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72 一宮市立豊島図書館 愛知県図書館 瀬戸市立図書館 稲沢市立中央

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72 一宮市立豊島図書館 愛知県図書館 瀬戸市立図書館 稲沢市立中央
高学年(4年~6年)
●バドの扉がひらくとき
●クリストファー ・ポール ・カ
ーティス/作
前沢明枝/訳
●徳間書店
●虫めずる姫の冒険
●芝田勝茂/作
小松良佳/絵
●あかね書房
十さいの黒人少年バドは、父親のこと
を何も知らされないまま、六さいのとき
に母親をなくしました。いじわるな里親
にがまんができずに逃げ出しますが、行
くところもなく、だれかもわからない父
親をさがそうと決意します。母親が大事
にして いた ジャ ズバン ドのチラ シを手
がかりに町を出たバドは……。
なんて悲しい話だろうと思うでしょ
うが、バドはそんな境遇を少しも感じさ
せないほど明るく元気。彼を助けてくれ
る大人たちもすてきです。
京都がまだ平安京とよばれたころのお
話です。葵祭りの行列を、突然おそったハ
チの大群。それを救ったのは、なんと、か
わりもののお姫さま。大納言のむすめで、
本当なら十二単衣(ひとえ)を着ているは
ずなのに、 虫が大好き なので「虫めずる
京の都であばれようとするばけも
姫」。なぞの金色の虫を追ってぼう険の旅
へ!
の虫を、止めることができるのか。平安時
代の心優しく、ちょっとオテンバな女の子
のスペクタクル平安ファンタジーです。
●地下室からのふしぎな旅
●柏葉幸子/作
いややねん
杉田比呂美/絵
●講談社
●わたし
●吉村敬子/作
松下香住/絵
●偕成社
アカネはぼんやりしていると言わ
れる。今日も気がついたらおつかいを
頼まれていた。お父さんのいちばん下
の妹チィおばさんのところへ。少し変
わっているチィおばさんが住んでい
るお店は「ちゅうとはんぱ屋」。お手
伝いさせられていると悲鳴が。地下室
に黒いマントを着た男がいる!なぜ
かびしょぬれで。アカネとチィおばさ
んはその男に抱えられ地下室の壁に
向かって突っ込んで行く。向こう側に
ある不思議な世界へと。
一行の言葉と一台の車いす。わたし
こく服しなければいけ
たちはがんばらなければならないん
だろうか?
わたしが
強ならなあかんねん
ないんだろうか? 「そやけど なん
で
やろーか」「 障害は 不便で あって 不幸
ではない」って、だれか言ってたっけ。
すべての人が、なんでもなく、普通に、
快適なくらしができるようになって
ほしい。あたりまえに、ありのままに。
72
稲沢市立中央図書館
瀬戸市立図書館
愛知県図書館
一宮市立豊島図書館
高学年(4年~6年)
●アンジュール
―ある犬の物語―
●ガブリエル・バンサン
●B L 出 版
●トムは真夜中の庭で
●フィリパ・ピアス/作
高杉一郎/訳
スーザン・アインツィヒ/絵
●岩波書店
ペットを飼っている人も、このごろ多
いね。君の家の犬はどんな名前? 大切
にしていますか?
この本の名「アンジュール」は犬の名
前。アンジュールは、ある日、車の窓か
尾張旭市立図書館
豊明市立図書館
ら投げすてられてしまう。そこから犬の
長いさすらいが始まる。車を求めて走
り、あきらめ歩き、たたずみほえ、やが
てほっと心があたたまる。文字が一つも
ないこの絵本は、素晴しいデッサンの絵
の力もあり、かえって読む者の想像力を
かきたて、心にひびいてきます。
トムは、弟がはしかにかかりおじさん
の家にあずけられます。その家の階下に
は、家主のバーソロミュー夫人が大事に
している大時計がありました。ある真夜
中、大時計が十三の時を打ちます。ホー
ルに下りて 行った トムが裏口を開ける
と、裏庭が美しい庭園に変わっていまし
た。そこでトムは、古めかしい服を着た
少女ハティと出会います。作品の中で時
間をうまくつかい、最後には思いがけな
い結末が見事に描かれています。
●耳の聞こえない子が
ミーガンは耳の聞こえない元気な女
日当陽子/訳
●マーリー・マトリン/
ら仲良くな りベストフレンド にな って
も内気な女の子。二人は、手話をしなが
の子で、引っ越してきたシンディはとて
作
いく。お互いの短所を補いながら、時に
わたります
矢島眞澄/絵
はケンカもし、成長していく姿が描かれ
ち が う んだ よ 」 と 言 い ます 。 か お るは 杉 田
で す が 、 杉 田君 は 「 そ の 本は 、 ぼ く の とは
お 父さ ん に 同じ 本 を 買 ってき て も ら った の
が、弟のたけしが落書きをしてしまいます。
た 一 冊の 本 を 貸 して も ら い ました 。とこ ろ
か お るは 、 杉田 君 が と て も 大 切 に し て い
る作品となっています。
の助け も必要だということを伝えてい
が一人で生きているわけではなく、周囲
とで本当の友達関係を築いている。誰も
ている。長所だけではなく短所も知るこ
●フレーベル館
●かおるのたから
もの
●征矢清/作
大社玲子/絵
●あかね書房
君 の 悲 し さ が 分 か り ま せ んで し た 。 杉 田 君
にとっての 宝物は、お 金では 決して 買え る
ものではな か ったので す 。か お るは 、 自分
の 宝物 に つ いて 考え ま す 。お金で は 決して
買えな いも のの大切さ と思いや り の心 につ
いて考えさせてくれる本です。
73
春日井市図書館
小牧市立図書館
高学年(4年~6年)
日進市立図書館
清須市民センター
●だれも知らない小さな国
(新版)
●佐藤さとる/作
小学校三年生の時でした。モチノ
木 を 探 し に い っ た ぼ く は 、こ ん も り
とした 小山や 杉林 に囲 まれた 三 角形
の 平 地 を 見 つけ ま し た 。 そ れ は 、 ぼ
くの大切な秘密の場所となりまし
た 。あ る夏 の 日、 ぼ く は とう とう 見
た。小川を流れていく赤い運動ぐつ
の中で 、 小 指ほどしか ない小さな 人
たちが 、ぼ くに向 かってかわ いい 手
を 振 っ て い るの を 。 そ れ が コ ロ ボ ッ
クルとの初めての出会いでした。
主人公、二葉は、少年野球チームに所属
するただ一人の元気な女の子。パパは元プ
ロ野球選手で、今は保育士を目指す専業主
夫 。 マ マは バリ バリ の キャリ アウ ー マン
で、今は単身ふ任中。姉の晶子はボーイフ
●ぼくのお姉さん
●丘修三/作
かみやしん/絵
●偕成社
●ち いさ な曲 芸 師バ
ーナビー
ぼ くの お姉 ちゃ んは 、 十 七さ い。 ダウ ン
しょうという障が い者だ。友だちはお姉ち
ゃ んのこ とでぼくをか らかう。あ る日、作
文の宿題で兄弟のことを書くことになっ
た。ちっとも進まなかった。でも、その日、
お姉ちゃんが働いている作業所の給料日
で、ぼくたちにごちそうしてくれるという。
そのこ とが き っかけで 、ぼくの中 のお姉ち
ゃ ん に対す る 気 持ち が 変わ って い った 。こ
の 本 を 読 ん で 、 障 が い 者や そ の 家 族 の 気 持
ちを理解することができます。
バーナビーという少年が、旅から旅へと
曲芸をして歩くお話です。少年には、父も
ー/作
ていたお父さんも死んでしまったために、
の時に亡くなり、一緒に曲芸をしてまわっ
母もいません。お母さんは、彼が赤ちゃん
末盛千枝子/訳
独りで曲芸をして旅しているのです。雨が
●バーバラ・クーニ
●すえもりブックス
降ってきたある日、一人の修道士に助けら
れて修道院で暮らすことになります。何の
ために生きているのか 分からなくなって
いたバーナビーは、ある日自分のやること
を見つけます。そして奇跡が起こります。
素敵なさし絵と共に楽しみましょう。
74
村上勉/絵
●講談社
●ハンサム・ガール
●佐藤多佳子/作
伊藤重夫/絵
●理論社
レ ン ド に 夢 中 と い う 少 し 変わ った 家族 と
暮らしています。そんな家族に問題発生!
二葉は、母が言った「ハンサム・ガール、
女にしても男にしても通用する、男でも女
でも素敵な、み力のある人間になって!」
という言葉を思い出し成長していきます。
清須市春日公民館図書室
北名古屋市東図書館
高学年(4年~6年)
東郷町立図書館
長久手町中央図書館
●しらんぷり
クラスメイトがいじめにあってい
る。でもぼくは知らんぷり。口に出し
たら、今度は、こっちがやばいからだ。
知らんぷりを続けるぼくたち……。
テーマはいじめ問題ですが、いじめ
っ子でもなく、いじめられっ子でもな
く、知らんぷりをする少年が主人公の
本です。いじめをする子は悪いけど、
それを知らんぷりする子も悪い。知ら
んぷりをする主人公の揺れる心を描
いた本です。
ク ロ ー デ ィ アは 毎日 の 生 活 が 嫌
にな り、ある日、家出をす るこ と
に 。 弟 を道 連 れ に して 向 か っ た 場
所は 美 術館。物 語 はここ か ら 、 あ
● ピ ータ ー★パン イ
ン スカーレット
●ジ ェ ラルデ ィ ン ・
マコックラン/作
こだまともこ/訳
●小学館
●ブンダバーとモモ
●くぼしまりお/作
佐竹美保/絵
●ポプラ社
第一次世界大戦のつめあとがまだ色
こく残る一九二○年代。ロンドンのあち
こちで、夢にうなされる「もと男の子」
たちがいました。目が覚めるたびに、海
ぞくが使う短けんや、弓やシルクハット
がベッドの中にあらわれます。人魚の夢
を見た次の日は、魚のにおいが一日じゅ
うただよう始末。今は医者や判事になっ
た「大人」だけれど、「もと男の子」た
ちは、ネヴァーランドを目指していきま
す。そしておそれていたとおりかれらが
見たネヴァーランドは、かつてとはすっ
かり姿を変えていました。そしてピータ
ー・パンも……。
見た目だけは普通の黒ネコのブンダ
バー。実は 人間の言葉が話せるんです
(ネコ語もイヌ語も話せます。)そんな
ブンダバーの活やくする「ブンダバー全
十巻」に続く新シリーズ。女優を目指す
モモはブンダバーが大好き。大の仲良し
ブンダバーとモモだけど、なんとモモに
好きな男の子ができちゃった。どうする
ブンダバー。おたがいを大事に思う気持
ちがていねいに描かれています。だれか
を好きになりたくなる本です。
75
●梅田俊作・佳子/作・絵
●ポプラ社
●クローディアの秘密
●E・L・カニグズバーグ/作
松永ふみ子/訳
●岩波書店
の 有 名 な 芸術 家 ミ ケラ ン ジ ェ ロ の
秘 密にせまります 。かん視員の 目
を く ぐ りぬけ 、こ っそり と 展 示 品
の 中 で 過 ごす 日 々 は スリ ル 満 点 。
ニ ュ ー ヨー ク の メ ト ロ ポ リ タ ン 美
術館をぶ台にした物語です。
豊山町社会教育センター
図書室
犬山市立図書館
高学年(4年~6年)
江南市立図書館
岩倉市図書館
●オズの魔法使い
●L・F・バウム/作
ウィリアム・W・デンスロ
アメ
知恵や勇気、優しい心って、私たち
の体のどこにあるのだろう?
リカ人によって書かれた初の本格的
ファンタジー『オズの魔法使い』は、
お話の中でそんな問いを投げかけて
きます。カンザスに住む少女ドロシ
ー、その飼い犬トト、脳みそを欲しが
るカカシに、心臓を欲しがるブリキの
きこり、そして、勇気が欲しいおく病
なライオン。彼らの冒険の中にその答
えがあるのかもしれません。
朝 子 の 父 は 、 染 色 を 志 し 、 母 は カ ウ ン セラ
ー に な る 夢を 持 ち ま す 。 両 親 に は そ れ ぞ れ 夢
が あ り ま す 。 で も 両 親は 自 分 た ち そ れ ぞ れ の
夢をかなえるため には、 いっしょに暮らすこ
●本多明
●幸子の庭
ために、九州からひいおばあちゃんが、人
造った大きな庭があります。その庭を見る
小学六年生。家には、ひいおじいちゃんの
幸子は学 校に行けなくな ってし まった
●小峰書店
生最後の旅をしてや って来るこ と になり
ました。あと四日しかないのに、庭は今、
荒れ放題でまるでおばけ屋しき……。本物
の庭師の手で生まれ 変わ って いく 庭に合
わせるように、生き生きと元気になってい
く幸子。さわやかな風が心を吹き抜けるよ
うな、すがすがしい気持ちになる本です。
少女ソフィーは、大切にしていた植物の
図かんがば らばらにな ってしまい途方に
くれてしまいます。街の人から本を直して
くれるルリ ユールおじ さんのこ とを教え
てもらい、その店にたどり着くことができ
ました。おじさんの手により、図かんが世
界で 一つだ け の美し い 本として よ み返っ
たのです。フランスのパリの路地裏をぶ台
に精密でとう明感のある美しい絵は、大人
でもじゅうぶんに楽しむことができます。
本を大切にする気持ち と人への優しさに
あふれた絵本です。
76
ウ/画 渡辺茂男/訳
● 福音館書店
●12歳に乾杯!
●吉田道子/作
佐竹美保/絵
●国土社
と が で き な い と … 。 友 達 も 夢 を 持って 生き て
い ま す 。 病 気 で 二 年 遅れ の 友 人 の 島 君 は 木 の
実 の 美 術 館 を 開 く 夢 が あ り 、 両 親が り こ ん を
して 母と妹と三 人暮らしのゆうすけは それを
●ルリユールおじさん
●いせひでこ/作・絵
現
実とは ?
●理論社
支 え た い と い い ま す 。い っ た い 夢と は ?
れる少女の心をえがいた物語です。
朝 子 の 心 は … 。 夢 と 現実 の 中 で ゆ
大口町立図書館
扶桑町図書館
高学年(4年~6年)
●アラスカたんけん記
●星野道夫 /文・写真
● 福音館書店
●さわってごらん、
ぼくの顔
●藤井輝明
●汐文社
※絶版
十九才のころ、ぼくは見知らぬ北の
国、アラスカにあこがれていました。あ
る一枚の写 真 を見て興味をもった ので
す。それはシシュマレフというアラスカ
弥富市立図書館
七宝町公民館読書室
北西部の村の写真でした。どうしたらこ
の村に行けるのでしょう。いろいろ考え
たすえ、ぼくはシシュマレフ村の村長さ
んに手紙をかくことにしました……。
アラ スカのき びし い自然 とその中で
生き る動物 たち のすが た にふれ るこ と
のできる一冊です。
顔に大き なふ くらんだアザ のある藤
井輝明さんの伝記です。藤井さんはアザ
のために小学生のころ、「バケモノ!」
といじめられました。大人になってから
も、外を歩くとじろじろみられる藤井さ
んは、あることを心がけるようになりま
した。それは笑顔でお辞ぎをすること。
「人間は、知らないものに出会うと戸ま
どう。だからこそ、病気や障がいについ
て、きちんと伝えることが大切」と藤井
さんは言います。この本はあなたに何を
伝えてくれるのでしょうか?
●ひろしまのピカ
●丸木俊/文・絵
●小峰書店
●元気じるしの夏
物語
●竹内もと代/作
古味正康/絵
●文研出版
子どもたち へ遺言としてえが いた、原ばく
の 悲 さ ん と い か り の 物 語 で す 。 七さ い の み い
ち ゃ ん は 、 朝 食 中 、 一し ゅ ん の 間 に 原 爆 に あ
い ま す 。 重 い は り の 下か ら は い 出て 、 母 さ ん
は 傷 つ いたお 父さ んを背 負 い 、 みいちゃ んの
手 を 引 い て 火 の 海 を 逃れ ま す 。 ネコ も 魚 も ツ
バ メ も 人 も流れ て いき ます 。 傷 の いえ た 父 さ
んが血をはいて亡くなります。みいちゃんは、
いつまでも七歳のまま。原爆では、外国の人々
も 死 ん で い ま す 。 実 話を も と に 、作 者 の 原 爆
体験を織り合わせた力作です。
島で 暮 らす あず さ 、 葉 子、 比 呂の 仲 良し 三
人は 、 お じ いち ゃ ん や お ば あ ち ゃ んが う ま い
と い う 貝 を と る た め 、 大 人 た ち に 秘 密で 遊 泳
区 域 の 外 に 泳 ぎ に 行 く 計 画 を 立 て ます 。 し か
し 、 弟 に ば れ て し ま い 、 い っ し ょ に 行く羽 目
になりました。下見に行き、泳ぎの特訓をし、
過 ぎ て 行 く 夏 休 み 。 そ んな 中 、 台 風 の 晩 に 事
件が起き ます 。親友 同 士で秘 密 を 分け 合う、
と い うこ と に心 弾 ま す 一 方で 、 い つ も と 違 う
海 に 不 安 を 感じ る 少 女 た ち の 姿 を みず みず し
くえ が い て います 。 友 情が いっ ぱ い つまった
お話です。ぜひ、読んでみてください。
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津島市立図書館
愛西市中央図書館
高学年(4年~6年)
美和町図書館
●のにっき―野日記―
目をそらさず見つめてほしいものがあ
ります。十一月十三日から五月十九日まで
のある野原での出来事です。野ざらしのい
たちのしがいが主人公です。一つの命が終
わり、それがまたいくつもの命のかてにな
り、受け継がれ、自然はくり返されていき
ます。細かくたん念に書き込まれた絵や小
さなふきだ しの虫たち のセリ フを 読んで
いくと、その周囲でも様々な「生と死」の
「三つの願い?
芸術家になりたいし、
ダンサーにもなりたい。それからうんと
●三つの願い―パレス
チナとイスラエルの
長生きしたい。」中東の地で起こってい
る 永 久 に 終わ ら な い か の よ う に 感じ る
子どもたち―
●デボラ・エリス/著
パレスチナふん争。そんなふん争下で暮
つ つ か ら で し ょ う か 。 は し を 使 う 国は 日
日 本で は し を 使 う よ う に な っ た の は い
集です。
ど も た ち の 本 音 に 迫 った イ ン タ ビ ュー
いるのか。年齢も境ぐうもさまざまな子
るのか、子どもたちは何を感じて生きて
生 活 に ど んな え いき ょう を あ た えて い
たち。そのふん争、戦争が子どもたちの
ら す パ レ ス チ ナ と イ スラ エ ル の 子 ど も
もりうちすみこ/訳
●さ・え・ら書房
●箸の絵本(つくって
あそぼう30)
は し って 毎 日 使 って い る とて も 便 利 な
本以外にもあるのでしょうか。
土橋とし子/絵
ものだけれど、知らないことがいっぱい。
●兵左衛門/編
●農山漁村文化協会
そんな身近な道具であるはしの歴史や文
化について、たくさんの絵や写真でわか
りやすく説明されています。はしやはし
ぶくろの作り方も紹介されているので、
自分の手の大きさにピッタリ合ったマイ
はし作りにチャレンジしてみよう。
78
ドラマが起こっていることがわかります。
命と自然の神秘が伝わる一冊です。
明 治 二十 三年 紀 伊半 島沖 で そう な ん し
たトルコの使節船乗船者の救出と、昭和六
十年イラ ン 上空の戦争 空域化直前 のイラ
ン在住日本人の、トルコ航空機による救出
という二つの救出事件。この二つの救出事
件は、九十五年という時空を超えてつなが
っていたという真実のドラマ。命をかけて
救ってくれた命、その恩はけっして忘れな
いということ。人の温かさ、けっしてあき
らめない強さ、かけがえのない友情は国境
をも越えてゆきます。
大治町立公民館図書室
蟹江町図書館
●近藤薫美子
● アリス館
相澤るつ子/絵
●木暮正夫/文
コ友情のドラマ―
●救出―日本・トル
● アリス館
甚目寺町中央
公民館図書室
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