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新 株 式 発 行 届 出 目 論 見 書

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新 株 式 発 行 届 出 目 論 見 書
平成19年1月
新株 式 発 行 届 出 目 論 見 書
平成
年 1月
19
新 株 式 発 行 届 出 目 論 見 書
株式会社インネクスト
ファイル名:000_2_0767205521808.doc
1.
更新日時:2007/01/08 10:49 印刷日時:07/01/10 22:12
この届出目論見書により行うブックビルディング方式による株式
148,750千円(見込額)の募集については、当社は証券取引法第5条
により有価証券届出書を平成19年1月15日に、関東財務局長に提出
しておりますが、その届出の効力は生じておりません。
したがって、募集の発行価格等については今後訂正が行われます。
なお、その他の記載内容についても訂正されることがあります。
2.
この届出目論見書は、上記の有価証券届出書に記載されている内
容のうち、「第三部
ます。
特別情報」を除いた内容と同一のものであり
新株式発行届出目論見書
株式会社 インネクスト
東京都大田区千鳥三丁目25番5号
本ページ及びこれに続く写真・図表等は、当社の概況等を要約・作成したものであります。
詳細は、本文の該当ページをご覧下さい。
1. 事業の概況
当社は、液晶パネル検査装置の開発・製造・販売および医療機器、計測機器、産業機器の
輸入・販売を行っております。
当社の事業の内容は次のとおりであります。
事業部門別売上高
650,000
(単位:千円)
液晶機器事業
医療機器事業
601,974
計測機器事業
産業機器事業
385,774
192,827
200,000
80,503
126,345
135,224
41,663
60,932
100,000
94,033
11,117
42,398
0
572
22,690
31,604
15,204
第1期
第2期
第3期
(平成16年6月期)
(平成17年6月期)
(平成18年6月期)
第4期
(平成18年9月
第1四半期)
2. 業績等の推移
主要な経営指標等の推移
回 次
第1期
決 算 年 月
第2期
第3期
第4期(第1四半期)
平成16年6月 平成17年6月 平成18年6月 平成18年9月
売上高
(千円)
572
192,827
601,974
126,345
経常利益又は経常損失(△)
(千円)
△43,123
6,303
51,146
△11,538
当期純利益又は当期(第1四半期)純損失(△)
(千円)
△43,170
16,248
52,023
△6,952
持分法を適用した場合の投資利益
(千円)
-
-
-
-
資本金
(千円)
10,000
38,000
44,200
44,200
(株)
1,000
30,840
31,240
31,240
発行済株式総数
純資産額
(千円)
△33,170
91,780
158,909
151,957
総資産額
(千円)
1,917
185,760
318,456
398,741
1株当たり純資産額又は純損失(△) (円) △33,170.04
2,976.02
5,000.15
4,777.60
-
-
-
-
1株当たり当期純利益又は当期(第1四半期)純損失(△)(円) △43,170.04
1株当たり配当額
(円)
潜在株式調整後1株当たり当期(第1四半期)純利益(円)
1,222.69
1,675.06
△222.54
-
-
-
-
自己資本比率
(%)
△1,730.3
49.4
49.1
37.4
自己資本利益率
(%)
-
17.7
42.0
-
株価収益率
(倍)
-
-
-
-
配当性向
(%)
-
-
-
-
△37,702
△85,899
△21,019
47,321
(千円)
△380
44,179
39
△6,400
(千円)
28,500
45,055
26,400
79,700
65,695
10
〔1〕
71,116
12
〔0〕
営業活動によるキャッシュ・フロー
(千円)
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末(第1四半期末)残高 (千円)
従業員数
(名)
〔外、平均臨時雇用者数〕
416
4
〔2〕
191,737
13
〔0〕
(注)1 当社は、連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移に
ついては記載しておりません。
2 第2期および第3期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、優成監査法
人の監査を受けております。
3 当社は、平成15年10月1日設立のため、初年度である平成16年6月期より記載しております。平
成16年6月期は平成15年10月1日から平成16年6月30日までの9ヶ月間となっております。
4 売上高には、消費税等は含まれておりません。
5 第1期から「1株当たり当期純利益に関する会計基準」
(企業会計基準委員会 平成14年9月25日 企業会計基準第2号)および「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基
準委員会 平成14年9月25日 企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
6 第1期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については潜在株式が存在しないため、および1株
当たり当期純損失が計上されているため、記載しておりません。また、第2期、第3期については、
新株予約権の残高がありますが、当社株式が非上場であり、期中平均株価の把握が困難なため記載
しておりません。第4期第1四半期については、新株予約権の残高がありますが、当社株式が非上
場であり、期中平均株価の把握が困難なためおよび1株当たり第1四半期純損失が計上されている
ため、記載しておりません。
7 第1期は債務超過のため、自己資本利益率は記載しておりません。
8 株価収益率については当社株式が非上場であり、期中平均株価の把握が困難なため記載しておりま
せん。
9 当社は、配当を行っていないため、配当性向の記載はしておりません。
10 当社は関連会社を保有しないため、持分法を適用した場合の投資利益については記載しておりませ
ん。
11 第3期から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会 平成17年
12月9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用
指針」(企業会計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用しており
ます。
売上高
(単位:千円)
650,000
601,974
550,000
450,000
350,000
192,827
250,000
126,345
572
0
第1期
(平成16年6月期)
第2期
(平成17年6月期)
第3期
(平成18年6月期)
経常利益又は経常損失( △)
第4期
(平成18年9月
第1四半期)
(単位:千円)
51,146
55,000
45,000
35,000
25,000
15,000
0
- 45,000
△43,123
第1期
(平成16年6月期)
6,303
第2期
(平成17年6月期)
△11,538
第3期
(平成18年6月期)
当期純利益又は当期(第1四半期)純損失(△)
60,000
第4期
(平成18年9月
第1四半期)
(単位:千円)
52,023
45,000
30,000
15,000
16,248
△43,170
△6,952
0
- 45,000
第1期
(平成16年6月期)
第2期
(平成17年6月期)
第3期
(平成18年6月期)
第4期
(平成18年9月
第1四半期)
純資産額/総資産額
総資産額
純資産額
(単位:千円)
400,000
398,741
318,456
350,000
300,000
250,000
185,760
200,000
150,000
100,000
0
-35,000
158,909
151,957
91,780
△33,170
1,917
第1期
(平成16年6月期)
第2期
(平成17年6月期)
第3期
(平成18年6月期)
第4期
(平成18年9月期
第1四半期)
1株当たり純資産額
(単位:円)
5,000
5,000.15
4,000
2,976.02
4,777.60
3,000
2,000
1,000
0
- 35,000
△33,170.04
第1期
(平成16年6月期)
第2期
(平成17年6月期)
第3期
(平成18年6月期)
第4期
(平成18年9月期
第1四半期)
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期(第1四半期)純損失(△)
(単位:円)
1,675.06
2,000
1,222.69
1,500
1,000
500
0
- 45,000
△43,170.04
第1期
(平成16年6月期)
△222.54
第2期
(平成17年6月期)
第3期
(平成18年6月期)
第4期
(平成18年9月期
第1四半期)
3. 事業の内容
①液晶機器事業
当社では、液晶パネル製造メーカー向けの、液晶パネル検査装置の開発・製造・販売を行っ
ています。 デジタル回路技術・信号処理技術・電極プロービング技術といった基礎技術を基
に、ユーザーとの密接な連携の基で、検査用パターン信号発生装置を中心に、セル最終検査装
置、OLB検査装置、ACFプリボンダー、エージング装置などの、仕様の提案から設計・製造・
納入まで短納期、低価格にて行っております。これを実現するため、回路設計・プリント基板
パターン設計・検査工程は社内で行っており、万全の品質管理体制を敷いております。
携帯電話
セル最終検査装置
ノートパソコン
OLB検査装置
<当社製品例>
セル最終検査装置
カーナビゲーション
検査用パターン信号発生器
液晶テレビ
携帯電話用液晶パネルは新製品のサイクルが早く、ユーザー
との密接な連携をもって新製品の試作、量産立ち上げに参画
することが出来ました。
②医療産業機器事業
当社取扱製品
医療器具用フット コントローラ
塗装検査関連機器
塗装皮膜の厚さを計測する機器
機械安全対策デバイス
更新日時:2007/01/08 10:46
ファイル名:000_4_0767205521808.doc
目
印刷日時:07/01/10 22:12
次
頁
【表紙】 …………………………………………………………………………………………………………1
第一部 【証券情報】…………………………………………………………………………………………2
第1 【募集要項】…………………………………………………………………………………………2
1 【新規発行株式】…………………………………………………………………………………2
2 【募集の方法】……………………………………………………………………………………2
3 【募集の条件】……………………………………………………………………………………3
4 【株式の引受け】…………………………………………………………………………………4
5 【新規発行による手取金の使途】………………………………………………………………5
第2 【売出要項】…………………………………………………………………………………………5
第3 【募集に関する特別記載事項】……………………………………………………………………6
第二部 【企業情報】…………………………………………………………………………………………7
第1 【企業の概況】………………………………………………………………………………………7
1 【主要な経営指標等の推移】……………………………………………………………………7
2 【沿革】……………………………………………………………………………………………9
3 【事業の内容】……………………………………………………………………………………10
4 【関係会社の状況】………………………………………………………………………………12
5 【従業員の状況】…………………………………………………………………………………12
第2 【事業の状況】………………………………………………………………………………………13
1 【業績等の概要】…………………………………………………………………………………13
2 【生産、受注及び販売の状況】…………………………………………………………………15
3 【対処すべき課題】………………………………………………………………………………17
4 【事業等のリスク】………………………………………………………………………………19
5 【経営上の重要な契約等】………………………………………………………………………28
6 【研究開発活動】…………………………………………………………………………………28
7 【財政状態及び経営成績の分析】………………………………………………………………29
第3 【設備の状況】………………………………………………………………………………………30
1 【設備投資等の概要】……………………………………………………………………………30
2 【主要な設備の状況】……………………………………………………………………………30
3 【設備の新設、除却等の計画】…………………………………………………………………31
ファイル名:000_4_0767205521808.doc
更新日時:2007/01/08 10:46
印刷日時:07/01/10 22:12
頁
第4 【提出会社の状況】…………………………………………………………………………………32
1 【株式等の状況】…………………………………………………………………………………32
2 【自己株式の取得等の状況】……………………………………………………………………38
3 【配当政策】………………………………………………………………………………………38
4 【株価の推移】……………………………………………………………………………………38
5 【役員の状況】……………………………………………………………………………………39
6 【コーポレート・ガバナンスの状況】…………………………………………………………41
第5 【経理の状況】………………………………………………………………………………………43
【財務諸表等】……………………………………………………………………………………44
第6 【提出会社の株式事務の概要】……………………………………………………………………78
第7 【提出会社の参考情報】……………………………………………………………………………79
1 【提出会社の親会社等の情報】…………………………………………………………………79
2 【その他の参考情報】……………………………………………………………………………79
第四部 【株式公開情報】……………………………………………………………………………………80
第1 【最近2年間の株式の月別売買高】………………………………………………………………80
第2 【最近2年間の月別最高・最低株価】……………………………………………………………80
第3 【株主の状況】………………………………………………………………………………………81
監査報告書
000_header_0767205521808.doc
更新日時:2007/01/08 10:07
印刷日時:07/01/10 22:12
【表紙】
【提出書類】
有価証券届出書
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成19年1月15日
【会社名】
株式会社インネクスト
(旧会社名
【英訳名】
株式会社フォトニクスソリューション)
INNEXT Co.,Ltd
(旧英訳名
PHOTONICS SOLUTION CO.,Ltd)
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長兼 CEO
【本店の所在の場所】
東京都大田区千鳥三丁目25番5号
【電話番号】
03-5741-1845
【事務連絡者氏名】
取締役財務部長
【最寄りの連絡場所】
東京都大田区千鳥三丁目25番5号
【電話番号】
03-5741-1845
【事務連絡者氏名】
取締役財務部長
【届出の対象とした募集有価証券の種類】
株式
【届出の対象とした募集金額】
入札による募集
―円
入札によらない募集
―円
鈴
鈴
那
江
江
須
貞
貞
郁
雄
雄
ブックビルディング方式による募集
(注)
【縦覧に供する場所】
雄
148,750,000円
募集金額は有価証券届出書提出時における見込額(会社
法上の払込金額の総額)であります。
該当事項はありません。
― 1 ―
更新日時:2007/01/09 22:06
ファイル名:010_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
第一部 【証券情報】
第1 【募集要項】
1 【新規発行株式】
種類
発行数(株)
普通株式
5,000(注)2
(注) 1 平成19年1月15日開催の取締役会決議によっております。
2 発行数については、平成19年1月24日開催予定の取締役会において変更される可能性があります。
2 【募集の方法】
平成19年2月1日に決定される予定の引受価額にて、当社と元引受契約を締結する予定の後記「4
株式の引受け」欄記載の証券会社(以下「第1
募集要項」において「引受人」という。)は、買取引
受けを行い、当該引受価額と異なる価額(発行価格)で募集(以下「本募集」という。)を行います。引
受価額は平成19年1月24日開催予定の取締役会において決定される会社法上の払込金額以上の価額と
なります。引受人は払込期日に引受価額の総額を当社に払込み、本募集における発行価格の総額との
差額は引受人の手取金といたします。当社は、引受人にたいして引受手数料を支払いません。
なお、本募集は、証券会員制法人札幌証券取引所(以下「取引所」という。)の定める「上場前の公
募又は売出し等に関する規則」(以下「上場前公募等規則」という。)第3条の3に規定するブックビ
ルディング方式(株式の取得の申込み勧誘時において発行価格又は売出価格に係る仮条件を投資家に提
示し、株式に係る投資家の需要状況を把握したうえで発行価格等を決定する方法をいう。)により決定
する価格で行います。
区分
発行数(株)
発行価額の総額(円)
資本組入額の総額(円)
入札方式のうち入札による募集
―
―
―
入札方式のうち入札によらない募集
―
―
―
5,000
148,750,000
79,625,000
5,000
148,750,000
79,625,000
ブックビルディング方式
計(総発行株式)
(注) 1 全株式を引受人の買取引受けにより募集いたします。
2 上場前の公募増資等を行うに際しての手続き等は、取引所の定める上場前公募等規則により規定されて
おります。
3 発行価額の総額は、会社法上の払込金額の総額であり、有価証券届出書提出時における見込額でありま
す。
4 資本組入額の総額は、会社法上の増加する資本金であり、平成19年1月15日開催の取締役会決議に基づ
き、平成19年2月1日に決定される予定の引受価額を基礎とし、会社計算規則第37条第1項に基づき算
出される資本金等増加限度額(見込額)の2分の1相当額を資本金に計上することを前提として算出した
見込額であります。
5 有価証券届出書提出時における想定発行価格(35,000円)で算出した場合、本募集における発行価格の総
額(見込額)は175,000,000円となります。
6 本募集に関連して、ロックアップに関する合意がなされておりますが、その内容につきましては、「第
3 募集に関する特別記載事項 2 ロックアップについて」をご参照下さい。
― 2 ―
更新日時:2007/01/09 22:06
ファイル名:010_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
3 【募集の条件】
(1) 【入札方式】
① 【入札による募集】
該当事項はありません。
② 【入札によらない募集】
該当事項はありません。
(2) 【ブックビルディング方式】
資本
発行価格 引受価額 払込金額
組入額
(円)
(円)
(円)
(円)
申込株
数単位
(株)
申込期間
申込
証拠金
(円)
払込期日
未定
未定
未定
未定
自 平成19年2月5日(月) 未定
1
平成19年2月13日(火)
(注)1
(注)1
(注)2
(注)3
至 平成19年2月8日(木) (注)4
(注) 1 発行価格はブックビルディング方式によって決定いたします。
発行価格は、平成19年1月24日に仮条件を提示し、当該仮条件による需要状況、上場日までの価格変動
リスク等を総合的に勘案した上で、平成19年2月1日に引受価額と同時に決定する予定であります。
仮条件は、事業内容、経営成績及び財政状態、事業内容等の類似性が高い上場会社との比較、価格算定
能力が高いと推定される機関投資家等の意見その他を総合的に勘案して決定する予定であります。
需要の申込みの受付けに当たり、引受人は、当社株式が市場において適正な評価を受けることを目的に、
機関投資家等を中心に需要の申告を促す予定であります。
2 払込金額は、会社法上の払込金額であり、平成19年1月24日開催予定の取締役会において決定される予
定であります。また、「2 募集の方法」の冒頭に記載のとおり、発行価格と払込金額及び平成19年2
月1日に決定される予定の引受価額とは各々異なります。発行価格と引受価額との差額の総額は、引受
人の手取金となります。
3 資本組入額は、1株当たりの増加する資本金であり、平成19年1月15日開催の取締役会において、平成
19年2月1日に決定される予定の引受価額を基礎として、会社計算規則第37条第1項に基づき算出され
る資本金等増加限度額の2分の1相当額を資本金に計上し、残額を資本準備金とする旨、決議しており
ます。
4 申込証拠金は、発行価格と同一の金額とし、利息をつけません。申込証拠金のうち引受価額相当額は、
払込期日に新株式払込金に振替充当いたします。
5 株券受渡期日は、平成19年2月14日(水)(以下「上場(売買開始)日」という。)の予定であります。株券
は株式会社証券保管振替機構(以下「機構」という。)の「株券等に関する業務規定」第42条に従い、一
括して機構に預託されますので、上場(売買開始)日から売買を行うことができます。なお、株券の交付
を希望する旨を事前に証券会社に通知された方には、上場(売買開始)日以降に証券会社を通じて株券が
交付されます。
6 申込みの方法は、申込期間内に後記申込取扱場所へ申込証拠金を添えて申込みをするものといたします。
7 申込みに先立ち、平成19年1月26日から平成19年1月31日までの間で引受人に対して、当該仮条件を参
考として需要の申告を行うことができます。当該需要の申告は変更又は撤回することが可能であります。
販売に当たりましては、取引所の株券上場審査基準に定める株主数基準の充足、上場後の株式の流通性
の確保等を勘案し、需要の申告を行わなかった投資家にも販売が行われることがあります。
需要の申告を行った投資家への販売については、引受人は、各社の定める販売に関する社内規程等に従
い、発行価格若しくはそれ以上の金額で需要の申告を行った者の中から、原則として需要の申告への積
極的参加の程度、証券投資についての経験、知識、投資方針等を勘案した上で決定する方針であります。
需要の申告を行わなかった投資家への販売については、引受人は、各社の定める販売に関する社内規程
等に従い、原則として証券投資についての経験、知識、投資方針、引受人との取引状況等を勘案して決
定する方針であります。
8 引受価額が会社法上の払込金額を下回る場合は新株式の発行を中止いたします。
― 3 ―
更新日時:2007/01/09 22:06
ファイル名:010_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
① 【申込取扱場所】
後記「4
株式の引受け」欄の引受人の全国の本支店及び営業所で申込みの取扱いをいたしま
す。
② 【払込取扱場所】
店名
株式会社三井住友銀行
所在地
株式会社みずほ銀行
大塚支店
東京都文京区大塚四丁目45番11号
蒲田支店
株式会社三菱東京UFJ銀行
東京都大田区蒲田五丁目17番2号
新橋支店
東京都港区新橋二丁目12番11号
中央三井信託銀行株式会社 本店営業部
東京都港区芝三丁目33番1号
(注) 上記の払込取扱場所での申込みの取扱いは行いません。
4 【株式の引受け】
引受株式数
(株)
引受人の氏名又は名称
住所
ディー・ブレイン証券株式
会社
東京都中央区日本橋茅場町一丁目9番
2号
東洋証券株式会社
東京都中央区八丁堀四丁目7番1号
エース証券株式会社
大阪市中央区本町二丁目6番11号
SBIイー・トレード証券株
式会社
東京都港区六本木一丁目6番1号
岩井証券株式会社
大阪市中央区北浜一丁目8番16号
上光証券株式会社
札幌市中央区北一条西三丁目3番地
松井証券株式会社
東京都千代田区麹町一丁目4番地
ジェット証券株式会社
東京都千代田区神田錦町二丁目9番地
NIS証券株式会社
東京都新宿区西新宿一丁目6番1号
エンゼル証券株式会社
大阪市北区梅田一丁目1番3の1000号
ばんせい証券株式会社
東京都中央区新川一丁目21番2号
計
―
引受けの条件
1
2
3
未定
5,000
買取引受けによります。
引受人は新株式払込金と
して、平成19年2月13日
までに払込取扱場所へ引
受価額と同額を払込むこ
とといたします。
引受手数料は支払われま
せん。ただし、発行価格
と引受価額との差額の総
額は引受人の手取金とな
ります。
―
(注) 1 平成19年1月24日(水)開催予定の取締役会において各引受人の引受株式数が決定される予定であります。
2 上記引受人と発行価格決定日(平成19年2月1日)に元引受契約を締結する予定であります。
3 引受人は、引受株式数の全部又は一部を、引受人以外の証券会社に販売を委託する予定であります。
4 引受人は、上記引受株式数のうち、14株を上限として、全国の販売を希望する引受人以外の証券会社に
販売を委託する方針であります。
― 4 ―
更新日時:2007/01/09 22:06
ファイル名:010_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
5 【新規発行による手取金の使途】
(1) 【新規発行による手取金の額】
払込金額の総額(円)
発行諸費用の概算額(円)
159,250,000
差引手取概算額(円)
12,000,000
147,250,000
(注) 1
払込金額の総額は、会社法上の払込金額の総額とは異なり、新規発行に際して当社に払い込まれる引受
価額の総額であり、有価証券届出書提出時における想定発行価格(35,000円)を基礎として算出した見込
額であります。
2 発行諸費用の概算額には、消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という。)は含まれておりません。
3 引受手数料は支払わないため、発行諸費用の概算額は、これ以外の費用を合計したものであります。
(2) 【手取金の使途】
上記の手取概算額147,250千円については、設備投資、運転資金及び借入金の返済に充当する予定
であります。
(注)
設備資金の内容については、「第二部
の項をご参照下さい。
企業情報
第3
第2 【売出要項】
該当事項はありません。
― 5 ―
設備の状況
3
設備の新設、除却等の計画」
更新日時:2007/01/09 22:08
ファイル名:020_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
第3 【募集に関する特別記載事項】
1
札幌証券取引所アンビシャスへの上場について
当社は、「第1
募集要項」における新規発行株式を含む当社普通株式株券について、ディー・ブ
レイン証券株式会社を主幹事証券会社として、札幌証券取引所アンビシャスへの上場を予定しており
ます。
2
ロックアップについて
本募集に関して、株主である株式会社フォトニクス、柄澤憲彦、株式会社SPC、株式会社ジェーピー
シー、那須郁雄及び高橋進は、当社及び主幹事証券会社であるディー・ブレイン証券株式会社との間
で、札幌証券取引所アンビシャスへの上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成19年8月12日ま
での期間(以下、ロックアップ期間という。)中、当社及び主幹事証券会社の事前の同意なしに当社株
式の売却等を行わない旨を合意しております。但し、上記株主、当社及び主幹事証券会社であるディ
ー・ブレイン証券株式会社が適正な株価形成を阻害しないと認められる範囲で、合意した場合はこの
限りではございません。なお、上記株主が所有するロックアップの対象となる当社株式は、合計
13,759株になります。
― 6 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:030_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
第二部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
提出会社の状況
回次
第1期
第2期
第3期
決算年月
平成16年6月
平成17年6月
平成18年6月
売上高
(千円)
572
経常利益又は経常損失(△)
(千円)
当期純利益又は当期純損失(△)
(千円)
持分法を適用した場合の投資利益
資本金
発行済株式総数
192,827
601,974
△43,123
6,303
51,146
△43,170
16,248
52,023
(千円)
―
―
―
(千円)
10,000
38,000
44,200
1,000
30,840
31,240
純資産額
(千円)
(株)
△33,170
91,780
158,909
総資産額
(千円)
1,917
185,760
318,456
2,976.02
5,000.15
1株当たり純資産額
(円)
△33,170.04
1株当たり配当額
(円)
―
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)
(円)
△43,170.04
1,222.69
1,675.06
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
(円)
―
―
―
自己資本比率
(%)
△1,730.3
49.4
49.1
自己資本利益率
(%)
―
17.7
42.0
株価収益率
(倍)
―
―
―
配当性向
(%)
―
―
―
△37,702
△86,069
△21,019
―
―
営業活動によるキャッシュ・フロー
(千円)
投資活動によるキャッシュ・フロー
(千円)
△380
44,179
39
財務活動によるキャッシュ・フロー
(千円)
28,500
45,225
26,400
現金及び現金同等物の期末残高
(千円)
416
65,695
71,116
4
10
12
〔2〕
〔1〕
〔0〕
従業員数
〔外、平均臨時雇用者数〕
(名)
(注) 1
当社は、連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移につい
ては記載しておりません。
2 第2期および第3期の財務諸表については、証券取引法第193条の2の規定に基づき、優成監査法人の監査
を受けております。
3 当社は、平成15年10月1日設立のため、初年度である平成16年6月期より記載しております。平成16年6
月期は平成15年10月1日から平成16年6月30日までの9ヶ月間となっております。
4 売上高には、消費税等は含まれておりません。
5 第1期から「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成14年9月25日 企業
会計基準第2号)および「1株当たり当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準委員会
平成14年9月25日 企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
― 7 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:030_0767205521808.doc
6
印刷日時:07/01/10 22:12
第1期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については潜在株式が存在しないため、および1株当た
り当期純損失が計上されているため、記載しておりません。また、第2期、第3期については、新株予約
権の残高がありますが、当社株式が非上場であり、期中平均株価の把握が困難なため記載しておりませ
ん。
7 第1期は債務超過のため、自己資本利益率は記載しておりません。
8 株価収益率については当社株式が非上場であり、期中平均株価の把握が困難なため記載しておりません。
9 当社は、配当を行っていないため、配当性向の記載はしておりません。
10 当社は関連会社を保有しないため、持分法を適用した場合の投資利益については記載しておりません。
11 第3期から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成17年12月9
日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企
業会計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8号)を適用しております。
― 8 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:031_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:12
2 【沿革】
年月
平成15年10月
概要
精密測定機器、検査機器の販売及び輸出入を目的として、東京都杉並区において株式会社フォト
ニクスソリューション設立(資本金10,000千円)
平成16年12月
独シュトイテ社製品の輸入・販売権を譲受、スイッチの輸入・販売開始
平成17年 2月
株式会社WAVE(資本金12,500千円)と合併
平成17年 3月
英エルコメーター社の測定器・試験機の輸入販売を開始
平成17年10月
東京都大田区に本店移転
平成17年10月
独シュメアザールグループの安全対策デバイスの輸入販売を開始
平成17年11月
日本証券業協会のグリーンシート銘柄指定
平成18年11月
商号を「株式会社インネクスト(英訳名 INNEXT Co.,Ltd)」に変更
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更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:031_0767205521808.doc
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3 【事業の内容】
(1)事業の概要
当社は、液晶パネル検査装置の開発・製造・販売および医療機器、計測機器、産業機器の輸入・販売を行っ
ております。
当社の事業の内容は、次のとおりであります。
①液晶機器事業
当社では、液晶パネル製造メーカー向けの、液晶パネル検査装置の開発・製造・販売を行っています。デジ
タル回路技術・信号処理技術・電極プロービング技術といった基礎技術を基に、ユーザーとの密接な連携の下
で、検査用パターン信号発生装置を中心に、セル最終検査装置(注)1、OLB検査装置(注)2、ACFプリボンダ
ー(注)3、エージング装置(注)4などの、仕様の提案から設計・製造・納入まで短納期、低価格にて行って
おります。これを実現するため、回路設計・プリント基板パターン設計・検査工程は社内で行っており、万全
の品質管理体制を敷いております。
液晶パネルメーカーは、熾烈な国際競争の結果、国内にて本格量産を行っているメーカーは数社に絞られて
きております。当社では、東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社を主要ユーザーとしております。
(注)1
セル(絵を出せる状態の液晶)の良否判定を行う検査装置。
(注)2
OLB(セルにタブ(液晶駆動IC)を熱圧着した状態)の圧着の良否判定を行う検査装置。
(注)3
セルにACF(異方導伝性フィルム)を仮圧着する製造装置。
(注)4
モジュール(液晶の出荷前の最終状態)をエージング(モジュールをある温度、湿度等を設定した環境に
置いて動作させる。)する際の出画システム。
②医療機器事業
当社では主に独シュトイテ社のフットスイッチを輸入し、医療機器メーカー、大手医療専門商社等に販売を
行なっております。
独シュトイテ社は、数社の電気医療機器メーカーと共同研究を行い、顧客のニーズに合わせた一連の医療機
器用フットコントローラを開発しております。医療技術現場において、応用範囲が多様であり、様々なバリエ
ーションがあります。主にX線撮影、CTスキャン時のベッドの移動や、外科手術のレーザーのスイッチなどに用
いられております。
その製品の特徴は、手術室において使用される診断装置、治療機器に求められる最高レベルの保護クラス
(防塵防水性)に達する技術を確立していること、多様な溶剤や高圧水で洗浄を行う過酷な手術現場での環境
でも安全に機能すること、治療行為に集中できるストレスを与えないデザインなどにあります。
また、ケーブル接続の必要性がないワイヤレス・フットコントローラがあり、赤外線送信、あるいはプロト
コルに従った冗長信号送信による安全な無線送信を可能としております。
③計測機器事業
当社では塗料・塗装検査計測器の世界的メーカーである英エルコメーター社の電磁式・渦電流式膜厚計、塗
膜付着力試験機、クロスハッチカッター等数多くの測定器、試験機を主に販売しております。
主力販売商品の電磁式膜厚計、渦電流式膜圧計はどちらも金属上に塗装されたペイント皮膜、メッキ膜の厚
さを管理する目的のものです。各種製商品の表面処理膜の管理はその製品の寿命を決定する大切な工程であり、
製商品の出荷時の品質管理になくてはならない検査機器といえます。
④産業機器事業
当社では、欧州の機械安全対策デバイスではトップメーカーである独シュメアザールグループの製品を輸入
し、工作機械メーカー、エレベータ業界および食品機械メーカー等に販売しております。
独シュメアザールグループは、工作機械向けの安全ドアスイッチ(独シュメアザール社)や制御モジュール
(独エラン社)をはじめ、エレベータ用位置決めスイッチ、食品機械向け高防水性操作スイッチおよび一般工
業用リミットスイッチなど、人の安全に係るスイッチを長年製造し、全世界へ輸出しております。
― 10 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:031_0767205521808.doc
(2)事業系統図
当社事業の系統図は以下のとおりです。
①液晶機器事業
②医療機器事業
③計測機器事業
④産業機器事業
― 11 ―
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更新日時:2007/01/08 10:07 印刷日時:07/01/10 22:11
ファイル名:032_0767205521808.doc
4 【関係会社の状況】
名称
(親会社)
株式会社
フォトニクス
住所
資本金又は
出資金
(千円)
主要な事業
の内容
東京都新宿区
1,221,352
投資育成事業
平成18年6月30日現在
議決権の所有
関係内容
(被所有)割合 当社役員の
取引内容
(%)
兼任(名)
(53.64)
―
金融機関等に対
する債務保証
(注)1 株式会社フォトニクスは、有価証券報告書の提出会社であります。
2 平成18年4月1日をもって取締役関真琴、平成18年5月1日をもって取締役柄澤憲彦は当社取締役を辞任し、
申請日現在役員の兼任はありません。
3 株式会社フォトニクスが保有する株式を平成18年9月15日に2,500株、9月20日に1,000株、9月28日に
3,625株、10月4日に1,000株売却したことに伴い、議決権の所有割合が27.64%に低下しております。
その結果、株式会社フォトニクスは親会社からその他の関係会社になっております。
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
平成18年11月30日現在
従業員数(名)
平均年齢(歳)
平均勤続年数
平均年間給与(千円)
14
45.8
1.2
5,086
(注) 1 従業員数は就業人員であり臨時従業員はおりません。
2 平均年間給与は、平成18年11月の支給実績に基づいており、基準外賃金を含み、年度途中入社・途中退
職者分は、月割りで、年収換算しております。
3 従業員数が最近1年間に5名増加しておりますが、これは主として管理部門強化と営業力強化を目的とし
た増員であります。
(2) 労働組合の状況
当社においては、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
― 12 ―
更新日時:2007/01/08 10:07 印刷日時:07/01/10 22:11
ファイル名:040_0767205521808.doc
第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】
(1) 業績
当事業年度(自
平成17年7月1日
至
平成18年6月30日)
当事業年度の我が国経済は、米国経済の回復や高度成長を続ける中国経済等を背景に輸出、設備投資
が増加し、好調に推移いたしました。一方高騰する原油高とデフレ脱却との狭間で安定しない物価、日
銀の量的緩和による金融動向など、将来の解消すべき課題も多く不安定要素となっております。
当社の関連する業界におきましては、携帯電話の需要拡大やPC、ノートPC、液晶テレビ等の販売が好
調であり、旺盛な需要が継続しており、2008年の北京オリンピックに向けての投資拡大等、堅調に推移
しております。
こうした事業環境のもとで、当社は優良顧客への集中的な営業展開と新規分野の開拓により売上を拡
大してまいりました。
当社は、平成17年11月14日に日本証券業協会のグリーンシート銘柄に指定され、事業の拡大を目指し
てまいりました。一方グリーンシート銘柄指定による管理部門強化に伴う経費増や、営業強化による人
件費増等の要因により、最終的には販売費及び一般管理費は増加いたしました。
この結果、当事業年度における売上高は601,974千円(前期比212.2%増)、営業利益59,290千円(同
728.9%増)、経常利益51,146千円(同711.5%増)、当期純利益52,023千円(同220.2%増)となりまし
た。
当事業年度の事業別売上高でみると、液晶機器事業部が385,774千円(平成17年2月より事業を開始い
たしました。前事業年度は135,224千円)と前年を大きく上回り、新規優良顧客の獲得による増加だけで
なく、既存の優良顧客からの安定的な携帯電話向け小型液晶パネル検査装置の受注が大きく売上に寄与
しております。
医療機器事業部は80,503千円(平成16年12月より事業を開始いたしました。前事業年度は42,398千
円)となりました。医療用フットスイッチの出荷が上半期においては伸び悩みましたが、年間を通して
ほぼ順調に推移しております。
計測機器事業部においては、41,663千円(平成17年3月より事業を開始いたしました。前事業年度は
15,204千円)となっております。例年、第3四半期に売上が集中しておりましたが、当事業年度において
は商品の充足感があり、受注は減少し売上高の見込みを下回っております。
産業機器事業部は94,033千円(平成17年10月より事業を開始いたしましので、前事業年度は売上の計
上がございません。)となっております。10月より新規事業として取扱いを開始した工作機械向けの安
全スイッチ等の販売は堅調に推移し業績拡大に寄与しております。
― 13 ―
更新日時:2007/01/08 10:07 印刷日時:07/01/10 22:11
ファイル名:040_0767205521808.doc
(2) キャッシュ・フローの状況
当事業年度(自
平成17年7月1日
至
平成18年6月30日)
当事業年度における現金及び現金同等物は、期首に比べ5,420千円増加し、当事業年度末には、71,116千円(前
年同期65,695千円)となりました。また、当事業年度中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、△21,019千円(前年同期は△86,069千円)となりました。
これは主に、税引前当期純利益51,146千円に対し、事業拡大に伴う売上債権の増加額98,902千円、たな卸資産の
増加額24,752千円、仕入債務の増加額48,381千円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、39千円の増加(前年同期は44,179千円)となりました。
これは、主に固定資産の売却39千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、26,400千円の増加(前年同期は45,225千円)となりまし
た。これは主に、株式の発行による収入11,400千円、短期借入金の増加15,000千円によるものです。
― 14 ―
更新日時:2007/01/08 10:07 印刷日時:07/01/10 22:11
ファイル名:041_0767205521808.doc
2 【生産、受注及び販売の状況】
(1) 生産実績
当事業年度における生産実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門
生産高(千円)
前年同期比(%)
液晶機器事業
214,943
193.0
医療機器事業
―
―
計測機器事業
―
―
産業機器事業
―
―
214,943
193.0
合計
(注)1 金額は、製造原価によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 仕入実績
当事業年度における仕入実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門
仕入高(千円)
前年同期比(%)
液晶機器事業
―
医療機器事業
67,814
39.6
計測機器事業
27,822
54.2
産業機器事業
92,167
―
187,803
182.0
合計
―
(注) 1 金額は、仕入価格によっております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 産業機器事業は、平成17年10月より事業を開始しておりますので、前年同期と対比しておりません。
― 15 ―
更新日時:2007/01/08 10:07 印刷日時:07/01/10 22:11
ファイル名:041_0767205521808.doc
(3) 受注実績
当事業年度における受注実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門
受注高(千円) 前年同期比(%) 受注残高(千円) 前年同期比(%)
液晶機器事業
390,962
189.1
5,188
―
医療機器事業
85,132
86.3
9,937
87.2
計測機器事業
41,871
175.4
207
―
産業機器事業
98,110
―
4,077
―
その他の事業
―
△100.0
―
―
616,076
210.9
19,410
265.7
合計
(注) 1 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2 産業機器事業は、平成17年10月より事業を開始しておりますので、前年同期と対比しておりません。
(4) 販売実績
当事業年度における販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。
事業部門
販売高(千円)
前年同期比(%)
液晶機器事業
385,774
185.3
医療機器事業
80,503
99.3
計測機器事業
41,663
174.0
産業機器事業
94,033
―
その他の事業
―
△100.0
601,974
212.2
合計
(注) 産業機器事業は、平成17年10月より事業を開始しておりますので、前年同期と対比しておりません。
前事業年度
当事業年度
相手先
売上高(千円)
東芝松下ディスプレイテクノロジー
株式会社
株式会社千代田組関西
長瀬産業株式会社
割合(%)
売上高(千円)
割合(%)
61,319
31.8
120,372
20.0
38,070
19.7
101,950
16.9
―
82,000
13.6
―
(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
― 16 ―
更新日時:2007/01/09 22:14
ファイル名:042_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:13
3 【対処すべき課題】
当社製商品の主力である液晶機器事業における液晶検査機器は、飛躍的に生産量が増大している携帯電話の他、
テレビ・パソコン等に用いられている液晶ディスプレイ製造工程において必要不可欠なパネル検査工程で使用さ
れております。
また、医療機器事業における主力販売商品であるフットコントローラ市場においては、今後、通信技術である
Bluetoothを医療分野に応用した新たな商品が形成される兆候が見られ市場の拡大が見込まれております。
計測機器事業、産業機器事業においても日本における市場拡大余地が大きな分野であります。
上記のとおり、当社のおかれている事業環境において広がるビジネスチャンスを的確に捉え、「ユビキタス・
ネットワーク社会を創造するソリューション・カンパニー」としての地位を確固としたものとし、更なる事業展
開を推進していくため、今後の対処すべき課題として以下の項目を重要課題としております。
各用語についての解説を対処すべき課題の最後に示しておりますのでご参照ください。
(1)液晶機器事業
①人材の確保と育成
当社は、「ユビキタス・ネットワーク社会を創造するソリューション・カンパニー」として成長するために、
各事業領域において、さらなる業容拡大を支える事業部門の後継技術者を育成し、かつ積極的に優秀な人材の採
用を図ることを最重要課題として取り組んでいく方針です。
② 生産技術の向上
当社が現在主力製品としている液晶検査装置マーケットは今後拡大が想定されているため、生産技術能力を向
上していく必要があります。また生産技術能力を向上させることで、メーカーとしてのノウハウ蓄積と、顧客ニ
ーズである製品の短納期を可能とすることで信頼性を高め、収益基盤をより強固なものとするように図って参る
方針です。
③ 新規顧客の獲得
当社が現在主力製品としている液晶検査装置は、顧客の液晶ディスプレイ製造工程の最終工程を担っており、製
造工程に関する顧客ニーズを蓄積しております。こうした顧客ニーズに応える液晶ディスプレイ検査装置納入を
継続するとともに、新たな顧客の獲得など、業容の拡大を図って参る方針です。
(2)医療・産業機器事業
①液晶機器事業分野と同様、通信技術であるBluetoothを医療分野に応用し、医療・産業機器分野における「ユ
ビキタス・ネットワーク社会を創造するソリューション・カンパニー」として成長するために、各事業領域にお
いて、さらなる業容拡大を支える事業部門の後継技術者を育成し、かつ積極的に優秀な人材の採用を図ることを
最重要課題として取り組んでいく方針です。
②新規顧客の獲得
当社が現在主力商品としているフットコントローラの応用範囲は広く新たな顧客ニーズを掘り起こし、安全機
器においては防爆基準の各企業独自の基準の構築により新たな顧客の獲得など、業容の拡大を図って参る方針で
す。
― 17 ―
更新日時:2007/01/09 22:14
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(3)管理部門
管理部門についても、タイムリーディスクロージャーやコーポレート・ガバナンス強化の観点から優秀な人材
の確保を行って参ります。
用語解説
フットコントローラ
足を用いて医療装置の電源をON、OFF(デジタル)する為のスイッチで、スピードコントロール機能(アナログ
出力)やジョイスティック(前後左右に動かせるスイッチ)などが付いている装置。
Bluetooth
Ericsson社、IBM社、Intel社、Nokia社、東芝の5社が中心となって提唱している携帯情報機器向けの無線通
信技術。ノートパソコンやPDA、携帯電話などをケーブルを使わずに接続し、音声やデータをやりとりすること
ができる。
ユビキタス・ネットワーク社会
ユビキタスの語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味。インターネットなどの情報
ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指し、ユビキタスが普及すると、場所にとら
われない働き方や娯楽が実現出来るようになる。「ユビキタス・コンピューティング」、「ユビキタス・ネッ
トワーク社会」のようにも使われる。
ソリューション・カンパニー
業務上の問題点の解決や要求の実現を行なうための情報・技術などを提供できる企業。
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4 【事業等のリスク】
以下には、当社の事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しており
ます。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上重要と考えられる
事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に記載しております。なお、当社はこれらのリ
スク発生の可能性を認識した上で、その発生の回避および発生した場合の対応に努力する方針でありますが、本株
式に対する投資判断は、本項及び本書中の本項目以外の記載内容もあわせて、慎重に検討した上で行われる必要が
あります。また、各用語についての解説を事業等のリスクの最後に示しておりますのでご参照ください。
なお、記載事項のうち将来に関する事項は、本有価証券届出書提出日現在において当社が判断したものでありま
す。
1.当社の事業内容について
当社は現在次の4事業を行っておりますが、以下に示す(1)から(2)によるリスクの可能性があります。
液晶機器事業
当社では、液晶ディスプレイ製造メーカー向けの、液晶パネル検査装置の開発・製造・販売を行っています。
デジタル回路技術・信号処理技術・電極プロービング技術といった基礎技術を基に、ユーザーとの密接な連携
の下で、検査用パターン信号発生装置を中心に、セル最終検査装置、OLB検査装置、ACFプリボンダー、エージ
ング装置などの、仕様の提案から設計・製造・納入まで短納期、低価格にて行っております。
医療機器事業
当社では主に独シュトイテ社のフットスイッチを輸入し、医療機器メーカー、大手医療専門商社等に販売を
行なっております。
独シュトイテ社は、数社の電気医療機器メーカーと共同研究を行い、顧客のニーズに合わせた一連の医療機
器用フットコントローラを開発しております。医療技術現場において、応用範囲が多様であり、様々なバリエ
ーションがあります。主にX線撮影、CTスキャン時のベッドの移動や、外科手術のレーザーのスイッチなどに用
いられております。
計測機器事業
当社では塗料・塗装検査計測器の世界的メーカーである英エルコメーター社の電磁式・渦電流式膜厚計、塗
膜付着力試験機、クロスハッチカッター等数多くの測定器、試験機を主に販売しております。
主力販売商品は電磁式膜厚計、渦電流式膜圧計でどちらも金属上に塗装されたペイント皮膜、メッキ膜の厚
さを管理する目的のものです。
産業機器事業
当社では、欧州の機械安全対策デバイスではトップメーカーである独シュメアザールグループの製品を輸入
販売しております。
工作機械向けの安全ドアスイッチ(独シュメアザール社)や制御モジュール(独エラン社)をはじめ、エレ
ベータ用位置決めスイッチおよび一般工業用リミットスイッチなど、人の安全に係るスイッチを主に販売して
おります。
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(1)市場環境等に関する事項
①技術革新の対応について
当社の液晶検査機器は液晶検査の最終工程における検査機器であり、今後液晶に代わるディスプレイ等が開発
された場合、市場規模は縮小し、液晶製品の生産が中止される恐れがあります。
当社販売の医療機器における製品基準等の変更により基準に適合しない場合、販売に影響があるものと考えら
れます。また、新製品に対応した研究開発については、メーカーに依存しており、その対応が遅れるような場合
には、同業他社に優位性を奪われる危険性があります。
当社の計測機器は、トレーサビリティが確保された校正証明書の発行が可能な製品ですが、技術革新により性
能と価格の優位性が失われた場合には、同業他社に優位性を奪われる危険性があります。
当社の産業安全機器は、今後新たな規格(国際規格も含む)が制定された場合、あるいは日本における安全へ
の取り組みが大きく変化した場合、技術的な対応をメーカーに依存しており、その対応が遅れるような場合には、
同業他社に優位性を奪われる危険性があります。
このように各種液晶技術製品及び医療・計測・産業技術商品は技術革新が速く、日進月歩で進化しており、ま
た基準規格等の変更などの対応の遅れによっては販売機会の損失など当社の業績および財務状況に影響を及ぼす
可能性があります。
②法規制の適用の可能性について
当社製品および商品に関して、特別な法規制は現在ありませんが、今後、強化され、各事業における競争力が
低下した場合には、当社の事業の推進に支障をきたし業績に影響を及ぼす可能性があります。
③市場動向の変動について
当社の液晶機器事業は、デジタル家電や携帯電話、パソコンといった液晶ディスプレイを有する機器市場が牽
引役となっております。これらの業界は、情報化・ユビキタス社会への進展という流れに向けて、その基幹産業
部門として今後、しばらくは拡大基調を続けていくものと考えられますが、予想外の市場の収縮があった場合に
は、当社液晶機器事業の製品の売上が減少し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
また、平成18年12月に新聞等で報道されているとおり、国内液晶メーカー数社に対して国際カルテルの疑いが
浮上しており、日米韓と欧州連合の独禁法当局が国内液晶メーカー各社に対し、調査を開始しております。当社
の販売先も当該調査の対象とされております。有価証券届出書提出日現在において当該調査は終了しておらず、
当事案が当社の今後の業績に与える影響は不明ですが、万が一、当社の販売先である液晶メーカーに多額の課徴
金が課されるなどした場合には、販売先の設備投資計画が延期・縮小を余儀なくされ、当社の業績に影響を及ぼ
す可能性があります。
仮に、今回の調査対象となっている販売先液晶メーカーの設備投資(新設及び更新)が一切行なわれなくなっ
た場合には、前事業年度の取引実績によれば約385,774千円の営業収益の減少が想定されます。
なお、液晶事業部門におきましては、新規顧客開拓に努めており、主要販売先への売上高が全体の売上高に占
める割合は年々低下傾向にあり、今後も引続き特定の取引先に依存しない経営体制作りを進めてまいります。
当事案につきましては、今後の推移を注視し、調査の進展等を受けて当社の受ける影響について適時開示を行
なってまいります。
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④季節変動性について
当社取引先の設備投資について、例年年度末から新年度早々に計画が為されることが多く、3月末を年度末とす
る企業がその大半です。当社は年度末が6月であることから、それら需要の取り込みが下半期となり、収益構造は
下半期に売上、利益が集中しております。下半期の取引が見込通り達成しない場合、当社の業績に影響を及ぼす
可能性があります。
(自
至
決算年月
上期
第2期
平成16年7月1日
平成17年6月30日)
下期
通期
(自
至
上期
第3期
平成17年7月1日
平成18年6月30日)
下期
通期
売上高
(千円)
4,136
188,691
192,827
201,304
400,670
601,974
経常利益又は経常損失(△)
(千円)
△5,252
11,555
6,303
△25,106
76,252
51,146
(注) 第2期及び第3期の半期ごとの数値については、優成監査法人の監査を受けておりません。
(2)特定の事業分野等への依存について
①液晶機器事業への依存について
当社の売上高に占める液晶機器事業の割合は、当事業年度においては64.08%となっております。
また、液晶業界の伸びとともに、液晶ディスプレイ新規工場建設または新ライン増設などにより、当社液晶機
器事業に係る受注も継続して増加すると思われます。また、新規納入したラインの製品の設計変更があった場合
にも、当社液晶機器事業での個別対応による売上も継続する見込みで、第4期事業年度において、さらに当社の売
上高に占める液晶機器事業の割合が増えることは確実であり売上の大きな部分を占めております。
従って、液晶機器事業が何らかの事情により継続が困難な状況に陥った場合、当社の業績に影響を及ぼす可能
性があります。
②特定の取引先への依存について
現在、当社の売上高の内、東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社(TMD)を主要な取引先(株式会社千代
田組関西との取引もTMDに関連する取引)としており、取引先が保有する事業設備及び顧客情報などの重要な財産
を取り扱って事業を運営しております。今後、東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社の技術革新等により
投資構造が大きく変化した場合や不測の事態により安全品質管理及び情報管理に不備を発生させた場合には、当
社との取引額に影響を与える可能性があります。当社としては安全管理及び情報管理に対する重要性を十分認識
し各種マネジメントシステムの確実な実行や社内の管理体制の徹底指導などを整備し管理強化に取り組んでおり
ます。
また、新規顧客の開拓に努め取引先を増加させていくことにより、より安定的に経営を進める所存ではありま
すが、急激な取引増加は製造部門において対応が困難なため徐々に進めてまいります。
当社の医療機器事業、計測機器事業および産業機器事業は、その製品のほとんどを海外からの輸入に依存して
おります。
輸入先はドイツ、イギリスと政治的、経済的に安定しております。今後これらの国々が政治的、経済的に不安
定となり、輸入が困難となった場合には、当社の事業に影響を及ぼす可能性があります。
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③製品の海外市場への依存について
当社は、現時点では、液晶機器事業における直接的な海外市場への事業展開は考えておりませんが、北京オリ
ンピックを控えた巨大市場である中国など東南アジア地域でのビジネス展開を視野に入れた国内液晶ディスプレ
イメーカーの海外生産シフトの影響で、国内メーカーや商社への販売を通じた当社の液晶検査装置の納入先も、
海外、特に中国を中心とした東南アジアでの納入が顕著になっております。したがって、機器納入先である海外
において、政治的、経済的に不安定な状態となり、液晶ディスプレイメーカーが撤退するような場合、当社の事
業に影響を及ぼす可能性があります。
2.財政状態及び経営成績の変動について
(1)社歴が浅いことについて
当社は、平成15年10月に設立され、現在設立後4年目という社歴の浅い会社であります。また、第1期事業年度
においては、実質的に営業内容が現在と異なりかつ9ヶ月決算でもありました。そのため、十分な期間にわたる
財務数値が得られないなど、過年度の財務状態及び経営成績では期間業績比較を行うための十分な財務資料が得
られておりません。今後の事業展開につきましても、過年度の経営成績だけでは当社の売上高、利益などの成長
性を判断するには十分とはいえないと考えております。
なお最近3年間の経営成績は以下のとおりです。
回次
第1期
第2期
第3期
決算年月
平成16年6月
平成17年6月
平成18年6月
売上高
(千円)
572
192,827
601,974
経常利益又は経常損失(△)
(千円)
△43,123
6,303
51,146
当期純利益又は当期純損失(△)
(千円)
△43,170
16,248
52,023
資本金
(千円)
10,000
38,000
44,200
純資産額
(千円)
△33,170
91,780
158,909
総資産額
(千円)
1,917
185,760
318,456
1株当たり純資産額
(円)
△33,170.04
2,976.02
5,000.15
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△)
(円)
△43,170.04
1,222.69
1,675.06
(注)売上高には、消費税等は含まれておりません。
設立第1期事業年度は、米国dBm社製品(光測定器等)の販売および中国におけるビジネス展開を探る目的で
開始されましたが、十分な成果を得ることができず572千円の売上で推移し、事業再編を行いました。
第2期事業年度は、平成16年12月より医療機器事業を開始し、平成17年2月より㈱WAVEと合併し液晶機器事業を
開始し、192,827千円の売上を計上いたしました。特に液晶機器事業は売上利益に貢献し経常利益は6,303千円、
当期純利益は16,248千円となりました。また、第三者割当増資を行い、債務超過を解消いたしました。
第3期事業年度は、液晶機器事業が順調に推移し新規取引先の増加もあり売上高は、385,774千円を計上いたし
ました。平成17年10月より産業機器事業を開始し、売上高94,033千円を計上、医療・計測事業とともに新たな柱
として貢献しております。
(2)財政状態の変動について
当社は第1期事業年度において創業赤字として、43,170千円の当期純損失を計上し、その結果33,170千円の債務
超過となりました。
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当社は第2期事業年度において、積極的に液晶機器事業・医療機器事業等の新規事業を立ち上げてまいりました。
また、平成16年12月1日および平成17年6月30日に第三者割当増資を行い、平成17年2月1日には㈱WAVEとの合併に
より財務体質の改善に努め債務超過を解消いたしましたが、累積損失26,921千円が残っております。
第3期事業年度においては、液晶機器事業の売上高が大きく貢献するとともに医療・産業機器事業も順調に伸び
た結果、経常利益は51,146千円を計上し累積損失を解消しておりますが、今後の経済状態や製造部門の遅れ・取
引先の都合により納品体制に支障が発生するような可能性があり、次年度以降も同様の成長を継続できる保証は
ありません。
(3)新規参入の可能性について
当社医療機器事業での主力商品であるフットスイッチは、認定基準の厳しい欧州での認定を受けておりますが、
今後国内メーカーが新規参入する可能性があります。医療分野においては、今後も設備投資が継続的に行われる
ものと思われますが、技術的には開発も可能であり参入障壁は低いものと考えられます。また、当社輸入元企業
が今後日本に進出する可能性も否定できません。このような場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
当社計測機器事業および産業機器事業における商品についても、同様の新規参入により業績に影響を及ぼす可能
性があります。
(4)部材調達における環境規制について
近年、産業界の環境問題に対する関心の高まりから、使用部品や製品構成機器の環境保全対応の要求が多くな
り、RoHS(ロス)指令を始めとした環境規制が高まってきております。当社は、早急に環境規制に対応するべく、
代替部材の調達、代替が困難な部品については、設計を変更する等の措置を講じておりますが、代替部材が手当
てできる前に、現在、使用している部材が生産中止になる可能性や、代替部材による生産原価アップの可能性が
あります。このような場合、製品の生産ができなかったり、コスト高になり、当社の業績に影響を及ぼす可能性
があります。
3.組織及び役員に関する事項
(1)小規模な経営組織であることについて
当社は本有価証券届出書提出日現在取締役4名、監査役3名、従業員14名と規模が小さく、そのため内部管理体
制もこのような組織規模に応じた簡易なものとなっております。当社は、今後事業の拡大及び社内管理システム
拡充などの観点から、人員の増強、内部管理体制の強化を図る予定です。しかしながら、人材などの確保が予定
通り進まなかった場合、あるいは、既存の人材が社外流出、病気等における長期休暇が生じた場合には、当社の
経営活動に支障が生じ、当社の業績に影響を及ぼす恐れがあります。
(2)特定の経営者への依存について
当社は企業規模が小さく、業務上、少人数の経営陣に依存しております。これらの経営陣がその任務を継続的
に遂行することも当社の成長要因の一部を構成しております。特に当社の事業は、代表取締役社長兼CEO那須 郁
雄、ならびに代表取締役兼CTO高橋 進の経営能力、技術力、営業力、人的ネットワーク等に依存する点も大きく、
今後、会社組織を整備し優秀な人材を採用及び育成していく予定ではございますが、組織的経営が軌道に乗る前
に役員が退任等の理由により経営から退いた場合、当社の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
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(3)取締役・監査役の兼務の状況
以下の取締役・監査役は別会社の役員等を兼務しております。当社の事業に支障のないように、業務調整を充
分に図りながら、当社の事業拡大、事業計画の達成に向けて努力を惜しまない所存であります。
区分
氏名
荻野
取締役
監査役
征夫
鈴江
貞雄
山口
吉一
兼務する他の会社名
兼務の内容
特定非営利法人安全工学研究所
理事
有限会社MSP
有限会社イズミプロジェクト
山口吉一公認会計士事務所
誠栄監査法人
株式会社日本資本政策研究所
取締役
取締役
所長
代表社員
代表取締役
4.配当を実施していないことについて
当社の配当政策に関する基本的な考え方は、投資家の皆様に満足をいただける利益配当を恒常的に行うことが
できるよう、まずは磐石な財務体質を築くための内部留保を充実させるということであり、現在までは配当を実
施しておりません。
新規事業投資等に必要な内部留保は従来どおり行いつつ、昨今の世情を勘案し、今後は当期純利益を基準とし
た配当性向を重視して行きたいと考えております。しかし、計画通りの利益が達成できなかった場合には、配当
を見送る可能性もあります。
5.当社と親会社株式会社フォトニクスとの関係について
当社は、平成18年6月30日現在、株式会社フォトニクスの連結子会社であります。株式会社フォトニクスは当社
の筆頭株主であり、発行済株式の53.64%(新株予約権による潜在株式を含む場合45.73%)を所有しており、当社
の株主総会の決議事項については、多大な影響があります。
なお、株式会社フォトニクスは保有する株式を平成18年9月15日に2,500株(株式会社ジャフコ、株式会社トラ
ンスサイエンスの管理する投資事業組合)平成18年9月20日に1,000株(朝日生命キャピタル株式会社の管理する
投資事業組合)平成18年9月28日に3,625株(株式会社FEインベストの管理する投資事業組合の他5名)平成18年10
月4日1,000株(MS投資事業組合3号)に売却したことに伴い、議決権の所有割合が27.64%に低下しております。
その結果、株式会社フォトニクスは親会社からその他の関係会社になっております。今後の株式移動については、
株式会社フォトニクスは株式の売却を進めることによりキャピタルゲインを得る可能性はあります。その場合売
却される株式数によっては株主構成が大幅に変動し、当社の事業運営に大きな影響を与える可能性があります。
6.親会社である株式会社フォトニクスの財務状況について
当社の親会社(平成18年9月28日をもって親会社からその他の関係会社になっております。)である株式会社フ
ォトニクスは、平成16年6月期の連結会計年度に369百万円の営業損失を計上し、平成17年6月期においては、58百
万円の営業利益を計上しております。しかしながら、営業キャッシュ・フローについては平成16年6月期は251百
万円のマイナス、平成17年7月期においても56百万円のマイナスと連続しており、その結果継続企業の前提に関す
る重要な疑義が存在しておりました。平成18年8月31日発表の決算短信において株式会社フォトニクスは当連結事
業年度及び当事業年度(個別)において第三者割当増資により財務体質の強化を図り、また、連結においては営
業利益を計上いたしました。財務活動によるキャッシュ・フローも改善され現金及び現金同等物は638,667千円の
プラスとなり当該注記の対象から除外されました。しかしながら、この事実により当社の業績または株価に影響
を及ぼす可能性があります。
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7. 新株予約権について
当社は、新株予約権の発行をしており、平成13年改正旧商法第280条ノ20に基づき、当社及び関係会社の取締役、
監査役及び従業員並びに外部パートナーに付与しております。その内容は「第4
提出会社の状況
1
株式等の
状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。
これらの新株予約権の行使が行われた場合、当社の1株当たりの株式価値は希薄化する可能性があります。
8. 資金使途について
当社が今回計画しております公募増資の資金調達についての資金使途につきましては、今後の資金需要に機動
的に対応するため有利子負債の削減のための借入金の返済、大型発注に備えた運転資金の確保および本社移転費
用に充当いたします。これらの資金の使途が期待通りの効果をあげられるかについては不確定であります。
9. 関連当事者との取引
当事業年度(自平成17年7月1日至平成18年6月30日)における、関連当事者との取引は次のとおりとなっており
ます。
(1)
属性
親会社
親会社及び法人主要株主等
会社等の名称
株式会社
フォトニクス
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(千円)
東京都
1,221,352
新宿区
投資育成
事業
議決権等
の直接
被所有
割合(%)
役員の
兼任等
事業上
の関係
53.64
―
―
関係内容
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
被債務保証
(注)
100,000
−
−
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注) 当社の借入金契約について、債務保証を受けているものであります。なお、保証料の支払い及び担保の提供
は行っておりません。
又、当該被債務保証は、平成18年11月30日にすべて解消しております。
10. 経営上の重要な契約
当社は以下の各取引先と販売代理店契約を新たに締結しております。この販売代理店契約が継続できない場合、
当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
相手方の名称
国名
契約品目
契約内容
契約期間
K.A.SCHMERSAL GMBH&Co.
(独シュメアザール ドイツ
グループ)
独シュメアザールグループ
販売代理店契約
の取扱製品
平成18年7月4日より
当事者いずれかよりの
申し出がない限り期限なし
Elcometer Instruments
Limited
(英エルコメーター社)
英エルコメーター社の塗装
販売代理店契約
関連検査装置
平成18年11月1日より
当事者いずれかよりの
申し出がない限り期限なし
Steute Schaltgerate
Gmbh&Co.KG
(独シュトイテ社)
英国
ドイツ
独シュトイテ社の医療
関係機器用製品
販売代理店契約
平成18年12月7日より
当事者いずれかよりの
申し出がない限り期限なし
(注) 契約期間につきましては、いずれも事前の契約解除通告がない限り継続するものとなっております。
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11. ベンチャーキャピタル等による株式所有について
本書提出日現在における当社の発行済株式総数は、31,240株であります。このうちベンチャーキャピタルおよ
びベンチャーキャピタル等が組成した投資事業組合が所有している株式数は14,135株であり、その所有割合は
45.2%であります。
一般的にベンチャーキャピタルおよびベンチャーキャピタル等が組成した投資事業組合による当社株式の所有
目的は、株式上場後に当社株式を売却してキャピタルゲインを得ることにあるため、当社株式上場後にベンチャ
ーキャピタルおよびベンチャーキャピタル等が組成した投資事業組合が所有する株式の全部または一部を売却す
ることが想定されます。このため、ベンチャーキャピタルおよびベンチャーキャピタル等が組成した投資事業組
合が所有する当該株式が売却された場合には、短期的に需給バランスに変動が生じて、株価の形成に影響を及ぼ
す可能性があります。
12. 当社株式の移動について
当社の大株主である株式会社フォトニクスは、平成18年9月15日に当社の株式2,000株を株式会社ジャフコの管
理する投資事業組合、500株を株式会社トランスサイエンスの管理する投資事業組合へそれぞれ譲渡価額40,000円
で譲渡しております。また、平成18年9月20日にも1,000株を朝日生命キャピタル株式会社の管理する投資事業組
合、平成18年9月28日に3,625株を株式会社FEインベストの管理する投資事業組合の他5名へ、平成18年10月4日
1,000株をMS投資事業組合3号へ、それぞれ譲渡価額40,000円で譲渡しており、これらは当社株式への投資判断を
行ううえで、制約条件になる可能性があります。
用語解説
電極プロービング技術
LCDパネルを点灯させる為の信号入力部分に極細の針(プローブ)を電極にコンタクトさせる技術。
セル最終検査装置
セル(絵を出せる状態の液晶)の良否判定を行う検査装置。
OLB検査装置
OLB(セルにタブ(液晶駆動IC)を熱圧着した状態)の圧着の良否判定を行う検査装置。
ACFプリボンダー
セルにACF(異方導伝性フィルム)を仮圧着する製造装置。
エージング装置
モジュール(液晶の出荷前の最終状態)をエージング(モジュールをある温度、湿度等を設定した環境に置い
て動作させる。)する際の出画システム。
フットスイッチ
一般的に足を用いて医療装置の電源をON、OFF(デジタル)する為の単純なスイッチ。
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フットコントローラ
上記同様足を使い医療装置を操作するための装置で、スピードコントロール機能(アナログ出力)やジョイ
スティック(前後左右に動かせるスイッチ)などが付いている装置の場合はコントローラの表現を用いる。
CTスキャン
X線を用いて体内の写真撮影を行う装置。CT診断装置。
クロスハッチカッター
塗装粘着力を測定する場合、塗装面にキズを付けセロハンテープを使い塗装が剥がれる量を確認し、測定す
る方法があり、その塗装面にキズを付けるための工具。
機械安全対策デバイス
安全スイッチ、安全リレー、ライトカーテン、安全マット、イネーブルスイッチなど機械を安全に使用する
ための製品全般を意味する。
安全ドアスイッチ
工作機械などに取付られた防護ドア(作業者の安全を確保する為のドア)の開閉をモニターするためのセン
サー(インターロックスイッチ)。
制御モジュール
機械安全を構築する場合ドア等に取り付けるスイッチ部品と機械の制御系との間に安全リレーを組み合わせ
るが、その安全リレーユニットなどのことを制御モジュールと表現する。
リミットスイッチ
エンドリミットなどと表現するが、機械的なステージを機械がある方向に動いている場合、最終位置に到着
する前にこのスイッチが働き機械の追突を防ぐスイッチのことをリミットスイッチと表現する。
トレーサビリティ
品質マネジメントシステムにおいて使用される定義で、ISO9000:2000においては「考慮の対象となっている
ものの履歴、適用又は所在を適用できること」と定義されており、具体的には「処理の履歴」「材料及び部
品の源」などが挙げられている。
ユビキタス社会
ユビキタスの語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味。インターネットなどの情報
ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指し、ユビキタスが普及すると、場所にと
らわれない働き方や娯楽が実現出来るようになる。
RoHS(ロス)指令
EU(欧州連合)加盟国で2006年7月に発効する家電製品での有害物質使用禁止に関する規制を“RoHS(ロス)指
令”という。鉛、水銀、六価クロム、カドミウム、PBB(ポリ臭化ビフェニール)、PBDE(ポリ臭化ジフェニル
エーテル)、という6種類の環境に有害な物質を含有する製品の出荷を禁止している。
― 27 ―
更新日時:2007/01/09 22:14
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印刷日時:07/01/10 22:13
5 【経営上の重要な契約等】
(1) 販売許諾契約
相手方の名称
契約品目
契約内容
契約期間
株式会社フォトニクス
英エルコメーター社の
塗装関連検査装置
輸入および販売の権利
自 平成18年 3月 1日
至 平成19年 2月28日
株式会社フォトニクス
独シュトイテ社の医療
関係機器用製品
輸入および販売の権利
自 平成18年 4月 1日
至 平成19年 3月31日
株式会社フォトニクス
独シュメアザールグル
ープの取扱製品
販売の権利
自 平成17年10月 1日
至 平成18年 9月30日
(注) 1 対価として一定のロイヤルティを支払っております。
2
契約期間につきましては、株式会社フォトニクス及び当社いずれかの事前の契約解除通告がない限り、
1年毎に自動更新するものとなっております。
3
株式会社フォトニクスとの契約については、独シュメアザールグループの取扱製品については平成18
年9月30日、英エルコメーター社の塗装関連検査装置及び独シュトイテ社の医療関係機器用製品につい
ては平成18年12月31日をもって解約をいたしました。
(2) 販売代理店契約
相手方の名称
国名
契約品目
契約内容
契約期間
平成18年7月4日より
K.A.SCHMERSAL GMBH&Co.
独シュメアザールグループの
(独シュメアザール ドイツ
販売代理店契約 当事者いずれかよりの
取扱製品
申し出がない限り期限なし
グループ)
Elcometer Instruments
Limited
(英エルコメーター社)
Steute Schaltgerate
Gmbh&Co.KG
(独シュトイテ社)
英国
ドイツ
英エルコメーター社の塗装
販売代理店契約
関連検査装置
独シュトイテ社の医療
関係機器用製品
販売代理店契約
平成18年11月1日より
当事者いずれかよりの
申し出がない限り期限なし
平成18年12月7日より
当事者いずれかよりの
申し出がない限り期限なし
(注) 契約期間につきましては、いずれも事前の契約解除通告がない限り継続するものとなっております。
6 【研究開発活動】
該当事項はありません。
― 28 ―
更新日時:2007/01/09 22:14
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印刷日時:07/01/10 22:13
7 【財政状態及び経営成績の分析】
(1)財政状態の分析
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は、316,371千円(前事業年度末は、183,526千円)となり、132,845千円
増加しました。これは現金及び預金の増加5,420千円、売上債権の増加98,902千円、たな卸資産の増加24,752千円
が主な要因であります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は、2,085千円(前事業年度末は、2,234千円)となり、149千円減少いた
しました。これは有形固定資産の減少514千円、無形固定資産の減少284千円、投資その他の資産の増加649千円に
よるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は、156,907千円(前事業年度末は、92,718千円)となり、64,188千円増
加しました。これは買掛金の増加47,897千円、未払金の増加2,461千円、短期借入金の増加15,000千円が主な要因
であります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は、2,639千円(前事業年度末は、1,262千円)となり、1,377千円増加し
ました。これは退職給付引当金の増加1,377千円によるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は、158,909千円(前事業年度末は資本合計として、91,780千円)となり、
67,128千円増加しました。これは増資による資本金の増加6,200千円、資本準備金の増加6,200千円が主な要因で
あります。
(2)キャッシュ・フローの分析
「第二部
企業情報
第2
事業の状況
1
業績等の概要
(2)キャッシュ・フローの状況」をご覧くだ
さい。
(3)経営成績の分析
「第二部 企業情報
第2 事業の状況
1
業績等の概要
― 29 ―
(1)業績」をご覧ください。
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:050_0767205521808.doc
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第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
該当事項はありません。
2 【主要な設備の状況】
(平成18年6月30日現在)
事業所名
(所在地)
本社
(東京都大田区)
合計
事業部門の
名称
設備の内
容
帳簿価額(千円)
機械及び
装置
管理部門
液晶機器事業部
本社機能
医療・産業機器事業部
―
(注) 1 現在休止中の主要な設備はありません。
2 上記の金額には消費税等は含まれておりません。
― 30 ―
工具、器具
及び備品
従業員数
(名)
合計
15
587
602
12
15
587
602
12
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:051_0767205521808.doc
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3 【設備の新設、除却等の計画】(平成18年11月30日現在)
(1) 重要な設備の新設等
事業所名
投資予定金額
着手及び完了予定年月
設備の内容
(所在地)
資金調達方法
総額(千円)
本社
既支払額(千円)
着手
完了
平成19年4月
平成19年5月
30,000
事務所移転
(東京都)
―
増資資金
(20,000)
(注)1.上記の金額には、消費税は含まれておりません。
2.投資予定金額のうち、敷金及び保証金に相当する金額は、内書きで()に記載しております。
(2) 重要な設備の除却等
平成18年11月30日現在、重要な設備の除却等の計画はありません。
― 31 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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印刷日時:07/01/10 22:13
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】
① 【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
124,960
計
124,960
② 【発行済株式】
種類
上場証券取引所名又
は登録証券業協会名
発行数(株)
普通株式
31,240
非上場・非登録
計
31,240
―
(注)普通株式は、株主としての権利内容に制限のない、標準となる株式であります。
― 32 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:060_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:13
(2) 【新株予約権等の状況】
当社は、平成13年改正旧商法第280条ノ20に基づく新株予約権を発行しております。
取締役会決議日(平成17年6月15日)
最近事業年度末現在
(平成18年6月30日)
提出日の前月末現在
(平成18年12月31日)
5,410
5,410
普通株式
同左
5,410(注)1、3
5,410
新株予約権の数(個)
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行する場合の
株式の発行価格及び資本組入額(円)
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
10,000(注)2
平成18年 1月31日から
平成22年12月31日まで
発行価格
10,000
資本組入額
5,000
権利行使により発行を請求
することができる株式数は、
1株の整数倍でなければなら
ない。
新株予約権の割り当てを受
けた当社の取締役若しくは従
業員は、権利行使時において
も、当社の取締役若しくは従
業員の地位にあることを要す
る。ただし、任期満了による
退任、定年退職等その他正当
な理由のある場合はこの限り
ではない。
その他の条件は、新株予約
権発行の取締役会決議に基づ
き、当社と新株予約権の割り
当てを受けたものとの間で締
結する「新株予約権割当契
約」で定めるところによる。
新株予約権を譲渡するに
は、取締役会の承認を要す
る。
代用払込みに関する事項
(注) 1
2
―
同左
同左
同左
同左
同左
―
新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
新株予約権発行後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、分割または併合の比率に応じ次の算式に
より払込金額を調整し、調整により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額 = 調整前払込金額 ×
1
分割・併合の比率
なお、株式の分割および時価を下回る価額で新株を発行(新株予約権の行使により新株式を発行する
場合を除く)または自己株式の処分が行われる場合は、次の算式により調整されるものとし、調整によ
る1円未満の端数は切り上げる。
既発行株式数 +
調整後払込価額 = 調整前払込価額×
新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
調整前払込価額
既発行株式数+分割・新規発行(処分)株式数
3 新株予約権の数及び新株予約権の目的となる株式の数は、平成17年6月15日開催の取締役会における新株
発行予定数及び行使予定払込金額から退職等の理由により権利を喪失した者の新株予約権の数(40個)
及び新株予約権の目的となる株式の数(40株)を減じております。
― 33 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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(3) 【発行済株式総数、資本金等の推移】
発行済株式
総数増減数
(株)
年月日
発行済株式
総数残高
(株)
資本金増減額
(千円)
資本準備金
増減額
(千円)
資本金残高
(千円)
資本準備金
残高
(千円)
平成15年10月1日
1,000
1,000
10,000
10,000
―
―
(注)1
平成16年12月1日
4,000
5,000
20,000
30,000
20,000
20,000
(注)2
平成17年2月1日
24,240
29,240
―
30,000
52,702
72,702
(注)3
平成17年6月30日
1,600
30,840
8,000
38,000
8,000
80,702
(注)4
平成17年12月14日
400
31,240
6,200
44,200
6,200
86,902
(注)5
(注) 1 設立発起人による引き受け
発行価格
:10,000円
資本組入額
:10,000円
2 現物出資による有償第三者割当増資
発行価格
:10,000円
資本組入額
:5,000円
割当先
:(株)フォトニクス
3 (株)WAVEとの合併による新株式発行
合併比率:(株)WAVEの普通株式1株に対し、(株)フォトニクスソリューションの普通株式2.4株
を割り当てる。
4 有償第三者割当増資
発行価格
:10,000円
資本組入額
:5,000円
割当先
:柄澤 憲彦
5 公募増資(日本証券業協会のグリーンシートにおける公募増資)
発行価格
:31,000円
資本組入額
:15,500円
(4) 【所有者別状況】
平成18年6月30日現在
株式の状況
区分
株主数
(人)
所有株式数
(株)
所有株式数
の割合(%)
外国法人等
政府及び
地方公共
団体
金融機関
―
―
―
7
―
―
245
252
―
―
―
21,843
―
―
9,397
31,240
―
―
―
69.9
―
―
30.1
100.00
証券会社
その他の
法人
― 34 ―
個人以外
個人
その他
個人
計
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:060_0767205521808.doc
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(5) 【議決権の状況】
① 【発行済株式】
平成18年11月30日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
―
―
―
完全議決権株式(その他)
普通株式 31,240
発行済株式総数
31,240
31,240
総株主の議決権
株主としての権利内容に制限のない
標準となる株式
―
―
―
31,240
―
② 【自己株式等】
平成18年11月30日現在
自己名義
他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有株式数 所有株式数
の合計
に対する所有
株式数の割合(%)
(株)
(株)
(株)
所有者の氏名
又は名称
所有者の住所
―
―
―
―
―
―
計
―
―
―
―
―
― 35 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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(6) 【ストックオプション制度の内容】
当社は、ストックオプション制度を採用しております。
① 平成18年9月28日開催の第3回定時株主総会決議に基づく新株予約権の発行
当該制度は、会社法第361条に基づき取締役に対し、ストックオプションとして新株予約権を発行することを
平成18年9月28日開催の定時株主総会において決議されたものであります。
決議年月日
平成18年9月28日
付与対象者の区分及び人数(名)
当社取締役(注1)
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数
1,000株を上限とする。(注2)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
40,000(注3)
新株予約権の行使期間
自
至
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
平成19年4月1日
平成21年3月31日
新株予約権の割り当てを受けたものは、権利行使時においても、当
社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただ
し、任期満了による退任、定年による退職の場合はこの限りではな
い。
上記に規定する条件に該当しなくなった者であっても、取締役会の
承認を得た場合はこの限りではない。
新株予約権者が死亡した場合は、原則として相続を認めないものと
する。
その他の条件については、本総会および新株予約権発行の取締役会決
議に基づき、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結す
る「新株予約権付与契約」で定めるところによる。
新株予約権の譲渡については取締役会の承認を要する。
代用払込みに関する事項
―
(注) 1
付与人数に関しましては、第3回定時株主総会から1年の間に開催する新株予約権発行の取締役会決議
にて決定する予定であります。
2 新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
3 新株予約権発行後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額 = 調整前払込金額 ×
1
分割・併合の比率
なお、株式の分割および時価を下回る価額で新株を発行するときは、次の算式により発行価額を調整し、
調整による1円未満の端数は切り上げる。
既発行株式数 +
調整後払込価額 = 調整前払込価額×
新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
調整前払込価額
既発行株式数+分割・新規発行(処分)による増加株式数
― 36 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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②平成18年9月28日開催の第3回定時株主総会決議に基づく募集新株予約権の発行
当該制度は、会社法第236条、第238条及び第239条に基づき従業員に対し、ストックオプションとして新株予
約権を発行することを平成18年9月28日開催の定時株主総会において決議されたものであります。
決議年月日
平成18年9月28日
付与対象者の区分及び人数(名)
当社従業員(注1)
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数(株)
450株を上限とする。(注2)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
40,000(注3)
新株予約権の行使期間
自
至
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
平成19年4月1日
平成21年3月31日
新株予約権の割り当てを受けたものは、権利行使時においても、当
社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただ
し、任期満了による退任、定年による退職の場合はこの限りではな
い。
上記に規定する条件に該当しなくなった者であっても、取締役会の
承認を得た場合はこの限りではない。
新株予約権者が死亡した場合は、原則として相続を認めないものと
する。
その他の条件については、本総会および新株予約権発行の取締役会決
議に基づき、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結す
る「新株予約権付与契約」で定めるところによる。
新株予約権の譲渡については取締役会の承認を要する。
代用払込みに関する事項
―
(注) 1
付与人数に関しましては、第3回定時株主総会から1年の間に開催する新株予約権発行の取締役会決議
にて決定する予定であります。
2 新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
3 新株予約権発行後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額 = 調整前払込金額 ×
1
分割・併合の比率
なお、株式の分割および時価を下回る価額で新株を発行するときは、次の算式により発行価額を調整し、
調整による1円未満の端数は切り上げる。
既発行株式数 +
調整後払込価額 = 調整前払込価額×
新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
調整前払込価額
既発行株式数+分割・新規発行(処分)による増加株式数
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更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:062_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:13
2 【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
該当事項はありません。
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
該当事項はありません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
該当事項はありません。
3 【配当政策】
第3期事業年度においては、配当を行っておりません。当社は、株主に対する利益還元を経営の重要な課題
と認識しておりますが、現状におきましては、経営体質の強化、事業の拡大、人材育成の為の投資の原資とし
て、内部留保の充実に努める必要があると考えております。
内部留保金の使途につきましては、今後の事業展開の資金として投入していくこととしております。
4 【株価の推移】
当社の株式は、非上場であるため、該当事項はありません。
(注)当社株式は、日本証券業協会が定める店頭取扱有価証券のうちグリーンシート銘柄として指定されており、
取扱証券会社において気配値が公表されております。
― 38 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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5 【役員の状況】
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和54年 4月 中央信託銀行㈱(現中央三井信託銀
行㈱)入社
平成 5年 7月 同社 審査部 審査役
平成11年 4月 同社 融資企画部 次長
平成12年 4月 同社 参与
代表取締役 社長兼CEO 那 須 郁 雄 昭和31年7月29日生
平成16年 7月 ㈱WAVE入社、管理本部長
平成16年 9月 同社取締役就任
平成16年12月 当社取締役就任
平成17年 6月 当社代表取締役社長兼CEO就任
(現任)
平成 3年 2月 日本テクトロン㈱入社
平成13年 4月 ㈱フォトニクス入社
CTO兼
平成15年 7月 ㈱WAVE取締役就任
代表取締役 液晶機器 高 橋 進 昭和27年3月26日生
事業部長
平成17年 2月 当社取締役就任液晶機器事業部長
当社代表取締役兼CTO就任液晶機器
平成17年 6月
事業部長(現任)
所有株式数
(株)
444
100
昭和61年 4月 ㈱メステック入社
平成 2年 7月 ㈱フォトニクス入社
平成 8年10月 同社シュメアザール事業部長
取締役
医療・産業
機器事業 荻 野 征 夫 昭和30年7月21日生 平成12年10月 ㈱SPC入社安全工学機器事業部長
部長
特定非営利法人安全工学研究所
10
平成14年 3月
取締役
理事(現任)
平成16年12月 当社取締役就任医療機器事業部長
平成17年10月 取締役医療・産業機器事業部長
(現任)
昭和58年 8月 ㈱スターリング入社
昭和63年 6月 同社取締役就任
平成 5年 3月 スターネット㈱入社
平成 7年 5月 同社取締役就任
平成14年 8月 アイフュージョン・テクノロジー
ズ㈱取締役就任
財務部長 鈴 江 貞 雄 昭和29年6月25日生
平成17年 3月 ㈲MSP取締役就任(現任)
平成17年 9月 ㈲イズミプロジェクト取締役就任
(現任)
平成17年12月 当社入社財務部長
平成18年 5月 当社取締役就任財務部長(現任)
― 39 ―
―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:063_0767205521808.doc
役名
職名
監査役
―
監査役
(非常勤)
―
氏名
生年月日
印刷日時:07/01/10 22:13
略歴
昭和53年 8月 東光通商㈱入社
平成 2年 4月 同社営業部長
亀 田 哲 昭和16年8月8日生 平成12年 6月 同社取締役営業本部長
平成17年 6月 当社入社
平成17年10月 当社監査役就任(現任)
昭和60年10月 青山監査法人
(現みすず監査法人)入所
平成 7年 8月 監査法人トーマツ入所
山口吉一公認会計士事務所
平成 8年 4月
開業 所長(現任)
平成 9年 9月 ㈱フォトニクス監査役就任
平成11年 4月 誠栄監査法人設立
同所代表社員就任(現任)
山 口 吉 一 昭和31年6月28日生 平成12年 5月 ㈱フォトニクス取締役就任
平成13年10月 ㈱エスピーシー(現㈱SPC)
取締役就任
平成14年 6月 ㈱ナノテックス監査役就任
平成15年 7月 ㈱WAVE監査役就任
所有株式数
(株)
8
―
平成15年 9月 ㈱SPC監査役就任
監査役
(非常勤)
―
平成15年10月 当社監査役就任(現任)
平成16年 5月 ㈱日本資本政策研究所設立
同社代表取締役就任(現任)
昭和40年 4月 中央信託銀行㈱(現中央三井信託
銀行㈱)入社
平成 5年 6月 同社取締役就任
平成 6年 3月 京橋都市開発㈱代表取締役就任
平成 6年 7月 日榮建設工業㈱(現 ㈱アゼル)
鎌 田 穣 二 昭和17年4月16日生
顧問
平成 7年 6月 同社取締役就任
平成11年 6月 ㈱エンゼル代表取締役就任
平成15年 6月 ㈱アゼル・㈱エンゼル退任
平成18年 5月 当社監査役就任(現任)
計
(注)監査役鎌田穣二は、会社法第2条第16号に定める社外監査役の要件を満たしております。
― 40 ―
―
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6 【コーポレート・ガバナンスの状況】
(1)コーポレート・ガバナンスに関する基本的考え方
当社は公正かつ効率的な経営に取り組むにあたり、コーポレート・ガバナンスが重要な課題であると認識して
おります。コーポレート・ガバナンスとは、株主及び投資家重視の基本方針のもと、経営の健全性、透明性、効
率性を高め、経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制を構築することであり、あわせて企業価値の増大化を
図り、社会に貢献できる企業として、地域社会をも含めたすべての関係者と良好な関係を構築することを目標と
しております。そのため、経営の意思決定の内容及び過程を明確にし、タイムリーディスクロージャーの実践を
通して利害関係者の意思や利益を適切に反映していくように努めております。
(2)コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況
当社の業務執行・内部統制の概要は次のとおりであります。
①取締役会
当社の取締役会は、平成18年11月現在4名で構成し、取締役会を月1回の頻度で開催し、また、必要に応じて臨
時取締役会を開催し、法令で定められた事項や経営に関する重要事項を決定するとともに、業務執行の状況を逐
次監督しております。
②監査役
当社は監査役制度を採用しており、従来は監査役2名体制のため監査役として月1度の頻度で監査内容を検討し
ております。現在は常勤監査役1名、非常勤監査役2名の3名体制で監査役会(会社法上の機関としての登記はし
ておりません。)が構成されております。今後は監査役会を定期的に行うと共に積極的に取締役会を始めとした
会議に参加し、経営監視が有効に機能するよう努めてまいります。
③内部監査
内部統制につきましては、当社は少人数の会社でもあり総務部において1名に内部監査を担当させ、補完的に
財務部が内部監査を行う体制をとっております。内部監査は、期初において監査計画を策定し定期的に実施して
まいります。
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(3)役員報酬及び監査報酬
第3期事業年度における当社の取締役及び監査役に対する役員報酬、並びに会計監査人に対する監査報酬は以
下のとおりであります。
役員報酬の内容
取締役に支払った報酬
27,450千円
監査役に支払った報酬(社外監査役への報酬300千
4,380千円
円を含む。)
計
31,830千円
監査報酬の内容
公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項
9,000千円
に規定する業務に基づく報酬
公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項
―
に規定する業務に基づく報酬以外の報酬
計
9,000千円
(4)内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携
当社では内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携を重視し、当該事業年度の内部監査計画・監査計画
を相互に協議の上で策定しております。その計画に基づき実施した監査の方法や結果についても、互いに適宜
報告することとしております。このほか常勤監査役が定期的に内部監査にも立ち会う等の方法により緊密に連
携して意見交換等を行っております。
(5)会計監査の状況
当社の業務を執行した公認会計士の氏名、所属する監査法人及び提出会社に係る継続監査の年数及び監査業
務に係る補助者は次のとおりであります。
資格
公認会計士(代表社員・
氏名
所属する公認会計士事務所
継続監査年数(注)1
加藤善孝
優成監査法人
―
宮崎
優成監査法人
―
業務執行社員)
公認会計士(業務執行社員)
(注)1
2
哲
継続監査年数については、全員7年以内であるため、記載を省略しております。
監査業務に係る補助者の構成は、会計士補5名その他1名であります。
(6)リスク管理体制の整備
当社のリスク管理体制は、特別な社内委員会等の設置はいたしておりませんが、経営上想定されるリスクに
ついて管理部門である総務部および財務部において立案し、その対応やヘッジ方法については取締役会におい
て策定することにしております。以上に加えて、全役職員が事業展開をする上で、法令の遵守、社会経済倫理
に従っての行動を実践し、コンプライアンス意識やリスクマネージメントの教育を行い企業倫理の向上に努め
てまいります。
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第5 【経理の状況】
1
財務諸表の作成方法について
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号
以下
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、前事業年度(自
平成16年7月1日
至
平成17年6月30日 )については、「財務諸表等の用語、様式及
び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成16年1月30日
内閣府令第5号)附則第2項のただし
書きにより、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
また、前事業年度(自
事業年度(自
平成16年7月1日
平成17年7月1日
至
至
平成17年6月30日 )は、改正前の財務諸表等規則に基づき、当
平成18年6月30日 )は、改正後の財務諸表等規則に基づいて作成しており
ます。
2
監査証明について
当社は、証券取引法第193条の2の規定に基づき、第2期事業年度(自
及び第3期事業年度(自
平成17年7月1日
至
平成16年7月1日
至
平成17年6月30日
)
平成18年6月30日)の財務諸表について、優成監査法人の監査を受
けております。
3 連結財務諸表について
当社は、子会社がありませんので、連結財務諸表を作成しておりません。
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【財務諸表等】
(1) 【財務諸表】
① 【貸借対照表】
前事業年度
(平成17年6月30日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成18年6月30日)
構成比
(%)
金額(千円)
構成比
(%)
金額(千円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1
現金及び預金
65,695
2
受取手形
13,029
33,286
3
売掛金
69,078
147,723
4
商品
24,551
48,542
5
製品
5,289
4,438
6
原材料
3,233
5,846
7
仕掛品
998
―
8
前渡金
484
―
9
前払費用
884
5,402
10
繰延税金資産
―
517
11
その他
貸倒引当金
流動資産合計
Ⅱ
71,116
735
936
△455
△1,438
183,526
98.8
316,371
99.3
固定資産
1
有形固定資産
(1) 機械及び装置
△295
(2) 工具、器具及び備品
7,699
減価償却累計額
有形固定資産合計
2
311
減価償却累計額
△6,597
311
15
△295
15
6,914
1,101
1,117
△6,326
0.6
587
602
0.2
無形固定資産
(1) ソフトウェア
1,093
(2) 電話加入権
無形固定資産合計
808
24
1,117
24
0.6
832
0.3
3 投資その他の資産
(1)繰延税金資産
―
投資その他の資産計
固定資産合計
資産合計
649
―
649
0.2
2,234
1.2
2,085
0.7
185,760
100.0
318,456
100.0
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前事業年度
(平成17年6月30日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成18年6月30日)
構成比
(%)
金額(千円)
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構成比
(%)
金額(千円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1
買掛金
18,371
66,268
2
短期借入金
55,000
70,000
3
未払金
14,476
16,937
4
未払費用
72
332
5
未払法人税等
289
145
6
預り金
273
466
7
新株予約権
2,725
―
8
その他
※1
1,509
流動負債合計
Ⅱ
92,718
2,757
49.9
156,907
49.3
固定負債
1
退職給付引当金
1,262
固定負債合計
負債合計
2,639
1,262
0.7
2,639
0.8
93,980
50.6
159,546
50.1
38,000
20.5
―
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本剰余金
1
Ⅲ
※2
資本準備金
80,702
資本剰余金合計
80,702
―
43.4
利益剰余金
1
当期未処理損失
26,921
利益剰余金合計
△26,921
△14.5
―
91,780
49.4
―
185,760
100.0
―
資本合計
負債資本合計
―
(純資産の部)
Ⅰ
株主資本
1
資本金
―
44,200
2
資本剰余金
―
86,902
―
86,902
繰越利益剰余金
―
25,102
利益剰余金合計
―
25,102
7.9
株主資本合計
―
156,204
49.1
(1)資本準備金
資本剰余金合計
3
13.9
27.3
利益剰余金
(1)その他利益剰余金
Ⅱ
新株予約権
―
2,705
0.8
純資産合計
―
158,909
49.9
負債・純資産合計
―
318,456
100.0
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② 【損益計算書】
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
区分
Ⅰ
Ⅱ
注記
番号
百分比
(%)
金額(千円)
百分比
(%)
金額(千円)
売上高
1
商品売上高
57,603
2
製品売上高
135,224
216,200
192,827
100.0
385,774
601,974
100.0
379,511
63.0
222,462
37.0
163,171
27.1
59,290
9.9
売上原価
1
期首商品たな卸高
―
24,551
2
当期商品仕入高
66,591
187,803
合計
66,591
212,355
24,551
48,542
348
96
41,691
163,717
3
期末商品たな卸高
4
他勘定振替高
5
商品売上原価
6
期首製品たな卸高
―
5,289
7
合併による製品受入高
13,241
―
8
当期製品製造原価
73,351
214,943
合計
86,593
220,232
9
期末製品たな卸高
5,289
4,438
10
製品売上原価
※1
81,303
売上総利益
Ⅲ
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
122,995
63.8
69,832
36.2
215,794
販売費及び一般管理費
1
役員報酬
16,080
31,830
2
給料手当
9,958
38,440
3
法定福利費
3,224
7,984
4
退職給付費用
188
697
5
旅費交通費
2,783
10,902
6
広告宣伝費
1,438
888
7
消耗品費
2,679
5,075
8
支払手数料
9,775
25,066
9
顧問料
2,118
18,158
10
地代家賃
2,756
6,180
11
研究開発費
1,428
―
12
減価償却費
410
519
13
営業権償却
4,571
―
14
貸倒引当金繰入額
15
その他
営業利益
387
4,879
982
62,679
32.5
7,152
3.7
― 46 ―
16,444
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:090_0767205521808.doc
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
区分
Ⅳ
Ⅴ
注記
番号
百分比
(%)
金額(千円)
営業外収益
1
受取利息
0
0
2
3
受取手数料
440
2,640
為替差益
629
―
4
その他
144
1,213
0.6
120
2,760
0.4
10,904
1.8
51,146
8.5
―
―
51,146
8.5
△877
△0.1
52,023
8.6
営業外費用
1
支払利息
2
3
4
その他
※2
1,959
2,672
株式公開費用
―
5,670
新株発行費償却
―
999
103
経常利益
Ⅵ
百分比
(%)
金額(千円)
印刷日時:07/01/10 22:12
2,063
1.0
6,303
3.3
1,562
特別利益
1
営業権譲渡益
※3
10,000
2
その他
※4
241
税引前当期純利益
法人税、住民税
及び事業税
295
法人税等調整額
―
―
10,241
5.3
16,544
8.6
―
290
295
0.2
当期純利益
16,248
8.4
前期繰越損失
43,170
当期未処理損失
26,921
― 47 ―
△1,167
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:090_0767205521808.doc
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製造原価明細書
区分
注記
番号
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
金額(千円)
金額(千円)
金額(千円)
構成比
(%)
Ⅰ
材料費
61,493
84.6
180,536
84.4
Ⅱ
労務費
6,484
8.9
20,540
9.6
Ⅲ
経費
4,712
6.5
12,866
6.0
72,690
100.0
213,944
100.0
※1
当期総製造費用
期首仕掛品たな卸高
合併による仕掛品受入高
合計
期末仕掛品たな卸高
当期製品製造原価
(注)
―
998
1,659
―
74,350
214,943
998
―
73,351
214,943
※1経費の主な内訳は、次のとおりであります。
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
地代家賃
減価償却費
消耗品費
旅費交通費
賃借料
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
1,446千円
171千円
1,704千円
416千円
732千円
地代家賃
減価償却費
消耗品費
旅費交通費
賃借料
(原価計算の方法)
当社の原価計算は、ロット別個別原価計算であります。
― 48 ―
3,440千円
240千円
4,678千円
2,440千円
1,763千円
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ファイル名:100_0767205521808.doc
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③ 【株主資本等変動計算書】
当事業年度(自
平成17年7月1日
至
株
平成18年6月30日)
主
資本剰余金
項目
資本金
平成17年6月30日残高
(千円)
事業年度中の変動額
資本準備金
38,000
80,702
行
6,200
当 期 純 利 益
株 主 資 本 以 外 の
項目の当期変動額
(純額)
事業年度中の変動額合計
(千円)
平成18年6月30日残高
(千円)
―
新
株
の
発
資
本
利益剰余金
その他利益
剰余金
繰越利益
剰余金
株主資本
合計
新株
予約権
△26,921
91,780
6,200
―
12,400
12,400
―
52,023
52,023
52,023
―
―
―
―
△20
△20
6,200
6,200
52,023
64,423
△20
64,403
44,200
86,902
25,102
156,204
2,705
158,909
― 49 ―
2,725
純資産
合計
94,505
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:110_0767205521808.doc
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④ 【キャッシュ・フロー計算書】
区分
Ⅰ
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
金額(千円)
金額(千円)
注記
番号
営業活動によるキャッシュ・フロー
1
税引前当期純利益
2
減価償却費
16,544
51,146
488
475
3
ソフトウェア償却額
94
284
4
5
営業権償却額
4,571
―
営業権譲渡益
△10,000
―
6
貸倒引当金の増加額
7
退職給付引当金の増加額
8
387
982
24
1,377
受取利息
△0
△0
9
支払利息
1,959
2,672
10
新株発行費償却
―
999
11
株式公開費用
―
5,670
12
売上債権の増加額
△69,576
△98,902
13
たな卸資産の増減額(△は増加)
3,007
△24,752
14
仕入債務の増減額(△は減少)
△13,912
48,381
15
未払金の減少額
△14,453
△3,493
16
未払費用の減少額
△3,889
―
17
立替金の減少額
5,240
―
18
預り金の減少額
△2,926
―
19
未収消費税等の減少額
1,872
―
20
未払消費税等の増減額(△は減少)
△2,214
1,309
21
その他
△1,183
△4,064
小計
△83,965
△17,912
22
利息の受取額
0
0
23
利息の支払額
△2,003
△2,672
24
法人税等の支払額
営業活動によるキャッシュ・フロー
Ⅱ
△100
△435
△86,069
△21,019
投資活動によるキャッシュ・フロー
1
有形固定資産の取得による支出
△549
―
2
有形固定資産の売却による収入
―
39
3
無形固定資産の取得による支出
△700
―
4
営業権の譲渡による収入
45,428
―
投資活動によるキャッシュ・フロー
44,179
39
― 50 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:110_0767205521808.doc
区分
Ⅲ
印刷日時:07/01/10 22:14
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
金額(千円)
金額(千円)
注記
番号
財務活動によるキャッシュ・フロー
1
短期借入金の純増加額
26,500
15,000
2
株式の発行による収入
16,000
11,400
3
新株予約権の発行による収入
2,725
―
45,225
26,400
3,334
5,420
財務活動によるキャッシュ・フロー
Ⅳ
現金及び現金同等物の増加額
Ⅴ
現金及び現金同等物の期首残高
Ⅵ
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額
Ⅶ
現金及び現金同等物の期末残高
※
― 51 ―
416
65,695
61,944
―
65,695
71,116
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:111_a_0767205521808.doc
⑤ 【損失処理計算書】
前事業年度
(平成17年9月27日)
区分
Ⅰ
当期未処理損失
Ⅱ
損失処理額
Ⅲ
次期繰越損失
注記
番号
金額(千円)
26,921
―
26,921
(注) 日付は株主総会承認年月日であります。
― 52 ―
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更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:111_b_0767205521808.doc
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重要な会計方針
項目
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
1
たな卸資産の評価基準及
び評価方法
(1)商品、製品、原材料
総平均法による原価法
(2)仕掛品
個別法による原価法
(1)商品、製品、原材料
同左
(2)仕掛品
同左
2
固定資産の減価償却の方
法
(1)有形固定資産
定率法
(主な耐用年数)
工具器具及び備品
2∼6年
(2)無形固定資産
定額法
なお、自社利用のソフトウェアにつ
いては、社内における利用可能期間
(5年)に基づく定額法を採用してお
ります。
新株発行費
支払時に全額費用として処理してお
ります。
(1)貸倒引当金
売上債権等の貸倒れによる損失に備
えるため、一般債権については貸倒実
績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については、個別に回収可能性を検
討し、回収不能見込額を計上しており
ます。
(1)有形固定資産
同左
(2)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当
社退職金規程に基づく期末自己都合退
職金要支給額を計上しております。
手許現金、要求払預金及び取得日か
ら3ヵ月以内に満期日の到来する流動
性の高い、容易に換金可能であり、か
つ、価値の変動について、僅少なリス
クしか負わない短期的な投資でありま
す。
リース物件の所有権が借主に移転す
ると認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じた会計方法
によっております。
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(2)退職給付引当金
同左
3 繰延資産の処理方法
4 引当金の計上基準
5
キャッシュ・フロー計算
書における資金の範囲
6
リース取引の処理方法
7
その他財務諸表作成のた
めの基本となる重要な事
項
― 53 ―
(2)無形固定資産
同左
新株発行費
同左
(1)貸倒引当金
同左
同左
同左
消費税等の会計処理
同左
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:111_b_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
(会計方針の変更)
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
1 固定資産の減損に係る会計基準
当事業年度から、「固定資産の減損に係る会計基準」
(「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見
書」(企業会計審議会 平成14年8月9日))及び「固定
資産の減損に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準
委員会 平成15年10月31日 企業会計基準適用指針第6
号)を適用しております。
これによる損益に与える影響はありません。
2
貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等
当事業年度から、「貸借対照表の純資産の部の表示に
関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成17年12月
9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の
部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会計基
準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指針第8
号)を適用しております。
これによる損益に与える影響はありません。
なお、従来の「資本の部」の合計に相当する金額は
156,204千円であります。
財務諸表等規則の改正により、当事業年度における財
務諸表は、改正後の財務諸表等規則により作成しており
ます。
―
(表示方法の変更)
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
(貸借対照表)
「立替金」は、前事業年度まで区分掲記しておりま
したが、資産の総額の 100 分の 1 以下となったため流
動資産「その他」として表示いたしました。
なお、当事業年度の「その他」とした「立替金」の金
額は 374 千円であります。
―
―
(キャッシュ・フロー計算書)
営業活動によるキャッシュ・フローに区分掲記してい
た「未払費用の増減額(△は減少額)」、「立替金の
増減額(△は増加額)」、「預り金の増減額(△は減
少額)」は、金額的重要性が乏しくなったため、当期
より「その他」に含めて表示しております。
なお、当期の「その他」に含まれる「未払費用の増
加額」、「立替金の減少額」、「預り金の増加額」
は、それぞれ259千円、374千円、192千円でありま
す。
― 54 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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注記事項
(貸借対照表関係)
前事業年度
(平成17年6月30日)
※ 1 関係会社に対する資産及び負債
※
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれてい
るものは次のとおりです。
未払金
※ 2
3
当事業年度
(平成18年6月30日)
1 関係会社に対する資産及び負債
区分掲記されたもの以外で各科目に含まれてい
るものは次のとおりです。
4,874千円
会社が発行する株式の数
発行済株式総数
未払金
普通株式 110,000株
※
普通株式 30,840株
資本の欠損
資本の欠損の額は26,921千円であります。
2,675千円
2
―
3
―
(損益計算書関係)
※
※
※
※
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
1 他勘定振替高の明細
その他(販売費及び一般管理費) 348千円
2 各科目に含まれている関係会社に対するもの
は、次のとおりであります。
支払利息
808千円
3 営業権譲渡益の内容は、米dBm社の光受動部品
測定装置の輸入・販売の営業権の譲渡によるもので
あります。
4 退職給付引当金戻入額であります。
5 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開
発費は、1,428千円であります。
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
※ 1 他勘定振替高の明細
その他(販売費及び一般管理費)
96千円
※ 2
―
※
3
―
※
4
―
5
―
(株主資本等変動計算書関係)
当事業年度(自 平成17年7月1日
至 平成18年6月30日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
前事業年度末株式数
当事業年度増加株式数
当事業年度減少株式数
当事業年度末株式数
普通株式(株)
30,840
400
―
31,240
合計(株)
30,840
400
―
31,240
(注)普通株式の発行済株式数の増加400株は、グリーンシートにおける公募増資によるものです。
― 55 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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2.新株予約権に関する事項
新株予約権の
新株予約権の目的となる株式の数(株)
当事業年度末
新株予約権の内訳
目的となる
株式の種類
平 成1 7 年 6 月 1 5日
前 事 業
当事業年度
当事業年度
当 事 業
年 度 末
増
減
少
年 度 末
普通株式
加
概要
残高
5,450
―
40
5,410
2,705
5,450
―
40
5,410
2,705
注1
取 締 役 会 決 議
合計
(注)1
平成17年6月15日取締役会決議の新株予約権の当期減少は、保有者である従業員の退職に伴う消却によるも
のであります。
2 上表の新株予約権はすべて権利行使可能なものであります。
3.配当に関する事項
配当は実施しておりません。
(キャッシュ・フロー計算書関係)
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲 1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記
されている科目の金額との関係
記されている科目の金額との関係
現金及び預金
65,695千円
現金及び預金
71,116千円
現金及び現金同等物
65,695千円
現金及び現金同等物
71,116千円
2
2 重要な非資金取引の内容
(1) 当事業年度に合併した(株)WAVEより引き継
いだ資産及び負債の主な内訳は次のとおりであり
ます。なお、資産合計と負債合計との差額 52,702
千円は、資本準備金として受け入れております。
流動資産
118,509 千円
固定資産
1,031 千円
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
119,541 千円
65,602 千円
1,237 千円
66,839 千円
(2) 当事業年度に(株)フォトニクスより独シュトイ
テ社の医療関係機器用製品の輸入及び販売の権利
を対価とした現物出資40,000千円を受け、そのう
ち20,000千円を資本に組み入れております。
― 56 ―
―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:111_b_0767205521808.doc
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(リース取引関係)
前事業年度(自
平成16年7月1日
至
平成17年6月30日)
至
平成18年6月30日)
至
平成17年6月30日)
至
平成18年6月30日)
至
平成17年6月30日)
該当事項はありません。
当事業年度(自
平成17年7月1日
該当事項はありません。
(有価証券関係)
前事業年度(自
平成16年7月1日
該当事項はありません。
当事業年度(自
平成17年7月1日
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
前事業年度(自
平成16年7月1日
デリバティブ取引を全く利用しておりませんので、該当事項はありません。
当事業年度(自
平成17年7月1日
至
平成18年6月30日)
デリバティブ取引を全く利用しておりませんので、該当事項はありません。
(退職給付関係)
前事業年度
(平成17年6月30日)
1 採用している退職給付制度の概要
退職一時金制度のみを採用しております。
1
当事業年度
(平成18年6月30日)
採用している退職給付制度の概要
退職一時金制度のみを採用しております。
2 退職給付債務に関する事項
2 退職給付債務に関する事項
退職給付債務
退職給付債務
1,262千円
退職給付引当金
退職給付引当金
1,262千円
(注)合併により㈱WAVEより退職給付引当金996千円を
引き継いでおります。
3 退職給付費用に関する事項
3 退職給付費用に関する事項
勤務費用
266千円
勤務費用
退職給付費用
266千円
退職給付費用
2,639千円
2,639千円
1,429千円
1,429千円
4 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
4 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
当社は簡便法を採用しておりますので、割引率等
当社は簡便法を採用しておりますので、割引率等に
については該当ありません。
ついては該当ありません。
(ストック・オプション等関係)
当事業年度(自
平成17年7月1日
至
平成18年6月30日)
該当事項はありません。
― 57 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:111_b_0767205521808.doc
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(税効果会計関係)
前事業年度
(平成17年6月30日)
1 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
(繰延税金資産)
たな卸資産評価損
減価償却超過額
退職給付引当金
繰越欠損金
繰延税金資産計
評価性引当額
繰延税金資産の純額
2
当事業年度
(平成18年6月30日)
繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
1
(繰延税金資産)
たな卸資産評価損
退職給付引当金
繰延税金資産計
612千円
16千円
19千円
△20,936千円
△20,289千円
20,289千円
― 千円
517千円
649千円
1,167千円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との差異の原因となった主な項目の内訳
率との差異の原因となった主な項目の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等の永久差異
住民税均等割
評価性引当額の変動
その他
税効果会計適用後の法人税等の
負担率
42.05%
0.25
1.79
△42.40
0.10
1.79%
法定実効税率
(調整)
交際費等の永久差異
住民税均等割
税務上の繰越欠損金の利用
評価性引当額の変動
その他
税効果会計適用後の法人税等の
負担率
(持分法損益等)
前事業年度 (自
平成16年7月1日
至 平成17年6月30日)
関連会社がないため、該当事項はありません。
当事業年度 (自
平成17年7月1日
至 平成18年6月30日)
関連会社がないため、該当事項はありません。
― 58 ―
42.05%
0.55
0.57
△40.33
△4.56
0.00
△1.72%
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:120_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
【関連当事者との取引】
前事業年度(自
1
平成16年7月1日
至
平成17年6月30日)
親会社及び法人主要株主等
属性
親会社
会社等の名称
株式会社
フォトニクス
住所
東京都
大田区
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(千円)
議決権等
の直接
被所有
割合(%)
728,762 持株会社
76.4
関係内容
取引金
額
(千円)
取引の内容
役員の
兼任等
2名
(兼任)
事業上
の関係
―
科目
期末残高
(千円)
営業権現物
出 資 受 入
(注)1
40,000
−
−
営業権売却
(注)2
35,428
−
−
資金の当期中
借入れ(注)3
7,800
−
−
利息の支払
808
−
−
被債務保証
(注)4
55,000
−
−
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1
営業権の対価については、第三者において算定した額を参考に、両社が交渉・協議を行い決
定しております。
2
営業権の対価については、第三者において算定した額を参考に、両社が交渉・協議を行い決
定しております。
3
借入条件
手形借入
借入利率:年3-3.475%一覧払い
4
当社の借入金契約について、債務保証を受けているものであります。なお、保証料の支払い
及び担保の提供は行っておりません。
又、当該被債務保証は、平成18年11月30日にすべて解消しております。
2
役員及び個人主要株主等
属性
役員
会社等の名称
柄澤
憲彦
住所
−
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(千円)
議決権等
の直接
被所有
割合(%)
当社取締役
会長
5.1
−
関係内容
取引の内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
−
−
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
資金の借入
(注)1
16,000
−
−
増資の割当
(注) 2
16,000
−
−
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1 借入条件 手形借入 借入利率:年3%一覧払い
2 平成17年6月15日開催の取締役会で決議された第三者割当増資の引受であり、第三者において
算定した額等を参考として1株につき10,000円で発行したものであります。
― 59 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:120_0767205521808.doc
3
印刷日時:07/01/10 22:14
兄弟会社等
属性
兄弟
会社
会社等の名称
株式会社
ナノテックス
住所
東京都
大田区
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(千円)
光計測機器
173,000
事業
議決権等
の直接
被所有
割合(%)
―
関係内容
役員の
兼任等
3名
(兼任)
取引の内容
取引金額
(千円)
営業権売却
(注)1
合併による
継承債務の
支 払 い
(注)2
事業上
の関係
―
科目
期末残高
(千円)
10,000
−
−
22,691
−
−
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)1
営業権の対価については、第三者において算定した額を参考に、両社が交渉・協議を行い
決定しております。
2 ㈱WAVEと平成17年2月1日付で合併した際、継承した債務の支払いであります。
当事業年度(自
1
平成17年7月1日
至
平成18年6月30日)
親会社及び法人主要株主等
属性
親会社
会社等の名称
住所
資本金又
事業の内容
は出資金
又は職業
(千円)
株式会社
東京都
1,221,352
フォトニクス 新宿区
投資育成
事業
議決権等
の直接
被所有
割合(%)
53.6
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
―
―
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
被債務保証
(注)
100,000
−
−
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注)
当社の借入金契約について、債務保証を受けているものであります。なお、保証料の支払い及び
担保の提供は行っておりません。
又、当該被債務保証は、平成18年11月30日にすべて解消しております。
― 60 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:120_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
(1株当たり情報)
項目
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
1株当たり純資産額
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
2,976円02銭
1株当たり当期純利益
5,000円15銭
1,222円69銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当
期純利益については、潜在株式は存
在するものの、当社株式が非上場で
あり、期中平均株価の算定が困難な
ため、記載しておりません。
1,675円06銭
同左
(注) 1株当たり当期純利益の算定上の基礎
項目
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
損益計算書上の当期純利益(千円)
16,248
52,023
普通株式に係る当期純利益(千円)
16,248
52,023
普通株主に帰属しない金額(千円)
―
普通株式の期中平均株式数(株)
希薄化効果を有しないため、潜在株
式調整後1株当たり当期純利益の算
定に含まれなかった潜在株式の概要
―
13,289
31,058
新株予約権1種類(新株予約権の数
5,450 個 ) 。 な お 、 こ れ ら の 概 要
は、「新株予約権等の状況」に記
載のとおりであります。
新株予約権1種類(新株予約権の数
5,410 個 ) 。 な お 、 こ れ ら の 概 要
は、「新株予約権等の状況」に記
載のとおりであります。
― 61 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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印刷日時:07/01/10 22:14
(重要な後発事象)
前事業年度
(自 平成16年7月 1日
至 平成17年6月30日)
販売許諾契約の締結について
当社は、株式会社フォトニクスとの間に株式会社フォ
トニクスが所有する独シュメアザールグループの取扱製
品の販売に関する権利に関して、以下の通り販売許諾契
約を平成17年10月1日に締結し、独シュメアザールグル
ープの取扱製品の販売を開始いたしました。
相手方の名称
株式会社フォトニクス
契約品目
独シュメアザールグループ
の取扱製品
契約内容
販売の権利
契約期間
自 平成17年10月1日
至 平成18年9月30日
当事業年度
(自 平成17年7月 1日
至 平成18年6月30日)
新株予約権の発行
①当社は、平成18年9月28日開催の第3回定時株主総会
において、当社取締役に対してストックオプションとし
て新株予約権を発行することを決議しております。
②当社は、平成18年9月28日開催の第3回定時株主総会
において、当社従業員に対してストックオプションとし
て募集新株予約権を発行することを決議しております。
③上記の詳細については、「第4 提出会社の状況 1
株式等の状況(6)ストックオプション制度の内容」に
記載しております。
(注)1
対価として一定のロイヤルティを支払ってお
ります。
2 契約期間につきましては、株式会社フォトニ
クス及び当社いずれかの事前の契約解除通告が
ない限り、1年毎に自動更新するものとなって
おります。
― 62 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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⑤ 【附属明細表】(平成18年6月30日現在)
【有価証券明細表】
該当ありません。
【有形固定資産等明細表】
資産の種類
前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
当期末減価
差引当期末
償却累計額 当期償却額
残高
(千円)
又は償却
(千円)
累計額(千円)
有形固定資産
機械及び装置
311
―
―
311
295
―
15
工具、器具及び備品
7,699
―
785
6,914
6,326
475
587
有形固定資産計
8,010
―
785
7,225
6,622
475
602
1,576
―
―
1,576
767
284
808
24
―
―
24
―
―
24
1,600
―
―
1,600
767
284
832
無形固定資産
ソフトウェア
電話加入権
無形固定資産計
【社債明細表】
該当事項はありません。
【借入金等明細表】
区分
前期末残高
(千円)
短期借入金
合計
当期末残高
(千円)
平均利率
(%)
返済期限
55,000
70,000
2.775
―
55,000
70,000
―
―
(注) 「平均利率」については、借入金の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
【引当金明細表】
区分
貸倒引当金
前期末残高
(千円)
455
当期増加額
(千円)
982
― 63 ―
当期減少額
(目的使用)
(千円)
―
当期減少額
(その他)
(千円)
―
当期末残高
(千円)
1,438
更新日時:2007/01/08 10:07
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(2) 【主な資産及び負債の内容】(平成18年6月30日現在)
①
資産の部
a
現金及び預金
区分
金額(千円)
現金
8
預金
普通預金
b
イ
71,107
預金計
71,107
合計
71,116
受取手形
相手先別内訳
相手先
金額(千円)
ユニダックス株式会社
8,645
株式会社ナ・デックス
4,853
中村留精密工業株式会社
4,419
株式会社高木商会
2,654
大塚刷毛株式会社
2,563
その他
10,149
合計
ロ
33,286
期日別内訳
期日別
金額(千円)
平成18年7月満期
8,526
平成18年8月満期
6,715
平成18年9月満期
7,808
平成18年10月満期
8,582
平成18年11月満期
1,538
平成18年12月以降満期
115
合計
33,286
― 64 ―
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c
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売掛金
イ
相手先別内訳
相手先
株式会社千代田組
金額(千円)
関西
72,439
長瀬産業株式会社
17,220
東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社
11,739
船井電機株式会社
8,610
株式会社アズマ
6,518
その他
31,196
合計
ロ
147,723
売掛金の発生及び回収並びに滞留状況
期首残高(千円)
(A)
69,078
当期発生高(千円) 当期回収高(千円) 当期末残高(千円)
(B)
632,072
(C)
(D)
553,427
147,723
回収率(%)
(C)
×100
(A)+(B)
78.9
滞留期間(日)
(A)+(D)
2
(B)
365
62.6
(注) 消費税等の会計処理は税抜方式を採用していますが、上記金額には消費税等が含まれております。
― 65 ―
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d
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商品
区分
金額(千円)
医療用フットスイッチ他
23,037
測定器他
10,119
産業用安全スイッチ他
15,384
合計
e
48,542
製品
区分
金額(千円)
液晶検査装置他
4,438
合計
f
4,438
原材料
区分
金額(千円)
液晶検査装置部材他
5,846
合計
5,846
― 66 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
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②
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負債の部
a
買掛金
相手先
金額(千円)
株式会社SPC
21,996
YKT株式会社
9,891
Steute Schaltgerate GmbH&Co.KG(シュトイテ社)
7,314
Elcometer Instruments Limited(エルコメーター社)
3,200
株式会社アーム電子
2,980
その他
20,885
合計
b
66,268
短期借入金
相手先
金額(千円)
株式会社三井住友銀行
70,000
合計
c
70,000
未払金
相手先
金額(千円)
従業員給与等
5,189
株式会社フォトニクス
2,675
優成監査法人
2,101
社会保険料
962
宝印刷株式会社
885
その他
5,123
合計
16,937
― 67 ―
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(3) 【その他】
最近の経営成績及び財政状態の概況
平成19年6月期第1四半期会計期間(自 平成18年7月1日 至 平成18年9月30日)の四半期財務諸表は、次の
とおりであります。
なお、この四半期財務諸表については、証券会員制法人札幌証券取引所の定める「上場有価証券の発行者
の会社情報の適時開示等に関する規則の取扱い」2.の3(1)の規定に基づき作成しており、同取扱い2.
の3(3)の規定に定められている「四半期財務諸表に対する意見表明に係る基準」に基づく優成監査法人の
手続きを実施しておりますが、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査は受けておりません。
四半期財務諸表
①四半期貸借対照表
区分
注記
番号
当第1四半期会計期間末
(平成18年9月30日)
構成比
金額(千円)
(%)
(資産の部)
Ⅰ 流動資産
1 現金及び預金
2 受取手形
191,737
※1
36,708
3 売掛金
70,301
4 たな卸資産
84,502
5 その他
8,007
貸倒引当金
△852
流動資産合計
390,405
97.9
524
0.1
761
0.2
Ⅱ 固定資産
1 有形固定資産
※2
2 無形固定資産
3 投資その他の資産
7,049
1.8
固定資産合計
8,335
2.1
398,741
100.0
資産合計
― 68 ―
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区分
注記
番号
当第1四半期会計期間末
(平成18年9月30日)
構成比
金額(千円)
(%)
(負債の部)
Ⅰ 流動負債
1
買掛金
71,496
2
短期借入金
3
未払金
4
その他
150,000
19,633
※3
2,748
流動負債合計
243,878
61.2
Ⅱ 固定負債
1
退職給付引当金
2,905
固定負債合計
2,905
0.7
246,783
61.9
44,200
11.1
負債合計
(純資産の部)
Ⅰ 株主資本
1 資本金
2 資本剰余金
3
(1)資本準備金
86,902
資本剰余金合計
86,902
21.8
利益剰余金
(1)その他利益剰余金
繰越利益剰余金
18,150
利益剰余金合計
株主資本合計
Ⅱ 新株予約権
18,150
4.5
149,252
37.4
2,705
0.7
純資産合計
151,957
38.1
負債・純資産合計
398,741
100.0
― 69 ―
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②四半期損益計算書
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
注記
番号
区分
百分比
(%)
金額(千円)
Ⅰ 売上高
126,345
100.0
84,157
66.6
42,188
33.4
47,303
37.4
Ⅱ 売上原価
売上総利益
Ⅲ 販売費及び一般管理費
5,115
△4.0
Ⅳ 営業外収益
営業損失
※1
245
0.2
Ⅴ 営業外費用
※2
6,668
5.3
11,538
△9.1
586
0.4
10,952
△8.7
△4,000
△3.2
6,952
△5.5
経常損失
Ⅵ 特別利益
※3
税引前第1四半期純損失
法人税、住民税
及び事業税
74
法人税等調整額
△4,074
第1四半期純損失
③四半期株主資本等変動計算書
当第1四半期会計期間(自 平成18年7月1日 至 平成18年9月30日)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益
項目
資本金
剰余金
資本準備金
新株
株主資本
純資産合計
予約権
合計
繰越利益
剰余金
平成18年6月30日残高
44,200
86,902
25,102
156,204
2,705
158,909
−
−
△6,952
△6,952
−
−
△6,952
△6,952
−
△6,952
44,200
86,902
18,150
149,252
2,705
151,957
(千円)
第1四半期中の変動額
第1四半期純損失
△6,952
第1四半期中の変動額合計
(千円)
平成18年9月30日残高
(千円)
― 70 ―
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④四半期キャッシュ・フロー計算書
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
区分
注記
番号
金額(千円)
Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー
1
税引前第1四半期純損失
2
減価償却費
△10,952
78
3
ソフトウェア償却額
71
4
貸倒引当金の減少額
△586
5
退職給付引当金の増加額
265
6
受取利息
△9
7
支払利息
894
8
株式公開費用
9
売上債権の減少額
10
たな卸資産の増加額
11
仕入債務の増加額
12
その他
△182
小計
48,430
5,300
74,000
△25,675
5,227
13
利息の受取額
9
14
利息の支払額
△971
15
法人税等の支払額
△146
営業活動によるキャッシュ・フロー
47,321
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1 敷金保証金の差入による支出
△6,400
投資活動によるキャッシュ・フロー
△6,400
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1
短期借入金の純増加額
2
株式公開関連費用の支払額
80,000
△300
財務活動によるキャッシュ・フロー
79,700
Ⅳ 現金及び現金同等物の増加額
120,621
Ⅴ 現金及び現金同等物の期首残高
Ⅵ 現金及び現金同等物の第1四半期末残高
71,116
※
― 71 ―
191,737
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四半期財務諸表作成の基本となる重要な事項
項目
1
資産の評価基準及び評価
方法
2
固定資産の減価償却の方
法
3 引当金の計上基準
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
(1)商品、製品、原材料
総平均法による原価法
(2)仕掛品
個別法による原価法
(1)有形固定資産
定率法
(主な耐用年数)
工具器具及び備品
2∼6年
(2)無形固定資産
定額法
なお、自社利用のソフトウェアにつ
いては、社内における利用可能期間
(5年)に基づく定額法を採用してお
ります。
(1)貸倒引当金
売上債権等の貸倒れによる損失に備
えるため、一般債権については貸倒実
績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については、個別に回収可能性を検
討し、回収不能見込額を計上しており
ます。
(2)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当
社退職金規程に基づく第1四半期末自
己都合退職金要支給額を計上しており
ます。
4
四半期キャッシュ・フロ
ー計算書における資金の
範囲
手許現金、要求払預金及び取得日か
ら3ヵ月以内に満期日の到来する流動
性の高い、容易に換金可能であり、か
つ、価値の変動について、僅少なリス
クしか負わない短期的な投資でありま
す。
5
リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転する
と認められるもの以外のファイナン
ス・リース取引については、通常の賃
貸借取引に係る方法に準じた会計方法
によっております。
6
その他四半期財務諸表作
成のための基本となる重
要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
― 72 ―
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注記事項
(四半期貸借対照表関係)
当第1四半期会計期間末
(平成18年9月30日)
※1 四半期会計期間末日満期手形の会計処理について
は、手形交換日をもって決済処理しております。
※2 有形固定資産の減価償却累計額
6,700千円
※3 消費税等の取扱い
仮払消費税等及び仮受消費税等は相殺のうえ、金
額的重要性が乏しいため、流動負債の「その他」
に含めて表示しております。
(四半期損益計算書関係)
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
※1 営業外収益の主要項目
仕入割引
235 千円
※2 営業外費用の主要項目
支払利息
894 千円
株式公開費用
5,300 千円
為替差損
474 千円
※3 特別利益の主要項目
貸倒引当金戻入額 586 千円
4 減価償却実施額
有形固定資産
78千円
無形固定資産
71千円
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(四半期株主資本等変動計算書関係)
当第1四半期会計期間(自
平成18年7月1日 至
平成18年9月30日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
前事業年度末
当第1四半期会計期
当第1四半期会計期
当第1四半期会計期間末
株式数
間増加株式数
間減少株式数
株式数
普通株式(株)
31,240
―
―
31,240
合計(株)
31,240
―
―
31,240
2.新株予約権に関する事項
新株予約権の目的となる株式の数(株)
新株予約権の
新株予約権の内訳
目的となる
株式の種類
当第1四半
当第1四半期
当第1四半
前事業
当第1四半
期 会 計 期
期 会 計 期
増
減
年度末
概要
会計期末残高
期会計期末
加
少
平 成1 7 年 6 月 1 5日
普通株式
5,410
―
―
5,410
2,705
5,410
―
―
5,410
2,705
取 締 役 会 決 議
合計
(注) 上表の新株予約権はすべて権利行使可能なものであります。
3.配当に関する事項
配当は実施しておりません。
(四半期キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
現金及び現金同等物の第3四半期会計期間末残高と
四半期貸借対照表に掲記されている科目の金額との関
係
現金及び預金
191,737千円
現金及び現金同等物
191,737千円
(リース取引関係)
当第1四半期会計期間(自 平成18年7月1日
至
平成18年9月30日)
至
平成18年9月30日)
該当事項はありません。
(有価証券関係)
当第1四半期会計期間(自 平成18年7月1日
該当事項はありません。
― 74 ―
注1
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(デリバティブ取引関係)
当第1四半期会計期間(自
平成18年7月1日
至
平成18年9月30日)
デリバティブ取引を全く利用しておりませんので、該当事項はありません。
(ストック・オプション等関係)
当第1四半期会計期間(自
平成18年7月1日
至
平成18年9月30日)
平成18年7月1日
至
平成18年9月30日)
該当事項はありません。
(持分法損益等)
当第1四半期会計期間(自
関連会社がないため、該当事項はありません。
(1株当たり情報)
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
項目
1株当たり純資産額
4,777円60銭
1株当たり第1四半期純損失
(注)
222円54銭
なお、潜在株式調整後1株当たり第1四半期
純利益については、潜在株式は存在するもの
の、当社株式が非上場であり、期中平均株価
の算定が困難であるため、および1株当たり
第1四半期純損失が計上されているため、記
載しておりません。
1株当たり第1四半期純損失の算定上の基礎
当第1四半期会計期間
(自 平成18年 7月 1日
至 平成18年 9月30日)
項目
四半期損益計算書上の第1四半期純損失(千円)
6,952
普通株式に係る第1四半期純損失(千円)
6,952
普通株主に帰属しない金額(千円)
―
普通株式の期中平均株式数(株)
31,240
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
株当たり第1四半期純利益の算定に含まれなかっ
た潜在株式の概要
新株予約権1種類(新株予約権の数5,410個)なお、
これらの概要は、「新株予約権等の状況」に記載の
とおりであります。
― 75 ―
更新日時:2007/01/09 18:19
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(重要な後発事象)
当第1四半期会計期間(自 平成18年7月1日
至
平成18年9月30日)
1.新株予約権の発行
①当社は、平成18年9月28日開催の第3回定時株主総会において、当社取締役に対してストックオプションとし
て新株予約権を発行することを決議しております。
決議年月日
平成18年9月28日
付与対象者の区分及び人数(名)
当社取締役(注1)
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数
1,000株を上限とする。(注2)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
40,000(注3)
新株予約権の行使期間
自
至
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
平成19年4月1日
平成21年3月31日
新株予約権の割り当てを受けたものは、権利行使時においても、当
社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただ
し、任期満了による退任、定年による退職の場合はこの限りではな
い。
上記に規定する条件に該当しなくなった者であっても、取締役会の
承認を得た場合はこの限りではない。
新株予約権者が死亡した場合は、原則として相続を認めないものと
する。
その他の条件については、本総会および新株予約権発行の取締役会決
議に基づき、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結す
る「新株予約権付与契約」で定めるところによる。
新株予約権の譲渡については取締役会の承認を要する。
代用払込みに関する事項
―
(注) 1
付与人数に関しましては、第3回定時株主総会から1年の間に開催する新株予約権発行の取締役会決議
にて決定する予定であります。
2 新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
3 新株予約権発行後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額 = 調整前払込金額 ×
1
分割・併合の比率
なお、株式の分割および時価を下回る価額で新株を発行するときは、次の算式により発行価額を調整し、
調整による1円未満の端数は切り上げる。
既発行株式数 +
調整後払込価額 = 調整前払込価額×
新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
調整前払込価額
既発行株式数+分割・新規発行(処分)による増加株式数
― 76 ―
更新日時:2007/01/09 18:19
ファイル名:141_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
②当社は、平成18年9月28日開催の第3回定時株主総会において、当社従業員に対してストックオプションとし
て募集新株予約権を発行することを決議しております。
決議年月日
平成18年9月28日
付与対象者の区分及び人数(名)
当社従業員(注1)
新株予約権の目的となる株式の種類
普通株式
株式の数(株)
450株を上限とする。(注2)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
40,000(注3)
新株予約権の行使期間
自
至
新株予約権の行使の条件
新株予約権の譲渡に関する事項
平成19年4月1日
平成21年3月31日
新株予約権の割り当てを受けたものは、権利行使時においても、当
社の取締役、監査役もしくは従業員の地位にあることを要する。ただ
し、任期満了による退任、定年による退職の場合はこの限りではな
い。
上記に規定する条件に該当しなくなった者であっても、取締役会の
承認を得た場合はこの限りではない。
新株予約権者が死亡した場合は、原則として相続を認めないものと
する。
その他の条件については、本総会および新株予約権発行の取締役会決
議に基づき、当社と新株予約権の割り当てを受けたものとの間で締結す
る「新株予約権付与契約」で定めるところによる。
新株予約権の譲渡については取締役会の承認を要する。
代用払込みに関する事項
―
(注) 1
付与人数に関しましては、第3回定時株主総会から1年の間に開催する新株予約権発行の取締役会決議
にて決定する予定であります。
2 新株予約権1個につき目的となる株式数は、1株であります。
3 新株予約権発行後、当社が株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により払込金額を調整し、調整
により生ずる1円未満の端数は切り上げる。
調整後払込金額 = 調整前払込金額 ×
1
分割・併合の比率
なお、株式の分割および時価を下回る価額で新株を発行するときは、次の算式により発行価額を調整し、
調整による1円未満の端数は切り上げる。
既発行株式数 +
調整後払込価額 = 調整前払込価額×
新株発行(処分)株式数×1株当たり払込金額
調整前払込価額
既発行株式数+分割・新規発行(処分)による増加株式数
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更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:150_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
第6 【提出会社の株式事務の概要】
決算期
6月30日
定時株主総会
9月中
基準日
6月30日
株券の種類
1株券、10株券、50株券、100株券
中間配当基準日
12月31日
1単元の株式数
―
株式の名義書換え
取扱場所
東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社
株主名簿管理人
東京都港区芝三丁目33番1号 中央三井信託銀行株式会社
取次所
中央三井信託銀行株式会社 全国各支店
日本証券代行株式会社 本店、全国各支店
名義書換手数料
無料
新券交付手数料
無料
本店
公告掲載方法
電子公告とする。 ただし、事故その他やむ得ない事由によって電子公告による公告
ができない場合の公告方法は、日本経済新聞に掲載する。(注)
株主に対する特典
該当事項はありません。
(注) 電子公告は当社ホームページに掲載しており、そのアドレスは次のとおりです。
http://www.pc-so.com/
― 78 ―
更新日時:2007/01/08 10:07
ファイル名:150_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
第7 【提出会社の参考情報】
1 【提出会社の親会社等の情報】
当社の親会社等である株式会社フォトニクスは、継続開示会社であり大阪証券取引所(ヘラクレス)に上場し
ております。
株式会社フォトニクスが保有する株式を平成18年9月15日に2,500株、9月20日に1,000株、9月28日に3,625株10
月4日に1,000株売却したことに伴い、議決権の所有割合が27.64%に低下しております。
その結果、株式会社フォトニクスは親会社等ではなくなっております。
2 【その他の参考情報】
該当事項はありません。
― 79 ―
更新日時:2007/01/09 14:54
ファイル名:160_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:13
第四部 【株式公開情報】
当社の株式は、日本証券業協会において平成17年11月14日付けで指定を受けたグリーンシート銘柄(コード
6660)であることから、日本証券業協会における株式の月別売買高及び最高・最低価格を記載いたします。
第1 【最近2年間の株式の月別売買高】
月 別
売買高(株)
金額(円)
月 別
売買高(株)
金額(円)
平成17年12月
平成18年1月
平成18年2月
平成18年3月
平成18年4月
平成18年5月
9
103
34
6
8
26
377,000
平成18年6月
7,204,500
平成18年7月
3,889,000
平成18年8月
845,000
平成18年9月
981,000
平成18年10月
2,651,000
平成18年11月
41
15
7
5
6
21
4,111,000
1,235,000
425,000
295,000
330,000
1,066,500
月 別
平成18年12月
―
―
―
売買高(株)
21
―
―
―
金額(円)
1,141,000
―
―
―
(注)当社のグリーンシートでの売買開始は平成17年12月28日であります。
―
―
―
―
―
―
平成18年4月
136,000
105,000
平成18年10月
55,000
55,000
―
―
―
平成18年5月
115,000
98,000
平成18年11月
51,500
50,000
―
―
―
第2 【最近2年間の月別最高・最低株価】
月 別
平成17年12月
平成18年1月
平成18年2月
平成18年3月
最高(円)
47,000
80,000
150,000
143,000
最低(円)
39,000
51,000
78,000
140,000
月 別
平成18年6月
平成18年7月
平成18年8月
平成18年9月
最高(円)
105,000
100,000
65,000
60,000
最低(円)
95,000
65,000
55,000
55,000
月 別
平成18年12月
―
―
―
最高(円)
59,000
―
―
―
最低(円)
59,000
―
―
―
(注)当社のグリーンシートでの売買開始は平成17年12月28日であります。
― 80 ―
更新日時:2007/01/09 22:14
ファイル名:170_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:15
第3 【株主の状況】
氏名又は名称
住所
株式会社フォトニクス(注)4
東京都新宿区西新宿7-22-27
柄澤 憲彦(注)4
東京都世田谷区
所有株式数
(株)
株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
8,635
23.56
2,870
(1,270)
7.83
(3.47)
2,870
7.83
2,000
5.46
東京都千代田区丸の内1-8-2
1,700
4.64
東京都港区虎ノ門1-16-4
1,700
4.64
株式会社SPC(注)4
東京都新宿区早稲田町74番地
1,580
4.31
FPL投資事業組合(注)4
東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟28階
1,440
3.93
株式会社ジェーピーシー(注)
4
東京都世田谷区若林5-17-15
1,400
3.82
1,244
(800)
3.39
(2.18)
FP・L-2号投資事業組合(注)4
株式会社ジャレコ(注)4
ジャフコV2共有投資事業有限責
任組合(注)4
FEVC18 投 資 事 業 有 限 責 任 組 合
(注)4
東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟28階
東京都港区六本木1-9-9
六本木ファーストビル5F
那須 郁雄(注)3
東京都世田谷区
GFC投資事業組合2号(注)4
東京都新宿区下落合3-15-20
1,198
3.27
朝日生命キャピタル2005投資事
業組合
東京都杉並区和泉1-22-19
1,000
2.73
MS投資事業組合3号
神奈川県平塚市浅間町11
コンフォール平塚2-201
1,000
2.73
高橋 進(注)3
神奈川県横浜市鶴見区
900
(800)
2.46
(2.18)
MS投資事業組合2号
神奈川県平塚市浅間町11
コンフォール平塚2-201
802
2.19
関
東京都世田谷区
800
(800)
2.18
(2.18)
大阪府大阪市中央区農人橋1-1-22
500
1.36
東京都中央区日本橋茅場町3-8-5
500
1.36
東京都品川区東品川2-3-4
500
1.36
410
(400)
1.12
(1.09)
真琴
株式会社ネクサスファイナンス
ブルーベア・インベストメン
ト・マネージャーズ株式会社
ユービーエス エージー ロン
ドン アカウント アイピービ
ー セグリゲイテッド クライ
アント アカウント
常任代理人 シティバンク・エ
ヌ・エイ東京支店
荻野 征夫(注)5
東京都小平市
中沼 光子
神奈川県横浜市栄区
400
1.09
トランスサイエンス マテリア
ル投資事業有限責任組合
東京都千代田区内幸町1-1-1
358
0.97
0.85
(0.82)
0.82
秋元 栄治(注)7
神奈川県綾瀬市
312
(300)
小林 英夫
東京都世田谷区
300
― 81 ―
更新日時:2007/01/09 22:14
ファイル名:170_0767205521808.doc
氏名又は名称
住所
所有株式数
(株)
印刷日時:07/01/10 22:15
株式総数に対する
所有株式数の割合(%)
300
(300)
0.82
(0.82)
東京都千代田区丸の内1-8-2
200
0.55
株式会社エフピー・リンク
東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟28階
200
(200)
トランスサイエンス参号投資事
業有限責任組合
東京都千代田区内幸町1-1-1
142
0.39
モモ投資事業有限責任組合壱号
東京都渋谷区円山町26番7号
125
0.34
堀
東京都小金井市
120
(100)
0.33
(0.27)
東京都新宿区下落合3-4-20
100
0.27
東京都千代田区丸の内1-8-2
100
0.27
944
(440)
36,650
(5,410)
2.58
(1.20)
100.00
(14.76)
足立 達哉
東京都新宿区
ジャフコV2−W共有投資事業有
限責任組合
嘉雄(注)7
有限会社ケー・エイチ・キャピ
タル
ジャフコV2-R共有投資事業有限
責任組合
その他242名
計
―
0.55
(0.55)
(注) 1.株式総数に対する所有株式数の割合は、小数点以下第3位を四捨五入しております。
2.( )内は、新株予約権による潜在株式数及びその割合であり、内数であります。
3.当社の特別利害関係者等(当社の代表取締役)であります。
4.当社の特別利害関係者等(大株主上位10名)であります。
5.当社の特別利害関係者等(当社の取締役)であります。
6.当社の特別利害関係者等(当社の監査役)であります。
7.当社の従業員であります。
8.株主の住所は、各株主の株主名簿管理人への届出住所を記載しております。
9.平成18年12月31日現在の株主の状況について記載しており、提出日現在において訂正される場合があり
ます。
― 82 ―
更新日時:2007/01/08 10:21
ファイル名:701_kansa_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:15
独立監査人の監査報告書
平成19年1月12日
株式会社インネクスト
取締役会
御中
優成監査法人
代表社員
業務執行社員
公認会計士
加
藤
業務執行社員
公認会計士
宮
崎
善
孝
㊞
哲
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げら
れている株式会社インネクスト(旧社名
株式会社フォトニクスソリューション)の平成16年7月1日か
ら平成17年6月30日までの第2期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、キャッシ
ュ・フロー計算書及び損失処理計算書について監査を行った。この財務諸表の作成責任は経営者にあり、
当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求
めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当
監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、株式会社インネクスト(旧社名
株式会社フォトニクスソリューション)の平成17年6月30日現
在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべて
の重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券届出書提出会社
が別途保管している。
― 83 ―
更新日時:2007/01/08 15:30
ファイル名:702_kansa_0767205521808.doc
印刷日時:07/01/10 22:14
独立監査人の監査報告書
平成19年1月12日
株式会社インネクスト
取締役会
御中
優成監査法人
代表社員
業務執行社員
公認会計士
加
藤
業務執行社員
公認会計士
宮
崎
善
孝
㊞
哲
㊞
当監査法人は、証券取引法第193条の2の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状況」に掲げら
れている株式会社インネクスト(旧社名
株式会社フォトニクスソリューション)の平成17年7月1日か
ら平成18年6月30日までの第3期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本
等変動計算書、キャッシュ・フロー計算書及び附属明細表について監査を行った。この財務諸表の作成
責任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から財務諸表に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を行った。監
査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求
めている。監査は、試査を基礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営
者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することを含んでいる。当
監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、株式会社インネクスト(旧社名
株式会社フォトニクスソリューション)の平成18年6月30日現
在の財政状態並びに同日をもって終了する事業年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべて
の重要な点において適正に表示しているものと認める。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※
上
上記は、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は有価証券届出書提出会社
が別途保管している。
― 84 ―
平成19年1月
新株 式 発 行 届 出 目 論 見 書
平成
年 1月
19
新 株 式 発 行 届 出 目 論 見 書
株式会社インネクスト
Fly UP