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アラブビデオskyblog
IDプログラムと
コミュニティ系と情報化
情報システムと情報社会デザイン 第三回
吉田
コミュニティ系とは?
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人間らしい生活の場としてのよりよい社会
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コミュニティや都市・地域社会のデザイン
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まちづくり、地域振興、災害復興
持続可能、ケア、人権、ユニバーサルデザイン、協力
調査、分析、解釈、批判、提案などを行う
コミュニティ系の力
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単独では生きられない人間の共同の生活の場としてのコミュニティ
共通の=公共的問題:政治、文化、経済、福祉、教育、などなど。
公共的問題を問題として理解する力(共感力、想像力、教養)
質的・量的調査力、問題と提案のための文献読解力、現実と理念を押
さえた企画力
キャリア
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身近で、社会共通の問題に取り組む(社会との調和アイディンティティ)
公務員、NPO、地域貢献、生活支援、社会インフラ企業、教育・福祉業
界、防災活動、etc.
コミュニティ系と情報化
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コミュニティ系にとっての情報化の意味
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コミュニティ形成に影響を与える情報化
コミュニティ形成をサポートするツールとしてのIT
 コミュニティを形成を妨害・破壊する要因としての情報化
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情報コミュニティの可能性
ネット独自の政治圏、経済圏の形成
 ネット文化、ネットコミュニケーション
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IT戦略本部(第7回)議事次第 平成13年10月 総務省
E-ガバメント
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政府(行政・政治)の情報化
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財政問題→小さくて効率的な政府の必要性
官僚主義→民意の反映が問題
国家レベルでも、地方政府レベルでも同様
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住基ネットと住民カードによる管理作業の効率化
パブリックコメント
議事録、白書
 自治体、住民インタビュー
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Amazon.co.jp
ザナドゥとハッカー文化
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ヒッピー文化:超国家的コミュニティの形成の理念
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60’S 権利を求める市民運動の世界的盛り上がり
自由・平等・共有・協力・個性尊重・新科学・自然主義など
反権威、反権力、反強制、反個人主義、反拝金主義、反個
人所有、反環境破壊、反管理、反軍事警察、サブカル
インターネットの草分けとなった動き
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テッド・ネルソンのザナドゥ計画(1960)
webの先駆となるアイデア・システムの試作
ネチズン
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インターネットネット市民(シチズン)のこと
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インターネットベースで自分の生を考える
インターネット上で積極的に活動する
インターネット上の問題を共有して参画する
実社会(ネット外の社会をこう呼ぼう)への関わりを否定はし
ない。
ネット社会をベースに実社会への政治参加を果たす構想も
ある。
ネチズン論
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ネチズン、ネット民主主義の可能性の研究
公文俊平『ネティズンの時代』(NTT出版, 1996年)
amazon.co.jpより
デイリーミー
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日刊自分のため新聞」
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ネチズン論への批判
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マイナビニュース コラム(河内孝):メディアの革命
http://news.mynavi.jp/column/media/035/index.html
ネットでは、むしろ個人化、過激化が進み、民主主義は機能
しなくなるかもしれない。
キャス サンスティーン 『民主主義2.0』(邦訳:『インター
ネットは民主主義の敵か』毎日新聞社 、2003年
ロンドン東部で8日、炎を上げて燃える車のそばに立つ警察官ら=ロイター
ロンドン東部で8日、炎を上げて燃える車のそ
ばに立つ警察官ら=ロイター(2011)
http://www.asahi.com/international/update/
0809/TKY201108090131.html
http://blog.goo.ne.jp/jrc2010/e/cdc0eab65fac03e
c76ac986a43dade48
ロンドン暴動
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ロンドン暴動 2011年8月
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不満を持った若者中心
ネットの駆使
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ASCII.JP 監視カメラ映像と顔認識技術による自動犯人捜しシステム構築も
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ロンドン暴動で激変したFacebook/Twitter/スマホ事情(2011年08月
29日) 鈴木淳也 http://ascii.jp/elem/000/000/630/630162/
8月上旬に英国ロンドン郊外で発生した暴動は瞬く間にロンドン中や周辺の大
都市へと拡大し、収束するまでの1週間に放火や強盗、通行人への暴行など、
英国が抱える治安への不安や諸問題を世界的に知らしめる結果となった。
しかし今回興味深いのは、暴動の拡大する中でITの果たした役割だ。暴動参
加者らは「Facebook」や「Twitter」といった最新のソーシャルネットワークツー
ルを使って互いに連絡を取り合い、ターゲットを次々と変更しながら神出鬼没
の状態で騒動を一気に拡大させた。
暴動が拡大した当初は、こうした手法に警察の対応が後手にまわることが多く、
結果として沈静化に失敗することとなった。ここで問題となったのはこれらソー
シャルネットワークは情報の拡散が速く実態が掴みにくいこと、さらに暴動参加
者らの多くはBlackBerryを連絡手段に使っていたため、このデバイスの暗号
通信機能によって、キャリア側による傍受といった監視行動が難しかったことが
挙げられる。
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Mark this date on your
calendar as the movement to
free the planet from global
elitism spreads. The people
of the planet have allowed
themselves to be used as
pawns in the centralization of
power and wealth. But the
tide is changing. (Steve
Beckow)
OCTOBER 15TH � UNITED
FOR #GLOBALCHANGE
http://15october.net/
共同通信社
http://www.kyodo.co.jp/artic
les/2011-10-16_28857/
東京新聞社
反格差デモ、7割近く主張に同意
米大調査
2011年10月19日 11時45分
反格差デモ
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ニューヨーク他、反格差デモ 2011年10月~
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「1%の富裕層ではなく99%のための民主主義を」――
「世界変革のための連帯」
15日、リスボンのポルトガル
議会前に集まり、演説を聞く
人々(AP)
【反格差デモ】地球を一周 親より貧しい世代の反乱
Sankei.biz(2011.10.16)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111016/mcb1110161951003n2.htm
【ロンドン=木村正人】米国からアジア、欧州と世界を一周した反格差社会デ
モはインターネットの威力とともに「親より貧しい世代」の不満がくすぶっている
ことを浮き彫りにした。大きな家や高級車は届かぬ夢となり、授業料の値上げ
や就職難という現実が目の前に立ちはだかる。未来に希望を抱けなくなった若
者世代が景気低迷や債務危機をきっかけに構造的矛盾に気づかされ、世界
中の街頭で反乱を起こした格好だ。
世代間の経済格差に気づかされた若者が自分たちの声を政治に反映させよう
にも人口構成上、有権者の中では少数派にとどまり、街頭を占拠して声を上げ
るしか道がない。インターネットを通じた「Occupy(オキュパイ=占拠せよの
意)」という呼びかけに欧州やアジアの若者が一斉に反応したのは、構造的な
矛盾へのいらだちを共有しているからに他ならない。
international Business times
http://jp.ibtimes.com/articles/2324
1/20111024/514742.htm
アラブの春 リビア内戦
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2011年にアラブ諸国で起きた民主化運動
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チュニジア、エジプト、リビア、他
facebookの利用、影響が指摘されている
世界各国への波及?
マネー辞典 m-words
http://m-words.jp/w/E382A2E383A9E38396E381AEE698A5.html
「アラブの春」2010年から2011年にかけて北アフリカおよび西アジアのアラブ諸国
で広がった一連の反政府運動やデモ運動のこと。チュニジア、エジプト、リビアの3
国では、それぞれ独裁ともいわれる長期政権が崩壊して革命に至った。最大の特
徴はフェイスブックやツイッターなどのソーシャルネットワークサービスが利用されて
運動の輪が広がったことである。最初にデモが起きた国はチュニジアであり、果物
や野菜の販売を無許可で行ったことで警官から暴行を受け、賄賂を要求された青
年が焼身自殺をした事件がきっかけとなった。事件の背景には高い失業率とその原
因となったベン・アリーによる長期政権の腐敗があり、青年の自殺はインターネットの
動画サイト等を通じて多くの人の共感と同情を呼び、フェイスブックを駆使してデモ
が組織されるに至った。チュニジアでのデモ、暴動は拡大を続け、ついには2011年
1月にベン・アリーがサウジアラビアに亡命して、23年に渡る政権に終止符が打たれ
た。これをジャスミン革命と呼ぶ。
WEB2.0
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ユーザ参加型のwebシステム
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従来の情報:管理者・サービス提供者→市民・ユーザ
市民・ユーザが発信することで成り立つwebシステム
Amazon.comの「レビュー」や「お勧め」など、ユーザの発信
する情報を取り込んだ、webサービスシステムなど

ティム・オライリー(2005年ごろから)
梅田望夫『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる 』
ちくま新書、2006
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どちらかと言えば商用システム

内容(「BOOK」データ
ベースより)
ネットを通じたコラボレー
ションとコミュニティによっ
て、持続可能な経済=シェ
アリング・エコノミーが始
まった。“所有する”から
“利用する”へ。ソーシャル
ネットワークが可能にした、
Facebook時代の新しい
経済
Amazon.co.jp
個人ブログより
http://www.web-ecology.com/2008/09/post_90.html
環境社会学授業資料(大塚)東京大学より
http://www.yc.tcu.ac.jp/~otsuka/es/es3.html
共有地の悲劇・フリーライド・協力
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コミュニティを形成するのか、破壊するのか
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税と社会保障一体改革とは?
ポピュリズムの問題
ネットの広がり、手軽さといい加減さ、無責任さ
WEB上のコミュニティ
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パソコン通信
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日本最大のSNS
マイミク仲間をつくる
twitter
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2ちゃんねらー
日本のネット文化の変遷 助け合い
独特のコミュニケーション文化 「リア充」
mixi
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元祖インターネットコミュニティ
ネットアイディンティティの形成
2ちゃんねる
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プラットフォーム
不思議なつながりを生むソーシャルメディア
震災情報、デマ
facebook
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実名サービスの挑戦
アラブの春、反格差デモ、市民活動
災害救助、復興、防災
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ソーシャルメディアの力/従来型のメディア(産業メディア)
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誰でも参加できる市民の力、政治活動以外の分野でも実社会へ応
用
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立場を越えたヨコのつながり
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誰しもが発信、協力関係
場所の制約を超えたつながり
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原発情報の共有→政府、マスメディアの相対化
災害状況の共有→ローカル情報、迅速情報
支援情報の共有とネットワーク化→協力
遠隔地とのネットミーティング
リアルタイム、ピンポイント情報
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ネットワークや検索システム利用による迅速性や必要情報
考えてみよう
コミュニティは情報化でどう変化したのか
 情報技術、情報化は、コミュニティ形成、まちづくり、地
域活動、地域の政治・経済などの問題にどう役立ちうる
か。
 web、ネットワーク上のコミュニティの可能性は?
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おしまい 臨時ボラ募集
【緊急!】 被災地支援を手伝ってくれる臨時ボラ募集
 データベース整理ヘルプ
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本日このあと2時間ぐらい
J2729にて
写真データベースのデータ整理
データ抽出作業
チェック作業
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