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基本構造
基本構造 ウォーターバンク(かん養型貯留施設) は、地下を空間のできるブラスチック貯留材やボックスカルバー トの二次製品(又は建設発生材の岩石)などで埋めてかん養池(貯水層)とし、せき止めを兼ねたタンクで 流下(浸透)した水を貯留し、地下ダムに類似させた水源とする方式です。 かん養池の取水部には、ろ過装置を設置してごみ、浮遊物を除去するうえ、貯水層でもろ過(かん養池が 岩石の場合)することになるので、ダムよりきれいな水が確保できます。地下貯留のため、ダムに比べ蒸発 散量が少なく、藻の発生も抑えられ、水温は一定(地表面に近い場合は異なる)に保たれるので腐りにくく なります。 またメンテナンスの箇所を限定し、もっとも必要なろ過(浸透)装置のフィルターは簡易な構造とし、維 持管理を安易にします。かん養池の上部は覆土し、様々な土地利用が可能です。 これらは、すべて既存の技術と二次製品の組み合わせで対応可能です。 解 説 図 平 面 図 断 面 余水路 余水路 図 余水路 余水 吐 室 ・ 放 流 口 遮水 シー ト か ん養 材( 建設 発 生材 : 岩石 ) 沈砂桝 流入口 地 下 ダ ム( タンク ) 余水路 ( 地 上部 ) 余水路 浸 透桝 か ん養 材( 二次 製 品 : プラスチック貯留 材 ) 余水路 余水路 処 理 施設 ・給 水 施 設 側 浸 透桝 面 図 人孔 上 面フィルター 層( 盛土 ) 沈砂桝 か ん養 材( 二次 製 品: 雨 水貯 留層 ) 換気 孔 (地 上 部 ) 余水路 かん養 材 余水路 処理 施設 ・ 給水 施 設 流入口 遮水処 理 余 水吐 室 ・放 流 口 遮水 シー ト か ん養 材( 二次 製 品: コルゲートパイプ ) 地下 ダ ム( タンク ) イメージ図(側面図) 浸透桝 沈砂桝 盛土(フィルター層 ) かん 養 池 かん養材 流入口 余水吐室 ・放流 口 地下ダム(タンク ) 雨水貯留槽施工例 雨水貯留槽とプラスチック貯留財の併用施工例 雨水貯留槽 プラスチック 貯 留 材 プラスチック貯留財施工例