころの問題が起こっているかを理解させる。また、それらの問題 解決のために、学校カウンセリングがどのような役割を果たしているか、その考え方と援助の 方法を理解させる。 5 技法 学校生活で起こるこころの問題を一つ一つ見ていくことによって、不適応に陥ったり、何らかの問題を生 じたりする児童・生徒がどのような思いを抱えているかを理解する。また、そうした状態に苦しんでいる 児童・生徒を支え、解決へと向けて援助する学校カウンセリングについて理解し、その有用性を認識す ることを目的とする。 6 問題の理解 到達目標 学校カウンセリングの 学校カウンセリング実践における心理面接の役割を理解する。 心理面接の方法、技法について理解する。 面接 学校カウンセリングの 学校カウンセリング実践におけるコンサルテーションの役割を理解する コンサルテーションの方法、技法について理解する コンサルテーション 毎講義終了後に十分な復習を行い,授業内容の理解を進めること。 7 ホームワーク 8 教科書・教材 参考書 成績評価方法 一丸藤太郎・菅野信夫「学校教育相談 (MINERVA教職講座)」ミネルヴァ書房 学校カウンセリングの概念についてその定義を理解する。 わが国における学校カウンセリングの歴史を理解する。 2 ンセリング 教育相談 カウンセリング 学校 キーワード 到達目標 学校におけるこころの 発達障害について自閉症を中心にその特徴を学ぶ 自閉症を中心とした障害を抱える児童・生徒に対する学校の役割と学校 発達障害 カウンセリングの実際を学ぶ 軽度発達障害(アスペルガー障害)について、その特徴を学ぶ アスペルガー障害を抱える児童・生徒に対する学校の役割と学校カウン セリングの実際を学ぶ 軽度発達障害(AD/HD、LD)について、その特徴を学ぶ AD/HD、LDを抱える児童・生徒に対する学校の役割と学校カウンセリング の実際を学ぶ 学校におけるこころの うつ病についてその症状と治療法を理解する。 児童・生徒のうつ病について、その特徴を理解する。 うつ うつ病を抱えた児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。 学校におけるこころの わが国における不登校問題の現状を認識する。 10 問題の理解 不登校についてその特徴と心理的背景を理解する。 不登校 不登校児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。 学校におけるこころの わが国における摂食障害問題の現状を認識する。 11 問題の理解 摂食障害についてその症状と治療法、心理的背景を理解する。 摂食障害 9 問題の理解 小学校学習指導要領解説道徳編/文部科学省 中学校学習指導要領解説道徳編/文部科学省 全講義終了後に筆記試験を実施する 成績評価基準 A:臨床心理学の考え方と、学校カウンセリングの理論について理解でき、さらに その視点に基づいた援助の実際についても理解できている。 B:臨床心理学の考え方と、学校カウンセリングの理論について理解できている。 C:臨床心理学の考え方と、学校カウンセリングの理論について、基本事項が理解 できている。 摂食障害を抱える児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。 学校におけるこころの わが国における児童虐待問題の現状を認識する。 12 問題の理解 虐待被害についてその精神的後遺症の症状と行動特徴とを理解する。 虐待 虐待被害に遭っている児童・生徒に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。 学校におけるこころの 13 問題の理解 家族への援助 学校におけるこころの 14 問題の理解 教師への援助 まとめ 15 わが国における学校カウンセリングでは、児童・生徒のみならず、その保 護者等家族への対応を迫られる事態も起こりうる現状を認識する。 児童・生徒の家族に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。 学校におけるこころの問題の解決にあたっての教師との協同関係を結ぶ ことの重要性を認識する。 教師に対する学校カウンセリングの実際を学ぶ。 授業全体のまとめを行い、学校カウンセリングについて概観する。 教職実践演習(栄養教諭) 授業科目名(英)Practical Seminar for Teaching Profession(Diet and Nutrition Teacher) ■授業計画 担当教員名 [ローマ字] 対象学生 科目区分 履修要件 オフィスアワー 教職科目担当全教員 教員室 授業科目ID 単位数 4年生(教育職員免許状取得見込者) 開講時期 必修・選択 教職課程履修カルテ・教育実習ノートを作成していること 授業方法 授業後にアポイントをとった上で質問に来てください。 回 2 前期 選択 演習 授業内容 到達目標 1 振り返り ・教職実践演習の意義について理解する。 ・学習履歴を基にこれまでの学習内容を振り返り、どのような知 識・能力を養ってきたかについて考える。 2 目指す教師像 ・教育実習の振り返りから理想の教師像について考える(グループ 討論)。 キーワード 使命感 実践力 3 学校組織 ・学校の組織や運営等について理解する(講義)。 ・栄養教諭の職務内容について理解する(講義)。 授業概要 これまでの学習成果をより発展・統合し、栄養教諭としての使命感や実践 的な指導力の構築とその確認を行う。講義、演習、発表、ロールプレイ等を 組み合わせて実際の教育現場を想定した教育課題を取り扱う。 4 栄養教諭の意義 ・教育職や栄養教諭の社会的役割について考える(グループ討 論)。 教育目標 栄養教諭としての使命感や責任感、倫理観を持って、学校において栄養に 係る教育を実践できる能力を身につけることを目標とする。 5 学校での栄養活動 グループ討論)。 到達目標 社会性や人間関係力、教育に対する使命感・責任感・倫理観を持ち、児童 生徒を理解し学級経営ができる基礎的な資質・能力を有しており、授業場 面を含め、栄養教諭としての指導力を発揮できること。 6 学校給食 ホームワーク 各自の課題を持ち、授業に参加するできるよう、テーマについて自分自身 の考えを整理しておくこと。 ・学校における栄養活動の目的や内容について考える(事例研究・ ・学校給食の目的や運営について考える(グループ討論)。 ・教育実習の経験を振り返りも合わせて、現場見学の際の観点な 教科書・教材 参考書 成績評価方法 7 給食指導見学準備 どを考える(発表、グループ討論)。 8 給食指導見学 ・学校現場での見学・調査を実施し、自らの観点に基づき検討する (見学)。 9 給食指導発表 ・自らの問題意識を基に現場見学で検討した結果を発表する(発 表・グループ討論)。 10 指導案の作成 ・これまでの学習を基に、指導案を作成する(発表)。 11 ・作成した指導案を基に模擬授業を行い、授業分析を行う(模擬授 業・ロールプレイ)。 指定しない 文部科学省 『小学校学習指導要領』 発表や授業内試験、授業内レポートなどを総合的に判断し評価する。 A:栄養教諭としての使命感と教育現場の視点を持ち、児童生徒理解や学級経営力、指導力、表現力の 基礎的資質と、自らその能力を高めていく態度を有している。 B:栄養教諭としての使命感と教育現場の視点を持ち、児童生徒理解や学級経営力、指導力、表現力の 基礎的資質を有している。 C:栄養教諭としての使命感を持ち、児童生徒理解や学級経営力、指導力の基礎的資質を有している。 授業研究 12 ・作成した指導案を基に模擬授業を行い、授業分析を行う(模擬授 業・ロールプレイ)。 13 ・模擬授業を基に指導技術について考える(グループ討論)。 14 論文作成 ・理想とする栄養教諭像に対する自らの課題について考え、論文 作成を行う(試験)。 15 まとめ ・作成した論文を基にして望ましい教師となるための自己課題につ いて発表する(発表)。