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情報 - 実教出版

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情報 - 実教出版
26
新 課 程
共通教科
最新 社会と情報
社情 303
高校 社会と情報
プリント教材
社情 302
マーク式
定期考査問題
サンプル版
教授用指導書
指導資料
「情報」
年度用
指導用教科書
平成
小テスト・
ワークシート
最新 情報の科学
情科 303
情報の科学
コンピュータの
基本操作
情科 302
デジタル教科書
DVD
実教出版
資料DVD
共通教科「情報」の指導資料からご覧いただきたい箇所を抜粋したサンプル版です。
一部の内容は変更する場合もありますので,ご了承ください。
共通教科
「情報」 指導資料一覧
定価
(税込)
指導用
教科書
教授用
指導書
マーク式
定期考査問題
プリント
教材
小テスト・ コンピュータの デジタル教科書
ワークシート 基本操作
DVD
指導資料全点セット
●
●
●
●
●
●
指導用教科書+教授用指導書+資料 DVD セット
●
●
●
●
●
●
資料
DVD
社情 302
最新 社会と情報
情報科 指導用 デジタル教科書 DVD
●
●
26,250 円
●
13,650 円
●
12,600 円
社情 303
高校 社会と情報
指導資料全点セット
●
●
●
●
●
●
指導用教科書+教授用指導書+資料 DVD セット
●
●
●
●
●
●
情報科 指導用 デジタル教科書 DVD
●
●
26,250 円
●
13,650 円
●
12,600 円
情科 302
最新 情報の科学
指導資料全点セット
●
●
●
●
●
●
指導用教科書+教授用指導書+資料 DVD セット
●
●
●
●
●
●
情報科 指導用 デジタル教科書 DVD
●
●
26,250 円
●
13,650 円
●
12,600 円
情科 303
情報の科学
指導資料全点セット
●
●
●
●
●
●
指導用教科書+教授用指導書+資料 DVD セット
●
●
●
●
●
●
情報科 指導用 デジタル教科書 DVD
●
●
●
26,250 円
●
13,650 円
12,600 円
■ 専門教科「情報」 指導資料一覧
(情報 301) 情報の表現と管理 教授用指導書(CD-ROM 付)
定価 7,350 円
(情報 302) 情報産業と社会 教授用指導書(CD-ROM 付)
定価 7,350 円
(情報 303) 情報と問題解決 教授用指導書(CD-ROM 付)
定価未定
(情報 304) 情報テクノロジー 教授用指導書(CD-ROM 付)
定価未定
(情報 305) アルゴリズムとプログラム 教授用指導書(CD-ROM 付)
定価未定
(情報 306) 情報メディア 教授用指導書(CD-ROM 付)
定価未定
■ その他 指導用映像 DVD
(DVD1 枚+板書例 CD-ROM1 枚 セット組)
DVD「情報化社会の光と影 vol.2」
(DVD1 枚+指導用 CD-ROM1 枚 セット組)
DVD「ネットワーク社会の光と影」
定価 15,750 円
定価 15,750 円
(DVD1 枚+指導用 CD-ROM1 枚 セット組)
DVD 指導資料版「ケータイ社会と情報モラル」
定価 15,750 円
指導資料サンプル版
目 次
指導資料の構成・・・・・・・・・・・・・ 2
指導用教科書・・・・・・・・・・・・・・ 4
最新社会と情報 教科書解説 ………………… 4
高校社会と情報 教科書解説 ………………… 6
最新情報の科学 教科書解説 ………………… 8
情報の科学 教科書解説 ………………… 10
教授用指導書・・・・・・・・・・・・・・ 12
年間指導計画案 ………………………………… 12
◉ 最新社会と情報 ――――――――――― 12
◉ 高校社会と情報 ――――――――――― 14
◉ 最新情報の科学 ――――――――――― 16
◉ 情報の科学 ――――――――――――― 18
補足資料 ………………………………………… 20
評価の観点 ……………………………………… 22
◉ 最新社会と情報 ――――――――――― 22
◉ 高校社会と情報 ――――――――――― 24
◉ 最新情報の科学 ――――――――――― 26
◉ 情報の科学 ――――――――――――― 28
◉ 授業支援ソフトによる実習解説 …………… 30
◉ マーク式定期考査問題・・・・・・・・・32
◉ プリント教材・・・・・・・・・・・・・40
◉ 小テスト・ワークシート・・・・・・・・46
◉ コンピュータの基本操作・・・・・・・・48
デジタル教科書 DVD 内容紹介・・・・・ 52
◉ 資料 DVD 内容紹介・・・・・・・・・・ 54
◉ 印のあるものは,「資料 DVD サンプル版」CD-ROM にデータを収録しています。
授業支援ソフトによる実習解説は,解説ではなく,対応するソフトウェアを収録しています。
印のあるものは,「デジタル教科書 DVD サンプル版」DVD にデータを収録しています。
1
指導資料の構成
指導資料は,以下の 8 点で構成されています。★が付いているものは,「最新社会と情報」「高校
社会と情報」
「最新情報の科学」「情報の科学」の 4 点共通となっており,各教科書についての資
料を収録しています。なお,本書サンプル版では,各資料より抜粋したものを掲載・収録しています。
指導用教科書
指導用
教科書
授業の展開例や補足事項,教科書に掲載できないトピックス,問題の解答例などを,縮刷りした教
科書紙面と共に掲載しています。また,小テストやプリント教材などの関連教材も一目でわかるよ
うになっています。なお,表紙は教科書とほぼ同じものになっていますので,そのまま教室にお持
ちいただくことができます。 ➡ p.4
★教授用指導書(共通)
教授用
指導書
年間指導計画案,評価の観点,授業支援ソフトによる実習解説など,様々な資料を掲載しています。
また,指導用教科書では掲載できなかった詳細な情報や関連する情報などの補足資料を扱っていま
す。実教出版で発行している共通教科「情報」の教科書 4 冊共通の内容になっているため,横断
的な活用ができます。 ➡ p.12
マーク式定期考査問題
マーク式
定期考査
問題
定期考査問題です。採点の際のご負担を軽減できるように,設問はマークシート形式となっていま
す。教科書別に年 3 回× 3 セット分ご用意しています。資料 DVD に Word データを収録していま
すので,ご自由に編集してお使いいただけます。さらに,採点用の Excel シートもご用意しています。
(サンプル版では採点用シートは未収録です) ➡ p.32
★プリント教材(共通)
プリント
教材
実習のためのプリント教材です。中学校での学習事項の復習や特定の分野を深めるものなど,様々
なテーマを扱っています。教科書から少し離れた授業を展開する際の参考資料としてお使いいただ
けます。資料 DVD に Word のプリントデータや Excel などの実習用データを収録していますので,
ご自由に編集してお使いいただけます。 ➡ p.40
★小テスト・ワークシート(共通)
小テスト・
ワーク
シート
分野別のテストと実習時に便利なワークシートです。小テストは,授業のまとめとして利用するな
ど,短時間で利用できるものとなっています。ワークシートは,調べ学習や習熟度を調査するもの
など,様々なものを収録しています。資料 DVD に Word データを収録していますので,ご自由に
編集してお使いいただけます。 ➡ p.46
★コンピュータの基本操作(共通)
基本
操作
ローマ字・かな対応表や,日本語入力,Word の基本操作,Excel の関数の使い方など,アプリケーショ
ンを利用する際に必要となるリテラシーに関するものや練習問題を収録しています。また,HTML
の簡単な文法についても収録しています。なお,資料 DVD に各練習問題の Word データや Excel
などの実習用データを収録しています。 ➡ p.48
★デジタル教科書 DVD(共通)
デジタル教科書
DVD
実教出版で発行している共通教科「情報」の教科書 4 冊分を収録しています。教科書画面への書
き込みや拡大表示,動画再生,テキストデータや画像データのコピーなどができます。また,4 冊
の教科書間で横断的に使えるように,先生独自に作成したオリジナルの順番で表示できる機能もあ
ります。(サンプル版では機能の制限があります) ➡ p.52
★資料 DVD(共通)
資料
DVD
2
板書スライド,例題などの各種問題データや授業支援ソフトなど,様々なデータやツールを収録し
ています。また,マーク式定期考査問題,プリント教材や年間指導計画案など,冊子に掲載してい
るデータを収録していますので,編集してご自由にお使いいただけます。 ➡ p.54
指導資料の構成とその内容の関係は,次のようになっています。なお,サンプル版では,指導用教
科書,教授用指導書と小冊子(4 冊)を,本冊子にまとめて掲載しています。
教科書別
指導用
教科書
単元別授業展開例
各ページの縮刷りと解説
問題の解答例と解説
など
デジタル教科書
動画コンテンツ
教科書テキストデータ
教科書画像データ
など
デジタル教科書
共通
DVD
板書スライド
問題・例題データ
デジタル教科書(4 冊分)
動画コンテンツ
教科書テキストデータ
画像データ
など
共通
教授用
指導書
年間指導計画案データ
評価の観点データ
授業支援ソフト
資料
共通
DVD
マーク式定期考査問題データ
生徒向け解答データ
マーク式定期考査データ採点シート
プリントデータ
解説データ
教科書別
マーク式
定期考査問題
教科書準拠テスト問題
年 3 回× 3 セット
生徒向け解答
共通
プリント教材
実習用プリント
教授用解説
プリント記入例
年間指導計画案
補足資料
評価の観点
授業支援ソフトによる実習解説
など
小テストデータ
ワークシートデータ
共通
小テスト・
ワークシート
分野別小テスト問題
ワークシート
板書スライド
教科書の各種問題データ
授業支援ソフト
マーク式定期考査問題(4 冊分)
マーク式定期考査データ採点シート
小テスト・ワークシート
プリント教材
コンピュータの基本操作
Word,Excel,HTML 練習問題
など
日本語入力問題データ
Word 練習問題データ
Excel 関数練習問題と
解答データ
など
共通
基本操作
ローマ字・かな対応表
日本語入力システムの使い方
Word の基本操作と練習問題
Excel の主な関数と練習問題
など
3
指導用教科書 最新社会と情報 指導用教科書はカラーで,教科書と解説の対応がわかりやすくなってい
教科書
p.34 ∼ 35
配当時間 1 時間
1
関連教材 DVD・別冊
資
料
節
ディジタルと情報機器
授業支援ソフト:Gra Con
1
❶
アナログとディジタル
テスト
情報の統合
テスト
アナログとディジタル
●アナログ
テスト
圧縮
う意味がある。
長さのように連続した量で表現することをアナログという。一方,
●ディジタル
テスト
ランレングス圧縮
連続して変化する量を,一定の間隔で区切った数字や,段階的な数
プリント
アナログ情報とディジタル情報の違い
私たちは日常生活の中で,さまざまな量を取り扱っている。時間
類似(似ていること)とい
「指」を意味する「ディジ
ット」から派生した語。
38度?
37度?
う∼ん
アナログ
や温度のように連続して変化する量を,時計の針の位置や水銀柱の
analog
例えば,時刻の変化を針の位置で表すのがアナログ表示の時計で
あり,数値で表示するのがディジタル表示の時計である。
えっと…
あと何分?
8時半の電車に乗るに
はあと5分ちょっとあ
るわ
8時23分15秒だ
から電車が出
るまで…
・アナログとディジタルの意味について理解する。
・ディジタル化のメリットについて理解する。
ディジタル
さっきより
0.4度
下がった
情報をディジタル化することで次のようなメリットが生じる。
noise
(雑音)
が混じると波形が変化
情報の再生:アナログ信号ではノイズ
し,元の情報が変わってしまうが,ディジタル信号の場合は,ノイ
ズが混じっても,波形の高低がわかれば,情報を元通りに再現する
ことができる。したがって,ディジタル方式では,多少のノイズに
・ディジタル化のメリット ディジタル放送とアナロ
は影響されず,情報を正確に再現することができる。
グ放送を比べてディジタル放送が便利になった点を
考えてみる。
❶アナログとディジタル
ディジタルは,その信号を遠方に送ったり,記録し
たものを再生しても信号が劣化しないというメリット
があるが,アナログの近似値であるため,伝達したり
図1 ディジタル信号とアナログ信号のノイズの影響
34 2章 情報機器とディジタル表現
記録したりしない場合はアナログの方が品質が高い。
「ディジタルはアナログより高品質である」といった
・アナログ方式 手旗で空間に伝えたい文字を書く。
誤解をさせないように,両者の特性をしっかりと捉え
数値化する必要はないが,読み手が旗の動きを誤認
させることが重要である。
識する可能性がある。風があると認識率はさらに下
また,人間にはディジタルをもとのアナログに戻し
・ディジタル方式 伝えたい文字を 1 と 0 の組み合わ
識させる必要がある。例えば,ディジタル放送対応テ
せで数値化して,それを上下に振る手旗信号で,情
レビであってもディジタルで視聴しているのではなく,
報を伝える。遠くにいる読み手であっても,旗が上
テレビの中の最終部分の電子回路でアナログの映像や
がったか下がったかだけを見分ければよいので誤認
識されにくい。
の音声情報はスピーカなどで人間の耳に聞こえるよう
例 2 紙に記録しておいたデータを読み取る
にアナログの音声に戻している。
・アナログ方式 体温の変化を紙にグラフとして記録
このように様々な情報機器がディジタル化されてい
く状況でも,最終的に人間とのコミュニケーションの
しておく。グラフなのでその変化はわかりやすいが,
正確に読み取れなくなる。
部分ではアナログに戻していることを認識させる必要
・ディジタル方式 体温の変化を数値で紙に記録して
がある。アナログとディジタルの違いを電気信号のレ
おく。変化はわかりにくいが,正確に読み取ること
ベルで説明するのではなく,たとえ話を入れるなど工
夫することが大切である。
例 1 手旗信号で文字情報を送る
48 |2 章|情報機器とディジタル表現
4
がる。
てやらないとコミュニケーションが取れないことも認
音声に戻している。また,ディジタルで記録された CD
5
digital
値で表現することをディジタルという。
ができる。
❷データの圧縮
音声,静止画,動画などはデータ量が大きいので,特
10
指導用教科書
ます。また,教科書と同じ表紙がつきますので,ご授業にそのままお持ちいただけます。
則性から次のデータを予測するため,送信側では予測
❷
データの圧縮:ディジタル方式では,データ量を小さくすることが
できる。例えば,
「AAAAA」という同じ情報が並んでいる場合,5
1
(→ p. 112)
個の記憶領域が必要である。しかし,
「A 5」とすれば 2 個に減らす
1
5
2
圧縮されたデータを元
ことができる。このように,データ量を減らすことを圧縮という。
のデータに戻すことを伸
データを圧縮するとデータ量が減るので,より多くの情報を短時
張という。伸張は,解凍,
間に送信したり,小さなデータとして保存したりすることができる。
テレビがディジタル放送
例題
10
2
データを圧縮する方式
として,ZIP などがある。
1
1
2
復元,展開などともいう。
になり,圧縮技術によっ
て少ないデータ量で放送
ディジタル化の特徴
が可能になり,余った電
ディジタル放送は,以前のアナログ放送と比べ,何がどのように変
波の帯域は他の用途で有
化したのかを考えてみよう。
効利用されることになっ
た。
解 答
っても誤り訂正を行うことができ,安定した画質で映像を見ることが
3
に比べて高品質な画像や音声で臨場感のある映像を見ることができる。
また,複数の番組を同時に視聴できるマルチチャンネル編成も可能に
3
従来のアナログ放送は
画像の品質の基準となる
走 査 線 が525本 で あ っ
た が, デ ィ ジ タ ル 放 送
なった。
に な っ て1125本
(有効
2
サービス:
サービス:ニュースやドラマのセリフやコメントを画面上に表示
1080本)
に向上した。ま
た,音質も,従来の2ch
する字幕放送,ニュースや気象情報,交通情報など生活に必要な情報
ステレオ方式から5.1ch
をいつでも表示できるデータ放送が実現されている。視聴者が番組に
のサラウンド方式に向上
した。
参加してデータを送受信するサービスも提供されている。また,電子
番組表(EPG: Electronic Program Guide)で 1 週間分の番組の表
segment
の 1 セグメントを利用して,映像やデータ放送などを行うワンセグ放
25
送のサービスも開始され,携帯電話やカーナビゲーションシステムな
❸
どでディジタル放送を視聴できるようになった。
でデータを圧縮する方法である。出現頻度に偏りがあ
るデータの方が,高い圧縮率を期待できる。
⑷ LZ 法
Lempel と Ziv によって発案されたのが由来。
バッファ内で一致部分の相対位置と文字数を符号化す
ることにより圧縮するスライド辞書法と,データを先
頭から調べながら,それまでに出現しなかった文字列
を辞書に登録していき,辞書と一致した部分を辞書の
登録番号を参照することにより圧縮する動的辞書法の
⑸ サウンドの圧縮
実用化された製品で圧縮技術を応用したものに MD
(ミニディスク)がある。MD では ATRAC という圧
確認問題 文字の種類と数を表記する方法で,次のデータを圧縮する
と,どのようになるか示しなさい。
30
出現率の高いデータほど短い符号に置き換えること
2 種類がある。
示ができたり,番組の情報や検索が可能になったりした。
ディジタル放送に利用する電波の 13 セグメントある放送帯域のうち
⑶ ハフマン(Huffman)圧縮
分をスライドさせながら一致する文字列を探しだし,
できる。また,ハイビジョン放送になり,従来の標準のアナログ放送
20
(動画像の圧縮については本書 p.128,p.129 を参照)
一定のバッファ(入れ物)を用意し,データの一部
画質や音質の向上:ディジタル化することで,信号にノイズが入
画質や音質の向上:
1
15
値との差の情報だけを送れば少ないデータ量で済む。
「AAAAAAABBBBBCCCC」
縮方式を使い,人間の耳に聞こえない音を切り捨てる
ことで,元のデータ量の 1/5 の圧縮を実現している。ま
た,MPEG のオーディオ規格として開発された MP3
1節 ディジタルと情報機器 35
という圧縮方式もインターネットで急速に広まり,携
帯用のプレーヤーも発売され,現在でも多くの人に利
用されている。
に通信には向いていない。また,コンピュータで各種
❸ワンセグ放送
の処理を行うにも,少しでもデータ量が小さい方が都
2005 年 9 月に「携帯電話・移動体端末向けの 1 セグ
合がよい。そこで,データ量を減らす圧縮という技術
メント部分受信サービス」から「ワンセグ」に変更と
が重要になってくる。繰り返しや同じパターンの特性
なった。
を使ったり,過去のデータから次を予測したり,人間
の識別能力の特性を利用したり,違う部分だけを記録
○× 放送局(1 チャンネル分)
周波数:大
周波数:小
することでデータ量を減らすなどの方法がある。
13 セグメントに分割
⑴ ランレングス符号化
連続する同じ値の列を,その連なり(run)の長さ
(length)を示す数字に置き換える。例えば,ファク
シミリのデータのような白黒の 2 値画像では,白や黒
が連続して長く続くことが多くなる。そこで,
「白が何
画素」
「黒が何画素」という形で情報を表してデータ量
固定受信
(12 セグメント)
携帯受信(移動体)
(1 セグメント)
図 1 ワンセグ放送の概略
を減らす方法である。
⑵ DPCM
確認問題―解答例・解説
過去のデータから次を予測するという考え方でデー
A7B5C4
タ量を減らす方法である。音声や画像のように意味の
ランレングス符号化の例である。
ある情報が連続したデータに相関関係があり,その規
1 節 ディジタルと情報機器| 49
85%に縮小しています。
5
指導用教科書 高校社会と情報 指導用教科書はカラーで,教科書と解説の対応がわかりやすくなってい
❾私的使用のための複製
複製をとった本人やその家族など限られた範囲内で
3
利用するために著作物を複製することができる。
ただし,ディジタル方式の録音・録画機器等を用い
て著作物を複製する場合には,著作権者に対し補償金
の支払いが必要になる。
また,映画の盗撮の防止に関する法律により,映画
館等で有料上映中の映画や無料試写会で上映中の映画
の映像を録画することは,私的使用目的であっても,
この例外規定は適用されない。
政令で定める図書館
複製ができる図書館等は,国立国会図書館や公共図
書館,大学附属図書館など,公衆の利用ができる施設
であり,司書などの職員が置かれているものに限定さ
れている。
著作権の例外規定
著作権法では,表2のように一定の
「例外的」な場合に著作権
(著作
財産権)などを制限して,著作権者などに許諾を得ることなく利用で
❶
きることを定めている。
表 2 著作権(著作財産権)の例外規定(権利制限)
❾
例外規定の例
内容の一部
私的使用のための複製❷
個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内での私的使用
図書館等における複製
公立図書館など政令で定める図書館で営利を目的としない複製で,著作物の一部分かつ1人1部
引用
引用の必然性,区別が明確,主従の関係が明確,出所の明示が必要
教科用図書等への掲載
学校教育の目的上必要と認められる限度で教科書への著作物の掲載
学校教育番組の放送等
学校教育の目的上必要と認められる限度で学校教育番組における著作物の放送
学校その他の教育機関にお
教育を担任する者および学習者がその授業で使うもので著作権者の利益を不当に害さないことが必要
ける複製等
試験問題としての複製等
営利目的ではない入学試験や採用試験などの問題としての複製
点字による複製等
視覚障がい者のために点字に複製,聴覚障がい者のために放送に字幕を付与
営利を目的としない上演等 公表された著作物の上演・演奏・上映・口述で,鑑賞のための料金を取らないこと
❶
著作権法は,文化の発展
ただし著作権
(著作財産権)
が制限される場合でも,著作者人格権は
に寄与することを目的と
制限されないとされている。
しているため,例外規定
は当然の権利として認め
られていると考えてはな
らない。
❷
引用
1.引用とは
自分の著作物に,公表された他人の著作物を掲載する行為である。
動画投稿サイトなどにア
引用の要件を満たすには,
「引用の必然性があること」
,
「質的量的
ップロードされた動画や
に本文は主で,引用文は従の関係にあること」
,
「どこからどこまでが
音声の違法複製物を,違
法と知りながらダウンロ
ードすることは,私的使
用にはならず違法とみな
される。
引用部分であるのかを区別すること」
,
「引用する著作物の出所を明示
していること」
,
「引用部分を原文のまま示すこと」などが必要である。
例:鈴木一郎は
「…は…である」
と述べている。
諾を受けなくても授業の過程で使用するために著作物
本文の最後に番号順に各引用文献を示す。引用番号,著者名,書名,
3.出典の示し方の例
出版社,出版年,引用ページを示す。Webページの場合はURL,最終
を複製することができる。また,複製が認められる範
アクセス日を示す。
囲であれば,翻訳や編曲,変形や翻案もできる。
引用部分が1ページ以内は
「p.104」
,複数ページは
「pp.104-105」
と書く。
しかし,授業での使用であっても,市販の問題集な
して配布したり,学校の Web ページに地図サイトの
例:1)
鈴木一郎:
『RSA暗号とは』
,
◎◎出版,
20xx,
pp.104-105
76 第 3 章 情報安全
地図をコピーしたりすることは,著作権者の許諾が必
要になる。
なお,授業とは,クラスでの授業,総合学習,学校
きる例外規定にあてはまる。
行事,ゼミ,実験,実技,出席や単位取得が必要なク
ただし,これらは著作財産権の例外措置であり,作
ラブ活動,部活動,林間学校,生徒指導,進路指導な
品に何らかの改変を加える場合には,著作者人格権の
どが該当し,サークルや同好会,研究会等の自主的活
同一性保持権を侵害することから,著作者の許可が必
動は授業には該当しない。
要となる。
文化祭では上演時間が限られているため,脚本を短
試験問題としての複製等
くするなどの改変がされており,脚本の台詞を一言一
試験実施後に,過去問として冊子を複製したり,
句変えずに上演することが不可能な場合が多いため,
Web サイトに掲載したりするなどの公衆送信を行っ
著作権者に許諾を得る必要がある。
たりする場合は,事前の許諾が必要である。
著作権者の考え方によっては,許諾を得る必要とと
もに,著作権使用料を支払わなければいけない場合が
営利を目的としない上演等
6
ある。
営利を目的としない学校の文化祭での上演は,著作
以下に,詳細な著作権の例外規定の条項を示す。
権の例外規定があるため,著作権者に許諾を得なくて
・私的使用のための複製(第 30 条)
もよいと解釈されがちである。
・図書館などでの複製(第 31 条)
営利を目的としない学校の文化祭での上演は,教育
・引用(第 32 条)
活動の一貫であり,公表された著作物を無断で使用で
・教科書への掲載(第 33 条)
90 | 3 章|情報安全
15
引用する文をかっこでくくるなどで本文と区別する。
教育を担任する教員や児童・生徒は,著作権者の許
どをコピーしたり,演劇部員に配布する脚本をコピー
10
引用の要件を満たさないと盗作になる。
2.引用の例
学校その他の教育機関における複製等
5
20
指導用教科書
ます。また,教科書と同じ表紙がつきますので,ご授業にそのままお持ちいただけます。
・公開の美術の著作物などの利用(第 46 条)
・展覧会の小冊子などへの掲載(第 47 条)
権利の侵害
例
題
1
・インターネット・オークション等の商品紹介用画像
次の行為はどのような権利を侵害しているか答えなさい。
(1)
(2)
の掲載のための複製(第 47 条の 2)
(3)
・プログラムの所有者による複製など(第 47 条の 3)
・保守・修理のための一時的複製(第 47 条の 4)
昨日テレビで放送されたドラマ
を無断で録画して友人にあげた。
友人が撮影した風景の写真を
Webページに無断で掲載した。
(5)
(4)
・送信障害の防止等のための複製(第 47 条の 5)
自分が撮影した友人が写ってい
る写真を無断でWebページに掲
載した。
・インターネット情報検索サービスにおける複製
(6)
3
Webページに他人の私生活の情
報を本人が特定できる表現で無
断で公表した。
Webページへの掲載の許可は得
た写真であるが無断で加工して
掲載した。
ベートーベンの曲が収録されて
いる市販のCDを無断でコピーし
て友人にあげた。
▶p.75
になることもある。なお,テレビ番組全般は,映画の著作物になる。
(2)
複製権や公衆送信権の侵害になる。
(第 47 条の 9)
罰則
▶p.21
10
(3)
著作権侵害はないが,肖像権の侵害になる。
著作権や著作隣接権の侵
(4)
プライバシーの侵害になる。
害 は,10年 以 下 の 懲 役
又は1000万円以下の罰
金又はその両方となる。
(6)
ベートーベンは1827年に亡くなり死後50年以上経つため,著作権
著作者人格権の侵害は,
侵害はないが,著作隣接権の侵害になる。なお,世界初のCDが発
5年以下の懲役又は500
売されたのは1982年であり,ベートーベンの曲が収録されている
市販のCDもそれ以降に発売されているため,実演家
(演奏者)やCD
製作者の著作隣接権の侵害になる。
万円以下の罰金又はその
両方となっている。その
他,民事上の請求も発生
違法と知りながらダウンロードする
2010 年 1 月 1 日から改正著作権法が施行され,ダ
ウンロード違法化が盛り込まれた。改正前は,インタ
ーネット上で違法にアップロードされた著作物であっ
する。
ても,ダウンロードして入手(複製)する行為は,私
15
次の行為は権利を侵害しているか。また侵害している場合,どのよう
的使用目的であれば適法とされてきた。改正後は,違
な権利を侵害しているか答えなさい。
法にアップロードされた著作物を違法と知りながらダ
(1)
他人が昨年執筆した書籍を無断でコピーし,それを友人にあげた。
(2)
1960年に発売されたモーツァルトの曲が収録された市販のレコ
20
・コンピュータにおける著作物利用に伴う複製
・複製権の制限により作成された複製物の譲渡
や頒布権の侵害になる。番組によっては,実演家の著作隣接権の侵害
(5)
同一性保持権と翻案権の侵害になる。
・情報解析のための複製(第 47 条の 7)
(第 47 条の 8)
( 1 )個人でみるのはよいが,コピーを友人に配るのは複製権
解 答 5
(第 47 条の 6)
ウンロードして録音・録画する行為は違法になった。
ードを無断でCD-Rにコピーして友人にあげた。
7 著作権 77
同一性保持権と翻案権
同一性保持権は著作者人格権であり,譲渡や相続が
できないが,翻案権は著作者財産権であり,譲渡や相
・拡大教科書の作成のための複製(第 33 条の 2)
続ができる。
・学校教育番組の放送など(第 34 条)
なお,同一性保持権は「著作者が著作物の内容を変
・学校における複製など(第 35 条)
えることができる権利」ではなくて,「著作物の内容な
・試験問題としての複製など(第 36 条)
どを意に反して改変されない権利」である。
・視覚障害者等のための複製(第 37 条)
翻案は,原作を基に新たな創作を加えて二次作品を
・聴覚障害者等のための複製(第 37 条の 2)
作ることであるが,翻案権の許諾を得て作り変えた場
・非営利目的の演奏など(第 38 条)
合でも,著作者の意に反する改変がされた場合には同
・時事問題の論説の転載など(第 39 条)
一性保持権の侵害になる。
・政治上の演説などの利用(第 40 条)
・時事事件の報道のための利用(第 41 条)
問題―解答と解説
・裁判手続などにおける複製(第 42 条)
⑴ 著作者の複製権と譲渡権,出版社の著作隣接権
・情報公開法による開示のための利用(第 42 条の 2)
不正コピーなので,一度販売されても譲渡権は消
・国立国会図書館法によるインターネット資料の複製
(第 42 条の 3)
えてしまう(消尽)ことはない。
⑵ 作曲された時点とレコードが発売された時点が
・翻訳,翻案等による利用(第 43 条)
50 年以上経っているため,著作権者と著作隣接権
・放送などのための一時的固定(第 44 条)
者の両方の権利を侵害していない。
・美術の著作物などの所有者による展示(第 45 条)
7.著作権| 91
85%に縮小しています。
7
指導用教科書 最新情報の科学 指導用教科書はカラーで,教科書と解説の対応がわかりやすくなってい
教科書
p.48 ∼ 51
配当時間 2 時間
2
関連教材 DVD・別冊
情報通信の取り決め
ネットワークを利用して,情報を共有したり,情報交換などをし
板書スライド:最新情報の科学 2 1.pptx
たりする場合には,共通の取り決めが必要となる。
テスト
プロトコル
今,2 人が向かい合って会話をしている。この時,互いに正しく
テスト
TCP/IP
protocol
資
料
1 コミュニケーションとプロトコル
5
会話をするには共通の取り決め
(約束事)
に従う必要があり,これを
プロトコル(通信規約)という。1 つのプロトコルだけでは大規模で
❶
複雑になるので,図 1 のようにいくつかの層に分ける。送信側では
下向きに 4 層から 1 層に向かって処理を進めていき,受信側では逆
の上向きに 1 層から 4 層に向かって処理を進めていく。
10
・送信者…相手に伝える考えをまとめ,それを言葉で表し,声に出
す。その声が空気中に伝わる。
・受信者…空気中に伝わってきた音を聞き,頭の中で言葉に直し,
・プロトコルの必要性について理解させる。
送信者が考えている意味を理解する。
・インターネットのプロトコルについて理解させる。
コミュニケーションとプロトコル 図 1 で,携帯電話
を使って英語で話す場合について,変更箇所を考え
図 1 会話のプロトコル
させる。
この場合,4 層で送信者と受信者が同じ考えになるためには,3
情報伝達の仕組み パケット通信の仕組みについて,
大きな荷物を小包に分割してトラックで運ぶ例で説
法でやり取りをしなければならない。このように,各層で約束事を
明する。
また,約束事を層に分けておくと変更しやすい。例えば,手紙で
決めておけば,送信側から受信側にうまく情報が伝わっていく。
情報を伝達する場合,1 層の
「伝達方法」の
「空気」を
「郵便」に,2 層
インターネットのプロトコル 各層で付加されるヘッ
の
「音声」
による約束事を
「文字」
による約束事に変更するだけでよく,
ダについて,追加される順番を中心に説明する。
TCP/IP の各層での役割 各層で付加されるヘッダの
役割を中心に説明する。
❶いくつかの層に分ける
3 層,4 層は変更しなくてよい。
48 2章 ネットワークの仕組みと情報システム
P043-057_ind606_0118.indd 48-49
プロトコルは,言語に例えることができる。例えば,
それぞれのコンピュータは,プロトコルで定められ
日本語しか理解できない人に英語で話をしても意思疎
た処理をするプログラムをコンピュータに組み込むこ
通ができない。これと同様に,2 つのコンピュータが
とによってネットワークに接続し,ほかのコンピュー
通信を行う場合にも,互いの通信規約を持っている必
タと通信することができる。
要がある。
通信の取り決めには様々な階層があり,それぞれの
階層のプロトコルは独立に定められている。
情報伝達をする場合,それぞれの階層のプロトコル
のみ考えれば,ほかの階層のプロトコルについて何も
知らなくても通信ができる。そのため,安全性の問題
についても,それぞれの階層で対応することができる。
プロトコルを階層化することにより,ある層のプロ
トコルは,その前後のプロトコルとの関係だけを関知
すればよく,離れたところにあるプロトコルとの関係
を関知しなくてもよい。
これは,自分の電話機の操作だけ知っていれば,電
話局の電話交換機や通話相手の電話機の操作を知らな
くても電話で話ができるのと同じである。
68 | 2 章|ネットワークの仕組みと情報システム
8
15
層では同じ言語の言葉,2 層では音声,1 層では空気という同じ方
20
指導用教科書
ます。また,教科書と同じ表紙がつきますので,ご授業にそのままお持ちいただけます。
ス,ほかのパケットとの順番などを表すヘッダと呼ば
れる情報を付加する。
2 情報伝達の仕組み
各パケットは,インターネット回線の様々なルート
(➡p.46)
すでに 1 節で学んだように,インターネットでは伝えたい情報の
を通って宛先に送られる。パケットが順番通りに到着
データを小さく分割し,受信先と送信元の場所を表す情報などを付
けて送り,受け取った側で元の情報に戻している。この受信先や送
しなくても,すべてのパケットにヘッダが付いている
header
5
❷
信元などの情報を ヘ ッダといい,ヘッダが付いた小さなデータを
packet
1
パケットという。
❷
1
これは,
大きな荷物を一度に送らず,
いくつかの小包に分けて別々
のトラックで送ることに例えることができる。この場合,それぞれ
パケットにせずに大き
なデータを送ると回線が
混み,他人のデータの送
受信に影響を与える。
して利用できるようになる。
ルータとは,異なるネットワークどうしを相互接続
の小包に,宛先と送り主の住所や名前などを書いた荷札を付けて送
10
ため,ヘッダの番号順に並べ替えられ,元のデータと
れば宛先に届く。この荷札がヘッダに相当する。また,道路の交差
する機器で,インターネットと,自宅や会社の LAN
点にいる案内人が,その時の混雑状況をみて,どのルートを通れば
という 2 つのネットワークを接続するための機器と考
より早く宛先に届くかを判断する。この案内人に相当する装置が
❷ ルータである。
router
えるとよい。ルータには,ネットワーク上を流れるデ
ータをほかのネットワークに中継(転送)する機能や,
どの経路を通して転送すべきかを判断する経路選択機
能などがある。
❸確認問題―解答と解説
英語を使う人どうしが,図 1 の会話と同じ内容を携
帯電話による会話で伝達するには,1 層の「空気」を
「電波」に変え,3 層の「日本語」を「英語」に変えるだ
けでよく,2 層,4 層は変えなくてよい。
図 2 インターネットにおける情報伝達の仕組み(小包による例)
❸ 確認問題 英語を使う人どうしが,図 1 の対面の会話と同じ内容を携
15
帯電話の会話で伝えたい。図 1 をどのように変更すればよい
か。
1節 ネットワークの仕組み 49
13/02/07 16:55
❷ヘッダ・パケット・ルータ
インターネットでは,ネットワーク上にデータを送
る場合,パケットという単位にデータを分割する。
この時,パケットには,宛先や送信元の IP アドレ
携帯電話のプロトコル
1 節 ネットワークの仕組み| 69
85%に縮小しています。
9
指導用教科書 情報の科学 指導用教科書はカラーで,教科書と解説の対応がわかりやすくなっています。
教科書
p.12 ∼ 13
配当時間 0.5 時間
1
関連教材 DVD・別冊
資
料
板書スライド:情報の科学 Hop1.pptx
図形をディジタル化してみよう
*1
マスにかかれた図形をディジタル化してみよう。また,
図形を
「0」
の数値で表してみよう。
と
「 1」
p.60 画 像 の デ ィ ジ タ
ル化
*1 画像などを数値の
データにすることをディ
ジタル化という。
・図形をディジタル化し,元の図形とディジタル化さ
❶
1
図形のディジタル化
1
5×5の方眼紙に円をかき,内部を黒く塗りつぶす。
2
マスの上に少しでも円がかかっていたら塗りつぶす。
3
次に,方眼紙を10×10として,同じように塗りつぶす。
4
5×5の円と10×10の円を比較する。
5
次のような
「菱形」
や
「星」
の図でもやってみよう。
5
れた図形の形の違いを知る。
・マス目を増やした時に,ディジタル化された図形が
滑らかになることを知る。
・ディジタル化された図形を「0」「1」で数値化し,数
値化されたデータから元の図形を復元できることを
書 名
章
ページ
図No.
25
情報の科学
Hop
12
1
図稿発注票
年度
書 名
章
ページ
図No.
実教出版
25
情報の科学
Hop
12
2
1
色
1C
2C
4C
仕上がり寸法
色
1C
2C
4C
仕上がり寸法
左右
縮 尺
天地
91×30
1
7
1
18
製作:マップス
再校
年度
実教出版
入稿
図稿発注票
初校
知る。
1
27
作成者:T
ディジタルとは ディジタルという言葉を聞いたこと
縮 尺
天地
91×30
1
7
1
18
製作:マップス
再校
左右
入稿
図形のディジタル化 元の図形とディジタル化された
1
初校
があるかを確認する。
1
27
作成者:T
図形が異なり,マス目を増やすことにより,滑らか
12
になることを理解させる。
情報の科学
図形の数値化 ディジタル化された図形を「0」
「1」で
数値化する。数値化されたデータから,元の図形が
25
書 名
章
ページ
図No.
情報の科学
Hop
12
3
色
1C
2C
4C
仕上がり寸法
左右
縮 尺
天地
リンゴや魚など,絵の図形をディジタル化する場合
1
64×64
も, 1 と同じ要領で行う。なお,方眼紙(マス目 16
× 16 程度)に簡単な絵を描いて,ディジタル化させる。
生徒を 2 人 1 組にして,ディジタル化と数値化をさせ
❶図形のディジタル化
画像などを数値のデータにすることをディジタル化
数値化されたデータから簡単に元の図形を復元でき
という。図形をディジタル化する際,マスの半分以上
るが,16 × 16 の場合では 256 個のデータがあるので,
が塗られていたら塗りつぶすというような,面積で考
手作業では手間が多くなる。このような場合は,表計
えると判断に迷うものがでてくる可能性があるため,
算ソフトの条件付き書式設定機能を活用すると比較的
わかりやすいように,マスに少しでも図が描かれてい
簡単に行うことができる。
れば塗るようにする。
なお,方眼紙(マス目 5 × 5,10 × 10 程度)に簡単
な図形(円,菱形,星など)を描いて,ディジタル化
させる。ディジタル化された図形は,ギザギザした図
形になるが,マス目を多くすることにより,滑らかな
元の図形に近付いていく。
26 |情報の科学
10
る。
なお,画像のディジタル化は,ステップ編 1 章でも
学ぶので,ここでは,体験的な学習に留める。
1
7
1
18
製作:マップス
再校
定機能を活用できるようにする。
ディジタル化と数値化 p.13 のまとめを確認する。
実教出版
入稿
表計算ソフトの活用 表計算ソフトの条件付き書式設
図稿発注票 年度
❷図形の数値化
初校
復元できることを理解させる。
1
2
作成
指導用教科書
また,教科書と同じ表紙がつきますので,ご授業にそのままお持ちいただけます。
2
1
図形の数値化
16×16の方眼紙の上に絵をかき,色が少しでも塗られているマス
1
は黒で塗りつぶす。
2
情報とコンピュータ
27
成者:T
❷
黒いマスは1,白いマスは0とし,左から右,上の行から下の行へ
⑶「次の値に等しいセルを書式設定」で,「1」を入力
と数値を一列に並べる。
5
3
例えば,1行目から3行目までを並べると,次のようになる。
し,書式は「ユーザ設定の書式」を選択する。
000000010000000000000001100000000000000100000000
4
この数値を,16個ごとに表計算ソフトウェア
(表計算ソフト)
のセ
*2
❸ ルに入力すると,リンゴの絵は,次のようになる
。
*2 表計算ソフトに条
件付き書式設定機能があ
る場合,数値
「1」のセル
を赤などに設定しておく
と自動的に色が塗られ
る。
10
まとめ
5×5から10×10のように方眼紙のマス目を増やすことにより,
図形がなめらかになる。マス目が多くなると,詳細な図形や絵もか
くことができる。また,図形や絵などの画像は,数値で表すことが
できる。
⑷セルの書式設定画面の「塗りつぶし」の背景色で「赤」
を選択する。
ホップ編
13
❸表計算ソフトの活用
表計算ソフト(Excel 2010)では,「ホーム」タブの
「スタイル」グループの「条件付き書式」を利用する
ことにより,特定の条件のセルに色を塗ることができ
る。
以下に,セルの値が「1」の時,赤色を塗る手順を示
す。
なお,コンピュータ教室で実施しない場合,もしく
は,時間数が確保できない場合は,教員が演示して説
⑸ 1 の部分が赤に塗られる
明する。
⑴書式設定するセルを選択する。
⑵「条件付き書式」から,
「セルの強調表示ルール」−
「指定の値に等しい」をクリックする。
ホップ編| 27
85%に縮小しています。
11
教授用指導書 年間指導計画案 最新社会と情報
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
最新社会と情報 年間指導計画案─2単位─
4│5
月
指導項目
オリエンテーション
時間
2
指導内容/学習内容
ソフトウェア等
中学校までの生徒の知識・技能・経験などの調査を行う。
アンケート
コンピュータの起動や終了方法を習得する。
ワープロソフト
自己紹介などの文章を作成し,共有フォルダに保存する実習を行うこ
とで,必要な操作を習得する。
1章 情報社会とわたしたち
コンピュータ教室でのマナーを理解する。
1
1 情報社会と情
報
1
2 情報化の光と
影
1
1 個人情報とそ
情報社会の個 の保護
1
人
2 情報を扱う責
任とモラル
1
1 情報の特徴
1
情報社会
2
3
各種情報メデ
情報のディジタル化によるコミュニケーションの変化を理解する。
ィア
情報化が人類に利益と幸福をもたらしていることについて理解する。
情報化の「影」について,高校生に身近な事例で理解する。
個人情報の意味と個人情報保護法について理解する。
個人情報の漏洩の実態,防止対策について学ぶ。
メールやSNSを利用する際のモラルとマナーについて学ぶ。
各種情報メデ
有害サイト,チェーンメール等,特に携帯電話利用の注意点を理解する。ィア
情報の残存性,複製性,伝播性など情報社会における情報の特徴につ
いて理解する。
情報とメディ
ア
情報や知識についての意味を理解する。
2 メディアの特
徴
2
情報とメディアの関係,メディアの分類を理解する。
表計算ソフト
各表現メディアの特性について理解する。
プレゼンソフ
マスメディアやインターネット等,情報メディアの特性を理解する。 ト
記録メディア,通信メディアなど伝達メディアの特性を理解する。
3 メディアリテ
ラシー
2
情報の信憑性,信頼性について理解する。 表計算ソフト
メディアリテラシーの意味を理解する。
プレゼンソフ
CMなどメディアから受け取る情報を分析して発信者の意図を理解する。ト
2章 情報機器とディジタル表現
6│7
情報伝達における適切なメディアの選択について理解する。
1
1 アナログと
ディジタルと ディジタル
1
情報機器
2
2
ディジタル
表現
2 情報機器
ディジタル化のメリットについて理解する。
1 2 進数と情報
量
1
2 数値・文字の
表現
1
3 音声の表現
1
4 画像の表現
アナログとディジタルの意味について理解する。
情報機器の種類と特徴,インタフェースについて学ぶ。
インタフェース
ディジタルカメラの原理や画像・映像の処理について学ぶ。
各種情報機器
情報を2進数で表現することについて理解する。
情報量の概念と単位について理解する。
3
2 進数・10進数・16進数の相互変換ができるようにする。
文字コード表
文字のディジタル表現について理解する。
示ソフト
音声の標本化,量子化,符号化について理解する。
音声録音ソフ
周波数・周期の関係や,標本化定理について理解する。
ト
ディジタルでのカラー表現の原理について学ぶ。
画像処理ソフト
画像のディジタル化の仕組みと,解像度と階調と画質の関係を理解する。動画編集ソフト
図形のディジタル表現について理解する。
動画と立体のディジタル表現について学ぶ。
RGBMixer
ルーペ
ImageChanger
3章 表現と伝達
9
1
表現の工夫
2
2
1 わかりやすい
情報伝達
1
2 企画書の作成
1
企画書の作成を通じて,文字・表・図形・画像などを工夫して利用する。ワープロソフト
1 データの入力
1
表計算ソフトへのデータ入力について実習で学ぶ。
静止画・動画のデータ量を求めることができるようにする。
情報伝達する際の留意点について学ぶ。
ワープロソフト
チラシや案内状の作成を通じてわかりやすい情報伝達について学ぶ。 プレゼンソフト
表計算ソフト
相対参照と絶対参照の使い分けについて実習で学ぶ。
表計算ソフト
の利用
音声のデータ量を求めることができるようにする。
5 情報のデータ
量
2 グラフの作成
1
各種のグラフとその特徴について学ぶ
表計算ソフト
表計算ソフトを使ってグラフを作成する。
3 データの抽出 0.5
表計算を利用してデータの並べ替えができるようにする。
表計算ソフト
表計算を利用してデータの抽出ができるようにする。
4 関数と引数
2.5
表計算ソフトの関数の利用について理解する。
表計算ソフト
SUM,IFなどの関数を利用してデータの統計や,条件のある計算を
実習で習得する。
5 データの検索
2
表計算ソフトの検索用関数(VLOOKUP 関数等)を利用して,条件 表計算ソフト
に合ったデータの検索について実習で学ぶ。
10
1 プレゼンテー 2
プレゼンテー ションとは
プレゼンテーション実施の流れについて学ぶ。
ション
プレゼンテーションの評価方法について学ぶ。
3
10│年間指導計画案
12
プレゼンソフト
プレゼンテーションのリハーサルや実施上の留意点について理解する。
指導項目
月
時間
4
Web ページ
の利用
4章 コミュニケーションとネットワーク
11
1
1 Web サイトの
制作
3
2 Web サイトの
評価と改善
2
1 発達の歴史
1
ソフトウェア等
プレゼンソフト
画像と音声の利用効果について実習を通じて学ぶ。
テキストエディタ
Web サイト制作の流れについて理解する。
Webサイト制作実習を通じて,文字,画像の表示やリンクの設定を学ぶ。ブラウザ
Web サイトの評価方法について学ぶ。 テキストエディタ
CSS の利用や意義について学ぶ。
ブラウザ
技術の進歩によるメディアの発達の歴史について理解する。
メディアの変遷によるメリット・デメリットについて理解する。
コミュニケー
ション
指導内容/学習内容
静止画と動画の利用効果について実習を通じて学ぶ。
教授用指導書
2 多様な表現メ 2
ディアの利用
2 さまざまなコ 1
ミュニケーション
発信者と受信者の人数・位置関係によるコミュニケーションの分類に
ついて理解する。
同期・非同期によるコミュニケーションの分類について理解する。
3 ネットワークの 1
コミュニケーション
4 守らな け れ ば な 1
らないルールとマナー
2
1 ネットワーク
ネットワーク の特性
0.5
電子メール・ブログ・SNS・テレビ会議システムを利用したコミュニ メールソフト
ケーションと留意点について学ぶ。
電子メールやメーリングリストを利用する時のルールとマナーを理解する。メールソフト
電子掲示板を利用する時のルールとマナーを理解する。
回線交換方式とパケット交換方式の違いについて理解する。
パケット交換方式の長所と短所について理解する。"
2 インターネッ 2
トの仕組み
コミュニケーションを行う時のプロトコルについて学ぶ
ブラウザ
TCP/IP について理解する。
クライアントサーバシステムについて学ぶ。
IP アドレスやドメインについて学び,実習でIPアドレスを確かめる。
WWW について学び,ブラウザで Webページを表示する仕組みにつ ブラウザ
3 イ ン タ ー ネ ッ 1.5
いて理解する。
トのサービス
電子メールの仕組みについて学ぶ。
地図情報,動画配信サービス等のインターネットサービスについて学ぶ。
4 転 送 速 度とデ 2
ータ圧縮
5章 法規とセキュリティ
12
転送速度とデータ量の基本的な計算ができるようにする。 圧縮解凍ソフ
情報を正確かつ効率的に転送する工夫について理解する。
ト
ディジタル情報の圧縮について理解する。
1
1 知的財産権
3
知的財産権の構成について理解する。
情報の管理・
産業財産権の種類と内容について事例を通じて理解する。
保護に関する
著作権の構成と各権利の内容,及び例外規定について理解する。
法律
著作権の侵害事例について理解し,著作権法を守る態度を身に付ける。
2 さまざまな 法 1
律
1 情 報 セ キュリ 4
情報セキュリ ティ技術
2
出会い系サイト規制法など,情報社会に係わる大切な法律について理解する。
自己の責任を自覚し,他者の権利を尊重する態度を身に付ける。
コンピュータウイルスの種類や被害の状況,及びその対策について理解する。ブラウザ
情報の暗号方式(共通鍵方式と公開鍵方式)について理解する。
ディジタル署名,電子透かし,アクセス制御などセキュリティ技術の
ティ
方法について理解する。
6章 情報社会と問題解決
1│3
2 情 報 セ キュリ 1
ティポリシー
ブラウザ
企業や組織のセキュリティ対策の必要性を理解する。 情報セキュリティポリシーの目的・内容や実際の事例について学ぶ。
1 社会における 1
情報システム 情報システム
座席予約,POSなど身近な情報システムの仕組みと働きについて学ぶ。ブラウザ
と人間
クラウドコンピューティングの概要を知る。
1
2 人に優しい情 1
報システム
2.問題解決
行政や企業の情報システムについて学ぶ。
ユーザインタフェースの工夫やアクセシビリティについて事例で学ぶ。テキストエディタ
情報の受け手のことを考えた情報表現やユーザビリティの工夫について考える。ブラウザ
3 情報社会の課 1
題
サイバー犯罪の種類と具体例を理解し,受信者のリスクや対策について考える。
1 問題解決の手 2
順
問題解決の過程を理解する。
2 問題解決の手 2
法
3 アンケートの 1
利用
4 問題解決の実 3
践
ディジタルデバイドなど情報社会の課題について考える。
ブラウザ
問題解決のための手段の選択について考える。
ブレーンストーミング,KJ法などアイデアの収集と分類について学ぶ。表計算ソフト
データの統計処理とグラフ化,及びグラフを利用した分析について学ぶ。
アンケートの回答方法について学ぶ。
表計算ソフト
テキストマイニングなどテキストデータの分析方法について理解する。テキストマイニングツール
実際に問題解決を行うことによって,問題の明確化,情報の収集・整理・ ブラウザ
分析の技術を上達させる。
問題解決の結果を Web ページ等を利用して公開する。
合計 70
年間指導計画案│11
85%に縮小しています。
13
教授用指導書 年間指導計画案 高校社会と情報
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
高校社会と情報 年間指導計画案─2 単位─
4
月
指導項目
オリエンテーション
時間
2
指導内容/学習内容
ソフトウェア等
中学校までの生徒の知識・技能・経験などの調査を行う。
アンケート
コンピュータの起動や終了方法を習得する。
ワープロソフト
自己紹介などの文章を作成し,共有フォルダに保存する実習を行うこ
とで,必要な操作を習得する。
1章 情報社会
コンピュータ教室でのマナーを理解する。
1 情報と情報社会
0.5
情報や情報社会についての意味を理解する。
情報の特徴を理解する。
2 社会の変化と個人 0.5
の責任
情報社会がもたらした生活やビジネスの変化について学ぶ。
3 情報社会の問題
コンピュータを利用した犯罪と,被害者にならないための心構えを学ぶ。
0.5
ブラウザ
インターネットの特質と個人の責任,心構えなどについて学ぶ。
コンピュータの健康への影響や,情報格差への対応について学ぶ。
4 メディアとその特徴 0.5
5 メディアと広告
0.5
メディアの特徴と,メディアリテラシーについて学ぶ。
各種伝達メデ
メディアを効果的に取り扱うための能力を身に付ける。
ィア
マスコミにおける広告の役割について学ぶ。
番組の内容とコマーシャルの目的の関係について理解する。
0.5
6 メディアの選択
7 個人情報とその保護 0.5
情報の特性や相手の状況を考慮したメディアの選択について考える。
個人情報とその保護などについて調べる。 ブラウザ
個人情報の流出の実態とその防止方法について学ぶ。
4│5
2章 コミュニケーション
S コンピ ュ ー タ の 発 0.5
達と構成
コンピュータやコミュニケーション手段の発達について学ぶ。
情報機器の実
コンピュータと周辺装置の構成,ソフトウェアについて学ぶ。
物
1 コミュニケーション 0.5
コミュニケーションの形態や,その変化について学ぶ。
2 メールの利用
1
電子メールにおける機種依存文字や添付ファイルについて理解する。 メールソフト
3 ネットワーク
1
電子メールの同報機能や誤解を招かない表現などについて理解する。
4 共通の取り決め
2
ネットワークの構成について学ぶ。
パソコン教室
様々な種類のネットワークの形態について学ぶ。
のサーバ
プロトコルやファイル形式について理解を深める。
ワープロソフト
データ記述の共通化やプラットフォームの共通化について学ぶ。
表計算ソフト
5 インターネットの仕 2
組み
IPアドレス,ドメイン名について学ぶ。
IPFinder
名前解決,パケット交換,回線の種類について学ぶ。
DNSConverter
6 Webペ ー ジ の 閲 覧 1
とメールの仕組み
Webページの閲覧の仕組みについて学ぶ。
ブラウザ
電子メールの送受信の仕組みについて学ぶ。
メールソフト
7 イ ン タ ー ネ ット の 1
サービス
Webページを使ったサービスについて学ぶ。
ブラウザ
S 社会の中の情報シ 0.5
ステム
情報システムの例について学ぶ。
8 合意形成
インターネットを利用した合意形成について学ぶ。
0.5
電子メールやWeb,リアルタイムのコミュニケーションについて学ぶ。
ブラウザ
ユビキタス技術を活用した情報システムについて学ぶ。
ブラウザ
ネットワークを利用した情報の共有化・協働化について学ぶ。
6│7
3章 情報安全
9 クラウドコンピュー 0.5
ティング
クラウドコンピューティングの仕組みや利用について学ぶ。
ネットワーク
分散処理や仮想化の技術について学ぶ。
ストレージサービス
S 人に優しい情報技術 0.5
バリアフリーやユニバーサルデザインについて学ぶ。
タブレット型
遠隔医療や遠隔教育について学ぶ。
PCの実物
1 個人による安全対策 1
パスワード,コンピュータウイルスとウイルス対策ソフトについて学 ブラウザ
ぶ。
不正アクセスとファイアウォールについて学ぶ。
2 組織による安全対策 2
1
3 安全のための情報
セキュリティポリシーやアクセス制御,VLANについて学ぶ。
共有フォルダ
暗号化やフィルタリング,電子透かしなどの技術を学ぶ。
オセロ
技術
パリティチェックの仕組みについて学ぶ。
4 暗号化
2
共通鍵暗号や公開鍵暗号,SSLなどの暗号化の仕組みについて学ぶ。 南京錠と鍵
電子署名の仕組みについて学ぶ。
2
S+ 暗号化の仕組み
5 法規による安全対策 1
RSA暗号の仕組みについて学ぶ。
電卓,表計算ソフト
個人情報の保護に関する法律や情報公開について学ぶ。
ブラウザ
商取引や不正アクセス,プロバイダなどに関する法律について学ぶ。
12│年間指導計画案
14
月
指導項目
時間
産業財産権について学ぶ。
館
7 著作権
著作者の権利と伝達者の権利について学ぶ。
動画投稿サイ
著作権の例外規定や,著作権などの侵害例について学ぶ。
ト
著作物を利用する際の方法について学ぶ。
JASRAC の
私的録音・録画補償金制度や不正コピーについて学ぶ。
認証マーク
アナログとディジタルの意味,情報量の単位を学ぶ。
BinaryViewer
2
1
9│
4章 ディジタル化
1 ディジタル情報の
特徴
2
2 静止画像の扱い
2
AD,DAコンバータについて学ぶ。
3 数値や文字の表し方 2
5 色のディジタル化
2
6 画像のディジタル化 2
S+ 動画と立体表現
7 圧縮の仕組み
│
5章 問題解決
3
1
1
8 さまざまな計算
教授用指導書
特許電子図書
4 音声のディジタル化 2
11
ソフトウェア等
知的財産権の種類について学ぶ。
8 著作物の利用
10
指導内容/学習内容
6 知的 財 産 権 の 概 要 1
と産業財産権
2
ペイント系ソフト,ドロー系ソフトについて学ぶ。
画像処理ソフ
画像処理ソフトを用いて,様々な画像処理を行う。
ト
2進数,10進数,16進数について学ぶ。
文字コード表
文字コードについて学ぶ。
示ソフト
標本化,量子化,符号化について学ぶ。
サウンドレコ
標本化周波数と量子化の段階数について学ぶ。
ーダー
加法混色と減法混色について実習を通して学ぶ。
RGBMixer
色のディジタル表現について学ぶ。
ルーペ
画像のディジタル化の仕組みについて学ぶ。
ImageChanger
階調や解像度について学ぶ。
BitMapReaderWriter
動画再生ソフトを用いて再生速度を変える実習を行う。
Animator
オートシェイプを用いて立体図形を描画する実習を行う。
オートシェイプ機能
圧縮の必要性と形式について学ぶ。
圧縮解凍ソフ
圧縮の仕組みについて学ぶ。
ト
音声や画像のデータ量,プリンタの解像度の計算問題を解く。
電卓ソフト
通信速度,2進数の四則計算の計算問題を解く。
1 問題を解決するには 0.5
問題解決の意味を理解する。
問題解決の方法と手順を理解する。
2 情報の収集
0.5
S 検索と論理演算
1
情報収集の方法や適切な検索のキーワードについて学ぶ。
AND検索,OR検索,NOT検索を検索エンジンで実習する。
ブラウザ
検索の組み合わせや使い分けの実習をする。
3 情報の整理と管理
0.5
4 分析のための工夫
2
フォルダを用いて情報を階層化し整理する。
データベースや,情報の共有と整理について理解を深める。
表計算ソフトのデータ形式について学ぶ。
表計算ソフト
分析しやすいデータ形式について学ぶ。
5 関数と統計
2
表計算ソフトの基本的な関数について理解する。
表計算ソフト
表計算ソフトの関数を利用した統計処理実習を行う。
6 表とグラフの活用
2
表計算ソフトの表を使った情報の視覚化について学ぶ。
表計算ソフト
表計算ソフトを使ったグラフ化などの実習を行う。
7 分析の実際
2
グラフから情報を読み取る際のポイントについて学ぶ。
表計算ソフト
グラフによる印象の違いや誤解のない表現について学ぶ。
8 問題解決の実践
4
地球の温暖化についての問題の解決を図る。
表計算ソフト
問題の明確化,情報の収集,整理・分析,解決策の検討を行う。
S 論理的な文章構成
1
S 表現の工夫
1
論文の作成を題材にして論理的な文章の構成の仕方について学ぶ。
ワープロソフト
文字や配色の工夫など,情報を効果的にわかりやすく伝える工夫を学 画像処理ソフ
ぶ。
ト
9 プレ ゼ ン テ ー ショ 4
ンの方法
情報を適切に表現し,スライドを作成する。
プレゼンテーションを行い,相互に評価する。
ト
10 Webページによる 4
情報発信
Webページの目的や留意点について学ぶ。
テキストエディタ
プレゼンソフ
基本的なHTMLの文法について学び,簡単なWebページを作成する。 ブラウザ
合計 70
年間指導計画案│13
85%に縮小しています。
15
教授用指導書 年間指導計画案 最新情報の科学
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
最新情報の科学 年間指導計画案─2単位─
4
月
指導項目
オリエンテーション
時間
2
指導内容/学習内容
ソフトウェア等
中学までの学習,経験等,生徒の既存技能・知識の調査を行う。 アンケート
コンピュータの起動や終了方法,OSの基本操作の練習を行う。 ワープロソフト
ファイルの保存,読み込み,共有フォルダの利用等について説明し,
実習させる。題材としては,自己紹介などの文章を作成する。
コンピュータ教室でのマナーを理解する。
序章
1 情報化の光
1
情報社会と
私たち
情報技術や,それによって実現されるコミュニケーションなど,
情報化の明るい側面と,ものと情報の違いを学ぶ。
2 情報化の影
電子掲示板での誹謗・中傷,ネットワークを利用した犯罪,個
人情報の流出など,情報化の暗い側面を学ぶ。
5
1章 情報とコンピュータ
3 情報社会の
モラルとマナー
情報の信憑性を判断すること,情報技術を理解すること,法律
に従い,モラルとマナー守ることの重要性を学ぶ。
アナログとディジタルの違い,ディジタル化の特徴について学
1 ア ナ ロ グ と 0.5
情報の表し ディジタル
ぶ。
方
カード
カードの数字をあてるゲームから,情報量について学ぶ。
2 情報量と単位 1.5
1
「Yes」「No」が「0」「1」で表される2進数になることを学ぶ。
質問の回数が情報量に該当し,回答が増えれば情報量も増えて
いくことを理解し,情報量の単位について学ぶ。
3 2進 数 と10 2
進数
2進数と10進数の関係を学び,相互に変換できるようにする。 n 進数の計算
2進数,10進数,16進数について,相互に変換できるようにする。ができる電卓
4 論理演算と 2
論理回路
論理積・論理和・否定,真理値表について学ぶ。
1 数値の表現
2
負の数が補数で表現されること,補数を使った計算について学ぶ。
タでのディ 2 文字の表現
ジタル表現
1
電気回路をモデルに論理回路を理解する。
2進数の足し算を論理回路で表現した半加算回路について学ぶ。
2
コンピュータでの整数と実数の表現について学ぶ。
コンピュー
3 音の表現
コンピュータ内部では文字がコードで表されることを学ぶ。
文字コードには,様々な種類があることを学ぶ。
2
アナログ信号とディジタル信号の違いについて学ぶ。
音のディジタル化の仕組みについて学ぶ。
4 デ ィ ジ タ ル 0.5
情報の特徴
ディジタル化された情報の特徴について学ぶ。
5 画像の表現
カラー画像の表現について学ぶ。
ペイント系ソフ
画像のディジタル化,解像度,階調について学ぶ。
ト
図形・動画の表現について学ぶ。
ワープロソフト
圧縮と伸張の仕組みについて学ぶ。
圧縮解凍ソフ
可逆圧縮と非可逆圧縮の違いについて学ぶ。
ト
1.5
6 データの圧 2
縮と効率化
6
ファイルの種類と圧縮形式について学ぶ。
3
1 コンピュー 1
コンピュー タの構成
人間をモデルにして,コンピュータの構成要素について学ぶ。 コンピュータ
タの仕組み
CPU内部の構成について学び,CPUの動作を理解する。
2章
1
ネットワークの仕組みと情報システム
1 ネットワーク 2
ネットワ ー の構成
クの仕組み
基本ソフトウェア,応用ソフトウェア,インタフェースについて学ぶ。 の部品
コンピュータ内部の計算の仕組みを学ぶ。
ネットワークとその構成について学ぶ。
ネットワーク
通信方式,接続形態,役割による分類について学ぶ。
機器
2 情報通信の 2
取り決め
情報伝達の仕組みについて学ぶ。
3 インターネ 3
ットの仕組み
IPアドレス,ドメイン名,DNSについて学ぶ。
プロトコルの階層化と各階層の役割を学ぶ。
ブラウザ
WWWと電子メールの仕組み,ルーティングを学ぶ。
1 情報システ 1
情報システ ムと情報の流れ
情報システムの定義を理解し,身近な情報システムについて学ぶ。
ムと情報セ 2 情報セキュリ 3
キュリティ ティ
利用者,管理者によるセキュリティ対策について学ぶ。
2
14│年間指導計画案
16
2 コンピュー 1
タの動作
情報システムにおける情報の流れ,個人情報の扱いを学ぶ。
セキュリティ対策技術の例について学ぶ。
指導項目
1
問題解決
時間
指導内容/学習内容
1 問 題 解 決 の 0.5
方法と手順
問題解決の定義について学ぶ。
2 問題解決の 4
手法
ブレーンストーミングとKJ法について学ぶ。
ソフトウェア等
9
教授用指導書
7
3章 問題解決のためのコンピュータ活用
月
問題解決の手順について学ぶ。
表計算ソフト
表計算ソフトを活用した問題解決について学ぶ。
アルゴリズムとプログラミング,モデル化とシミュレーション,
3 問 題 解 決 の 0.5
ための手段
データベースと情報検索などの問題解決のための手段を学ぶ。
アルゴリズムについて学び,簡単なアルゴリズムをフローチャー
2
1 アルゴリズム 1
トで表現できるようにする。
アルゴリズ とは
ム
順次・選択・繰り返しなどのアルゴリズムの基本構造について 表計算ソフト
2 アルゴリズム 3
の基本構造
学び,文章やフローチャートで表現できるようにする。
3 プログラムの 4
活用
逐次探索,二分探索の方法について学ぶ。
カード
交換法による並べ替えについて学ぶ。
表計算ソフト
探索や並べ替えの方法については,カードやコンピュータのソ
フトウェアで体験的に確認する。
3
10
1 モデル化
1
モデル化の概念や手順について学ぶ。
モデルの分類と,モデル化をする時の注意点について学ぶ。
モデル化と
不規則なものを含まない,時間の経過によって対象が変化する 表計算ソフト
シミュレ ー 2 動 的 モ デ ル 2
のモデル化とシ
現象のモデル化とシミュレーションについて学ぶ。
ション
ミュレーション
不規則なものを含む現象のモデル化とシミュレーションについ 表計算ソフト
3 確率的モデルのモデ 2
て学ぶ。
サイコロ
ル化とシミュレーション
◎シミュレーシ 2
│1
12
4章 ネットワークとデータベースの活用
11
1
店舗と客の両方がより満足を得る待ち行列の解消策を,モデル 表計算ソフト
化とシミュレーションによって検討する。
ョンの活用
1 情報の収集
1.5
検索サイトを用いて,効率よく情報を収集する方法を学ぶ。
ブラウザ
情報の信憑性を確認する方法を学ぶ。
ネットワー
ネットワークを利用した情報収集の例を学ぶ。
クの活用
2 情報の共有
1.5
◎ネットワーク 2
ネットワークを利用して情報を共有する方法を学ぶ。
サーバ
情報を共有する際の注意を学ぶ。
グループウェア
ネットワークを利用して情報を収集,整理・分析,発表・発信し,ブラウザ
評価と改善を行う方法を学ぶ。
の活用
ネットワークを使う場合と使わない場合の違いを理解する。
1 データベー 2
データベー スとは
データベースの概念と機能について学ぶ。
ス
表計算ソフトのデータベース機能について学ぶ。
2
2 身近なデータベースの活用 1
◎データベース 3
表計算ソフト
データベースの種類や特徴について学ぶ。
データベースの定義と身近な活用例について学ぶ。
ブラウザ
「図書室の貸し出し管理」を題材として,データベースの具体 データベース
2│3
5章 情報技術と社会
的な作成方法について学ぶ。
の活用
ソフト
1 社会を支え 1
情報化によ る情報技術
社会を支える情報技術について学ぶ。
ブラウザ
社会を支える情報技術の具体例について話し合う。
RFID
る生活の変 2 人 に や さ し 1
い情報技術
化
情報バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方を学ぶ。
ブラウザ
1
ユビキタスネットワーク社会を構成する情報技術について話し合う。
ウェブアクセシビリティ,ユーザビリティについて学ぶ。
3 知的財産権
2
知的財産権,産業財産権とその保護について学ぶ。
著作権,肖像権,パブリシティ権とその保護について学ぶ。
2
1 ネットワークコ 2
情報技術に ミュニケーション
コミュニケーションの変遷について,歴史的に学ぶ。
ブラウザ
情報通信技術を利用したコミュニケーションについて学ぶ。
情報格差やテクノストレスなどの問題について学び,その解消
よる社会の 2 情 報 社 会 の 2
法について話し合う。
発展
発展と諸問題
ネットワークコミュニケーションのマナーについて学び,これ
を守るための方法について話し合う。
クラウドコンピューティングについて学ぶ。
合計 70
年間指導計画案│15
85%に縮小しています。
17
18
時間
JUMP
時間 合計
4
16│年間指導計画案
1
4
1
1
1 10進数・2進数・16進 4 10
数の特徴と関係を探る
2 論理演算とはどのよう
な演算か考える
3 標本化周波数や音声・
画像のデータ量を計算す
る
1.5
1 ネ ットワ ー ク 0.5
とは
1 4 エラー検出で変化した 1 4
2 プロトコル
データを探す
3 ハ ードウェア 1
とソフトウェア
1 情報と情報量
2 ディジタル化
0.5
3 インターネットの仕組み 0.5
2
4 インター ネッ 2
トのサービスの仕
組み
3 5 パズルを解くプログラ 6 13
8 パ ズ ルを解く手 順を 4 1 アルゴリズム
考えてみよう
ムを作成する
9 コンピュータでパズルを
解く手順を考えてみよう
10 数あてゲームを作っ
て遊ぼう
11 操作手順を記録して
みよう
2
2 ア ル ゴリズ ム 2
の応用
6 速くて正 確な伝 達 方 1
法を考えてみよう
5 旗を使って情報を送ろう 2
7 送 信 情 報のエラーを
見つけて正しくしよう
1 図形をディジタル化し 2
てみよう
2 図形 や文 字図形を数
値化して伝達しよう
3 カラー 画 像に つい て
調べてみよう
4 画 像 サイズについて
考えてみよう
1
1
STEP
1 情報社会で気を付けること
2 情報社会でのモラルと責任
時間
1
HOP
オリエンテーション
月 章
情報の科学 年間指導計画案─2単位─
指導内容/学習内容
ソフトウェア等
アンケート
中学までの学習,経験等,生徒の既存技能・知識の調査を行う。
コンピュータの起動や終了方法,OS の基本操作の練習を行う。
ファイルの保存,読み込み,共有フォルダの利用等について説明する。
コンピュータ教室でのマナーを理解する。
情報源,データ・情報・知識の違い,正しい情報の伝達,受信者のリスクや発信者
の責任について学ぶ。
匿名性の特徴,情報発信手段の違いによるモラルとマナー,情報社会でのモラルと
責任について学ぶ。
HOP 図形のディジタル化や数値化などを通して,図形のディジタル化や情報の伝達 紙
ペン
について体験的に学ぶ。
カラー画像の三原色,カラー画像の数値化,画像サイズや画像データのファイルサ 表計算ソフト
ペイント系ソ
イズについて学ぶ。
フト
STEP アナログとディジタルの違い,情報量とビットについて学ぶ。
数値・文字・音声のディジタル化(標本化,量子化,符号化)
,ディジタル化の特徴,デー
タ圧縮について学ぶ。
カラー画像のディジタル化(画素,解像度,階調)
,動画の表現について学ぶ。
ハードウェアの構成や周辺機器,ソフトウェアの働き,ワープロ,表計算ソフト,画像・
図形ソフトなどソフトウェアの活用について学ぶ。
以下の項目を学習する場合は,JUMP で行う。
10 進数・2 進数・16 進数の関係,論理演算について学ぶ。
標本化周波数,音声や画像のデータ量について学ぶ。
HOP メッセージを伝達する例により,メッセージの伝達の速さと正確さについて学ぶ。 旗
旗を使って数値や文字などの情報を送受信することにより,変換方法や送受信のルー ボール
ルを体験的に学ぶ。
ボールを送る例により,送信情報の誤りと検出方法について学ぶ。HOP で興味を持
たせ,JUMP で送信データのエラー検出方法について学ぶ。
STEP ネットワークやネットワークの構成機器,プロトコルの種類と階層化,パケッ
トについて学ぶ。
インターネットの仕組み(IP アドレス,ドメイイン名)
,DNS サーバ,インターネッ
トのサービス(電子メール,Web ページ)について学ぶ。
HOP パズルを解く例で,コンピュータを利用する場合としない場合の手順について 表計算ソフト
考える。コンピュータを利用する例では表計算ソフトを利用してHOPで興味を持たせ,
プログラムは JUMP で作成する。
数あてゲームの例では,プログラムの解説よりも入力と実行を主とし,ゲームの実
行による達成感を得るようにする。
表計算ソフトの操作手順をマクロ機能により記録し,作成されたプログラムを修正・
活用することを学ぶ。
STEP フローチャートやアルゴリズムの基本構造について学び,順次・選択・繰り返
しの構造の簡単なプログラムについて学ぶ。
基本プログラムの応用例として,逐次探索のプログラムについて学ぶ。
表計算ソフトの表に色を塗る方法について学ぶ。JUMP でパズルを解くプログラム
を作る場合は事前に実施する。
JUMPでは,手順に従ってプログラムを作成することにより,問題解決について学ぶ。
教授用指導書 年間指導計画案 情報の科学
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
1章 情報とコンピュータ
2章 ネットワーク
3章 アルゴリズムとプログラム
5
6
7
月 章
1
12
11
10
5章 データベース 6章 問題解決
17 質問紙調査をしてみ 1
よう
16 みんなでたくさんの 1
アイデアを出してみよう
14 条件に合うデータを 2
効率よく探してみよう
15 モノや情報の管理に
ついて考えてみよう
19 情報セキュリティを 2
高める方法を考えよう
20 暗号を作ろう
18 チケットや商品購入時の情 1
報の流れについて考えてみよう
1
時間
JUMP
1
2
1
0.5
0.5
2
0.5
0.5
0.5
0.5
0.5
1 情 報 技 術 の 進 0.5
展と生活
2 知的財産権
3
3 よ り よ い 情 報 0.5
社会をめざす
32
19
9章 情報社会の
発展と知的財産権
2│3
21 Webページを見やす 1
くしよう
3 安 全 を 確 保 す 0.5
るための法律
1 問題解決の方
法と手順
2 問題解決の手
法
3 情報の収集
4 データの分析
5 解決案と実施・評価
1 情報システムとは
2 提 供する情報と
提供されるサービス
3 サービスの活用と課題
1 情報社会の安
全を脅かすもの
2 セキュリティ技
術
2 データベースの形態 0.5
3 データベースの機能 0.5
4 データベースの特徴 0.5
2 シミュレーション
9 暗号作成ツールを作る
16
1
指導内容/学習内容
ソフトウェア等
コイン
3 HOP 徒歩案内図をモデル化し,所要時間案内図など目的に応じた案内図を作る。
クラス会で釣銭を用意する例で,乱数の発生や表計算ソフト使ったシミュレーショ 表計算ソフト
ンの方法について学ぶ。
STEP モデルの種類やモデル化の手順について学ぶ。
確定的モデルや確率的モデルのモデル化の方法について学ぶ。
3
シミュレーションの手順について学び,表計算ソフトを利用してシミュレーションを行う。
JUMPでは,確定的モデルや確率的モデルでのシミュレーションを通して問題解決について学ぶ。
4.5 HOP 表計算ソフトのデータベース機能を用いて,データの検索方法について学ぶ。 バーコード
表計算ソフト
バーコードや図書館の本の検索などを通して,モノや情報の管理について学ぶ。
STEP ・データベースによる情報管理の概念,データベースの形態や機能について学ぶ。
データベースの特徴(構造,データの関係表現)
,データベースの演算(選択,射影,
0.5 結合)について学ぶ。
データベースソフトと表計算ソフトの違いについて学ぶ。
0.5
データベースの問い合わせ言語について,簡単な例で学ぶ。
0.5
JUMP の例題を通して,問題解決について学ぶ。
1.5 HOP 付箋紙や模造紙にアイデアを出し合い,問題解決の手法について体験的に学ぶ。 ワープロ
食堂の人気メニューのアンケーの例を通して,質問紙の作成や結果の整理・分析方 付箋紙
ペン
1.5 法について学ぶ。
STEP 問題解決の方法と手順,手法(ブレーンストーミング,KJ法,コンセプトマップ) 模造紙
表計算ソフト
0.5 について学ぶ。
情報の収集と検索,データの分析(データ入力の工夫,データの並べ替えやグラフ化)
,
2
0.5 解決案の評価や改善について学ぶ。
0.5 HOP 身近なチケットや商品購入の例を通して,情報システムについて学ぶ。
1.5 STEP 利用者が提供する情報と情報システムから提供されるサービスについて学ぶ。
オンラインショッピングなどのサ―ビスの活用,情報機器の故障や誤動作による社
1 会的混乱,利用する上での課題について学ぶ。
0.5 HOP ロッカーの鍵,携帯電話の例でセキュリティについて学び,パスワードなどセ 表計算ソフト
キュリティを高める方法について学ぶ。
シーザー暗号など簡単な暗号の作成や解読について学ぶ。HOPで興味を持たせ,JUMP
5
で表計算ソフトを利用して暗号作成ツールを作成する。
STEP サイバー犯罪,匿名性の悪用,情報漏洩を学び,情報セキュリティの重要性に
0.5 ついて考える。
パスワードの管理やコンピュータウイルス対策,暗号化,暗号化通信などセキュリティ
技術について学ぶとともに,管理者への確認・連絡など心がけるべきことについて学ぶ。
不正アクセス禁止法,電子商取引に関する法律(プロバイダ責任法,特定商取引法,
電子消費者契約法など)
,個人情報保護法など,安全を確保する法律について学ぶ。
1.5 HOP 文字の大きさや代替テキストなど Web ページの例を通して,アクセシビリティ ブラウザ
テキストエデ
の大切さについて学ぶ。
ィタ
3 STEP 情報技術の発達による社会・生活の変化や情報技術の発展について学ぶ。
アクセシビリティやユニバーサルデザインなど,人にやさしい技術について学ぶと
0.5
ともに,情報化の課題についても学ぶ。
知的財産権(著作権,産業財産権など)とその保護について学ぶ。
肖像権やパブリシティ権,引用について学ぶ。
70
時間 合計
6 最大の利益が得られる 2
値段を設定する
7 席替えで公平に席を決める
1 データベースと 0.5 8 データベースで図書館 2
は
の本の貸出管理をする
STEP
1 モデル化
時間
HOP
12 徒歩案内図を作って 2
みよう
13 用意する釣銭の枚数
を決めよう
7章 情報 8章 セキュリティ
システム
教授用指導書
4章 モデル化と
シミュレーション
9
年間指導計画案│17
85%に縮小しています。
19
教授用指導書 補足資料(共通)
実教出版の共通教科情報の教科書4冊分の資料を項目別に掲載していま
1 ディジタル化
最新社会と情報▶p.34-54
高校社会と情報▶p.82-112
最新情報の科学▶p.10-37
情報の科学 ▶p.12-19,54-65,122-127
●ディジタルカメラの仕組み いる場合に比べて光の利用効率が高く高感度である
ディジタルカメラでは,レンズから入ってきた光
が,RGBの電気信号を得るための計算が複雑になる。
を電気信号に変換する部分にCCD(Charge Coupled
Device)という部品を使用している。CCDは,縦横
●カラーモデル に光センサを並べた構造であり,これらのセンサが画
カラーモデルには,RGBカラーモデル,CMYカラ
像の基本単位である画素となっている。また,画素数
ーモデル,HSBカラーモデルなどがあり,それぞれ次
とはCCDの中に素子がいくつあるかを示したもので
のような特徴がある。
ある。
1 RGBカラーモデル
CCDは,光の明るさを電気信号に変換するだけで
RGBカラーモデルでは,赤(R),緑(G),青(B)
あり,色の違いを判別することができない。つまり,
の三原色の強度により,1つの色を表す。カラーディ
CCDだけでは白黒の画像にしかならない。そこで,
スプレイやテレビのブラウン管などで色を表現するた
個々のCCDに色のついたフィルタをかぶせ,特定の
めに使用されている。このモデルでは,基本色どうし
色の光だけを取り出して,その明るさを電気信号に変
を混ぜ合わせることにより,より明るい色を表現する
換する。各CCDから得られた電気信号を電子回路で
ことができる。
処理し,標本化,量子化,符号化の過程を経て,ディ
テレビのブラウン管には赤,緑,青の小さな蛍光体
ジタルのカラー画像が得られる。なお,フィルタのつ
が配列されている。これに照射される電子ビームの強
け方には,原色フィルタと補色フィルタを用いる2つ
さに応じて蛍光体が発光し,隣り合った赤,緑,青の
の方法がある。
発光が混合して色を表している。
1 原色フィルタを用いる方法
2 CMYカラーモデル
原色フィルタを用いる方法では,光の三原色である
プリンタなどで紙に印刷することを前提にしたグラ
赤(R)
,緑(G),青(B)のフィルタを用いて,直
フィックでは,CMYカラーモデルが使用される。シ
接RGBの光の成分に分解して各信号を得る。
アン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)の強度に
なお,赤のフィルタは赤い光だけを透過し,緑や青
より,1つの色を表す。このモデルでは,基本色どう
の光を吸収するため,赤のフィルタを透過した白色光
しを混ぜ合わせることにより,より暗い色を表現する
は,赤く見える。青や緑のフィルタも同様に,透過し
ことができる。
た白色光は,それぞれ青と緑に見える。原色フィルタ
なお,印刷に使用するインクを基準にして画像を扱
を用いる方法は,これらの原理を利用している。
っているが,実際にこれらのインクを混ぜ合わせても
2 補色フィルタを用いる方法
黒にはならず,暗い灰色になり,コントラストがぼや
補色フィルタを用いる方法では,シアン(C)のフ
けてしまう。そこで,通常はCMYのインクに加えて
ィルタは緑と青の光,マゼンタ(M)のフィルタは赤
黒(K)のインクを使用する。
と青の光,イエロー(Y)のフィルタは赤と緑の光を
3 HSBカラーモデル
通過させることを利用している。各フィルタを通過し
た光は,それぞれ1色が欠けた光となる。この光を元
に,各CCDにより得られた電気信号からRGBの値を
グラフィックの色を表現するには,RGBやCMYよ
計算し,それぞれの電気信号を得る。
りも,HSBカラーモデルで表現した方が直感的にわか
原色フィルタを用いると1つのCCDが原色1色分
りやすいという利点がある。なお,色相は色,彩度は
の情報しか持つことができない。これに対し,補色フ
色の鮮やかさ,明度は明るさを表している。彩度が大
ィルタを用いると1つのフィルタが原色2色分の情報
きいほど濃い色になり,明度が大きくなるほど明るい
を持つことができる。そのため,補色フィルタを用い
色になる。
た方が感度や解像度に優れており,原色フィルタを用
18|1.ディジタル化
20
HSBカラーモデルでは,色調を色相(Hue),彩度
(Saturation),明度(Brightness)で表す。
す。各教科書の該当ページも一目でわかり便利です。
2 256色カラー
コンピュータ画面での色の表現は,光源色の三原色
256色カラーと呼ばれる色がある。これは,256個の
が使用される。R,G,Bそれぞれの透過の度合いを
パレットと呼ばれる入れ物(記憶領域)を用いる方法
0〜255の値により,発色をコントロールしている。
である。パレットにあらかじめ16777216色の中から
RGBすべての値を255にすれば白,すべての値を0に
256色を選択して登録しておく。
すれば黒となる。
パレットには0〜255の参照番号がついており,登
ただし,すべてのコンピュータ画面でこの表現力を
録 さ れている色を使う場合は,パレットの参照番
フル活用できるわけではなく,ビット数で示される表
号 を 指 定 す る。 な お, 0 〜255は(00000000) 2 〜
示力の差がある。フル活用するには24ビットの表現力
(11111111)2の8ビットで表現できるので,8ビッ
が 必 要 で あ り, そ の 場 合,16777216色(256×256×
トカラーとも呼ばれる。
256)を発色することができる。表現力の低いディス
8ビットカラーのデータは,24ビットフルカラーや
プレイでは,RGBの各段階が255より少なくなるわけ
8色カラーのように明るさ(濃淡値)の値ではなく,
ではなく,256段階のRGBで指定した色を最大何色ま
パレットの参照番号を表している。
教授用指導書
●ディスプレイでの色の表現 で同時に使用できるかという制限となる(16ビットで
は約65000色,8ビットでは256色の同時発色)。
表2 さまざまなカラー画像の表現方法
1画素
画素の名称
●カラー画像の表現方法 当たりの
ビット数
1 24ビットカラーと8色カラー
三原色の明るさ(濃淡値)をそれぞれ8ビットで表
8色カラー
すと,8色カラーは表の左のようになり,28×28×28
24ビット
=16777216色を表現することができる。この表現方法
フルカラー
では,1画素当たり合計24ビットになるため,24ビッ
トフルカラーと呼ぶ。なお,8色しかない場合,表の
256色カラー
1画素の
備考
色数
3
8
24
16777216
8
256
R,G,Bに各1
ビット割り当て
R,G,Bに各8
ビット割り当て
フルカラーから
256色を選択
右のように,三原色に各1ビットを割り当てればよい
ことになる(21×21×21=8色)。
●画像ファイルとプリンタの解像度の関係 このように,24ビットフルカラーはそれぞれ8ビッ
画像をプリンタで印刷する際に,印刷解像度と印刷
ト,8色カラーはそれぞれ1ビットを割り当てるな
サイズが決まっている場合,用意しなければならない
ど,三原色の赤・緑・青の各色に対して等しいビット
画像の画素数は次のようになる。
数の明るさのデータを割り当てている。
dpi=dots/inchであるので,計算式は次のようにな
る。
表1 24ビットカラー(左)と8色カラー(右)
縦または横の画素数[dots]
各1ビット
=印刷解像度[dots/inch]
混色
赤 緑 青
×縦または横の印刷サイズ[inch]
00000000 00000000 00000000
黒
0 0 0
例えば,200dpiのプリンタを使って横3.2inch×縦
00000000 00000000 11111111
青
0 0 1
00000000 11111111 00000000
緑
0 1 0
各8ビット
赤
緑
青
00000000 11111111 11111111 シアン
11111111 00000000 00000000
赤
0 1 1
1 0 0
2.4inchの大きさで画像を印刷したい場合,縦と横そ
れぞれの画素数は次のようになる。
横が200[dots/inch]×3.2[inch]=640[dots]
縦が200[dots/inch]×2.4[inch]=480[dots]
これより,必要な画像サイズは640×480となる。
11111111 00000000 11111111 マゼンタ 1 0 1
なお,距離[m]=速さ[m/s]×時間[s]と対比
11111111 11111111 00000000 イエロー 1 1 0
させて指導するとわかりやすい。
11111111 11111111 11111111
白
1 1 1
1.ディジタル化|19
85%に縮小しています。
21
22
22|評価の観点
知識・理解
情報社会とわたしたち
2章 情報機器とディジタル表現
• アナログとディジタルの概念とその相違を理解
• ディジタルの情報を圧縮できるか。
• 情報機器とコンピュータを正しく接続できるか。 しているか。
• 画像処理ソフトを用いてディジタル画像を処理 • 圧縮の仕組みを理解できるか。
• 情報機器の種類と特徴について理解してい
する技能があるか。
るか。
• 情報機器の接続に関する知識があるか。
•2進数・10進数・16進数の相互変換ができる •2進数と情報量について理解しているか。
•2進数・10進数・16進数の相互変換の方法
か。
• 数値・文字・音声・画像などの情報を適切 を理解しているか。
• 数値・文字・音声・画像など,情報のディジ
にディジタル化できるか。
• 情報のデータ量の基本的な計算ができるか。 タル化の原理を理解しているか。
• 音声,動画等のデータ量を計算できるか。
• 個人で調べる様子やグループで話し合う様子 • 目的や対象を明確にして,表現やデザインの • 目的や対象を明確にして,既存のチラシを改 • 情報を伝達する際の注意事項について理解
しているか。
善できるか。
工夫を行っているか。
はどうか。
• わかりやすく情報伝達しようとする意欲が見ら • 企画書のレイアウト,文字の表現,表による表 • 画像や表を効果的に企画書に取り入れること • チラシや企画書を改善す方法について理解
1節 表 現 の 工
しているか。
現,グラフによる表現,図やイラスト,写真によ ができるか。
れるか。
夫
• 図やグラフなどを使用して,わかりやすく表現 • 企画書の作成に文字・表・図形・画像など
る表現を工夫しているか。
• チラシの作成や企画書に関心があるか。
を効果的に用いる方法を理解しているか。
できるか。
• 意欲的にチラシや企画書の作成に取り組んで
いるか。
• 表計算ソフトのデータ入力・グラフ作成・デー • 課題に応じて利用するグラフを適切に選択で • 表計算ソフトへのデータの入力と抽出ができ,• グラフの種類や機能についての知識を持ち,
適切に利用できるか。
関数を利用できるか。
タの抽出や関数の利用に意欲的に取り組ん きるか。
2節 表計算ソフ でいるか。
• 目的に応じて数値の変化や割合などをわかり • 表計算ソフトを利用し,条件に合うデータの検 • 目的に応じて数値の変化や割合などをグラフ
で表現する知識があるか。
索ができるか。
トの利用
• 積極的に演習課題を行っているか。
やすいグラフで表現できるか。
• 条件に合わせて適切に関数を選択して利用 • 目的に応じて数値の変化や割合などをわかり • 条件に合わせて関数を選択して利用するた
めの知識があるか。
やすいグラフで表現できるか。
できるか。
• アナログとディジタルを比較して適切に選択で
きるか。
• 情報機器のインタフェースを判断して適切に
接続できるか。
• 画像処理ソフト利用して,ディジタル画像に変
化を加えて表現できるか。
• 情報量を適切な単位で表現できるか。
•2進数・10進数・16進数を用いて情報量を
適切に表現できるか。
• 数値・文字・音声・画像などの情報を適切
にディジタルで表現できるか。
• 情報の特徴やメディアの種類や構成について
考え,状況に応じてメディアを選択できるか。
• 情報の信憑性や信頼性について正しく判断し
て情報を利用できるか。
• メディアリテラシーを身に付け,情報を取り扱う
判断力と表現力があるか。
• データ,情報,知識の違いを理解できるか。
• ディジタル化された情報の正しい利用方法,
コ
ミュニケーションの特徴を理解しているか。
• 情報化の光と影について理解し,具体例を示
すことができるか。
• 個人情報の概念や,個人情報保護について
理解しているか。
• チェーンメールに正しく対処し,情報を扱う責
任とモラルを持って電子メールや電子掲示板
を利用しているか。
• 情報やメディアの特徴を考えながらメディアを • 情報やメディアの特徴,分類,特性について
知識を持っているか。
活用する技能があるか。
• 情報の信憑性や信頼性について留意しなが • 情報の信憑性や信頼性を理解しているか。
• メディアリテラシーの概念を理解しているか。
ら情報を利用する技能があるか。
• メディアリテラシーを身に付けて情報を取り扱 • CMの分析方法を理解し,情報を分析して発
信者の意図を理解できるか。
う技能があるか。
• 情報やメディアの種類や構成に関心がある
か。
• グループでの話し合いに,意欲的に参加して
3節 情 報 と メ
いるか。
ディア
• 情報の信憑性や信頼性に注意しているか。
• メディアリテラシーに沿って情報を取り扱う態
度があるか。
• 情報のディジタル化に関心があるか。
• 情報機器の接続に興味を持っているか。
1節 ディジタル • インタフェースについて意欲的に調べている
か。
と情報機器
• ディジタルカメラやディジタルビデオカメラの利
用に関心があるか。
• 情報量について興味を持っているか。
•2進数・10進数・16進数の相互変換に対し
2節 ディジタル て興味を持って取り組んでいるか。
• 数値・文字・音声・画像などの情報のディジ
表現
タル化に関心があるか。
1章
3
章
表
現
と
伝
達
技能
• 授業に興味を持って参加しようとしているか。 • 情報ネットワークを使って電子メール等で正し
• ディジタル化された情報を正しく取り扱おうとす くコミュニケーションを行う技能を有している
か。
る意欲と態度が見られるか。
• 情報化の光と影について関心を示している
か。
• 個人情報について考え,管理する判断力が • 個人情報を管理する技能があるか。
あるか。
• 電子メールや掲示版の書き込みを正しく行う
• 電子メールや掲示版の書き込みでは,
よく考え, 技能があるか。
正しく判断して表現しようとしているか。
評価の観点の趣旨
思考・判断・表現
情報や情報社会における身のまわりの問題を解 情報及び情報技術を活用するための基礎的・ 情報及び情報技術を活用するための基礎的・
決するために,情報に関する科学的な見方や 基本的な技能を身に付け,目的に応じて情報及 基本的な知識を身に付け,社会における情報
考え方を活かすとともに情報モラルを踏まえて,び情報技術を適切に扱っている。
及び情報技術の意義や役割を理解している。
思考を深め,適切に判断し表現している。
• 授業に興味を持って参加しようとしているか。
• ディジタル化された情報を正しく取り扱おうとす
1節 情報社会
る意欲と態度が見られるか。
• 情報化の光と影について関心を示している
か。
• 個人情報の保護に関心を示し,管理しようと
する態度があるか。
2節 情 報 社 会
• 電子メールや掲示版を取り扱う責任とモラル
の個人
があるか。
関心・意欲・態度
情報や情報社会に関心をもち,身のまわりの問
題を解決するために,自ら進んで情報及び情報
技術を活用し,社会の情報化の進展に主体的
に対応しようとする。
観点
評価の観点[最新社会と情報]
教授用指導書 評価の観点 最新社会と情報
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
• 知的財産権について積極的に調べようとして
いるか。
1節 情 報 の 管
• 著作権を侵害しないように著作物を利用する
理・保 護 に 関 す
態度を身に付けているか。
る法律
• インターネットに関連する各種法律に関心があ
るか。
• 情報セキュリティ技術に関心を持っているか。
• コンピュータウイルスやサイバー犯罪の被害に
2節 情報セキュ
遭わないように対策を立てようとしているか。
リティ
• 情報セキュリティポリシーの必要性を感じてい
るか。
• 社会における情報システムに興味・関心を持っ
ているか。
1節 情 報 シ ス • ユーザビリティやアクセシビリティの確保に興
テムと人間
味を持っているか。
• 情報社会の課題に対して関心を示し,解決
に向けた提案を行うことができるか。
• 率先して問題解決に取り組もうとしているか。
• ブレーンストーミングでは積極的にアイデアを出
しているか。
2節 問題解決
• グループディスカッションでは積極的に発言す
るとともに他者の意見を聞いているか。
• 問題解決のための計画や情報収集を積極的
に行っているか。
• ネットワークの特性や仕組みに興味を持ってい
るか。
• インターネットの仕組みやサービスに興味・関
2節 ネットワー
心を持っているか。
ク
• メディアの発達の歴史に興味・関心を持って
いるか。
• 電子メール,
ブログ,
SNSなどのコミュニケーショ
1 節 コ ミュ ニ
ンツールに興味を持っているか。
ケーション
• 電子メールや掲示板を利用する際のルールと
マナーを守ろうとしているか。
• プレゼンテーションの企画から制作・発表・評
価まで積極的に関わっているか。
3節 プ レ ゼ ン • 他者への評価を意欲的に行っているか,評
価記入用紙への記述状況はどうか。
テーション
• 他者の評価を元に改善に努めているか。
• グループで制作に積極的に係わっているか。
• THMLの作成に興味・関心を持っているか。
• グループでのWeb制作に興味をもって参加し
4 節 Webペ ー ているか。
ジの利用
• 他者のWebサイトを適切に評価しているか。
• 他者の評価を元に改善に努めているか。
5章
法とセキュリティ
6章
• プランニングシートに沿ったプレゼンスライドを • プレゼンテーション制作の流れを理解している
• プレゼンテーションのテーマは適切か。
制作しているか。
か。
• ストーリーがしっかり構成されているか。
• 画像,音声,アニメーションなど,多様な表現 • プレゼンテーション制作の各段階のポイントを
• 計画的に制作を進めているか。
理解しているか。
• 評価の視点に沿って問題点を指摘している メディアを利用しているか。
• 画像,音声,動画など多様なメディアを効果
か。
的に利用する方法を理解しているか。
• 適切な改善策や評価の視点をあげているか。
• テーマに沿ったコンテンツを制作しているか。 • 構成通りハイパーリンクができているか。
• Webページ制作の流れを理解しているか。
• デザインどおりの表現ができているか。
• HTMLのタグを使って,Webページにテキスト • Webページ制作に必要なリンク構造を理解し
• 文字の大きさ,配置などデザインやレイアウト や画像などを入れることができるか。
ているか。
を工夫し,受信者に情報が伝わりやすいか。 • CSSを利用できるか。
• HTMLのタグの知識を持つことができたか。
• ハイパーリンクの構造が適切か,
リンク可能か。 • 制作したWebページが正しく表示できるか。 • CSSの意義や概念を理解できているか。
• 他者のWebサイトの評価を適切にしているか。
• 技術の進歩によるメリット・デメリットの両側面 • 目的に応じて,
電子メール,
電子掲示板,
ブログ,• メディアの発達史に関する知識を持っているか。
を考えることができているか。
SNSなどのコミュニケーションツールを適切に • コミュニケーションの各種の分類や形態を理解
• 目的に適したコミュニケーションの方法を選択 利用する技能を有しているか。
しているか。
できるか。
• ブログ,SNSやテレビ会議システムなどのコミュ
• To,CC,BSSの使い分けができるか。
ニケーションツールの知識を持っているか。
• 電子メール,電子掲示板,ブログ,SNSなどの
• 電子メールや電子掲示板を利用する際の
ルールやマナーの知識を持っているか。
コミュニケーションツールを適切に活用できるか。
• ネットワークの通信方式の相違を判断できる • WebサーバのIPアドレスを調べることができる • 通信方式とその相違を理解しているか。
か。
• インターネットのプロトコル及びLANの基本知
か。
• 目的に応じて適切にインターネットのサービスを • 各種インターネットのサービスを利用できるか。 識があるか。
• ファイルの圧縮ができるか。
• インターネットの基本的なサービスの内容と利
利用できるか。
用方法を理解しているか。
• 効率的にファイルを圧縮して転送できるか。
• ネットワークの転送速度とデータ圧縮に関する
知識があるか。
• 知的財産権の権利の相違を判断できるか。 • Webページ(特許電子図書館)を利用して,• 知的財産の体系を理解しているか。
• 産業財産権と著作権の種類と内容を理解し
• 著作権などの侵害事例で,どの権利を侵害し 特許や実用新案や商標を検索できるか。
ているか。
ているかを適切に判断できるか。
• 著作権の例外規定を理解しているか。
• 著作権の例外規定を正確に判断できるか。
• インターネットに係わる各種法律を理解してい
• 課題レポートに参考資料の出典先を明記して
るか。
いるか。
• 情報セキュリティの脅威に対する対策を正しく • ウイルス対策など,情報セキュリティを確保す • 情報セキュリティ技術の知識があるか。
判断し,対処することができるか。
るための対策をとることができるか。
• 情報セキュリティ対策の必要性を理解してい
• 情報セキュリティの脅威に対して適切に対処 るか。
する技術があるか。
• 情報セキュリティポリシーの概要や意義につい
て理解しているか。
• 課題に沿って簡単に説明をまとめているか。 • 座席予約など情報システムを活用できるか。 • 社会における主な情報システムの種類と内容
• 人にやさしい情報システムの観点から判断し • Webアクセシビリティを考慮したWebページを について理解しているか。
• ユーザビリティやアクセシビリティに関する知識
作成できるか。
て,情報コンテンツの改善を提案できるか。
• 情報の受け手のことを考えた情報の表現がで • コンピュータウイルスなどサイバー犯罪に遭わ があるか。
• サイバー犯罪など情報社会の課題について
ないための対策を取ることができるか。
きるか。
理解しているか。
• 問題解決の手順と解決するための工夫を理
• 問題解決のための手段を選択できるか。
• 問題解決のための手段の選択は適切か。
• 問題を明確化して解決への手順を示せるか。 • 検索エンジンやアンケートを利用して必要な情 解しているか。
• 問題解決のための情報収集やアイデア収集・
• 制約条件を考え解決の道筋を考えられるか。 報を収集できるか。
分類の手法を理解しているか。
• 情報収集・整理・分析に必要なものを考えて • ブレーンストーミングやKJ法ができるか。
• 表計算ソフトを利用して統計処理とグラフ化 • 統計処理の手法を理解しているか。
いるか。
• テキストマイニングを理解しているか。
ができるか。
• 目標に近付くため適切な意思決定をしたか。
• 数値やテキストデータの処理ができるか。
• 問題解決の評価を適切に行っているか。
教授用指導書
4章 コミュニケーションとネットワーク
情報社会と問題解決
評価の観点|23
85%に縮小しています。
23
24
評価の観
点の趣旨
観点
24|評価の観点
思考 • 判断 • 表現
技能
知識 • 理解
• データと情報,知識の違いを理解できるか。
• インターネットの利点や問題点などの特質
について理解できるか。
• 情報メディアと表現メディア,伝達メディ
アの違いを理解できるか。
• インターネット上でのマナーやモラルにつ
いて理解できるか。
• いろいろなメディアの発達による情報通信
の進展を理解できるか。
• 技術革新が社会や生活の変化に与えた影響
を理解できるか。
• 情報化の光と影の部分について理解できる
か。
• 情報の絞り込み,大きな概念,小さな概念
のキーワードを理解できるか。
• 検索エンジンの種類と,どのような場面で
使用したらよいかを理解できるか。
• なぜファイルの圧縮が必要かを理解できる
か。
• CCとBCCの違いを理解できるか。
• 句読点の位置によって文章の意味が異なる
ことが理解できるか。
• プロトコルの必要性について理解できる
か。
• 代表的な拡張子が理解できるか。
• TCP/IPが理解できるか。
• コンピュータやインターネットの仕組みが
理解できるか。
• ドメイン名の管理の仕組みが理解できる
か。
• クライアントとサーバの関係が理解できる
か。
• 独自の図記号(ピクトグラム)を作成でき
るか。
• 効果的なCMを作成できるか。
• ディジタル化による影響を的確に捉えてい
るか。
• 適切な個人情報の保護の方法について発表
できるか。
• 情報に適したメディアを選択できるか。
• 電子メール,Webページ作成,電子掲示板,
チャットなどのインターネット上のコミュ
ニケーションで適切な対応ができるか。
• Webページの閲覧でブラウザ,URL,リン
クについて実習しているか。
• 工夫して複雑な検索を行えるか。
• 添付ファイルを送信したり,受信した添付
ファイルの内容を確認できるか。
• 圧縮ソフトを用いてファイルの圧縮や伸張
ができるか。
• CCやBCCを適切に使い分けることができ
るか。
• 誤解を招かない文章を作成することができ
るか。
• プロトコルの説明をわかりやすく表現し,
記述しているか。
• 拡張子を変えることができるか。
• フォルダの作成,ファイルの移動ができる
か。
• IPアドレスを調べるソフトウェアを適切に
操作することができるか。
• ドメイン名をIPアドレスに変換するソフト
ウェアを適切に操作できるか。
• Webページの信憑性チェックリストの記入
内容は適切に表現しているか。
• 個人情報漏洩事例のレポートの作成におい
て,事例をわかりやすく正確にまとめ,参
考資料の出典先を明記しているか。
• 個人情報の漏洩対策について議論した結果
をレポートに記述しているか。
• 情報化の進展が社会を発展・充実させてき
たことや,それに伴って生じてきた,様々
な課題とその解決方法,対処方法をレポー
トに書いているか。
• 社会のシステムがどのように変貌するのか
を創造的に思考できるか。
• キーワード検索の使い分けを理解し,まと
められるか。
• 受信者の置かれた状況を考えて添付ファイ
ルの利用を判断できるか。
• ファイルの圧縮が必要であるかどうかを判
断できるか。
• CCとBCCを適切に使い分ける判断ができ
るか。
• プロトコルについて調べた結果をわかりや
すく整理し,違いについて考察しているか。
• 拡張子について比較しているか。
• 情報の再利用を想定した,適切な階層構造
を創造できるか。
• Webや電子メールの仕組みについて,デー
タの流れを追いながら説明できるか。
• ドメイン名について,主な組織区分,国別
コードを調べたり,教科書に掲載されてい
るもの以外の種類もあることに触れている
か。
• 学校のネットワーク構成について,正しく
理解しやすく表現されているか。
• 検索の適切なキーワードを考えようとして
いるか。
• AND検索,OR検索,NOT検索を利用しよ
うとしているか。
• 図書検索を利用しようとしているか。
• 検索結果の有効利用を考えているか。
• 情報の新しい解釈やよりよい表現を求める
意欲がみられるか。
• 進んでプロトコルについて調べようとして
いるか。
• 情報を体系的に整理しようとしているか。
• 進んで学校のコンピュータやネットワーク
について調べようとしているか。
• クラウドコンピューティングのような最新
技術に興味を示しているか。
• IPアドレスを調べるソフトウェアを使っ
て,意欲的に実習しようとしているか。
• ドメイン名をIPアドレスに変換するソフト
ウェアを使って,意欲的に実習しようとし
ているか。
情報や情報社会における身のまわりの問題を 情報及び情報技術を活用するための基礎的・ 情報及び情報技術を活用するための基礎的・
解決するために,情報に関する科学的な見方 基本的な技能を身に付け,目的に応じて情報 基本的な知識を身に付け,社会における情報
及び情報技術の意義や役割を理解している。
や考え方を活かすとともに情報モラルを踏ま 及び情報技術を適切に扱っている。
えて,思考を深め,適切に判断し表現してい
る。
• 情報社会の諸問題についてWebを利用して
調べようとしているか。
• 携帯電話のマナーについて関心を持ってい
るか。
• 独自の図記号(ピクトグラム)を意欲的に
作成しようとしているか。
• インターネットでのコミュニケーションの
心構えについて関心を持っているか。
• Webページの信憑性チェックリストを作成
し,感想を書いているか。
• 個人情報を適切に保護するための方法を積
極的に発言しようとしているか。
• 架空請求のはがきが到着した場合の対処方
法について,提案できるか。
情報や情報社会に関心をもち,身のまわりの
問題を解決するために,自ら進んで情報及び
情報技術を活用し,社会の情報化の進展に主
体的に対応しようとする。
関心 • 意欲 • 態度
評価の観点[高校社会と情報]
教授用指導書 評価の観点 高校社会と情報
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
1章
情報社会
2章 コミュニケーション
4章 ディジタル化
5章
• 文字コードを2進数や16進数表示できるソフト • ワープロソフトのドロー系描画機能(オートシェイ
ウェアを使い,意欲的に実習しようとしているか。 プ)を使い,創作的な図形を表現しようとしてい
• 光の三原色を加法混色するソフトウェアを使い, るか。
• ラスタ形式の画像を縦方向に縮小した後,元の
意欲的に実習しようとしているか。
• 画像の解像度や階調を変更できるソフトウェアを 大きさに拡大するとどのようになるか適切に思考
できるか。
使い,意欲的に実習しようとしているか。
• 動画の仕組みを調べることができるソフトウェアを • 音声のディジタル化における標本化周波数や量
子化ビット数,チャンネル数を,
「エアコンで部屋
使い,意欲的に実習しようとしているか。
• ワープロソフトのドロー系描画機能(オートシェイ を急冷した時の室温の測定」における諸量に
プ)を使い,意欲的に図形を作成しようとしてい 置き換えると,それぞれどのような量になるか思
考できるか。
るか。
• ラスタ形式とベクタ形式の図形を描画する実習 • 画像処理ソフトでフィルタなどの効果を使い,創
作的な作品を表現できるか。
を意欲的に行おうとしているか。
• 音声や画像のディジタル化の仕組みを理解して
レポートに表現できるか。
• 問題解決の手順,問題の内容を理解し,明確化
• 計画や情報収集を積極的にしているか。
• グループ討論では,興味を持って話し合いに参 しているか。
• 問題の構造分析を適切に行えるか。
加し,積極的に発言しているか。
• テーマの設定から発表・評価まで作品の制作に • 制約条件の抽出を適切に行えるか。
• 情報収集に必要なものは何かを考えているか。
積極的に関わっているか。
• 他者から受けた評価を元に改善に努めている • 情報の整理・分析に必要なものは何かを考えて
いるか。
か。
• 実習記録の記入の有無,感想・今後の課題等 • 検討・評価を適切に行っているか。
• 目標値の設定にあたって理想と現実を踏まえた
の記述状況はどうか。
思考を行っているか。
• 話し合いに積極的に参加しているか。
• 作品制作では,どのような工夫を行っているか。 • 設定した目標値に近付けるために適切な意思決
• グループでの作品制作の場合,どのような役割 定を行っているか。
• 作品のテーマは適切か。
を果たしているか。
• 地球の温暖化などの環境問題に意欲的に取り • ストーリーが練られているか。
• 計画的に制作を進めているか。
組もうとしているか。
• 二酸化炭素の排出量のデータを整理し,意欲的 • 評価の視点に沿って問題点を指摘しているか。
• 適切な改善策や評価の視点をあげているか。
に分析しようとしているか。
• 二酸化炭素の排出量を削減するブレーンストーミ
ングに意欲的に取り組もうとしているか。
• 適切なパスワードが重要であることを理解できる
か。
• 偶数パリティと奇数パリティの違いを理解できる
か。
• 共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の違いが理
解できるか。
• RSA暗号における数学的な仕組みが理解でき
るか。
• 著作権の様々な権利を理解できるか。
• 著作者人格権と著作財産権の違いを理解でき
るか。
• 著作権と産業財産権における権利の取得の違
いを理解できるか。
• 私的録音録画補償金制度の対象となる記録メ
ディアや機器を理解できるか。
• アナログとディジタルの概念,情報量と単位変換
の計算を理解できるか。
•2進数,10進数,16進数の相互変換の計算を
理解できるか。
•2進数の四則計算ができるか。
• 制御コードについて理解できるか。
• JIS漢字コードとシフトJIS漢字コードの違いを理
解できるか。
• 音のディジタル化,画像のディジタル化,ディジタ
ル化の仕組みについて理解できるか。
• 加法混色と減法混色の違いを理解できるか。
• 圧縮の仕組みを理解できるか。
• 立体視の原理を理解できるか。
• 音声や画像のデータ量を計算できるか。
• 問題解決にあたって適切な情報手段を使うこと • 問題解決の手順と解決するための工夫を理解
できるか。
ができるか。
• 表計算ソフトの関数を適切に扱うことができる • 表計算の関数を理解できるか。
•トレードオフを理解できるか。
か。
• 行動の種類を適切に数値化することができる • 表計算の絶対参照や相対参照を理解できるか。
か。
• プレゼンテーションとWebページによる情報発信
• 条件の数式化を適切に行えるか。
の違いを理解できるか。
• 目標値の設定を適切にできるか。
• プレゼンテーション,Webページの制作と概念を
• 表計算ソフトの関数を適切に記述できるか。
理解できるか。
• 最適なグラフを選択できるか。
• HTMLのタグを理解できるか。
• プレゼンテーションでは,テーマ(作者の意図) • 評価やフィードバックが大切なことを理解できる
がはっきり伝わるか。
か。
• Webページ制作では,ブラウザにうまく表示され • 問題の明確化,情報の収集,情報の整理・分析,
るか。
解決策の検討などの問題解決の一連の流れを
• ストーリーがしっかり構成されているか。
理解できるか。
• 文字の大きさ,配置など情報が伝わりやく,デザ • 二酸化炭素濃度と平均気温平年差のデータを
インやレイアウトを工夫し,受信者を考慮した表 整理して,相関係数を用いて分析する方法を理
現をしているか。
解できるか。
• 画像や音声が適切に取り入れられているか。
• 平均気温平年差のデータを整理して,その時間
• ハイパーリンクの構造が適切で,
リンクが可能か。 的変化を分析する方法を理解できるか。
• 文字コードを2進数や16進数表示できるソフト
ウェアを適切に操作できるか。
• 光の三原色を加法混色するソフトウェアを適切
に操作できるか。
• 画像の解像度や階調を変更できるソフトウェアを
適切に操作できるか。
• 動画の仕組みを調べることができるソフトウェアを
適切に操作できるか。
• ワープロソフトのドロー系描画機能(オートシェイ
プ)を適切に操作できるか。
• ラスタ形式とベクタ形式の図形を描画する実習
で,適切にソフトウェアを操作できるか。
•2進数,10進数,16進数の相互変換の計算にお
いて,電卓ソフトを操作できるか。
• ウイルス対策などの情報セキュリティに対して,• 著作権などの侵害事例について,どの権利を侵 • 適切なパスワードを設定できるか。
• 適切なアクセス権を設定できるか。
害しているかを適切に判断できるか。
関心を持っているか。
• パスワードの重要性について関心を持っている • パスワードの重要性やコンピュータウイルスにつ • オセロを使ったパリティビットの実習で,適切にコ
マの配置ができるか。
いて正確にまとめられるか。
か。
• アクセス権の設定の重要性について関心を持っ • コンピュータウイルスに感染した時の適切な対処 • 電子透かしのフリーソフトを使った実習で,ソフト
ウェアを適切に操作することができるか。
法を判断できるか。
ているか。
• 表計算ソフトを使ったRSA暗号の実習で,ソフト
• オセロを使ったパリティビットの実習に意欲的に参 • 適切なアクセス権の設定を判断できるか。
• パリティビットに1または0のどちらの値を設定した ウェアを適切に操作することができるか。
加しているか。
• 特許電子図書館を使って,目的の特許情報を検
• 電子透かしのフリーソフトを使った実習に意欲的 らよいかを判断できるか。
• RSA暗号に用いる公開鍵と秘密鍵の組み合わ 索することができるか。
に参加しているか。
• 表計算ソフトを使ったRSA暗号の実習に意欲的 せを適切に思考して判断できるか。
• 著作権侵害の質問に対して,どのような権利を
に参加しているか。
• 著作権侵害の質問に対して,関心をもって答え 侵害しているかを適切に思考して判断できるか。
ることができるか。
教授用指導書
3章 情報安全
問題解決
評価の観点|25
85%に縮小しています。
25
26
26|評価の観点
1節 情報の表し方
序章 情報社会と私たち
評価の観点の主旨
観点
第1章
情報とコンピュータ
3節 コンピュータ
の仕組み
2節 コンピュータ
でのディジタル表現
第2章
1節 ネットワークの
仕組み
ネットワークの仕組みと情報システム
2節 情報システム
と情報セキュリティ
思考・判断・表現
技能
知識・理解
情報や情報社会に関心をもち,身のまわり 情報や情報社会における身のまわりの問題を解 情報及び情報技術を活用するための基 情報及び情報技術を活用するための基礎的・基本
の問題を解決するために,自ら進んで情 決するために,情報に関する科学的な見方や考 礎的・基本的な技能を身に付け,目的に 的な知識を身に付け,社会における情報及び情報技
報及び情報技術を活用し,社会の情報化 え方を活かすとともに情報モラルを踏まえて,思考 応じて情報及び情報技術を適切に扱って 術の意義や役割を理解している。
の進展に主体的に対応しようとする。
を深め,適切に判断し表現している。
いる。
• 情報化の明るい面と暗い面の双方に興 • 情報化の進展に伴って生じた様々な課題につ • 情報を検索したり,情報ネットワークを通 • 情報の特徴,情報社会の光の部分と影の部分に
味を持っているか。
いて考えられるか。
じてコミュニケーションを行えるか。
ついて理解できるか。
• 情 報 社 会のモラルとマナーに興 味を • 受信者・発信者の責任について考えられるか。 • コンピュータウイルスや個人情報の流出に • 情報社会のモラルとマナーについて理解できるか。
持っているか。
備えて適切な対策を取ることができるか。
• アナログとディジタルの違いについて理解できるか。
• アナログとディジタルの違いに関心を持っ • ディジタル化の過程を論理的に考えられるか。 • 図形をディジタル化できるか。
• ゲームなどを行う際に必要な情報量を • ビットと情報量について理解できるか。
• 適切な単位を用いて情報量を表せるか。
ているか。
•2進数,10進数,16進数について理解できるか。
• 情報量について積極的に考えている •2進数や10進数への変換など論理的に考えて 計算できるか。
•2進数,10進数,16進数の相互変換が • 論理演算と論理回路について理解できるか。
表現できるか。
か。
• コンピュータ内部の数値の表現に関心 • 論理的に考えて真理値表を作ったり,演算子を できるか。
•2進数の足し算ができるか。
組み合わせて論理回路を表現できるか。
を持っているか。
• 論理演算に関心を持っているか。
• 補数の概念と補数を用いた計算について理解でき
• 補数を用いて計算できるか。
• コンピュータ内部での数字や文字の表 • 数字を補数で表現できるか。
• コンピュータ内部での整数や実数の扱いを表現 • 符号付きの2進数を10進数に変換でき るか。
現に関心を持っているか。
• コンピュータ内部の符号付き整数や実数の表現に
るか。
• 例題など積極的に問題に取り組んでい できるか。
• 標本化する音の周波数に必要な標本化周期を • 音声,画像,動画をディジタル化してコ ついて理解できるか。
るか。
• コンピュータでは,文字はコードとして扱われること
ンピュータに取り込めるか。
• 音や画像の標本化,量子化,符号化に 論理的に考えて選べるか。
• 文章や画像など,データの種類に応じて適切な • 画像と動画のデータ量を計算できるか。 を理解できるか。
ついて関心を持っているか。
• 音や画像の標本化,量子化,符号化,データ量に
• データの圧縮やファイルの種類に関心を 圧縮方法を選択できるか。
ついて理解できるか。
持っているか。
• データの圧縮方法やファイルの種類について理解
できるか。
• コンピュータのハードウェアやソフトウェア • コンピュータの構成要素を機能別に分類できる • コンピュータの周辺機器を正しく接続で • コンピュータのハードウェアやソフトウェアについて
理解できるか。
きるか。
か。
に関心を持っているか。
• コンピュータの動作や計算の仕組みに • コンピュータの動作や計算の仕組みについて論 • 計算途中のCPU内のレジスタの値を答 • コンピュータの動作や計算の仕組みについて理解
できるか。
理的に説明できるか。
えることができるか。
関心を持っているか。
• ネットワークの構成,通信方式や役割に • インターネットに接続することを前提に小規模の • インターネットに接続することを前提に小 • ネットワークの構成や分類について理解できるか。
• プロトコルや情報伝達の仕組みについて理解でき
規模のLANを構成できるか。
LANの構成を考えられるか。
よる分類に関心を持っているか。
• プロトコルや情報伝達の仕組みに関心 • プロトコルや情報伝達の仕組みについて論理 • IPアドレスやMACアドレスを調べられる るか。
• IPアドレスやドメイン名の仕組みについて理解でき
か。
的に説明できるか。
を持っているか。
• インターネットの仕組みに関心を持ってい • IPアドレスやドメイン名の仕組みについて説明で •ドメイン名からIPアドレスを調べられる るか。
• WWW,電子メール,ルーティングの仕組みについ
か。
きるか。
るか。
• WWW,電子メール,ルーティングの仕組みを • 具体的なネットワークについてルーティン て理解できるか。
グテーブルを作成できるか。
説明できるか。
• 情報システムと情報の流れについて関 • 身近な情報システムにおける情報の流れを考え • ウイルスに感染した時に適切な対応を取 • 情報システムと情報の流れについて理解できるか。
• 利用者によるセキュリティ対策について理解できる
ることができるか。
心を持っているか。
られるか。
• 情報セキュリティについて関心を持って • 利用者によるセキュリティ対策を考えられるか。 • コンピュータのプログラムやデータのバッ か。
• 個人情報の保護のための法規について理解できる
いるか。
• 管理者によるセキュリティ対策を考えられるか。 クアップを取ることができるか。
か。
• 具体的な例について必要なセキュリティ対策技 • 簡単な暗号を作成できるか。
• 管理者によるセキュリティ対策について理解できる
術を選択して使用できるか。
か。
• VLANの仕組みと機能について理解できるか。
• 共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式,電子署名と
電子認証について理解できるか。
関心・意欲・態度
評価の観点[最新情報の科学]
教授用指導書 評価の観点 最新情報の科学
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
1節 問題解決
第4章
ネットワークとデータベースの活用
1節 情報化による
生活の変化
2節 データベース
1節 ネットワークの
活用
3節 モデル 化とシ
ミュレーション
2節 アルゴリズム
問題解決のためのコンピュータ活用
第5章
情報技術と社会
2節 情報技術によ
る社会の発展
• 問題解決の手順について具体的に説明できる • KJ法で多くの情報をグループ化し,互
いの関係を図式化してまとめられるか。
か。
• ブレーンストーミングで互いのアイデアを出し合う • 表計算ソフトウェアを活用して問題解決
ができるか。
ことができるか。
• グラフの特徴を理解し,使い分けることができる
か。
• 問題解決の方法と手順について理解できるか。
• ブレーンストーミングとKJ法について理解できるか。
• 表計算ソフトウェアを活用した問題解決について理
解できるか。
• 問題解決のための手段について理解できるか。
• 試行錯誤しながら,フローチャート(または,文 • 基本的な構造のフローチャート(または,• フローチャートや文章表現について理解できるか。
章表現)を作成できるか。
文章表現)からプログラムを作成できる • 基本的なアルゴリズムの構造を理解できるか。
• 探索や並べ替えのアルゴリズムを理解できるか。
• 作成したフローチャート(または,文章表現) か。
が正しいかどうか確かめられるか。
• 探索や並べ替えなどのフローチャートか
らプログラムを作成できるか。
• モデル化の概念や注意点について理解できるか。
• 具体的な現象についてのモデル化に関 • 時間的に変化する現象のモデル化の方法につ • モデル図を書くことができるか。
• 表計算ソフトを用いてシミュレーションで • 動的に変化する現象や確率的に変化する現象に
心を持ち,意欲的に取り組んでいるか。 いて,モデル図で考えられるか。
ついて理解できるか。
• シミュレーションに関心を持ち,意欲的に • 確率的に変化する現象のモデル化の方法につ きるか。
• 表計算ソフトウェアを用いてシミュレーションする方
取り組んでいるか。
いて,科学的に考えられるか。
法について理解できるか。
• 待ち行列の意味を科学的に考えられるか。
• AND,OR,NOT,シソーラスを用いた情報検索
• 検索の工夫をして効率的に検索するこ • 論理演算子を組み合わせて効率的に検索でき • 必要な情報を素早く検索できるか。
の方法について理解で
きるか。
•
ネ
ッ
ト
ワークを使って情報を共有できる
るか。
とに意欲的に取り組んでいるか。
• 情報の信憑性を判断する方法について理解できる
か。
• 情報の信憑性を判断することに関心を • 情報の信憑性を判断できるか。
• 状況に応じて情報を共有する方法を選択でき • ネットワークを使って情報を収集できる か。
持っているか。
• ネットワークを利用して情報を共有する方法につい
か。
• ネットワークを利用して情報を共有する るか。
て理解できるか。
• ネットワークを利用して情報を収集する手段を
方法について関心を持っているか。
• ネットワークを利用して情報を収集する方法につい
• ネットワークを利用して情報を収集するこ 選択したり,組み合わせて使ったりできるか。
て理解できるか。
とに意欲的に取り組んでいるか。
• データベースの概念と役割について関 • データベースの概念や役割について説明できる • 表計算ソフトの検索関数を使えるか。 • データベースの概念と役割について理解できるか。
• 身近なデータベースを目的に応じて選択 • 表計算ソフトウェアのデータベース機能について理
か。
心を持っているか。
解できるか。
• 表計算ソフトのデータベースを積極的に • 表計算ソフトの検索関数をデータベース的に使 して使えるか。
• データベースを作成できるか。
• データベースを構築するためのデータ構造につい
うことができるか。
使っているか。
て理解できるか。
• 身近なデータベースについて積極的に • 身近なデータベースについて例をあげて説明で
• データベースの作成手順を理解できるか。
きるか。
調べているか。
• データベースの作成の実習を積極的に • 情報を整理・分析し,データベースとして表現
できるか。
行っているか。
• 社会を支える情報技術に興味を持ち,• 位置情報サービス,電子マネー,RFIDの利用 • 生活の中で電子マネーやRFIDを使え • 位置情報サービス,電子マネー,RFIDについて
るか。
理解できるか。
方法について例をあげて説明できるか。
積極的に調べているか。
• 人にやさしい情報技術に興味を持ち,• ユーザビリティやアクセシビリティに配慮できる • ユーザビリティやアクセシビリティに配慮 • 情報バリアフリー,ユニバーサルデザイン,ウェブア
したWebページを作成できるか。
クセシビリティ,ユーザビリティについて理解できる
か。
積極的に調べているか。
か。
• 知的財産権,産業財産権,著作権につ • 知的財産権等について正しい判断ができるか。
• 知的財産権等について理解できるか。
いて関心を持っているか。
• ネットワークコミュニケーションの歴史的 • ネットワークコミュニケーションの変遷について説 • 電子メールや電子掲示板などのネット • ネットワークコミュニケーションの歴史を理解できる
ワークコミュニケーション手段を使える か。
変遷に興味を持ち,積極的に調査でき 明できるか。
• ネットワークコミュニケーションの手段と使い方を理
• ネットワークコミュニケーションの手段について例 か。
るか。
• マナーを守ってネットワークコミュニケー 解できるか。
• ネットワークコミュニケーションの手段に をあげて説明できるか。
• ディジタルデバイドやテクノストレスについて理解でき
• 情報社会の諸問題について,解決方法を考え ションを行えるか。
興味を持ち,積極的に使えるか。
るか。
• クラウドコンピューティングを行えるか。
• 情報社会の諸問題に興味を持ち,積極 られるか。
• クラウドコンピューティングについて理解できるか。
• クラウドコンピューティングについて,用途や応用
的に調べているか。
• クラウドコンピューティングに関心を持っ を考えられるか。
ているか。
• 問題解決の方法と手順に関心を持って
いるか。
• ブレーンストーミングとKJ法に関心を持っ
ているか。
• 表計算ソフトを活用した問題解決に関
心を持っているか。
• 問題解決のための手段について関心を
持っているか。
• アルゴリズムやフローチャートに興味を
持っているか。
• フローチャートを考える例題などに積極
的に取り組んでいるか。
教授用指導書
第3章
評価の観点|27
85%に縮小しています。
27
28
28|評価の観点
関心・意欲・態度
情報や情報社会に関心をもち,身のまわりの
問題を解決するために,自ら進んで情報及び
情報技術を活用し,社会の情報化の進展に
主体的に対応しようとする。
思考・判断・表現
知識・理解
• パズルを解く例で,コンピュータを利用する
場合としない場合の解く手順の違いを理解
できるか。
• 表計算ソフトを利用したパズルを解くプログ
ラムは理解できるか。
• フローチャートやアルゴリズムの基本構造に
ついて理解できるか。
• 逐次探索のアルゴリズムについて理解でき
るか。
• 数あてゲームのプログラムリストの入力が正
確にでき,プログラムの実行ができるか。
• パズルを解くプログラムの作成ができるか。
• 乱数を発生するプログラムの作成ができる
か。
• マクロの記録機能により作成された操作手
順のプログラムを修正ができるか。
• 簡単なアルゴリズム(順次・選択・繰り返し
の構造)のプログラムの作成ができるか。
• 表計算ソフトの表に色を塗ることができるか。
• パズルを解く例で,コンピュータを利用する
場合としない場合の手順について考えられ
るか。
• マクロ機能により記録し,作成されたプログ
ラムの概要を説明できるか。
• アルゴリズム(キャベツを切る例)の処理方
法と効率について説明できるか。
• 箇条書き,フローチャート,プログラムについ
て,それぞれの対応を考えられるか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に積極
的に取り組んでいるか。
• 数あてゲームのプログラム作成などに,積極
的に参加しているか。
3章 アルゴリズムとプ • グループでの活動に積極的に参加している
か。
ログラム
• 例題のプログラムの作成や変更など,積極
的に行っているか。
2章 ネットワーク
• メッセージの伝達の速さと正確さについて理
解できるか。
• 旗による数値や文字などの情報を送受信す
る際の変換方法やルールを理解できるか。
• 送信データのエラー検出方法について理解
できるか。
• ネットワークやネットワークの構成機器,プロト
コルの種類と階層化,パケットについて理解
できるか。
• インターネットの仕組み,
DNSサーバ,
インター
ネットのサービスについて理解できるか。
• カラー画像の三原色,
画像サイズや画像デー
タのファイルサイズについて理解できるか。
• 情報量とビットについて理解できるか。
• 数値・文字・音声のディジタル化(標本化,
量子化,
符号化)
,
ディジタル化の特徴,
デー
タ圧縮について理解できるか。
• カラー画像のディジタル化(画素,解像度,
諧調)
,動画の表現について理解できるか。
• ハードウェアの構成や周辺機器,ソフトウェ
アの働きや活用について理解できるか。
• 10進数・2進数・16進数の関係,論理演
算について理解できるか。
• 標本化周波数,音声や画像のデータ量に
ついて理解できるか。
• 図形のディジタル化やカラー画像の数値化
で,表計算ソフトの条件付き書式設定など
活用できるか。
• 表計算ソフトのセルに文字や図形を描き,
縮小して滑らかさを調べることができるか。
• 画像処理ソフトを利用して画像サイズを調
べることができるか。
• 拡 張 子の異なる形 式(ビットマップ形 式,
JPEG形式)で画像ファイルを保存できる
か。
• 画像処理ソフトを利用して解像度や諧調の
変更ができるか。
•2進数,10進数,16進数の変換ができるか。
• 音声や画像のデータ量を計算できるか。
• 旗による数値や文字などの情報を送受信す • 旗による数値や文字などの情報を送受信す
る際,数値や文字の情報を変換して送信で
る際,変換ルールを考えられるか。
きるか。
• メッセージを伝達する際,異なる伝達方法
• ネットワークを構成する機器の接続につい
について説明できるか。
て,説明できるか。
• ボールを送る例で,受け取ったボールは正し
いか,変化したボールはないかなど,調べ
る方法(エラー検出)を説明できるか。
• IPアドレスやドメイン名について,説明できる
か。
• 図形や文字図形を数値化できるか。また,
数値化したデータを復元できるか。
• アナログやディジタルの違いについて説明で
きるか。
• カードを利用して数値を表現し,2進数との
関係について説明できるか。
• 様々な文字コードについて,調べることがで
きるか。
• 文字コードを2進数や16進数で表現できる
か。
• ディジタル化やディジタル化の特徴について
説明できるか。
• 情報源,データ・情報・知識の違い,正し
い情報の伝達,受信者のリスクと発信者の
責任について,理解できるか。
• 匿名性の特徴,情報発信手段の違いによ
るモラルとマナー,情報社会でのモラルと責
任について,理解できるか。
• 情報社会でのモラルや責任について,自己
の考えを整理できるか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に参加
しているか。
• 旗による数値や文字などの情報を送受信す
る際,積極的に参加しているか。
• プロトコルの階層化について,グループでの
話し合いに積極的に参加しているか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に積極
的に取り組んでいるか。
• 図形のディジタル化,図形の数値化,カラー
画像の数値化などの実習を,進んで行おう
としているか。
• グループでの活動に積極的に参加している
か。
1章 情報とコンピュー
• コンピュータのハードウェアやソフトウェアに
タ
興味・関心を持っているか。
技能
情報や情報社会における身のまわりの問題を 情報及び情報技術を活用するための基礎的・ 情報及び情報技術を活用するための基礎的・
解決するために,情報に関する科学的な見方 基本的な技能を身に付け,目的に応じて情報 基本的な知識を身に付け,社会における情報
や考え方を活かすとともに情報モラルを踏まえ 及び情報技術を適切に扱っている。
及び情報技術の意義や役割を理解している。
て,思考を深め,適切に判断し表現している。
• 興味を持って,授業に参加しているか。
• 正しい情報の伝達について考えられるか。
• 受信者のリスク,発信者の責任について考
1 情報社会で気を付け • 情報社会に関心を持っているか。
• 情報社会でのモラルに関心を持っている
えられるか。
ること
か。
• 情報発信手段の違いによるモラルとマナー
2 情報社会でのモラル
について考えられるか。
と責任
評価の観点の趣旨
観点
評価の観点[情報の科学]
教授用指導書 評価の観点 情報の科学
資料DVDサンプル版にデータを収録しています
• 興味を持って,体験的な学習や授業に参加 • 徒歩案内図から,目的に応じた案内図を考 • 所要時間案内図など目的に応じた案内図を • 釣銭を用意する例で,コイン投げの試行実
験や表計算ソフト使ったシミュレーションの方
作成することができるか。
えられるか。
しているか。
• 表計算ソフトを利用して,乱数を発生させる 法について理解できるか。
• コイン投げの試行実験に積極的に参加して • モデル化の手順について考えられるか。
• モデルの種類やモデル化の手順について,
• シミュレーションの手順について考えられる ことができるか。
4章 モデル化とシミュ いるか。
• 表計算ソフトを利用して確定的モデルや確 理解できるか。
• 表計算ソフトを利用したシミュレーションを積 か。
レーション
• 確定的モデルや確率的モデルやモデル化の
率的モデルのシミュレーションを行えるか。
極的に行っているか。
方法やシミュレーション手順について理解でき
るか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に参加 • 商品のバーコードについて調べて比較できる • 表計算ソフトのデータベース機能を利用し,• データベースによる情報管理の概念,デー
タベースの形態や機能について理解できる
検索することができるか。
か。
しているか。
か。
• 図書館の検索について興味・関心を持ち,• データベースソフトと表計算ソフトの違いにつ • 商品のバーコードの解読ができるか。
• 図書館の本のオンライン検索を利用すること • データベースの特徴(構造,データの関係
いて説明できるか。
5章 データベース
積極的に行っているか。
表現)について理解できるか。
• データベースによるモノや情報の管理に興 • データベースの演算の例について説明できる ができるか。
• データベースの演算(選択,射影,結合)
か。
味・関心を持っているか。
について理解できるか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に積極 • 学校など身近なところに,どのような問題があ • まとめた意見を文書処理ソフトや表計算ソフ • 質問紙の作成や結果の整理・分析方法に
ついて理解できるか。
トで記録することができるか。
るかみつけられるか。
的に取り組んでいるか。
• 問題解決の方法と手順,
問題解決の手法(ブ
• 質問紙によるアンケートを作成できるか。
• 個人でアイデアを出すことに対して,積極的 • 問題解決の手法について説明できるか。
• 付箋紙や模造紙に,アイデアを出して考えら • カテゴリ検索やキーワード検索で,情報の検 レーンストーミング,KJ法,コンセプトマップ)
に取り組んでいるか。
について理解できるか。
索ができるか。
• グループでの活動に積極的に参加している れるか。
6章 問題解決
• 情報の収集と検索,データの分析(データ
• データ入力の工夫が行えるか。
• 出されたアイデアをまとめて表現できるか。
か。
,
• 様々なグラフの特徴について説明できるか。 • 表計算ソフトを利用して,データの並べ替え 入力の工夫,データの並べ替えやグラフ化)
解決案の評価や改善について理解できる
や様々なグラフの作成ができるか。
か。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に積極 • 情報システムの事業者に,購買履歴が蓄積 • オンラインショッピングなど身近な情報システム • 利用者が提供する情報と情報システムから
提供されるサービスについて理解できるか。
されることの長所と短所について考えられる を利用できるか。
的に取り組んでいるか。
• オンラインショッピングなどのサービスの活用,
• グループでの話し合いに積極的に参加して か。
7章 情報システム
情報機器の故障や誤動作による社会的混
• 情報システムのサービスを利用する上での課
いるか。
乱,利用する上での課題について理解でき
• 身近なチケットや商品購入など身近な情報シ 題について考えられるか。
るか。
ステムに興味・関心を持っているか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に積極 • サイバー犯罪の例について,インターネットや • 自分には覚えやすく他人には見破られにくい • 簡単な暗号の作成や解読について,理解で
きるか。
パスワードを作成できるか。
新聞記事で調べることができるか。
的に取り組んでいるか。
• グループでの活動に積極的に参加している • インターネットと匿名性の関係について考えら • シーザ暗号など簡単な暗号化による暗号の • サイバー犯罪,匿名性の悪用,情報漏洩,
情報セキュリティの重要性について理解でき
作成・解読ができるか。
れるか。
か。
• ロッカーの鍵,携帯電話のセキュリティなど,• コンピュータウイルスについて調べることがで • 表計算ソフトを利用して,暗号作成ツールを るか。
• パスワードの管理,コンピュータウイルス対策,
作成するできるか。
身近なセキュリティを高める方法に興味・関 きるか。
8章 セキュリティ
• 安全を確保する法律について調べることがで • コンピュータウイルス対策を行うことができる 暗号化,暗号化通信などについて理解でき
心を持っているか。
るか。
か。
• パスワードなど情報セキュリティを高める方に きるか。
• 不正アクセス禁止法,電子商取引に関する
• 個人情報漏洩の対策について考えられる
ついて,興味・関心を持っているか。
法律,個人情報保護法など,安全を確保す
か。
る法律について理解できるか。
• 興味を持って,体験的な学習や授業に積極 • 情報格差など情報化の課題ついて説明でき • 文字の大きな,画像に注釈をつける(代替 • 情報技術の発達による社会・生活の変化や
るか。
的に取り組んでいるか。
テキスト)など,閲覧者に配慮したWebペー 情報技術の発展について理解できるか。
• アクセシビリティやユニバーサルデザインなど,• 知的財産権(著作権,産業財産権など)と ジを作成できるか。
• アクセシビリティやユニバーサルデザイン,情
9章 情報社会の発展と 人にやさしい技術に興味・関心を持っている その保護について説明できるか。
• 著 作 権などに配 慮して,資 料 や 報 告 書, 報化の課題ついて理解できるか。
• 肖像権やパブリシティ権について説明できる Webページなどを作成しているか。
か。
知的財産権
• 知的財産権とその保護について理解できる
• よりよい情報社会を作っていきたいという態度 か。
• 引用のルールを守って,レポートなどを作成し か。
• 引用する際の注意点について説明できるか。 ているか。
を持っているか。
• 肖像権やパブリシティ権,引用について理解
できるか。
• 身近な商標について考えられるか。
教授用指導書
評価の観点|29
85%に縮小しています。
29
教授用指導書 授業支援ソフト解説(共通)
資料DVDに収録している授業支援ソフトの解説です。ソフト
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
30
の使い方だけでなく,ねらいや教科書ごとの該当項目などを掲載しており,ご授業をサポートします。
教授用指導書
85%に縮小しています。
31
マーク式定期考査問題 マークシート形式に対応した定期考査問題です(年3回×3セット分)。そのまま配布す
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
32
ることも,データを編集して利用することもできます。また,採点用ソフトで成績処理をサポートします。
マーク式
定期考査問題
85%に縮小しています。
33
マーク式定期考査問題 マークシート形式に対応した定期考査問題です(年3回×3セット分)。そのまま配布す
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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ることも,データを編集して利用することもできます。また,採点用ソフトで成績処理をサポートします。
マーク式
定期考査問題
85%に縮小しています。
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マーク式定期考査問題 マークシート形式に対応した定期考査問題です(年3回×3セット分)。そのまま配布す
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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ることも,データを編集して利用することもできます。また,採点用ソフトで成績処理をサポートします。
マーク式
定期考査問題
85%に縮小しています。
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マーク式定期考査問題 マークシート形式に対応した定期考査問題です(年3回×3セット分)。そのまま配布す
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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ることも,データを編集して利用することもできます。また,採点用ソフトで成績処理をサポートします。
マーク式
定期考査問題
85%に縮小しています。
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プリント教材(共通)
教科書掲載事項から少し離れたプリント形式の教材です。教科書に縛られないご授
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
40
業や,コンピュータリテラシーの補完用など様々なタイプのものを収録しています。
プリント教材
85%に縮小しています。
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プリント教材(共通)
教科書掲載事項から少し離れたプリント形式の教材です。教科書に縛られないご授
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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業や,コンピュータリテラシーの補完用など様々なタイプのものを収録しています。
プリント教材
85%に縮小しています。
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プリント教材(共通)
教科書掲載事項から少し離れたプリント形式の教材です。教科書に縛られないご授
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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業や,コンピュータリテラシーの補完用など様々なタイプのものを収録しています。
プリント教材
85%に縮小しています。
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小テスト・ワークシート(共通)
分野別の小テストと調べ学習などで利用できるワークシートです。ご授
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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業の確認用や実習の補助としてお使いいただけます。
小テスト・
ワークシート
85%に縮小しています。
47
コンピュータの基本操作(共通)
ローマ字・かな対応表や日本語入力,Wordの操作方法,Excelの関数,
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
48
HTMLの基本的な文法など,アプリケーションを利用する上で必要になるコンピュータリテラシーをまとめました。
コンピュータの
基本操作
85%に縮小しています。
49
コンピュータの基本操作(共通)
ローマ字・かな対応表や日本語入力,Wordの操作方法,Excelの関数,
資料DVDサンプル版にデータを一部収録しています
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HTMLの基本的な文法など,アプリケーションを利用する上で必要になるコンピュータリテラシーをまとめました。
コンピュータの
基本操作
85%に縮小しています。
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デジタル教科書DVD 内容紹介
教科書をデジタル化して DVD に収録しました。実教出版で発行している共通教科情報の教科書 4
冊を収録しています。紙メディアでは実現できないデジタル化の特徴を最大限に活用したデジタル
教科書を是非ご利用ください。
実教出版のデジタル教科書 DVD には,次のような特徴があります。
4冊のデジタル教科書を1枚のDVDに収録
実教出版で発行している共通教科情報の 4 冊の教科書「最新社会と情報」「高校社会と情報」「最新情報
の科学」
「情報の科学」のデジタル教科書を,まとめて 1 枚の DVD に収録しました。部分的にほかの教
科書を使って授業を展開したいというようなご要望にお応えします。
表示順序をオリジナルに設定可能
ページ順に表示するだけでなく,教科書の枠を超えて 4 冊の教科書のどのページでも任意の順番で表示
することができます。教科書通りではなく先生独自の展開でご授業される場合にも,スムーズにご授業
を進めることができます。
● デジタルメディアの特徴を活かしたコンテンツと機能
教科書では静止画として掲載していた内容を,一部動画に作り直して収録しました。また,ペンによる
紙面への書き込みや拡大表示,テキストや画像データのコピー機能など,様々な機能でご授業をサポー
トします。
デジタル教科書 DVD サンプル版に一部収録しています(機能の制限があります)
。
デジタル教科書 DVD サンプル版に自動再生による紹介を収録しています。
実際の画面はカラーになります。
教科書の枠を超えた授業の組み立てが可能
4 冊のデジタル教科書を
1 枚の DVD に収録
表示順序は,教科書のペー
ジ順だけでなく,4 冊のペー
ジを混ぜてオリジナルな順
番で表示可能
52
動画や拡大表示,ペンなど授業で役立つ機能
画面の拡大表示
動画や画像の
ポップアップ表示
ペン機能による書き込み
テキストや画像をプリント作成などに利用可能
デジタル教科書
DVD
表示しているページの
テキストデータや画像
データを簡単にコピー
可能
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資料DVD 内容紹介
教科書で使用している例題などのデータや授業をサポートするツール,テストや評価の際に役立つ
問題や集計用ソフトなど,盛りだくさんのデータを収録しています。そのままお使いいただくこと
はもちろんのこと,編集してオリジナルな教材にしたりと,ご授業に合わせてお使いいただけます。
実教出版の資料 DVD には,次のようなものを収録しています。
4冊の教科書に関するデータを1枚のDVDに収録
実教出版で発行している共通教科情報の 4 冊の教科書「最新社会と情報」「高校社会と情報」「最新情報
の科学」
「情報の科学」に関するデータを,まとめて 1 枚の DVD に収録しました。ほかの教科書のテス
トなども使って授業を展開したいというようなご要望にお応えします。
● 板書スライド
各教科書に対応した板書用スライドを PowerPoint データで収録しています。そのままお使いいただく
だけでなく,ご授業に合わせて編集してお使いいただけます。 ➡ p.55
● 授業支援ソフト
ディジタル化の仕組みやネットワークに関する実習など,知識を深めるためのソフトウェアです。教授
用指導書には,授業支援ソフトを利用した実習例やねらい,使い方などの授業支援ソフトによる実習解
説を掲載しています。 ➡ p.30,56
● 例題・問題データ
教科書に掲載している例題や問題の各種データを収録しています。単純な入力の手間を省いたり,確認
用として利用するなど,必要に応じてお使いいただけます。
● 年間指導計画案,評価の観点
教授用指導書に掲載している「年間指導計画案」
,
「評価の観点」を Excel データで収録しています。授
業計画を立てる際などにご利用ください。 ➡ p.12,22
● 指導資料小冊子の各種データ
「マーク式定期考査問題」
は,
年 3 回× 3 セット×教科書 4 冊分を収録しています。また,
「プリント教材」,
「小テスト・ワークシート」の Word や Excel データ,「コンピュータの基本操作」に掲載している練習
問題や実習用データも収録しています。さらに,手間のかかる採点が簡単にできるように,マーク式定
期考査の採点用の Excel シートも収録しています。 ➡ p.32,40,46,48
● その他のデータ
Web セーフカラーの色見本などを収録し,Web ページ作成時などに実際のデータで確認できるように
しています。その他にも授業をサポートする様々なデータを収録しています。
資料 DVD サンプル版に各種データを一部収録しています。
54
板書スライドによる授業展開
教科書に沿ったスライド
で授業をサポート
教科書,板書スライド,
授業支援ソフトを連動
させた授業
資料DVD
55
豊富な授業支援ソフトで授業をサポート
仕組みの理解を促す
ソフトウェア
アルゴリズムも
視覚的に理解
ネットワークの
実習も視覚化
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授業に役立つ様々なデータ
Web セーフカラー
見本の色を変更し
て,Web ページ作
成の参考に
BMP形式
JPEG形式
GIF形式
資料DVD
BMP,JPEG,GIF 形式の画像の違いを実際の画像で確認
平成
「情報」指導資料 DVD
26 年度用
共通教科
サンプル版をご用意しております !
デジタル教科書DVD
サンプル版には,デジタル教科書DVDを一部抜粋・編集したものを収録しています。
【デジタル教科書の特徴】
◎教科書のデータを自在に活用!
教科書の本文・図版などのデータを取り出して,プリントやテストなど教材作成に活用できます。
◎オリジナル順番機能
教科書のページを入れ替えて,自分だけのページ順にカスタマイズできます。
◎アニメーション機能
図の一部をアニメ化。紙メディアの枠を越えたコンテンツを提供します。
◎その他の機能
リンク機能・ポップアップ機能など
➡
1枚のDVDに教科書4点のデータを収録 !
資料DVD
サンプル版には,資料DVDより一部抜粋したサンプルデータを収録しています。
【資料DVDに収録しているデータ】
◎板書スライド
◎年間指導計画案・編集趣意書・評価の観点
◎マーク式定期考査問題
本 社 〒102-8377 東京都千代田区五番町5
大阪支社 〒532-0003 大阪市淀川区宮原5-1-3 新大阪生島ビル
◎プリント教材
◎授業支援ソフト
ほか
TEL 03-3238-7773〜7 FAX 03-3238-7755
TEL 06-6397-2400 FAX 06-6397-2402
九州支社 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前3-2-1 日本生命博多駅前ビル TEL 092-473-1841 FAX 092-471-7529
実教出版株式会社 http://www.jikkyo.co.jp/
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