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FD ドライブ 取り扱いの手引き - 三菱電機インフォメーションネットワーク

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FD ドライブ 取り扱いの手引き - 三菱電機インフォメーションネットワーク
大切に保管してください
AL-MI-BU21
FD ドライブ
取り扱いの手引き
まえがき
このたびは、本製品をお買い求め頂きまして、誠にありがとうございます。
本製品をご使用になる前に、必ずこの取り扱いの手引きをお読みください。
本製品は、3.5型フロッピーディスクを利用するための FD ドライブです。
・ 3.5型2HDおよび2DDのフロッピーディスクがご利用いただけます。
・ 起動ディスクでの FD ブートが可能です。
(本製品をサポートするパソコン本体のBIOSで対応)
・ 本製品は、パソコン本体のUSB(ユニバーサルシリアルバス)インター
フェースより電源を供給(バスパワー)するためACアダプタが不要です。
・ 本製品は、本書12ページ「主な仕様」の「動作環境」に記載の三菱パーソ
ナルコンピュータ apricot シリーズでご使用できます。
2003年12月以降で、上記以外のパソコンでご使用になる場合は、パソコ
ン本体に添付されている説明書で接続可否をご確認の上、ご使用ください。
添付品を確認してください
項番
1
名 称
数量
FD ドライブ
1
-1-
備 考
型番 A L - M I - B U 2 1
安全にお使いいただくために
本製品を安全に正しくお使いいただき、お客さまへの危害や財産への損害を
未然に防止するために、次の絵表示を使用しております。
記載内容を守っていただけない場合、どの程度の影響があるかを表しています。
人が死亡または重傷を負う可能性が想定される
ことを示しています。
人が傷害を負う可能性が想定されること、及び
物的損害の発生が想定される内容を示します。
障害や事故の発生を防止するための禁止事項は、次のマークで表しています。
一般行為
その行為を禁止します。
火気禁止
外部の火気によって製品が
発火する可能性を示します。
接触禁止
特定場所に触れることで
障害が起こる可能性を示
します。
分解禁止
分解することで感電などの
障害が起こる可能性を示し
ます。
水ぬれ禁止
水がかかる場所で使用し
たり、水にぬらすなどし
て使用すると漏電による
感電や発火の可能性を示
します。
ぬれ手禁止
ぬれた手で扱うと感電する
可能性を示します。
障害や事故の発生を防止するための指示事項は、次のマークで表しています。
使用者に対して指示に基づく行為を強制するものです。
-2-
本製品の本体接続時の注意
●雷が鳴り出したら、本製品や本製品に接続されている
機器に触れたりしないでください。また機器の接続や
取り外しを行わないでください。
落雷による感電のおそれがあります。
●本製品を改造、分解しないでください。
感電、発煙、発火の原因になります。
●本製品を次のような場所で使用・保管しないでください。
・風呂場などの湿気の多い場所
・調理台や加湿器のそばなど水、湿気、湯気、塵、
油煙などの多い場所
感電や火災の原因になります。
●本製品の内部に次のような異物を入れないでください。
金属物、水などの液体、燃えやすい物質、薬品など
回路がショートして火災の原因になります。
●FD ドライブのイジェクトボタンは指の腹の部分で押して
ください。
爪の先でイジェクトボタンを押すと、爪と指先の間に
イジェクトボタンが入ってけがの原因になります。
●ぬれた手で触らないでください。
本製品がパソコンや周辺機器に取り付けられているときに
ぬれた手で本製品やパソコンや周辺機器を触ると、感電の
原因になります。
-3-
本製品の取り扱い上の注意
取り扱い上の注意
●夏期の閉め切った自動車や長時間直射日光の当たるところ、暖房器具などの
近くで使用したり、放置しないでください。
変形、変色または故障の原因となることがあります。
●落としたり、強い衝撃や振動を与えないでください。
本製品が破損したり、故障の原因となることがあります。
●結露した状態で使用しないでください。
寒い場所から暖かい場所へ急に持ち込むと、水滴が付着(結露)し、誤動作、
故障の原因となることがあります。
●USB プラグの端子に触れないでください。
本製品及びパソコンや周辺機器の故障の原因になることがあります。
●本製品の上に重いものを置かないでください。
変形、故障の原因となることがあります。
●お手入れにはシンナー、ベンジンなどの揮発性有機溶剤や化学雑巾は、
使用しないでください。
本製品の外装を傷めたり、故障の原因となることがあります。お手入れには、
乾いたきれいな布で拭いてください。
●ケーブルを抜くときは、必ず本製品の USB プラグを持って抜いてください。
ケーブルを引っ張ると、ケーブル破損の原因となります。
●持ち運びをする前に、本製品をパソコンから取り外してください。
本製品が破損したり、故障の原因となることがあります。
このマニュアルでは、その他に次のような意味の記号も利用して説明しています。
してはいけないことや注意していただきたいことを
説明しています。場合によっては、本製品が故障する
原因となることがあります。
-4-
おことわり
(1)本書の内容の一部または全部を無断で転記することは禁止されています。
(2)本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3)本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や
誤り、記載もれなどお気づきのことがありましたら、ご購入元、またはお問い
合わせ窓口へご連絡ください。
(4)当社では、本機の運用を理由とする損失、逸失利益等の請求につきましては、
(3)項に関わらずいかなる責任も負いかねますので、予めご了承ください。
(5)本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器
など、人命に関わる設備や機器、および高度な信頼性を必要とする設備や
機器などへの組み込みや、制御等の使用は意図されておりません。
これら、設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、人身事故、
財産損害などが生じても、当社はいかなる責任も負いかねます。
輸出に関する際の注意事項
本製品は日本国内仕様であり、外国の規格等には準拠しておりません。
本製品を日本国外で使用された場合、当社は一切責任を負いかねます。
また、当社は本製品に関して海外での保守サービスおよび技術サポート
等は行っておりません。
商標、登録商標について
Microsoft、MS、Windows および Windows のロゴは、
米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標
または登録商標です。
このマニュアルに記載されている会社名、商品名は各社の商標または
登録商標です。
電波障害自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に
基づくクラスB情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを
目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して
使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。マニュアルに従って、
正しい取り扱いをしてください。
-5-
各部の名称とはたらき
FD ドライブの各部の名称とはたらきについて説明します。
←USB プラグ
アクセスランプ
イジェクトボタン
・USB プラグ
パソコン本体の USB コネクタに接続します。
FD ドライブへの電源も供給します。
・イジェクトボタン
フロッピーディスクを取り出すボタンです。
フロッピーディスクが挿入されると、ボタンが少し前に出ます。
・アクセスランプ
FD ドライブへのアクセス状況を示します。
フロッピーディスクを取り出す場合は、FD ドライブのアクセスランプが消えている
ことを確認してから取り出してください。
アクセスランプの点灯中は、データのリード/ライトが行われています。
点灯中にフロッピーディスクを取り出すと、データが失われることがあります。
また、アクセスランプの点灯中は、USB プラグをパソコン本体の USB コネクタから
抜かないでください。
・上図は実物とは若干異なる場合があります。
-6-
FD ドライブを接続する
本製品を USB コネクタに接続します。
初めてお使いになる場合は、パソコンの電源が入った状態で接続します。
1. パソコンの電源を入れ、Windows の起動が完了していることを確認します。
2. パソコン本体の USB コネクタを確認します。
USB コネクタの位置はパソコンに付属のマニュアルを確認してください。
または
← USB コネクタには、このマークが表示されています。
3. 本製品の USB プラグをパソコン本体の USB コネクタに接続します。
USB コネクタ
または、
奥までしっかり差し込みます。
←USB プラグ
ドライバのインストールは必要ありません。そのままご利用になれます。
・USB コネクタの位置はお客様のパソコンにより異なる場合が
あります。パソコンに付属のマニュアルで USB コネクタを確認
してください。
・本製品がパソコンに認識されるためには数秒∼10 秒程度必要です。
認識されるまでに USB プラグを引き抜いたり、瞬間的な抜き差しを
くり返したりしないでください。
・本製品は 1 台のパソコンに 2 台以上接続して使用することは
できません。
-7-
正常に接続できたか確認する
FD ドライブが正常に接続できたかを確認します。
1.「スタート」−「マイコンピュータ」をクリックします。
2.「マイコンピュータ」の中に「3.5インチ FD」が表示されていることで
正常に接続できていることが確認できます。
FD ドライブを取り外す
FD ドライブを接続すると画面右下の通知領域(タスクトレイ)に
表示されます。
または
が
1.FD ドライブの取り外しは
または
をクリックします。
2.「×××(デバイス名)を安全に取り外します」というウィンドウで、
取り外すデバイスをクリックします。
3.「安全に取り外すことができます」というメッセージが表示されたら
FD ドライブを取り外してください。
正しい手順で取り外さないと、パソコンが正常に動作しなくなることがあります。
FD ドライブを使う前に
FD ドライブを使う前に次の注意事項をお読みください。
◆FD ドライブの使用上の注意事項
・本製品は MS-DOS モードおよび Windows の Safe mode では使用できません。
・フロッピーディスクにシステムが入っていないか、本機では扱えないフロッピー
ディスクを本製品にセットしたままパソコンの電源を入れるとピーッと音がする、
画面に何かメッセージが表示されるまたは何も表示されないといった状態に
なることがあります。フロッピーディスクから起動したい場合は、本機で使用できる
システムの入ったフロッピーディスクをセットし直して、何かキーを押すか再起動
してください。ハードディスクから起動したい場合は、フロッピーディスクを取り出し
て電源を入れ直し、再起動してください。
-8-
◆フロッピーディスクを取り扱うときの注意事項
フロッピーディスクが壊れると、大切なデータやソフトウェアが使えなくなります。
次の点に注意して大切に取り扱ってください。
フロッピーディスクを取り出す場合は、FDドライブのアクセスランプが
消えていることを確認してから取り出してください。アクセスランプの点灯
中は、データのリード/ライトが行われています。点灯中にフロッピー
ディスクを取り出すと、データが失われることがあります。
また、アクセスランプの点灯中は、USB プラグをパソコン本体の USB
コネクタから抜かないでください。
・FD ドライブには、ゆっくり静かに奥まで挿入してください。
・ラベルは正しい位置に貼ってください。
・使用後はフロッピーディスクケースなどの収納箱へ入れて保管してください。
・フロッピーディスクの上にものをのせないでください。
・直射日光の当たる場所や暖房器具の近くなど、温度が高くなる場所に置かないで
ください。
・飲食、喫煙しながらの使用は避けてください。
・シンナーやベンジン等の揮発性溶剤類、飲み物などはフロッピーディスクにこぼさ
ないでください。
・フロッピーディスクに磁石などを近づけないでください。
・クリップなどではさんだり、投げたり、落としたりしないでください。
・ゴミやホコリの多い場所での使用、保管は避けてください。
・汚れたフロッピーディスクの使用は避けてください。
・鉛筆やシャープペンでの記入や消しゴムの使用は避けてください。
・シャッターは開けないでください。
◆フロッピーディスクの内容保護
フロッピーディスクは保存したデータを誤って消してしまわないようにするために、
ライトプロテクト(書込み禁止)ができるようになっています。ライトプロテクトされて
いるフロッピーディスクは、データの読み出しはできますが、フォーマット(初期化)や
データの書き込みはできません。重要なデータの入っているフロッピーディスクは
ライトプロテクトしておく習慣をつけましょう。ライトプロテクトノッチを、穴の開く方に
スライドさせると、書き込み禁止になります。
四角い部分(ライトプロテクトノッチ)を
上下にずらすことができる
穴があいた状態
(書き込み禁止)
-9-
書き込み可能
使用できるフロッピーディスク
フロッピーディスクには2DD,2HDの2種類があります。
本製品で読み書きまたはフォーマットできるフロッピーディスクは次のとおりです。
フロッピーディスクの種類
容量
読み書き ※1
フォーマット
640KB
―
―
720KB
○
―
1.2MB
―
―
1.44MB
○
○
3.5型2DD
3.5型2HD
○:使用可
−:使用不可
※1 MS-DOS または Windows でフォーマットされたものが利用できます。
・
「ディスクのコピー」で使用するフロッピーディスクは、コピー元の
フロッピーディスクと同じ容量でフォーマットされたフロッピーディ
スクを使用してください。
・
市販のフロッピーディスクには、フォーマット済みのものと、
フォーマットされていないものがあります。
フォーマットされていないフロッピーディスクを購入した場合は、
使用する前にフォーマットを行う必要があります。
・
フロッピーディスクをフォーマットすると、フロッピーディスクに
・
1.2MBでフォーマットされたフロッピーディスクを1.44MBで
保存されているデータは全て消去されます。
フォーマットし直すことはできません。
- 10 -
困ったときの対処法
本製品を使っていて「おかしいな、故障かな?」と思ったときに、チェックしていただき
たいポイントをQ&A形式で説明しています。
この対処法にあてはまる項目がないような症状が起きたり、対策を
行っても症状が消えない場合は、お問い合わせ窓口にご相談
ください。その際は、使用している機器の名称、故障時の詳しい状況、
現在の状況をお知らせください。
Q 「3.5インチFD」として認識されない。
A FD ドライブの USB プラグが正しく接続されておりません。
FD ドライブの USB プラグをいったん抜き取り、再度接続し直してください。
Q フォーマットされていないフロッピーディスクをマイコンピュータなどで選択すると
フロッピーディスクアクセスランプが点灯し続けたり、フォーマットしようとすると
フォーマット開始まで時間がかかる。
A フロッピーディスクの種類を判別するのに時間がかかっています。
しばらくお待ちいただければ、処理が開始されます。
Q 「デバイスの準備ができていません」と表示される。
A ・フロッピーディスクが入っていません。
・フロッピーディスクを正しくセットしてください。
・フロッピーディスクの内容が壊れています。
・他のフロッピーディスクをセットして内容が表示されている場合は、
・元のフロッピーディスクの内容が壊れていると考えられます。
・この場合、内容の復旧は困難です。
Q 「ディスクはフォーマットされていません」と表示される。
A 本製品では読み込めないフォーマットのフロッピーディスクか、フォーマットされて
いません。フロッピーディスクに必要なファイルが入っていなければ、フォーマット
してから使用してください。
- 11 -
主な仕様
本製品の主な仕様は次の通りです。
■ インターフェース
■ 動作環境
■ 消費電流
■ 温湿度条件
USB(ユニバーサルシリアルバス)
バスパワード・ハイパワーUSB機器
本製品をサポートしているパソコン本体でのみ使用可能です。
詳しくはパソコン本体の仕様を確認してください。
2003年12 月現在でサポートしている主なパソコン
AL10FBH
パソコン本体のUSBコネクタから、最大500mA
5∼35℃、20∼80%(ただし結露しないこと)※
※18∼28℃、45∼75%での使用を奨励します。
©MITSUBISHI ELECTRIC INFORMATION TECHNOLOGY CORPORATION 2003
三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社の許可なく複製、改変などを行うことは
できません。
NB493134-101
2003 年 12 月
初版
- 12 -
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